編み物とかお裁縫で創作するよキュムキュム

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101創る名無しに見る名無し
よっしゃここ倉庫にさせてもらいます。あれこれの板から10スレくらい見比べた結果ですぅ。
落ちた小説さ。
間違って開けた人、ごめんね。もっといいスレを探してスルーしてください。。。。。

まず前振りから。
102創る名無しに見る名無し:2010/10/09(土) 19:14:34 ID:nOnSW/ju
むかーし昔のことでした。

まだ2ちゃんねるに嵐厨も天才も山のようにいて、ミクシも電車男もなかったころのこと。
ブログもツイッターもなかったころのこと。
ホームページを作るのに専用ソフトが不可欠で、お金と知識がえらいかかったころのこと。
ウィンドウズ98が新しかったころのこと。
ガングロギャルがまだ生息していて伝説になる前のこと。
携帯がティーンに売れ始めたけど、大人にはぜいたく品で、パソなんてオタクと天才の使うものだったころ。
エンタの神様なんてまだなかったころのこと。

インターネットに『社会の少数派』っつう人たちが少しずつ入ってきました。
少数派になる原因が、まだ全然知られていなくて、話す場所が無い種族。
同じ仲間が存在することすら知らなかった種族。
そうゆう人たちは、インターネットって未知の世界なので、時々うっかり本名を書いちゃったり、ものほんのメルアドをさらしちゃったり失敗しながら、BBSやチャットで繋がっていきました。
すっごい才能があって、ネットにはまって開拓していっちゃう人たちは、メールだけでは収まらずメッセンジャーとかフォーラムとかテレビチャットとかなんかすごいものを攻略していきました。

そうやって、今まで生息場所で孤立していた原因のある人たちが、ネットで集まり始め、存在を確かめあいました。
仲良くなって意気投合しあって離れられなくなっていきました。
103創る名無しに見る名無し:2010/10/09(土) 19:45:43 ID:nOnSW/ju
しかしティーンとは違う意味で本能丸出しではまってしまうため、いい大人が集まってよく議論を白熱させてしまいました。
それは後々に『炎上』と呼ばれていました。
それは集まった面々の健康も精神力もくじくことがあり、生活を浸食していきました。

ギブアップした人たちが、とある場所を見つけました。
それはひじょーに危なくて、頭のアレな人たちが集まっていて、
なにも書かなくても見るだけで住所名前を詮索するかもしれない悪い人もいるかもしれなくて、
こっちのパソコンにウイルスとかも送られちゃうかもしれなくて、
なんかトラウマになりそうなことをされるかもしれなくて、
見ているなんて口が裂けても身近な人に言えない、
正常でいたい人は立ち入り禁止区域と噂されていた掲示板でした。
それが2ちゃんねるっていうとこでした。

とりあえずインターネットは全体的に進化して無料BBS、そしてブログやチャットが流行ってきました。
ナカーマはBBSやチャットを開いたり、ブログを書いてコメントをつのりだしました。
ナカーマのいる掲示板だと角が立つから、競うように全員が本音をゆわなくなりました。
むかしはケンカになっても仲裁する人がいて、頭をムリに落ちつけて話し合って、仲直りできました。
だからその延長で、じぶんのマイBBSで話し合って溜飲を下げようと善意で努力する人もいました。
でも、すごい時間がかかるので、仲直りできない人が増えていきました。
いくら炎上させて話し合っても話が通じない人も入ってきました。
そのうち炎上だい好きな変態も入ってきました。
104創る名無しに見る名無し:2010/10/09(土) 19:56:49 ID:nOnSW/ju
メールやレスをくれないと友情を感じなくなる病気が発生。
感染しまくり、何百人ものただのロムが加害者に認定さる、理解不能で、不愉快の極みな感じの事態になりました。
ハンネを書く掲示板でナカーマと慣れ合ってから、2ちゃんねるでケンカしてすっきり、っていう二重生活みたいにする人が増えていきました。
ミクシとの三重生活するつわものもいました。
そのくらいみんな寂しかったんです。

同時にオフ会も大量に増えましたが、オフとインターネットの二足のわらじにも何百人もが疲れていきました。
山、海岸、離島、生活困窮、病気組がオフに気軽に参加できないことを、都会のナカーマはもうきつくてフォローできませんでした。
オフにはオフオンリーのナカーマ、インターネットにはインターネットオンリーのナカーマが分離してしまいました。

暗黙の了解でだれも口にしなかったのに、それを推理した人と、確証をつかんでばらしちゃった人がいて明らかになりました。
105創る名無しに見る名無し:2010/10/09(土) 20:05:56 ID:nOnSW/ju
この一族を管理していたお姫様がおりました。

わたくしはもう典型的な一族コミュニティのジャンキーになっていたころ、お姫様に『ジャンキー辛いよ』って慰められようとして、メールして、全然まるっきり違う内容を書いていました。
角が立つからです。
はっきり書かないことが礼義であり、カッコいいことだったからです。
汲み取って察してほしかったからです。
ジャンキーをやめないまま、努力でナカーマAllとなかよくする方法はきっとあると思っていました。

わたくしはおヴァカなので、いっとき逝きかけてヤヴァくなりました。

じぶんが一族から抜けた後、お姫様は王子様と出会い、めっちゃシアワセでいました。
王子様の名は『宗教』とゆうんですが。

そしてわたくしは年をくいました。
2ちゃんねるのジャングルで、年くった神経に鞭うってゲリラ潜伏ゴッコしています。
あ〜見苦しいw
ひもじいw

それまでの歴史を、そのまま描写したらばれるし角が立つし大変なことになります。
だから一族のインターネット世界をそのままメルヘンの森に例えて完結編を書き残していたらさあ大変。
楽しくなっちまいました。

落ちたスレから拾い出し、放置スレを使ってコピペと続編を落としていました。
夏の終わりにスレごと消されました。
しかし消えたころにはもう、続々編下書きが出来ていたんですよね。

そこで勝手にコピペさせていただきます。
間違って来た人、お目汚しすみませんね。まず、完結編から。
106創る名無しに見る名無し:2010/10/09(土) 20:16:34 ID:nOnSW/ju
休憩!