まあ、2ちゃんは間違いなく現実とは別モンだな
例えるなら、科学とオカルトみたいなもの
トンデモと割り切って、楽しむぶんには害はないむしろ最高の暇潰し空間
これが2ちゃんねらーの習性って奴なんだろうな
楽しければいい
フライングUMD、いかにも楽しげな響きで面白おかしくAAも大量生産し
ありとあらゆるスレに張りまくって捏造を既成事実に仕立て上げた
それを見て疑問にも思わない
むしろ楽しいことには便乗し自分も嬉々としてネガキャンを蔓延させることができる
自分の頭でちょっとでも考えたら、UMDが飛ぶなんてありえないのがすぐにわかるんだが、
あの騒動でネガキャンしていた多くの連中はそんなことを微塵も考えない
立派だねぇ、2ちゃんねらー
相手の文章を読むことも理解しようとすることもなく、
ただ「日本語でおk」と書き込むだけでおk
それが2ちゃんねる
295 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/17(土) 23:22:51 ID:1VP9HSSc
296 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/17(土) 23:39:22 ID:1VP9HSSc
電撃など愛してすらいないがな
ただただ、
>>418に挙げたような「特定の何か」に対して嬉々としてネガキャンし
そいつらに靡いてしまう2ちゃん世論ってのが気持ち悪いだけだな
何かを愛さないと、何かを守ることもできないなら、そいつはゴミだな
何かを憎く、
>>418みたいにネガキャンしてる奴に反感を持つのが当たり前だろ
「義侠心」を「宗教」と認定するような企業の信者は、感性が死んでいるな
297 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/17(土) 23:40:28 ID:1VP9HSSc
電撃に関してもオレが怒ったのは
公称を3分の1だとか抜かす2ちゃんお決まり陰謀論のバカバカしさだけじゃなく、
公称がどうあれ、何百万人といるそれを愛し、楽しんでいる人間とまったく別の次元にいる
2ちゃんの名無し風情が、それを勝手に陰謀論にくるみこみ、しまいに
>>423>>425のようにメディアを
馬鹿にしだすような、「精神の下劣さ」に対して反論したんだがな
こいつと
>>418に挙げたレスは、まったく同じ精神のドス黒さを感じるわ
これがリーフ/アクアプラスの「白」なんだろうがな
298 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/17(土) 23:53:23 ID:1VP9HSSc
ま、楽だよな2ちゃん
何かに対してアンチ指向を持つ人間が
単行で「捏造・工作・社員・キチガイ・宗教」これらのレッテルを一方的に言うだけで
どんなものも、例外なくみんながアンチ側に加担するんだからな
299 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/20(火) 10:38:41 ID:8OUkbrvl
現代世界の並行世界
皇国日本帝國
皇(すめらぎ)を代々戴く東洋の最先進国家で首都は東京と京都にの二都一首都制
分析学的には異能力者の研究で世界最先端を行く
国家をあげ異能力者特性検査を出生時に実施しており、全ての国民に可・不可の称号が与えられる(ただし、可は全人口の1割に満たない)
また、それとは別に国家に属する全ての異能力者には甲乙丙丁の分類が行われている
物語開始時の1941年12月初頭で既に中央共和国との戦争状態にあり、中央大陸を領有するに至っている
統合アメリカ合衆国
南北アメリカ大陸全土を支配する世界最大の国家
軍需力に長け物量で最大勢力を誇る国家ではあるが異能力者の研究では遅れを取っている
物語開始時には日本との武力闘争は行っていないものの、明確な敵対関係にある
第三ローマ帝国
ヨーロッパの過半を支配する軍事国家
圧倒的科学力を生かした異能力者の研究に熱心で、ブリティッシュ王国など多数のヨーロッパ各国とは戦争状態にあり、日本及びアクシズ党イタリアとは、同盟関係にある
アクシズ党イタリア
イタリア半島は支配する伝統ある民主制国家
アクシズ党の台頭により戦時体制に移行、統合アメリカとの対立に至る
中央共和国
中央大陸を支配する巨大国家
日本と戦争状態にある
ユーラシア帝国
ツァーリと呼ばれる皇帝が治めるユーラシア最大勢力
労働者の大規模な国家動乱を経てより専制的な国家運営に移行している
なりふり構わぬ非人道的な実験により異能力者の開発を行っている
ブリティッシュ王国、大帝領フランス、低地同盟、ユグドラシル連邦、EEC(東ヨーロッパ共同体)
ヨーロッパ各国だが第三ローマ帝国の侵攻を受け統合アメリカに助けを求めている
300 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/25(日) 19:39:01 ID:dlIPfklH
事の発端はゲハ速報。
そこでアンチがアルトネリコ3のネガキャンをしてやがったよの。
それを見て、イラっときたオレは「わざわざ叩くなよ…」と、注意したのが運の尽き
名無しAが「ネガキャンはアンチの工作だろ」とレスしてきた
オレは、「…ああ、そうだったのか。それなら仕方ない」と納得しようとした。
その瞬間だ
名無しB曰く
「お前が工作員だろ」
と、突然オレを名指しで工作員認定してきた。
…ありえないだろう? オレは、むしろ逆にアルトネリコ3のネガキャンを制止した側だ。
そうすると、さらに信じられないことが起こった。
さっきおれに対してレスをしたAが
「ああ、こいつが工作員だったのか」と勝手に納得。
名無しBの一方的かつ不条理な「工作員認定」をそのまま鵜呑みにしたのだ
…この現象はさすがにありえんだろ。?
オレがネガキャン止めろと突っ込むまでえんえんネガキャンしてた連中は工作員じゃないのか?
何で、それを止めた人間が工作員になってしまうんだ???
301 :
創る名無しに見る名無し:2009/12/11(金) 10:19:32 ID:85XNvMR6
ガチ患者が居るスレだったか
スパーク
アウサラ
ジャムア
Pの場合
当のネガキャン=みんなが便乗
他のネガキャン=住民による注意と、徹底擁護
Pに対して有利なレス=ゲハ脳
それ以外の場合
当のネガキャン=Pの工作、P認定されたものをみんなで攻撃
他のネガキャン=それがPの場合に限り、盛り上がる、誰も注意せず
Pに対して有利なレス=ゲハ脳
Pの滅亡は確定事項
303 :
創る名無しに見る名無し:2009/12/30(水) 06:33:22 ID:kl07zvi9
かつて世界には神がいた
神は人とファルシ、2つの知恵を持つ種を創り、この世界から去った
そして、地上世界(パルス)には死と絶望だけが残された。
ファルシの中でも大いなる力を持つファルシ=オーファンは
人を保護するため、天空に浮かぶ繭状の都市コクーンを創造する
ファルシとは人に使命と力を与える存在である。
ファルシによって選ばれたものを、ルシと呼ぶ。
ルシとはダーカーザンブラックの契約者のようなものと思えば一番近い。
使命が代価であり、その使命を果たすための力を与えられる。
例えば、敵を滅ぼす使命を与えられたルシは、強力な戦士としての力を得る
使命を果たせなかったルシはシ骸となり、未来永劫さまよう。
だが、地上に残されたファルシと人々はコクーンを憎んだ
パルスのファルシはコクーンを滅ぼす使命をルシに与え、戦争を引き起こす
その結果、パルス、コクーン双方に絶大な死者を出す。
これを黙示戦争と呼び、
以後、100年の間に双方の憎しみの連鎖は高ぶっていくことになる。
特に閉鎖社会コクーンでの、異能の力を持つルシへの憎悪と偏見は都市ごと隔離し
地上へと叩き落とすパージ政策の暴挙へと発展していく
使命を与えられたルシがその使命を果たせなかった時、なり果てる存在=シ骸
使命に苦悩するルシが自らの葛藤の内に死を望むとき現れるもの=召還獣
シド・レインズは「主人公たちをコクーン崩壊に導く」使命を与えられた ルシだが、
召還獣が使えなかったのは結局悩みがなかったからだろうな
苦悩の果てに、活路は見いだされる
ソードワールドとかあっこらへんが今思えば、
現代ジャパニーズファンタジーと、古典欧米ファンタジーの境界だったな
その一方で、懐古の30、40のオッサンが叩いている通称「今時ファンタジー」は
むしろ、海外市場のニーズに答える形で衣装やSF設定が付加されていったってのが、
いかにも皮肉めいて面白いw
シベリア板に規制で島流しされてた時、毎回就活の話題で延びるんだが
その中で「やる気さえあれば何でもできる、現に俺がそう」って一生懸命励ましてる奴がいて、
何か凄くいい人そうでほとんど全レスに近い勢いなので誰かが冗談でか
「お前の爪の垢をくれ!」ってレスすると申し訳なさそうに「火事で上半身全身大火傷で爪がない」って答えてて
何か得も言われぬ感動をしてしまったことがある
本当に他人に勇気を与えられるのは、逆境から立ち直った人間なのかもしれん
シベリア板も捨てたもんじゃないなと思った・・・と慣れない長文書くのに10分くらいかかってしまった・・・
ロロナ、おで、売っちまった・・・
とても、とても、後悔してる。アンケも、書けなかった・・・
おで、数字とか、頭パーだから、わかんね
でもロロナ、かわいい。ロロナ、おもしろい。それとても知ってる
だからおで、ロロナプラス・・・ほしい。
プラスが、なんか、よくわかんねけど
ロロナがもっとかわいく、おもしろくなるなら、おで、ぜったい、かう
ロロナ、バグ、いじめる、おで・・・傷つく
ロロナも、傷つく。バグは、あるけど・・・問題・・・ない。
たのしいの、かわらない。むしろパンツ、透けて、おで、よろこぶ。
ふりーずも、おで、5回だけ。おでのPS3、くろすめでばーも1回しかなかた
よくがんばった。
おで、ロロナとあいしょいい。だから、よけいにすき。
ぷらすでても、たぶふりーずない。あんしん。
おで、よんせんと・・・500円ふうとう、いれた
ほとんど・・・こぜにだけど、はいった。
ゆらすとじゃらじゃら、ちょっと重い
おで、はやくロロナプラスあいたい。このふうと、だいじ、しまっとく。
でも新作も、もっとあいたい。おで、頭いたい・・・。
あとおでのうち、びんぼ。
おで、おおぐいだから・・・おばあちゃ、いつもしんど・・・
ごはん、へらそうおもても、おばあちゃ、なにもいわず、おかわりいれてくれる
おでが、たべると、わらう。歯がないから、すこしへんなかお。
でもおでの大好きなかお。だから、おで、うれしくて、もっとたべる
・・・たべすぎて、いえにPS3買うお金、なかた
でも、ロロナでる、しって、いっしょけんめ、お金、ためるきめた
略
何このちょっといい話w
ロロナは幸せ者だな
でもそんなに好きならもう売るんじゃないぞ
あとたくさん食べるのはいいけど運動もしよう
孫が病気になったらばあちゃん悲しむからな
味があってなかなか面白かった
スレタイとどう関係あるのかはよく分からんが・・・
俺が戦ヴァル2を駄作と書いた、 と錯覚し、
必死にシャドーボクシングを始めた輩がいるな
戦ヴァル2ははっきり言って相当に面白いゲームだろう
あのブリッツ・システムは本当に素晴らしい、革新的であり、奥深い
すべてのゲームクリエイターが目指すべき到達点を、すでに踏破している存在
それが、戦場のヴァルキュリアだと思っている
俺はただ、多くのゆとりゲーマーがするように、
「ゲームのストーリーだけを、そのゲームの評価に直結させない」だけだ
だから俺のいう「ストーリーがつまらない」は、ただ「ストーリーがつまらない」という
文字通りの意味でしかないと、理解しておいて欲しい
余談かもしれないが、俺が「FF13に感動した」のも事実だ
あれほどシンプルでしっかりとしたテーマ性の柱を持ち、
声優陣の熱演と、多くのスタッフの血と汗の結晶である映像と物語を、
ただ一言、「厨二病」というレッテルで潰すなど、俺には理解できない精神状態だな
あんなにもセリフの一つ一つに感情があり、
あんなにも熱意と誠意のこもった声優の演技はない
あれは千年に1つのFFだ
実際、WDはもうああいうリスクの大きい大作RPGは作らないだろう
FF13とヴェルサス。この二つを心から楽しめない、楽しもうとしない人間は
自分のその手から、何がこぼれ落ちているかすらわからないのだろう
楽しむべきものは、楽しんでこそ価値がある
そういう、シンプルなものだ
世界とはな
アルトネリコ3によせて
1
ああ、嘘だと言ってくれ、夢の中の君よ
輝くその足で、僕の希望を無惨に踏みしだこうというのか
こんなにも今というこの日と、明日という未来が果てしなく感じられた時はない
僕の心は凍てつく大河の中に一人ぼっちでいる
君の瞳は、夜空に浮かぶ月のように美しいというのに、
せめてこの川面に月影を照らしてくれないのか
それは何という罪深さだろう・・・!
KONOZAMA
この時の大河を渡る術を僕は知らない
大河の先の、あるかないかの胸を健気にふるわせながら歌う裸足の乙女を
僕はただ、全裸で見守ることしかできないのだ
[オープニング・アニメ]
空中を飛翔するココナとおぼしき影。
その背景にソル・クラスタの全容がおぼろげに浮かんでいる。
そして、遙かな地平線の彼方までハッキリと見える毒雲に覆われた大地。
焦りのような表情を見せる影のアップ。
その顔を、太陽の光が真っ白に覆い、画面が白くなる。
[???:アオトの夢]
真っ白な画面の真ん中に浮かび上がる星の姿。
世界説明ナレーション(※)
※既存のものと同じ。
ただし、銀河万丈ナレの部分を総意ボイスに差し替え。
プレイヤーに語りかけるように謎の声が星の危機を訴えかける。
星の危機を説明ではなく、世界の住人として感じさせるための変更
(代わりに親方ボイスが銀河万丈に)
[蒼谷の郷:アオトの家]
寝ているアオト。
親方「クォラ、アオトォォォォォォ!!!」
アオト「ZZZ・・・!?」
親方「貴様、ワシの命じた仕事はどうしたァァァ」
アオト「や、親方、あれは・・・つ!?」
顔面を素手で鷲掴みにされるアオト。ぎりぎりと空中に釣り上げられる。
アオト「ァ・・・ぁあ・・・うぎぁァ・・・」
親方「たわけェェェェ!!!この後に及んで言い訳をするかァァァ!!!
貴様のようなこわっぱ、このまま握りつぶさずにおかいでかッ!!!」
アオトの脳裏に浮かぶ走馬燈。親方との楽しい日々。
ドゴーン!!!
突然、大きな音が鳴り響く。
続いて、ミュートの怒声が聞こえる。
親方「なんじゃッ!? 何が起こったというのじゃ!」
周囲を見渡す親方。
地に崩れ落ちるアオト。その目には一粒の涙が輝いている。
親方「む、きゃつらッ!?」
腕を十字に組み、窓から部屋の外に飛び出す親方。
その飛び散る破片と涙のコントラスト。
[蒼谷の郷:アオトの家]
己の無力さに打ちひしがれるアオト。
アオト「畜生、俺に力が・・・力があればッ・・・!」
その耳に肉と肉がぶつかり合う異音が響きわたる。
アオト「? ・・・一体何が起こっているんだ」
ゆっくりと立ち上がる。
[蒼谷の郷:カニバサミ]
ミュートに追われる咲一行。
だがアオトが駆けつけたとき、そこにはサキの姿しかない。
先ほどまでの大きな音に代わり、ギリギリと何かが軋む音がしている。
アオト「君は?さっきからこの音は何なんだ?」
咲「あ、あれを見てください!あそこで!」
少女が指さしたのは遙かな空中。そこに二つの影が蠢いている。
アオト「あれはッ!?」
互いにアイアンクローを決める親方とミュート。
双方ともに空中に釣り上げようとした結果、500メートル程上空に浮かび上がっている。
アオト「親方ッ!」
親方「アオトかァァァァァッ!!!こいつは俺にまかせろ!!!」
ミュート「くぬぅぅぅぅぅぅッ!!!」
親方「ぐわあああッ!も、もたん・・・!!!アオト!あとは任せたぞッ!」
両手でミュートの頭を包み込む親方。
ミュート「まさか、それは・・・止めろォォォォ!!!」
頭突きをぶつける親方。画面が真っ白になる。
爆発。
完
1:遭遇
折節加奈子が部屋に入ったとき、最初に目についたのは一枚の紙であった。
それは、コピー機の上にいかにも忘れていったかのように置かれてあり、
誰かに気づいて欲しげに、ひらひらと室内の風にゆれていた。
秘書の業務もこう見えて忙しい。
普段なら鼻息ひとつで脇にどかし、自分の仕事を済ませるのだが、今回は随分とわざとらしい。
だから、反応してあげることにした。
「わあ、これすごく可愛いですね。新作のキャラですか?」
紙を取り上げ、まるで学校の帰り道に綺麗な貝殻を拾った女子小学生のように嬌声をあげると、
予期したとおり、すぐににこやかな笑顔があらわれた。
「ハハ。よくわかったね、大正解。
今、僕が手がけている新作の主人公の少女だよ。名前は何だと思う?」
常に上から目線で、やたらと質問口調で語りかけるのが趣味のこの銀縁メガネの男の名は、志村靖。
加奈子が勤めるゲーム会社で新作ソフトのラインを統括する、開発ディレクターだ。
当然、かなり偉いということになる。加奈子は少し喉をととのえた。
「あ、志村さん。おはよう。とても可愛い女の子ですね。
・・・名前は、ちょっと見当がつかないわ。なんて子なのかしら」
「うーん、じゃ、ヒントをあげよう。最初の文字はス。さあ、当ててごらん」
加奈子は反応してしまったことを後悔した。
わざとらしく置かれてあった紙なのだ。わざとらしく払い落としてやればよかった。
しかし、加奈子が反応してからこの男が現れるまで随分と早かった。
まさか、物陰にずっと隠れていたのではあるまいか。志村ならやりかねない。
「え・・・ヒント、ですか?」
加奈子はとっさにスッパムーチョという言葉が思い浮かんだが、その答えは志村の望むものではないだろう。
何か最初がスではじまる可愛らしげな名前を考えないといけない。
ダメだ、スリッパしか頭にでてこない。そもそも、わかるわけのない質問なのだ。
名前を付けたのは恐らく志村本人であり、自分ではないのだ。
加奈子は頭の中に浮かんだスリッパを掴みとり、志村の頭を叩きたい衝動にかられた。
「す、スキーかしら?もうすぐオリンピックもあることだし」
「・・・」
この場合の沈黙は、否定の意味だろうことはよくわかる。
気まずい空気が流れる。志村の目は、明らかに侮辱されたと感じているようだ。
なんとかこの場から抜け出したい・・・。
そう思うと、加奈子の持ち前の空想力は突然、
某クイズ番組の司会者をかたちどった像のように、ボッシュートされて
地面に消えていく志村の姿を描き出した。
クスッ。
つい吹き出してしまう。
しまった、とあわてて手で口元を押さえた時には、すでに遅かった。
おそるおそる、志村の目を見上げる。
目の前の志村は、確かに加奈子の願いどおり消えていた。
そこにいたのは、一匹の魔物だった。
加奈子は、己の死を覚悟した。
(つづく)
信者とアンチ、二元論で価値観を両断し
1と100の間をつなぐさまざまな要素を排斥するのは
ラノベをはじめとするヲタク系文化によくみられる傾向だね、危険だぞそれ
2:福音
救いの福音は背後から奏でられた。
ただしその音は、奇妙に甲高い神経質な響きをもっていた。
「折節君、こんなところでもたもたしていたのか」
振り返ると、もうずっと昔、グリコだったかどこかのお菓子に毒を入れて、
全国を騒がせていたという、狐目そっくりの男が立っていた。
「あ、菅原さん!」
人事部の須賀原義人。47才独身。
加奈子は、助け船が菅原だったことを知り、複雑な気持ちになった。
狼に教われたところを、狐に助けられたようなものだ。
いつもその目は加奈子を見るとき、妙に愉快そうな形にゆがむのだった。
それは加奈子に、狐が肉食獣であることを思いださせた。
そして、同時に忘れていた用件をも思い出させた。
「あー、しまった!早く資料をコピーして持っていかないと」
目の前に未だつっ立っている志村に、半ば聞かせるよう大声で慌ててみせる。
慌ててコピー機を作動させる。
その横で菅原は説教モードに入っている。
「まったく、これだから最近の若いものは・・・」
お決まりの前口上。加奈子はその次の句が聞きたくなかった。
「いや、折節君の場合は若いともいえないのか」
含み笑い。
なんという嫌な男だろうか。これだから結婚もできないのだ。
自分のことは棚にあげつつ、加奈子は猛スピードで作業をすませた。
「失礼します!急ぎますので!」
小さく礼をすると、資料を抱え部屋を出た。
扉を閉めるとき、横目でみると志村がまだ直立不動の姿勢で立っているのが見えた。
3:反転
扉を閉め、180度回転するとすぐに目的地が目の前にあった。
加奈子は深呼吸して、気持ちを落ち着かせる
そして、笑顔を作ると扉をノックした。
「社長、失礼します」
返事はいつもないので、そのまま入る。
10畳程の和室スペースの中央に、黒檀の大きな机がおかれている。
それ以外には、大きな本棚が1つと、先祖伝来だという鎧武者と日本刀の置物。
それだけの、こじんまりした部屋だった、
そして、何故か社長の姿がなかった。
(・・・?)
社長はいつもこの時間には業務をひと段落させ、加奈子の持ってくる
新聞紙の切り抜きコピーを待ちながら抹茶をすすっているはずなのだった。
加奈子は左右を見回した。
机の下、ゴミ箱、天井裏。どこにも姿はない。
まさか、鎧武者の中に入っているのかと思い置物の面頬を覗いてみる。
中には社長の一族の歴史を感じさせる、漆黒の闇があるばかり。
なお、余談だが社長は普段は小猿のように温厚で、無口な男だが、ひとたび怒らせると
この鎧武者で完全武装し、社員に切りかかってくるのだという。
社長一族の歴史の中で、過去九百九十九人がこの刀の錆となり、
忌まわしい刃は、今も千人目の血をもとめているのだと。
加奈子は入社当時、先輩から「すでに社長の代で七人が命を奪われている」と聞き、
心底震え上がったものだ。
加奈子は、記念すべき千人目の獲物にはなりたくなかった。
緊張と恐怖から、気分が引き締まっていたものだ。
無論、それは嘘だったが。
結局のところ、社長は見つかりそうになかった。
加奈子は資料だけをおいて、部屋を出た。
まだ用事は山積みだった。
×慌ててコピー機を作動させる。 その横で菅原は説教モードに入っている。
○大急ぎでコピー機を作動させると、
それに連動して菅原の説教モードも起動したようだ。
4:読書
夏目総二郎は気分転換に読みふけっていた文庫本を閉じた。
廊下におかれてあるイスの上で、ゆっくりと延びをする。
目を閉じて、首筋に軽く手刀をあてる。2〜3回。
時計を見ると、12時37分だった。
まだ頼んでいた資料は来ない。
仕方なく、さっきまで読んでいた本の内容を頭の中で再構成させる。
言葉に映像を付加させ、手が触れられるほど明確に強く描き出す。
その内容は、森に忘れられた一人の少女の話だった。
救いがたい、狂気の物語だ。
そのあまりに不条理な結末に、総二郎の感情の真ん中にぽっかりと大きな穴が広がっていくようだ。
その穴の淵には、怒りや悲しみといった感情が火花を散らしている。
そして、火花に照らされた底知れぬ穴の奥深くには、もう一人の自分自身がいた。
いや、”本当の自分自身”か。
総二郎は、もう一人の自分、本当の自分と対話しようと試みた。
(やあ、そっちはどうだい?相変わらず、こちらは何もなく、そして退屈なんだ)
影は物言わず蠢いている。
(でも、心配はいらないよ。探していた相手が、ついに見つかったんだ。
もうすぐ、僕もそっちへ行くことができるだろう。そう、この願いさえ叶えば・・・)
そこで、総二郎の儀式は打ち切られた。
廊下から、ハイヒールの音が響いてくる。
時計を見ると、12時40分だった。
10分の遅刻だ。
総二郎は静かに立ち上がった。
相手→存在
姉のようでもあり妹のようでもある人、別の言い方をすれば尊敬できると同時に欠陥が目立つ人
それでも不快に思わなかったのは、欠陥の裏にあるものを自分なりに考えることができたから
二度と会うことはないだろうと思っていた彼女と再会したのはそれから数年後
当時の二人(彼女と私)の創作物をあの男が一次創作として発表したことを聞かされた
彼女は喜んでいた、形にしてもらえて嬉しい、あの頃の日々がやっと報われたと
でも私は悔しくて仕方がなかった、私の作ったキャラが、名前も容姿も設定も言動もそのまま
あの男の一次創作物として扱われ発表されている、彼女への想いを糧に身を削って作ったものが
よりによってあんな奴に我が物顔で扱われているのがどうしても、どうしても許せない、
彼女に愛されているからといってやっていいことと悪いことがある、彼女を喜ばせたいのなら
自分の作ったキャラだけで勝負すればいいのにどうしてこんな死肉漁りのような真似をするのか、
ふざけるな、無神経すぎる、あいつにはプライドがないのか、あんなに私を目の敵にしていたくせに
でも何より悔しいのは一度去った自分には彼と同じことはできないという絶対的な事実、
この期に及んでも彼女を笑顔にするのはあいつだという不動の事実、どうしようもない嫉妬と怒り
抗議や法的措置も考えた、アレの生みの親が自分だということは証明できる、証人もいる、
でも彼女が喜んでいるのにそんな真似をすることは出来ない、それに彼はプロデビューしていた、
知名度があり、支持者もいる、世間はきっと抗議した私を電波扱いするだろう、分が悪すぎる、
彼女に嫌われ世間に電波扱いされて“親権”を取り戻したところでどれほどのものを世に出せるのか、
つまりはその部分に対する疑問こそが嫉妬の正体なのだから彼と争ってもメリットなど一つもない、
悔しくて悔しくて仕方がないけどその点だけは認めざるを得なかった
かといって2ちゃんの関連スレで憂さ晴らしをすることも出来なかった、身バレのリスクが高すぎる
私の様子がおかしいことに気付いた人が何があったのかと訊いてきた、創作物を奪われたと話した、
言われたことは「良かったじゃん、プロの人に書いてもらえて、本当は嬉しいんでしょ」
…仕方ない、これがきっと「普通の人の反応」ってやつなんだろう、でもやっぱり悔しかった
テステス
tesutesu
関連スレではロムに徹した、何年もただロムった、スレ住人を把握するために、
厳密にはかつての知り合いのうち誰と誰がスレに居着いているのかを把握するために
発言を分析する、情報、視点、思想、価値観、そして浮かび上がる推測される人物像
かつての自分の信者やアンチ、取り巻きと呼ばれていた人間がいることを確信する、
そこで初めてスレに書き込む、ただの小ネタ、しかし本当は彼らに揺さぶりをかけるためのネタ、
彼らは食いついてぼろを出す、特定の人物しか知りえないはずのことをあっさり吐く、
やはりこいつか、私の信者を自称していた男、私に関する事実無根のデマを垂れ流したクソ男
しかしスルーした、当然だ、自分がここにいることは誰にも気付かれてはならないのだから
こちらの存在を知らせずに情報だけを集める、目先の憂さ晴らしに走るなど愚の骨頂
私の目的は決まっていた、彼女は既に失踪していた、再会した時点で心身ともにボロボロ、
様々な病院に通院・入院し、物書きとして死んだも同然の状態だった、失うものはなかった、
だからこそ冷徹になれた、私情を捨ててひたすらスルー、むずむずしてもイラッときてもただスルー
その一方であの男のサイトをロムる、半分は病的な依存・執着・粘着の類い、
空しくなる、疑問を覚える、それでもロムる、そんなある日彼がブログに失言を書いた、
他人の創作物を無断で使用していることを示唆する一文、即座に魚拓を取った、
しかしこれ単体では使えない、事情を知らない者は普通に読み流すレベルに過ぎない
苛立ち、焦燥、閉塞感、病的だと思いながらも彼の「一次創作」を読むのをやめられない、
そんな中で気付いた、創作者としての致命的な倫理違反を作中に見つけた、
何も知らない者が見れば「古典的な演出に過ぎない」とあっさり受け入れるだろう、
でもパクリの事実を知っていれば、これは明らかに倫理に反した傲慢な行為といわざるをえない
パクリと倫理違反、致命的な二つの証拠、でも火種としてはまだ力不足、
興味のない人間は食いつかない、普通の精神状態なら「そんなことでいちいち騒ぐな」と言うだろう、
ブログとスレをロムりながら更なる証拠を探す、そんなある日彼が仕事で大きなミスを犯した、
私が話題に出すまでもなくスレ住人が騒ぎ出した、スレ住人の精神状態を見る、
このタイミングならいける、二つの証拠を投下してスレ住人を扇動する、期待以上の大炎上、
あの男がブログを更新する、その内容から彼がスレを見ていることが確定する、
「他人の作ったキャラを勝手にパクってこんな風に扱うなんて最低だ」と非難する書き込み、
その文面から、ああ、私の信者を自称していたアイツが書いたのだと気付く、あのクソ男、
散々私の手を煩わせてくれた忌々しいあいつを復讐の道具として利用してやったという優越感と
私の心を最初に代弁した人間がよりによってあいつだったという寒すぎる現実に対する自嘲、
それでもまあ、そんなシュールな現実を軽く笑い飛ばす気力くらいは湧いてきた、少しハイになる
しかし、
t
t2
t3
T4
ああああ
あああああああ
あ
しかし
どうしたんだよぉおぉぉぉおおおお!???
気になるぅぅううぅぅうう!!!
どう見ても被害妄想全開の基地外メンへラの
気持ち悪い長文垂れ流しにしか見えんが、続きがみたいなら催促でもしてみるんだな
自演でなければ、の話だが