敢えて下手くそにやってみるスレ

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1名無しさん@お腹いっぱい。
 わざと自分が「これはダメポ」と思うやり方で創作するスレです
 好き勝手酷い物を創って遊んだり、自分の欠点を見つめ直したりしてみましょう
 下手な創作物を馬鹿にするスレではないので、過度に叩かず煽らずマターリ進行でお願いします
2名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/20(土) 21:49:56 ID:mz2IkscZ
敢えてへたくそにしなくても、普通に下手だし……。
3名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/20(土) 22:00:19 ID:S0Yi2Qiy
ブロントスレになると予想
4名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/20(土) 22:12:53 ID:z/1MJMGI
それほどでもない
5名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/20(土) 22:34:07 ID:tr9yjGlV
じゃあ何かお題を。
6名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/20(土) 22:40:06 ID:5RezltTw
>>5
恋空
7名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 00:28:45 ID:9oI16q//
「いとお腹減ったでござ候う♪」
 私は弁当包みを広げ、アーメンと神にお祈りをする。箸を付けるのはそれからだ。
 弁当箱の中はご飯で敷き詰められ、中央にフレンチトーストがちょこんと乗っていた。
「はは……、母上殿はなんとお茶目なことか!!」
 ――あぁ、気付かなかった。今日はこんなにも月が綺麗、だ。
8名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 00:32:44 ID:UxW0xFay
わけわからねぇww
9名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 09:00:50 ID:VGD563bx
自分に可能なかぎり支離滅裂な文章を書いて、逆説的に文章を上手く書けるようになろう、というスレなんですね。わかりません。
10名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 11:57:28 ID:7KBgUlju
>>7
これは良い。
アメーン。
11名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 12:27:30 ID:viqLyolO
 三時間と半年に一度はこちらの惑星系を訪れる。ま、日課のようなものなのかもしれない、そう思わないでもない。
だが、今朝はその前にしなければならないこと――そう、習慣がある
ああ、狭い部屋の片隅からまた音がした。
かねて用意の人形を握り天裂かんばかりに掲げた。
近からんものは目にも見よ!遠からんものは音に聞け!
風はやまず、我もなお飽かず、音のやまざるを!
その音は無限地獄の片隅よりわずかに数杯こぼれおちて人類なき地球を闊歩する。
聞こえぬか、あの音よ!
カサカサ
12名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 13:04:46 ID:2qEtzQ3R
なんかもうただの電波文発表スレになってないか?w
13名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 13:40:55 ID:KxeMkve4
「いまから君達にはころしあいをしてもらぐはっ」
ズガン! 教室に銃声が響いた
「いまどきの中学生が銃くらい携帯してないでなにがおかしいんだぜ!」
説明をしていた教師は死んだ。少年は銃の先端をクラスメイトに向けると発砲しはじめた。
「バトルロワイアルのはじまりおわりィーッ!」
銃はマシンガンだった。こうして二分くらいでこのバトルロワイアルは終わったらしい。


駄目だ6行かかった
14名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 14:33:35 ID:+e3P8B3o
普段通り書けばいいだけですね、わかります
でもって、ここでもスルー喰らったら真の駄文書き認定って事ですね
15名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 14:45:49 ID:9oI16q//
良かったセーフだ
16名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 15:43:31 ID:viqLyolO
アウトーッ!!!
電波文って書くの楽しいよね
その集大成が五行リレーとか言ったら怒られそうだが
17名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 23:52:35 ID:Fb5I/Arl
 ボーン! ボーン! ズガーン!
 爆発音で基地が揺れる。俺は思わずよろめいた。
 俺の名前は鴈拿螺鎖伊東。モノアルケー級軍用戦艦印旛の艦長だ。階級は中佐、好物はプリンだ。
「さーいとーうちゅーさー、敵襲ですっっっっ★」
「アミーナか」
 振り向くとそこには副艦長のアミーナが立っていた。ゴスロリのドレスを着た可愛らしい少女だが、年は・・・・言いたくない^^;
「出撃命令が来ていますよ、行きましょう★」
「ああ」
 俺は背中のマントを翻してデッキへと向かった。
18名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/22(月) 19:28:12 ID:+8g/3f1p
俺はソルを使い手なんだが相手が残念な事にカイを使ってきたので
「お前それで良いのか?」と言うと「何いきなり話かけて来てるわけ?」と言われた。
俺の弟がカイの熟練者なのだがおれはいつも勝つから相手が気の毒になったので聞いただけなんだが
むかついたので「お前ハイスラでボコるわ・・」と言って開始直後に力を溜めて前ハイスラしたら多分リアルでビビったんだろうな、、
ガード固めてたからキャンセルしてカカッっとダッシュしながらハイスラしたらかなり青ざめてた
おれは一気に空中にとんだんだけどカイが硬直してておれの動きを見失ったのか動いてなかったから
コマンド投げでガードを崩した上についげきのグランドヴァイパでさらにダメージは加速した。
わざと距離をとり「俺はこのままタイムアップでもいいんだが?」というとようやく必死な顔してなんか剣のはしっこから氷出してきた。
おれはしゃがみダストで回避、これは一歩間違えるとカウンターで大ダメージを受ける隠し技なので後ろのギャラリーが拍手し出した。
俺は「うるさい、気が散る。一瞬の油断が命取り」というとギャラリーは黙った
カイは必死にやってくるが、時既に時間切れ、下段ガードを固めた俺にスキはなかった
たまに来る下段ガードでは防げない攻撃もキックで撃退、終わる頃にはズタズタにされた金髪の雑魚がいた

「いつでもハイスラでトドメは刺せた、あの時氷だそうとしたときにも実はズタズタに出来た、」とかいった
そしたら「いや今のハメでしょ?俺のシマじゃ今のノーカンだから」とかいったので俺がヒト睨みするとまた俺から視線を外した、
2戦目は俺のハイスラを先読みしてたみたいでいきなりバックステッポで回避された
「ほう、経験が生きたな」と少し誉めるとジュースをおごってくれると言う約束をしたので空中でダストを当てて一気にかけより
ダストと足払いの二択を迫り5回くらい足払いしたら死を感じたのかガードしようとしたので近づいてハイスラ投げをお見舞いしてやった、
絶望でダウンしているところにギロチンのハイスラがダブルで入れた。
「今のがリアルでなくて良かったな、リアルだったらお前はもう死んでるぞ」というと想像して圧倒されたのか動きが鈍くなったので
ガンフレで動きをコントロールしさらに時間までコントロールしていることにも気付かせずにタイムアップさせた。
そしたら「まただよ(笑)」とか負けたくせに言いワケ言ってたから「限られたルールの中で勝利条件を満たしただけ」といったら
顔真っ赤にして3戦目はけっこう攻撃的だったけど挑発に軽々と乗ってくる馬鹿には確実な死が待っていた。
ハイスラの恐怖が完全に摺り込まれている為思うように近づけないでいるようで空中来たらキックでけん制し飛び込んできたら
前ハイスラでいつの間にかガードゲージは光っていたから「グランドヴァイパでトドメさすよ」と言うとカイは必死にガードしたから
狙い通り3段目くらいをロマキャンすると予想通り青ざめてガードしてたから投げで強打したのちハイスラでトドメ。
あとはタイムアップまで粘った。俺の下段ガードは固く、隙を見せなかった。カイも下段ガードできない攻撃してきたけど反撃もここまで。
残念ながら前半の遅れを取り戻す事が出来なかった。

その後ボコボコにして圧勝してやった
変な空間になったので俺はミステリーを残す為勝ちの画面になったと同時に家に帰ったが多分不良界で伝説になってる

>>1
これ立てたの絶対忍者だろ・・汚いなさすが忍者きたない
俺はこれで忍者きらいになったなあもりにもひきょう過ぎるでしょう?
19名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/22(月) 22:44:29 ID:iYGozZog
これ何ぞwww
20名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/23(火) 01:10:23 ID:2cH6BBOc
きた! きた! ナイトきた! これで勝つる!
21名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/23(火) 02:34:43 ID:ngxsube4
だれか>>20のIDについて一言w
22名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/23(火) 03:00:54 ID:Xd7EUUwE
 わたしの話を聞いてください。
 わたし、女子高生やってます。二年生です。
 わたし、駅前のドーナツ屋でいつものようにドーナツ食べてました。
 ドーナツ屋ですしね。ドーナツ食べますよ。
 甘党ですしね。
 父は辛党です。
 それで思ったんですが、ドーナツ美味しいなと。
 で、そのとき、視線を感じたんですよ。
 わたしはいつもそういうときは一人で、コーヒーと一緒にドーナツ食べてるんですが、
誰かコッチを見てるんですよ。
 目の端にちらちらと映ってね、その感じで、ああ、みてるなと。
 で、知り合いか誰かかなと思って見たら、全然知らない男の人。
 その人も椅子に座って、ドーナツ食べてたんです。
 すごい男前でした。
 三船敏郎みたいな感じです。
 七人の侍の。
 ちょい渋めっす。
 で、その人と目があって、その人が立ち上がって、こっちにやってきて、
「今からちょっと遊ばないかな」なんて言うんです。
 わたし、願ったり叶ったりで。
 いままでナンパなんてされたことなかったのに、こんなところでこんなにいい男に声かけられちゃって。
 自分でもルックスに自信ないんで、そのぶんすげー嬉しかったんです。
 で、コーヒー一気に飲んで、「遊びましょう」っつってわたしも立ち上がりました。
 その人、たぶん歳は30くらいだと思います。
 わたし達ふたり、ドーナツ屋出ました。
 その人はどこかいきたいところがあるらしくって、わたしはそれに従ってついていきました。
 ホテルだけは絶対イヤだったけど、それ以外ならどこでもいいやってことで。
 んで、ホテル入りました。
 別に卑猥なことをしたわけじゃありません。なんか体を改造されちゃいました。
 いまは正義の味方やってます。
 怪物倒してます。
 続きはまた今度。
 聞いてくれてありがとう。
23名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/23(火) 20:02:20 ID:3lo3xBZL
>>22
滝本先生ですか?
感動しました。
24名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/24(水) 16:09:12 ID:BqZuk7qU
貴子はすっかり灰になりました。
火葬場から立ち上る煙が、青空に映えていました。
どこまでもゆらゆらと上るその煙があの貴子の成れの果てだと思うと、
私の目からは自然と涙がこぼれてくるのです。ぽろぽろと。

「だがごぉーーーーーーー!」

私は叫びました。

「だがごぉーーーーーーー!」

もう一度叫びました。
そんな私に構わず、貴子の煙は空へと消え行くばかりなのでした。

[完]
25名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/24(水) 16:55:58 ID:oKjEMgcc
>>24
これどこが変なの?
261/2:2008/09/24(水) 21:20:23 ID:eDc7Qyau
ちょっくら思いついた。“せ”で始まる言葉を全て“セックス”に置き換えてみる↓


 寝ぼけまなこで枕元の時計に目をやると、起床すべき時間はとうに過ぎていた。
「おい、マジかよ……」
 どうやら目覚ましをセックスするのを忘れていたらしい。慌てて飛び起き高校のセックスに着替える。
 鏡を見るが寝癖が酷い、ヘアスプレーで適当にセックスする。
 部屋を出るとき、ふと柱の傷が目に入った。幼い頃、誕生日になるたびにこの柱の前で
父親とセックスをしたことを思い出し、感傷に浸る。
 親父はもう、いないんだ……

 一階に降りると、台所には食事の支度をする母親が。
「どうしたのよ、夏休みなのに早いわね」
「今日は夏期講習なんだよ。遅れそうだから朝飯はいらねーわ」
 セックスを向けたままの母に、ぶっきらぼうに答える。
 居間にあるテレビの画面には、国会の様子が映し出されている。汚職事件のセックス追
求を免れようと、セックス家たちは弁明に追われている。
「こいつら、ホント汚いよな。親父一人にセックスを押しつけてさ……」
「お父さんは真面目な人だったからねえ……セックス家としては、ちょっと真面目すぎた
のかな……」
272/2:2008/09/24(水) 21:22:18 ID:eDc7Qyau
 悲しそうに答える母。わずか二ヶ月前のことだというのに、遠い昔を思い出しているような表情だ。いたたまれなくなり、俺は家を出た。

 自転車を飛ばし、急いで学校に向かう。セックス門にはセックス指導の体育教師が金剛
力士像のように立ちはだかっていた。
 チャイムが鳴り終わるか終わらないかのところで、門をくぐる。
「ギ……ギリギリセックス?」
「いや、アウトだな」
 金剛力士像に小突かれた。
「い、いやー、ちょっと目覚ましをセックスするのを忘れちゃってですね……はは」
 しどろもどろになりながら、遅れた理由をセックスする。
「……わかった、早く行きなさい」
 鬼教師の異名を持つ彼だが、拍子抜けするくらいあっけなく見逃してくれた。
 ここのところはずっとこんな感じだ。親父を亡くした俺を気遣い、教師もセックスもみ
んな、俺を腫れ物でも触るかのように扱う。そんなに深刻そうに見えるのかな? いや、
まあ実際深刻な問題な訳だが。
28名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/24(水) 21:24:26 ID:eDc7Qyau
ムラムラしてやった、反省はしてない。
29名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/24(水) 23:34:40 ID:oYeQBKzn
(セックス!)
感じてみろ
30名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/25(木) 01:12:03 ID:7reg7HRA
俺は家を出てしばらく歩き、T字路に差し掛かったわけだが、そこは狭い路地であり、視界がきかず、
まあ一応街頭ミラーが設置されているおかげでなんとか横からやってくる車を確認することができるわけだが、
いまは不幸にもつい先日車が突っ込んだおかげでミラーの柱がすっかりひしゃげ、役に立たなくなっており、
とは言っても自分の耳で車が来るかどうか確認すればいいのだが、しかしここが閑静な住宅街ならばまだしも、
いまや決してそうではなく、いや少し前までは実に静かだったのだが、最近では近所の老人がなにやら浪曲のテープを
常に大音量で流しており、車の音がどうこうというレベルではなく、路上で会話することもままならないほどであり、
とは言え警察でも呼べば解決するのが普通なのだが、老人の狡猾さたるや尋常ではなく、最初はハイハイと
警察官の言うことをよくきいているような様子を見せるものの、ひとたび彼らが去ると再び浪曲を流し始め、
その音量たるや警察官たちが来る以前よりもはるかに増しているようで、とにかく老人はまったく反省の色なく、
行動を改める様子もなく、悪びれる様子も一切ないので、これは困ったということで、近隣住民一同で
出るべきところに出てしかるべき手段をとるしかないのではないかという話し合いはたびたび持ち上がるも、
毎度毎度「あのような老い先短い老人の数少ない楽しみを奪うのはいかがなものか」という意見が出、
それもそうかとしぶしぶ賛同する者もちらほらあり、とは言っても大多数はそんなことに構っていられないという
様子ではあるものの、なんだかんだで問題は保留のまま今に至っているのであり、そういうわけでまさに今この瞬間、
浪曲が俺の耳をつんざかんばかりに流れているため、車が来ないかどうかまったくわからず、見通しもきかないこの路地に
俺は突っ立っているのみで、いやこんなことを考えている間にもさっさと足をすすめればいいのではないかと思うのだが、
壁際ぎりぎりを歩いたところでこのT字路において車にはねられる者はあとを絶たず、というのもこのT字路は
見通しがきかない上に浪曲でうるさいということに加えて幽霊が出るともっぱらの噂で、その幽霊が車にとりついて
事故を起こさせるという説が頻繁に話題にのぼり、俺は決して迷信ぶかいたちではなく科学的思考ができる人間であると
自負してはいるのだがそうは言っても幼い頃から刷り込まれた幽霊への恐怖というものはいくら科学的思考をもってしても
完全に払拭できるものではなく、確かにそういう不思議なこともあるのかもしれないなどとぼんやり考えてしまうことしきりであり、
そう思うといまは白昼であるとは言えなんとなく背筋に寒気が走り、むしろ白昼であるからこそ幽霊がでるのではないかなどと
考えてしまい、尚のこと足が動かず、その間にも車が2、3台目の間を通り過ぎ、ああ今俺が足を踏み出していたら
はねられていたのかもしれないよかったよかったなどと胸をなでおろすのだが、しかしこうしているばかりではどこにもいけないのは
明らかであり、自分を叱咤するのだが、考えてみれば俺は右に曲がるか左に曲がるかもまだ決めていないため、
足を踏み出すことなどまだまだできないのであり、それでは一体どこへ行きたいのかと自分に聞いてはみるものの、
特に目的もないわけで、いよいよ突っ立っているばかりであるのだが、そうしていて日が暮れるのを待ったとしても
何かいいことがおこるわけでもなく、しかしここで引き返して家に戻るのもどうにも癪であるため、とにかく右か左か、
どちらかへ行きたいのだが、もしかしたらどちらかへ曲がったとたんに幽霊に出くわすのではないかと考えると恐ろしくて仕方がなく、
幽霊に会うとしたらどのような幽霊であろうなどと想像をたくましくしていると、かの老人がますます浪曲の音量を大きくしたらしく、
俺の考えはますますまとまらない。
31弧高の鬼才 ◆W7.CkkM01U :2008/09/25(木) 01:17:20 ID:zMoC7zi/
わたしは歌手になりたいの

ぼくもなりたいですカシューナッツ

あはん、あたいなりたいわ、画集ナッツに

なんですかそれはつまらないですよ

画集とかカシューナッツとかだじゃれってつまらないです

は? つまんねえやつだな いままで爆笑させたことあんのかよ?

爆笑!

まあまあみなさん落ち着いて


だれとだれが会話してるのかわからないよ

カシューナッツ!

ははは、つまんない

カシューナッツ!

マッシュポテイトウ!
32弧高の鬼才:2008/09/25(木) 01:31:11 ID:zMoC7zi/
今日誕生日のカトリーヌがやってくるので皆であれで出迎える準備してる

なんだっけあのパシュンって音がして なんかまわりがけむくなる、そうそうクラッカーね。
屁のクラッカーってことでケツ穴に詰めて玄関前に待機

クラッカーだからねなんせ

クラッカーってそうそう使わないよね
でもカトリーヌの大事な日だから使うことに意味はあるよね
しかも、ぼくたち家族の肛門から噴出されるんだよ

クラッカーいいよね
カトリーヌはよろこぶと思うよ

だってふつう肛門にささないでしょ

生け花じゃないんだからね
33 [―{}@{}@{}-] 名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/25(木) 18:35:39 ID:JFCnsW6O
>>30
すげー
読みにくさを追求してみたとかそんな感じだろうか
普通に書いたらめっちゃうまそうな気配がする

>>31-32
これは電波文目指してみたとかそんな感じ?
34名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/25(木) 22:59:16 ID:KTs/kVFH
俺に死刑判決が下されてから半年。
今日は遂に執行の日だ。

ちなみに裁判員制度が始まってから最初に下された死刑判決、らしい。
うん。そんな事は関係無いんだ。
大きなオッサンに連れられて独房から出て行く途中、
「そういえば俺、死刑って初めてなんすよね〜」
ってボケをかましてみたがスルーされた。
コツ、コツ、コツ……
ああ……この一歩一歩が人生終了へのカウントダウンなのか。
うん。あんまり上手くないな。

あー。
しくじったなー。
なんで死刑かなー。
無期懲役で良かったんちゃうかなー。
弁護士の人とかも頑張ったんだけどなー。
情状酌量で半殺しってことにしてくれんかなー。
でも一思いにやっちゃってくれたほうがええんかなー。

この部屋か。やっぱ入らないとあかんよなー。
あれ?
首を吊る縄があるって聞いてたのに、無い。
もりかしてドッキリ?カメラどこ?え、違う?下見ろ?
なんだこの白くて四角い……

豆腐だ。

俺が刑務所に入ってる間に絞首刑は廃止され、
"豆腐の角に頭をぶつける"刑に変わったらしい。
俺は促されるまま豆腐を右手に持った。

ゴスッ

享年二十七歳。俺は短い生涯を終えた。
35名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/26(金) 03:13:30 ID:qJpg/Mp+
脳トレって知ってますか。
脳は使わないとカチカチに固まってしまうんです。
だからトレーニングしないといけないんです。
僕は毎日やってます。
最初の判定は56才だったのに、今は7才です。
相当頭がやわらかくなったみたいです。
試しに豆腐にぶつけてみます。

ゴスッ

享年二十七歳。僕は短い生涯を終えた。
36名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/27(土) 08:25:25 ID:3DaZn7Vs
 俺は地の文だ。
 地の文に個性が際立っている作品はとても好きだが、人格与えちゃったりするともうダ
メだと感じる。そんな21の初秋だ。
 (^-^)とか♪とかが地の文に使われているのを見ると虫酸が走る。蟻酸100%の濃縮一辺倒
の原液の酸っぱさだな。
 そんなストイックな地の文である俺がお送りする本日のナンバーは、血煙と硝煙と煤煙
のマーブル模様が渦巻く路地裏から始まる。
「…」
 わざわざ括弧で閉じて三点リーダのみ。しかも三点リーダを一つっきりだ。普通は二つ
並べるんだよこの早漏野郎。こういうのを見ると“返事がない只の屍の様だ”とでも言い
たくなるね。
 だから俺はこの屍について一切の描写を辞めた。代わりに……そうだな、この屍のそば
に無造作に放置されたデザートイーグル.50を擬人化してみよう。
 ──俺の出番かい?
 ハッハァ。こいつぁ駄目だな。地の文にフレンドリーに振る舞うようなカマ野郎じゃど
んなにデカい口径でも痺れないっつーの。俺の尻は糞するためにあんだよこの猿が。
 じゃあ銃を捨てていった去勢手術済みの鉄砲玉を追跡してみるか?まま、駄目元って奴
だな。
 今、小太刀片手に粗い息のままハラワタ零してる奴が.50の持ち主だ。
 ルチアーノファミリーに潰された仁侠集団の末端だったんだが……何を勘違いしたのか、
組にある一番デカい銃でルチアーノの幹部を襲撃しやがった。
 挙句に割腹自殺だ。古い人間の考えはわかんねーな。
 ちなみにこいつはこの後15分して絶命し、ルチアーノの小間使達に丁寧にミキサーに掛
けられてミンチにして喰われた。youtubeでお料理の動画が見られるぜ?ハーブを沢山使う
のがコツだってよ。
37名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/27(土) 21:17:08 ID:E0X7NjiB
>>36
むしろ上手いと思うw
地の文に人格与えるとかw 偉そうだしww
オチがわからなかった。なんか元ネタでもあんのかな
38名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/28(日) 10:52:20 ID:fsZhxtGl
地の文の一人称とか新しいな
39名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/28(日) 15:27:14 ID:F9ir+w8K
オチとか考えず書き始めるあたりも下手くそな部分ですよ。
雰囲気の元ネタはスナッチ。
40名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/04(土) 04:35:32 ID:12s1gVqD
次は三人称の一人称でお願いします。
41名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/18(土) 19:59:55 ID:ri1cnmJC
age
4210/26に名無し・1001投票@詳細は自治スレ:2008/10/23(木) 23:37:41 ID:5Gz/rn6q
ここしばらく投下見てないな
43名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/27(月) 20:56:58 ID:+PdicthL
本当は続きを作る気なんてなかったんだ……


少女が転校して来てから4日目、説教してやろうと思っていた好夫は、学校に来なかった。
勿論、少女も。好夫は理由も無く学校を休むような奴じゃない。
休み時間になる度に好夫の携帯に掛けたが出やしない。超心配。

5日目。また好夫は休みだ。原因は間違いなく転校生の少女だろう。
担任は無言で出席簿にチェックした。おいおい、普段は真面目な好夫が2日続けて欠席なんだぞ?
可笑しいと思わないのか?こんなに冷たい奴だとは思わなかった。
クラス内でも嫌な噂を立てる奴が出始めた。腹立たしい。俺が何とかしなくては。
そう思った俺は、学校の帰りに好夫の家に寄ることにした。これで家にもいなかったら一大事だ。
何て事だ。一大事だった。

6日目。どうしよう。また通学路に少女が倒れている(2人目)。関わりたくない。
でも……もし前の少女の知り合いだったら?好夫の行方を知っているかも知れない。俺は迷った。
よし、スルーしよう。普通に考えて、知り合いのはずがない。俺は早足で立ち去った。
そして、何時もの学校。好夫は居ない。心配だが、俺に出来る事は、もう何もない。
ああもう!何で転校して来るんだよ!少女(2人目)!
44本日23:59まで予備投票@名無し・1001スレ:2008/10/27(月) 22:16:40 ID:PR2kKsN4
ふははは! 俺歓喜!
早速二人目でてるしw盛り上がってまいりましたよ?
初出スレでも懸念されてた中盤〜結末にかけてを、どう落とすかが非常に楽しみだ
45名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/27(月) 22:25:09 ID:0+Ksy+u6
>>43
俺の果たせなかった夢を果たしてくれっ!!
ここからどう盛り上げていくのか本当に楽しみなんだぜ

敢え下手スレは若干スレ違いのような気もする
行き場所無いスレの方がよくないか?

もちろんこれは>>43の判断することだがな
46名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/28(火) 19:20:22 ID:7CNtiA8v
スレ違いではないんだ。上手く書けと言われても、これ以上になる保証はないけど……


7日目の登校日。昨日倒れていた少女に声を掛けておけば……と、もやもやした気分を抱えての登校。
好夫は今どうしているのかと思っていたら、普通に登校して来た。あの少女(1人目)と一緒に。
休日を合わせて5日振りに好夫の顔を見て、俺はホッとしていた。
俺から好夫への第一声は「好夫、今まで家にも帰らず何してた!」
後から思ったが、これは無いだろ……クラスメートの前で、いらん恥を掻いた。
その所為で色々聞き出す心算が有耶無耶だよ。俺の阿呆。

8日目。改めて好夫を問い詰める。好夫の言い訳は「急に部活の用事が出来たので……」
好夫はフェンシング部に所属している。マイナー部活だから、皆が普通に登校している時に、
大会とかで一人だけ居なくなる事はあったが……その言い訳は苦しいだろ。
転校生の少女(1人目)は?と聞くと、彼女もフェンシング部に入ったらしい。益々怪しい。
嘘だと思うなら、担任に確認してみろと言われたので、確認したら、その通りだった。
好夫は相変わらず嘘が下手だな。

9日目。転校生の少女2人は、やはりと言うか何と言うか、互いに顔見知りのようだ。
時々、2人だけで話をしている。俺には聞き耳を立てる趣味なんて無いから、どんな話か知らないが。
その日の放課後、好夫が転校生の少女(2人目)に呼び出された。好夫が心配になった俺は、
野次馬のクラスメートと共に、好夫の後を追った。疚しい心は微塵も無い。本当だ。
しかし、これからという所で、好夫と少女(2人目)の間に、転校生の少女(1人目)が割って入った。
これが修羅場か……好夫、お前は雲の上の人になってしまった。
4710/26に名無し・1001投票@詳細は自治スレ:2008/10/28(火) 19:23:38 ID:l+J6HoIx
出所把握
頑張れ
48名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/28(火) 21:07:41 ID:7CNtiA8v
10日目。今日は珍しく、転校生の少女(1人目)一人で登校して来た。
「好夫は一緒じゃないのか?」と聞くと、驚いた顔をしていた。これは嫌な予感。
1時間目の授業が始まる時間になっても、好夫は来ない。
転校生の少女(1人目)が、痺れを切らしたように教室を飛び出したので、俺も後を追った。
「ついて来ないで!」と叫ぶ少女(1人目)を無視していると……あの女、後ろ回し蹴りを放ちやがった。
そこから記憶がない。目を覚ましたのは、保健室のベッドの上だった。腹が痛い。その上、日が暮れている。
クラスメートに聞いた話では、好夫と少女(2人目)は3時間目には戻って来たらしい。俺は放置か。

今日は土曜日。当然、学校は休み。好夫の家にアポ無し突撃して、一緒に遊びに出ようと思っていたら、
ジャストタイミングで好夫と転校生の少女(1人目)が一緒に出掛けるのを目撃。俺は迷わず尾行を開始した。
俺の隠密行動は完璧だったが、途中で転校生の少女(2人目)に見つかってしまった。
言い訳を考えていると、直ぐ帰れと言われたので、「こんな所で何をしていたんだ?」と話を逸らすと、
少女(2人目)は一目で判るほど動揺した。こいつも2人を尾行していたのか?
形勢逆転し、質問攻めしていると、追い詰められた少女(2人目)は「2人目2人目言うな!」と切れ出した。
フルネームは、フラン何とか……ター何とか……リナ何とか……メル何とか……らしい。なげーよ。
フタリメで良いじゃん。ってか、全校集会での自己紹介の時と名前が違わなくね?
とか何とか言い合ってる間に、好夫と転校生の少女(1人目)を見失ってしまった。
それに気付いたフタリメは怒って帰ってしまったし、俺も帰って寝よう。
49名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/29(水) 07:07:40 ID:XWFvTa90
7行目修正。勢いで書き込むんじゃなかったorz

>クラスメートに聞いた話では、好夫と少女(1人目)は3時間目には戻って来たらしい。俺は放置か。
50名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/29(水) 19:30:12 ID:XWFvTa90
謎の少女が転校して来てから、11日目の登校日。また道端に人が倒れている。今度は大人の女性だ。
月曜日の朝に倒れている人を見るのは3回目。俺は呪われているのか?
当然、今回もスルー。どう見ても学生って年じゃないから、転校して来る事は無いだろう。
そう思って安心していたのに、新任教師かよ!まさか転校生の知り合いじゃないだろうな。

12日目。毎日のように揃って登校して来る好夫と転校生の少女を見て、俺は疑問に思った。
転校生は何処に住んでいるんだ?好夫に聞いたら、転校生の少女は好夫の家に泊まっていると言う!
ホームステイだと!?おお好夫、お前は何処まで行くのだ!

13日目。転校生の少女に呼び出しを食らう。土曜日の尾行がバレたのか?フタリメが騒いだからな。
しかし、昨日一昨日と特に変わった様子はなかったんだが。変に考え過ぎて、今日は授業に集中出来なかった。
そして放課後、一人で屋上に来た俺に、転校生の少女は「私達に関わらないで」と言った。
尾行したのは悪かったと思うが、キツイな。しかも私達って……だが俺は退かなかった。
好夫は名前通りの超お人好しだ。流され易い性格だから、道を誤りそうな時は止めてやらないといけない。
転校生、お前は信用ならない。俺は包み隠さず言った。やってしまった。
51名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/29(水) 23:33:42 ID:edcHPSC1
空――
空に丸――
山吹色の――
あれは――
月――

腕を伸ばす――届かない
跳ねてみる――届かない

何故だ――何故届かぬ――

悪しきはこの腕か――
それともこの脚か――
それとも目か耳か――

腕を脚を白く――毛など生えていれば尚良い――
目は赤く――耳は長く――

これで良いか――?
これで届くか――?

疾く疾く届け
でないと妾は死ぬるぞよ
鬼に喰はれて死ぬるぞよ
5210/26に名無し・1001投票@詳細は自治スレ:2008/10/29(水) 23:49:12 ID:YZy9bHXR
大概の投下物に当てはまるけど、文章下手くそじゃないだろ
むしろ内容が基地外、電波だろと
53名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ:2008/10/31(金) 20:02:09 ID:w4xG1n0x
14日目。転校生とは付き合わないほうが良い。俺は好夫に忠告した。大きなお世話だってのは承知の上だ。
好夫は「僕の事は放っといてくれ」と言い、何かと転校生を庇った。もう好夫との友情は終わりだ。
昨日の時点で予感はしていた。そんなに意外な事じゃない。友人も好夫だけって訳じゃない。
でも……幼稚園からの付き合いの親友を、こんな形で失うのは寂しい。

15日目。好夫と転校生は揃って学校を休んだが、今の俺には関係ない事だ。気分が腐っている。
そんな時、フタリメが俺に声を掛けて来た。「親友が今、何をしているか気になる?」と。
ムカつく言い方だ。俺と好夫は親友でも何でもない。虫の居所が悪かったので、俺はフタリメを無視した。

今日は日曜日。外は雨。暇していると、担任が家にやって来た。何の用かと思えば、
好夫と転校生が何だかんだと……教師が友人関係に口を出すのは、小学校までにしてくれ。鬱陶しい。
心底うんざりしていると、担任は信じられない話を始めた。転校生は人間じゃない?
好夫は俺を巻き込むまいとしている?理解出来ずに固まっている俺に、担任は言った。
ここから先を決めるのは、俺自身だと。

序盤終
54名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ:2008/10/31(金) 20:20:03 ID:9r9mLLZb
序盤終了乙です
順調に巻き込まれてるなwでもそれに逆らう姿勢にも期待
55名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ:2008/11/01(土) 20:32:59 ID:41pluzLe
ありがとう。期待に副えるよう頑張る


転校生が来てから、今日で16日目の登校日。そして、4週目の月曜。昨日からの雨は止んでいない。
今日も俺の行く手を遮る者が現れた。これまでと違うのは、倒れてはいない、という事だ。
そいつは……新任教師だった。雨の日に傘も差さず。今日は俺が学校を休む番だ。

多分17日目。俺は何処かの廃屋にいる。朝日が眩しい。新任教師に連れ去られたのだ……と、思う。
昨日の朝から記憶が無い。空腹のはずだが、それ以上に腹が痛い。何故、どいつもこいつも肉体派なんだ?
暫くして、新任教師が姿を現したので、俺を連れ去った理由を訊いたら、助けが来ると思っていたとか何とか。
でも、思惑が外れたので、帰してくれると言う。グダグダじゃねーか。俺の一日を返せ。
その後、学校に行ったが、空腹と腹痛で何かするどころじゃなかった。明日から腹筋を鍛えよう。

18日目。好夫の態度が余所余所しい。明らかに俺を避けている。話を聞くなら、担任か。
これ以上、訳の解らない騒動に巻き込まれたくないからな。未だ腹痛いし……と言う訳で、担任の所へ。
えー、担任の話では、好夫は凄い力を持っていて、転校生は天界の使者で、好夫を守りに来たとか。
フタリメと新任教師は魔界の使者で、好夫の力を奪いに来たとか。担任は好夫の力を悪用されない為に、
地上に留まった守り手とか……ファンタジー?担任、嘘吐いてね?俺、そんなんに憧れる歳じゃないし。
第一、天界とか魔界とかにしては、武闘派過ぎだろ。もっと魔法とかオカルトパワー使わって貰わんと、
「信じられんが、この目で見たんだ」とか言って納得出来ねーよ。未だ謎の地下組織とかの方が信憑性がある。
どっちも御免だがな!!
56名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ:2008/11/02(日) 14:21:40 ID:TQXp2s/p
何だろう? いつになくwktkしてる俺がいる
続き物の感想は、途中で下手に書くと作者さんの首絞めそうで中々うまく書けないけど…
これからの展開も楽しみにしてます
57名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ:2008/11/02(日) 20:38:45 ID:9WE01AMm
ありがとう。ありがとう。これが最終回を迎えたら、俺……いや、何でもない。


19日目。相変わらず好夫は俺を避けるが、もう気にしない。巻き込まないようにしてくれてるんだ。
俺は普通の生活を送る……と思ってたら、フタリメが来て「昨日、先生と何話してたの?」とか聞いて来た。
「関係ないじゃん」で済ませようとしたが、「この前も先生が家に来たでしょ?」と詰め寄られた。
真顔で「私達の事、何処まで知ってるの?」って……俺は一生で、ここまで危機を感じた事は無かった。
大丈夫だ。確信には至ってない。未だ逃げられる。俺は逆切れ気味に開き直った。ああ全部知ってるよ!!
転校生と好夫を取り合ってるんだろ?女子に言い寄られるとか、好夫は幸せ者だな!と言ってやったら、
フタリメは面食らっていた。俺は畳み掛けた。「転校生は好夫と一緒に学校休むから不安なんだ。
出来ればアンタみたいなのと付き合って、真面目に戻ってくれれば良いんだが」……良し!言い切った!
フタリメは溜め息を吐いて「私達に関わるな。先生にも会うな」と俺を脅して去って行った。これで良いんだ。

20日目。5時間目の数学の時間、転校生は天使の、フタリメは悪魔の正体を現して闘っていた。
激しい力の衝突に校舎は吹き飛び、皆が逃げ惑う中、俺は好夫を探した。好夫は……何処にも居なかった。
俺はフタリメを憎んだ。関わるなとか言っといて、手前が全部壊してんじゃねーか!
クラスメートが次々と死んでいく中、俺も崩れる校舎の下敷きになって死んだ。
……という夢を見た。満腹後の数学の時間は起きている方が難しい。

土曜日。担任から電話があった。どうして電話なんだ?俺がフタリメに何を言われたか知ってるのか?
直ぐにでも切りたかったが、学校の成績を盾に脅された。卑怯な!半強制的に聞かされた担任の話は、
面白くも何とも無かった。好夫の力は、生まれつき備わっていた物じゃないらしい。
天界と魔界の争いの元になるからと、この世界に封印された力だとか……それがどうした!
俺は電話を切った。俺に何をしろってんだ。
58名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ:2008/11/03(月) 12:59:15 ID:nSLr5g/F
コンビニへGO
開店、入店、おれ充電
バナナを一本、エロ本一冊、細木数子は大殺界
ねころび、まどろみ、ボタンをピッ
ほとばしるはあの人へ、思いよ届けフォーリンラブ
空しき虚空はカプピスのしぶき、ふきでるまきちるホワイトフラッシャー

こうですか、わかりません
59名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ:2008/11/03(月) 19:27:01 ID:bfiI+4uF
21日目。毎週の事だが月曜日は憂鬱。今日はフタリメが立ち塞がっていた。
黙って横を通り抜けようとしたら、首根っこを凄い力で掴まれた。お前も肉体派かよ。
もう関わる気は無いから放せ!と言ったが、フタリメには通用しなかった。
「先週、新任教師に捕まったでしょう?」って……ああ、フタリメと新任教師は仲間だった。
何も知らんじゃ通用せんわな。明日の放課後、話があると言われた。俺の人生終わった。

22日目。学校行きたくない病。行っても良いけど、フタリメに会いたくない。フタリメ学校休め。
でも行かないと、家にまで乗り込んで来るかも……それは駄目だ。家族に迷惑は掛けられない。
好夫も、こんな気持ちだったのかな……はあ、鬱になって来た。
そして、あっという間に放課後。フタリメは俺に、協力しろと言って来た。拒否権は無かった。

23日目。学校生活は何時も通りだったが、放課後、フタリメと新任教師に奇妙なミーティングに参加させられる。
議題は俺の利用方法について。考えてなかったんかい!お前等、本当にグダグダだな。
結局、何も決まらず解散。一つだけ判った事がある。フタリメと新任教師は折り合いが悪い。
このままダラダラと何事も無く過ぎてくれ。
60名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ:2008/11/04(火) 19:17:33 ID:EsFUPjbL
24日目。そろそろ転校生が来てから一ヶ月が経つ。色々あり過ぎて長く感じたが、未だ一ヶ月。
早く普通の生活に戻りたい。放課後、今日もミーティングに参加。
相変わらずフタリメと新任教師の言い争いで、全く進展がない。俺にとっては望ましい展開だ。
安心していたらフタリメに、笑ってないで何か考えろと言われ、適当に「スパイとか?」と言ったら採用された。
新任教師も「その発想は無かった」とか……お前等いい加減だな。遊んでんのか?

25日目。好夫と転校生は学校を休んだ。スパイ活動は初日から休み。元々やる気無いし。
放課後、ミーティングに新任教師は来なかった。フタリメに理由を尋ねたところ、転校生と戦っていると言う。
フタリメの仕事は監視で、戦闘は苦手だから同行しないらしい。何を監視しているんだ?
2人で何する訳でも無く、今日は解散。明日は学校も休みだし、こいつ等とも関わらずに伸び伸び過ごせる。
……と思ったら、スパイ活動を続けるよう言い渡された。面倒臭い。誰だよスパイとか言い出した奴。

今日は日曜日。振りだけでもスパイ活動しておかないと、色々ヤバイことになりそうなので、好夫の家へ。
久し振りなので緊張する。前は毎週のように遊びに行ってたからな。ところが出て来たのは転校生。
あー……ホームステイしてたんだっけか?忘れてた。そんなに睨むなよ。
転校生と睨めっこしていると、好夫が家の中に入れてくれた。転校生は用があるとか言って外へ。
何の用かは知らんが好都合。俺は久し振りに好夫と話をした。転校生の事、天界と魔界の争いの事……
何だよ、担任から聞いた事と変わらないじゃん。お前の事なんだから、もっと知っとけよ。
本当に流され易い奴だな。「うん」って、うんじゃねーよ。そう言って、お互いに笑い合った。
それからスパイとか関係なしで雑談。楽しい時間だった。色々悪かったな好夫、お前はやっぱり親友だ。
日が暮れ始め、帰ろうとした俺に、好夫は言った。「僕は天界に行く」と。おい、どういう事だよ!
61名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ:2008/11/05(水) 20:18:17 ID:knBUztMD
26日目。判っている。今日、俺の前に現れるのは転校生だ。二度と好夫の前に姿を現すな。
そう言われるだろう。ああ、全て予想通りだ。こいつ等に隠し事は出来ない。
転校生は俺を詰った。好夫は自分を犠牲にして、世界を守ろうとしている。
それに比べて俺は……命惜しさに、あいつ等の言いなりになった。軽蔑されて当然だろう。
だが、そう簡単には引き下がらない。俺は知らなくてはならない。これからの俺を決める為に。
こいつ等が何をしようとしているのか。今日はミーティングには行かない。

27日目。昼休みの時間、フタリメに拉致された。校舎裏で「何故ミーティングに来なかった?」と凄まれたが、
好夫が天界に行く話を教え、もっと情報を聞き出す為に、今は距離を置いた方が良いと提案した。
フタリメは「良い考えだ」と言った後、「裏切っても直ぐに判る」と俺を脅したが、そんなの知っている。
逆らう気は無いさ。後になって思い直すかも知れんがな。

28日目。久し振りに学校で好夫と話をした。転校生が邪魔をしたが、好夫も俺も無視した。
正直、好夫が応じてくれたのは意外だったが、もう心は決まっているんだろう。
適当に雑談した後、何時行くんだ?と思い切って聞いた。好夫は一寸迷ったが「今月、最後の日」と答えた。
未練は無いのかと思ったが、未練があるから行くんだとさ。
……俺は好夫の真意を量りかねている。信頼してくれているのか、それとも止めて欲しいのか。
62名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ:2008/11/06(木) 19:06:00 ID:pIWuVZzi
29日目。好夫とは、もう完全に元通りの関係になった。俺も天界だの魔界だの、そういう話はしない。
しかし、好夫と話せば話す程、俺は迷ってしまう。好夫の意志を尊重すべか、何としても止めるべきか。
何も決められないまま、ズルズルと別れの日を迎えてしまうのが何より怖い。俺は焦っている。

30日目。一日が無駄に過ぎて行く。焦りは募るばかりだ。転校生ともフタリメとも話せる雰囲気ではない。
新任教師は論外だ。最後に頼れるのは……担任しかいない。思えば、俺を騒動に引き込んだのも担任だった。
何か思惑があってのことだろう。俺は担任に、何をすれば良いのか相談することにした。
「天界と魔界の争いから世界を守るには、当事者の好夫が去るのが一番だ」と担任は言った。
今は転校生とフタリメ、新任教師の3人だけだが、好夫の力を巡る争いが長引けば、必ず増援が送られる。
激しくなる戦いに、世界は無事では済まないだろう。好夫の判断は間違っていない。
担任の淡々とした口調に、俺は絶望した。俺に何か出来る事は?と聞いても、「何もない」と突き放された。
アンタは天界と魔界との間で争いが起こらないようにする守り手じゃなかったのかよ!
何で俺を引き込むような真似をしたんだ!と怒鳴ったら、好夫に決断させる為だと言われた。そんな!!

日曜日、俺は塞ぎ込んでいた。もう何も出来ない。好夫が天界に行くまで、後3週間。
俺は無力を呪いながら過ごすんだ。そう思っていたら、転校生が家に来た。何の用だよ。帰れよ。
お前と話をするような気分じゃないんだよ。あからさまに不機嫌な態度で応じると、転校生は急に謝り出した。
今頃謝られてもな。もう責める気にもなれず、さっさと帰した。二度と来るな。
争いは天界と魔界だけでやってろよ。そんで両方とも滅んでしまえ。
投げ遣りな気持ちで不貞寝したが、頭の中で色んな気持ちが綯い交ぜになって眠る事も出来ない。
先週の初め頃の気持ちを思い出す。未だ諦め切れないのか?駄目だ。俺一人の問題じゃ済まない。
……心を決めろ。好夫が決めたように。好夫、済まん。

中盤終
63名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ:2008/11/07(金) 19:21:46 ID:ZGyRiumU
31日目。今月学校に行くのは、今週で最後だ。来週からは長期休業に入る。夏休みだ。
毎回、月曜は俺の行く手を阻む者が現れるが、多分、今日が最後だ。最後の人物は……担任だった。
担任の話では、この場所は出口らしい。天界や魔界から、こっちの世界に来ると、ここに落ちるんだそうな。
空間を越えるのは大変らしく、着いた途端に気絶してしまうとか。担任も、そうだったらしい。
そんな事を話して、どうする気だ?と尋ねると、担任は「話をさせてくれ」と言った。俺は迷ったが、肯いた。
長い話を纏めると、担任は天界から守り手として来たが、こっちで暮らす内に、この世界が好きになったらしい。
天界に戻る気も無く、この世界を争いに巻き込みたくない……と、担任は言った。そして最後に「済まない」と。
人を良いように使っておいて、今頃謝るなよ。学校サボってまで、聞くような話じゃなかったな。
でも、担任の気持ちも解らんではない。俺は担任を許した。済んだ事は良いさ。

32日目。フタリメに絡まれる。しかし、俺は何をされても協力しない。そう決めた。
何度も脅されたが、決して屈しなかった。どうにでもするが良い!と開き直ると、フタリメは簡単に下がった。
「それだけ強気に出るという事は、例の日が近いのね?」とか言って……思ったより鋭いんだな。
知られたところで、今の俺には何も出来ない。慌てて否定すると、却って怪しまれる。
俺は「知らん」とだけ言って、その場を去った。

33日目。気分は晴々としている。もうフタリメに絡まれる事は無いし、好夫や転校生とも普通に話せる。
傍から見ても判るのか、好夫に「何か良い事でもあった?」とまで言われた。
良い事なんて無いけどな。あれこれ考える事を止めたんだ。そう言ったら、好夫は表情を曇らせた。
俺は出来るだけ明るく好夫に言った。お前が決めた事なんだろ?そんな顔すんなよ。当日は見送りに行くから。
64名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ:2008/11/07(金) 23:23:50 ID:5jaW/7Yr
65創る名無しに見る名無し:2008/11/08(土) 19:52:04 ID:cRZTiUFv
34日目。昼休みの時間、好夫と話していると、転校生に呼び出された。何か大事な話があるらしい。
転校生は俺に言った。好夫が天界に行ったら、魔界との戦いに駆り出される。死ぬかも知れない……と。
まあ、そうだろうな。でも行くと決めたのは好夫なんだろう?だから謝るなって。魔界に行っても同じなんだ。
俺が代わってやる事も出来ない。仕方ないんだろう?そう俺が言うと、転校生は黙って俯いた。
重苦しい空気になったので、俺は話題を変えた。「ところで、天界の使者って、魔法とか使えんの?」
転校生は一寸戸惑いながらも答えてくれた。天界では使えるが、こっちでは使えないらしい。魔界も同じだと。
ほう、それで力尽くな訳か……って、もしかして、今までの戦いもボコボコ殴り合ってたのか?

35日目。長期休業前、最後の登校日。何事も無く終わるのかな……と思っていたら、フタリメだ。何しに来た?
警戒心剥き出しの俺に、フタリメは「別に何もしないから、話を聞いて欲しい」と言った。
何時もと違う雰囲気に、俺は「聞くだけなら」と答えた。フタリメは、天界と魔界の話を始めた。
天界と魔界の住人は元々一緒に住んでいたらしい。それが過去の戦争で、別れ別れになってしまった。
敗者は魔界に落ち、勝者は天界に残る。それから何度も何度も魔界と天界は入れ替わったそうだ。
要するに、天界と魔界の争いには、どちらにも正義など無い。互いに故郷を取り戻そうとしているだけらしい。
いや、そんなテストの役にも立たない歴史の話をされてもな……俺に何をしろっての?と聞いたら、
フタリメは「一人くらい真相を知る人が居ても良いでしょ?」と寂しそうに言った。まあ、同情はするよ。

日曜日。好夫が天界に行くまで、後2週間。今日から一月半は学校に行かなくても良い。
好夫は今頃、身の回りの整理をしているんだろう。親には何て言う気なんだろうか?
担任の話では、好夫は天界とは全く関係が無いらしいから、説得は苦労するだろうな。
まさか、何も言わずに行く気じゃ……明日は好夫の様子を見に行こう。
66創る名無しに見る名無し:2008/11/09(日) 18:06:54 ID:0jaBd6Ig
好夫が天界に行くまで後13日。好夫の家に遊びに行くついでに、準備の進捗状況を窺いに行く。
好夫と転校生は大掃除みたいに部屋を片付けていた。傍で見ているのも何だから、俺も手伝った。
今使っている教科書やノートまで捨てようとしていたので、全力で止めた。好夫の奴、「何で?」じゃねーよ。
帰って来る事も考えろよ。夏休みの宿題も出来る所までで良いからやれ。主に俺の為に。
後、小学校の卒業文集も発見した。俺は捨てちまったよ。何を書いたかな、と思い開いてみると、
好夫と俺の友情は永遠だとか書いてあった。うーむ、これは恥ずかしい。さっさと閉じて、見なかった事にした。
片付けを手伝っているだけで、夕方になったので、今日は引き上げ。明日も来よう。

好夫が天界に行くまで後12日。好夫の部屋の片付けを手伝う心算だったが、もう終わっていた。
すっきりした部屋は、何となく寂しい感じがした。都合良く転校生は出掛けていたので、俺は好夫に聞いてみた。
「天界と魔界の戦争に巻き込まれる事になる。死ぬかも知れないけど、良いのか?」と。好夫は黙って頷いた。
あっちに行けば、秘められた力が解放されるらしい。好夫の力は魔法みたいなものなのか?まあ良い、次だ。
「天界と魔界の争いには、実は正義なんてない。大義も無しに戦いが出来るのか?」……好夫は俯いた。
やらなくちゃいけない。直ぐに終わらせて帰る。そう好夫は言ったが、出来れば戦いたくないのが判る。
未だ俺の質問は終わっていない。「親には言ったか?」その問いに、好夫は答えなかった。言ってないんだな。
どう言えば良いか、俺でも分からないからな。加えて好夫は嘘が下手だ。俺は「話しておけよ」とだけ言った。
嫌な空気になった所で、転校生が戻って来たので、俺は帰る事にした。ああ、一寸意地悪だったか。

好夫が天界に行くまで後11日。転校生が俺の家に来て、好夫とは会わないでくれと言った。
昨日のが堪えているのか?軟な奴だな。転校生が言うには、戦争は間近に迫っていて、もう時間が無いらしい。
向こうに帰る機会は一度しかなく、今月最後の日を逃せば、もう間に合わないと。
それは魔界も同じで、どっちも焦っている。変に掻き回さないで欲しい。そう言われた。
俺は「解った」と答え、ただ最後の日は見送りに行かせて欲しいと頼んだ。好夫にも言ってあるんだ。
転校生は暫く迷った後、「日が昇る前、学校の屋上で」とだけ言い残して去って行った。
67創る名無しに見る名無し:2008/11/10(月) 18:17:50 ID:SmfV90Su
好夫が天界に行くまで後10日。もう例の日まで好夫には会えない。家で暇していると、フタリメが来た。
天界との戦争が近いから、好夫が天界に行く日に合わせて、転校生に最後の戦いを挑むとか。
そんな話して、何かして欲しい訳?と聞いたら、フタリメは「そっちが何かするんじゃないの?」と返して来た。
嫌味な奴だ。俺が何かすると思っているのか?今の俺に出来る事は何も無いんだ。俺はフタリメを追い返した。

好夫が天界に行くまでの後数日間、実は好夫も転校生も、俺に嘘を吐いているんじゃないか?
……と思ったりしながら、日々を過ごした。知らん間に行ってしまったとか、勘弁して欲しいからな。
そして迎えた当日の早朝、夜明け前の薄明かりの中、俺は学校に向かった。

最終回へ
68創る名無しに見る名無し:2008/11/10(月) 21:02:54 ID:SmfV90Su
人っ子一人居ない通学路……と思ったら、誰か居るよ。今日は月曜じゃないんだけど。見知らぬ男性だ。
「魔界の為、ここから先に行かせる訳にはいかん」とか言ってるけど、フタリメと新任教師以外に誰か……
ああ、2日目の変質者!俺は見てないから知らないけど、そういえば居たな。こんな時に出て来やがって!
間に合わなくなるじゃねーか!でも、力尽くで抜けられるとは思えないし……どうするか……と困っていたら、
担任が来て、変質者に殴り掛かった。教師が問答無用で暴力振るって良いのかよ?と思ったが、これは好機!
俺は掴み合いしている担任と変質者の横を駆け抜け、校舎に急いだ。

屋上から女子の怒鳴り声が聞こえる。転校生とフタリメの最後の戦いが始まっているんだろう。
まあ、どうせ殴り合いだろうけど。俺は階段を駆け上がり、屋上に出た。そこで俺が目にしたのは……
転校生とフタリメ。2人の背後には、2つの両開きの扉があった。天界と魔界に通じる扉?
裏側って、どうなってるんだろうか?そして2人に腕を引っ張られている好夫……って、
待て!お前等の怪力で引っ張られたら、好夫の腕が?げる!俺は転校生とフタリメを止めるべく走った。

……が、ずしりと重い一撃が腹に……新任教師?居たのか……俺は両手を突き、倒れた……りするか!!
俺はクラウチングスタートの姿勢から、再び走り出した。何度も同じ手は食わん!!伊達に腹筋は鍛えてない!
声を振り絞り、叫ぶ。転校生とフタリメは怯んだ。それでも速度は緩めない。そのまま好夫に体当たり!
69創る名無しに見る名無し:2008/11/10(月) 21:37:24 ID:SmfV90Su
12行目修正。残酷表現なので伏せられました。

>待て!お前等の怪力で引っ張られたら、好夫の腕がもげる!俺は転校生とフタリメを止めるべく走った。


好夫をブッ飛ばして、転校生とフタリメから引き離す。そして、俺は好夫を庇うように仁王立ちした。
転校生とフタリメは俺を睨んでいる。2人は声を揃えて言った。「どういう心算!?」と。
「どうもこうもあるか!!手前等の争いに、他人を巻き込むんじゃねえ!!」俺は啖呵を切った。
転校生が反論する。「その力は災いを呼ぶ!だから……」「だから?」俺は転校生が言い終わる前に凄んだ。
「争いの元になるからって手放した物を、手前等の都合で取り戻そうってのか?ふざけるな!!」
転校生とフタリメは呆気に取られていた。これが俺の選択だ。

転校生とフタリメの表情は、驚きから敵意を持った顔に変わっていった。凍り付くような視線に身震いがする。
でも、あいつ等は殴り掛かる事しか出来ない。そう高を括っていたが……2人の背後の扉が開いた。
え?まさか!?……2人の掌に光の球が……魔法!?どの位の威力かは知らないけど、ヤバイ予感がする!
何故か、数学の時間の夢を思い出した。状況は全然違うけど。余計な事を考えている暇は無いのに!

2人は俺に向かって、同時に光の球を投げた。今避けようものなら、好夫に当たる。俺は目を瞑った。
……俺は眩しい光に包まれた。死んだのか?……恐る恐る目を開ける。俺の目の前には……好夫が!
しかし、誰も傷付いている様子は無い。転校生とフタリメ、新任教師も驚きの余り硬直している。
好夫の力なのか?あいつ等が魔法を使ったから、それで目覚めた?何だか知らんが助かった。
70創る名無しに見る名無し:2008/11/10(月) 21:56:55 ID:SmfV90Su
三竦みの状態になり、誰も動けなかったが、状況を変えたのは2つの扉の異変だった。
どうやら長くは開けられない上に、一度閉じたら終わりらしい。好夫の力が、どちらの手にも渡らなかった事で、
双方とも割とあっさり引き下がった。良かった……と、好夫を共に息を吐いていたら、担任が飛んで来た。
転校生もフタリメも新任教師も行ってしまった事を伝えると、担任は「何て事をしてくれたんだ!」と怒鳴ったが、
俺は「うるさい!!守り手なら、きちんと自分の仕事をしろ!!」と怒鳴り返し、好夫と一緒に帰った。
帰り道、例の変質者が倒れていたが、スルー。あの男、帰り損ねたな。可哀相に。

別れ際、好夫は「どうして、あんな危険な事を?」と聞いて来た。俺は「行きたくなかったんだろう?」と、
素っ気無く言った。それでも好夫は不満そうな顔をしていたので、俺は言ってやった。
「覚えているか?幼稚園の時の話だ。俺達は永遠の友情を誓った。互いに困った時は力になる、と」
……好夫は黙っている。こいつ忘れてたな。まあ、覚えてなくて当然か。俺は言い直した。
「そんなの関係無しに、お前は俺達の為に天界に行く決意をした。俺は親友として黙って見ていられなかった」
それだけの話なんだが……体が痒くなるような台詞だ。口直しが必要だな。
「ところで、課題は何処まで進んだ?」

終盤終
71創る名無しに見る名無し:2008/11/11(火) 18:27:15 ID:36GgVu+1
エピローグ

俺と好夫は夏休みの間中、天界や魔界の連中がやって来るんじゃないかとドキドキしながら過ごした。
しかし、何事も無く夏休みは終わり、迎えた新学期初日、何時もの通学路……人が倒れていた。それも2人。
今日は月曜だったか。倒れていたのは転校生とフタリメだった。もう関わりたくないんだが、スルーも出来ない。
俺は意を決して2人を起こし、事情を聞いた。どうやら天界と魔界の戦争は避けられたらしい。
好夫を連れて行こうとした転校生とフタリメは、過激派の手下扱いされ、ある事ない事証言させられたとか。
それで天界と魔界の過激派を一斉に処分して、一気に和解へ。2人は追放と。何という政治的謀略。
2人共、熱が冷めるまで戻れないらしいので、こっちで人間として生活するんだとさ。
騒ぎを起こさないなら良いと思っていたけど、2人は早速口喧嘩を始めやがった。
俺の生活は、当分落ち着けそうに無い。

72創る名無しに見る名無し:2008/11/11(火) 18:48:50 ID:36GgVu+1
さて、20レス以上消費して長々と書いてしまいましたが、最後に最初の文を張って閉めます。

>議論はそこまでだ
>俺が新作発表するから叩け


>俺は地元の高校に通う、ごく普通の学生だ。
>ある日、登校中に道端で倒れている少女を発見した。
>行き倒れか?殺人事件か?何だか判らないが、とにかく関わらないほうが良い。スルーしよう。
>俺は見て見ぬ振りをして、少女の横を通り過ぎた。
>そして、その日は何事も無く終わった。その少女が転校して来た以外は。

>翌日、その少女は俺の親友である吉田好夫と並んで登校して来た。
>何だか仲良さげだ。友人が遠い存在になってしまったような気がする。
>その日の昼休みに変質者が教室に入って来た。俺は学食に行っていて、
>その場には居合わせなかったが、好夫の話では転校生の少女を狙って来たらしい。
>ストーカーか?世の中物騒になったな。

>翌々日、好夫と少女は授業中に揃って退室して、そのまま帰って来なかった。
>色惚けも大概にしろや阿呆が!明日は親友として説教してやろうと思う。


>こんな感じで進む話

そして>>43

察しの良い方は、何故このスレに続きを投下したのか、お解り頂けると思います。
では、チラシの裏で吐いて来ます。
73創る名無しに見る名無し:2008/11/12(水) 05:03:59 ID:xRAtiCPV
うん。完結乙です。面白かったんだぜ。
いわゆる雅史ちゃんエンドwってやつなんだろうけど、いいね。ヒーローってのは変わらない奴だっていうけど、そういう意味でも、やたらヒーローしててカッコよかったよ。
語り手が俺っ娘だったら良かったのに…と思った人は多いはずwwというか、俺っ娘だってことにしない? ダメ? ですよね…
メタ要素の強いお話なんで、逆に王道を行ってくれたのが嬉しいです。マジで語り部頑張ったよ、うん。
あらすじっぽいのがむしろ、語り部のウンザリ感出してて合ってたと思います。

というか同じ書き手として、作品が完結ってだけで羨まし過ぎるんだぜ!!ww本当に、完結おめでとうございます。嫉妬だ!!
俺も続きはチラ裏かな?
74創る名無しに見る名無し:2008/11/12(水) 18:12:00 ID:1d2WJOug
語り調子以外で主人公を男と断定出来る要素は書いてないはずだから
男でも俺っ娘でも無問題
75創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 18:07:48 ID:bZYfN+Az
あえて下手くそって言うとケータイ小説とかあの辺か?
硬い文章より勢いで読ませるというか
長文読めない若者受けが何とか
それであれか
このスレでセンスを磨くとか


こんな感じか
わかるか
76創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 21:21:40 ID:WsdXlXTN
 信じられなかった……

 トモハルがこんなひどいヤツだって

 アタシに向かって

 暴力をふるった

 殴られたし

 蹴ったりもされた

 だから耐えられなくなって

 逃げてきた


 アタシはトモハルにふさわしい女になりたいだけだった

 マイに負けたくなかっただけなのに

 なのに

 トモハルがアタシを見捨てた

 ショックだった

 自分が最低だった

 だから

 だから――


 その時だった。
 鈍い爆発音が響くと、周辺に放射状のクリムズン・レッドの塗り絵が施された。
 そのままごとりと、ある女の頭部であったものが転がりただ恨めしそうに、倒れ込んだ自分の身体を見つめていた。

【アタシ 死亡】
死因:禁止エリアに侵入した為首輪爆発
【残り38人】
77創る名無しに見る名無し:2008/11/22(土) 17:09:35 ID:BtcTKVqi
「兄さんが人殺しなんて・・・
・・・!?いや、お前は兄さんじゃあない、誰だ!」
「フ、さすがは実の弟と言うワケか・・・
まぁいい、答えてやろう。俺は貴様の兄であって兄ではない」
「ど、どういうことだ」
「俺は貴様の兄のクローンだ。それも戦う事のみに作られたクローンでなぁ!」
「だから優しい心まではクローニングされていないのか」
「まぁいい、お喋りは個々までだ。いくぞ」「なら、戦うことに躊躇わない。どこかにいる本当の兄さんの汚名を晴らすためにもお前を倒す!」
78創る名無しに見る名無し:2008/11/25(火) 00:24:30 ID:TQK7KTM5
気付いたら随分と混沌<ケイオス>なスレッドになってやがる・・・・・ッ!!!
79創る名無しに見る名無し:2008/12/02(火) 05:41:27 ID:btTEtyI+
「私があなたを殺してやる!」
「どうしてあなたが私を殺すんだ!」
「私があなたが憎いからよ!」
「どうしてあなたが私が憎いんだ!」
「あなたが私の恋人を殺したからよ!」
「私が殺したあなたの恋人とは誰だ!」
「あなたの父親の妾の息子があなたに殺された私の恋人よ!」
「父の愛人の息子のあいつがあなたの恋人だったのか!」
「あなたとあなたの母親は私の恋人の仇なのよ!」
「私はあなたの恋人かつ私の義理の弟を殺してはいない!」
80 [―{}@{}@{}-] 創る名無しに見る名無し:2008/12/02(火) 05:44:17 ID:J+qU2Up7
何かがよい
笑った
81創る名無しに見る名無し:2008/12/02(火) 05:47:23 ID:X3T+52g+
こいつら絶対そのうち舌かむぞ
82創る名無しに見る名無し:2008/12/08(月) 15:03:42 ID:TmXCEdwe
暇なひと、>>79を治してください。
83 [―{}@{}@{}-] 創る名無しに見る名無し:2008/12/08(月) 15:20:26 ID:KTt2zY6s
多分手遅れです。
84創る名無しに見る名無し:2008/12/11(木) 01:35:09 ID:jfQDCSJ5
赤いパッケージを開けると銀色のアルミホイルが現れた。
アルミホイルごと中の物を取り出す。
感触で中が既にやわらかくなっていることがわかった。
冷蔵庫で冷やしてからの方がいいのは間違いないが、
今すぐに欲しいという欲求の方が強かった。
ゆっくりとアルミホイルを剥がし出した。
アルミホイルには案の定中の茶色いものが付着していた。
とてもそのまま捨てることなど出来ない。
ぺろりと舌でそれを嘗める。
──甘い。
今度はアルミホイルごと口に含んだ。
──!!!
85創る名無しに見る名無し:2008/12/16(火) 00:04:21 ID:G8I+SkCc
>>82
やってみた

「殺してやる!」
「なぜだ」
「あなたが憎いからよ!」
「だから、それは何故だ」
「私の恋人を殺したからよ!」
「誰だ、そいつは」
「あなたの父親、妾との間に子供を作ったでしょう。彼のことよ!」
「あいつが!?」
「彼を殺したあなたとあなたの母親は、私の恋人の仇って訳」
「私は殺してない!」

代名詞や説明を必要十分に減らすとこんな感じかな?
あとは説明的な台詞をばらして地の文で補っていくとより自然になるかと。
この例だと、前後の文脈がないので処理しようがないけど。

うーん、元のネタが良質なせいか、ただのKYレスになった気がする。
>>79の書き方で一本仕上げたら、文体批判の良質ギャグ小説になるんじゃまいかw
86創る名無しに見る名無し:2008/12/16(火) 15:08:46 ID:8OykUEvX
「死ねえ!」
「誰だ君は!」
「あなたが憎い!」
「なぜ俺を殺すんだ!」
「私の名前はサユリよ!」
「君の恋人は父の愛人の息子のタカシか!」
「あなたがタカシを殺したからよ!」
「タカシとは誰だ!」
「あなたとあなたの母親はタカシの仇なのよ!」
「俺の名前はヒサシです!」
87創る名無しに見る名無し:2008/12/16(火) 17:41:24 ID:7nxTt/f9
最初の「死ねえ!」でジーグが思い浮かんだ…

いーまにみていろハニーワ幻人♪全滅だ!
88創る名無しに見る名無し:2008/12/17(水) 02:50:07 ID:+nt39gdq
>>86
6行目と8行目で矛盾してるように読めるのに、
それが最後まで解消されないまま脈絡ないラスのヒサシ自称でちょと噴いた

会話羅列だと話者が三人いる可能性も疑ってしまいます。
それ故妙に深い謎解きに感じたけどいろいろ考えたけど
今はスレに沿った投稿だったと胸を撫で下ろしました。

……なんか引っかかってます

このスレは、真面目に解釈しようとしたら自滅するしかない品が多い気がw
89 [―{}@{}@{}-] 創る名無しに見る名無し:2008/12/17(水) 21:50:00 ID:qI2fP5Hw
敢えて下手糞だから、結局下手糞ではないわけでねーw
電波文が増えないかなぁ
90創る名無しに見る名無し:2008/12/17(水) 22:05:17 ID:eb+xEO56
携帯小説っぽさを目指したらいい感じのができないかな
91創る名無しに見る名無し:2008/12/17(水) 22:58:46 ID:BigknNiG
ヘタクソってのはあえてやるもんじゃないからな。
にじみ出るもんだ。
92創る名無しに見る名無し:2008/12/31(水) 10:50:16 ID:hxZbjhWq
「実験作」「習作」なのかもしれないが、のわりには何も考えてないので
「敢えて下手くそ」の看板を借ります。



「お待たせしましたぁ、終点の○○、○○ぃです。××線にお乗りかえのお客様、
 ホーム向かい側6番線となりまぁす」
「あいつって誰? マジで誰」
「ゆー君ホラちゃんと荷物持って。切符ある?」
「えぇー、まだわかんないのぉ? こないだ会ったじゃん」
「ママぁ?」
「あたしわかるうー」
「ほら、はぐれちゃうから、歩かないと」
「はい、ええ、あ、あいてますか? あ、なら問題ないですええ、ええ」
「えーマジ? でも……あ、あーわかった! あいつだ、うさぎまんじゅうの彼氏?!」
「ママ?」
「二月……くらいまでですかねえ。ええ。えぇ。あっ、はい、はい、そうなり……なります、ね」
「あれ、ゆー君いない。ゆー君? 祐介!」
「ママ……」
「きゃ! あッ、すいませんっ! あれ、どうしたの、迷子?」
「はいそぉーですねえ、そうなりますとちょっと、あちこち厳しいかなあと、はい、ええ」
「ママぁ……、ひっ、ふぅえ、うぁあー!」
「うさぎまんじゅうとか、なついんですけど」
「廃れたよね、うさぎまんじゅう」
「はぐれちゃったの? だいじょぶ?」
「ゆーくーん! 祐介ぇー!」
「6番線まもなくの発車となっておりぃます」
「うん、あたしも久しぶりに言ったぁー。で、え、あってるよね?」
「うぁぁあ……! ひ、ママあ……」
「あっ、ねえ今の声ママかな? ゆうすけ君っていうの? ……きゃ」
「ぁ、すいませぇん……つーか、うさぎまんじゅうで逆に誰かわかんなくなったし、一瞬」
「す、すいません! あ、うわ、あれちょっと……ゆうすけ君? ッふぎゃ」
「6番線待って下さーい」
「で、あってんのー?」
「ええ。……ええ。え。え? すいません、うるさくて……はい、金曜ですか? 金曜、
 金曜……ちょっと待って下さい」
「6番線待って下さい、お近くのドアからご乗車下さあい」
「あってるよぉ」
「祐介! こんな所にいた。もー……」
「ふあああああ! ママぁ、ママあ、うあああ!!」
「駄目でしょぼーっとしてちゃあ。はいはい、もう、だっこにする?」
「金曜ですと、午後になりますねえ」
「6番線、お待たせぇしました。17時24分△△線□□行の発車ぁです。ドアが閉まります、
 ご注意くだぁさい」
93創る名無しに見る名無し:2009/01/01(木) 22:39:08 ID:uGSPFJXL
「こんなのはどう?」
彼女がそう言った。
「世界が滅びるの。何故か貴方ともう一人の女性が生き残る。」
彼女が続けてそう言った。
「私には力があるの」
一番最初に彼女はこう言った。
「だから何だって出来る。貴方の願いなら、何だって叶えてあげる。」
その次に彼女がこう言った。
「どうしろっていうんだ。」
僕は最後になってやっと言葉を発した。彼女が消えた。すると全てが消え去ってしまった。
「………」
僕は何も言えなかった。
僕は何も言えなかった。
僕は何も言えなかった。
「………」
彼女も何も言わなかった。何か考えている様子だった。
「幻滅したわ、貴方には。」
彼女を怒らせたようだった。それを後悔するのはもう少し後の事だった。
94創る名無しに見る名無し:2009/01/07(水) 02:30:58 ID:P+QBGQ1L
「今学校で私ミカと親友ユウカとイケメンのフユキで一緒でお弁当食べてるの♪
友達のふりしてるけど実はただの金ヅルの花子も一緒に来ない?♪
今日はダメ?♪死ねこのクソKY。」
「ミカ、携帯かけながらご飯食べたらお行儀悪いよぉ。メッ!だよ♪
ところで―――うぎゃっ!」

ぐらぐらばっしゃーーん!ぱりーん!ごとごと!ぴかっ!
………
「……うわ、びっくりしたあ。学校が一瞬で壊れちゃって学校にいた殆ど全ての人、もちろんフユキも死んじゃった♪
花子もきっと死んでるね♪でもユウカはどうやらバッチグー!一体何があったのかしら♪煙で何も見えないよ♪」
「ちょ、ちょっとミカ!今はふざけてる場合じゃないでしょ!外見てよアレ!なんなのアレ……。バケモノ……?」
「どうやら全長100キロはあろうかという怪物みたいね♪ゴジラよりずっとおっきいよー♪あはは♪
うーん♪
外を見渡してみた所、どうやらこの街はもうとっくに壊滅してるみたい♪この調子じゃ日本ももうダメっぽいね♪
私たちは約1/100000000000の確立で偶然助かったの♪でもどうせすぐに死んじゃうよ♪
最後に腸などの内臓が飛び出てるフユキ君とセックスし――痛っ!
ピロリン♪私は死んじゃった♪」
95創る名無しに見る名無し:2009/01/07(水) 12:11:50 ID:W5oDVUBm
>>94
開き直り過ぎてて素敵ですね
96創る名無しに見る名無し:2009/01/08(木) 00:21:02 ID:3XTAEaMM
子供なんか大嫌い。
生意気だし言うこと聞かないし。
今日だって止めるのも聞かずスケボーでどこかへ行ってしまった。
隣のじじいが改造したとかで、エンジンが付いているらしい。
どこかで転んで怪我でもしてくれないかしら。
それにあの子の同級生の女の子。めっちゃくちゃ感じ悪い。
あの子に輪をかけて生意気だし愛想ないし。
もう、どうしてあんな子引き取ったりしたんだろ。
普通なら親がすぐ迎えに来ると思うのよね。
一度だけ会ったことあるけど、あの子とはぜんぜん似てない。
一昔前のPTAのオバさんって感じだったわ。
結局お金だけ置いて行ってしまったっけ。
やっと子守りから解放されると思ったのにな。
97創る名無しに見る名無し:2009/01/19(月) 19:21:02 ID:I+tgIWF5
ゆっくりと移動する空からのカメラがどこかの街を7秒写す。
その後朽ち果てたビルを接近しながら写す。4秒程で壁をすり抜けビル内部へカメラが突入。
荒れ果てた部屋全体と、そこに居る立ってる男性と横になっている女性をぼかしながら写す。
中肉中背な冷や汗をかいた男性の方を写す。カメラがゆっくりとズームする。
ふと彼が口を少しだけ動かして笑うと、カメラが彼の口元にさらにズームする。
若干の手ブレを交えつつ5秒程そのまま無言の男を写す。
彼が深いため息を吐いてから、男が「こうなっちゃ逃げるっきゃない」と呟き、1秒程間を空けて「よな、やっぱ」と呟く。
手ブレを交えつつカメラをゆっくり引く。
その男性と大量の血が出て倒れている女性を写す。
〜中略〜
パトカーが沢山停められた崖をカメラを引いて写す。
その後二人の刑事と中肉中背の男性を写す。
男性の怯えきった顔を写す。そのまま刑事Aの「では死ね」という声。
その0.5秒後男性の顔が真っ二つになる。
残った下半分から血が噴水のように吹き出て、カメラにかかる。
徐々に画面が真っ赤になる。10秒そのまま。
終わりという文字が真っ赤な背景に写る。
98創る名無しに見る名無し:2009/01/23(金) 22:43:39 ID:GdUoPrQk
「オラオラ、死ね死ね」
赤毛の男の放つ銃弾はどれも敵の心臓を貫いた
「ヒャハハハハ。ハイスコア更新だぜぇ」

ヒステリーな笑い声は味方でさえ不愉快に感じた

ゲーム感覚で敵を殺す赤毛の男・・・ベルガは統合軍を心底から憎んでいた。
彼の故郷は統合軍に占拠され、圧制を受けていた
父親は街中の人間を集めレジスタンスを造るも圧倒的な戦力の前に潰され。母親は反逆者の罪で殺されたのである
「やめろ、止めてくれ」
部下を殺されていく姿をみていくことしかできないオラージは自分の無力さを悔いた
今まで死線を潜り抜けた彼でも何も出来ないことは死ぬほどの屈辱を受けた
「まぁ、助けてやらんこともないぜ。土下座して、『参りましたボクは虫けらです』って言えば助けてやれんかもしれんぜ」

省略

「だが、気がかわったね。殺してやんよ」

やめろ・・・止めてくれー

オラージの悲鳴が戦場に虚しく響く

どうしようもないキチガイ絶対悪の不幸自慢(笑)
フルボッコ級の挫折を受けて基本何もできない主役(笑)
今日のジャッキー映画といい
救いようのない話が好きだよな

安直な鬱なんかみても面白かないんだよ
言うなれば作者のオナニーだぜ
99創る名無しに見る名無し:2009/01/27(火) 04:05:07 ID:187RMoTA
俺は一銭を肥えた乙子だ!
100創る名無しに見る名無し:2009/02/03(火) 00:24:39 ID:bPSjT7r+
ズッギューン!
俺の長い付き合いの命の次に信用している信に足るベレッタM92SB-Fの9ミリ口径バレルから矢の様に飛び出した9×19ミリルガーパラベラム弾は火の玉となって
自分の重いどうりにいかない世界を全滅させて滅ぼそうとしていたチョンとチャンコロの胸の筋肉とアバラ骨と心臓を矢の様に撃ち抜いたそして人を踏み台にして
世界を自分の為だけに作り替えて牛耳ろうとしていた世界の歪みの根源は「ま、まさかお前にやられるとは・・・ワシガ敷いたレールモここまでだこれからお前達はこ
れまでよりもずっと苦しく辛い想いをするだろう」と言った。
そして俺は「これは戦いでお前に殺された恋人の分!これは親友の分!これは父と母の分!これは妹の分!」と言って次々とパラベラムを撃った
そしてその度に世界の悪の歪みはビクッ!ビクッ!と脈打って命乞いをした。「頼む〜やるなら一思いにやってくれ〜!!!」しかし俺の怒りは世界の歪みの
元凶を正す為ピエトロベレッタM92ーFSは地獄の業火で歪みを狙い撃つ。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」そして気がつくと消し炭となった歪みは消えそして世界はこの世のものとも思えない美しさで美しくたゆたっている。
そして俺は人生で始めて愛した美しい美少女とキスをして抱き合った。二人で一つとなった俺は、最後に永遠に守ることのできた真実の愛ほど美しいものはない愛が俺の全てであり守るべき愛だと思って守った。
そしてこれからもお前を傷つける物は俺が延々に守る!!!と誓った。

永遠の真実の愛 fin
101創る名無しに見る名無し:2009/02/05(木) 04:02:59 ID:9tZtAq4h
「み、みんな!」
「お、どうした?」
「みんな…頼む!」
「だから何。何か用?」
「み、みんな!」
「まず落ち着け」
「いいからみんな!」
「俺とお前しかいないじゃん」
「いいから見るなあああ」
102創る名無しに見る名無し:2009/02/06(金) 01:13:49 ID:0KDX+f6f
>>101
ちょっと笑ったw
103 [―{}@{}@{}-] 創る名無しに見る名無し:2009/02/07(土) 10:20:38 ID:CetzBG/J
( ゚д゚ )
104創る名無しに見る名無し:2009/02/07(土) 16:12:39 ID:67k5gzLW
いいから見るな
105創る名無しに見る名無し:2009/02/09(月) 11:33:46 ID:JzNnMhLA
僕らは冬休みを大自然のなかですごすため、ここにやってきた。青森県の奥の奥、山々に囲まれたペンションだ。

おっと、自己紹介を忘れていたよ。僕の名前は田中マモル。東京都に住む、中学二年生だ。
僕はどうも頼りなげに見えるらしいけど、これでもいくつもの難事件を解決してきた名探偵なんだ。
探偵を本職としているのは父。部下十名を従えて、色んなところを飛び回っている。
そんな父が行き詰まったときに助けを求めるのが、ほかならぬ僕ってわけさ。

今回の旅行は、そんな僕へのご褒美に、父が用意してくれたものなんだ。
僕としては大勢の友達と来たかったんだけれど、なぜか一緒にいるのは父の事務所の橘さん。
今年三十歳になった男の人で、僕とは特別仲がいいんだ。
結婚したがっているけど、最近はフラれてばかりみたい。仕方ないよね、橘さんってば、僕に輪をかけて頼りなげに見られるタイプだから。
でも事件が起こると誰よりも行動力があるんだって父が言ってる。本当なのかなあ。

僕たちはちょうど昼頃にチェックインした。
広い平地の真ん中に母屋的なものがあって、そのまわりに点々と小さな家が建っている。僕らはそのうちのひとつに泊まるんだ。



母屋でチェックインを済ませたんだけど、そのときロビーに集まっている他の宿泊客を見て、僕は言い知れぬ不安に襲われたんだ。
もしかしたら何か恐ろしい事件が起こるんじゃないかって。
一目見ただけで、「彼らの中にはなにか恐ろしいものが渦巻いている……」、そう僕は直観したんだ。

広々としたロビーにはソファーが並び、そこに何人かが点々と腰掛けていた。

喪服、黒髪、おかっぱ頭で、不気味に微笑む、三つ子の女性たち。
顔を含め、全身包帯でぐるぐる巻きの人間。
鎧兜を身につけ、シュコー、シュコー……と呼吸している人間。
牛の頭部を頭にかぶり、肩にカラスがとまっている人間。
おっさん。
……あれ? 普通のおっさんもいる。

とにかく、今夜、事件が起こる……。
僕の確信はいよいよ強まり、背筋に悪寒が走り抜けた。

そして僕の予想は、不幸にも的中してしまったんだ。
106創る名無しに見る名無し:2009/02/26(木) 22:40:02 ID:Zt+cJSmW
ゴクリ…
107創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 00:30:06 ID:PU3PbWcc
文武はできる方だった。
特に武術は毎日行くのが楽しみになるほど熱心に取り組んだ。
そのせいか武術仲間もたくさんできた、学業も良かったほうだし毎日が楽しかった。

だがいかんせんツキに恵まれなかったらしい、終わりは突然訪れた。
親の浪費という下らない事情により家計が傾きだしただとかなんとかで自分は養子に出される、そんな会話を耳にした。
冗談じゃない、そう憤激した時にはもう体は動いていた。

二本足を以って床を踏み出す音で怒りを表現しながら座敷に直行すると、
父が大事に飾って安置してある、いつも見る度にその姿に目を引いていた一本の業物の前に立ち、
その撃剣を勢いよく乱暴に引っ手繰って、家を飛び出した。
108創る名無しに見る名無し:2009/03/05(木) 01:26:56 ID:PU3PbWcc
創作は数だ! 数あってこそ全てを征するんだ!
ということで千里の道も一歩から
109創る名無しに見る名無し:2009/03/12(木) 01:09:40 ID:PW3NWuWF
「大丈夫だ」
「そんな確信持って言うなよ」
「君には才能がある。だから大丈夫だ」
「どんな才能だ。だから何が大丈夫なんだ」
「すばらしい才能だよ。とにかく大丈夫だ」
「すばらしい才能って何だよ。とにかく大丈夫って何だよ」
「人には真似出来ない才能だ。まず大丈夫だ」
「人には真似出来ないって、どういう才能だよ。
 まず大丈夫って、何か大丈夫さが減った気がすんだけど」
「まあ、とにかく才能はある。多分大丈夫だ」
「とにかくって何だよ。結局何の才能なんだよ。それに
 多分って何だよ。さっきまで確信持って大丈夫って言ってただろ」
「……」
「何だよ」
「……」
「何か言えよ」
「やっぱ無理かな。お前には」
「な、何だよそれ」
「んー、悪い。勝手に期待しすぎたな、俺も」
「そっ、そんなことねーよっ。お、俺、できるぜ!」
「ほんとか?」
「あ、ああ」
「なら大丈夫だな」
「そんな確信持って言うなよ」
「君には才能がある。だから大丈夫だ」
110創る名無しに見る名無し:2009/03/12(木) 01:14:22 ID:4P02N0vV
むしろ上手い
てか上手くないと書けないジャンルなのかもなむしろ
111創る名無しに見る名無し:2009/04/05(日) 23:27:13 ID:MgkVvZTx
「二枚重ねのティッシュペーパー、わざわざ一枚ずつにして何やってるの?」
「一緒になるとき誓ったじゃないか。分かち合える物は何でも分かち合おうって」
「そうだったわね。じゃあ今度からトイレットペーパーも二枚重ねを買うわね」
「そうだな、俺が一枚ずつにして巻き戻しておくよ」
「私、あなたと結婚出来て本当に幸せよ」
「俺もだよ」
「……でも」
「うん?」
「何となく寂しいわ。ううん、むしろ悲しくて泣いてしまいそう」
「どうしてだい?」
「せっかく二枚一組になってるのをバラバラにしてしまうのね」
「!」
「どうしたの?」
「俺は何て馬鹿なんだ! 俺は考え無しのクズだ!」
「そんなこと無いわ! あなたは素晴らしい人よ!」
「ようやく分かったよ。分かち合うことの全てが幸せに繋がるとは限らないんだな」
「あなた……」
「トイレットペーパーはシングルでもダブルでもいい。ありのままの姿で使おう」
「そうね、男と女じゃ使用量も違うものね」
「ティッシュも元通り二枚重ねにしておくよ。徹夜してでも」
「あなただけに辛い徹夜なんか決してさせない。私も手伝うわ」
112創る名無しに見る名無し:2009/04/05(日) 23:29:28 ID:/QpIfotR
徹夜wwwなんという愛www

てかさ、この不条理さはむしろ上手いってばwwww
なんかこのスレは予期せず良不条理作が集まるなwwwwww
113○ ◆6/YyOSVhvI :2009/04/26(日) 12:58:10 ID:Snef3983
手のひらサイズよりはちょっと小さめ、黒い丸い重いよく分からない爆弾を発見したのは昨日だったかもしれない。
そうじゃないのかもしれない。
でも確かに俺は……いや今だろうか?もしかしたら未来かもしれない。
未来と見せかけて現在か?
現在と思わせて過去なのやもしれぬ。
クソッ、なんという卑怯で強大でせせこましい陰険な罠を張りやがるんだ許せない許せないぞ。許せな過ぎる。
生殺与奪を勇ましく握られて俺は吠えた。
狼のようにしなやかな手付きで。兵どもが夢のあとだ。
カチカチ爆弾は鳴る。カチカチ。
危ない。
解除しなければならない突撃!進め俺!
「爆弾解除ー!」
ボーン!視界は真っ赤赤!!花火よりも濃く、多分。
あと少しという絶妙なタイミングで俺は死んでしまったのだった。
114創る名無しに見る名無し:2009/05/02(土) 00:24:34 ID:g/ZAwlXI
よくわからないんだけど異世界らしいんです
ぼくがこうね、文章で書きにくいんだけどナニがソレだからウボァーって叫んだらこうね、大人の階段上ることになりました
みんな死ねば良いのに
翌朝、窓の外の庭の庭園の傍らの噴水の傍らの少女を眺めていると、彼女はほうっとこっちをみました。
ですから僕は有頂天です。
そしていまトリコモナスなのですが、ドウシヨウモナス。
ごめんなさいごめんなさい
生まれてきてごめんなさい
115創る名無しに見る名無し:2009/05/02(土) 00:40:10 ID:AOm2+1tr
なんか怖いw
116創る名無しに見る名無し:2009/05/02(土) 11:58:28 ID:dPMkyjwu
ちん ちん
ちんちんちんちんっちん
ちんちん ちんちんちん
陰茎が唸る
猛る
熱い魂
隠された痛み
紅き血潮が噴き出す
病院に行ってくる
117創る名無しに見る名無し:2009/05/02(土) 12:57:38 ID:g/ZAwlXI
ちょw お大事にww
118創る名無しに見る名無し:2009/05/02(土) 14:12:07 ID:fHJ+v+9U
うん、困ったね。
困った。
これってさ、アレだよね。
「不思議な光に包まれて、気が付いたら異世界にいました」
ってやつ。
俺が中学位の時かな?結構流行ったんだよ。
これ系のファンタジー。
アニメとか、ラノベとかで。
でもさ。
こういうのって、大概10代半ば位の少年、少女が主人公じゃない?
俺30。
入社8年目のリーマン。
普通に奥さんもいるしね。
因みに結婚は去年の6月。
まあ、新婚っちゃあ新婚かな。
とりあえず、奥さんは里帰り出産?とかで所沢の実家に帰ってるし。
会社はGW。
だから、異世界に飛ばされたって、それ程困らない。
なんて事はない。
全然ない。
凄く困る。
特に奥さんと連絡取れないのが困る。
だって赤ちゃん産まれるし。
連絡。
上下スエットでゴロゴロしてたから、携帯はその辺に転がしっぱだ。
ていうか、携帯持ってたって、多分連絡なんか取れない。
だって異世界だし。
電波どんなだって話だし。
あ、そうそう。
産まれてくる子供さ、女の子でほぼ決定なんだけどさ。
名前。
美優か美華。
どっちが良いと思う?
119創る名無しに見る名無し:2009/05/02(土) 15:02:43 ID:g/ZAwlXI
30代おっさん主人公にした異世界ファンタジーとかおもしろそうだけどなw
ラブストーリーも浮気や相続目当ての問題ばかりでやたらどろどろしてるような
120創る名無しに見る名無し:2009/05/02(土) 16:07:37 ID:e4izkQBG
美優に一票
121創る名無しに見る名無し:2009/05/02(土) 16:25:28 ID:XwNoCQXn
>>116
俺これ好きだw
122創る名無しに見る名無し:2009/05/02(土) 20:48:43 ID:dnHU2aN5
すごい今更だけど>>96ってコナンなんだね
123創る名無しに見る名無し:2009/05/02(土) 20:57:27 ID:g/ZAwlXI
気付かんかったw
124創る名無しに見る名無し:2009/05/02(土) 22:48:02 ID:2FkEUpVd
何処か遠くの山にお爺さんとかお婆さんとか住んでいました。あ、これ昔の話ね
お爺さんが山に行ってお婆さんが川に行きました
お婆さんが桃を拾ってくるとお爺さんが割って中から桃太郎が出てきました。
(桃はウォッシュしてるときに流れてきた奴を拾った物)
桃太郎は動物を黍団子で釣って鬼が島に行って鬼を退治しました、
この話の鬼は、妖怪の鬼なので外国人は関係ない!
おわり
125創る名無しに見る名無し:2009/05/02(土) 23:21:56 ID:fx3C3c5c
後説明多いなw
126創る名無しに見る名無し:2009/05/03(日) 00:07:29 ID:2FkEUpVd
私は慄然たる思いで机の引出しから突如現れたその異形の物体を凝視した。
それは大小の球体を組み合わせたとしか言い様の無い姿をしており、
狂気じみた青色が純白の顔と腹部を縁取っていた。

這いずり回るような冒涜的な足音で私に近付くと、
何とも名状し難き声で私と私の子孫のおぞましき未来を語るのであった。
また、それは時空を超越した底知れぬ漆黒の深淵に通じる
袋状の器官を有しており、この世の物ならざる奇怪な装置を取り出しては、
人々を混迷に陥れるのであった。
127創る名無しに見る名無し:2009/05/03(日) 00:09:15 ID:tgagPT+o
誤爆スマン
128創る名無しに見る名無し:2009/05/03(日) 23:28:53 ID:EDkzzX03
子供の頃からそうだった。
いつもそうだ。
濡れ衣。
何か起これば犯人は私。
いつものパターン。
今回もそう。
死刑。
私は5人の人間を殺害した殺人鬼なのだそうだ。
馬鹿馬鹿しい。
だが弁明をする気など更々なかった。
するだけ無駄だからだ。
死刑も甘受しよう。
寧ろ待ち遠しい位だ。
最早生きる気力も沸かない。
生に対する希望など欠片もない。
よって死に対する厭忌感もない。
ただ、自分の人生はこんな物かと思う、それだけだ。
どうせ誰も信じはしないだろうが、私は無実だ。
いや。
私の無実を信じてくれる人間が一人だけいる。
私の妹。
私の双子の妹。
彼女だけが私の無実を知る人間なのだ。
真犯人である彼女だけが。
しかし。
こうして私が捕らえられ、死が確定した今。
彼女はこの先自分が犯す罪をどうするのだろう。
もう身代わりになる人間はいないというのに。
129創る名無しに見る名無し:2009/05/03(日) 23:34:41 ID:uxmcK+Yp
む、これは普通に読ませる文章な気がする
130創る名無しに見る名無し:2009/05/04(月) 22:43:45 ID:iJeJdCRi
『下手糞に書く』『全部読んでもらう』
両方やんなくっちゃあならないってのが
このスレの辛いところだな
覚悟は良いか?俺は出来てない
131創る名無しに見る名無し:2009/05/04(月) 22:44:53 ID:R5C4Ju6/
OK読むぜ投下しろだぜ
132創る名無しに見る名無し:2009/05/05(火) 17:13:35 ID:OqOHNTBv
>>128
俺もこれなんか好き
133創る名無しに見る名無し:2009/05/06(水) 02:38:03 ID:EYdbCDOT
信号機の――そうだちょうど進めの時の――あの色――あの色はなんていっただろう?
トマトだ。否、違うな。み、み、み……みーんみーんみん。
蝉じゃない。蝉……蝉は儚い。
一夏で命が終わってしまったりそうでなかったり雪解けのアイスクリームのごとき刹那さ。
意味がわからんちん。
自分で言っていて頭が爆発的に混乱を極めて唸り猛り狂いながらもうもうと叫んで暴れ回り、後ろ向きに急停車したりとか。
ミスドが見えた!
そうだ! 京都へ行こう!
話を元に戻す。緑色の薄汚れた悠然とした凶悪な獣であるからして、目の前のこの俺の眼前に陣取る薄気味悪い背筋が伸びる緑色の獣はいくら目をこらして見つめようとも、どうにも獣なのだった。
獣は目を、目を…………開いて俺を……その目で……こらして……目を……俺を見つめた。
お前は何者であるか。
俺は焦燥に怒涛のごとく急き立てられ、ついつい口を割った最中獣は述べた。
俺は…………。
俺は……。
俺は。
そうだ! 京都へ行こう! 
134創る名無しに見る名無し:2009/05/06(水) 14:12:32 ID:xi2g4uLC
こんなアグレッシブな京都へ行こうは初めてだ
135創る名無しに見る名無し:2009/05/06(水) 15:03:08 ID:gZ2sqQXr
なんだこれはw
136創る名無しに見る名無し:2009/05/06(水) 19:40:10 ID:4rBPJR92
人通りのない山道を歩いていると、思わぬ場面に出くわした。
きれいな川辺にて、おばあさんが一人、水面を眺めていたのだ。
きらりきらりと透き通った流れには、同じくらい透き通った青空が映り込んでいる。

「おはよう、良い天気だよね」

特に理由もなかったものの、私はそのおばあさんに声をかけずにはいられなかった。
ゆるやかな涼風。青と緑と白の絶妙なコントラストをみせる風景。チリリと灼ける肌。
それらが私の背中を押したのかもしれない。
けれどもおばあさんは私の言葉が耳に入らなかったのか、何の反応も示してはくれなかった。
これでは些かバツが悪い。独り言のフリをしようにも、この静かな場所においては明らかに不自然でしかない。
私はそのように考え、もう一度、そしてハキハキと告げた。

「おはよう、」

その先を続けようとした刹那――おばあさんがトンボ返りの跳躍をみせた。
身の危険を感じた私はすぐさま重心を整え、深く腰を落とす。
しかし、その時には既におばあさんの右膝が私の頭頂部を狙っていた。

「――っ!?」

とっさに頭を屈める。
直後、カマイタチのように鋭い風圧が裏首筋を抜けていった。
初撃はかわせた……ならば反撃しなくては!
考えるより早く、利き手を握りしめ、そこにありったけの力を注ぎ込み、中空にいるお婆さんを睨みつけ――る、はずだった。

いない!?
ならばどこにッ!?

その答えはすぐにわかることになる。私の背後で、地を踏みしめる音が聴こえたからである。
私は背後をとられていたのだ。このままではやられる。
瞬間的にそう判断した私は、先ほど目にしたトンボ返りの要領で跳ね上がった。
……危ない。またも間一髪で攻撃をかわせたようだ。おばあさんの放った突きは、私がもと居た場所を貫いていた。
しかし今度は上空を取ったこちらが有利。おばあさんは防御態勢を整えられそうにない。ならば――カウンターだッ!
私は眼下に捉えたおばあさんの頭部目掛けて右膝を差し入れようと試みる。
――が、意外ッ!
おばあさんは崩れた重心を利用して倒れ込むように伏せると同時、倒立の要領で蹴り返してきたのだ。
一手目の突きはフェイクかッ!?
ミシリ、と軋むような衝撃。
それは私が両手を用いて、おばあさんの蹴りを防いだからだ。
しかしその衝撃までもは殺すことができず、私は数メートルも弾きとばされてしまった。
追撃に備え、身を捻って着地。即座に体制を整える。
ところが相手もこちらと同じく、体制を整えるばかりで追撃の様子は見られない。
隙を窺っているのだろうか?
……と突然、おばあさんが口を開いた。

「敬語も使えぬ童にゃあ、生きる価値もなかろうて」

その声は紛れもなく、暗黒老人会遊撃隊長――山村トメのものだった。
137創る名無しに見る名無し:2009/05/06(水) 19:58:35 ID:N+GOaDED
ばあちゃんSUGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!
138創る名無しに見る名無し:2009/05/07(木) 14:45:45 ID:oCYKydza
良作揃いだと思うのは気のせいかw
139創る名無しに見る名無し:2009/05/09(土) 19:17:47 ID:MAF1HWL7
私は北朝鮮に行こうとして亡命したが
待っていたのは地獄のような日々だった
でも俺は金正日将軍様に気に入られ大出世
ところがある日ついに革命が起き俺は電気椅子で処刑され
その首はさらしものにされた
地獄に落ちたが閻魔大王に気に入られ大出世
ところが地獄でも革命が起き電気椅子で処刑された
地獄で死んだらどこへ行くんだろう
140創る名無しに見る名無し:2009/05/09(土) 23:13:55 ID:C+iX2WjT
妙に淡々としてて不思議w
141創る名無しに見る名無し:2009/05/13(水) 01:53:11 ID:9tl7HEjj
カチ、カチ、カチ。3つのボタン。
死刑執行のボタンだ。
自責の念を分担するために、執行は3人で行う…?
まさか。私独りで押してやるのだ。
カチ、カチ、カチ。ボタンを押す。
バコン。床が開く。
ギュー。紐が締まる。
ブラン。さようなら。
カチ、カチカチ。バコン。ギュー。ブラン。さようなら。
カチカチカチ。バコン。ギュー。ブラン。カチカチカチバコンギュー。ブラン。
子殺し、六年。いいや死刑だ。カチカチカチバコンギュー。
窃盗、十六入。もう死刑。カチカチカチバコン。
覚せい剤、八入。死刑。カチカチカチ。
傷害、三入。死。カチカチカチ、
営業妨害、初、しカチカチカチ、公文書偽造、初カチカチカチ出入国管理法違反カチカチカチ
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ

てってれれってって〜

妄想を遮るように、いきなり音楽が鳴った。
隣に座る先輩が「左に赤が揃うように目押しするの」と教えてくれる。
目押しと言われても初めてのパチスロだ。慌てているうちに先輩が目押ししてくれた。
カチカチカチ。

いけないいけない。毎日のように顔を見てる相手を死刑だなんだと、そんな考え方がいけない。
カチカチカチ。
それに案外いい人達だ。詐欺の人達は特に物腰柔らかく人当たりが良い。
カチカチカチ。
ヤクザの嫁さんはサバサバして気持ちが良い。
カチカチカチ。
少刑からきたあの子は明るく「ねーねー昨日のはねとび見たぁ?」って
タメ語で!話し掛けてきやがって!馴れ馴れしい!ああぁ!
カチカチカチ!バコン!ギュー!ブラン!
メダルがいっぱい出てきた。あぁビギナーズラック。
142創る名無しに見る名無し:2009/05/19(火) 00:28:42 ID:cgb1B+SM
ここは放課後の教室
居るのは僕と僕が片想いしている由佳だけ
「アタシ実はエッチなのぉ」
由佳はそう言って突然服を脱いだ
そしてマンコとかおっぱいとか丸出しのスッゴくエロエロな恰好で僕を誘惑した
「だ駄目だよ由佳さん……彼氏居るんでしょ?
いつも皆の前でイチャイチャしてる彼氏が」
由佳は
「実はね彼氏なんか大嫌いなの
実は最近からあなたの事だけが大好きだったの
私の処女をあなたの為にこれまで大切に守ってきたの
だからお願い私とエッチして、うっふんあっはん」
とエロエロな誘惑をする
僕はうろたえるう
「ねえお願い
私あなたの事しか考えられないの
あなたの事一目見た時から大好きだったの
いつもあなたに冷たくしてたのは愛情の裏返しなの
いつもあなたとエッチする事を夢見ていつもエロい気分になるの
もうあなた無しじゃ生きてけないの」
「じゃあセックスしてやろう雌豚め」
と僕は言って僕のそそり立つスッゴくデカいあれをエロエロな穴に入れてスッゴくエロくて射精した
「子供出来るううううう」と由佳は叫んで僕と一緒に逝った
数ヶ月後僕たちは子供とともに幸せな家庭を築いた
彼氏は死んだ
苦しんで死んだ
世界の誰よりも苦しんで死んだざまあみろ
143創る名無しに見る名無し:2009/06/23(火) 00:10:59 ID:aM/dzozt
女は冷蔵庫を開ける。
大して大きくはないサイズだが、食料が大量に詰まっている。
女は上から下までゆっくりと食材を見定めつつ、夕食の献立を練る。
「ただいま」
男の子の声。
「おかえりなさい」
女は振り向きもせず応える。
どたばたという音。
子供が台所に入ってくる。
「今日の夕御飯は何?」
子供が訊く。
「今日はやめとくわ。気分が乗らないの」
女は応える。
「そう……」
子供は残念そうにうなだれる。
「ごめんね」
女はしゃがみ、子供と目線の高さを合わせる。
そして子供の頬に優しく手を触れる。
子供は動かない。
女の目をまっすぐ見ている。
女は子供を抱き寄せ、その唇に自分の唇を重ねる。
しばらくしてから唇が離れる。
子供の唇に、血がにじんでいる。
「まだ時間は早いから、もう少し遊んできていいのよ」
女は言う。
「うん、わかった」
子供は応える。

子供が外へ出てから、女は仕事にかかる。
眼鏡をかけ、ノートパソコンのキーボードを叩く。
二十分も経ったころ、突然女は目の前のノートパソコンを床に叩き落とす。
女は友人に電話をかける。
二日間泊めてもらう約束をとりつけたあと、女は宿泊の準備にかかる。
準備が終わった後、女は二階へ上がり、しばらく部屋の掃除をする。
そして窓を開ける。
見下ろすと、路地に子供がいる。
他の家の塀によりかかりながら、こちらをじっとみている。
144創る名無しに見る名無し:2009/06/23(火) 07:32:29 ID:xcK5Pb7M
行動だけを抜き出されると台本みたいだなー
でもこれはこれで
145創る名無しに見る名無し:2009/07/08(水) 12:16:52 ID:seZSvtFH
家族は皆バラバラになってしまった
父が死んだ
母が死んだ
兄が死んだ
妹が死んだ
(嫌だ)
父はバラバラになって死んだ
母はバラバラになって死んだ
兄はバラバラになって死んだ
妹はバラバラになって死んだ
飼っていた出目金もバラバラになって死んだ
(ああ嫌だ)
私は独りになってしまった
独りぼっちになってしまった
(本当に嫌だ)
私は窓を開ける
だが窓は無い
この部屋に窓は無いのだ
私は扉を叩く
だが扉は無い
この部屋に扉は無いのだ
私は壁に寄り掛かるだが壁は無い
この部屋に壁は無いのだ
(なんて嫌な部屋!)
私も
私もバラバラになって死ぬのだろうか
父のように
母のように
兄のように
私のように
妹のように
出目金のように
(嫌だ嫌だ嫌だ)
一体誰があんな酷い事を
一体誰があんな惨い事を
一体誰があんな愉快な事を
一体誰があんな滑稽な事を
(一体誰があんな嫌な事を)
(一体誰があの嫌な家族を)
ああ
ああそうなのか
私は唐突に理解した

部屋の隅の猫がニャーと鳴いた
146創る名無しに見る名無し:2009/07/08(水) 12:45:25 ID:seZSvtFH
改行ミスった
もう一回
147創る名無しに見る名無し:2009/07/08(水) 12:47:39 ID:seZSvtFH
家族は皆バラバラになってしまった
父が死んだ
母が死んだ
兄が死んだ
妹が死んだ
(嫌だ)
父はバラバラになって死んだ
母はバラバラになって死んだ
兄はバラバラになって死んだ
妹はバラバラになって死んだ
飼っていた出目金もバラバラになって死んだ
(ああ嫌だ)
私は独りになってしまった
独りぼっちになってしまった
(本当に嫌だ)
私は窓を開ける
だが窓は無い
この部屋に窓は無いのだ
私は扉を叩く
だが扉は無い
この部屋に扉は無いのだ
私は壁に寄り掛かる
だが壁は無い
この部屋に壁は無いのだ
(なんて嫌な部屋!)
私も
私もバラバラになって死ぬのだろうか
父のように
母のように
兄のように
私のように
妹のように
出目金のように
(嫌だ嫌だ嫌だ)
一体誰があんな酷い事を
一体誰があんな惨い事を
一体誰があんな愉快な事を
一体誰があんな滑稽な事を
(一体誰があんな嫌な事を)
(一体誰があの嫌な家族を)
ああ
ああそうなのか
私は唐突に理解した

部屋の隅の猫がニャーと鳴いた
148創る名無しに見る名無し:2009/07/08(水) 22:13:08 ID:ONN1W3Jh
フランスに小さなブドウ園をつくるのが夢です
149創る名無しに見る名無し:2009/07/16(木) 02:29:42 ID:QbRJ51fE
魔都、腐爛朱(ふらんす)。
僕は遂に積年の夢を叶え候。
20マイケルネバーランドの敷地に1万畳の畳み敷き大闘技場。
下は3才から上は墓場まで。
あらゆる者が武術の高みを追及する理想の園。
“武道園”。
僕のおにんにんはオッキしますか?
いいえ、それはマイケルの鼻です。
吾が輩は大闘技場の無線LANの通信ポイントを視察した。
見てみると、ラップトップを持ったピッツァなデブがロリ画像を集めマクリマクリマスティー。アンジェリーナジョリー。
「延髄突き割る!」
制裁を加えようとしたがピッツァは咥えていたポッキーで吾が輩の延髄突き割る専用手刀を見事に止めて見せた。
歯茎にポッキーが刺さったままピザは言った。
「おふっ、ボキはスクリプト流プログラム空手の使い手なのねん。
ボキのサイトの画像を踏むと勝手にロリ画像をダウソしてしまうようなヴィルス、
絶賛製作中なのねん。えふっえふっ」
「なんちうおそがいもんやが…プログラム空手ちうんはえげつにゃーの
(なんて恐ろしいのだろう。プログラム空手というものはえげつない!)」
俺っちはロリ画像を沢山もらって帰ったのにゃ。
単純所持が違法になるまでは楽しませてもらうズラ。
えふっえふっ。
FF。
アクセスポイントでゲームやってる奴も居た。
FF11だ。
「プレイ時間1000日……私はFF真拳の使いt」
最後まで喋らぬうちにパソコンをぶっこわしてやった☆。
「働け!!!ニートの馬鹿!!!!もう知らない!」
孟子リンナイガス器具。
あと50年で天然ガス枯渇。
ガス危惧。
俺の負債60兆円の返済期日まであと一週間。
武道園の今後や如何に!?。

トゥービーコンティニュー→
150創る名無しに見る名無し:2009/07/16(木) 11:07:21 ID:YmiVtMT5
面白い
151創る名無しに見る名無し:2009/07/17(金) 22:34:37 ID:mQ4X2oxq
まさに映像化不可能
152創る名無しに見る名無し:2009/07/24(金) 04:36:46 ID:NComh2ao
無感動の最終回!
153『グリフィススム』:2009/08/04(火) 01:54:29 ID:ieWZI5eY
どうしても
どうしても欲しかったのだ
あの城が
路地裏から覗くあの高貴な城が
自分の国が
幼い憧憬
子供の駄々
それでも
欲しくて仕方が無かったのだ
数え切れない死体を積み重ねて
積み重ねた屍を踏みしだいて
だから
汚れても悔いずに
仲間を
全てを



     … … げ る
154創る名無しに見る名無し:2009/08/04(火) 01:55:35 ID:UT+SHjGp
……にあまり選択肢ないなw
155創る名無しに見る名無し:2009/08/28(金) 13:34:02 ID:bIRuAtO7
私は天才格闘家!私は悪を許さない正義の格闘家!

コンビニの前に屯しているガラの悪い若者がいるわね。
あ!煙草をポイ捨てしたわ!
悪ね!注意!

「こら!貴方達!煙草をポイ捨てしたら駄目よ!」
「なんだとこら〜」「なんだとおら〜」
「今すぐ拾いなさい!」
「うるせーなこら〜」「うるせーなおら〜」

警告は一度だけよ!
バキッ!ボコッ!
ガラの悪い若者はキューと伸びたわ!
私は煙草を拾うと若者のポケットにしまうわ。そして颯爽と買い物を済ませたの。


――次の日――

私は十数人のヤンキーに囲まれたわ。

「昨日はよくもやってくれたなこら〜」「テメーらやっちまえおら〜」

とことん悪ね!手加減はしないわ!
ドカバキベキドコバコバシオゲベガゴゲ!!!
途中で擬音のストックが切れたけど気にしちゃ駄目よ!
とにかく悪は昨日の二人を残して全滅したわ!

「なん…だと…こら〜」「チーム暗愚留が全滅だとおら〜」
「今日から私がチームのヘッドよ!」
「解りましたこら〜」「解りましたおら〜」


――1ヶ月後――

「こら〜ババアー」「おら〜ババアー」
「ひいっ!」
「この信号渡るつもりかこら〜」「それともあの歩道橋を渡るつもりかおら〜」
「ひいっ!し…信号を…」
「おぶっちゃうぞこら〜」「向こうに渡しちゃうぞおら〜」
「ひ…え?」
「その前に挨拶だこら〜」「忘れてたぞおら〜」
「こんにちはババアこら〜」「良い天気だなおら〜」
「あ…どうもこんにちは…」
「信号青になっちゃったぞこら〜」「おぶされババアおら〜」


「良くやってるわね、貴方たち!善よ!」
「あ、私さんどもっスこら〜」「どもっスおら〜」

「唐突だけど私は旅に出るわ!」
「「なんでっすかこらおら〜」」
「もうこの町は大丈夫!善だわ!でも他の町はそうじゃないの!だから私は世直しの旅にでるの!」
「「私さんこらおら〜」」
「この町は貴方たちに任せたわ!」

私は旅人!正義の旅人よ!
156創る名無しに見る名無し:2009/09/22(火) 14:14:55 ID:nCIEpkjD
ここは、

「普通に上手い」人たちが
「あえて」下手くそにやって
「実験」してみる

スレなのだな。面白いのもうなづける。
157創る名無しに見る名無し:2009/09/24(木) 23:14:19 ID:gle9ibVc
「俺がお前の娘を殺してやる」
「何故お前が俺の娘を殺すんだ!」
「俺がお前が憎いからだ!」
「どうしてお前が俺が憎いんだ!」
「お前が俺の娘を殺したからだ!」
「どうしてお前は俺じゃなく俺の娘を殺すんだ!」
「お前が俺の娘を殺したから俺もお前の娘を殺すんだ!」
「お前が俺の娘を殺すのは止めてくれ!」
「お前は俺の娘の敵でお前の娘はお前の娘だから殺すんだ!」
「俺はお前の娘を殺してはいないしお前が殺す娘は俺にはいない!」
158創る名無しに見る名無し:2009/09/25(金) 10:24:38 ID:rwGBKP07
そのネタ前も見たが
159創る名無しに見る名無し:2009/09/25(金) 20:42:57 ID:Sjz4ergz
>>79と同じ人かな?
オチに笑ったw
160創る名無しに見る名無し:2010/02/01(月) 00:24:08 ID:NufSPqXz
THANKS
161創る名無しに見る名無し:2010/02/22(月) 17:48:28 ID:RSYZ8VcV

「何だよ、こんなところに呼び出して」

僕は目の前の鈴木を睨んだ。鈴木は顔を赤くしている。
すると、ぎゅっと拳を握りしめ、言った――。


「………俺、………お前が……好きだッ!!!!!」


………信じられなかった。

………鈴木が、僕を好き??……


…僕は……、前をみすえて、こう言った………



「僕も、鈴木が、好きだ……………///」

「嘘!」

「ほんとだ……僕、ずっと鈴木のことばかり見てたんだよ。……鈴木が他のやつらとはなしてると、いつもムカついてた…」


そのとき―――、


―――ぎゅっ。



鈴木が………僕を抱き締めた。


「可愛いよ、山田」

「……やっ、……かわいいって言うなッ……!!」


鈴木は僕の涙を舌でぺろりと舐め、

「汚いよッ…」

「汚くねえよ」


……僕は恥ずかしくて、鈴木の服を引っ張って鈴木はいつものようにははは、と人なつこい笑みで笑った。


…どき、ん。



心臓がばくばくと鼓動が聞こえる。

162創る名無しに見る名無し
>>161
携帯小説ってこんなのばかりだよな
そしてたいてい面白くない