1 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
零「開司兄さん…働きもせずに、いつまで家に居座っている気?」
涯「孤立だ…孤立せよっ…!」
アカギ「クク…あんただけだぜ。学校も行かず、働いてもいないのは…」
カイジ「くっ…俺には居場所がねえのか…」
2くらい取ってやれよ
アカギ「クク……ロン。カイジ……ゴミ出しだッ」
おばちゃんA「あそこの家から毎日ざわ…ざわ…って変な音聞こえてこない?」
おばちゃんB「知ってるわよあそこでしょ〜年齢もばらばらだし一体何してる人たちなのかしらね」
おばちゃんA「そういえば時々強面のヤクザっぽい人たちも出入りしてるらしいわよ…怖いわぁ〜…!」
おばちゃんB「全く恐ろしい…!狂気の沙汰だ…!」
ざわ…ざわ…
そこにあるのは山盛りの海老天
アカギ「おまえら……
本当になんにもわかっちゃいねぇな…
オレたちが今取ったり取られたりしてるのは
実は点棒じゃねぇんだ
天ぷらなんだよ…………」
銀二「食べ続ける……メタボになるまで」
やがて、天かすだけがただむなしく皿の上に残っていた
これを食べたらおしまいだ
だが…
カイジ「少し、カリカリしてるかな………?この天かす」
最高だこの天かす。ほんのり海老のエキスが移って美味い!!
食う!食う!バクバク食う!
だが、なんだこの敗北感…
アカギ「ククッ…残念だが、もう賞味期限切れ…ゲームオーバー…」
その油でツヤツヤの唇に新しいリップに替えたのかそう切り返すことすらできない
チキショウ!チキショウ!
カイジ「何食ってんだ・・・・!!オレは・・・・・・!! 」
なんだこの面白さはwwみなさんGJ!
ここにあるのはこの家の一か月分の収入……10万。そしてこれを四等分。二万五千とし、点棒代わりに使用する……。
つまり、この二万五千をどこまで増やせるかが、この一か月の生命線となるッ! さらに言えば敗者は必然的に死が待っているッ!
やだよ、こんな濃すぎる家族ww
絶対ご近所の噂の的だ…
アカギ「今月の当番を決める時間だ…」
アカギが取り出したのは麻雀だった!
森田「待て…!何故麻雀なんだ…!前回と同じだろうが…!」
アカギ「クク…先月トップだったのは俺だからな…好きに決めさせて貰う…」
辺ちゃん「(麻)するの!」
天「前回はトップをとれなかったからな…今回は勝たせて貰うぜ」
零「今月の最下位は食事当番、洗濯に掃除…全部こなさないといけないのか…」
カイジ「くそっ…!今回負けたら3ヶ月連続で俺が当番…!それだけは避けなければっ…!」
ざわ…
ざわ…
涯「…こんないかれた奴らばかりのところにいられるかっ…!孤立せよ…!」
涯、家出を決行
実はこのスレに密かな期待を抱いている俺がいる
涯「生きるために家出…」
たとえ、隣に迷惑をかけようが生きるためには…立派に成し遂げろっ…オレッ!!
ご近所 (ざわ…ざわ…)
おばちゃんA「大丈夫?」
少し小太りの40くらいのおばちゃんが俺に近付いて目線を合わせてくる。
俺に母親と言うべきものがあったらこんな感じか…。
やっと… 少し… 信用できる人間に会った…!
涯「大丈夫です。ありがとうございます」
言葉を返す。
おばちゃんA「大丈夫だったら、早く帰りなさいね」
近所のおばちゃんにまでうっとうしがられるとは!!
ああ無情…いや無常か
そのころのアカギ。ひとり勝ちの果てに…
赤木「隣か……」
涯「そして…ほっとかれたっ…」
そして、カイジはまだ家に居座っていた。
カイジ「うんざりなんだよっ!!ほっといてくれっ!!」
こんな家族がいたら絶対に警察がマークしてるだろw
銀二「この募金箱を金でいっぱいにしろ」
森田「でもこれって詐欺じゃ……」
銀二「俺は悪党だぜ?」
森田(小さい……)
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/07(日) 13:09:18 ID:UKjFahXG
それ悪党なのか?
あ、募金詐欺?
「居留守」
ざーわ ざーわ ざわ 兵藤の子
帝愛グループからやってきた
ざーわ ざーわ ざわ
ふくらんだまんまるお鼻の眼鏡っこ
(全年齢板のため中略)
ざーわ ざーわ ざわ 女連れ
帝愛グループからやってきた
ざーわ ざーわ ざわ お坊ちゃん
まんまるお鼻の眼鏡っこ
アカギ「カイジ、客だ」
カイジ(……空気読んでくれ)
アカギ「もしもし〜、あっ鷲巣? これから麻雀しね? こっちからカイジって奴連れてくから。あ、そっちは兵藤って奴ね、OKOKー。じゃあ後でー」
アカギ「クク……そういう事だ」
カイジ「ぐっ……」
そんな口調の軽いアカギはヤダ><
軽いなw
しかしこの家族の中じゃ真性のギャンブルジャンキーなのはアカギとカイジだけ
だし意外と気が合うんじゃね?
駄目人間→覚醒後狂人みたいな流れで。
21 :
1/2:2008/09/09(火) 01:20:01 ID:VA6ontiN
天、激怒する……
食卓に無造作におかれている……人数分のカップラーメンにっ!!
天「今月の食事当番は誰だ!」
涯「俺だ」
応えたのは…居間の隅に寝転がっていた……末っ子の涯!
天「これで2週間連続カップ麺だ!」
涯「当たり前のこと…俺が当番である限りっ! チキンラーメンは不滅っ!」
さわぎを聞きつけ、アカギ・カイジらも居間に集合。
アカギ「天よ、そうイライラしなさんな。食えるものがあるんだから」
天「おやっさん、俺が言いたいのはそんなことじゃねえんだ」
カイジ「兄さん、チキンラーメンも悪くない。ほうれん草、卵、ねぎ……どんな具材にも合うじゃないか。得体の知れない手料理よりましだ」
天「そこだよカイジ。俺は手料理が食いたいんだ」
ざわ……ざわ……
手料理……それはブラックボックス!
開けてみるまで、何がでてくるかわからない……食べられるかどうかさえわからない!
だが、天はあえて手料理にこだわる。そこには彼の理があるっ!
22 :
2/2:2008/09/09(火) 01:21:07 ID:VA6ontiN
天「おい、みんな。涯がなぜカップ麺ばかり買ってくるのか、わかるか?
……そうだな、言い方をかえよう。カップ麺の特性は何だ?」
カイジ「…ラーメンであることか?……兄さん、なぜため息をつくっ!?」
アカギ「くくく……『孤立』だろ?」
涯「!?」
カイジ「??」
天「さすが、おやっさん。そのとおりだ。
カップ麺は誰もが好きなときに食べられる。現にこの2週間、俺たちはめいめい勝手な時間に一人で食事をすませている。これが涯のねらいだったんだ!!
家族なのに、同じ屋根の下にいるのに、顔を合わしたくない……そんな涯の歪んだ思いが、このカップ麺から伝わってくるんだよ!!」
カイジ「涯、おまえっ!……今わかった…時々おまえが遠く見えたわけ……」
涯「人は、所詮ひとりさ……」
天「ちがう! 俺たちは家族なんだ!」
カイジ「そうだ! 家族は、無条件に信じあえる仲間だ! 無条件に守ってやろうと思える仲間だ! ……そうでなきゃ、いけないんだ」
カイジ、男泣きに泣く! 天も泣いた!
……だが、涯は泣かない! 泣けない! 家族の情など味わったことがない! 実感できない!
こうして皆で暮らしていても、いや、暮らしているからこそ、猜疑心と不信感がつのる毎日! 彼は泣けない!
……そしてもう一人、泣けない男がいた。
アカギ「くくく……天よ。ともかくお前は何を望んでいるんだ?」
天「家族の和だ。具体的に言えば、そう、涯のつくった食事をみんなで食卓を囲んで食べることだ」
涯「待て! 俺が当番になったときの条件は『家族構成員の食事を用意すること』であり、『手料理』という指定はなかった! 条件の後付は無効だっ!」
アカギ「涯の言うとおりだ。手料理が食いたいのなら、また当番を決めなおすしかあるまい。勝負でな」
かくして始まる!!
家族の絆を深めるための……第一歩がっ!!
(続くかもしれない)
アカギ>天>カイジ>涯
という年齢構成で考えてみた。
基本的に死ぬ寸前位まで追い詰められないと力を発揮できないカイジがこの面子相手にどう戦うのか期待w
……正直どう頑張ってもアカギ、涯にかつ未来は見えないw
いったいどんな手料理が出てくるのか恐ろしすぎる
そこんとこ零とかなら安定してそうだけどな
でも赤木は「料理は人の心がこもるからうまい」って言ってたよな。
まあ赤木自身には心のこもった手料理なんて期待できないだろうが。
心を込めて正確な量のお湯をにカップめんに注いでくれる。
かもしれん。
アカギ「タン! いただきだ……」
前回
>>21,22
ーーーーーーーーーーーー
家族の絆を深めるため、手料理が食べたいという天……
賛同するカイジ……無言のアカギ……
そして今月の食事当番・涯は……
涯「条件の後付は無効! 食べたいなら、残りの任期2週間をかけて勝負しろ!」
かくして食事当番は決めなおしとなる……
なんらかの勝負で!
敗者は2週間、毎日手料理をつくらなければならない!
アカギ「では、なにで勝敗を決めるかな?」
総勢4名……
しかも、彼らの目の前には……食卓がわりの麻雀卓!
……決まり!
アカギ、卓下に常備している麻雀道具に手をのばす……!
カイジ「待ってくれ。麻雀だと、ルールに詳しくない涯が圧倒的に不利だ。
ここは、すごく単純なものがいい」
アカギを制止し……カイジがズボンから取り出したのは……
トランプ!!
ざわ……ざわ……
涯「だしに使うなよ! 俺より弱いくせにっ!」
天「カイジずるいぞ! 勝負は前回の勝者が決めるものだ! 父さんが決めるんだぞ!」
アカギ「ククク……まあ、いいじゃないか。カイジのゲームをするなんて『滅多に』ないことだ」
カイジ「ぐっ……」
アカギ「面白いものをみせてくれるだろう」
カイジ「………今に見てろ……」
カイジ、トランプをきりはじめる……
おのおのそれをみて…自然と卓につく……
こうして……
……ゲームの決定権はカイジにゆだねられた!
いかさま・ぺてんの頻発するこの家の勝負において……
決定権は……勝利を意味する!
やがて……
カイジが札を配りはじめる……
時計回りに、
涯…天…アカギ…そして自分…
一巡……
二巡……
三巡……
四巡……
そして、五巡……
カイジ「これでストップだ」
各自…手札をみる……
涯(フォーカード!! つ、ついてるっ!)
天(ばらばらだな……いや、ストレートを狙う……か)
アカギ(………)
カイジ(…涯……その喜びも束の間だ……)
涯「で、誰からチェンジ?」
カイジ「……涯、俺がいつ『ポーカーする』っていった?」
涯のせせらわらいが止まる!
涯「えっ……」
カイジ「やるのは…『戦争』だっ!」
『戦争』!
運否天賦の激しいトランプゲームである!
プレーヤーは『戦争』というかけ声で、一斉に手持ちのカードの一枚を場にだし…
もっとも強いカードを出したものが、その場にでているカードをとる!
カードの強さは…A>K>Q>J>10>……>4>3>2
複数のカードが一番となった場合は、引き分け。
カードは場に保留され、次の勝者のものになる!
涯「そんなっ! 普通、戦争は全部のカードでやるもんだろ!?」
天「どうせなら、手札を見ずに完全に運まかせにしようや」
カイジ「なんといわれようと、俺がルールだ。頭脳戦の要素を取り込むために多少変更を加えても、いいじゃないか」
カイジ(大丈夫だ。ここまでは、俺の計画通りに事が運んでいる……)
数ヶ月間仕込んでいたカイジのトリックが実を結びつつあった……!!
第2話 終………
いつの間にか投下来てたw
沈黙してる赤木が不気味すぎるがカイジ大丈夫か?w
カイジの方のナレーション付きで再生されちまうw
期待してるからがんがってくれ
保守
伊藤家卓続きマダー?
前回
>>30-31 ーーーーーーー
食事当番を決めるため……
カイジの発案、変則ルールのトランプゲーム『戦争』……
5回勝負で、一番手持ちカードの少ない者が敗者……つまり手料理二週間!! この家最大の罰ゲーム!
涯(出前やレトルトな今でさえ、献立が悪いだの、用意が遅いだの文句言われるのに……)
天(もとはと言えば俺が言い出したことだが……想像できねえなぁ、エプロン姿のカイジや涯なんて……ま、俺にはならんだろう。運がいいし)
カイジ(……この勝負、負けるわけにはいかないっ!!)
カイジ「一枚目いくぞ。用意はいいな?」
今……開戦っ!!
全員「せ、ん、そうっ!」
声にあわせ、一斉に兵(カード)を提出!
それぞれのカードの数字は……
天…10!
アカギ…Q!
カイジ…10!
涯…………裏!!
カイジ「…おいおい、涯。数字が見えないだろ!」
涯「『表を向けてだせ』とは言われてない」
カイジ「そんなもん、常識じゃないか」
天「おいおい、怒るなよカイジ。涯はルールの隙をついたんだ。非難される筋合いはない」
アカギ「裏の裏までよむのは基本中の基本」
カイジ「(ムカッ)…はいはい、悪かったね。……じゃあ、涯、カードをあけろよ」
涯「やだね」
カイジ「なにっ!? それじゃあカードの強さを比べられないじゃないか!」
カードの強さは
A>K>Q>J>10>……>4>3>2
つまり現時点ではQをだしたアカギの勝ち……
だが……もし、涯のカードがAないしKの時は、真の勝者は涯となるっ!
涯「比べなくていい。俺のは……ゼロだ」
カイジ「ゼロ……?」
ざわ……ざわ……
ゼロ……
本来、最低のカードは2……
しかし、涯はあえてその下に我が身をおいたっ!!
天「えーっと、つまり……このカード4枚はおやっさんのものだな」
カイジ「ま、まてよ。カードを見なくていいのか? 一人だけ裏なんて、ずるくないか?」
天「でも、涯にとっちゃ何の得にもならねえんだ。いいだろ、涯がいいって言ってんだから…」
カイジ「ぐっ……」
カイジ、反論できず……
第一回戦はアカギの勝ち!
アカギ、4枚のカードを手にする。
カイジ「………」
アカギ「カイジ…何が不満だ?」
カイジ「…別に……」
だがこのとき、
言い知れぬ不吉な予感がカイジの心に忍び込んできていた。
カイジ(大丈夫……俺の作戦は何ひとつ揺らいでない! 涯のカードなんて全部わかってるじゃないか……)
あらかじめ仕組んでおいたトランプ……
あらかじめ考えてきたルール……
すべての流れはカイジの掘った溝にそって進んでいた……
あたかも、川のせせらぎが用水路を通って定められた田んぼへ流れこんでいくように……
だが、涯のカードのアンオープン……
それは、用水路に一粒の小石を投じる!
流れには影響を及ぼさないものの、それのつくりだす波紋は確実にカイジを動揺させていた!
カイジ「…よ、よし、じゃあ、2枚目……いこうか!」
残された勝負はあと4回。
第3話 終………
投下乙!
しかしこれ完全にカイジの負けフラグが……w
面白いっ…!
これは良作っ……!
保守・・・保守・・・
海老天争いにアジフライを投入して引かれたり
子供らのトランプ戦争に入れてもらえなくて
いじける黒沢父さんを部屋の隅に置いてあげてください。
ざわ…
…ざわ…
なんという良スレ…
アカギ13<涯<零<アカギ19<ひろ初期<カイジ≦森田(下段へ)
<天初期<ひろ後期<天後期<アカギ44<黒沢<アカギ53<銀王
で、年齢あってる?
辺ちゃんは多分カイジ・森田あたりだと思うんだけど。
アカギを4倍プッシュしたら右隣とのギャップに吹いた。
ひろ初期は18じゃなかったか?んで東西戦時が20、後期が29
天初期が20代には思えないんだが……どうなんだろうな
辺ちゃんは大学生って設定だったから、初期ひろより上、東西戦時だとどっこい、カイジよりは下ってところじゃないか
自分も天初期が20代には思えなかったんだが、
後期がギリギリ39歳とか40越えもどうかと思ったんだ・・・。
福本作品として入れるのは賛否両論あるだろうが、
天のアカギが主人公枠アリなら鷲巣もワシズカウントすれば
ワシズ56&鷲巣75が入ってさらにトンデモ家族に。
鷲巣75「ロン!!ロンロン!!ロォォォオン!!」
零「兄さん達、じいちゃん止めるの手伝ってくれ!!」
カイジ&森田「・・・」
アカギ19「(´_ゝ`)」
涯「(勘弁してくれっ・・・!!)」
アカギ44・ワシズ56・銀王+生贄の卓が見たい。
初登場時、確か森田は20でカイジが21のはず(カイジが留年・浪人していなければ)
ひろ18<アカギ19<森田<カイジ21<辺ちゃん
アカギから右、精神年齢と肉体年齢どう考えても反比例www
カイジは留年も浪人も特にせずなんとなく高校出て、
都会に出れば何か変わるんじゃないかと思って
すぐ東京行ったイメージがある。
高校で落ちこぼれてたらもうちょっとヒネてないかな。
で、他人任せの道を歩いてきたことに後悔、と。
辺ちゃんは大学2年だから、森田と同い年くらいじゃない?
>>47 鷲巣が死んじゃうツモとか言ってさらに周りが引いていくわけか。
いいぞもっとやれ
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/08(水) 12:40:08 ID:rp1ob7m1
良スレあげ
ほのぼのしたネタで吸血麻雀を止めてみる。
天・黒沢がW父親、老アカギ、鷲巣、銀王が祖父、その他が息子。
アカギ44・鷲巣75・銀王の面子。
森田「なんで俺をそこに呼んでくれないんですか・・・?銀さん・・・」
銀王「・・・森田・・・人を殺す人間の世界は閉じてゆく・・・人は・・・殺すなよ・・・」
アカギ44「おーい、ひろ、東西戦の時は悪かったな。ここ、空いてるんだが、どうだ?」
ひろゆき「アカギさんっ・・・!!俺、大きく打って死にます・・・!」
辺ちゃん「(麻)するの!」
ワシズ「若いなあ!結構、結構!クハハハッ・・・!!」
零・涯・カイジ、それぞれの老獪の言葉に戦慄っ・・・!!
天「(既に家族になってる場合はどうやって止めっかな・・・。)
おーい、お前ら、なんかいい案あるか?」
零・涯・カイジ・天で作戦会議が始まった。
家族内公開殺人は何としても止めねばならない・・・!
カイジの閃き、零の頭脳、涯の経験によって練り上げられた策略・・・
名づけて「ハート大作戦」。
天「黒さん黒さん、ちょいと麦茶出してくれないか?」
部屋の隅でいじけている黒沢に忍び寄る天・・・こっそりと耳打ち・・・
黒沢「え?なになに?」
天「3人とも年甲斐もなく張り切っちゃってさー、ハハハッ!
飲まず食わずで待ってるんだよ。
今、涯がツマミ買ってきてるから・・・黒さん飲み物お願いできるか?
俺が行くと、麻雀すんのかって言われるから。」
黒沢「えー・・・そう?じゃあ、しょうがないなあ!」(ニコ・・・ニコ・・・)
天「じゃあ、頼んだぜ、黒さん・・・!」
ウキウキしながら台所に向かう黒沢。
卓の前では、森田、ひろゆき、辺ちゃんが対峙している。
零「・・・大丈夫かな・・・あんなあからさまなロープで・・・」
カイジ「黒さんならきっと・・・転んで麦茶をひっくり返してくれるさ!!
俺の次にドジっ子なんだから・・・!(キラン☆)」
息を切らしながら、廊下からそっと顔を覗かせる涯。
涯「あったっ・・・おもちゃ屋に・・・!!
ハート風船・・・!家族の命をつなぐ切り札・・・!」
零「よし・・・じゃあ・・・あとは仕掛け・・・ひっくり返した時
血液の管とのすり替えで・・・ポンプと風船をつなぐ・・・。」
アカギ19「(´_ゝ`)○【v】 ふーん・・・こっちは予定通り割るだけだ。」
ふと見ると、アカギの手の中にもハート風船。
カイジ「・・・予定って・・・お前、今まで何してた。」
アカギ19「【v】ヽ(´,_ゝ`)○− 俺を混ぜるべきだろ?あの卓は。
目の前で割ってジジイ共の心臓・・・凍りつかせてやる。」
黒沢「お待たせーvささ、おじいちゃんたち、麦茶飲まない?」
零「あ、ちょっ・・・父さん待っ・・・」
作戦はなしくずし的に実行され、
皆の暗黙の了解のもと、ハート風船は黒沢の気遣いという事にされた。
イイ!
たしかに、これだけいたら真面目なのや人情に厚いのがいて鬼畜設定をとめてくれそうだな。
53GJ!
さりげなくがんばってる涯に吹いたwww
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/11(土) 01:09:00 ID:PtncWKPI
カイジだけは、若い女性の知り合いが二人いるな。
つ 森田
つ 辺ちゃん
あと初期のひろ。
良いスレだなあ
カイジおつかい…!長兄として…!
待ってろ…鉄雄…しげる…零…涯…!
辿り着く…!魚屋…!
そう…晩飯はアジフライ…!
カイジ「アジ24匹下さいなっ…!」
魚屋「はいよっ…!」
カイジ「…!?な…なんだこれっ…!ハート型じゃないっ…!」
魚屋「…?」
カイジ「お隣の黒沢さんにおすそわけしてもらったアジフライはハート型だったのにっ…!」
おばちゃん「アンタ何言ってんのーそりゃ、開きにしなきゃ魚の形だわよ」
カイジ「ひ…開き…?」
おばちゃん「あらやだ!今の子はそんなのも知らないの!」
カイジ「ぐっ…!」
おばちゃん「ちょっとお父さーん!アジ捌いてやってー!」
カイジ(ヤメロヨ…!)
おばちゃん「この子ねーアジは開きの状態で海泳いでると思ってんのよー」
カイジ「ただいま…」
零「おかえり…ってカイジ兄さん何で泣いてんの…!?」
涯「……」
カイジ「実は…」ボロ…ボロ…
森田「うん…まあよく頑張ったよカイジ兄さん…」
涯「……」
赤木「ククク…まるで白痴だな…カイジ兄さん…」
カイジ「うわ〜ん!」
森田「しげるっ…!カイジ兄さんに謝れっ…!」
赤木「いいよ…同じならいい…鉄雄兄さん…あんたも謝るんならいい…」
涯「……」
森田「なんでだよっ…!」
零「まあまあ兄さん達…」
カイジ「うわ〜〜ん!!」
涯「……オチなしかよ」
赤木ひでえwwwww
つかカイジに誰か教えてあげてなかったのか…!
もうしげるって時点で笑ったw
カイジはかわいいな
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/16(木) 08:45:43 ID:2AqalS6c
しげる呼ばわりいいなwww
カイジの立場を考えると胸が痛むwww
カイジ「うええん…」
森田「カイジ兄さんもすぐに泣くから、しげるも面白がるんだ」
赤木「ククク…」
カイジ「ひっく…ひっく…“はくち”って…なんだ…?」
涯(カイジ兄さん意味も分からないで泣いてたのか)
零「知能が著しく劣っているって意味だよ、カイジ兄さん」
カイジ「……?」
零「要するに物凄い馬鹿ってことさ」
カイジ「うわ〜〜ん」
赤木「ククククククククク」
森田「あーもう…」
涯(零兄さんわざとだろ…!しげる兄さん笑いすぎ…!)
天「ただいま〜」
零「おかえりなさい、お父さん」
天「っと、どうしたカイジまたしげるに泣かされたか…?」
赤木「二流に二流と言ったまでさ…」
天「はは…。そういえばな、俺の友人が昔ある人に言われた言葉があるんだ」
赤木「…?」
天「熱い三流なら上等だってな。しげるももっと生きれば分かるさ…」
赤木「……」
天「おっ!カイジちゃんとアジ買ってきたか。しかも捌いて貰ったか、偉いぞ。さすが兄ちゃんだ!」
カイジ「ぐすっ…へへ…」
涯(ほのぼのオチ…なのか…?)
( ;∀;)イイハナシダナー
そして零ひどいw
天は器がでかい
赤木のいかにも笑いが止まらないって感じが最高だww
涯の苦労人っぷりに泣いた
しかしカイジが、し…白痴すぎるwwwww
・・・「はくち」で「白痴」出ないか?
71 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/20(月) 00:32:17 ID:3oTLB9xW
なぜか変換できないっ・・!
>>70っ、釣られるっ……みえみえの釣糸っ……まさに愚鈍な魚の様っ……
~゙'' .,.' iヽ./\/ i ゙'、''"_,,、 ''"
~゙ '' -,' !II !!.II !!.IIi. ゙"~ - '' "~
. - ------! 〉====〈 i----- -- 生き残りなさい 村岡隆・・・・!
,. ''、 .rY三・三Y'i. ,'~.,"'' 、、
''" ,、 ''",,.゙ 、.!i!: i| ! :i!i , ."゙' 、゙ '
,. ''" //゙レ!:.-=- ;!J".\゙ヽ, ゙' 、 行きなさい・・・! 隆・・・・・・・・・!
/ /_r'7')=-=(i-、_゙、\ .ヽ
/. rrn ! ! |,゙'' -- '"| ! ,/"゙'' 、
|.!.!.!ヘ .|\ ,/| ./::::::::::::::ヽ.,_,,.. .,,
.i! r K, | 与0子_,.ノ:::::::::::::::::::;!:::::::::::ミ゙'i,
i 〉ーく ト , '"~::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::;;iiリ)
|i i ゙i | ゙ .i:::::::::::::::::::::::::::::::;、;、=ミミ::::(((_
|| | ,リ.!,,. ノ::::::::::;..、::ノ'メr,.ノ.〃!::::ミ::::::ii !!) ありがとうございます・・・・・・・・!
!! ''" i:::::::::::::::::/r// リ | ヽ!! )ノ!::::川::リ
.,,. ..ノ::::::::::::::///' _ \i !. ,,..」_{(巛(/
):::::::::::::::::::::i /u〜 ̄7u./__υ/!(( 神様・・・・!
ー――---=ニ三/ ̄7'"~7,,.、' ,.、/ /\ /彡ノ
.i――--- :.:.:,;,;,/: : /i /〃ス/メ、゙i 〈υ/《(
/ : : : : : : : : : / : : /:::|. /《///メ/7テラ'》/ノリツ ありがとうございます・・・・!
.: : : : : : : : : /: : : /:::::.Vυ゙==、ク'メ//巛i"
: : : : : : : : :/: : : :/:::::::::ヾ'' -、.,,ヾ=/:\'"
: : : : : : : :./ : : : /::::::::::::::\/!:゙.-"i: : \:\
: : : : : : : 〈: : : : /::::::::::::::/ヽ:::|: : : :|: : : : \:ゝ、
零「あれ、鉄雄兄さん、それ、ロレックスじゃない?どうしたの?」
森田「しげるが馴染みの風俗嬢に貰ったらしい」
零「しげる兄さん…また貢がせて…あれ、涯もなんか貰ったの?」
涯「…」
森田「涯はipodだ。なあ?涯?」
涯「…」
零「まったく…しげる兄さんは…」
銀さん「まあいいじゃねえか。貢がれるのもしげるの実力ってもんさ。
女っていうのはな、いざという時シノギになるんだ。お前も覚えとけ」
零「じいちゃん、そんなんだからしげる兄さんも…あ、しげる兄さん」
森田「しげる。お帰り」
アカギ「はぁ。まいったな」
零「どうしたの?」
アカギ「鷲巣と麻雀した帰りにソープ行ったら貧血になっちまった」
カイジ「クソっ…!クソっ…!」
森田「カイジ兄さん(いたのか…)」
カイジ「クソっ…!俺なんて金がないから一年以上風俗なんて行ってないのに…っ!クソっ…!」
アカギ「ククク…馬鹿だなぁカイジ…お前には美心がいるじゃねぇか」
カイジ「クソっ!やめろよ…っ!やめろ!」
こ れ は キ モ い
涯くんiPodに何入れたかな
零のじいちゃん呼ばわりに和んでしまった
涯「俺の制服が無い」
零「もともと服なんて持ってないだろ。今だって全裸だし」
カイジ「涯、別室行きだ
>>78 良かったなカイジ、お兄ちゃんぶれて!
零「・・・。」
鉄雄「なんだ零、ケータイ見つめて。」
零「これ・・・兄さんどう思う・・・?」
鉄雄「おー、女の子からのメールじゃないかお前!良かったな!」
零「いやっ・・・ワナ・・・理事長のワナの可能性が・・・」
鉄雄「無い無い!開司ならともか・・・あ。」
開司「孤立せよ・・・!!」
鉄雄「・・・あれ?開司?(スネるかと思ったのに)」
開司「お袋と姉ちゃんはイチイチ干渉してくるわコキ使うわ、
コンビニの女はきゃるきゃるしてるわ、
世話になってた家の娘は変なこと言い出すわ、
女と関わるとロクなことない。ワナでなくてもやめとけよ、零。」
涯(開司兄さん、かっこいい・・・!!)
↑全員アカギの腹違い
涯、目をさませ〜!
出向く…!一家総出で…!
父親である天を筆頭に…!
息子たち…!開司…森田…赤木…零…涯…!
そして辿り着く…到着する…!
銭湯…!
しかも一番風呂…!ファーストバス…!
天「でっかい風呂は気持ちいいなあ〜」
零(父さんキズだらけなのは顔だけじゃないんだな…)
開司「うひ〜><」(シャンプーが目にしみる)モコ…モコ…
零(カイジ兄さんの左腕…数字…?21…?なんだ…?)
森田「手が汗だくだ…」
零(体にあるのは刺し傷…?まるで黒ひげ危機一発のよう…)
赤木「(シャンプーのポンプを)倍プッシュだ…」
零(右肩…刀傷か…?)
涯「今…鏡の中のオレより早かった…」
零(手首の傷…まさかリストカット…自殺未遂…?あとでガムをあげておこう…)
その時…!
一家に走る…!戦慄…!
浴槽から交差するように突き出した2本の腕…!
続く…!
【次回予告】
水面(湯面?)から生える腕の正体は一体…一体誰なんだっ…!
なんとその腕の主はっ…!
到着……誰もが見紛うその圧倒的存在感!
零(う……おおぉっ!…)
零……至福!至福の配線繋ぎ!
森田(………手汗が…びっしょりだ)
森田……至福!至福の傍観!
何にせよ置かれる……部屋の真ん中にプラズマTV!
カイジ(待て…待て待て!喜んでる場合か?
TVってのは箱型……つまり六面体だから…俺の席からは……っ!…ああっ…)
カイジ気付く!圧倒的気付き!
見えないのだ……カイジの席からはTVの画面が……何故ならカイジの席はTVの後ろ部分……
透視でもせぬ限り100年たっても拝めない位置!
何故真ん中に置くwww
>>81 他に人がいても極道と間違えられて
上がっていく人が多そうな傷の多さだな
突き出た腕の人が簡単に予想できてしまうw
>>81 天「あれ、しげる?お前双子だったっけ?」
開司「お嫁さんが姉妹だったんじゃないの?」
鉄雄「まあ、俺と開司はそっくりだし。」
涯(右手に注射針の跡・・・)
零「みんな・・・しげる兄さんが凡夫を見る目でそっち見てる・・・。」
>>86ありがとう。
じゃあマルチシナリオって事で
>>81続き
【前回のあらすじ】
一番風呂と思ったけど違った。
腕の主…浴槽から勢いよく立ち上がる…!
??「ばっふぁ〜」
カイジ「えっ?しげる…?いつの間に…?」
アカギ「ククク…」
カイジ「えっ…?」
カイジ振り向く…!そこには三男の姿が…!
カイジ「しげるが二人…?」
アカギ「まるで白t」
森田「カ…カイジ兄さんっ!サウナ行ってみようっ…!」
森田咄嗟の機転…開司の手をひく…!
??「ア…アカギ…!」
赤木「あらら…」
零「しげる兄さんの知り合い?」
赤木「ああ…奴は…凡夫さ…」
零「はじめましてボンプさん」
平山「誰が凡夫だっ…!俺は平山幸雄だっ…!」
??「幸雄…何騒いでるんだ…?」
平山「父さん…」
??「どうもすみませんね…ウチの愚息が御迷惑を掛けたみたいで…」
天「いえ、とんでもない」
銀二「私は平井銀二と申します…宜しくお願いしますね…天さん」
天「いやあ、こちらこそ」
銀二「もう行くぞ…幸雄」ヒョイ
平山「ヤメロー!出たくナーイ!」
零(なんであの人父さんの事知ってたんだ…?そしてまさかの姫抱っこ…)
一方その頃…開司と森田はサウナにいた…!
中央には燃え盛る窯…!
窯の上にはなんと人…!初老の男性…!
正座をして両の手と額を擦り付ける姿はまるで土下座…!否…!土下座そのもの…!
利根川「おっ…!おっ…!おっ…!」
森田「なんだこのオッサン…」
兵藤「クウ…クウ…クウ…」バニバニ
森田「なんだこのジイサン…」
カイジ ボロ…ボロ…森田「カイジ兄さん何で泣いてんだよっ…ていうか結局泣くのかよ…」
カイジ「何泣いてるんだオレッ…!」
森田(こっちが知りたい…)「…もう父さん達の所に戻ろうか…」
零「あ、カイジ兄さん達戻ってきたよ」天「じゃあウチも帰るか」
こうして男達の(風呂的な意味で)熱い夜は終わった…!
そこはエスポワール…希望という名の銭湯…!
涯「そしてほっとかれたっ…!」
>>86 ダメギが・・・ダメギがなんて美味しい位置(姫抱っこ)にッ・・・!
そして幸雄はシノギに使えないと知ってる銀さんが
鉄雄を勧誘するんですね、わかります。
あー2ヶ所程改行ミスってる
すんません
ちょww涯ww
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/28(火) 20:13:59 ID:TdoDPO86
焼肉屋にて
零「しげる兄さん、その肉まだ生だよ!」
アカギ「生ぐらいがちょうどいい・・・」モグ・・モグ・・
零「じゃあ・・・俺も一つ・・・」
カイジ「待てっ・・・!今動いたらアウツっ・・・!
自殺行為だってことがわからないのか・・・!」
仲良いなあ
伊藤家の卓の続きが読みたいです。
アカギが主導権握ると殺伐とするのな。
ほのぼのとする主導権の握り方をされるとそれはそれで怖いw
しげる「カイジ、お前に紹介できるバイトがあるんだが、どうだ・・・ククク。」
カイジ「・・・何の。」
しげる「ボナンザ作り。」
しげる、ボナンザを差し出す。
兄弟全員に電流、走るっ・・・!!!
しげる「あらら・・・」
シュール
カイジ「取れっ・・・醤油・・・!」
アカギ「ほら・・・」
カイジ・・・開封・・・!
小皿に注がれる醤油・・・
それに刺身をつけ・・・食した!
カイジ「ぐわっ・・・!なんだこれ・・・!」
アカギ「信用するなよ・・・人を・・・」
・・・コーラ!
つまり醤油を渡すときに
コーラの頭をはじいてカイジへ
カイジが手にした時には醤油とコーラを入れ替えてある早業・・・!
大槻「ノーカウントっ・・・!ノーカウントだこの食事・・・!」
黒澤「醤油とコーラ・・・まだいたのか・・・こんなアナログ人間・・・!」
食事ノーカウントw
101 :
名無し・1001決定投票間近@詳細は自治スレ:2008/11/07(金) 21:58:31 ID:IRyBc945
2チャンらしいがクダラナイな
さすが便所の落書き
久々に、ココは便所の落書きなんだと実感できた・・・
>>99 さぞぱちぱちしただろうww
黒沢さんの反応吹いたwwwwww
前回
>>36-37 ーーーーーーー
吹けば飛ぶような……トランプ5枚……
一枚ずつ場に出す……5回の勝負……
単純明瞭! ……シンプルすぎるほどシンプル!!
だが……このゲーム『戦争』に負けた者は……
背負わされるっ!!
一家の『食』への責任! 義務!!
2週間の料理当番をかけた勝負の行方は……第1回戦からすでにイレギュラー!!
手札のアンオープン!
ゲームの発案者・カイジに動揺奔るっ!
カイジ(手持ちカードを伏せて場に出すなんて……意味が無いっ!! 理が無いっ!! 勝算が無いっ!!)
『戦争』では……各自が場に出した手札の数字で優劣を競う……
数字を見せないアンオープンでは……勝てないっ!! 絶対に勝てない!! 勝ちようがないっ!!
ルーザー!! 明々白々のルーザー!! 負け犬!!
カイジ(涯……一体なにを考えているんだ……)
ざわ……ざわ……
涯の様子をうかがうも……いたって普通!
他の参加者である天・アカギも……普通!
皆普通! 普通に次に出すカードを思案中!!
動揺しているのはカイジのみっ!
カイジ(……杞憂……杞憂だ……
涯がどんなにあがこうが……所詮ヒトゴト。俺には関係ない事……
なぜなら……
俺は堕ちないから……
これこそ、長きにわたって暖め続けてきた作戦の肝!!
……涯……すまない……堕ちるのは……おまえ!!
……おまえと最初から決まっていたっ!!)
カイジの策……それは『最下位にならない』こと!!
後ろ向き!! 完全なる後ろ向き!!
だが、理にかなった戦略!!
外の世界では何かと最高が望まれる……
成績……収入……身長……なんでも順位が高いほど、もてはやされる。
しかし、内の世界では……最低でなければいい!
今回のように、いつも最下位のみが罰当番!
1位であろうとブービーであろうと……境遇は同じ!!
今回の勝負でいうならば……
カイジが『1度』しか勝てなくても……
『絶対勝てない』人間が1人いれば……
罰当番からは逃れられるっ!!
カイジの『1度』の勝機……
……それは1枚の『A』のカード!
このゲーム最強の手札『A』!
あらかじめ残りの3枚の『A』は山から除いている。
つまり……
この『A』をだすとき……カイジは必ず勝利できる!!
カイジ(そう……俺は絶対1度、勝てる……そして、涯……おまえは勝てないんだ。何をしても……)
天「おいみんな、そろそろ2回戦目をしようや」
カイジ「あ、ああ。そうだな」
カイジ、ざっとカードをながめる。
第1回戦では見栄をはったフリで10をだした……
残りのカードは……
3,6,8,Aの4枚……
カイジ(適当に選んでおくとするか……)
どの順で出そうとも、1度は必ず勝てる……
どの順で出そうとも……
……『6』をつまもうとした指がぴたりと止まる。
再度頭をよぎる……涯の予想外の第一手……
……危険!! 油断していたら危険!!
ここは保身! とりあえず1勝!!
カイジ……最強の『A』を選択っ!!
カイジ「じゃあ、第2回戦!! いくぞ!」
第4話 終………
うおおおっ…!
面白れえっ…!
いや、本当に。どうなるんだこの勝負!?
ざわ・・・ざわ・・・
107 :
創る名無しに見る名無し:2008/11/12(水) 16:07:46 ID:RHqqZ+4r
涯…留守番…!
初めての留守番…!
父は雀荘…母1は仕事…母2は買い物…兄達は小学校…!
故に涯は一人…!
まさに孤立…!文字通り…独り立つ…!(畳の上に)
押し寄せて来たっ…!
孤独…貧窮…
不便不都合不合理…
そんなありとあらゆる煩わしさと心細いさが次々に押し寄せてきた…!
「オレはもう…幼児でいたくないだけなのに…!」
壮大な留守番だなw
109 :
黒沢:2008/11/13(木) 02:55:58 ID:VuAxdqid
オレ達はファミリーだっ…!!
…あれ?
犬になっていた。
犬とはつまり……犬である。
前兆もへったくれもない。気付いた時には「こう」なっていた。
眠っていた……気がする。実際は眠っていた訳ではないのかもしれないが。ただ暗闇から意識が浮上する感覚だけは覚えている。
そして……この体である。
なんとか声を出そうとする「ワン。」
そりゃそうか……。オレは今犬なのだから。平山幸雄は妙に納得する。
納得している場合ではないのだが。
犬と化した平山は辺りを窺う。どうやらここは通学路の最中にある空き地らしかった。
何故か思考は正常に行えるようである。
脳味噌まで犬になっていないのがせめてもの救いか……。
それならば、と更に思考を積む事にする。テーマは今後の己の身の振り方について。
取り敢えず家には帰れない。
というより、父である銀二にだけはこの姿を見られたくはない。
父に……失望されるのだけは嫌だった。何としてもそれだけは避けねばならない。
尤も父はこの姿を見て息子だとは思いもしないだろうが。
>>110 一行目でカイジの犬姿が浮かんだ俺は
ちょっと別室に行ってくる。
112 :
2:2008/11/16(日) 21:33:52 ID:Otfnql4d
そもそも何故こんな事になってしまったのか。
ヒトが犬になる確率。そんなもの考えた事もないが……ゼロである。
起きうる事象ではない。
しかし平山が犬になっているのは紛れもなく事実である。
途方に暮れて空を仰ぐ。
今にも降り出しそうな曇天。
兎にも角にも、寝床の確保はせねばなるまい。
しかし今の自分に何が出来る?
益々もって途方に暮れる。
その時……
「あっ犬だっ…!」
子供の声。
びくりとして平山は宙から視線を下ろす。
二人の少年がこちらへ寄って来る。
左の頬に傷跡のあるロン毛少年と、髪を後ろで束ねたロン毛少年。二人共平山より少し歳上のようだ。
声を発したのは傷跡の方。
「カイジ兄さんよしなって…」
「ちょっとだけだから…いいだろ、鉄雄…」
どうやら兄弟らしい。確かに顔立ちは似ている。
はぁぁぁう!!
サチヲひきとられるのかな?
115 :
3:2008/11/17(月) 18:59:16 ID:Tw+YHmsZ
上手くいけば寝床の確保が出来るかもしれない。しかしその為には……。
平山は今晩の寝床とプライドとを天秤にかける。
森田「もう行こう…ほら、雨も降りそうだし…」
カイジ「あ…ああ…」
名残惜しそうにしつつも去ろうとするカイジと、その弟テツオ。
(待ってくれ…!)
「くう〜ん」
行きかけた二人はぴたりと動きを止め振り返る。
平山は思いっきり潤んだ目で見上げる。プライドを棄てた訳ではない保留したのだ、生きる為に。と自分に言い聞かせながら。
兄弟は顔を見合わせている。
(もう一押しだ頑張れオレッ…!)
「きゅう〜ん…」
カイジ「こいつ腹減ってんじゃないかな…それに雨が降ったら…」
さらに目を潤ませる犬平山。
森田「し…仕方ないな…」
森田は犬平山を抱きあげる。
ともあれ、今夜の寝床は何とかなりそうだ。
ほっとして息をつく平山。だが……
(コイツ手ぬるぬるっ…!)
ぬるぬるの正体は勿論手汗である。
なんで緊張してんだよw
と思ったけど家の人を説得しなくちゃいけないのなら緊張もするわな。
わんちゃんがんばれー!
118 :
4:2008/11/18(火) 22:44:36 ID:Qovr51QC
カイジ・森田「ただいま…」
森田に抱えられて平山が着いたのはアパートの一室。
「お帰りなさい、兄さん」
「……」
笑顔で出迎えるマツゲ少年と、無言で出迎える火傷跡の少年。
この二人は平山より年下だろう。というか、火傷の方は幼稚園生くらいだ。
「あれっ?鉄雄兄さんどうしたの、その犬…」
「ああ…実は…」
森田説明中
零「ふーん…そんな事があったんだ…」
涯「……」
兄弟の会話からマツゲが零、火傷が涯である事は分かった。
平山(このガキ二人どっかで見た事が……あっ!!)
記憶力(だけ)には定評のある平山は思いだす。
平山(コイツら、銭湯にいたガキだ……ということは…)
じわりと汗が滲む――といっても犬である平山の汗腺は手と足の裏にしかないのだが――。
ガチャリと玄関のドアが開く音がした。
「ただいま…」
ぎこちない動きで平山はその方向に顔を向ける。
平山(ア…アカギイィッ…!!)
アカギほどただいまが似合わないやつもいないな
アカギィ気付くんか><
121 :
5:2008/11/20(木) 19:15:29 ID:XvCupdEA
アカギと平山は同級生である。
この二人は似た容姿の為かよく比較される。
しかし何事においても優はアカギであり、劣は平山であった。
いつしか平山はコンプレックスを抱えるようになり、アカギの事を嫌っていった。
といっても、アカギはアカギで「凡夫」だの「二流」だのとあけすけに言ってはいたので、平山の一方的な逆恨みという訳でもないのだが。
零「お帰りなさい、しげる兄さん」
涯「……」無言でタオルを差し出す
カイジ「雨降ってきたのか…」
アカギ「ああ…それより何、それ…?」
森田「通学路の空き地で拾ったんだけど…」
ドキドキと心臓が脈打つ。
既に平山の耳に兄弟の会話は入っていない。
平山(ていうかアカギんちだったのかよっ…!)
カイジ「おっ…!こいつオスだ…」
零「ねえ、名前はどうするの…?」
涯「…ポチ…」
森田「白いから…シロとか…?」
平山(いや落ち着けっ…!いくらアカギでもこんな姿を見てオレだと思う筈が…)
アカギ「ゆきお…」
平山はびくんと跳ね上がる。
平山(バレたっ…!なんでっ…?どういう事だっ…!?)
平山混乱…!
カイジ「白いしオスだし…良いかもな…」
平山(ああ…そういう事か…)
平山安堵…
アカギ「ククク…」
平山(やっぱ分かってて言ってんのかっ…!?どっちなんだっ…?)
平山また混乱…
涯「…ポチ…」
ポチにこだわる涯ww
雪雄www
ものすごく真っ白な毛並みのゆきお浮かんだwww
ポチにしようよ お願い!
125 :
6:2008/11/22(土) 16:53:35 ID:+WQpf7M+
外の雨は激しさを増している。
とりあえず濡れずに済んだことは平山にとって僥幸といえよう。
カイジ「ポチ…チョコ食うか…?」
零「駄目だよカイジ兄さん…」
カイジ「え…?」
零「犬にチョコレートなんかあげたら赤血球が破壊されて黄疸症状を示し貧血状態を引き起こして、場合によっては死に至る事もあるんだよ」
平山(危ねっ…!今オレ食いかけてたしっ…!)
アカギ「まるで白痴だな…」
カイジ「うわ〜ん!!」
森田「しげるっ…!」
アカギ「ククク…」
涯「ポチ…お手…」
平山(…って結局ポチかよ…)
一度はユキオに決まりかけた犬平山の名前だったが、零の「教頭先生と同じ名前だね」の一言で却下…!となったのだった。
結局、犬平山は末っ子権限により「ポチ」と名付けられた。
平山(つーかオレ、fuck you教頭と下の名前同じだったんだ…)
部屋の中はわいわいと騒がしい。
「ただいま…」
皆の視線が一斉に玄関に集まる。
「お帰りなさい」
子供たちは口々に父親を迎える。
GJ!!
博学の零がいたら、たまねぎや魚を食してアウツになる危険性は少ないな!
よかったな、ポチ。
・・・父は銀さんかな?
よかったね涯w
128 :
7:2008/11/23(日) 18:41:30 ID:VYTspSou
帰ってきたカイジ達の父は顔に無数の傷を持つ男だった。
平山(たしかこの人も銭湯で会ったな…「天さん」だっけ…)
天「ん?なんだそりゃ…?」
再び森田説明中
天「そうか…でもなあ…うちもいっぱいいっぱいだしなあ…」
困ったように天は頭を掻く。
カイジ「父さんお願いっ…!」
森田「ちゃんと世話するからっ…!」
涯「…ポチ飼いたい…」
零「ねえ父さん涯がこんなに他者に執着を見せるなんて珍しいよ…」
子供たちは天を取り囲み懇願する。
平山(いいぞお前らもっと言えっ…)
天「うーん…」
渾身の潤み目と上目遣いをお見舞いする犬平山。
天「ま…まあ雨も酷いしな…とりあえず今晩はうちで面倒みるか…」
そんなやりとりをしていると、ピンポーンと玄関のチャイムが鳴った。
零「誰だろ…こんな時間に…」
天「はい、どちら様でしょう」
天はドアを開ける。
そこに現れたのは平山の父銀二。
銀二「夜分に申し訳ありません…」
天「ああ、平井さん…どうしました…?」
銀二「うちの息子がお邪魔していませんか…?」
129 :
7.5:2008/11/23(日) 18:42:54 ID:VYTspSou
父に失望されるのだけは嫌だった。
否。
本当に平山が恐れていたのは――父を「失望させる」こと――。
だから平山は自分が犬になってしまった事について実はそれ程不幸だとは思っていない。
自分は何の才も持ち合わせない。あるのは薄っぺらなメッキ。そんな事は分かりきっている。…うんざりする程に。
父にとって自分は必要のない存在なのだろう。
いつか失望と共に自分は捨てられるのだろう。
ならば「犬になっていた」などという全く有り得ない馬鹿げた理由で縁が切れる方がマシだった。
130 :
8:2008/11/23(日) 18:44:16 ID:VYTspSou
天「いえ…うちには…」
銀二「そうですか…失礼致しました…」
一瞬顔を伏せた銀二は直ぐ様一礼をして背を向ける。
「それ」は犬になってしまった平山の視点でなければ気が付かなかったかもしれない。
何故…父は悲しそうな表情をしたのだろう…。
何故…父のズボンはあんなにも泥で汚れているのだろう…。
ぐいっと犬平山の背を押すものがあった。見上げると、アカギ。
…なんだ…アカギのやつやっぱり気付いてたんじゃないか…とことんいけすかない奴め…
父の背は夜の闇の中へ消えようとしている。
と――
「父さんっ…!」
131 :
終:2008/11/23(日) 18:48:04 ID:VYTspSou
銀二「幸雄っ…!?」
銀二が驚いたように振り返る。
天家の視線が一斉に 集中する。
平山「あれっ…?」
銀二「こんな時間に人様の家で何を…」
カイジ「あっ! しげるのそっくりさん」
森田「ていうかいつの間に…?」
零「こんばんは、ボンプさん」
涯「……」
結局何を聞いても平山は何も覚えておらず、銀二と共に帰っていった。
天「なんだったんだ…?ま、いいか」
零(うわあ大雑把)
涯「……」
森田「ん? どうした、涯?」
涯「ポチが…いない…」
カイジ「あっ! ホントだっ…!」
零「もしかして逃げちゃったのかな…」
アカギ「いや…」
アカギ「ポチなら親が迎えに来て、うちに帰ったよ…」
以上で終了です。
なんかクサッて感じのラストになってしまいました。
思い付きで書いていってこんなオチになるなんて自分が一番ビックリですよっ…!
駄文乱文失礼しました。
感想とかホントうれしかったです!!
ありがとうございました
そんなにポチと一緒にいたかったのか・・・可愛いな、涯。
>>アカギ「ポチなら親が迎えに来て、うちに帰ったよ…」
涯と平山、両方に救いがある言葉だ。
即興なんてすごいワン。クサくないですイイニオイでした。
近い内に偶然、お父さん犬もらってきそうです。楽しかったぁ
>>零「ねえ父さん涯がこんなに他者に執着を見せるなんて珍しいよ…」
ここで吹いたwwどんなけ犬好きかwwwww
伊藤家の卓の続きが読みたい。
ていうか、ギャンブルが書ける人は凄いと思う。
自分はここの他はvsメルエムと学校のとロワみてるけど、感心する。
兄貴やさぐれ風味だと下が優秀な子だったりするもんだよな
裏社会にあこがれる奴とだめっこと狂気の沙汰だもんなあ、上三人。
チャッカ魔ウエルカムッ…!
クリスマス…圧倒的X'mas…!
子供達は思い思いにサンタへの希望を綴る…!
夜、父親…もといサンタクロース天は子供達の手紙を読む…
涯『じゆうとこりつ』
零『みがか』
アカギ『うで一本』
森田『金』
カイジ『ペリカ』
天「駄目だコイツら…早くなんとかしないとっ…!」
嫌だもうこいつらwww
www 今一度クリスマを説明させてくださいっ!
みがかって何だ
145 :
創る名無しに見る名無し:2008/12/12(金) 23:11:47 ID:who4PgGw
反対から読んでみな
かがみ・・・?
ごめん零2巻までしか読んでないんだ。出直してきます
わがみがかわいければ
4巻読めばわかるよ!
優しいおじさんありがとう
零、なんで鏡なんか…
やつはいつでもソフトオンデマンドなんだろうな〜。
カイジ兄ちゃんは余計な体験しちゃったから
森田と違ってペリカなんだろうな。
>>141あったかくて泣いた(pω-`)
『じゆうとこりつ』…形あるものなんて、いいんだよ父ちゃん。
『みがか』…そうだよ、なぞなぞでもしてくつろいでて父ちゃん。
『うで一本』…父ちゃんのターキー旨いよな、弟達は育ち盛りだろ俺手羽一本でいいよ。
『金』…こうしてクリスマスツリーの輝きをみんなで眺められるのが最高のプレゼントだよ。
『ペリカ』…ペリカ
その発想はなかったw
てかカイジがアホの子すぎるww
>>152 > 『ペリカ』…ペリカ
この野郎www正真正銘のクズっ……!
>>152 あったかいのはお前だw
オチに回った長男カイジには俺がサンタさんになってやるよ!
『ペリカ』…10ペリカ券ちょうだい。10ペリカ券は『れあ』なんだよ!
ペリカは逆に気を使ってるんだよ
本当は現金/日本円と書きたいところだが
ペリカと書く奥ゆかしさ
手作り肩たたき券みたいなものか
天(・・・ペリカ?ペリカって何だ?)
天「あの、カイジ・・・と、父ちゃんもペリカ欲しいな!
何かこう、すごいんだろうな!(汗」
エスパーざわやか、笑顔で天の袖をひっぱる。
零「子供銀行券みたいなものだよ父さん。
ただ、ペリカはちゃんと『ある所』で使えるのさ!(キラッ☆)
カイジ兄さん、1万ペリカくらい?」
カイジ、零の頭をはたく(ポカリ)。
カイジ「じゅじゅじゅ、10ペリカだよお前!
何言ってんだよ!
1万ペリカなんて誰でも持ってんだよ!」
アカギ「ククク・・・零、お前の『みがか』ってのは・・・?」
零「『みんな自分の欲しいものを書いた』・・・つまり、
『わが身が可愛い』がヒントさ、兄さん!」
そんな様子を、涯の肩に手を置きつつ見つめる森田。
森田「なあ・・・涯、ホントに欲しいか?『じゆうとこりつ』。
おれ・・・金は欲しいけど、みんなでパーティやりたいな・・・」
涯「・・・・・・『にんげん』。」
森田「・・・そうか・・・。じゃあ、サンタさん来なくてもがっかりしないか。」
一方、窓の外。
銀王「ゆきお・・・今日の夜なんだがな・・・」
平山「なんだよ、どうせ仕事だろ。」
(なんでよその家のクリスマス見せてんだよ。)
銀王「ああ、仕事だ。ただし・・・コスプレのな。」
平山「え?」
銀王「サンタクロースにだって子供くらいいるもんだ・・・。」
平山「・・・父さん、そのド派手な赤いコートひょっとして」
ぽふ。
ポンポンのついた、小さな赤い毛糸の帽子。
銀王「おまえはホントに俺に似て髪が白いな、ゆきお。」
平山「バカ・・・!!好きで似てるわけじゃ・・・!」
赤いセーターに白いマフラーの子供が、
天家の玄関に向かって手を引かれていった。
自分は・・・自分は
「エスパーざわやか」が言いたかっただけなんだ・・・!
それがなんで・・・なんでこんなことにっ・・・!!
エスパー伊藤…いやなんでもない…
面白い続きを書いてくれてありがとうっ…!
おおー天父さんうまいな
これから子供の摩訶不思議語に困ったらこう切り替す。勉強になった
しかしながら涯はもうどないせーっちゅう話だなw
ゆきおも銀パパも来た嬉しいしぬ
サンタさん着てきたかわいいしぬ
お正月のあいだみんな一緒すごす
>>158さんが
>>141の続きを書いてくれたので、158のストーリーを含めてクリスマスの話の続きを
路上に立つ男の影。
白く縁取りされた赤い服。三角の帽子。手には布製の袋。
その姿は…正にサンタクロースッ…!
男の名は黒沢…!
天家のお隣さんであるっ…!
黒沢は企画していたのだ…!サプライズッ…!
サンタに扮装して突然の訪問…。
子供達に配る…プレゼントをっ…!
(クフフ…嬉しいぞっ…!こりゃあ…!クフフクフフ)
よしっ…!いざ天家へ…!
「メリークリスマス!ホッホーウ!!」
勢いよく天家の玄関への扉を開けた黒沢はその場で固まる…。
それもそのはず。
既にいたのだ…サンタクロースがっ…!
しかも黒沢よりも格段にサンタらしい銀髪…!
黒沢「あ……」
天「こんばんは…」
黒沢「ど、どうも…」
やってしまった…!
いつものこの展開…空 回 り だっ…!
黒沢(あ…ああっ…!)
しかもここに来てある事に黒沢は気付くっ…!
多いのだ…子供の数が…用意していたプレゼントの数よりも…。
黒沢(まさか…三男坊は双子だったのか…ガキってやつはチョロチョロしてやがるから…見誤ったっ…!)
駄目っ…!どうするっ…!?こうなったら……
ごまかすしかねえっ…!
黒沢「慌てんぼうのサンタクロースはお家を間違えちゃったぞっ…!」
ポカン気味の天一家を残し、ペロリと舌を出して黒沢退却…!
恥ずかしいっ…!
浅ましいっ…!
黒沢は家の裏に回り込んで蹲る。
涙で滲んだ目に入るのは窓から洩れる暖かな光と飾り付けられたツリー。
(なんか…みじめだ、ひどく…)
ふと見るとツリーの根本が腐りかけている。
しかも雪の重みで、へなな…と今にも倒れそうな具合だ。
とっさに手を伸ばし支える…もみの木の根本っ…!
雪は降り積もる…黒沢の頭に…肩に…。
(何してんだオレは…風邪ひいちまうぞ…)
しかし黒沢の耳に入る、はしゃいだ子供達の声…笑い声…団欒。
この手を…離す事など出来ない…。
「黒沢さん…」
呼びかけられて顔を上げると天がいた。
天「すみません…オレ変わるんで…」
黒沢「いや…アンタは子供達といてやってくれ…」
天「そんな訳には…」
黒沢「勘違いしないでくれ…意地で言ってるんじゃない… 」
天「え…?」
黒沢「何故ならオレはサンタク」「どうしたの?」
今まさに黒沢が良い事を言おうとしていたところへ、子供たちと銀髪サンタがわらわらと天を追ってきたのだ。
カイジ「あっ慌てんぼうのサンタクロースだっ…!」
森田「何してるの?黒沢のおじさん…?」
天「『何故ならオレは三択』…?」
零「あっ……」
涯「……?」
零は気付く…幹が腐りかけていたいた事…そして黒沢がそれを支えていた事…。
零「ねえ父さん…カマクラ作ってみたいな…」
天「なんだ…?いきなり…」
アカギ「ククク…いいじゃねえか…作ろうぜ…」
天「ま、いいか…作るか…カマクラ…」
そして――。
カマクラの中には家から運び出された料理。
二人のサンタクロース。父親と子供たち。
クリスマスパーティー。
以上です。
天の初期ってもはや別物ですね。
×幹が腐りかけていたいた事
○幹が腐りかけていた事
馬鹿かオレは…
揚げ足じゃないけどかたたたたたき券思い出したw
慌てん坊サンタさんのプレゼント何だったのか気になるw
そりゃあ…
健康な男子にっ…ソフト・オン・デマンド!
柱に「うんこはトイレで」と大きな字で
三男双子www
やばい、ちびっ子にすると途端に可愛くなる。
いきなり泣き出す涯・・・
それを心配する森田とカイジが近づく・・・
涯「にんげんが・・・いる・・・こんなに・・・たくさん・・・」
カイジ(ええっ・・・!が、涯、怖いのか!?人見知りか!?)
ぽに、ぽに、と涯の背中を叩いてあやすカイジを見つめる森田。
森田「大丈夫だよ兄さん・・・なあ、涯・・・
人の死なない・・・鏖のないクリスマス・・・」
カイジ「お前、何があった。」
>>173 ちょ、森田本当に何があった?だよwww
しかしこのメンツにしげるや零が加わったら涯はパニック起こしそうだな‥‥。
ヘタレな割にちゃんとお兄ちゃんしてるな、カイジ
零は、
相手のことを思ってサラッと本当のことを言うがそれが相手を傷つけちゃう場合もあるよ
系な役割なイメージがあるんだぜ>福本家族
つまりしげるが一番正直だという事だな。
カイジはヘタレだけど情は深いから
放っておけないんじゃね。
ケンカ…!圧倒的ケンカ…!喧嘩勃発っ…!
長男カイジと次男森田…!
原因は腕が当たったとか足を踏んだとかその程度の事…
しかし年子の男兄弟二人…
一度争いになったらもうダメッ…!
止まらないっ…!
アカギ「ククク…」
零「よしなって兄さん達…」
しかし今の二人には零の制止など耳に入らない…!
狂熱(ヒート)…!
零「しげる兄さんも笑ってないで止めてよ…」
アカギ「気分じゃないんで…」
零「……」
零「はあ…。仕方ないな…。喧嘩両成敗だ。涯…頼む」
末っ子涯の光速パンチで終了。
カイジ森田共にノックアウツ…!
アカギ「クククククク」
零(しげる兄さんはこういう時ホントに楽しそうだな…)
180 :
創る名無しに見る名無し:2008/12/28(日) 20:18:16 ID:nWn/YjOm
涯かわいいw
気分が乗っている時のアカギ
パァニ…パァニ…
アカギ「ククク…切れたセンは繋がったかい……?お二人さん…」
しげる役立たずwww
園児ですでに光速パンチwww
涯すげえwww
平山:兄貴っ!兄貴っ……!勝手にオレの服来て出掛けただろっ……!
アカギ:ああ……それがどうした……?
平山:どーしたもこーしたもねえよっ……!!あっちこっちで『ダメギ覚醒』とか言われたぞっ……!
アカギ:あらら……
平山:『あらら』じゃねえしっ……!
アカギ:ククク……こんなヤローの真似しちまえってことは自分も真似されても構わないってことだ……
平山:ぐっ……(それを言われちゃあ……)
アカギ:まあ、これやるから機嫌直せ……
平山:な……なんだよ……
アカギ:ボナンザ
平山:(か……かわいいっ……)
丸め込まれとるwww
お年玉貰ったそばから上三人はすぐ賭博遊び→結局カイジが素寒貧ボロボロ?
今年も何だかんだ和ませてくれる一家でありますように
お正月といえばお年玉…
圧倒的お年玉…!支給されるっ…現金…!
一律3000円…年齢…序列…そんなものに関係なく…等しく与えられる…金が…一人頭3000円っ…!
この金をどう使うかは決まっている…言うまでもない…そう…
ギャンブルッ…!!
こうして…!決戦の火蓋は切られたっ…!!
種目は麻雀…!!
零「涯はまだ小さいから、オレと二人一組な…」
涯の光をも超越する摩り替え…矢木の2秒キャタピラを遥かに凌駕する「速度」…そこに加わる零の「頭脳」…
森田…この男腹に刃を抱えている…敗すれば死をも厭わぬ「覚悟」…
アカギ…悪魔か神か…喰らうは人の心…信じぬくは己が「才気」…
カイジ…カイジは…カイジはやればできる子っ…!
数時間後…
ジタ…ジタ…
零「いつまでそうしてるのさ、カイジ兄さん…」
アカギ「ククク…」
森田「ていうかなんでオレ負けたら死ぬみたいな設定になってんだよ…」
結果は
1位アカギ(+2000円)
2位零&涯(+1000円)零「二人で半分ずっこな…」
3位森田(±0)
4位カイジ(−3000)
熱い三が日は終わった…
>>187 正月ネタをありがとう。
自分も考えてたんだが、オチが浮かばず投下し損ねてた。
浮かんでないけど、
>>187のつづきも兼ねて投下。
ガララ・・・
天家の玄関。
ひろゆき「ただいまー、天兄さん。」
天「よう、ひろ!」
天の弟、ひろゆき・・・独身30男。
毎年、正月には顔を出す。
カイジ「うわあああああん、ひろおじさぁあああん!!」
ひろゆき「・・・今年も負けたのか、カイジ・・・」
天家のお年玉争奪戦を、零が生まれる前から知っているひろゆき。
年齢に応じてお年玉をあげて、カイジをなだめるのが仕事の一つだ。
(もっとも、ひろゆきのそれは天のお年玉額より遥かに少ないものではある)
ひろゆき「うん、うん。ほらカイジ、これ、おじさんからのお年玉!」
カイジ「・・・優しいおじさん・・・」
ひろゆき「何いってんだよ、カイジ。僕はお前のおじさんなんだから、当たり前だろ?」
ボロ・・・ボロ・・・と泣くカイジをなだめつつ・・・
ひろゆき「さーみんな、気を取り直して。ドラえもんドンジャラやるぞ!」
ひろゆきの真の狙い、もとい、楽しみはこれ・・・!
クリスマスプレゼントを持って来れないほど普段の生活が
いっぱいいっぱいなひろゆきは、正月にドンジャラをするのが
子供達と触れ合う唯一の機会・・・!
アカギ「・・・気分じゃないんで」
ひろゆき「ええっ!?しげる、どうした!?具合でも悪いのか!?」
毎年毎年、真っ先にコタツに座っては「おじさん、負けたら腕一本」
と、鋭い目でひろゆきを見ては笑い出すのがアカギである。
一体、どうしたことか。
カイジ「やったああ!!おじさん、おれやる!おれ!」
また泣きながら名乗りをあげるカイジ。
今度はうれし泣きらしい。
ふと、ひろゆきの目に、部屋の隅に隠れるようにして何かをやっている子供が見えた。
近づくと、トンガリ頭の子供がトランプを並べて、延々一人で何かをやっている。
その顔を覗き込むひろゆき・・・驚愕ッ・・・!
ひろゆき「しげっ・・・しげる!?天兄さん、しげる双子だったの!?」
天「いや・・・その子はよその家のお子さんで・・・何でも、正月から親御さんが仕事だってんでウチで預かったんだけど・・・
『お年玉は一切やらないでください、我が家は金銭の取り扱いには厳しい躾をしていますから』って・・・」
ひろゆき「そ、そうだったのか・・・ぼうや、名前は?」
トンガリ頭「・・・ゆきお。」
ひろゆき「そっかー、ゆきお君か。それで、麻雀に混ざれなかったんだね。」
ひろゆき(・・・それにしても一人でトランプいじってるなんて、切ないな・・・)
森田「ひろおじさーん、ちょっと見てて!」
気がつくと鉄雄が傍に来ていた。
森田「ゆきお、フォーカード!!」
森田の声とともにゆきおの指が高速で動くっ・・・!
そして手元には、ポーカーの役、フォーカード・・・!
森田「ロイヤルストレートフラッシュ!」
またも組み替えられるトランプ・・・!!
あっという間に完成する役・・・!!
森田「ね、おじさん、すごいだろ!?ゆきお、暗記が得意なんだよ!」
得意レベルではない。
瞬間記憶っ・・・!!
ゆきお「お前、いつから俺を呼び捨てにするようになったんだよ。」
森田「なんだよー、いいじゃんかよ、俺、お前のとーちゃんを尊敬してるんだ。」
ゆきお「おっま・・・いつの間に!」
ひろゆき「まあまあまあ。えーと・・・ゆきお君?一緒にドンジャラやらない?」
お金は賭けないから、と、ひろゆきが言った。
ひろゆき(そうか・・・アカギはこの子のために辞退してくれたんだな・・・)
アカギ「何も賭けないドンジャラじゃあ・・・滅びに手がとどかない・・・」
零「・・・!」
けだるそうにテレビを見ているアカギがつぶやいた一言に、零が凍りついた。
零「大丈夫か、涯っ…! やっぱり俺が…」
涯「平気…だから触るな…!」
4歳児には明らかに超重量であろう、麻雀牌のセット…
ひろゆきが置き忘れていったそれを、涯は果敢にも子供用リュックに詰め、背負い上げる…!
叔父の迂闊からなし崩し的に始まった、涯の…「はじめてのおつかい」…!
森田「叔父さんの家までの交通機関は…」
涯「大丈夫…!」
カイジ「…じゃあ、俺も途中まで一緒に…」
涯「いらないっ…!」
末弟に群がる兄たちを尻目に、アカギはテレビの前から動かず…ただ、ちらりと一瞥だけを涯へ向ける。
アカギ(ククク…! 所詮は子供…影響されたな…テレビに…!)
口に出さないのが、せめてものアカギの優しさである。
正月特番…居間に呑気に流れる、ドレミファだいじょーぶ…!
零「涯っ…!」
涯「オレについてくるのはやめてくれっ…!」
最後まで心配の色を隠せない零を振り切り、涯は走り出す…!
目指す先は玄関…夢にまで見た外界…!
ガチャリ…音を立てて、扉が開く…!
ひろゆき「いやー、参った参った…! まさか商売道具を置き忘れるなんて…!」
涯「っ…!」
ひろゆき「え…あ、あれ…? どうしたの…?」
零「……」
森田「……」
カイジ「……」
アカギ「……ククク…!」
涯…はじめてのおつかい、不発…!
所詮は子供ってお前も子供だろがアカギww
つうかここはどんだけ和ます気だww
ストレスでゼロが死にそうだw
あと誰も黒沢をあげないのはワザとなのか?
何の計算も無しで涯と組むあたり、零はストレスを
無意識に回避してるんじゃないかと思うんだぜ
涯を隠しカメラで追いかけたいぃぃ
見つかったら一瞬で鼻を折られます
ひろ良いおじさんだ
しかし見た目が怪しい
ご近所さんざわざわ
キャバクラ編@
ギャンブルで大勝したアカギの奢りで‥
カイジ、アカギ、涯の3兄弟は歌舞伎町のキャバクラに来ていた‥!
涯は人生初キャバで‥
ひとり馴染めないでいた‥孤立‥
ひとり孤立‥
この無意味な時間つぶし‥放たれたいっ!
涯「兄さん達‥そろそろ1時間‥もう帰ろう‥」
アカギ「ククク‥お前がこの先どれだけ生きるか知らねぇが‥こんな絶好のカモ2度とお目にかかれねぇよ‥この後ホテル‥行ける‥
延長、倍プッシュだ!」
涯「すいませ〜ん、チェックで!」
涯、アカギをスルー‥
そこに‥!!
カイジ「待った!このチェック!」
涯「カイジ兄さん‥!?」
完全にキャバの魅力にハマってしまったカイジは‥
豪遊‥散布する‥もう止まらない‥!
カイジ「もう次のセット時間に入ったぞっ‥!
この時点での中断なんてあるか‥
黒服‥!」
黒服「認められない‥
セットに入ったら、後はただ延長するのみ‥チェックは認められない‥」
涯「そんな‥‥
兄さん達、ここは冷静に‥」
がっ‥ダメ!
カイジ「オレだ‥オレだ‥オレなんだっ‥!
肝心なのはいつも‥オレが延長すると決めてオレが払う‥ただそれだけ‥!」
アカギ「いや、素寒貧だろカイジ兄さんは、いい加減気づけ!ククク‥
延長だ!倍プッシュ!」
涯「‥ダメだ、この兄さん達‥」
その裏で‥
黒服「店長‥奴ら、本来の軍資金の他にまだ‥」
一条「そういうことなら‥落ちてる金、拾っとこう。
搾り取れっ!!」
どうなる3兄弟!
本当どうなるんだ
涯の振り回されっぷりがww
キャバクラ編A
更に1時間後‥
涯「いや、もう本当に帰ろう、兄さん達!
家のみんなも心配してるだろうし、ほらっ‥ね!
しげる兄さん!」
否!
この若き天才はここで全く別のストーリーを想像していた。
アカギ「今居る、この女の娘達を‥そっくりそのまま本指名に変えて‥」
ざわ‥
ざわ‥
「更に延長だ!倍プッシュ!
あと‥この娘にドンペリピンク!」
アカギ異端の戦略‥
無頼ピンドン本指名!
今、覚醒す‥
涯「えぇぇぇ〜!?」
カイジ「待て!しげる‥!!」
涯「あっ‥‥!
カイジ兄さん‥(泣)」
涯は嬉しかった‥やっぱり長男‥
カイジを信頼していた‥やる時はやる男だと‥
がっ‥!
カイジ「俺はこの美心って女での指名だけは断る!
それだけは絶対に、絶好に‥嫌だ!
まぁ‥美心は涯でいいだろ‥!
俺は他の娘‥指名していいよなぁ?
しげるぅ〜」
モジモジ‥ジタジタ‥
涯「はぁ〜!?
腐ってやがる‥‥(泣)」
その時‥
黒服「いらっしゃいませぇ〜!」
涯は入口に目をやった‥
あっ!あれは‥
町内会長の石田さんとお隣りの黒澤さん‥!?
と‥?
‥えっ!鉄雄兄さん‥
なんで‥?
ざわ‥
ざわ‥
さぁ役者は揃った‥!
揃った…!じゃねぇwwwwwwwwwww
キャバクラ編B
カイジはずっと思っていた‥
くっそ〜なんで‥なんで‥しげるばっかモテんだよ‥!
やってられねぇ‥
カイジ「俺は‥もう‥帰る!涯‥!帰るぞ‥!」
涯「やっと‥やっと判ってくれたのか兄さん‥(泣)」
がっ‥!
隣の客(班長)「嘘をついちゃいけない‥!へただなぁカイジくん
へたっぴさ‥!」
カイジ「なにっ‥!お前誰だよ‥!」
班長「わしはさっきから隣で飲んでたんだが‥話は聞こえてたよ‥」
石和「聞いてたぞ‥(笑)」
班長「カイジくんが本当にしたいのは‥こっち(H)」
カイジ「うっ‥(汗)」
班長「あのカワイイ娘をさ‥下のホテルでチンしてさ‥
ホッカホッカにして‥やりたいんだろ‥!」
ざわ‥
ざわ‥
アカギ「ククク‥なるほど‥
大した悪党じゃないか‥あんた‥!
黒服‥!
この連中にも‥ドンペリピンク!」
あぁ‥オレのピンドンはそこにある‥
ピンドン飛龍地獄待ち‥
アカギ無法のピンドン送り‥!
カイジ「かぁ〜!!飲みなおしだぁ〜!!」
涯「‥ダメだ‥ダメ‥本当にダメ‥(泣)
鉄雄兄さん達に説得してもらうしか‥!」
一方、黒沢達は‥!
キャバクラ編B
森田「って‥キャバクラですか‥」
石田「黒沢さん、俺‥かあちゃんに小遣い貰ってないのよ‥金は無いよ‥ホントに大丈夫かい?」
黒沢「任せてって!
俺がいっつも居酒屋だと思ったら大間違いだぞ‥
さあさあ石田‥町内会長さん!
森田もほらっ!お前も初めてじゃないんだろ‥こんなとこ‥!」
森田「いやっ‥こういうのは柄じゃないんで‥まぁ初めてです‥
俺‥なんかこう‥こんなのは好きじゃないっていうか‥」
黒沢「モテるからだろ‥」
森田「えっ‥?」
黒沢「モテるからなんだろ‥そりゃそうだ‥モテるよなぁ‥森田はモテる‥‥森田はモテモテ‥」
森田「なっ‥!黒沢さんやめて下さいよ‥(汗)」
石田「まぁまぁまぁ、楽しもうよ‥!」
そして‥1時間後‥
案の定‥森田モテる‥異常‥異常なまでのモテっぷり‥まさにハーレム‥パラディッソ‥
黒沢「なんだぁ〜くぅ‥‥どうせ‥俺なんか‥俺は‥(泣)」
石田「飲み過ぎだって黒沢さん‥!そろそろ帰ろうよ‥!
次の町内会長の件は黒沢さんって事でさ‥なんとかやってみるから‥ね!
森田くんも‥帰ろう!」
森田「見つけた‥!」
石田「はっ‥??」
森田「オレの‥オレの死に場所‥!」
石田「えっ‥えぇ〜!?」
森田‥キャバクラに撃沈‥完全にハマる!
で‥頑張れ‥黒沢!
あれ‥連投スマン‥
じゃ改めて。
キャバクラ編C
森田「‥ってキャバクラですか‥」
石田「黒沢さん、俺‥かあちゃんに小遣い貰ってないのよ‥金は無いよ‥ホントに‥大丈夫かい?」
黒沢「任せろって!俺がいっつも居酒屋だと思ったら大間違いだよ‥!
さあさあ石田‥町内会長さん!
森田もほら‥お前も初めてじゃないんだろ!」
森田「俺は‥こういうとこ‥柄じゃないっていうか‥まぁ‥初めてです‥!
こういうの‥好きじゃないっていうか‥」
黒沢「モテるから‥」
森田「えっ‥?」
黒沢「モテるからだよな‥そりゃそうだ‥森田はモテる‥森田モテモテ‥‥森モテ‥モテモリ‥‥」
森田「ちょっ‥!やめて下さいよ‥(汗)」
石田「まぁまぁまぁ‥楽しく飲みましょうよ‥!」
そして‥1時間後‥
案の定‥森田モテる‥異常‥異常なまでのモテっぷり‥永遠に続くハーレム‥まさにパラディッソ‥
黒沢「くうっ〜そぉ‥くぅ〜俺は‥俺はぁ‥(泣)」
石田「飲み過ぎだよぉ‥黒沢さん‥!
さっきの‥次の町内会長の件はさ‥わかったから‥黒沢さんって事でなんとか‥やってみるからさぁ‥もう帰ろうよ‥ね!
森田くんも‥帰ろう!」
森田「見つけた‥!」
石田「はぁ‥?」
森田「‥オレの‥オレの死に場所‥!」
石田「えっ‥えぇぇ〜!?」
森田‥キャバクラに撃沈‥秒殺‥完全にロックオン‥見事にハマる!
この兄弟の運命は‥
で‥頑張れ〜黒沢さん!
キャバクラ偏多いなw
いいぞもっとやれw
205 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/10(土) 23:11:09 ID:OFWOjzaD
班長の下ネタがひど過ぎるw
モテモリっスか!?
2ch福本SSスレまとめサイト
http://wiki.livedoor.jp/fkmtss/d/ すこしWikiの書き方わかったから作ってみた。
ある程度まとめてから出そうと思ったけど疲れたから皆に任せる。
細かい設定とかルールとかデザインとかも自由にしてほしいのでパスワード教えます。
ID・fkmtss パスワード・2247856 よろしくね。
おおー総合まとめwikiか
こういうのがあると便利だよね
今までdatの海の中に沈んでいってたいろんな作品の保存もできそうだし
ホテルでチンの班長に吹いたwww
アカギはドンペリタワーとか
ドンペリのドンペリ割りとかやりそうで怖いんだぜ。
>>207見てきました乙です
正月編良い感じ。あれ、3人か4人位の合作なんですよね
涯・・・ホントに無意味なヒマ潰しだな・・・。
よし、涯は(用心棒的な意味で)黒服の相手をするんだ。
この後別室送りになるであろう石田さんと黒澤さん・・・そしてカイジ・・・
カイジは自力復活・・・。森田は多分大丈夫。
アカギはきっとキャバ嬢をホテルでチンするより
一条と腕一本賭けを選択する・・・!そういう男・・・!
>>211 > 一条と腕一本賭けを選択する・・・!
それいいなぁ!
チンするアカギなんか想像できない
キャバクラ編D
歌舞伎町のキャバクラ『パラダイス』は異様な空気に包まれていた‥
黒服「お客様‥(汗)
本当に‥よろしいのですか‥?」
アカギ「ククク‥行け‥!」
黒服「‥わかりました!では‥‥」
黒服まずは一条の元へ‥
「‥‥店長‥どうしましょう‥」
一条「ふぅ〜ん‥面白いじゃないか‥そのまま伝えろ!行け!」
黒服、重い足取りでVIPルームに向う‥
黒服「‥すいません‥あの‥」
原田「なんや‥?」
黒服「只今‥VIPルームは貸し切りになっておりますと何度も‥ですが伝えるだけ伝えて欲しいと‥その‥原田様がどういった方かも、ちゃんとお伝えしたのですが‥」
原田「‥ちゃんと伝えた‥か‥で、なんや‥?」
黒服「それが‥ですね‥言われた通り伝えます‥直ちにVIPルームを譲れと‥嫌なら使用権を賭けて勝負だと‥その‥‥ヤー公にVIPは似合わない‥」
言い終わらぬうち‥一気に殺気立つ若い衆
「あぁ〜?なんやと〜コラァ!!どいつじゃボケがぁ〜!」
そう言うや否や、黒服が指差すアカギ達の元へ、若い衆3人駆け付ける‥
「おのれか〜?コラァ!!なめとんのかガキがぁ〜!」
怒り心頭‥アカギに殴りかかろうとした‥その刹那‥
バキッ!バキッ!ドスッ!
鈍い音と共に‥若い衆3人‥糸の切れた操り人形の様にその場に崩れ落ちる‥その間僅かコンマ6秒‥!
「兄さんには‥指一本触れさせない‥」
涯‥閃光の拳‥降臨‥!
原田「ほう‥やるやないか‥お前、表出ろ!」
涯「‥‥」
美心「どうしよう‥涯くぅ〜ん(泣)」
がっ‥その時‥!
「待てぇ〜!!」
静まり返る店内‥響き渡る声‥振り返る2人‥その目線の先‥
「その喧嘩‥俺が買おうじゃないかっ!」
男‥黒沢!‥今ここに立つ!
‥いいのか黒沢?
>>211 色々と考えてたんですが、そのシナリオいいですねぇ。
影響されて遅ればせながらD書きました!
長編になる予感ですが‥
キャバクラ編E
森田「黒沢さん!涯なら大丈夫‥‥しかし‥ヤクザ殴って一銭の得にならないのもまた事実‥ここは俺に任して下さい!」
黒沢「ヤクザなのかアレ‥!?先に言えよ‥」
黒沢すぐさま着席‥微動だにしない着席‥
黒沢を制し森田、原田の元へ‥
森田「あんた‥中学生殴ってもしょうがないでしょうが‥違いますか?‥涯!お前は座ってろ!」
カイジ「鉄雄‥?なんでお前‥ここに居んの?」
アカギ「ククク‥ヤー公‥相手間違えんな‥‥ビビり腐って‥逃げる気か‥」
原田「逃げる‥誰がや‥?フフッ‥なんなら全員相手したるよ!」
緊迫する店内‥そこへ
「原田様どうかなさいましたか?」
‥一条現る
原田「‥フッ‥ガキに絡まれとるんよ‥困ったもんや‥ククッ‥どうする‥一条?」
カイジ「絡んでなんかないっ!」
一条「しかしですね‥お客様‥暴力はいけません‥3人殴り倒しておいて終りって訳にも行きません‥どうしましょうかね‥?」
森田「‥責任は取る‥俺が!事務所にでもなんでも連れて行けばいい!」
涯「‥兄さん」
一条「いえいえ‥お客様物騒な話はおやめ下さい‥ここはひとつ平和的に‥平和的にギャンブルで解決というのはどうでしょう?わたくしが仕切らして頂きますので!」
森田「ギャンブル?どういう事だ‥?」
カイジ「何が平和的‥そうか‥そうなのか‥グルか‥お前ら?」
アカギ「ククク‥面白い‥‥かかって来いよ‥クズども!」
ざわ‥
ざわ‥
黒沢「くそっ〜あいつらの顔を立てて‥今回は任せてやるがな‥本当なら俺が全て納めてやるのにぃ!」
班長「嘘をついちゃいけない‥!」
石和「‥だな」
石田「‥だよ」
さあ‥いよいよ勝負!
キャバクラ編F
しかし原田、一条を制止!?
「待てや一条‥これは俺が売られた喧嘩‥俺ひとりで‥俺が殺る」
関西有数の暴力団組織のトップに君臨する武闘派‥原田克美‥そのオーラに‥圧倒される‥
‥カタッ!
アカギ「ククク‥満更クズって訳でもないらしい‥」
原田はアカギの目の前に取り出したピストルを置いた‥
森田「ちょ‥ちょっと待て!」
カイジ「おい‥!何これ‥?ギャンブルじゃないのか!!」
原田「ククッ‥ギャンブルや‥ロシアンルーレットって知らんか小僧‥?」
そう言うと‥原田はピストルに一発だけ弾を込め‥
‥自らのコメカミに銃口をあてた‥
ざわ‥
原田「まずは俺がやる‥」
カシッ!
渇いた音が店内に鳴り響く‥
「さあ‥誰が相手や?逃げたいなら逃げ出してもいいんだぞ‥ククッ‥ガキども!」
原田はテーブルにピストルを置いた‥
カイジ「‥くうっ!!」
決心したカイジがピストルを取ろうとした‥その時‥!
「‥俺がやる!」
素早くピストルを取りコメカミに銃口をあてる‥!?
森田「‥涯!やめろ!」
カイジ「涯‥!」
美心「やめて〜涯くん(泣)」
涯「俺の責任‥俺がやる‥!兄さん達は‥もう帰ってくれ‥」
カイジ「うっ‥(泣)涯‥!」
どうなる‥涯!
キャバクラ編G
涯は‥引き金に指をかけた‥がっ‥まだ引けない‥小刻みに震える手‥
しかしその目は‥原田を睨む‥絶対に‥絶対に逸らさない‥!
汗だくになりながら‥鋭い眼差しは原田へ‥
そして‥引き金に力を込める‥
原田「もうええ‥!!
ここでガキに死なれても困る‥フフッ‥いい根性しとるよ‥お前」
森田「涯‥(泣)!銃を降ろせ‥」
「まだだ‥!まだ半分!」
ゆっくりと‥アカギ立ち上がり‥涯の前へ‥
「涯‥ククク‥馬鹿だろお前‥長生きしろ‥」
固く握られた‥涯の手からピストルを取り上げる‥アカギ
「この勝負オレが引き継ぐ‥」
ざわ‥
アカギ‥ピストルを頭へ‥!
カシッ!カシッ!カシッ!
全員に戦慄走る!
アカギ躊躇なく‥3発!!
迷いなく‥3発!!
ざわ‥
ざわ‥
アカギ「ククク‥どうする‥原田!」
美心「しげるくん‥恰好いい‥」
くぅ〜まだ勝負は終らない‥!
218 :
211:2009/01/16(金) 19:37:57 ID:RyLQHX+r
おお、アイディア出してみた甲斐がありました。
それぞれがそれぞれらしくって、いいなあ。
平和的=ロシアンルーレット、それが原田クォリティ。
読んで頂いて、あざ〜す!
それぞれ思い入れあって好きなんで、困ります。
今回はワイルドな展開になって‥お笑い要素をもっと入れなければ、と思ったりもしましたが。
今日はここまで‥
いいアイデアありがとうございました!
また、この後の展開考えます。
涯には皆優しいのね。大事にされてるね。
幼少時の「はじめてのおつかい」やら
「じゆうとこりつ」やらを見ちゃったら
そりゃあ将来が心配にもなるだろうと思う。
「金」と「ペリカ」と「うで一本」は別の意味で心配になるが。
零以外全員じゃねーかww
シュ…シュ…シュ…!
時刻は午後九時…二人並んで、規則正しく手を動かす涯と零…!
零「ちゃんと磨けたっ…?」
涯「ん」
頷いた涯に、零はコップを手渡す…!
水を口に含んで、ガラガラペッ…を何度か繰り返す…歯磨き終了…!
零「じゃあ父さん、俺たち先に休むよ…!」
カイジ「おいしげる…! お前もまだ10歳以下なんだから、もう寝ろよっ…!」
森田「こらカイジっ…負けてるからって体よくしげるを追い出そうとするのは姑息だぞっ…!」
天「ん…ま、まあ、鉄雄の言うとおりだな…! 勝負を途中で投げ出すのはいかん…!」
カイジ「ぐっ…! 父さん…トップと1000点差だからって…!」
アカギ「ククク…!」
いつものとおりに雀卓を囲む父と兄たちを一瞥し、零は思わず苦笑…!
自分でも大人気ない自覚をしていた天は、零の苦笑に思わず照れ笑いを返す…!
天「と言うわけだ…すまん、涯…! 今日も一緒に寝てはやれそうにないな…!」
涯「…構わない…そのほうが気楽でいい…!」
零「強がるなよ…! なんなら俺が一緒に…!」
天と零を心底嫌そうに眺め、涯はさっさと寝室へ急ぐ…!
途中、家族の視線が自分に集中していることに気づき、一度だけ振り返って言った。
涯「孤立せよ…!」
零「俺…涯の歳であれはないと思うんだが…!」
涯が扉の向こうに消えたのを見て、零が眉間に皺を寄せた。
おかしいのだ…幼児というものはもっと甘えをもつべき年頃…
しかし、この家の末弟にはそれがない…異常なほどに…!
森田「確かに…子供らしくないといえば、ない…」
アカギ「いいんじゃないの…個人差ってやつだろ…」
カイジ「え…でも、昔は父さんと寝てたりしたよな…?」
最後のカイジの台詞に、一瞬にして全員の目が集中した。
腐っても長兄・カイジ…!
たった数年前のこと、しかし子供の数年の差はあまり大きい…!
森田「ああ…言われてみれば…! 昔は普通の子供だったよな、涯…!」
アカギ「へぇ…それじゃ、俺たちのよく覚えていない数年の間に…何かがあったって事…?」
天「おいおい、お前たち…!」
天が兄弟たちの憶測を止めようとしたその瞬間…!
突如…響き渡るチャイムの音…!
来客だ…こんな夜更けに…来客…!
対応すべきかの一瞬の思考の隙を突くように、あっさりと鍵が開く…外側から…!
つまり…持っているのだ。扉の向こうの相手は、合鍵を…!
嫁1「やっほー、来たよ天ー!」
嫁2「って、あらら…まだみんな起きてたのね…!」
天「あっ…!? そうか、今日は日曜だったか…!」
華やかに部屋の中へ滑り込んできた二人の女性…気まずそうな表情の父親…
この二つの符号が意味するも事を…子供たちもなんとなく察する…!
天「…というわけだ、すまん…! 続きは明日で頼む…!」
アカギ「ククク、了解…!」
零「…おやすみ、父さん…」
カイジ「……俺、なんで涯が孤立孤立言うのか…ちょっと判った気がする…」
森田「同感…!」
こうしてなし崩し的に…本日の家族麻雀は終わった…!
それぞれの思惑を胸に、子供たちは追い立てられるようにして寝室へと消えた…!
子供のいなくなったリビングはほどなくして明かりが消えた…
ここから先はBBS PINKの出来事…!
ちなみに…
子供の前での故意のせっくしゅ…ましてや3P、4Pなんかは…児童虐待に該当するっ…!
ぜったいにしてはいけないぞっ…!
※3Pとは三人で、4Pとは四人でセックスすることです
キャバクラ編H
ロシアンルーレット勝負‥
原田先攻を受けての‥アカギ無法の3連射‥
一条「待って下さい‥!
どうするも何も‥そのリボルバー‥コルト・パイソンの装弾数は6発‥
原田様が1発‥お客様が3発‥ですから‥残り2発‥
順番的に‥つまり‥‥もう撃つ必要も無いでしょう‥」
ざわ‥
原田「‥‥いや‥(汗)
‥こいつが勝手に3発撃っただけや‥ロシアンルーレットは順番に撃つ勝負‥
あと2発を交互に撃ち合ってこそ‥成り立つ‥!」
森田「なっ‥認められるかっ!そんな事!」
一条「いえっ!そう言う事でしたら‥尚更‥この勝負やる必要はありません!順番に同じ数だけ撃つべきです!
3発撃つなんて事が‥そもそも無効‥この勝負自体‥無効です‥無効試合!!」
原田「いや‥続行や!!」
一条「‥えっ?‥しかし」
そして原田‥銃口を頭へ‥
カイジ「待て‥‥‥
ざわ‥
なぜそう‥‥撃とうとする?
無法だと抗えばいいだけだろ‥確率はもう50%‥」
一条「‥?」
原田「これが‥勝負やからや!まだわからん‥」
ざわ‥
カイジ「ふざけろっ!よく言うぜ‥!!判ってるくせにっ‥!」
森田「‥‥なにっ?」
原田の戦略とは?
226 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/19(月) 01:55:28 ID:gJp3NUo2
キャバクラ編I
カイジ「つまり‥弾が出るのは6発目って事なんだろ‥!」
森田「‥??」
カイジ「弾を込めたのは‥原田!6発目って知ってるのさ‥
そして今‥躊躇なく銃口を頭に向けてる原田が‥なによりの証拠だ!
万が一にも‥奴はこんな勝負に命は張れない‥今は確率50%になった5発目‥
なのに奴は‥ネジ込んで‥ゴネて‥止めれるのに‥なぜ断る?‥これはやり過ぎ‥
原田にとっちゃこれはゲーム‥お遊びなんだから‥リスクが高過ぎる‥
そうだろ‥原田!」
原田「フフッ‥」
カイジ「しげるが3発撃ったのは‥計算外だったな‥」
森田「ん‥じゃあ‥しげるは6発目だって知ってた‥?」
カイジ「いや‥どうかな‥」
アカギ「ククク‥原田は最初‥俺の前に銃を置いた‥銃を置く事により‥公平制を演出‥
それから初めてロシアンルーレット勝負と言い‥改めて銃を取り上げ‥弾を込め‥自ら撃った‥
これは流れとして‥不自然‥なぜまた置かない‥?
先攻でなければならないという必然性‥1・3・5は出ないと言う確信‥
オレは‥弾を込める位置と弾装の回転音から後半だと読んだ‥そして‥ただ後半に発射する様な‥アバウトな細工なら‥奴に5発目が回って来てしまう‥
兄さんの言う通り‥原田にとってこれはゲーム‥こいつはゲームに命は張らないタイプ!
そこから導き出される答え‥ククク‥6発目しか有り得ない‥!」
ざわ‥
原田「そこまで見抜くか‥ククッ‥」
さぁ次回‥一条が!!
原田ゲス小物っ…もはやただのチンピラっ…!
絶対通夜読んでもらえない
キャバクラ編J
森田「くっ‥汚ねぇ‥汚いぞ‥!貴様!
そんなインチキ‥イカサマで‥こいつらの命を落とさせるつもりだったのか‥許せねぇ!!」
カイジ「ん〜いや‥鉄雄‥!たぶん‥少し違うな‥こいつにとってはゲーム‥
さすがに‥死人を出すつもりなんかないさ‥いくらヤクザでも‥これだけの衆人監視の中‥そうは揉み消せないから‥」
森田「でも‥現に‥!」
カイジ「そうっ‥今‥ハッキリした‥!原田が6発目出る様に弾を仕込んだ理由‥!!
自分が5発目を撃った時点で‥奴は勝ちが確定するんだから‥
そこで終らせる‥‥弾の入った銃を渡さないで済むのも‥セーフティー‥
最後の1発は‥そのまま天井にでも撃って‥弾は入っていたと証明‥
誰も傷つけず‥優越感と勝利を手にする‥ゲームとしちゃ最後の幕切れさ‥
これをやるの‥原田は初めてじゃない‥!」
森田「ハッタリ‥?威しか‥なるほど‥でも‥じゃあ‥なぜ涯の時止めたんだ‥?」
カイジ「‥涯は‥ホンモノだからだろ‥!
負けたら潔く死ぬ男と‥見抜いたんだろう‥お遊びが通じない‥たぶん‥退かないと‥」
ざわ‥
原田「フッ‥当たり前やろ‥ガキ相手に命懸けられるか‥この原田克美が‥!
面白いやろ‥この余興‥クククッ‥」
涯「‥‥くっ!」
アカギ「ククク‥‥で‥まだ‥終わりじゃないんだろ‥
後ろのアンタ‥なんか言いたそうだ‥一条!」
一条「‥!」
次回‥新展開!
GJ!
キャバクラがどうこうってわけじゃないんだが
アカギが麻雀界のトップに立つまでには
こんな感じで金をばら撒いていたときにどっかの組織と知り合ったんじゃないかと思ってる
涯「かいじおにいちゃんだっこだっこして」
カイジ「しょうがないなぁ」
零「俺も抱っこしたい」
時は過ぎて現代……っ!
カイジ「抱っこしてやろうか涯」
涯「孤立せよ……っ!」
零「手をつなごうよ涯」
涯「孤立せよ……っ!!」
天「お父さんとキャッチボールしようか」
涯「孤立せよ……っ!!」
まとめの管理人さん、ありがとうございます>作品
そろそろ再開させねば…
涯、ほんとに何があったよ…やけどとなにか関係がっ…?>232
嫁話もキャバクラ話もGJ!
カイジ・・・カイジはやればできる子だな、ホントに。
235 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/25(日) 17:32:45 ID:p+MUJPNi
なぜかこのスレを見た後に
サザエさんの次回予告風の絵が浮かんできてフイタww
チェック!セット!オープン!
ククククク・・・・・
・・・不快になったらトイレにでも捨ててください・・・
236 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/25(日) 22:11:03 ID:ICA6BqqC
つべにそんなのがあった気がする
カイジと森田はガチで親族設定でも違和感無い
238 :
伊藤姉弟:2009/01/30(金) 19:13:55 ID:GtB/9T5i
美緒:ちょっとカイジ!カイジ!!
カイジ:なんだよオラッ…!
美緒:オラじゃないわよ、この内弁慶!アンタまたトイレの電気つけっぱなしじゃない!
カイジ:そんな事でいちいちウルセーなあ…
美緒:いちいちじゃないでしょー!?
カイジ:あーウルセーウルセー!
美緒:あと、便座上げっぱなしにするのもやめてって言ったでしょっ…!この家にはアンタしか男いないんだからっ…!
カイジ:(チクショー高校卒業したら絶対出てってやる…)
美緒:それからトイレで煙草はやめてっていつも言ってるでしょっ!ていうか高校生が煙草なんかね〜〜クドクド
なんか新鮮でいいw
これで森田に惚れたらとんだブラコンだな
240 :
創る名無しに見る名無し:2009/02/15(日) 14:14:29 ID:Y47/yHDo
保守ですよっと
241 :
創る名無しに見る名無し:2009/02/15(日) 15:58:27 ID:QO6APhly
ここはどれくらいで保守したらいいのかな
圧縮こないので保守いりません><
カイジは落ち込んでいた…というよりは…引きずっている、という方が相応しいか…
いずれにせよ、いじけていた。
その理由は…ズバリ、去るバレンタインッ…!
カイジがチョコを貰えないのは毎年の事…
が、今年は…貰ってきてしまったのだ…末弟涯が…幼稚園で…チョコを…
これが意味するところ…それは即ち兄弟の中で、カイジ「だけ」がチョコを貰えぬという真実…
カイジ「夢だろ…これ…」
ところがどっこい…夢じゃありません…!現実です…!これが現実…!
現実っ…!
ぐにゃあ〜〜
カイジ「ううっ…」
涯(さっきからカイジ兄さん誰と話してるんだ…)
――次の日――
カイジ「チクショー寝坊したっ…!アイツらっ…!薄情な奴らめっ…!」
弟達から置いてけぼりを食らったカイジ走る…通学路を全速力でっ…!
遅刻すればどんな制裁を受けるか分からないっ…!故に走る…!圧倒的ダッシュ…!
ドニッ…!
曲がり角でカイジは何者かにぶつかって尻餅を付いた。
どうやらカイジの脇目も振らぬ疾走ぶりが災いしたらしい。
??「いった〜い…」
カイジ「わ…悪い…大丈夫か…?」
244 :
創る名無しに見る名無し:2009/02/19(木) 23:29:58 ID:GG4Ua+LY
投下きてた!
続き楽しみにしてます
零「みんな大変だ!片桐のおじさんが女子高生と駆け落ちしたって!」
涯「ろりこん…」
カイジ「圧倒的ロリコン…」
零「それでおじさんが滞納してたアパートの家賃3ヶ月分をウチで払うことになった…」
アカギ「あらら」
246 :
創る名無しに見る名無し:2009/02/25(水) 23:58:03 ID:+OioGVdX
天「零〜!悪いがこのじゃがいもジャック爺さんのところにお裾分け・・・」
零「え?何故俺が・・・!他の奴に頼めば・・・」
天「皆今いねぇんだ、頼むよ零・・・!」
零「・・・」
零「・・・おい」
ジャック「がっ・・・!何の用だ・・・貴様・・・!」
零「あ・・・?それが客に対する態度かよ・・・!」
ジャック「ふんっ・・・何が客か・・・貴様みたいな餓鬼見るだけで反吐が出るわっ・・・!」
零「俺だってあんたみたいな爺大嫌いだよ・・・!」
零「んなことどうだっていい、これだ・・・!じゃがいものお裾分けっ・・・!」
ジャック「なっ・・・」
零「じゃあな」
ジャック「・・・こうしてお裾分けすれば、何かの折りにわしもお裾分け・・・
なんて甘い事するとでも思ったか・・・?」
零「思ってねぇっ・・・!帰る・・・!」
〜後日〜
森田「おい、ジャック爺さんから小包が来てるぞ」
天「おっ!メロンじゃないか・・・!零好きだったよな!」
カイジ「それにしても、近いんだから直接渡せばいいのにな」
零「言わねぇぞ・・・礼なんか・・・!」
250 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/17(火) 09:46:15 ID:stcSpfeq
アカギ「あらら」
↑これなんか吹く
ジャック爺さんwワロタww
この家族のご近所もざわ…ざわ…してるんだろなw
ジャック爺さんの家は趣味悪い瓶がいっぱいありそうで行きたくないなw
ピンポーン
??「天ーいるかー?」
天「よく来た…えっ…?よく来たよ…」
??「歓迎してんのかしてへんのか…」
天「というかな、呼び捨てにすんな克美」
原田克美は天の義弟である
つまりカイジ達の視点に換算すると、従兄弟に相当する
今年から東京の高校に通う為上京して来たのだ
ちなみにバッリバリのヤンキーである
原田「あーこれ…」
天の小言など軽くスルーして土産を放って寄越す
天「投げんな!まったく…」
ガサガサ
つ『東京銘菓ひよ子』⊂
天「東京土産じゃねえかっ…!」
「ただいまー」
子供たちが帰ってきた
涯「かつ
森田「克美兄さん…来てたんだ!」
カイジ「克美兄ちゃんっ…!」
零「久しぶり、克美兄さん」
アカギ「ククク…」
ヤンキー丸出しの原田だが、子供たちには結構人気がある
一応末っ子もそれなりにはなついて(?)いるようだ
アカギ「帰んなっ…!」
原田「えーーー」
ともあれ、天家の近くで独り暮らしを始める事になった原田であった…!
一週間後――
バニッ
原田「て〜〜ん〜〜っ」
天「なんだ、克美…?つうか、呼び捨てに
原田「『なんだ』じゃないわ!おどれ人の物勝手に持ってくな!!もう家ン中ガラッガラじゃっ…!!」
驚くべきは彼に悪意がない――!
ともかく彼は分かち合ってしまうのだ
全てを――
人のも自分のも
零「仕方ないよ、父さんはインディアンだからね…」
涯「!?」(父さんはインディアンだったのかっ…!)
涯「俺も髪染めたい」
零「父さ〜ん涯がグレたよ」
天「何っ!?」
アカギ「ククク……」
天「克実の影響かぁ〜!!」
>>253 天の義弟ならカイジ達から見ると叔父じゃない?
Σあ、叔父だ
従兄弟違う
スマセン
>>255涯なにげに影響されやすいw
末っ子特性w
涯キンパったら、まんま佐原だな
258 :
創る名無しに見る名無し:2009/04/01(水) 11:23:21 ID:1emwTkmS
チャンネル変える?
その考えがダメ!
大槻「NHKです。集金に参りました。ニコニコ」
カイジ「ないっ…!払うものなどないっ!!」
―当然の対応 至極当然。
―しかし大槻、笑み!満面の笑み!!
カイジ「(…なんだこの自信。ないと言えば退く…はずだ。…まさかコイツ…)あっ!」
―カイジここで気付く!
カイジ「チェーンっ!しまっ…」
ガッ
大槻「テレビ、あるんでしょう?…あがらせてもらいますよ。ククク」
カイジ「ま、待てっ!ないっ!本当にないっ!!ないんだよ!払えないっ!!」
赤木「…あがれよ。」
ざわ…
カイジ「(…えっ!?えっ!?!?)」
大槻「フォッフォッフォッ…失礼。」
ガッシャアアアン
赤木「…それで、何を払えばいいんだ?…ククク」
大槻「ダっ!ダメっ!!ダメダメっ!!ノーカウントっ!今のノーカウントっ!!」
カイジ「と…通るっ!!テレビは壊れてるっ!俺達はテレビなんか見ちゃいないっ!」
大槻「うぐぐ…(儂だって…儂だって取り立てなきゃ怒られるのにっ…)」
零「(何かがおかしい…!)」
学校スレでもアカギに酷い目にあわされてる 大槻班長 カワイソス…
ワロタwはまり役だな班長
カイジ「貰った…。貰っちまったっ…!馬鹿っ!俺の馬鹿っ!」
―バイト帰りのカイジ。普段なら手ぶら通勤のカイジだが…しかし今日彼の手には…
―大福っ!
カイジ「くそっ!くそっ!!余ったなら黙って置いておけばいいのにっ!!それをあんなっ!!」
〜〜〜〜
大福女「あ、カイジ君、良かったらこれ…。」
カイジ「あ…?俺?もう一個貰ったから…。」
大福女「あ、うん。余っちゃったから…どうかなって。」
カイジ「え…?」
大福女「ほら、弟さんとか…好きじゃないかな?大福。」
カイジ「い…いや…。そんなことは…。」
大福女「良かったぁ。包み直すから、少し待ってて下さいね。」
カイジ「い、いや、その…」
大福女「いいんですよ。気にしないで下さい。」
〜〜〜
カイジ「馬鹿っ!!なんでハッキリ断らないっ!!これじゃまるでお情けっ!お情け頂戴だっ!!」
カイジ「(こんな…こんなもんっ…!)」
―カイジの手には弟たちへのお土産が握られていた。
―だがそれはケーキではなければ、チョコレートでもなく…
―大福っ!紛れもなく大福っ!!
カイジ「た、ただいま…。」
零「お帰り兄さん。仕事は慣れたかい?」
カイジ「あ…?ああ。それで…モジモジ」
零「なんだい?」
カイジ「お、お土産に…余り物だけど…貰って来たんだけど…モジモジ」
零「(えっ…!?)へぇ…何かな…パカッ。」
ざわ…
―大福っ…!?
ざわ…
零「お、美味しそうな大福だね。」
涯「……。」
カイジ「あっ!あっ!いらなかったら置いといていいから!俺っ!後で食べるからっ!はは…大福なんて食べないよな…はは…。」
涯「…恵まれた物なんか。」
カイジ「(…うっ!?)」
赤木「…ほぅ、大福じゃねぇか…。一つ貰うぞ。」
カイジ「えっ…!あ、ああ!どうぞっ!どうぞっ!(兄さんっ…!兄さんっ!!兄さんっっ!!)」
零「(違う…!問題は賞味期限…!)」
焦点ズレちゃった(・ω・`)
スレ汚しゴメソ
涯プライド高いw
天と森田は食べそうだな。もち……もち……
赤木は「賞味期限なんて縄じゃ、このオレは縛れねえよ…」
とかいって平気で食べそうw
アカギは生肉とか喰いそう
父さんに教わりつつ今日はじめて麻雀うった!少し照れくさかったけど楽しかった!
天父さんも涯に麻雀教えてやるといい!ひっさしぶりに父と子のふれあいができるぞ!
なにこのあったけえレスww
個人的には父さんが引退間近ぐらいの歳に、
今まで培ってきたネット麻雀の力を見せつつ、しかしやはり
実際の勝負事になると人間相手にしてきた父さんの方が強い、
っていう展開だといいな、と思う。
…盆に帰って親父と麻雀してみるか…。
涯「ふれあいたくない」
天「ガーン」
零「涯、少しは父さんをかまってあげようよ」
涯「孤立せよ」
天「グスン……どうしてなつかないんだよ〜」
涯(家を出たい)
開口一番の「ふれあいたくない」に吹いてしまったww
がんばれお父さん!
涯かたくなすぎワラタw
でもお父さんと楽しくふれあってる涯が想像できん…
お父さんファイト!
森田「聞きわけのねぇ末っ子…」
カイジ「うんと言わすには……もう…」
赤木「実力行使しかねぇか…」
つ[アカギ]
つ[堕天録] サッ…
つ[誠西編]
天「…………」 モジ…モジ…
つ[天] キャッ…
涯「どこへ飛散したっ……三国志っ……!」
零「もう……兄さんたら………」
つ[誠京編] サッ…
涯「兄さん達……俺の三国志……」
カイジ「知らないぜ」
森田「知らないぞ」
アカギ「知らないな」
零「知らないよ」
涯(隠したの父さんかな……)
なんという兄弟愛&親思いww吹いたww
―学校に行くでもなく…
カイジ「(…プラ)」
―仕事に行くわけでもなく…
カイジ「(…こっちか?)」
―これまで怠惰な朝を許されてきたカイジだったが、ついに義務を付される
カイジ「痛っ!くそっ!!このっ!このっ!!」
―ゴミ出し
赤木「なんだ…うるせぇぞ…」
カイジ「…手伝え。」
赤木「…あ?」
カイジ「手伝ってくれよ!!あんただって朝忙しいわけじゃないっ!ウンザリなんだよっ!ラベルを剥がせだとか!!リサイクルゴミなんて話はもうっ!!」
赤木「…いいじゃねぇか。仲間は丁寧に扱ってやれよ…ククク。学も稼ぎもないお前…次の可燃ゴミ回収は何曜だ?」
カイジ「…グッ!!」
零「ゴホッゴホッ…手伝うよ兄さん…」
カイジ「えっ…!今日、休みか?」
零「ちょっと風邪引いたみたい…」
カイジ「だ、だめだめ!病人に手伝わせるのはナシ!」
零「大丈夫…少しぐらい。」
カイジ「そ、そう…」
赤木「……。」
カイジ「…なぁ零。」
零「?」
カイジ「…ちょっと一服していいかな?」
零「(ゴミ以下…っ!)」
カwwwイwwwジwww
そこで無理にでも部屋に戻らせてれば赤木が手伝ってくれたろうにwww
…
281 :
創る名無しに見る名無し:2009/04/23(木) 17:47:54 ID:s1muR2iz
保守っ……!
このスレ大好きだw
零「兄さん、今日はでかけないの?」
アカギ「…寝る」
アカギ「…」
アカギ「……」
アカギ「………む」
アカギ「……」
アカギ「…」
零「…ただいま」
アカギ「……」
零「(……兄さんの一日…僅かに寝返り一回で終了っ!!)」
涯「俺もぐうたらしたい」
零「真似しちゃ駄目っ……!」
天「俺も俺も〜」
零「もう!父さんまでっ!」
涯「それより三国史返せ」
カイジ「ぐうたら ならオレに任せろっ…!(キラニ☆)」
森田 ぎゅう〜〜
カイジ「いた…いた…つねらないで…」
ん…?あぇっ!?アカギよりカイジの方が年上なの!?
間違えて書いた犯人は私です。すいません。
クリスマス
市川「涯には三国志全巻をやろう」
涯「(ちょっと欲しいけど)いらないっ…施しは受けない…」
市川「おいおい、ガキが何大人ぶってやがるんだ。まぁいい、買ったはいいが返品きかなくてよ…引き取ってくれねぇか?」
涯「……////」
市川「フフフ…引き取ってくれるか。ありがとよ」
市川「零には最近できた遊園地のチケットをだ。お前ェは俺に似て優秀だがたまには遊びに行かねぇとがり勉って言われるぞ。」
零「ありがとう市川爺ちゃん!(ニコッ)」
市川「カイジには良い縁談だ。2丁目の坂崎さんの所の娘s(ry」
カイジ「ヤメロヨッ…ヨケイナコトスンナヨッ…!(ボロ…ボロ…)」
アカギ「ねぇねぇ市川さん俺のは何?指?腕?10年遊んでくれるホワイトホール?」
市川「ねぇーよ!テメェがクリスマスって柄かぁ?え゛ーーー?」
アカギ「市川さんが俺にだけ冷たい…」
天「盲人相手にあんな事するから……」
森田「そしてほっとかれた…!」
森田「畜生…家出してやるっ…!」
森田「しかしどこに行けば…」
森田「あ…アイツはっ…!」
森田「ゆきおー!お前んちに泊めてくれっていうか、お前んちの子にしてくれっ…!」
平山「ええ〜っ…」
涯「孤立っ…!今こそここからの脱却をっ!」
―涯一大決心。傲慢…怠惰…その癖求められる馴れ合い戯れ事っ!これら即ち家族との決別を!
涯「コソコソ…」
―着の身着のまま飛び出…
カイジ「涯っ!こんな夜中にどこに行くっ!」
涯「こ、孤立させよっ!ダッ」
カイジ「ま、待てっ!みんな起きろっ!家出!家出だっ!」
―涯走りに走る!追うは福本家一同皆寝間着っ!
カイジ「くそっ!待てっ!」
天「待てええぇぇぇっ!!#」
零「止まってっ!話し合おうっ!」
ざわ… ざわ…
―灯るご近所の明かりっ!さながら大火事大地震!
坂崎「夜中になんじゃい!」
カイジ「おっちゃん!あいつっ!捕まえてっ!」
坂崎「なんや物盗りかっ!」
―振り返れば神話やお伽噺で語られるような圧倒的禍々しさ…!追われる涯、もう止まれないっ…!…増えてるっ!
涯「はっ!」
―アカギっ!この男、自転車で一人先回りっ!
アカギ「ククク…そんなに驚いてどうした…?俺に構わず早く逃げた方がいいんじゃないか…?」
涯「ぐっ!」
―話している暇などない!涯、通過っ!
カイジ「しげるっ!どっちに行ったっ!?」
アカギ「あっちだ。」
―涯必死っ!もはや何から逃げているのかも解らぬ逃亡劇!
カイジ「うおぉぉぉっ!」
天「止まれぇっ!」
零「涯っ!」
「トマランカッ!」「マチヤガレッ!」「カカカッ!キキキッ!」「ザンスッ!」「アカギッ!アカギィィィッ!」「オシッコッ!」
―また増えてるっ…!
涯「…ウッウッ…孤立…孤立っ!うっ!」
アカギ「ククク…どこまで頑張れるかな…?」
お し ま い
逃亡劇の末、涯はT字路で追っ手達……即ち家族に挟み打ちに合った。
天&カイジ&零「つかまえたっ!」ガシガシガシッ
涯「せっ……離せっ!孤立したいだけなのに……!」じた……じた……
天「家帰るぞ」
ぐにゃあ〜
>>288の続き書こうとしたけどダメギが救われないからやめた。
変わりにあったけえ天の家に行っていいかな、ダメギ。
でも一応銀王を親父として慕ってはいそうなんだよな・・・。
自転車乗ってる赤木ワロタw
市川はアカギいびりキャラか
自転車ごとフワ・・・しそうだよアカギwww
296 :
創る名無しに見る名無し:2009/05/18(月) 10:32:04 ID:KEaE58Of
ほす
ギωι゙「ュキォ… ぉぃτ゙…」
ュキォ「ぃゃゃ…」
ギωι゙「ぉゃっ ぁヶ゙ょぅヵ?」
ュキォ「ぃゃ、ぇぇゎ」
ギωι゙「ぁヵぃ ιャッ ぁヶ゙ょぅヵ?」
ュキォ「ぃゃゃ ぉヵω ヵ゙ ぇぇ」
ギωι゙「ぉヵω ゎ ォヵゥ゙ェ ゃ キιゅ ォヵゥ゙ェ」
ュキォ「ぃゃゃ」
ギωι゙「ι゙ゃぁ ァリヵ゙」
ュキォ「ぃゃゃι゙ゃぁぁ」
なぜに関西弁w
いややゆーてるユキオ
かわいいw
おかん候補 の人選が酷すぎるw
絶対に岡部がええww
お菓子よりシャツよりお母さんが欲しいのかユキヲ。有賀www
字体が怖いと思うのは俺だけか。
ぶっちゃけ ヵッォ のパクりなのだ
本当は↓を先に投下する筈が、みつしり…ではなく、うっかりしていたのだ
ヵョヮィ 兄弟
ヵィι゙「ぉゃっ ゎ?」
τっぉ「ぉゃっ ゎ ォヵュ」
ヵ゙ィ「ぇぇ〜…」
ゥヵィ「ぃゃ ォヵιぃ τ゙ιょ! ぉゃっ ヵ゙ ォヵュ」
τっぉ「ぁ… ォヵュ ゎ 4っ ιヵ +ィ」
ァヵギ「…ゎぃ ゎ ぇぇゎ… キゥ゙ω ι゙ゃ+ィωτ゙…」
ゥヵィ「ぃゃ ιヵι…」
ヵィι゙「ι゙ゃぁ」
ヵィι゙「ぁっ…ぁっ… ぅι…ぅι…」
ゥヵィ「ぇぇ〜……」
ヵ゙ィ「ぅゎぁ……」
τっぉ「+ィゎ……」
保守
>>304 みんなヵヮィィww
もしかして、ゎιっ゙ ぉぇっ ヵヮィィ の人?
期待保守
あればっ……!自分にも文才がっ……!
「狂気のしゃ…沙汰ほど面白い…
「孤りちゅ…孤立せよっ…
「あんた嘘ちゅ…嘘つきだねっ
「しぇんしょうだろうがっ…!」
森田「なんか知らない人がいる気が…」
零「カイジ兄さんは噛んでも言い直さないんだ…」
カイジ「言い直さないっ…!オレは言い直さないんだっ…!」
嘘喰いの貘さん
混ぜるな危険
天「な〜涯肩もんでくれよ」
涯「……」もみ……もみ……
零「涯、今日は素直だね」
しげる「よかったな父さん」
天「腰ももんでくれ」
涯「調子にのるな」もみ……もみ……
カイジ「えらいな〜」
保守
ほす
晩飯をつまみ食いしたお前 制裁っ…!
保守するっ…!
天が一仕事終え家に帰ると子供達が玄関前に集まっているのが見えた。
−しかしいつもと様子が明らかに違う。
次男鉄雄は、落ち着かぬ様子でうろうろと歩き回っている。手は硬く握り締め
隙間から汗が滴り落ちている
長男カイジは、壁にもたれかかってブツブツ独り言を言いながら泣いている
四男零は、泣いている長男のことをで心配そう見守っている
末っ子の涯は、家の玄関を凝視したままピクリとも動かない。
まるで「一瞬でも目を逸らすと食い殺される」そんな危機感が漂ってる。
天「…何が…あったんだ…」
鉄雄「遊びにきた…しげるの友達というやつがっ…!」
ざわ…
天「いや…しげるも小学生なんだから…来るだろう友達くらい…」
零「それが…おじいさん…70歳くらいの…
『し〜げ〜るぅうううくん あ〜そ〜〜ぼ』って…」
ざわ…ざわ…
末っ子の肩がビックっと動く。明らかにその訪問者に怯えている。
天「…まあ…しげるもあんな性格だ…年上の友達がいても…不思議じゃない」
零「その上…今日の夕飯は俺が…作る………って」
ざわ…ざわ…ざわ…
カイジ「いやだっ…!いやだっ…!食いたくないっ…!」長男が悲痛な声で泣きじゃくる。
−その時扉が開く「…父さん帰ってたんだ…丁度いい…夕飯が出来た…」
地獄へ続く扉が……
続く
天達が家の中に入って目にしたもの…人数分のご飯、味噌汁
中央に大皿に盛られた人数分のアジフライとキャベツの千切り。
そして「カカカ コココ」と異音を発する人外な雰囲気を持つ老人
天「…あ…初めまして。しげるの父です…」
鷲巣「鷲巣じゃ。コココッ…!」
−天家暫く時間が止まる−
天「…折角しげるが夕飯を作ってくれたんだ冷めないうちに食べようっ…!」
天が一番にアジフライを取る。皆もそれに続く。しかし零だけは気付く。
(…明らかにっ!うまく衣でカモフラージュされてるが、明らかに形が違う魚が2匹)
その1匹を何も気付かないカイジが取るっ…!
零がそれを口に出そうか悩んでいるときにアカギと目が合う。
アカギの口の端が少し上がる。圧倒的笑み!もはや悪魔の笑み!
そして自分は最後に取り零を見つめる。
その目で(これで公平っ…!)と零に言う。
零が何もいえないまま天が最初に口をつけた
天「うまいっ!しげるっ!お前すごいなっ!小学生なのにっ!」
天が満面の笑みで食べる。それに釣られて躊躇していた子供達も食べ始めた。
一同「うまいっ!すげーっ!うまいっ!」皆が次々に褒める。
アカギ「…そうか…うまいか…。しかしこのアジフライうまいだけじゃない…」
一同「…えっ…?」ざわ…
アカギ「…当たりつき…」
一同「…えっ…?」ざわ…ざわ…
鉄雄「…当たりってっ…?」
アカギ「…1匹だけ高級魚…ふぐ…」
鉄雄「……まさか…捌いたのは…?」ざわ…ざわ…ざわ…
−その時アカギは何も言わずにやりと笑った−
一同唖然として箸を落とす。誰も喋れない。圧倒的沈黙!
急にカイジが真っ青な顔をして口を押さえる。そのまま勢いよく
トイレに向かって走り出した。
鉄雄「しげるっ!!お前冗談でも…」
激しい口調で森田がアカギに掴みかかりそうになった時、
まったく空気を読まない鷲巣が口を開いた。
鷲巣「コココ…うまい…うまいぞ。とても鯵とは思えんうまさだ」
アカギ「それはそうだろう。お前が食べたのは、知り合いのふぐ料理屋の親父が
小さすぎて売り物にならないからと、わざわざ捌いてくれたふぐだ。心がこもっている。
さすが鷲巣は剛運。ずうずうしく人の家で飯食って、しかも当たりを引くとは」
鷲巣「カカカっ…!そうかわしが当たりかっ…!これは愉快っ…」
一同また呆然っ…!
零「…じゃあ カイジ兄さんが食べたのは…?
アカギ「…急に鷲巣が来たので1匹足りなくなった…仕方がないから
その辺の魚で代用した…。」
零「…その辺の魚って…?」
アカギ「…ふな…」
−完−
−以上−
初めて話を書いてみた。反省はしてるが謝らない。
ふぐのフライが本当にうまいのか。ふなやふぐも頑張ればアジフライな
見た目になるのかも知らないっ…!
>>320 ふぐのバター焼きを食べた事ありますが
すごい美味しかったので洋食にも向いてると思う>ふぐ
しかしカイジ…なんという不遇…w
>>320 ふぐのてんぷらはおいしかったですよー
しげる、鷲巣様と仲良しなんだw
ふぐ職人とも知り合いの小学生w
カイジは別の意味で当たり!?
>>317 待っていた…!新作を!!
しげるの手料理?!怖すぎるなw
しかも唯一のしげるイビリキャラ、市川が出てくるとは…!
続きwktkしてます!
↑↑
…orz
あほな勘違いカキコ、本当にスマンでした
上のはスルーしてくれ
保守
じいさん設定の人もうひとり増やしてもいいよね?天の嫁2人いるし。
初めてこのスレ見たけど殺伐とした家だなwww嫌すぎるww
>>320 面白かったよう最高だよう大好きだよう
しげるが事も無げに刻んだであろうシャキシャキキャベツも美味そうだよう
それから小学生と料亭経営者の交流があったり、水のきれいな良い街だよう
圧倒的保守……!
ほしゅっ…!ほしゅっ…!
331 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/29(木) 02:08:50 ID:yYfQUJ29
ネタスレ保守age
このスレ初めて来たんだけれど、しげるとアカギは別物?
伊藤家の卓はまだか
伊藤家の食卓ってww
確かにカイジは主婦の知恵っぽいものを知ってそうな感じはする
336 :
創る名無しに見る名無し:2009/12/11(金) 20:25:48 ID:h+AtJ9AV
あげ
最近ネタが全く投下されない…福本漫画好きに忘れられてるのか
待てるよな…息子よ…!
なんだこのスレ
クソワロタwwwww
暇だから登場人物まとめてみた
天・黒沢→ふれあいたい親父と空回りサンタクロース
カイジ→長男。損な役が多い
鉄雄→次男。しっかりしてる
しげる→三男。何でもそつなくこなす。
零→四男真面目な子。正論言いつつツッコミ
涯→五男。自由と孤立を愛するがゆえに天を困らせる
鷲巣→しげるの友達。金持ちなじいちゃん
市川→アカギいびりじいちゃん
ジャック→零にジャガ芋とか差し入れて貰うじいちゃん
原田→天の義弟・キャバクラの客
銀王→幸雄の親父サンタクロース
幸雄→銀王の息子。犬になれる
美緒→カイジの姉ちゃん片桐→女子高生とかけおち。でいいのかな
家族旅行編
天「着いたぞ、ここがマカオだっ…!」
カイジ「僥倖…!なんという僥倖っ…!初家族旅行…!」
森田「マカオって意外と暑いんですね、銀さん」
銀二「マカオは日本と違って亜熱帯性気候でな…春ならもう半袖でもいいくらいさ」
平山「いやそんなことより…話が違うじゃないか!
何故あいつらと一緒に旅行に来ているんだ…?家族旅行じゃなかったのか…!」
アカギ「家族旅行を二家族で行うという発想に思い至ることが出来ない…なるほど、凡夫だ」
平山「なに…!?」
零「まあまあ二人とも喧嘩しないで、旅行中くらい楽しく過ごそうよ。
しげる兄さんもそんな服用意してたくらいなんだから楽しみにしてたんだろう?
よく似合ってるよ…アロハシャツ」
アカギ「クク……」
森田(そういえばしげるは前に友達とハワイ行ってたっけ…そのときのかな)
涯「孤立せよ…!」
天「涯、流石に海外でそれはまずい…!」
ーーーーーーーーー
カイジ「なんだあの露天…?見慣れないことやってるな」
零「大小だね。流石東洋のラスベガス、路上でも堂々と賭博とは」
アカギ「旅先にて限りある資金を使ってのギャンブル…面白い…狂気の沙汰ほど面白い…!」
森田「積もう、肘の高さまで…!」
平山「積み過ぎだ…!それはお前の小遣いのほぼ全て…!」
銀二「安心しな…!あれは10パタカのコイン。現在の日本円に換算すると一枚約110円…!」
天「まあそれでも結構な額だが…いいじゃねえか、やってみろよ鉄男」
森田、最初はそこそこ勝っていた。
しかし時間が経つにつれ、徐々に負けが込んできてしまう。
森田の張った目とまるで逆に出るサイコロの出目。
最初は余裕を見せていた森田も次第に疑心暗鬼…!
いつの間にか、もう分からない…次の勝負…いくら賭けるべきか、大小どちらに賭けるべきか…。
惑う森田の手…森田の自信喪失に気が付く天ら一行…。
森田(俺もヤキが回ったか…まるで三流のギャンブラー…
あのサイコロ…何かがおかしい…けれど分からない…!)
そのとき…カイジに圧倒的閃き…!閃光…光が脳を刺す…!
大小殺し…!悪魔的奇手…!
カイジ「すげえ…!これはすげえ発見だ!
よく聞け鉄男…!鉄男っ……鉄男よぉ…!!
ロハ…いや、ロリだ…!ロリ…!ロリなんだ…!ロリこそが希望そのもの…!」ボロボロ
アカギ「黙れ、ぶち殺すぞ…!パァニ…パァニ…!」
カイジ「空港で銃取り上げられたからって指向けて口で言うなっ…!
よく見ろあれをっ…!次は絶対ロr……ごっごめんなさい!」
零(指鉄砲でも頭押さえて目に向ければ脅しは有効、か…!)
続く
新作ktkr
続き楽しみにしてる
森田は鉄男じゃなくて鉄雄だったね…ごめん
近いうちに続き投下します
>>341続き
周りの喧騒も頭に入らず、一心に思考を巡らす森田…。
そして突如森田に電流走るっ…!
辿りつくサイコロへの違和感の正体…!ここぞというときに必ず負ける理由…!
森田(くそっそういうことかっ…!
奴の手は分かった…!しかし、どうやって勝てば…。
…そうか!どうしてこんなことに気が付かなかったんだ!
俺は間違っていた…!そう…心に『死ぬ』と決めれば話は別…!)
森田は勝負を二度「見」に回し、一度露天から離れる。
目的のものを買ってそれを見物人の一人に金とともに渡すと、すぐに元の位置へ…。
そして三度目の賭け金をそろそろ締め切ろうとしていた露天主の親父に、森田、宣言…!
森田「受けよう…この上…!更にもう一つ、肘の高さまで…!
更にもう一つ…!積むぜ…いくらでも…!金は用意した…!倍プッシュだ…!」
カイジ「なっ…それは流石に…!」
平山「自分のホテル代や食事代まで…!?ヤメロー!シナセタクナーイ!」
アカギ「積めるところまで積む…限度いっぱいまでいくか…ククク…」
涯「自分に依るとはまさにこういうことっ…!」
森田、無法の全額単騎(一発勝負)賭け…!
森田(そう、俺がここで有り金を失う…この地で死ぬと思い定めれば、
相手はその訳の分からない覚悟、得体のしれない狂気に心が揺らぐ…。
その少しの綻びが、俺の狙いっ…!)
森田を相手取る露天主は、元々こんな場末で庶民から稼ぐだけの男。
この親父には大して肝が座っていないことを、森田は見抜いていた。
そして案の定、森田の気迫にひるんだ親父はわずかに手を滑らせる。
ミスに気を取られた親父よりも一歩早く、森田はサイコロを素早く手中へ!
ざわ…ざわ…
森田(そう…こいつはイカサマ…!
気付いてしまえばなんてことはない。一度に三面しか見えない立方体の特性を利用しているんだ…!
そうやって出目を操作したサイコロを何個も持っていて、客の張りを見てその都度持ち替えていた…!
だから、現物をこうして奪って皆に晒す…!
あとは弁舌…!新たなサイコロを求めるようにけしかけて、
俺が頼んだ見物人から、刀で端を削らせた特製サイコロを渡してもらえばいい…!)
森田「おい!いいかみんな、こいつはサマを…っ!」
銀二「ちょっと待て鉄雄!」
森田「なにをするんだ銀さん!」
銀二「いいから黙ってな!」
続く
×天の叔父
○天の弟
すまん…
おおおすごく面白い!
家族旅行編の続き楽しみに待ってます
カイジwwwwwwww
家族旅行編おもろいwww
続き待ってます!
この一行が飛行機に乗ってるとことか想像したらもうwww
CAさん大変そうwww
カイジ「皆…っ!!寿司だっ…寿司を食べに行くぞ…!」
零「…え?急にどうしたの…兄さん?」
アカギ「ククク…良いじゃねぇか。大トロ…倍プッシュだ……!」
涯「……盗みでもしたのか…?」
涯の一言で静寂に包まれる一家…!
零「え…?いや、なに言ってるんだよ…涯。まさか…」
しかし零、ここで言い澱む…!
アカギ「ククク…まぁ良いじゃねぇか…。俺達には関係ねぇ…だろ?」
カイジ、信用されず…!
カイジ「え…?ちょ…なんだよ…折角初給料貰ってきたのに…それでも…それでも家族かっ…!!」
この一言で一家豹変…!!ひっくり返される…手のひら…!!
零「兄さん…!」
涯「ご…ごめん…」
アカギ「決まりだな。行こうか…!」
カイジ「え…あ、うん……(何だよ…コレ…)」
一同、回転寿司へ向かう。
この時カイジ、手持ちは1万と2千…。
回転寿司であれば充分に足りる額…!
が、しかしカイジに走る…一抹の不安…!!
カイジ(俺は何か…とんでもない思い違いをしているのかも…)
続…?
カイジ破滅フラグw
規制がやっと解けたので
>>345続き
いきなり発言を銀二に止められ、森田は思わず銀二を凝視する。
イカサマという言葉で一瞬で騒然とした雰囲気の中、銀二は丁寧に切りだした。
銀二「…すまねえな、俺の連れがいきなり騒いじまってよ。周りのみなさんも驚かしてすまない。(ペコリ)
あんたにもサマだなんてとんだ言いがかりで恥をかかせて悪かった。
これはせめてもの詫びの気持ち…あんたの面子のための詫び金だ。
ただ、旅先ということで用心のため、現金は服の内側やらに隠してある。
こんな衆人環視の場では出せない…少しあちらへ行かないか」
もちろん詫び金は半ば口実。
銀二、有無を言わさず森田と露天主を連れて建物の影へ…!
銀二「…………。
ここでいい。俺の言葉、通じるな?…よし。
…ああ、そうだ。これ、この賽…。
本当は本当にイカサマ賽だろう?ちょいと目がおかしいことになってるもんな。
バレちゃあもうあんたは終わりだな。この露天街にはいられなくなる。
それだけじゃない、今までお前に負けた奴らにも糾弾され、
奴らからしぼり取った金を全て返済するハメにまでなるはずだ…。
そう、俺達が今この賽を持って騒ぎ立てるだけで」
顔から血の気が引く親父。未だ銀二の意図を掴めず煙に巻かれたような顔の森田。
その二人を前に銀二は続ける。
銀二「フフ…そう青くならなくてもいいんだぜ、親父さん。
何故なら俺達はただ偶然ここに来ただけの旅人。今満足すればもうここへ来ることはない。
そして約束しよう。俺達の勝負はあと一度きりだ。
そう、何も裏からずっと強請り続けようって話じゃない。
他にもあるんだろ、自分が出したい目を出せるように細工された賽が…
つまり、次の回でもあんたは出目を自由に出来るってことだ。
さあどうする?今ならあんたの面目も保てる。まっとうな勝負として俺達に配当を支払うことが出来る。
周りは疑わない。今後も何事もなく商売を続けられる。
さてと、俺からの話はここまでだ。あとどうするかはあんた次第だな。
これが詫び金だ。受け取って皆に無実を見せびらかせばいい…」
銀二から持たされた紙幣を握り締めて露天へ戻る親父…。
その後ろから悠然と歩いて戻っていく銀二とその後に続く森田…。
そして再開される大小!森田の張りは「小」!
額に縦線をいっぱいに入れて、親父がサイコロを放つ!
親父の出した目は、「小」…!森田の勝利…!
凄いツキだ、もしかすると裏で何かあったのでは、いやあれだけ張りこんだから勝負運が森田側に回ったのだなどと
様々な憶測が観客の間を飛ぶ中、露天主から堂々と配当を受け取る森田。
周りのざわざわなど一向に介せず成り行きを見ている銀二。
森田が堂々と勝利すれば、そんな確証のない疑いなどただの疑いで終わるだけだと分かっているからこその、この企み…!
銀二「気持ちよく勝ったところでみんな、そろそろホテルへ戻ろうか…」
天「あれ、銀さんそのサイコロは何だい」
銀二「なあに、記念にひとつもらったのさ。
お守り代わりにこの旅行中はずっと持っていることにしよう…フフ…。
おっと鉄雄、俺がどんな風に詫びたのか…みんなには内緒だぜ…!」
アカギ「ふ〜ん、やるねアンタ…」
森田「銀さん…」
銀二「お前の策、悪くはなかった…。
ただ、ふたつ足りないところがあった。
ひとつは安全性。お前が頼んだ男が奴とグルではない保証はない。
それでもお前の豪運ならなんとかしたかもしれないが、それよりもうひとつの理由が決定的…。
今の状況でイカサマを騒ぎ立てることは、奴を殺し過ぎる。奴の恨みを買い過ぎるんだ。
そうすれば後の数日間、慣れぬ土地にて面倒をしょいこむことになる…。
だからああして相手も立てつつ、サマ賽という弱みを手元に残しておく。
今はそれが最善。
何故なら今回の目的は、楽しい旅行…!だから後顧の憂いはなしがいいんだ…!
そしてそこまで考えれば…あとの汚い真似は俺の仕事さ」
森田(銀さん…あの一瞬でそこまで…この人は…!)
森田「けど、銀さん。
あの男、今まであんなサマで金を荒稼ぎしてきたのかと思うと…
なんだか釈然としないっていうか…」
銀二「…あの男、お前をカモっていたときの様子を見る限り、今までそれは阿漕に稼いでいたんだろうな。
しかし今回、一瞬でもサマという言葉が飛び交ったことで、
周囲は男を疑うこと、しかもサイコロそのものを疑うという選択肢に気付いてしまった。
今回は逃れられても…フフ…噂ってのは怖いんだ…!
十中八九、近い内にあの男のサマはばれる…!
しかしその頃には俺達は日本さ…もう関係のない話…!」
森田(銀さん…なんたる悪党…!
銀王…その呼び名の片鱗が、見えた気がする…!
なりたい…俺はこの人のように…いつか『金』と呼ばれるようにっ…!)
いつの間にか森田が銀さんに憧れた話になったでござるの巻 おわり
あと小ネタ
食事
平山「さっきの賭け…可能性は低かったが結果的には大勝ち…しかもその金でホテルでの最高級晩餐…!」
涯「…初めて見た、こんな豪勢な飯」
零「涯は…いつものりたまだから…!」
天「それじゃあ…いただきますっ…!」
一同「いただきますっ…!」
モグ…モグ…ウシ…ウシ…
カイジ「!?…なんだ…この…異様…異様な香り…!あまりに理不尽なこの草の味…!」
カイジの中で交錯する違和感!
あまりにも日本では馴染みのないこの味!初めて食べる日本人の多くを戸惑わせるその香り!
そして料理全体の味そのものを覆い隠す圧倒的存在感!
カイジ(これはなんだ?これはいったいなんのために入ってやがる?
第一おかしい…何故ほとんどの料理に入っている…なんだこれっ…なんなんだよっ…!)
この違和感…正体の分からない不合理…圧倒的異文化…!
アカギ「クク…まるでパクチーだな」
零「パクチーっ…東南アジアではよく使われる香草っ…!」
天「確かにすげえ味だが…カイジ大丈夫か?」
森田「箸持つ手が止まってら…」
カイジ(無理…絶対無理…っていうか不可能…とても食べられないっ…)ぐにゃ〜
――――――――――――――――――
帰国
天「涯…楽しかっただろ?たまにはいいよな、皆で出かけるのも」
涯「…………」
アカギ「黙っていたってお見通しさ…そんな心は…」
カイジ「素直になぁれ…!」
平山「素直になぁれ…!」
銀二「素直に」
森田「素直に」
零「素直になぁれ…!」
涯「………あ、ああ、楽しかった…」
(圧倒的包囲網っ…!い、生きるために挙手っ…!)
おわり
乙!
さすが銀さんっ…!すげぇ!
そして素直じゃない涯ww
涯がボケキャラだな