取り敢えず立てた。テンプレは後ほど
超乙!
取り敢えず投下
「ふぃぃぃっ・・・・くそぉぉぉぉぉっ!!ゼエゼエ・・・・」
8-Hエリア、湖の東側の岸辺で、一人の男がぬれ鼠のような格好で
息を切らしていた。
仕方もあるまい、彼はついさっきまで隣の湖で溺れていたのだから。
彼の名前はカン=ユー。
アストラギウス銀河の中にある、惑星メルキアの小国、
クメン王国の傭兵部隊「アッセンブルEX−10」の大尉だ。
指揮官としては無能の極みだが、“ボトムズ乗り”としては
そこそこの腕前であり、またゴキブリの如き生命力と驚異の悪運の
持ち主でもあった。
事実今こうしてこの岸辺まで辿り着けたのも、
湖の中央で突如起こった津波に押し流されたからだ。
その津波は、参加者の一人、刹那=F=セイエイ(本名・ソラン・イブラヒム)が、
支給品であったゴッドガンダムを召喚した際に発生したものなのだが・・・
それはさておき、カン=ユーは今回もしぶとく生き延びたのだった。
野比玉子をカオスロワみたいにも何回も殺していいかな?
「キリィコォっ!!奴がこの殺し合いに参加しとるのかっ!!」
取り敢えずずぶ濡れの服を木に掛けて乾かし、
いつの間にか背負っていたデイパックから、食糧(サバ缶)と名簿と地図を
取り出した。デイパックが防水仕様でよかったねっ(笑)。
サバ缶の中身を頬張りながら、名簿に眼を通していたカン=ユーは、
名簿に列記された大量の名前の中にその名前を見つけるや否や、
口の中のサバと唾をあちこちに飛ばしながらそう叫んだ。
キリコ=キュービィ。
忘れるはずがない。
人の事を散々コケにしてくれたくそ生意気な若造。
挙句の果てにはこちらの戦果を横取りした男だ。(カン=ユーの勘違いだが)
「ククク・・・・・・・ちょうどいい。奴め、たっぷりと可愛がってやる」
カン=ユーはいかにもといった感じの意地の悪い笑みを浮かべる。
彼の頭の中では、いかにしてキリコをいたぶってやろうかという考えが、
次々と浮かんでいた。
ちなみに、この男は真性のサディストだ。
クメンで傭兵として反政府ゲリラと戦っている最中で、
彼はAT部隊の指揮をとる傍ら、ゲリラ容疑の百姓や(時には村ごと)、
スパイ容疑の部下を嬉々としてあらゆる方法で拷問にかけてきた男だ。
しかもこの男は極度の粘着質だ。
敵に回すとここまで嫌らしい男もそうはいまい。
「ククク・・・しかも・・・俺はツイている」
そう言って、傍らに鎮座する身長4メートルの鋼鉄の巨人を見やった。
ATH-06-WP“ダイビングビートル”。
クメンの傭兵の間で愛用されていた機体で、ATしては珍しく
機密性が高い機体であり、エアータンクが満タンならば2時間の
潜水が可能だ。
ATという兵器は総じて乗り手の生命を考慮しない“鉄の棺桶”だが、
その中では比較的乗りやすい機体ではあった。
服を乾かしたら、コイツでC-3にある武器屋とやらに向かおう。
そこで装備を充実させたら。
「片っぱしから皆殺しだ」
ただしキリコはそう簡単には殺さない。
自分を散々コケにしてくれた礼をたっぷりと返さねばならない。
カン=ユーはサディスティクにまたもや笑った。
ちなみに、実はATの“血液”であるポリマーリンゲル液が劣化しきっており、
良い支給品だと思っていたダイビングビートルが
唯の鉄の置物だったことにカン=ユーが気づくのは一時間後の事である。
【H-8 湖の東の岸 / 黎明 一日目 】
【カン=ユー@装甲騎兵ボトムズ】
【服装】:シャツとトランクス (※軍服は干してます)
【状態】:びしょ濡れ(※もうほとんど乾きました)
【装備】:ダイビングビートル(使用不能)、他は不明
【持ち物】:サバ缶(食べました)、他は不明
【思考】
基本方針:皆殺し
1:くそったれぇぇぇぇぇぇ
2:キリコはなぶり殺しにする
11 :
名簿1:2008/10/07(火) 23:30:17 ID:xAdiLYkM
1/2【アーケードキャラバトルロワイアル】
○ルガール・バーンシュタイン/●橘右京
3/3【あたし彼女】
○アキ/○カヨ/○トモ
1/1【あの作品のキャラがルイズに召喚されました】
○ハクオロ
1/1【アニマル横町】
○イヨ
1/2【アルプスの少女ハイジ 】
●クララ/○ハイジ
1/1【伊賀の影丸】
○阿魔野邪鬼
1/1【オー!マイキー】
○マイキー
1/1【おそるべしっ!!!音無可憐さん】
○音無可憐
1/1【おねがいマイメロディシリーズ】
○マイメロディ
5/6【オリジナルキャラ・バトルロワイアル 】
○ロアルド・アムンゼン(その3)/○ファシル(本名 鈴木次郎)/●ヴェーヌ/○鈴木万吉
/○鈴木一郎/○狭霧嘉麻屋
1/2【kskアニメキャラバトルロワイアル】
○kskロワ住民/●渚カヲル
2/2【仮面ライダー 誕生1971】
○本郷猛/○フランツ=フェルディナント
1/1【餓狼伝】
○丹波文七
3/3【餓狼伝説】
○アルフレッド/○アンディ・ボガード/○テリー・ボガード
1/1【寄生獣】
○田村令子
1/1【機動戦士ガンダムSEED】
○キラ・ヤマト
1/2【機動戦士ガンダムSEED DESTINY】
○リュウタロス(シン・アスカ)/●マユ・アスカ
1/2【機動戦士ガンダム00】
●グラハム・エーカー/○刹那・F・セイエイ
1/1【機動武道伝Gガンダム】
○東方不敗
1/1【銀河鉄道の夜】
○カムパネルラ
2/2【くそみそテクニック】
○阿部高和/○道下正樹
1/1【源氏物語】
○六条御息所
4/5【コードギアス】
○枢木スザク/○ジェレミア・ゴットバルト/○ビスマルク・ヴァルトシュタイン
/○ユーフェミア・リ・ブリタニア/●ナナリー
2/4【七並べ】
●堀部高史(ジョーカー) /○スペードの2/○ハートのクイーン/●スペードのクイーン
1/1【シャイニング娘。】
○吉業ひとみ
3/3【シャーマンキング 】
○リゼルグ・ダイゼル/○道蓮/○ハオ
1/2【ジャンプ】
○ジャンプ(擬人化)/●海賊マーク
1/2【真女神転生if...】
●ケットシー/○赤根沢玲子(レイコ)
12 :
名簿2:2008/10/07(火) 23:30:53 ID:xAdiLYkM
1/1【スクライド】
○カズヤ(元カズマ)
1/1【スペランカー】
○スペランカー
2/2【装甲騎兵ボトムズ】
○キリコ=キュービィ/○カン=ユー
1/1【打撃天使ルリ(ドラマ)】
○片桐唯
2/2【竹取物語】
○かぐや姫/○帝
2/2【鳥獣戯画】
○かえる/○うさぎ
1/1【テトリス(ゲーム)】
○L字ブロック
6/7【テラカオスバトルロワイアル】
○サザエさん/○零崎人識/○哀川潤/○◆6/WWxs9O1s氏/○ジャイアンの母/○高嶺響/●野比玉子
1/1【天国に一番近い男(ドラマ)】
○天童世死見
1/1【トゥルー・コーリング】
○ジャック・ハーパー
1/1【賭博覇王伝 零】
○カイジ(宇海零)
2/3【ドラゴンクエスト6】
〇ああああ/〇命名神マリナン/●命名神マリナンに仕える神官
2/2【ドラゴンボール】
○ヤムチャ/○セル
2/4【ニコニコ動画バトルロワイアル】
○ドラえもん/○レッドベジーモン/●涼宮ハルヒ/●泉こなた
2/2【バジリスク〜甲賀忍法帳〜】
○地虫十兵衛/○室賀豹馬
2/2【バッカーノ!(ラノベ)】
○チェスワフ・メイエル/○クレア・スタンフィールド
1/1【ハムスターの研究レポート】
○チビすけ
3/5【パロロワクロスネタ投下スレ】
○ランキング作成人/○◆6/WWxs9O1s氏/○柊かがみ(変態仮面)/●高良みゆき/●柊かがみ
4/4【ひぐらしのなく頃に】
○北条沙都子/○前原圭一/○竜宮レナ/○古手梨花
1/1【ファイナルファンタジー2】
○ミンウ
2/2【FFDQロワ】
○トーマス/○ルーファウス
1/2【フランダースの犬】
○パトラッシュ/●ネロ
1/1【フルハウス】
○ジェシー・コクラン
1/1【満月をさがして】
○神山満月
1/1【平家物語】
○源義経
1/1【ペットントン】
○ペットントン
1/1【北斗の拳】
○ハン
2/2【ボンバーマンジェッターズ】
○MAX/○ゼロ
1/1【舞-乙HiME】
○マシロ
1/1【マイティハート】
○アリオト
13 :
名簿3:2008/10/07(火) 23:31:27 ID:xAdiLYkM
1/2【魔法少女沙枝シリーズ】
●西島翔子/○楠沙枝
1/1【魔法先生ネギま!(実写)】
○ネギ・スプリングフィールド
2/2【魔法先生ネギま!(漫画)】
○椎名桜子 /○雪広あやか
1/1【マルチジャンルバトルロワイアル】
○恋
1/1【まんが日本昔話】
○竜
2/2【有閑倶楽部】
○黄桜可憐/○剣菱悠理
1/1【ライアーゲーム(漫画)】
○秋山深一
1/1【ビブリボン】
○ビブリ
1/1【マリオペイント】
○ハエ叩きの手
1/1【余の名はズシオ!】
○ズシオ
1/1【らき☆すた】
○黒井ななこ
1/1【ラサール石井のチャイルズクエスト】
○曲がると転ぶ男
1/1【ラブコンプレックス】
○竜崎ゴウ
0/2【あずきちゃん】
●野山あずさ/●小笠原勇之助
0/1【快感フレーズ】
●雪村愛音
0/1【究極!!変態仮面】
●変態仮面
0/1【ゲーム・俺の人生〜無職編〜】
●俺
0/1【ゲームロワイアル】
●狭間偉出夫
0/1【こげぱん】
●こげぱん様
0/1【斬】
●金蔵銭太郎
0/1【シスタープリンセス】
●可憐
0/1【シャドウゲイト】
●しんのゆうしゃ
0/1【涼宮ハヒルの憂鬱】
●涼宮ハヒル
0/2【涼宮ハルヒの憂鬱】
●谷口/●キョン
0/1【ゼロの使い魔】
●ルイズ
0/1【大番長】
●ムー大帝
0/1【退魔塔神ハチクマTOK】
●西域無敵
0/1【多ジャンルバトルロワイアル】
●緋村剣心
0/1【ドラゴンボールAF】
●孫悟空
14 :
名簿4:2008/10/07(火) 23:31:58 ID:xAdiLYkM
0/1【パラッパラッパー】
●ムースリーニ先生
0/1【ひだまりスケッチ】
●沙英
0/1【Faith/stay knight】
●間宮五郎
0/1【ママレードボーイ】
●秋月茗子
0/1【マリオテニス】
●マリオ
0/1【羅生門】
●下人
123/150 (生還1名を含む)
>>1乙&投下乙〜
ところで現状最強なのって誰だ?
ここほど強さ議論に意味がないロワも珍しいw
各自2,3回戦終わればそれなりに見えてくるんじゃない?
投下乙です。
>>16 個人的には二人の最強か、六条御息所な気がする。
>>16 本郷さんと羅将ハンもなかなかだと思うがどうかな。
あと地味にハクオロが強い。
バジリスクの某忍者は基本スペックは低いけど夜間ならある意味無敵。
結構トリッキーなキャラが多い様な気がする。
ところで名簿見返したんだけど、東方不敗死んでるよね
ついでに●数えたら43個あったから死者数が44人になるはず
脱出したキョンと合わせて105/150だと思う
何気に、歩いていると何かに焼き殺されるような場所を平然と歩くカムパネルラ@LV75も
でも場所が場所だけに即死耐性が全くなさそうなんだがw
約1/3が死亡w早すぎだろwww
元が多いからしょうがない。
まあ、スタートラッシュが終わった以上、
死者の増加はゆっくりになるとは思うけど。
質問なんだけど、wikiに収録するとき、投下順にリンク貼るのはわかるんだけど、
時系列順ってどうしたらいいんだ?
黎明の作品以外は投下順と一緒だと思えばおk?
それでいいと思う。
>>25 わかった。ありがとう。
やっとリンクの貼り方わかったんで後でもう少し頑張ってみる。
そういや、wikiのトップページの文はどうするんだ?
個人的には携帯からだとトップページにメニューへ行けるリンクが無いととてつもなく面倒なことになるから貼ってほしいなー……なんて
おお、Wikiに早くも全話収録されてるみたい……編集人さん超乙ですー。
恋って書き手、なんだよな? 書き手ロワみたいなノリで書いていいんだろうか。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/08(水) 12:07:31 ID:t6MicD3V
と言うか何気にキョン初生還だな。
wiki見てて気づいたんだけど
西島翔子@魔法少女沙枝シリーズが2回死んでるんだけど……
1回目→「自重しない人々(◆59ZrHjfi0s 氏)」で、こなたがデスノートで殺害
2回目→「俺には声が無い、それでも俺は叫ぶ(◆/O9sjV9JyQ 氏)」でチビすけ&◆6/WWxs9O1s氏が殺害
1回目は「その頃どこか遠くでは、胸を苦しそうに押さえながら息絶えた者がいくつか居たという。」という分の後で死亡表記が出た。
だけどその死因がデスノートとは限らないからそれまでに死んでいたらいいんじゃないか。
翔子が「胸を苦しそうに押さえながら」息絶えたと断言されてるわけではないから矛盾は出ないかな
>>32-33 レスありがとう。
よく見たら、時系列は投下順の逆でチビすけ&◆6/WWxs9O1s氏に殺されるほうが先だったんで
どうとでも説明つきそうだった。
お騒がせしました。
投下します
「おい、ちょっとお前、聞こえてるのか!?」
高度ゆうに数百メートルはありそうな上空を、一匹の巨大な竜が泳ぐように長い体をくねらせて飛翔していた。
その頭の上で、一人の青年が必死に竜の角を掴みながら何事かを叫んでいる。
(ちなみに竜は耳が無い代わりに角で音を聞くのである)。
「だから、みゆきが落ちたって行ってるだろ!! 早く戻って探さないと……
いや、探しても多分もう手遅れだと思うけど、こう、人として!!」
6/は竜をなんとか止めようとその角にしがみつく。
先ほど、竜の頭の上に立って「うぃききききききききききききききき!!」などと笑っていた高良みゆきが
突然苦しそうに胸を押さえるとバランスを崩し、そのまま遥か眼下の地面に向かって落下していったのだ。
この高さから落ちて死なずに済むわけはないし、もし助かっていてもあまりこれ以上関わりたくは無かったが、
ジェシー・コクランから助けて貰ったという恩義がある。
そのため一刻も早くみゆきを落とした地点に戻ろうと竜に言っているのだが、竜はそしらぬ顔で全く返事をしない。
「ったく、早く戻らねえとどんどん遠ざかっちまうじゃねえか!!」
なにしろ竜はジェット機なみのスピードで飛行しているのである。
眼下に見える建物は目にも止まらぬ速さで視界から逃げ去り、このままではあっという間にロワ会場を一周してしまう勢いだ。
「そうはいいましても、お兄さん、無理なもんは無理アルよ」
ようやく竜が口を開いた。
「ワタシ、ずっと飛び続けないと生きていけないアルね。飛ぶのやめると息が出来なくなって死んじゃうアルよ」
「はあ? 何それ、回遊魚!?」
「せやから地面に降りるなんてムリアルね。大体あの女いても大して役に立ちそうに無いアルね。
いてもいなくても同じアルよ」
「言いすぎだろ!!」
「それにぶっちゃけ、あの女やたら重かったアルね。胸とか尻とかに余分な肉がついてるせいで重量オーバーアルよ」
「いなくなってから急に言いたい放題だな、お前」
6/は頭を掻きながらため息をつくと
「じゃあ地面スレスレまで降りてくれ。飛びながらでいい。出来るだけスピードを落としてくれ。
俺とかがみはタイミングを見て飛び降りる」
「うまくいく保障ないアルよ」
「かまわん。どっちみちこのままここにいても何も出来ないからな」
6/の言葉を聞くと、竜は頷いて高度を下げ始めた。
「ハア、ハア、ハア、犬、犬、犬、犬ううううううううううううううううう!!」
月が暗い地面の上に仄かな影を落とす真夜中。
一人の男が、道の上で両手を大きく広げると咆哮していた。
目は血と雌を求める野獣のようにギラつき、口からは粘性の高い液体を垂れ零している。
今はただ彼が身にまとう防寒具だけが、この者がかつては名を馳せた偉大なる冒険家であることを物語っていた。
「なんたることか……この私が犬を逃すとは……」
ペットショップにいた犬どもを全員食べたとはいえ、そんなものでは彼の飢えた本能は満たされなかった。
何しろ今の今まで「殺し合い」というものに巻き込まれ、犬を食べるどころではなかったのだ。
そしてそこから脱出できたと思ったらまたもや殺し合いだ。彼は再び深く絶望した。
そんな彼の前に現れたのが沢山のかわいい子犬たちだったのだ。
さらにその子犬たちを食べつくした後で彼の前にのこのこと姿を見せたのが、おいしそうな二匹の犬を引き連れた変な髪形の主婦だったのだ。
男、ロアルド・アムンゼンは当然目の色を変えて主婦を追ったのだが、途中で見失ってしまった。
「クソ……こんな失態をレディに知られたら笑われてしまいますね」
アムンゼンは腹部を押さえてうずくまる。
彼の敗因は二つ。犬を沢山食べた直後で、いつもほどは早く走れなかったこと。
そしてもう一つは、鬼ごっこの相手が俊足を誇る主婦であったという一点だ。
「さて、どうしますかね……」
犬を追いきれなかったのは残念だが、逃したものについていつまでも考えていても仕方が無い。
それに犬ならすでに沢山食べた。
目の前から犬がいなくなったことによって、アムンゼンはようやくいつもの冷静な思考を取り戻したのだ。
「レディとジェントルマンはどうしているでしょうか?」
ここに連れてこられる前に参加していた殺し合いの中で、彼は二人の仲間と出会った。
坂木檀と勇者スポポロス。どちらもまだ幼く危なっかしいが、彼にとって愛すべき友だ。
もし彼らまでこっち側の殺し合いに巻き込まれていたら、と思うといても立ってもいられなかった。
「そうだ、今回も名簿が配られているかもしれませんね」
そうつぶやくと、重たい腹を押さえながらバッグを開こうとして……
突如、空に黒くて大きな影が現れた。驚いて上を見たアムンゼンは、空から降ってきた大量の布の中に埋もれた。
月が暗い地面の上に仄かな影を落とす真夜中。
地面の上に、うず高き下着の山が聳え立っていた。
その中から一組の男女が這い出るようにして出てくる。
「つーか、本当にどんだけ下着持ってきてんだよ……」
「いいでしょ別に!! そのお陰で助かったんだから文句言わないで!!」
二人の頭上では竜がぐるぐると円を描きながら飛んでいた。飛び続けていないと死ぬからだ。
かがみの持っていた大量の下着をクッション代わりにすることで、飛び続ける竜からなんとか無傷で飛び降りることが出来たのだ。
そして二人の前には、今までかがみが竜の上から落としてきていた下着が一直線に地面の上に並んでいた。
「ヘンゼルとグレーテルみたいね」
「メルヘンさがかけらも無いけどな」
とにかくも、この下着の道をたどっていけばみゆきが落ちた場所に戻れるはずだ。
6/がそう考えて歩き出そうとしたとき、
「ちょっと6/、下着の中にも一人いるわよ!!」
「なにい!?」
かがみに呼ばれて戻ってみると、確かにそこには顔に青と白のストライプ模様のパンツを貼り付けて窒息寸前になっている男がいた。
あわてて男の顔からパンツを剥がそうとして手を触れると、そのあまりの冷たさに思わず声が出た。
この男の体温は恐ろしく低く、それゆえに顔面にパンツが張り付いているのだ。
その時ふと、最初に下着売り場で確認した名簿の中にこの特徴に合致する人物の名前があったことを思いだす。
「まさか……」
かがみと6/、二人がかりで下着を引き剥がすと、その下からは線の細い白人男の顔が現れた。
(やっぱり、ロアルド・アムンゼン(その3)か)
二人ともパロロワクロススレにいた頃オリキャラロワを読んでいたので、彼のことも知っていたのだ。
「ふう、お陰で助かりました。ありがとうございます」
アムンゼンは大きく深呼吸をしながら言った。
「ところで、あなたたちは一体―――」
その時、アムンゼンの目があるものを捕らえた。そして、それを凝視したまま硬直した。
「へ?」
その視線の先にいたかがみは怪訝そうに首をかしげる。しかしアムンゼンの目に映っていたのはかがみではない。
そして、かがみの履いているパンツに犬のアップリケがついていたわけでもない。
ただ問題だったのは、そのパンツが犬の毛で出来ていたことだ。
「匂う……匂うぞお……犬の匂いが……犬ううううううううううううううううう!!」
アムンゼンは咆哮してかがみに飛び掛っていった。
「え、ちょ、い、いやああああああああああ!! 助けてえええええええええええええ!!」
もちろん6/は助けなかった。
三人の頭の上では竜がぐるぐると円を描いて飛んでいた。
【C-5 平原/一日目 黎明】
【◆6/WWxs9O1s氏@パロロワクロスネタ投下スレ】
【服装】ごく普通の洋服
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
1:アムンゼンと情報交換する
2:下着をたどってみゆきを探す
3:どこかで武器と食料を調達したい
4:かがみうぜえ
【柊かがみ(変態仮面)@パロロワクロスネタ投下スレ】
【服装】全裸
【状態】健康
【装備】大量の下着
【道具】支給品一式、不明支給品3
【思考】
1:下着をたどってみゆきを探す
2:こなたがいるなら合流したい
3:6/とはぐれないようにしつつも脱出方法を探る
【竜@まんが日本昔話】
【服装】全裸
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品1
【思考】
1:空中で待機
2:かがみうざい
※飛び続けないと死にます
【ロアルド・アムンゼン(その3)@オリロワ】
【服装】冒険家
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品×1〜3
【思考】基本:犬限定マーダー
1:犬毛パンツを食う
2:6/かがみと情報交換する
3:仲間を集め、生きて脱出する
※能力:犬を捕まえる時身体能力倍化、冷気無効、体温氷点下
※高良みゆきの死体はD-3〜D-5のどこかに落ちています
投下乙。
飛び続けないと死ぬってw竜www
あと変態ばかりの野郎自重しろw
投下乙!
大量の下着にこんな使い道があったとは……そして、竜wなんて非情なw
「ジェレミア・ゴットバルト、貴様の負けだ!」
「何だと?」
「見よ、我が股間の紳士を!これぞエクスカリバー。皇帝陛下より名付けられた聖剣なり!!」
そう言ってビスマルクはジェレミアに襲いかかった。
「うわあああああああ、アッー!アッー!アッー!アッー!アッー!アッー!」
──────────────────────────────────────
都合により、番組を放送することができません。
──────────────────────────────────────
【エリアD-4/深夜】
【名前】ジェレミア・ゴットバルト@コードギアス
【服装】スクール水着
【状態】アッー!+ロリコン+真性
【装備】ライトセーバー
【持ち物】支給品一式
【思考】アッー!
【名前】ビスマルク・ヴァルトシュタイン@コードギアス
【服装】全裸
【状態】ロリコン+両刀使い+ずる剥け
【装備】スザクと戦っていた時に持っていた豪華な剣
【持ち物】支給品一式
【思考】
1アーニャは俺の嫁
2これぞ、エクスカリバー!
投下終了。題名は帝国最強の騎士でお願いします。
むしゃくしゃしてやった。今は反省している。
「まさか両刀使いだったとは……orz」
ジェレミアはお尻の穴を押さえながら蹲り、震えていた。
「……だが、ロリコン度では男をも喰う奴になど負けん!」
そう言いながら再び決着をつけようとビスマルクの方を見ると、
彼は上から降ってきたピンク髪の女に頭と頭をぶつけて死んでいた。
【位置:D-4/黎明】
【名前:ジェレミア・ゴットバルト@コードギアス】
【服装:スクール水着】
【所持:ライトセーバー】
【方針:真性ロリコン】
【備考:呆然、尻の穴から出血】
【ビスマルク・ヴァルトシュタイン@コードギアス 死亡確認】
※高良みゆきの死体はD-4に落ちました。
投下終了
ランキング作成人、黒井、沙枝、義経、投下します。
勝負は、一瞬でついた。
何の反応も出来ないまま俺は袈裟に斬りつけられ、血を吹き出しながら倒れていた。
当然の結果だ。相手は今もなお語り継がれる戦の天才、こっちは平和な世の中でぬくぬく生きてきた一般人。
ガチで戦えばどうなるかなんて、火を見るより明らかだ。
まあ、しょうがないか。所詮俺は出オチみたいなもんだ。
出オチは出オチらしく、さっさと退場しよう。
……なんて思えるかよボケェェェェェ!!
このまま死んだら、黒井先生とあの女の子はどうなる!
さっき思ったばっかりだろうが! 誰も死なせたくないって!
俺はどうなってもいい! あの二人だけは守ってみせる!
アニロワに出ていた、あいつの名台詞が脳をよぎる。
「意地があんだろ、男の子には!」
目の前には、斬られた時に落としたカードが散らばっている。
一番近くにあるカードは……よし、あれなら彼女たちを守れる。
動け、俺の腕! もうちょい……もうちょい……届いた!
あとは声さえ出せれば……発動宣言さえ出来れば!
「魔法……カード……光の……護封剣……!」
よし……任務……完了……。
◇ ◇ ◇
あいつが斬り殺されるのを、うちらはただ見ていることしか出来へんかった。
あいつを斬ったあと、自称源義経の侍はこっちに向かってきおった。
「無抵抗のおなごを斬るのは気がすすまぬが、これも源氏のため。覚悟!」
義経が、刀を振り上げる。
情けない話やけど、もうあかんと思った。
武器もない死にかけの女が、刀持った男相手にどないせいっちゅうねん!
隣では、沙枝っちゅう名前らしい女の子がガタガタ震えとった。
うちはどうなってもかまわんけど、せめてこの子は助けてやりたい。それやのに、うちに出来ることは何もない。
ええい! この世には神も仏もないんか!
その時やった。
「魔法……カード……光の……護封剣……!」
この声……。あいつ、まだ生きとったんか!
その直後、どこからともなく光の剣が現れた。そしてそれは、義経を取り囲むようにして宙にとどまった。
「何だ、これは! 体が動かぬ! ええい、妖術の類か!」
どうやら義経は、身動きが取れへんらしい。このチャンスを逃さない理由はない。
うちは沙枝ちゃんの手をつかんで走り、あいつのところに駆け寄る。
あいつの顔面は真っ青になってたけど、まだ息があった。
うちはあんたに助けられた。今度はうちがあんたを助ける番や!
「沙枝ちゃん、ごめん! こいつ運ぶの手伝ってくれや!」
「え、は、はい!」
沙枝ちゃんと二人がかりで、あいつの体を持ち上げる。ついでに、周りに落ちとったカードも拾っておいた。
よくわからんけど、このカードが魔法の種みたいやからな。
こいつの怪我の具合は気になるけど、まずはここから逃げるのが先決や。
義経の動きを封じとるあれが、いつまで保つかわからんからな。
うちらは、急いでその場から逃げ出すことにした。
せやけど、うちらの逃走劇は10分も続かへんかった。
そりゃそうや。瀕死の女が大の男一人担いでそう長いこと走れるわけがない。
うちは、無様にアスファルトの上に倒れ込んどった。結局は共倒れかいな、ハハ、情けない……。
沙枝ちゃんが必死で声をかけてくれとるけど……。あかん、うちはもう駄目やわ……。
「諦めるな、女よ」
突然、聞き覚えのない声が耳に飛び込んできた。ああ、とうとう幻聴まで聞こえるようになってしもうたか……。
そんな風に思っていたら、うちのデイパックが勝手に開き、中からそこそこでかい岩が出てきた。
「話は聞かせてもらっていたぞ」
岩に顔がついとって、しかも喋っとる……。まあ、ウサギが喋ってビーム撃ったり、義経が生きとったりする場所や。
もうこれぐらいでは驚かん。
「お前たちの自己犠牲精神、非常に気に入った。命を賭けるに値する」
はあ? 何言っとんねん、お前……。
「俺は自分の命と引き替えに、仲間の傷をいやすことが出来る。今から、お前とその男の傷をいやしてやろう」
ちょっと待て……。そら、お前が死ぬっちゅうことか! あかん、早まるな!
「気にするな。自分の命と引き替えに誰かを助けることが、我々メガザルロックの存在意義なのだ。
俺はお前たちのために死ねることを、誇りに思うぞ。メガザル!」
◇ ◇ ◇
あれ、俺、生きてる……。
斬られた傷も、完璧にふさがってる……。一体何があったんだ?
黒井先生を見ると、彼女の受けていたダメージもきれいさっぱり消えていた。
なぜか泣いている彼女に、何があったのか尋ねる。すると、彼女はこう答えた。
「人相の悪い救世主のおかげや」と。
【メガザルロック(意思持ち支給品)@カオスロワ 死亡】
【A-5 都市部/一日目 黎明】
【ランキング作成人@パロロワクロスネタ投下スレ】
【服装】クロス(十字架)が大きく描かれた服
【状態】健康、強い使命感
【装備】なし
【道具】支給品一式、DMカード(聖なるバリア・ミラーフォース、光の護封剣(24時間後まで使用不能)、他3枚)@ニコロワ
【思考】
基本:他人を死なせたくない。
1:一体何が起こったんだ!?
【黒井ななこ@らき☆すた】
【服装】いつもの教師らしい服装
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品0〜2
【思考】
1:おおきに、メガザルロック……
2:義経から逃げる。
3:沙枝を元気づける。
【楠紗枝@魔法少女沙枝】
【服装】ピンクのフリルが付いた可愛らしい魔法衣装
【状態】傷心、衣服が乱れている
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品1〜3
【思考】
基本:???
1:状況についていけてない。
※ルルーアンの罠によって衆人環視の中で辱められている最中からの参戦。
【源義経@平家物語】
【服装】鎧
【状態】健康
【装備】『贄殿遮那』@灼眼のシャナ
【道具】支給品一式、不明支給品0〜2
【思考】
基本:平家打倒するため、早く帰還する。
1:ええい、動けぬ!
2:平家を打倒するため会場の皆は全員殺す。
※壇ノ浦の合戦前夜からの参戦。
※光の護封剣の効果は、あと数分で解除されます。
投下終了です。
関西弁が果てしなく怪しいですが、大目に見てください。
>>39,42.45,49
GJ!!
みゆきの落下先がwwwww
投下します
あわや羅将ハンに殺されると思った刹那、突如としてプリキュアになってしまった満月とマシロ。
これが日曜朝八時半の番組なら異世界から来た怪生物が事の次第を説明してくれる筈だが、少なくともこの場にはココもナッツもいない。
そういう訳で、二人は状況も理解出来ないままにハンと戦うことになった。
プリキュアは最終回近くになるとドラゴンボール級の戦闘力を発揮するが、流石に初変身の二人ではそうはいかない。
実力の半分も出していないであろうハンの攻撃に対し、満月=キュアフルムーンとマシロ=キュアヴィントブルームは防戦一方だった。
(このままじゃ、いつかやられる……!)
ヴィントブルームは仮にも男なので率先してハンの攻撃の矢面に立っているが、それもあとどれ程耐えられるか分からない。
変身により金髪ロングの十六歳形態になったフルムーンの方も、殆ど涙目になりながら必死に手足を動かしている。
「よくぞここまで耐えたものよ。 だが、そろそろ終わりだ!」
言うや否や、それまでに倍する速度の拳を放つハン。 直撃をくらったヴィントブルームが大きく吹っ飛び、後ろにいたフルムーンを巻き込みながら木に激突した。
「う、ぐ…… み、満月ちゃん……」
変身が解け、昏倒した満月を庇うヴィントブルーム。 ハンはその健気な姿も意に介さず、二人に止めを刺すべく歩み寄っていく。
「面白い見世物だった。 だが、いつまでも貴様等に構っている暇は無いのでな」
拳を振りかざすハン、ぐっと目を閉じるヴィントブルーム。
「ククク……」
笑い声が聞こえたのはその瞬間だった。
ハンが拳を止めて振り向くと、そこには赤いタキシードの男が立っている。
「何者だ」
訝しげに問うハン。 だが男は誰何に答えることなく、こう言った。
「お前の名は、ゼロ……!」
「なに!?」
「ゼロだ…… それがお前に最も相応しい名前…… ククク……!」
何が可笑しいのか、タキシードの男は一人でクツクツと笑っている。
(何だこれは!? 奴に言われると本当に自分の名がゼロの様な気がしてくる!)
一方、ハン──否、ゼロは、驚愕の渦中にあった。
(ゼロだと!? なんだ、その組織を裏切ろうと画策したが実は全部露見していて利用された挙句実はクローンだったという様な名前は!?)
無論、彼はそれが自分を元ネタにしたSNKキャラの名前であるなどということを知る由も無い。
そうこうしているうちに、ヴィントブルームは満月を担いで逃げ出していた。
【D-7 /一日目 黎明】
【神山満月@満月をさがして】
[服装]普通の服
[装備]ピンキーキャッチュ@Yes! プリキュア5 Go Go!
[支給品]支給品一式
[状態]気絶中
[思考・行動]
1:?
【マシロ@舞-乙HiME】
[服装]プリキュアっぽい服
[装備]ピンキーキャッチュ@Yes! プリキュア5 Go Go!
[支給品]支給品一式
[状態]疲労、キュアヴィントブルームに変身中
[思考・行動]
1:満月を連れてマーダーから逃げる。
※れっきとした男です。
【ゼロ(ハン)@北斗の拳】
[服装]重厚な服とマント
[装備]無し
[支給品]支給品一式、ランダム支給品(確認済み)
[状態]困惑、改名される
[思考・行動]
1:ゼロって何?
【ルガール・バーンシュタイン@アーケードキャラバトルロワイアル】
[服装]赤いタキシード
[装備]無し
[支給品]支給品一式、ランダム支給品(確認済み)
[状態]健康、命名の能力を吸収
[思考・行動]
1:人の名前を変えるのが楽しくなってきた
投下終了です
投下乙です
…って、え〜〜〜!?
帰ったら書こうと思ってたロリコンコンビ片方死んでるし、『ゼロ』が増えてるし、
すっげぇカオスwww
ところで、ちょっと質問なんだけど
改名されたメンバーって、参加者に配られた名簿には改名前の名前で載ってるんだよな?
…まさか名簿、支給されてないなんてことは……
>>56 何人か名簿をチェックしてる描写があるから、支給はされてると思うよ
名前も改名前でいいと思う
了解。
…あれ? 何人か改名前の名前を思い出せない人がいるw
俺もだw
名簿も勝手に変わってるんじゃねw
投下乙です。
放送できない番組と改名の犠牲者がさらに増えてるwww
「てめぇ……人の名前を勝手に変えてんじゃねええええええええ!!!」
カズヤがマリナンに向かい拳を振るう。
だがそれを華麗にひょいひょいと避けていくマリナン。
そんな行為がこれまで何度となく行なわれてきた。
しかしカズヤは諦めずに同じ行為を続けていく。
疲労が溜まっていくだけだというのにそれを止める事も無く拳を振るい続ける。
「人の名前を勝手に変えて、何様のつもりだ、いけすかねぇんだよ!」
その拳の連打をマリナンは涼しい顔で避け続ける。
「何様も何も神様じゃ」
そう、こんなんでも神である。
カズヤの攻撃を避けることなど造作も無い事だった。
しかしカズヤはまだ必殺技を出していない。
「改名のシェルブリットオオオオォォォォォォォォォォッ!!!!!」
カズヤの異形の拳が、高速でマリナンへと向かう。
しかしやはりマリナンに当たる事はない。
その事実にカズヤも段々と怒りが溜まってくる。
そこに……
「名前が変わったくらいで、ちっちぇなぁ」
巨大な精霊、スピリットオブファイアを出しながら近づいてくる一人の男、ハオが現れた。
「ほう、その口ぶりだと主は名前が変わっても問題なさそうじゃな。
ではこれからお前の名前はゼロのハオじゃ」
その途端スピリットオブファイアが爆発した。
それには流石のハオも動揺する。
改名された名前によって、SOFに食べられたゼロのルイズの『ゼロ』部分が前面に出てしまったようだ。
残念、彼は能力を使えなくなってしまった。
【位置:J-10/黎明】
【名前:命名神マリナン@ドラクエ6】
【服装:普段着】
【所持:不明×1〜3】
【能力:命名、改名】
【方針:参加者の名前を勝手に変える】
【名前:カズヤ@スクライド】
【服装:普段着】
【所持:不明×1〜3】
【能力:シェルブリッド】
【方針:マリナンをぶん殴る】
【備考:カズヤに改名】
【名前:ゼロのハオ@シャーマンキング】
【服装:普段着】
【所持:不明×1〜3】
【能力:虚無】
【方針:なし】
【備考:ゼロのハオに改名、S・O・Fが使えない】
投下終了
投下乙
またゼロが増えやがったw
投下乙。
ゼロのまとめ
・ゼロ@ボンバーマンジェッターズ
・枢木スザク@コードギアス (通称スザクゼロ)
・ハン@北斗の拳 (自分を元ネタにしたSNKキャラの名前に改名される)
・ハオ@シャーマンキング (なんとなく改名される)
もういないよな?
その内ゼ口(ぜくち)みたいなパチモンも出てきそうな勢いだなw
※wikiの管理人さんへ
どうしたらいいのかよく分からないので、とりあえずここに書き込んどきます。
wikiの死亡者情報のページ、勝手に作っちゃったんですが、思いっきりページ名間違えました。
あれじゃ2日目以降どうするんだよってカンジで……
本当に申し訳ないです。
こっちからページ名の変更や削除はできないので
管理人さんのほうでページ名変更するなり削除するなり、してもらえないでしょうか?
あと、「本編SS目次・時系列順」も犯人は自分です。ページ名に不都合あったらどうとでもしてください。
お手数おかけして申し訳ないです。
反省して自重します。
本当に自分は調子に乗りすぎた……orz
早くて夕方、遅かったら日付変わるくらいまでレスできないですが、以上よろしくお願いします。
中身がちゃんとしてるのにタイトルだけミスってるなら、新ページ作成時の内容コピー機能使って
ちゃんとしたページ作ってからお願いする方がお手間かけないと思うよ
>>67 変更しました
wiki編集は手間がかかるので、やって下さる方はとても有難いですよ
このスレに自重という言葉は必要ないんだ!ガンガンいこうぜ!
そういえば、皆さん背景色などレイアウトの希望があったら遠慮なく言って下さい
出来る限り答えます
GJ!
スタンス早見表みたいなのがwikiかここに欲しかったり
<反主催>
<マーダー>
<中立>
<まだ未定>
<ネタ>
みたいに分類して。
投下します
数年前の話だ。
ジャイアンの母がいつものように店番をしていると、小学生の息子が帰ってきた。
「お帰り。手を洗ったらちょっと手伝いしとくれよ」
しかしいつもは無駄に元気な息子からは返事が無かった。
少し心配になって見てみると、息子のタケシはいつに無く元気の無い顔をしている。
それも、先生に怒られたとか友達と喧嘩したとか、そんなことでも無さそうだ。
「どうしたんだい?」
母が問うと、タケシは戸惑いながらも答えた。
「母ちゃん、俺……好きな人が出来たんだ」
「どうやら、タケシはここにはいないようだね……」
名簿を確認したジャイアンの母はほっと息をついた。
てっきり息子のタケシもここに連れて来られていると思い込んでいただけに喜びは大きい。
タケシがいないのなら、タケシのために他の参加者を殺したりする必要だって無いだろう。
むしろ、どうやって他の人たちと一緒にここから脱出するかを考えるべきだろう。
何しろ今までとは違って、限定された空間の中での殺し合いであり主催者はこの会場には恐らくいない。
つまり、直接主催者のもとに乗り込む前にまずはこの会場から首輪を爆破されずに脱出する方法を考えないといけない。
一筋縄ではいかないだろうが、そこは剛田雑貨店を切り盛りすることで身に着けた才覚の見せ所だ。
「タケシ、待ってなよ。母ちゃんはすぐに帰るからな!!」
そう意気込み、まずはもう一度地図と名簿を確認しようとしていた時、すぐ近くで爆音に似た音がした。
慌ててジャイアンの母がその音のしたほうを振り向くと、そこには見覚えのあるシルエットがあった。
「あれは……確か、野比くんの家に居候してるロボットじゃないかい」
「……かはっ……畜生……こんなものを俺に見せやがって……
許さねえ。どうやらここにいる奴らはよほど俺を虚仮にしたいようだな!!」
ドラえもんの前には、真っ黒に焦げた一枚の布切れが落ちていた。
人間を皆殺しにすることを決断したドラえもんの目の前に、それは風に吹かれてどこからともなく飛んできたのだ。
本来の彼であればそのようなものを意に介すはずがなかった。
そう、その布が、ネズミのアップリケのついた一枚のパンツでさえなかったら。
パンツの尻の部分にまるで自分をあざ笑うかのように微笑んでいるネズミの姿を認めたとき、ドラえもんは手にしていた銃の引き金を引いた。
「ネズミも、人間も、一人残らず皆殺しだ!! ついでにこの俺をここまで舐めやがった首謀者もな!!」
「ちょっとアンタ、何をやってんだい?」
月を見上げて狂人のように哄うドラえもんにジャイアンの母が恐る恐るながらも声をかけた。
夜空を仰いでいたドラえもんはゆっくりと自分に声をかけた女に向き直る。
「ああ……お前はジャイアンの母親じゃないか。なんでお前までこんなところにいる?」
その、普段のドラえもんとはあまりにも違う態度にジャイアンの母は戸惑う。
「まあなんでもいい。貴様が人間である以上……ここで死んでもらうぜ」
そう言って、手にしていた銃口をジャイアンの母に向け、引き金を引いた。
「ふざけてるんじゃないよおおおおおおおおおおおおお!!」
ジャイアンの母の咆哮が月夜に響き渡る。それと同時に、何かがバラバラに破壊される音。
「な、何だと!!」
ドラえもんは呆然としながらも、ジャイアンの母の手の中で銃がバラバラになっていくのを見守るしかなかった。
彼の敗因はただ一つ。この銃は主催者によって、参加者間の戦力のバランスをとるために一発しか撃てないようにされていたのだ。
しかし、もしドラえもんがこの一発を残していればジャイアンの母は確実に死んでいたであろう。
だが、つい先刻彼はこの貴重な一発をパンツに向けて撃ってしまったのだ。
手の中から砕けた銃の破片を零しながらジャイアンの母が言う。
「何だって……人間は皆殺しにする、だって……何てこと言ってんだい!! あんたはロボットだろうが!!」
「黙れ!! お前ら人間はいつも俺たちロボットを虐げ、馬鹿にしてきた!!
口では何を言おうが、心の中では俺などただの道具だと思ってるんだろうが!!」
「おだまりっ!!」
ジャイアンの母の平手打ちが飛ぶ。
ドラえもんは数メートルほど吹っ飛ばされた。
「あんたは何もわかっちゃいないんだよ!! タケシはねえ……うちの息子はねえ、ずっとあんたのことが好きだったんだよ!!」
「だから、そんなこと口ではいくらでも!!」
「そうじゃないんだよ。タケシは一人の男として、ずっとあんたのことを愛してたんだよ!!」
「なっ―――」
ドラえもんは絶句する。ジャイアンの母の口から告げられた、そのあまりに意外な言葉に驚愕と疑念とが同時に沸き起こる。
「あんたが野比くんの家に来てからしばらく経った頃だった。あの子は泣きながら私に告白したんだよ。
好きになっちゃいけない人を好きになったってね。
あの子は本当に難儀な子でね。その少し前には野比くんに告白して玉砕してたから、そのこともあったんだろうけど」
「それじゃあ、あいつがことあるごとにのび太を虐めてたのも……」
「ああ、そういうことさ。不器用な子だからねえ。でも、あの子の思いはいつだって本物だったんだ。
あんたのことだって本気で好きだったんだ。なのに、そのあんたが人間は敵だと言う。
それが、あたしには我慢できないんだよおおおおおお!!」
再びジャイアンの母の往復ビンタがドラえもんの顔に飛んだ。
顔を凸凹に変形させたドラえもんに彼女は呼びかける。
「あんたも私と一緒に生きて帰るんだよ!! タケシのために!!
そして他の人もみんな一緒に帰るんだ!!」
ドラえもんはぽかんと口を開けたまま、空ろな目で夜空を見上げてジャイアンの母の声を聞いていた。
すべての人間は自分を道具だと思っていたはずでは無かったのか?
自分はずっと人間たちに馬鹿にされてきたのでは無かったのか?
さっき知らされた事実は、あまりに空疎で重く、取り返しがつかないほど馬鹿げたことだった。
「ハ……ハッハッハッハ!!」
口を小さく開けて、喉の奥から搾り出すような笑い声を上げた。
「ハハハハハ、これは傑作だ!! 貴様の話が本当だとしたら、俺は何のために今まで―――!!」
ドラえもんは跳ね起きた。そして地面の上に転がっていた自分の支給品袋に手を伸ばす。
「もう何もかも遅い!! もう俺には戻るべき場所すらない!! だから、俺が憎んだ人間ごと何もかもを終わらせてしまおう!!」
そう言ってドラえもんがバッグから取り出したのは「地球破壊爆弾」。
「これは俺の支給品に入っていたものだ。こいつで、ここにいるクズどもごとこの馬鹿げた殺し合いを終わらせてやる!!
黒幕野郎をぶっ殺せねえのは残念だが、殺し合いを台無しにすりゃあ嫌がらせくらいにはなるだろうからな!!」
「あんた、何てものを……やめなさい!!」
「もう遅い!!」
ドラえもんは地球破壊爆弾の起爆スイッチに手を伸ばした。
しかし、何も起こらない。
「しまった……」
ドラえもんは愕然とした顔で膝をついた。
「どうしたんだい?」
ジャイアンの母の問いに、ドラえもんは自嘲気味に答える。
「ったく、こんなことも忘れちまうとは、俺も堕ちたもんだ。
この爆弾の効果は『地球を破壊させるほどの爆発を起こすこと』じゃあない。
文字通り、『地球を破壊させること』なんだ」
「じゃあ……」
「ああ。今頃、どっかの平行世界の地球が木っ端微塵に砕けてるはずだ。
だが、ここにいる俺たちには何の関係も……ない……」
そういい終えたドラえもんの頭にジャイアンの母の手が置かれた。
「そうかい。そりゃあ良かったよ」
そしてそのまま、ドラえもんの頭部の外殻を指で握り潰した。
「があああああッ!!」
ドラえもんは内臓コンピューターをむき出しにしながら悲鳴を上げる。
「あんたは生きていたらまた他の人を殺そうとするだろう。だから、私がここで殺してやるよ」
ジャイアンの母はそう呟くと、両手でドラえもんのボディを原型をとどめなくなるまで破壊した。
薄れ行く意識の中で、ドラえもんは昔ロボット学校で聞いた先生の言葉をなぜか思い出していた。
『第一条・ロボットは人間に危害を加えてはならない。
第二条・ロボットは人間の命令に従わなくてはならない。
第三条・ロボットは―――』
(ジャイアン……のび、太……)
ドラえもんに内蔵されていたコンピューターは、その機能を完全に停止した。
「タケシ……すまないね。母ちゃんを許しとくれ」
ドラえもんの亡骸を前にして、ジャイアンの母は頬に伝う涙を必死で拭っていた。
「いや、許してもらおうなんていわないよ。もうあんたの所に帰れなくてもいい。
ただ、こいつみたいにここにいる他の人を殺そうとする奴らがいたら、そいつらを全員殺してやるんだ。
こんな思いをするのは私だけでいい……だからタケシ、あんたはどうか……」
独り言は、いつしか完全な嗚咽に変わっていた。
【C-6 森の中/一日目・黎明】
【ジャイアンの母@カオスロワ】
【服装】:ジャイアンの母の服装
【状態】:健康
【装備】:天の羽衣@竹取物語
【持ち物】:支給品一式
【思考】基本:他の参加者を殺す可能性のある参加者を殺す
1:無抵抗な参加者は殺さないが殺人者には容赦しない
2:可能であれば脱出する方法を探る
【ドラえもん@ニコニコ動画バトルロワイアル 死亡】
※「おじいさんの銃@アルプスの少女ハイジ」(弾なし)と「地球破壊爆弾@ドラえもん」(使用不可能)、
ドラえもんの支給品一式はC-6に落ちてます
※どこかの世界の地球が破壊されましたがロワそのものには全く影響がありません
何処の地球壊したんだよ、ドラw
「よくもクララを……許さねぇ、ぶち殺す!!」
その言葉を請負人は悪意を込めて嘲笑う。
「バーカ、お前があたしを殺せる訳ねぇだろうがよ。くそガキ」
「うるさい、今からやったるわあああああああああああ!
拘束制御術式、第3号、第2号、第1号、開放。
状況A、『クロムウェル』発動による承認認識。
眼前敵の完全沈黙までの間、能力使用限定解除開始」
ギチリ、と音をさせてハイジの体が形を失っていく。
体の何処かが黒犬獣と化し、また別の何処かが無数のムカデと化す。
空は、数えるのも馬鹿馬鹿しい数のコウモリが覆い尽くし、鳴き声が静寂を打ち破り
死の混沌が辺り一面を覆いつくた。
「では教育してやろう、本当の吸血鬼の闘争というものを」
【F-6/子の刻(0時頃)】
【ハイジ@アルプスの少女ハイジ】
【服装】黄色の服に赤い上着、ピンクのスカート
【状態】拘束制御術式解放
【装備】なし
【持ち物】不明支給品×3(確認済み)
【思考】
1:これが我が真の力!
※クララが死んだことへのショックにより人間から吸血鬼に変化しました。
人間の血を吸っているわけではないので零号は解放できません。
心臓を握り潰されないかぎり不死身です。
【名前】哀川潤@テラカオスバトルロワイアル
【服装】普段着
【状態】ウホッ
【持ち物】ダモクレスの剣と支給品一式
【思考】
1.マジで!?
「よくもクララを……許さねぇ、ぶち殺す!!」
その言葉を請負人は悪意を込めて嘲笑う。
「バーカ、お前があたしを殺せる訳ねぇだろうがよ。くそガキ」
「うるさい、今からやったるわあああああああああああ!
拘束制御術式、第3号、第2号、第1号、開放。
状況A、『クロムウェル』発動による承認認識。
眼前敵の完全沈黙までの間、能力使用限定解除開始」
ギチリ、と音をさせてハイジの体が形を失っていく。
体の何処かが黒犬獣と化し、また別の何処かが無数のムカデと化す。
空は、数えるのも馬鹿馬鹿しい数のコウモリが覆い尽くし、鳴き声が静寂を打ち破り
死の混沌が辺り一面を覆いつくた。
「では教育してやろう、本当の吸血鬼の闘争というものを」
【F-6/子の刻(0時頃)】
【ハイジ@アルプスの少女ハイジ】
【服装】黄色の服に赤い上着、ピンクのスカート
【状態】拘束制御術式解放
【装備】なし
【持ち物】不明支給品×3(確認済み)
【思考】
1:これが我が真の力!
※クララが死んだことへのショックにより人間から吸血鬼に変化しました。
人間の血を吸っているわけではないので零号は解放できません。
心臓を握り潰されないかぎり不死身です。
【名前】哀川潤@テラカオスバトルロワイアル
【服装】普段着
【状態】ウホッ
【持ち物】ダモクレスの剣と支給品一式
【思考】
1.マジで!?
投下終了です。
作品名はむしゃくしゃしてやった。今は反省している。でお願いします。
ハイジwwwだめだ、腹筋がwww
しかし、チートキャラほど悲惨な目に逢うなw
投下乙です。
ドラえもんwwwいやジャイアンwwwいやいや母親www
なんか突っ込みどころ多いよw
でも最後シリアスだ。
こっちはハイジがwクロムウェルっておいw
人間じゃねえw
では自分も命名神マリナン、カズヤ、ゼロのハオ、鈴木万吉、鈴木イチロウで投下します
鈴木イチロウの抱いている感情は『喜』だ。
このような訳も分からないような場所に来て早々に息子と再会する事ができたからだ。
それなのに息子の万吉は自分を見るなり一目散に逃げ出してしまった。
なぜという疑問がイチロウの胸の中で渦巻く。
だがそんな事はどうでもよかった。
再会できた喜びは微かに胸をよぎった疑問を押し流し、イチロウに息子を追いかけるという行動を取らせた。
◆
鈴木万吉が抱いている感情は『怒』だ。
恋愛フラグと脱出フラグ支給品を探そうとした矢先に、いきなり親父と再会したからだ。
これでは早々に自分は同作品早期再会の死亡フラグよろしく死んでしまう。
まだ恋愛フラグの「レ」の字も無いうちから死んでたまるか。
そんな理不尽な怒りを覚えて、万吉はイチロウから逃げるべく全力で走りだした。
一方、イチロウと万吉が向かった先にも理不尽な怒りを覚える人がいた。
◆
カズマ改めカズヤの抱いている感情は『怒』だ。
いきなり見知らぬ人物から「これからお前の名前はカズヤじゃ」と言われたら、抱く感情は怒りしかない。
しかもぶん殴ろうにもマリナンはひょいひょいと避けて一向に拳は掠りもしない。
カズヤの怒りのフラストレーションは上昇する一方だった。
おまけにシェルブリッドでさえ当たらない、何様と尋ねたら神様と答えられる。
カズヤの怒りはさらにヒートアップする一方だった。
◆
ハオが抱いている感情は『哀』だ。
いや、本当に『哀』かどうか定かではない。
幾度となく繰り返してきた死と転生。
そしてそれに付き従ってきたスピリット・オブ・ファイア。
そのS.O.F.が目の前の訳の分からない奴の力で消滅させられてしまった。
別にS.O.F.はグレート・スピリッツに辿り着くまでの持ち霊、不要になれば捨てるつもりだった。
それなのにこの胸に巣食った空洞はなんだろうか。
そこだけぽっかりと穴が空いたような感じがするのは気のせいだろうか。
ハオはマリナンに殴りかかっているカズヤを横目に見つつデイパックに手を入れた。
取りだしたのは刀身が波紋のように波打っている180cm程もあるフランベルジェ。
とある宗教の教皇代理が愛用している刀だが、そんな事などハオは知らないし、興味もなかった。
ハオはフランベルジェの感触を確かめると、ゆらりとマリナンとカズヤの元へ接近し始めた。
◆
マリナンが抱いている感情は『楽』だ。
はっきりとそうだとは断言できないが、あえて言うならぐらいの感情だ。
出会った人物の名前を変えて、その人物の様子を見る。
幾度となく繰り返してきた行為だが、場所も変われば抱く感情も変わってくるのだろう。
今まで名前を変えた者は二人。
一人は怒り心頭に殴りかかり、もう一人は一瞬動揺した後は物静かにしている。
そろそろ別の誰かに命名しようか。
そんな事をマリナンが考え始めていた。
◆
私怨
不意にマリナンはゼロのハオがゆっくりとこちらに近づいてきているのに気が付いた。
一瞬の後ハオはフランベルジェを構え、マリナンの背後に一気に接近した。
そして天上高く掲げたフランベルジェをマリナンにぶつけるべく振り下ろした。
だがそこでマリナンは自身の身体をすっと横に移動させた。
カズヤの乱打を避け続けた要領でマリナンはハオのフランベルジェも軽く――
「ちっちぇな」
――避けられなかった。
ハオのフランベルジェはその軌道を途中で横に変え、マリナンの身体を真一文字に斬り裂いていた。
「――ッ!!」
マリナンは自身の身体を支える事ができずに無様に地面へと倒れこんだ。
少し離れたところではカズヤが意外な結末に驚いていた。
説明すれば簡単な事だ。
ハオはマリナンの心を読んで刃の起動を修正した。
唯それだけの事だ。
S.O.F.がなくなっても未だハオの牙は健在だった。
「これで借りは返せたかな。面白い力だったよ」
「お、のれ……よかろう、お前は今からプリンセス・ハオだ! どう――」
「それがどうした」
ハオは何の感情も抱かずに躊躇いなくフランベルジェをマリナンの胸に刺した。
もうそこにあるのはマリナンではなく『血に塗れたマリナンだったもの』である。
マリナンが最後に抱いた感情、それは誰にも分からない。
◆
「ひぃっ」
鈴木万吉は目の前で行われた所業に思わず声を上げてしまった。
父であるイチロウを何とか振り切ろうとして我武者羅に走ってきて目に飛び込んできたのがハオによる殺人光景。
いたって普通の高校生の万吉がその光景を見て声を上げるのは至極当然の事だった。
そしてそれをハオは聞き逃さなかった。
「君も死んでくれ」
ハオは瞬く間に万吉との距離を詰めると、その凶刃を再び振るった。
一方の万吉はあまりの突然の事態に身体が動かなかった。
万吉は自身の身体に迫るフランベルジェがゆっくりと見えたが、身体はついに動く事はなかった。
そしてハオのフランベルジェが目の前の人物の身体を無慈悲に斬り裂いた。
しかし、それは万吉ではなく――万吉の父、鈴木イチロウだった。
「親父!? な、なんで」
「……親が、息子を守るのは当然だろ」
イチロウは当たり前のようにそう言ってのけた。
万吉を追いかけてきたイチロウは息子の危機を見るや否や自分の事は一切顧みなかった。
そしてギリギリのところで何の迷いもなくハオと万吉の間に身を割り込ませたのだった。
命の危機にある息子を守る。
イチロウは父親として当然の事をしただけだった。
「おい、そこの奴。万吉を連れて逃げてくれ。頼む!」
「ちっ、分かったよ。行くぞ!」
「――待てって。くそっ」
イチロウの意向を汲み取るとカズヤは渋る万吉の手を強引に引いて走り出した。
ハオはその様子を目に入れつつも敢えて動こうとはしなかった。
ここで自分が殺さなくても別の誰かに殺されるか、或いは時を置いて再会する可能性もある。
そう思ったからこそハオは別段二人を追いかけようとはしなかった。
ハオの目的はここにいる全ての人の皆殺し。
ここに来てもハオのする事に変わりはない。
ハオの周りにはただ二つの死体が転がるだけ。
今のハオは血染めのプリンセス・ハオだった。
【命名神マリナン@ドラクエ6 死亡確認】
【鈴木イチロウ@オリジナルキャラ・バトルロワイアル 死亡確認】
【1日目 黎明/I-10】
【プリンセス・ハオ@シャーマンキング】
【服装】普段着(古びたマントを羽織っている)
【状態】健康、S.O.F.喪失
【装備】建宮斎字のフランベルジェ@とある魔術の禁書目録
【道具】支給品一式×3、不明支給品(ハオ:0〜2、マリナン:1〜3)
【思考】
基本方針:皆殺し。
1:この地にいる者を全て殺す。
【備考】
※本来の名前はハオです。
※改名による影響はまだ見られません。
【1日目 黎明/H-9】
【カズヤ@スクライド】
【服装】普段着(くすんだ色の革のジャケット)
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品1〜3
【思考】
基本方針:殺し合いに反逆する。
1:とりあえず万吉を連れて離脱。
2:ぶん殴りたい奴をぶん殴る。
【備考】
※本来の名前はカズマです。
【鈴木万吉@オリジナルキャラ・バトルロワイアル】
【服装】ニート専用パジャマ
【状態】健康、父を失った悲しみ
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本方針:フラグ重視。
1:お、親父ィィィ!!!
2:恋愛フラグと脱出フラグ支給品を探すが、死亡フラグからは何があっても逃げる。
3:何ロワイヤルなのかを考察する。
4:なんか似た体験をした記憶があるような、ないような?
投下終了。
たまには普通の話?でもいいよね。
投下乙!
こういう話もイイね。
地図作成者へ
地図をWikiに乗せようと思うんですが、もういちどアップしてもらえますか。
さっきやろうとしたら上手くいかなかったので。
>>69 自分がページ名思いっきり間違えた件ですが、対応していただきありがとうございました。
お手数おかけしました。
投下乙
しかし、凄い勢いで人が死んでくな
投下乙です。
昨日は帰宅したらゼロが増えてたけど、今日は帰宅したらゼロが減ってたw
しかもどこかの地球は滅んでるし、ハイジまで……
あと、wiki編集してる人も乙です。
投下乙。
いろいろとカオスだ。
投下乙
万吉……頑張れ
投下します。
「なっ!」
哀川潤の純粋な驚きの声。しかし、次の瞬間には冷静さを取り戻す。
しかし、その僅かな間にハイジは次の行動を起こしていた。
その瞬間人類最強である哀川潤が突然地面へとめり込んだ。
少女だった物がどこからつながっているか分からない闇色のブランコから飛び降り、その勢いのまま突撃した。
その勢いは音速をはるかに超え、人類最強をして動く時間を得られない。
ハイジの動きは続き、状況は収束する。
「これはクララの分!」
右腕を潰す。音が届かない速度で、肉片と化す。
「これはクララの分!」
左腕を潰す。赤い蒸気が舞い上がろうとしていた。
「これはクララの分!」
右足を潰す。腿の付け根の断面部分がきれいなピンク色をさらしていた。
「これはクララの分!」
左足を潰す。まだ、右足からは血も出ていない。
一瞬に満たない時間。その時間で哀川潤はダルマとなった。
しかし、まだ意識が自分の状態を把握できていない。
――把握する時間も与えられなかった。
「そして、これがクララの分よ!」
最後に顔面を潰され、人類最強は死んだ。
――ズガン!
音が、破壊を告げる音が、全てが終わった後ようやく思い出したように伝わった。
「バイバイ。あの世でクララに謝り続けてね」
ハイジは全身を血で赤く染めながら呟く。
怒りが収まると再び力が封印される。
「ああ、クララ……せめてお墓を作りましょう。
それからあの女が言った名前、クレアと言う人を探し殺しましょう」
しばらくして普通の少女に戻ったハイジは、のろのろと動きだしクララの埋葬に取りかかった。
【哀川潤@テラカオスバトルロワイアル 死亡】
【F-6/子の刻(0時頃)】
【ハイジ@アルプスの少女ハイジ】
【スタンス】クレア限定マーダー
【服装】血色の服に血色の上着、血色のスカート
【状態】拘束制御術式により封印中
【装備】なし
【持ち物】不明支給品×3(確認済み)
【思考】
1:クララを埋葬する。
2:クレアとかいう人間を殺す
3:銭太郎くん……
投下終了です。
※クララが死んだことへのショックにより人間から吸血鬼に変化しました。
ただし、今は封印中のため普通の人間と同じ条件で死にます。
以降封印解除は特別な怒りか、クレアという名前の人間を殺すときにしかできません。
投下します
「これは……生きて帰れたの……か?」
気がついたら、受けた傷も首輪も何も無くなって自宅のベットに倒れていた。
一瞬夢だったのかと疑うも、なぜかあれが夢ではないと確信していた。
それから暫く、ただ呆然としていたが、突然部屋の扉が開き妹が入ってくる。
「キョン君! 良かったぁ……キョン君が行方不明になったってハルにゃんが行ってたから心配したんだよ!」
「そうか……悪かったな」
妹が泣いて抱きついて来た事で、やっとあの凄惨な殺し合いから生きて帰れたことを心の底から実感する。
(思えばあの馬鹿でかい奴もハルヒの力だったのかもしれないな。
ハルヒが俺に帰ってきて欲しいと願ったから俺は生きて帰れたのかもしれない)
それはただの推測だった。
誰かが聞けば馬鹿らしいと一蹴するような考えだった。
でも俺はハルヒの力とやらを知っている。
それに事はどうあれ俺は生きて帰れた、それでいいじゃないか。
未だあそこで殺しあってる人の事を考えると素直に喜べないが……。
と考えて苦笑する。
さっきまでは命の危機に何が何でも生きて帰りたいと考えていたのに、安全になれば他人の心配か。
まあそれも仕方ないだろう。
俺はあいつらとは違ってただの一般人だ。
死の間際に他人の安全を願うなんてどだい無理な話だ。
「ハルヒたちにも心配させちまったようだし、顔を見せに行くか」
俺は未だ泣き止まぬ妹の頭を撫でながらポツリとつぶやいた。
その途端、地球は地球破壊爆弾の影響で破壊された。
【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱 死亡確認】
投下終了です
破壊されたのそこの地球かい!
ちょwwwwww
ひどすぎるwwwwwww
結局しぬのかよwwwwwww
投下乙です!
ちょwせっかく生還者第一号だったのにw
ドラえもんも地球破壊爆弾で一人は殺したことになるのか
あ、あと申し訳ないですが、吉業ひとみが出てくる028話が無題なので、
題名をつけていただけないでしょうか
投下乙です!
ちょwwwあんまりだwww
>>104 あれ? 無題というタイトルで投下してたはずだけど。
無題がダメならば無☆題でもいいよ!
>>104 本当だ!こいつは恥ずかしい…!
勘違いです、失礼しました
本当に題名がなく、無題にせざるを得ない作品も結構あるので、
無☆題の方に変えていいでしょうか?
いいよ!
質問なんですが、パトラッシュってネロ以外の人間が
その名前が分かるような、例えば名札とかついてましたっけ?
>>110 特に描写はないから付いてても不思議ではないと思う
ハイジがクララの埋葬に取りかかろうとした瞬間
クララの死体はハドロン砲によって消滅した。
「うわあああああああああ!クララァァァァァッ!」
ハイジが絶叫に近い悲鳴を上げながら振り返ると
そこには、神聖ブリタニア帝国ナイトメアフレーム・ガウェインの姿があった。
【F-6/子の刻(0時頃)】
【ハイジ@アルプスの少女ハイジ】
【スタンス】クララに危害を加えたもの全てを抹殺する。
【服装】血色の服に血色の上着、血色のスカート
【状態】拘束制御術式により封印中
【装備】なし
【持ち物】不明支給品×3(確認済み)
【思考】
1:うわああああああああああ!
2:あのナイトメアをぶっ壊す!
【かえる@鳥獣戯画】
[服装]和服
[装備]無し
[支給品]こなた×かがみのエロ同人誌、支給品一式、ランダム支給品(未確認)
[状態]健康
[思考・行動]
1:かがみん萌え
2:もうだめだ…死亡フラグは立ってしまった…
【うさぎ@鳥獣戯画】
[服装]和服
[装備]無し
[支給品]支給品一式、ガウェイン
[状態]健康
[思考・行動]
1:目の前の女の子を殺す。
2:現代の漫画・小説・ゲーム等のキャラクターを全滅させる
3:古文の登場人物たちに協力してもらう
4:やおいにちょっと興味あり(自分では認めたくない)
※女言葉ですが本当にメスかどうかは知りません
ちなみにガウェインを操縦しているのはウサギで指揮はカエルです。
題名はガウェイン襲来でお願いします。
あれ?うさぎって、「古文の方々の協力をとりつける」って言ってなかったっけ?
古典に入りそうなハイジに敵意満々で攻撃はしない気が…
投下します。
愛の究極に、憎しみの究極に、ともに潜むのは殺意。
完全なる殺意は、最早感情ではなく、冷徹なる意志。
人は、神に似せて創られたという。
それでは、神の意志に潜みしものは、愛か、憎悪か。
次回「悪霊」。我、かの人を愛するが故に。
教会を出て数時間後、キリコはA−6地区に到達していた。
ここに来るまでの間、他の参加者たちに会う事や、
それ以外のアクシデントも起こらず、順調な行程であった。
ここで、キリコは一つの出会いを果たした。
ただし、相手は人ではない。
愛嬌のある顔立ちの一頭の大型犬であった。
キリコがA−6とA−7の境に差し掛かった時、
向うから歩いてくる一頭の犬を見つけた。
犬は、口に焦げたパンを咥えながら、あまり元気がない様子で
トボトボと歩いてくる。
人慣れした犬・・・なのだろう。
元気がないからかもしれないが、
犬がキリコの存在に気づいたのは、
キリコの目の前まで来た時だった。
キリコはこちらをきょとんとした様子で見つめる犬の前で、
デイパックを開き、中から何かを取り出した。
それは、ひと振りの
登 山 ナ イ フ だった。
キリコは地面に腰かけて、食料品の中にあった干し肉を齧っていた。
彼の足元では、キリコが食べやすいように細かくナイフで切った
干し肉をもぐもぐと食べる犬の姿があった。
犬はよほど空腹だったのか、わき目もせずに肉を食べている。
その傍らには、半分になった焦げたパンがあった。
何故かこの犬はこの焦げたパンに酷く執着しており、
さっきキリコがそれを取ろうとしたところ、急いで口に咥え、
首をフルフルと横に振ったのだ。
キリコは別に焦げたパンなど特に欲しくはなく、
そのままパンは犬の物となっていた。
キリコがこの犬を助けた理由は、善意によるものだけでは決してない。
犬は、嗅覚をはじめとするあらゆる感覚が人間よりもはるかに鋭い。
(ただし犬は種族として色盲なので、その点では人間の方が上だが)
故にキリコはこの犬をレーダー代わりに使う積りでいた。
人慣れした犬なので、恐らくついて来いと言えばついてくるだろう。
ついて来なかったときは・・・・まあ仕方ない。
人助け・・・ならぬ犬助けをしたと思えばいい。
キリコがそんな事を考えていた時、
犬が、(首の名札には“パトラッシュ”と書かれていた、何でキリコが
アストラーダ文字以外読めるんだとかは・・・突っ込むな)
もとい、パトラッシュが突然、びくっと震えたかと思うと、
辺りを見渡し始めた。
その反応に、キリコは立膝をついた状態で、UZIを構え、辺りをじっと窺う。
しかし、辺りには人っ子一人見えない。
辺りは背の高い木もない原っぱで、人が隠れられそうな場所もない。
しかし、キリコは警戒を緩めない。否、緩められなかったのだ。
何故なら、
(何だ・・・・この異常な気配、背筋の寒気は・・・・・)
辺りを包む尋常でない空気が、キリコに警戒を解かせないのだ。
そんな時、キリコの背筋に誰かが触れた。
「・・・・・・ッ!!」
しかし振り返れない。何故か、キリコの体は、まるで凍結してしまったかの
ように動かなかった。
『・・・・・・お主』
不意に声が聞こえた。
女の声だ。
とても美しい声だ。
そして、
『・・・・お主は・・・』
この世のものとは思えぬほどにオゾマシい声だ。
キリコはかろうじて眼だけを動かした。
するとどうであろう。
自分の顔のすぐ横、右肩の上に美しい女の顔があった。
透けて見えるほどの青白い肌、
病的なまでに、まるで生血で染めたように赤い唇。
それが耳元で囁いた。
『愛しき人をしなせたな・・・・』
「!」
『あの女を殺したのはお主だ・・』
『お主と共にあらねばあの女は死ぬ事はなかったろうに』
(・・・やめろ)
『お主を愛せねば死ぬことも、苦しむことも無かったろうに』
(・・・やめてくれ)
『せいぜい後悔するがいい・・・・あの女を愛してしまったことを』
『あの女に愛されたことを・・・・・』
(やめろっ!!)
『あの女を・・・・・』
「やめてくれっ!!」
唐突に口が、体が動いた。
それは、キリコの体を貫いた感情のうねりがそうさせたのか。
キリコは足もとの登山ナイフを掴むと、
背後へと振りぬいた。
『ほほほほほほっ!あははは、あははははははははは・・・・・』
女は、六条御息所の生霊は、憐れむような視線と、
こちらを蔑むような高笑いを残して、南の森の方へと消えていった。
キリコは知らぬ話だが、古来、光物は魔除けになると言われており、
太刀などの刃物は魔除けとして使われていたこともあるのだ。
キリコがとっさに振るった登山ナイフが魔除けの働きをし、
六条御息所の生霊を退けたのだ。
「はぁ・・・・はぁ・・・・・・」
キリコの体は、嫌な汗でぐっしょり濡れていた。
心臓は異様に高鳴り、息は上がっていた。
落ち付くには数分の時間を必要とした。
ようやく落ち着いたキリコは、立ち上がって辺りを見渡す。
あの女の影は、何処にも見当たらない。
まるで霞のように消えてしまっていた。
彼を心配してか、パトラッシュが足もとにすり寄ってきていた。
キリコはそんなパトラッシュの頭を優しく撫でると、
ぽつりと、永遠に失われてしまった恋人の名を呟いた。
「・・・・・・・フィアナ」
と。
【A-6:一日目 黎明】
【キリコ=キュービィ@装甲騎兵ボトムズ】
【服装】: AT耐圧服@装甲騎兵ボトムズ
【状態】:健康
【装備】:S&W M60@現実(弾丸は全部で24発)、
UZIサブマシンガン@現実(マガジンの数は全部で4つ)
【持ち物】:登山ナイフ(支給品はすべて確認済)、基本支給品
【思考】
基本行動:神にだって俺は従わない
1: フィアナ・・・・・
2:パトラッシュを出来れば連れて行きたい。
3:カン=ユーが少し気になる
※ 「赫奕たる異端」終了後からの参戦です
※ 異能生存体としての能力は制限されています。
肉体の再生能力は常人よりも少し上な程度、
彼の身を守る「幸運」は本来の半分程度です。
しかし、コンピューターへの高い適応能力、
AT操縦技術は制限されません。
なお、キリコは首輪による制限に気付いていません。
【パトラッシュ@フランダースの犬】
【服装】全裸。敢えていうなら毛皮?
【状態】満腹・気力十分
【装備】未確認
【所持品】支給品一式
【思考】基本行動:ネロにこげぱんの半分を渡す。
1 :青髪のお兄さん(キリコ)の様子が気になる。
※パトラッシュは一度天国に召された経験があります。
支援
終わったっぽいので投下
「ウフフ、まさかこんなロボットが支給されるなんてついてるわね。カエル!次はあの女を狙うわよ!
正直あの娘のツラは、特番のアニメ感動シーンランキングとかで見飽きてるのよ!」
ナイトメアフレームのコックピットの中で、うさぎがかえるに向かって叫ぶ。
「あー、もう駄目だな。こんな強力な支給品、ロワにおいては絶対に死亡フラグだ」
しかし当のかえるは、ぶつぶつと己の運命を嘆くばかりでうさぎの言葉に答えようとしない。
「ノリが悪いわよかえる!まあいいわ、ハドロン砲、第二射用意!」
と、業を煮やしたうさぎはかえるを無視して狙いを定めようとする。が、
「なん……だと……」
うさぎは驚愕する。
ガウェインに内蔵された自爆装置のスイッチが入っていることに。
「こんなことをするのは……かえる!裏切ったな!?」
うさぎが犯人――かえるに詰め寄る。
しかし、かえるは動じない。
「……仕方ないことだうさぎ。死にたくないのだよ、私も。
こんな強力な支給品を持ったキャラクターの末路は、精々数名殺したところであぼんするって相場がきまっておる。
私はそんなのは嫌だ。ましてやお前と共に死ぬなど絶対に御免だ。
死ぬなら、私はかがみんの腕の中で死にたい。お前はあの少女を道連れに逝くがいい。私は止めない」
「かえるゥーーーーーッ!!!!」
そのうさぎの絶叫を引金に、ガウェインは自爆した。
間一髪の所で脱出したものの、爆風にかえるは吹っ飛ばされる。
――さて、このままかがみんの胸の中に突っ込みたいものだが。
さて、かえるは何処に飛んでくのだろう。
【F-6/深夜】
【かえる@鳥獣戯画】
[服装]和服
[装備]無し
[支給品]こなた×かがみのエロ同人誌、支給品一式、ランダム支給品(未確認)
[状態]健康
[思考・行動]
1:かがみんと会う
2:かがみんと親密になる
3:かがみんに告白される
4:かがみんといちゃいちゃする
5:かがみんと朝ちゅんする
6:かがみんにプロポーズする
7:かがみんと幸せな家庭を築く。子供は男女一人ずつ
8:子供の結婚をきっかけに子供夫婦と別居、家を売り払い田舎でかがみんと農業を始める
9:孫の名前をかがみんと考える。
10:年老いても夫婦二人三脚で穏やかに暮らす
11:かがみんと子供、孫達に見守られながら92歳で老衰で逝く
12:天国でかがみんを見守る
【うさぎ@鳥獣戯画 死亡確認】
【ハイジ@アルプスの少女ハイジ 死亡確認】
投下
終了
みたいな
誰か、Qk氏が規制に巻き込まれたみたいだからしたらばの仮投下スレから転載してあげてー。携帯からじゃさすがに無理なんでー
『あはは、あははははっ』
六条御息所は愉快でたまらなかった。
女を求めて彷徨う彼女がキリコに憑いたのは
ほんの気まぐれだ。最初は軽くからかうつもりだった。
しかし、キリコに憑いた瞬間、彼女の頭に流れ込んできた物。
それは、相手が死してもなお消えることない、愛しい人への
強い思慕の情であった。
彼女は嫉妬した、死んでもなお、愛され続ける女に。
自分は決してあの人に愛される事はなかったというのにっ!!
だから弄ってやった。死んだ女の思い人を。
女の事を言った時の男のあの青ざめた顔っ!!
愉快、愉快、愉快でたまらない。
六条御息所は最初からキリコを殺すつもりはなかった。
彼女が憎いのはこの世で生を愉しむ女どもであって、
“やもめ男”なのではない。
彼女は、ただ虫を弄るように、キリコを弄っただけだ。
『さて・・・・』
これからどこへ行こう。
嫉妬に狂う女の悪霊は何処とも知れず森の闇へと消えた。
【C-6/豪邸付近の森/一日目/黎明】
【六条御息所@源氏物語】
【服装】:白襦袢
【状態】:生霊
【装備】:不明
【所持品】:支給品一式
【思考】女を一人残らず呪い殺す。
1:愉快、愉快。
※備考:本体はマップのどこかに眠っていま
『あはは、あははははっ』
六条御息所は愉快でたまらなかった。
女を求めて彷徨う彼女がキリコに憑いたのは
ほんの気まぐれだ。最初は軽くからかうつもりだった。
しかし、キリコに憑いた瞬間、彼女の頭に流れ込んできた物。
それは、相手が死してもなお消えることない、愛しい人への
強い思慕の情であった。
彼女は嫉妬した、死んでもなお、愛され続ける女に。
自分は決してあの人に愛される事はなかったというのにっ!!
だから弄ってやった。死んだ女の思い人を。
女の事を言った時の男のあの青ざめた顔っ!!
愉快、愉快、愉快でたまらない。
六条御息所は最初からキリコを殺すつもりはなかった。
彼女が憎いのはこの世で生を愉しむ女どもであって、
“やもめ男”なのではない。
彼女は、ただ虫を弄るように、キリコを弄っただけだ。
『さて・・・・』
これからどこへ行こう。
嫉妬に狂う女の悪霊は何処とも知れず森の闇へと消えた。
【C-6/豪邸付近の森/一日目/黎明】
【六条御息所@源氏物語】
【服装】:白襦袢
【状態】:生霊
【装備】:不明
【所持品】:支給品一式
【思考】女を一人残らず呪い殺す。
1:愉快、愉快。
※備考:本体はマップのどこかに眠っていま
>>130 投下乙ー。かえる君の状態表がww
うさぎとハイジはお疲れ様です。
ちょ、被ったw
すまんー
>>130 ちょ、かえるw
煩悩にまみれすぎだろw
あああ申し訳ない……
投下終了済みと勘違いして投下してしまって本当にすみません
そして六条koeeeeeeeeeee!!!
ボトムズ予告もニヤリとさせる演出だったよー
投下乙。
六条さん流石というか恐ろしい人w
キリコとパトラッシュのコンビに期待。
投下乙です!
六条怖ぇええええええ!
平成時代から熟成された怨念は一味違いますな
パトラッシュ逃げてー!がキリコ逃げてー!になるとは想像もしてなかったぜ
かえるいい味出してるなwというか、煩悩に従いすぎだろw
しかし残念ながらかがみんは変体仕様なのだよ!
さりげなくうさぎの特番のアニメ感動シーンランキングで見飽きてるに吹いたw
ちょwwカエルの思考欄ww
六条御息所もこえー
>>141 平成時代から熟成された怨念ってなんて新しいw
投下乙です。
>>143 この際、平成でいいと思うw
age
俺たちはみんな一人では生きていけないのに、一人で生まれてきて一人で死んでいく。
そんな矛盾の中で俺たちは生きていくしかない。
俺たちが時として自分の命を賭してでも他人の命を守ろうとするのは、そんな矛盾に抗しようという無意識の衝動からなのかもしれない。
それでは先刻の俺の行為もそれで説明がつくのだろうか。
どうもそれだけではないように思える。
なぜなら、俺はまだこの男と出会ってから数刻しか経っていないからだ。
にも関わらず俺の体は「自分の身の危険を顧みず男を助ける」という行為を選んだ。
それにどんな理由と意味があったのか。俺にはまだわからない。
男は俺を肩に乗せたまましばらく歩いていた。
先刻あの女から受けた傷が痛むのか、時折その傷口を押さえている。
俺にはそれを黙って見守っていることしかできない。
それにしても人間というのはつくづく回復力の低い生き物だ。
俺たちハムスターならばちょっとやそっとの怪我はその日のうちに治ってしまう。
そう考えると、人間というのはその知性と引き換えに生物の持つ生への執着力、とでも呼ぶべきものを失ってしまった
非常に歪な動物なのではないかと思えてくる。
そんなことを考えていると、ふと前方からこちらに走ってくる集団が見えた。
一人は人間の女。随分風変わりな髪型をしている。呪術師か何かだろうか?
その女が連れているのは二匹の犬だった。二匹とも首に紐を巻かれ、呪術師の女によって無理やり引き回されていた。
なんというおぞましい行為だろう。
俺は同じ人間に飼われる動物として、呪術師の女がやっている犬たちへの虐待行為に激しい憤りを覚えた。
そして同時に、俺を肩に乗せているこの男がこの悪人を断罪することを期待した。
その期待はすぐに叶えられた。
男は女と犬の姿を認めるや否や、腰に差していた長い武器を抜いて女の体を一刀両断にした。
女は真っ二つとなって、自分の血で作られた赤い池の中に倒れた。
しかし手元が狂ったのか、その時一緒に女が連れていた犬のうちの一匹まで真っ二つになってしまった。
男は二つの死体を前にして立ち尽くしている。恐らく忸怩たる思いを抱えているのだろう。
ほんの手違いとは言え、呪術師だけではなく罪の無い犬まで殺してしまったのだ。
その時、女の魔手から解放されたもう一匹の犬が俺に声をかけた。
「かたじけない。汝らのお陰で助かった」
「気にするな。礼ならそこにいる男に言ってくれ」
「違いない。あの女に無理矢理引きまわれ、まさに死にも等しき拷問を加えられていたのだ」
「しかしあの犬は残念だったな。この男もあの犬までは殺すつもりは無かったはずだが」
「それは言っても詮無きこと。悪気の無い者の罪を責めても始まらぬ。
それに大悪を討つため、多少の犠牲は致し方ない」
この犬は信用できそうだった。俺はどうやら出会う仲間には恵まれているらしい。
「それで、卿はこの男と供に何を為すつもりなのか」
「さあな。まあそれほど長くは生き残れないだろうよ。しかし、生きている間は出来る限りのことはやりぬくつもりだ」
「では、この殺し合いを止めるために動くつもりなのか」
「ああ。俺たちがいくら頑張ったって結果は知れてるだろうが……何もしないよりはいい」
そういうと、犬は満足げに頷いた。どうやらこいつも志は同じようだ。
俺が男のほうを見ると、男は呪術師の女には目もくれずに死んだ犬のほうに手を伸ばしていた。
男は血の海の中で事切れている犬の首から、やさしい手つきでそっと首輪を外したのだ。
この行為を見た俺と犬は、激しく胸を打たれて思わず涙した。
男は、たとえ死んだ身であっても首にこのような枷をはめられているとは不憫だと考えて首輪を外してくれたのだ。
このような思いやりと義の心を持った味方にめぐり合えるとは、俺はなんと幸甚なのだろうと思った。
そして同時に、この男のためになら例え命を賭してもいい、はっきりとそう思ったのだった。
◆ ◆◆◆◆
6/とチビすけ、そしてポテトが立ち去ったあとで、地の中に沈んでいた死体がおもむろにのっそりと立ち上がった。
「もうやあねえ。びっくりしちゃったじゃない」
そう呟く奇妙な髪型の主婦。失ったはずの右半身もしっかりと再生していた。
彼女、フグ田サザエが死ななかった理由は、支給品の中にあったある薬を持ち前の意地汚さから一つ残らず飲んでいたからだ。
それは実は飲めば不死になる薬なのだが、サザエにとってはそれもどうでもいいことだった。
「それにしても、さっきの男の人、いきなり切りかかってくるなんて何考えてるのかしら。
きっとここにいる人を皆殺しにしようとしてるんだわ。
早くこのことを他のみんなにも知らせないと」
こうしてサザエは、危険人物の情報を広めるべく走り出した。
◆ ◆◆◆◆◆
「さすがに、見たくらいでは仕組みなんかわかんねえか」
6/は歩きながら、トーマスの首からとった首輪を弄り回していた。
「まあいい。首輪を解析して外すのは二の次だ。他の参加者を全滅させれば、そんなことをする必要も無いんだからな。
それに、何か知らんが『非常食』も手に入ったしな……」
6/は振り返ってなぜか自分の後ろをついてくるポテトの姿を見て冷たく笑った。
【D-3 平原/一日目 黎明】
【チビすけ@ハムスターの研究レポート】
【服装】全裸
【状態】健康
【装備】水戸黄門の印籠@水戸黄門
【道具】支給品一式、不明支給品3
【思考】 基本:家族の所に帰る
1:6/についていく
※6/@テラカオスバトルロワイアルを対主催だと誤解しています
※サザエを呪術師だと誤解しています
※所詮ハムスターなのでやや思考回路がアレです
【◆6/WWxs9O1s氏@テラカオスバトルロワイアル】
【服装】ウェディングドレス
【状態】右腕に若干の負傷
【装備】格さんの刀@水戸黄門、悟史のバッド@ひぐらしのなくころに、
ガトリング砲@現実 、ポテト@葉鍵ロワイアル3
【道具】支給品一式×5、不明支給品3、トーマスの首輪
【思考】 基本:全員殺してもとの世界に戻る
1:今はチビすけとポテトは殺さない。用が済んだら殺す
2:余裕があれば首輪を解析する
※ポテトを保護したのは非常食にするためです
【フグ田サザエ@カオスロワ】
【服装】全裸
【状態】不死身
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:猫限定マーダー(無意識)
1:6/が危険人物だとなるべく多くの人に知らせる
2:ここから脱出する
※不死の薬@竹取物語を飲んで不死になっています
しかし制限のため、不死の効果は六時間しか持続しません
【トーマス@FFDQロワ 死亡】
なお、いまだ黎明に到達してないのは
本郷猛、北条沙都子【G-9】
秋山深一、L字ブロック、椎名桜子、チェスワフ・メイエル【A-9】
アリオト、ジャンプ【A-1】
帝【F-2】
黄桜可憐、ミンウ【F-4】
雪広あやか、スペードの2、リゼルグ・ダイゼル、道蓮【J-5】
アルフレッド、ビブリ【D-9】
ハエたたきの手、スペランカー
阿魔野 邪鬼、地虫十兵衛【E-Z】
竜崎ゴウ、ジャック・ハーパー【C-8】
キラ・ヤマト、ゼロスザク【H-4】
恋【A-3】
ああああ【A-2】
音無可憐【D-9】
吉業ひとみ【B-2】
ぺっとんとん【E-6】
アキ、ネギ・スプリングフィールド【D-3】
リュウタロス、カイジ、ルガール・バーンシュタイン【E-6】
イヨ【A-5】
レッドベジーモン【I-2】
室賀豹馬【H-4】
田村令子【D-3】
ヤムチャ、マイメロディ、マックス【D-6】
ユーフェミア・リ・ブリタニア【C-10】
アンディ・ボガード、テリー・ボガード【G-6】
カヨ【D-6】
赤根沢玲子【D-2】
前原圭一、フランツ・フェルディナント、竜宮レナ【H-4】
高嶺響、ルーファウス【A-4】
ゼロ【C-7】
トモ【B-5】
零崎人識、道下正樹【E-3】
天童世死見、セル【C-9】
カムパネルラ【H-4】
剣菱悠理、片桐唯、マイキー【J-5】
ハクオロ、狭霧嘉麻屋【B-5】
かえる【F-6】
多分これくらい
全員黎明に到達したら(一部ほっといてよさそうなのもいるが)放送いけると思う
勘違いしてる動物が増えていくw
ぴこぴこ言う得体の知れない生き物を非常食にしようとするなんて流石6/!
俺たちに出来ないことを平然とやってのけるッ! そこにシビレる憧れるゥ!
見た目はほのぼのでゲームにのってるようには見えないかもしれんな
>>149 投下&まとめ乙です。
けど、黎明って2:00〜4:00だから放送はまだ先だと思う。
前スレにあった時間の区分をコピペ
深夜:0〜2
黎明:2〜4
早朝:4〜6
朝:6〜8
午前:8〜10
昼:10〜12
日中:12〜14
午後:14〜16
夕方:16〜18
夜:18〜20
夜中:20〜22
真夜中:22〜24
wiki編集の人、乙です。
まだ黎明に入ってないキャラでプロット考えようとwiki見てて気づいたんだけど
天童世死見は「2008年10月6日2時までに誰か一人でも命題をクリアしないと天童が即死亡」の設定があるから
深夜のうちに最低あと1話必要みたいだ。
けど、自分はネタが思いつかない……
とりあえず適当にマーダー作って減らすしかないようだね…
今、100人切ったくらいだっけ、残り参加者。放送までに半分切るくらいでいいんかな。
>>155 普通に発言する時はトリ外したほうが無難だぜ。
あと、あんまり迂闊な事を言うのは危険だと思うな。
前回の発言は取り消すよ。
みんな総スルーしてくれw
いざと言う時は猫屋敷に潜む何かで虐殺すればおk
あ、どなたか地図を再アップできる方はいませんか。
wikiへ収録したいんですけど……
地図とっておいてあるから、wikiの方にアップしておこうか?
了解!
マップのところにアップして、貼り付けておいたぜ!
文才はないから、誰か素敵な紹介文考えておくれ
>>163 サンクスです!
さて自分も一つ話を考えますか。
Gラインに参加者が結構集まってるな
猫屋敷も集中してる
あと下着売り場55階にいるジェシー・コクランもまだ深夜組だと思う
こいつも下手したらこのまま放送を迎えそうだがw
訂正
GじゃなくてDだ
恋、ルーファウス、高嶺響と
高嶺響、kskロワ住人で投下しますー。
島の北方にある都市の、さらに北端。海の見える位置にひっそりと、韓国料理店が佇んでいた。
店内には広い間隔で四角いテーブルが配置されており、韓国らしい赤を基調とした民族的な装飾から生まれる圧迫感を、程よく弱めている。
そして、この場には、3人の人間がいた。
「そうだな……これは、恋の過程だ。様々な形のピースを組み合わせて、列の――心のスキマを埋めていって。
でも、全て揃ってしまうと消えてしまうんだ。積み重ねてきた愛の印を、自らの手で消す。まるで、興冷めしてしまったかのように。不完全だからこそ、お互いを埋め合うように、恋が育まれてくっていうのにな。
だけど、だけどな、それは必要なことなのさ。
愛は溢れすぎると、火傷しちまうからな。二度と続けられなくなるよりは、よっぽど良いことなんだ。
ここまで語れば、もうお前らにも分かるだろう――?
恋はテトリスに似ている。なぁ、そうは思わないか?」
「まったく分からないわ、どうでもいいから私を崇めなさい」
「崇めておいた方がいいぞ。それがバトルロワイアルというものだ」
一番奥のテーブルに、携帯機のテトリスに没頭する男が座っていて。
店の中央に、その男を見据える、二人の男女が立っている。
韓国料理店の中でテトリスをしていた恋の元に、響とルーファウスがやってきて数分が経とうとしていた。
「いやー、驚いたぜ、俺は。名簿みたら知り合いもいないし、支給品は毒薬とこのテトリスゲームだけだぜ? 恋は障害のある方が燃え上がるけどさ、これはないって」
「それがバトルロワイアルというものだ、男よ」
「そうかい。しかしそのスーツださいっすねぇ! ……いや、冗談はいいとしてどこ製だい? なんで七色に光ってんの?」
「七色は七色よ。仕方ないじゃない」
「そうか? まあ、楽しく恋が出来るならそれでいいさ」
響とルーファウスが店に入って恋に話しかけてから、ずっとこんなやりとりが続いていた。
お互いを、信用するに値する相手かどうか判断するための雑談。そのはずだったのだが、
恋の独特でよく分からない比喩によって、既に雑談すら成り立たなくなってしまっていた。
ただ一方的に、響達にストレスが貯まっていくだけの会話。
何が恋だって? 意味がわからなさすぎる! すでに何度も、そんな言葉を言いかけていた。
それでも、2対1であるという気の大きさから、我慢してはいたのだが……ついに、響の頭の中で何かが切れた。
「――もう、いいわ! あなたと話をする気はないわ。やってちょうだい、ルーファウス」
「……ああ、わかった」
ルーファウスは響に言われ、デイパックから銃を取り出す。何のへんてつも無い、ただの拳銃。
両手でしっかり握り、銃口を恋に向ける。
「――なんだよ、いきなり?」
「悪いが、ただ座ってテトリスをしているだけでは生き残れないのだよ。さらばだ」
「おいおい、ちょっと待てよ、恋に焦りは禁物だぜ?」
恋は突然の死の危険に慌て、テトリスの携帯機を置くと両手を挙げる。
しかし、ルーファウスは恋の言葉など、既に聞きたくなくなっていた。
――ズガンッ!
ルーファウスが拳銃の引き金を引き、
恋の頭はなすすべなく吹っ飛ぶ。
1人の犠牲者が出て、この話は終わり。
その、はずだった。
◇◇◇◇◇
「支給品は、だいたいの場合3つ。いくら俺でも、パロロワの常識くらい知ってるぜ?」
恋は、無傷だった。
ルーファウスの手元が狂った訳でも、恋が銃撃を避けた訳でもないのに。
「ばかな! なぜ生きている!」
ルーファウスは驚き、響は怪訝な目で恋を見つめる。
そして一瞬の後、二人は視認した。何やらオレンジ色の物体が、恋の前にいつのまにか浮かんでいるのを――
「なぜ生きているかって? 文字通り、こいつが“まもって”くれたのさ。紹介するぜ、ラブたんだ」
ハート型の、シンプルなデザインをした物体――いや、目があるのが見えるから、生き物だ。
しかし、その生き物がどんな生物なのか、響とルーファウスには理解できない。
「ラブカスは、恋の象徴のようなポケモンなんだぜ。恋を語る俺に、ふさわしいとは思わないか?」
恋は、自分に支給されていた3つ目の支給品を、隠していたのだ。
ラブカス、ランデブーポケモン。
ポケモンの中でもそこまで強くない種だし、“まもる”もまた、ポケモンを知っていれば恐れるまでもない技だ。
だが、ポケモンが存在しない世界の人間に――相手の攻撃を必ず無効化できる技を持つその生き物は、驚異でしかなかった。
ラブカスがルーファウスと響を、くりくりとした愛らしい目でにらみつける。
防御力こそ落ちないものの、ルーファウスと響は未知の存在にたじろいだ。
いや、正確には――ルーファウスのみが、一旦距離を取った。
「七色光線!!」
高嶺響は、退かなかった。
「ラブたん、まもる」
両眼から放たれた七色光線を、恋のラブカスはまもりきる。
しかし、それは響の予測の上。突然出てきた生き物には驚いたが、冷静になればなんてことはない。
先の七色光線は、ただの予測の確認にすぎなかった。
「あなたがいくら抵抗しようと――主催を倒して主催になりかわる、この響様には敵わないのよ!」
恋に向かって挑発の言葉を投げ掛けながら、響は心の中で安堵した。
恋に向けて撃った七色光線を、ラブカスがかばうようにしてまもったからだ。
予測は、恐らく当たっている。
(やはり――あの変なハート型は、自分を守っているにすぎない! 前面に出すことで気付かれないようにしているようだけど、高嶺響のこの目はあざむけないわ!)
「ルーファウス! 同時にあの男を狙うわよ! あの変な奴は、1方向しか守れない!」
「お、おう、分かった」
ルーファウスに激を飛ばして銃を打たせ、同時に響は七色光線を放つ。
これで恋は、少なくともどちらかを自分の身で受けるしかない。
光線と銃弾、別々の角度から加えられるそれらを全て守るには、ラブカスの体は小さすぎるからだ。
もし避けられようと、連続で攻撃を加えれば、いずれは――
「ラブたん、れいとうビーム」
沈黙を続けていた恋が、待っていたかのように言葉を発した。
続けて、響の頭に――何かで殴られたような、衝撃が響いた。
◇◇◇◇◇
ルーファウスは、見ていた。
恋が、座っていたイスを掴んで、高嶺響に投げつけたのを。
七色光線は、目から発せられる技。技を出している間、響の視界は、自らの光線で狭められる。
だからこその――不意打ち。いい手だ、とルーファウスは関心した。
関心しながらも、ルーファウスは響にそれを伝えることは、しなかった。
(それが、バトルロワイアルというものだからな)
もともとルーファウスは、響の生死などどうでもいいのだった。
ただ、七色光線で殺されるかもしれないから、便宜上彼女と組んでいた。
それだけの、ことである。
(それに――今こそ、千載一遇のチャンスではないか)
敵の男はイスを投げているため、無防備。
男のしもべだろうハート型の生物は、響の七色光線を受けるのに精一杯だ。
今、ここで自分が再びあの男を撃てば。
響は倒れ、男は死ぬ――つまり、一人勝ちだ。
「最後に笑うのは、第三者。これがバトルロワイアルというものだ、悪く……思うなよ?」
ルーファウスは盛大にかっこつけながら、慎重に銃を構え、撃つ。
銃弾は真っ直ぐに、正確に恋へと飛んでいった。
「ラブたん、れいとうビーム」
だが、ルーファウスのもくろみも、銃弾も、銃も、
全てが――凍ってしまって、ルーファウスは言葉を発することが出来なくなった。
◇◇◇◇◇
「……あ、あぶな、かった」
戦いが、終わった。
かっこつけてはいたものの、恋はその実、ものすっごいびびっていた。
玉のような汗がほほをつたい、手も足もガクガクと震え、目はあらぬところを泳いで、口はからからにかわいている。
しかし、やったのだ。どうにか、襲ってきた2人を、倒すことが出来た。
「殺……したほうが、いいんだよな?」
恋の近くの床には、額にたんこぶを作って倒れている高嶺響。
少し遠くには、冷凍ビームで四肢を氷づけにされたルーファウスが、それぞれ気絶した状態で横たわっている。
支給品の中にラブたんがなかったら、間違いなく一瞬でやられていただろう。
いや、ラブたんがいても――この2人次第では、恋は死んでいたのだ。
「と、とりあえずラブたん、おつかれ」
ラブカスを、モンスターボールに戻す。“全ての技が3回しか使えない”との説明書きを信じれば、
「まもる」はもう使えないし、「れいとうビーム」も2発しか打てない。
「まもる」を解いて「れいとうビーム」を撃ったため、その間捨て身で七色光線を受けさせてしまったし……今は、休ませておくべきだろう。
そんなことより、
「殺して、しまうのか?」
もう一度、恋は自らに問いかけた。主催はツンデレで、もし優勝したらどんなデレが待っているんだ――? とは言ったが、
実際優勝する、となると、どうしたって人を殺さなきゃいけない訳で。
「あのなぁ、作品内でキャラを殺すならともかく――自分の手で、とか、ぶっちゃけ有り得ないと思うんよ、俺は。なんかのキャラになりきるとかならともかく……これ普通に、理不尽な理由で人殺ししてるだけじゃね?」
誰に向かってなのか、恋に例えることもせずに恋は呟いた。
いや、思えば戦い始めてからは、まともに恋に例えることが出来なくなっていた。
それほど――切羽詰まってる、ということだろうか。恋は薄笑いを浮かべながら、自嘲した。
「そう、だな。恋だってそうだ、ギリギリになったらどんなことだってやるんだ」
恋は考える。
大好きなあの子にもう会えなくなると知って、警備員を振り切って空港に突撃するシチュを。
姫がさらわれて、無謀だとわかっていながら、魔王に戦いを挑みにいくシチュを。
人間とは、そういう生き物なのだ。
「だったら、俺のすべきことはひとつだな」
最初の方針を%
、変えないこと。優勝狙い、一筋だ。
とりあえずこの2人には、毒薬を飲ませて逃げよう。人を殺すにはかなりの体力がいるらしいし、こんな序盤で体力を失う訳にはいかない。
「禁書目録のアニメも、帰ったら見ないといけないし」
恋はデイパックから「毒薬」と書かれた箱を取り出して、開ける。丁度、中には2つのカプセル。
恋はゆっくりと、カプセルを倒れている2人の口に含ませると、
2人が持っていたデイパックを奪い、その場を後にした。
――テトリスの携帯機を、テーブルの上に残したまま。
【A-3(韓国料理店の外)/黎明】
【恋@マルロワ】
【服装】普通の服
【装備】なし
【持ち物】支給品一式、ラブたん(ラブカス)@ポケットモンスター、ルーファウスと響のデイパック
【思考】
1:恋ってのは突然燃えあがる。そうだろ?
2:優勝して主催のデレを見てやるよ
3:帰ったら禁書目録のアニメ見るぞ
【ラブたん(ラブカス)@ポケットモンスター】
HP:あと40%
わざ:まもる(0/3)、れいとうビーム(2/3)、不明わざ1(3/3)、不明わざ2(3/3)
せつめい:ハート型のポケモンで、みずタイプ。ラブたんって名前は恋がつけたようだ。しかし、残念ながら♂である
※恋がどこへ向かうのかは、次の書き手さんにお任せします
――からだが、あつい。
骨が溶けていくみたい、だ。
私は――死んでしまうのだろうか。
そんな、嫌だ――生きたい、生きたい……
「うわー、ロリっこだ、かわいーなー、ぷにぷにー」
「ひゃぁっ!?」
突然ほっぺたをぷにぷにされて、私は目を醒ました。さっきの男とはまた違うタイプの一般人っぽい男が、私を起こしたみたいだ。
「やめなさい! 私は主催をたおして、主催になりかわるの!」
「えー、そんな物騒なこといわないでよー。天使みたいなロリっこが台無しじゃないかー」
「大体なんなの? さっきからロリっこロリっこって、私はれっきとした――」
そこまで叫んで、私は、気付いた。
七色スーツがダボダボになっている――私の体が、縮んでいる!!
「いゃあああああああああああああっ!!! 何よこれぇえええええっ!」
「わー、やっぱロリっこはそうやってはしゃいでるのがかわいいよー。ぷにぷにー」
「だからやめろっていってんだろうがあああああっ! 七色光線で溶かすわよ……あれ?」
――七色光線が、出なくなっていた。
「しかしかわいいなー。ぷにぷにー」
「いやああああああっ!」
そりゃ、生きたいって願ったけど!
こんな形でなんて、望んでないわよ……。
あ、ルーファウスのやつ、普通に死んでる。
【A-3(韓国料理店の中)/早朝】
【高嶺響@カオスロワ】
【服装】七色スーツ(大きさは合いません)
【装備】なし
【持ち物】なし
【思考】
1:元の体に戻る
2:主催を殺して、主催になる
3:恋は探しだして殺す
4:こいつうざい
※恋に飲まされたアポトキシン4869@名探偵コナンにより幼児化しました。七色光線が使えなくなりました
【kskロワ住人@kskアニメキャラバトルロワイアル】
【服装】とりあえずTシャツにジーンズでいいだろ
【状態】健康
【装備】なし
【持ち物】支給品一式
【思考】
1:ロリっこかわいいよー
2:トトロともふもふしたいよー
※テトリスの携帯機@テトリスが韓国料理店内のテーブルの上にあります。全100面で、クリアするといいことがあるかもしれません。
【ルーファウス@FFDQロワ 死亡】
投下終了かな?乙です。
恋……ある意味突き抜けてんなあ。
あとksk住民w喜びすぎだろw
kskロワ住民の大好物登場かw
終了宣言どうしたのかな?と思ってたらしたらばに宣言が
さるさんかwお気の毒に
投下乙です!
まあ、荒らししてたとはいえただの書き手が来たらこうなるよな〜
だが禁書から離れろやw
ロリに変身してすぐのタイムリー過ぎる住人登場に吹いたw
流石安価神に愛されるロワ、タイミングばっちりだw
恋wwww
腹筋崩壊するわwwwwwww
そして、ロリある所に住民あり、か…
やっぱ変態だなwww
kskロワ住人はロリのいるところにありか…ふむ
カン・ユー大尉で投下
H-8 湖の東の岸 / 早朝
カン・ユーに支給されたダイビングビートルはPR液の劣化が酷く
そのままでは使用できない状態だった。
並のボトムズ乗りならATを放棄していただろうが
カン・ユーはプロのボトムズ乗りだった。
コクピットを降りたカン・ユーがATの脹脛にあるアクセスパネルを開け
ロック機構を手動で解除すると
ダイビングビートルの胴体が膝を支点にして前方に向って沈み込み
降着ポーズと呼ばれる独特の姿勢を取る。
続いてATの背中に取り付けられたバックパックのメンテナンスハッチを開け
反応促進用の触媒のタンクを取り外すと
中身をPR液の注入口に注ぎ込み
更にはズボンのチャックを下ろして自分の小便を注入する。
コクピットに戻ってコンソールを睨むカン・ユー。
「信じてるぞワップ…」
待つこと数分。
マッスルシリンダーが稼動状態になったことを示す緑のランプが点灯する。
「やったぁ!」
カン・ユーは手を叩いた。
「これで急場は凌げるだろう、武器屋に行けば交換用のPR液も手に入るはず」
ゴーグルを装着しハッチを閉めるカン・ユー
「まってろよキリコぉー!」
フットペダルを踏み込むと
ATの足裏に装備されたグライディングホイールが唸りをあげ
ダイビングビートルが爆発した
【カン・ユー大尉@装甲騎兵ボトムズ】死亡?
支援
挿絵付きSSまでキタかw
そろそろさるさん解けたかな。途中送信したりもしてしまい、すいません。
あと「見た目は子供〜」の時間軸、ぶっちぎりで早朝になっちゃってるんですが、さすがにやばかったら黎明ってことに修正させて下さい。
>>186 挿絵つきすげぇww乙!
>>184 ワロタwwwww
たぶん死んでないんだろうな、何せ閣下は無能生存体だ
ちょっと質問。
スザクゼロって、参加者に配布されてる名簿には「枢木スザク」と「ゼロ」のどっちで載ってるの?
やっぱり「枢木スザク」?
名簿は最初の本名から変わってないはず
たぶん「枢木スザク」かな
やっぱり「枢木スザク」か。
せっかくゼロもいることだし、名簿ネタやりたいな。
家に帰ったらゆっくり考えよ。
本郷猛、北条沙都子、前原圭一、フランツ=フェルディナントで投下します。
夜の森は静かだ。
本来なら生物は皆眠りにつき活動するものなど少数の野生動物以外はほとんどいない。
それが夜の森のいつもの姿だ。
しかし今はそこに二人の動くものが見受けられる。
本郷猛と北条沙都子。
二人の出会いは少し前。
怯えている沙都子を本郷が優しく頭を撫でるところから始まった。
沙都子は初めこそ初対面の本郷に怯えていたが、彼の優しさに触れるうちに次第に心を許すようになった。
少し不器用な本郷ではあったが、それがかえって彼の気持ちをストレートに伝えたのは結果オーライであった。
そして二人とも殺し合いに乗るような人物ではない。
結果、二人が手を取り合うのにさほど時間はかからなかった。
「あ、海に出ましたわ」
「船……とすると、ここはG-10か。ツイているな」
そしてお互いの知り合いの情報を得た後、二人が目指したのは海岸だった。
それというのも沙都子に配られた支給品の中に「nice boatの鍵」というものがあったからだ。
船を動かす事が出来ればここから逃げ出す事は……何らかの仕掛けで出来ないまでも他に使い道はある。
海岸線沿いに船を走らせていけば目立つ事は確実。
それによって友好的な人物がいたら岸に寄せて乗せればいいし、逆に敵意のある人物なら近付かなければこちらは安全だ。
まあ、その辺りは適宜臨機応変に対応するとして、本郷の鋭敏な嗅覚によって海の方角に見当を付けて歩く事数十分。
見事海岸に辿りつけたばかりか、いきなり目的の船まで見つかるとは中々幸先が良かった。
「やりましたわね本郷さん」
「ああ、とにかくまずは操舵室だ」
意気揚揚二人は前方に設けられたタラップからnice boatへと乗り込んで行った。
その心の内は幸先にいいスタートのおかげか幾分明るいものだった。
――そしてまさにその時、後方のタラップより船から降りる人影が二つ。
「はぁ、結局役に立ちそうな物はロープぐらいでしたね」
「そう落ち込むな。早々思い通りに行くはずはない。
とりあえず人を集めるためにも都市へ向かうか。
武器屋や病院といった有用な施設も数多くあるから誰かしらいるだろう」
前原圭一とフランツ=フェルディナント。
二人は2時間余りを船内捜索に費やしていたが、目ぼしい戦利品はロープだけであった。
船を動かそうにもロックが掛かっていて専用の鍵が無いと動かない仕組みになっていた。
時間の割に得る物が少なかった今回の結果は二人を少しばかり憂鬱な気持ちにさせていた。
しかしそのような事で二人が落ち込む事はなかった。
この殺し合いを打破するため、仲間と再会するため、二人は立ち止まる気など全くなかった。
(レナ、沙都子、梨花ちゃん。無事でいてくれよ)
(本郷……お前は今どこにいるのか)
二人は一路都市を目指して北西の方角へと進んで行った――件の探し人がすぐ後ろの船の中とも知らずに。
こうして彼らはすれ違ってしまった。
彼らがこの場で無事に再会できるかは、誰にも分からない。
【1日目 黎明/G-10 niceboat内部】
【本郷猛@仮面ライダー 誕生1971】
【服装】:革ジャン、丈夫なジーンズ
【状態】:健康
【装備】:バタフライナイフ
【道具】:支給品一式、不明支給品0〜2
【思考】
1:船を動かして人を集める。
2:戦う力の無い者を保護する。
3:主催者に反逆する。
【備考】
※<飛蝗男>に変身出来ます。
ただし能力には制限が掛けられており、変身後の肉体的疲労も大きいです。
詳しい制限については後の書き手さんにお任せします。
【北条沙都子@ひぐらしなく頃に】
【服装】:緑のワンピース
【状態】:雛見沢症候群(程度は不明)
【装備】:niceboatの鍵
【持ち物】:支給品一式、不明支給品0〜2
【思考】
1:本郷と共に行動する。
2:圭一さん、みんな、にーにー……――
【備考】
※原作の具体的時期は不明です。
雛見沢症候群にかかっていますが、今は落ち着いています。今後どうなるかは不明。
【1日目 黎明/G-10北西部】
【前原圭一@ひぐらしのなく頃に】
【服装】:ワイシャツにズボン
【状態】:健康
【装備】:ワルサーPPK(24/24)@現実
【道具】:支給品一式、双眼鏡
【思考】
基本方針:このくそったれなゲームをぶっ壊す。
1:都市に行き、この殺し合いを打破する仲間を集める。
2:命に代えても部活仲間を助ける。
【備考】
※本編終了後からの参戦です。
【フランツ=フェルディナント@仮面ライダー 誕生1971】
【服装】:黒い詰襟の軍服
【状態】:健康
【装備】:特殊警棒@現実
【持ち物】:支給品一式、猫缶
【思考】
1:前原圭一に協力する。
2:本郷猛の事が少し気にかかる。
【備考】
※<黄金狼男>に変身できます。
能力には制限がかかります。制限に気付いていません。
支援
投下終了。
書いといてなんだが、再会できるのかな?
投下乙!
なんというすれ違いww
はてさてnice boatはどうなるんだろうか
投下乙!
このすれ違いがどうなるんだろう……niceboatもなにやら活躍しそうでいいな、GJ!
GJ!!再会ならずか・・・・。
しかし、niceboatがあるのにスクイズキャラは一人もいないんだよな。
何か変な感じだ。
203 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/11(土) 21:45:58 ID:bERR6eLZ
スクイズ、ゲーム系では珍しく票取ってたのにな・・・
ギャルゲ高校に誰もいなかったから言葉様と斬の討条で書こうかと思ってたけど、速さが足りなかったぜ。
そういや、次の話で100話になるのな、ここ。速いなー……
つーかそもそもギャルゲ高校ってなんやねんw
百階建ての下着売り場とか地下が異様に深い猫屋敷とかあるような世界で
今更だけどさw
確かにw
書き込Test
そろそろみんな飽きて来た頃かな
自分の場合は週末は色々忙しくてな
まあ書きたかったキャラが書き上がった頃にはすでに死んでた、なんて可能性が減るし
これくらいのペースのほうがいいやw
まあ今までが異常だっただけでこれが普通ぐらいなんじゃないか。
書きたいネタはあるんだが、今忙しくて手が付けられんw
前スレ落ちたみたいなんで、現在位置と時間軸表を作ってみた、間違いや抜けがあったらごめん
Aー1
アリオト【深夜】
ジャンプ(擬人化)【深夜】
A-2
ああああ【深夜】
A-3 韓国料理店外
恋【黎明】
A-3 韓国料理店内
高嶺響【早朝】
kskロワ住人【早朝】
A-5
イヨ【深夜】
ランキング集計人【黎明】
黒井ななこ【黎明】
楠紗枝【黎明】
源義経【黎明】
A-6
キリコ=キュービィ【黎明】
パトラッシュ【黎明】
A-9 教会内
秋山深一【深夜】
L字ブロック【深夜】
椎名桜子【深夜】
チェスワフ・メイエル【深夜】
B-2 ビデオ店
吉業ひとみ【深夜】
B-5
トモ【深夜】
B-5 ペットショップ
ハクオロ【深夜】
狭霧嘉麻屋【深夜】
C-5
◆6/氏(クロス)【黎明】
かがみ(クロス)【黎明】
アムンゼン(その3)【黎明】
竜【黎明】
C-6 豪邸付近の森
六条御息所【黎明】
C-6 森の中
ジャイアンの母【黎明】
C-7
ゼロ@ジェッターズ【深夜】
C-8
竜崎ゴウ【深夜】
ジャック・ハーパー【深夜】
C-9
天童世死見【深夜0:59】
セル【深夜0:59】
C-10 砂浜
ユーフェミア【深夜】
D-2 メイドカフェ
赤根沢玲子(レイコ)【深夜】
D-3
アキ【深夜】
ネギ・スプリングフィールド【深夜】
チビすけ【黎明】
フグ田サザエ【黎明】
◆6/氏(カオス)【黎明】
D-3 森の中
田村令子【深夜0:11】
D-4
ジェレミア・ゴットバルト【黎明】
D-6 上空
カヨ【丑三つ時】
D-6 西
ヤムチャ【深夜】
マイメロディ【深夜】
D-6 東
MAX【深夜】
D-7
神山満月【黎明】
マシロ【黎明】
ゼロ(ハン)【黎明】
ルガール・バーンシュタイン【黎明】
D-9 伝説の木のそば
アルフレッド【深夜】
ビブリ【深夜】
D-9 伝説の木から少し離れたとこ
音無可憐【深夜】
E-3 下着店55階
ジェシー・コクラン【深夜】
E-3 下着店入口
零崎人識【深夜】
道下正樹【深夜】
E-6 怪しい洞窟奥
ペットントン【深夜】
E-6 怪しい洞窟外
リュウタロス(シン・アスカ)【深夜】
カイジ(宇海零)【深夜】
E-7
阿魔野邪鬼【深夜】
地虫十兵衛【深夜】
F-2
帝【深夜】
F-4
黄桜可憐【深夜】
ミンウ【深夜】
F-4 川
刹那・F・セイエイ【黎明】
F-5
クレア・スタンフィールド【深夜】
F-6
かえる【深夜】
F-8 とらのあな外
かぐや姫【黎明】
ファシル(鈴木次郎)【黎明】
ハートのクイーン【黎明】
G-6 渓谷内
アンディ・ボガード【深夜】
テリー・ボガード【深夜】
G-10 北西部
前原圭一【黎明】
フランツ=フェルディナント【黎明】
G-10 niceboat内
本郷猛【黎明】
北条沙都子【黎明】
H-4 猫屋敷
竜宮レナ【深夜】
H-4 猫屋敷1階
キラ・ヤマト【深夜】
枢木スザク【深夜】
H-4 猫屋敷地下五十八階
カムパネルラ【深夜】
H-4 猫屋敷外の森
室賀豹馬【深夜】
H-5 山
古手梨花【黎明】
ズシオ【黎明】
H-8 湖の東の岸
カン=ユー【早朝】
H-9
プリンセス・ハオ(ハオ)【黎明】
カズヤ(カズマ)【黎明】
鈴木万吉【黎明】
I-2
レッドベジーモン【深夜】
I-4
曲がると転ぶ男【黎明】
I-6 橋の西
丹波文七【黎明】
J-5 ハッテン場
雪広あやか【深夜】
スペードの2【深夜】
リゼルグ【深夜】
道蓮【深夜】
剣菱悠理【深夜終了前】
片桐唯【深夜終了前】
マイキー【深夜終了前】
阿倍高和【深夜】
(No99まで)
ハエ叩きの手とスペランカーは前スレに位置が書いてあったと思ったけど、覚えてない……ごめん。今死んだのが53人で、生きてるのは99人、かな?
おお、位置まとめ乙です!
あ、それと前スレならWikiの過去ログ集に収録してあるので、そこで見れると思いますよ。
まとめ乙です。
wiki編集してる人も乙です。
書きたいんだけど、把握済みキャラ同士が出会える距離にいないんだよな。
「なんとなく知ってる」でもいいならどうにかなるんだが……
テキトーにキャラ付けしちゃおっかな〜。
そういう時こそ不明支給品w
移動できるものでも支給しちゃえ!
しかし程々が肝心だ。
人いないな。さみしい。
誰かいませんか〜?
>>217 なるほど……てか、このロワで程々って難しいなw
呼ばれて飛び出てカサカッサ
ん?呼んだ?
なんだなんだ
人いた!
いや、さみしかっただけで特に用事はないんだけど!
誰か投下が来るまでの雑談のネタでも提供してくれないですかね?
雑談のネタ?
えーっと急には思いつかないな
では期待のキャラでも上げていくのはどうだろうか
期待のキャラ……
深い意味はないけど、インスピレーションでリュウタロス(元シン・アスカ)かな。
改名されるし、キラもいるし、マユ死んじゃってるし、
生存キャラの中ではかなり不幸度は高い気がする。
ちび助とかパトラッシュとか動物勢に期待
L字ブロック、七並べ組、ジャンプ(擬人化)とかの、発想の勝利なキャラにはなんだかWktkしてるー。
いっぱいのゼロに期待w
なんか空気になってる猫屋敷の面々
そういえば、カムパネルラって猫なの?
ますむらひろし版が出典らしいから猫だな
服装が上タキシード下裸で原作の方だったら完全に変態だなw
あと猫屋敷地下に潜む何かも気になる
何が潜んでるんだろうな、あそこw
ギャルゲ高校、豪邸、病院、雑貨屋……まだ出てない施設も気になるなー。
ギャルゲ高校というからにはギャルゲっぽい何かがあるんだよな
とにかくフラグが立ちやすいように色々なブツがそこら辺に
制服のスカートは激短いんだろな
ところでハクオロ組がI-3首相官邸からB-5ペットショップにワープしてるんだがw
きっとどうにかして移動したんだよw
そのうち移動アイテムでも持たせておいて過去にもつかったことにすればおk
どこでもドアとかなw
ところで竜組は遭遇すると楽しいことになりそうな奴らが多いな
6/関係はもちろん、かがみとカエル、アムンゼンとパトラッシュにも期待
ときに皆、何人くらい書けるキャラがいるのだろうか……? 俺は数えてみたら、知ってるキャラ&このロワのオリキャラで半分くらい、書けそうなのはもうちょい少なかった
アキ、カヨ、トモ、ハイジ、アムンゼン3、ファシル、鈴木万吉、鈴木一郎、狭霧嘉麻屋、カムパネルラ、阿部高和、道下正樹、枢木スザク、ジェレミア、ユフィ、
赤根沢玲子、スペランカー、ジャイアンの母、ジャック、北条沙都子、前原圭一、竜宮レナ、古手梨花、ジェシー、黄桜可憐、剣菱悠理、秋山深一
自分は生きているメンバーなら以上
知らないキャラが多すぎるwww
>>241 残念なお知らせだが、ハイジはガウェインの自爆に巻き込まれて死んだ気がする。
あと鈴木イチロウもプリンセス・ハオに殺られたはず。
書けそうなので全体の半分くらいかな
コードギアスを断片的にしか見てないのが辛い
知らない作品についてはどのキャラが原作通りなのかすらもわからねえw
自分の知ってる範囲ではキャラ崩壊してないのは
ひぐらし勢、イヨ、ジェシー・コクラン、オリロワ勢(沙霧以外)、くそみそ勢、6/とかがみ
くらいしかわからん
キャラ崩壊している奴らはこのまま書くも好し、何かの拍子で元の性格に戻すも好し。
つまりは書いた者勝ちだ。
また人がいない……
みんな書いてる最中のかな?
今夜中に投下予定だよ
話の内容は2,3考えているが、今別予約消化中で手が出せんw
>>246 おお、楽しみに待ってるぜ!
それにしても、クレーターの周りに人が多いな……クレーターのある4エリアの周りに27人もいるw
やっべ書いてたら思わず長くなっちゃって
書ききれなくなりそうだ
C−5地区に広がる森の中で、二人の男が対峙していた。
一人は、全身を「大鎧」と呼ばれる、平安時代から鎌倉、室町にかけて
使用された形式の鎧に身を包んだ背の低い男である。
その手には「贄殿遮那」という銘を持つ太刀を下げている。
もう一人は、長い総髪の、羽織姿の武士である。
正眼の構えで、打刀の切っ先を鎧の男に向けていた。
一見するとまるで時代劇の一幕のようではあるが、
これはまったくの現実であるし、時代劇だとしても、
着ている格好に時代差がありすぎる。
総髪の武士の方は、名を阿魔野邪鬼と言った。
甲賀姫宮村の住人にして、甲賀忍者である。
かつては甲賀七人衆という、異能の忍者集団の頭だったが、
憎っき宿敵、伊賀の影丸により部下たちは皆倒され、
今の彼は唯の牢人だ。
鎧の男は、驚くべきことに名を源義経と言う。
そう、知らぬ人となし、あの源氏の九郎判官義経である。
彼は、壇ノ浦の合戦の直前、ここに突如呼び出された。
そして一刻も早く戦場に帰るべく、この殺し合いの場を
奔走していた。
二人が出会ったのはほんの五、六分ほど前、
C−5とB−6の境の場所である。
最初の獲物、男一人、女一人を逃がした義経は、
彼を拘束していた、怪しげな光の剣が消えた後、
先ほどの三人には追いつけぬと見て、他の獲物を
探し、南の方へ向かっていた。
一方、邪鬼は、今ここで何が起こっているにしろ、
先ずは情報が重要と、人が集まりそうな街に
地虫十兵衛と共に山から下りてきたところであった。
そこで、ともに忍者である以上、二手に分かれた方が
効率がいい、正午になったらまたこのあたりで落ち合あおう、
と約束し、地虫は西へ、邪鬼は北へと向かった所であった。
こうして、邪鬼と義経は対峙する運びとなったわけである。
(ちぃ・・・・こやつ思ったより強い・・・)
邪鬼は義経の予想以上強さに焦っていた。
最初、この目の前の男が自分のことを「源の九郎義経」と名乗った時は、
思わず哄笑してしまったものだ。
九郎判官義経!童でも知っているかの英雄の名を出すとは、
なんと大きく出てきた事か。
よくよく見れば着ている具足もやたら古めかしい代物だ。
いちいち準備のいいことだ。
ここで邪鬼は義経の実力を大きく見誤った。
彼は義経を唯の騙りの張ったり屋だと思ったのである。
しかし事実はどうだ。
邪鬼の羽織は所々千切れ、血で滲んでいる。
これは、義経の恐ろしく早い太刀さばきに、間合いの
とり方を誤ったがためだ。
(鎧を着けてこの早さかっ・・・・)
邪鬼は戦慄する。
「義経」の着けている大鎧は総重量が20kgから30kgだという。
これは、2リットルのペットボトルの10本から15本分の重さに相当するものだ。
つまりこの色白の小男は、そんな重たい物を身につけながら、
刀の扱いに長けた素肌武者(忍者だが)と戦っているという事になる。
(もしかすると本物かもしれん)
義経には逸話が多いがその中に「八艘飛び」と言う物がある。
壇ノ浦の合戦の時、平家の中でも特に剛力で知られた平教経に
迫られた時、八艘の船の間を次々とまるで飛ぶように跳ねて、
組み打ちを避けたというものだが、なんと義経はこの時
完全武装の状態で6メートルも離れた船に乗り移ったという。
恐るべき身体能力である。
鎧を着けたままの例の太刀さばきを見れば・・・・ありうる。
また、義経はまだ牛若丸と呼ばれていた頃に、天狗に剣術の手ほどきを受けたというが、
彼の使う刀のさばきは、刀の使い方を知らぬ者や、
粗雑で原始的な介者剣術のそれではない。
やや古風で、中には見たことの無い型もあるが、確かに剣術に通じた者の動きだ。
(噂に聞く、京八流か!)
“京八流”
それは今は絶えてしまった半ば伝説上の剣術である。
かつて鬼一法眼(『義経記』などに名がある、伝説の陰陽師にして軍学者)が、
鞍馬山の八人の僧侶に授けたとされる剣術で、日本で最も古い剣術だと言われている。
その後継としては、武蔵との決闘で著名な吉岡流、佐々木小次郎の師匠、富田勢源が達人として知られる中条流があると言われるが定かではない。
義経が天狗より修めた剣術はこれだと言われている。
(地虫の話もある・・・・だとすれば・・・・)
地虫十兵衛が言っていたこと、
『・・・・・俺の記憶が確かなら今は慶長十九年(1615年)じゃ・・・・』
(時を越えたというのか・・・・馬鹿な・・・)
しかし、今自分がおかれた不可思議な状況を鑑みれば、決して夢物語では・・・
(ええい・・・・そのような事はどうでもいい!取りあえずはこやつを倒してからだ)
思考を無理やり中断すると、邪鬼は正面の恐るべき強者に意識を集中した。
一方、一見有利に見える義経も、実は大いに焦っていた。
(太刀さばきがまるで違う!)
目の前の男は、自分よりも刀というものに通じている。
義経は、これまでの数合の打ち合いから、その技術の差を
読み取り、焦っていた。
これは詮無きことだろう。
義経の京八流は、いわゆる剣術が成立する以前の物である。
一方、邪鬼の修めている剣術は、飯篠長威斎の天真正伝香取神道流以来の
現代に続く剣術であり、伊藤一刀斎景久、塚原卜伝、上泉伊勢守信綱、柳生石舟斎宗厳と
いった偉大な人々の手によってより洗練された剣術である。
義経の剣術と邪鬼の剣術とでは、完成度があまりにも違いすぎた。
また、一見有利に見える、鎧を着けていることもまた、焦る要因だった。
本来、大鎧は馬上で使う事を前提としており、非常に重い代物だ。
その重さが、義経の体力を徐々に奪っていた。
また、大鎧は弓に対する防御に重点を置かれている鎧で、
徒歩戦には向いていない。鎧を着ているからと言って防御面も万全で無い。
(次の一撃で勝負を決めねば・・・・)
義経は「贄殿遮那」を諸手で構えた。
(むっ・・・)
邪鬼は義経が構えを変えたことに気が付いた。
さらに、彼の殺気が急速に強まっていることも。
(次の一撃で決めるつもりか・・・)
義経の構えは、所謂“大上段”と言われるものだ。
迂闊に間合い入れば両断されるだろう。
(正攻法では分が悪い・・・・ならば・・・)
そう考えて邪鬼が取った構えは、
「むっ・・・?」
実に奇妙な構えであった。
刀を地面に突き刺し、右手を添えるように握る。
(何のつもりかは知らぬ・・・が)
義経は、その奇妙な構えに、訝しみつつも、
冷静に切り込む機をうかがっていた。
睨み合う事、二、三分。
しかし、当人たちには永遠とも思える時間が過ぎる。
「カァーっ!!」
最初に斬り込んだのは義経だ。
大上段から、全霊を込めた剣が振り下ろされる。
対する邪鬼の技は、その構えと同じく奇妙なものだった。
邪鬼は、右足で、地面に刺さった刀を蹴りあげたのだ。
中空で、切っ先が義経の方を向く。
その瞬間、右手の手のひらが、刀のつか頭を鋭くはじいた。
切っ先は、義経の剣撃よりも早く、
違うことなく義経の鎧の隙、喉笛に鋭く突き刺さった。
しかし、喉を突き刺されながらも、義経の剣撃は恐るべきものだった。
義経の放った大上段は、邪鬼を左肩から真っ直ぐに斬りつけた。
「ぐっ!」
見紛うことなき深手。
邪鬼と義経は、重なり合うように地面に倒れ伏した。
両者が相打ちになってからおおよそ一時間ほどしただろうか。
むくりと、義経の死体を押しのけて、邪鬼が立ち上がった。
どうしたことか、先ほど義経に付けられた傷は、
羽織に大量の血が付着してこそあれ、
何事も無かったかのようにふさがっていた。
「ふぅ・・・・俺でなければ危うかったかもしれん。
他の者ならば、良くて相打ちだっただろう」
これぞ、阿魔野邪鬼の恐るべき忍法である。
邪鬼の体は先天的に異常な再生能力を持っており、
それこそ通常ならば死亡するような傷でも、
ほとんど三時間以内に完全に回復し、蘇生してしまうのだ。
そんな彼の得意技こそ、相手との相打ちを狙う事だった。
彼の出身地である姫宮村は、邪鬼のような
異形の者たちの巣窟であり、
全身に吸盤が付いている者、
犬並みに鼻が効くもの、
全身の皮膚が鉄のように硬い者など、
ありとあらゆる異形の忍者を代々輩出してきた村なのだ。
その中でも、邪鬼の能力は彼固有の者であり、
この能力で彼は二百年もの時を生き延びてきたのである。
もし、彼を殺そうと思えば、全身を粉々にするなどの手しかないだろう。
(しかし・・・普段よりも治るまでに時間が懸ったような・・・・)
邪鬼は、かつて刀傷があった場所を眺めて考える。
(ここのところ奇妙なことが続いている・・・少し気にかけておいた方が良いかもしれぬ)
そう考えながら、義経の首より刀を抜きとり、血を拭いて、鞘におさめた。
「しかし、地虫の方は大丈夫なのか・・・・」
彼は地虫の向かった方角を向いて呟いた。
【源義経@平家物語 死亡確認】
【C-6/ 早朝 一日目】
【阿魔野 邪鬼@伊賀の影丸】
【服装】:羽織姿の武士
【状態】:健康
【装備】:脇差@現実、太刀@現実
【持ち物:不明
【思考】
1:地虫は大丈夫だろうか
2:誰かと情報交換がしたい
3:ゲームに乗るかは未定
[備考]
※「由比正雪の巻」後の参戦です。
再生能力は制限されています。
制限に少し気付きました。
※【地虫十兵衛@バジリスク〜甲賀忍法帖〜】については
次の書き手さんにお任せします。
投下終了
キリコ・キュービィ、パトラッシュ、カン・ユー大尉で投下
257 :
異変:2008/10/14(火) 04:05:47 ID:Qi3wjfx3
A5地区 早朝
キリコとパトラッシュはゲームに乗った参加者の待ち伏せを警戒して道路を避け
南フランスの田園地帯を思わせる生垣に身を隠しながら町に接近していた
突然パトラッシュが藪の中に駆け込んだ
周囲を警戒しながら待機するキリコのもとに
パトラッシュが一人の男を引き摺ってくる
着衣のあちこちに焼け焦げを作り
白目を剥いて気絶したカン・ユーだった
「ぐふぇへへへ…脳がイタ……ふはっ!?!」
異星のサイボーグ兵士になって暴れていたカン・ユーが夢から醒めると
目の前にキリコがいた
「気がついたか」
「キリコ君、キリコ君じゃないか!」
「キリコ…君?」
「ここで君に会えるとは!私は実にツイている!」
カン・ユーはやおら立ち上がると
困惑するキリコの肩をガシッ!と掴み
瞳を輝かせるカン・ユー
「さあキリコ君、力を合わせて主催者を倒し
この馬鹿げたゲームを強いられている人々を救おう!」
「なん…だと……」
【キリコ・キュービィ@装甲騎兵ボトムズ】
【装備】:S&W M60@現実(弾丸は全部で24発)、
UZIサブマシンガン@現実(マガジンの数は全部で4つ)
【持ち物】:登山ナイフ(支給品はすべて確認済)、基本支給品
フィアナ、俺は悪い夢を見ているのか…
【カン・ユー大尉@装甲騎兵ボトムズ】
【装備】なし
【持ち物】なし
クエントの遺産(@装甲騎兵ボトムズ)の力でH8からA5にワープ
爆発のショックで綺麗なカン・ユーに
【パトラッシュ@フランダースの犬】
【装備】未確認
【所持品】支給品一式
わあ、なんか渋いオジサンが仲間になった
投下終了
投下乙ー!
>>255 義経SUGEEE! と思ってたら、邪鬼は再生能力持ちなのか……刺し違えて勝つってこれまた凄い奴だ。
>>258 おー、ついに同作キャラの2人が出会った!大尉、ワープアイテムで生き延びてたのかw
すっげー剣士同士の戦いか!
チャンバラGJ!
投下来てる!
邪鬼vs義経気合SS入ってるなー
>>258 微妙に蚊帳の外のパトラッシュの思考欄にワラタw
投下乙です。
>>255 バトルかっこよすぎて感動した。
それにしても、相打ちが得意技ってすげー。
>>258 パトラッシュ……w
あんまり自信ないけど、書いたから投下してみる
「どのネコさんにしよっかな? かな?」
六条御息所の手によって自分の頭上で惨劇が引き起こされたことも知らずに猫と戯れていた竜宮レナが
さすがにここにいる猫全部は無理だと諦めて、お持ち帰りする猫を選び出したのは午前2:00を過ぎた頃だった。
さんざん悩んでレナは1匹の猫に狙いを定める。
「おっもちか〜えり〜〜☆」
猫を捕まえようと飛びつく。
が、猫はそれをあっさりかわすと、部屋の外に走っていってしまった。
「待ってよぉ」
レナはそばに置いていた自分のデイパックを拾い上げて慌てて猫の後を追う。
廊下を走り、外に出て、猫屋敷の庭を逃げる猫を夢中で追いまわしていたレナの足元から、突然地面がなくなった。
「え?」
気がついたら、レナは凄まじい勢いで落下していた。
そして――
ぽわ〜〜〜ん、ぽわ〜〜ん、ぽわ〜ん、ぽわん、ぽわわわわわわん………
「?????」
びっくりしすぎて声も出せないまま、レナはあたりを見回す。
自分はどうやら巨大なトランポリンの上に落ちたこと。
そのおかげで、かなりの深さまで落ちたにも関わらず無傷であること。
上を見上げても何も見えないこと。
周りにはトランポリン以外には何もないこと。
それらをどうにか理解したレナは、突然の事態に動揺しながらもとりあえず地上を目指すべきだと考え、
トランポリンから降りて辺りを散策することにした。
それから1時間――どんなに歩いても床とトランポリン以外に何もみつからない。
扉はおろか壁もない。
唯一の目印であるトランポリンが見えなくなるのは危険だと感じて、いったん元の場所まで戻ることにする。
「どぉしよぉ……」
地上に戻る方法をレナは必死に考える。
考えながら歩いていたから、うっかりトランポリンの脚に激突してしまった。
「いたたたた」
ぶつけた額を撫でながら、トランポリンを見上げる。
本当に大きなトランポリンだ。
梯子がついていたから降りるのにそれほど苦労しなかったが、布の部分は床から10mくらいの高さにあるし、
面積も雛見沢分校20個分はあるだろう。
しばらくトランポリンを見つめていたレナは、あることを閃いた。
「これで地上までジャンプできないかなぁ」
他に外に出る方法を思いつかないので、さっそく実行に移すことにしてトランポリンの上に登る。
「せーのっ!」
ぴょん、ぴょ〜ん、ぴょ〜〜ん、ぴょ〜〜〜ん……
何度かジャンプを繰り返すうちに、今まで見えなかった天井が見えてくる。
天井に、自分が落ちてきたのであろう穴を見つけたレナはジャンプの位置をその穴に合わせる。
地上は無理そうだが、この上のフロアまでジャンプするのは難しくなさそうだ。
ぴょ〜〜〜〜ん、ぴょ〜〜〜〜〜ん……シュタッ!
レナは無事に1つ上の階の部屋に着地する。
さっきまでいたトランポリンのあった空間と違って、天井も見えるし壁も扉もある。
20畳くらいの応接間らしき部屋だ。
普通の部屋であることにホッとしたレナが、まずは部屋を出て上への階段を探そうと1歩踏み出した瞬間、
いきなり部屋の扉が開けられた。
扉を開けたのは上だけタキシードを着て剣と楯を持った2足歩行の猫――カムパネルラ――だった。
驚いて後ずさったレナと、同じように驚いたカムパネルラの目がばっちり合う。
「……えっと…ネコさん、なのかな? かな?」
「……一応そうです」
「じゃあ、お持ち帰り〜☆」
「えええええ!?」
本能で身の危険を感じて逃げ出したカムパネルラを、レナは全速力で追いかけた。
【H-4/猫屋敷地下65階/黎明】
【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】
【服装】:白のワンピース、白い帽子
【状態】:興奮状態
【装備】:不明
【持ち物】:支給品一式
【思考】
1:ネコさん、お持ち帰り〜☆
2:地上に出る。
【カムパネルラ@銀河鉄道の夜】
【服装】上だけタキシード、下は裸
【状態】LV75
【装備】くりからのつるぎ+62@真女神転生if…、マルダーの盾+55@ロマンシングサガ〜性戦士ガラハゲ殺人事件〜
【持ち物】支給品一式、エリクシャー@ファイナルファンタジー2〜インド人ミンウの命は1ギル〜×6、BON(ダイナマイトのようなもの)@アトランティスの謎×9、混沌のテラ@テラカオスバトルロワイアル
【思考】
1:えええええ!?
2:もっと下に降りてみる
※レナが利用したトランポリンで最大どの程度の高さまでジャンプできるかは不明です。
支援ー。
以上で投下終了です。
まだまだSS書き始めて日の浅い初心者なので
今後のためにもいろいろ教えていただけるとありがたいです。
感想とか批判とかよろしくおねがいします。
乙!
何かWizの地下迷宮みたいだな。
やっぱりレナはカンパネルラに反応したかwwwww
ところで、どうやってレナはトランポリンから乗り降りしたんだ?
レナって木登りできたっけ?
投下乙ー。
猫屋敷地下がどんどん凄いことに……下着売り場といい、この島の施設はとんでもないなw
お持ち帰りモード全開のレナもいいキャラだwGJ!
投下乙です。
このレナかぁいいよぉ〜
カンパネルラがんばれー
>>269 梯子が付いているみたいっす。
>>269 梯子がついてるって書いてあるよ
猫のカンパネルラはレナのツボ直撃だろうなw
下着店入り口に、見るも恐ろしい光景が広がっていた。
全裸の男が、これまた全裸の男を組み倒していたのだ。
「……ふぅ、やっとおさまったよ」
組み倒していた男、道下がやや疲れたようにして立ち上がる。
心なしかげっそりしているようだ。
「傑作だぜ、兄貴にもこんな事された事ねぇのに……」
組み倒されていた男、零崎が自由になった手で口に詰められた服を取り出しながら言う。
こちらも心なしかげっそりしているようだ。
それでもフラフラながらもなんとか立ち上がり、こんな眼にあわせた道下を睨みつける。
「よかったのか、ホイホイ犯しちゃって。俺はノンケでも構わず殺しちまう男なんだぜ」
「え……?」
呆気に取られている道下を、サバイバルナイフで一瞬の内に17分割する。
何が起こったのかも分からずに道下は死んだ。
「かはは、こんな弱い奴に犯されたなんてな……傑作中の傑作だぜ」
そう自嘲気味に言うも掘られた穴は帰ってこない。
過ぎた事は仕方ないので、道下の支給品を検分して気を紛らわせる。
「ん? なんだこりゃ?」
最初に取り出した紙に書いてある言葉を見て零崎は思わず自分の眼を疑った。
「零崎人識、2008年10月6日1時までに20回傑作と言わないと即死亡」
そんな文字が書かれていた。
どうやら道下の支給品らしいがなんとも疑わしい。
ふと時計を見てみた。丁度1時になる頃だった。
これまで零崎は19回しか傑作と言う言葉を言ってなかった。
道下の最後の支給品である時限爆弾が爆発した。
零崎は死んだ。
【E-3(下着店入り口)/AM1時】
【零崎人識@カオスロワ 死亡】
【道下正樹@くそみそテクニック 死亡】
とうかしゅうりょう
ちょwwwなんだそれwww
投下乙!
なんか俺、天童さんが最強キャラなんじゃないかって思えてきたぜ!ww
これでいろいろあった下着売り場にも、ジェシーが残るのみ、か……
ちょwww零崎w
このままじゃ天童本人も死ぬなwww
遅くなりましたが、感想くださった方
どうもありがとうございます。
あと、wikiの編集してくださってる方も乙です。
自分の分くらい自分で収録しようと思ったら、もうしてあってびっくりした。
>>273 投下乙です。
ってゆーか、零崎かわいそうw
わけのわからん人に犯られて、わけのわからん命題に殺られるなんてwww
たしか天童って、2:00までに誰も命題達成できないと死ぬんだよね?
天童世死見、ユーフェミア・リ・ブリタニア、セル、音無可憐で投下します。
なに、このタイムリーさ加減は……
綺麗な夜空の下、キメ細やかな砂が敷き詰められた砂浜を寂しく歩く人影が一つ。
彼の名は天童世死見。
彼には一つの命題が下されていた――『2008年10月6日2時までに誰か一人でも命題をクリアしないと天童が即死亡』
現在時刻は1時50分。
もう残り時間は10分しかない。
天童は既に生を諦めていた。
ここに来てからというもの会う者皆全て自身に下された命題をクリアできない者ばかり。
あのセルも自身に下された命題をクリアするべくどこかへ行ってしまった。
手土産に自分のデイパックをセルに与えた。
もう自分には必要ないだろうから、セルが命題をクリアできる助けになるかもしれないと思ったからだ。
目の前で宿敵・孫悟空の末路を見せられては、如何にセルと言えども命題の効果を無視する事は出来なかった。
あれから出会った参加者は一人もいない。
天童は最期に静かに海の傍で逝きたいと思ったから、こうして海まで足を伸ばしたのだ。
「はぁ、あと10分か。それにしても月って綺麗だなぁ」
今宵の月は満月。
地上へと燦燦と月光が降り注いでいる。
その光景は幻想的であった。
こうしていると殺し合いなど嘘のようだった。
ふともうすぐ自分が死ぬという事すら嘘のように思えてくる。
だが、それは単なる現実逃避。
時計を見れば時刻は1時57分――残り3分ではウルトラマンが来てもギリギリだ。
「仕方ないか。俺には「あの、すいません」」
天童がいきなりの声に驚いて振り向くと、そこにいたのは白いドレスに身を包んだ可憐な少女だった。
彼女の名はユーフェミア・リ・ブリタニア。
残り時間は3分だが、上手くいけば十分間に合う。
藁にもすがる気持ちで天童は急いでユーフェミアの分の命題を取り出す。
「……えっと……2時までに殺し合いに乗る――って、いきなり言われて『はい、わかりました』なんて言う訳ないバイ」
「あの、あなたは日本人ですか?」
「え、はい、そうですけど――」
「虐殺です」
その一言が引き金だった。
彼女は後ろ手に持っていた鉈を袈裟掛けに天童めがけて斬り降ろした。
鉈の刃が走った後、天童の左肩から右脇に掛けて赤い線が鮮やかに走る。
そして、その線に沿って赤い血がとめどなく天道の身体を伝い落ちていく。
天童は砂浜に崩れ落ち、砂浜には赤いグラデーションが描かれた。
薄れゆく意識の下で天童が目にした時刻は――1時59分。
「なぜだ……2時までにユーフェミアは命題をクリアしたのに……なぜ俺が死ぬんだ!?」
彼は最後まで気付かなかった。
『2008年10月6日2時までに誰か一人でも命題をクリアしないと天童が即死亡』
確かにこの命題はクリアされた。
だが、クリアしたからといって未来永劫生存が約束された訳ではない。
それはつまりこの命題による死亡が無くなっただけ。
つまりは天童の死は命題とは違うところで行われた、それがここにある事実だ。
だが、そんな事はこの場にいる二人には分からなかった。
天童は分からなかった。
自分がなぜ死ぬのか。
最後までその理由に思い至らなかった。
【1日目 黎明/C-10 砂浜】
【名前】ユーフェミア・リ・ブリタニア@コードギアス 反逆のルルーシュ
【服装】血染めのドレス
【装備】竜宮レナの鉈@ひぐらしのなく頃に、サブマシンガン@現実
【状態】健康、「日本人を殺せ」ギアス継続中
【持ち物】支給品一式×4、スザクの騎士章@コードギアス、不明支給品(本人確認済み0〜2、秋月の物1〜3、雪村の物1〜3)
【思考】
1:日本人は皆殺しです。
【備考】
※コードギアス1期stage23の行政特区日本式典会場での虐殺の最中からの参戦です。
※放置されていた沙英、秋月茗子、雪村愛音のデイパックを回収しました。
※沙英の不明支給品は鉈と騎士章のみでした。
◆
――そして一方その頃。
「おい、貴様の持っている銃で私を撃ってみろ」
「え、はい。では、バキューン☆」
「ガッ――……バカ、な――」
セルの受け取った命題には次のような文が記されていた。
『2008年10月6日2時までに銃弾を受けて耐える事が出来なければ即死亡』
彼はこの命題をクリアするために銃を持っている者を探していたのだ。
そしてようやく見つけた者に自分を撃つように依頼して――そして死んだ。
頭に2発、心臓に2発。
偶然にもこれはコロラド撃ちという必殺の撃ち方になっていた。
セルは銃弾ぐらい受けたところで自分が死ぬはずがないと信じていた。
そうセルは信じていたし、事実その考えは正しかった――ここで無かったならば。
不運にもここにいる者の中にはその強すぎる力を制限されている者がいた。
不死の能力や変身能力などがそれに当たる。
そしてその制限はセルの肉体にまで及んでいた。
銃弾を受けても普通に死ぬ程にまでにセルの強さは制限されていたのだ。
セルは分からなかった。
なぜ自分が死ぬのか。
最後までその理由に思い至らなかった。
【1日目 黎明/D-9 伝説の木から少し離れた場所】
【名前】音無可憐@おそるべしっっ!!!音無可憐さん
【服装】自前の木の着ぐるみ(略して木ぐるみ)
【状態】健康、脳みそ以外は至って正常
【装備】デザートイーグル(3/9)
【持ち物】支給品一式×3、はさみ、コンドーム、不明支給品2個
【思考】
1:大好きなグンジィー(武田軍司)を探す……のだ☆
2:グンジィー以外の男や同性は邪魔なので問答無用で消す……のだ☆
【備考】
※平均以上の顔をした男は子供だろうとなんだろうとグンジィーだと勘違いしている。
投下終了です。
タイトルは「命題に翻弄される者たち」でお願いします。
ちょwww可憐さんセル殺すとかマジ強ええww
そして天童合掌
レナもカムパネルラも零崎も道下もユフィも天童も音無可憐さんも全員カオスwwww
>>285 なんでセルがいないw何か理由があるんだなw
投下乙w
だがセル死亡の記述が無いぜ!
>>282 【天童世死見@天国に1番近い男 死亡】
【セル@ドラゴンボール 死亡】
を最後に付け加わえます。
指摘サンクス
>>288 投下&修正乙です。
ユフィと天童が出会った時にはてっきり……
ところで、書くなら今が狙い目だと思われる「まだ1話しか書かれてないキャラ」の一覧を作ってみた。
間違ってたらごめんなさい。
・カヨ@あたし彼女 (D−6上空)
・トモ@あたし彼女 (B−5)
・イヨ@アニマル横町 (A-5 都市部)
・ヤムチャ@ドラゴンボールシリーズ、マイメロディ@おねがいマイメロディシリーズ (D−6西部)
・MAX@ボンバーマンジェッターズ (D−6東部)
・アルフレッド@餓狼伝説、ビブリ@ビブリボン (D-9/伝説の樹の傍)
・アンディ・ボガード@餓狼伝説、テリー・ボガード@餓狼伝説 (G-6 渓谷内)
・田村令子@寄生獣 (D-3/森の中)
・キラ・ヤマト@機動戦士ガンダムSEED、枢木スザク@コードギアス (H-4/猫屋敷1階)
・リュウタロス(シン・アスカ)@機動戦士ガンダムSEED DESTINY、カイジ(宇海零)@賭博覇王伝 零@マガジン (E-6 怪しい洞窟の外)
・雪広あやか@魔法先生ネギま!/漫画、スペードの2@七並べ、リゼルグ・ダイゼル@シャーマンキング、道蓮@シャーマンキング (J−5 ハッテン場)
・吉業ひとみ@シャイニング娘 (B-2 レンタルビデオ店)
・アリオト@マイティハート、ジャンプ(擬人化)@ジャンプ (Aー1)
・赤根沢玲子(レイコ)@真・女神転生if… (D-2 メイドカフェ)
・ハエ叩きの手@マリオペイント、スペランカー@スペランカー
・帝@竹取物語 (F-2)
・秋山深一@ライアーゲーム(漫画)、L字ブロック@テトリス(ゲーム)、椎名桜子@魔法先生ネギま!(漫画)、チェスワフ・メイエル@バッカーノ!(ラノベ) (A-9 教会の中)
・竜崎ゴウ@ラブコンプレックス、ジャック・ハーパー@トゥルー・コーリング (C-8)
・ああああ@ドラゴンクエスト6 (A-02)
・レッドベジーモン (I-2)
・地虫十兵衛@バジリスク〜甲賀忍法帖〜 (E-7)
・室賀豹馬@バジリスク〜甲賀忍法帖〜 (H-4 猫屋敷の外の森)
・クレア・スタンフィールド@バッカーノ (F-05/森)
・黄桜可憐@有閑倶楽部、ミンウ@ファイナルファンタジー2 (F−4)
・ジェシー・コクラン@フルハウス (E-3 下着売り場55階)
・ゼロ@ボンバーマンジェッターズ (C−7)
・アキ@あたし彼女、ネギ・スプリングフィールド@魔法先生ネギま!(実写) (D-3)
・曲がると転ぶ男@ラサール石井のチャイルズクエスト (I-4)
あたし彼女キャラに挑戦するかどうか迷うな
>>290 まとめ乙です
ところで支給品って投票された作品内からの方がいいのかな。
それとも、もう何でもいいとか。
いちおう投票された作品からにしておこうぜ
やっぱりそうだよな。
よしネタ考えるか。
どんな作品が投票されたか忘れている人(自分もw)がいるかもしれないから再掲
【漫画】
<<くそみそテクニック>> 11
<<鳥獣人物戯画>> 4
<<ハヤテのごとく!>> 4
<<ドラゴンボール>> 4
<<荒野の少年イサム>>
<<マイティハート>> 3
<<舞乙-HiME>> 2
<<はやて×ブレード>> 2
<<ギャグ漫画日和>> 2
<<魔法先生ネギま!>> 2
≪バビル2世(あるいは「その名は101」)≫ 2
コボちゃん 2
≪蒼天の拳≫ 2
≪寄生獣≫
≪JESUS(藤原芳秀)≫
<<イカ娘>>
≪スクライド≫
≪らきすた≫
<<やったねたえちゃん>>
<<島耕作シリーズ>>
≪北斗の拳≫
<<ライアーゲーム>>
<<はだしのゲン>>
<<父の魂>>
<<GetBackers-奪還屋->>
<<涼宮ハルヒの憂鬱@みずのまこと>>
<<涼宮ハルヒの憂鬱@ツガノガク>>
<<涼宮ハルヒちゃんの憂鬱>>
<<トイレット博士>>
<<丸出だめ夫>>
<<1.2の三四郎>>
<<ドラゴンボールAF>>
<<おはよう今日もいい天気だ朝ごはんを食べようパクパクモグモグ>>
<<シャイニング娘。>>
<<究極!変態仮面>>
<<ひだまりスケッチ>>
<<やるっきゃ騎士>>
<<日ペンの美子ちゃん>>
<<クロノクルセイド>>
<<ワールドエンブリオ>>
<<斬>>
<<タカヤ>>
<<旋風の橘>>
続く
続き
<<GTO>>
<<金田一少年の事件簿>>
<<タイムウォーカー零>>
<<ゆび>>
<<格闘職人アウディ>>
<<漢式 青春ばくはつ劇場>>
コジコジ
<<ののちゃん>>
<<バトル・ロワイアル>>
《ハムスターの研究レポート》
《栄光なき天才たち》
《サザエさん》
《ジョジョの奇妙な進研ゼミ》
《斬魔大聖デモンベイン》
《テニスの王子様》
<<うちゅう人田中太郎>>
<<巨人の星>>
<<アフロ田中シリーズ>>
<<南くんの恋人>>
<<ねこぢるシリーズ>>
<<花さか天使テンテンくん>>
伊賀の影丸
サイボーグ009
<<UTOPIA 最後の世界大戦>>
<<余の名はズシオ>>
<<ザモモタロウ>>
<<浦安鉄筋家族>>
<<21エモン>>
<<くまのプー太郎>>
<<ハトのおよめさん>>
<<少年アシベ>>
<<ダイの大冒険>>
<<スパイラル推理の絆>>
<<ヴィンランド・サガ>>
<<花のあすか組!>>
<<鉄腕ガール>>
<<ジャンプ>>
<<ガンガン>>
<<マガジン>>
【小説(ライトノベル含む)】
<<源氏物語>> 12
<<バッカーノ!>> 5
<<竹取物語>> 5
<<とある魔術の禁書目録>> 4
<<平家物語>> 4
《テラカオスバトルロワイアル》 3
<<マリア様が見てる>> 3
<<ゼロの使い魔>> 3
<<葉鍵ロワ>> 3
<<ニコニコ動画バトルロワイアル>> 2
<<オリジナルキャラ・バトルロワイアル>> 2
<<FFDQロワ1st>> 2
<<あたし彼女>> 2
日本書紀 2
古事記
風土記
羅生門
《伊勢物語》
<<栄花物語>>
<<水滸伝>>
<<蟹工船>>
<<kskアニメキャラバトルロワイアル>>
<<アーケードキャラバトルロワイアル>>
《パロロワクロスネタ投下スレ》
<<マルロワ>>
<<多ジャンルロワ>>
<<ゲームキャラロワ>>
<<あの作品のキャラがルイズに召喚されました>>
<<先輩とわたし>>
≪仮面ライダー 誕生1971≫
≪スレイトジャケット≫
≪梟の城≫
<<涼宮ハルヒの憂鬱>>
<<恋空>>
<<ディープラブ>>
<<天才えりちゃん金魚を食べた>>
<<五体不満足>>
<<いじわるペニス>>
<<灼眼のシャナ>>
<<フルメタル・パニック!>>
<<銀盤カレイドスコープ>>
<<保元物語>>
<<クレヨン王国白い渚>>
<<クレヨン王国から来たお嫁さん>>
<<クレヨン王国魔法の夏>>
<<十五少年漂流記>>
<<宇宙舟歌>>
<<子供たちの午後>>
《餓狼伝》
《終わらない夏休み》
<<少年の日の思い出>>
<<やまなし@宮沢賢治>>
<<赤い実はじけた>>
<<のはらうた>>
<<新耳袋>>
<<人間失格>>
<<ロミオとジュリエット>>
<<大久保町は燃えているか>>
【アニメ】
<<フランダースの犬>> 4
≪装甲騎兵ボトムズ≫ 4
<<サザエさん>> 3
<<涼宮ハルヒの憂鬱>> 3
<<コードギアス>> 3
<<名探偵コナン>> 3
<<ボンバーマンジェッターズ>> 2
<<アルプスの少女ハイジ>> 2
《まんが日本昔話》 2
<<機動戦士ガンダムSEED>> 2
≪ゴルゴ13≫ 2
<<スクライド>> 2
≪バジリスク〜甲賀忍法手〜≫ 2
<<MUSASHI -GUN道->> 2
≪トップをねらえ!≫
≪新ゲッターロボ≫
<<母をたずねて三千里>>
<<ベルサイユのばら>>
<<赤毛のアン>>
<<乃木坂春香の秘密>>
<<YESプリキュア5 GOGO>>
<<アンマンマン>>
≪笑ゥせぇるすまん≫
≪GTO≫
<<バンブーブレード>>
<<灼眼のシャナ>>
<<マージナルプリンス>>
<<地獄少女>>
<<星の記憶>>
<<くりぃむれもん>>
<<レモンエンジェル>>
<<美肌一族>>
<<グーとスー二人は仲良し>>
<<こんなこいるかな>>
続く
たしかこれ長いから支援
続き
<<ノンタンといっしょ>>
<<機動武道伝Gガンダム>>
<<新機動戦記ガンダムW Endless Waltz>>
<<機動新世紀ガンダムX>>
<<夜明け前より瑠璃色な>>
<<ロスト・ユニバース>>
<<GTO>>
<<金田一少年の事件簿>>
<<銀河鉄道の夜>>
<<長靴をはいた猫(東映)>>
<<今、そこにいる僕>>
<<パパママバイバイ>>
<<お星様のレール>>
<<象列車がやって来た>>
<<デジタル所さん>>
<<ウォーリーをさがせ!>>
<<夢のクレヨン王国>>
OH!MYコンブ
あずきちゃん
<<プリンセスチュチュ>>
《カッタくん物語》
《ヘルシング》
《シャーマンキング》
<<魔法少女隊アルス>>
<<ソニックザヘッジホッグ>>
<<こげぱん>>
<<みかん星人アワー>>
<<ソフィアローズ〜優香可愛いよ優香〜>>
<<マイメロディ>>
<<かっぱの飼い方>>
<<ポケットモンスター>>
レイズナー
ダグラム
<<イデオン>>
<<シスタープリンセス>>
<<少年アシベ>>
<<おねがいマイメロディ>>
<<ハウルの動く城>>
<<もやしもん>>
<<フタコイ・オルタナティブ>>
<<ストライクウィッチーズ>>
<<ハーメルンのバイオリン弾き>>
<<鎧伝サムライトルーパー>>
支援
支援
【ドラマ(実写含む)】
<<涼宮ハヒルの憂鬱>> 9
<<フルハウス>> 5
<<33分探偵>> 5
<<水戸黄門>> 5
≪あぶない刑事≫ 5
≪金田一少年の事件簿(堂本剛版)≫ 3
<<実写版ネギま>> 3
<<風林火山>> 3
<<GTO>> 2
<<実写版ときめきメモリアル>> 2
<<実写版鋼鉄天使くるみ>> 2
<<チェンジ(木村拓哉主演のドラマ)>> 2
≪相棒≫ 2
<<篤姫>>
<<功名が辻>>
<<新・上海グランド>>
<<ニュー・ハート>>
<<太陽と海の教室>>
≪振り返れば奴がいる≫
≪ハチワンダイバー≫
<<アレフ>>
<<サラリーマンNEO>>
≪マイ・ボス・マイ・ヒーロー≫
<<薔薇のない花屋>>
<<君といた未来のために>>
<<裸の銃を持つ男>>
<<ひぐらしのなく頃に(映画)>>
<<オー!マイキー>>
<<安宅家の人々>>
<<牡丹と薔薇>>
<<トゥルー・コーリング>>
<<おばさん刑事桜乙女>>
<<同窓会>>
<<イグアナの娘>>
<<燃えろ!!プロ野球>>
<<ジルオール>>
<<パラッパラッパー>>
パイパニック
ピンクフラミンゴ
冬のソナタ
<<王様のレストラン>>
《セサミストリート》
《マペット放送局》
《白い巨塔》
<<白夜行>>
<<大好き!5つ子>>
<<ガリレオ>>
<<有閑倶楽部>>
<<シュシュトリアン>>
<<実写版デビルサマナー>>
<<ゴーアンドアウェイ>>
<<エリートヤンキー三郎>>
<<レガッタ>>
<<SEX AND THE CITY>>
<<Lの世界>><<打撃天使ルリ>><<レオン(映画)>>
<<Fate/stay night>>
<<ドラゴンクエストY>>
<<スーパーマリオシリーズ>>
<<踊る大捜査線>><<ぺっとんとん>><<ラブコンプレックス>>
【ゲーム】
<<七並べ>> 7
<<school days>> 5
≪ゼノギアス≫ 4
<<ひぐらしのなく頃に>> 3
<<魔法少女沙枝>> 3
<<超兄貴>> 2
<<スペランカー>> 2
<<リヴァーシオン>> 2
<<修羅の門>> 2
<<テトリス>> 2
<<アルカノイド>>
<<ベースボール>>
<<さんすう1年 けいさんゲーム>>
<<マリーのアトリエ>>
<<トゥルー・ラブストーリー>>
<<卒業>>
≪バロック≫
≪LIVE A LIVE≫
≪ペルソナ3≫
≪ペルソナ4≫
<<うたわれるもの>>
<<リアルサウンド〜風のリグレット〜>>
<<モータルコンバット>>
<<センチメンタルグラフティ>>
≪餓狼伝説≫
≪ファイナルファンタジー8≫
<<つよきす>>
<<いつか、届く、あの空に>>
<<おいしい魔法のとなえかた。>>
<<遊撃警官パトベセル〜こちら首都圏上空青空署〜>>
<<涼宮ハルヒの約束>>
<<街>>
<<ワイルドアームズ>>
<<魔法少女アイ>>
<<ファミコン版美味しんぼ>>
<<ラサール石井のチャイルズクエスト>>
<<THEガッツ>>
<<放課後マニア倶楽部>>
<<スーパーロボット大戦OGs>>
<<フタコイ オルタナティブ 恋と少女とマシンガン>>
<<Fate/stay night[Realta Nua]>>
<<風雲たけし城>>
<<ファミコンジャンプ>>
<<真女神転生威風>>
<<シャドウゲイト>>
<<DIGITAL DANCE MIX 安室奈美恵>>
<<中山美穂のトキメキハイスクール>>
<<ユーラシアエクスプレス殺人事件>>
<<天国に一番近い男>>
<<家なき子2>>
<<恐竜家族>>
ビブリボン
武力ONE
マリオペイント
<<マリオテニス>>
<<マリオカート>>
<<アトランティスの謎>>
<<アホ毛しつけバトル>>
死炎
《らき☆すた陵桜祭》《らき☆すた萌えドリル》《どきどき魔女裁判》
《スーパーロボット大戦Z》《永遠となった留守番》《夢幻回廊》
<<もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング>>
<<ロマンシングサガ〜性戦士ガラハゲ殺人事件〜>><<ファイナルファンタジー2〜インド人ミンウの命は1ギル〜>>
<<ゲーム・俺の人生〜無職編〜>>
<<ブラックジャック>>
<<オセロ>><<将棋>><<王様ゲーム>><<たまごっち>>
<<デスクリムゾン>>
<<マカマカ>>
<<奇々怪界>>
<<アイスクライマー>>
<<無防備マン>>
<<アイドル雀士スーチーパイ>>
<<真・女神転生if…>>
<<モモコ120%>>
<<銀河の三人>>
<<大怪獣デブラス>>
【少女漫画】
<<S・A スペシャルエー>> 4
<<有閑倶楽部>> 3
<<神風怪盗ジャンヌ>> 3
<<おそるべしっ!音無可憐さん!!>> 2
≪八雲立つ≫ 2
<<桜蘭高校ホスト部>> 2
≪花より男子≫ 2
<<D・N・ANGEL>> 2
<<満月をさがして>> 2
<<ぼくの地球を守って>> 2
<<アタックNo.1>>
<<サインはV!>>
<<エースをねらえ!>>
<<スケバン刑事>>
<<星と瞳のシルエット>>
≪エロイカより愛をこめて≫
≪BANANA FISH≫
<<ナイショのつぼみ>>
<<覇王愛人>>
<<ガラスの仮面>>
≪NANA≫
<<ミントなぼくら>>
<<こどものおもちゃ>>
<<マーメイドメロディーぴちぴちピッチ>>
<<魔法騎士レイアース>>
<<覇王愛人>>
<<SHINと繋がったまま街中を歩くなんて頭がフットーしそうだよぉ!のアレ>>
<<あさりちゃん>>
<<娘。物語>>
<<虹のビオレッタ>>
<<愛・フォルテシモ>>
<<アンコロモチストーリーズ>>
<<紳士同盟†>>
<<赤ちゃんと僕>>
<<はいからさんが通る>>
<<舞姫テレプシコーラ>>
<<吉祥天女>>
<<フルーツバスケット>>
ベルサイユのばら
パンクポンク
<<少女少年>><<快感フレーズ>><<ママレードボーイ>><<ふしぎ遊戯>><<アニマル横町>>
<<ライフ>><<赤ずきんチャチャ><<金魚注意報>><<生徒諸君!>><<まるいち的風景>>
終了。改めて見るとカオスw
シェン
>>308 乙です。
なんか、「こういうアイテム出したい」と思ったもののほとんどは
探せばみつかりそうだな。
探すの大変だけどw
カン・ユー大尉、kskロワ住人、高嶺響で投下
A3地区 早朝
キリコとカン・ユーは二手に分かれて町を捜索することにした
正義感溢れるカン・ユーというある意味異能生存体以上の奇跡を目の当たりにしたキリコは
精神的に立ち直るため一人の時間が必要だった
パトラッシュはそんなキリコを心配して傍を離れなかった
そしてカン・ユーは単独で行動することに少しも不安を感じていなかった
カン・ユーは曲者揃いの傭兵達を率いて泥沼のゲリラ戦を生き抜いてきた
筋金入りのタフな男なのだ
3.5倍率のPUスコープを装着したモシン・ナガンM1891/30を持ち
5発一組のクリップ6個を収めた弾薬ベルト(どちらもパトラッシュの装備を譲り受けた
ものだ)を腰に巻いたカン・ユーは目の前の韓国料理店に人の気配を察知し
従業員用出入口から蛇のように忍び込んだ
「プニプニ〜プニプニ〜♪」
店内ではkskロワ住人がロリ高嶺響をかいぐりかいぐりしていた
ロリ高嶺響は虚ろな視線を天井に向けされるがままになっている
どうやら精神があっちの世界へ旅立ってしまったようだ
「そこまでだ!」
kskロワ住人の後頭部にモシン・ナガンの銃口を突きつけるカン・ユー
「ま、待ってくれ、僕はただロリとケモノが大好きな罪の無いkskロワ住人で
ロリを妊娠させてケモノが生まれたら超ラッキーとかそんなことは…」
ぱぐしゃあっ!
kskロワ住人の口にライフルの銃床が叩き込まれた
「うぼぁ〜!ら、らにふるひゃあーっ(な、何するダァーッ)!?!」
「決まってんだろ、“前歯へし折ってる”んだよ!」
口を押さえてしゃがみこむkskロワ住人のアゴを狙って情け無用の第二撃
めごきゅっ!
「ひげぇ〜!」
「てめーんとこの住人は俺の投下したSSにダメ出ししてくれたよなあ〜
kskロワを代表してオトシマエをつけてもらうぜえ〜」
カン・ユーに乗り移った◆Uemszzl7pgはハイエナの笑みを浮かべた
【カン・ユー大尉@装甲騎兵ボトムズ】
【装備】モシン・ナガンM1891/30 弾薬35発 @現実
【持ち物】なし
◆ Uemszzl7pgが絶賛憑依中
【kskロワ住人@kskアニメキャラバトルロワイアル】
【装備】なし
【持ち物】支給品一式
前歯全滅
【高嶺響@カオスロワ】
【装備】なし
【持ち物】なし
脳内お花畑でピクル(ブリーフレス)と七並べ
投下終了
タイトル入れ忘れた「江戸の仇は長崎で」
>>308 乙です!支給品、いろいろ妄想できるなぁ……
>>314 投下乙!って、自分憑衣!? こ、この発想はなかった……さりげに響もなんかなっちゃってるし、どうなるのか全くわからないぜ……
投下乙です。
書き手自身が憑依ってwww
カン・ユー大尉、kskロワ住人、高嶺響、ジャンプ(擬人化)、アリオトで投下します。
「さあ、たっぷりとオトシマエつけさせてもらうぜ!」
「ひゃへてふへ(やめてくれ)」
「そうはいかないぜ。俺の作品にダメだししたからにはキチンと「なに、新人か!?」」
カン・ユー(◆UemszzI7pg)が顔を巡らせて振り向くと、そこには如何にも亀仙人風の胴着を着た男が立っていた。
そして、男の目は心なしか輝いて見えた。
「お前は何か作品を書く新人なのか!?」
「え、ああ、まあ……そう言われれば、そうだが――」
「よっし!! ついに新たなジャンプ黄金期を築ける新人が見つかったぞ!」
「……――なに、言っているんだ?」
「そうと分かれば善は急げだ。さあ行くぞ!!」
「え、おい、話を聞けぇぇぇえええ!!!」
ジャンプは新たな新人が見つかった事に有頂天となり、それ以外の事はどうでもよくなっていた。
カン・ユー(◆UemszzI7pg)はその抗議も虚しく、ジャンプに連れられてどこかへ連行されてしまった。
「ひっはい、なひが(いったい、なにが)?」
「はっ、私はなにを」
「そうだ、ロリっこが。ぷにぷ「ロリだ!!!」げふっ」
kskロワ住人を突きとばしたのはジャンプと行動を共にしていたアリオトだった。
開始すぐに互いに求める者同士で結束していた二人だが、求める者が現れた瞬間結束は瓦解した。
そして見ての通り、欲望に忠実に動いているのであった。
「ロリっこ最高!!!」
「ロリっこ、ぷにぷに!!!」
いつのまにか高嶺響は二人のロリ愛好家にいい様にされていた。
「もう、いっやぁぁぁあああ!!!」
【1日目 早朝/A-3 韓国料理店の中】
【高嶺響@カオスロワ】
【服装】七色スーツ(大きさは合いません)
【状態】健康、精神疲労(小)、幼児化
【装備】なし
【持ち物】なし
【思考】
1:元の体に戻る。
2:主催を殺して、主催になる。
3:恋は探しだして殺す。
4:こいつら、うざい。もう、いっっやぁぁぁあああ!!!
【備考】
※恋に飲まされたアポトキシン4869@名探偵コナンにより幼児化しました。七色光線が使えなくなりました
【kskロワ住人@kskアニメキャラバトルロワイアル】
【服装】Tシャツ&ジーンズ
【状態】健康
【装備】なし
【持ち物】支給品一式
【思考】
1:ロリっこかわいいよー
2:トトロともふもふしたいよー
【アリオト@マイティハート】
【服装】普段通り
【状態】健康
【装備】無し
【持ち物】支給品一式
【思考】
1:ロリ少女を愛でる。
※テトリスの携帯機@テトリスが韓国料理店内のテーブルの上にあります。全100面で、クリアするといいことがあるかもしれません。
【1日目 早朝/B-4】
【ジャンプ(擬人化)@ジャンプ】
【服装】亀仙流の胴着
【状態】健康
【装備】無し
【持ち物】支給品一式
【思考】
1:やったぁぁぁあああ!!! 新人だ!!!
2:他にも新たなジャンプ黄金期を築けるような新人を探す。
【カン・ユー大尉@装甲騎兵ボトムズ】
【服装】シャツとトランクス (※軍服はどこかに干しています)
【状態】◆Uemszzl7pgが絶賛憑依中
【装備】モシン・ナガンM1891/30@現実、弾薬35発@現実
【持ち物】なし
【思考】
1:おい、離せ!
2:kskロワ住人、今度会えばただじゃ……
投下終了。
GJ!!
俺もロリ響を愛でるぞおおおおおおおおおおおおお!!!
ロリは正義ロリは兵器ロロは天使!!
七色リビドーが俺から飛び出した!!
俺は解けていく俺は溶けていく!!
色々あるけどロリ愛好家としてはそんな感じです。
>>318 ちとkskロワ住人の状態表を修正します。
【kskロワ住人@kskアニメキャラバトルロワイアル】
【服装】Tシャツ&ジーンズ
【状態】健康、前歯全滅
【装備】なし
【持ち物】支給品一式
【思考】
1:ロリっこかわいいよー
2:トトロともふもふしたいよー
【備考】
※ロリっこへの想いで普通に話しています。
>>321 投下、修正乙です!
住民すげぇw思いの強さだw
あたし彼女勢に挑戦したくなったので、カヨで投下します。
あたし
カヨ
いきなり
仲間が消えちゃって
びっくりした
みたいな
でも
まぁ
大丈夫
なんか
わかんないけど
使えそうなモノが
袋に入ってたし
あの子
ウザかったし
どうでもいい
みたいな
「俺の作品にダメだしした住人め……前歯へしおってる!」
そうそう
なんか
この塊
袋からでてきたんだけど
怨み妬みの
あつまり
らしい
本物じゃなくて
カケラみたいなもの
らしいけど
なんか
喋ってるし
怨み怨み言ってるし
気が合う
かも
みたいな
狭くて出られない
みたいだし
出してあげようかな?
カタマリを
おもいっきり殴って
壊してみる
あ
なんか
怨霊っぽいの
飛んでった
【D-6上空/寅二つ時(黎明終了前)】
【カヨ@あたし彼女】
【服装】白装束
【装備】火の玉
【持ち物】支給品一式、ランダム支給品(1コ消耗)
【思考】
1:アキに祟る
2:あれ何?
※テラカオス@カオスロワの欠片が壊れて、中に入っていた◆Ume氏の怨念が外に飛び出したようです。
以上です。毎回、捻った支給品ばかりで申し訳ありません……
※テラカオス@カオスロワの欠片が壊れて、中に入っていた◆Ume氏の怨念が外に飛び出したようです。
を
※テラカオス@カオスロワの欠片が壊れて、中に入っていた誰かの怨念が外に飛び出したようです。
に修正させてください。すいません。てか、寅二つ時は4時前でいいんだっけ……
投下乙です。
あの憑依はこいつの仕業かwなんでリレーされてるんだw
良い意味でびっくりだよw
ちょwwwリレー早いwww
wikiの管理人殿に少し要望です。
今日wiki編集していて気付いたんですけど、編集履歴というかバックアップが見られませんでした。
もし間違って編集してしまった時でもすぐに戻せるために見れるようにしてほしいです。
管理人です。
wiki編集している皆さん、本当にありがとうございます!
実は、編集荒らしが出た時の為にバックアップの編集権限は管理者のみにしています。
編集履歴が消されてしまうと、
悪意を持って内容が変更された時にすぐに戻せなくなってしまうからです。
ですが確かに、間違えて保存した時大変なので、メンバー承認という機能を使おうと思います。
メンバーになれば、バックアップ機能が使える上、編集もいちいち文字列を入力しなくて済むので、楽になると思います
wikiの編集をやっている方は、下メニュー「管理者に問い合わせ」から、
・メールアドレス(捨てアドで構いません)
・メンバー名(適当に決めて下さい)
・パスワード(適当に(ry)
・どのぺージを編集した事があるか
を書いて送って下さい。
こちらで承認しておきます。
よろしくお願いします!
>>331 乙です。
>>330は自分じゃないですが、いつも迅速な対応ありがとうございます。
ところで……
今更だけど、参加者152人いるよね?
午前中ヒマだったからwikiの死亡者情報のページ編集してたんだけど、どうにも計算が合わなくて……
投下します
やっとの思いで、首からギターを担ぎながら五十五階分の階段を下りて来たジェシーが下着売り場の入り口で目にしたのは二つの腐臭を放つ肉塊だった。
今や顔すらも判別できないそれが、ついさっきまで人間であったことは容易に想像がついた。
だが、それはあまりに質感を伴わない実感だった。
こんな光景など、せいぜい映画か、さもなければジェシーが好きなアニメの中にしかないと思っていた。
それを目の前に突然見せ付けられて、ジェシーはすでに棒になっている足を引き摺ってでもその場から逃げたい衝動に駆られた。
(ジョーイ……ミシェル……みんな……俺は、どうしたら……)
名簿の中に家族や仲間の名前が無いのを確認したとき、ジェシーは心の底から安堵した。
しかしそれは、信頼できる人間が誰もいないということでもある。
実際、すでに一人の参加者が他の参加者を殺す場面を目にしてしまった。
そしてこの入り口での惨状だ。
もしかしたら、これもあの男がしたのかもしれない。
「くそっ!! こんなこと絶対許さねえぞ!!」
ジェシーはこの殺し合いに乗った人間たちへの憎悪を新たにした。
他の人たちにも、ここで肉片と化している誰かにも、自分と同じように愛する家族や友人がいたはずだ。
その人たちの思いを好き勝手に踏み潰すような人間は絶対に許せない。
(たとえ殺人犯になっても、そんな連中は片っ端から叩きのめしてやる……まずはあの男だ)
そんなことをしていればもう家族のもとには戻れないかもしれないが……それでもいい。
自分を偽って保身を図るよりも、自分の気持ちに正直に行動してやる。
敬愛するプレスリーのように。
そう決意を新たにしたジェシーは、目の前を足音もけたたましく一人の若い東洋人の女が全裸で走っていくのを目撃した。
若い女といっても美人ではない。いや、顔立ちはわりと整ったほうかもしれないが、首から上のある部分が明らかに異様なのだ。
つまり、その髪型である。
あんなアグレッシブな髪型をしてる女など、ミュージシャン仲間にだっていやしない。
いや、あるいは日本人の間ではあんなのが流行っているのか。
名簿に書かれていた名前は、ほとんどが日本人らしいものであったことを思い出す。
しかしチョンマゲとかならまだしも、あんな奇抜な髪型はサムライ映画でだって見たことが無い。
「って、そんなことどうだっていいじゃねえか!!」
ジェシーが一人で叫ぶと同時に、そのバックからアメリカ笑いが響き渡る。
「殺し合いに乗ってるって感じでもねえしな……声をかけてみるか」
そしてジェシーは女の後を追って走り出した。
やっとの思いで足の速い女に追いつき話しかけて見ると、女は意外なほどあっさりとジェシーのことを信用した。
かなりお人よし、というか単純な性格らしい。
そしてジェシーは裸の女に自分が羽織っていたジャケットを脱いで貸してやった。
「それにしても、なんでこんな入る風呂も無いところで素っ裸になんかなったワケ?」
「ああそうそう、そうだったわ!! さっき大変な目に遭ったのよ!!」
サザエの話、つまり犬を連れて冒険家風の男から逃げていたら突然男に切りかかられ、
一緒にいた犬もその時殺されてしまったという話を聞いてジェシーは激昴した。
しかも、話を聞く限りその男は自分が下着売り場の五十五階で目撃した殺人犯と同一人物ではないか。
「クソッ!! 一人殺しただけでは飽き足らず、また別の奴を襲ったってのか!!」
「そうよ、きっとあの人は私たちを皆殺しにして一人だけ生きて帰るつもりなんだわ。
他の人たちにもこのことを伝えないと」
「ああ。だがそれだけじゃ足りねえ。あいつがこれ以上人を殺す前に、俺がぶっ殺してやる」
「だけどあの人は刀を持ってるのよ? あなたは何か武器でもあるの?」
サザエがそうたずねると、ジェシーは「それなんだよなあ」と言ってアメリカ人らしく両掌を上に向けるポーズをとった。
「俺の鞄に入ってたのはせいぜいこのギターと、あとはこの変な人形だけだ」
そういってジェシーが古めかしいジーンズのポケットから取り出したのは真っ黒い人形だった。
手の内に収まる程度の大きさしかないのだが、顔も体も黒一色に塗りたくられたそれはまるで死体のような不気味さを醸し出していた。
何故か胸の辺りに一枚の白い紙が貼ってある。
「なあに、この変な人形?」
サザエはおもむろに人形を手に取るといじくり回しはじめた。
「おいおい、一応正体不明なんだから下手に壊さないでくれよ」
「大丈夫よ、どう見てもただの人形じゃない。ああ、そういえば自己紹介がまだだったわね。
私はフグ田サザエよ」
「俺はジェシー・コクラン。ジェシーと呼んでくれて構わないぜ」
「ジェシーさんね。ちょっと待って、忘れないようにメモしておくわ。私って意外と忘れっぽいから」
サザエはジェシーからペンを借りると、人形の胸に貼ってあった紙にちょうどいいとばかりに
『ジェシー・コクラン』
と書き記した。
「さ、これからどうするの?」
「そうだなあ、まああの男を捜しがてら、他の連中とも会って情報を交換したい。
あの男が危険人物だってことも教えないといけないからな」
「そうね。早いとこあの人をとっちめてやるんだから!!」
そう意気込んでサザエが手にしていた人形を強く握り締めた瞬間、ジェシーは何故か突然息苦しくなって昏倒した。
「あら、どうしたの?」
「いや、何でもねえ……おかしいな、寝不足か?」
その原因がサザエの手の中にある自分の名前が書かれた呪術人形とは露知らず、ジェシーは今や本物の
『呪術師』となったサザエと行動をともにすることになった。
【E-3 下着店近く/一日目・早朝】
【ジェシー・コクラン@フルハウス】
【服装】ミュージシャンの衣装
【状態】健康
【装備】長門有希のギター@涼宮ハルヒの憂鬱
【道具】支給品一式、不明支給品1
【思考】
基本:早く殺し合いを終わらせて、家族の元に帰る
1:6/とかがみの悪行を広めるため、サザエと一緒に他の人間を探す
2:6/とかがみを見つけたら殺す
※ 6/@クロススレと柊かがみ@クロススレをマーダーだと誤解しています
【フグ田サザエ@カオスロワ】
【服装】全裸
【状態】不死身
【装備】ミルフィーユの呪術人形@オリロワ
【道具】なし
【思考】基本:猫限定マーダー(無意識)
1:ジェシーと一緒に、6/が危険人物だとなるべく多くの人に知らせる
2:ここから脱出する
※不死の薬@竹取物語を飲んで不死になっています
しかし制限のため、不死の効果は六時間しか持続しません
※ミルフィーユの呪術人形
名前を書いた人間を呪います。
ただし主催者による制限のため、この呪いそのもので人を殺すことはできません
投下乙です。
呪いの人形wwwサザエさんは天然かw
そして着々と6/とかがみの包囲網が……って、そっち勘違いか。
>>331 了解です。
今すぐには無理ですが、たぶんそのうちメール送れると思います。
竜宮レナ、カムパネルラ、カン・ユー大尉、地虫十兵衛、かえるで投下
H4 猫屋敷地下 96階 早朝
カムパネルラは出入り口が一つしかない部屋に追い詰められていた
そこは遥か昔
アストラギウス銀河に異能者を生み出したクエント星超古代文明の遺産である
転送装置(@装甲騎兵ボトムズ)の制御室だった
「お持ち帰りー!」
竜宮レナは制御盤を背にしたカムパネルラにロープ最上段(どこにロープがあるんだよ)
からのトペを敢行する
素早く身をかわすカムパネルラ(猫だけに)
「いったーい!」
派手に自爆した竜宮レナが制御盤の上で手足をばたつかせると
制御盤が発光し部屋全体が低い唸りをあげて震動する
次の瞬間
稲妻のようなフラッシュに包まれてカムパネルラが消失した
同時刻 H8地区
カン・ユー大尉は爆発するATのコクピットからA5地区へ転送された
同時刻 D3地区
地虫十兵衛のもとにテディベアのオーバーボディ(@あの作品のキャラがルイズに召喚
されました/ゲーッ!熊の爪の使い魔)が転送された
同時刻 E7地区
カムパネルラはかえると同一座標へと転送され両者は対消滅した
【カムパネルラ@銀河鉄道の夜】死亡
【かえる@鳥獣戯画】死亡
投下終了
投下乙!
ジェシーは背後からアメリカ笑いを引き起こすのかwwすげぇw
同じく6/氏を敵視してるサザエさんと組んで……呪いとはw天然こええー。
>>332 やっぱ152人だよな……。6/氏とかがみが重複してるから、名簿上の名前の数は150個なのかもしれないけど、放送とかあるしな……今のところ問題なさそうだけど。
>>336 投下乙&GJです。
相変わらず下着売り場周辺はカオスw
>>341 やっぱり152人か。
たぶん名簿には6/氏とかがみの名前は2つずつあるんじゃないかな?
テンプレに入ってる名簿のいちばん下の生存者数を表す「xx/150」っていう表記さえ
「xx/152」に直せば、他に困ることは特にないと思うけど。
確か登場話投下ラッシュの最後のほう、人数オーバーしたけど
「まあいいよね」
みたいな感じで通ったんじゃ無かったっけ?
カン・ユー大尉投下します。
『女に憑依を移す→六条に祟り殺させる→霊対決で負けたから消滅、でよくね?』
この一文が某所に投げかけられた時、なぜか◆Uemの憑依が解けた。
【カン・ユー大尉@装甲騎兵ボトムズ】
【服装】シャツとトランクス (※軍服はどこかに干しています)
【状態】???
【装備】モシン・ナガンM1891/30@現実、弾薬35発@現実
【持ち物】なし
【思考】
1:あれ?
投下終了
>>345 GJ!
◆UemszzI7pg氏、率直に申し上げて自重していただきたい。
有体に言えば、いい加減にしろ、と。
>>345 憑依解除ナイスです。
◆UemszzI7pg氏、率直に申し上げて自重していただきたい。
有体に言えば、いい加減にしろ、と。
……思い切って正直な気持ちを言わせてもらうと
>>339は破棄してほしい。
状態表がないし、句読点がないとかは、上手下手以前の問題。
書き手としての姿勢も、いくらなんでも酷すぎると思う。
竜宮レナ、カムパネルラ、カン・ユー大尉、地虫十兵衛、かえる
投下します
4805 名前: やってられない名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/17(金) 22:13:30 ???O
ぶっちゃけ猫が混沌のテラ持ってるんだから死亡寸前にテラカオスパワーで蘇生(波状効果で蛙も復活)……
いや、やはりゴタゴタにするよりNGにした方が早いな
----
349 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 投稿日: 2008/10/17(金) 22:15:24 ID:xXii7FBH
……思い切って正直な気持ちを言わせてもらうと
>>339は破棄してほしい。
状態表がないし、句読点がないとかは、上手下手以前の問題。
書き手としての姿勢も、いくらなんでも酷すぎると思う。
----
人々の思いは力となり、SSを破棄する力が働く。
28次元の落ち武者が、◆UemszzI7pg氏を打ち砕き、SSはなかったことにされた。
【
>>339 破棄確認】
投下終了です
>>339のSSは
・状態表が規定の書式を満たしていない
・文章が日本語として成立していない
・「対消滅で死亡」というのは、いくら現実性を重視しないこのロワにおいても突拍子も無さすぎる
以上の点から破棄が妥当かと思われます
ご意見をお聞きしたいです
◆UemszzI7pg氏投下します。
自分も◆UemszzI7pg氏に申し上げます。
>>312の時点で言いたいことがありましたがリレーされたのでこちらの話はいいとします。
率直に申し上げれば、
>>339のSSを破棄して頂きたい。
カン・ユー大尉はジャンプと共にB-4にいたはずなのに、何故かH-8から転移していますよね。
それだけでなく、基本中の基本である句読点・状態表も無い。
カムパネルラとかえるが死亡していますが、キャラの死亡SSはそれなりの覚悟が必要なはずです。
余所のことは言いたくないのですが、同じような注意を前にされていましたよね?
まず書き手としての貴方の姿勢に疑問を覚えます。
よって
>>339の破棄を求めます。
ガッシ
ボカッ
◆UemszzI7pg氏は死んだ
もう来ないでね(笑)
【◆UemszzI7pg@駄書き手 死亡確認】
【拡張版】オールジャンルバトルロワイアル 投下します
>>356で投下終了です
タイトルは「嫌われ◆UemszzI7pgの最期」でお願いします
一匹の悪玉菌が紛れ込んだ。おいらの体の中は大パニック。
でも心配ない、体の中には善玉菌(良書き手)がいっぱいだー!!!
善玉菌に駆逐される悪玉菌。
てんやわんやの大騒ぎ。
一晩経ってみたら、悪玉菌はいなくなったとさ
【◆UemszzI7pg@駄書き手 完全敗北】
【その他書き手@良書き手 完全勝利】
了解、破棄でいいです
調子に乗りすぎました
以後自重します
後、◆EFBt/pII5Y氏と◆K6GrZnwpzM氏にも一言。
「前のSSを無かったことにするSS」を投下するのはカオスロワの特性からしてOKですが、
さすがにやりすぎなような気がします。
ある程度自重された方がよろしいかと
>>355 待って、
>>339はH-8から転移したときの話(過去話の補足)だと思うから、その点は別にいいかと。
ただ、文章の基本が出来てない点、死亡話にしては突拍子すぎる点、
このスレがあくまでリレー小説である、ということを考慮して、
>>339は破棄して欲しいです。
>>362 そういう事でしたか、失礼。
>>360 トリップは違いますがIDが同じなので本人ですね。
了解しました
トリが違うけどID見たら
>>339=
>>360だから、
>>339は破棄でいいんだと思います。
で、
>>339以降に投下されたものに関しては
言ってみれば
>>339に対するネタみたいなものだと思うんで
リレーとは無関係として扱ったほうがいいんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうか?
◆UemszzI7pg氏を予約します。
◆K6GrZnwpzMよ……。よくぞわしを倒した。
だが光あるかぎり 闇もまたある……。
わしには見えるのだ。ふたたび何者かが闇から現れよう……。
だがそのときは お前は年老いて生きてはいまい。
わははは………っ。ぐふっ!
◆UemszzI7pgは去った。しかし新たなる脅威が迫ってこようとしている。
次回、迫りくる ◆w7twNMucZw と◆EFBt/pII5Y 、そして謎の悪組織。 その時、オール住人は!
近日未公開、緊迫の展開を待て。
◆UemszzI7pgの瞳に、人は恋を知り、スレは愛に溺れる。
>>364 個人的には、リレーと無関係ということでいいと思いますー。
>>367 今来てれば何やらひと騒ぎだったようで。
自分も同意します。
やはり許容範囲が他ロワに比べて広いとはいえ一応締めるところは締めるべきだと思うんです。
まあカオスのような死者復活とかあからさま過ぎるのはなしという方向性でいいんでしょうか。
ですね。大切なのは空気を読む力とアイデアと面白さ、ってことなのかも……。
核実験場みたいな所だけど、暴走事故には注意しよう、ってことで。
特に反対ないみたいなんで
>>339以降ここまでに投下されたものはリレーとは無関係ということで。
ここはいい意味で気が楽にして書けるような雰囲気がしているから好きだ。
でも手は抜かないぜ。
>>371 了解です。
勢いで突っ走ってる感じが好きだ
今書いている人何人いるんだろ。くそ、用事さえなければいけるのに。
あそこ残っているかな(ま、こういう時に限って先行かれるんだよな)
375 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/18(土) 13:53:59 ID:UaiFONNq
age
>>374 わかるわかるw
なんでピンポイントでそこがってところがかぶるんだよな
ちょっと質問。
このロワ、全員に共通で配られる支給品の内容って決まってたっけ?
基本支給品とランダムアイテムじゃないの?
その基本支給品の内容が分からなくて。
時計、地図、コンパス、水と食料、筆記用具、名簿でいいんだろうか?
たぶんそう
原作に準じると思うからそれでいいと思う
基本
>>379で合っていると思う。
食料は適当に考えていいんじゃないかな。
おにぎりとかパンとか。
書いてから気づいた。
深夜にE-6で黎明にF-4って、移動しすぎなんだろうか?
大丈夫だと思う
>>387に大丈夫って言ってもらったので、短いけど投下します。
マジでテキトーに全力疾走したら川があった。ちょっと休憩。
一緒にいたカイジ(元・宇海零)とは「主催者探すのは手分けしたほうが早い」って言って
別行動をとることにした。
まあ、別行動を提案した本当の理由は、なんかウザかったからだけど。
リュウタロスって呼ばれるのイヤだし。
つーかリュウタロスってなんだよ。改名するならするで、もうちょっとかっこいい名前にしろよ。
あれ? そういえば俺、まだバックの中身見てねーや。
なんかもう、どうでもいいんだけどな。俺リュウタロスだし。
えーっと、時計と食料と水と地図とコンパスと……
なんだこれ? あ、説明書ついてる。
『ドラゴンレーダー ドラゴンボールを探せます』
ドラゴンボールってなんだよ?
なんかもう1個、わけわかんない何かが入ってるけど……いいやもう。どうせ俺リュウタロスだし。
あとは……名簿か。これは一応見といたほうがいいんだろうな。
『シン・アスカ』
いや、もう俺シン・アスカじゃないし。リュウタロスだし。
『マユ・アスカ』
――え? マユ?
どうして?
だってマユは死んだのに――
って、ちょっと待てよ。
これ単なる同姓同名かもな。ってゆーか、普通に考えたら同姓同名だろ。
仮にマユが生きてても、どんな顔して会えばいいんだよ。俺、今、リュウタロスなのに。
……ん? なんだ、あれ。川を人が流れてくる。
助けたほうがいいのか? まあしょうがないよな、俺リュウタロスだし。
リュウタロス言い過ぎw
支援
はい、助けました。
生きてるかな〜。別にどっちでもいいけど。どうせ俺がリュウタロスであることに変わりないし。
「俺が…ガンダムだ……」
はい?
「俺が…ガンダムだ……」
もしかしてコイツ、フリーダムのパイロットか?
あの時フリーダムが乱入してこなけりゃ、ハイネは死ななかったんだ。
フリーダムのせいで無駄な犠牲が……
コイツがフリーダムのパイロットだったら殺す!
俺リュウタロスだけど、フリーダムのパイロットは殺す!
だからとりあえず、おまえ起きろよ!!
「俺は…ガンダムだ……」
だから起きろって!!!!!
【F-4 川のそば/1日目黎明】
【名前】リュウタロス(シン・アスカ)@機動戦士ガンダムSEED DESTINY
【服装】ザフトの制服
【装備】三八式歩兵銃(銃剣付き)
【状態】改名されたうえ、その名前がかっこ悪いので自暴自棄&ヤケクソ
【持ち物】支給品一式、ドラゴンレーダー@ドラゴンボール、不明支給品1(リュウタロス曰く”わけわかんない何か”)
【思考】
1:とりあえずコイツ(刹那)を起こして、フリーダムのパイロットか確認する
2:コイツ(刹那)がフリーダムのパイロットだったら殺す
3:マユ・アスカって同姓同名だろ?
4:そういえば、対主催
※PHASE_23「戦火の蔭」後〜PHASE_24「すれ違う視線」の冒頭あたり(ハイネ死亡直後)から来たようです。
※リュウタロスがドラゴンレーダーを持ってるからって、会場内にドラゴンボールがあるとは限りません。
あるかもしれないし、ないかもしれないし。
【名前】刹那・F・セイエイ@機動戦士ガンダム00
【服装】パイロットスーツ
【装備】
【状態】気絶
【持ち物】なし
【思考】
1:俺がガンダムだ
2:俺がガンダムだ
3:俺はガンダムだ
以上で投下終了です。
念のため断わっておくと、本当のフリーダムのパイロットはキラ・ヤマトです。
GJ!!
空気主人公の邂逅ですね
投下乙!
リズムがなんかいいなwリュウタロスだし
ドラゴンレーダーがどう役に立つかも期待、あとリュウタロス
投下乙!
名前変えられたのがショックなのはわかるが、もう少し落ち着けリュウタロスw
投下乙です。
リュウタロスヤケッぱち杉www空気主人公頑張れ
リュウタロスなんかいいキャラになったなw
もうこいつがリュウタロス以外の名前で呼ばれることはありえないなw
そんな運命(デスティニー)にカズヤ(元カズマCV☆)なら反逆してくれるはずだ!
そういやキラ、カズヤ、K1と何気に★率が高いな
カムパネルラ、竜宮レナを投下します
「お持ち帰りいいぃ!!」
先の見えない空間を竜宮レナは疾走していた。
その視線の先には、赤い猫。
「なんなんですか、一体なんなんですか!」
困惑した表情でレナを一瞥した後、カムパネルラは再び全力で走りだす。
凄まじい形相(目が横線で構成されて、口が獣のように変形している!)で追いかけてくる少女は、とにかくカムパネルラにとっては恐怖の対象でしかなかった。
しかも、もうかなりの距離を走ったと言うのに疲労の表情すら見せていないではないか!
「ハッ、ハァ、ハァ……一体、本当に、なんなんだ!?」
あまりのしつこさに一瞬BONでも使おうとでも思ったが、いや、しかしたった一人の少女に貴重な道具を使っていいものかと思い、踏み止まった。
だが、このままでは少女に捕まってしまうだろう。
――この恐ろしい場所ではそんな失敗は許されないのだ。
「……!」
その数秒の後、見つけた。
階段だ。
数メートル先、床に穴が開いて梯が下がっている。
カムパネルラと少女の距離は縮まりつつあった。
カムパネルラは地面を蹴り、ほとんど穴に潜るようにジャンプして入り込むと梯を掴んで素早く下へ降り始めた。
梯に触れている手の先、明らかに違和感のある揺れに、少女も既に梯に足を掛け始めていることに気付いた。
早く――早く逃げなければ!
下をちらと見て、もう出口が近いことを確認してカムパネルラは降りるスピードを早める。
「うわっ」
足から、ある筈の梯の感覚が消失した。
梯を踏み外したのだ。
いや、――もう大した高さではないが。
支援
うまく着地したカムパネルラは、少女が来る前に素早く身を動かそうとした。
「!」
その時だった。
――背後に、ようやく猫屋敷に潜む”それ”の一匹が居るのに気付いたのは。
もう、”それ”はその大きい口を開けていた。
赤黒い壁に、その奥はあの鉄道ですらも行けなさそうな銀河の果ての果てのような無機質な闇。
巨体は、カムパネルラに迫りつつある。
剣を持ち上げる隙も、盾を構える隙もなかった。
カムパネルラは目を見開いた。
やられる――
頭上からの銃声と同時に、額から血を迸しらせた”それ”は崩れ落ちていた。
一瞬茫然としたのだけれど、急いでカムパネルラが顔を見上げると、片手で梯を掴みながらもう片手で”それ”に銃を向けた少女が見えた。
少女は、そのまま梯を離して、自分に落ちてきて――
「おっ持ち帰りぃ!」
カムパネルラは、激しい衝撃と共に意識を失った。
「……」
朦朧とする中、カムパネルラが目覚めると白い帽子のようなものが目の前に見えた。
「えーと、出口は何処かな? かな?」
その声で、あの少女が自分を背負っているのだと分かった。
「……あの」
カムパネルラは声を出して、続けた。
「あなたは……」
少女はそれに気付いて、カムパネルラの顔を見た。
もう、少女は普通の目に戻っていたのだけれど。
「ここ、出口が何処にあるか分からない? さっきの梯もいつの間にか消えちゃったし……」
カムパネルラは溜め息をついた。
何も知らないで此処まで降りてきたと言うのだろうか。
もちろん、自分もこの場所に飛ばされたばかりで分からない部分もあるのだけれど。
「そう言う場所なんです、ここは」
なんだなんだ投下ラッシュか支援
【H-4/猫屋敷地下66階/黎明】
【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】
【服装】:白のワンピース、白い帽子
【状態】:LV58、落ち着いてきた
【装備】:ブルーノCz・M75カスタムスピアハルバード(∞/15)@オリロワ
【持ち物】:支給品一式、不明支給品(0〜2)
【思考】
1:ネコさん、お持ち帰り〜☆
2:とにかく地上に出たい。
【備考】
※スピアハルバードが弾数無限だからって調子に乗って使うと熱が篭ってきてとんでもないことになるかもね。
【カムパネルラ@銀河鉄道の夜】
【服装】上だけタキシード、下は裸
【状態】LV75、やや疲労
【装備】くりからのつるぎ+62@真女神転生if…、マルダーの盾+55@ロマンシングサガ〜性戦士ガラハゲ殺人事件〜
【持ち物】支給品一式、エリクシャー@ファイナルファンタジー2〜インド人ミンウの命は1ギル〜×6、BON(ダイナマイトのようなもの)@アトランティスの謎×9、混沌のテラ@テラカオスバトルロワイアル
【思考】
1:もっと下に降りてみる
2:色んな意味でレナが心配で不安
【ブルーノCz・M75カスタムスピアハルバード】
とある街の運び屋、ジュリアの愛銃。
簡単に二挺拳銃出来るくらい扱いやすくて連射しやすいけど冷却しないままの連続使用はとてもヤバい。
マジで猫屋敷何がいるんだ
なぞすぎるな
お持ち帰りモードレナ無敵だなw
>>407 挿絵までついてるなんて凄いな
>>407 投下乙です。
猫屋敷の地下にいる何かも怖いけど、レナも怖いw
なにげにレナ、最恐なんじゃないか?
それにしても、この1人と1匹は地上に戻れるんだろうか……
過去ログ見て、SS投下後にキャラ紹介があったキャラをWikiに載せてみたー。なんかミスってたらごめん。
あと、ハエ叩きの手とスペランカーはJ-1にいるようです。
wiki収録乙です
wiki編集乙〜
>>411 wiki編集乙です。
ところで、昨夜自分が投下したSSですが、wiki収録時に
>>389にある
「えーっと、時計と食料と水と地図とコンパスと……」の部分を
「えーっと、時計と食料と水と地図とコンパスと筆記用具と……」に変更しました。
話の筋には全く関係ないのですが、一応ご報告。
他に参加者同士や参加者と他の参加者の関係者での声優被りってあるかな?
キラ、カズヤ、K1は全員保志だな。
それ以外何かいたっけ?
参加者の関係者って要するにロワには参加してないけど参加者が知っているキャラってこと?
なら銀河鉄道の夜のカムパネルラとフルハウスのD.J.は同じ坂本千夏だった筈
似ても似つかんけど
……そう言えばジェシーの声は吹き替えなのか?^^;
サザエや6/と普通に会話してるから多分そうなんだろう
そもそも吹き替えじゃない声がどんなのかわかんね
投下します。
かえるは飛ぶ飛ぶ空を飛ぶ。
「しかしこのまま落ちたら汚い花火になるな」
ことさら冷静に考えながら、かえるはふと思いつく。
「うむ、こういうときの支給品であるな」
飛ながら器用にバッグを開けて中身を確認する。
そしてしばらく吟味した後、一つのアイテムに着目する。
「ふむ。これなら使えそうだ」
その種を食べ、落下まで静かに待つ。
そして数十秒後――
べこっ☆
「うむ、着地成功。大丈夫であったな。いやはや、無事危機を乗り越えた」
鉄化の種を食べて一時的にアストロン状態になったカエルは、無事着地に成功した。
カエル型に空いた穴から、なんとか這い出す。
「では、改めてかがみんを探すであるな」
何事もなかったかのようにかえるは歩き出した。
鼻歌つきで、上機嫌。次第に歌詞が付きだした。
「かー、はかがみんのかー。
えー、はエロいことするよのえー。
るー、はルーズソックスをかがみんにプレゼントフォーユーのるー。
さあうたいましょー」
かえるは極めて陽気に歌い、歩き去っていった。
【C-4/森の中/黎明】
【かえる@鳥獣戯画】
[服装]和服
[装備]無し
[支給品]こなた×かがみのエロ同人誌、支給品一式、ルーズソックス@カオスロワ
[状態]健康、上機嫌
[思考・行動]
1:かがみんと会う
2:かがみんと親密になる
3:かがみんに告白される
4:かがみんといちゃいちゃする
5:かがみんと朝ちゅんする
6:かがみんにプロポーズする
7:かがみんと幸せな家庭を築く。子供は男女一人ずつ
8:子供の結婚をきっかけに子供夫婦と別居、家を売り払い田舎でかがみんと農業を始める
9:孫の名前をかがみんと考える。
10:年老いても夫婦二人三脚で穏やかに暮らす
11:かがみんと子供、孫達に見守られながら92歳で老衰で逝く
12:天国でかがみんを見守る
そしてかえるは最後まで気づかなかった。
鉄の弾丸のような物体に頭を吹き飛ばされた死体が近くにあったことに。
【田村令子@寄生獣 死亡】
投下終了です。
投下乙、
だけど田村令子なら普通に反応できそうな気がするんだけど・・・・
あと、こいつらこんなに脆かったっけ?
いや、制限ならそれでもいいんだが・・・
>>425 それって、心臓とか主要な内臓器官だけじゃなかったっけ?
警察の一斉射撃(口径の小さいニューナンブだったけど)でも
死ぬまで結構かかってるし。
頭を吹き飛ばされたよりも、心臓を貫いたの方がいいかもね
寄生獣にとって頭部は考える筋肉、一番頑丈な場所だから
……しかし、このロワにとっては些細なことなので構わない気もする
投下乙です。
カエルw変な歌作んなwww
なぜにルーズソックスなんだw
>>426 制限だな。強い力を持っている奴の何人かはそういう制限がされているようだ。
ちょwwカエルの歌ww
>>424 このロワで細かいこと気にしたらやっていけないぞ
大切なのはノリと勢いと空気だ
了解。
ただ、全体的にマーダーが少なめだから、貴重な強いキャラマーダーを
消すのがもったいないと思っただけなんだ
しかしなかなか早朝到達組増えないな
まだ一話のみのキャラを活躍させたい人はそろそろ本気を出すべき
なんかもうどのキャラが今どうしてるのか把握できねw
1話のみキャラってあとどれくらいいたっけ
自分今書いているのが終わったら、深夜組いくつか書いてみるんだ
はい、死亡フラグですw
>>423 投下乙です。
ちょw かえる、その歌はwww
>>432 少し古い情報だけど
>>290に、まだ登場話しか書かれてないキャラの一覧あるよ。
自分が登場話を書いたキャラもまだ残ってるんだ……
>>423 投下乙です!爆発で星になったかえるが隕石になって降ってくるとは……田村さん南無。
あと強キャラマーダーって誰がいたっけか。吉業(悪魔)、クレア(最強)、六条(悪霊)……そうか、セルも義経も死んじゃったんだっけ。
ハオ(読心)とか6/(誤解)とか……転向できる奴もいるんだが、あれ?もっといたような気がするのは気のせいか
>>435 音無可憐を強マーダーに分類していいのか迷う。
あと、帝は強マーダーなのかなぁ。
殺害数だけで見れば、ユーフェミアとかえるもかなりの上位だけど。
>>435 北斗の羅将ハンなんかは普通にケンシロウと互角だから強マーダーだな。
あと、地力も強いがエネルギー吸収を持つルガールも侮れない。
まともな対主催のほうがよっぽと人材不足気味な気がする
そもそも真人間が不足してる気がする
ひぐらしライダーコンビが2組と梨花、零、キラ、スザク、キリコ、秋山・・・
こんなものかな?
カズヤ(元カズマ)とハクオロも対主催みたい。
なんて言うか、対主催やマーダーが少ないというより
バトルロワイアルの真っ最中だという自覚が無さそうなキャラが多いw
もはや別世界に居るネルラとレナ……
思考だけならジェシー組やランキング製作人たちも対主催だが、能力的には不安が残る
ジェシー組はサザエが足を引っ張りそうだし
きれいな6/とかがみ組に至っては、完全に全員がお互いに足を引っ張りあってるw
投下します
そこを一言で言い表すなら「地下墓地」だろう。
高さ4、5メートル、幅6、7メートル、
四方を煉瓦で構成された道で、
随所随所に松明の火がともっている。
松明の火はお世辞にも強いとは言えず、
あくまでこのカビ臭い通路をぼんやりと照らす程度に過ぎず、
通路の至るところには黒い影が広がっていた。
そんな暗い通路に、突如強い光が閃いた。
マズルフラッシュ。深紅の銃が炎を吹き、
暗い通路にいた“何か”が、叫び声を上げて吹き飛んだ。
深紅の銃“クリムゾン”、あらゆる意味で伝説の傭兵、
コンバット越前こと越前康介が赤の扉の部屋から持ち出した
伝説の銃が、その銃口から紫煙を上げていた。
その“クリムゾン”を握っているのは、これまた
ある意味伝説的な探検家、我らがスペランカー先生である。
そして、先生の傍らには、何故か宙に浮いて、
剣を握っている“手”が付き添っていた。
「ふぅ〜〜っ」
スペランカー先生はため息をついて銃を下した。
どうやら以前潜ったピラミッドの洞窟の幽霊と同じで、
ここの化け物にも銃が効くみたいだ。
しかもこのクリムゾンという銃は弾丸が無限に湧くらしい。
何とかこの遺跡で墓あら・・・げふん、げふん!
・・・“冒険”が出来そうだ。
スペランカー先生と謎の「手」がこの地下迷宮に来てしまったの
ほんの数時間前の事だ。
J−1に広がる砂丘を歩いていたところ、
巧みに偽装された落とし穴にはまってしまい、
気が付けばこの地下迷宮のような場所に落とされていた。
落とされた穴はすでに閉まっており、開ける事は出来そうもない。
仕方なく「手」と共に迷宮の探索を始めたスペランカー先生。
迷宮の彼方此方にあるトラップを避けながら、
探索すること数時間・・・・・。
かなり深い所まで潜ったようだ。
「しかし・・・どこまで続くんだこの迷宮・・・・」
スペランカー先生は手に持った懐中電灯を、
通路の闇へと向けながら言う。
しかし、その言葉の内容に反して、
スペランカー先生の声は弾んでいた。
正直訳のわからない殺し合いよりも、
正体不明の迷宮を探索する方が、
遥かに先生に合っているの言うまでもない。
何せ、先生は生粋の“冒険家”なのだから・・・
「財宝の匂いがするなぁ〜♪」
スペランカー先生の嗅覚は、確かにこの迷宮の
地下に眠っているであろう財宝を捉えていた。
殺し合いの事も忘れて、先生は探検に熱中していた。
【H-4/猫屋敷地下の何処か/黎明】
【ハエ叩きの手@マリオペイント】
[状態]:健康?
[装備]:ブライオン@LIVEALIVE
[道具]:ピッケル@真女神転生if、不明支給品(0〜2)、基本支給品一式
[思考]
基本:ハエは叩く(襲ってくるやつは倒す)
1:スペランカーと行動
[備考]:
※手だけです、手首と思わしき部位に首輪がついています。 どうやら人の背の高さ辺りまで浮けるようです。
【スペランカー@スペランカー】
[状態]:健康
[装備]:デスクリムゾン@デスクリムゾン、懐中電灯@現実
[道具]:確認済み不明支給品(0〜1)、しんのゆうしゃの未確認不明支給品(0〜2)、基本支給品一式
[思考]
基本:迷宮を探索する
1:財宝を探す
2:手と行動する
※殺し合いの事は忘れています。
※【MAP新施設:ピット】
島の彼方此方に設置されている落とし穴。
落ちた者は、全員が、猫屋敷地下の何処かに
ワープさせられます。
この設定を使うか否かは、後の書き手にお任せします。
投下終了。落とし穴を作ってみた。使いたい方は好きに設置してください
ちょwスペランカー先生w
やっぱこいつらバトルロワイアルにいるって自覚ないよ
そしてまた猫屋敷の住人が増えたのかw
投下乙です。
猫屋敷カオスすぎるwなにダンジョンみたいになっているの!
銃を持つスペランカー先生と剣を持つハエ叩きの手……ものすごくシュールですw
>>450 投下乙です。
この人たち(と言っていいのかよく分からないけど)も、バトルロワイアルする気が
ないみたいで何より……なのか?w
ジェレミア・ゴットバルト投下します。
都市部より少し離れた山の中に建てられた豪邸。
如何にも貴族階級の人物がいる気配が漂うほど気品に満ちたこの豪邸に今まさしく貴族がいた。
ジェレミア・ゴットバルト。
神聖ブリタニア帝国の名門ゴットバルト家出身で、辺境伯の爵位を持つ軍人だ。
だが、その肩書きも今では用無しだ。
今は気ままにロリっ娘アーニャと共にオレンジ農園を経営する一市民である。
だが、それも少し前までの話だ。
そう今は殺し合いの場に連れて来られた一参加者、それが今のジェレミアの状況だった。
ここに来て早々ジェレミアは強敵との戦闘に挑み、そして勝利した。
勝因は運。
空から降ってきた死体が相手の真上に落ちて来なければ、今頃勝負に負けていたのは自分だったかもしれない。
それほどまでに先程の戦いは壮絶なものだった。
勝負は時の運とも言う。
ジェレミアはこの幸運に感謝した。
しかし、そうは言うものの激しい戦闘で流石のジェレミアもいささか疲労の色を隠せなかった。
どこか適当なところで身を休めようと思い、選んだのがこの豪邸だった。
元いた場所からは若干離れていたが、都市部から離れている立地条件から静かに休めると踏んで来てみたのだ。
予想は当たり、豪邸はジェレミアが来た時はひっそりとしていた。
さっそくジェレミアは豪邸に入り、部屋の中にあったソファーに身を沈ませたのだった。
そして先程から頭の中をよぎる疑問について考え始めた。
それは名簿を見た時に気付いた事だった。
そこに記された名前の羅列の中には自分の知る名前がいくつかあった。
しかし、そこには本来あるべきでない名前もあった。
『ユーフェミア・リ・ブリタニア』
彼女は死人だ。
ブラックリベリオン勃発の引き金を引いてゼロの手によって殺された神聖ブリタニア帝国第3皇女。
彼女の死は確かな事実である。
だからこれは何かの手違い――そうジェレミアは思っていた。
だが、もう一つの名前がジェレミアの考えを否定した。
『ビスマルク・ヴァルトシュタイン』
神聖ブリタニア帝国最強の騎士『ナイトオブワン』の称号を持つ男。
先程は自分と同じく隠れロリコンという共通点ゆえにアーニャを巡って熱く激しい戦いを繰り広げた男だ。
だが今冷静になって考えて見ると、このような事ありえるはずがない。
なぜならビスマルクは枢木スザクとランスロット・アルビオンの手によって敗れ去ったのだから。
確かにビスマルクは愛機ギャラハッドと共に爆散して生きている可能性などあるはずがない。
万が一の可能性で自分のように九死に一生を得たという考えは、彼の身体を調べた時に消えている。
完全に死んでいるか確かめた時に見たビスマルクは紛れもなく生身の身体だった。
『ユーフェミア・リ・ブリタニア』と『ビスマルク・ヴァルトシュタイン』
二つの死人の名前、そして一人とは直に顔を合わせている。
ここから導き出せる答えは一つ。
「これを開催した奴らには死者を蘇らせる力がある」
信じがたいような話だが、例えばV.V.やC.C.はコードなるものの力で不老不死の力を得ているらしい。
ならば人を蘇らせる力があっても不思議ではない。
そしてその可能性はジェレミアにある希望を抱かせた。
――もしや、ルルーシュ様を生き返らせる事ができる?
『ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア』
ジェレミア自身が敬愛するマリアンヌ后妃の遺児にしてゼロの仮面を被り世界の変革を齎そうとした男。
その道は数奇な運命を辿ってルルーシュ自らの死を持って終わりを告げた。
ジェレミア自身ゼロレクイエムの真相を知らされているゆえにルルーシュが満足して死んでいった事は承知している。
だが、ここにルルーシュを蘇らせる機会が舞い込んできた。
参加者を皆殺しにすれば、おそらくあの最初の説明を行った主催者に再会できるだろう。
その時が千載一遇の機会。
死者蘇生の力を上手く手に入れる事ができれば、ルルーシュを蘇らせる事ができる。
スザクもナナリーも自分が殺した参加者もその力で蘇らせれば万事問題無い。
「ルルーシュ様、必ずやこのジェレミアがあなたに再び生を与えて御覧に致しましょう」
そうとなれば十分休息も取ったところで行動を開始するべきだ。
幸い落下してきた女のデイパックの中には服と銃が入っていた。
これなら自らの手に仕込んだ刃だけでなく、銃による射撃という遠距離攻撃も可能になった。
先の戦闘で自分とビスマルクが使っていた剣が両方とも使い物にならなくなっていたので、大いに助かった。
そして準備が整うと、ジェレミアは悲願を胸に豪邸を後にした。
ここに死者蘇生を切望する一人の『魔神』が誕生した。
(殺す時は苦しまないように一撃で仕留める事を心掛けるか。特にロリっこは苦しまないように確実に全力で一撃で殺す!)
【1日目 黎明/C-6 豪邸】
【ジェレミア・ゴットバルト@コードギアス】
【服装】小此木造園の作業着@ひぐらしのなく頃に、アーチャーの聖骸布@Fate/stay night
【状態】健康、強い決意、隠れ真性ロリコン
【装備】対化物戦闘用13mm拳銃ジャッカル(6/6)@HELLSING
【道具】支給品一式×3、スクール水着
【思考】
基本:主催者から死者蘇生の力を手に入れて、ルルーシュを生き返らせる。
1:再び主催者に会うために参加者を皆殺しにする(苦しまないように一撃で殺す。特にロリっこは確実に全力で一撃で!)
【備考】
※高良みゆきとビスマルクのデイパックを回収しました。
※ライトセーバー、スザクと戦っていた時に持っていた豪華な剣は破損して使用不能になったので放棄しました。
投下終了です。
実はゲーム版のひぐらしの小此木とジェレミアの声優は一緒ということで服装をチョイス。
投下乙!
オレンジが……オレンジがバトロワを始めた!しかもめちゃくちゃ格好いい!
そしてマーダーとは……人が多い地域だけに、色々気になるぜ。GJです。
投下乙!
オレンジ、これまでの話が嘘のようなシリアスモードだ……
まあ、それでもロリコンだがw
投下乙です。
あ、ロリコンには変わりないけど、かっこいいジェレミアがいる。
近くにいる強敵と言えば……ジャイアンの母?
それはそうと、なんか「まともにバトロワをしようとしている」という当たり前のことに
うっかり感動してしまったんだがw
各キャラの現在地のまとめ作ってみた。
間違えてても責任はとれないんで、指摘や訂正あったらよろしく。
数えてないけど、なんとなく誰かが足りない気がする……
【A-2】
・ああああ[深夜]
【A-3 韓国料理店の中】
・高嶺響、kskロワ住人、アリオト[早朝]
【A-3 韓国料理店の外】
・恋[黎明]
【A-5】
・キリコ・キュービィ、パトラッシュ[早朝]
【A-5 都市部】
・イヨ[深夜]
・ランキング作成人、黒井ななこ、楠沙枝[黎明]
【A-9 教会の中】
・秋山深一、L字ブロック、椎名桜子、チェスワフ・メイエル[深夜]
【B-2 レンタルビデオ店】
・吉業ひとみ[深夜0:10]
【B-4】
・ジャンプ(擬人化)、カン・ユー(◆Uemszzl7pgが絶賛憑依中)[早朝]
【B-5】
・トモ[深夜]
【B-5 ペットショップ】
・ハクオロ、狭霧嘉麻屋[深夜1:20]
【C-4 森の中】
・かえる[黎明]
【C-5 平原】
・◆6/WWxs9O1s氏、柊かがみ(変態仮面)、竜、ロアルド・アムンゼン(その3)[黎明]
【C-6】
・阿魔野邪鬼[早朝]
【C-6 森の中】
・ジャイアンの母[黎明]
【C-6 豪邸付近の森】
・六条御息所[黎明]
【C-6 豪邸】
・ジェレミア・ゴットバルト[黎明]
【C-7】
・ゼロ[深夜]
【C-8】
・竜崎ゴウ、ジャック・ハーパー[深夜]
【C-10 砂浜】
・ユーフェミア・リ・ブリタニア[黎明]
【D-2 メイドカフェ】
・赤根沢玲子(レイコ)
【D-3】
・アキ、ネギ・スプリングフィールド[深夜]
【D-3 平原】
・チビすけ、◆6/WWxs9O1s氏[黎明]
【D-6西部】
・ヤムチャ、マイメロディ[深夜]
【D-6東部】
・MAX[深夜]
【D-6】
・カヨ[黎明終了前]
【D-7】
・神山満月、マシロ、ハン、ルガール・バーンシュタイン[黎明]
【D-9 伝説の樹の傍】
・アルフレッド、ビブリ[深夜]
【D-9 伝説の木から少し離れた場所】
・音無可憐[黎明]
【E-3 下着店近く】
・ジェシー・コクラン、フグ田サザエ[早朝]
【E-6 怪しい洞窟の外】
・カイジ(元宇海零)[深夜]
【E-6 怪しい洞窟の奥深く】
・ペットントン[深夜]
【E-7】
・地虫十兵衛[深夜]
【F-2】
・帝[深夜(子の刻)]
【F-4】
・黄桜可憐、ミンウ[深夜]
【F-4 川のそば】
・リュウタロス(元シン・アスカ)、刹那・F・セイエイ[黎明]
【F-05 森】
・クレア・スタンフィールド
【F-8 とらのあな外】
・かぐや姫、ファシル(本名 鈴木次郎)、ハートのクイーン[黎明]
【G-6 渓谷内】
・アンディ・ボガード、テリー・ボガード[深夜]
【G-10 niceboat内部】
・本郷猛、北条沙都子[黎明]
【G-10 北西部】
・前原圭一、フランツ=フェルディナント[黎明]
【H-4 猫屋敷の外の森】
・室賀豹馬[深夜]
【H-4 猫屋敷1階】
・キラ・ヤマト、枢木スザク[深夜]
【H-4 猫屋敷地下(あるイミ別世界)】
・カムパネルラ、竜宮レナ[黎明]
・ハエ叩きの手、スペランカー[黎明]
【H-5 山】
・古手梨花、ズシオ[黎明]
【H-9】
・カズヤ(元カズマ)、鈴木万吉[黎明]
【I-2】
・レッドベジーモン[深夜(子の刻)]
【I-4】
・曲がると転ぶ男[黎明]
【I-6 橋の西側】
・丹波文七[黎明]
【I-10】
・プリンセス・ハオ(元ハオ)[黎明]
【J-5 ハッテン場】
・マイキー、剣菱悠理、片桐唯[深夜終了前]
・阿部高和[深夜]
・スペードの2、雪広あやか、リゼルグ、道蓮[深夜]
まとめ乙です。
さてそろそろあそこに突撃するかな。
乙!
しかしここはみんなまったりしてていいな。
ロワスレでまったりってどうなんだって感じだがwwwwww
投下します
「いや、失礼。取り乱してしまいました」
かがみの履いていた犬の毛で出来たパンツを平らげたアムンゼンは、ようやく我に帰ると真摯な顔で頭を下げた。
「ったく、6/以外の男に裸を見られるなんて最低だわ……」
かがみはぶつくさと文句を言いながらも地面の上に落ちていた新しいパンツを拾って履く。
ちなみに、彼女の中では「裸」とは本当に何もつけていない状態のみを指しているらしい。
一部始終を生暖かい目で見ていた6/だったが、アムンゼンが落ち着いたのを見ておもむろに口を開く。
「ところでアムンゼンさん、今まで誰かに遭ったりしたか?」
「いえ、私はここに連れてこられた直後に犬を見つけ、先ほどのように忘我の状態になってしまいましたので……
遭ったといえば、変な髪形をした日本人のレディと、そのレディに引き摺られていた二匹の犬くらいでしょうか」
6/は名簿に書かれていた名前を思い出してみる。
「変な髪形をした日本人」とは、まず間違いなくフグ田サザエだろう。
犬というのは参加者の一人かもしれないし、誰かの支給品なのかもしれない。
参加者のカオスっぷりからして、意思あり支給品が配られている可能性はかなり高い。
しかし、アムンゼンの話からは彼らが殺し合いに乗っているのかどうかすらも判断することは出来なかった。
6/は下着の山の上に腰を下ろして、顎に手を当てて苛立ちまぎれにため息をついた。
最初は自分の持っている書き手としてのメタ知識が多少とも役に立つのではないかと思っていたのだが、
参加者の顔ぶれを見るに今回参加させられたのはかなり自由なロワのようだ(今回も、と言うべきか)。
ここまで自由度が高いと、いくら参加者の性格や能力を把握していても彼らが実際にここでどんな行動を取るかを
正しく予測するのは不可能である。
どう考えてもマーダーにしかなりそうにないキャラが対主催をしているかもしれないし、
弱小一般人のはずのキャラが強マーダーになっているかもしれない。
かえるだのかぐや姫などトランプのカードだのといったキャラについては、どう動くか全く予想できない。
(まあ、いくらなんでも狭霧が対主催になってる、なんて極端なことは無いだろうが……)
そもそも分からないのは、ここが一体何ロワなのかということだ。
最初は新しいカオスロワかと思ったのだが、名簿を見てみると参加作品名の中に
【テラカオスバトルロワイアル】
という名前があった。
つまり、ここはカオスロワではないということだ。
他にもオリロワやニコロワからの参加者の名前も多くあった。しかしリピーターロワかというとそうでもない。
一回もロワに出てないようなキャラクターの名前もあるからだ。
(大体なんだよ、七並べとか源氏物語とかって……)
ちなみに自分と同じ【パロロワクロスネタ投下スレ】からの参加者の中には、かがみやみゆきに混じって
ランキング製作人の名前まであった。
そして自分とかがみの名前が二つずつあったことについては見なかったことにした。
自分がわりと順調にここまで来ていることから考えると、今頃もう一人の自分のほうが誤解フラグに追われているのかもしれない。
(まあいいや。まずはみゆきを見つけることが先決か)
どうせ、ロワ内部の人間がいくら必死で考えたってわからない何かがあるんだろう。
「ところでアムンゼンさん、あんたの支給品は何が入ってたんだ?」
「私の鞄の中身ですか? そういえば、まだちゃんと確認してはいませんでしたね」
そういってバッグの口を開けて中身を取り出すアムンゼン。水や食料に続いて出てきたのは、一本の細いロープだった。
一見何の変哲も無いロープだが、どこかで見たことがあるような気がする。
「何かの作品に出てくる道具だったかな? ちょっと触らせてもらってもいいか?」
「ええ、もちろん」
6/はそのロープの片方の端を手に取った。
その時、たまたまかがみも何とはなしにそのロープのもう一方の端を握った。
その瞬間、6/とかがみは軽い立ちくらみを覚えてよろめいた。
「ん? 今のは何だったんだ? ―――って、何いいいいいいいい!!」
頭を押さえながら顔を上げた6/は、目の前に紛れも無い『自分の姿』を見て仰天する。
すると、その『自分』が自分を指差して口を開いた。
「その前に、自分の姿を確かめて見なさいよ」
「あん? って、この展開はまさか……」
なんとなーくオチを予想しつつも、6/はまず自分の体を見下ろす。
パンツとブラしか付けていない、若い女の体があった。あるはずのものがなく、なくていいものがついていた。
続けて顔を触ってみる。そして肩に掛かっている、微妙に物理的におかしい形をしている長い髪を触ってみる。
と、そこへ気を利かせたアムンゼンが鏡を差し出した。
そこに映った自分の姿を見て、6/は数瞬凍りついた後絶叫した。
「つーか、今時こんなベタな展開があるかあああ!!」
6/(外見がかがみ)がものすごく納得のいかない顔で地団太を踏む。
やっと思い出した。これはドラえもんに出てくる『入れ替えロープ』という、人間の中身を入れ替えるロープだ。
「むしろアンタのジンクスの誤解フラグに対する対抗策になっていいじゃないの」
「どう考えても新たな誤解フラグを生みそうだろ!!」
かがみ(外見は6/)の暢気な態度を見て更に苛立ちを増す6/。傍目には何の違和感も無い。
「これはこれは、中々興味深い現象ですね」
アムンゼンは冒険家としての好奇心を刺激されたのか、心底楽しそうな目で二人の姿を見比べる。
「いつまでもこうしていられるか!! さっさと戻るぜ!!」
「えー、私はしばらく男の体でいたいのに」
「どうせそのほうが女を犯しやすいからとかいう理由でだろうが」
不満を垂らすかがみをせっついて、もう一度そのロープの両端を握った。
しかし、何も起こらない。
怪訝な顔をする二人に、アムンゼンがバッグの中に入っていた説明書を手にとって言った。
「えー、その道具は主催者によって、一回きりしか使えないようにされているようですね。
つまり戻る方法は無いということでしょう」
「な、納得いかねええええええ!!」
頭を抱えて悶絶する6/(外見はかがみ)と、自分の姿をしたそれをやや熱の篭った目で見つめるかがみ(外見は6/)。
「まあまあ、こうなった以上は仕方が無いじゃないの」
「どうでもいいけど、俺の姿と声で女口調で喋るのはやめてくれないか?」
「そう? 私は結構気に入ってるけど?」
「それより上の服を貸してくれないか? この格好は寒いし、だんだん恥ずかしくなってきた」
「まあいいわよ、元はあんたの服だしね」
こうして服を分け合うことで、6/(外見はかがみ)はちょっと大き目のシャツ一枚に下は無し、
かがみ(外見は6/)は上半身のみ裸という格好になった。
「状況的に仕方が無いとはいえ、日本人とは思えぬはしたない格好ですね」
アムンゼンが苦笑する。
「女のパンツを脱がす奴に言われたく無いぞ」
「それはご安心を。私が理性を失うのは犬の気配を感じたときのみです。それで、これからどうします?」
「ま、とりあえず元に戻る方法を探すのは後回しだな。まずはこの下着をたどっていってみゆきの落ちたところに戻ってみたい。
なあ、お前もそう思うだろ? って、かが、み……?」
6/が振り向くと、かがみは6/の姿を据わった目で凝視しながら口から涎を垂らしていた。
まるで性に飢えた獣のような顔だ。
かがみの姿の時ですら十分不快だったのに、自分と同じ姿をしている人間がそんな顔をしているというのはかなり気持ち悪かった。
「ハアハア……こうして見ると、私も結構女の子としては可愛いほうよね?」
「おいかがみ……お前まさか……」
「フフフ。自分を犯すっていう経験なんかそう滅多に出来るもんじゃないしね。
せっかくだからアンタのこの○○コを有効活用してやるわ!!」
かがみはそう言うと、ダイブ時のルパン並みの素早さでズボンを脱ぐとチ○○をシゴきはじめた。
「ハアハア、6/の○ン○の感触が私の手によくなじむわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
もちろん即座に6/とアムンゼンによって再勃起不能になるまで凹られたのは言うまでも無い。
「この変態!! 変態!! 変態!! ド変態!!」
6/は、その体が本来は自分のものであることも半ば忘れて半裸のかがみを踏みつける。
「ガチレズな上にナルシストとか、救いようのない変態だなお前は!!」
最初は一緒になって制裁していたアムンゼンすら引くぐらいの勢いで怒りをぶつける。
その怒りは、自分の身体を不純な動機に使われそうになったからというのが大きかった。
しかし裸の背中を踏みつけられていたかがみ(外見は6/)は、6/を上目遣いに見上げるとこう言った。
「な、何よ!! せっかく人が、生まれてこの方有効活用されてないであろうあんたのチン○を使ってあげようって思ってたのに!!」
「なっ――――!!」
そのセリフを聞いて、6/(外見はかがみ)は顔を耳まで真っ赤にした。
それを見たかがみはしてやったりとばかりにニヤリと口の端を歪ませた。そして嗜虐心を擽られたように、
「ああ、やっぱりアンタ童貞だったんだ。まあそうだろうって気はしてたけどね。
後ろの穴のほうは私が随分可愛がってあげたけど、こっちのほうはまだ……ってわけね」
「う……うるさいな!! 大体そんなことは……」
「でも女子高生の私ですら女の子を○○○した経験くらいはあるってのにねえ。
ま、二次元の女の子に向かって俺の嫁とか言ってるキモオタならそれも当然―――」
6/は、ほとんど反射的にかがみの顔を拳で殴っていた。
かがみの口の中に血の味が広がる。
もうそれが元々自分の身体であることなど完全に忘れて、6/はかがみに拳の雨を降らせた。
「悪いかよ……!! 二次元の女の子を好きになっちゃいけないのかよ!!
てめえみたいなガチレズにそんなこと言われたくねえよ!!」
それでもかがみは6/を嘲るように呟く。
「フン……私はやろうとさえ思えば好きな相手と、無理矢理にでも関係を持つことが出来るわ。
けど、あんたは相手に思いを伝えることさえ出来ないじゃないの。それが私たちの差なのよ」
その言葉に更に拳を強く握り締めて振り上げた6/だったが、
「ジェントルマン、そろそろ冷静に!!」
と、アムンゼンに腕を掴まれた。
流石に歴戦の探検家、女子高生ごときの腕力では敵いはしない。
「お前なんか……」
自分にさえどうすることも出来ない暴れる心を吐き出そうとするかのように、6/が大きく口を開けて言い放った。
「お前なんか、何かのついでに適当に死ね!!」
そして、まだまだ言い足りない何かの代わりのように口から荒い息を吐きながら肩を上下させる。
それを見て、かがみはなおも何かを言い返そうと口を開いた。
その時、二人の側を一台の牛車が走り抜けていった。
牛の立てる爪音と鳴き声、そして風が一瞬にして通り過ぎた。
そして、突然の通りすがりに驚いて目を閉じていたかがみとアムンゼンが目を開けたとき、そこからは6/の姿が消えていた。
俺
トモ
殺し合いで
配られた鞄の中に
でっかい牛の引く車が
入ってて
それに乗って適当に
ウロウロしてたら
なんか結構
カワイイ子
みつけて
でも
見るからに変態な男に
襲われてて
かわいそうだったし
口説きたかったから
ちょっと手を伸ばして
さらってきた
みたいな
女の子は
何故か不機嫌そうな顔を
してるけど
それもカワイイかも
みたいな
なんか結構
エロイ格好してるし
勢いで一発やっちまうか?
みたいな
【C-5 平原/一日目 早朝】
【◆6/WWxs9O1s氏@パロロワクロスネタ投下スレ】
【服装】上半身シャツ、下半身パンツのみ
【状態】外見は柊かがみ 健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】 基本:情報を収集して、このロワの全容を推測する
1:???
2:かがみうぜえ
【トモ@あたし彼女】
【服装】ライコフマスク、ネイキッド@ゲームロワMGS
【装備】神罰根@マイティハート 牛車@竹取物語
【状態】健康
【持ち物】支給品一式
【思考】 基本:主催者をたおして彼女を作る
1:6/を口説き落とす
「大変アルよ。早く追いかけないとマズイアルよ」
それまで三人の頭上でぐるぐると旋回飛行を続けていた竜が、地面近くまで降りてきて言った。
しかしかがみは憮然とした顔で答える。
「……いいわよ。あんな奴、もうほっときなさいよ!!」
「そんなわけにいかないアルよ。もしレイプでもされたらどうするアル?」
「そんなのあいつにとってはいつものことじゃない!!
それよりも、さっさとみゆきを探しに行くわよ!!」
竜の言葉に耳を貸そうとしないかがみ。その姿を、アムンゼンは寂しそうな顔で見つめていた。
【柊かがみ(変態仮面)@パロロワクロスネタ投下スレ】
【服装】上半身裸
【状態】外見は◆6/WWxs9O1s氏 重症(命に別状はありません)
【装備】大量の下着
【道具】支給品一式、不明支給品3
【思考】 基本:脱出方法を探る
1:???
2:下着をたどってみゆきを探す
3:こなたがいるなら合流したい
【竜@まんが日本昔話】
【服装】全裸
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品1
【思考】 基本:空中で待機
1:かがみよりも6/が心配だが……
2:かがみうざい
※飛び続けないと死にます
【ロアルド・アムンゼン(その3)@オリロワ】
【服装】冒険家
【状態】健康
【装備】入れ替えロープ@ドラえもん(使用不可能)、クララの鏡@アルプスの少女ハイジ
【道具】支給品一式、不明支給品×1
【思考】基本:犬限定マーダー
1:6/が心配だが、かがみを一人にするわけにもいかない
2:仲間を集め、生きて脱出する
3:かがみが若干うざい
※能力:犬を捕まえる時身体能力倍化、冷気無効、体温氷点下
474 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/22(水) 02:38:50 ID:PLvmVkoY
age支援
失礼、投下終了宣言を忘れていました;
投下乙
どんだけウザがられてんのかがみwww
投下乙です。
前半が相変わらずの変態なのに、なんだwこの後半のシリアス具合は!?
てかかがみが6/で、6/がかがみで……ややこしいわw
誤解がさらにヒートアップするwww
あれ、ドラえもんなんて投票作品にあったけ(以前聞いたら『一応』投票された作品から支給品は出そうと聞いたので調べてみる)
↓
あ、問題ないやw(カオスに無かったからどこにあるかと思ったら「21エモン」と「ドラえもん」は同一世界の話という事に気付いた)
ジャイアンの母が出てるから大丈夫だろうと思っていたが、よく考えたらジャイアンの母はカオスロワ出身だった……
問題があれば他の道具に差し替え、修正します。
まあ、ここって結構アバウトだからなあ。
敢えて進言するならロープをマナフィ@ポケモンに変えるとか。
「ハートスワップ」なら人やポケモンの心を一時的に入れ替える事できるし。
ま、お任せします。
別にいいんじゃねって思うけどな
このスレだからノリと勢いと面白さが大事だよ
ドラえもん@ニコロワが持ってたってことでおk
しかしかがみヒデえw
それで解決だな。
ほんとまったりしてていいなここは
投下します
H-8 湖のほとりまできて、ファシルは一度休憩をとることにした。
火を起こし、支給品をあさり始める。
そこにハートのクイーンがファシルへと語りかける。
「すまぬな。わらわもこの姿でなければ役立てると言うのに……呪いさえ受けなければ」
「呪いか……それならこの支給品が効きそうだな」
ファシルはじゅうじかを取り出すと、なにも聞かずにおもむろにハートのクイーンへと当てた。
「え、ちょっとまっ――」
クイーンの静止の声は中断され、その瞬間光がはじける。
数秒後、光が止むとカードのあった場所には一人の人間が立っていた。
薄い桜色がかったブロンドの髪、同じく桜色の目。
透けるような白い肌、割と豊な胸。引き締まった腰付き。
全体的に女性らしく柔らかい感じを受ける。
まさしく全裸の美女がファシルの前に立っていた。
ちなみにファシルのじゅうじかを当てた手は今はクイーンの胸の位置に置かれている。
お互い固まったまま数秒後、ようやくその女性が言葉を話す。
「……なにをボケっとしておるのかえ。その服をわらわに渡したもれ」
そう言いながらも女性の頬に赤身がさしている。
ファシルが急いでチャイナドレスを渡すと、かぐやを抱いたまま律儀にも後ろを向く。
そのままの体勢でファシルは尋ねる。
「お前、ハートのクイーンか。人間だったんだな」
「人間にもなれるが正解。先のじゅうじかで呪いが解けたでありんす」
「そうか」
再び無言。ただファシルの後ろから聞こえる衣ずれの音が聞こえるのみ。
しばらくしてその音も止んだ。
「もういいですよ」
やっと落ち着き、しばらく休憩になる。始めはお互いぎこちなかったが、
二人は取りとめもなく話し始めるうち、元の調子に戻っていった。
ふと、ファシルがハートのクイーンに問う。
「主催者について知っているのか?」
「ええ、知ってる。あそこにいたのはキングハートの子飼いの部下だった。
そう考えると主催者はキングハートということになるでありんす。
ただし、これはあくまで予測、あれが独断で動いている可能性もありけるよ」
「ふーむ。ルシファーとは関係がないのか?」
「さあ、それはわらわには分からぬこと」
「そのキングハートとはどんな人物なんだ?」
何気なくファシルは問う。
ハートのクイーンの表情が嫌へと変わる。
「変質者。基地外。ダメ人間。ストーカー。
いつもこっちを変な目で見てくる気持ち悪い奴。
金と、権力と能力はあるからなおさら性質が悪い」
「……ひどい言われようだな」
クイーンの言いざまに、流石のファシルも若干引いてしまう。
一通り愚痴を言って落ち着いたのか、クイーンは声のトーンを落とす。
心配そうに問いかけるクイーンを無視し、ファシルは断言する。そのまま立ち上がると遠くを見る。
「もし、主催自身にその能力がなければ、裏で手を引いている奴がいる。
そして俺を再びここに呼び戻したということを考えると、主催にルシファーが語りかけている可能性が高い。
奴のたくらみを潰すにはまずはこの首輪をはずし、脱出することが必要か」
「……なんにしても首輪の解除は必要。わらわも協力するわ」
そこまで話し合い、ふと赤ん坊がムズがり始めたのに気づく。
「ふむ、これはミルクかえ? ファシル、はやく用意したもれ」
「ああ、そうだな……って、やり方を教えろ。俺はわからんぞ」
「わかりもうした。まずはファシルは水を汲んできたもれ。わらわはミルクの準備をしようぞ」
ファシルは赤ん坊をゆっくり降ろし、今にも泣きそうな赤ん坊の気をそらすため、おもちゃはないかと探す。
ふと、赤ん坊が泣きやんだ。ファシルはそのとき手に持っていた懐中電灯をつけたり消したりする。
赤ん坊はつけていると笑うようだ。
「ん、この懐中電灯が気になるのか? ほれ」
懐中電灯をつけたままかぐやに向ける。そのかぐやは笑っている。
これはいい、と、その隙に二人はミルクを温める作業に戻った。
――そのちょっと目を離したのがいけなかった。
「ちちうえ〜、ははうえ〜」
「……え」
「……お」
戻ってみると、そこに赤ん坊はいなかった。
代わりに5〜6歳の少女が笑顔で待っていた。
「「どうなってるの(よ、だ)」」
二人の言葉が重なった。
【H-8 湖のほとり/一日目 早朝】
【かぐや姫@竹取物語】
【服装】布
【状態】健康
【装備】なし
【持ち物】成長そくしんライト@ドラえもん@ニコロワ
【思考】ちちうえ、ははうえ、どうしたの?
【備考】かぐや姫は成長そくしんライトで5〜6才になりました。
成長そくしんライトは制限により一回5才までしか成長せず、12時間置かないと再使用できません。
【ファシル(本名 鈴木次郎) @オリジナルキャラ・バトルロワイアル】
【状態】健康
【装備】チェーンソー
【持ち物】一般支給品×3、不明支給品1〜7、
【思考】まじで!?
1.首輪の解除
2.脱出し、主催を滅ぼす。
3.邪魔する者、ルシファーのかけらを持つ者は殺す
【ハートのクイーン@七並べ】
【状態】健康
【装備】なし
【持ち物】なし
【服装】チャイナドレス、パンツはいてない。
【思考】うそっ!?
1.首輪の解除
2.脱出する。
【備考】
じゅうじか@FF2で呪いが解け、人間形態になっています。
そこから少し離れたところに一人、隠れて存在していた。
「次郎……なんでお前は恋愛フラグをゲットしている!
……いや、そんなこと、もはやどうでもいい」
そこには血の涙を流しながらも恋愛フラグから決別を宣言する青年――万吉がいた。
そこへもう一人――カズヤがやってくると青年へと語りかける。
「知り合いか?」
「弟だ」
「合流するか?」
「しない。同作品早期再会など死亡フラグに他ならない。……親父もそれで死んだ」
「そうか。ここまでは連れて来た。後は好きにやりな」
「ああ、そうする。親父を殺したこの会場、この殺し合いをぶっ壊す。俺が持つのはそのための知識だ」
そう語る万吉の心に浮かぶは父親の死に顔。
その顔はどこまでも安らかで、そしてモラトリアムの中にいた彼の今までの思考を壊すには十分だった。
万吉は心の中で思う。
(プリンセス・ハオ……テメェだけは……絶対に!! 許さねぇ!!!!)
万吉の決意に何かを感じ取ったのか、今まさに去ろうとしたカズヤは足を止める。
「……ま、それでも少しだけなら付き合ってやる」
「……助かる。ただし俺の足を引っ張るなよ」
「ハッ! テメェこそ途中でダウンすんじゃねぇぞ。助けねぇからな!」
――二人は再び奥へと消えた。後に残るは沈黙のみ
【H-8 湖のほとりから少し離れた場所/一日目 早朝】
【カズヤ@スクライド】
【服装】普段着(くすんだ色の革のジャケット)
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品1〜3
【思考】
基本方針:殺し合いに反逆する。
1:とりあえず万吉を連れていく。
2:ぶん殴りたい奴をぶん殴る。
【備考】
※本来の名前はカズマです。
【鈴木万吉@オリジナルキャラ・バトルロワイアル】
【服装】ニート専用パジャマ
【状態】健康、父を失った悲しみ
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本方針:殺し合いをぶっ壊す。フラグ重視。
1:親父……
2:このロワイアルを壊すフラグを探す。死亡フラグからは何があっても逃げる。
3:何ロワイヤルなのかを考察する。
4:なんか似た体験をした記憶があるような、ないような?
乙!
普通に絵がうまくてフイタwwwwww
てっきり最初トランプそのまんまかと思った。
主催者の情報が出てきたのはこれで二回目かな?
書き忘れ。画像は某ソフト使って作ったものです。決して描いたものじゃありません。
投下乙です。
ハートのクイーンが人間化、そしてかぐやが成長w
君達はもうそこで家族にでもなってなさいw
と、主催者の情報が出始めたなぁ
そして万吉&カズヤファイト!
>>485と486の間にコピペミスがあった。なんかもうぐだぐだだ。すまん。
>>485から
「そんなクズだから、こんな企画をしたのも頷けるの」
ファシルもなんとなく納得しつつ、もう一つ聞かなければならないことを問いかける。
「……そうか、あと一つ質問だ。そいつには死者蘇生の力はあるのか?」
「それは分からない。……どうしてそんなことを聞く?」
「俺の養父の名前が名簿にあった。すでに死んでいるはずのな」
「……え?」
「それに俺も一度死んでいる。死者の国で養父とともにようやく普通の生活を送っていたのにな」
「頭、大丈夫かえ?」
「本当のことだ」
で
>>486へと続きます。
投下乙です。
>>475 牛車w 牛車てwww
その発想はなかった。
ただ、ちょっと気になった点が。
名簿って、参加者の名前だけじゃなくて、出展作品名まで書いてあるもの?
>>489 かぐや姫成長って……12時間に1回でも終盤まで生き残れば20歳くらいになれるわけで……
それより、ロリコンだらけのこのロワで5〜6歳って危険すぎるw
流石に出展作品名込みは後々のこと考えると不味いかもな
万吉あたりは何かしら反応してるはずだろうし
>>495 ◆6/WWxs9O1s氏の特殊支給品にすればいいじゃないかな。
それなら大幅な修正もいらずに話が成り立つ
>>467の一部を以下のように差し替え、でどうでしょうか?
>最初は新しいカオスロワかと思ったのだが、名簿を見てみると参加作品名の中に
>【テラカオスバトルロワイアル】
>という名前があった。
>つまり、ここはカオスロワではないということだ。
↓
最初は新しいカオスロワかと思ったのだが、名簿を見てみると他のロワに参加しているキャラクターの名前に混じって、
自分やジャイアンの母、野比玉子などカオスロワでお馴染みの顔ぶれの名前があった。
しかもそれらの名前は同じ箇所に固まって記されている。
他の名前を見てみても、同じ作品(?)からの出身者は固まって記されていると考えるのが自然だ。
つまり、この名簿には「カオスロワからの出場者」という枠があるのだ。
ということは、ここはカオスロワでは無いということだ。
>(大体なんだよ、七並べとか源氏物語とかって……)
>ちなみに自分と同じ【パロロワクロスネタ投下スレ】からの参加者の中には、かがみやみゆきに混じって
>ランキング製作人の名前まであった
↓
(大体、古典の世界のキャラの名前まであるしな……)
しかし疑問は残る。自分はカオスロワから連れてこられたわけではなく、毒吐き別館のパロロワクロスネタ投下スレにある
学校から連れてこられたからだ。
そう思ってもう一度名簿を見てみると……やはりというべきか、自分の名前がもう一つあった。
その周囲にはかがみやみゆきなどクロススレでお馴染みの顔ぶれの他、ランキング製作人の名前すらある。
つまり、自分の出典作品はカオスロワではなくクロススレらしい。
>>497 それなら普通の名簿でも、メタ能力を使った考察ってことで片付けられますね。いいと思いますー。
……ふと書き手紹介を見て、呟いてみる。52人もいたのか。書き手トランプが作れそうな勢いだ。
>>497 修正お疲れです。
これで問題はなさそうですね
>>497 修正乙です。
質問なんですが、登場話で「支給品一式」しか持っていないキャラで「不明支給品」持たせてもいいですか。
「支給品一式」の中に含まれていたというこじつけで。
不味そうなら代案で対応するので然して問題はないんですが、こっちの方が都合がいいので。
>>497 修正乙です。
個人的には、名簿って参加者名の50音順だと思いこんでたけど
作品ごとにまとまって載ってるのか……おぼえとかないと。
>>500 支給品一式=基本支給品(全員共通のアイテム)+ランダム支給品1〜3
だと思ってた。
もし「支給品一式」に不明支給品が含まれないなら、自分が過去に書いたSS
修正しないといけないんだけど……どうなんだろう?
すでに不明支給品の数が明記されている場合はそれ以上に増やすのはなし、
明記されていない場合は後出しおk
でどうか?
んじゃ、とりあえず支給品一式には不明支給品はないという事で話を練るわ。
今まではまあいいや。
まぁ1人のランダム支給品の数が3つを超えなきゃいいんじゃね
しっかりとあといくつって書いてあるなら尊重するけど
「支給品一式」としか書かれてなかったら
ランダム支給品を出してもいいって認識でおk?
まだ不明支給品が出てない物ならありにしたらどうだろう。
正直言うと、俺いままで全員共通のものを「支給品一式」って表記していたんだ。
「支給品一式」の件ですが……
自分が書いた「ガンダム00 DESTINY」(
>>389-391)のリュウタロスの持ち物なんですが
支給品一式を”全員に配られる共通の基本支給品+ランダム支給品”だと思いこんで、
登場話の状態表で持ち物に「支給品一式」とあったのにランダム支給品持たせてしまいました。
ランダム支給品に関する記述は削っても話には影響ないので
訂正したほうが良ければ訂正しますので言ってください。
今後のこともあると思うので、判断はお任せします。
>>507 あ、そこまで気にする事はないと思いますよ。
思うにこれからこうすればいいという事で、今までのはそれでいいかと個人的に思っていますから。
基本的にここってあまり細かいところは考えないおおらかなところですから、あれはあのままでいいと思いますよ。
自分の意見
とりあえず基本的に「支給品一式」とは基本支給品一式+ランダム支給品一式1〜3
ただしまだランダム支給品が出ていない物に限る。
……細かいこと言っていたらすまん
質問。
「湖のほとりで休憩」をwikiに収録したんですけど、ハートのクイーンの容姿の画像って
どうしたらいいんでしょうか?
あと、「日本昔話:とりかえばや物語」と「湖のほとりで休憩」の2作は後からの修正があったので
作者さんにwikiの収録内容に間違いがないか確認しといてもらえるとありがたいです。
間違ってたら、言ってくれれば今日中には修正しときます。
レスできるのはたぶん10時過ぎとかになると思いますが……
画像は今までのもひっくるめて「絵置き場」とかいう場所を作って、そこに収録するのはどうでしょう。
できれば「資料室」というところに「絵置き場」がある感じで。
今後必要そうな物が出てきたら「資料室」に項目作ってそこに収録したらいいかな、と思いました。
>>510 収録お疲れ様です。
確認いたしました。問題ないと思います。
お手数おかけしました;
>>510 乙です
こちらも確認しました。
ありがとうございます。
画像に関しては、
>>511の案でいいと思います。
>>512-513 確認ありがとうございます。
>>511 絵置き場を新しく作るとなると、管理人さんにお願いしたほうがいいのかな?
自分はそもそも、どうすればwikiに画像を入れれるのかが分からないんで
どうしようもないんですが……
>>508 レスありがとうございます。
とりあえず、過去作に関しては修正の必要なしの流れなんですかね?
「支給品一式」に関しては今後
>>509の認識でいいんでしょうか?
話し合いの途中みたいですが、完成したんで投下します。
雪広あやか、スペードの2、リゼルク・ダイゼル、道蓮、クレア・スタンフィールド、レッドベジーモンの6名。
……なんか今回やたら長くなってしまった
ゆとりの弊害とは斯くも悲しいものなのだろうか。
「だから馬飛びって何なんだよwww」
『マス目を飛び越して移動するって何回言わせるんですか!』
「だ・か・らwwwその間の駒はどうなるんだwww根こそぎ薙ぎ倒し?www」
「違いますって!! いいですか――……」
ここはI-3にある首相官邸の屋上。
ランタンのほのかな光の下でレッドベジーモンは桂馬から桂馬自身の力、延いては将棋の駒についてレクチャーを受けていた。
桂馬はゆとりの弊害が云々と言いつつも、約数時間に及ぶレクチャーを根気よく続けていた。
殺し合いの場で将棋のルールを理解するなど前代未聞だ。
『はい、これで終了です。理解しましたね?』
「ま、なんとなくね。それで……北ってどっちだっけ?」
『このゆとり教育の犠牲者が!! さっき確かめたでしょ。
ここが首相官邸で、海岸があっち、つまりはあちらが南で北は反対のそっち』
「へぇ、なるほどwwwよし、それじゃあ『桂馬』ガオ!www」
ようやく桂馬の動きを理解したレッドベジーモンは北の方角を向いて桂馬の名を高らかに宣言した。
さあ、いま、レッドベジーモンの冒険がはじまる。
◆
暗い森の中をひたすら進む集団があった。
雪広あやか、スペードの2、リゼルグ・ダイゼル、道蓮による4人組だ。
その様子はと言うと――
「ん〜、二人とも可愛いですわ!!」
「ぶえぇん、もう止めてよぉ」
「あの、もうそろそろ離れてください」
「はぁ、付き合っていられん」
なんともまとまりのないものだった。
そもそも出会いからしてまともではなかった。
過剰に小さな男の子を可愛がろうとするあやか、怯えまくるスペードの2、困惑するリゼルク、呆れ果てる道蓮。
ひょんな事から出会った4人はとりあえず人が集まるであろう都市部を目指してハッテン場を後にしたのが数時間前。
道中こんなやり取りばかりしているので、その歩みは遅々として進まない。
この中で一人蚊帳の外にいる感じの道蓮は実のところ一度は放っておいて先に行こうかとも思っていた。
だが見知ったリゼルクをこのままにしておくのも気が進まないので、結局一緒に行動する羽目になっている。
「ちょっと蓮君、考え込んでないでこの状況を――」
「――好きにさせておけ」
もう既に道蓮は現状をどうにかする事を諦め、半分投げ槍だった。
さらにエスカレートするあやかのスキンシップ(本人曰く、優しくしているだけ)。
それに伴ってますます怯えて震えているスペードの2。
必死の抵抗も虚しく揉みくちゃにされるリゼルク。
「はぁ、疲れる……」
隣にいる騒がしい3人を見て、道蓮の心労は募る一方だった。
それはさておき、都市部に向かうためには島の中央部の森や山の中を通るよりは西回りE-1の橋を渡って行く方が労力は少なくて済む。
4人はそのルートを『選択』してハッテン場から常に方角は北西を取り、今は大体H-3辺りを歩いている。
途中近辺にあった首相官邸や猫屋敷は素通りした。
こんなふざけた施設に寄る時間がもったいないと思ったからだ。
結果、その『選択』が悲劇を生んだ。
「貴様、何者だ」
4人の行く手にいつのまにか人が一人立っていた。
外見は普通の青年のように見える。
着ている服は至って普通のコートだ。
見た目だけならどこにでもいそうな好青年だ。
だが、違う。
一番異質なのはその纏っている雰囲気だ。
青年の周りの空気があまりにも異質だった。
それは到底言葉では説明できない程の威圧感を秘めていた。
「俺か……そうだな。『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』とでも呼んでくれ」
「そのレイルトレーサーが俺達に何の用だ?」
そう自ら『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』を名乗る男――クレア・スタンフィールドは問いに答えようとする。
そんなクレアと言葉を交わしているのは道蓮。
あやかとスペードの2はこの状況に戸惑いを隠せず、リゼルクはそんな2人を守るように身構えていた。
「用か……簡単だ。死んでくれ」
「はぁ?」
「抵抗してもいいが止めておけ。俺は強者だ」
「それなら問題ない。オレも強い」
「何の迷いもなく言ったな」
「ああ、当然だ。『我不迷』……オレは強い、それがオレの不迷(まよわず)だからだ」
静まり返る草原。
道蓮がその手に持つのは青龍偃月刀。
かの高名な「美髯公」関羽の子孫、関勝の獲物である。
クレアがその手に持つのはエクスカリバー。
かの高名な「アーサー王」にして剣士のサーヴァント、セイバーの宝具である。
始まりは突然だった。
道蓮とクレアは息を合わせたかのように互いの武器を構え、一瞬で距離を詰めていた。
「オーバーソウル!」
道蓮の掛け声とともに青龍偃月刀に持ち霊の馬孫が宿り、オーバーソウル「武神」を作り出す。
本来なら宝雷剣でするものを代用品でなんとか凌いでいる状態だ。
長くは保てないと思い、道蓮は速攻で戦いを終わらそうとした。
実際並の剣では太刀打ちは不可能だと思っていたのだが――
「なに!?」
クレアの持つ剣は並の剣ではなかった。
「宝具」と呼ばれるその剣は幻想の武装とすら称される武器。
オーバーソウルと比べて遜色ないものだった。
刃と刃が撃ち合う音が絶え間なく響く。
道蓮が突きと見せかけて薙ぎ払いに転じれば、クレアはエクスカリバーを立てて「武神」を軽くいなす。
クレアが刹那の内に数太刀エクスカリバーを振るおうと、道蓮の「武神」は全て防ぎきる。
勝負は一見すると互角に見えるが、実は全くそうではない。
その証拠はすぐに明らかになってきた。
道蓮が徐々に息を乱していくのに対して、クレアは全く息を乱していない。
「息が上がっているね。そろそろ終わりかな」
「ああ、そうだな」
クレアの問いかけにあっさり肯定の意を表する道蓮。
「ここにいるのがオレだけならな」
次の瞬間、クレアの振り上げたエクスカリバーが宙に固定された。
その正体は後方に控えていたリゼルクだった。
リゼルクの手にはワイヤーが幾筋も出ている手袋がはめられていた。
そして、そのワイヤーはクレアのエクスカリバーにしっかりと巻き付いていた。
道蓮とリゼルクはこの瞬間を狙っていたのだ。
「ふん、これで終わりだ」
この勝負に幕を引くべく道蓮は「武神」に力を込めて、クレアに斬りかかった。
右手と剣が封じられているクレアにその攻撃が防げるはずなかった。
「そっちがね」
だが道蓮が構えた「武神」がクレアを斬る事はなかった。
なぜなら道蓮の胸にはいつのまにか分厚い軍用ナイフが突き刺さっていたからだ。
それを持つのはクレアの左手だった。
「悪い。後ろの奴のワイヤー見えた」
「な、なぜ……」
「お前の目さ」
クレアはただ道蓮の目に映った後方の光景を見ただけだった。
言葉にすれば単純だが、それは恐ろしく難易度の高い芸当だ。
それをクレアはいとも簡単にやってのけていた。
「さてと……」
クレアは一息つくと、何を思ったか瀕死の道蓮を置いたままその場から飛び退いた。
そして着地した先でクレアは自分がいた場所にエクスカリバーが刺さっているのを確認した。
先程のドサクサでワイヤーに絡まれたままエクスカリバーは放置していたが、それをリゼルクが絶妙な力加減で投げつけていたのだ。
もちろんクレアがそれを察知できたのは道蓮の目に映るその光景を見たからだ。
「蓮君! しっかりして!」
奇襲が失敗したと分かるとリゼルクはすぐさま道蓮の傍に駆け寄って容体を見た。
その顔には絶望が浮かんでいた。
適切な治療を施さなければ確実に死に至るほどの重症だったからだ。
「……今度こそ終わりに――」
「『金』左上へ、お願い!」
クレアが止めを刺しに行こうとしたその時、誰かがそう叫んでいた。
そしてクレアは何かが道蓮とリゼルクの前を通り過ぎるのを見た。
急激な移動に伴って巻き起こった風は一瞬クレアの視界を封じる事に成功していた。
結果、クレアが再び目を前に向けた時には地面に突き刺さったエクスカリバーを見るだけだった。
周りを見れば終始戦闘に関与してこなかった女と子供もいなくなっていた。
「……逃げられたか」
それに対してクレアは妙にサバサバした感じだった。
まるで普段と変わらぬ様子だ。
淡々と仕事をこなしているかのように見える。
あの時もそうだったかとここに来るまでに首を切り落とした桃色の髪の少女の事をふと思い出す。
だが、それもすぐにある女性の事で打ち消される。
「シャーネ――……」
クレアが口に出した名前は彼の最愛の恋人。
世界で「クレア・スタンフィールド」という魂の名前を呼ぶ事を許した唯一の女。
その名前を呟いたクレアの心境は今はまだ誰にも分からない。
「俺はクレア・スタンフィールド、又の名は『葡萄酒(ヴィーノ)』……だが、今は違う」
地面に刺さったままのエクスカリバーを引き抜きつつ、クレアは一人宣言する。
「――俺は、お前らにとっての怪物だ。お前らを全て喰らい尽くす怪物だ」
それはまるで古のアーサー王が選定の剣「エクスカリバー」を引き抜く姿のようだった。
「今から俺はこの会場にとっての、お前らにとっての――『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』だ」
クレアの『選択』――それは「『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』になる」というものだった。
【1日目 黎明/H-3】
【名前】クレア・スタンフィールド@バッカーノ
【服装】普段着(つまり車掌服)
【状態】健康
【装備】エクスカリバー@Fate/stay night、シャーネのナイフ@バッカーノ
【道具】基本支給品一式×2、首輪(ルイズ)、ルイズの不明支給品0〜2
【思考】
基本:???
1:『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』として参加者全員を喰らい尽くす(つまり皆殺し)。
◆
その時間その場所にいれば面白い物が見る事ができただろう。
それは人間サイズの将棋の駒が会場を将棋盤に見立てて動く光景だった。
◆
G-2には不思議な名前の学校がある――「ギャルゲ高校」だ。
いったい何がどうしてギャルゲなのかは未だ不明である。
ただ、今その校庭に人間の背丈ほどもある将棋の駒が飛び込んできた。
その表に彫られた銘は『金』だった。
「はぁ、無事に逃げられましたわね。偉いですわ」
「あ、ありがとう――って、抱きつかないで!!」
「助かった? ああ、蓮君! しっかり!」
「――ッ」
雪広あやか、スペードの2、リゼルク・ダイゼル、道蓮。
生を喜ぶその4人はつい先程までは死地に身を置いていた者達だ。
あの時、命の危機を感じたスペードの2は自分を奮い立たせて支給品として配られた将棋の駒『金』を使ったのだ。
結果、上手く4人ともこうしてクレアの手から逃げる事に成功していた。
「とにかく治療だ!」
だが安心はできない。
道蓮の傷からは血が絶え間なく零れ落ちている。
適切な治療を施さないと、死に至るのは確実だ。
「そ、そうでしたわ。まずは私達が下に降りて受け取りますわ」
「あ、ぼ、僕も」
そう言ってあやかとスペードの2は『金』から校庭へと飛び降りた。
幸い地面との高低差はあまりない。
二人は難なく降りると、道蓮を受け取る態勢に入った。
上で待つリゼルクはそれを確認すると、道蓮を下に降ろそうと傍に近づいた。
「よし、じゃあ降ろす――ッ!!」
その時、リゼルクには何が起こったのか最初分からなかった。
ドン、という胸を押された事だけが唯一分かった事だった。
道蓮が手を突き出して自分を突き飛ばしたのだと校庭に落ちながら理解した。
なぜ?という疑問がリゼルクの中で湧き上がる。
グチャ
「え?」
赤。
赤い。
ただひたすら赤い。
赤がリゼルクの視界を支配していた。
「ウソ、だよね?」
リゼルクは自分がいつ地面に落ちて、そしていつの間に立っているのか分からなかった。
それほどまでに目の前で起きた事は衝撃的だった。
「やったwww桂馬金取り成功www俺って天才www」
『あ、あの、水を差すようですが、今、下に誰かいたような……』
「え、誰かいたの? ぷwww間抜けすぎwwwじゃあ下の奴ぺっちゃんこ?
ちょwwwマジウケるwwwもしかして、もしかすると、ドラえもんとかwww」
リゼルクの目の前で何か赤い植物のような物が喚いていた。
それは自分たちと同じような将棋の駒に乗って、ここへ飛んで来た。
着地点は丁度自分達が乗って来た『金』の真上。
赤い怪物の名前はレッドベジーモン。
彼は桂馬の進路としてI-3を基点としてG-2を『選択』した。
その結果がこれだ。
当然一人駒の上に残っていた道蓮は哀れにも原形を留めないほど潰されていた。
「おい」
「へ?」
ふとレッドベジーモンが自分の身体を見ると、自分が細いワイヤーのような物でグルグルに巻かれている事に気付いた。
それは幾重にも巻かれていて、脱出など不可能な代物だった。
「え、ちょ、待っ――」
「…………ッ」
「ぎゃぁぁぁ!!! 馬飛びした結果がこれだよwww」
レッドベジーモンが断末魔を叫び終わった時にはもうその身体はワイヤーによってバラバラにされていた。
そこにあった二つの将棋の駒も一緒にバラバラの結末を迎えていた。
もうそこには判別不可能な肉塊と木片が散らばっているだけだった。
「…………」
リゼルクは目の前の惨状をじっと見ていた。
静かだった。
「え、あの、その……」
「……ひっく、ぶえぇん」
その沈黙を破るようにあやかがリゼルクに声をかけた。
スペードの2は目の前の惨劇にまだショックから立ち直れていなかった。
「なに?」
振り向いたリゼルクの目は酷く冷たいものだった。
まるでこの世の全てを憎むかのような目だった。
そんな悲しい目をした子供を放っておけるほどあやかは無責任ではなかったし、なにより子供の悲しむ顔を見たくなかった。
「あの、なんて言っていいのか分かりませんけど……でも――」
「やったらやり返される」
しかし、あやかの言葉はリゼルクの言葉に遮られた。
「法の世界では法を破りし者は法に罰せられ」
リゼルクは一人言葉を紡ぐ。
「無法の世界では例えその身に何が起きようと法に守られる事はない」
ここは殺戮が横行する最大最凶の無法の地。
皆を縛る法律など存在しない。
「やったらやり返される」
その言葉の齎すものをリゼルクは考えていた。
またしばらく沈黙が続く。
あやかもスペードの2も何も言えないでいた。
そして、今度はリゼルクが沈黙を破るべく声を発した。
「ごめんなさい」
それは謝罪だった。
誰に対してかは分からないが、リゼルクの口から謝罪の言葉が一つ漏れた。
「ボクは殺し合いに乗るよ」
「な、何を言っているんですの!?」
あやかにはその言葉が信じられなかった。
先程までの愛らしい顔つきは今のリゼルクにはなく、もうそこには冷たい表情しか見られなかった。
「これは復讐なんだ」
「復讐って……道蓮君の仇はさっき討ったばかり……」
「違う、ボクが復讐するのはこの殺し合いそのものだ。参加者……そしてこれをさせている奴らも皆殺しにしてやるんだ」
リゼルクはこの場所で唯一の知り合いを目の前で無残に殺された。
それが彼の心の内に深い傷を負わせ、ついには狂気に当てられたか。
そしてリゼルクはおそらく最悪とも取れる『選択』をしてしまった。
「そんな、考え直してく――」
「無理だよ。もう決めたんだ」
「……リゼルク君」
「今だけはお姉さん達を見逃してあげる。でも、次に会った時は……」
リゼルクは二人に声を掛けつつ、自分が殺した赤い怪物のデイパックを拾い上げた。
道具は多いに越した事はない。
使えるものが多ければ、それだけ『選択』の余地が生まれてくる。
「――見逃さないよ」
それを最後にリゼルクは校庭を後にした。
【1日目 黎明/G-2 ギャルゲ高校前】
【リゼルグ・ダイゼル@シャーマンキング】
【服装】緑の服
【状態】健康、強い復讐心
【装備】ウォルターのワイヤー内蔵手袋@HELLSING
【持ち物】基本支給品一式×2、ランダム支給品0〜2
【思考】
1:ここにいる全て(参加者も主催者も)皆殺し。
◆
支援ー。
校庭に残されたあやかとスペードの2はしばらく動く事が出来なかった。
リゼルクの冷たい眼差しが二人を凍てつかせたかのようだった。
だが、それもあやかの一言で溶け去った。
「あああ、なんでこんな事に……雪広あやか一生の不覚ですわ!」
「ど、どうするの。あやかお姉ちゃん」
「決まっていますわ。何としてでもリゼルク君を止めるんですわ!」
「うん、僕も手伝うよ」
「うぅ、あなたって子は……なんて良い子なんでしょうぅぅぅ」
「ぶえぇん〜だから抱きつかないでよ〜」
二人は『選択』した。
己の行くべき道を。
その結果がどうなるかは、まだ分からない。
【1日目 黎明/G-2 ギャルゲ高校の校庭】
【雪広あやか@魔法先生ネギま!(漫画)】
【服装】麻帆良女子中等部制服
【状態】健康
【装備】なし
【持ち物】基本支給品一式、ランダム支給品1〜3
【思考】
1:殺し合いには乗らない。
2:リゼルクを止める。
3:年下の男の子には優しくする。
【スペードの2@七並べ】
【服装】青無地のパンツ一丁
【状態】健康
【装備】なし
【持ち物】基本支給品一式、ランダム支給品0〜2
【思考】
1:あやかお姉ちゃんと一緒にいる。
2:リゼルク君を止める。
【レッドベジーモン@ニコロワ 死亡確認】
【道蓮@シャーマンキング 死亡確認】
【全体備考】
※G-2のギャルゲ高校の校庭に以下の物が放置されています。
・道蓮の死体(潰れて判別不可能な状態)、道蓮のデイパックと青龍偃月刀は衝撃で破壊されました。
・レッドベジーモンの死体(ワイヤーによりバラバラにされて寸断された状態)、デイパックはリゼルクが回収しました。
・バラバラにされた金@将棋、桂馬@将棋。
投下終了です。
うん、ちょい長めになってしまった、今度は短くスマートにしたい。
6人、さらにバトルありでこの量は、むしろ見習いたいくらいだw
様々な選択が重なって生まれた悲劇……だんだんとバトロワが始まってきてる感じだなー。
投下乙です!
桂馬金取りで人が死ぬのは後にも先にもここだけだろうな……発想がすげぇ
乙!!
一気にマーダーが二人も増えた。
ショタ&お姉さんコンビがやばそうだな。
>>527 投下乙です。
内容濃いな〜。それぞれの今後が凄く気になる展開、GJです。
早朝、I-7地区、ハローワーク前。
今、そこで二人の男が対峙していた。
片や、スーツに身を包んだ日本人。
片や、赤い帽子に、赤いジャンパー、ジーンズとラフな格好の白人。
日本人の名は丹波文七、白人の方はテリー=ボガードという。
あらゆる意味で対照的な外見の二人だが、一つの共通点があった。
二人は、ともに獣であった。
餓えた狼であった。
東方不敗に完膚なまでに敗北した丹波文七は、
武道家として生きる道を捨てる決意をし、
ハローワークへと向かっていた。
流石にハローワークへ向かうのに
下半身が裸の今の格好のままでは不味いと、
運よくデイパックに入っていたフレッシュマンスーツに
着替え、ついでに汗臭い下着も同じく中に入っていた
新しい下着に履き替えていた。
決意のみならず、格好も新たにした文七であったが、
彼の望むものはハローワークには無かった。
中を隅々まで探したものの人っ子一人おらず、
就職はおろか相談すらままならぬ状況であった。
ハローワークを出ながら、文七は残念に思う反面どこかほっとしていた。
そして、そんな自分に気がついた文七は、思うのだった。
やはり、自分には武道家以外の道はないのだと。
あの老人との余りにも大きな力の差に絶望しながらも、
諦めきれぬ自分がいる。
たとえ亀の様な歩みでも、あれに近づきたい。
そう、餓えた獣のように渇望する自分がいる。
自分は・・・・
そう考えたときだった。
殺気を感じて右側を見る。
そこには、ぎらつく獣の目をした、一人の若い男がいた。
赤いキャップに赤いジャケット、長く伸ばした金髪に青い瞳。
そして、血に染まったジーンズ・・・・
男は人殺しだった。
――――――――――――――――――――――――――――――
テリー=ボガードは完全に錯乱していた。
橘右京の突然の死に、今のテリーのように錯乱した
アンディは、テリーに殺意むき出しで襲いかかってきた。
テリーは無論、それに応戦する。
錯乱しきったアンディが、一度も勝ったことが無い、
しかも多少動揺しつつも、心理的には遥かに安定している
テリーに敵うはずがなかった。
事実テリーが勝った。
もし誤算があったとすればそれは・・・
アンディが死んでしまったことだ。
テリーに殺意などある筈もない。
それは完全な事故。不幸な偶然が生み出した結果に過ぎない。
しかし、テリーにはそんな事は関係がない。
義理とはいえ、たった一人の弟を手にかけたのは紛れもない事実。
この事実にテリー=ボガードは狂った。
――――――――――――――――――――――――――――
舞台はハローワーク前に戻る。
弟を死なせてしまったテリーは、耐えきれぬ悔恨と、
やり場のない怒りに、完全に支配されていた。
彼は求めていた。
自分の中で渦巻くこの黒い感情の奔流をぶつける相手を。
そしてその願いはかなった。
テリーは構えをとった。
それは彼が師たるタン=フー=ルーより受け継ぎし八極聖拳。
テリーは目の前の男の技量を見切り、
自分の相手に足るとみたのだ。
文七もまた構えをとった。
それは彼の武術の根本たる空手の構えだ。
文七には戦う理由などない。
彼は武道家だ。目の前に強い奴がいて、自分に挑んでくる。
それだけで十分だった。
二人の男は構えたままにらみ合い、そして二人とも笑った。
それは野獣のような獰猛な笑み。
二人は、紛う事無き餓狼だった。
【I-7 ハローワーク前 /早朝 一日目】
【丹波文七@餓狼伝】
【外見】フレッスマンスーツ
【状態】極度の興奮状態
【装備】なし
【道具】基本支給品一式
【目的・方針】目の前の男と闘う
【思考・行動】
1:武道家として強者とし合う。
[備考]
※完全に自信を取り戻しました。
【テリー・ボガード@餓狼伝説】
【服装】いつもの帽子とかジャンパーとか
【装備】なし
【状態】錯乱状態(バーサーカー?)
【持ち物】支給品一式、ランダム支給品(未確認)
【思考】 実力相応の者と戦う(結果相手の生死は問わない)
1:眼の前の男と闘う
[備考]
※強者には無差別に戦いを挑みます。
【アンディ=ボガード@餓狼伝説 死亡】
※G−6渓谷内にアンディ=ボガード@餓狼伝説のデイパックが落ちています。
投下終了。
内容濃い奴のあとに、中身の無いこれは少し気が引けるけれども
あえて投下する。
修正
【丹波文七@餓狼伝】
【外見】フレッシュマンスーツ
【状態】極度の興奮状態
【装備】なし
【道具】基本支給品一式
【目的・方針】強者と闘う
【思考・行動】
1:目の前の男と闘う
[備考]
※完全に自信を取り戻しました。
投下乙。
ああ、美形キャラがまた一人逝ってしまった
投下乙です。
お、丹波が自信を回復してる……と思ったらテリーはバーサーカーwww
つかフレッシュマンスーツ姿ってwww
投下乙です。
この2人はバトルをやる気はあるけど、バトルロワイアルをやる気はあるんだろうか…
しかも、2人がどんなにカッコ良くても、そばにあるのがハローワークだと思うとw
wikiの死亡者情報のページいじってみた。
今のほうが見やすいかな〜と思うけど、前のほうがよかったら、言ってくれたら戻します。
あと、何で死んだのかよく分からない人の欄はテキトーに埋めたんで
間違ってたら直しといてもらえるとありがたいです。
忘れてた。
wikiに資料置き場を作ってくれた人(管理人さんかな?)、乙です。
普段から編集してる人も乙です。
投下します
ああああは南の方角へを進む。
もうすぐ夜が明ける、そんな時間帯に差し掛かり、一軒の建物が見えるようになった。
「よし、まずはあそこに行ってみよう」
ああああは呟くと、足を速める。
後少しでその建物に到着するというとき、強烈な殺気を感じた。
一応隠そうとはしてはいるが、ああああの戦士としての勘が明確に敵の存在を告げていた。
誰かが潜んでいる。不意打ちを仕掛ける気か?
と、いうことはモンスターとして扱って問題ないようだ。
ああああは確信し、しかし表の表情には出さないようにして歩き続ける。
……エンカウント!
吉業ひとみ があらわれた!
→たたかう
いれかえ
さくせん
にげる
ああああ
→こうげき とくぎ
じゅもん どうぐ
ぼうぎょ そうび
吉業ひとみの こうげき!
「矢内……!」
ミス! ああああは ダメージをうけない!
ああああの こうげき!
「いきなりなにをする!」
吉業ひとみは 1の ダメージを うけた!
吉業ひとみの こうげき!
「保陀……!」
ああああは 1の ダメージを うけた!
ああああの こうげき!
「デーモン系モンスターか!」
吉業ひとみは 1の ダメージを うけた!
吉業ひとみは 実体化する幻をつかった!
「阿部……!」
ああああは 2の ダメージを うけた!
ああああの こうげき!
「負けるか!」
吉業ひとみは 1の ダメージを うけた!
吉業ひとみは 記憶を消すを つかった!
「二翻……!」
ミス! ああああは ダメージをうけない!
ああああの こうげき!
「ぉぉおおお!」
吉業ひとみは 1の ダメージを うけた!
吉業ひとみを たおした!
2200ぽいんとの けいけんちを かくとく!
ディパックを てにいれた!
パララパッパッパーーー!!
ああああは レベル5に あがった!
「意外と経験値が高かった。メタルスライム並だったな」
ああああは、倒した吉業ひとみのディパックを回収すると、呟く。
「ここの敵とうまく戦えば、意外とあっという間にレベル上がるかもしれないな。
ともかく、まずは基本のアイテム探しをしよう」
そのままああああは、家探しをするためにレンタルビデオ店へと入って行った。
【位置:B-2 レンタルビデオ店/黎明】
【名前】 ああああ@ドラゴンクエスト6
【服装】 普段着(ぬののふく)
【状態】 健康、Lv5
【装備】 どうのつるぎ@ドラゴンクエスト6、いのりの指輪@ドラゴンクエスト6
【持ち物】どうのつるぎ@ドラゴンクエスト6、ディパック(基本支給品一式入り)不明支給品0〜2
【思考】悪魔だから倒したけどよかったんだろうか? レベルアップしたしいいか
1:とりあえずこんな名前をつけた主催者殺す。せっかくなのでドラクエ5の主人公もいたら殺す。
2:名前変えてえ……。
3:もっとレベルを上げたい。 この家屋で準備を整えてから戦いに出かけよう。
「ここで……死ぬ……の……?」
命の火が消える寸前、男はかすれた声で呟く。
「だが……命……引き換え……届け……忘却の……力……」
そして全ての魔力を使い果たし、男は死んだ。
その力が本当に届いたか、男には知るすべはない。ただ届くと信じただけだった。
【吉業ひとみ@シャイニング娘 死亡】
【備考:忘却の力を使いました。どこに効果を及ぼすかは不明です】
投下終了です
投下乙です。
この勇者、名前の割に予想外に強いw
ドラクエ風味のバトルが斬新だった。
投下乙
ある意味ゲームロワよりゲームっぽい戦闘だw
今日ちょっと思い立って投票された作品とか支給品とかまとめていて軽くトラウマ食らった……
「やったねたえちゃん」
題名からは想像もできないぐらいの衝撃を受けたorz
何かと思ってググっちゃったじゃないかorz
死亡者情報見てたら全滅元ネタが30作品に到達してた。
大分増えたな、と思いつつ残っている元ネタの数を数えて……
いや、このロワなら心配ないか
ハクオロ、狭霧嘉麻屋で投下します。
狭霧嘉麻屋。
性別は男性、年齢は28歳。
日本犯罪史上始まって以来の稀代の猟奇的犯罪者。
使い慣れた鋏とナイフで12人もの命を奪った残虐な殺人鬼。
監獄に収容され死刑の執行を待ち望む死刑囚。
そして今は神であるウィツァルネミテアことハクオロと契約を結び、正義の神の僕として仕える者。
「それにしても、まさかあんなものがあったとは。使う事ができて運が良かった」
狭霧とハクオロが休息の場として選んだのはI-3にある首相官邸。
しかし現在二人が休息の場としているのはB-5にあるペットショップ。
なぜ彼らがこのように離れた場所にいるかというと、その答えは窓の外にあった。
狭霧の視線の先には古びた井戸がペットショップの脇に備え付けられていた。
時間は狭霧とハクオロが首相官邸に辿り着いた時に遡る。
狭霧が気絶したハクオロをソファーに寝かせて自分も一休みしようとした時、ふと窓の外を見るとそれが目に入った。
古びた井戸である。
一見すると何の変哲もない井戸だが、立て掛けられていた立札から「旅の扉」というものだと分かった。
それによると、これを使えばどこかへワープできるというのだ。
これは好都合なものだった。
なにせハクオロは少し前に強大な力を使って今は気を失っている。
その際、異形の姿となったハクオロを誰かに見られた可能性がある。
あれほどの巨体なら十分あり得る事だ。
神と崇めるハクオロが今は無防備な状態。
それを守るのが自分の使命だと狭霧は考えたが、できる事なら無用な争いは避けたい。
その点、「旅の扉」ならその問題は解決だ。
ここからすぐに遠くに移動できる上、これは一度使えば二度と使えないような仕組みになっているらしい。
自分達の後を追う事は不可能だ。
狭霧は寝かせ付かせたばかりのハクオロを再び背負うと、急いで「旅の扉」を使って――ここペットショップへとやってきたのだった。
「あれからもう一度使おうとしても何も起きなかった。二度と使えないというのは本当だな」
何はともあれ、あとはハクオロが目覚めるまで自分が安全を確保するだけ。
だがそのハクオロは未だに目を覚ます気配を見せない。
この時間を無為に過ごすべきだろうか――『否』……無為にすべきではないだろう。
やはり神の道を邪魔する者は今の内に容赦なく殺しておくべきだろう。
神の手を汚させる訳にもいかない。
先程見つけたキングの日記は気になるが、それを本格的に考えるのはハクオロが起きてからにするべきだ。
狭霧は自らがするべき事を決めると、まずは隣の部屋に向かった。
「これは、大層な出迎えだな」
自分達がいるペットショップの事務室の扉の向こう側。
そこに無数の動物がいるのは分かっていた。
殺人鬼である狭霧には扉の向こうの気配を感じ取るなど造作もない事だった。
「…………」
扉の向こうには予想通り殺気立った動物で溢れていた。
だが妙な事にペットショップだというのに、ここには犬が一匹もいなかった。
いや、少し前まではいたのだろう。
その名残が部屋中に散らばる犬と思しき毛と血だ。
おそらく誰かが犬のみを処分して、そのせいで他の動物が殺気立っているのだろう。
あまり五月蝿くされてはハクオロの眠りに支障をきたす。
そう思った狭霧はハクオロのデイパックから譲り受けた銃剣バヨネットを構える。
「さて神から拝借したこの刃の威力、君達で試させてもらうとしよう」
腰まで伸びた綺麗な髪を揺らめかせ、美しい顔に似合わない縞々の服を着た殺人鬼は高らかに宣言した。
◆
『我らは神の代理人。神罰の地上代行者。
我らが使命は、我が神に逆らう愚者を、その肉の最後の一片までも絶滅すること―――Amen』
◆
「なかなか洒落た一節だな」
まるで今の自分の事を言っているような気がする。
狭霧は今の状況をバヨネットに付いていた紙に書かれていた言葉と重ねていた。
自分は正義を行う神の代理人。
行う事は唯一つ。
神の代理人として神に仇なす者を駆逐するのみ。
「6時過ぎ頃に戻るか」
気絶した状態で襲われても大丈夫なようにハクオロのデイパックに入っていた聖戦の薬を使わせてもらった。
説明書通りなら、これでハクオロも自分も約2時間は無敵状態らしい。
試しに刃で軽く斬りつけてみても傷は付かなかった。
これなら安心だ。
「さて行くか」
狭霧は未だ眠りから覚めないハクオロに一礼して、ペットショップを後にした。
ハクオロは何も知らないまま眠りに就く。
隣の部屋に見るも無残に斬り裂かれた動物の死体が散乱しているとも知らないまま、ただただ眠りに就く。
【1日目 黎明/B-5 ペットショップ事務室】
【ハクオロ@あの作品のキャラがルイズに召喚されました】
【服装】男性用の着物
【状態】健康、睡眠中、約2時間無敵状態
【装備】なし
【道具】基本支給品一式
【思考】
1:主催者を倒して、ルイズを助ける。
【備考】
※参戦時期はルイズに倒された後です。
【1日目 黎明/B-5】
【狭霧嘉麻屋@オリロワ】
【服装】白黒の囚人服
【状態】健康、ハクオロと契約、約2時間無敵状態
【装備】狭霧嘉麻屋のハサミ&ナイフ@オリロワ、バヨネット×10@HELLSING
【道具】基本支給品一式、キングハートの日記、ハートのクイーン(人間形態)の写真
【思考】
1:基本的に対主催。ハクオロに従う。
2:6時過ぎ頃まで周辺で神に仇なすと思われる者を殺して回る。
3:ペットショップに戻ったらハクオロと今後について相談したい。
【備考】
※キングハートの日記は偽物の可能性があります。
【全体備考】
※ハクオロと狭霧嘉麻屋は聖戦の薬@ファイナルファンタジ[の効果で無敵状態になりました。効果持続時間は2時間です。
※ペットショップにいた犬以外の動物は狭霧嘉麻屋のバヨネットの試し斬りで全員死亡しました。
【旅の扉】
※ドラクエシリーズ(Uが初出)に出てくる特殊な移動装置。FFDQロワでは外見は古びた井戸。
※一度使用すれば再使用不可能。現在首相官邸とペットショップの脇で確認されている。
投下終了。
そして気づいた……参戦している人いないのに自分最近HELLSINGの武器出し過ぎorz
把握しにくかったらすまん。
以後自重しようか俺。
GJ!!
ペットショップの動物たちが哀れだ・・・・。
リアルで猫飼ってる俺にはこたえるぜ。
それとアムンゼン自重しろwwwww
投下乙!
スタンスは対主催でも、殺人鬼は殺人鬼ってことか……ペットショップ周辺は大混戦になりそうだ。
投下乙です。
>>545 さすがドラクエの主人公w
ああああは果たして強いのか弱いのか……
>>553 6/が
>(まあ、いくらなんでも狭霧が対主催になってる、なんて極端なことは無いだろうが……)
とか思ってたのに対主催。
それにしても、この周辺は殺す気マンマンなキャラの集中地帯で怖いなw
だいぶ減ってきた、まだ深夜な人たちのまとめ。
間違いがあったら指摘よろしく。
・イヨ@アニマル横町 (A-5 都市部)
・秋山深一@ライアーゲーム(漫画)、L字ブロック@テトリス(ゲーム)、椎名桜子@魔法先生ネギま!(漫画)、チェスワフ・メイエル@バッカーノ!(ラノベ) (A-9 教会の中)
・ゼロ@ボンバーマンジェッターズ (C-7)
・竜崎ゴウ@ラブコンプレックス、ジャック・ハーパー@トゥルー・コーリング (C-8)
・赤根沢玲子(レイコ)@真・女神転生if… (D-2 メイドカフェ)
・アキ@あたし彼女、ネギ・スプリングフィールド@魔法先生ネギま!(実写) (D-3)
・ヤムチャ@ドラゴンボールシリーズ、マイメロディ@おねがいマイメロディシリーズ (D-6西部)
・MAX@ボンバーマンジェッターズ (D-6東部)
・アルフレッド@餓狼伝説、ビブリ@ビブリボン (D-9/伝説の樹の傍)
・ペットントン@ペットントン (E-6 怪しい洞窟の奥深く)
・カイジ(宇海零)@賭博覇王伝 零@マガジン (E-6 怪しい洞窟の外)
・地虫十兵衛@バジリスク〜甲賀忍法帖〜 (E-7)
・帝@竹取物語 (F-2)
・黄桜可憐@有閑倶楽部、ミンウ@ファイナルファンタジー2 (F-4)
・室賀豹馬@バジリスク〜甲賀忍法帖〜 (H-4 猫屋敷の外の森)
・キラ・ヤマト@機動戦士ガンダムSEED、枢木スザク@コードギアス (H-4/猫屋敷1階)
・曲がると転ぶ男@ラサール石井のチャイルズクエスト (I-4)
・マイキー@オー!マイキー、剣菱悠理@有閑倶楽部(漫画)、片桐唯@打撃天使ルリ(ドラマ) (J-5 ハッテン場)
・阿部高和@くそみそテクニック(漫画) (J-5 ハッテン場)
まとめ乙です。
結構さばけてきたな。
ところで
<<ロマンシングサガ〜性戦士ガラハゲ殺人事件〜>>
<<ファイナルファンタジー2〜インド人ミンウの命は1ギル〜>>
この2つって元ゲームと同じと考えてO.K.?
ググッても一向に出てこないから知っている人教えて。
>>558 自分もよく分からないのだけれど、ミンウの登場話を見る限りFF2の方は元ゲームと同じかと。
投票時に適当にサブタイを捏造してみた、ってだけだと思うー。
「ガラハゲ殺人事件」と「ミンウは一ギル」は、「ゲーム・俺の人生〜無職編〜」と一緒に投票されてるんだなw
しょうもねえ……
その俺も灰になっちゃったしなあ
刹那・F・セイエイ、リュウタロス(シン・アスカ)、ミンウ、黄桜可憐で投下します。
人は、誰しも己の勝利を、存在を信じたがるものだ。されど、時と運命の前に、信じるという行為はあまりに虚しく、そして儚い。
◆
誰かが呼びかける声。
それが断続的に耳に飛び込んでくる。
時折身体全体がゆさゆさと揺すられる感じがする。
それは確実に俺の――刹那・F・セイエイの意識を覚醒へと導いていた。
「……起きたか」
まず目に入ったのはぼんやりとした光。
どうやらランタンの光のようだ。
次に背中に土の感触が感じられる。
身体を通り抜ける風も鮮明に感じる。
パイロットスーツは脱がされていた。
確か俺はガンダムに乗っていて……それで馬と激突して……川に落ちた。
なるほど。
濡れた俺の事を考えてパイロットスーツを脱がしたのか。
あのままなら最悪体調が悪化していたかもしれない。
その点は感謝してもいい。
「さっそく――悪い――聞き――事があ――」
起きて早々に尋問か。
この状況なら仕方ないか。
身体も起きたばかりで思うように動かない。
若干聞き取りにくいが、まあどんな内容かは分かる。
ここは素直に答えた方が得策か。
「お前は――ダムのパイロット――?」
ん?
最初の質問がそれか。
『お前はガンダムのパイロットなのか?』
おそらく質問はこれだろう――奇妙な質問だ。
パイロットスーツを着ていたからモビルスーツに乗っていた事が分かったとして、ガンダムまで見破るとは。
とりあえず素直に答えておくか。
「ああ、そう……」
やはりまだ上手く話せないか。
先程まで溺れていたのだから仕方ないとはいえ不便だ。
だが肯定の意思はきちんと伝わったようだ。
「そうか。一応確認だ。AとBの国が戦争していたら、お前はどちらにつく?」
今度もおかしな質問だ。
普通なら名前なりなんなりを聞くところだが、どういう事だ。
だが考えても埒は明かず、素直に返事をする。
「どちらにも、つかない。戦争根絶のために、武力介入を行う」
そう、それが俺達ソレスタルビーイングの為すべき事であり、ガンダムマイスターの使命だ。
その答えに迷いなどあってはならない。
紛争を引き起こす存在を、世界の歪みを、駆逐するのみ。
「……そう……最後だ。お前はついこの間、とある戦闘に介入してきただろ」
なぜそのような事を知っている?
やはり俺がガンダムマイスターだとバレたのか?
それなら由々しき事態だ。
だが、まだそう決まった訳じゃない。
「ああ」
とりあえず、返事をした。
さあ、どう来る。
「やっぱりか。そこであんたは一体何機のモビルスーツを撃墜したんだ?」
どうする、本当の事を言うべきか。
相手は俺の正体をほぼ知っている。
ならば嘘をつくのは不味いか。
ここには他のソレスタルビーイングのメンバーはいなかった。
生き残るためには仲間が必要だ。
「分からない。数えられないほどだ」
結局、本当の事を言った。
ここは相手の信頼を得たいところだ。
おそらく気絶した自分を助けた事から考えて、相手に敵意はないだろう。
「そうか、そうなんだな。安心したよ。あ、お前の名前は?」
「刹那・F・セイエイ」
相手がどう安心したのか俺には分からなかったが、とりあえずはこれでいいだろう。
実際ここに来るまでの長時間の戦闘で、ここに来てからも戦闘で、さすがの俺もだいぶ疲れている。
情けないが今はゆっくり休みたい。
そろそろ意識を保つのもきつい。
かなり疲労が溜まっているのだろう。
目の前の奴には悪いが、もう少し眠らせてもらおう。
次に起きた時、その時がこの殺し合いに武力介入する時だ。
なぜなら――俺はガンダムだからだ。
そして俺は意識を手放した。
ゆっくりと俺は深い眠りについた。
◆
月が浮かぶ夜空の下、歓喜に震える者がいた。
「やった……やったぁ……やったぞぉぉぉおおお!!!」
シン・アスカ――今はリュウタロス。
彼の目の前には首を掻き切られた一つの死体が転がっている。
それは刹那・F・セイエイものだ。
リュウタロス(シン)は刹那に質問をした。
最初の質問『お前はフリーダムのパイロットなのか?』という質問に『ああ、そう……』という答えが返された。
この時点でリュウタロス(シン)は目の前の人物がフリーダムのパイロットだと半ば信じ込んでしまった。
その後の質問に対する答えもリュウタロス(シン)にしてみれば、ダーダネルス海峡でのフリーダムの行動そのものだ。
「マユ、それにハイネ。俺、仇を取ったぞ。お前たちを殺したフリーダムのパイロットは、刹那・F・セイエイは、俺がこの手で――」
「何をしているんだ!」
それは周辺を探っていたミンウと黄桜可憐だった。
仲間を探すべく歩いている途中、声が聞こえたので近づいて見ると、そこには死体の前に少年が一人。
しかも少年――リュウタロス(シン)の手には止めを刺した銃剣付き三八式歩兵銃が握られていた。
リュウタロス(シン)は突然声を掛けられて驚いた。
すっかり人が来るという可能性を考えなかったからだ。
「そこの少年を殺したのは……」
「ま、待ってくれ! 確かに殺したのは俺だけど、こいつは俺の仲間を殺したんだ!」
「訳は後で聞こう。武器を捨てろ」
ミンウにしてみればリュウタロス(シン)は殺人を犯した危険人物。
まずは武器を捨てさせようと考えるのは間違いではない。
だが、その方法が不味かった。
ミンウは何を思ったか星屑のロッドを使い、炎をリュウタロス(シン)目がけて放ったのだ。
もちろん脅しのつもりだったが、リュウタロス(シン)にはそんな事分かりはしない。
リュウタロス(シン)はミンウがその気ならと三八式歩兵銃で応戦しだした。
「きゃ――ッ」
「しまった!」
「まずい」
そしてその際の流れ弾が可憐に当たるという最悪の事態を招いてしまった。
ミンウはすぐさま怪我をした可憐に近寄ると、ほっとした。
銃弾は右腕をかすった程度で命に支障はなかったからだ。
だが、その代りリュウタロス(シン)はいつのまにかいなくなっていた。
二人がふと眼を移動させると、男の死体が寂しそうに残されていた。
名を刹那・F・セイエイという。
【刹那・F・セイエイ@機動戦士ガンダム00 死亡確認】
【1日目 黎明/F-4 川の畔】
【ミンウ@ファイナルファンタジーU】
【服装】白のローブ
【状態】健康
【装備】星屑のロッド@FFU
【持ち物】基本支給品一式、『アルテマ1ギル』と書かれた張り紙
【思考】
1:可憐と共に行動し、彼女の仲間たちを探す。その後はまだ未定。
2:赤服の少年をどうするか。
【備考】
※アルテマ解放後、一度絶命を経験。今回はそこからの復活。ホーリーまでの白魔法は使えるが、レイズ・エスナは使えない。
【黄桜可憐@有閑倶楽部】
【服装】聖プレジデント学園女子制服
【状態】健康、右腕にかすり傷
【装備】アイスピック
【持ち物】基本支給品一式、ランダム支給品0〜2
【思考】
基本:仲間との合流。生きて帰って玉の輿に乗る。(出来ればそのためにミンウに頼んで王族との合コンを開いてもらう)
1:ミンウと一緒に行動して、同じ学校の親友たちを探す。
【備考】
※原作の第十三話(ドラマだと第七話)の後より参戦。
◆
E-3にある下着売り場はなぜか55階まである。
下着だけでそこまで必要なのか甚だ疑問が残るところだ。
しかも本来はそれ以上あったのだ。
もっとも今は竜の突撃で56階以上の階層は瓦礫として下着売り場の周辺に散乱している。
そこにリュウタロス(シン)はいた。
あの誤射事件が起きてリュウタロス(シン)は軽くパニックに陥った。
いきなり殺し合いに巻き込まれ、名前を変えられて、仇を討って、無実の人を撃って……
そんな事が立て続けに起これば、さすがのザフトの赤服でも平常心ではいられなくなる。
ましてやリュウタロス(シン)は血の気が多い方だ。
咄嗟に冷静な判断が下せるような大人の精神とは言えず、つまり未熟だ。
結果、何かから逃げ出すようにここまで来たのだが、ここにきてようやく事態の深刻さに気付き始めた。
「不味いよな」
どう見ても人殺しを見つけられて逃走した危険人物。
それがあの二人から見たリュウタロス(シン)に違いない。
だからと言って事情を説明しに戻ったところで、おそらくまともに話を聞いてもらえないだろう。
斯くなる上は信頼できる仲間を集めて、その上で事情を説明しに行くのが得策だ。
それならあの二人も話を聞いてくれるだろう。
「よし、新しい武器も手に入ったし仲間を集めるか」
残念ながら三八式歩兵銃は弾切れなので、逃げる途中で捨ててしまった。
思い返せば銃剣部分はそのまま使えたのに……と悩んでも仕方ない。
代わりに運よくデイパックが一つ落ちていた。
中に入っていた物も有用なもので助かった。
リュウタロス(シン)は自分を弁護してくれそうな仲間を探すべく下着売り場を後にした。
彼は気付かなかったが、その近くには名も知らぬ女の死体が残されていた。
名を西島翔子という。
【1日目 黎明/E-3 下着売り場付近】
【リュウタロス(シン・アスカ)@機動戦士ガンダムSEED DESTINY】
【服装】ザフトの制服
【状態】健康、若干興奮、改名された上に名前が格好悪いので自暴自棄&ヤケクソ
【装備】イングラムM10(32/32)+予備弾(9mmパラベラム弾32発)×5@現実
【持ち物】基本支給品一式×2、ドラゴンレーダー@ドラゴンボール、首輪(刹那)、不明支給品1〜3(1:リュウタロス曰く”わけわかんない何か”/0〜2:元は6/@クロススレのもの)
【思考】
1:自分の弁護をしてくれそうな仲間を探す。
2:マユ・アスカって同姓同名だろ?
3:いろいろあったけど対主催!
【備考】
※PHASE_23「戦火の蔭」後〜PHASE_24「すれ違う視線」の冒頭あたり(ハイネ死亡直後)から来たようです。
※リュウタロス(シン)がドラゴンレーダーを持っているからって、会場内にドラゴンボールがあるとは限りません。
※◆6/WWxs9O1s氏@パロロワクロスネタ投下スレのデイパックを回収しました。
支援っ
投下終了です。
リュウタロスもう一度改名できるかな。
投下乙ー。なんて投下速度……!
自暴自棄になってたリュウタロスも、仲間の敵が現れて殺る気になっちゃったかー。
まだルガールが生きてるから、変えれないことはないと思うけど難しいかも。
フジ老人を支給品で出す訳にもいかないし……w
投下乙!!
シン、残念ながらキラはまだ生きてるんだよな・・・・
時間軸的にまだストライクの頃だったと思うけど。
それと刹那アワレ・・・・・まあこうなるかなとは思ってたけど。
誤解フラグも出てきたしはてさて
ちょいっと聞きたいんですけど、
名簿って作品ごとに五十音順(つまりwikiの参加者情報の順)で並んでいる以外に決まっている事ありましたっけ。
何人か改名された人いたけど、名簿も改名された名前に代わっているんでしたっけ?
いや、改名前の名前で載ってるはず
あと、作品順に並んでる以外は特に決まってなかったかと
強いていえはかがみと6/の名前は2つ載ってる、ってくらいかな。
……今のところ改名されたキャラは死んでなかったはずだけど、改名されたキャラが死んだら放送ではどう呼ばれるんだろ。あと体が入れ替わったやつも。
ややこしくなるし元の名前かな?
名簿見た参加者はまず何に対して吹くんだろう
>>575 ・ああああ
・曲がると転ぶ男
・かえる
・うさぎ
・こげぱん
↑このあたりじゃないかな。
>>573-574 情報サンクスです。
>>575 曲がると転ぶ男が吹くだろうな。
今気付いたが、「スペードの2」辺りの名前はそれだけ見ると、コードネームみたいでかっこいいな。
投下します。
ヤムチャは走っていた。右手にはウサギの人形を、左手にはディバックを持ち走っていた。
必死で走っていた。それはもう必死で走っていた。
なぜかというと、
ヤムチャは追いかけられていた。
耳から謎のビームを出すウサギに何故か追いかけられていた。
「っち! 一体なんだってんだ!」
「待つであるにょ! その右手に持っている奴を置いていくにょ!」
「これは俺の戦利品だ! 誰が渡すか!」
言いながらもヤムチャは反撃の機会を窺う。
あのビームさえ避けて近づけば何とかなるだろう。
そう推測し、右手に持ったぬいぐるみに思考を移す。
――方法が浮かんだ。
「よし」
「待つなり! イヨとキャラ被っているそいつは絶対ぶち殺すなり!」
「……キャラ、被ってるか?」
ヤムチャは右手の縫いぐるみを見て、次に視線をイヨに向け、思わず突っ込んでしまう。
それがイヨには気に入らなかったらしい。
「被ってるなり! 被ってるなり! ええい! ぶち殺す! イヨッペビーム!」
再び起こるビーム。それに対し、ヤムチャは、冷静に右手に持った縫いぐるみをぶん投げた。
ビームは寸分たがわず縫いぐるみに着弾する。なんとなく声が聞こえたようだが気にすることはない。
彼は逃げの姿勢から一転、一気に距離を詰める。
「狼牙風風拳!」
野生の狼のような目にも止まらぬ速技がイヨに襲いかかる。
乱打につぐ乱打で一瞬イヨの体が浮か上がる。
最後に――重い一撃がイヨに浴びせられた。
その、余りの衝撃に首が飛ぶ――
「なにするなり!」
イヨはそれでも生きていた。
首輪が爆発もせずに首からはずれ、付近に落ちている。
「あ……その、な」
流石のヤムチャもこれには戸惑う。
まず首が飛んでも生きている生物を、ウサギとよんでいいのか考えてしまっている。
「早く戻すなり!」
「あ……ああ」
意外とお人好しなのか、ヤムチャはあっさり頷くと、首を元に戻す。
「ふぅ、首輪も取れたしチャラにしてやるのです」
イヨはそう言い、ニヤリと笑った。
【C−3 一日目 早朝】
【イヨ@アニマル横町】
【服装】赤のワンピース
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品1〜3
【思考】
1:気分に任せて行動する。
【備考】
首輪が外れました。
【ヤムチャ@ドラゴンボールシリーズ】
【服装】盗賊の服
【状態】健康
【装備】なし
【持ち物】支給品一式、不明支給品0〜3、マイメロディ(下記参照)
【思考】基本:優勝した後、ドラゴンボールで皆を復活させる
1:なん……だと!?
1:殺し合いに乗っていないふりをして仲間を集める
2:ゼロという人物を探す(アンドロイドという単語は失念してます)
【備考】ピラフ編でピラフ城へ行く直前から参戦
【マイメロディ@おねがいマイメロディシリーズ】
【服装】裸頭巾
【状態】気絶中、全身大やけど
【装備】なし
【持ち物】支給品一式、紅茶セット、不明支給品0〜2
【思考】基本:殺し合いには乗らない
1:メイドカフェでお菓子を作る
2:ウサミミ仮面さんを召喚したい
【備考】2期終了後からの参戦です
本人が小さいのでデイバッグもミニサイズです
「いやいや、そう簡単に首輪をはずされては困りますな」
ヤムチャは突然背後から声が聞こえ、戦慄する。
たった今までこの男の気配を感じ取れなかった。
――それはこの殺し合いの説明をした男。
――背広を纏い、両手にはマシンガンを持った男。
――社長@七並べ(ギャンブル漫画編)がそこにいた。
「ふむ……ヤムチャ君、死にたくなければ動かないことだ。
君はまだ参加者だ。私が直接手を下すことなどやめておきたい」
その言葉にヤムチャは動けなくなる。
首輪がある限り、命を握られているのだ。
動けなくて当然だ。そう自分に言い聞かす。
しかし、イヨはすでに首輪をしていない。
その脅しほど無意味なものはない。
「先制のイヨッペビーム!」
そのビームは寸分たがわず社長に向かい――
―――直撃した。
ばたりと倒れる社長@七並べ(ギャンブル漫画編)
イヨは無造作に近づくと、脈を測り、瞳孔を確認し、宣言する。
「死んだなり」
「……はっ?」
思わずもれる声。この殺し合いの主催が死んだ?
……つまりもう、この殺し合いに意味はない?
そのヤムチャの思考を読むがごとく、声が響いた。
「ふむ。私が一人死んだようだね」
「ああ、そうだね。私が死んだね」
新たにぞろぞろと社長@七並べ(ギャンブル漫画編)が出現しつつあった。
「驚いたかね。私は全部で53人いるのだ」
「私が1人死んだところで大したことではない」
「ただし報復が必要か」
8人ほど現れた社長。
しかしイヨの笑みは崩れない。
「そんなの全員倒せばイイなり。では――」
イヨの言葉は続かない。イヨの頭は握られ、持ち上げられている。
「何を遊んでいる。社長よ」
その気を感じ取ったとき、ヤムチャははっきりと感じた。
その風貌、その威厳、まさしく――キング
「申し訳ありません。キングハート様」
慇懃にお辞儀をする社長@七並べ(ギャンブル漫画編)
それをキングハートと呼ばれた男は手で制し、告げる。
「再び運営に戻れ。これはワシが始末する。ワシは今、少々機嫌が悪い。いいストレス解消だ」
「ハッ!」
その声に応じ、次々と消えていく社長達。
全員が消えたところで、キングハートは始めてヤムチャを見る。
「クックック。ヤムチャよ。このバトルロワイアルに逆らおうと思わないことだ。
逆らうと……こうなる」
キングハートは軽く腕に力を込める。たったそれだけの動作。
ぐちゃっと音がし、イヨの頭が砕け散った。
胴体が落ち、そこからだらだらと赤い液体が垂れ流れ続ける。
そして、次の瞬間、キングハートは忽然と姿を消していた。
「くっくっく……」
不気味な笑い声を残して。
しばらく呆然としていたヤムチャは、どうにか気を落ち着ける。
「俺様がやるべきこと、それは、はじめから決まっている」
呟き、そこにあるアイテムを回収し、ヤムチャは再び歩き出した。
【イヨ@アニマル横町 死亡】
【C−3 一日目 早朝】
【ヤムチャ@ドラゴンボールシリーズ】
【服装】盗賊の服
【状態】健康
【装備】なし
【持ち物】支給品一式、不明支給品1〜6、マイメロディ(下記参照)
【思考】基本:優勝した後、ドラゴンボールで皆を復活させる
1:なん……だと……
1:殺し合いに乗っていないふりをして仲間を集める
2:ゼロという人物を探す(アンドロイドという単語は失念してます)
【備考】ピラフ編でピラフ城へ行く直前から参戦
【マイメロディ@おねがいマイメロディシリーズ】
【服装】裸頭巾
【状態】気絶中、全身大やけど
【装備】なし
【持ち物】支給品一式、紅茶セット、不明支給品0〜2
【思考】基本:殺し合いには乗らない
1:メイドカフェでお菓子を作る
2:ウサミミ仮面さんを召喚したい
【備考】2期終了後からの参戦です
本人が小さいのでデイバッグもミニサイズです
【備考その2】社長@七並べ(ギャンブル漫画編)は残り52人いるようです。
投下終了です。
流石に今回はやりすぎたかも。
ごめん修正
【ヤムチャ@ドラゴンボールシリーズ】
【服装】盗賊の服
【状態】健康
【装備】なし
【持ち物】支給品一式、不明支給品1〜6、マイメロディ(下記参照)、首輪(イヨ@アニマル横町の物)
【思考】基本:優勝した後、ドラゴンボールで皆を復活させる
1:なん……だと……
1:殺し合いに乗っていないふりをして仲間を集める
2:ゼロという人物を探す(アンドロイドという単語は失念してます)
【備考】ピラフ編でピラフ城へ行く直前から参戦
乙!!
社長wwwwカードの数だけいるのかwwwww
投下乙です。
首輪取れた!?→社長!?→な、なんだって!?
おどろきぱなしw
あ、トランプの数だけか!
ああ、でも主催者が直に殺すのは……
せめて首繋げてもう離れないようにしてボコボコにしてぽいっとぐらいの方が……
まあ、別にこれでもいいのかな。
投下乙。何気にうさぎキャラって3匹いたんだな、そういやw
キングハートはこの威厳の裏であの日記を書いてるかもしれない、だと……?
>>587 主催による直殺しは大丈夫か……は心配な点でした。
(一応首輪外したキャラのみ容赦なしというスタンス、と理由をつけてはいます)
一応避難所の仮投下スレの>7に修正案を投下しました。
修正なしでいいなら、その方がいいのですが、どうでしょうか?
個人的には修正版の方がいいかな。
タイトル的にもこっちの方がしっくりくるし
>>589 修正版投下乙です。
こちらの方が無常感が増して良いと思いました。
OKっす
それでは修正版に差し替えということでお願いします。
投下&修正乙です。
ぬいぐるみが大やけどって、それ治るの? という、ちょっとした疑問。
治っても治らなくてもこのロワ的にはOKな気はするけど。
ところで、ちょっと聞きたいんだけど、
>>509の認識で後からランダム支給品出してもいいかな?
自分的に、ランダム支給品でも持たせないことにはどうしようもない人が……
>>594 レスありがとうございます。
ちょっとプロット考えてくる。が、書く暇あるかな……
ふと思ったが、ここって開始からもう3週間経っているんだなあ。
なんだかんだ時間が経つのは早いような気がするのは俺だけだろうか。
もう3週間なのか、まだ3週間なのか……
さっきwiki見たら既に120作も投下されててちょっとびっくりしたw
wiki収録してる人、乙です。
しかしなあ、ほぼ毎日投下があって、すでに三分の一近く死んでて、
120話越えてるのにまだ第一回放送の目処が立たないとはどういうことだろうw
いや、開始からの日にちだけでいえばごく当たり前なんだけどw
そろそろ見え始める頃かな。
あと1週間もすれば深夜組はいなくなっているような気がするし。
あと、元の人数が多かったからw
>>598 3分の1以上死んでる。たぶん今で65人。
ところで、ここの放送って6時間おきでいいのかな?
601 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/29(水) 23:55:03 ID:y6kvRrP9
深夜組書かれなかったら命題のせいにして頃すのもありかな?
>>601 ま、待てくれ。深夜組はネタはあるんだ……だが時間がw
>>600 そうだな。気づいたが、何気にOPで放送するとは言ってないんだよな。
でもたぶんすると思う。
じゃあ、朝6時になったら第1回放送ってことでOK?
猫屋敷地下は聞こえるのだろうか……
それは思いつかんかったww
>>607 了解。じゃあ放送は6時ってことで。
>>605 猫屋敷地下も含めて、会場内ならどこでも聞こえるってことでいいんじゃないか?
それより、猫屋敷の場所(H-4)が禁止エリアになったらどうなるんだろう…
>>608 実は島の地下中に広がる巨大な地下迷宮……とか
>>609 実は島のいくつかの場所には地下への出入り口があるとか。
あれ、この設定SSの中で書かれていたような。
名無し名が変わっている事に今気付いた!
おせぇよww
この名無しの通り今週の日曜に投票だからよかったら参加していって
>>610 まとめwikiで調べた。
作品NO.111「新たなる冒険」に書いてあった↓
※【MAP新施設:ピット】
島の彼方此方に設置されている落とし穴。
落ちた者は、全員が、猫屋敷地下の何処かに
ワープさせられます。
この設定を使うか否かは、後の書き手にお任せします。
◆6/WWxs9O1s氏、トモ、地虫十兵衛 投下します
「ツチノコ」という物をご存じだろうか?
昭和50年代から60年代にかけて、日本各地で爆発的に噂になり、
懸賞金までかけられた幻の蛇のことである。
普通のヘビと比べて、胴の中央部が膨れており、
尺取虫の様に腹を地面に這わせて進むという。
「ツチノコ」ブームが収まるに従って人々の噂にも上らなくなり、
今ではたまにテレビで思い出したように話題になる以外は、
人々の意識にすら浮かばなくなった「幻の」蛇。
では今目の前に広がる光景は夢か幻か。
幻のヘビはこのバトルロワイアルの会場で疾走していた。
それは、尺取虫のように体をくねらせ、
まるで地を這っているとは思えないスピードで地面を走っていた。
もしここにツチノコを知っている人間がいたならば、
全力で捕獲しようとするだろう。
ツチノコに掛けられた賞金はまだ解除されてはいないのだ。
しかし・・・・
「やれやれ・・・・地面が硬ぉてうまく走れんわい・・・」
それはツチノコでは無かった。
もっと驚くべきことに、それは人間だった。
男には手が無かった。
男には足も無かった。
その姿は正にツチノコ、
そうでなければ芋虫であろう。
そんな不具者としか言いようのない男が、
腹をくねらせて健常者が走るよりも速く地を駆けている。
ある意味ツチノコ以上に奇怪な光景がそこにあった。
男は地虫十兵衛といった。
地虫十兵衛は、甲賀卍谷の甲賀弾正配下の忍者である。
甲賀卍谷は、谷の外の者が見れば魔界かと勘違いしても
仕様が無いような奇形の巣窟である。
近親婚を繰り返し、意図的に遺伝異常を起こすことで、
通常の人間が鍛錬では持ちえない異形の技を持つ忍者を創り出す事を、
この谷の住人は源平の争乱の時代から繰り返してきたのだ。
十兵衛もそうして生まれた忍者の一人だ。
彼の胸には「蛇腹」と呼ばれるギミックがあり、
胸の筋肉だけでなく肋骨すら動かすことで、ギミックを稼働させ、
蛇や芋虫が地を這うように地面を進むことができるのだ。
そのスピードはベテランの忍者よりも速い。
彼がこの殺し合いの場所に呼ばれたのは本当に突然だった。
使命も無く、里で休養を楽しんでいる所で突然呼び出されたのだ。
他用があって偶然忍び装束を着けていたから良かったものの、
あまりの唐突さに、ベテランの忍びである十兵衛も面を食らってしまった。
ゲームの開始とともに、いきなり山の中に放り出されて、
途方に暮れていた十兵衛だったが、不幸中の幸いか、
初めに出会ったのは同じ甲賀忍者であった。
名を阿魔野邪鬼という。
出会って後に、多少のいざこざはあったものの、
取り敢えず共に行動し、この不可解な状況を理解する鍵を
求めて、山から下りることにしたのだ。
取り敢えず何事もなく山から下りることには成功した
十兵衛と邪鬼だが、ここで彼らは二手に分かれることにした。
二人は共に百戦錬磨の忍者であり、
情報収集だけならば二手に分かれた方が良いと判断したからだ。
星占いの得意な十兵衛は、とりあえず占ってみたが、
結果は吉と出た。
星占いの結果に従い、邪鬼は北へ、十兵衛は西へと向かったのだった。
「しかし、こう勝手が違うと走るだけでも疲れるわい・・・」
C−5地区の市街地の中、街路樹にもたれかかって
十兵衛は休憩をとっていた。
当然の事ながら江戸時代の人間である十兵衛は硬いアスファルトの
上など走った経験が無く、ただ歩けばいい常人と移動方法が
著しく異なる十兵衛には、少なからぬ負担がかかってしまったのだ。
「豹馬は今頃どうしとるのか・・・・」
十兵衛は、この殺し合いに参加されられた面子の中で、
唯一知り合いであった盲目の男を思い浮かべた。
室賀豹馬。
盲目ではあるが、その忍法“猫眼呪縛”は恐るべき代物であり、
腕利き揃いの卍谷の忍者の中でも上位十指に数えられる達人である。
(あやつは心配いるまい・・“めしい”とは言え、あやつの「瞳」はおそろしいからのぉ)
「それにしても、見事なまでに誰にも会わんのう・・・・・」
豹馬について考えるのをやめ、
そうぼやいた十兵衛は、後1、2時間もすれば明けるであろう
夜空を眺め、自分を占おうとした。
そんな時だった。
十兵衛の忍者としての優れた聴覚が、
こちらに向かってくる「何か」の音を捉えた。
(かなり速いな・・・これは・・・車輪か?)
十兵衛が音の方向を見ると、はたして、そこには
かなりの速度でこちらに向かってくる牛車がいた。
二手に分かれて初めて出会った自分以外の人に、
十兵衛が声をかけようとしたその時であった。
牛車の御簾を蹴り飛ばして、飛び出してきた若い女子が一人。
その格好はほとんど裸同然であった。
◆
「柊かがみ」の姿になった◆6/WWxs9O1sは、かつてない危機に瀕していた。
それは命の危機ではない。貞操の危機であった。
つい先ほどまで、6/と、彼を牛車に引きずり込んだ男、会話・・・
いや、言葉の片道キャッチボールを続けていた。
(あーっ、クソっ!話が全然通じない!)
かがみの姿をした6/は心の中で毒づいた。
自分を突然拉致した、この男。
外見は、渋谷辺りを見渡せば、それこそ一山いくらぐらいで売ってそうな
いかにもなチャラ男である。
しかし、何というか使ってる日本語があまりに特徴的・・・・
否、余りにも拙すぎて会話がまるで成立しないのだ。
相手はこっちの話も碌に聞かずに一方的にわけのわからん事を話してくるのみで、
6/は心底辟易し、黙りこくってしまっていた。
それがいけなかったのだろうか。
男は突如6/を押し倒そうとしてきたのだ。
狭い牛車の中で、押し合いへしあいをするものの、
6/は慣れぬ女の体だったこともあり、チャラ男に押され気味だ。
「くそったれ!」
何とか男の手を振り切った6/は、御簾を蹴とばし、牛車から飛び降りる。
チャラ男も、すぐに飛び降りて追いかけてくる。
靴が無いので、足が痛くてうまく走れない。
このままじゃ・・・
そう思った時だった。
「娘っ子・・・・どうした?」
誰かの声が聞こえる。
しめた、と思った。声の主が誰だか知らないが、
ゲームに乗ってない人間なら助けを求めればいいし、
乗った人間ならばこのチャラ男を押し付けて逃げればいい。
そう思って声の方向を向いて、固まった。
「・・・・・乙武○匡?」
6/は思わずそんな事を言ってしまった。
何せ視線の先にいたのは、四肢の無い男だったのだ。
◆
俺
トモ
話してたら
何か
女の子
黙っちゃったし
何かこれ
ヤってもいいみたいっぽいし
ヤろうとしたら
逃げるし
追いかけたら
何か
キモい「身障」いるし
まじ、キモいし
イラつくし
殺そう、みたいな
◆
少女は、十兵衛を見て目をパチクリさせていた。
(まあ、仕方なかろうて)
十兵衛も自分の容姿がいかに歪なものかを知っている。
今更、こういう反応にも慣れた物だ。
それよりも、気になるのは、
「ボウズ・・・・それで、いったい何をするつもりじゃ?」
十兵衛は、少女の後ろ、鉄パイプを持ってこちらに
歩いてくる軽薄そうな男に言葉をかける。
男は何も言わずにこちらに近づいてくる。
男の十兵衛を見る目は、まるで汚い物を見るような目だ。
男は十兵衛を殴れるような位置にまで近づいてきた。
十兵衛は特に何もしない。
「おい・・・ちょっと・・・」
少女は、男が何をしようとしているのか気が付いたのか、
男に声をかけるが、
ブゥウン!
男は何も言わずに鉄パイプを十兵衛に向けて振り下ろした。
鉄パイプは十兵衛の頭にすいこまれ・・なかった。
十兵衛が、頭を軽く右に逸らすと、
鉄パイプは後ろの街路樹にぶつかって止まった。
チッ
「ちょ・・・・お前いきなり何を・・・」
少女の叫びを無視し、
男は鉄パイプを持ち上げて再び振りかぶる。
「いきなり御挨拶じゃのう」
十兵衛は笑いながら男に声をかける。
男は、十兵衛が自分に恐れも何も抱いてないためか、
ただでさえ歪んだ顔をさらに歪ませる。
「喋るな・・・身障。まじできもいんだよ」
男の口からは江戸時代の人間である十兵衛には
意味がよくわからない単語がいくつか出てきたが、
一つだけ確かに分かった事がある。
男は十兵衛を人間とすら見なしていない。
男の表情は、汚物を見る目だ。
だから問答無用で殺すことにも躊躇いがないのだろう。
「ふぅむ・・・・」
十兵衛が、少女の方に眼を向けて言った。
「そこな娘っ子。先に手を出して来たのはこの男よな?」
「えっ!・・・・ああ」
突然話を振られて、面食らう少女だが、確かにそう言った。
「なら遠慮はいらんか・・・」
「何余裕ぶってるわけ」
余裕綽綽の十兵衛に、男は青筋を立てていた。
えらい気が短い。
「ん・・・・」
十兵衛は男を無視して突然空を見上げ、言った。
「わしは星占いが得意でな・・・・」
そう言いながらゆっくりと頭を下す。
男の方は、今にも鉄パイプを振りおろそうとしている。
「汝の星は」
十兵衛が男に向き合う。
男が、鉄パイプを振りおろそうとして
「凶と出た」
赤い花が咲いた。
◆
俺
トモ
この身障
ガチでムカツク
手も足も無いくせに
なに余裕ぶってるわけ
何か
クドクド言ってるし
まじで殺・・・ごふぅ!
あれ
何で?
俺の胸に
何か
は・・・え・・・・
◆
何故か乙○さんもどきのおっさんに
殴りかかろうとしているチャラ男を止めようと、
6/は男に組み付く機会を狙っていた。
突然、○武さんに襲い掛かりだした男。
その余りにも今どきのDQNな思考に
6/は面食らったが、
男の凶行を止めるべく飛びかかるつもりだった。
だが、その必要はなくなった。
何故なら、
「がっ・・・・・ふっ・・・・!」
チャラ男が、背中から刃物の刃先みたいな物をだして、
口から血を吐いているのだから。
「はぁ・・・・?」
一体何が起きているのか。
6/には改めて目の前の光景を見る。
チャラ男の胸には、何か刃物のような物が刺さっていて、
男の体を貫き、刃先は背中まで飛び出している。
刃物の柄にあたる部分には、何かピンク色の紐のような物が
巻きついており、それは、乙○さんもどきの人の口から・・
「へっ!」
口から伸びていた。
驚くべきことにそれは「舌」だった。
四肢の無い男の舌はまるで蛇のように細長く、
長さは今見えているだけでも1メートル近くある。
それの先端部が、刃物の柄に絡みついていた。
どさっ
チャラ男が地面に倒れ伏した。
アスファルトの上に血だまりが広がる。
男の胸から、刃物が引き抜かれる。
四肢無し男の舌が、まるで別の生き物のように動き、
刃物を引き抜いたのだ。
男が上を向くと、口の中に新たな物が出現していた。
それは鞘だった。
男の舌が、器用に刃物―槍の穂先―を鞘に収めると、
男の喉の筋肉が蠢動する。
んご、んご、と間の抜けた声と共に、鞘も槍の穂先も、
男の食道の中に消えていった。
げぇっぷ
男がげっぷを一つすると、6/の方を見ながら言った。
「この技が相手に知られておれば俺も百年目じゃが・・・
知った時には相手が百年目じゃ」
そう言うとニヤッと笑った。
sien
【C-5 都市部/一日目 早朝】
【地虫十兵衛@バジリスク〜甲賀忍法帖〜】
【服装】:まるでツチノコ
【状態】:健康?
【装備】:喉に仕込んだ槍の穂
【持ち物】:不明
【思考】とにかく情報収集。正午にC-5で邪鬼と合流
1:目の前の少女と会話する。
※
デイパックは邪鬼に預けてあります。
【◆6/WWxs9O1s氏@パロロワクロスネタ投下スレ】
【服装】上半身シャツ、下半身パンツのみ
【状態】外見は柊かがみ 健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】 基本:情報を収集して、このロワの全容を推測する
1:もう、何がなんだか・・・
2:かがみうぜえ
【トモ@あたし彼女 死亡確認】
投下終了。
どうでもいいけど「四肢がなくて腹ばいで高速移動して口から槍を吐く」忍者なんて
思いつく山田風太郎はガチでキ○ガイだと思う。
投下乙です。
地虫十兵衛カッコいいZE
>「この技が相手に知られておれば俺も百年目じゃが・・・
知った時には相手が百年目じゃ」
やっぱりこのセリフを持って来る辺りさすがwあと星占いもw
まあ、まさか喉から槍が出るとは驚くしかないだろ。
自分もこの機会にバジリスク把握したんだが、どのキャラも魅力的だった。
バジリスクに触れる機会ができて、ここには感謝してるよ。
室賀豹馬、キラ・ヤマト、枢木スザク 投下します
嘘という言葉は相手を見初めて成立する。
あとは秘め事。
己にもたれた咲き頃の待ちの真。
〇 ● 〇 ● 〇 ● 〇 ●
今宵は実に綺麗な月夜だが、そのような事は室賀豹馬には関係なかった。
なぜなら室賀豹馬は盲目だからだ。
確かに“猫眼呪縛”という切り札は恐ろしい忍法だ。
しかし夜という限られた時間で、しかも室賀豹馬に対して敵意を持っている者にしか効果がない。
そんな不利な点がありながら甲賀卍谷十人衆の一人に数え挙げられる辺り彼の忍者としての凄さの片鱗が仄めかされる。
「さて……どうするべきか……」
豹馬は歩きながら、ついさっきも呟いた言葉を再び呟いていた。
死人が生き返る。
そのような忍法など聞いた事はない。
もしかしたら自分が知らないだけで実在するのかもしれないが、自分は絶対に使えない。
そうするとここにいる自分は何者だろうか。
(殺される直前に連れて来られたか? ありえないな。自分には確かに死んだ時の記憶がある。
あの記憶が偽りだとは思えん。そうすると、本当に死者を蘇生させたのか……)
死んだはずの自分がいったい何故生きているのか。
その疑問に対する答えを考えていた豹馬だったが、不意にその足が止まった。
彼の鋭敏な聴覚が前方より向かって来る人を察知したのだ。
(この足音からして人数は二人……この身のこなしからすると、どちらも若者か。しかも一人はかなり出来るな)
幸い周囲は森の中ゆえに隠れる場所は無数にある。
豹馬はしばらく木々に身を隠して二人の様子を探る事にした。
少し待つと、程なく例の二人組がやって来た。
「結局アーサーはいなかったか」
「ところでゼロ。これからどこに行こうか」
「そうだな。まずは北西の都市部に向かうとしよう。まずは情報と協力できる仲間を集める事が先決だろう」
耳に入ってくる声の感じから、推測したとおりどちらも若い少年だ。
だがその一方の少年に豹馬は一抹の不信を抱いた。
(あのゼロと呼ばれている方はいささか事情がありそうだな。気を付けるか)
二人からは何ら凶気は感じられない事、話している内容から殺し合いに乗っていないと分かる事。
以上の事から豹馬は二人の少年と接触を持つべく木々の間から身を曝け出した。
忍者は無闇に人前に身を出すものではないが、このような場所ではそれも致し方なかった。
当然二人の少年は突然人が出てきた事に驚いたが、気配に邪悪なものは感じられないままだった。
「驚かせてすまぬ。だが安心しろ、私はこの通り目が見えぬ」
敢えて盲目だと言ったのは相手の油断を誘うため。
どのみち姿を曝した現状では盲目だと一目で分かるだろう。
だが敢えてこちらから言う事で敵意がない事を少しでも仄めかす事ができる。
この状況で無駄な戦いは可能な限り避けたいのが豹馬の心情だ。
「あ、あの、あなたは殺し合いに乗っているんですか?」
そう聞いてきたのはゼロではない方の少年だった。
「いや、乗っていない。もし乗っていたら、このように姿を現す必要もないだろう」
「確かにそうですね。僕はキラ・ヤマトです。こちらが――」
「くる……ゼ、ゼロだ」
「(やはりか、少し様子を見るか)室賀豹馬だ。よろしく頼む」
「こちらこそ。一緒に殺し合いを止めましょう」
「よろしく頼む」
こうして3人は各々今までの事を話し始めた。
キラとゼロは猫屋敷で出会った事、奇妙な声が聞こえたので一度出た事、気になる事があったので戻ってみた事。
二人――どちらかと言うとゼロ――が気になっていた事とは猫屋敷に知っている猫がいたかもしれないという事。
結局、気のせいかアーサーという猫は見つからなかったが。
豹馬はここに来る途中で少女の死体があったと話した。
無論その死体は豹馬の“猫眼呪縛”によって死に追いやられた涼宮ハルヒだが、無闇に波風を立てたいように幾らか虚偽を織り交ぜていた。
「あ」
「どうしたキラ・ヤマト」
「そういえばゼロと豹馬さんはここに知り合いはいるんですか? 名簿が入っていましたけど」
「そういえば……まだ確認していなかった」
「残念だがもとより確認する術がなかった」
「あ、すいません」
「謝る事はない。すまんがゼロよ、名簿の名前を読み上げてくれ」
「え、あ、はい」
名簿に記された名前は全部で152名。
読み上げるだけで一苦労だ。
しかも中には「俺」や「曲がると転ぶ男」などふざけているとしか思えないような名前が多数あった。
「……竜崎ゴウ。これで全員です」
「礼を言おう。さてゼロ、おぬしに聞きたい事がある」
「なんでしょう」
「なぜ偽りの名前を名乗っているのだ?」
「――ッ!? な、それは……」
「図星のようだな」
「…………」
豹馬の推測は正しい。
今この場でゼロと名乗っている者の名は枢木スザクという。
豹馬はスザクがゼロと名乗っている理由までは知らない。
だが名簿を読み上げる時の気配からそれとなく察したのだ。
不審に感じた点は二つ。
『枢木スザク』と『ゼロ』の名前を読み上げた時。
『ビスマルク・ヴァルトシュタイン』と『ユーフェミア・リ・ブリタニア』の名前を読み上げた時。
どちらも声色に驚きが混じっていた。
スザクにとって前者はこの場ではどちらも自分を指す名前であったから、後者はそれが死者の名前だったから。
それゆえに思わず驚きの声が混じってしまったのだ。
それに豹馬は隠れて様子を窺っている時からゼロが何かを隠している気配を感じていた。
気になって少し揺さぶってみれば案の定予想は当たっていた。
「ゼロ……君はいったい」
「ごめんキラ。騙す気はなかったんだ」
「別にいいよ。何か事情があったんでしょ」
「ありがとう、キラ。では自分からも聞きたい事があります。二人はゼロという名前に聞き覚えはありますか?」
「僕は聞いた事ないよ」
「聞いた事ないな」
「そうですか……疑わせるような事をしてすいませんでした。
俺の本当の名前は枢木スザク。ゼロと名乗っていた理由は……言えません」
「そんな事、もう気にしなくていいよ」
スザクの偽名問題も片付いたところで再びお互いの事についての話になった。
今回は先程より込み合った話になったが、そのおかげで意外な事実が分かった。
豹馬は慶長19年、キラはC.E.71、スザクは皇歴2017年。
各々自分が記憶に残る最後の日付を言い合う事で3人とも別々の時代を言ったのだ。
さらに各々の世界の話を交わし合う事で一つの仮説が生まれた。
――つまり3人は別々の世界から連れて来られた
あまりに非現実的な説だが、これ以外にこの状況を説明できるものはなかった。
これでスザクはなぜ二人がゼロの名前に反応しなかったのか得心がいった。
最も時代的に昔の豹馬も自身が二度目の生を受けている事から、そのような事もあり得る事かと考えを落ち着けた。
そして話は今後の行動の事に移り――
「本当に一人で大丈夫ですか?」
「豹馬さんは盲目なので……その、やはり心配です」
「舐められたものだな。腕には覚えがある。心配無用だ」
「そこまで言うなら無理にとは言いませんが……お気を付けて」
「ああ。それよりも伝言の方を頼む」
「地虫十兵衛さんに会ったら『室賀豹馬が探していた。正午にC-6にある豪邸で会おう』って伝えればいいんですね」
「そして俺達も同じく正午に豪邸へ一度集まって情報を整理する。そうですね」
「そうだ。では正午にまた会おう」
今度の行動を決めると豹馬はそう言って南へ向かって行った。
その姿は流石甲賀卍谷十人衆の一人に数えられる実力に相応しく、すぐさま木々の間に掻き消えて行った。
「これでよかったのかな」
「豹馬さんにも事情があるんだろう。俺みたいにさ。
心配ないさ。いくつか使いやすそうな武器をあげたから」
「そうだね。じゃあ僕らも行こうか」
あの一件からスザクはしばらくゼロの振りをする事をやめていた。
ここではあの仮面を付けてゼロと名乗っても疑われる可能性が高い。
下手な誤解を生む事は避けたい。
蒼と黒の二人の正義の味方はこうして一路北へ向かって行った。
【1日目 黎明/G-4】
【キラ・ヤマト@機動戦士ガンダムSEED】
【服装】地球連合の制服
【状態】健康
【持ち物】基本支給品一式、本人確認済み支給品1〜3
【思考】
1:仲間と協力して殺し合いを止めて、主催者を倒す。
2:北へ向かって情報収集と仲間探し。
3:正午にC-6の豪邸に集まる。
【備考】
※参戦時期の詳細は後続の書き手にお任せします。
※参加者が別の世界から連れて来られた可能性が高いと考えています。
【枢木スザク@コードギアス】
【服装】ゼロの衣裳
【状態】健康、「生きろ」ギアス継続中
【装備】ククリ刀@バッカーノ
【持ち物】基本支給品一式、ゼロの仮面@コードギアス、ランダム支給品0〜1(本人確認済み)
【思考】
1:仲間と協力して殺し合いを止めて、主催者を倒す。
2:北へ向かって情報収集と仲間探し。
3:正午にC-6の豪邸に集まる。
4:なぜユフィの名前が?
【備考】
※R2本編最終話、ゼロレクイエム実行後からの参戦(現状ゼロとして振舞う事を止めています)
※参加者が別の世界から連れて来られた可能性が高いと考えています。
◆
これでいいだろう。
武器も使い慣れた刀も二本――ムラサーミャとコチーテという変わった号ではあったが――手に入れる事ができた。
交換物資としてこちらからはククリ刀という重量一貫程(4kg)で刃渡り三尺弱(80cm)を渡した。
それにひとまず地虫十兵衛への伝言も頼んでおいた。
これで上手くいけば正午には豪邸で会えるだろう。
それまでにこちらも手足となる者を見つけるか。
主催者に反抗するといって同盟を組んだとはいえ、それも状況次第。
甲賀と伊賀の不戦条約と同じようなものだ。
ひとたび解かれればたちまち瓦解する代物。
だがまずは情報収集だ。
その結果、この殺し合いに乗るのが得策となれば――
【1日目 黎明/H-5】
【室賀豹馬@バジリスク〜甲賀忍法帖〜】
【服装】江戸時代の医者姿の装束
【状態】健康
【装備】ムラサーミャ&コチーテ@バッカーノ
【持ち物】基本支給品一式×2、天沼矛@古事記、デジヴァイス@デジモンアドベンチャー、首輪(ハルヒ)、ランダム支給品0〜2
【思考】
1:一応キラとスザクに協力する。
2:南を探索しつつ情報収集と手足になりそうな者を見つけたい。
3:正午にはC-6の豪邸に赴く。
4:もしも殺し合いに乗った方が得策なら……
【備考】
※死亡後からの参戦です。
※参加者が別の世界から連れて来られた可能性が高いと考えています。
投下終了です。
まさかバジリスクキャラが連続とは……
投下乙!
ユフィがいると分かったけれど、スザクは果たしてどう転ぶか。
豹馬はどっちに転ぶかわからんのが怖いな。
殺し合いに乗れば間違いなく強マーダーなのが厄介だ。
ただ、目が見えないからうっかり禁止エリアに踏み込んだりしそうだ。
あと、作品違うけど山風忍法なら、「魔界転生」があるな>死者を蘇らせる忍法
お2人とも投下乙ですー。バジリスクキャラは全員輝いてるなぁ……今度読んでみよっかな。
あたし彼女勢からはトモが逝ったか。アキとカヨの反応が気になるところー。
マジ?
トモ死んだの?
ふるえが
とまらん
みたいな
投下乙です。
>>625 まだバジリスク把握してないから、いきなりツチノコの話が始まった時はびっくりしたけど、
読んでさらにびっくりした。凄いな、忍者って。
>>632 キラとスザクの進行方向が危険すぎる気が……
ところで、ちょっと気になった点を指摘。
スザクが来たのは皇歴2018年からのはず。修正してもらえないでしょうか?
ところで「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」ってアニメで把握でいいのかな?
>>636 初歩的なミス。wiki収録の際に修正しておきます。
アニメでいいのかな。自分は漫画読んで把握したけど。
全5巻で割と少ない時間で読み切れた。
>>636 漫画のほうが把握は楽だよ。全5巻だし。
最近文庫版が全3巻で出たからそっちでもいい。
アニメはかなり出来がいいけど全25話あるからね。
原作である「甲賀忍法帖」(山田風太郎)でもいいけど細かい描写が違ったり
するから注意がいるかもしれない。
>>637 じゃあ、修正お願いします。
>>637-638 情報ありがとうございます。
作品投票はアニメ枠だった気がするんだけど25話きついな〜と思ってた。
アニメと漫画で違うとこってある?
>>640 基本は一緒。
ただ、アニメだと原作では描かれなかった登場人物の過去話の追加や、
基本になるストーリに差し障りの無い程度のサブエピソードの追加、
戦闘描写の若干の変更、などの違いがある。
一部キャラクターは忍法のトリックの変更があったりするけど、
変更されたキャラは参加してないので無問題。
さっき読み返してて気づいたんだけど、スザクの一人称って『俺』でいいのかな?
本編終了後から来てるだけに、俺と僕のどっちが正解か明確な判断基準はないんだけど、
登場話では「僕はくる……わが名はゼロ!」 って言ってるんだよね。
>>644 いつもは僕
感情が高ぶってると俺
目上の相手には私
>>644 てっきりあの最終決戦辺りから昔のように「俺」に戻ったと思っていた。
修正したほうがいいなら同じくWiki収録の際にしておきますけど。
この休日中に思いついたネタをいくつSSに起こせるか……勝負だな
スザクに登場話で「僕はくる……わが名はゼロ!」 って言わせた者です。
たしかにスザクは最終決戦あたりはずっと『俺』だから、やっぱりゼロスザクは『俺』なのかなぁ。
自分も書くとき『俺』か『僕』か結構悩んだんですが、最終的には
「猫に咬まれるスザクは『僕』な気がする」という、なんとなくのイメージで『僕』にしたという経緯が……
統一はしといたほうがいいと思うんで、自分が直したほうがいいでしょうか?
明確じゃないからその場の雰囲気でどちらでもO.K.でいいと思う。
自分的には「僕」でも「俺」でもどっちでもいいと思う。
確かに猫にかまれている時は「僕」っぽいですしね。
そういえば放送だけど、首輪にマイク内蔵して首輪から聞こえるようにすれば猫屋敷地下でも問題ないんじゃなかろうか。
kskで誰かがそんな感じの話を書いてたのをふと思い出したのだけど。
ああ、その案いいな。
でも、そこは放送書く人が決めてもいい所かもしれんけどなあ。
例えば主催者の力でテレパシーみたいな感じとかでもいけん事はないような気もする。
まあ、今の時間状況を見るに放送はもう少し先かな。
神山満月、マシロ、カイジ(宇海零)、ペットントン、MAXで投下します
それはとても大事なもの。
どうしようもなく。
とてつもなく――
〇 ● 〇 ● 〇 ● 〇 ●
木々の間に鬱蒼と葉が茂る森の中。
夜という事もあって月の光でさえ心許ないくらいに闇が広がっていた。
そこにカイジ――元の名は宇海零――が困惑したような表情をして佇んでいた。
彼を困惑させているのは目の前にいる生物。
カイジ(零)と同じく首輪をしている事から自分と一緒でこの殺し合いに巻き込まれた参加者の一人だという事はすぐに分かった。
奇妙なのはその姿だった。
緑のずんぐりとした身体に頭のてっぺんには黄色の毛がちょこんと一房生えている謎の生物。
垂れ目で足は短く手は意外に少し長い。
はっきり言って珍獣と言っても差支えない生物であり、もちろんカイジ(零)はこのような生物を見るのは初めてだった。
それもそのはずだ。
その生物の名前はペットントン。
驚いた事に宇宙人に捨てられたペットなのだ。
これを知った時はさすがに常に的確な判断を下すカイジ(零)でも予想外の事態だった。
だが、そこは命がけのギャンブル「王の試験」をその類稀な頭脳で切り抜けているカイジ(零)だ。
最初はその怪しげな風貌から最大限の用心をしていたが、いくらかコミュニケーションを取る内に次第に打ち解けていった。
ペットントンも頼りになる仲間ができた事で大いに喜んでいた。
「よしペットントン。まずは人が多く集まりそうな都市に――」
そのカイジ(零)の言葉はぺットントンがいきなりカイジ(零)を突き飛ばす事で途切れてしまった。
いきなり突き飛ばされたカイジ(零)は地面に倒れこみ、突然のペットントンの行動に驚いていた。
だが、その驚きも次の瞬間に起きた出来事への驚きで掻き消された。
倒れこむカイジ(零)の目の前でペットントンの緑の身体に無数の赤い花が咲いた。
花からは赤い汁が噴き出し、ペットントンの緑の身体を鮮やかな赤へと彩っていった。
「ペットントン!!」
カイジ(零)の目の前でペットントンは無惨にも身体を銃で撃たれたのだ。
赤い花は銃弾が突き刺さった証拠、赤い汁はそこから血が噴き出ている証拠。
程なくペットントンは自らその身体を支える事ができなくなり、地面へと倒れこんだ。
その身体はピクピクと痙攣するものの、起き上がる気配は全く無かった。
「くそ!!」
カイジ(零)は事ここに至って事態を把握した。
ペットントンはカイジ(零)の死角から放たれた銃弾に気付くと、迷う事なく身代わりとなったのだ。
それはまるで「王の試験」の入場試験の鉄球サークルでカイジ(零)を庇って瀕死の重傷を負ったミツルのようだった。
「無駄な事を。どうせすぐに貴様も俺に殺されるというのに」
その声を発したのはこの凶行を為した張本人。
漆黒のアンドロイド/MAシリーズの最高傑作/形式番号MA-10――その名はMAX。
ヤムチャをメッセンジャーに仕立て上げたMAXは移動の途中で支給品の確認をした。
MAXのボムは強力だが、ここはいつもとは勝手の違う場所だ。
使える武器があるに越した事はないという考えからデイパックを漁ったところ一つの銃器を見つけた。
M134――通称ミニガンと呼ばれる機関銃だ。
これを見つけた時、MAXは高威力の銃器を手に入った事に感謝した。
だがそれと同時に実際どれほどの威力なのか不明な点もあった。
そんな時にMAXは森の中で緑の生物と談笑しているカイジ(零)を見つけたのだ。
その姿はまさに試し撃ちには絶好の的だった。
MAXは木々に隠れながらカイジ(零)の背後の茂みまで来ると、M134の照準を二人に合わせ引き金を一気に引いた。
6つの銃口より放たれるのは静寂を打ち破る轟音。
毎分4000発で撃ち出される銃弾の弾幕が二人を死に至らしめた――とMAXは確信していた。
だが直前にカイジ(零)の背後の異変に気づいたペットントンの捨て身の行動でM134の餌食となったのはペットントンのみであった。
「ペットントン! 目を開けろよ。ペットントン!」
「ホニホニガ……」
カイジ(零)はペットントンを茂みに引きずって必死に呼びかけた。
しかしペットントンは最後に呪文のような言葉を言いかけて、それっきりもう動く事はなかった。
カイジ(零)は目の前で愛嬌がある緑の仲間が死んでいくのをただ見ている事しかできなかった。
「緑色の奴は死んだか。次は貴様の番だな」
「お前か!」
今M134の咆哮は止んでいる。
それは銃弾の消費は避けたいというMAXの考えだった。
この機関銃は無闇に使えば次々と銃弾を消費してしまう。
まだ先は長いこのような場所で無駄な弾は可能な限り出したくなかった。
「ああ、俺の名はMAXだ。一応聞くがゼロという名前に心当たりはないか?」
「……知らないな」
本当はカイジ自身の名が『零』なのだが、改名の影響でカイジ(零)はその事に思い当たらないでいた。
「そうか」
「MAX! お前は……どうして殺し合いに乗ったんだ。答えろ!」
「俺の目標はここで最後の一人になる事だ。それともうひとつ。ゼロと戦う事だ」
「それほどの力がありながら……なんであいつの言う通りに殺し合いなんかするんだ!」
「勘違いするな。俺はあいつに言われたから殺し合いをしているのではない。
もとより最初からここにいる奴らは全員始末して最後の一人になる気だった」
カイジ(零)はMAXに対して今まで感じた事もないような怒りを感じていた。
あの「王の試験」の仕掛け人である在全無量の方がまだマシだと思える程だ。
それほどまでにカイジ(零)はMAXに対して激しい怒りを向けていた。
しかしそこはカイジ(零)だ。
怒りの中でも自分を見失わずに一矢報いる策を懸命に模索していた。
MAXを撃退するなど彼我の実力差から考えて、まず無理な話だ。
それならばせめてペットントンの仇として一矢報いてからここから離脱したい。
だが現実は非情だ。
「さあ、終わりだ。ついでだから別モードも試させてもらおうか」
カイジ(零)の前方で冷たい銃器の砲口が向けられる。
あとはMAXがその引き金を引けば、その瞬間カイジ(零)の身体はペットントン同様に蜂の巣になるのは確実だ。
しかしこのような将棋で言う詰み、チェスで言うチェックメイト状態では如何に頭脳明晰なカイジ(零)でも打つ手が無かった。
(すまないペットントン。お前が命を賭けて助けてくれたのに……)
それでもカイジ(零)は諦めていなかった。
例え結果は見えていようと何もしないまま終わるなど納得できなかった。
だが、その決意さえMAXは非常にも打ち砕く。
「アイスボム、ボンバーシュート!」
「な!? これは――!!」
M134にばかり気を取られていたカイジ(零)はMAXのボムを避ける事が出来なかった。
カイジ(零)の両の足は地面共々凍りつき、動く事さえ不可能な状態にされた。
まさに万事休すだ。
「ちょこまかと動かれて弾が無駄になるのは御免だからな」
(くそ、ここまでか……)
MAXの指が今まさに引き金を引かんと動き始める。
カイジ(零)はせめて最後まで目を逸らさないように両目をカッと見開いた。
次の瞬間漆黒のアンドロイドのM134の銃口が火を噴き、一人の若き青年が無残にも命を落とす――
「「ハアアアァァァアアア!!!」」
「ぐぅお!」
――はずだった。
だがカイジ(零)が見た光景は思いもかけないものだった。
その時、風が吹き抜けた。
「ぐ、誰だ!」
MAXは何が起こったのか一泊遅れて理解した。
M134を撃とうとした自分にできた一瞬の隙を狙って何者かが襲撃を掛けてきたのだ。
その攻撃は稚拙だったが、カイジ(零)の死を回避させるのには十分だった。
今カイジ(零)の前には二人の戦士が立っていた。
「夢を照らす月の輝き! キュアフルムーン!」
「真白き決意の証! キュアヴィントブルーム!」
「「二人はプリキュア!!」」
それは光の戦士プリキュアの雄姿だった。
◆
時は遡る。
羅将ハン(改名されてゼロ)の魔の手から辛くも逃れたマシロと満月は追手が来ない事を確かめると適当な所で身を休めていた。
マシロの背中で気絶していた満月もこの時には意識を取り戻していた(汚れた下着もプリキュアの不思議な力で元通りになっていた)。
ここで二人は改めてお互いの自己紹介をした。
少し前の時は途中で理性を失った谷口が乱入したせいで名前を教えただけで中断せざるを得なかったからだ。
そしてお互いの事を話すうちに二人は相手の境遇に驚きを隠せなかった。
数奇な運命に翻弄されヴィントブルーム王国の王となったマシロ。
寿命が後1年と知りながら夢を実現するためフルムーンとなった神山満月。
「マシロ君、そんな大変な人生を歩んできたんですね」
「満月ちゃんも……その、身体は大丈夫なの? さっきの戦闘で病状が悪化とか」
「うん、今は大丈夫みたい。落ち着いているよ」
「よかった。で、さっきの事なんだけど……」
二人が最も不思議に思っているのはなぜ自分達がプリキュアなるものに変身できたかという事だったが――いくら考えてもこの腕時計のような道具のせい以外に理由が浮かばなかった。
では次にこれからも変身して戦うかという話になったが、それは保留になった。
変身したところで先程の敵のような規格外の敵には歯が立たないだろうし、なにより二人には武術の心得など全く無かった。
マシロの方は何度も窮地を脱しているだけあってそれなりの動きはできたが、そのようなもの気休め程度だ。
満月に至っては今は元気だが、激しい動きは避けた方がいいだろう。
しかし襲われたら否応なしに戦わなければいけないので、結局は保留という形の先延ばしが妥当だった。
「でもマシロ君って綺麗だね。本当に女の子みたい」
「ははは、褒めてくれているのかな」
満月は当初マシロの事を女の子だと思っていた。
それも無理はない。
双子の妹であるマシロ・ブラン・ド・ヴィントブルームと瓜二つで容姿端麗な容貌で、しかも今のマシロの格好はいつもの女装姿。
初対面の満月がマシロを女の子と見間違えるのは至極当然だ。
そうこうしているうちに二人の疲れもだいぶ回復してきていた。
お互い動けるようになったところでまずは人を集めるために都市に移動を始めた。
名簿を見る限りマシロと満月の知り合いは誰もいなかった。
少し心細い気がしたが、すぐに誰も巻き込まれなくてよかったと安堵の気持が勝った。
コンパスで方角を確かめつつ移動を開始した直後、二人は衝撃的な光景を目にしてしまった。
――ペットントン!!
それはまさにMAXによる襲撃の現場だった。
気付かれないように離れて見ていたが、何が起こったのかはハッキリと分かった。
「マシロ君、あれって――」
「うん、間違いない。他にも殺し合いに乗った人がいたんだ」
しかも今度は規格外の銃器を装備した人物。
マシロと満月はそのあまりに惨たらしい現場に衝撃を受けていた。
そして今まさに一人の青年が漆黒の仮面戦士に撃ち殺される段階に至った。
「マシロ君、どうしよう」
「どうしようって……ボク達じゃ無理だよ。どーせ……」
マシロは漆黒の仮面戦士に恐怖を抱き始めていた。
あのような銃器を装備している戦士に勝てるはずない。
そんな弱気な気持ちに支配されかけていた。
しかし、
(いいのか? あの人を見捨てて逃げていいのか? こんな時、アリカちゃんやニナちゃん、エルスちゃんなら――)
もうマシロは以前のような、自分に自信が持てない頃のマシロとは違っていた。
(決まっているよね。敵わないからって逃げ出していたら帰った時に皆に顔向けできないよ)
マシロは既に誰かを守る為なら我が身を省みない勇気を持っているのだから。
「ごめん満月ちゃん。ボクはあの人を助けに行くよ。だけど君をボクの我儘に巻き込むのは――」
「私も行くよ」
満月はマシロの表情を見て何を言おうとしたのかすぐに分かった。
それは満月の傍にも誰かを守る為なら我が身を省みない行動に出る知り合いがいるからだ。
死神であるタクトとめろこは自分のために規則違反にも関わらず力を貸してくれた。
そんな二人を見てきたからか満月はマシロを一人置いて逃げるなどという選択などできなかった。
「満月ちゃん、いいの?」
「うん」
マシロと満月はお互い頷き合うと戦場へと駆け付けた。
「「プリキュア・メタモルフォーゼ!!」」
変身を終えると風が吹き抜けるように二人は背後からMAXに攻撃を仕掛けた。
その攻撃は防がれたが、それがカイジ(零)の命を救った事は確かだった。
「ぐ、誰だ!」
MAXの問いかけに二人の戦士は高らかにその名を告げる。
「夢を照らす月の輝き! キュアフルムーン!」
「真白き決意の証! キュアヴィントブルーム!」
「「二人はプリキュア!!」」
光の戦士プリキュアが今降臨した。
◆
夜の闇も薄らいで太陽が顔を出すかという中、森の中では必死の戦闘が繰り広げられていた。
フルムーンとヴィントブルームは2回目の変身のためかだいぶ自分の力を使えるようになってきた。
変身2回目でそこそこ戦えるようになるとは流石日曜朝8時半の番組の力だ。
だが相手が悪かった。
MAXはランクで言うと番組後半で登場する上級幹部もしくはラスボスクラスの強者だ。
変身2回目のプリキュアがこうして戦えているだけでも奇跡に近い。
「タァァァ!!」
「ハァァァ!!」
カイジ(零)を助けたい、MAXにこれ以上殺し合いをさせない、
フルムーンとヴィントブルームはそんな想いを力に攻撃を仕掛けていく。
ここで本来の番組ならパワーアップなり新アイテムの登場のシーンだが――
「ハイパープラズマボム! ボンバーシュート!」
この殺し合いの場ではあんな甘いシーンが都合よく来る事はなかった。
MAXの放つボムの前についに二人は吹き飛ばされてしまった。
「俺に勝つならゼロを連れてくるんだったな。これで終わりだ。ハイパープラズマボム――」
地面に倒れ伏したフルムーンとヴィントブルームに向けて再びMAXのボムが放たれようとする。
しかし先程のボムのダメージが未だ残る身体は思うように動かず、二人は倒れたままだった。
「ボンバーシュ――」
「やらせるか!」
窮地を破ったのはペットントンのために一矢報いようと機会を窺っていたカイジ(零)だった。
カイジ(零)はペットントンのデイパックに入っていたクナイを投げつけたのだ。
だが、忍者でもないカイジ(零)が投げるクナイにそれほど威力はなく、あっさりMAXの腕で振り払われてしまった。
MAXは標的をプリキュアからカイジ(零)に変えて、ボムを放とうとした。
そこでMAXはカイジ(零)が右手を自分の方に向けている事に気が付いた。
よく見ると右手の人差し指には指輪がはまっているのが光を反射している事で分かった。
「これで、どうだ」
カイジ(零)が指にはめている指輪は「フムカミの指輪」というものだ。
これは指にはめて念じれば局所的にカマイタチを発生させる事ができるというものなのだ。
予期せぬ真空刃の襲来にMAXはボムを投げるタイミングをずらされ、さらに誤爆までさせてしまった。
「フルムーン!」
「ヴィントブルーム!」
これを好機と見たフルムーンとヴィントブルームは全力でMAXに向かって行き、それぞれ鋭い打撃と襲撃を一発食らわせた。
この戦いで成長した二人の一撃はMAXを吹き飛ばす程の会心の一撃だった。
だがそこまでだった。
慣れない戦闘で二人の体力、むしろ精神力は限界まで達していた。
「二人ともこっちだ」
それを見たカイジ(零)はMAXが起き上がらないうちに二人を連れてこの場からの離脱を実行した。
できる事ならこの場でMAXの戦闘力を削いでおきたかったが、今の3人の状況ではそれは無理だった。
ペットントンのために一矢報いた事もできたので、カイジ(零)はここで命を粗末にするよりも生きる事を選んだ。
既に変身を解いたマシロと満月も当初の「カイジ(零)を助ける」という目的が達成できたので、その提案に賛成した。
マシロは密かに満月の状態を気にしていたが、どうやらプリキュアに変身している間は大丈夫のようだ。
3人が目指すのは人が集まりそうな都市部。
そこで3人を待ち受ける運命とは? 【次回もまた見てね】
【ペットントン@ペットントン 死亡確認】
【1日目 早朝/D-5】
【神山満月@満月をさがして】
【服装】普通の服
【装備】ピンキーキャッチュ@Yes! プリキュア5
【支給品】基本支給品一式
【状態】健康、疲労(中)
【思考・行動】
1:マシロとカイジ(零)と共に都市で殺し合いを止めるための仲間を探す。
【備考】
※ピンキーキャッチュ@Yes! プリキュア5でキュアフルムーンに変身可能。変身中は病気が悪化する事はないようです。
※キュアフルムーンの容姿は原作のフルムーン状態です(金髪ツーサイドアップの16歳ver、格好はステージ衣装)
【マシロ@舞-乙HiME(漫画)】
【服装】いつもの女装姿
【装備】ピンキーキャッチュ@Yes! プリキュア5
【支給品】支給品一式
【状態】健康、疲労(中)
【思考・行動】
1:満月とカイジ(零)と共に都市で殺し合いを止めるための仲間を探す。
2:満月の事が心配。
【備考】
※れっきとした男です。
※ピンキーキャッチュ@Yes! プリキュア5でキュアヴィントブルームに変身可能。
※キュアヴィントブルームの容姿はマシロとの違いは無し(格好は王族らしい衣装)
【カイジ(宇海零)@賭博覇王伝 零@マガジン】
【服装】普通の服
【装備】フムカミの指輪@うたわれるもの
【支給品】支給品一式、ランダム支給品1〜3(武器あり、確認済み)
【状態】健康、疲労(小)、カイジに改名される
【思考・行動】
1:満月とマシロと共に都市で殺し合いを止めるための仲間を探す。
2:カイジなんて……嫌っ……!
◆
「逃げられたか」
戦場に一人残されたMAXは起き上がってそう呟いた。
あの3人の姿は見当たらない。
どこに逃げたか見当がつかない以上、探す事は敢えてしない。
メッセンジャーが3人に増えたと思えばいい。
「これでゼロの事を知ったのは4人か」
メッセンジャーはあと何人仕立てようか。
もっとも最後には全員殺すのだから、そこまで悩む必要はない。
MAXは探し求める。
失敗作/MAシリーズのプロトタイプ/形式番号MA-0――その名はゼロ。
それがMAXの探し求める唯一の相手だった。
【1日目 早朝/E-6】
【MAX@ボンバーマンジェッターズ】
【服装】なし
【状態】健康、疲労(小)
【装備】M134機関銃@シャーマンキング、クナイ×10@伊賀の影丸
【持ち物】基本支給品一式×2、不明支給品0〜2
【思考】
基本:優勝して帰還する。
1:ゼロを破壊して己の優越性を証明する。
2:参加者の何人かをゼロに関するメッセンジャーとして利用する。
【備考】
※設定上、マイティが利用可能なボムはほとんど全て使えるはずです。
※参戦時期は後の書き手にお任せします。
※ペットントンのデイパックを回収しました(ランダム支給品はクナイ×10とフムカミの指輪でした)。
投下終了です。
また長くなってしまった……ざわ……ざわ……
投下乙です!MAXめ、ペットントンを……カイジ(零)には頑張ってほしい所。
しかしMAXはさすがの貫禄だな……あの辺からシリアスに入ってったんだっけ、うろ覚えだけど。
だんだん都市部に人が集まってきてるなー。
続け様で自信もないのすが、秋山深一、L字ブロック、椎名桜子、チェスワフ・メイエル、六条御息所で投下します。
暗闇に包まれていた空も白み、普段ならカーテンの隙間から微かな明かりが漏れ始める頃。
殺し合いという悪夢の場には似合わない、古く小さいながらも神聖な雰囲気を漂わせる教会の扉の前で、秋山深一は何度目になるか分からない溜め息をついた。
「一体、どうなっているんだ……」
秋山が嘆いているのは、手に持っている参加者名簿が原因だった。知り合いが居ないだけならまだしも――秋山の常識では理解出来ない名がずらずらと並べられているのだから、驚くどころか呆れるというものだ。
ルガール・バーンシュタイン、橘右京、野山あずき、小笠原勇之助――最初こそ、日本人や外国人に居そうな名前が書かれているものの。
Kskロワ住人、ランキング作成人、果ては◆6/WWxs9O1sなど通称にしても怪しい名前や。
ハートのクイーン、スペードの2、海賊マークなど、物にしか思えない者もいる。
あまりに奇想天外すぎて、常人なら名簿の真偽すら疑いかねない所だが――秋山はこれを、信じるしかなかった。
実際に、見てしまっているのだから。テトリスのブロックにしか見えない物体が喋り――そして、その物体に首輪がはめられているのを。
「このゲームの主催は、俺の常識では考えられない技術を持っている……としか、考えられないか」
一応、この名簿から推察出来ることが、ない訳ではない。本名らしき名前と通称の名前が混ざっていることから、2つの可能性が浮かぶ。
1、通称の方が皆に知られているから。しかし、これはないだろう。
教会の中で休息を取っている2人、それにL字ブロックと話をしたが、やはり彼らも知り合いは数人だけだと言っていた。
チェスワフ・メイエルと名乗った少年は2002年から来たとも言っているし――源義経など、歴史上の人物の名前まで載っている。
時代すら違う所から集められたのならば、通称を名簿に載せる意味もないはずだ。そうなればおのずと、可能性は1つに絞られる。
2、主催者にも本名が分からない奴がいる、ということだ。
「本名を誰にも教えてない、あるいは本名自体がないことも有り得なくはないが……んなもん、アニメか漫画の中だけだしな」
そう呟いて、秋山はまた溜め息をつく。こんなことを考えていても、仕方ないのだ。
情報が足りない。主催の思惑が読み切れないばかりか、首輪を外す方法も分からない。
幸か不幸か、この島に来てすぐ会った3人は危険人物ではないようだった。地図を見てもこの教会は隅の方にあるし、なかなか人は来ないだろう。
考える時間は、まだある。考えなければいけないことも、まだ残っている。
「そもそも、あいつらは信用出来るのか?」
教会の中にいる奴ら。あまり一緒にいたくない雰囲気の連中だが、一通りの情報交換で得た印象は悪くはなかった。
手を繋いでやって来た2人は「脱出したい」、L字は「主催が許せない」と、微妙にベクトルは違ったが――少なくとも、進んで人を殺すような奴らには見えない。
L字ブロックは壁から離れられないらしく、チェスと椎名は人に会えて気が緩んだのか、仲良く寝ているはずだが……
「誰が嘘をついていても、おかしくはない」
嘘をつくのが得意な奴なんてごまんといる。大抵は見抜けるつもりだが、ここは色々と常識外の世界――自分より嘘をつくのが上手い奴がいることも、当然のようにあるだろう。
秋山は考える。自分が教会の中の奴らに不信感を持っていることは隠せたつもりだが、もしそれが見抜かれていたなら。
見張り役として1人で教会の外に出ているため、中の様子は分からない。今頃中で、俺を殺そうと策を練っている奴がいても、おかしくは――
秋山は身を翻し、教会の扉を開ける。
「異常はないか? L字ブロック」
「誰も……何もしていない、アル……」
平静を装いながら、入り口側の壁に張り付いているL字ブロックに話しかけ、同時に教会の中を見渡す。
整然と、二列に並べられた長椅子。奥には天使の像や十字架が、色褪せながらもその形を残している。
チェスと椎名は、真ん中辺りの長椅子に仲良く座ってこちらに背を向けていた。囁く声すら、聞こえない。やはり、寝ているのだろう。
「――何か変わったことが起きたら俺に伝えろよ。じゃあな」
「……了承……したアル」
扉を閉めて、しばらく耳をそばだてる。――何も聞こえない。
そのまま1分ほど待つ。状況は、変わらない。
――杞憂だったか?
もう3分ほど待つ。話し声は愚か、物音1つなし。秋山はそこで、ドアから身を離した。
7割方、安全だろう。こんな所で初めて会ったやつと一緒に、ぐうたら寝てる奴に人は殺せない。
もちろんそう“見せている”可能性もある。だが、仮に人を殺すつもりの奴があの中に居たとして――それを先伸ばしにする理由が思い付かない。
先の情報交換で分かったのは精々、クレア・スタンフィールドという男が危険かもしれない事だけ。
そう多くの情報が手に入るとも思えないのにチームを組み、なおかつこの時間まで何の行動も起こさず一緒にいる必要があるだろうか?
「――もし、俺をこう思わせるために演技しているとするなら、狂気の沙汰だな。全く面白くねぇが」
逆に、これが過ぎた考えならば。あいつらが、神崎直のように素直な人間ばかりならいいのだが。
心のモヤモヤを感じつつ、秋山は再び、教会の扉の前に座す。
辺りには犬どころか、虫一匹すら見当たらない。このまま誰にも会わずに、朝を迎えたいところだ。
ライアーゲームは、起こらないのが一番安全なのだから。
◇◇◇◇◇
しかして侵入者は、人の目には映らないのだった。
扉の前に誰が居ようと、彼女には何の意味もない。
『わらわには聞こえるぞ……? のうのうと生を楽しむ、憎き女の寝息が……』
生命の誰もが常識として持ち合わせている、
“壁は通り抜けられない”という概念をさも当たり前のように無視しながら。
嫉妬に狂う生霊――六条御息所は、教会内へと這入っていった。
鳴らないはずの、鐘が鳴る。
欺き合いは始まっている。
◇◇◇◇◇
(――どうしてだろうか?)
同刻、教会内。
チェスワフ・メイエルは長椅子に寄りかかりながら、静かに思考を巡らせていた。
隣からは、椎名桜子の小さな寝息。入り口近くの壁には、青いL字型のブロックが無言で張り付いている。
そんな中チェスが考えていたのは――秋山とL字ブロックに出会った、数刻前のことだった。
(私はなぜかあの時、偽名ではなく本名を名乗ってしまった。
名乗り切ってから訂正すればいい、と思っていたのにも関わらず、すぐに)
チェスには他の3人(?)に1つだけ、隠していることがある。
自分がこの殺し合いの場において絶対優位の力であり――後ろの壁に張り付いてるL字ブロックのように、特別で異端で常識外の存在だということ。
――“不老不死者”だということだ。
(まさか私の不死の力が、消えているはずはないが……)
確認のためにチェスは、自らの右手の人指し指を口に運ぶ。
指の腹を犬歯で挟み、万力のように徐々に力を加えて、そのベクトルが逸れないように最大限に注意を払って――
「……っ」
一気に、噛み潰す。
ドアに指を挟まれる痛みの比ではない強烈な刺激が発されるが、チェスは表情を僅かに歪ませるだけで、叫びすら上げない。
この程度の痛み、慣れてしまったといわんばかりに。
(さあ、どうなるかな?)
口から人指し指を抜く。形を変えてしまった指先から、血が雨垂れのように流れる。
教会の床に落ちていくそれは、いつもならすぐに人指し指の先に舞い戻ってくるが、
ぽたり、ぽたりと落ちていく血は、一向にその気配を見せない。
ただ、紅い線は流れ。
チェスは冷徹な目で、その光景を見つめる。
ズボンに血が染み込んでいく。まだ戻らないのか、それとも――いや。
「………………やっと、か」
普段より遥かに遅く、チェスの体は再生を始める。
ゆっくりと――ゆっくりと、時が巻き戻っているかのように血が指先に集まり、元の姿を蘇らせていく。
(消えては、いない。だが、明らかに何らかの制限がかかっている)
あの主催らしき男――一般人にしか見えなかったが、一体何をしたのだろうか?
不死者。
悪魔から授かった製造法で作る「不死の酒」を飲むことでなれるこの体には、悪魔から与えられたルールがある。
1、不死者同士では名前は偽れない。
2、不死者は不死者を、右手を頭に乗せて「喰いたい」と願うことで喰うことが出来る。
他にも少しあるにはあるが、基本はたった、2つのルール。その他にルールを付け加えることも、ましてや不死の力を弱めることなど、出来るやつは居なかったというのに。
(私にも想像のつかない何かを持っている、ということか……)
チェスが辿り着いた結論も、外の秋山と同じものだった。
当たり前といえば当たり前だ。得体の知れない力で自分達をさらったような奴のことなど、どれだけ考えても分かるはずが無いのだから。
それよりもチェスには、考えないといけないことがあった。
先程の不死者のルール1。不死者同士では、偽名を名乗れない仕組み。そして、ここに来てからの自分の行動。
ふと横に目をやると、椎名桜子は幸せそうな顔で寝ていた。……最初彼女と出会ったときは、訳の分からない自体に遭遇して動揺し、偽名を名乗ることも忘れてしまった。
仕方なく手を繋いで相手の右手を塞ぎ、喰われる可能性を減らしたが――秋山達と出会ったときは、“偽名を名乗ることをしようとしたにも関わらず、名乗れなかった”。
つまり、端的に表すならば。
椎名桜子、秋山深一、L字ブロック……この中にもう一人、不死者がいるということなのだ。
(デイパックの中に不死の酒が入っていたのか、ここに来る前からすでに不死者だったのか。
自覚はあるのかないのか。私を喰う気なのかそうではないのか……
どんな状態かは分からないが、確かにいる。だが、一体、誰が――?)
◇◇◇◇◇
『わらわは、知っておるぞ? それが一体誰なのか』
私がそこまで考えた時。
ぽん、と。私の頭の上に、右手が置かれた。
「……え?」
不死者であることを悟られないよういつも作っている、子供らしい声で私は驚く。
時が止まったかのようだった。いや、違う。進みすぎているのだ。
私が握っていた筈の椎名桜子の右手が――いつのまにか解けて、私の額に乗せられているのだから。
「桜子、お姉ちゃん?」
『……桜子、美しき名よの。人はみな汚れているというのに、嘘つきよ』
明らかに別人のような口調で、椎名桜子は私に語りかける。
いや、もはやこれは別人だ。誰かが中に、這入ってしまったような。
幽霊に、取り付かれたような。
『お主も偽るのは止めたらどうじゃ? 少し心を覗かせてもらったが、わらわよりも長く生きているのじゃろう?』
生気のない目でこちらを睨みつけ、妖しく口角を上げながら――ソレは喋る。
私は石にでもなってしまったかのように動けない。右手を額に乗せられている。コレが不死者だとすれば、命を握られているに等しい。なのに、指一つ動かせない。
「なぜ私が不死者だと分かった……?」
『言ったであろう、心を覗かせて貰ったと。最初はこの女子をさっさと呪い殺して帰るつもりだったが、少々予定が狂っての……
なぜか知らぬが、この建物では呪いは弾かれるようじゃった。だから、女子自身に取り憑いてここから出ようと思ったのじゃが』
意味の分からない言葉を並べながら、徐々に椎名桜子の――ナニカの顔は醜く、歪んでいく。
取り憑く? 幽霊? バカな。元々死んでいるやつが殺し合いをしてどうなるんだ。私の頭の中では、そんな疑問が浮かんでは――恐怖に塗り潰されていった。
『見付けてしまったのじゃよ、そうせずともこの女子を外に出す術を。
……どうせなら。絶望を味わわせて動かした方が愉快じゃろう? 故に――』
◇◇◇◇◇
――お主には、消えてもらうのじゃ。そう呟いて彼女は、チェスワフ・メイエルから手を離す。
それは、合図だった。協会の外と中で、2人の人間が思考を巡らせている間に、彼と彼女の間で決められた合図。
決意を固めながら、彼は回想を始める。
『お主――お主は、なんじゃ? 何にお主は怒っておるのじゃ』
「……私は…………主催者が許せないのアル」
『それは何故じゃ?』
先刻。突然聞こえてきた問いに答えた彼に、また彼女は問いを返した。
彼ははっと気付かされる。考えたこともなかった。何故自分が怒っているのか。何故こんなにも苛立たしいのか。
彼女は彼に、彼にも分からない答えを、あっさりと教えてくれた。
『お主の心は見させて貰った。お主が憎んでいるのは主催者ではない――お主を“消した”人間達であろう?』
――ああ、そうだった。彼女のその一言で、彼は完全に自分を理解した。
生まれてからずっと、ぐるぐると回されながら他のブロック達と一緒に落とされ、揃えば消されて、自らの体が消えていく痛みをぼんやりと感じていく日々。
彼が消えてしまっても、また新たな「彼」が上から現れてきて。
そして「彼」もまた、彼と同じように消えていく。
死ぬために生きる、無限の輪。彼はゲームが終わらない限り、死ぬことすら許されない不死者なのだ。
「……なぜ…………主催者に怒っていたのか…………ようやく、分かったアル」
彼は怒りに打ち震えていたのだ。
“どうしてもっと早くこの機会を与えてくれなかったのか”という、ただ一点において彼は――L字ブロックは、怒り狂っていたのだ!
「私は……お前らに消されるために……生まれてきたんじゃないアル……!」
人間にも、同じ痛みを与えるために。テトリスのブロックも苦しんでいることを、知らしめるために。
“彼は、飛び下りた”。
◇◇◇◇◇
手を、放された。
私はその行動に疑問と驚愕をもって、叫ぶ。
「な……なぜ手を放した! お前は私を消すんじゃないのか!?」
『お主には消えてもらう、と言っただけじゃ。お主を消すのはわらわではない。
しかし、ここにいる者達の感情は面白いの。様々な知識がたくわえられていくようじゃ――』
むかつく程の余裕の表情を浮かべながら、ソレは一呼吸しながら長椅子から立った。
『1つ、問おうか。壁とは何ぞや?』
「壁……?」
『“壁からは動けない”というのは、わらわたちの立っておるこの地を軸とした“壁”だと、誰が決めたのかえ? もし壁を歩く者がいたなら、地面こそ、天井こそ壁となる。
お主が動けないと思い込んでいた者は、実際はどこでも動くことができるという事になるのじゃ――』
そもそも、都合よく壁に貼りついた状態でこの島に飛ばされてくる訳がなかろう? そんなことを言いながら、椎名桜子に宿っている何かは、私に背を向け。
『そう、あの意思を持つ石もまた、嘘をついていたのじゃよ。本当は壁から放れることが出来ることを、彼奴はまだ知らなかったのじゃ』
おそらくその顔に笑顔を浮かべながら、私に向かって言葉を紡ぐ。馬鹿な空論だと笑いたいのに、私の頭はその可能性に警鐘を鳴らす。
確かに、私は。一番得体の知れない存在であるはずのアレを、壁に貼り付いているなんて下らない理由で、思考の外に置いていた!
――後ろを振り向く。L字ブロックは、そこにいたはずのL字ブロックは消えていた。もう、遅かった。
風を切る音がして、
私が顔を元の方向に戻したときには既に、
青くて平らな四角い面が、私を喰おうと近付いて来ていた。
◇◇◇◇◇
制限がかけられているためか、ゆっくりと。チェスワフ・メイエルの体が、L字ブロックに吸い込まれていく。
――考えてみれば。入口近くの壁にくっついていたのなら、L字ブロックからはチェスと桜子の背中しか見えなかったはずだ。
それなのに彼には、桜子がチェスの額から手を放すところがしっかりと見えていた。
何故か? 六条御息所の言葉から推測すれば、答えは簡単に導くことが出来る。
彼は天井に移動して、寸劇をずっと上から見ていたのだ。
◇◇◇◇◇
チェスワフ・メイエルの姿は、もうそこにはない。ただ彼が着ていた豪華な服のみが、彼がそこに居たことを如実に示していた。
――だが、鐘は、鳴り止まない。
彼らは再び、外へと移る。まだ目的は、達成されていないのだ。
◇◇◇◇◇
二幕目は教会の中から始まる。
――椎名桜子の意識が覚醒すると、そこには不思議な光景が広がっていた。
寝ていたはずの自分は立っていて、隣にいたはずのチェス君の体だけが何処かに行ってしまっていた。
「……にゃはは?」
びっくりにびっくりを重ねたような光景に、思わず口から気の抜けた声を漏らす。
同時に、彼女の口から何かがこぼれた。いつ口に入れたかも分からないそれをみて、彼女の驚愕はさらに上乗せされる。
それはチェスワフ・メイエルが喰われる直前、六条御息所が椎名桜子の体を使って仕込んでおいたもの。
チェスワフ・メイエルの、人指し指だった。
「――――――!!」
椎名桜子は、声にならない叫びを上げる――気が動転して、何も考えられなくなる。
重力に逆らわず床に落ちる指先。自分の知らない間に何かが起きて、
1、一人の人が消え、
2、誰かの指先が自分の口の中に入っていた。
冷静に考えればまったく関係のないように思える2つの事象を、椎名桜子は結び付けてしまう。
自分が何かをして、チェス君がいなくなった?
じゃあ、何をしたのか?
「…………嫌」
それだけは、考えたくない。
そう椎名桜子が思った時、今度は急にすごい音を立てながら、協会の鐘が鳴り響き始めた。
ガァアアン――最初は一回、音を耳に刷りこんでいくように。
だがすぐにそれは、連なりながら教会の周りを襲う。
ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ
「なに、この音!? 」ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ
ガラガラガラ殴るような轟音に、心が揺さぶられる。ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ
ガラガラガラ――桜子は教会の中にいることが耐えられなくなって、扉へと走る。ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ
ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ――教会そのものが揺れているような感覚、ガラガラガラガラガラガラガラガラガラ――どうにか扉を開けると、そこには、ガラガラガラ
ガラガラガラガラガラガラガラガラガラ――秋山深一が驚いたような顔で宙を見上げていた、ガラガラガラガラガラガラガラガラガラ、ガラガラ。
「秋山さ――――」
ガラン――ぴたりと、狙い済ましたかのように鐘が鳴り止んだ。
桜子の声に気付いた秋山が、桜子の方に顔を向けて、笑顔を浮かべる。
同時に秋山さんの頭上に、空から教会の鐘が落ちてきていた。
「ん」
――――めき。
秋山さんの体はそのまま、人の背丈ほどもある大きな鐘に押し潰された。
「?」
鐘が人を、
潰しながら、
教会の空から降ってきて重力に逆らわず、
加速しながら落ちたそれは、見事なまでに、
爆音を、爆音を響かせ、下に敷かれた秋山さんは、
秋山さんの体は、人間では有り得ない方向に曲がってしまっていた。
「……え?」
『お主のせいで皆死んだのじゃよ、椎名桜子』
追い討ちを掛けるように、耳元で誰かがささやく。もはや椎名桜子はまともに考えることが出来ず、その言葉を受けいれて。
耳が痺れ、心が痺れ、目が痺れて、頭が痺れ
「にゃははは」
爆発の余韻に浸りながら椎名桜子が感じた感情は、理不尽なまでの絶望だった。
「ははははは……」
もう、嫌だ。
すべてをあきらめよう、感覚を空白に任せて、あれ、意識が、
「さよなら、みんな」
◇◇◇◇◇
『つくづく、運の良い女じゃの』
全ての鐘が止んだ後。教会の上から降りてきたL字ブロックと六条御息所は、2人の死体を前に談笑していた。
「そうアルね…………まだ痛めつけれたと思うアル」
椎名桜子の心臓は、既に動いていない。死因は、ショック死だった。
六条御息所が絶望の中で呪いをかけようとしたその時に、彼女の心臓は動くことを辞め、身体的には一切苦しむことなく、彼女は死んでいったのだ。
2人にとってはヘドを吐きたくなる程に綺麗な死に顔を見せる桜子に一瞥し、2人はどちらともなく、街へと足を進める。
どちらにも、足は無いが。
「――ふ、2つ、質問いいアルか」
『なんじゃ? 急に語勢が弱くなったの』
「あなたは……チェス君に取り憑いて、“不死者の殺し方”を手に入れ……私に教えた、のアル。
でも……そう周りくどいことをしなくても、チェス君の体を使って……桜子さんを殺せばよかったのではないか……アル?」
『ああ、確かにのう……そうじゃな。呪い殺すことばかりに気を取られ、すっかり忘れておったわ。その手も悪くないの――もう一つは、なんじゃ?』
「………………えと、アル、るる」
急に、青かったL字ブロックの顔(?)が、ほんのりと赤くなった。
六条御息所が首をかしげると、彼は思いもよらない質問を、見えない相手に向かって放つのだった。
「あなたに…………か、彼氏はいるアルか!?」
『……は?』
「い、いるアル!? いるアルか! 毎晩、えと……あの、あれしてるアルか!」
『……そち、気でもふれたかえ? 大体、何故わらわを』
「あ、あなたは……わ、私に大切なことを教えてくれたのアル!」
六条御息所の予想以上に、L字ブロックは六条御息所に感謝していたのだ。
感情の定まらなかった自分を固定してくれた人。好意を持っても、仕方ないことだろう。
六条御息所はそれに気付き、L字ブロックを微笑ましい目で見つめると――
「だから、その……すk『彼氏どころか夫がおる』
「な!?」
当然のように、言葉のナイフを突き刺した。
『わらわの夫はお主など比べものにならないくらいのイケメンじゃ』
ぐさり。イケメンなんて言葉、どこで覚えたのか。
『あの人はわらわ以外にも複数の女を女取っておる』
ぐさぐさり。L字ブロックにはそれは、ただのハーレム野郎にしか聞こえない。
『そしてわらわは――その女達への怨みで、成り立っておる物の怪にすぎぬ』
「――へ?」
3つ目のナイフは刺さらなかった。代わりに今度はL字ブロックが間の抜けた声を出す。
『わらわの本体が目覚めれば、わらわは消えてしまうのじゃ。それでも良いのかの?』
「――そ、そうなのアル?」
『もうすぐ朝じゃし、そろそろじゃろうなぁ……』
挑発するように、六条御息所はL字ブロックに語りかける。歯がないから噛み締められないが、L字ブロックは悔しさを感じる。
すると今度は六条御息所の方から、とんでもない言葉が飛び出した。
『だが、お主のような阿呆は初めてじゃ。
次の夜。わらわの本体が寝て、わらわがまた現れた時――それまでまだお主が生きておったら、考えてやらんでもないぞ? あははははははは!!』
そしてどこからか風が吹いき、辺りに漂っていた気配が消えた。本体とやらに戻っていったのだろうか、もう少し一緒にいてくれてもいいじゃないか……とL字ブロックは考えて。
「……もしテトリスのゲームがクリアされたら、私は死んでしまうアル…………探さなきゃ、アル」
ふらふらと夢遊病者のように、街に向かって進み始めた。
彼の頭の中には、早くも祝福の鐘が鳴っていたとか、いないとか。
【A-8/早朝】
【L字ブロック@テトリス(ゲーム)】
【服装】全裸
【状態】健康
【装備】無し
【持ち物】未確認
【思考】
1:主催者を含む、人間への怒り
2:六条御息所と付き合いたい
【備考】
※テトリスのゲームがクリア、または破壊されない限り死にません。
※チェスワフ・メイエルの知識を、指先分以外全て手に入れました。
――さて、とりあえず分かれた方がよいじゃろうと判断してはみたものの。
『ここはどこじゃろうな……まあ、良い。女を見付けて、呪い殺せばいいだけじゃ』
【場所不明・A-8近辺/早朝】
【六条御息所@源治物語】
【服装】白襦袢
【状態】生霊
【装備】不明
【持ち物】支給品一式
【思考】女を一人残らず呪い殺す。
1:愉快、愉快。
2:適当な奴に取り憑いて殺したほうが、苦しませられるかの?
3:阿呆な奴じゃ、L字ブロック。
【備考】
※本体はマップのどこかで眠っています。そろそろ起きたかも。
一つの鐘が鳴り終わり、また他の鐘が鳴り始める。それは一見、変えられないことのように思えるが。
だが、嘘吐きは。鐘が鳴り終わることすら、嘘にしてみせる。
「……もどれ、メタモン。やっぱり、あんな変なブロック、簡単に信じる方がどうかしてんだよ」
椎名桜子の死体、チェスワフ・メイエルの指先、秋山深一の死体、3人のデイパック。鐘が鳴り終わった教会には、もはやそれしか残っていない。
それは、嘘だ。
秋山深一は扉を再び閉め、その前に座した後、支給品を確認していたのだから。
「……へんしん、だったか。見た物に姿を似せることができるとはな……まあ、鐘で瀕死になっちまったようだが」
メタモンをボールに戻しながら、秋山深一は考える。支給品の中の一つに、こいつが入っていなかったら。もし自分が彼らを、信じきっていたとしたら。
間違いなく死んでいただろう。やはりこの島、こんな状況で。
嘘を付かずに生きていくことは、難しいのだろう。
殺し合いとは、命を賭けた騙し合い――全く、狂気の沙汰に他ならない結論だが、やはりそういうことなのだと、秋山は納得する。
「全く、面白くねぇ」
とりあえず、2人をあっさり片付けたL字ブロックのいる方とは別のルートを通って、何処かに行こう。
川沿いに行くか、海沿いに行くか。留まっていてもいいが、さっきの鐘の音を聞いて、誰かがやって来るかもしれない。
教会の中にあるだろう2人のデイパックを取る暇はないだろう、と秋山は考える。万一爆弾でも仕掛けられていたら、それこそ話しにならない。
「さて――ライアーゲームの始まりだ……俺は誰とも組まない。一人で、このゲームを勝ち残ってやるよ」
【A-9 教会の外/早朝】
【秋山深一@ライアーゲーム】
【服装】黒いTシャツにジーパン
【状態】健康
【装備】なし
【持ち物】メタモン@ポケットモンスター(ひんし)、ランダム支給品×2、支給品一式
【思考】
1:ゲームからの脱出
2:一人で勝ち残る。馴れ合わない
※A-9教会内に、椎名桜子のデイパック(中身未確認)、チェスワフ・メイエルのデイパック、(中身未確認)、チェスの指先。
教会の外に、教会の鐘が放置されています。
【チェスワフ・メイエル@バッカーノ!(ラノベ) 死亡】
【椎名桜子@魔法先生ネギま!(漫画) 死亡】
吉業の最後のあがきは、ああああへと確かに降りかかっていた。
忘却の力。
それは、ああああが潜在的に持っている能力『忘れる』を強引に使わせるのに十分だった。
レベルが足りない分を吉業の力が後押しをして、彼はついに大切な事を忘れてしまった。
「あれ……回復魔法、どうやって使うんだっけ」
【位置:B-2 レンタルビデオ店/黎明】
【名前】 ああああ@ドラゴンクエスト6
【服装】 普段着(ぬののふく)
【状態】 健康、Lv5、ホイミ忘却
【装備】 どうのつるぎ@ドラゴンクエスト6、いのりの指輪@ドラゴンクエスト6
【持ち物】どうのつるぎ@ドラゴンクエスト6、ディパック(基本支給品一式入り)不明支給品0〜2
【思考】悪魔だから倒したけどよかったんだろうか? レベルアップしたしいいか
1:とりあえずこんな名前をつけた主催者殺す。せっかくなのでドラクエ5の主人公もいたら殺す。
2:名前変えてえ……。
3:もっとレベルを上げたい。 この家屋で準備を整えてから戦いに出かけよう。
※忘却の力は他のキャラにも影響あるかもよ
投下終了
どちらも投下乙です。
>>嘘が為に鐘は鳴る
まずL字ブロックの設定に感心しました。
>死ぬために生きる、無限の輪。彼はゲームが終わらない限り、死ぬことすら許されない不死者なのだ。
こんな考え方があったとはw
それと桜子カワイソス……って秋山生きてたwしかもこの思考はどことなくヤバ目だ。
>>忘却の力
そんなw序盤で重宝するホイミがwこれじゃあ回復がw
こうなったらさらなるレベルアップでベホイミを習得だw
そういや改名できるのは今のところルガールだけか……前途多難。
ちょっとミスがあったので満月とマシロの状態表を下のものに訂正。
【神山満月@満月をさがして】
【服装】普通の服
【装備】ピンキーキャッチュ@Yes! プリキュア5
【支給品】基本支給品一式、ランダム支給品0〜2
【状態】健康、疲労(中)
【思考・行動】
1:マシロとカイジ(零)と共に都市で殺し合いを止めるための仲間を探す。
【備考】
※ピンキーキャッチュ@Yes! プリキュア5でキュアフルムーンに変身可能。変身中は病気が悪化する事はないようです。
※キュアフルムーンの容姿は原作のフルムーン状態です(金髪ツーサイドアップの16歳ver、格好はステージ衣装みたいなプリキュアっぽい服)
【マシロ@舞-乙HiME(漫画)】
【服装】いつもの女装姿
【装備】ピンキーキャッチュ@Yes! プリキュア5
【支給品】基本支給品一式、ランダム支給品0〜2
【状態】健康、疲労(中)
【思考・行動】
1:満月とカイジ(零)と共に都市で殺し合いを止めるための仲間を探す。
2:満月の事が心配。
【備考】
※れっきとした男です。
※ピンキーキャッチュ@Yes! プリキュア5でキュアヴィントブルームに変身可能。
※キュアヴィントブルームの容姿はマシロとの違いは特に無し(ただし髪はカツラではなくなる、格好は王族らしい衣装みたいなプリキュアっぽい服)
投下乙!
まさかL字ブロックが不死者だったとは…コレは予想外
投下します
「かぐや姫よ……やはりお前も呼ばれていたか」
それが名簿だというのに気がついたのは、殺した男のバックを確認している最中だった。
その紙の中の文字の中にかぐや姫の名前を見つけ、しばらく無言になり、今帝はやっとの思いで呟いた。
「ならば、私はかぐや姫のために参加者を殺さねばならない」
そして、その後に私も死のう。
最後の言葉は心の中でだけ言いながら、名簿をもう一度確認する。
その名簿には、さまざまな名前、そもそも人間の名前なのかすら分からない(そもそも私の名前も帝だった)者も多い。
また、あの殺した男の情報にあった名前、
孫悟空、セル、ヤムチャ、緋村剣心等の名前もあったことから考えると、
やはり私の知らない世界からも多数呼ばれていると考えられる。
そして殺した男の話から考えると私の力では殺すことができない者がたくさんいる。
「――まずは使えそうな手駒を探さなくてはな」
帝は馬鹿ではない。
自分一人でここにいるすべての人間を殺すこと、それが不可能なのは理解している。
危険人物からは逃げ、役に立つ者を得る必要がある。
目標は強くて馬鹿、それが望ましい。しかしそのような者が本当にいるかは分からない。
また手駒にする方法としてこの王様ゲームセットがあるが、常にこれが有利になるとも限らない。
しかも他に殺すための方法がない今の状態は、かなり分が悪いと言える。
銃についての知識がない帝は、それが強力な武器であることも知らず、海賊マークの支給品を漁っている。
その結果、出てきたのは光沢のある物で覆われた固い鞄のような物と、ひと振りの刀だった。
鞄には説明書が付いている。まずは刀をと思い、鞘から引き抜き状態を確認する。
その刀はかなりの業物に見える。なぜか刃が反対になっているが、武器としては優秀だと思われた。
帝は逆刃刀を腰にさし、次に鞄の付属についてきた説明書を読む。
『このアタッシュケース型時限爆弾は半径50m内の人間が死ぬ程度の威力です。
半径100mまでは怪我をさせますが、死ぬ程度ではありません。
それ以降の範囲では怪我させることもありません。
起動後4時間経つと自動的に爆発するようになっています。
なお、このアタッシュケースを開けようとすると、その瞬間爆発するので気を付けましょう』
「ふむ、この鞄はアタッシュケースと呼ばれているのか。それにしても、この爆弾とやらは使えるのか?」
ひとしきり、帝は思案し、その後南に移動する。
しばらくして遠くで物音がしたのを聞き取りその方向へと向く。
その音はまっすぐこちらへと向かってくる。
そこには何も持っていない男が一人歩いていた。
☆
曲がると転ぶ男はひたすらまっすぐ歩いていた。
しかし、どうしても曲がらないといけない場所が現れる。
そのたびに転び、食料を、水を、名簿を、様々な支給品を落とし、
ついには何も持っていない状態にまで追いやられていた。
その状態で一人の古風な男に会った。
「ふむ、大変な目にあったようだな」
「――ええ。そうなんです」
その男は自分と会話し、お互いの情報を交換した。
どうやら相手は殺し合いにのっていないらしい。
何度も曲がり、全て落としてしまった私に、
食べ物と水、それにアタッシュケースをくれた。
あの男は実にすばらしい男だと思う。
今度こそ、せめてあの男から貰ったこのアタッシュケースは落とさないと心に決め、
曲がると転ぶ男は再び北へと歩き出した。
【G-3/早朝】
【曲がると転ぶ男@ラサール石井のチャイルズクエスト】
【服装】しまむらで買ったニットのセーターにケミカルジーンズ
【持ち物】アタッシュケース型時限爆弾(起動済み、午前:8〜10の間に爆発します)、食べ物と水
【装備】不明
【状態】曲がれない…。
【思考】いい男に出会った。このアタッシュケースは落とさない。北に移動
【備考】曲がると必ず転んで、持ち物を一つ落とします。
彼のアイテムはI-4からF-2の間に落ちていると考えられます。
帝は曲がると転ぶ男に気付かれないよう150mほど離れた位置を歩く。
爆弾の結果を確かめるためと、万が一かぐや姫が近くにいた場合には全力で助けるためである。
「さて、この策。うまくいくか?」
帝は呟き、曲がると転ぶ男を追って行った。
【帝@竹取物語】
【服装】黒い冠に黒い束帯(着物みたいなやつ)
【状態】冷静
【装備】なし
【持ち物】一般支給品。王様ゲームセット@王様ゲーム、9mm拳銃@現実、札束の詰まったスーツケース@ハヤテのごとく!、
逆刃刀・真打ち@多ジャンルバトルロワイアル@緋村剣心
【思考】
かぐや姫に逢いたい。
かぐや姫のためなら殺人でも何でもする。
知らない物が多いな……。
あの爆弾とやらで人が殺せるのか?
投下終了です
おお、最近来ていないうちに沢山の投下が
>>593 亀ですが、アニメ本編だと知らんうちに再生してます
ちなみに中綿取り替えたり、縫ったりしても治療できるらしい
投下乙です。
曲がるさんw早くそのアタッシュケースを落とすんだw
そうか、帝は爆弾すら知らないんだよな。
……曲がるさん落とすものなくなったら何落とすんだろ。
きっと自分を落としてしまう
凄い投下されてる。
乙&GJです!
そして自分も
恋、狭霧嘉麻屋、ランキング作成人、黒井ななこ、楠沙枝で投下してみる……
韓国料理店を出た恋が向かったのはC-3にある武器屋だった。
自分に支給されたランダム支給品の中で戦闘に役立ちそうなラブタンだけ。
しかもそのラブタンは弱っているうえ、もう”まもる”は使えない。
優勝狙いの恋にとって、武器の調達は必須だった。
「これ、武器屋か?」
武器屋にたどり着いた恋は思わず呟いていた。
入口から見える店内の商品ラインナップの半分以上は恋にとって未知のものだったが、
なんなのかわかる物に限定して考えると、そのうち7割は武器と呼んでいいのか悩むものだ。
武器ではないもののロワにおいて役立ちそうなアイテムもあるが、
どう考えても何の役にも立たなそうなものも少なくない。
恋はとりあえずすぐ傍にあるハリセンを手に取って見てみる。
じっくり見てみたが、それはやっぱりただのハリセンだ。
「……映画版のバトルロワイアルには出てきたしな。一応武器か……いや、違うだろ!」
恋は一人でノリツッコミらしきことをした後、店内の物色を始めた。
強力な武器であっても使えなければ意味がない。やたらと大きいものや重いものはパスだ。
そうして5分ほどで選んだ武器がH&K XM8と予備弾薬、手榴弾5つ、
そして実用性とは関係なく趣味で持っていくことにした七天七刀。
他にも武器ではないがロワで役に立ちそうなアイテムを2つ、デイパックに詰め込む。
探せばもっといい武器を見つけられそうではあるが、
自分と同じことを考えてここにやってくる人間と遭遇する可能性を考えると
長居は避けたほうがいい判断し、武器屋を後にする。
韓国料理店を出てから、恋はずっと考えていた。
”戦闘力の高くない自分が優勝するには、どうしたらいいか”
まず、強いヤツに単独で挑むのは自殺行為だ。
そう考えると、とりあえず『バッカーノ!』の2人、チェスワフ・メイエルと
クレア・スタンフィールドには絶対絶対、何があろうとも手を出してはいけない。
特にクレアは、遭遇した瞬間に死ぬ気がする。
それに『バッカーノ!』は好きなのであんまり早く死んでほしくない。
哀川潤、零崎人識もダメだ。カズマも無理。
ヤムチャはともかく孫悟空やセルに至っては考える余地もない。
よくわからないがたぶん、源義経なんかも自分よりは強いだろう。
名簿にあった『ゼロ』に関してはまず、もやしの方かマッチョの方かそれ以外のゼロなのか
確認が必要だ。もやしの方なら『ゼロ』ではなく『ルルーシュ・ランペルージ』か
『ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア』で名簿に載ってそうだが……
それはそうと、ナナリーには是非とも逢いたい。
『ひぐらしのなく頃に』のメンバーは雛見沢症候群Lv5状態でなければ殺せそうだが、
たぶん対主催だろうから、強マーダーを殺してもらうためにも
ある程度の段階までは残しておくべきだろう。
あれこれ考えた結果、恋は1つの結論にたどり着く。
”自分で参加者を殺すより、参加者同士で殺し合ってもらったほうが確実”
もし利用できそうなグループを見つけたら仲間に入れてもらってステルスマーダー。
強いヤツにみつかったら味方の振りをして扇動。
仮に自分で戦うとしても相手が一般人の場合のみ。そして不意打ち。
そこまで決めて、改めて恋は都市部の探索を始めた。
仲間に入るにしても扇動するにしても殺すにしても、誰かに会わないことには話にならない。
そして恋は、草原が見える都市の外れで一人の男をみつけた。
相手は20代後半と思われる細身の男。
恋の知る限り、アニメや漫画やラノベの登場人物ではない。
恋は10分ほど離れた場所からその男を観察し、どうやら男は一人らしいことと
後を付けている自分に気づいた様子がないことからおそらくは一般人だろうと予測を立てる。
”ここは、殺すか”
確実に仕留めるためには、相手との距離は近いほうがいいと考えた恋は
H&K XM8を構えて男との距離を詰め、この距離なら外さないと思えたところで足を止める。
”俺は今からコイツを殺す”
覚悟は決めたはずだった。
だが恋は引き金を引けない。自分の手で人を殺すということに恋は躊躇っていた。
男との距離がまた開く――恋がそう思った時、男は足を止めた。
「おまえは神に仇なす者か?」
「俺は、主催者のデレを見るんだよ」
相手に気づかれたことに動揺した恋は、殺す覚悟などないままに引き金を引いた。
自分の目の前にいる男が12人の人間を殺めた猟奇殺人犯であることも、
聖戦の薬で無敵状態になっていることも知らずに――
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
銃声とともに背中に銃弾を撃ち込まれる感触。
普段なら間違いなく死ぬであろうそれを、何とも感じないことを確認してから
狭霧嘉麻屋は振り返り、ポケットの中に忍ばせていたナイフを
驚きの表情でこちらを見ている男に向ける。
ペットショップ周辺を探索していた狭霧は自分を付けている存在に気づいていた。
そのうえで、気付いていない振りをして相手の出方を窺っていた。
声をかけてこないということは友好的に接触してくる意志はない。
こちらを殺すつもりか、余程疑り深い人間かのどちらか。
後者であればまずは相手の意思確認が必要だろう。味方となりうる者なら殺す必要はない。
そこは神の裁量に任せるべきだ。
問題は、相手が神に仇なす者であった場合。
おそらく後ろにいる人間を殺すことはさほど難しくはないだろう。
が、ここはできれば相手の持つ情報がほしい。
狭霧は決めた。
”後ろのヤツのしたいようにさせよう”
どうせ今ならどんな攻撃を受けたところで、聖戦の薬の効果で無敵なのだ。
相手が自分を殺すつもりなら、あえて攻撃させて自分が無敵状態であることを示すのも手。
こちらから仕掛けて体力を消費する必要などどこにもない。
ただの疑り深いヤツならそのうち声をかけてくるか、自分の後を付けるのをやめるだろう。
それならそれで構わない。
そして約10分。相手は自分を殺しにかかってきた。
振り返って相手を確認してみれば、どこにでもいそうな普通の男。
見るからに人殺しなんてしたことの無さそうな一般人。
その顔に浮かぶ驚きと絶望が入り混じった表情を見る限り、
こちらの質問には何にでも答えてくれそうだ。
ナイフを向ける必要さえなかったな、と狭霧は思う。
自分を撃った時点で、狭霧の中でこの男をどうするかについては決定している。
”情報を引き出したら殺す”
「お前、名前は?」
「……恋、だ」
「で、お前はこのイベントに関して何か知っているか?
なぜ俺達がここに呼ばれたのか、俺達に殺し合いをさせているヤツが何者なのか」
「知らない……」
狭霧の予想通り、完全に怖気づいた男・恋は、こちらの質問に答えてくれる。
どうやら嘘も無さそうだ。
他にもいくつか質問してみる。
が、ほとんどの質問に対して恋の答えは「知らない」「わからない」だった。
これ以上は無駄と判断し、そろそろ恋を殺そうかと思った時、
狭霧はすぐ傍に人の気配を感じた――
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
ランキング作成人は、自分の前方を走る黒井ななこと楠沙枝を追って走っていた。
ランキング作成人は確信していた。
”これはまた死亡フラグだ”
源義経に出会わないことを祈りながら都市部を歩いていた
ランキング作成人、黒井ななこ、楠沙枝の3人が銃声を聞いたのは数分前の出来事だ。
ここは逃げるべき――ランキング作成人がそう判断し口にするより前に、
3人の行動方針は黒井ななこの一言によって決定されていた。
「殺し合いはあかん! 行くで!!」
止めようと思った時には既に手遅れ。
黒井先生は銃声の聞こえたほうに向かって走り出した後だった。
しかも、沙枝まで黒井先生の後ろをぴったり着いて走っている。
「ちょ… マジかよ」
あの2人、あんなキャラだったっけ? と考えるだけ無駄なことを考えながら、
ランキング作成人は2人を追いかける。情けない話だが、全力で走っているのに追いつけない。
できれば銃を撃った人間には遭遇したくない。
ここは黒井先生の方向オンチっぷりに期待しよう。
前を走っていた2人が立ち止まる。
現場、みつけちゃったのかよ!?
できれば現在進行形ではなく過去形の現場であることを夢見ながら、
2人にようやく追いついたランキング作成人は2人の視線の先に目を向ける。
50mほど先で、1人の男が1人の男にナイフを突きつけていた。
ナイフを向けられている方の男の手にはライフルと思われるものが握られているにも関わらず
優勢なのはナイフを持っている男の方。
誰かはわからないがナイフの男は一般人ではないのだろう。
幸い相手はこちらに気づいていないのか、気づいているが無視する気なのか
自分たちに対するリアクションを起こしてくる気配はない。
今ならまだ逃げられる、逃げようとランキング作成人が提案しようとした瞬間
「ちょっとアンタら! 殺し合いはあかんで!!」
再び黒井先生に先を越される。
ランキング作成人はあわてて2人の男の方を見るが、彼らがこちらを見ることはない。
今度こそ逃げようと黒井先生に視線を戻した瞬間、ランキング作成人は信じられない物を見た。
「殺し合いは、やーめーろーーーーー!!!!!」
黒井ななこの声が爆音で響く。
彼女の横には何故かカラオケボックスにあるカラオケ用機材一式が置かれ、
手にはしっかりとマイクが握られていた。
黒井ななこの声が響き渡った瞬間、恋は生き残るための賭けに出た。
黒井ななこの声が響き渡った瞬間、狭霧嘉麻屋の注意は恋から逸れた。
黒井ななこの声が響き渡った瞬間、ランキング作成人は絶望した。
「立った… 死亡フラグが立った………」
ランキング作成人の嘆きは誰にも聞かれることはなかった――
【B-5 都市部/1日目早朝(狭霧が聖戦の薬を使ってから2時間以内。もうすぐ放送)】
【恋@マルチジャンルバトルロワイアル】
【服装】普通の服
【装備】なし
【持ち物】基本支給品一式、ラブたん(ラブカス)@ポケットモンスター、
ルーファウスと響のデイパック、H&K XM8@現実と予備弾薬、手榴弾5つ、
七天七刀@とある魔術の禁書目録、
武器ではないがロワで役に立ちそうなアイテム×2
【思考】
1:俺はまだ死なない!
2:恋ってのは突然燃えあがる。そうだろ?
3:優勝して主催のデレを見てやるよ
4:優勝するには自分で殺すより、みんなに殺し合ってもらう
5:ナナリーには是非とも逢いたい
6:帰ったら禁書目録のアニメ見るぞ
【狭霧嘉麻屋@オリジナルキャラ・バトルロワイアル】
【服装】白黒の囚人服
【状態】健康、ハクオロと契約、約2時間無敵状態
【装備】狭霧嘉麻屋のハサミ&ナイフ@オリロワ、バヨネット×10@HELLSING
【道具】基本支給品一式、キングハートの日記、ハートのクイーン(人間形態)の写真
【思考】
1:何だ、今の大きな音は。
2:とりあえず、恋を殺す。
3:基本的に対主催。ハクオロに従う。
4:6時過ぎ頃まで周辺で神に仇なすと思われる者を殺して回る。
5:ペットショップに戻ったらハクオロと今後について相談したい。
【備考】
※キングハートの日記は偽物の可能性があります。
【ランキング作成人@パロロワクロスネタ投下スレ】
【服装】クロス(十字架)が大きく描かれた服
【状態】健康、強い使命感
【装備】なし
【道具】支給品一式、DMカード(聖なるバリア・ミラーフォース、光の護封剣(24時間後まで使用不能)、他3枚)@ニコロワ
【思考】
1:立った… 死亡フラグが立った………
2:誰も死なせたくない
【黒井ななこ@らき☆すた】
【服装】いつもの教師らしい服装
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品0〜1、カラオケ用機材一式@現実
【思考】
1:殺し合いはあかん。
2:義経から逃げれたみたいや。
3:沙枝を元気づける。
【楠沙枝@魔法少女沙枝】
【服装】ピンクのフリルが付いた可愛らしい魔法衣装
【状態】傷心、衣服が乱れている
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品1〜3
【思考】
1:大きな音にびっくり。
2:状況についていけてない。
※ルルーアンの罠によって衆人環視の中で辱められている最中からの参戦。
※恋がH&K XM8を撃った際の銃声はB-5全域に聞こえました。
※カラオケ用マイクを使用した黒井ななこの声はA-4〜6、B-4〜6、C-4〜6に聞こえました。
これ以外のエリアにいる参加者でも、凄く耳がいいなどの能力を持っている参加者には聞こえた可能性があります。
投下終了です。支援してくださった方、ありがとうございました。
タイトルは『The Flag of Death』で。英語が怪しいのは仕様です。
我ながら、カラオケ用マイクにしてはボリュームが大きすぎる気がしなくもない。
指摘等あればお願いします。
これはなんという死亡フラグのオンパレードww
投下乙です。
これはwどこぞのてつをを彷彿させるような暴挙w
作成人ガンバレ
それと恋、君はなんていう人に手を出したんだwあと思考5と6がw
拡声器は死亡フラグだけど、
このあたりに誰か他にマーダーいたっけ?
恋と作成人のメタ的思考がなんかいいなw
クララばりに立った死亡フラグを切り抜けられるのだろうか……。投下乙です!
そろそろ生存者の半分くらいが早朝に行ったかな?
現在地一覧表(間違いがあるかもしれないので気を付けてください)
【A-3 韓国料理店の中】
・高嶺響、kskロワ住人、アリオト[早朝]
【A-5】
・キリコ・キュービィ、パトラッシュ[早朝]
【A-8】
・L字ブロック[早朝]
【A-8付近】
・六条御息所[早朝]
【A-9 教会の外】
・秋山深一[早朝]
【B-2 レンタルビデオ店】
・ああああ[黎明]
【B-4】
・ジャンプ(擬人化)、カン・ユー(◆Uemszzl7pgが絶賛憑依中)[早朝]
【B-5 都市部】
・恋、狭霧嘉麻屋、ランキング作成人、黒井ななこ、楠沙枝[放送直前]
【B-5 ペットショップ】
・ハクオロ[黎明]
【C-3】
・ヤムチャ、マイメロディ[早朝]
【C-4 森の中】
・かえる[黎明]
【C-5 平原】
・柊かがみ(変態仮面)、竜、ロアルド・アムンゼン(その3)[早朝]
【C-5 都市部】
・◆6/WWxs9O1s氏、地虫十兵衛
【C-6】
・阿魔野邪鬼[早朝]
【C-6 森の中】
・ジャイアンの母[黎明]
【C-6 豪邸】
・ジェレミア・ゴットバルト[黎明]
【C-8】
・竜崎ゴウ、ジャック・ハーパー[深夜]
【C-7】
ゼロ[深夜]
【C-10 砂浜】
・ユーフェミア・リ・ブリタニア[黎明]
【D-2 メイドカフェ】
・赤根沢玲子(レイコ)
【D-3】
・アキ、ネギ・スプリングフィールド[深夜]
【D-3 平原】
・チビすけ、◆6/WWxs9O1s氏[黎明]
【D-5】
・神山満月、マシロ、カイジ(元宇海零)[早朝]
【D-6】
・カヨ[黎明終了前]
【D-7】
・ハン、ルガール・バーンシュタイン[黎明]
【D-9 伝説の樹の傍】
・アルフレッド、ビブリ[深夜]
【D-9 伝説の木から少し離れた場所】
・音無可憐[黎明]
【E-3 下着店近く】
・ジェシー・コクラン、フグ田サザエ[早朝]
【E-3 下着売り場付近】
・リュウタロス(元シン・アスカ)[黎明]
【E-6】
・MAX[早朝]
【F-4 川の畔】
・黄桜可憐、ミンウ[黎明]
【G-2 ギャルゲ高校前】
・リゼルグ[黎明]
【ギャルゲ高校の校庭】
・スペードの2、雪広あやか[黎明]
【G-3】
・曲がると転ぶ男、帝[早朝]
【G-4】
・キラ・ヤマト、枢木スザク[黎明]
【G-10 niceboat内部】
・本郷猛、北条沙都子[黎明]
【G-10 北西部】
・前原圭一、フランツ=フェルディナント[黎明]
【H-3】
・クレア・スタンフィールド[黎明]
【H-4 猫屋敷地下(あるイミ別世界)】
・カムパネルラ、竜宮レナ[黎明]
・ハエ叩きの手、スペランカー[黎明]
【H-5】
・室賀豹馬[黎明]
【H-5 山】
・古手梨花、ズシオ[黎明]
【H-8 湖の畔】
・かぐや姫、ファシル(本名 鈴木次郎)、ハートのクイーン[早朝]
【H-8 湖の畔から少し離れた場所】
・カズヤ(元カズマ)、鈴木万吉[早朝]
【I-7 ハローワーク前】
・丹波文七、テリー・ボガード[早朝]
【I-10】
・プリンセス・ハオ(元ハオ)[黎明]
【J-5 ハッテン場】
・マイキー、剣菱悠理、片桐唯[深夜終了前]
・阿部高和[深夜]
まとめて気付いた事
CとDに人大杉wあとHもw
まとめ乙です!
こうしてみると、黒井先生の声が聞こえた範囲は……
なんだ、人多いけど危険人物はあまりいないのか……
おお、まとめ乙です!
確かに、かなり人は多いけど、危険人物はオレンジ君くらいかな……?
でも何が起こるか分からないからなぁ、このロワはw
まとめ乙です。
黒井先生がやっちゃったのは早朝の最後のほうだから
それまでに声が聞こえる範囲に移動してくるキャラがいてもおかしくはない。
ところで相談なんだけど、まとめwikiの支給品情報のページ、どうしたらいいかな?
@出典作品ごとにまとめる(出典作品がわからないヤツも少なくないけど)
A50音順に並べる
B刀剣類、銃火器みたいな分類ごとにまとめる
Cそれ以外
分類ごとがいいな
出典作品ごと……は途方もないな。
やっぱり分類ごとかな。
問題は刀剣類、銃火器以外をどうまとめるだが。
一応、いまのところ「刀剣類」「銃火器」「その他武器」「武器以外のアイテム」に
分ける方向で作りかけているんだけど、
竜宮レナの鉈とかサバイバルナイフは刀剣類なのか?とか、
プリキュアに変身するアイテムは武器なのか?とか、分類が難しいヤツが結構あるんだよな。
現地調達の武器も支給品情報の中に入れといたほうがいいのかもよく分からないし。
あと、支給品情報の中にいくつかページ作るなら、wiki管理人さんに許可取ったほうがいいんだろうか?
>>711 そこは別に取らなくていいと思う。wikiは皆で編集していくものだから新しいページが必要なら適宜立てたらいいと思う。
鉈とナイフは刀剣類でいいんじゃないかな。
あと変身アイテムは「武器以外のアイテム」に入ると思う。
現地調達は「現地調達」みたいな名前でくくった方が無難だと思われる。
どこに入れたらいいか分からない物は一旦「武器以外のアイテム」に入れて適宜分かる人が編集していく形でどうだろう。
とりあえず、まとめwikiの支給品情報に「刀剣類」のページ作って
いくつかの武器を載せてみた。あんな感じでいいんだろうか?
こうしたほうがいいとかのリクエストがあれば、なるべく答えるんで意見求む。
とは言っても、wiki編集ってこのロワできてからやるようになったばっかなんで
あんまり難しいことはできないけど……
リゼルグ、雪広あやか、スペードの2投下
不と思い出した。
幼い頃に両親を殺された時のことを。
復讐を誓い、多くの仲間≠集めようとしていた時のことを。
初めてできた仲間≠ェ、本当の仲間≠フ意味を教えてくれた時のことを。
葉、竜、ホロホロ、そして先程失ってしまった蓮。
自分はまた、新たな復讐のために多くの人間を巻き込もうとしている。
果たして彼らがそれを知ったとき、笑ってくれるのだろうか。振り返ってくれるだろうか。
「いや、良いんだ。僕は僕の道を進む、これで良いんだ」
短時間だったが、一緒に居てくれたスペードの2と雪広あやか。
優しかった。嬉しかった。良い、仲間だった。
最後に見た二人の表情から感じ取れたのは、恐怖というよりは悲しみ。
「これで……良いんだよ」
言い聞かせるように、呟く。
きっと心のどこかで進まんとしている道を否定している自分の存在に気付いているからだろう。
けれど、気付かない振りをしたいから、何度も同じ言葉を繰り返しているのだ。
「僕は殺す。蓮君を奪ったアイツを。そして、そのために他の参加者も殺す」
光を失った瞳が、前方にある果ての見えぬ海を据える。
その先にあるのは光か闇か。
答えてくれるものは、まだ居ない―――。
【1日目早朝/H-1 浜辺】
【リゼルグ・ダイゼル@シャーマンキング】
【服装】緑の服
【状態】健康、強い復讐心
【装備】ウォルターのワイヤー内蔵手袋@HELLSING
【持ち物】基本支給品一式×2、ランダム支給品0〜2
【思考】
1:ここにいる全て(参加者も主催者も)皆殺し。
* * * * *
教壇に立つ小さな先生。
団欒とした教室内の生徒。
扉を開けば、いつもの日常がそこにあれば良い。
31人の笑顔が、そこにあっていてほしい。
だが、当然この教室には、何も無かった。
* * * * *
あやかとスペードの2は、リゼルグを止めることが結果的に実力行使になるだろうと考え、教室で武器の確認をし合うことにした。
窓から差し込む朝の光が心地よく思え、あやかの脳裏に3−Aの姿が浮かぶ。
「お姉ちゃん?」
「は、はいっ!」
「僕の支給品は、これだけです」
スペードの2の前の机の上に乗せられたのは鉈と札のような紙切れ。
いくら何でも、鉈のような物騒なものをこんな子供に持たせるのは如何なものか。
しかし状況が状況であるために、あやかは『没収』という言葉を飲み込んだ。
「お姉ちゃんは何だったんですか?」
「あ、ええと私は…」
3−Aのことを考えていたので武器の確認はまだだったあやかが、慌ててバックから支給品を取り出していく。
ボールのような妙な物、拡声器、それから…。
「アスナ、さん?」
最大のライバルでもあり、一番信頼できる親友である、神楽坂明日菜が大剣を握る絵が描かれたカード。
「アデアット、って言ってみてください」
「え?」
「ほら、これ…」
バックからはみ出した武器の説明書を、スペードの2が突きつけてくる。
マスターボール、拡声器、二つの支給品の下に書いてあるのはパクティオーカードとの文字。
小さく綴られた文字の羅列の中に、アデアットという呪文が赤色で書かれていた。
「あ、アデアット」
目を閉じて、緊張しつつも呪文を唱えてみた。
すると、手にしていたカードの感触が失くなって、引き換えに硬い金属のようなものが手のひらの中に伝わる。
視界を開いて何が起きたか確認してみれば、明日菜の絵が描かれていたカードが大剣へと変貌を遂げていた。
「これは……!?な、何だか急に力が込み上げて…」
不思議な感覚が全身を駆け巡る。
強い力に守られているような、そんな奇妙な感覚だ。
「お姉ちゃん、これは一体…!」
「行きましょう!今ならきっとリゼルグさんを止めてさしあげられますわ!」
「うん!」
もしかすると明日菜が。明日菜が力をくれているのかもしれない。
だとすれば絶対にリゼルグを止められる。今ならできる!
あやかはスペードの2の手を引いて教室を出る。まるでその姿は、光へと走るようだった。
だが、急に立ち止まったのは、他の誰でも無くあやか本人。
「ところでスペードの2さん、リゼルグくんはどちらへ?」
「知るわけないじゃないですか!!!!!」
【1日目早朝/G-2 ギャルゲ高校教室前】
【雪広あやか@魔法先生ネギま!(漫画)】
【服装】麻帆良女子中等部制服
【状態】健康
【装備】ハマノツルギ@魔法先生ネギま!
【持ち物】基本支給品一式、マスターボール@ポケモン 拡声器@現実
【思考】
1:殺し合いには乗らない。
2:リゼルクを止める。
3:年下の男の子には優しくする。
【スペードの2@七並べ】
【服装】青無地のパンツ一丁
【状態】健康
【装備】鉈@現実
【持ち物】基本支給品一式、式紙@シャーマンキング
【思考】
1:あやかお姉ちゃんと一緒にいる。
2:リゼルク君を止める。
終わり
乙!
リゼルグはまだ戻れそうだが・・・・はたして
投下乙です。
リゼルクは何か悲しい決意だなあ。
一方のあやかは明日菜の武器GETか。
さあどうなる(何気に拡声器があるのが心配w)
>>713 おおこれは大変だったでしょう。乙です。
こんな感じでいいと思いますが、大変だと思うので一旦支給品の名前だけ収録するのも手の一つかもしれませんね。
あとで気付いた人がどんどん書き足していくみたいな感じで。
さすがに一人で全部するのは労力が凄すぎますし。
ゼロ、アキ、ネギで投下します。
逃げ場がないのに逃れることを何というのか。
それは別離か。
それとも追いつめか。
〇 ● 〇 ● 〇 ● 〇 ●
暗い森の中を東に向かって駆ける影が一つ。
漆黒のボディーをしたその者はゼロと言う。
ゼロが最初ハッテン場だと思った施設はよく見るとそれらしく作られた小屋だった。
そこで名簿を確認してゼロは安堵と危機を抱いた。
安堵は親しい知り合いが誰もいなかった事。
殺し合いに巻き込まれなくてよかったと心底思う。
危機は名簿の中にMAXの名前があった事。
MAXは強い、そして何より殺し合いに乗る可能性が高い。
MAXはゼロの後番機、つまりは自分がいたからMAXが生まれてしまった。
決着はいずれ付けなければいけないと思っていたところだ。
ゼロは決意する――MAXは自分が破壊すると。
そうと決意したらすぐに行動したほうがいい。
幸い周囲の様子から自分がいた位置は把握できた。
まずは情報を集めるためにも人と接触する必要がある。
そうなれば必然的に人が集まり易い都市部へ向かうのが上策だ。
ゼロは目的が定まると、森の中を東へ駆けて行った。
そして、その途中である光景が目に入った。
それは少年が女性に襲いかかっている光景だった。
「おい、何をしている!」
マイティの心を受け継ぐゼロにそれを見過ごすという選択肢はなかった。
◆
アタシ
アキ
正直
意味分からない
殺し合い?
夢だと思った
でも
違った
ネギって子は
言った
夢じゃないって
苦しかった
逃げたかった
ふと名簿を見た
驚いた
カヨ
トモの元カノ
でも
死んだはず
なんで
なんで
カヨがいるの
もしかして
幽霊?
アタシを
呪いに来た
いや
イヤ
怖い
怖い
怖い
気づいたら
走っていた
あの子
追いかけてきた
もっと走った
走った
走った
こけた
すぐに
追いつかれた
「どうしたんですか。急に逃げ出して」
だって
怖かった
そう言った
「無理もないですね。でも大丈夫です、安心して下さい」
あ
なんだか
そう言われると
少し
安心する
でも
まだ怖い
「おい、何をしている!」
ん?
え!?
あれって
なに?
◆
ネギはアキの話を聞いて自分の至らなさを痛感していた。
魔法が使える自分と違ってアキは一般人だ。
突然こんな所に連れて来られてパニックになるのは仕方ない事だ。
それなのに自分はあまりに彼女への配慮が足りていなかった。
まだまだ半人前だな。
そう思っていた時だった。
「おい、何をしている!」
顔を上げると、そこにいたのは黒い身体をしたロボットだった。
彼は茶々丸さんのようなものだろうかと思っていると、ふとネギは重大な事に気付いた。
今の自分とアキの位置だ。
倒れこむアキ。
上から抑え込んでいる自分。
どこからどう見ても誤解されています。ありがとうございました。
支援
【1日目 黎明/D-5】
【ゼロ@ボンバーマンジェッターズ】
【服装】なし
【状態】健康。多少の焦燥感
【装備】なし
【持ち物】基本支給品一式、不明支給品0〜3
【思考】
基本:この殺し合いを破壊し、脱出する。
1:目の前の女性(アキ)を助ける。
2:MAXを破壊する。
3:メカードの仕業か?
【備考】
※参戦時期はゼロとシロボン以降です。
【アキ@あたし彼女】
【服装】普段着
【状態】健康、恐怖心
【装備】なし
【持ち物】基本支給品一式、ランダム支給品1〜3
【思考】
1:なに、あれ?
2:怖い、逃げたい。
3:なんでカヨが?
【ネギ・スプリングフィールド@魔法先生ネギま!(実写)】
【服装】スーツ
【状態】健康、少し動揺
【装備】なし
【持ち物】基本支給品一式、ランダム支給品1〜3(杖なし)
【思考】
基本:皆の共にここから脱出する。
1:どうしよう。
2:アキを落ち着かせる。
投下終了です。
初めて書いたが、あたし彼女の文体はやっぱり独特だった。
>>718 リゼルグ、揺れてるな……あと、スペ2くんはまだパンツ一丁だったのかw
>>727 これはいい誤解wゼロが誤殺しちゃうんじゃないかとひやひやしたぜ。
どちらも投下乙です。
投下乙です。
あやかとスペードの2と言い、ネギとアキと言い、緊迫感があるのかないのかw
そしてこのロワには、拡声器とかマイクの類が出すぎだw
ここからは報告。
まとめwikiの支給品情報ですが、とりあえず刀剣類、銃火器、ロボ・メカ系、不明アイテムの
ページは一応、形はできました。他のページも現在作成中。
とは言っても、調べきれてないのとかあるので、わかる人が編集してくれるとありがたいです。
あと、状態表メインで調べたので、抜けや間違いがきっとたくさんあると思うので
その辺も随時訂正していただきたいです。
よろしくお願いします。
>>729 乙です。
自分も時間を見つけて分かるところから手を付けていきます。
で、見てみたら以前の自作のミスを発見しました。
「すれ違い」にてロープを見つけたのにどちらにも書き足していなかったorz
圭一が持っているという事で付け足しておきました。
ふと思ったんだけど、ガンダムとか支給されたとして
出す時はまだともかく、デイパックに片付ける時ってどうするんだろうか?
>>731 デイパックの口を当てたらスルッと中に入るw
ドラえもんの四次元ポケットみたいな感じじゃない?
レナ、カムパネルラ、スペランカー、ハエ叩きの手、kskロワ住人、アリオト、高嶺響投下します。
レナとカムパネルラは、もう何時間も猫屋敷の地下をさまよっていた。
「出口、見つからないねえ……」
「そうですね……」
レナのつぶやきに、カムパネルラが素っ気なく相槌を打つ。
終わりの見えない迷宮の探索に、襲い来る「何か」との戦闘。体力には自信があるレナも、さすがに疲れが見え始めていた。
それでもレナは足を止めず、暗い地下を歩き続けた。
「ん……? ねえ、猫さん! あれ見て!」
突然、レナの声色が明るさを取り戻す。
何事かと思いカムパネルラがレナの指さす方向を見ると、そこにはいかにもな形の宝箱が二つ並んで置かれていた。
「これは開けるべきだよね!」
「いや、罠という可能性も……」
慎重な姿勢を見せるカムパネルラだが、レナは最後まで話を聞きもせずに宝箱を開けてしまう。
そこには、まるで氷で出来ているかのような美しい剣が入っていた。いや、実際氷で出来ているのだが。
「ねんがんの アイスソードを てにいれたぞ!」
剣を掲げ、レナは高らかに叫ぶ。
「ちょっと、大声出さないでくださいよ! あいつらが聞いたらまた襲ってくるかも……」
レナの奇行に慌てるカムパネルラ。その直後、彼の不安が的中したというべきか、光が二人を照らした。
「誰!?」
我に返ったレナが叫ぶ。彼女が目をこらすと、そこにいたのは一人の青年だった。
どうやら光の正体は、その青年が持っている懐中電灯らしい。その後ろには、謎の手がふよふよと浮いていた。
「あいつらじゃない……」
「他の参加者の人かな? かな?」
自分たちを幾度となく襲ってきた「何か」ではないとわかり、二人は警戒を緩める。
だが、それは一瞬のことだった。青年が、恐るべきことを口走ったからだ。
「殺してでも奪い取る」
「え?」
青年の発言をレナが理解しきらないうちに、青年の持っていた銃が火を噴く。弾丸は、レナの頬をかすめていった。
「ちょ、ちょっと!」
動揺で、レナがよろける。その足が偶然もう一つの宝箱に当たり、横倒しになった宝箱のふたが開いた。
「おおっと テレポーター」
どこからともなく聞こえてくる謎の声と共に、レナとカムパネルラの姿はその場から消えた。
「あれ……? どうしたんだろう、僕……。あの女の子が持っている剣を見たら、何だか変な気分になって……」
残された青年……スペランカーは、まるで夢から覚めた直後のような気の抜けた表情で頭をかく。
「まあ、いいか……。それより、探検を続けよう」
何事もなかったかの如く、スペランカーは手を連れて闇の中に消えていった。
【H-4/猫屋敷地下の何処か/黎明】
【ハエ叩きの手@マリオペイント】
[状態]:健康?
[装備]:ブライオン@LIVEALIVE
[道具]:ピッケル@真女神転生if、不明支給品(0〜2)、基本支給品一式
[思考]
基本:ハエは叩く(襲ってくるやつは倒す)
1:スペランカーと行動
[備考]:
※手だけです、手首と思わしき部位に首輪がついています。 どうやら人の背の高さ辺りまで浮けるようです。
【スペランカー@スペランカー】
[状態]:健康
[装備]:デスクリムゾン@デスクリムゾン、懐中電灯@現実
[道具]:確認済み不明支給品(0〜1)、しんのゆうしゃの未確認不明支給品(0〜2)、基本支給品一式
[思考]
基本:迷宮を探索する
1:財宝を探す
2:手と行動する
※殺し合いの事は忘れています。
一方、レナとカムパネルラの二人は、A-3の韓国料理店にワープしていた。
「あれ? 私たち、あそこから出られたの……?」
「さあ……」
状況が飲み込めず、きょとんとする二人。そこに、一人の男が襲いかかる。
「うおーっ! トトロじゃないけどもふもふだーっ!」
「うわ、ちょっと、いきなり何を!」
「こらー! その猫さんはレナのものだよ? 離れなさい!」
いきなりカムパネルラに抱きつくkskロワ住人。パニックに陥るカムパネルラ。kskロワ住人を引きはがそうとするレナ。
そんなどたばたを唖然と見ていたアリオトだったが、ふと気づく。
(はっ! これはロリを独占するチャンス!)
思い立ったが吉日とばかりに、アリオトは響を抱え上げ店を飛び出した。
「ちょっと! 誘拐犯ー! 極悪人ー!」
「極悪人で結構! 私は悪の組織の幹部ですから!」
罵倒の言葉をものともせず、アリオトは全速力で走り去っていった。
【1日目 早朝/A-3 韓国料理店の中】
【kskロワ住人@kskアニメキャラバトルロワイアル】
【服装】Tシャツ&ジーンズ
【状態】健康、前歯全滅
【装備】なし
【持ち物】支給品一式
【思考】
1:ケモノともふもふしたいよー
2:ロリっこかわいいよー
【備考】
※ケモノへの想いで普通に話しています。
【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】
【服装】:白のワンピース、白い帽子
【状態】:LV58、かなり疲労
【装備】:ブルーノCz・M75カスタムスピアハルバード(∞/15)@オリロワ 、アイスソード@ロマンシングサ・ガ
【持ち物】:支給品一式、不明支給品(0〜2)
【思考】
1:ネコさんはレナのもの〜☆
【備考】
※スピアハルバードが弾数無限だからって調子に乗って使うと熱が篭ってきてとんでもないことになるかもね。
【カムパネルラ@銀河鉄道の夜】
【服装】上だけタキシード、下は裸
【状態】LV75、やや疲労
【装備】くりからのつるぎ+62@真女神転生if…、マルダーの盾+55@ロマンシングサガ〜性戦士ガラハゲ殺人事件〜
【持ち物】支給品一式、エリクシャー@ファイナルファンタジー2〜インド人ミンウの命は1ギル〜×6、BON(ダイナマイトのようなもの)@アトランティスの謎×9、混沌のテラ@テラカオスバトルロワイアル
【思考】
1:なに、この人!?
※テトリスの携帯機@テトリスが韓国料理店内のテーブルの上にあります。全100面で、クリアするといいことがあるかもしれません。
【1日目 早朝/A-3 韓国料理店の外】
【アリオト@マイティハート】
【服装】普段通り
【状態】健康
【装備】無し
【持ち物】支給品一式
【思考】
1:ロリ少女を愛でる。
【高嶺響@カオスロワ】
【服装】七色スーツ(大きさは合いません)
【状態】健康、精神疲労(小)、幼児化
【装備】なし
【持ち物】なし
【思考】
1:元の体に戻る。
2:主催を殺して、主催になる。
3:恋は探しだして殺す。
4:誰か助けてーっ!
【備考】
※恋に飲まされたアポトキシン4869@名探偵コナンにより幼児化しました。七色光線が使えなくなりました
投下終了です
投下乙です。
おおっと、ようやくカムパネルラとレナは迷宮脱出か。
でもカムパネルラw飛んだ先でそれかいw
スペランカーと手はすっかり殺しい合いそっちのけで探検かいw
あ、スペランカー達の時間が黎明になっていますけど早朝の間違いでしょうか。
あ、すいません、直し忘れてました
スペランカーたちも早朝と言うことでお願いします
投下乙です。
テレポーターが出てきた時は一瞬アレを期待してしまったw
そしてkskロワ住人www
>>732-733 レスありがとうございます。
>>740 投下乙です。
カムパネルラ、いろんな意味で危機にさらされすぎだw
周りの人間より真面目な猫、がんばれ。
何故か誰もいない今のうちに。
Wliki編集してる人、毎度乙です!
だいぶ情報がそろってきたなー
wiki編集している人には乙しきれない。
自分もしようと思うが、不器用で時間が掛かるうえ時間が上手く作れない。
そういえば数え間違えでなければ残り80人くらいだっけ。
あ、俺も今のうちに。Wiki編集の人、いつも乙です!
一回しか書かれてないキャラも大分減って、
赤根沢玲子(D-2 メイドカフェ)、
ジャック・ハーパー(C-8)、
竜崎ゴウ(C-8 ジャックと違う場所)、
アルフレッド&ビブリ(D-9 伝説の木から離れた場所)の5人4ペアだけかな?
投下するよ
えっちらおっちらと山を降りたズシオと梨花。
二人が辿りついたそこはハッテン場だった。
据えたようなえもいえぬ臭いに梨花が鼻を押さえて呟く。
「みー、なんだか淀んでいるような・・・変な空気なのです」
「おいおい梨花、怖気づいたのか?ならば余にすがり付くといい!」
笑いながらズシオがのたまった。
「ズシオにすがり付くぐらいなら、マヨネーズにでもすがり付いたほうがマシなのです」
笑顔で梨花も言った。
「おいおい反抗期か?マヨもっと食う?」
「マヨかけごはんなんて食べてるのはズシオぐらいなのです」
「はっはっは!そんな馬鹿な!」
何がおかしいのか腹を抱えて爆笑するズシオ。
それを見ながら梨花はため息をつく。
ああ、早くまともな人間に出会いたい。
それだけが今の梨花の望みだった。
森の中、公園を見つけとりあえずそこへ入った。
ベンチに一人の男が腰掛けているのを見て、梨花はほっとため息をつく。
数時間ぶりに見たズシオ以外の人間だった。
急いで近よりその姿が鮮明になった瞬間、梨花は硬直した。
なんとその男の下半身は・・・丸出しだった。
そして男は言った。
「や ら な い か ?」
と。
「ウホッ!いいマサさん・・・」
「マサさんって!?」
ズシオの呟きに突っ込む梨花。
「ズ、ズシオ!どう見ても危険人物なのです!その・・・下半身がまるだしなのです!」
だから早く逃げようと言ったつもりだったのだがズシオは平然と言い返してきた。
「余も上半身、丸出しだ!」
「上と下の差は結構大きいのです、ここは逃げるべきなのですよ!」
「!?・・・おお、トイレの中から手を振っているぞ!センスのいい服装といい、話を聞いてみよう!」
「待つのです!・・・待ちなさい!ズシオどう見ても罠よ!」
「別にとって食われたりはせんのだろう」
「別の意味で食べられるわよ!」
思わず叫ぶ梨花に不思議そうに聞き返すズシオ。
「別の意味?なんだそれ?」
「え、そ、その・・・とにかく危険なの!」
顔を赤くしていいかえすと、ふと真剣な表情でズシオが言った。
「安心しろ梨花、なにが起ころうがきっと守ってみせる。それが王としての勤め・・・お前ももっと余を信じろ!」
「ズ、ズシオ・・・みー、分かったのです、ボクもズシオを信じます。だから気をつけていくのですよ、ズシオ」
「任せておけ!」
ズシオを信頼してその後を追って梨花もトイレに突入した。
----
トイレの中にズシオは入る。
近づくと男は静かに振り向き聞いてきた。
「よかったのかホイホイついてきて?俺はノンケだって少女が見ていようが構わず食っちまうぜ?」
「わけわからんが、構わん!」
そうはっきり答えた。
そして男の顔がズシオに近づく。
ズシオは生理的になんかとっても嫌な・・・危険を感じた。
「う・・・うわああああぁ!!」
思わず叫び近くにあったもので近づく男の顔を防ぐ。
ズキュゥゥゥン!!
「あ・・・つい・・・!!」
バタバタバタ!
近くにあったモノ、男の顔を防ぐ為に掲げた梨花の足がかつて見たこのない動きを見せた。
男の顔と梨花の顔がくっついたそれを見ながら、ズシオはゆっくりと梨花を床に下ろす。
「そ、その、悪かった。余、余はそんなつもりでは・・・」
「・・・」
こちらの言葉に無言で答える梨花。
「お、怒っているのか?そんなに余の事が嫌いか?」
梨花の目を覗き込むと、こう書かれていた。
右目に「絶対」左目に「殺す」と。
プパっと鼻から何かを出し、ズシオは後ずさる。
そして梨花がようやく口を開く。
「ズシオ・・・そこに座りなさい」
実に凍えるような声色で。
「な、なあ梨花?なぜ余に刺さっていたトマホークを握っているのだ?」
ゆらりと斧を握って近寄る梨花にズシオは問いかけた。
「護身の為よ」
「な、なあ梨花?なんでよってくるのだ?」
斧を振りかぶる梨花から逃げながら更に聞く。
「ズシオの頭を少し冷やすためよ」
「な、なあ梨花?なぜ、トマホークを振りかぶってるのだ?」
「それはズシオの頭を割るためよ!!」
「ほぎゃあーーーー!!余は死にとうない!」
「大人しく当りなさい!」
「キスごときで怒るな!」
「それはもう言うなーーー!」
「待て!梨花、余にキスしろ!それでおあいこだ!」
「するか!」
トマホークがズシオの背中に刺さる。
「うっ・・・メッチャ痛い!」
涙目のズシオを更に近くにあった激しく流れる川へと突き落とす。
「あ〜れ〜・・・」
激流にあっとい間に飲み込まれてしまう。
----
あっというまに流されていくズシオ。
それを見ながら梨花はぺたんと地面に座り込んだ。
梨花はそのままその場で2時間眠った・・・
そして・・・
目を覚ましてからしばらくして、ファーストキスをホモに奪われた事を思い出し・・・
・・・また泣いた。
ズシオはその後、泣きながら帰ってきたが。
梨花は口を聞いてあげなかった。
その後、土下座して謝ってきたのでとりあえず許したけど。
【J−5・ハッテン場 一日目 早朝】
【古手 梨花@ひぐらしのなく頃に】
【服装】服
【装備】なし
【状態】悲しみ
【持ち物】支給品一式 、茶碗とマヨネーズと箸
【思考】
1:部活メンバーと合流する
2:殺し合いという運命に抗う
3:早くまともな人間に出会いたい
【ズシオ@余の名はズシオ!】
【服装】上半身裸、ズボン
【装備】なし
【状態】健康
【持ち物】支給品一式
【思考】
1:梨花がグレた!?
----
そして一方忘れられたトイレの中。
そのころ阿部さんは、女の子とキスしたショックで昇天していた。
【阿部高和@くそみそテクニック(漫画) 死亡】
投下終了
タイトルは「古手梨花のなく頃に」で
阿倍さぁぁぁぁん!
何てことだ 阿倍さんが 死んでしまった
投下乙です!
投下乙です。
おのれ阿部さんめ、俺の嫁になんて事を!
万死に値する!――って、死んでるw
そんなにショックだったのかいw
地図見たら川の位置がずれてたので修正するよ
【J−6・町中 一日目 早朝】 で
投下&修正乙です!
阿部さん……ある意味、なんて阿部さんらしい死に方なんだw
赤根沢玲子投下
赤根沢玲子はあれからメイドカフェの周りを探っていたが、誰も見つけることが出来なかった。
人影一つ無かったのだ。
「これでは、イデオやイデオをいじめる人を確かめることが出来ない……そうだ!」
落胆しつつも、しかし、レイコは突然思い立ったように顔を上げ、そして手を地面に向けた。
「マハザンダイン!」
レイコのメイド服のスカートが急激に捲くれ上がったかと思うと、激しい衝撃波が起こり、レイコの身体が宙に浮いた。
何かを確信したかのように笑みを浮かべると、そのまま魔法の連呼を始める。
「マハザンダインマハザンダインマハザンダインマハザンダインマハザンダインマハザンダイン!」
激しい衝撃波の一つ一つがレイコを加速させ、レイコの動きとなる。
そのまま、レイコは空中を飛び始めた。
全ては兄の為に。
【D-2 空中/一日目 早朝】
【赤根沢玲子(レイコ)@真・女神転生if…】
[服装]ふりふりメイド服(Sサイズ)
[装備]ヒノカグツチ
[支給品]支給品一式、兄へのお土産のふりふりメイド服(Lサイズ)
[状態]健康、MP消費(ほんのちょっぴり)、マハザンダインで飛行、パンチラ
[思考・行動] イデオをいじめる人は私が許しません!
イデオや、イデオをいじめる人がいなかった場合は「その時はその時」ってことで考えます
※空中を凄まじいスピードで飛んでいます
投下終了
投下乙です。
これはあれかw地面に衝撃を与えてその反動で飛ぶという荒技w
空飛ぶメイド頑張りすぎだろw
投下乙ー!
嗚呼梨花たんにちゅっちゅして阿部さんのように氏にたい。
メガネロリメイド玲子たんのパンチラを覗いて吹き飛ばされたい。
ヽ(´ー`)ノ
_ ∩
( ゚∀゚)彡 パンチラ!パンチラ!
⊂彡
そういえば阿部さんが死んで、死者70人生存80人になったのな……なんて速さ。
そしてA-3〜D-3からA-6〜D-6までの16エリアに35人もいるというw
何という集合加減w
まあ、あそこは都市部で島で最も人が集まりそうな場所だから当然の結果でもある
あと五人で半分なのか・・・・
それでも普通のロワよりも人数が多いというwwww
>>768 うおお、SUGEE!!!
乙です。
確認はちょい時間かかる……てか今まで南部の町の存在忘れてたorz
GJ!
手間のかかることを・・・・・・
>>768 まとめ乙です。
けど、自分のPCじゃ見れない。と言うか、見方が分からないorz
あと、全く関係ないけど、名前欄が妙なことになる病気にかかったっぽい。
変なことになってても気にしないでほしい。
>>771 ただのzipファイルだから適当な解凍ソフトで解凍するだけですよ。
中身はpngなんで普通に見れるはず。
死者の方は別MAPにしていいんだろか。
いっしょにするとごちゃごちゃし過ぎるな。
>>772 その方が分かり易くて助かるが、それって凄い大変ですよね。
本当お疲れ様です。
774 :
771:2008/11/08(土) 10:06:08 ID:CjR1mDHM
地図見れた!
改めて乙です。自分が把握してる範囲内では間違いはないと思います。
あと、全く関係ないけど、名前欄が妙なことになる病気は治ったようだ。
あ、名無し名が変わっている(←気づくの遅っ!)
>>776 おお、乙です!
こうしてみると下着店がいかにカオスだったか分かるなぁ……死者6人て。
把握してる範囲では間違いはないですー。
>>776 本当に乙です!助かります!
確かに下着店付近はカオスw
そして都市部というより都市部周縁こそ密集地帯だw特にA〜Dの5のラインが凄いw
投下します。
闇夜に日が差し込み始め、穏やかな朝がもうすぐ姿を現そうとしている。
そんな薄い光の中、いくつかの音があたりを包んでいる。
草を踏み砕ける音
ひどく荒い、息使い
相手をひどく罵る罵声
地面がはじけ、壊れる音
そして、銃声
その穏やかな朝とは対照的な戦場、そこにいるのは二人の男女。
「グンジィー、どこぉ〜? いないならいないって返事してよ〜☆」
音無可憐はそんな妄言を吐きながらデザートイーグルの空になった薬莢を吐きだし、
新たに銃弾を補給する。銃口のみ岩陰から出し数発威嚇攻撃を行う。
その手際、すでに慣れを感じさせる行動だった。
ここにきてからむしろ強化されているのか? と思わず疑ってしまうが、そうではない。
可憐の手際良さは単純に、人がいなくて暇だからと練習した成果だった。
時間は少しさかのぼる。デザートイーグルを手に持ちいじりながら歩いていると一人の男に会った。
可憐基準でも十分格好良いと思える男。
当然のごとく可憐は、その男をグンジィーと勘違いし近づいた。
しかし、グンジィーでないとわかるとあっさり攻撃を行い、
その男も応戦し、今の銃撃戦に発展している。
そして今の状況へと時が進む。
「ちっ! 今度こそ、そのキレイな顔を吹っ飛ばしてやるぜ」
遠くから声が聞こえるが可憐は無視。というか聞いてすらいない。
「むぅ〜。返事してくれないならこっちから行っちゃうのだ☆」
再び口からでるのは妄言。しかし行動は明快だった。
今まで隠れていた岩から無造作に飛びだすと男の方へまっすぐ向かう。
男は当然銃口だけを出し、撃ってくる。
ただし相手を見もしない銃弾が当たるはずもなく逸れていく。
可憐は闇雲な銃撃をまったく恐れない。
「グンジィーの所に行くのに邪魔する人にはお仕置きですっ」
銃撃が一瞬止まる。弾切れと判断し、木ぐるみが一気に加速する。
男の姿を目視で確認し、さらに一気に距離を詰める。
銃弾を込め終わった竜崎ゴウのS&W M10が可憐へ向けられる。
時を同じくし、可憐もデザートイーグルを正確に竜崎ゴウへと向けられる。
距離にしてわずか5m。素人でも十分あてられる距離。
二人の動作が止まる。
動の時間は終わり、静の時間が訪れる。
「いやいや可愛いお嬢さん。なかなかいい動きをしていらっしゃる」
竜崎ゴウはこの状況の中、可憐へと話しかける。もちろんS&W M10を突き付けたまま。
ある意味竜崎ゴウには確信があった。可憐の余りにもおかしな性格。
その性格の中にスキが生まれる可能性を見出していた。
「いやーん。そう思いますぅ?」
竜崎ゴウの予想通り可憐は頬を染め、答える。
まだ、デザートイーグルは向けられてままではある。
竜崎ゴウは心に余裕を作り、自分のプランを確認。成功への一歩を踏み出す。
「ええ、もちろん。その恥じらう表情、男が見れば一発で落ちますね」
「う〜ん。グンジィーもそう思ってくれるかな〜」
「ええ、そう思います。間違いないですよ」
「えへへ」
「ええ、その可憐な姿を見ればグンジィー君はあなたの物ですよ。結婚まで一直線です」
「うふふふふ」
ついに、可憐はデザートイーグルを降ろし、くねくねと踊り始めた。
どうやら妄想の世界に旅立っていったようだ。
木ぐるみが動く姿は不気味だが、大きすぎる隙ができたのは間違いない。
その隙を逃すはずもなく竜崎ゴウは冷静に狙いをつけ、S&W M10の引き金を引く。
数秒に満たない時間。その間に起こったことは、暴風の襲来と行った所だろうか。
竜崎ゴウは撃つ直前、銃を持った片腕を突然現れた人影に取られ、
同時に反対の腕で手刀を顔面に浴びせられた。
その衝撃で引き金はひかれたが、銃弾はあらぬ方向に逸れていく。
竜崎ゴウは一瞬よろめき、しかし影は攻撃の手を緩めない。
「フンッ!」
バックステップしてから、ハイキック、竜崎ゴウの側頭部に直撃する。
たった2撃、それだけで竜崎ゴウの意識は半分以上刈り取られる。完全に棒立ちの姿勢になった。
「ハッ!」
影による低い姿勢で突進。それに竜崎ゴウの体は捕らえられる。
一瞬の浮遊感。体が空中に持ち上げられ強烈に地面に叩きつけられる。
ついに竜崎ゴウの意識は完全に断たれ、完全に沈黙した。
目の前の突然の変化に、可憐はようやく妄想の世界から戻ってきた。
「ヤッタネ ヤッタネ ヨカッタネ!」
その影、アルフレッドとは別の声が聞こえ、線のような者? も一緒にいることが分かる。
アルフレッドとビブリは呆然としている可憐に向け、遠慮がちに声をかける。
遠慮がちなのは、その姿に加え、木ぐるみに血が大量に付着しているからだった。
「大丈夫……ですか?」
「ダイジョウブ?」
「えーと」
何か変な物を見る目で二人を見る可憐。
その体勢のまま、しばらく時が流れ――
「せっかくグンジィーと結婚式の最中だったのにー」
「え」
「エ」
意味不明な言葉に二人は固まった。
その二人を置いてきぼりに、可憐はデザートイーグルを握り直し、
残弾を確認。再びセットし、二人に銃を向けた。
「グンジィーのために罰を受けるのだ☆」
結局アルフレッドとビブリは助けたはずの少女から逃げだすことになった。
【エリア/E−8/一日目早朝】
【名前】音無可憐@おそるべしっっ!!!音無可憐さん
【服装】自前の木の着ぐるみ(略して木ぐるみ)
【状態】脳みそ以外は至って正常・健康そのもの
【装備】デザートイーグル(支給品)
【持ち物】支給品一覧、はさみ、コンドーム(どちらも犠牲者から略奪)
【思考】1:大好きなグンジィー(武田軍司)を探す……のだ☆
(※平均以上の顔をした男は子供だろうとなんだろうとグンジィーだと勘違いしている)
2:グンジィー以外の男や同性は邪魔なので問答無用で消す……のだ☆
【アルフレッド@餓狼伝説】
[状態]:かなり困惑
[装備]:なし
[道具]:不明支給品(1〜3)、基本支給品一式
[思考]
基本:殺し合いには乗らないつもり
1:とりあえず逃げる。
【ビブリ@ビブリボン】
[状態]:健康(?) かなり困惑
[装備]:なし
[道具]:不明支給品(1〜3)、基本支給品一式
[思考]
基本:ビブリ コロシアイ シタクナイヨー ビエーンエンエン
1:ビブリ オトモダチ ツクリタイナア
「お前も死すべき運命からは逃げられない」
三人が去った後、一人の男がその場へと現れる。
気絶した男に向け無造作に3発撃ち、完全に死んだことを確認する。
そのままたち去るかに見えた男。
しかし突然足から力が抜けたような動作になり、男は地面に座り込む。
その腹部から大量の血が流れている。先ほどの銃撃戦、最後の一発の流れ弾が直撃していた。
その出血は応急処置ではすでに止められない。
間もなく致死量に達しようとしていた。
「……いや、それは俺もか……」
最後の呟きと共に、彼が動くことは二度となくなった。
【竜崎ゴウ@ラブコンプレックス 死亡】
【ジャック・ハーパー@トゥルー・コーリング 死亡】
【備考】
竜崎ゴウ@ラブコンプレックス
ジャック・ハーパー@トゥルー・コーリング
の荷物は死体のそばに放置されています。
投下終了です
こんな朝早くに乙!
可憐さんほとんど無双状態だなwwwwwww
投下乙です。
アルフレッドとビブリw助けたと思った行為で二人も殺してるw
なんかビブリの状態表に毒気抜かれた
ジャンプ、カン・ユー投下します。
ジャンプとカン・ユー(◆Uemszzl7pg)の会話は、もう何十分も平行線をたどっていた。
「だから、俺はそれどころじゃねえんだって!」
「いや、なんとしても君にはジャンプで書いてもらう!」
まったく譲る気を見せないジャンプに、◆Uemszzl7pgは苛立ちを募らせていく。
「こうなりゃ実力行使だ!」
◆Uemszzl7pgは、不意打ちでジャンプの顔面を殴りつける。そして、彼が怯んでいる間に逃げ出した。
しかし、ジャンプもせっかく見つけた新人をおめおめと逃がすほど甘くはない。
「させるか!」
ジャンプは、自分の支給品であったやたらと長い数珠を投擲した。その数珠は、瞬く間に◆Uemszzl7pgの体にからみつく。
「ぎゃあああああ!!」
耳をつんざくような悲鳴が上がる。ジャンプが投げた数珠は、ただの数珠ではない。
「1080」と呼ばれ、最強の式神とされる前鬼と後鬼をも服従させられるほどの霊力が込められているのだ。
その霊力に耐えられず、◆Uemszzl7pgの魂は成仏してしまった。そして◆Uemszzl7pgから解放されたカン・ユーは、白目をむいて気絶した。
「あれ……? なんか俺、とんでもないことやっちゃった?」
予想外の展開に、顔中から汗を吹き出すジャンプであった。
【1日目 早朝/B-4】
【ジャンプ(擬人化)@ジャンプ】
【服装】亀仙流の胴着
【状態】顔面にダメージ(小)
【装備】1080@シャーマンキング
【持ち物】支給品一式、不明支給品0〜2
【思考】
1:あれ? なんか変なことに……
2:他にも新たなジャンプ黄金期を築けるような新人を探す。
【カン・ユー大尉@装甲騎兵ボトムズ】
【服装】シャツとトランクス (※軍服はどこかに干しています)
【状態】気絶
【装備】モシン・ナガンM1891/30@現実、弾薬35発@現実
【持ち物】なし
【思考】
1:?????
投下終了。
みんなあんまり思い出したくない話だと思うけど、いつまで模倣って置いたらロワが進まないからね……。
投下乙です。
おお、1080wwwいや驚いた。
何が驚いたかって言うと、自分が考えていたプロットとほぼ一緒だった事だw
投下乙ですー。なるほど、1080って手があったかw
カン=ユーはきれいなカン=ユーに戻るのか、それとも……。
あと、今思うとジャンプキャラの技が使えるジャンプってすごいキャラだw
投下乙です。
ではここで、まだ早朝までいってないキャラ一覧。
間違ってても責任はとりませんので、何かあれば指摘お願いします。
・ああああ[B-2 レンタルビデオ店]
・ハクオロ[B-5 ペットショップ事務室]
・かえる[C-4 森の中]
・ジャイアンの母[C-6 森の中]
・ジェレミア・ゴットバルト[C-6 豪邸]
・ユーフェミア・リ・ブリタニア[C-10 砂浜]
・チビすけ、◆6/WWxs9O1s氏[D-3 平原]
・ゼロ、アキ、ネギ・スプリングフィールド[D-5]
・カヨ[D-6]
・ハン、ルガール・バーンシュタイン[D-7]
・リュウタロス(元シン・アスカ)[E-3 下着店近く]
・黄桜可憐、ミンウ[F-4 川の畔]
・キラ・ヤマト、枢木スザク[G-4]
・本郷猛、北条沙都子[G-10 niceboat内部]
・前原圭一、フランツ=フェルディナント[G-10 北西部]
・クレア・スタンフィールド[H-3]
・室賀豹馬[H-5]
・プリンセス・ハオ(元ハオ)[I-10]
・マイキー、剣菱悠理、片桐唯[J-5 ハッテン場]
まあ、ハクオロは寝たまんま第1放送でもいい気はする。
恋、狭霧嘉麻屋、ランキング作成人、黒井ななこ、楠沙枝の組は早朝だけど、
恋が何かやろうとしてたし、狭霧の聖戦の薬の効果は放送前に切れると思われるので
放送前にもう1話必要かな。
>>792 まとめ乙です。
恋組は別に放送後でもいいとは個人的には思うな。
結構早朝が増えてきたんだなあ。
恋たちはどっちでもいいか。
ところで、ふと思ったんだけど、ここのMAPにある都市部って
具体的にどんなところなんだろう?
現代日本だと、新宿とかくらいかな?
…自分で言っといてなんだけど、高層ビルが並んでるとはちょっと考えづらいなw
>>792 まとめ乙です
その中で絶対書かないとまずいのは
ゼロ、アキ、ネギ・スプリングフィールドぐらいか?
後は最悪放送に行っても大丈夫な気がする。
ちなみに某スレ用メモ
投下数134話、生存者(80/152)、生存率52.6%
まだ放送前に死者が増えるかもしれない所が恐ろしいな。
>>794 下着売り場が超高層ビルだからあながち間違いではないかもw
……さすがにそれはないか。
ちょっと田舎の方の中心部って感じのイメージ。 抽象的だけど。
>>792 まとめ乙ですー。放送もなんとなく見えてきたようで。
>>794 個人的には、ドラえもんの町くらいのところってイメージかな。
wiki編集してくれてる人、いつも乙です。
>>796 自分は、MAPの下の方にある町が、ドラえもんの住んでるところくらいだと思ってた。
都市部は、コードギアスのトウキョウ租界くらいのイメージ。
俺魔界都市でイメージしてた
気がついたら483KB
そろそろ新スレ準備が必要?
かも
しかしテンプレが大変だw
テンプレにはなんて書こうか。
とりあえず名簿と……あとは、「空気を読んで自由に書こう」みたいなものでも載せるか。
あ、【拡張版】はもう外してもいいと思う。
名簿はまとめwikiの死亡者情報コピペでいけるとして
他にテンプレって何が必要?
テンプレに必要なもの
・このスレの説明(煽り文)
・したらば、まとめwiki、前スレ(これは
>>803でおk)
・名簿(まとめwikiの死亡者情報コピペでいけると思うんで、間違いないか今のうちにチェック)
あとは基本情報として、
>>153にある時間区分と放送が6時間おきってルールは
テンプレに入れといたほうがいいんじゃないかな?
あと、状態表のテンプレってどっかになかったっけ?
それと、個人的に名簿は「改名後の名前(本名)」じゃなくて「本名(改名後の名前)」にしたいんだけどどう思う?
たとえば「リュウタロス(元シン・アスカ)」じゃなくて「シン・アスカ(現リュウタロス)」にしたい。
支給されてる名簿には本名が載ってるわけだし。
あ、ひとつ聞きたいんですけど。
名簿の順番少しいじってもいいですか。
例:○クララ/○ハイジ→ ○ハイジ/○クララ
○リュウタロス(シン・アスカ)→○シン・アスカ(→リュウタロス)
みたいな感じで。
>>805 いいと思いますー。あと、
・主催陣
○社長/○キングハート
↑名簿の後ろにこんなのを加えてもいいかも。
……煽り文は難しいなー。長々としすぎてても入り辛くなりそうだし、簡素すぎても上手く伝えられないだろうし
今作成中>名簿
たぶん日付が変わった頃に出せると思う。
あ、質問。
表記はそのままでいいですか。やった方がいいならこちらで調べて直しますが。
英語名がカタカナ表記になっている物がいくつかあるんですけど。
>>808 お任せします。
ついでだからコードギアスのタイトルも「反逆のルルーシュ」まで入れといてもらえると…
できあがった名簿だけど、このスレにあげて容量大丈夫だろうか?
まだ煽り文決めてないけど……
ちなみに、
>>804で言った時間区分に関してはまとめwikiにも書いてなかったんで、ついでにルールのページに入れといた。
じゃあできたらWikiの編集練習ページに上げてみるよ
ミスったwwwよく見たら参加者情報の奴を並び替えていたwww
今から死者の奴してきます
したらばにとりあえずできた名簿を投下してきた。
間違っている所あるかもだが。
>>812 まとめ乙です。
えっと、気になった点。
・今って、北斗の拳のハンが「ゼロ」になってたはず。
・ここのナナリーは「ランペルージ」じゃなくて「ヴィ・ブリタニア」の方なんじゃないかと思う。
・作品の順番がところどころ50音順になってない。
作品の並び順に関してはまとめwikiとは同じだから、このままでいいのか、それともwikiも修正したほうがいいのか……
死者に関しては、たぶんあってると思う。
したらばに修正版投下してきました。
とりあえず
「基本:wiki準拠、複数媒体のもので媒体元が明記されているものは表記。
○○○(→■■■)は元の名前(→改名後の名前)という風にしています。
名簿には元の名前が表記されている。
それ以外の()内は備考のようなもの。名簿には書かれていません。」
という具合でやりました。
>>814 乙です。
ただ、一カ所ミス発見。
まだ死んでないパトラッシュが●になってます。
とりあえず
>>1の煽り文の叩き台を仮投下スレに置いて来た。
良ければ改変して使って下さい。
GJ!
これでいいんじゃないかな。
>>816 乙です。問題ないと思う。
名簿は作品並び順はそのままでおk?
あれでいいならスレ立ててくるけど。
あと、スレタイって【拡張版】はもういらないんだっけ?
オールジャンルバトルロワイアル3 ←これでいい?
いいと思う
行っちゃえ行っちゃえ
じゃあ、スレ立ていってくる。
無理かもしれないんで、ここは埋めずにしばらく待ってて。
>>824 スレ立て乙です!
生存者は80で合ってる……はず。
生存者は72人だったと思う
よく数えてみたら80人だった
こっちはなんか雑談でもして500KBまで埋めたほうがいいのかな?
しっかし、こんだけ死んでまだ80人か・・・
>>824 新スレ立て乙です。
すいません。自分が名簿をミスったせいで……
>>830 名簿まとめ乙でした。
悪いのは自分だ。いや、指摘してる人がいたから直す気マンマンだったのに。
ところで、放送をどうするかって、そろそろ決めたほうがいいのかな?
ゼロ、アキ、ネギのところ以外は最悪このままでも放送に行けるんじゃないかって
誰かが言ってた気がするけど。
確か片桐3人組がまだ深夜だったような……できればあと1話欲しいwてか書きたいが時間がないw
いや明日無理すればあるいは……あ、あそこも放送前に書きたいし……
わあああ、俺はどうしたら
つ「諦めなさい」
あと一週間くらい様子みて、動きがないパートはそのままで放送突入、
でもいいんじゃないかな
>>833 それくらいでいいと思う。
さて放送までにあと1話ぐらい書けるかな。
このスレはもう雑談で埋める感じ?
うむ
じゃあ何雑談しようか
正直キャラとSSが多すぎてもう忘れかけてるのもあるなw
これはwikiで読み直すべきか
/ // / -. }`ヽ. ̄`ヽ、
/1,.イ/ { { ノ/ ./ } lヽー- 、
/ i1 l´ ヽ--_'/ / / } \ \
.{ -<-L./ ` ー─‐' __ノ ヽ. \
/f } /! } , -一 ´ ̄ _/.\ ヽ
! _ノ /.// ,. -─ァァ才云 ̄ { \
ゝ -‐ '/ / .ノ.ムィゝ:゚:ソ \j
.{ / /  ̄' -─ ヽ. 装甲騎兵| ̄|___
ヽノ /≧z、 - | ̄|.[l] | __|| ̄ ̄\
.ゝ<{ヽゞ升== .、、 |二_ _二|| | ,.へ  ̄フ /<77
〃 { ヽ.l / ヾ二ニ_ー- 、 /^ ^\L/ /ヘ/ \
X } V `ヽ. \、__ < /|_|\ >|_二、 ∨\ \
/ V ./-─ 、 } }  ̄ ヽ/
{ ∨'7 ̄`>、\ / /
>、/ / / >、\ / /
厶/_ / ) ) // __
〃/_ `ヽ. ///イ-‐.二 ̄-‐ _ -‐
{L/ ̄`ヽ }_ ノ∠彡-‐'''´ _ -‐'"´
/_ Vヽ∠__ィチ , ‐''´
/ ̄ `ヽ./ ヽ/
.{ ___ / /
嵐が吹かねば、太陽が輝かぬとするなら、
大地を走る無謀な風となろう。
戦いの果てにしか安らぎは来ないものなら、
己の血のたぎりに身を任せよう。
それぞれの運命を担い、望まぬゲームの駒達がが昂然と顔を上げる。
次回「反逆」。
放たれた矢は、標的を射るか。
地に落ちるか。
あ、こ
ミスw
あ、こっちは雑談で埋めるのか。なら投下はあっちにしてくればいいんだな。
雑談のお題
「これから出てきたら面白そうな支給品」
……人助けだと思って、いろいろ語ってくれないかな?
出しやすさから言ったら武器ならFFDQロワやドラクエYやFFUなんかは割と多いかな。
でもたぶん探せば大抵の物は出せると思う。
武器なら空中要塞ダモクレスとか宇宙戦艦ヤマトとか
地対空ミサイルテポドンかなw
ちょwそれは流石にやりすぎだw
ネタならいくつか考えてはいるんだが文章力が足りない…
スザクが強敵に追い詰められて死ぬ寸前にギアスが発動して
背中に鬼の顔(範馬勇次郎化)になるとかねw
投票された作品の中に笑ゥせぇるすまんがあるのな……見たことはないんだけどえぐいアイテムがありそうだ。
>>841 人気上昇中(と思われる)バジリスクからは、「七夜盲の秘薬」とか面白そうだな
普通(?)の武器なら、小四郎の鎌や夜叉丸の黒縄も出せそう
>>847 「七夜盲の秘薬」ちょっと調べてきた。
原作未把握だから詳細はわからないが、これは……
武器に関してはゲーム系作品を調べてみようかな。
ところで、ゲーム出典キャラはゲームをプレイする以外に把握の方法ないんだろうか?
ミンウとか誰だよ、って感じなんだけど。
>>848 ニコニコのアカウントを持ってるなら、プレイ動画を見るのもありだと思う。
FF2とか有名作品なら絶対一つや二つあると思うし
ミンウはググッたらそれなりに出てきた。
だけど詳しい設定はゲームしないと無理だが、そこはそれっぽく書いてたらいいと思う。
たぶんそこまで細かく突っ込まれる事はないだろうし。
>>847 小四郎の鎌手裏剣はともかく、夜叉丸の黒縄は支給されてもあんまりありがたくないな。
使いこなせるとはとても思えんし。
ゲーム系把握は邪道だけどみんな動画サイトの世話になってる
ミンウ把握はリメイク版FF2の方がファミコン版よりも楽かもしれない
彼が主人公的存在の裏シナリオもあるし
あとビブリさん把握しようとビブリボン見てたら頭がラリってきた…
とりあえず生き残っている奴で把握が難しそうなのって誰だ?
>>853 他ロワや他スレ出典キャラは全体的に大変そう。特にテラカオス。
まあ、いちばん難しいのは曲がると転ぶ男な気がするが。
バッカーノは、クレアの把握だけなら全部読む必要ないんだよな?
>>853 タイムリーな話だけど片桐唯@打撃天使ルリの把握が出来そうで出来ない
キャラ自体はSS見てる限りかなり面白そうだけどドラマ資料がないんだよなー
画像検索でやっとそれらしい子の写真が見つかったぐらいしか手がかりがない
曲がると転ぶ男は前調べたけど、ファミコンのゲームの1イベントでアイテムを落とす役っぽいね。Wikiにも載ってなくて焦ったw
>>855 あの人ドラマ限定の人だったんだよな。
改めて調べて見て初めて知った。
ハエ叩きの手も……って、これはキャラも何もないか。
>>857 そうそう。原作は漫画だと言うから漁ってみたけど手がかりがなにもなかった>唯
ハエ叩きの手は…やられた時に悲鳴あげてたような記憶があるが思い出せん
ウホーホ ヤホホホ ウホーホ ヤホホホ マリオペインッ オー
打撃天使ルリ、今ヤフってきた。
公式サイトであらすじは把握したけど唯のキャラはわからないな。
まとめwikiの参加者情報がいちばん詳しいw
ハエ叩きの手は……そもそも性格とかあるのか?
そろそろ500KBかな。
500KBならオールロワに栄光あれ!
500KBいったか微妙だな。もしまだ書き込めるなら
オールロワに幸あれ!
500KBなら社長は七並べをする
500KBなら映画化決定
まだ書ける?
1KBって結構あるんだな。
500KBなら、オールジャンルバトルロワイアルに全世界が号泣。
まだ500KBじゃない!?ならこれでw
オール・ハイル・オールロワ!