性別変化(TS)作品発表スレ

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351創る名無しに見る名無し:2009/05/31(日) 02:39:46 ID:iXxZkaE6
おおっと、投下乙
ハリポタわかんないのが残念だ
352創る名無しに見る名無し:2009/07/17(金) 10:50:24 ID:90mV3vq6
予想通りレズ厨の巣か。ここの住民の質を考えれば仕方の無いことかもしれないが
353創る名無しに見る名無し:2009/08/27(木) 18:30:13 ID:EvT+BGcM
一周年だからここもageてしまおう
354創る名無しに見る名無し:2009/09/04(金) 09:52:00 ID:UZ/w6ZTa
誰かいないのかー

物書き修行と妄想昇華のために何か書こうと思うんだが…
355創る名無しに見る名無し:2009/09/04(金) 21:39:25 ID:2nhD7AuO
気にせず投下していいんじゃね?

いや、むしろ投下するんだ、さあ早く!
356創る名無しに見る名無し:2009/09/05(土) 16:11:15 ID:cOS6uTGp
誰かお題を…
っ『TST爆弾』
358創る名無しに見る名無し:2009/09/21(月) 16:57:08 ID:BMOFWEnF
駄目だー

妄想を色々と膨らませて何か書こうと思ったのに全く筋書きが浮かばない…
シチュエーションはそれなりにあるんだが
359創る名無しに見る名無し:2009/10/02(金) 17:53:40 ID:4pohx/qD
上げるぜ

只今妄想中…妄想を作品に仕上げるのがこれほど難しいものだとは
360創る名無しに見る名無し:2009/10/04(日) 01:10:12 ID:Xpe3LfDA
ならばその妄想をひそかに応援させて頂こう
TS!TS!
361創る名無しに見る名無し:2009/10/04(日) 22:19:47 ID:RkYU0jFK
これだけ人がいないならいける!


ぬるぽ
362創る名無しに見る名無し:2009/10/05(月) 01:08:27 ID:eCZVeSYM
>>361
ガッ
363創る名無しに見る名無し:2009/10/16(金) 22:05:38 ID:hLo6WBGW
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
364創る名無しに見る名無し:2009/10/16(金) 22:17:54 ID:+o89vurY
>>361
スレ違いのうえに3時間でやられてるぞww
365創る名無しに見る名無し:2009/11/12(木) 00:12:37 ID:taEDnDUw
過疎なので外部作品の紹介をば

俺がお前でお前が俺で - くりっく劇場
ttp://geki.excite.co.jp/watch/s_2d67457bb8b25113edda3f8e97e3a95f
366創る名無しに見る名無し:2009/11/14(土) 20:57:29 ID:jTpZ5rxn
>>365
VIPに立ってたスレが原作の奴だな
同名の小説が元ネタだが、うまく台詞系に合うようにしてあるからさらさら読める
367創る名無しに見る名無し:2009/12/24(木) 00:29:57 ID:j9m3eIkk
某少年漫画の先天性TSをクリスマスに絡めたのを書いてるけど、今日明日中に書き終わるかな……
368 ◆kmbxgHC1NY :2009/12/24(木) 22:47:09 ID:LunE83HP
ダイの大冒険の二次創作で、ダイとレオナが反転。先天性です。
一応、クリスマスネタ、のはず。

NGワードにはトリップ(◆kmbxgHC1NY)を指定してください。
369With you important1 ◆kmbxgHC1NY :2009/12/24(木) 22:50:31 ID:LunE83HP
コンコン、部屋のドアがノックされた。
……こんな時間に誰だろう。
今は夜の10時。もう大分遅い時間だ。
あたしも、そろそろ寝ようと思っていたのだけど……。
とりあえず、ドアを叩いた人物に「どうぞ」と声をかける。
それから殆ど間を置かずに、ドアが開かれた。

「ダイ君、よかったら一緒にケーキ、食べない?」

そう言いながら部屋に入ってきたのは、レオナだった。
片手には、ケーキが入っているのだろうか。箱を持って。
もう片手にはワインとジュース、それぞれ一瓶ずつが入った籠をぶら下げて。
あたしは、甘いモノが大好きなので二つ返事で「食べる!」と返した。
眠気はもうどこかへ行ってしまう。
それよりも今は、ケーキ!

「そう言ってくれるって思ってたよ」

レオナは、そう笑いながら持っていた箱と籠をテーブルへと降ろす。
あたしはとりあえずグラスを2つ用意して、席へと着いた。
レオナが、そのグラスにジュースとワインを注ぐ。
もちろん、あたしはジュース。レオナがワインだ。

「……ねぇ、レオナ」
「ん、なに?」

二枚のお皿にケーキを取り分けながら、レオナが先を促す。
あたしは、グラスに注がれた赤いワインを見つめながら問いかけた。

「……お酒、美味しいの?」

その問いかけにレオナは、

「うん、美味しいよ」

って即答した。
飲んでみる?って言われたけど、あたしは首を横に振る。
一度だけ、一口ほど飲まされたことはあるが、あたしは美味しいとは到底思えなかったのだ。
だって、何だか苦いし、頭はクラクラするし……。
そう言ったら、彼は笑った。
370With you important2 ◆kmbxgHC1NY :2009/12/24(木) 22:51:34 ID:LunE83HP
「お酒弱いんだね」

って。
そんな彼の一言に、あたしは頬を膨らませる、が、目の前に置かれたソレに思わず頬を綻ばせた。
真っ白なお皿に乗っかった、真っ白なクリームと真っ赤なイチゴがとっても美味しそうなケーキ!

「さて、食べようか」
「うん、いただきます!」

言って、あたしはフォークでケーキを一口、口の中に放り込む。
スポンジのふわふわ柔らかな感触、生クリームの甘み、スポンジの間に挟まれたイチゴの甘酸っぱさが、口の中に広がる。
んーっ、幸せ!!

「……ダイ君、美味しい?」

レオナが笑みながら、あたしに尋ねる。
それに頷いて、あたしも笑う。

「うん、とっても!!レオナ、ありがとう」

言って、ケーキをもう一口。
再び広がる甘みに、幸せすぎて涙が出そうになる。
いや、本当に泣いたりはしないけど。
そんなあたしを、レオナがじぃっと見つめてくる。
……なんだろう。あたしは首を傾ける。

「ねぇ、ダイ君」

しばらくして、レオナが口を開く。
その顔は笑んでいるけど、口調は何だか真剣で。

「今日が何の日か、知ってる?」

問われて、あたしは傾げている首を、更に傾ける。
何か特別な意味合いのある日なのだろうか……
さっぱり見当がつかない。
そんなあたしの様子に、「やっぱり」なんて笑いながら、レオナが教えてくれる。

「今日はクリスマスだよ」

って。
……くりすます。初めて聞く言葉。
一体どういう日何だろう。
371With you important3 ◆kmbxgHC1NY :2009/12/24(木) 22:54:40 ID:LunE83HP
「んーと、簡単に言うと神様の誕生日なんだ。で、それをお祝いする日なんだよ。もっとも」

そこまで言って、グラスを傾けワインを一口。
一旦、言葉を区切った。

「ほとんどの人は関係なく、ただおめでたい日って感じで騒いでるんだけどね」

軽く笑いながら、もう一口、二口。レオナがグラスを傾ける。
あたしもそれにつられるように、グラスを傾ける。
オレンジの香りが鼻先をくすぐって、口の中にケーキの甘さとは違った甘酸っぱい味が広がる。
そうやってお互いにグラスの中の液体を、喉に流し込み、暫くして。
レオナが、何だか多少気恥ずかしそうにしながら口を開いた。

「で、えっと。……クリスマスには、プレゼントを贈る習慣もあって」

言いながら、懐を探って……
コトン、とあたしの目の前に、小さな箱が置かれた。
可愛らしい包装紙に包まれて、綺麗なリボンがかけられた、それが、あたしの、前に。
え……と……?

「受け取ってほしいな」

少しだけ頬を赤らめて、レオナが言う。
……多分、あたしの頬も赤くなっているに違いない。
促されるままに、リボンを解いて包装紙から中の箱を取り出す。
……そして、小さく息を飲んで、箱を開けた。

「……わぁ」

中に入っていたのは、指輪だった。
青い石がきらきらしてて、とっても綺麗。
でも、本当にもらってしまって良いのだろうか。
だって、あたしは……

「レオナ、あたしは何もあげられる物がないよ……」

申し訳なくなって、小声になる。
それでも、レオナはあたしに笑ってくれる。

「僕があげたいだけだから、気にしないで」

言って、またワインを一口。
もう、彼のグラスには一滴の雫も残っていない。
372With you important4 ◆kmbxgHC1NY :2009/12/24(木) 22:55:30 ID:LunE83HP
「それに」

がたん、と音をたててレオナが立ち上がって、そのままイスを引いてあたしの隣へ。

「別にモノでなくったって、構わないんだよ?」

あたしの髪を一房、摘まんで、彼が口付ける。
その仕草に、いつもより少し低くて、でも甘い声音に。
あたしは、

「ね、ダイ君。僕のこと嫌い?」

ドキドキ、心臓が飛び出しそう。
レオナが、あたしの髪を束ねたリボンをスルリ、とほどく。
あたしの腰まで伸ばした黒髪がふわりと広がった。
彼はそんなあたしの髪を撫でながら「嫌い?」ってもう一度問いかけてくる。

「き、嫌いじゃ……ない」

何とかそれだけを答えて、あたしはレオナから視線をそらす。
けれど、彼はそうはさせない、とでも言うようにあたしの肩を掴んで……と、いうよりは抱いて、顔を覗きこんでくる。
少しだけ笑んだその顔は、でもとても真剣で。

「僕のこと、好き?」

口を開けたら、何だか訳のわからないことを言ってしまいそうで、あたしはただ小さく頷く。

「じゃあ」

耳元に、彼の唇が、寄せられた。
そして囁かれる言葉に、あたしは

「その‘好き’は、他の皆への‘好き’と同じ?それとも、」

『僕だけの特別?』

あたしは、何も言えない。
……わからない。ううん、違う。必死でわからないふりをしてるだけだ。
だって、彼以外にはこんなに胸が苦しくならない。こんなに頬が熱くなんてならない。

「ダイ君……」

彼があたしの名前を呼んで、耳元から唇を離す。
それでも、彼とあたしの顔の距離はとても近いのだけど。
頬を優しく撫でられる。彼の琥珀色の瞳に、あたしが映っている。
さらり、金色の髪が、頬に触れた。
373With you important5 ◆kmbxgHC1NY :2009/12/24(木) 22:56:24 ID:LunE83HP
「れお、な……」

どうしたらいいかわからなくて、助けを求めるように彼の名を呼んだ。
彼がくすり、と笑って「目、閉じて」って優しく呟く。
言われるままに、あたしは瞳を閉じて

「ん……」

柔らかくてあたたかいものが、あたしの唇を塞いだ。
……微かに香る甘い香りは、彼が先程まで飲んでいたワインのモノだろうか。
何だか、お酒を飲んだときみたい。頭がくらくらする……。
唇は重ねたまま、レオナが、あたしをぎゅって抱きしめる。
あたしも彼を抱き返して、唇を一度離して。もう一度、重ね合う。
さっきの触れ合うだけのキスとは違って、今度は彼の舌があたしの口内を這い回る。
あたしの舌に絡めて、軽く甘噛みされて……

「ん、ふ……ぁ」

最初はよくわからなくて、ただひたすら受け身でいたのだけど、なんだかとても気持ちが良くって……
気がついたら、自分から舌を絡めていた。
……唇を重ねる、というよりは、むさぼりあう、と言った方が適切だろうか。
口の端から、どちらのモノかもわからない唾液が零れても構わない。
あたし達は、ただひたすらに互いの唇をむさぼりあう。

「ふぁ、は……ぁ」

どれくらいの間、それに没頭していただろうか。
ようやくあたし達の唇は離れた。
お互いに荒くなった息を整えて、しばらくの間、無言になる。
先に口を開いたのは、レオナで……

「ごめん、我慢できそうにない」

言いながら、彼はあたしを抱き上げた。

「え、ちょ……レオナ!?」

意外にも、レオナはあたしを軽々と抱き上げている。
……あたしが守ってあげなくちゃ、なんて思っていたけどでもやっぱり、彼は男なんだなぁ…………なんて暢気な事を言ってる場合じゃない!
だって、レオナがあたしを降ろした場所は、ベッドなんだから……!
374With you important6 ◆kmbxgHC1NY :2009/12/24(木) 22:58:01 ID:LunE83HP
「れ、レオナ!」

確かにあたしは鈍いけど、でもこれがどういう事かは……何となくだけどわかる。
流石に抗議の声をあげる、けど。

「……嫌?」

とても真剣な顔で、声で。
そんな事を言われてしまったら、あたしは何も言えなくなってしまう。
だって、嫌では……ないから。否定も肯定も、あたしはしない。
そんなあたしに彼は笑って、髪を撫でた。
そして三度目のキスを……

「ダイー、まだ起きってか?起きてんならちょっと一杯つきあ……え……よ?」

する直前。
ガチャリ、と勢い良くドアを開けられた。
ドアを開けたのは、あたしの兄弟子で親友でもある魔法使い‐ポップ。
ポップはドアを開けたままの格好で固まっていた。
……というか、今、この場にいる全員が固まった、と言った方が正しいか。
とっても気まずい雰囲気のなか、一番最初に口を開いたのはポップ。

「あー、えーと。お取り込み中?」

そんな風に問いかけられたって、うんともなんとも言えない。
言えるわけがない。

「……鍵、かけ忘れた」

小さく呟いて、レオナはあたしの肩のすぐ横に顔を埋める。

「れ、レオナ!とりあえずどいて!」

あたしは、何とか彼の体の下から脱け出そうとするが、焦っているからなのか全然うまくいかない。
そんなあたし達から僅かに目をそらし、頬を掻きながらポップは言う。

「その……邪魔して悪かった。おれは退散するから、気にせず続けてくれ」

ビミョーな笑みを浮かべて、ポップは部屋の扉をパタンと閉めた。
……部屋は一気に静かになって……

「え、えっと……続き、する?」

レオナが取り繕うように笑いながら、あたしに問う。
それに対する答えは、もう決まっていた。
絶対に……
375With you important7 ◆kmbxgHC1NY :2009/12/24(木) 22:58:52 ID:LunE83HP

「嫌!」

思いっきり拒絶して、あたしはそのまま布団にもぐりこむ。
もうこうなったら不貞寝しかない。寝て忘れてやる。
そんな感じで半ばやけくそにあたしは目を閉じた。レオナの顔は振り返ってやらない。
はぁ、とため息をつくのが聞えたけどしるものか。
……とりあえず明日の朝までは口を聞いてやらないんだから。
そんな風に思っていたんだけど

「……ダイ君、おやすみ」

直ぐ耳元で、その声は聞えた。
そして頬に柔らかい感触。……またキスされちゃった。
……恥ずかしいやら腹立たしいやらで、レオナの顔なんて見てあげない!なんて思ってたのに、少しだけその気持ちが揺らぐ。
何だか癪にさわるので、あたしは頭までズッポリと布団を被った。
……でも、一言くらいなら……

「……指輪、ありがとう」

あたしは、小さく呟く。
それがレオナに聞こえたのかどうなのかはわからない。
でも、「また明日」って、彼が今日最後にくれた言葉は、何だかとても嬉しそうに聞こえた。
376 ◆kmbxgHC1NY :2009/12/24(木) 23:04:35 ID:LunE83HP
以上です。
またこの二人で話しを書きにくるかも知れないです。そのときはまたよろしくお願いします。

先天性じゃないのも書きたい。
377創る名無しに見る名無し:2009/12/24(木) 23:34:46 ID:KzCPIy/3
久々の投下乙
これから性別変化するのか?
378創る名無しに見る名無し:2009/12/26(土) 01:17:42 ID:MwMMmy7S
>>377
先天性なので最初から変化してるよ。
379創る名無しに見る名無し:2010/01/01(金) 01:01:46 ID:TKT71PtG
某年元日、俺は加賀美神社に初詣に来ていた。
思えばいつもと同じような一年で、時の流れの速さを実感する。
今年こそ何かを変えたい。そう、例えば「彼女をつくる」だとか。
そう思って、ほんのすこ――しだけ奮発した五百円玉を賽銭箱に投げ、この神社名物の大きな鏡に向かって手を合わせた。
(絶世の美少女を俺の前に……)
願いはすぐに叶った。
目を開けたとき、俺の目に飛び込んできたのは鏡に映った可憐な少女の姿。
その姿に見惚れていた俺が事態を正確に把握したのは10分ほど経ってからだった。

おわり。あけおめ
380創る名無しに見る名無し:2010/01/13(水) 23:16:03 ID:N3uwpFtU
大友の姫(ryみたいに
貴族とか女王とかに転生して
戦に内政に大忙しみたいな
SSないかなぁ
381創る名無しに見る名無し:2010/01/15(金) 15:22:09 ID:u5hK/FLx
age
382ルーズ その8 ◆KazZxBP5Rc :2010/01/29(金) 00:17:47 ID:CfWjR7xS
かなり長い間空いたけど>>282-334のつづきです
タイトルつきました


「ただいま、父さん、母さん。」
ふたつ並んだ石の前で俺は祈りを捧げた。

この村は俺が小さい頃魔物の襲撃を受けた。
生き残った村人たちは次々に別の町に越してゆき、もう残っているのは俺の剣の師匠とネミの両親だけだ。
「アルナ、お墓参りはもういいの?」
「ああ……」
今はこれからのことで頭がいっぱいだった。

「そうか……」
話を聞き終えたおじさん――ネミの父親――は一言だけつぶやいた。
「辛いでしょうけど、今はゆっくりしていきなさい。」
おばさんもどことなく歯切れが悪い。
なんだか居心地の悪さを感じる。
「俺、ちょっと師匠のところに行ってきます。」
逃げ出すように早足で家の外に向かう。
「アルナっ!」
「ネミ。あなたにはお話があるからここにいてちょうだい。」
後ろから母娘の声が聞こえた。

もうボロボロになった道場で、師匠は座禅を組んでいた。
「アルナ、か。」
「お分かりですか。」
「気の流れでな。どうしてそのような姿になったのかは知らぬが。」
俺はあの魔物に襲われてからの一部始終を話して聞かせた。
「なるほどな……」
ネミが道場に飛び込んできたのは、ちょうどそのときだった。
「どうしよう! 私の婚約の話が進められてて、婚約者がこっちに来るって……」

つづく
383創る名無しに見る名無し:2010/02/03(水) 18:53:13 ID:ESUj6JQe
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
384創る名無しに見る名無し:2010/02/03(水) 19:04:03 ID:72tEJAvj
久しぶりに続き来てた!おっつです!
ageブラザーズもいい仕事!
385 ◆KazZxBP5Rc :2010/02/14(日) 07:11:04 ID:eQ5dCMsZ
今回は続きじゃないです
投下
386 ◆KazZxBP5Rc :2010/02/14(日) 07:12:21 ID:eQ5dCMsZ
2月12日金曜日、放課後。
休日前だし早く帰ろうと教科書やノートを鞄に詰めているところにアイツが話しかけてきた。
「よう、明後日は何の日か知ってるか?」
「お前の誕生日か?」
「違う! バレンタインデーだよバレンタインデー」
「俺たちには関係無いだろ」
「去年まではな。だが今年は違う」
「何だよ、その妙な自信は」
「くれ」
「は?」
これには手を止めざるを得なかった。
「おいおい、聞いてなかったのか? バレンタインだよ
 女の子が男にチョコくれる日。で、俺は男。今のお前は?」
「う……」
そう、2か月前、俺は100万人に1人といわれる性転換症にかかり、今では一応女子高生生活を送っている。
「って、別にお前にやる義理なんてねえだろ。俺だって姉ちゃん以外から貰ったことないのに」
387 ◆KazZxBP5Rc :2010/02/14(日) 07:13:01 ID:eQ5dCMsZ
土曜日、昼食を終えて自分の部屋に戻ろうとすると、仁王立ちの姉ちゃんが立ちふさがった。
「あんたももう女の子なんだから、手伝いなさい」
まったく、せっかくの休みが……。

「はぁ、疲れた……」
できあがったカップケーキを前に俺はうなだれた。
「だらしないわね」
混ぜる作業はほとんど押し付けたくせによく言うよ。
「じゃあ、はい、ふたつあげる」
「ふたつ?」
「あんたの分と……誰かにあげるんでしょ」
「ねえよ!」
そんな「分かってる」って顔されても勘違いだからなっ!
388 ◆KazZxBP5Rc :2010/02/14(日) 07:13:41 ID:eQ5dCMsZ
そして日曜日。
昼になってちょうど姉ちゃんが出掛けていった直後に電話が鳴った。
「おっす。今から駅前に来てくれよ」
「別にいいけど、俺が何か持ってくるとか期待すんなよ」
「ああ、分かってる」
アイツ、何考えてるんだよ。
……しょうがないな。

1日ぶりに会ったアイツは今まで見たこともない洒落た格好をしていた。
「ほれ。姉ちゃんに手伝わされて余ったからやるよ」
「信じてたぜ」
もう。姉ちゃんといいコイツといい、深読みのしすぎだ。
「俺からもプレゼント」
換わりに渡された小さな紙袋。
「な、なんだよ」
「貰ったことないって言ってたから」
「男から貰っても嬉しくねえよ」
嬉しくない。うん、そのはず。なのに。
あれ? なんだか……。
「おっ、おい! 待てよ!」
俺はアイツに背を向けて逃げ出すしかなかった。
だって、涙を流しているところなんて見られたくなかったから。


おわり
389創る名無しに見る名無し:2010/02/14(日) 08:06:28 ID:SdNOgOrM
これはいいTS
390創る名無しに見る名無し:2010/02/14(日) 11:41:20 ID:XIzgiKkw
>>388
乙です! Trans Sexualものって読んだこと無かったけど、
雰囲気よさげですね。ちょっと読んでみようかな
391創る名無しに見る名無し:2010/02/14(日) 15:54:34 ID:eQ5dCMsZ
>>390
さあハマれ
そして思いのたけを投下するんだ!
392創る名無しに見る名無し:2010/02/14(日) 23:35:48 ID:zqBqGDo6
>>388
言葉ではうまく言えないけどときめいた。
GJ!
393創る名無しに見る名無し:2010/03/07(日) 11:43:53 ID:sHIdoTww
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧_∧   ∧_∧    age
 (・∀・∩)(∩・∀・)    age
 (つ  丿 (   ⊂) age
  ( ヽノ   ヽ/  )   age
  し(_)   (_)J
394創る名無しに見る名無し:2010/04/04(日) 08:08:49 ID:k+YGO+Ib
こんな世界を希望。
-------------------------------------
性別を完全に変える医学が確立された世界。誰でも一生に一度は性別を選べる法律が制定される。

第二次成長期前の9歳から10歳《小学3年の終わり》に、性別を決めることが出来る。

そんな世界が当たり前になり100年が過ぎた世界。

------------------------------------
家が隣近所の男の子同士が幼稚園で

《ボク大きくなったらタケシくんのお嫁さんになるよ。》

が、当然のことに。

幼稚園からの馴染みの親友を片方を性別変えてカップルにするパターンが続出。

世の中はカップルだらけになる。
395創る名無しに見る名無し:2010/04/08(木) 17:10:46 ID:QbAw9zdy
>>394
実際になるんならもちろん嬉しいけど
フィクションとして読むのは個人的に微妙
最初から自分で選べるのはすぐ馴染んじゃいそうだから
396創る名無しに見る名無し:2010/04/26(月) 21:57:45 ID:J62sEVi+
チェンジH yellow発売でみなぎってきた
397創る名無しに見る名無し:2010/05/09(日) 22:25:52 ID:jKlcbDbe
今書いてるんだが中々難しいな・・・

俺の妄想を具現化させるのって苦労するZE
398創る名無しに見る名無し:2010/05/09(日) 22:43:25 ID:2dodClze
wktk
399きり番ゲッター:2010/07/03(土) 21:17:13 ID:uQvMkL3T
創作も大変ですね。
400きり番ゲッター
400ゲット!

では頑張ってください。
期待しています。