エルドランシリーズSS総合スレ

「絶対無敵ライジンオー」「元気爆発ガンバルガー」「熱血最強ゴウザウラー」「完全勝利ダイテイオー」

エルドランシリーズの後日談、過去話、共演話、長編、短編などを考えてみよう。

エルドランだけか……。
勇者シリーズとか電童なんかはスレ違いなのね？

あと、オリジナルはここではアリか？

お、初めての作品単位のスレだね
うまく盛り上がっていくといいな

>>1は多分書く必要が無いと思って書いてないんだと思うが、
エルドランシリーズに関するウンチク。
名付けて「忙しい人の為のエルドランシリーズ」

１９９１年〜１９９３年に掛けて、テレビ東京系で放映された、サンライズ製作のロボットアニメ。
「絶対無敵ライジンオー」「元気爆発ガンバルガー」「熱血最強ゴウザウラー」の順で放映。
尚、「完全勝利ダイテイオー」とは、エルドランシリーズ誕生１０周年を記念して企画され、
ホビー専門誌「電撃ホビーマガジン」で設定が掲載されストーリーが短期間連載されるものの、
アニメ化までには至らなかったタイトルである。

シリーズ全般に共通しているのは、

主人公達が小学生である事。
エルドランと名乗る勇者からロボットを与えられて戦う事。
防衛軍長官（ライジンオーの時はただの長官だったが、ガンバルガーの時に苗字が付く）
が一貫して順レギュラーとして出ていること。
ロボットは基本的に動物（ゴウザウラーは恐竜）をモチーフにしている事。

こんな感じかな？
YouTubeをググると、アニメ作品全てのOP＆EDの映像と、ダイテイオーのPVを観る事が出来る。
未見の人で興味がある人は是非。

ちなみに当方、「ゴウザウラー」の前期OPが大好きな奴です。

歌がいいよな
田中公平は偉大だ

勇者シリーズのスレ立てちまおうかな……。
ここと趣味的には被ると思うんだけど。

「勇者シリーズ」のスレ、立てた。
よろしければお越しください。

勇者シリーズSS総合スレ
ttp://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220084169

放映時期は重なってるし、どちらも王道ロボットアニメとして認知されてるし、
多分勇者とエルドランは住人層が同じだと思う。
この２シリーズをクロスオーバーさせたい時はどうしたらいいんだろう。
クロスオーバー総合？

>>9
あっちを立てさせてもらった者なんだが。
クロスオーバーに関しては他の人の意見もあると思うので何とも言えない。
こっちは>>1もオリジナルに関しての意見とかは言ってないし。
勇者の方は「オリジナルも可」にしてるから。
こっちに比べて自由度高すぎるから、まとまるかどうかわかんないけどｗ

１です。
オリジナルに関してはいきなり「オリジナルもＯＫ」にすると、
荒れるかと思ってあえて触れないでおきました。
個人的にはありと思いますが……。

勇者シリーズとの兼ね合いは今後の流れ次第ではないでしょうか？

>>11
乙です。
オリジナルに関しては、需要次第でいいでしょ。
勇者の方では、オリジナルは確実に需要があると思って「可」としましたが。

とりあえず住人も被ると思いますし、仲良くできると思いますので、
よろしくお願いしますです。

そうだ。ウンチクついでにちょっと整理してみようか。
「絶対無敵ライジンオー」「元気爆発ガンバルガー」「熱血最強ゴウザウラー」「完全勝利ダイテイオー」
これらの各作品が、全て間を置かずに連続した時間を流れていると仮定して、
地球防衛組→５年生　ガンバーチーム→４年生　ザウラーズ→６年生　ってのが、放映時の設定。
で、ダンケッツが誕生した時点で、
地球防衛組→中２　ガンバーチーム→小６　ザウラーズ→中１　ダンケッツ→小５　って事になるな。

その辺頭に入れてるといいかもしんないよ。

「うわああ、もうだめだあ！」
　イエローガンバーこと霧隠虎太郎が絶望的な悲鳴をあげた。
　すかさず、ガンバーチームの残り2名が励ましの声をかける。
「あきらめるな虎太郎！」
「そうだよ虎太郎君、みんなで力をあわせたらなんとかなるよ！」
　その叫びには、なかば自分自身に言い聞かせているかのような悲壮感が漂っていた。

　正義のヒーロー・ガンバーチームの3人は、苦戦を強いられていた。
　迫り来るタイムリミット。
　己の気力・体力の限界。
　くじけそうになる心を奮い立たせ、彼らはただひたすら頑張る。

　『夏休みの宿題』という敵を倒すために。

「今日が8月31日なんてさ、信じらんねえよな〜」
　お絵かきの宿題に飽きた虎太郎が、色鉛筆を指でくるくるとまわしてつぶやく。
　国語プリントに取り組んでいた力哉も、その言葉に手を止めてうなずく。
「俺達、夏休みなかったよな」
「ほとんど毎日、大魔界と戦ってたもんね」
　鷹介は、会話に加わりながらも、算数プリントから目を離さない。さすが、3人の中で一番勉強ができるだけのことはある。
　ちなみにここは虎太郎の家。
　力哉の家はラーメン屋で、夜のこの時間帯は騒がしい。
　鷹介の家は母親が厳格な教育ママなので、息子が8月31日にもなって夏休みの宿題を終えていないと知ったら卒倒するだろう。
　１０畳もある和室一面にプリントやノートを思う存分広げることができて、しかも怒られないですむなんて、虎太郎の家ぐらいなもんである。

「宿題大変ねえ」
　ふすまが開いて、スイカをおぼんにのせた虎太郎の母がにこにこと入ってきた。
「おじゃましてます、おばさん」
　力哉と鷹介はぺこんとお辞儀する。
　虎太郎は目ざとくスイカを見つけて目を輝かせる。
「ねえそれ、俺達の！？」
「ええ、そうよ。宿題、がんばってね」
「ひゃっほう！！　母ちゃん、ありがと！！」
「おばさん、ありがとうございまーす」
「食べ終わったら、ふすまの外に出しておいてね。片付けておくから。では、ごゆっくり」

　虎太郎の母が去るなり、宿題は一時中断。3人はめいめいスイカに手をのばす。
　種までがつがつと飲み込みながら、虎太郎がうーんと唸る。
「ガンバースーツの能力でなんとかできねーかなあ……」
「宿題をか？　何バカ言ってんだ、虎太郎」
「えー、そんなことないぜ、力哉。例えばだ、鷹介のブルーガンバーの透視能力を使えば、職員室にある宿題プリントの答、全部わかるだろ？」
　鷹介はスイカから口を離して、ああ、と一瞬納得したが、すぐに首を横にふった。
「だめだよ虎太郎君。先生、夏休み明けにはプリントの問題でテストするっていってたじゃない。自分でやらなきゃ、間違えちゃうよ」
「俺は鷹介とは違って、テストの点なんてどーでもいいんだよ！　ただ宿題プリントを全部しあげれりゃいいの！」
「虎太郎君はプリントの空欄が全部埋めれたらそれでいいんだね。じゃあ、適当にでたらめ書いちゃえば？」
「おっ、ナイスアイデア鷹介！　それ、いただきっ」
　問題解決〜とうかれながら、新たなスイカのひときれにむしゃぶりつく虎太郎を、ちょうどひときれ食べ終えた力哉がとがめる。
「待てよ虎太郎、そんないいかげんでいいのかよ」
「別にいいじゃん、力哉。俺の宿題だし」
「いや、だめだ！　宿題はまじめにやるもんだ！」
「え〜、また力哉がうるさいこと言い出したよ」
「うるさいとは何だ！」
「おまえ、きちきちしすぎなんだよ！」
「なんだと！」
　力哉が思わず立ち上がる。虎太郎も飛び跳ねるように立ち上がって、持っていたスイカの残りを一口にぺろりと食べつくすと、その皮を力哉に向かってつきつける。
「この際だから言うけどよお！　夏休みのラジオ体操、よくも毎朝わざわざ起こしに来やがったな！　うっとうしかったぜまったく」
「俺はクラス委員として、規律ある行動を心がけてるんだ！」
「俺まで巻き込むなよ！」
　今にも互いに掴みかからんばかりの険悪ムードになった二人を、鷹介があわてて止めにはいる。
「二人ともやめてよ。今は宿題をなんとかしなきゃ」
　『宿題』という言葉を聞くなり、力哉も虎太郎もしゅんとなった。
「……けんかしても、宿題は減らねーよな」
「……だな」
　そして、二人とも元の通り、あぐらをかいて座り込む。
「やるっきゃねーか」
「そうだな、虎太郎」
「がんばろうよ、二人とも！」

　こうして互いを励ましながら、小学4年生の小さなヒーロー達の8月31日はすぎていくのだった。

「……先生に、『俺たち夏休み中も休みなしで、ガンバルガーに乗って人間界を守ってました』って言ったら、宿題できてなくっても許してもらえるかな？」
「それだけはやめろよ、虎太郎！」
「そうだよ、正体がばれたら犬になっちゃうんだから！　っていうか虎太郎君、あきらめちゃダメだからね!」


（終わり）

ピンクじゃないスレ万歳カキコ！
これからどんな作品が読めるか楽しみだ〜

>>14-15
SS投下乙！

そうか。ガンバーチームは人数も少ないから、小ネタとしては扱いやすいかもしれないな。

投下ＧＪ！
スレが立って速攻でＳＳを仕上げるとは、作者に感謝！

ガンバルガーの猿飛編を何とかオチを付けて完成させたい。

YouTubeの超熱血合体動画は燃える。

おいらはライジンオーだな。
自分原点はあそこにある。
ＤＶＤ借りて頑張って見直すか……

もしオリジナルがありなら、中学生や高校生が主人公なのってありなのかな？

まずは書いてみて意見を交換すれば宜しいかと。

がんばれ！
勇者に負けるな！！

オリジナルの是非は別の話として。（個人的にはすごく見たいが）
エルドランシリーズって、小学生だから無邪気に男女協力して戦ってたみたいな部分あるじゃない？
それが中高生になると、男女の関係が微妙に変わってくるでしょ？
あと、個人の心理とか。
その辺をどう扱うのかで変わってくるんだろうなあと想像。
あって良いと思うけどね。中高生の地球防衛組或いはザウラーズ。

そういやガンバーチームとザウラーズが頑張ってる時、地球防衛組は何をやってたんだろう？
ゴウザウラーと違って、ライジンオーって返して無かったよな？

>>26
だからこそＯＶＡが出来たような気もするね。
その辺はネタにする余地アリかな？

ところでさ、クラス単位で戦う場合はともかく、
ガンバーチームのスタイルで中高生にすると、激しく「ダグオン」に近くならねえ？
ワザとそれを狙うってやり方もあるかもしんねえけど。

勇者スレが動き出したな。うらやましス。

♪普通の朝が〜　遠くに消〜えてゆく〜
　ひと〜みを〜そら〜さ〜ない〜で〜　はし〜れ〜よ〜

ライジンオーはドラ１の続きが激しく観てみたい。

地球防衛組もザウラーズが戦っている脇で何かと戦っていたり、
最終的にはライジンオー返却とか世代交代とかの流れにできないかな。

>>19
もしかしてガンバースレの515氏？
朝礼ネタとリレーを勝手に続けた者です。
猿飛くんの単発ネタを思いついたのですが、書いてもいいでしょうか？

>>27
ロボに搭乗するんじゃなくて、融合しちゃうのか

>>31
エルドランからもらったのがそういうロボットだったにすれば、基本的にＯＫじゃないかな？
今のところ「オリジナルは駄目」って意見はないし。

>>31
いやいや、融合とかじゃなくて。

主人公達は正体を隠すため？　に変身。
次の段階でロボ登場

みたいな流れが似てるかなあと。

そういやガンバルガーの他に、正体バレたら明確なペナルティー（この場合犬になる）があるのってあったっけ？
正体を明かされると一般人たちから迫害を受ける〜みたいなのは除いて。

>>34
とくになかったな。
バレるもなにも、町内中に知れ渡ってる感じがしたが。

地球防衛組もザウラーズも公認だったしな。
大抵のヒーローものにしたって、ちゃんとした組織に所属していればせいぜい隊員の日常を守る程度のものだったし、所属していない場合はそもそも人と交わらないのがほとんど。
そう考えるとガンバルガーのケースは非常に珍しいよな。

>>34
それはエルドランシリーズに限らずって事かいね？
変身する場合は正体を隠すって場合が多いと思うけど、
ばれるとペナルティってのは思いつかない。
せいぜい「変身前に狙われると危ない」くらいじゃないのかなあ？

結構エルドランシリーズ特有の演出ってあるよな。

学校や町が無断に基地化したりとか、名乗りが合体直後じゃなくて必殺技を決めた後だとか。
合体時に兜を自分の手で被るのってゴットライジンオーが初だっけ？

>>38 そうだったっけかな？　忘れたｗ

ＰＶで観るとダイテイオーも自分の手で被ってるわ。
富士山モチーフの兜なのが丸判りなんだが、不思議とカッコイイｗ

最近じゃガンキング・ザ・グレートがやってた。＞自分の手で兜被り。
よく合体シーンの良いとこ取りだって言われているらしいが。

やっぱゴッドライジンオーはめちゃめちゃかっこいいと思う。
ＴＶ本編のラストで、夕日に佇むゴッドライジンオーのかっこよさは神掛かってた。
仁に抱きついたマリアもすっごい記憶に残ってるし。
個人的には、今まで観たアニメで屈指の最終回だよ、ライジンオーは。

ライジンオーに限らずエルドランシリーズは、まず見せ方が上手いよ。
勇者シリーズと並んで、合体シーンの演出とかにとても気を遣った作品郡だと思う。
それまで戦闘シーンが一番の売りみたいな感じがあったロボットアニメに、
「合体や変形も燃える」と思わせたのはこの頃からだと思う。

てかライジンオーは本気であの後どうなったんだろうな。
ガンバルガーやゴウザウラーで天体規模の襲来があったのに何もアンションを起こさないなんて、地球防衛組の面々の性格を考えたら想像しにくい。
エルドランに拉致られて未来なり外宇宙なりで戦ってて地球にいなかったみたいなことが無い限り、辻褄が合わないよな。

>>30
返事が遅くなりました。私としてはあれはエルドランファン共有のものだと思っています。
どうぞ続きをお願いします。

>>43
その猿飛くんって、まとめてあるサイトってあるの？

>>44
ここの515行目にあります。
http://same.ula.cc/test/r.so/changi.2ch.net/ranimeh/1195488547/l10n?guid=ON
「霧隠」がいるなら「猿飛」がいてもよかろうと思い付いて書き込んだら
誰かが続きを書いてくれてリレー形式になったのよ。

>>45
情報ありがと。
確かに面白いネタで、いろいろと膨らませるかも。

＞42
拉致って・・・
エルドランならありえそうだから困る。

>>47
まったく気にしてなかった。
やっても不思議じゃないｗ

懐かしいなー
ライジンオーの小説書いて同人誌出してたりしてたｗ
若かりし頃の思い出

いるんだね　ライジンオーの同人誌書いてた人とか。

しーませーんｗ
けど、健全話だったから許してくれい

>>51 何も悪くないすよ。
宣伝しちゃいますが、勇者もこの板にはあるので、良かったらどうぞ。

>>48

エルドラン「私は過去を、新たな子供たちは現代を守らなければならない。だから君らがこの未来を守るのだ」

とか言って消えるエルドランと、有無言わさず連れて来られた地球防衛組がポカーンとしている絵が浮かんだ。

>>53
吼児だけは喜びそうな展開だな。

仁とかは、またかよー！ って叫びそうだw

僕はみとめないぞ〜！

ライジンオーっていえば……シングルCD全部集めた人っている？

>>57
ヤフオクでセット売りしてたやつを買ったよ。

>>49
自分もだ

昔書いたヤツを、ここに転載するのとかはあり？

いいんじゃないの
むしろうｐだ！

ありがとう
じゃあ、さっそく投下させてもらうね
これがキッカケになって、このスレが賑わいますように

「ジャークドリーム！」
　グレートジャークサタンの機体から、光が放出される。それは組み付いたゴットランジンオーに
まともに浴びせかけられる。
　巨大なエネルギーを秘めた光の奔流。まぶしくて目が開けていられない。圧倒される。
「やめ……ろ、ベルゼブ」
　声はベルゼブには届かない。
「ベル……ゼ……ブ」
　そして仁たちは気を失った。


■日向仁〜自分を信じよう〜

「こら、仁！」
　バン！　と机を叩かれ、仁は目を開けた。
　目の前には、Ｔシャツにスウェット姿の篠田が腕組をして立っている。
「え？　篠……田せんせ……い？」
　現状が理解できずに、仁は目を瞬きさせる。
「新学期そうそう、居眠りとはいい度胸だな、日向仁」
「え――？　俺、今、ジャークサタンと戦って……。新……学期？」
「まぁだ寝ぼけてるのか！　五年生にもなって、そんなことじゃ困るぞ」
　そう言うと、戸惑う仁には構わず、篠田は教壇へと戻った。
「さて、そろそろみんなも慣れてきたことだろうから、来週はテストをする。日曜日のうちに、
しっかり復習しとけよ」
　えー！　と不満の声が上がる。それを無視して、篠田は教材を片づけ、教室を出て行った。
同時にチャイムがなり、室内が騒がしくなる。
「チェーッ、いきなりテストだなんてひどいよなぁ。まだ新学期始まって第一週だぜー」
「友だちから聞いたんだけどね、篠田先生って、テスト好きなんだってよー」
「えー、嫌だなあ」
「冗談じゃねーよな、仁。……おい、仁？」
　仲間たちが口々にもらす不満を、仁は全く聞いていなかった。その視線は、黒板の右端に
吸いよせられて、動かない。
　４月13日土曜日。
　そこには、はっきりとそう記されている。

（今までのは、夢、だった……のか？　そんな、バカな！）
　級友たちの服装も、夏服に変わっている。自分を除いて……服に視線を落とした仁は、
その手首にライジンブレスが確かに巻き付いているのに気がついた。
（そうだ、夢なんかじゃ、ない）
「仁ってば、具合いでも悪いの？」
　いくら話しかけても反応しない仁を心配して、白鳥マリアが顔をのぞきこむ。その瞳を、
仁はまっすぐに見つめ返した。
「マリア、これを見てくれ」
　仁は、マリアの目の高さまで、ブレスを持ち上げた。よく見えるようにと。――しかし、
仁の期待した反応は、マリアから返ってこなかった。
「あら、ダメじゃない、仁ってば。おもちゃなんか学校に持ってきて」
「おもちゃなんかじゃない！　忘れたのかよ、俺たちは、ジャーク帝国と戦っていたろ！　
マリアは、地球防衛組の司令官じゃないか!!」
　一瞬キョトンとした顔になり、次にマリアはプッと吹き出した。仁の声は教室中に響き、
聞きつけた仲間たちも、遠慮なく大爆笑する。
「なぁに、それ。マンガかなにかの話？　それとも、さっき見てた夢の出来事？」
「子供ねぇ、夢と現実がごっちゃになるなんて」
「本気で言ってるのかよ、仁。まったく、五年生にもなってさ」
　月城飛鳥が、窓際の席から嘲笑を含んだ声をかける。その態度に仁は顔を紅潮させて立ち上がった。
「本気だよ！　飛鳥だって、これと同じブレスを持ってるだろ！」
「やめてくれよ。僕はそんな子供っぽい夢の話に関わっている暇はないんだ」
　一足飛びに教室を横切り、ブレスを突きつけてくる仁を、飛鳥は冷たい瞳で見返した。
「なんだとぉ？」
「やめてよ、二人とも！」
　飛鳥の胸ぐらを掴む仁。負けずににらみ返す飛鳥。今にも喧嘩を始めそうな二人を、星山吼児が止めた。
「吼児！　吼児なら覚えてるだろ？　俺たち、五次元人たちと戦ってたじゃないか！」
　飛鳥を放し、勢い込んで、仁は吼児にブレスを見せる。だが、吼児は気弱そうな笑顔を浮かべてあとずさった。
「ぼく……ＵＦＯは信じてるけど、五次元人は――」
「何言ってんだよ！　思い出せよ!!　お前だって、ブレス持ってるだろ！」
「持ってないよ、そんなもの」
　仁に怒鳴られ、吼児は泣きそうな表情でさらに後ろにさがった。
「仁！　弱いものいじめはやめなさいよね！」
　春野きららが腰に手を当てて、眉を釣り上げる。

「弱いものいじめなんしてねーだろ！　お前らだって、メダルを持ってるはずだ！」
「知らないわよ、そんなもの！　夢を見るのも結構ですけどね、いいかげん現実に目覚めなさいよ。
まったく子供なんだから！」
「ねぇ、仁、ほんとにどうしちゃったの？」
　マリアが心の底から心配そうな表情で仁を見る。
「マリア……」
　だが、決してその瞳は自分を信じてはいない。
　飛鳥の冷やかな瞳。吼児のおびえた顔。仲間たちの嘲りの表情――。
「あ、仁！」
　思わず、仁は教室を飛び出していた。何かが足元から崩れていくようで、その以上その場にはいられなかった。


（みんな、どうしちまったんだよ……。それとも、俺が、変なのか!?）
　自分一人だけが覚えている記憶。
　ライジンオーが落ちてきて、エルドランから地球のことを託されて――地球防衛組として、あんなにも
さまざまな戦いをくぐり抜けてきたと言うのに。
（ちくしょう。ちくしょう……）
　走って、走って、走って……限界まで走り続け、仁は校庭の端まできて、足をもつれさせて倒れ込んだ。
そのまま、うつぶせの状態で息を整える。早鐘のように打っていた心臓が、次第に落ち着きを取り戻していく。
仁はゆっくりと顔を上げた。その瞳に、ライジンブレスが映る。
（そうだ、これがあった――）
　自分の記憶さえ信じられなくなりそうな状況で、それだけが確かなものだった。たったひとつだけの、
ランジンオーがあることの証――。
「……弱気になってんじゃねぇぞ、しっかりしろ！」
　仁は、声に出して自分を叱咤した。気分を奮い立たせ、勢いよく起きあがって、校庭を見つめる。楕円を
描くトラック。中央を斜めに横切る１００メートルのコース。４月の陽射しが降り注ぎ、カラカラに乾いた
茶色い砂が、風に舞っている。
　この下には、きっと剣王がいる。自分が乗り込むのを待って、静かに眠っている――。

「これは、俺を騙そうっていうジャーク帝国のワナだ。ひっかかるもんか」
　左手首にはめたブレスを、右手で覆い、ギュッと力を込める。
「……仁」
　後ろからかけられたためらいがちな声に、ギョッとして振り向くと、そこには、マリアと飛鳥、
吼児が立っていた。
「……なんだよ、お前ら。何しにきたんだよ」
　思わず身構える仁に、マリアが柔らかく笑いかける。
「ねえ、仁。あたしたち、あなたを信じるわ。仁の言ってること、嘘じゃないって信じる」
「バカバカしい内容だけど、仁の嘘にしては、夢がありすぎるしな」
「あのね、仁くん。宇宙人の中にも、記憶を操作するヤツがいるんだって」
「そうすると、もしかして、あたしたちも記憶を消されちゃったのかもしれないでしょ？　だから、
話して。仁の知ってること、全部」
「マリア、飛鳥、吼児……」
　強ばっていた仁の顔が、徐々に笑顔に変わっていく。安堵感が身体中に沁み通っていく。
（よかった。やっぱり、本当だったんだな……）
「仕方ねぇなあ。よーし、教えてやるよ」
　嬉しくて、力一杯ゆるむ頬を咳払いでごまかす。精一杯威張った様子で、どっかりと校庭に座り込み、
得意気に仁は話し始めた。


「……ふーん。じゃあ、僕たちの敵はジャーク帝国なんだな」
　飛鳥が、考え込むように腕組をした。マリアも吼児も、思いに沈んでいるようだ。
「それで、あたしたちは、エルドランっていう人から、ライジンオーを貰って、その――ジャーク帝国――が
出現させる邪悪獣たちと戦っているのね」
「５年３組みんなが、形の違うメダルを持ってて――。地球防衛組、かぁ……」
「思いだしたか!?」
　期待に目を輝かせ、勢い込む仁。だが、三人は左右に首を振る。
「あせるなよ、仁。そんなに急には無理だよ」
「ごめんね、仁。何かひっかかってるんだけと……」
「ぼくも、一生懸命、思い出すから！」

　どこか困ったような顔で、飛鳥が仁の肩を叩く。吼児、マリアも同じ表情で仁を慰める。
「こぉらぁ！　お前ら、何をやっとるか!!　とっくに二時間目は始まってるぞ！」
　突然の怒声に驚いて振り向くと、篠田が５年３組の教室の窓から、身を乗り出して叫んでいた。
口元に手をやって、マリアが舌を出す。
「いっけない！　仁、とりあえずその話は後にして、教室に戻りましょう！」
「あ、ああ」
　マリアが大慌てで校庭を戻りだした。飛鳥、吼児も後に続く。仁も、何か釈然としない気分のまま、
教室へと走り出す。――なぜ三人とも、同じ表情をしたのか……。
　それを仁が知ったのは、すべての授業が終わり、掃除の時間になった時だった。
「しかし、マリアもよくやるよな。帰りも仁につきあうのか？」
　担当区域の掃除を終え、教室の前まで戻った仁は、室内から聞こえてきた飛鳥の声に、
扉を開けようとしていた手を止めた。
「だって、ほっとけないじゃない。仁が、あんなになっちゃうなんて……」
「そうだよねー。仁くんにあんな空想癖があるなんて思わなかった」
「あれは空想じゃなくて、すでに妄想だね。おかしくなっちゃたんじゃないか、あいつ」
「いつもは、あんなこと考えるようなヤツじゃないのに。完全に信じこんじゃってるみたいだし……
やっぱり、姫木先生に相談したほうがいいのかしら？」
　バン！
　突然扉の方から大きな音がして、教室内にいたマリア、飛鳥、吼児は振り向いた。
　そこには、仁が立っていた。大きく見開いた瞳に、今まで仁が見せたようなこともない、怒りと絶望の
入り交じった――深く傷ついた色をたたえて。
「お前ら……そういうことかよ！　はなから信じる気なんか、なかったんだな！」
「ち、違うわ、仁！」
　聞かれたくない話を聞かれた――否定しても、うろたえているマリアや飛鳥、吼児の態度が、
そう物語っている。灼けるように、胸が痛んだ。
「うるせぇ！　もう俺もお前らなんか信じるもんか！」
「落ち着けよ、仁」
「触るな！」
　なだめるように、飛鳥が仁の左腕を取る。それを思いっきり仁は払った。その目が、手首の
ライジンブレスに止まる。

「ちくしょう！　こんなもの!!」
　激情に駆られてブレスを外し、床にたたきつけようとする。――だが、振り上げられた手は、いつまでも
降ろされはしなかった。
「……っく、っ……ちくしょう……」
　仁は泣いていた。涙が溢れて止まらなかった。人前でこんなに涙を流したのは、これが二度目だった。
一度目は、ワルーサとの戦いの時だ。だが、あの時の涙に比べ、なんと苦い涙だろう。信じていたもの、
大切なものがすべて壊されていく。
　その時突然、手の中のライジンブレスが熱くなった。次の刹那、すさまじいほどの光が放出され、
教室内を満たした。
（今日からは、きみたちがこの地球を守るのだ――）
（あなたたちが死んじゃうなんて、あたしイヤァ！）
（ぼくも逃げるのは嫌だ！）
（僕もだ）
（あたしたち18人は、防衛組の仲間じゃない！）
　仁は目を見開いた。もう泣いてはいなかった。光の中で、鮮やかに甦った、いくつものいくつものシーン。
自分は確かに覚えている。地球防衛組として、仲間たちと、ライジンオーで戦ったことを。
「俺は、自分を――自分の記憶を信じる！」
「仁？」
　気づかわしげな表情を浮かべ、マリアが仁に近寄る。
「ねえ仁、よく考えてよ。地球防衛なんて、そんな大事なことが、あたしたちにまかされるはずないじゃない。
もし、五次元人が攻めてきたって、戦うのは大人たちでしょう？」
　マリアが手を伸ばし、ブレスに触れようとする。一歩下がって、それをかわす。
「仁、お願いだから、そんなおもちゃ……」
「お前は、マリアじゃない」
　仁は、ゆっくりと顔を上げた。その瞳には、いつもの生き生きとした光が戻っている。
「マリアはそんなことは言わない！　飛鳥も、吼児も……みんなニセ物だ！」
　仁がそう叫んだ瞬間、マリアの、飛鳥の、吼児の身体がぐにゃりと歪んだ。
「仁！」
「ジンクン」
「ジ……ン……」

　三人は――いや、三人であったモノは、たちまち人間の輪郭を崩し、影となり、空中に消えていった。同時に、
教室だった周りの風景が、気味の悪い空間に変わる。
「なんだ、ここ……」
　周囲を見回していた仁は、ふと、自分の頬に涙の跡が残っているのに気がつき、あわててこすった。
「――とにかく、飛鳥と吼児を捜さなきゃな」
　パンッと頬を叩いて、悪夢の名残りを振り払うと、仁は紫の闇の中を走りだした。

（終）

ごめん、行数調整失敗しました
10年以上前に書いた話なんで下手くそなのは勘弁
（でも、今もあんまり変わってないけど）
あと、飛鳥編とマリア編とゆう編があるので、そのうちに
全員分書こうとしたけど、途中で力つきたんだよね〜
それにしてもなつかしいな……

ＧＪ！
頑張って他のメンバーのも書いてください。
投下はいつでも待ってます。

名前、「ク」が抜けてたのに今気がついたorz

>>69
ありがとん

スゲエ！
原作から引っ張ってきたみたいだ。

アニメ最終話思いだした。
そうか、吼児だけじゃないもんな。皆が皆、悪夢と戦ったんだよな〜。GJ!

■月城飛鳥〜嘘つきなんか　なりたくない〜

「――！」
　飛鳥はピクッと身体を震わせ、目を開けた。
とっさに、自分がどこにいるか判らなくなる。
　見慣れない場所だったわけではない。それどころか、毎日多くの時間を過ごしている所だ。だが、なぜ、
いま自分がここにいるのかが解らなかった。
「どうした、えーと、月城飛鳥。なにか分からないところでもあるか？」
　教壇に手をついて公式の説明をしていた篠田が、いぶかしげな表情で飛鳥を見る。だが、飛鳥は
凍り付いたように動かない。
「おい、飛鳥、目を開けたまま寝てんのかぁ？」
　仁がニヤニヤ笑ってからかう。
「……仁！　僕たち、いま――」
　勢い込んで言った飛鳥は、教室中の注目を集め、押し黙った。
（あれは夢だった――？）
　最後の戦いの夢を見ていたのだろうか？　ワルーサを倒したのも、グレートジャークサタンが現われたのも
全部夢で、自分たちはまだ、出動さえしていなかったのか……？
　だが飛鳥は、何か、違和感を感じて仕方がなかった。
「おい、飛鳥。どうしたんだ？」
　篠田が近づいて来る。窓際の一番後ろの自分の席に向かい、クラスメイトの席の間を縫って――飛鳥は、
違和感の正体に気がついた。
　教室の中の机の位置が、微妙に違っているのだ――自分を除いて。その上、みんな夏服だった。あわてて
黒板の右端を見る。
　４月13日土曜日。
　そこには、確かにそう記されていた。

（ライジンオーが落ちてきた日――バカな！）
「飛鳥？　具合いでも悪いのか？　ん？」
　飛鳥の机の横に立った篠田が、ふと、飛鳥の左腕に目を止めた。
「なんだぁ、飛鳥。そんなおもちゃなんか学校に持ってきて。貸しなさい、没収だ！」
　篠田がライジンブレスに手を伸ばす。思わず飛鳥はその手を払った。
「おもちゃなんかじゃありません！　これは、ライジンブレスです!!」
　優等生の飛鳥の思わぬ反抗に、篠田は目を丸くしている。
「らいじんぶれすぅ？」
「先生だって知ってるでしょう！　僕と仁と吼児が持っていて、この中にライジンメダルをはめ込むと、
三体のライジンメカに乗り込むことができて」
「なんだ、飛鳥、それは。マンガの話か？」
　篠田は心底呆れたような表情をする。クラスの中に、クスクスと忍び笑いが広がる。
「飛鳥。お前がそんなことを言うなんて……仁にでも毒されたか？」
「どういう意味だよ。俺は、空想と現実をごっちゃにするほど、ガキじゃないぜ」
　本来ならマリアがいる、廊下から二番目の席の仁がふてくされた表情を作る。
「なに言ってんだよ、仁。お前だって持ってるだろう!?　同じブレスを！」
「おいおい、勝手に俺を仲間にすんなよな。そんなもん、見たことも聞いたこともねーぜ」
「そ……んな！　吼児！　お前は？」
　飛鳥は、自分と同じ列のいちばん前に座るはずの吼児を見た。だが吼児はそこにはいない。あわてて
視線を走らせると、坂井ときえの席だった場所にいた。飛鳥と視線が合うと、おどおどした態度で下を向く。
「ぼく、おもちゃを学校に持ってきたりしないよ……」
「飛鳥くん、夢でも見たんじゃなぁい？」
　隣の席で、きららがニッコリ笑って身を乗り出した。
「でも意外だわー。飛鳥くんにも、そんな面があったなんて」
「きらら……君だって、メダルを持っているはずだ！　みんな、それぞれ形が違うものを」
　きららが肩をすくめてタメ息をついた。忍びやかに、教室中に笑いが広がっていく。さらに言いつのろうとして
口を開いた時、三時限目の終りを告げるチャイムが鳴った。

「……まあ、いい。今週の授業はこれで終りだしな。飛鳥、もうそんなもの、学校に持ってくるなよ」
　篠田はそう言って教壇に戻った。そして教材を片付け、教室を出ていく。
「ちぇー。俺とかだと、ガミガミ怒るくせに、飛鳥だとおとがめなしかよ」
「ずりーよなー、まったく」
　仁とあきらが、聞こえよがしに大きな声で言う。しかし飛鳥は、彫像のように動かない。反応のなさに
苛立った仁は、席を立つと、ツカツカと飛鳥のもとに寄ってきた。
「おい、嘘つき」
「なんだと？」
「嘘つきだろうがよ。そんなおもちゃで、あんな作り話しやがってよ」
「嘘なんかついてない！」
「それ、よこせよ。代わりに、センセーんとこへ持ってってやるから。ほら！」
　仁が飛鳥の手から、ライジンブレスを乱暴にもぎ取ろうとする。反射的に飛鳥は、仁を突き飛ばしていた。
派手な音をたてて、仁が転がる。
「な、何だよ！　いきなり！」
「大丈夫？　仁」
　真っ赤になって怒っている仁に、マリアが駆け寄った。なんともないことを確認すると、非難に満ちた目を
飛鳥に向ける。
「見損なったわ、飛鳥くん！　嘘をついた上に、暴力をふるうなんて」
「嘘って――ライジンブレスを、ライジンオーを……みんな、本当に忘れてるのか？」
「何を言ってるんだかわからないわ、悪いけど」
　呆れ果てた、といった風に言葉を吐き捨て、マリアは飛鳥に背を向けた。
「飛鳥くん、どうしちゃったのかしら……」
「あんな人だったなんて、幻滅ー」
　ヒソヒソと女子がささやきかわす声。嘲笑。投げかけられる容赦ない視線。全身にまといつくそれらを、
飛鳥は歯を食いしばって耐えた。左手首のライジンブレスを、右手でギュッと握りしめる。
（どういうことなんだ？　タイムスリップ？　それとも、僕は夢を見ているのか？）
　夢――どちらが？
　一瞬、頭に浮かんだ考えを、あわてて振り払う。無理やり頭を切り替え、飛鳥はこれからどうするかを考えた。

（とにかく、原因を確かめよう。そして早くもとの世界に戻らなきゃ――）
　ガタンと椅子を鳴らして、飛鳥は立ち上がった。同時に、教室中が静まりかえる。
　ゆっくりと歩いて教室を横切る。自分に視線が集中しているのが、痛いほどに感じられる。けれどけっして
俯かずに、まっすぐ前を向いて、一定の速度で歩き続ける。
「あ、飛鳥くん！」
　扉に手をかけた時、吼児が声を上げた。
「どこ、いくの？　も、もうすぐ掃除の時間だ……よ……」
　引き留めようとした吼児の声は、クラスのみんなの露骨な否定の注視を浴びて、次第に小さくなり、消えた。
振り返った飛鳥に、視線さえ合わせられずに下を向く。
「……僕の知っていた吼児は、もっと勇気があったよ」
　飛鳥はようやく聞こえる程の声で聶いた。その顔は、微笑を浮かべている。儚く苦い――傷ついた者の微笑み。
　そして、飛鳥は扉の向こうに消えた。


　原因を確かめるといっても、どうすればいいのか――。
（そうだ、姫木先生に相談してみようか）
　あてもなく校内を歩き回っていた飛鳥は、保健室の前まで来て足を止めた。医学的見地から分析してもらうだけでも、
相談する価値があるように思えた。例え、姫木がライジンオーのことを忘れていたとしても――。
　だが、扉を開けようとした飛鳥は、中から聞こえてきた篠田の声に動きを止めた。
「……まったく、まいりましたよ。優等生だとばかり思っていたのに、飛鳥の奴。あんな子供じみた空想を……
やっばりノイローゼ、でしょうか」
「そう――ですね。飛鳥くんのお宅って、かなり……その、教育熱心でしたわよね」
「ええ……。あいつ、今から中学受験のために、何件かかけもちで塾に行ってるんですよね。しかし――悩んで
いるようには、見えなかったが……」
「あら、そう見えない子供ほど、本当は危ないんです。外に出さないぶん、心の中にどんどん積もり積もって……
というパターンですわ。特に最近は小・中学生のノイローゼが急増しているそうですから。……わたしの恩師に
精神科の先生がいますから――」
　それ以上は聞いていられなかった。フラリと、飛鳥は扉の前から離れた。

（ノイローゼ）
（精神科）
（見損なったわ）
（幻滅）
（嘘つき）
　頭がガンガンする。さまざまな言葉がぐるぐると頭の中を巡る。――どこをどう歩いたのか、いつのまにか
飛鳥はプールサイドに佇んでいた。
「鳳王……夢じゃない、よな。確かにお前はいるんだよな」
　応えはない。４月の青空を映し、水面は静かに揺れている。まだプール開きには遠く、その水はどんよりと
濁っていた。
　唇をかみしめ、飛鳥はブレスを握りしめる。
　リアリストの飛鳥は、ライジンオーを操縦している最中でも、ふと夢を見ているような気分に
襲われることがあった。だが、あれは夢ではない。夢のような現実だけど、夢じゃなかった。
その証拠が、確かに自分の腕にあるではないか。
「こんなところで、どうしたのかな」
　突然、後ろから声をかけられ、飛鳥は驚いて振り返った。そこには、プールサイドをゆっくり歩いて
近づいて来る矢沢校長の笑顔があった。


「ふ……む。ライジンオー、か」
　飛鳥から話を聞いた矢沢校長は、複雑な表情で顎を撫でた。
「……信じてもらえるとは思っていません。でも僕は、覚えているんです。この一年、みんなと戦って
来たことを。――あんなに長くてはっきりした夢なんてあるわけない」
　プールの飛込台に腰掛け、飛鳥はじっと水面を見つめた。
「では月城くんは、今が夢だというのかね？　このわしは、幻のように見えるのかな？」
　穏やかにそう校長に問われ、飛鳥は狼狽えた。
「そ、それは、確かに、夢みたいじゃ、ありません……でも僕の知っている現実とも違う」
　非現実のような現実と、現実のような非現実。どちらが正しくて、どちらが違っているのか。
ぐらぐらする。自分は、本当に――。

「――中国の故事に、こういう話がある。ある若者がうたた寝をして、夢を見た。それは、自分が官僚の
職につき、家族を持ち、やがて歳老いて死ぬまでの、長い長い夢じゃった。だが目覚めてみると、
煮ていたおかゆが、ちょうど食べごろになるぐらいの、ほんの一時の時間が過ぎていただけだったという――。
夢の中の時間というのは、長いように思えても、現実に戻ってみると、短い場合が多いんじゃよ」
　矢沢校長が、優しく、慈しむかのように飛鳥を見つめる。その視線に耐えかねて、飛鳥は視線を逸した。
ブレスを握る腕に、力がこもる。
「そのブレスも――持っているのは君だけなんじゃろう？　今日たまたま学校に持ってきていて――
それが気になって、夢の中に、絶対に必要なアイテムとして、そのブレスが登場したとは考えられないかね」
　否定しなくては。夢なんかじゃない、ライジンオーは現実にあったのだと。そう思っているのに、言葉が
出てこない。校長は決して押しつけるような話し方はしないが、その分、飛鳥の迷いに、抜けない楔を
打ち込んでいく。
「ちょっと、そのブレス、貸してみてくれないかね」
「どう……するんですか？」
　ぐらぐらする。夢なのか。本当なのか。なにが真実なのか――。
「調べてみたいんじゃよ。大丈夫、取り上げたりはせんから。すぐに返すよ」
　安心させるように、校長は笑いかける。ためらいながら、飛鳥はゆっくりとブレスを外す。ずっと
上から握られていて、左手首にはブレスの痕がついている。
「……やったぁ！」
　校長が飛鳥からブレスを受け取ると、プールの入口から、歓声が卷きおこった。ビックリしている飛鳥の
前に、仁や、吼児――クラスメイトたちが次々に姿を現わした。
「さすが校長先生。上手いよなぁ」
　仁が、ニコニコしながら、矢沢からブレスを受け取る。
「お、お前たち――。騙したんですね、校長先生！」
　怒りに震える飛鳥を、校長がなだめた。
「月城くん。彼らはわしに頼みに来たんじゃよ。君の様子が変だから、相談にのってやって欲しいと」
「だって、姫木先生はノイローゼかもしれないなんて言うし……心配したのよ、飛鳥くん」
　マリアが飛鳥の肩に手を置く。しかし、飛鳥はその手を振り払った。

「……仁、返せよ、ブレス！」
「まぁだ嘘つく気かよ？　それとも、ホントに、ノイローゼになっちゃったわけ？」
　仁がうんざりしたように言う。
「僕は、嘘なんか、ついて……」
　頭が痛い。ぐらぐらする。認めてしまえば楽になるのだろうか。
「フン、何だよ、こんなモン！」
　仁の手がしなり、ブレスが宙に飛ぶ。それは孤を描き、プールの中に吸い込まれていった。――不思議と
水音はしなかった。
「仁くん！　やりすぎだ」
「だって、飛鳥のヤツが……」
　仁がすねたような表情で、吼児を見る。その横を、飛鳥が横切る。
「……え？」
　仁が振り向いたときには、激しい水音をたてて、飛鳥はプールに飛び込んでいた。


　息が苦しい。淀んだ水が全身にまとわりつくようだ。あまりの水の汚なさに目が痛む。
（どこだ、ブレスは……）
　見つからない方が、いいのかも知れない。ブレスがなければ、すべてを夢だと思うことも楽にできる。
これが現実だと、納得もできる……。
　水の中で、飛鳥は目を閉じ、手で被った。熱いものが、目尻に滲むのがわかる。歯を食いしばって
こらえても、止まらない。
　どれぐらいそうしていたのか――ふと、飛鳥は、瞼の向こうが明るくなっいてるのに気がついた。
見開いた目に、暖かな光が飛び込んでくる。
　――ライジンブレスだった。

　薄暗い水底で、飛鳥を迎えるように、柔らかく輝いている。夢中で水をかき分け、飛鳥はブレスを手に取った。
そのとたん、目の前に光が満ちた。
　ライジンオーの胸部コクピットから姿を現わすエルドラン。初めての戦い。試験中に呼び出されたあの時。
夕暮れの校庭。――五次元人との遭遇。そして最後の戦い――。
（覚えている。僕はこんなにはっきりと――）
「あ、飛鳥！」
　ようやく水面に顔を出した飛鳥を見て、仁たちは安心して肩を落とした。プールからあがる飛鳥を、
みんなが囲む。
「悪かったな、飛鳥。その、つい、カッとしちまって――」
「いいよ、仁。おかげで、目が覚めたから」
　飛鳥の言葉に、仁の表情が明るくなる。
「じゃあ、お前……」
「うん。僕は、絶対に夢を見てたんじゃない。迷うなんて、バカだったよ」
　飛鳥は、ブレスを手首に卷いた。濡れて垂れ下がる前髪をかきあげ、まっすぐ前を向く。
「バ……！　何言ってんだよ、お前。全然正気に戻ってないじゃんか！」
「僕は正気さ。お前たちが何を言おうと、僕は僕の真実を信じる。ここで負けたら、僕は自分に、
一生嘘をつき続けなくちゃならない」
「月城くん、早まってはいかんぞ。もう一度、よく考えて――」
　飛鳥は、校長を真正面から見据えた。
「僕は、嘘つきにはなりたくないんです。夢のようだと、今でも思います。でも、僕には夢じゃない。
それで十分だって気がつきました。僕にとっての現実は、あの時しかない。どう言われても、
どう思われても、もう構いません」
　自信に満ちた瞳。その強い視線に気押されて、校長たちは一歩下がった。
「しかたない。実力行使じゃ！」
　校長の合図に、一斉にクラスメイトたちが襲いかかってくる。
「っ、やめろ……！」

　飛鳥の叫び声とともに、ブレスから光が放出された。光を浴びたみんなが、顔を苦しげに歪める。
光に耐えきれないように、その身体が、徐々に崩れていく。人以外のモノに変わる。醜い影に。
なおも浴びせられ続ける光に、やがては影も消えていく。
　……光がおさまった時、飛鳥は、プールサイドではなく、紫色の奇妙な空間にいた。
「やっぱり、幻だった、のか？」
　半ば茫然としている飛鳥の肩を、誰かが叩いた。ギクッとして振り向くと、そこに仁が立っていた。
「ようやく見つけたぜ。……何、鳩が豆鉄砲喰らったような顔してんだよ、飛鳥」
「じ、仁……」
　反射的に、飛鳥の目は仁の左手を見ていた。その腕にしっかりとブレスが卷いてあるのを確認し、
ホッと息をつく。
「あ・す・か。お前泣いただろー」
　仁がニヤニヤと笑ってすりよってくる。とっさに飛鳥は顔を被っていた。
「ここ、これは、プールに落ちて！」
　気がつけば、いつのまにか身体は乾いている。まるでもとから濡れていなかったかのように。
「……そういうお前だって、目が真っ赤じゃないか」
　目の赤いのを手でかくしながら、指の隙間から仁を見る。たちまち仁は頬を染め、腕で顔を被った。
　二人でゴシゴシと顔をこすり、証拠隠滅に励む。そうしているうちになんだかおかしくなって、
仁も、飛鳥も笑いだした。
「後は吼児だけだ。とっとと捜そうぜ！」
「おう！」
　そして、二人は闇の中を走りだした。自信に満ち溢れた瞳で。

（終）

調子に乗って飛鳥編投下
仁編と飛鳥編はセットで書いたので、続けたかったんだ
次はもう少し間開けます、ごめんなさい

感想くれた人ありがとう
ちなみに書いたの1992年４月でした
15年以上前だorz

いやいや、ごめんなさいだなんんて……そんなことないですよ。
本当に面白かったです。脚本の都合によっては、本編もこんな感じに描かれていたのではないでしょうか？
ともあれ投下ご苦労様です。次回も楽しみにしています。では。

仁も飛鳥も自分のロボットのことに想いをはせているところがぐっと来た。GJ!

本編の雰囲気がうまく出てておもしろかった
間隔とか気にしないでドンドン投下していいよ

ゾイドスレも立ってたよ。ＴＯＭＹつながりということで

http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1220799123/

マリア編ﾏﾀﾞー？(･∀･ )っ／凵 ⌒☆ﾁﾝﾁﾝ

職人さんの降臨を待つ間に雑談
エルドランシリーズの女キャラで誰がすき？
自分はマリア

僕もマリアかな。
正月ネタの話で仁とした喧嘩のシーンや最終話のＥＤは特に印象に残ってる。

俺はきららかな。自分の意志をはっきり持っていて強引にズケズケモノを言うところ。
好きなエピソードはダルマレースのひでのりとの絡み。

さて、同じ事をもう何度書いたろうか。

誰かが投下してくれるのを待つのもいいが、何かリレー形式で書いてみないか？
これが90だから91から始めて95位でオチを付ける。
題材はガンバルガーで。

ガンバー体操１番！　いっきま〜す！！

もしもガンバーチームが虎太郎・鷹介・力哉ではなく、千夏・百合香・桂だったら

レイアースになる

>>93
モコナポジションにゴンか？
一応千夏は霧隠一家と面識あるからな〜

虎太郎たちにすぐばれそう

「美少女戦隊ガンバーチーム」でやればいいかと。

「ガンバルガーに代わっておしおきよ!!」
とか言われてみたい。
「お供･お目付」はゴンザレスじゃなくて猫に変えられたかすみ姉ちゃんとか。

そういえば前々から気になってたんだけど、
ライジンオー、ガンバルガー、ゴウザウラー（およびそれぞれのパワーアップ版）って性能や特性的に何か違いってあるのかな？
接近戦向きとか、砲撃戦向きとか、そんな感じで。

ここはえすえすかくところだからよそいけなー。

ゴウザウラーは重武装だけど装甲が薄い印象。
ライジンオーはエネルギー消費が激しいけど爆発的に性能が上がるって感じ。
ガンバルガーはどうだろ？

　仁たちがどうしているのかは分からなかった。
　ジャーク帝国の要塞に飲み込まれたまま――。
　ときどき要塞から洩れるプラズマに似た光だけが、グレートジャークサタンとの
戦いの激しさを物語る。
（仁、仁！　どうしてるの。無事なの？　ああ、せめて様子が分かったなら……）
　マリアは、コンソールから身を乗り出し、祈るような気持ちでモニターを見上げていた。
　大丈夫なのだろうか。苦戦しているのだろうか。それとも、まさか――。
（まさか！）
　強く頭を振って、悪い考えを振り払う。
　しっかりしなくては。自分は司令官なのだから。仁は、仁は、必ず帰ってくる。
　そう思うそばから、不安は波のように押し寄せて来る。
（せめて、戦いの様子が見えたら……）
　何度、思ったことだろう。仁がジャークサタンにひとりで立ち向かった時も、心配で心配で、
胸は何千本もの針で刺されたように傷んだ。けれど、こんな風にドス黒い不安を抱え、
押しつぶされそうな思いはしなくてすんだのだ。
（誰か……誰か教えて。仁は無事なの!?　お願い、誰か……）
　耐えきれずに、マリアが目を閉じた。その時だった。
　要塞から、今までとは比べ物にならない光が放出された。
「な、何!?」
「ものすごいエネルギーです！　回路をカットしないと、負荷に耐えかねて、司令室が……！」
　勉の取り乱した声。
　しかしその忠告は遅すぎた。マリアが司令を発しようとした刹那、司令室の各コンソールは、
次々と暴走を始めたのだ。
「きゃあ！」
「な、なんだよ、これ！」

「みんな、落ち着い……」
　マリアのコンソールが白い光を放った。すべてを打ち消すような、強いエネルギーを秘めた光。
その奔流に飲み込まれ、マリアは意識を失った。


　……。
　暗闇の中で、マリアは目を覚ました。
（あ、たし……、なんでこんな所に……）
　霞がかかったように、頭がはっきりしない。
（白い、光……あたしは、みんなの動揺を静めようと……そうよ、仁は！）
　閃くように、すべてが思い出された。
　マリアは体を起こし、自分の回りを観察した。だが、何かを見ようにも、そこは一面の闇だった。
　体を起こすということは、マリアは横になっていたはずだが、体を起こしてしまった今となっては、
それさえも定かではない。前後左右、上にも下にも続く闇は、なんのとらえどころもなく、
すべての方向感覚を狂わせた。
「ここ、どこ……」
　弱々しく、マリアは呟いた。その声さえも、闇に呑まれてまたたく間に消えていく。
「誰か……誰か、いないの？」
　勇気をふるってもう一度声を出しても、答えるものはない。
「誰か……」
　声は、力なく宙に消える。闇。闇。闇。何があるのか、何かがいるのかすらも分からない闇。
生まれて初めて、マリアは真の闇の中にいる。街は夜に明りが消えることはなかったし、万が一、
すべての明りが消えても、夜空には月があり、星があった。
　こんな体にまといつくような暗闇を、マリアは経験したことはなかった。呑まれてしまいそうな闇。
声と同じように、自分も。

「や……やだ。誰か。誰か！」
　救いを求めても、答えはない。どこかに出口はあるのだろうか。けれど、出口を探そうにも
体はすくんで動かない。せめて誰かそばにいたなら。
「誰か！　お父さん……お母さん……！」
　瞳をつぶり、体を縮ませ、幼児のように救いを求める声をただ上げ続ける。
「誰か……だれ……仁！」
　打たれたように、マリアは瞳を開けた。
　仁。仁はどうしているのだろう。
　まだ戦っているはずだ。あの、ピラミッド型の要塞の中で。
（戻らなきゃ）
　マリアは歯を食いしばった。震える自分の体を、痛みを感じるまで抱きしめる。跳ね回る鼓動を、
大きくゆっくりと息をして、無理やり押さえつける。
（一刻も早く、司令室に――。こんな所でグズグズしてられない。あたしは、司令官なんだから）
　あてはない。けれどもとにかく脱出口を探すために、マリアは歩き始めた。
　闇に対する原始の恐怖がなくなったわけではない。ともすれば、一歩一歩踏みだすその足が
震えそうになる。恐慌状態に陥りそうな自分を、意志の力で保っているのだ。必死に。
（ここは、どこなんだろう。どうすれば元に戻れるのかしら）
　闇の中で、必死に目を凝らした。――と、何かが、マリアの神経を捉えた。
　前方に、薄く、ぼんやりと何かがあった。
　何ひとつ見えなかった闇の空間に、ポッカリと現われた何か――とても大きな物。マリアは、
ゆっくりとそちらへと足を向けた。
　近づくにつれ、次第にその輪郭ははっきりしていく。それは――その形は――。
　マリアは息を呑んだ。まさか。そんなはずはない。嫌な予感に、胸が締めつけられる。
胸の動悸に急かされるように、マリアは次第に歩調を速めていった。
　やがて、それははっきりと形を現わした。大きな翼。不思議な金属で出来たボディ。人の形を
した地球の守護神――ライジンオー。だが、今、その美しい翼は半分もぎ取られ、光り輝いていた
その体はひしゃげ、傷ついて、黒々とした闇の中に横たわっていた。
「こんな……どうして!?」

　愕然と、マリアは立ち尽くした。
「……！　仁、仁たちは!?」
　あわててライジンオーのそばに駆け寄ろうとする。そのマリアの肩を、大きな手がつかんで止めた。
「危ないから、近よっちゃいかん！」
　後ろに立っていたのは、防衛隊長官だった。思わずマリアは、長官に詰めよるようにして、
矢継ぎ早に質問を重ねた。
「これは、どういうことなんですか!?　ジャークサタンは!?　みんなは無事なんですか!?」
「どうって……見ての通りだ！　ほら、危ないからどいて!!」
　長官は、必死なマリアの表情に心も動かさず、冷たく彼女を後ろに押しやった。負けずに、
なおも質問しようとマリアは口を開きかけたが、言葉は形を成す前に消えた。
　突然、下から突風が吹き上げたのだ。いや、ちがう。突風と思ったものは、銀色の機体の戦闘機だった。
　戦闘機は瞬く間にはるか上空へと昇った。そこには不吉に赤く輝くグレートジャークサタンがいた。
たちまち、はげしい戦闘が始まった。
　戦闘機が、矢継ぎ早に弾を吐き出す。ジャークサタンが振り下ろしてくる剣の中を、身軽に飛んで、
確実に攻撃をヒットさせていく。
　マリアは自分の目を疑った。信じられないことだが、戦闘機の方が、ジャークサタンを圧倒している。
　茫然と見上げるマリアの目の前で、ついにジャークサタンが力つき、煙を吐きながら墜ちていく。
「どうだね。我が地球防衛隊の力は」
　自慢げな表情を、顔いっぱいに張りつかせ、長官がマリアを振り返った。
「見たまえ。あのグレートジャークサタンさえ、なんの苦もなく撃ち破ったぞ。やはり、子供なんかに
地球は守れんのだ。地球を守るのは、我々大人だ」
　今までに何度も聞いた、長官のセリフ。反射的に、マリアは言い返していた。
「大人も子供も関係ないわ。あたしたちだって、地球を守れる!!　これまでだって、ちゃんと守って
きたじゃない！」
「今まで君たちがやってこれたのは、ただ運が良かっただけに過ぎん。その証拠に、グレートジャーク
サタンにはかなわなかったではないか」
「かなわなかった……？」

　ドキン、とマリアの心臓が脈打った。締めつけるような傷みを伴って。
「そうだ、マリア」
　新たな声に振り返ると、そこには篠田先生と姫木先生が立っていた。
「先生、これはどうなっているんですか。仁たちはどうなったんですか。ライジンオーは、ライジンオーは、
本当に――」
　急きこんで訪ねるマリアを、姫木先生は悲しみに満ちた瞳で見つめた。
「そうよ、マリアちゃん。仁くんたちは、治療を受けてるわ」
「治療……怪我を、したんですか」
「何を言ってるんだマリア。お前もその目で見てるだろう？　いやそれより、あいつらを司令してたのは
お前だろうが」
　篠田先生の厳しい口調に、マリアは息を呑む。
「無理はするなと、あれほどいったのに……。マリア。先生は、お前が司令しているなら大丈夫だと
思っていたのに」
　深い衝撃に、マリアは一歩退った。
　先生の言葉が氷の矢となって、動揺するマリアを突き刺し、凍えさせた。
「篠田先生。そんな言い方は酷ですわ。しっかりしているように見えても、マリアちゃんはまだ
子供なんですから」
「そうそう。だいたい、子供にあんなロボットを操縦させていたこと自体が間違っておるのです」
（間違ってなんかない！）
　そう叫びたかったが、できなかった。凍り付いたように、口も、喉も、指の一本さえも動かなかった。
冷えていた。全身から血を抜き取り、かわりに氷を詰めこんだみたいに。
「今からでも遅くはない。白鳥くん……だったかね。ライジンメダルやコマンダー、そのほか一切を、
我々に渡すんだ。もう君たちに地球防衛はまかせられん」
「そうだ。マリア、やっぱり小学５年生が地球を守るなんて無理だったんだ。勉強だって遅れがちだし。
小学生の本分は勉強なんだよ。地球の事は、防衛隊の方々に任せよう。な？」
　違う、違うと心は叫び続けている。だが動けなかった。ライジンオーが倒れ――仁たちが怪我を
したという。ならば、先生たちの言うことの方が正しいのではないだろうか。いくら悔しくても、
認めたくなくても。

　マリアは知っていた。自分たちの手で、勝利をつかみたがっていた自分のいることを。だが、
この思いはわがままだったのではないか？　そのために、仁たちに怪我をさせて――。
「マリア。先生だって残念なんだ。でも、わかるだろう？　ジャークサタンにお前たちは負けた。
もうライジンオーじゃ無理なんだ」
「そうよ。今回はまだ良かったわ。だけど、次はもっとひどい怪我をするかもしれない。
マリアちゃんだって、いつもいつも心配だったでしょう？　ライジンオーを防衛隊に渡して
しまえば、そんな心配をすることはなくなるの。あなたたちが戦うことはなくなるのよ。ね？」
（戦わなくて、いい……？）
　姫木先生の言葉は、マリアの隠していたもう一つの心を暴いた。だんだん辛くなっていく戦い。
心配で心配で、いつだってマリアは、激しく胸を傷めていた。そうだ。確かに、自分はもう戦いを
やめて欲しいとも望んでいた。
　全身から、力が抜けていく。目眩がする。
　無意識の内に、マリアはポケットに手を入れていた。中に入っている星型のメダルを、掌に包みこむ。
「さあ渡しなさい。君たちのおもちゃには、ライジンオーは危険すぎる。地球防衛は子供の遊びじゃないんだ」
　長官が、マリアへと手をさしのべ、一歩近づく。それに押され、マリアはまた一歩退いた。
（どうしよう。どうすればいいんだろう）
　衝撃に混乱したまま、マリアは同じ問いを頭の中で繰り返す。答えは出ない。何も考えられない。
　さらに長官が近づく。闇の中に浮かぶその姿は、底知れない威圧感で、マリアを打ち砕こうとする。
「マリア」
「マリアちゃん」
　先生たちの声が促している。操られるように、マリアはメダルをポケットから出した。
「そうだ。いい子だな」
　長官が、メダルへと手を伸ばしたその時、目映い光が闇を切り裂いた。
　光はメダルから出て、闇を退け、マリアの体を暖かく包んだ。――冷えきった体に、光が満ちていく。
それと同時に生気が蘇っていくのがわかる。蘇る思い出。蘇る想い。そして蘇る……強さ――。
　頭をひとつ振る。

（君たちに地球の運命を託す――）
　そうだ。何を迷っていたのだろう。
　あの日――ライジンオーが落ちてきたあの日。あたしたちが手にいれたのは、戦うための力だけ
じゃなかった。
　受け取ったのは“心”。
　地球を――みんなを守りたいという気持ち。
　だから、ライジンオーはあたしたちにしか動かせない。
　子供だから――そんな理由で、すべてが否定されてしまうなんて許さない。大人だとか、子供だとか、
そんなことで決まるわけじゃない。自分たちがライジンオーを託されたのは。そうして戦ってきたのは。
　仁たちが、あんな思いをして守ったものを――否定するなんて、許さない！
　メダルを握りしめてしまったマリアに、長官は戸惑ったようだった。
「どうしたね？　さあ、はやく渡しなさい」
「嫌です」
　低いが、はっきりした拒絶の声だった。長官は一瞬唖然とし、次には猛烈に怒りだした。
「まぁだ強情を張るのか！　いい加減にしろ!!」
「マリア、素直になりなさい。お前だって、これで心配ごとがひとつ減るだろう」
「そうだわ、マリアちゃん。ライジンオーを渡してしまえば、みんな、もう危険なことなんて
しなくていいのよ」
　先生たちの、いかにも真情のこもったような優しげな声。だが、マリアはもう惑わなかった。
「確かに、あたしはいつも心配してました。不安にもなりました。でも、だからといって、ライジンオーを
手放したいなんて思わない。それじゃあ、あきらめないで戦った仁たちを、そして、今までの自分たちを
裏切ることになります」
「そうじゃないだろう、マリア？　お前たちが戦っていたことこそが間違っていたんだ。小学生が
戦う何てことが」
「間違ってなんかいません」
　真っ直ぐに前を向く。揺らがないマリアの瞳が、先生たちを射ぬく。

「確かに、他の小学生とは違う生活を送ることになりました。でもあたしたちは、その中で大切なものを
いくつも得ることができました。弱さを克服する強さ、諦めない力、みんなとの絆、勇気、優しさ……
みんなみんな、この一年間で、ライジンオーがあたしたちにくれた物です。だから、あたしはライジンオーを
否定なんかしない。小学生がライジンオーで戦うことが間違っているなんて、絶対に思わない！」
　マリアの瞳に気押されるように、一歩、二歩……先生たちは後ろに下がっていく。その輪郭が、
次第に薄れていく。薄れ、ぼやけて――闇の中に――……。


　……。
　マリアは、ハッとコンソールから顔を上げた。目に入ったのは、逆に浮かぶピラミッドの要塞。
あちこちから煙を吐いているが、まだまだその威容は崩れていない。
（今のは夢……？）
　ふと気がつくと、司令室中が何か奇妙にぼんやりした空気に包まれていた。仲間たちもみんな、
夢か現か判然としないような顔をしている。
　マリアはブルッと頭を振った。惚けている場合ではないのだ。あの要塞の中では、仁たちが
戦っているというのに。
　マリアは強く手を叩き、みんなの意識を戻した。いまこの時、戦いの現実に。
「勉くん、司令室の機能は回復してる？」
　あわてて勉が手を動かす。
「ええと……大丈夫。すべて先ほどと同じ状態になってます」
「わかったわ。きらら、れいこ。仁たちとのコンタクトを」
「ダメよ！　さっきからいくらやっても通じないの」
「通じるまで頑張って！　何度でも。諦めないで、きらら」
　マリアの瞳に煌めく力。それは暖かいエネルギーとなって、司令室を満たした。きららの瞳にも
生気が戻る。
「……わかったわ！」
　ウィンクで答えると、きららは、懸命に仁たちとのコンタクトを試み始めた。その横では、
れいこもなんとか通信回復させようと手を動かす。

　他のみんなも、それぞれが自分のできることを見つけては、ひたむきに作業を始めている。
　マリアは、じっとモニターを見つめた。きつく手を握りしめ、呪文のように胸の中で言葉を
繰り返し。
（大丈夫。大丈夫。大丈夫。仁は負けない。いつだってそうだったもの。だから、あたしも決して
諦めない。あたしたちは、いつだって一緒に戦っているんだから）
　――あたしたちは、絶対無敵の地球防衛組なんだから――

（終）

タイトル入れ忘れた('A`)
■白鳥マリア〜夢見る力は〜
でした
1992年９月完成
待っててくれた人どうもでした

待っていた！　待っていたぜ！
ＧＪ過ぎて他に言葉が見当たらない。

てかマリア、仁だけじゃなくて、吼児や飛鳥の心配もしてやれよｗ

ライジンオーが無かったことにされたパイロット三人に対して、ライジンオーが還って来なかったことに不安と絶望を感じるマリアは良い対比になっていたと思います。

投下をありがとうございました。

うまいなあ
思わず最終回見返しちゃったよ

丸１日以上レスが無かったので雑談をひとつ。
もし地球防衛組みとガンバーチームとザウラーズが何かの機会に１箇所に集合したらどんな感じになるかな？

>>112
定番と言えば定番なノリだけど、どのロボが最強かで揉める。

>>112
虎太郎が「お前達には特殊能力ねーだろ」と自慢するが、
地球防衛組やザウラーズから「お前らにはチームワークがない」と非難される。

ヒロインズが亭主の悪口を言う。
「なんで男の子ってああなのかしら？」
その横でヒーロー三人がいつもの三倍でかいイタズラを思いつき、勉強コンビは独自のロボット論に花を咲かせる。
飛鳥、洋二、鷹介は優等生の悩みを分かち合い、チョビと力哉はスポーツ交流を始める。
きららとエリーはアイドル合戦を始めてる。

>>115
金太も混ぜてやってくれ＞スポーツ組
防衛組でスポーツ担当はやっぱ仁になっちゃうのかね

>>116
あと一応ひろしか？　中学に入ってバレー部に入ったらしいし。
女子だったらラブがいるけど。

浩美（字あってる？）と吼児がSF話に花を咲かせたりとか。

>>117
ひろしは飛鳥と別クラスだったらモテモテで、マリアと別クラスならもっと目立ってたろうなあ。

ひろしはな〜ゴッドライジンオーの合体を引くのとクッキー絡みくらいしか記憶が……
てかパイロット以外の男子じゃ圧倒的に勉の出番が多い。

同じ委員長キャラでもまだザウラーズの五郎の方が目立ってたよな。

ひろしもゆうみたいに教室を飛び出して、
「ひろしくんがいないとゴッドライジンオーに合体できないわ！」
ってシチュエーションで存在感をアピールすればよかったのに。

他人に迷惑かけず控え目なフォローするのが身上なキャラだからなあ。

後一年遅れてたらひろしくんを取り逃したろうなあ。と、クッキーのためにホッとする。

中学に入ったらモテ始めそうだからな、ひろしは。

小学生時点でもてるやつなんて実際思いだすと微妙な感じだし

＞125
「見かけ倒し」な飛鳥くんの事かーっ！？

とりあえずスポーツができればもてたな

>>124
後大介とかな。面倒見がよくて頼もしそうだ。
異性同性問わずに好かれそう。

>>128
思春期の女子が大介の良さに気付くかな？
大学生や社会人になった後の方がモテそうな気がする

仁→中学後半あたりからモテ始め、高校に上がってしばらくしてマリアと付き合い出す。
飛鳥→中高では特定の相手が決まらず、彼女は大学に入ってから。
こうじ→梢と清く長い関係。
あきら→高校か大学あたりで誰かと付き合う。
ひろし→クッキーとガンバ。
ヨッパー→予測不能。大人になってサプライズ結婚しそう。
ひでのり→恋愛事は社会人になってから。
勉→理系故に結婚は遅そう。
大介→学生時代に浮いた話はないが、何気に一番早く結婚しそう。

私見ではこんな感じかな？

>>130
俺としては、
大介とゆう
あきらとラブ
飛鳥とポテト
勉とれいこ
ひでのりときらら
が脳内ではカップリングされている。
以前どこかに書いたけど吼児と梢ちゃんが出会えたのは仁のイタズラのおかげなんだよなあ。

自分は飛鳥とゆうだったなあ

飛鳥はゆうの事「泉さん」って学芸会の時呼んでなかった？
だからどうってワケじゃないんだけどさ。

そもそも飛鳥とゆうって、これといって絡みがあったっけ？
最終回のエンディングじゃ、ゆうは飛鳥の所に行かなかったし。

個人的には防衛組は仁とマリア、ひろしとクッキー以外は浮かばないな。
ザウラーズの方はとりあえず４組くらい浮かぶが。

ガンバルガーは三人ともそれぞれいるな、うん。
あっちはヤミノリウスと先生がメインみたいなモンだったな。

他二作と違って戦闘中にからめなかったからね。
亜衣子先生がヒロインの座を勝ち取ったように見える。

だからこそラストのエンディングは考えてみれば当然の展開だったけど、放送当時に本気で驚いた。
もうこの姿を見ることないってそういう事なのかよと。

まあ、最終回のサプライズは三部作どれにも言える事だよな。

仁とマリアっていつごろ結婚するだろう？ あと、ひろしとクッキーも。

そういえば、仁とひろしの家はかなり近所じゃなかったっけ？

商店街みたいな感じで日向ストアと高森ラジオが通りに並んでいたハズ。

つまりお隣さんか。
将来的ににぎやかになりそうだな。

仁似の女の子と、クッキー似の男の子が幼なじみになったりしてなあ！

いいな、それ。
そして親から受け継いだライジンオーで戦う時に、すぐ弱音を吐く男の子に叱咤を浴びせる女の子の姿が目に浮かぶよ。

なんとなく結婚も出産もほぼ同時期な予感＞日向家＆高森家

仁って大学とか進まなさそうだよな。高校卒業したら家業を継ぐって感じかな？

本人は商業高校を志望したりして進学は考えなさそう。
だけどあの運動神経だからスポーツ特待生の声がかかるんじゃないかな。と空想してみる。

>>145
可能性としてはありだと思う。
ただ……そのままプロスポーツ選手になる、のかな？
どうも想像しづらいよな〜。

仁の熱血先生とか面白そうなんだが…

篠田先生も昔は仁みたいなわんぱくだったりしてな。

十数年後に先生になって、今度は新生地球防衛組の担任になってたりしてな。
それで改めて篠田先生の気分がわかって「苦労かけたよな〜」と過去を振り返るとか。

フレンズがいい曲すぎて泣ける

エルドランシリーズの歌はいいのが揃っているよね。
今でも「ドリーム・シフト」をよく兄貴と口ずさんでいるし、妹は「ガンバー体操」がお気に入りらしい。

皆さんは何が好み？

Keep on Dreaming

ドリームシフトが一番好きだけど、ヒーローソングとしてはゴウザウラーOPかな

「夢の扉から」

絶対無敵ライジンオー４スレ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ranimeh/1222498633/

ライジンオー新スレ立てました

「進め！地球防衛組」
ドリーム・シフトも捨てがたい

>155
乙！

ゴウザウラーのＯＰが一番好き（前期Ver）だが、
キングゴウザウラーのテーマも好きだな。
毎回合体の度に掛かって、場面を盛り上げてくれた。

しかし最初は同じ様に進むかと思ったが、やっぱり勇者スレとは方向性が違っちゃったな。
あっちは随分オリジナル志向になっちまった。

エルドランはキャラの話を掘り下げたくなる
勇者系は新しい勇者を作り出してみたくなる

なんとなくこんな感じかな？なんでかはわからないけど

書く人の好みによるのでしょうね
自分はパロディしか書けないし
スレの最初の方にあったガンバーの猿飛君の
話とか実は密かに待っていたり

ジャークドリームゆう編投下します

　どくん、どくん、どくん……。
　心臓の音が、全身に轟くかのようだ。
　大型モニターに目を注ぐゆうは、知らず両手を胸の前で合わせていた。
　息をすることさえ忘れて、ただひたすら祈る。
　どうか、無事で――と。
　モニターには、ジャーク帝国の要塞が映っている。中の様子はわからない。ときどき
飛び散るプラズマに似た光が、彼らがなおも戦い続けていることを知らせた。
　どうしてこんなことになったのか、ゆうにはわからなかった。
　ワルーサとの激闘。あれが最後の戦いだと思っていたのに。あんなに苦しんで、あんなに
傷ついて、それでも最後の力を振りしぼり、彼らは命がけでワルーサを倒した。本当に、
ギリギリの勝利だったのに……。
　なぜ、まだ戦わなくちゃならないんだろう。
　ベルゼブたちは、助けてくれたのではなかったか。赤いジャークサタンで、彼らと
一緒にワルーサと戦ってくれたのではなかったか。
（それなのに、どうして……）
　モニターが滲む。瞳いっぱいにあふれた涙が、こぼれ落ちようとしたその瞬間。
「な、何!?」
　要塞から今までとは比べ物にならない光が放出された。
「何なの、この光は……」
　光に押されて、マリアがわずかに身を伏せる。勉が忙しくコンソール上で手を動かした。
「ものすごいエネルギーです！　回路をカットしないと、負荷に耐えかねて、
司令室が……！」
　だが、その忠告は遅すぎた。マリアが口を開く間もなく、司令室の各コンソールが
次々と暴走を始めたのだ！
「きゃあ！」
　バリバリと激しい火花がコンソールから飛び散った。感電したようなショックが、
ゆうの全身を駆けめぐる。
「な、なんだよ、これ！」
「みんな、落ち着い……」
　マリアの声を遠く聞きながら、ゆうの意識は闇へと落ちていった。


「……ゆう。ゆう！　大丈夫？」
　気がつくと、マリアの顔が目の前にあった。

「また貧血？」
「え……？」
　マリアが何を言っているのか、わからなかった。だってあの時、コンソールが……。
「まーったく、弱いわねぇ」
　マリアの陰から、きららがひょいと顔を覗かせた。
「たかがマラソンなんかで倒れちゃうなんて、それでも地球防衛組？」
「きららったら！」
　まだ茫然としながら、マリアに助けられて、ゆうは体を起こした。周囲を見れば、
クラスの女子が、心配そうに自分を見ている。彼女たちは全員――もちろん自分も
――体操服を着ていた。
（夢……だったの？）
　ゆうは、グラウンドのトラックの上に腰を降ろしていた。頭の上には、どこまでも
続く青空が広がっている。さんさんと降り注ぐ陽光がとても暖かい。
「何よぉ、ポカンとしちゃって」
　バンッとポテトに背中を叩かれ、思わずゴホゴホとむせてしまう。
（痛い……だとすると、やっぱりこっちが現実!?）
「ポテト！　乱暴にしちゃダメでしょ。まだ気がついたばかりなんだから」
「あ、ごめぇん」
　ラブにたしなめられて、ポテトが頭をかいた。
「あ、ううん。もう大丈夫よ。たいしたこと……」
　ない、と言おうとして、ゆうは視界が歪むのを覚えた。
（貧血なんて……もう何ヵ月もなかったのに）
「ゆう、ゆう!?」
　顔を伏せて、うずくまってしまったゆうの肩を、心配そうにマリアが抱いた。
「無理しちゃダメよ。えーと、篠田先生は男子の方についてっちゃってるから……きらら、
姫木先生呼んできて」
「はぁーい」
「あたしも行く!!」
　きららとれいこの走っていく足音がする。
「待……大丈……」
　心配はないと伝えようとするのに、口が上手く動かない。
（どうして!?　防衛組を始めてから、丈夫になったのに……それに前だって、こんなに
ひどい貧血になったこと、なかった……）
　これはおかしい。何かがヘンだ……。

　グラグラする意識を必死に支え、ゆうは考えをまとめようとした。だが、一瞬の疑惑は
形になることなく、思考の渦の中に消えていった。


　……次に目覚めたのは、保健室のベットだった。
「あら、気がついた？」
　体を起こすと、姫木先生が机からにこやかに振り向いた。
「ちょうどよかったわ。さっき６時間目が終ったところよ」
　喋りながらベッドの側に立ち、ゆうの顔を覗きこむ。
「ずいぶん顔色も良くなって。もう大丈夫ね。でも念のために、今日は篠田先生に
車で送ってもらいなさい」
「そんな……平気です。一人で帰れます」
「ダメよ。泉さんは体が弱いんだから気をつけなくちゃ」
　人差し指を軽く振って、また机へと歩いていく。傾きかけた陽射しが、その影を
床に長く伸ばした。
「もうすぐ先生もくるから」
　自分はそんなに弱くない。そう思いながら、ゆうはそれ以上反論できなかった。
「じゃあ……あたし、教室に戻って着替えてきます……」
　ベッドからそっと床に滑り降りる。
「いいのよ、そのままで。篠田先生が荷物も持ってきてくれるから」
「いいえ！」
　強い調子で言ってしまって、ゆうはあわてて口を押さえた。姫木先生が驚いた顔で
自分を見ている。
（バカ……姫木先生にあたったって、しょうがないじゃない）
　情けないのは自分。自分の意見もうまく言えない……。
「その、取ってきたいものとかあるし……」
　何とか言いつくろうと、姫木先生は困ったように、それでも笑って許してくれた。
「いいわ。じゃ、ゆっくりとね。あせらなくていいから」
「はい……」

　顔を俯けて、ゆうは保健室を出た。タン……と扉を閉めるのと同時に、ため息がこぼれた。
トボトボと５年３組の教室へと向かう。
（どうして、あたしってこう……）
　じれったい。自分が嫌になるのはこんな時だ。最近、少しはマシになったと思って
いたのだけど……。ただの気のせいだったのかも知れない。
　本当の自分は、勇気がなくて、ちっぽけで……。
（……いけない）
　落ちこみそうになるのを、頭を振って立て直す。
（頑張るって決めたじゃない。少しずつでも、変わっていこうって）
　……いつ？
　ゆうは、ふと自分の服装を見おろした。
　着ているのは半袖の体操服。今は冬のはずなのに。
　何かがおかしい。いつ、あたしは変わろうと思った？　いつ、あたしはマシになったと思った？
さっきのことが夢だとしたら、いつからあたしは夢を見ていたの？　いったい今はいつ？
　それとも、すべてが夢だった……？
（そんなはずない！）
　ゆうは自分の考えを否定した。ライジンオーが夢だったなんてことはない。
（さっき、きららが地球防衛組のこと言ってたじゃない）
　――たかがマラソンなんかで倒れちゃうなんて、それでも地球防衛組？
　……嫌なことを思いだしてしまった。
　だけど、きららの言い分は正しい。たかがマラソンで貧血起こすなんて、情けないとしか
言いようがない。
　本当に、今日の自分はどうしてしまったのだろう。
　なんだか、今だに身体がだるい。頭がぼうっとしてはっきりしない。倒れる前、あたしは
何をしていたんだっけ……？
（ああ、また、グラグラする……）
　ぐにゃりと床が持ち上がったような不快感が襲ってきて、ゆうは壁に手をついた。
　その耳に、突然、声が飛びこんできた。
「ゆう、あんなんで平気なのかなぁ」
　ゆうは顔を上げた。驚くほど近くに、扉があった。いつの間にか、５年３組の教室の前に
きていたのだ。

「いつも貧血ばっかおこしてさぁ、あれじゃ防衛組なんてできねぇんじゃねぇの？」
　霞がかかったような頭の中に、仁の声だけが、確かな現実感で聞こえてくる。
「仁、そんな言い方ないでしょう。ゆうは一生懸命やってるじゃない。身体が弱いのは、
ゆうの責任じゃないわ」
　マリアが言い返す。だけど、その中には��仕方ない�≠ﾆいう、あきらめが含まれていて……。
「あたしたちが、頑張ればいいじゃない」
　そんなかばい方はいらない。そんな言い方して欲しいんじゃない。
「でもさ、戦闘の最中に何度も倒れられちゃ、気が散ってうまく戦えねぇよ」
「そうだよなぁ。オレだって、目の前で倒れられちゃ気になるし、司令室の機能だって
ストップしちまうしよ」
　あきらの声。それにかぶさって、みんなの……消極的だけど、同意の呟き。
　待って……待って。あたしは、そんなにみんなに迷惑をかけていた？　そんなに弱かった？
　グラグラが治まらない。考えなくちゃならないのに。とても、大切なことなのに。
「ゆうは、防衛組から外した方がいいんじゃないかしら」
（……！）
　一瞬、教室内は鎮まった。
「仲間はずれみたいで嫌だけど、これは戦いなんだもの。耐えられないなら、あきらめるしかないと
思うの。取り返しのつかないことになってからじゃ、遅いんだから」
「でも、ラブ……！」
「ラブの言うとおりかもしれない」
（飛鳥くん……!!）
「そりゃ、僕もいい気分はしないよ。でも、ゆうだってこのままじゃかわいそうだと思うんだ。
ゆうには無理なんだよ、地球を防衛するなんて任務は」
　ガタン！
　手が壁から滑り落ちて、ゆうは扉にぶつかった。そのまま、ずるずると床に座りこんでしまう。
教室内で息を呑む気配。そして、こちらに来る足音。わかっていながら、動けなかった。力が出ない。
　ガラリと扉が開いた。キョロキョロと辺りを見回した仁は、ようやく下にうずくまっている
ゆうに気がついた。あからさまに動揺する仁を、苦い思いでゆうは見つめた。
「ゆう……」
　吐息とともに、そう聶いたきり、仁は声も出せない。それは次々と教室から出てきたみんなも同じだ。

「あたし、そんなにみんなの足手まといだった……？」
　みんなの顔を見上げ、ゆうは訊いた。
　その途端、ゆうは奇妙なデジャ・ブを感じた。前に、これと同じようなことを言わなかったか。
そう、今のこの場面も、どこかで……。
　けれどそれも一瞬のこと。何も考えられない。何もわからない。頭の霞の中に、すべてが溶けて
消えていく。
「ゆ、ゆうのせいじゃないのよ」
　マリアが膝をついて、ゆうの手を取った。
「ゆうが悪いなんて、誰も思ってないんだから。ただね、ゆうには戦闘は辛すぎるんじゃないかしらって……」
　語尾をにごし、マリアはゆうから視線をそらした。ゆうは目の奥が熱くなるのを感じて、何度も
まばたきした。
　泣きたくない。涙で同情を引きたくなんかない。涙で防衛組の椅子をもらうような真似、したくはない。
「……あたし、頑張る……頑張れる、から」
　言葉がうまく出てこない。今こそしっかりしなきゃならないのに。あたしは大丈夫だって証明するためにも。
「ゆう。責めてるんじゃないんだ。病弱なのは仕方ないんだからさ」
「防衛組じゃなくたって、ゆうはあたしたちの仲間よ」
　飛鳥が肩に優しく手を置いてくれる。きららが明るい声で励ましてくれる。
　違う。そうじゃない。優しい手も、励ましも、そんな形ならいらない。
　ああ、涙が出てしまう。泣きたくなんかないのに。ほら、みんな困った顔してる。きっと弱虫だと思ってる。
　どうして、こんな時にさえ、言いたいことを言えないんだろう。
　涙は溢れて、次から次へと頬をこぼれ落ちていった。
　……仕方ないのかもしれない。
　あたしは何もできない。あたしには何の力もない。あたしはこんなにも弱い。
　みんなに迷惑をかけるだけなら、みんなを困らせるだけなら、あたしなんか防衛組にいなくたって……
いいえ、いてはいけないのかもしれない。
　メダルを返そう。
　みんなに、メダルを渡してしまおう……。
　ポケットに手を入れて、メダルホルダーを引っ張り出す。飛鳥が察して、掌を差しだしてきた。カチリと
メダルを外し、その上に置こうとした刹那――。
　メダルから閃光がほとばしった。
（マリアならヒロインにピッタリだぜ）
（そうだな、背丈も変わらないし）

　あれは、学芸会の時。今とまったく同じだった。仁と飛鳥が教室でしていた会話を、偶然聞いてしまった。
思いだしたくもない記憶……。
　……いいえ、違う。
　光が頭の霞を払っていく。忘れていた思い出が、ひとつひとつ、蘇っていく。
（ここで逃げちゃいけないって思って、思い切ってぶつかっていったんだ！）
（やったぜ、ゆう！）
　そうよ。あたしは、みんなのおかげで勇気が出せた。お姫さま役も、ちゃんとできた。
（みんなと一緒に戦わせて――！）
　どうして忘れてたんだろう。あんな思いを。大切な大切な、宝石のような思い出。
（あたし……ボーッとしてるし、すぐあがっちゃうし、みんなの足手まといで……）
　だけど、それでも頑張ろうと思った。そうして、少しずつでも変わっていけるなら――。
（君たちに、地球の運命を託す――）
　だって、エルドランは、こんなあたしにもメダルをくれたんだから……。
「ゆう？」
　いつまでも渡そうとしないゆうに焦れたのか、飛鳥がメダルを掴もうとした。だが、その寸前に、
ゆうはメダルを掌の中に握りしめた。
「どうしたんだい、ゆう？」
「あたし……やっぱり、防衛組をやめたりなんかしない」
「ゆう!?」
「あたしは、逃げない。そう決めたの。どんなに辛いことがあっても、もう二度と、絶対に
逃げないって」
「だって、ゆう……身体が弱いんだから」
「ここでやめたからって、誰も逃げたなんて思わないわ」
「違うの」
　かぶりを振って、ゆっくりとゆうは立ち上がった。
「あたしは……あたしは防衛組でいたいの。それなのに、ここでメダルを渡したら、あたしは
また逃げたことになる……」
　みんなの言葉も聞かず、自分の気持ちを伝える努力もしないで、逃げだしてしまったあの時と
同じように。
「わかんねぇヤツだなぁ。だから、防衛組はゆうには無理だって言ってんだよ」
「ヨッパー!!」
　だから、逃げちゃいけない。何を言われても、どんな反対にあっても、それでも。
　防衛組の仲間でいたいなら――。
「あたしは戦えます。あたしの身体のことなら、大丈夫だから。無理なんかじゃない。きっとできる。
頑張れるわ。みんなと一緒に戦いたいの」

　メダルを両手で胸に抱きしめ、ゆうはニッコリと微笑んだ。
「あたしは、地球防衛組の一員だもの……」
　直後、周囲が真っ白に光り輝いた。
　マリア、飛鳥、仁……みんなが、その光の中に飲み込まれる。そして教室も、廊下も、壁も、
床も……何もかもが、光に溶けていく……。


　……ゆうは、コンソールの上にうつ伏せている自分に気がついた。
（夢……？）
　顔を上げると、周囲のみんなも、ようやくショックから回復したような、どこかぼうっと
したような顔をしている。
　どうやら、自分は気を失っていたらしい。あれからどれくらいの時間が経ったのか。
（飛鳥くんたちは！）
　モニターには、ピラミッドの要塞が、さっきと変わらぬ様子で映っている。……どうなって
いるのだろう。さっきの激しい光は何だったのか。
　モニターに見入っていると、パンッと鋭い音がした。
　マリアが手を叩いたのだ。
「勉くん、司令室の機能は回復してる？」
「ええと……大丈夫。すべて先ほどと同じ状態になってます」
「わかったわ。きらら、れいこ。仁たちとのコンタクトを」
　きびきびとしたマリアの指示に、司令室は次第に活気を取り戻していく。
　ゆうも、バクリュウオーのセンサーモニターから、彼らの様子がわからないか試すため、忙しく
手を動かし始めた。
　ぼうっとしてる場合じゃない。きっとマリアもそう思ったはず。
　できる限りのことをやらなくちゃ。少しでも彼らの助けになるように。
　地球防衛組は、いつだって一緒に戦っている。
　そしてあたしは、防衛組の一員なんだから……。

（終）

またタイトル入れ忘れてるし
■泉ゆう〜闘う勇気を〜
1994年４月完成
2008年９月改稿

ジャークドリームの話はこれで打ち止めです
また何か出したくなったら来るかも
お粗末さまでした

ＧＪです。
ゆうの場合はコンプレックスを引っ張り出してくるとは、とてもらしいと思いました。
それでも「頑張る」と言い切ったのは流石です。

また新しいものを書く機会がありましたら是非投下してください。いつでも待ってます。
では。

ＧＪです
ゆう好きだったんで嬉しいなあ
できればきらら編も見てみたい

ふう、やっとパソコン側の規制が解除された。近頃多いよな、なんでだろ。

それはともかく、ただいまライジンオー＆ガンバルガーをレンタルで見直し中。
やっぱり懐かしくて、どれもこれも良い雰囲気だよね。
ライジンオー第１話（今回初見）で、マリアの「見掛け倒し」＆「突っ込めばいいのよ」発言には不覚にも噴いてしまった。

うらやましい。うちの地域ではどこのビデオ屋でもエルドランがレンタルされてないんだよなあ。
買うしかないってか

近所って訳じゃないが、こないだライジンオーのＯＶＡのＬＤ見つけたんだよな。
買おうかと思ったけど、一巻しかなかったからやめた。
全部揃ってたらそれこそいい資料なんだけど。

メカの設定画資料を探しているんだけど、何かオススメなのってあるかな？
できるだけ図が大きいものであると嬉しいです。

>>173
メモリアルブックはどうだろうか。
大きさはともかく、四作通して載っている。

>>174
情報ありがとう。
早速明日から古本屋を見て回ってみます。

それぞれの登場人物が初めて出会った時（入学式とか）ってどんな感じだったんだろうか？
転校生設定なキャラっていたっけ？

>>176
転校生がいたかはわからないけど、
吼児いわく、
「教室で突然話し掛けられた」
仁いわく、
「お前が一人で淋しそうに見えた。本ばかりよんでいて、そうでない時は窓から空ばかり見ていて
宇宙人が仲間を求めてUFO探してるみたいだった」
吼児と友達になったきっかけは、「オス、俺日向仁。よろしくな！」の一言らしい。
（『Friends』と『地球防衛組の反乱』『ドラ1』より）
飛鳥いわく、
「生意気なやつだと思ったコイツとは喧嘩になる」
（『Friend』より）

って事らしいよ？

ついでに前にもガンバルガーの所に書いたけど、
虎･力･鷹･千･桂･百の六人は青空保育園の出身だったらなあと思っています。

>>178
少なくとも虎太郎と千夏は青空保育園出身じゃないかな？

霧隠家と結城家と青空保育園はそれぞれ隣同士だし、設定でも幼馴染だと明記されている（ベタだが、互いの部屋が窓向かい）。
あと、虎太郎の母ちゃんは青空保育園の保母さん。

ザウラーズ組はどんなだろ？

初めての出会いと言うのと違うけど、
ライジンオーなら仁と飛鳥、ガンバルガーなら虎太郎と力哉、
と言った風に思い切って喧嘩ができる組み合わせがあったけど拳一はどうだったんだろうかね。
金太は体格が違う上に柔道やってたから向こうの方で手加減してただろうしさ。

そういや何話でか、拳一やしのぶたち幼い時の回想ってなかったっけ？

ジュニアザウラーズの時にちょろっと出てたな

ここはエルドランシリーズで生身人間最強だと思われる霧隠藤兵衛について。

ガンバルガーを見直す度に、色々な意味であの日と凄過ぎだろ思う今日この頃……
ゴンザレス時も含めて。

ガンバルガーの魅力の半分以上はヤミノリウスとゴンにあると思う。

そういやこの２人ってガンバルガーの操縦桿を握ったことがあるんだっけ？

>>185
最終話で握ってたよ。

妄想

【究極破砕バクエンダー】

>>187
ひょっとしてオリジナルかな？
どんなのか想像するしか無いけど、もし形にできて投下していただければ、もの凄く嬉しい。
いつでも待ってます。

>>188
ごめん。
脳内に突然タイトルだけ降って来たから；

>>189
そうなのか……

まあ仕方ないよな、どうしても読みたきゃあ自分で考えろって話だし。

ところでふと思ったんだけど、エルドランシリーズがエルドランシリーズたる要素って何だろう？
オリジナルを書くにあたってかなり需要になると思うのだが。

>>190
ＩＤでわかる話だけど、勇者の方でもやってるからさ。
それが無かったらエルドランも書いてみたいと言う欲求はあるよ。

エルドランがエルドランたる要素かあ……。

まず、ロボを動かすのがチームであると言う事。
ロボは普段、何の変哲も無い建物とかに隠れている事。
建物から変形するのはまず動物メカが基本？　と言う事。

かね？
例外はあるかとも思うけど。

>>191
ロボットは乗り物で、仲間と言うより成長の媒介であること。
基本的に大人は戦闘に参加しないので、自分たちだけで問題を解決しなきゃいけない事。
とか？

>>192
そうだね。ロボはあくまでも「愛機」までの存在であり、基本的にはクラスみんなの物って感じが強いね。
なんとなく感覚としては、

クラスの一人が犬を拾ってきて、それを教室で飼いたいって先生にお願いする。

みたいな感覚の延長か？

オリジナルの場合、大人が主人公ってのもアリかと思うんだけど、
果たしてエルドランが大人にロボを与えてくれるのか？　って疑問もある。
その段階で大人主人公は成立するかどうかが怪しいな。
なんとなく、精々中学生が上限という気はしないでもない。

ＳＳに限れば見守る大人が主人公というのもアリだと思う。
ロボを託されて操縦して戦うのは子供であるべきだと思うけど。

そうか。
ＳＳなら、なにも視点を操縦者に持ってくる必要は必ずしもないんだな。
エルドランシリーズの魅力って、やっぱり「子供が戦う」って部分なんだろうし。

考えたらモーショントレースシステムで動く割に、サイズは子供の身体に合ってるし。
エルドランはエネルギー生命体と考えたら、サイズは自在か。

エルドラン通じて勇者とコラボって出来そうな気がしてきた；

そういえば、ライジンオーの小説版の主人公は、篠田先生（正確にはパラレルワールドでアニメの脚本家として生活している篠田）だったな。
最初目に通した時は「えっ！？アニメの脚本家？教師じゃなくて？」とぶったまげたが、
読んでいるうちに（別世界から召喚された）大人の視点からみたライジンオー（というかエルドランシリーズ）もありだな！と思えてきたり。


脚本家篠田の後輩という設定で別世界からエルドランに召喚された亜衣子先生や中島先生を主役にしたＳＳ書こうかな？
「篠田先輩の言ったとおり、エルドランは本当にいたんだ！！」という台詞が脳内に浮上してきたｗ

タイダー視点でガンバルガーとかも面白そうだよな。

ひょんなことでヤミノリウスと鉢合わせになって〜なんてネタもできるだろうし。

>>195
＞エルドラン通じて勇者とコラボ

エルドランがエクスカイザーと知り合い、とかってことかな？

あと組織的には、地球防衛組やザウラーズはＧＧＧと相性良さそうだよね。

>>198
そこまで具体的に考えたわけじゃないけど、なんとなくね。
向こうにも前、エルドランと勇者のコラボ、書いてくんないか？　って書き込みもあったから。

まあ、こっちはオリジナルは積極的に推奨されてる訳じゃないから、
そのうちにって感じだね。

タイトルの四文字熟語を考えるのが難しいんだよ、オリジナル

たしかに。

絶対無敵
元気爆発
熱血最強
完全勝利

この４つ並にハッタリのきいたヤツを考えなきゃいけないだよな・・・

「絶対無敵」って本当に秀逸だよね

というか、「元気爆発」以外のは強そうだよな。
ガンバルガーにはよく似合ってると思うので、悪いとは思ってないけど。

強そうな四字熟語風肩タイトルかあ。
難しいな。

「元気爆発」はまあ、作風を現してるよな。
痛快なストーリーゆえに似合っているという。

やっぱりこのセンスは凄いな。

今風（？）の二つ名っぽいのじゃなくてストレートかつダイナミックなタイトル＆名乗り。
大人になったらまっすぐすぎて言うのがちょっと恥ずかしいくらいの名前じゃないとな。

>>205
その条件に即当てはまるのはやっぱり「元気爆発ガンバルガー」なんだよな。
まあ恥ずかしいと言うよりは、少年らしく快活で真っ直ぐで……。

穢れた大人のおれには眩しすぎるよ；

オリジナル書きたい人は、ダイテイオーをネタにするというのはどうだろう

>>207
うーん。どうなんだろう？
あれも一応ストーリーは公式であるしねえ。

>>201
「爆闘宣言」は結構いいセンいってると思う
エルドランじゃないけど

>>209
ダイガンダーだっけか？
よくわからんうちに位置の間にか終わってたって記憶しているけど……

見た事無いんだけど、グレンラガンの「天元突破」ってのは
妙に勢いありそうで結構好きだｗ

大抵のロボアニメの漢字タイトルって、
「機神」だとか「戦士」、「勇者」、「〜王」といった主役メカを表すものや、
「〜戦記」、「〜外伝」、「〜伝説」といった物語そのものを示すものがほとんどだからな。

そう考えるライジンオーの「絶対無敵」やグレンラガンの「天元突破」は、
登場人物たちのあり方を示唆しているようで、他のとは一線を画すと言えるかも。

天地開闢でいっとくか

銀河旋風

>>214
J9って知ってるかい

「勇気百倍」

>>215
それは銀河烈風

ボヤボヤしてると後ろからバッサリだ

k

ゴウザウラーがスパロボに参戦したらどんな感じかな？

ライジンオーはGライジンオーになってから仲間になったな。結構遅かった

>>220
キングゴウザウラーになるとパイロットだけで６人（委員長含む）になるから、精神コマンドとかトンデモなくなりそう。

コンＶやボルテス＋１か…しのぶ・ひろみ・五郎はサブだからＳＰ少なめとして、
金太と洋二がメインの量のままなら使いたい放題とは言わんけど総量はかなり多くなるな。
まあ熱血が被りまくるんだろうけどｗ

>>223
ZのグラヴィオンやWの主役一家は楽勝で6人だったから
今現在のリミットパイロット数は6人だよ

やっぱ地域密着色が強いエルドランはスパロボには出し辛いのかな？

戦艦に常駐してってのは違和感あるな
エルドラン系の敵が片付いた後ｏｒ他所に頻繁に現れるとかいう状況にでもなれば別だが

>>226
スパロボＧＣだとホワイトベースに、バトルオブサンライズだとオービットベースにライジンオーの設備が移設してたもんな。
もちろんエルドランが無断で。
マリア曰く「いっつもこうなんです！」
まわりも深く考えるのはよそうって雰囲気だった。

ゴウザウラーなら恐竜時代に言った時みたいな感じなら大丈夫じゃないかな？
保健室や家庭科室もある訳だし、ああ見えてサバイバル能力が高い。

>>227
GCはわからないけど、XOの時はホワイトベース内に作った教室が誰も知らない間に司令室に変化してたよ
その事についてはブライトもクワトロも「深く考えるのはやめよう」と言ってた

>>226だったｺﾞﾒﾝ

それ以前に小学生に戦争させるのはまずいよな。
ガンダムとかと絡めるのにはメチャ相性悪そう。

ザブングルのチルは幼児なのにバリバリ戦ってたぞ

>>232
そこは世界観の差だろうな。
エルドランは一応９０年代初頭の話だし。

ところで某動画サイトで歴代ロボットの合体シーン集を観たんだけど、やっぱりクオリティ高いよね、エルドランと勇者は。
放送当時の僕自身がそうであったように、発進にしろ合体にしろ必殺技にしろ、バンクシーン目当てに観てた人も多かったんじゃないかな？

必殺技はロボットアニメの花だしね

ライジンオー……とくにバクリュウオーの発進シーンには放送当時びっくりした。

キングゴウザウラーの合体に至っては最早笑うしか無かった
どのメカの何が何処のパーツになってるか停止して確認したｗ

>>236
グレートガンバルガーとキングゴウザウラーはもはやパズル合体と異名を取るシロモノだもんな。
特にグレートガンバルガーは最近になってメモリアルブックでやっと把握できたくらい。
３体のメインロボットが１度バラバラに分解して再結合なんて他じゃまず見られないよな。

>>237
単体の各ロボやゴッドライジンオー・ビッグバスターゴウザウラー辺りなら
今でもなんとか組めるかもしれないが、グレートとキングは無理な自信があるｗ

グレートガンバルガーの箱の大きさはハッキリ言って異常。
こないだ見かけてびっくらこいた。

そろそろなんかネタが欲しいな。
時期的に七五三とかクリスマスとか。

ガンバルガーの哲哉と秋絵は保育園児だから5歳かな？
千歳飴魔界獣か。

虎太郎「よ〜し、ガンバルガーでとどめだ！･･･って？あれ？　2匹にふえた！」
鷹介「ならグレートガンバルガーで！！　･･････だめだ！　4匹になっちゃった！」
力哉「切っても切ってもおなじだもんな･･････　そうだ、分離だ！　キングエレファンならやっつけられる！！」

キングエレファンの放水能力で魔界獣を溶かして退治。

定番とも言える急に寒くなって風邪引いたネタとかね。

そしてお見舞い＆病気をおして出撃ネタかな？

そして合体や決め技の時にクシャミとかしてしまって、ピンチに陥ってしまうと。

これ花粉症でもいけそうだなｗ

くしゃみをすると抱きついてしまう、というのは？

誰と誰かによって話が面白くなりそうだよな。
ガンバルガーで虎太郎と千夏がくっついたことがあったし、例えばこれが仁とマリア、拳一としのぶで起こった場合・・・

スパロボに出たら防衛組とザウラーズは普通にぶつかりそうだな
拳一が仁に「ライジンオーってゴッドになっても小さいんだな、だっせー！」と言ったら
「ゴウザウラーなんてデカいだけのノロマじゃねーか！！」とか仁が言い返しそうだ

>>247
そこで、マリアとしのぶ（エリーでも可）がいーかげんにしなさいっ！と二人をしばいて
「すみません、うちのバカがご迷惑をおかけまして」とお互い謝るわけかｗ


あと、ガンバルガーも参戦したら、虎太郎が「グレードガンバルガーのほうが一番かっこいいじゃん」とＫＹ発言して二人にしばかれそうな気ガスｗ

防衛組とワッ太のからみは良かったね。ゴウザウラーはGGG、電童とクロスさせても面白いかも

>>247
両作品とも隣のクラスとの対抗戦があったけど
スパロボに同時参戦なら防衛組vsザウラーズの対抗戦になりそうだｗｗ
（ライジンオーはOVA設定ですれば同学年になるし）

洋二が家庭の問題で悩んでるところに助け舟を出す飛鳥とかも面白そう

飛鳥と洋二はインテリヘタレｗ同士共感しそうだな
マリアとしのぶも手のかかる奴を抱えてるって点で共感しそう

しのぶが拳一が機械化したことで思い悩んでいるところに
そっと相談に乗るマリアとかありそうだな
何だかんだで仁と拳一も最終的にはいいコンビになりそうだしｗ

仁と拳一（と虎太郎もか）は一度やりあってからいいライバル兼友人になりそうだ
組んで悪さしてマリアとしのぶに耳引っ張って連れてかれるんだろうな

>>249
ロボの顔的にグラヴィオンとかでも面白そうだ
エルドランとサンドマンが何故か知り合いだったりとかさｗ

うーむ、一度で良いから地球防衛組とザウラーズの共闘話とか観てみたいよね。
あと電童とのクロスもかなり興味あるな。

［このノートはとても大切なものなので、もし道端などで拾ったら、お手数ですが青空小学校の裏門のところにある『元気堂』という駄菓子屋まで届けてください。］

＜1ページ目＞1月×日

俺の名前は荒木純。
将来の夢は亜衣子先生が尊敬してくれるようなジャーナリスト。

このノートは夢への第一歩だ。
きっと半年もしないうちに、端から端まで事件で埋め尽くされているに違いない。
半年後といえば7月･･････大学生になれてるといいなぁ･･････

とりあえず、毎日気になったことを書き留めておこう。


＜2ページ目＞1月×日

亜衣子先生、8:30出勤。
と思いきや、柔道着姿にメガホンをもって学校を飛び出していった。
昼過ぎまで帰ってこなかった。

･･････＜6ページ目＞1月×日

青空ゲンキーズの練習試合。
力哉の健闘もむなしく負けてしまった。
守備がわるいよな〜、うちのチーム。
いや、ひょっとして応援が少ないせいか？
そうだ、応援なんだ。
千夏や桂さんだけじゃなくて亜衣子先生も来てくれたら、もっともっとがんばれたかも。

･･････＜10ページ目＞1月×日

亜衣子先生、8:20出勤。18:00帰宅。

･･････＜14ページ目＞2月×日

亜衣子先生、8:35出勤。途中でまた柔道着姿となって、そのまま帰ってこず。

＜15ページ目＞3月×日

だいぶさぼってしまった。反省。
それにしても、この1ヶ月は本当に大変だった。
入試があったり、ゴクアークが復活したり、地球が割れたり、ガンバーチームの正体が虎太郎たちだとわかったり･･･。
とてもじゃないけど書ききれない。書くの、めんどうくさい。

ま、いよいよこれから心機一転、ジャーナリストをめざすためにがんばるぞ！
とりあえず明日から、サングラスと茶色のコートが俺のトレードマーク！

ひさびさに今までのページを見返してみると、ほとんど亜衣子先生のことしか書いてないな。
だって僕の瞳に映るのは、亜衣子先生ただひとり〜！
･･･なんて言ってたら、ジャーナリストじゃなくてストーカーになっちゃうよな〜。
ジャーナリストとストーカーってどちらもたくさん情報を仕入れるみたいだけど、何がちがうんだろう。
･･･あれ？　俺、そもそもジャーナリストがどんなことをするのかまったく知らないぞ。
だからあんな記録しかつけられなかったんだな。なるほどなるほど。
って、納得してる場合じゃないって。ホントに、どうすりゃいいんだ？

＜16ページ目＞3月×日

とりあえず、ジャーナリストとはなにか、図書館に調べに行った。
ちょうど絶好な本があったが、一瞬早く他の人にとられてしまった。
でも奇遇なことにその人もジャーナリスト志望で、おたがい意気投合。夢にむかって協力し合おうという話になった。
さっそく明日、一緒に町を見て回ることになった。夕飯は向こうの家でご馳走してもらえるらしい。すごく楽しみだ。

その人は千夏の立派なカメラと同じものを持っているし、派手な紫色とはいえぴしっとスーツを着ていて、なんだか気合負けしそうだ。
けど、とにかくがんばるぞ。
なんてったって、俺には大きな夢があるんだから！
亜衣子先生に気に入られるようなジャーナリスト。明日こそ、その第一歩だ！


ーーーーーーーーーーー


「うーむ･･･元気堂の場所はわかるが、はたして私が届けてよいものか･･････」
　読み終わったノートをちゃぶ台に伏せると、闇野はうでをくんだ。
「あら。それ、さっきの方のもの？」
　亜衣子先生が紅茶をティーカップに注ぎながら、やさしい声で問いかける。
「ええ、廊下に落ちてました」
「残念だったわ。せっかく夕飯3人分用意していたのに、上がっていただけなくて」
「･･････こんなことになるなんて、誰も想像つかなかったと思います･･･」
「ジャーナリストを目指されてるなんて、どんな人かしら」
「あれ？　亜衣子さん、見覚えなかったですか？」
「サングラスに襟を立てたコートだったから、ぜんぜんお顔が見えなかったわ。それに、私が挨拶するまえに、駆け帰ってしまったんですもの。不思議な人ね」
　わらって紅茶をすする亜衣子先生の前で、ノートは寂しそうに白熱灯の黄色い光を浴びていた。



（終わり）

GJ！
なんだかいろいろと間違ってる感があるけれど、いかにも純監督っぽかった。

闇野さんと亜衣子先生のやり取りがすごく和むな〜

ふと思ったんだけど、
デザイン的なエルドランロボの特徴って何だろう？

翼人型が多くて目が緑色とか？

シャープさよりゴテゴテっとした感じとか
曲線より直線重視っぽいところとか？

山田顔。
光るけれども両眼はガラス。

４足獣型ロボが分割して脛を構成するのとか。
そのため太ももより脛の方がガッシリしている。
まあこれは勇者ロボなどにも言えることだけど。

ところで五次元世界ってどんなところだろうな？

ここよりも２方向空間の広がりが多い場所かなあ？＞265
3次元のさいころ2つを重ね合わせた部分は2次元になって、
2次元の折り紙をかさねあわせたら1次元の線になるんだから、
5次元の物を2つ重ね合わせて、その重なったエリアをさらに2つ重ねたときに重なった部分が3次元（この世界）になるような、世界か…
いかん、混乱してきたｗ

そんな教授くらいにしかわからなそうな説明じゃなくて
仁や拳一にもわかるような説明を・・・無理かｗ

どこでもドアや魔界落とし穴のように、この世界（3次元）の思わぬ場所と場所がつながっている世界、かな？＞5次元

物理学の概念で１１次元って聞いたことあるけど……そんな感じかな？

解答になってないけど、ふと思ったことを。
エルドランシリーズ始め、アニメ世界の住人は、平面で時間とともに動いてる。
これを擬似的な三次元と考えると、彼らは、
四次元(空間の三次元+時間）の住人である視聴者より、
一つ次元の少ない世界に存在しているわけだ。
すると、俺達が自分達の世界より一つ次元の多い世界の存在である五次元人について想像することは、
作中の人物が俺達のことを想像することの相似と見ることもできないだろうか？

我ながら何が言いたいのかよくわからん文章だが。

アニメの世界は平面で、時間とともに動いてる。
これを擬似的に三次元と考えると、アニメの世界は、俺達の存在する四次元(空間三次元+時間）の世界より
一つ次元の少ない世界ということになる。
すると、俺達が自分達の世界より一つ次元の多い世界の存在である五次元人について想像することは、
彼ら作中の人間が俺達について想像することの相似と見ることができないだろうか？

我ながら何が言いたいのかよくわからん文章だが。

ごめんなさい慣れない携帯からの書き込みだったもので連投してしまいました。

５次元人が３次元にやってきた場合、かなりの負担が掛かるらしい。
ベルゼブとファルゼブがもともとは１人の人物だったのが分離したり、
あのタイダーが、マッチョで優秀だったのが性格崩壊したりなど。

270氏の発想（アニメの人間が二次元世界）って、勇者シリーズのどれかの最終回になってなかったっけ？
『嵐を呼ぶ最終回』の名前の通り大波乱だったっていう･･･。

でも、アニメってわれわれがテレビのブラウン管でみると二次元だけど、本人達は三次元の世界でうごいているんだよね。
映画だって、観客にしてみたら2次元だけど、演じている役者達は3次元だ…。

マッチョなタイダーって、あきらの成長した姿とかぶりそうだｗｗ。どっちもパンクっぽいし。

マイトガインだな＞嵐を呼ぶ〜

>>275
確かにマイトガインのあの最終回には度肝抜いたな。

エルドランシリーズのＴＶ最終回のサブタイトル

ライジンオー「僕らの夢は絶対無敵！」
ガンバルガー「最終最後の大決戦！」
ゴウザウラー「時空を越えた空へ！」

皆さんはどれが１番衝撃的だった？
僕はガンバルガーで、ヤミノリウスと藤兵衛の活躍。

綺麗に纏まったと思うのはライジンオー
一番無茶してると思ったのはガンバルガー
ゴウザウラーは最終回よりエンジン王辺りとか、拳一機械化とかの方が印象に残ってるな

全部に「！」がつくんだなｗ
感動したのはライジンオー
爆笑したのはガンバルガー
切なくなったゴウザウラー

最終回のロボの扱いもわかれるところだよな。

ライジンオー：残留（放置？）。その後も戦いは続く。
ガンバルガー：虎太郎たちが自ら封印。
ゴウザウラー：別離。校舎ごと持ってかれた。

そういやあの時点のガンバルガーってブレスとコマンダーを掘り起こせば呼び出せるのかな？

逆を考えれば、なんでライジンオーは放置されたままなんだろう？

エルドラン「あ、忘れてた……」

初めての事だったから余裕が無かったんだよ
んで３回目で慣れたゴウザウラーの時はきっちり回収したと

最近、自由に使える金が出来てきたんで
エルドランシリーズのBOX買ったんですが
自分よりも甥っ子達の方がハマってるｗ

エルドランシリーズの主題歌アルバムとかは出てないんですよね？

>>283
板違いでした…すみません

懐アニ板に同じレスがあったので同じ人？　まあここで訊いてもいいと思うけど。
ライジンオーとゴウザウラーはともかく、ガンバルガーのサントラはなかなか見かけないよね。

甥っ子さんたちもハマってくれたようでちと嬉しいです。
今でも十分通用するじゃん、エルドラン。

ついさっきやっとレンタルで借りたＤＶＤを全巻観終わりました。
忘れている部分は多々あれど、やっぱり懐かしくて面白かったです。

ところでライジンオーがアメリカでライセンスだどうのって話を聞いたんですが、これってどういうこと？

>>286
「アニメ・ミッドストリーム」って会社がライジンオーのライセンスを取得したらしい。
そのうちアメリカで放送するのかと……

>>285
板汚しすみません…同一人物です
あちらのスレで教えてもらったCDを購入しましたが…ゴウザウラーは未だに手に入らず

今の子というよりも、学校自体をガジェットにしてしまうセンスが
秘密基地志向のある男の子にハマってる感じがしますね
変形合体なんかはヤッターマンのびっくりドッキリメカを見たリアクションが薄かったりするので…

リメイクでもダイテイオーでも別のモノでも
エルドラン新シリーズやってもらいたいです

あけましておめでとうございます。
今年もエルドランで盛り上げって行きましょう。
きっと２年後には何らかの動きがあってもいいんじゃないかなー、と思う新年です。

>>288
やっぱり日常と非日常が上手い具合に融合しているからでしょうか？
すごく身近に感じますものね、エルドランの登場人物たちって。

ちょっとロックンロールっぽさがあるよね、エルドランって。
大人ではなく子供がロボットに乗って戦うところが。

だからこそ武田長官みたいなキャラが必要になってくるんだろうな。

コドモスキーの話とか結構怖かった記憶がある。
大人が子供になって都市機能が徐々に麻痺して行くのが不気味だった。

コドモスキーをうまくつかえば高齢化と少子化を同時に解決できるのにな。
ある意味人生のリセットボタンをヤツは持っている。

逆に浦島太郎みたいなノリで全て老人してしまう邪悪獣が出てたら洒落にならなかったかもな。

マリア「ちょっと仁！　聞いているの」
仁「ほ？　何か言ったかの？」

まあいろいろと問題があって放送とかできそうにないだろうが。

電童とのクロスってどんな感じになるだろうな？

仁と銀河は最初はケンカになるだろうな。で、マリアとエリスに止められるとか。男子＆先生がベガママンに釘づけになるとか

ゴッドサンダークラッシュとファイナルアタックのコラボか。

　先生が授業を終えて終礼で配るプリント類を職員室へとりにいっているあいだの時間というのは、子供達の本日最後のおしゃべりタイムである。
　ことに今日は週の最後、金曜日。土日の遊びの約束やどこにいくだのなにをするだのの情報交換で、教室はだいぶやかましくなっていた。
　とはいえ、そんなみんなを取り締まるはずの委員長までもが友人に話しかけたのは、その日にかぎってよほどのことがあったからだ。


「ねえ、今日の千夏、なんか変じゃない？」
「そうかしら？」

　首をかしげた百合香に、桂は信じられないと驚いた顔をしてみせた。

「えー、気づかなかったの？
千夏ったら、朝からそわそわしちゃってさ〜
なにかと虎太郎君の方をちらちら見ちゃって…
……あっ…･･･
…もしかして今日って……」

　桂は黒板の日付を確認してにんまりした。

「私、わかっちゃった」
「何がわかったの、桂さん？」
「フフフ。今日は2月の13日。金曜日です」
「そうね」
「明日は2月14日だけど、土曜日だから学校はありませーん」
「ええ」
「虎太郎君、今週末は忍者の修行で山篭りなの」
「まあ、それは大変ね。でもなんで、桂さんがそんなこと知ってるの」
「力哉君に聞いたのよ。野球の大事な試合があるのに、ってさんざん文句いってたんだから」
「もしかして、明日の試合、桂さんも応援にいくの？」
「え、百合香さんも？」
「うん、鷹介くんがでるっていうし……」
「きゃー、アツアツねえ！」
「えー、桂さんだって力哉くんの応援にいくんでしょ？」
「えっ、えと、わ、私は……力哉君の弟のおもりにいくのよ。……そう、哲哉君のおもりなの！　だからおやつ代わりにチョコレートもっていってもおかしくないんだから！！」
「あら、桂さん、チョコレートもっていくの？」
「う……。ど、どうせ、百合香さんも用意してるんでしょ」
「材料はもう買ってあるから、今日、家に帰ってから作ろうと思ってるの」
「まさかの手作り！？　すっごーい！！」
「ブルーガンバーにはいろいろお世話になったもの。ありがとうの気持ちを伝えたくって」
「はあっ、いいわねー……私なんて、チョコレート買ったことすらパパに秘密にしなきゃいけないのに…」
「ねえ、よければ一緒につくらない？」
「え？　い、いいの！？」
「もちろん。作ったチョコは私の家に置いておけば、お父さんだって気づかないはずよ」
「ありがとう、百合香さん！」
「千夏ちゃんも誘う？」
「あー、もとはといえばその話だったわね。きっと、千夏はもういいのよ。だって明日は虎太郎に会えないんだし、あの挙動不審さからするに、今日学校にもってきているはずよ！　絶対に！」



＜つづく＞

コネタですが遅筆なので、バレンタインデーに完結するの目標です
では、みなさんのお話しの続きドゾー↓

ひさびさの投下ＧＪ！
しかもガンバルガーのネタとくれば期待せざるを得ません。
次回がいつになっても構わないので、是非頑張って下さい。

読んでてくすぐったいなあ。
続きが早く読みたいです。

本編の印象からだろうけど、常に千夏が虎太郎を追っかけてるってイメージが湧いてくるよね。

http://www.eldran-kenkyujo.net/sub1/kaerimichi.htm

ここにガンバルガーの創作小説があったぜ。

＞303
タイダーが出て来たのは意外だった。
長官もいい味出してるね。

武田長官はいささか不器用な所があるからなあ。
本当は自分の使命に忠実で、子供を危険から遠ざけたい
優しいオジサンなんだけどな。
五次元帝国襲来以来イイトコなしの防衛隊が市民の支持を失わず、長官が部下達に威厳を保っていられるのは
このあたりなんじゃないかなあと思う。

大人になったら良さがわかるキャラっているよな。武田長官しかりロッテンマイヤーさんしかり

だからこそ子供が戦えられるだって、思うことがある。
大人が大人なりに頑張ってたからね、エルドランって

天衣無縫リュウジンオー

うーん、微妙だな。

>>308
羽衣でも纏ってそうだね。＞天衣無縫

天衣無双とか？

>>308
歴代タイトルは四字熟語じゃなく絶対＋無敵みたいな２＋２の組み合わせなんだよな
天衣無縫だと意味的にどうなのよ？って気もするなｗ

俺は昔、逆転必勝ゲンカイザーなんての考えてたな
で、ゴウカイザー、バンカイザーと合体してムゲンカイザーになる

完全燃焼ゼンカイダー


ちょっとエルドランっぽくないな

超絶負債シャッキンオー
ノーリバロスカッター、ダイリストランと合体してフジジュカイザーに変身

完全無欠ゴウライガー

無欠というのがちょっとあれだが、無敵だとライジンオーと被っちまうしな・・・・

みんなで設定とか考えてリレー小説書いてみるか？

>>315
いい考えだ。何もしないと過疎るし
まずは名前だな

うーん・・・・・
何がいいかねえ。
究極無敗バクシンオーとか？

おおっ！？
とうとうオリジナルに手を染めるのか。
がんばってくれよ。

「疾風怒涛」で何か作れないか？

疾風怒涛リュウジンオー？

しかし人こねえなあ。

敵方から考えるという手もあるね。

・ザンギャーク
・ゴクアーク
・レツアーク
・ザンニーン

あげ

>>321
宇宙人か古代超文明人とか未来人とかそんなかな？

>>324
抽象的な事ばかり言って申し訳ないが、
五次元人→地球人がメイワクがるものを侵略兵器として繰り出してくる。
大魔界･機械化帝国→人間界を自分達と同じ世界に作り替えたい。

と、言った風に
「何を用いて侵略するのか」とか「地球を侵略してどうしたいのか」
って所から作り上げると良いんじゃないかって思ったのよ。

暗黒大帝国→負のオーラで暗黒獣を作り出し、地球を支配する。

負のオーラより負の力って言った方がいいんじゃないかな。

個人的にはタイダーやヤミノリウスみたいな憎めない悪役がほしい

敵も必要だけど
まず主役を考えないとな。
・小学校名
・クラスの人数
・学年

>>329
だからそれを考えようと思ったら、タイトル考えなくちゃならなくなるんだろ。

話が振り出しに戻った。

ああ、すまんかった・・・
暗黒大帝国以外なんかないかなあ。

いや、責めるつもりは無いから、そこは誤解しないでくれ。
タイトルから考える方がみんなのレスポンスはいいと思うし。
とりあえずタイトル案出してみるか。

今まであったのが、「絶対無敵」「元気爆発」「熱血最強」「完全勝利」
前に指摘があったが、漢字二文字の言葉を二つ組み合わせて作っている漢字だね。
それを踏まえて、まずは頭にくる二文字を出す。

「究極」「友情」「冒険」「勇気」「必勝」「超越」

うーん。
他に何かあるかい？
出た範囲で組み合わせちゃうって手もあると思うが。

究極超人。これじゃどっかのあんどろいどじゃないか。

上に置く漢字・・・・
「熱血」「必勝」「情熱」
なんかどうよ。

>>333
「熱血」はゴウザウラーで使ってるから、採用するにしても次点じゃないか？
まあ他に意見も出てくるだろうし……。

あと下の方。
「ライジンオー」「ガンバルガー」「ゴウザウラー」「ダイテイオー」
語尾は語感的に伸びてるのばかりだと思うが、これにこだわるかどうか。
「オー」が二つ出てるから、「ガー」か「ラー」にするって手もあるが、
他に模索するのも一つの方向。
まだ「ダー」とか「ザー」とかもあるし。
この辺はモチーフ次第って話もある。

上にあった「疾風」、「逆転」、「天衣」から一つを拝借するって手もある

>>335
「疾風」は本当は「疾風怒濤」でワンセットの言葉なんだよな。
「シュトルム・ウント・ドランク」の和訳なんだよ。
と言っても誤訳というか意訳に近いんだけどｗ
「天衣」も「天衣無縫」だったな。これもワンセット。
こだわりが無く自由なさま、ってところか。
正確じゃないけど。

「逆転」は良いかもね。

あと、
「強烈」と「豪快」を追加。

考えたら色々とあるもんだな漢字二文字ｗ

逆転復活リュウジンオーってのはどうだろうか。

>>338
龍がモチーフって事か？
まあ一応リレー方式って言ってるから、他の意見も待とうや。
おれはカッコイイと思うけど、「ライジンオー」と似てるなｗ

>>338
できれば「○○リュウ○ー」は2号か3号ロボにとっておきたいな

ふと思って、決まっちゃう前に書いちゃうが。

一応基本パイロット三人じゃん。
それ、他のエルドランシリーズと違って、三パターン合体アリにしたら、
やっぱエルドランじゃなくなってしまうかな？
ゲッターにしかならないようなら、普通にエルドランのパターンでやろうや。

だよなあ。パターン変化があったら
ゲッターと同じになっちまう。

あげ

主人公:龍
頭脳派:虎
女の子:鳥
でどうだろうか？

頭脳派ってあれか、飛鳥みたいな奴か？

モチーフ決めんの早くね？
>>340みたいな意見もあるしさ。

そうだよ、ゆっくり決めていけばいいじゃん。

参考までに。
>>347

>>341についてはどう思う？
べつに思いつきで書いただけだから、こだわりは無いんだけど。

同感だね。
パターンが三種類だと
ゲッター號みたいだ。
ゲッター線じゃない所が。

うんうん。
まあ今は共同作業になるだろう話の事だから、
みんなで擦り合せてもらえば良い。

みんなが理想とする形ってのがあるからさ。

うーん・・・・過疎だな。
とりあせずあげ。

百戦百勝……ダメだ、後が思いつかん

百戦百勝の鋼鉄の霊将

玉砕勝利ガンバレル

疾風怒涛ゴーカイザー

ゴーカイザーはすでに…

あるよなＳＮＫのゲームｗ

さすがに今は亡きタカ○クのオリジナル玩具シリーズとか言ったら年齢がばれるがｗｗｗ

おっと。
ゲームの前に富士見ファンタジアのラノベでもあったわｗ
パワードスーツ着てプロレスする話が。

という訳で「ゴーカイザー」と言うタイトルは何度も出てる。
それを「出尽くしてるから考え直す」か、
「何度も出てて語呂もいいから使う」かは、ここの住人の総意だな。

色々候補もでてきたとこだし
そろそろ多数決で決めるか？

超絶負債シャッキンオーに自演で一票

ゴーカイザーって思い付いた時「イケそうな気もするけど聞いた事ある気もする」って思ったんだよな。
そう言われると恥ずかしいね。

あげ

>>361
ダメってんじゃない。
どうせ商業化する訳ではないんだし。
本気でゴーカイザーで行きたいと思うなら、自分で一票投じればいい。
わかっててやるなら、怖くは無い。
もっともおれは、もう少し頭の漢字四文字考えた方がいいと思うけどｗ

俺はゴウカイザー（ーよりウの方がらしいと思った。ゴウザウラー的に考えて）に一票
ついでに頭の漢字は「一発逆転」がいいな

一発逆転サンカンオー？

逆転必勝ゼンカイザー

勇気逆転〜とか？

そういやどっかで勇気何とかっていうオリエルドランをやってたとこがあったな。

一刀両断エルディカイザー
一発必中シュトルムカイザー
一閃炸裂ウェーブカイザー

逆転必中ゴウカイザー

メンバーが全員大雑把な性格で、毎回苦境にたつまで力を発揮しなさそうだｗ

>>368
それグランゾートｗｗ
懐かしいなｗ

age

過疎・・・・

あげ

>>365
イッパツマン思い出した。
敵は中間管理職サラリーマン三人組か！？


出来れば主役達の年令は小学生で抑えて欲しいなぁ。
年令上げるとリヴァイアスみたいになりそうでｶﾞﾀﾌﾞﾙなんだが……

♪あるく〜なら〜
　ここで〜いい〜よ〜

>>374
そりゃ小学生でしょ＞主役達
エルドランシリーズは小学生だから成立してる部分もあるし
あれが中高生だとノリが色々と違って来ちゃうんだよな

そうとも。エルドランシリーズは小学生が主役だから意義があるんだ。
中高生なら勇者シリーズになっちまう。

だよね。
中高生の結束っていうと、どうしても部活感覚になりそう。
大人がフォローしようとしても、変に捉えて反発しそうだし、
打算でしか動かないヤツが絶対出てくると思う。

主人公たちのキャラクター性や人間関係を考えたりするには、
かなりハードルが高くなるんじゃないかな？
ただでさえ主要人物１８人以上ってのが暴挙っていわれるくらいだし。

それでもやってみたいって人がいて、それを描き切れるのだったらかなり凄いことだけど……

なにしろ住人の人数が少ないからなあ・・・・
一部の生徒だけが乗り込むことにするか？

ガンバルガー方式で３〜７人位のチームなら何とかなるかな？

二人位バックアップ専門にして、三人が戦って中盤から新メンバー加入とか？

>>380
１クラス分のメンバーを考えるのはともかく、ちゃんと使いきれるか疑問ではあるんだよな
そういうの考えると、１クラスの中の１班で１チームみたいなのはアリかもしれないな
ただその場合秘密のヒーロー路線にするのが無難なんだろうね

秘密路線にしちゃうとなあ。
乗り込むメンバー以外の生徒が空気になっちゃうし。

悪役も生徒から出すとか？
幹部が実体化するために取り憑くとか、クラスメイトの心の闇やトラウマを触媒にして事件を起こすとかどうだろう？
主役除いても１クールは余裕で稼げる。

生徒担当、ストーリー担当、悪役担当、小説担当に分けた方がいいのかな。
この状況じゃ難しいかもしれないけど。

１.侵略者は誰？
２.対抗する主人公達はどんな子？
３.脇を固めるクラスメイト、担任はどんな人？

この順番で設定を考えて、それを元にストーリーを組み立てて……かなぁ。

暗黒大帝国
負の力で暗黒獣を作り出し、地球を支配する。
三大幹部
ザンギャーク
ゴクアーク
レツアーク

上にあった奴を元に考えてみた。

>>386
ゴクアークとレツアーク はガンバルガーで出てたからこうかな？

暗黒大帝国
人の負の心が集う暗黒界を支配する。
負の力で暗黒獣を作り出し、地球をも支配せんとする。
三大幹部
ザンギャーク
　大魔界に対する恐怖・憎悪の負の心を使って地球に出現した。
ヤミノリウス（パワーアップ版）に似ている格好だが、体格はがっしりとしていて鞭を持ち黒い障気を纏う。
力技を好み、攻撃的。
力を求める者、力を信じる者の心の闇を利用する。

「そうだ…貴様の力を世界に示して見せろ……」

アクジャ
　５次元に対する恐怖・憎悪の負の心を使って地球に出現した。
アークダーマのマークを模した仮面を被った細身、長身でコート姿、５次元人同様にあらゆる隙間から出入りする。
策を好み、人の恐怖を煽りそれを利用する。

「恐いですよねぇ？不安ですよねぇ？そうでしょう？あなたに力を貸して差し上げましょうか？」

レーテツ
　宇宙からの侵略者、機械化帝国・オニガッシュマーへの恐怖・憎悪を使って地球に出現した。
角をモチーフにしたカチューシャを付けドレスを着た人形の様な少女、常に歯車型の台座に座る、又は踊っている。
無表情で無口で何を考えているか分からない、
人の孤独、不信を利用する。

「…うるさい、いらないモノはみんな……こわれちゃえ」


こんな感じかな？

いいんじゃない？
ていうかゴクアークとレツアークはもうでてたかww
ライジンオーしか見てないもんで。

以前妄想してた設定

・主人公は小六から小一までの年子の六人兄弟

・先生ポジは祖父（両親とも死別）

でもこの作りだとホームドラマよりになってしまう気がする

多人数の兄弟と聞くとおそ松くんを連想してしまう俺は
どんだけ発想力がないんだろうか。

島の学校、または分校とか人数の少ない学校にすればどうかな？

うーん・・・・それだとなんか違和感がなあ。
普通の町の普通の小学校でないと。

とにかくまずはどういう敵かを決めようよ。
俺は>>387でいいと思う。

あげ

>>387
ちょっと追加

暗黒帝
暗黒界の管理者にして王、エルドランの真逆の存在で本来、両者は常に拮抗する事で世界はバランスを保ち安定していたが、
ここ数年の侵略者騒動で大きくバランスを崩し、負の心が暗黒界の許容限界を越えた為、行き場を求めて騒動の中心となった日本を暗黒界の入り口として侵略を計画する。
しかし、決行直前でエルドランに阻止され、手傷を負い小さな入り口を維持するので手いっぱいになってしまう。
そして、大きなダメージを負ったエルドランへの追っ手として配下の三幹部を差し向ける。

「おのれ……相も変わらず邪魔な奴め！
行け、下僕達よ！手負いの奴に止めを刺せ！そして、その首を我が前に差し出せ！」

外見は巨大かつ真っ黒なエルドラン、エネルギーの位相は機械神に酷似するが偶々似ているだけ、
顔立ちもエルドランと同じ、元はそれほど攻撃的でもなかったが暗黒界に集まる負の心が増大するにつれ野心と残虐性が増し、自らの世界を拡げようと考える様になる。

名前は…エルドラン、ＥＬＤＲＡＮの逆の綴りで
ＮＡＲＤＬＥ？
ナルドリー？ナルドル？ナルドレイ？

これだけで冒頭部はできそうだけど……

すっごいいいと思う。
読みは"ナードル"かなあ？

あげ

日向勇
スポーツなら何でも好きな熱血少年。
反面、機械と勉強はさっぱり分からない。
龍王に乗り込む。

大塚信一郎
弱気だが頭はいい勇の親友。
強気な勇に押されがちだがやる時はやる男。
虎王に乗り込む。

島田百合子
勇の幼馴染みで、唯一勇と対等に張り合える。
勇を徐々に異性として意識していく。

ライジンオーの二番煎じな上
百合子の乗り込むロボットが思いつかんorz

あげ

＞398
ぱっと思い浮かんできたのは、戦王、幻王、朱王、鳥王とかです。
モチーフはやはり鳥類なのでしょうか？

>>398
龍、虎、と来たら三番目は獅か鳳か狼、もしくは人型でジンと呼んで刃王、仁王とか？

鳳王はライジンオーで居たしねぇ……


あ、ついでに担任はどんなのが良いかな？
１．王道、熱血教師、体育会系
２．やや捻ってぽややん、おっとり系、優しい先生
３．新境地、ガチガチの厳しいインテリ教師、問題児達に胃薬の量が……

まあ、基本シリーズ的に若い先生だけど

４．ベテラン老教師

ってのもありだけど、校長先生の位置かなぁ？

やっぱり鳥類がいいと思う。
だけど鳳王はもう出てるしなあ・・・・
先生は駆け出しでストレスが溜まりがちな先生なんかいいんじゃない？
体育会系だと篠田先生と被るし。

あげ

先生は駆け出しでストレスが溜まりがちな先生なら
女性とかはどうだろうか？
やや捻ってぽややん、おっとり系としては合いそうだが

新任教師だったら

男
胃薬を握り締めつつ机に突っ伏して
「またあいつらか……
全く、地球だけじゃなくて俺の胃も救ってくれ……」

女
深くため息をついて苦笑して
「もう、またあの子達なの？
……帰ったら今度こそガツンって言わなきゃ」

かな？

みんなはどっちが良いと思う？

あげ

とりあえずメール欄にsage入れましょうよ……

メカはまずどういうコンセプトにするかだよな。
恐竜とか日本昔話とかあったし、何か他にないかな？

意外と無いのが昆虫。

ただ商業的には虫嫌いな子供もいるから扱わないらしいいが。
でもエルドランなら３種類くらいだから、なんとかなるか？

ほっといたら過疎るからいいじゃん>age

歴代エルドランロボのモチーフをまとめてみると、

ライジンオー：人、鳥（鳳凰？）、一角獅子、西洋竜
ガンバルガー：虎、鷹、象、有翼獅子、西洋竜
ゴウザウラー：プテラノドン、ステゴサウルス、ブラキオサウルス、ティラノサウルス、トリケラトプス
ダイテイオー：猿、犬、雉、東洋龍、亀

てな感じだよな。確かに海棲系や昆虫系が見られない。
昆虫なら、カブトムシやクワガタ、チョウ、トンボ、ハチ……ってところかな？

エルドランロボの場合背中の羽パーツになる鳥類（飛行生物）は欠かせないんだよな。
だから一体はそれで決まりなんだろうけど、他をどうするかだな。

敵：>>387、>>395
パイロット：>>398
でいいの？

>>413
今のところ反対意見や代案が出ないようだし、基本的にはこれでいいんじゃないかな？

ただ、主人公が仁の親戚筋って設定じゃないのであれば、主人公の苗字を“日向”から変えたらいいんじゃないかな、って思う。
まあ細かいことだけど。

日向じゃなかったら唐沢とか。

>>412
カブトムシが左右に分割して脚部を、クワガタとアゲハチョウが胴体・腕部・背中の羽を構成するってのはどうだろう？
仮に昆虫をモチーフにして考えてみて、ぱっと思い浮かんできました。

>>411
でもいざイメージしてみたが主役機としてはカッコワルイ
せめて昆虫系にするならリボルガーやマグナザウラーみたいな武装合体ポジションはどうだろうか？

昆虫系の難は多分脚なんだろうな。
いっそ「昆虫型メカ」で割り切って考えるというのは？
あと、羽根はトンボの方がスマートにならんかな？

メカの設定は昆虫へと決定しつつあるのだろうか？
>>395のエルドランの設定で思いついたのだが･･･

ナードル(仮)により重傷をおったエルドランしかしその傷は深く
ライジンオー､ガンバルガー､ゴウザウラー､ダイテイオー
に続くメカを作る力はほとんど持ち合わせてなかった。
偶然に落ちた学校の生徒達のイメージ借り新しいメカを作りだす･･･

生徒達は地球防衛組､ガンバーチーム､ザウラーズ､ダンケッツ
を其々のチーム象徴するメカを生み出しのであった･･･

ごめん見事に脱線してる上にどこかで聞いたことあるネタだ

>>419 決定ではないと思う。
>>418は昆虫で行くならっての前提で書き込んだだけ。

脱線かどうかはわからんが。
エルドラン、メカを作る力ほとんど持ち合わせていないのに作るのかい？
それともイメージさえあれば作れるのかな？
まあイメージするにも力はいると思うけどさ。

>>419->>420
イメージで作るのはともかく
ほとんど持ち合わせてないのに作るっての変な話だな。

>>419でいくのなら
学校の発表会で作ったハリボテの像を残った力で
メカへと変えるという方がまだましじゃないか？

いっそのことエルドラン自身がロボになるのはどうだ？

そんな頼りになるエルドランは嫌だｗ
>>421のハリボテ案は結構面白いと思った。龍神丸みたいな例もあるし

劇に使っていたドラゴンの張りぼてとか……


虫モチーフは脚がネックだな。
しかし、脚無しだと急にメカ要素が強くなってただの変わった形の飛行機・戦闘車両になってしまう。

メカの条件は
１．最低でも羽役の飛行タイプは必ず１体（竜・鳥等）

２．その他２体はそれに合わせて（自由）

最低限でこれかな？

>>424
もう一つ。
最低一体は人型。
もしくは三体とも人型に変形する。

これでしょｗ

おお、人が増えてきたな。
これでまた二、三日過疎ったら悲しいが。

>>425
つゴウザウラー

>>427

む！　確かに。

うーん・・・・・
とりあえず、龍・虎・鳥にするか？

いきなりでアレだけど、人型、鶴、亀ってどうかな？

>>425
実はダイテイオーは猿・犬・雉な罠

合体が２つあるのはどう？
１つは普通に三体合体の人型で、もう１つは例えば東洋竜＋鳥型＋四足歩行型＝西洋竜にみたいなかんじで
んで決め技とかも両方に作ってみるとかはどうかな？

龍好きだな　みんなｗ

龍はパワーアップに取っておきたいなんて意見もチラホラあったけど、
じゃあ龍をメインにした場合、２号ロボはどうするんだ？

そこは虎だよ、君。

>>434
ああ、そうか。

でもあれだな。
どこからモチーフもって来るかってとこで、
例えば四聖獣にしたら、

青龍（龍）・朱雀（羽根）・白虎（四足）で、
残った玄武をパワーアップメカにするってのは？

>>435
そのモチーフで行くなら俺は
青龍(胸部)朱雀(羽､頭部)白虎(腕部､盾)玄武(脚部)にする
んで2号メカなら黄龍。3号は麒麟。
ただ全部動物メインになるから人型に変形可ってことで

>>436
ふむふむ。
四体で一号ロボを形成か。
じゃあその場合はメインパイロットも４人だね。

すまん>>437の名前欄は忘れてくれ；

出しゃばるつもりは無いから。

>>437
いままでのパイロットを考えると
追加機合わせて最低6人はいる。
だがゴウザウラーの五郎みたいに発進だけのポジは必要かどうか
微妙だがな

>>439
ザウラージェットじゃないけれど、
玄武をベースに集合形態みたいなのがあってもいいんじゃないか？　と思う。
で、玄武にはパイロット以外のクラスの半分以上が搭乗して、移動する司令塔に。
あとの三体で>>432のいうワイバーン形態になる。
で、玄武も合わせて一号ロボってのは？

>>441
俺個人の意見としてはそこまで亀にこだわらなくてもいいと思うぞ。
司令塔に関しては好みが分かれそうだから後回しにして
変形はどうだろうか？合体してさらに変形という感じで

タートルベース・・・・・
駄目だ、なんか違うアニメになってしまう。

ぶっちゃけ亀の司令塔なんてダサすぎる
まだ>>436の設定の方がマシだ

>>441
うん。
こだわるつもりは無い。
四神獣から発展した話で妄想してただけだからね。
ダサいって意見もあるし。
それにダイテイオーでも亀のパワーアップメカあったはずだから、ダブる。
住人が増えて、意見が増えるのがいい。

そろそろいい加減どういうモチーフのメカにするか決めないと
なんかこのまま最後までダラダラ引っ張ってしまいそうだ

テキパキ決めないとなあ。
多数決にするか。

>>446
多数決はいいが候補をどうするかだな
いまのとこ案がでてるのが
昆虫系と四聖獣系？

期限を決めて、その間に他の意見を募ろうや。
で、一旦締め切ってから投票。
気付いてない奴もいそうだから、少し長めに時間とってさ。
それに案が出たら、単にモチーフ決めるんじゃなくて、
どういうパターンとかの試案は見たいだろ？
モチーフ決まってからまた良いパターン洗い出した方が良いじゃん。

モチーフか……
Aワイバーン（飛行タイプ）、Bティラノザウルス（陸上タイプ）、C東洋龍（低空飛行・水中タイプ）

こんなん考えた。
A＋Bで西洋竜、A＋Cで応龍、B＋Cで多頭竜とか？

ただ、二号メカが思いつかない……
いっそ、エルドラン自身が宿る人型メカを出して主人公を乗せるしか……

まあだからさ。
>>449みたいな意見も含めて、とりあえずモチーフを決めようよ。
ちょうど一週間後が２５日だから、日付が２６日になるまで、とりあえず主人公とかは後回しにして、
モチーフとパターンについて意見出して、その後何日かで投票。
主人公とか敵は、それから決めるか、今までに出てる意見を使うか、
そこはそれからでいいじゃん。
時間かけすぎかも知んないけどさ、多分気付いてない奴もいると思うんだよね。
とりあえず良いかどうかの判断よりも、思いついたのを書き込んでもらうと。
もしモチーフだけしか浮かばなくても、他の奴がアレンジできるかもしんないし。
もちろん、期間が長すぎるなら今週中で締め切りでも良い。
祝日も挟むし。

別に急ぐ必要はないんだからゆっくり決めてけばいいさ。

>>451
そうやって1スレ2スレと流れるんですねわかります。

１スレ２スレと流れるような勢いならむしろ喜ぶべきな気もするがｗ
年度末で忙しくて中々時間が割けない人もいるだろうし、じっくり行けばいいと思うな。

一号メカ…白虎

二号メカ…玄武

三号メカ…朱雀

合体メカ…青龍

玄武、カメがモチーフがイヤなら近いデザインのモノ、首長竜とか良さそうな……

亀っつっても厳密には少し違うんだがなあ。
亀が嫌なら違うモチーフ模索してみれば？

age

ったく、メカのモチーフなんてどうでもいいがな・・・

書き手がそれぞれ決めりゃいいだろうに、ここは小説発表の場だ
書き手の個人創作だぞ？わかってんのか
それとも何か？あんたらは玩具メーカーの企画ごっこでもしたいのかい？
90年代に玩具会社の社員ならこういうロボをデザイナーに発注して売り出す
そういうの妄想するのがこのスレの目的かい？

そうじゃないよね

複数の子供達が物語を紡ぐという特殊なスタイルのロボアニメのエルドランに魅せられて
それの小説をそれぞれが書きたいんだろうに
今のままではロボのモチーフと敵の設定と
毎回敵の何とか獣に合体するライバルロボ決めた時点でスレのモチベゼロだろうな
これだきゃ確実に言えるわ・・・

モチベどうこうより人が少なすぎるんだよ。

だからSSってのは個人で書くもんだろうに
なんで議長もいない場で不毛な会議ごっこをやってんだ

いや、ここはオリジナルで個人が書こうって流れにはなってないと思うが。
勇者スレとは違う。

・・・・・・それで機能しなくなっているなら本末転倒だろうに
このスレの最初の方は今よりずっとまともじゃないか

オリジナルに興味がないので傍観してる自分のような奴もいる

そこまで言うならID:/4pBbnWsが流れを変えれるようＳＳ作ればいいじゃないか
今のとこネタもないんだし下手に過疎る余暇よかまし

どうやらＳＳまでは書いてくれないらしい。

なんか流れが嫌な方向に行っちまったな。

>>458のおかげでな。

人のせいにするなｗ

すっかり過疎ったな。
ちょっと叩かれたぐらいでだんまりとはカッコワルｗｗｗ

何もしてない癖に偉そうにしやがって。

ただまあ、創作発表の板なのに無駄な会議で始終してるって嘆く気持ちはわからないではない。
みんなで創るって事にこだわりすぎたかね？
勇者スレの方は設定だけ投下でも別に文句は出ないし、書く奴は勝手にオリジナル書いたりしてるし。
その辺の違いはあるね。
違うスレと比べたってしょうがないけどさ。
ＳＳ書くのってエネルギーいるから、そうそう簡単に上がってくるわけでもないし。
今モチーフから決めようとか言ってる企画、リレーで書くの？
企画の段階でもそんなに住人出てきてないし、
ＳＳ書く段階になったら更に過疎になりそうな気はする。

あのね

虫モチーフのエルドランロボ書きたい人は虫のロボで１つ話書けばいいんです
同時に四神モチーフのエルドランロボ書きたい人はそのロボで別の話を書けばいい
四神モチーフでやりたいけど亀はいやだって人はそういうロボで一本書けばいい
ここは枠やメーカーの都合で否応なしに科せられる縛りがあるんですか？
１つしか話を作ってはいけないんですか？そうじゃないよね
枠の決まっているアニメや生産ラインが有限な玩具の企画をここで考えているわけじゃない
そういう創作に必要のないルールや縛りだけ作って創作したつもりになっている
そんなのは企画屋さん気分を味わいたいだけの情けない素人の成りきりごっこ遊びであって
二次創作活動でもなんでもない
多数決で書くロボを決めようとかアホかとｗ

書きたい人が書きたいロボを書けないようにするだけのくだらない縛り作って
それで力合わせて何か成しえているような錯覚している姿は愚劣としか言いようがないわ
まさか「俺は自分で決められないから書くロボはみんなで考えて欲しい」とか言わんよね？
もしそうだとしたら、あんまふざけるなよｗ
そんな方法で他人に書くロボを決めてもらえなきゃ何も書けないような奴が
その先にある自分の話を書けるはずがないだろうが＃

またお前か。
荒れるだけだからすっこんでろ。

>>473
この程度の正論を言われて荒れるってんなら
その程度のオナニーしかしてない流れって証拠だよ
そんなんならとっととやめちまえ

こっちは何もおかしい事は書いてないぜ

俺たちは好きにやってるだけなのに
なんでまったく関係ないお前が割り込んできて命令してくるわけ？
どんだけ自分勝手なんだ。すっげー迷惑。

>>475
え、好きにやれていないじゃん
スレの最初の方に比べてあきらかに流れが劣化して滞って
人も居なくなっているんですけどね
それでも楽しんでいるからいいんだとおっしゃるなら
それこそ自分勝手、エゴって奴じゃないのかい？

別に創作発表スレなんだから問題ないだろうといいたい
要するにオリジナル止めてSS作れととでもいいたいのか？
どんだ自治厨だな

書きたいことがある奴は勝手に書くだろう。
設定だけ考える奴もいるかもしれないが。
設定は創作じゃないなんて話もあるが、
それで刺激される奴がいるなら結構な話じゃないか。
人に書け書けいうなら自分で示せば？
人に言うなら自分がまず示さないとね。
それが出来ないなら黙ってるこった。
不愉快ならスレ自体見なきゃいいだけの話だし。

>>477
やーれやれ、だからそのオリジナルの一つも落とせてねーだろうが
過疎ですって他のスレに出張して愚痴っているだろうが
そういうのは満足なオリジナル落としてから言うもんだｗ

>>478
そのまま返すわ

こいつはきっと五次元から来たに違いない。
とっととNGに放り込もう。

>>480
見えない聞こえないしても
スレの荒廃は止まらんぞ

あんまりグダグダさせたくないから一回だけ。

>>479
そのまま返す？
お前>>478のおれの書き込み、ちゃんと理解して書いてないだろ？
言っておくが、>>472のお前の書き込みは、ただ単に文句付けたいだけにしか読み取れない。
別に多数決で決めようがなんだろうが、最終的に何かが出来れば良いし、
出来なければスレが終わるだけだ。
それをワザワザほじくり返してるのはそっちだぞ。
そのまま返すってのは要するに「お前が書け」って言う意味だとは思うが、
自分では書きもしないのに人には文句だけ言う奴の言う事を聞く気は無いな。
このスレが気に入らなければ、好みのＳＳが投下されてる所へ言ってＲＯＭってればいい。

以後スルーするから。
別にレスはしてくれなくて良いよ。

>>482
ではこちらも勝手に言わせてもらいますか

>>482たんは設定があればいいとか言っているけどさ
その満足な設定すら投下されて無い現状があるだろうが
みんなが勝手に短絡的な思いつきをレスしているだけ
はっきり言いますよ。この現状は誰も設定すら落としていません
これで刺激になって物語を誰かが落とすと思いますか？
今のままで最終的に何かが出来上がるような流れになっていますか
こんなのはどんなに続けても「やったふり、なにかしたつもり」だ
だからやめちまえと言ってんですよ

出来なければスレが終わるだけとか達観したような事言っているけどね
この現状に満足していないから、過疎だとか愚痴っているんでしょ
その問題点を指摘された途端に現状肯定するあんたみたいなのは凄く無様なんだよ

真面目な話、本当にこういう場でみんなで知恵出し合ってオリジナルやりたいと思って
それで多数決で方針を決めるつもりなら
言いだしっぺがトリップつけて仕切りや議長役やるぐらいの事は普通なんだよ
少なくともそういう役を決めないまま勝手にダラダラ思いつき披露して
挙句の果てにその状態で多数決とか馬鹿じゃなかろうかね

はっきり言うわ、こんなグダグダで何も出来るはずがない
みんな無責任に好き勝手な脳内ロボの妄想垂れ流したいだけで
誰一人として本気で何かを作るつもりなんて無いだろ
いずれ誰かが面倒な役をやってくれるのをみんなで待っているだけ

ここまで言っても俺をただの荒らしとか思うなら
そのときは本気でここの住人を軽蔑するわ

何も決まらず何も書かれずな流れなのは同意。
妄想垂れ流ししてる時がある意味一番楽しいって部分があるけど、その流れに入ってる感じだった。
文が攻撃的なのはちょっとアレだけどね。

結局ここの住人はどうしたいんだ？
>>483-484の書き込みは、言い草は気に入らないが言ってる事は間違ってはいない。
個人でも書きたい奴は勇者スレみたいに勝手に書くだろうし、自然にスレも賑わう。
今の状態の原因は、住人が少ないからとかそういう問題では無いと思うよ。

アオリアイハメイワク……

名無しの一言で一気に過疎るとは･･･
このスレは終わりだな

まだ設定だけでｇｄｇｄやってた時の方が賑わいはあったな。
住人もＳＳは書く気無いみたいだし。
しょうがないな。

どう責任とってくれんのかね。

責任なんて誰が取るのさ？

過去スレに面白い物があったのでどうぞ。



「ささ、一杯やるダ〜魔界の人」
「お！すみませんな五次元の人」
夜空の下で並んで杯を干している男たち。
この二人がかつて地球を侵略しようと企んだなどと誰に見えようか。
「プハーッ！しかしうまいもんですな〜この『サケ』という飲み物は」
「そうダ〜。この『無敵焼酎』は我が日向酒店の看板商品ですダ〜」
二人とも顔を真っ赤にしてすでに出来上がっている。
全く音程の合っていない『夢の扉から』が正直やかましい。「あ、こんな所に！」
自転車のブレーキ音と共に女性の声が。「もう！探しましたよ闇野さん!!またお酒なんて飲んで！タイダーさんまで。女将さんが心配してましたよ」
「あ、亜衣子先生どうです？いっしょ…イテテテッ！耳！耳！」
闇野氏をベンチから立たせて歩かせる亜衣子先生。自分は自転車を引いて横に並ぶ。
「『一緒に』じゃあありません！書きかけの原稿はどうしたんですか？」
「それなら大丈夫です！リフレッシュしたおかげでいい記事が書けそうです」
『ホントかしら？』という顔で亜衣子先生。突然闇野氏が自転車のハンドルに手をかけた。
「♪い〜まふたり〜そ〜らたかくと〜ぶ〜サライヤー♪」
「ちょ、ちょっと闇野さん！二人乗りは」
自転車が地面を離れて二人を乗せたまま夜空の中で小さくなっていく。それを見送りながらタイダー、
「オラも早くいい人探すダ〜」
っていう話はどうかな？

タイダーはガンバルガーにもよく出てたしね。
本編終了後ならこの２人の交流は十分ありえるかも。
逆に闇野が日登町へ行ったらどうなるだろうか？

妄想するなとは言わないが作品として落とせ
そうでないとまたグダグダになる

たった一人の名無しのせいでここまで過疎るとはな。

そう思ってるから過疎るんじゃないの？
書きたい人がいれば書くでしょ
書く人がいないスレは過疎るだけの話だよ

別に誰の反応も期待しなければ、淡々と投下するだけでもいいんだろうけどねｗ
投下へのレスや雑談なんかのあるなごやかな場所にこそ寄ってくる書き手もいるわけで、
そういう人たちが書きやすい流れってのはあるんじゃないかしら

特殊なこだわりからあれをするなこれをするなと横から言ってくる手合いが常駐したおかげで、
スレが枯死するのはよくあること
ケチ付けるぐらいなら流れを変える投下の一個でもすりゃいい話なんだから、
そいつの主張がどうあれ単なる荒らしの所業と等価だよ

エルドランぽい話をよそで書いてた奴はいるな
どうしても自分で書けないって奴は人材発掘でもしてみれば？

>>497
みっともない言い訳するんじゃないよｗ
創作からドンドン離れた安直なロボ妄想の垂れ流ししかしなかったくせに
ちゃんと創作として機能する多数決を運営させるシステムぐらい
スレに作ってから偉そうな事を言いなさいってーの

おーっと、張本人様の登場だ。

>>500
ふーん、まともな反論も作品を落とす事もせず
そうやって煽る事しか出来ないのね
そういうレスをしてこのスレがどうにかなると思うなら
もっとそういう一行煽りを書けば？

昔見たエルドランが好きで、今もおそらくは心の底で大切に思っているであろう人間が
あんたみたいに馬鹿で下らない人間なのかと思うと俺は心の底からうんざりだが
まあ、現実にお前みたいなモンがいるんだからしょうがないな

文句しか言わない奴に言われたくないね。
お前こそ何か投下してみろよ。

>>502
投下された作品に文句を言った記憶は無いな？
自堕落なオタクのロボ妄想語りに苦言は言ったけどね

苦言(笑)。
何を偉そうな事言ってやがるんだ。
いったいどうしたら消え失せてくれるんだ?
俺が消えればいいのか。

「……報告を終了します。以上」

任務報告を終えて副官が敬礼する。
本当に真面目で、優秀な男だ。
「あ、ああご苦労、今日は帰って休め」
私は敬礼を返した。……今の報告、半分も聞いていたろうか。
「了解しました。それでは失礼します。長官」
彼の退室を間違いなく見届けたあと、私は机の引き出しの鍵を外した。
中から三葉の写真を取り出す。
「『大事なことなんて自分で見つけるよ』」
一葉目の写真を指先でなでながらつぶやく。
中央には黄色いシャツに赤い半ズボン、まるで信号機のような服を着た少年と、ポニーテールの少しおてんばそうな女の子が立っている。
この二人はその後結婚したんだっけ。
その隣に作家になったという優しい眼差しの男の子と、こっちは会社を興したとかのキザッぽい男の子が立っている。その彼らのさらに周りには14人の仲間達と先生方、一番右端に私が写っている。
一緒に撮らないかと言われた時は「是非にと言うなら仕方ないですな」
なんて言ったものだが、本当はすごく、絶対誰にも言えないが……嬉しかった。
私が長年守ってきた町にこんな勇敢な子供達がいたなんてなんだか誇らしい。
続いて二葉目の写真に目を移す。
「『誰にも言えないけれど大切なものがあるよね』か……」

中央に今はそれぞれ忍者、医者、そしてプロ野球選手になった三色のスーツを着た男の子達、
それを囲むクラスメイト、町の人達。もちろん我が愛娘とそれを奪った憎い婿殿もいる。
私はここでも右端にいて、この写真は今はジャーナリストになった三つあみの女の子のカメラで撮ったものだ。
『正体がバレると犬になる』なんて滑稽な、だけど深刻な秘密を抱えて地球のために、身近な町の人達を守るために戦った地球の子供達。
…今度婿殿の試合でも観に行ってみるか。

「『普通の朝が遠くに消えていく』」
本当にそんな一年間だった。町が、人間が一瞬で鋼鉄の機械に変えられる。今思い出してもゾッとする光景だった。
真ん中に写っている下ぶくれ顔の男の子が機械に変えられた時の無力感は今思い出してもつらい。
その前の年に魔界獣を倒した後に町が元通りに戻る力にヒントを得た復元装置がなければ彼を救えなかったに違いない。
一時は妙に意見が合って防衛隊に入ったり、苦節三年、やっと作ったロボットを取られたりもした。
なんだか彼らとは一番縁があった気がする。

三葉の写真をしまい、引き出しに鍵を下ろした。

「見てるかエルドラン？お前に代わって戦った地球の子供達を」
私は虚空に向かって問い掛けた。みんな大きな大人になった。
今では全てが思い出になり、どこにいるのかわからない子も幾人かはいる。
それでも生きている限り、輝く日々が彼らを支えていくに違いない。

「それにしても退屈だ、退屈なんて」
メイワクだと言おうとして思わず口を手で覆った。
……言ったらまた戻れるだろうか。あの戦いと冒険の日々に。周りを見渡して考えた。

……もう一度『エルドランの子供達』と戦いたい……
昔を振り返って思わず浮かんだ考えに私は苦笑して首を左右に振った。平和を守るものとして考えてはいけない事だった。

私は部屋を後にして司令部を出た。辺りはすっかり暗くなっていた。
「……でも」
お前なら分かってくれるんじゃないか？
あの無責任な光の戦士に心の中で問い掛けた。
それに応えるかの様に星が一つ、大きく瞬いた。

武田長官ＧＪ！
一体何年後なのだろうか……

いかがだったでしょうか？
子供の頃ライジンオーを観た時に「大人の暴君性を表現したイヤなオッサン」
と思ってましたが、自分が大人になって見直した時、
「自分の責任に忠実な、子供を戦場に立たせたくない優しいおじさん」
と、言うふうに認識が改まり、「俺が武田氏だったら」と言う気持ちで書いてみました。
「作品名とキャラクターの個人名を書かない」
ってルールを決めて書いてみました。
初め三葉の写真を取り出した時自然にガンバルガーの、あのフレーズが浮かびました。
そこで「だったら主題歌をちりばめてみるか」
となり、無理矢理な文章になってしまいました。
読んで下さった方は一言感想を下さい。また、
「同じ素材でも俺ならこう料理する」って方がいたらアレンジして載せて頂けたらと思います。
お粗末さまでした。

GJ！

言いたいことは苦労してでも作品で語るべし
ずっと言いたかったのはまさにこれです
すばらしい

>>505-506
すごくよかった！
長官は子どもたちを守るために頑張ってただけであって、
邪魔をするために出張っていた訳ではないよねえ。
敢えて個人名を出さなくても十分伝わるキャラクターばかりだし、
この表現の仕方は個人的に好きだ。GJ

GJGJ！
こういうの好きだよ。
敢えて名前ださなくても分かるし。

自分も大人になってから改めて見たら、昔見た時に感じた気持ちとは違ってて、
特に長官の見方が変わったんだ。
いいオジさんだよね。

本編じゃなかった、
機械四天王が一同に会するというのを考えてみた。

歯車王と電気王：顔を合わせる度壊し合い
エンジン王：上記２人に「これだから無能な機械は・・・」
原子王：傍観もしくは仲裁

あるいは互いを無視しあうか。

エンジンには歯車（ギア）がたくさん使われている訳で、エンジン王から見た歯車王は、
手足の付いた内蔵みたいなモンかもね。

むかしむかしあるところにひろしくんという男の子がいました。

ひろしくんは、実は同じクラスのクッキーという女の子が好きなのですが、彼女はというと、
「鳳王に乗ってる飛鳥君ってカッコイイ〜」
と、クラスのアイドルに夢中のご様子。

「はあ…どうしてエルドランは僕をパイロットにしてくれなかったんだろ……」

『吼児でもなれたのに』とはさすがに言いませんでしたが、教室の司令室でもオイシい所はマリアと勉にさらわれ、冴えない毎日をおくっていました。

そんなある日のこと。

「空は任せたぜ高森！」
「ひろしくん頼りにしてるよ!!」
「仁？吼児？」
二人が何を言っているのか分からないひろしくんでしたが、
パイロットスーツを着て操縦桿を握っている自分の姿を見てやっと状況が飲み込めました。
「ボクが鳳王のパイロットに？やった！夢が叶ったんだ!!」
仲間とともに喜び勇んで出撃しましたが今日のライジンオーは苦戦しています。
「ク…クッキー！」
ひろしくんは思わず彼女の名前を呼びました。
「イヤ〜ン飛鳥君コワ〜い！」
「わ！クッキー抱き着かないで！」
「……え？」
点になったひろしくんの目には教室で最愛の君に抱き着かれた憎いあんちくしょうの姿が。
「クッキー、僕はここだよ？クッキー！」
しかしひろしくんの手は宙を泳ぎ、モニターを引っ掻くだけ。
「ウソだこんなの！僕は、僕は認めないぞ〜!!……え？」
そこでひろしくんは目が覚めました。そう、全ては夢だったのです。
篠田先生に叱られ、みんなに笑われながら、実は自分が好きな人のそばにいたことに気付いたよろこびを、ひろしくんは一人噛み締めるのでした。

おお〜、ひさびさのSS、GJ!

『吼児でもなれたのに』とか『憎いあんちくしょう』とか、黒いな、ひろしｗ。
しっかりものの委員長も、サブなりにいろいろ大変だったんだろうな〜

いかがでしたか？
正直に言うとこれは私のオリジナルではなくて以前どこかのホームページで読んだものを思い出しながら推敲したものです。
「吼児でも〜」や「憎いあんちくしょう」は、
ひろしくんの声と言うよりはナレーションの一部です。
会ったことがないので何とも言えませんが、ひろしは自分と誰かを比べて落胆したりけなしたり、ましては嫉妬するような
弱さはないと思います。
またそういう感情と無縁な幼さをまだ充分に残しているとも思います。

オリジナルではないので偉そうな事は言えませんが、武田長官の作品同様に感想･アレンジを頂ければ幸いです。

ところで誰かガンバルガーで何か書いてくれませんか？

パクリかよ
しね

うん、推敲したとはいえ完全に転載だよね。
しかも作者に許可取って無いとか？

いくらネット上でフリーで読めるっても、それはまずいよね。

つーか、盗作だろ
泥棒だよ泥棒
罪悪感が欠けらもないのが恐ろしいな

>>516
お前は二度と来るな
そしてエルドランについて二度と語るな

一週間も前なのにいつまで切れてんだよww

まあ片方は自作みたいだしもう勘弁してやれよ。
パクった方だってマナーは問われるけど別に自分のオリジナルだと言ってるワケじゃなし。こっちも面白かった。単なる作品紹介と思えば腹も立たない。
>>516追い出したいヤツはせめて変わりに自分が何か書け。

盗作したヤツが叩かれるのは当たり前
なのに、追い出すとか盗作者が被害者のような書き方したり、
何か書けとか筋違いにもほどがある

だからいつまでくだらない話題で騒いでんだよ。
もういねえんだからいいじゃん。

こんな邪悪獣・魔界獣・機械化獣がいたらメーワク！
ってのある？

自分は魔界獣ネタでいくつかある。

・青空町の全住民を夢の世界にとじこめるバク魔界獣。

・壁新聞からお札、はてはヤミノリウスのマントまで、紙や繊維とくればなんでも食い散らかすシミ魔界獣。

・七夕の笹を食べ散らかすパンダ魔界獣。

いつか時間ができたらこれらのｓｓ書きたい･･･
そしてバレンタインネタをまだ完成できてなくてすいません。

なら作品で落とせ

そういう話題は懐アニ平成でやるべきで
ここでやるのは大間違いだぞ

邪悪獣イチャモンがいるな、このスレ。

イチャもんと書くと萌えキャラっぽく

>>526
別に作品だけが発表の手段じゃない。自分の考えやアイデア話して叩かれたら書き手がいなくなる。
自分で書けない人間（？）がえらそう吠えるな。

>>529
あのさ、オタの雑談場ならほかの板にいくらでもあるんだよ
作品を落とさない奴が板違いの行動でここを占拠して良い理由はない
オタの「こんなの考えたんだけど」そんなもん発表でもなんでもないわ
　　　　　　　
創　作　活　動　を　な　め　る　な

ここがどういう場所なのかを勘違いしてんじゃない
話したければ作品で落とせ

まずは槐より始めるのだろうから、>>530の投下に期待しておこうか

板違いの行動指摘されて開き直るな

ねえイチャもん
前から言われてることだけど、君のクレームも発表でもなんでもないよｗ
それに君の欲望に沿って投下してやる義務なんか誰も負ってないんだよ
正直、態度のでかすぎる乞食にしか見えない

ああ、言葉が足りてないかもしれないので補足ね
まず槐より始めるというのは、発破をかける人が率先投下してスレを引っ張るぐらいでないと誰も書かないよってこと
書き手を引かせるために荒らしてるのなら別だけど、本当に書かせたいなら逆効果じゃないか？
ってことさ
だから自分で書いてみろってレスがつくんだとおもうよ

こいつ、定期的に表れては偉そうなツラして
ごちゃごちゃ抜かすけどなんなんだろう？

雰囲気サイアク。
いちゃモンさんはここらが退き時だと思うよ。

>>536
お前が立ち去りな
自覚のないバカの妄想なんぞ
誰も賛同なんかしない

この無様なスレの有様見ろよｗ

まあ、そういう状況を作ったのはお前なんだけどな。

ネタが浮かばねえ！
前にやってたオリジナルも立ち消えたし、バカがレスを浪費するから何かやろう。
オリジナルはもうコリたから既存の登場人物を軸にみんなでアイディアを出し合おうじゃないか。
「○○が△△する話」
みたく書いていってお題頂戴した人が勝手にSS投下すんのよ。

いや、みんなでとか言う話になると、ここはおかしな事になるんだよな。
オリジナルも結局意見が割れたら上手く行かないし。

勇者なんかペースは遅くても個人が勝手にやってるぞ。
あっちと比べたら、エルドランは許容範囲が狭いって事なのかね？

単に書き手がいないだけでは

雑談や設定作りには参加したいけどＳＳ書くのはちょっとキツイって人が多いのかもね
まあ人自体が少ないってのもあると思うが

似たようなのはよそで書いてるが、しょせん小ネタだ。
ここで投下できるようなもんじゃないな。

エルドラン全四作、揃ってスパロボ参戦おめでとう！

http://www.nicovideo.jp/watch/sm6490352　←見るだけ見てちょお前ら
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6490439　とりあえずね♪これで全部わかるよ

また新しいのが出るならどんなタイトルになるんだろう

捲土重来

>>546
やめておけまたその手の話をすると
自分正義イチャもんがまたやってくる

お前ら、嫌い、大っ嫌い！
正義も悪も、神も悪魔も、みんな大っ嫌いだ！
本物のオリジナルを創った事なんかないお前らが大っ嫌いだ！

新しいのとか言ってんなよ！？
本当に新しいのやりたきゃなぁ、エルドランから離れろよ！
自分で初めっから創ってみろよ？
パクリどもが偉そうに神気取りかよ？可笑しくて笑っちまうなぁおいw

スレの存在自体全否定とは大胆だな。
そんな事言ったら、この板の半分近くのスレはパクリスレだ。
二次創作＝パクリってのは短絡的だね。

まあいいけど。
嫌いなら見なきゃ良いのに。
見るって事は、本当は好きなんだと思うんだが。

このツンデレめｗ

分かった、萌えに特化したエルドランを作れば良いわけだな？
良し、女子小学生を中心にしたエルドランを考えてみよう

何やってもいいが作品で落とせ
雑談でやるなよ

ここはそういう場所じゃない

どういう場所なんだろう？

>>553
あんた他のスレにもいねえ？
そこでも同じ事言ってねえ？
この板ではどのスレが好きなんだ？

>>554
いいか、ここはSS（ショートストーリー）スレという場所だ
オタクの何も生まないくだらねぇ続編妄想、ロボアイデア妄想、雑談妄想は
おすすめ２ちゃんねるにある懐アニのエルドラン系スレでやればいいだろ
どうせそこでも相手にされないから「創作」という名目でここに来たんだろうがな

お前が落とせよカス。
いい加減グダグダグダグダうぜえんだよ。

>>555
>>556の書き方はともかく、そうやって煽ってるだけじゃあんたもこのスレでは同じだよ。
それに、あんたの論調じゃ、たとえ何かＳＳが投稿されても、「駄文」「糞ＳＳ」みたいな
ネガな一言で切って捨てられそうだ。
単にいちゃもんつけたいだけなら、創作文芸とかそういう違う板に行った方が良いだろうし、
エルドランのＳＳが読みたいだけなら、変に刺激するような書き込みはやめれば？

あと、>>554へレスはしてるが、質問には答えてないぞ。
答えてやれよ。

明暗分かれたって感じだな。
同じ様に立った勇者スレは、なんとかＳＳも投下されて２スレ目まで行ってるって言うのに。
ここは相変わらずgdgdのまんまか。
あっちみたいにオリジナルとかやろうとしたら進まなくなるなら、
外伝みたいなのでも良いじゃないか。
荒らしとか気にするなよ。
自由に書けばいいじゃないか。
やろうとしてる事は勇者スレとそう変わんないんだぞ。
あっちも今は盛況とは言えないんだけどさ。
それでも連載中のＳＳはいくつかあるみたいだし。
投下があればまた賑わったりもするんだろう。
ここもがんばれよ。

勇者は勇者で過疎だけどね

ところで俺は小学生時代に勇者は見たけどエルドランは見たことはない（最近ライジンオーをちょっとだけ見た）んだが
なんか特別な思い入れとか魅力とかってある？
こうでなきゃエルドランじゃないよな、みたいな。

小学生の仲間が力を合わせて戦う。
ロボは学校から発進。

みたいな？
まあガンバルガーがちょっと違うが。

>>559
そんなお題出すぐらいなら創作落とせ、糞バカ
そんなもん人に聞くような事じゃねーだろ
そもそも聞いてどうすんだ、この間抜け
あれか、何もやらないでオタがエルドランを駄弁る場所にでもしたいのか
そら結構でござんすねぇ、スレ違いの話題を書くぐらいなら何も書き込むな

>>560
3作しかないのにちょっと違うかも糞もないだろ、この低脳オタク
お前さんの意味のない縛りや拘りなんぞぶっちゃけどうでもいい
オナニー丸出しの粗末な「ボクチンのエルドラン論」でも披露したいのかい

そういう雑談なら他所でやれや
そんなもんに縛られるからSSも落とせないんだ

あ、イチャモンちーっす！
それはそれとして、やっぱ小学校か。
でも現実の小学校ってあそこまで一枚岩じゃないよね。派閥とかあるし。特に女子。
ロボ的には比較的シンプルな感じが。

なんとなく、このスレがこんなになった理由、わかった気がする。

そりゃ書く気にゃならんわな。

【ガンバルガール】

　ガンバルガースレで時々話題にのぼる、

　もしガンバルガーをもらったのが、千夏・桂・百合香の少女3人組だったら

･･･というお話。

　ただ、この話は、本作と同じ4月のある日、青空町の迷惑忍者・霧隠藤兵衛の手によりゴクアークの封印が解けたところから始まるものの、そこに3人の少女はいない。

　じゃあ誰がいたのか。
　いずれ3人の少女の担任となる、青空小学校のうらわかい女性教員・立花亜衣子がいたのである。


【ガンバルガール　第1話
　魔界先生　亜衣子さん誕生】

　4月。
　野山の桜咲きほこり、始業式も近づいてきたその日、亜衣子先生はハイキングをしていた。5月の遠足の下見をかねて山道を探索していた彼女の前を、

　突如、手裏剣が横切った。

　いや、最初は手裏剣とはわからず、ただ黒い影がヒュンヒュンと目の前を横切ったように感じたとたん、カンカンと威勢のいい音と共に、かたわらの木の幹にそれが突き刺さっていたのである。
　
　「まあ」と、あっけにとられて立ちすくむ亜衣子先生めがけて、今度は鎖鎌がジャララッと伸びてきた。

　とっさに受身の姿勢をとってかわす。普段はおしとやかでかよわく見えるものの、柔道黒帯はだてじゃあない。

　鎖鎌は亜衣子先生を捕らえそこね、惰性で近くの椎の木の幹にジャラランと巻きついた。
「ち、ちくしょー！」
　木の幹が叫んだ。
　いや、幹の模様そっくりの風呂敷がはらりとはがれたその下には、赤い忍者服をまとった少年が悔しそうに歯噛みをしていた。

「がははは！　虎太郎！　わしから逃げようなんぞ100年早いわ！」

　叢から悠々と現れたのは、これまた20世紀末とはおもえない時代錯誤の忍者服の男。黒い忍者服は、赤より本物らしい貫禄があるものの、木に擬態していたわが子をしげしげと眺め首をかしげ、
「はて、不可解な。狙ったのは確かに人影だった。わしの日本一の鎖鎌の速さでは、木に化ける暇などないはず･･･」
　などと言っているさまは、貫禄も何もあったものではない。だいたい、すぐ傍に転がっている亜衣子先生に気づかないところからして、忍者失格だろう。

　2人の様子を見ていた亜衣子先生はため息をついた。
　青空町で、いや、今の平成の世で忍者をやっている人間といえば、霧隠家をおいて他にない。そして、虎太郎という名前から察するに、この少年こそ霧隠虎太郎、つまり、今年度担任をうけもつことになっている、4年1組の生徒なのだ。
（学校でのうわさどおり、元気な子みたいね。　授業、ちゃんと聴いてくれるかしら･･･）

なに、もとが書きにくい題材だし。
何せ1クラスこさえにゃならんのだ。

　2人の忍者は亜衣子先生そっちのけで、修行がどうの野球がどうのとなにやら口論をしていたが、そのうち父親の一瞬の隙をつき、虎太郎は隠し持っていたヤスリで鎖を解いて、木々の間をふもとの方へと駆け降りていった。

「ふむ。あいつもなかなか、やりおるわい」
　虎太郎の去った方をみて、藤兵衛がにやりと笑う。
　亜衣子先生は、その笑みに不気味なものを感じつつも、とりあえず挨拶を、ともちまえの礼儀正しさを発揮した。
「こ、こんにちは･･･霧隠さん、ですよね？」
「いかにも。霧隠家当主・霧隠藤兵衛だ。･･･どこかでお会いしたような気がするが？」
「はい、たぶん青空小学校で。去年は、運動会の保護者種目をはじめとしていろいろな学校行事を、霧隠さんが盛り上げてくださって、本当にありがとうございました」
「いや、あれしき毎年のこと。子供達の健やかな生活を応援することこそ忍者の役目」
　このへんの意識が、立場的に無職でもNEETと違うところである。
「あら、毎年だったのですか？　すいません。私、去年教員になったばかりで･･･」
「なるほど、どうりでまだ見慣れていなかったわけか。･･･うちの倅は大変お粗末でして、そちらには、ちょくちょく謝りにうかがっているのですよ」
　今年はそうそうに顔見知りになってしまいそうな予感がした。
「さきほどの子が、虎太郎君ですよね。元気そうな、素敵なお子さんだわ」
「ハハハ、生意気なさかりです。今日も、忍者の修行より、友達との玉遊びをしたいなどとぬかしよって。ここらでお灸をすえなくてはと･･･」

　その時、虎太郎が駆けていった方向で、ドーンと火柱があがった。

「おお、噂をすればなんとやら」
「こ、虎太郎君、大丈夫でしょうか？」
「地雷の一つや二つではへこたれん奴です」
「地雷なんて踏んだら･･･え？　地雷･･･なんですか、あれ？」
「埋めたわしが保証します」
　胸をはって言うことではない。
　また、木々の向こうでドーンドーンと、続けざまに大きな音がした。
「･･･霧隠さんが用意されたのですか？」
「さよう。虎太郎の奴が逃げることを計算にいれて、この山のあちこちに、とくにふもとに戻る道には念入りに、地雷や竹槍、落とし穴など、数々の仕掛けを張っておいたのです」
　善良なる一般市民が登山に来ることも計算に入れてほしかった。青ざめる亜衣子先生に、藤兵衛は無責任感MAXな台詞をつづける。
「さーて、そろそろ奴めをとっちめにいかねば。先生もお元気で。ああ、その辺はマキビシだらけなのでお気をつけられよ。それでは御免っ！」
　
　こうして、藤兵衛は身をひるがえして飛び去っていった。
　亜衣子先生を山道に一人、置き去りにして･･･。

　目を凝らすと、いったい、いつ撒いたのか、行く道も戻る道も、びっしり銀色にとげとげしく光っている。かといって、道を外れたところに恐ろしい仕掛けが潜んでいないとは限らない。

（困ったわ･･･これじゃあ、全然動けないじゃない･･･）

　しばらくの間、付近で連続する爆発音をぼんやり聞きながら、亜衣子先生は途方にくれていた。あまりにも自分の進退を考えるのに夢中だったために、

　そのうちの一つの爆発音がやけに大きかったことや、
　その直後、空がにわかに曇り、地の底から聞こえてくるかのようなおどろおどろしい大音声が「我が名は大魔界の魔王ゴクアーク。人間界を大魔界に変えてくれよう」と物騒な宣戦布告をしたことや、
　そのすぐあとに、白くまばゆい光の塊が「私がお前を封印する！」という声と共に山の一点に落ちていったことには、


　まったく気がつかなかった。


　彼女が我に返ったのは、それからだいぶあと。
　ふいに、彼女に呼びかける、奇妙な男の声があったのだ。

「おい、そこの者」

　すぐ近くで囁かれたかのようなその声に、亜衣子先生は驚いた。そして、周りを見渡しても人影一つないことに、さらに驚いた。

「私ったら、誰かに助けてもらいたいあまりに、幻聴が聞こえ始めたのかしら･･･」
「ちがーう！　幻などではない！　私こそは大魔界の大魔道士、ヤミノ･･･いや、そんなことは知らなくてもよい。･･･ときに、人間」
「青空小学校の立花亜衣子といいます」
「･･･（ぼそりと）人間ごときの名前なんぞ、覚える気になれるか。･･･（急にわざとらしく）コホン！　ときに、おまえ、魔道士見習いになるつもりはないか？」
「魔道士見習い、ですって？」
「そーだ。呪文ひとつで魔界の生物を好きに呼び出すことのできる力を、おまえに授けてやろう、と言っておるのだ」
「すいませんけど、今、私、それどころではないんです。前も後も針の山で、帰りたいのに帰れないんですの･･･」
「うぐぐ･･･。せ、せっかくの機会を棒にふる気か？　この付近にはおまえの他に目ぼしい人間がおらんのだ。おまえに魔道士見習いになってもらわないと、私は非常に困ってしまう･･･」
「それに、生き物なら、学校でメダカとウサギとチャボを飼っていますから、間に合ってますし」
「おい人間！　魔界獣を人間界の動物と一緒にするなっ！　魔界獣にはその種ごとに、不思議な力が宿っているのだぞ。そう、不思議な力で、おまえを家に帰すことのできる魔界獣がいるやもしれん！」
　亜衣子先生の目は輝いた。
「まあ、そうですの！？　だったら私、なります！　魔道士見習いにさせてください！」
「それでよい･･･ちと動機が貧弱すぎるのがナンだが、贅沢は言っておれん。なんせおまえしか、適当な人間がおらんのだから。･･･さあ、魔道士見習いになりたくば、この私の黒い光に導かれるままについて来い」
　亜衣子先生の前に、拳の大きさの黒い光を放つ塊がぼうっとあらわれ、ふわふわと叢の中へ消えていった。
　が、亜衣子先生がじっと立ち尽くしたままでいると、すぐにいそいそと戻ってきた。
「おい、人間！　後をつけてこいと言ったろうが！」
「でも、私、一歩も動けないんです。道がマキビシだらけですから」
「ううむ･･･」
「だいたい、一歩も動けないから魔道士見習いになろうとしたんです。動けるなら苦労しません。あなたみたいに光の玉になって宙をいけるならいいのですけど･･･」

　黒い光の玉は、しばしあたりをさまよう様に動いていたが、やがて、諦めたかのように亜衣子先生の前に戻ってきた。

「どの道も仕掛けでいっぱいだ。仕方あるまい･･･。おい、人間。目をつぶれ」
「え？」
「よいから、はやくつぶれ。そして、いいというまで開けてはならぬ」
「わかりましたわ」

　亜衣子先生は目をつぶった。
　すると、ぐらっと体を引き寄せられる感じがして、次の瞬間には、二本のしっかりした腕に、亜衣子先生は抱きかかえられていた。
　まるで、絵本によくある、王子様に抱えられて教会の門をくぐるお姫様のような恰好で。

「まあ！　本当に助かりますわ。ヤミノ･･･さん、でよかったかしら？」
「は？」
「あなたのお名前。魔道士のヤミノさん、ですわね？」
「いや、あー･･･」
「ヤミノさん、ありがとうございます」
「ふん。まあよいわ。･･･ほら、ついたぞ」
　足が地面につく感触があった。
「意外と近かったのですね」
「ごちゃごちゃ言うな、ほれ、目をあけい！」

　目の前には、しめ縄の張った大きな石が一つ。
　そして、しめ縄と石の間に、一冊の本が挟まっていた。

「人間よ、その本を引き抜け」

　本は、なんなく抜けた。

「人間よ、その本は、昆虫魔界獣辞典という。いまからそれは、おまえのものだ」

　亜衣子先生は辞典をぱらぱらとめくった。ページごとに絵が描いてあり、どうやらそれが魔界獣なのだろう。どの生物も、どこかで見たことのあるような虫ばかりだった。あるページで、先生の手がとまる。

「あら、素敵な蝶ね。この蝶なら、私を町まで飛ばせてくれそう」

　黒い光がふわふわと辞典をのぞきこむ。

「なるほど、蝶魔界獣・バタフラーか。こいつは何にでも羽をつけることができる魔界獣だ」
「素敵ね！」
「（呟くように）ああ、素敵だとも。人間界が恐怖と混乱に陥る様子がこの目に見えるようだ･･･（声を張り上げて）さあ、魔道士見習いよ、この魔界獣を召喚してみよ！」
「どうすればいいのかしら？」
「呼び出したい魔界獣のページを見ながら、これから私が教える呪文を唱えればよい」


　ゾイワコ・ノイワコ・マカイヤ・ ゾイワコ 暗く湿った魔界の森より今こそ出でよ我が前に ハズラム・サライヤ


　かくして、魔道士見習い立花亜衣子がここに誕生した。

【ガンバルガール　第1話
　魔界先生　亜衣子さん誕生・終】

投下乙。
ガンバりすぎｗ
ガンバルガー知らないけど、トボケた感じが当時のアニメっぽくて実になごむな。
年甲斐のない先生や三人娘の活躍に期待。

乙です　作品を落とした人間は素直に尊重する、それがマナー

>>562
キモオタの妄想駄弁りなら他所でやれ
エルドラン本を書くアニメライターごっこか？
むなしい遊びだな

暴言しか吐けないイチャモンちゃんにマナーとかほざかれる日が来るとはな。

ここはいちゃもんに任せて雑談もできる避難所立てようぜー。
とはいいつつ、そんなに人いないから意味はないが。
取り敢えず俺はもうここに来る気はない。勝手にやってろって感じ。
またどっかで会おう。

賑わってるなら避難所も意味あるんだろうけどね。
なかなかＳＳ投下されないのは確かだし、
書く気がある人はどうかがんばってとしか。

>>564 >>566-568
乙かれさまです。
今後ガンバーチームと敵対したりするのかな？
がんばってくださいね。

　亜衣子先生が魔道士見習いとなって、はや2週間。
　いや、すでに2週間。

　我らが光の戦士エルドラン、通称『子供達にロボットを押し付ける迷惑なおじさん』は、あのとき亜衣子先生がみた例のしめ縄岩に封印されている大魔界という異空間で、魔王ゴクアークと死闘をくりひろげている。
自らのロボット・ガンバルガーを操って、黒竜の姿のゴクアークと必死に戦うエルドランは、人間界に魔道士ヤミノリウス3世が送り込まれていることに気がついていない。
　つまり、いまだ人間界にはガンバルガーが存在せず、ガンバースーツを身にまとい超能力で人々を守る正義の味方ガンバーチームも結成されてはいなかった。

　さあ、ガンバルガーがないのに『ガンバルガール』なんていうタイトルを冠していいものだろうか、とツッコミたいのはわかる。
だが、それよりも、ガンバルガーがないのに、魔界獣は召還できるというこの状況をおおいに憂いてほしい。
しかも、本家TV番組『ガンバルガー』では孤軍奮闘をよぎなくされていた大魔界の大魔道士・ヤミノリウス3世に、このパラレルワールドでは魔道士見習いという強力な仲間がいることも考えてあわせてほしい。

　この状況で2週間。

　いかにヤミノリウス3世がまぬけでも、この好機を活かせぬはずがない。

　人間界は風前の灯。
　二人の邪悪なりし魔道士の手によって、青空町は暗雲垂れこめ、おどろおどろしい魔界獣の跋扈する、恐怖と混乱にみちた地獄絵図と化して･･･

･･･はいなかった。

【ガンバルガール　第２話
　大魔界の大誤算　〜魔界先生　亜衣子さんの午後〜】


　春ののどかな陽光が差し込む4年1組の教室で、亜衣子先生は今日も朗らかに授業をする。
「みなさん。4年生になって、社会科や理科など、いままでになかった新しいお勉強が増えましたね。今からみなさんにやってもらうことも、新しいお勉強の一つなんです･･･うしろの席が騒がしいようですが、どうしたの力哉君？」
　最後列に座っているクラス委員・流崎力哉が、斜め前の席でいがみ合っている男女を指差す。
「えっと、虎太郎と千夏さんがまた喧嘩を始めたから、まわりのみんなで止めに入ってたんです」
　ためいきをつく亜衣子先生。
　霧隠虎太郎は、ハイキングの時の予感どおり、新年度が始まって1週間もしないうちに、学級の超問題児になっていた。特に、左隣の席の結城千夏とは犬猿の仲だ。この2人は自宅も隣同士という幼馴染の間柄だというのに、なにがそんなに気にくわないのだろう。
「どうして、喧嘩なんかしたの、千夏さん？」
　おさげ髪の活発そうな少女が勢いよく立ち上がる。
「だって、虎太郎の奴、こっちをむいて大あくびしたんです。このバカの顔がさらにアホ面になってて、こっちにまで感染しそうないきおいで！」
「だからって、叩くこたぁねえだろ、千夏！」
　虎太郎も声をはりあげる。右のほほが、季節はずれのもみじ色になっている。
「あーら、虎太郎君。千夏に感謝しなさいよ。眠気を覚ましてもらったんだから」
　話を聞いていた女子のクラス委員・武田桂が、にんまりと笑って皮肉を言う。彼女は虎太郎の一つ前の席だ。
「なにをぉ！？　桂はかんけーねーじゃん、だまってろよ！」
「寝ぼけた虎太郎君が悪いくせに！　千夏、もしこいつが私の背中にむかって大あくびしそうになったら、バカ菌がうつるまえにぶっとばしてやって」
「わかったわ、桂！」
　奇妙な女の連帯感に虎太郎はひるみ、右隣でノートをとっていた気弱そうな少年に助けを求める。
「お、おい、鷹介。おまえもなんか言い返せよ」
「え？　な、なんのこと？」
「はあ？　おまえ、今の話、聞いてなかったのかよ･･･あー！　おまえ、なんかこそこそ書いてやがると思ったら、塾の宿題やってたのか！？」
　風祭鷹介は青ざめて、ぱたぱたとノートを閉じて机の中にしまいこむ。
　黒板の前の亜衣子先生は、またため息をついた。この風祭少年は、スパルタ教育ママのいいつけによって、学校以外の時間のほとんどを塾やソロバンなどのお稽古事に費やしていると聞く。
　今までも、授業中にこっそり内職するのを見てみぬふりをしてきたが、ここまで公にされたら注意しないわけにはいかない。
「鷹介君、学校のお勉強には、単なる知識以外の大切なものもたくさん含まれているのよ。だから、授業中は、塾のお勉強をするんじゃなくて、そのときそのときをもっと楽しまなくっちゃ」
「ごめんなさい、先生。･･････ぼくもそうしたいんですけど･･･」
　風祭少年はしゅんとしてうつむく。その顔には、ガリ勉の6年生が3学期にみせるような、『学校の勉強なんてくだらない』というさげすみではなくて、常に時間に追われているような疲労の色が見えている。だから余計に哀れだ。

　風祭鷹介が謝ったことで、虎太郎たちも気がそがれたようだ。クラス全体がしんと静かになった。
　この機をのがさず、亜衣子先生は明るい調子で授業を再開した。
「･･･さあ、みなさん。これからやるのは新しいお勉強、といっても、先生がみなさんにおしえるのではなくて、みなさん自身の好きなことを、仲間といっしょに高めていく時間です。　これを、『クラブ活動』といいます」

　すでに大半が本やアニメで『クラブ』という存在を知っていたようで、わぁと歓声があがった。

　先生は黒板に、サッカー部・将棋部・科学部･･･などいくつかの部の名前を書いていく。

「クラブ活動は、4･5･6年生でまとまって行います。現在あるのは黒板に書いたクラブです」

　クラス委員の力哉が不満そうに手をあげる。
「野球部はないんですか？」
　今の発言はクラス委員としてのものではなく、少年草野球チーム『青空ゲンキーズ』のキャプテンとしての発言だった。

「力哉君、残念ながら今はないわ。でも、今クラブがなくても、3人以上同じ事をやりたいっていう同志があつまったら、新しいクラブを作れるのよ」

　力哉の目が輝いた。
「おい、虎太郎に鷹介！　3人で野球部をつくろう！」
　先ほどの騒動で話題になったこの2人も青空ゲンキーズのメンバーだという。
「少しでも練習時間を増やして、めざせ甲子園、そしてプロ野球だ！」
「3人でどうやって野球するんだよ」
　虎太郎が的確なつっこみをいれる。
「ゲンキーズの練習だけでもぼく、へとへとだよ。勉強する時間が減ってママに怒られちゃう」
　補欠の鷹介もげんなりした顔で反対を主張する。
「それに、ぼく、他にやりたいことがあるんだ･･･」
　そうつぶやくと、鷹介はそっと前の席の長髪の少女を見つめた。図書委員の小牧百合香を見つめるその目には、あこがれと希望と不安がめまぐるしく見え隠れする。


「じゃあ、この黒板に書いたクラブに入りたい人は、それぞれ決められた教室に行ってください。これ以外のクラブを作りたいなと思う人は、この教室に残って、いろんな人と相談してみてくださいね。はい、はじめて！」

　亜衣子先生が、ぱん、と手をたたいたのを合図に、クラス中がざわざわとうごめき始めた。

【ガンバルガール　第２話
　大魔界の大誤算　〜魔界先生　亜衣子さんの午後〜・続く】

>>574-576
乙華麗さまです。

その調子だとガンバーチームは無しで行くのかな？
それはそれでパラレルでいいかもしんないｗ
続きがんばってください。

もっと絵とかアップされたら良いのにね　このスレ。

ようやく作品が落ちる流れでいいですね
頑張って下さい

>>572
作品を落とす人の邪魔だから
黙って去って人のいないとこで下らない妄想でもしてなさい
アンタのような薄汚い汚物オタクにはふさわしいと思いますよ

お前はみんなの邪魔だ。
とっとと消え失せろ。

>>579
煽るお前のような奴の方がよほどの屑だわ
いじましく醜く幼稚なオタクの妄想企画ごっここそ
ここには必要の無い糞みたいな物

屑って言う奴も屑
糞って言う奴も糞

目糞鼻糞を笑うって奴やね

このスレはもう駄目だ
やっとＳＳが投下され始めたっていうのに
ＳＳ褒めながらスレつぶしてやがる

【ガンバルガール　第２話
　大魔界の大誤算　〜魔界先生　亜衣子さんの午後〜・続き】

　自由行動がはじまってから30分後。


　生徒の大半は既存のクラブにはいるべく、他所のクラスへと散った。

　新しいクラブを作ろうとする生徒達は、4年1組の教室に集まってメンバーを募っている。　
　どうやら数グループできつつある雰囲気だ。
（さすがに4年生にもなると、しっかりしてくるのね･･･）
　生徒達の相談している様子を教壇から見ながら、亜衣子先生は頼もしく思った。


　と、先ほどさわぎをおこした結城千夏が、クラスメイトの一群をひきつれて、意気揚々とやってきた。

「先生！　私達、新聞部をつくります！

　青空町で起こる事件は、すべてこの、青空小新聞の記者におまかせっ！
　私のカメラで、どんなスクープでもばっちり撮っちゃうんだから！」
　そう言って千夏は、どこから取り出したのか一眼レフのいかにも丈夫そうなカメラを掲げて、誇らしげにポーズをとった。
　さすが、カメラ屋の娘。ポーズがさまになっている。

「話しがまとまってよかったわね。･･･新聞部？」
　メンバーの顔ぶれをみて、亜衣子先生は首をかしげる。」
「･･･部長は千夏さんで、部員は･･･ここにいる5人ってこと？」

　そう、この5人が問題なのだ。
　どうみても、ちぐはぐなメンバー。

「本当に、みんな新聞部でいいのかしら？
　･･･じゃ、じゃあ、一人ずつ、どんな活動をしたいか、聞かせてちょうだい。

　まずは、桂さん」

　クラス委員の武田桂は、眼鏡のフレームをきゅっと押さえると、自信たっぷりに言った。
「青空町には、正義の味方・防衛隊の本部があります！
　防衛隊は、日本を、世界を救う、ライジンオーより格好よくてすっごい組織！
　
　私はこの防衛隊のすばらしさを、そして、防衛隊長官であるパパの大活躍を、新聞をとおして青空小のみんなに伝えたいんです！」
　
「なるほどね。桂さんはお父さんが大好きなのね。
　じゃあ、百合香さんは？」

　長髪の内気な少女・小牧百合香は、うつむいて、蚊のなくような声をだした。
「わ･･･わたしは、気が弱くて･･････人にものを伝えるのが苦手で･･･
　･･･だ、だから、みんなの中になかなか入っていけなくて･･･今も、どこのクラブにも入れなくて･･･
　･･･千夏さんが誘ってくれて･･･う、うれしかったんです･･･
　あ、鷹介君も別のクラブに誘ってくれたんですけど･･･
　
　でも、わたし･･･記事を書くことで、人に何かを伝えることが上手くなりたいんです」

「わかったわ。がんばってね。
　で･･･別のクラブを作ろうとしていた鷹介くんが、なぜここにいるのかしら？」

　風祭鷹介が、ちらちら百合香に視線をやりながら頭を掻いた。
「僕は、お昼寝クラブとかあったらいいな、って思ってたんです。
　あ、いや、百合香ちゃんを誘ったのは、そのクラブじゃありません！
　　
　･･･お昼寝クラブはあったらいいな、って思っただけで、
　実際は、ミステリークラブをつくろうと決心したんです。

　家では単語帳や参考書しか読ませてもらえないから、
　せめてクラブだけでも、不思議なことやワクワクすることを探したり、そんな本を読む自由な時間がほしいなって。

　ででっ、えっと、百合香ちゃんを誘ったのは･･･あの･･･その･･･そ、そう！　図書委員だから！　百合香ちゃんは図書委員だから、いろんな本にくわしそうだなって思ったんです！
　ほんっとうに、それだけなんです！

　･･･結局、ミステリークラブはメンバーが集まらなかったんですけど、
　千夏ちゃんが、新聞部なら記事を書くためにいろんな本を読めるよ、って誘ってくれて･･･。
　とりあえず、今噂になっている、学校の七不思議を調べてみようかと思ってます」

　鷹介が百合香ちゃんの勧誘に失敗した時点でさじをなげたことは、先生も知らない。
　でも、今の話で、だいぶわかってきたことがある。

「へぇ、確かに新聞部なら、こんなに趣味や目的が違う人たちでも、いろんな方向で新聞作りができるわね。
　かえって、ばらばらだからこそ、面白いものが作れるかもしれないわ。
　千夏さんはみんなを説得するのが上手なのね。

　･･･さて、力哉くんはどんな方向性で新聞部に協力するのかしら？」

　万年ユニフォーム姿の生粋の野球児・流崎力哉は胸をはった。
「新聞記者は体が資本です！
　俺は体を鍛えるために、素振りやグラウンドを走る練習メニューを考えて、実践します！

　メンバーが忙しくて一人でやることになるかもしれませんけど、
　これも、大事な新聞部の活動です！

　部員全員分の基礎体力を、俺が身につけます！」

「･･･こじつけている感じがしなくもないですが･･･これも千夏さんに言われたこと、なのね、やっぱり。

　最後は虎太郎くんだけど･･･虎太郎くんは自由行動始まって真っ先に飛び出して行ったんじゃなかったかしら？」

　先生の言葉をきいて、メンバー全員がぎょっとしたように振り返った。
「えっ、虎太郎！　いつからいたの！？」

　一番後ろにいたクラスの問題児・霧隠虎太郎は単純明快に、にいっと笑った。
「おまえたちが先生のとこに来たあたりから！
　
　オレ、一番おもしろいクラブに入りたくって、いろんな教室を見てまわってたんだ。
　でもよぉ、どのクラブもなんかピンとこねーんだなー。
　5･6年生が威張りくさっていやがって、まるで部員がくるのはトーゼン！　みたいな顔をしてよぉ。
　　
　で、どれもつまらなそうで、ここまで帰ってきたらさ、千夏が口から泡飛ばして、なんかクラブ作るって力説してやんの。
　あれは、おもしろかったねー。
　こいつがそんなおもしろいことして作ろうとしてるクラブなら、きっとどこよりもおもしろいんだろ？

　だから先生、オレもここにいれさせてもらうぜ！」

「えーっと･･･つまり、虎太郎くんはメンバーじゃなかったのね？
　じゃあ、入部希望者ということになりますけど、
　部長の千夏さん、虎太郎くんを新聞部にいれてあげますか？」

　千夏が手をひらひらとふって、拒絶の意思をしめした。
「冗談じゃないわ！　虎太郎なんてきたら、おもりするので精一杯で、新聞作れなくなっちゃう！」

　先生は苦笑した。
「そういわないで、入れてあげたら？　虎太郎くんは、千夏さんのクラブが面白そうだって褒めてくれているじゃない」

　千夏の目に迷いがうまれた。
「えっ･･･でも･･･記者っていろいろ忙しいから･･･」

　力哉が助け舟をだす。
「虎太郎の世話なら、俺がやるよ。俺と一緒に野球の、いや、新聞部の体鍛える訓練させるから！」

　鷹介も虎太郎の肩をもつ。
「忍者の虎太郎くんなら、どんなところにも忍び込んで秘密をあばけるかもしれないよ」
　･･･かばうつもりで言ったのかもしれないが、ひとつ間違うと犯罪だ。

　桂や百合香からも反対意見が出ないのをみて、千夏は大きくため息をついた。
「仕方ないわね。虎太郎、入部OKよ」
「よっしゃー！　さんきゅー、千夏！」
　虎太郎が跳びあがって手をたたいた。頭のてっぺんで結ったちょんまげが元気よくゆれた。

「では、
　千夏さん、桂さん、百合香さん、
　鷹介くん、力哉くん、虎太郎くん･･･」

　亜衣子先生は今一度、この6人をみまわして、大きくうなづいた。

「･･･以上6名で新聞部を作ることを認めます。
　私が顧問になるから、困ったことがあったらなんでも相談してちょうだい。
　じゃあ、新クラブの届出に名前を書いてもらうから、みなさん、職員室まで来てくださいな」


　隣の教室の先生に1組のことを任せて、亜衣子先生は6人と連れ立って歩き出した。
　階段を下りながら、先ほど鷹介の言っていたことをふと思い出す。

「鷹介くん、不思議なものに興味があるのね」
「はい、先生。不思議なものって、答えがないところが好きなんです。
　･･･答えがあると、テストみたいに覚えなきゃいけなさそうだから」
「塾、とても大変なのね･･･」

　このかわいそうな少年に、なにか気の晴れるような話題を、と先生は考えた。

「･･･そうだ。鷹介くんは魔法を信じる？」
「魔法･･･ですか？」
「そう。ある日突然、魔道士になって、不思議な力が使えたら？」
「とっても楽しそうですね。もし、なれたら、の話ですけど。
　そしたら僕、塾やお稽古事に行かなくてすむような魔法をかけたいなあ。それか、ぐっすり眠れる魔法を使いたいです」
「（つぶやくようなひとりごと）･･･塾に行かなくてすむような魔界獣は居なさそうだけど、ぐっすり眠れる魔界獣ならいるかもしれないわ･･･」
「どうしたんです、先生？」
「えっ、あ、ああ、ただのひとりごとよ」
「そういえば、魔法で思い出したんですけど、
　このごろ僕たちの学校で噂になっている『学校の七不思議』にも、魔法みたいな話があるんですよ。ご存知ですか？」
「いいえ。　どんなものなの？」
「ええっと、たしか･･･
　『図書室に、魔法の言葉で書かれた辞典がある』っていうのと、
　『理科室の黒板に、ときどき魔方陣のような印が現れる』というのがあります」
「あら、やっぱり図書室に置いておくのは危険だったかしら･･･」
「先生、何か詳しい話を知っているんですか？」
「いっ、いいえ。全然知らなかったわ」
「そうですか･･･でも、魔法だけなら、まだいいんです。
　一番怖い七不思議は、『理科準備室の歩き回る骸骨模型』･･･
　僕、その景色を想像しただけで、鳥肌がたつほどぞっとしちゃいます。
　ほ、ほら、噂をすれば･･･あの廊下の先が理科準備室ですよね。なにかがいそうな雰囲気･･･」

　鷹介はぶるぶるっと身震いした。

　亜衣子先生は、鷹介の肩にそっと手をのせた。
「大丈夫。先生がついています。
　･･･それに、理科準備室にいるのは、おばけじゃなくて、ひょっとしたら魔界への帰り道がわからない、良い魔法使いさんかもしれないわ」


　そう、亜衣子先生は知っている。理科準備室になにが居るのかを。
　でも、その本性や真の目的は、まだ知らない。


【ガンバルガール　第２話
　大魔界の大誤算　〜魔界先生　亜衣子さんの午後〜・さらに続く】

第３話「ガンバーチーム誕生」まで、なかなかいかなくてすいません･･･。


このスレ、個人的にはもっと雑談・妄想でもりあがると嬉しいな。

本編にないことを考えるってことは、それがたとえ一文であっても、チラ裏と罵られようとも、
それ自体が立派な二次創作だと思います。

この話だって、ガンバースレの雑談でワクワクしたから書きたくなった妄想の塊さ〜。

>>582-585
お疲れ様です。
次はいよいよガンバーチーム登場？
楽しみにしてますね。

本当に、がんばって欲しい。

>>582-585
SSとはいえ書くのには気力が必要な物
マイペースに、しかし着実に頑張ってくださいね
とてもいい感じだともいます

>>581
あんたは糞や屑以下の存在ですな
どこか別なスレに行って、くだらないオタクの続編妄想でも
痛い幼稚なメカアイデア披露でも好き勝手にしてりゃいいじゃないですか

少なくともここは罵るスレじゃない。
相手が誰かも確認せずに罵るくらいだったら、
幼稚なメカアイデアやオタクの続編妄想の方がなんぼかマシ。

もちろんＳＳが投下される方がもっと良いけどね。

まあそうやってスレから人を追い出していればいい。

>>589
まったくまあ、黙って出てゆけばいいのに
つくづく見苦しい奴だな。お前みたいなのは人間的にも劣等でどうしようもないわ
いいか、痛いオタクの無責任な妄想で創作ごっこなんてのは下の下だ
最も下品で惨めでオナニーとしか言いようのない下種な醜い行為だ
ここでやるべき事ではない

楽な方向に流れるから、物語につながらない
屑みたいなありがちアイデアしか出ない
やるだけスレ汚しでしかない

>>590
別にさ、おれの事なんて興味ないと思うんだけど、
相手は確認したほうが良いよ。
まあ、おれ自身大したもんは書いてないんで、
何言われようが構わないんだけどさ。
君みたいなのに読んでもらいたくないし。

>>586みたいな書き込みもあるんでね。

一つだけ言っておくと、おれはこのスレの住人って訳じゃない。
でもまあ、書き込んでる以上同列に扱われるのは当たり前だ。
君はＳＳ投下しないで、妄想設定や雑談ばかり書き込む奴を罵っているが、
だったら、君自身がＳＳ投下しない限り、君も同じ穴の狢になるんじゃないかね？
それでも今の君の行為が正しいと信じて、続けると言うなら、
おれは何も言わないよ。
このスレを専ブラのログから外して、読めないようにするだけだ。
あと、このスレをリンクに入れてるスレに、このスレの現状をタレ込むだけだね。

まあ、このスレの住人さんからすれば、君の方が迷惑な存在だという事をお忘れなく。

では。

>>591
あのさー、書き手がやりたいっていっても
そいつは個人的な要望だろ？
SSを落としたことは素直に賞賛して激励するが
なんでそんな幼稚で惰弱なオタク要望まで賛同しなきゃならんのだ
そういうもんじゃねーだろ、この知恵遅れの遺伝子の腐ったキモオタが
出て行きたきゃ、とっとと出てきゃいいだろ
お前の存在になんぞ何の価値もない

お前は心底アホか？それともトラの威を借る狐のつもりか？

職人さんが雑談・妄想で盛り上がった方がいいって言ってるのに
イチャモンちゃんはまだまだグダグダ言ってるのか。
いい加減にしろ。

>>593
職人だろうが100％正しいわけがないだろ
作品は作品、意見は意見

こんな事は至極当然の事だと思いますけどね？

いや、虎の威を借りてるかどうかはしらんけど
多分その人よそのスレの職人さんだから。
そりゃそういう人も書いてくれないよね。

つか、せっかくSSが投下されてるんだから
そっちの話題にレスすればいいじゃん
いつまでもグダグダと脳内仮想的に粘着
レスしてないでさ

こないだからSS投下してくれてる人は、スレ引っ越しした方がいいと思うわ
だってせっかく書いたのに感想レスつかなくなったじゃん
嫌味とかなしで、マジそう思うわ

応援してくださる人、心配してくださる人、ありがとう！
ま、おきらくごくらくにやります。自分のペースで。
で、まだ２話目が終了しないんだｗ

【ガンバルガール　第２話
　大魔界の大誤算　〜魔界先生　亜衣子さんの午後〜・続きの続き】


　5時。
　下校のチャイムが鳴り、校庭から聞こえていた子供達の喧騒が消えていく。
　ときおり聞こえる自動車のエンジンや自転車のベルは、帰宅する先生たちのもの。


　夕日さしこむ無人の教室は、昼の教室には無かった不思議な空気に満ちている。


　廊下に貼られた習字の半紙はヒラヒラと、まるで壁から突き出た無数の手のようにさざめき、
　トイレの鏡は夕日をうけて不気味に赤くギラリとひかり、
　理科準備室の奥にしまってある骸骨模型の影はドアにまで長々と伸びて、まるで扉をこじ開けようとするかのようにゆらゆらと動いている。

　いや、骸骨模型は、その影だけでなく、よくよく見ればその本体もカタカタと震えているのだ。

　骸骨の振動はしだいに大きくなり、やがて準備室中の備品や隣の理科室の薬品棚までもが呼応するようにガタガタと揺れはじめる。

　そして、

　薬ビンや三角フラスコは、薬品棚から溢れだすように、
　暗幕は、カーテンホックを引きちぎって、
　実験器具に接続していたコンセントは、蛇のようにくねりながら、
　
　それぞれ骸骨模型へ吸い込まれていったかと思うと、


　黒い光が一閃！


　各種の薬品で調整された大魔界の空気が満ちた大フラスコの中に、三白眼の青白い顔が浮かびあがる。
　暗幕は闇の者に似つかわしい禍々しいローブに。
　コンセントは魔法の杖に。
　骸骨は血のかよう肉体に。

　すべてのものが寄せ集まって、大魔界の魔道士・ヤミノリウス3世の姿へと変貌を遂げた。

「おっと、裾が乱れておる」


　薬品棚のガラス戸に映った自身の姿を見ながら、悪の魔道士とは思えないほどの几帳面さでこまごまと服装を整えるヤミノリウス。

「まったく、人間界の服の堅苦しいこと･･･
　大魔界にいた時分は、幽体だから服なんて着なくてもよかったのになぁ」

　人間界の物を依り代にして体を形成しているので、多少の不都合は仕方ない。
　かといって依り代がないと、魔力をたちどころに消耗してしまうのだ。

「はやく人間界を大魔界にして、ラフないでたちで町をお散歩したいものよ･･･」

　人類の敵とは思えないほど、庶民的な願いである。


「おっと、そろそろ時間か。
　あの女が図書室にやってくるころだ･･･

　人間で、まだまだ未熟といえども、奴は魔道士見習いという我が弟子。
　師匠の名に恥じない恰好をせねばな･･･

　･･･よ〜し、これで完璧だ！」

　最後の仕上げ、と襟元を正したとき、
　大魔界のシンボルをかたどったペンダントが、胸元からほろりとあらわれた。

　正確には、『大魔界のシンボル』ではなくて『大魔界のシンボルの半分』とでもいうべきか。
　陰陽玉のような大魔界の印、それが、このペンダントには半分しかないのだ。
　そしてもう半分は実体の無いぼんやりした蜃気楼のように、かろうじて輪郭がわかるぐらいに見えているにすぎない。

　ペンダントをみて、偉大な魔王ゴクアークと、恐るべき光の戦士エルドランとの激戦にしばし思いをはせるヤミノリウス。
　彼が人間界に先鋒として送り込まれる際、あやうく２人の争いに巻き込まれかけて、自身も攻撃で傷ついただけでなく、魔界獣辞典と魔法のペンダントの半分を失ったのだった。


　ペンダントを手にとって、ヤミノリウスはため息をつく。

「ゴクアーク様に申し訳ない･･･
　私がふがいなかったばかりに、人間界の征服のめどが未だ立たぬとは。

　それにしても、ペンダントの魔力が充分でないとは、なんと不便なことか･･･」

　ペンダントは、欠けたままでは効果を発揮しない。

　欠けた半分が不完全ながらよみがえる、夕方から夜にかけての『闇の時間』を待つか、
　あるいは欠けた半分を補うほどの、『恐怖と混乱』を集めないと、
　ペンダントの魔力を使えないのだ。


「辞典から召喚した魔界獣を暴れさせたら、『恐怖と混乱』なぞたやすくあつまるはずなのに、
　あの女の使い方ときたら･･･

　･･･っとっとっと、ああっ、しまった！
　ゴクアーク様から頂いた、大事なペンダントがっ！！」

　もてあそんでいた拍子に手がすべり、
　ペンダントは床をコロコロと転がって、
　放電管やソーラーカーやら蟻の巣観察セットやら学研の付録などが積み重なったガラクタ山の隙間に入り込んで、見えなくなってしまった。


　同時に、せっかく身づくろいしたヤミノリウスの体はザッと崩れ去って、元の憑依物に逆戻り。

　薬品やビーカーは薬品棚に。
　衣装は暗幕に。
　杖はコンセントに。


　もとどおりになった理科準備室で、骸骨がいまいましげに顔をゆがめる。

「･･･まったく情けない。
　私ともあろうものが、ペンダントの魔力がないと、満足に姿を形作ることさえできないとは･･･

　･･･これもエルドランの封印の力が、私やペンダントにまで及んだため！
　おのれエルドラン！　この恨みは、いつかきっと晴らしてやるぞ！！



　･･･だが、とりあえず、今はペンダントを探さねば･･･
　くそう、これで何度目だ！？
　また約束の時間に遅れてしまうではないか！
　
　･･･いやまて、ここはペンダントが無くても、とりあえず図書室に行くべきか？
　あの女、この間は少し遅れただけだというのに勝手に帰りよったからな･･･
　『テストの採点がありましたから』なーんてぬけぬけと。
　まったく、魔道士見習いをなんだと心得ておるのやら･･･

　いやいや、愚痴を言う間にペンダント探しだ･･･
　･･･う〜む、毎度のことだが、骸骨の体は、スースー風通しがよくて気味が悪い･･･」




　鷹介の言っていた、
　七不思議の『理科準備室の歩き回る骸骨模型』とは実のところ、
　『理科準備室で落としたペンダントを探し回る骸骨模型』なのであった。



【ガンバルガール　第２話
　大魔界の大誤算　〜魔界先生　亜衣子さんの午後〜・続く。けど次回で完結】

私はあなたを待っていた！
ヤミノさんＧＪ！

GJ!
軽いネタでも何か作ってみようかな…
例えば仁が女の子だったらとか・・・
いや、仁は男のほうが良いかな？

今、このスレにいるのは俺だけ！

もうダメだな

オレもいる！
…ただ、ガンバルガールの続きがきりのよいところまでかけないんです。ごめんなさい

俺も書いてるけどなかなか進まない
クラス替えネタなんだけどさ…

ライジンオー、ガンバルガー、ゴウザウラー、ダイテイオー
のクラスで選抜してるんだけど
出て欲しいキャラって居る?

ところでさ、いまさら言うのもなんだけどヤミノリウスの呪文って
「ゾイワコゾイワコマカイワゾイワコ」じゃなかったっけ？
ガンバルガールの人、とっくに気付いてて気を悪くしたらごめんね。
楽しみに待ってますんで。

ほしゅ

ほしゅ

さ

が

ふ

ろ

ん

て

ぃ

た

い

む

と

ら

べ

る

は

た

の

し

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　´:::::::::::::::::::::::::::::::::｀丶、
　　　　　　　　　　　　　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　 　 　 　 　 　 ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
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　　　　　　　　　　|:i:小i:| Vﾂ　∨ 　 ィ=ミ、∨::: /::::::::/::-=7::::::::::}　
.　　　　　 　 　 　 |:ｉ::| :}　　　　 　 　 ん心∨::::/::::::::/:::_彡{:::::ｉ:::::|
　 　 　 　 　 　 　 |:i::|:::　 　'　　　　 弋iツﾉ:::::/:::::::::ﾊ::::::／!::: ｉ:::::|
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このスレッドは色々な意味で経国の英雄金正日総書記の栄光ある軌跡に変更されました
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栄光ある我が祖国 朝鮮民主主義人民共和国万歳！ 　　
朝鮮人民の全ての勝利の組織者であり嚮導者である朝鮮労働党、万歳！

（吼）今日は陽昇学園の運動会。途中、邪悪獣騒ぎもあったけど、きららとひでのり君の活躍で邪悪獣ダルマンダーをやっつけることができた。
何もかもが正反対のふたりががんばってる姿はちょっぴりおかしくて、でもなんだか素敵な光景だったんだ。
今は運動会も無事終わってみんなで後片付けをしている。
あ、ダメだよ仁くんあきら、ヨッパー、そんなにふざけてたら…やっぱりマリアが飛んできた。もうしょうがないなあ。向こうでは今日の主役のふたりがレースに使ったダルマを片付けている。あんなに楽しそうなふたりは始めて見たかも。
邪悪獣が現れる直前までケンカしていたのがウソみたいだ。
ふたりが仲直りできたのが邪悪獣のおかげなら少しくらい感謝してもいいよね。エルドランさん？
僕の問いかけに応えるように、空には一番星が光っていた。