『冒涜のニャル』
ニャル「“在”るんだよ?“幻夢郷”の“向こう側”」
クトゥグア「探したぜぇ?“黒いの”」
ビキッ
にゃるさまの口がマジックテープだった 死にたい
そらぁ、ニャル様のお口をあんたの素肌に貼り付けられたとあっちゃあ、大変だぁね。
221 :
創る名無しに見る名無し:2009/11/26(木) 10:11:20 ID:rS6aECjB
ほしゅ
スペースシャトル「アップル」は、技術者の初歩的なミスにより、地上3000mで分解するという悪夢のような事故で、宇宙に消えた。
・・・それから3ヶ月。イスラエルのパブで、CNNのジャーナリストが一人の男を訪ねていた。
「失礼、私はCNNのエミリー=マクレーンと言います。あなたは・・・ジャクソンさんですね?」
「・・・人違いだ。」
「人相、身長、体重は完全に一致。映像を見せた奥さんも本人と断定。そして指紋まで完全に一致しました。」
「・・・指紋だと?」
「失礼。調査のために、あなたが先週飲んだバドワイザーのボトルを持ち帰らせて頂きました。」
軽率な行動に恥じたのか、男は舌打ちをした。
「・・・あなたがスペースシャトル『アップル』の乗務員であった、ボビー=ジャクソンさんだということは分かっています。」
「・・・俺がその男だったとして、何の用なんだ。」
「あの事故は、生存者0人と公式発表されました。しかし、あなたは生き残っている。」
「・・・よく知らんが、宇宙服でも着てれば生きれるんじゃないのか?」
「仮に船外服を着ていても、大気圏突入では耐えられません。」
「じゃぁ、脱出ポッドでもあったんだろう。」
「アップルには、脱出ポッドは装備されていませんでした。」
「・・・・」
「改めて聞きます。なぜ、あなたは生き残ったのですか?」
「・・・知らんよ。まして、あんたは知らない方がいい。」
「なぜですか?」
「好奇心が強い奴は危険だ。”当たり”をひいちまうかもしれん。そうしたら、あんたは宇宙の始まりと終わりを知っちまうだろう・・・」
男は、そういうと代金を置いて出て行ってしまった。
「あ! ちょっと、ジャクソンさん!」
私が店の外に出たときは、男はいなくなっていました。
オフィスに戻ってきたエミリーは、デスクに怒られているようだ。
そりゃそうだ。
ガセとしか思えない、「イスラエルに宇宙飛行士にそっくりな奴がいる」なんて市民からの連絡を真に受けて、わざわざイスラエルに飛ぶわ、
本人確認のためにイスラエルとアメリカの間を3回も往復するわ、
挙句の果てに、本人と思われた男の消息が不明では、首になっても文句は言えないな。
「・・・ラリー、いいかしら。」
おっと、その問題児がやってきたぞ。
「何です、ミス・トラベラー? 俺と一緒にアフリカにでも行きますか? それとも南極?」
「やめてよ。こっちは真面目なのよ。」
「ああ、分かったよ、エミリー。例のそっくりさんの話だろ。それで、君は首になったのかい?」
「・・・ちょっと危なかったけど、本人確認のために撮ったビデオのおかげで、なんとか免れたわ。」
「へぇ、あのデスクが良くそれで納得したもんだね。」
「ええ。映像を見る限り、本人の可能性が高いと理解してくれたの。そして、もし本当なら、NASAが何かを隠しているということになると、デスクは言ったわ。」
「ああ、デスクは組織の陰謀が大好きだからな。」
「私はNASAがどうとか興味は無いんだけれど、なにかこう・・・気になるのよ。」
「何がだい?」
「・・・ごめんなさい。よく・・・分からないわ。でも、痛んだリンゴが混じっているような・・・そんな変な気分なの。」
「よく分からないな。まぁ、いい。用があったんだろう?」
話が変な方向に進んでいたので、俺は話を戻すことにした。
「ええ。デスクからの指示で、奥さんにインタビューをすることになったの。それで、ラリーにビデオクルーとして同行して欲しいの。」
「インタビュアーは君かい?」
「そうよ。映像のおかげで、奥さんは私のことを信用してくれたみたいだから。」
「わかった。じゃぁ、明日までに準備を済ませるよ。」
「お願いね。明日にインタビューできるように、奥さんにアポをとっておくわ。」
こうして、僕たちは分かれた。
まぁ、普通の仕事だ。夫を亡くした妻の、感動のドキュメンタリーという普通の映像を撮る、普通の仕事だ・・・
クトゥルフ神話系にはSF系では無く精神世界系のクラリオン星人とかプレアデス星人とか超巨大「宇宙文明」の真相のティアウーバ星人とかバシャールとか神との対話の神様とかホワイトイーグルとかシルバーバーチとかなら勝てるかなー。
>>222 なんか面白そう
ただ、「宇宙服でも着てれば〜」などのセリフはおかしい気がする
ここはあくまで人違いで通すべきではないか
あと指紋の一致は最初の対話の後で判明した方が効果的なのでは
でもつづきも期待してます
PCゲームのデモンベインからクトルーに入門しました。初心者なんで矛盾点はどんどん指摘
してくださって結構です。糞つまんなかったらスルーして下さいです。 今回は登場人物一部紹介だけです。
<<設定・舞台>>
第一部は西暦199X年代のNY&東京の予定
<<一応の登場人物のリスト>>
主人公:リヒヤルト・G・洞守(リヒヤルト・ゲンジべン・ホラモリ ♂19歳
米アーカンソー州在住 ユダヤ系米人の母と日系人の父を親に持つ、
愛称はリヒー)
ヒロイン?:ミクー・A・V(ミクー・アリアルス・ヴィクトリア ♀年齢国籍不詳
仏語を流暢に話す謎の黒人女性)
主人公の元カノ:伊達 杏彌子(ダテ・ナミコ ♀24歳 日本人留学生)
杏彌子の親友:ユノ・L・M(ユノ・リヒテンストン・メレケラー ♀22歳 独人交換留学生)
ユノの友人:キム・R・L(キム・ラッツ・ルングレー ♀21歳 母が蘭・独ハーフの
米人、父は北朝鮮籍の在日2世米移民)
ワッツの妹:キム・M・L(キム・ミシュリ・ルンングレー ♀18歳 )
謎の女:???(謎の金髪女…全てが謎である)
肉屋のおじさん:ジミー・U(ジミー・ウェップス ♂39歳英系米人 元米陸軍大佐)
元大学教授:マイクル・T(マイクル・トムス ♂67歳アフリカ系米人 米ニューユト
レヒテ州立大学・意象古言語学部名誉教授〔現〕国際新理論研究機構米
国代表)
ドラック密売人:Z(ザイン〔偽名〕♂16歳 プエルトリコ系米人 スラムで生まれ育ち
猜疑心が強い、小学校も出ていないがIQ178の切者。そして童貞)
ザインの部下:T&kブラザーズ(トニー&カプリシャス兄弟 ♂14歳メキシコ系米人
スラムで生まれ育ったZの手下の双子の兄弟、よく喋る、酒好き)
刑事:ハロルド・M(ハロルド・マクギーア ♂31歳アイルランド系米人
ミスカトニック大学から「とあるモノ」を盗んだ犯人を捜す敏腕刑事)
謎の中国人:???(謎の中国人…全てが謎である)
居眠り神父:カイオン・M(カイオン・ミトラステ ♂77歳トルコ系米人 NYのカタリ
派キリスト教会に属する神父、事ある毎に居眠りをしている、毎日どん
な夢を観ているのだろうか?)
↑まだこれは予告編なのです、小説はまだ出来上がってないので出来たらすぐ投稿しますです。
227 :
226:2010/01/06(水) 14:02:55 ID:tWgXZb+r
小説は3日以内に投下します予定ですのです、はい。
<<登場人物紹介(補足板)>>
アルセウス・聖(アルセウス・ヒジリ ♂25歳 アフリカ系米人の父と日系人の母を持つ
両親が離婚する前の旧姓はデイビッス、DJのバイトの傍らZのヤク密
売を手伝っている)
アーニャ・S・S(アーニャ・シルヴィ・シレス ♀14歳メキシコ系米人 Zの義理の妹)
228 :
226:2010/01/06(水) 14:17:18 ID:tWgXZb+r
あと誤字発見したので訂正しときます。
>>226 の上から15行目の箇所
ワッツの妹×
ラッツの妹○
226の小説マダー?(・∀・)っ/凵⌒☆チンチン
230 :
226:2010/01/16(土) 17:37:13 ID:WDrKYBAw
第☆部
この日、NYのアパートで杏彌子はTVを観ていた…ワイドショーは数日前に
日本で起こった東京での化学兵器によるテロ事件の動向をしきりに伝えていた…
「神秘教協会 A∴U∴D(しんひつきょうきょうかい Atlantis∴United∴Dawn)」
通称アウド神秘教…
…この前代未聞のカルト新興宗教の暴走によって一体、何人の人間が死んだのだろうか…
杏彌子はTV消すと深くため息を吐いた。
『杏:世紀末って嫌な事ばっかりね……〜さてと、何やってるのかーな?ユノ??』
同じ部屋に住むルームメイトの「ユノ」に話しかける杏彌子。
目をつむり、ベットの上でヨガ(?)のポーズをしながら何やらブツブツと謎の
呪文を永延と呟き続けるルームメイトのユノ…
『ユ:…ふ………うっさいわねぇ…今唱えてんのよ…今、私「神」と戦ってんのよ…邪魔しないでね?』
そう呟くと、また瞑想を始める、ユノは日頃から自分の趣味は黒魔術だと公言している。
『杏:はあ〜ああ…あんたみたいなのがいるから…』
呆れた杏彌子は部屋出た。階段を降り、柵戸を開けて数m先の売店を目指して少し歩く、
…4分後…
何かに気付いた杏彌子、振り返る! …が、誰もいない…
『杏:チッ いつもの奴か…』
悟られぬ様にゆっくりゆっくり歩く、この界隈は御世辞にも治安がいいとは言えない…
『杏:殺すか?』
静かに呟くと、さりげなくコートのポケットに手を入れてピンク色の「デリンジャー」を
握り締める杏彌子。
『杏:いつでも来い!(心の中で叫ぶ)』
そして、曲がり角…一気に走る杏彌子!と、同時に微かな足音が駆けて来る!
『杏:(決定的…間違い無く賊だ!殺さねば…)』
次の瞬間!!!
《序盤中略》
つづく
231 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/31(日) 11:48:47 ID:T/uHtm4D
第01部
彼女は怖れる…黒い包丁を持ったクミに殺される夢に…
クミは夢に出てくる黒い少女(多分東洋人の)……黒い服…黒い髪…黒い瞳…
黒いリボン…黒い靴…黒い靴下…黒い手袋…黒人形…そして黒い包丁を手に持ってやってくる…
黒い宇宙…黒い太陽…黒い空…黒い雲…黒い風…黒い花…
全てが真っ黒の嫌な世界が私の夢に広がっていく…
私の好きなピンクとホワイトが一つも無い世界…
黒い石の敷き詰められた上に敷かれた黒い線路の上を走る
真っ黒い煙を上げながら走る真っ黒い汽車…に…乗って…クミは来る…来る…
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいあいやいやいあいあいあいあいあいあいあいあ
コナイデこないでコナイデこないでコナイデこないでコナイデこないでコナイデこないでコナイデこないで
どこにでもありそうな浜辺の小さな、でも真っ黒な港町…灯台も砂浜の砂も海の波さえも真っ黒!
町全てが黒い建物…
クミから逃れて隠れ家を探す私…振り向くと巨大なクミ…笑ってる…不気味…不気味な巨人が…クミが!
小さな家の床下に入り込む私…巨大なクミ…エッフェル塔程の大きさの黒い包丁を持ってるクミ…
…私を探してる…
家を一つづつ突き刺すクミ…包丁に刺されると殺されてしまう家、殺された家は悲鳴を洩らし…
こなごなになり真っ黒の灰になって消える…
次は別の家その次の家また次の家その又次の家が消える…この家の下に隠れているのがバレタラ私も消える…
笑ってるクミ…私の名を呼ぶクミ…自分の名を叫ぶクミ…『 』
耳を塞ぎ絶叫する私…今日も目が覚める…今日も20分の金縛り…21分後に起き上がる…夢から覚めた事を地球に宇宙に神に感謝する。
姉は学校に行ったろうか?今日は何曜日?………ふと思い出す…20分間だれかが横にいた…神父?
…彼は誰だろう…神父?…きっと夢だ…
232 :
226 ◆g/BYEwdHmI :2010/01/31(日) 12:21:48 ID:T/uHtm4D
???:消えたか、きっと目が覚めたのだろうな…
夢はどこにある…
少年(16歳位の):俺だおれが一昨日観た夢は何処だ!糞ッ
老人:500の鹿が…丘を…
中年の男:七つの鹿?
少年:500の鹿が丘を?…何だソレハ!?それが俺の観た夢かなのか!
中年の男:何?俺には…七つと聞こえたぞ?
少年:何?!…何が7つだ?何が七つだって?
中年の男:…いや…何でも無い…
少年:………何だ!
中年の男:…お前には500の鹿が丘を…と聞こえたのか?
少年:……
中年の男:つまり…何かこうメタ的な現象が脳内で…
少年:…おい!分かる様に説明しろ…
中年の男:つまりだ、俺とお前と…どちらかの脳内の言語を認識
したりする力が変質してしまった…
少年:変質?
中年の男:つまりだ、彼が『おはよう』と言うとお前には
オハヨウと聞こえ…
私には『コンバンハ』と聞こえる訳だ…
原因は…さっきの部屋だ…恐らく…さっきもお前は変な事を呟いた
従わねば私の妻を殺すと…
少年:……だから、そんな事言ってない!
中年の男:そう!そしてお前は私を殴った…だが誤解するな、お前は、
お前の妹を助けたいと言ったのだろ?つまり私の聞き
間違いだったというわけだ…
少年:…ああ(こいつ喧嘩売ってやがる…)
中年の男:よしッやっと通じたあああ!
少年:???
中年の男:今の私の唇の動きを見て違和感を感じなかったか?唇の動きだ…
私の唇の動きと今、聞こえている私の声とに絶対に違和感を感じるはずだ!よく見ろ
少年:……
中年の男:私がいいたいのはつまり、何らかの理由で我々の脳内の単語を知覚する能力が
狂ってしまったという事だよ…さっきのマウスの飛び散った脳細胞を顕微鏡で観察したが
全ての器官が異常な変異を遂げていた…あれは脊髄と言うより…結晶の…
つまり私の使用した単語が君の脳内で別の意味に誤訳されてしまう…マウス
と同じ事がお前と私の脳に起こったのだと思う。
「超認識性大脳結晶化特殊認知不全症候群」とでも名付けるべきかな?ははは…
少年:つまり、お前はあの本を読んだせいで、俺たちは言葉が滅茶苦茶に入れ替わっちまう
とてつもなくヤバイ病気にでもなったと…
中年の男:ああそれが事実だろう…
少年:(信じられない…こいつヤクでもやってんのか!?だが同時に自身の今迄の体験を思い出して嫌な気分になる)
中年の男:体感時間は五ヶ月程だが、推定9000年以上もの間、我々は個室に閉じ込められていたのだ…
だから、かろうじて言葉が通じるのはお前と私だけだろうな…
あくまでも可能性の話だが…正にバベルの審判だよ…私も気が狂いそうだ!
少年:…俺は産まれてから字なんざ読んだ事が無い…だからそっち方面は詳しく無い…あんたに任せるよ
中年の男:……バカを言うな字が読めんだと?
少年:お前…殺されてぇか!
中年の男:いや!違う!すまなかった!…まさか…いや本当にそんなつもりは無い誤解だ悪かった。
少年:…
中年の男:だが…やはり嘘だ…なぜ読み書きが出来ずにパズルを解く事が出来た?どうやったんだ?
少年:あんなもんアトモス(少年に敵対するギャンググループ)に比べりゃあ朝飯前だ…
中年の男:よく聞け…あの言語パズルは世界の一流数学者達が協力して3日間不眠不休で計算しても
解けるかどうか解らない代物なんだ!それをたった2時間で…待てよ・・・盲目の賢者…文盲の鍵…
少年:(何かが又頭の中に入ってくる様な…いや…元々いる何者かが…)
233 :
226 ◆g/BYEwdHmI :2010/01/31(日) 12:32:47 ID:T/uHtm4D
>>226 です、つづきは2週間後位の予定です。あんまり期待しないでな、駄作だし。
234 :
226 ◆g/BYEwdHmI :2010/01/31(日) 12:44:39 ID:T/uHtm4D
ちなみに小説の題名は次回発表なのです
235 :
創る名無しに見る名無し:2010/02/18(木) 21:44:38 ID:8tgW6KwZ
ずいぶん長い2週間だよね
238 :
226 ◆g/BYEwdHmI :2010/03/06(土) 11:22:45 ID:pLD3vJtD
>>237 もちっとこさ、こずみっくほらー色を強くして欲しかったね
おっぱいをタコの頭とか吸盤とかにしちゃうとか、もっと恐怖色
のある萌えにしてほしかった
確かにそうだね
自分は名前を知ったのさえ、最近の初心者だけど
これだと本のタイトルにクトゥルーって付いてるだけで
全然クトゥルー神話とは関係の無い本みたいに感じる。
ただ解説はそこそこまともみたいだし、内容も重々しさが無く
神話とかホラーとかに興味の無い人でも気軽に買えるから入門書にはいいかも
240 :
226 ◆g/BYEwdHmI :2010/03/15(月) 00:26:06 ID:SIbCxoWB
続 第☆部
「デジャヴ狩り」
パン!
青年:ひいいいい!!!
乾いた音が響き青年の頬を鉛が掠めて血が滴る…
杏彌子(杏):…ウゴクナ!賊め!次は頭だ!
青年:ひいい誤解だあああああ(涙目)
哀れな青年は両手をチギレル位に高く挙げて無抵抗さを必死にアピールする
杏:…怪しい奴…ちょっと来いや!
青年:きひいいい(きっと殺されるんだNYなんか戻って来るんじゃ無かったあ…)
杏彌子は青年を羽交い絞めにして暗がりから通りの街灯の所に出る、そして
街灯に照らされた青年の顔に違和感を覚える…と言うか既視感だ。次の瞬間、
杏:え〜「リヒー」じゃない!ひさしぶりじゃない!どうしたのよ!
なんでストーカーなんてやってんの!?
リヒー:そう…僕は賊じゃ無い…ストーカーでもない!僕ですよ…僕なんです…
偶然通りかかって、久しぶりだったから声を…うん…それなのに・・・でも…
杏:なーんだーびっくりしたなーもおー!
リヒー:ヤクザにでもなったの?昔は銃なんて大っ嫌いって言ってたじゃない?
杏:ばかねー今時の女子大生の間では銃が流行ってるのよ?それに最近、変な奴
がこの辺りをウロツイてるの…自分の身は自分でまもらなきゃね★
リヒー:・・・そうなのか…あ、ああそう・・・・そうなんだね…
杏:なんであんたが、アップルにいんのよ?アーカンソーに引っ越したんじゃないの?
アパートの階段を登りながら話す、リヒーと杏彌子。
リヒー:だだの取材だよ…論文に必要な本を探しに来たんだ
杏:そう、
リヒー:えーと…
杏:じゃあ、おやすみなさいね。
リヒー:うん…あのっ
杏:駄目よ!向かいの公園で野宿しなさい!でないと警察呼ぶわよ!
リヒー:ああ、うん、ああ…分かったよ、じゃあね
バタン!!
241 :
創る名無しに見る名無し:2010/04/01(木) 10:07:08 ID:4MzO2luk
そもそもまともな文章にすらなっていない、台本形式のゴミを垂れ流してるうえデモベ(笑)から入った奴らがコズミックホラーだのなんだの言ってるのがアホらしくて仕方ない。
小説の題名は次回発表、と言いながらいつになっても一向に発表する気配がないとか、
内容がどうこう以前に約束を守れないのはどうかと
ニャー「じゃあ、友達を紹介して貰いましょう。」
ワンズ「ええー」
蛸「ありがとうございます。
それじゃ友達と言うか、まあ兄弟なんですがハスター君を」
ワンズ「おおー」
ゆんゆんゆん・・・
ハスター「うん、今受信てた。」
蛸「じゃあ、ニャルさんに代わるね」
ニャー「もしもし明日、(地球に)来てくれるかな?」
ハスター「いいともー♪」
245 :
226:2010/04/23(金) 02:08:23 ID:cQCIsXZS
>>241 >>242 まだ気が付かない?これは壮大な釣りなんだよ(笑)
なに、こんなゲームに熱くなっちゃってんの?
ピンとこないです
どういう意図の釣りだったのですか
247 :
(1/4):2010/04/26(月) 13:28:14 ID:UpCW4N0c
人類の繁栄にとり、未来永劫に忌避すべき場所というものがこの世には在り、
それは必ずしも地の果てや水底に限らず、また多くは氷雪にも焦熱にも、隔てら
れてはいない。
だがその地の不吉はけして、誰彼感ずるものではない。ただ元来は獣のように
煩い子らが、いっかなそこでは、駆けようともせぬ。赤子などは息も忘れ泡を噴
き、遠く距離を置くまで瞬きもせぬ。そういった場所である。
ひきつれる面皮や、瘧に罹ったように戦慄く頤により仄めかされるあれら名状
し難い存在の気配には、年端も行かぬ幼子ほどよく感応する。あるわけがない、
居るわけがないといった類の理屈を、彼らは持たぬからである。浅はかな理屈を
裏打ちするは願望のみであり、たとえ擬態であろうとも只管に安寧の世を求める
蒼氓の目から、備えるべき魔をしばしば隠匿させるのだ。
248 :
(2/4):2010/04/26(月) 13:30:12 ID:UpCW4N0c
植生に乏しく、手付かずの割にこびり付いたような苔しか生えず、捻くれた灌
木が遠巻きに囲む古き丘。その頂に環状列石があった。空は羊皮紙色で常に塞が
れ、黄昏の気が満ちている。
男は列石の要たるメンヒルに両手を置き、黙す。ざわざわと磁力のような、魂
に働く斥力を手足に覚え、それにより確信を得た。
ぎりぎりと彼の体は引き絞られてゆく。胸の高さに両腕を差し出したまま、洞
穴の眼を備えた頭部がゆっくりと仰け反り、逆しまとなり、なお止まらずに地へ
と近付く。激烈な意志の力が、自体を一個の弓とし、緊張を溜め続けてゆく。や
がてごくりと音をたてて脊椎が折れ、垂れ下がる頭髪は革靴の踵を撫ぜた。
風が歓びに踊る。
声が囁く。「来たれ」と。
249 :
(3/4):2010/04/26(月) 13:31:31 ID:UpCW4N0c
彼の体が翻る。爪先を土に食い込ませ、そうして一方を塞がれた力の全ては瞬
発を加速し、高らかな炸裂音を伴って彼の頭部を巨石に打ち付けた。脆弱な頭骨
が負け飛び、頭皮が弾け、血袋と化した頭蓋より血の赤と脳組織の白からなる湯
気のたつストロベリー・ジェラートを巨石へと噴出し、それを彩る。彼の首から
下はがくがくと関節を軋ませ、既に無い頭部をなおも巨石に擦り付ける。
「あいえ あいえ しゅぶ=にぐらす いあーる むなーる うが なぐる となろろ よ
らならーく しらーりー! いむろくなるのいくろむ! のいくろむ らじゃにー!」
彼のものであり、しかし彼の声帯のものではない声で、祈文が詠まれる。裂け
た肛門から、外道どもの韻律を糞便とともに垂れ流す。
250 :
(4/4):2010/04/26(月) 13:32:49 ID:UpCW4N0c
「あいえ あいえ しゅぶ=にぐらす! となるろ よらなるか!」
初めに風が震え、木々が震え、大地が震えた。止めようもなく鳴り騒ぐ。古き
印による拘束が撓み、折り重なる巨石の幾星霜守り続けたその配置も、遂には狂
った。
裂帛の風切りを後に引き、生きた鞭が地底を出で天へと昇る。じゅくじゅくと泡
立ち異臭を放つ粘液を纏い、淫猥なる腫瘍に覆われた数千の手のうちの一本がや
んわりと倒れ込みしなやかに丘を打つと、それは易々と卑小な男の亡骸ごと岩盤
を裂き、穿たれた亀裂から爛れ切った太古の息吹を再び地上へと走らせた。
エターナルフォースブリザードマークアップ。
252 :
昭和20年8月20日:2010/05/05(水) 18:52:07 ID:ItxitXdi
ソ連軍新京包囲の知らせに浮き足立つ階下のざわめきを背に扉を閉め、
執務机に着いたところで部屋の隅の暗がりに立つ黒衣の男に気がついた。
「貴様か」と声をかければ
「お久しぶりぶりです 大尉殿」
とよく通る、しかしどこか虚ろな声と共に年齢も国籍も判然としない
浅黒い顔が机の前まで歩み出た。
「その呼び方は辞めろといったはずだ」と漏らした私の不満は意に介さずに
「負けましたな 日本は」と楽しそうにのたまう。
「貴様の予言どおりさ」と返せば
「聡明な大尉どのことです。私が何を言わなくともあなたに予測できたはずです。
何故、私のレポートを使わなかったのですか」
253 :
創る名無しに見る名無し:2010/05/12(水) 12:23:28 ID:qZmpBZYv
ナイアルラトホテプだな
254 :
昭和20年8月20日:2010/05/16(日) 02:45:55 ID:vrak2SnE
私が無言でいると男は言葉を続けた。
「陸軍の二号研究があったのですから、基礎は十分だったはずです。
ウランの入手経路も私が手配してさしあげました。
後は私のレポートと貴方の後押しがあれば新型兵器の完成も間に合ったはずです。
そうすれば戦局の好転、貴方たちのいう神風が吹いていたかも知れなのですよ。
大尉殿、何故私のレポートを使わなかったのですか」
面倒ではあったが答えなければ男は納得しないだろう。私は口を開いた。
「確かに貴様のレポートを使えば完成はしていただろうな。
ところでこれは勘だがな。貴様はあのレポートを米国にも提出していたのではないか。
それだけでは無いだろう。独逸、英国、ソ連にも。
あの情勢下で相対する国家同士があの兵器を手にしていたらどうなっていたか。
広島の惨状は自分も聞き及んでいる。
同じことが東京でも京都でも、倫敦、伯林、ワシントン、モスクワでもおきていただろう。
そういえば昔、石原の奴が最終戦争などとほざいていたが。
貴様の狙いは最初からそれだったのではないのか。」
男は嘲るような笑みを浮かべた。
255 :
昭和20年8月20日:2010/05/16(日) 02:48:23 ID:vrak2SnE
「では大尉殿は愛する大日本帝国を犠牲にして世界を救ったというのですか。
いえいえ大尉殿。私には解っていましたよ。貴方は国粋主義者の仮面を被った虚無主義者だ。少なくとも、あの震災の混乱の中、六歳の少年の死の責を負った時からはそうだったはずです。
だからこそ、私の話に乗ってくると、そう踏んだのですがね。」
思わず口元が不遜に歪むのを感じつつ私は答えた。
「確かに貴様の話に乗ってみるのも面白いと考えたこともあったがな。
そうして世界が紅蓮に包まれ、既存の価値がすべて崩壊し、混沌にまみれ、
大日本帝国も満州国も塵芥のごとくに消え去ってしまうのも一興かもしれないとな。
しかし、気が変わったのさ。何故か解らんがな。
もしかしたら、貴様から一本取ってやりたかったのかも知れんな。」
男は目を見開き顔を歪ませたたかと思うと体を折ったのは、どうやら腹を抱えて笑っているらしい。
この男がこんな笑い方をするとは思っても見なかった。
男は切れ切れに言葉を紡ぐ。
「いや、まったく、大尉殿、貴方という人は。まったく私の負けです。認めますよ、このゲームは私の負けです。
しかし、こんなに愉快なゲームは実に久しぶりだ。
まったく大尉殿には礼を言いますよ。久しぶりに愉しませてもらった。
これだから人間は面白い。
ところで、察するに大尉殿はこれから自決なさるおつもりなんでしょうね。
しかし、どうです。生き延びてみてもう一局、私と対戦するというのは。
私も負けたまま引き下がるのでは面白く無い。
今度こそ、石原閣下のいう最終戦争の勃発を賭けてです。
どうです、想像するだけでも愉快ではありませんか。」
256 :
昭和20年8月20日:2010/05/16(日) 02:50:21 ID:vrak2SnE
「せっかくの誘いだが、遠慮しておこう。貴様とのゲームはもうこりごりだ。」
男は詰まらなそうな顔をしてみせた。
「それは残念ですが、致し方ありませんね。これでも勝者に対する敬意は持ち合わせているんですよ。
しかし、大尉殿。もし気が変わったら、いつでもお相手をさせていただきますから。
愉しみに待っておりますよ」
いい加減、面倒になってきたので
「とっとと消えうせろ」と語気を荒げれば、
「それでは御機嫌よう、甘粕大尉殿。」
と慇懃に一礼をして男は部屋の隅の暗がりへと退いた。
一人取り残された私は、机の引き出しを開け、中の小瓶をじっと見つめた。
了
今日、僕の学校に交換留学生と言うのが来るらしい。
だから、今朝から窓の外がいつもより騒がしい。生臭いんだよ!おまえら!!
角の飼育箱もガタガタ揺れている。こっちの臭いは更に酷い。
まるで、この世の罪悪をすべて詰め込んだ様な悪臭だ。
飼育係は何をしてるのか。
そうこうしてる内に先生が来た。
何があってもサングラスを外さない変な人だ。
「えーでは、エイクリー君に替わって今日から皆の友達になる・・・」
廊下の向こうからチョキンチョキンと音がする。
この時点で彼(?)とは仲良くなれそうに無い予感がする。
アザトースVSヤッターマン。
アザトースVSロケット団。
アザトースVSウルトラマン。
アザトースVSスーパーマン。
アザトースVSカルト教団。
アザトースVSドラえもん。
アザトースVSホリエモン。
アザトースVSアンパンマン。
259 :
創る名無しに見る名無し:2010/06/21(月) 14:23:31 ID:G7nvKNIU
>>255 石原たんは秘密結社で魔術師やったのか!
おもすろい!激しく続編ききぼんするお
W杯にニャル様が降臨してるような気がする…
さあ、今年もやってきました。全次元SAN杯!
客席も大いに盛り上がり、くぐもった太鼓の連打が鈍調に響いています!!
間も無く、キック・オフ!!
さあ、試合が始まりました。FDをつとめるはフォーマルハウトの生ける炎クトゥグア選手!!
あーっと!いきなりファイアーシュートが炸裂だー!!
ン・ガイスタジアムが焦土と化す!もう敵味方燃え尽きたかー!?
ンゴオオオオオオオゥル!!
ゴールも消失してますが確かあの辺りにキーパーも居たはずです!!!
先にゴールを決めました!流石です!!
さあ、ここで敵味方共に選手の補充です。この試合、どちらが先に尽きるか見ものですねぇ
クトゥルフ物を創作するにあたって、
比較的最近の作品から設定などを拝借するのは著作権的にアウトでしょうか?
もちろんそのまま使用する勇気はないのである程度手を加えてみようと思いますが。
元ネタにするくらいならいいんじゃないか
>>265 あくまでたとえばの話ですが、デモンベインを引き合いにだします。
デモンベインの制作者自身はクトゥルフ神話物だと思って作品を書いたわけではないとしたら、
そういう場合こちらが勝手に設定を(元ネタという意味で)拝借するのはアウトなんでしょうか?
私はデモベはクトゥルフ物だと思っていますが……。
もしこういうことに詳しい人がいれば助言いただけると幸いです。
別に詳しいわけじゃないけど、あくまで一般論で。
すでにたくさんの人が使ってる、シェアワールドに取り込まれてるものは大丈夫。
デモベくらい有名になってれば、二次創作の一種ということで許されるとも思う。
そこまで一般的じゃないものは、難しいかもしれない。
クトゥルフものというのは基本的にシェアワールドだけれど、
だからと言って著作権等がなくなるわけじゃない。
作中に固有名詞を出す程度なら大丈夫だろうけど、
その作者固有の人物・団体・クリーチャーなどを登場させるのはどうかと思う。
いずれにしても借りるものの内容と程度、それから原作者の度量次第。
「どんどん使って。むしろお願いします」みたいな原作者様もいれば、
「なに勝手に名前だしてんだナメてんのか!」みたいな人もいます。
微妙だなと思ったら、手紙かメールで確認してみるべき。
設定を使いたいってことはファンなんだろうから、
ファンレターついでに聞いてみる、って感じでいいんじゃないだろうか。
きっと原作者も喜ぶと思うし。
もしクトゥルフものでも他のシェアワールドものでもないとしたら、
それは考えるまでも無く使っちゃダメだろ。