コードギアス2期を作り直すスレ

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1名無しさん@お腹いっぱい。
衝撃的なラストを迎えた1期のわりにやたらとぬるい序盤の展開
100万人ゼロ等のネタ展開
中華での茶番のような展開
etc

信者がアンチに寝返るほどの酷評っぷりを見せてくれたギアス2期だが
ではどうすれば面白くなったのかという議論を交えつつ作品を投下していくスレ
2名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/29(金) 07:19:27 ID:0Gw3o0O6
で、なにやるの?
3名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/29(金) 08:38:17 ID:c27gGw6V
逆行とかか?
4名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/29(金) 09:27:43 ID:4J4jfzSC
新しくできた板なんで勝手がよく分からないんだけど
議論よりも作品投下がメインってことでいいのかな?
5名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/29(金) 17:02:47 ID:9Vi0JSbR
たぶんそう
でも新しく作るならなんでもいいんじゃね?
6名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/29(金) 18:29:46 ID:UTrkkgdM
作品投下主体じゃね

議論なら他でもできるし
7名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/29(金) 19:03:03 ID:4J4jfzSC
>>5>>6
了解。

で、質問ばかりになってしまうんだけど
「2期を作り直す」ってことは1期の設定準拠、2期はどれだけ変えてもOKってことでいいのかな?
まずはルール決めと人集めが必要だと思うんだけど。
8名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/29(金) 20:26:24 ID:gl0IRbad
個人的に>>1に書いてある部分は大好きなんだ…だから俺には手伝えそうにないな。
9名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/29(金) 22:31:48 ID:4/u+3sOK
俺スザク厨だけどスザクを主人公にすれば面白いと思うよ。
10名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/29(金) 22:37:29 ID:a4WTIU9l
スザク含めブリサイドをうまく扱うべきだな
11名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/31(日) 15:14:47 ID:6ir71j2R
C.C.とルルが毎回違うプレイを楽しむのを30分間。2クールで放送すれば視聴率も教育委員会の苦情も鰻登りだな
12名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/31(日) 18:42:57 ID:CxLEJ9CZ
超展開age
13名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/01(月) 17:54:25 ID:6PAVLGh1
人がいない…
誰か作品投下してくれる人、いないの?
14名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 00:12:29 ID:RdCArV9k
やってみようか・・でも小説とかは読んでないから
一期本編とピクドラを少々ぐらいに準拠するかたちになると思うんだがおk?
15名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 00:16:54 ID:9IylgsJx
2期を練り直すって言っても、流石に初めのやつは描き直せないな。

ルルの記憶が書き換えられてることは特に。
16名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 00:21:24 ID:Sc9n0vum
>>14-15
ルールまだ決まってないから、1期本編さえ準拠すれば
「2期を作り直す」の解釈は書き手次第でいいと思います。

ってゆーか、このスレに作品投下されるのを期待して待ってて
3日目にしてようやく…
スレ立てた本人もいなくなってしまったようなので、本気でどうしようかと思ってた。
17名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 00:21:43 ID:LIWNFl01
>>15
そもそも記憶書き換えに無理があるだろ…。
そこからしてやり直していいよ。
18名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 00:32:46 ID:RdCArV9k
できれば一期から補完されるべき謎とか伏線も
簡潔にこのスレで箇条書きしていってもらえると助かるかも
できたらだけど・・・
19名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 00:37:02 ID:nckOY9rF
そもそも監督が雑誌のインタビューで
「R2で終わり。もう続編は出さない。謎や伏線も全ては回収しません」
って宣言しちゃったからな。
20名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 00:46:46 ID:Sc9n0vum
>>18
とりあえず、簡単なあらすじなら公式サイトで見れますよ。
http://www.geass.jp/first/story.html
1期の謎のまとめは…一応頑張ってみます。約束はできないけど。
21名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 00:49:44 ID:LIWNFl01
聞きたいことがある
1.リレー小説スレってことでおk?
2.R2の設定は無かったことにしてもいい?(皇帝のギアスとかマリアンヌとか)
 
暇だから書いてみてもいいとは思ってる。
22名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 00:58:00 ID:RdCArV9k
>>20
ありがとう、助かります

>>21
1どうなんだろう、今整合性補完しにかかってるんだけど
 リレー式だとそれぞれ書く人によってオチがつけづらくないか・・?
 IDさだめて個々に進めていった方が良いと個人的には思う
2いいと思います
23名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 01:18:07 ID:oyHP39QW
ナナリー生存ルート希望;;
24名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 01:34:21 ID:nHX6vAr2
ナナリー生還

 迫るフレイヤ、普通間に合わずとも上方に脱出するのが道理……。が、何とナナリーは下に潜ったッ!
 ナナリー専用ナイトメアフレームが地面を突き進むッ! フレイヤの爆風をぎりぎり回避する事に成功ッ。
「お兄様……」
ナナリーはこのまま地底人になってしまうのか!? それとも……次回、土の味。
25名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 01:42:22 ID:Sc9n0vum
現状、ルール決めも何もかもこれからの状態。
今までは話し合う相手もいなかったんで。

とりあえず「1期本編準拠さえすれば、R2は100%無かったことにしてもいいし、
R2のエピソードを組み込んだりR2からのキャラ出してもいいし、どっちでもOK」は決定でいいですか?
あと、リレー形式にするかどうかは書き手中心できめればいいと思うんですが
そもそもほとんど人いないんで、個人的には個々に進める形式でいいと思います。

>>24
土の味がそんな意味だとは考えたこともなかったw
26名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 01:53:08 ID:nHX6vAr2
シャーリー生還

「死んで下さい!」
ロロはナイフでシャーリーの腹部目掛け、突き刺そうとする。
 しかし、ロロにとって明らかな異変が起こる。シャーリーがロロの魔の手をふり払ったのだ。
「くっ……」
「ふふ……気付いた? 私のギアスは人間の時を加速させる。私にかかったギアスごと時を加速させれば……貴方の心臓はどうなるかしら」
つまりロロは心臓に負担を感じ、ギアス解除を余儀なくされたのだ。
「だから私も戦う。このギアスは射程が短い代わりに、出力を上げれば数分で相手を老人に出来る。ちなみに私も胸もこのギアスの力よ」
たっ、と走りだしルルーシュを追いかけるシャーリー。
 一方、ロロはというとおっぱいの件で勃起し、動けずにいた。
27名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/02(火) 02:14:33 ID:dAhRNhkO
第二期改変(R2の内容は5%くらい?)
少しだけど、あらすじっぽいものを書いてみた。

(第一話)
肉体から機械部品を除去されたジェレミアは、ただの人間としての生活を送っていた。
彼はテロ組織支援の疑いによって貴族としての地位を失い、陰口を叩かれながらも一般兵として生きていた。
あるとき、ジェレミアに名誉挽回のチャンスが訪れる。
ブリタニアは『裏切り者』として名前が知れ渡った彼を使い、中華連邦に偽りの情報を流す事を画策した。
ジェレミアはそれを利用して、逆にブリタニアに大損害を与えることに成功する。
チャンスを掴んだ彼は中華連邦で高官として生きる……はずだった。
だが、既に利用価値を失ったと判断された彼は処刑される事になる。
しかし、突如として現れたC.C.によってギアスの力を『取り戻した』ジェレミアは、難を逃れるのだった……。

(第二話)
中華連邦へと向かう船から脱出をした二人は、カレンの乗る紅蓮に護衛をされて日本へと戻った。
黒の騎士団の残党が集う拠点の一つに着いた後、C.C.は戸惑い続けるジェレミアの事をルルーシュと呼ぶ。
同時に投げ渡された仮面を受け取った彼は、そこに懐かしさを感じ、徐々に記憶を取り戻していく。
ブリタニア皇帝は二つのギアスを持っているのだとC.C.は言う。
C.C.とV.V.の二人と契約をした皇帝は、記憶の改変と対象の視覚情報を自由に変更するギアス持っていた。
彼が皇帝として君臨しているのは、その力によって本来の皇帝の地位を奪い取ったおかげだった。
多くの秘密を教えられずにいたと知ったルルーシュは、不満げに顔を歪める。
話がC.C.と皇帝の過去に及ぼうとしたとき、大きな揺れと共に警報が鳴り響いた……。

(第三話)
玉城の裏切りによって露見してしまった、黒の騎士団の拠点。
だが、幸いなことにルルーシュの存在についてはカレンなどの一部の人間以外には伝えられていなかった。
新型ナイトメアフレームの大群が基地を襲う。
藤堂達を失った黒の騎士団には、カレンの他にナイトメアを扱えるパイロットは数える程度しかいない。
紅蓮は補給も満足にできないまま出撃したが、拠点は瞬く間に半壊し、誰もが絶望しか見えていなかった。
しかし、再び仮面を被った男――ゼロの知略によってブリタニア軍は壊滅的な被害を受け、撤退する事になる。
その頃、学園ではリヴァルやナナリー達が、スザクと『ルルーシュ』と談笑していた……。
28シャーリー補完1期14話後(1/3):2008/09/02(火) 02:27:39 ID:TzpS3OJl
シャーリー補完書いてみた。1期14話後ね。
本編見返してないので細かい点が違ってても勘弁して。

ピンポーン
「はい、どなた?」
「初めまして。アッシュフォード学園生徒会のルルーシュ・ランペルージと申します。シャーリーさんはご在宅ですか?」
「ルルーシュ・・・ああシャーリーのお友達の。ちょっと待ってくださいね」
ガチャ
寂しげな表情をした青年が玄関口に立っていた。
夫を亡くしたばかりで悲しみに暮れていたのだろう、やつれた表情の母親は娘がよく話題にしていた青年を見た。
「ごめんなさいね、あの子ったらまだ帰ってきてなくて。もう夜も遅いのにどこに行っちゃったのかしら」
「いえ知っています。それに本当に用事があるのはお母さん、あなたにですから」
「え?」
ルルーシュの左目が紅く輝く。
29シャーリー補完1期14話後(2/3):2008/09/02(火) 02:28:21 ID:TzpS3OJl
1週間後、トウキョウ国際空港発着ゲート
「みんなごめんね、こんな急に」
「ううん仕方ないわよ、お母様の気持ちも分かるし。ブリタニアに戻ったら連絡ちょうだいね」
「シャーリーがいなくなっちゃうと淋しくなるよな〜。ちぇっ、ルルーシュのやつも来れば良かったのにさ」
「しょうがないですよ。ナナリーちゃんが熱を出したっていうし・・ね、ミレイちゃん?」
「うん、あ、ルルーシュにはちゃんと手紙を出すように言っておくから、会長命令で!」
「あはは、会長ったらもう」
答えつつルルーシュの名前を聞いたシャーリーの顔が曇る。
脳裏に浮かぶのは、引越しの際に見つけたあの紙切れ。
「シャーリー、ゼロは必ずボクが捕まえるから。その・・・元気でね」
無理に笑顔を作るシャーリー
「うん、ありがとうスザクくん」

飛行機のシートに座ってシャーリーは思いを馳せる。
ゼロ−あの破かれた日記に書いてあった名前。お父さんを殺した人。
ルルーシュ−同じ生徒会のメンバー。でもよく知らない人。
日記の筆跡は確かに自分の物だった。ゼロの正体がルルーシュって人なの!? 分からない。

エリア11上空、青空を一筋に裂いて飛ぶ飛行機。
学園の屋上には手すりに両手でもたれつつ見上げるルルーシュの姿があった。
「さようなら・・・シャーリー」
ポツンと独り、ルルーシュの背中はいつまでもその場にたたずんでいた。
30シャーリー補完1期14話後(3/3):2008/09/02(火) 02:28:59 ID:TzpS3OJl
1年後。都内某ホテル。雨がシトシトと降っている。
「うん、心配しないでお母さん。ちゃんと手続きしてくるから。もったいないからもう切るね」
携帯電話を切りつつ部屋から出るシャーリー。ブリタニア本国の学園の長期休暇を利用して来たエリア11。
頑なにエリア11に来ることを拒む母に代わって、父のお墓を移す手続きを済まさねばならなかった。
それに・・・確かめたいことがあった。ルルーシュ、あの日記に書いてあったゼロと同一人物なのだろうか。
ホテルの玄関から傘を広げつつ出るシャーリー。

その時−”眼”が開いた。機械の眼、そこから拡がる蒼い輝きがあたりを包み込む。
少女の動きが停まった。全身が人形のように固まり、そして顔面が次第に小刻みに震えてくる。
「あ・・・あ、あ、あ、あああ」
脳裏に浮かぶあの日のイメージ。ルルーシュ、ゼロ、お父さん、マオ、ヴィレッタ。
「・・・思い・・・出した・・・ルル」
いつの間にか手から滑り落ちている傘。
降りしきる雨が服を通して体を濡らしていく。少女の心の中まで染み込んでいくように−−−
31名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/03(水) 00:21:08 ID:b0+SSAkC
とりあえず世界観設定だけできました。

ブラックリベリオンから数ヶ月後、
世界を三分する勢力のうち、
民主主義連邦EUは黒の騎士団の敗北後動揺し、ブリタニア軍の集中投下で弱体化した。
これによりブリタニアは大陸西部にも新たに拠点を置き、
矯正地区エリア11とあわせ、残った中華連邦を東西はさみうちにしようとたくらんでいた。

なお設定を一年後ではなく、数ヶ月後としたのは
単純に一期のナイトメアが好きだったので
軍備強化でもまだ飛行型を一般に普及させないためには
このくらいの時間移行のほうがいいかなと思ったからです。
32名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/03(水) 01:01:33 ID:XbVJYehS
結局、このスレ、まだルールが確定してないわけだけど
個々に作品を投下の形式でいいですか?

あと、ここで投下する作品に関する規定はスレタイを踏まえて、これ↓でいいかな?
・1期のアニメ本編の内容準拠(内容を変更するのはNGだけど、伏線を忘れるのは自由)
・R2や、アニメ以外のメディア(小説・ピクドラ・SE等)の設定は、無視しても取り入れてもどちらでもOK


33名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/03(水) 01:05:03 ID:b0+SSAkC
>>32
いいと思います。
長く続けていってIDが変わる場合は
「>>数字の続き」と最初に記入すればよいかと。
34名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/03(水) 01:23:00 ID:XbVJYehS
>>27
…頭悪いんでよくわからないんですけど、なんか面白そうだっていうのはわかりました。
文章で表現するのが難しそうな設定ですけど
作品として投下されるの楽しみにしてます。

>>31
自分もナイトメアは1期のほうが好きです。空飛んじゃダメです。
空飛んじゃったらランスロットがくるくるキックしてくれなくなるからw
35名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/03(水) 01:32:04 ID:ui8Lj338
陸戦のが楽しかった。
ランスロットとか一部のナイトメアが飛ぶのはいいけど、みんな飛んじゃうとありがたみが。
36名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/03(水) 01:56:48 ID:qLyLSxae
戦闘機使えよって話になるしねw
TURN-01 魔人 を 継ぐモノ

旧日本であるエリア11を巡り、黒の騎士団と神聖ブリタニア帝国、この二つの勢力がトウキョウ租界で大規模な戦闘を行った。
後にブラックリベリオンと称された歴史的な反乱は、黒の騎士団の総司令であった仮面の男ゼロが失踪するという形で幕を閉じた。
黒の騎士団の戦力はあっという間に抑えられ、あまりにもあっけない幕切れに、黒の騎士団を支持していたイレブンの民衆は落胆の色を隠せなかった。
そして、黒の騎士団の幹部たちは一部を除き拘束され、租界にある特別安置所に留置されていた。
また、新しく就任したカラリス総督により、矯正地区とされたエリア11では、イレブンの民衆に対する迫害がより酷いものとなっていった。

そして、ブラックリベリオンから数か月が過ぎたある日──

学生服を着た少年は、租界内にあるナイトメア格納庫にやってきた。予め内部の地図を入手していたため予想以上に容易な潜入だった。
ハニーブラウンのショートヘアで、まだ幼さが残る顔をしたその少年は、上着のポケットから通信機を取り出した。
「こちらR−2、ブリタニアの軍事格納庫にて対象の機体を発見」
そう言いながら、少年は金色に輝くナイトメアに近寄っていく。
『そうか、それじゃあその機体に予定通り─』
発信機からは女性らしき冷たい声が聞こえてくる。
「了解」
少年は通信機を切ると、それを金色のナイトメアのコクピット下の装甲に投げつけた。
通信機には瞬時に固まる粘土質のものが付着されており、ピタッと装甲に張り付く。
「これで世界はまた……。兄さんもナナリーも、僕が救ってみせる」
そして少年は格納庫から姿を消した。
38名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/03(水) 02:18:22 ID:b0+SSAkC
>>35
飛行型が少なかったからこそランスロットってカッコいいんだと思う
それをどうやって地上のナイトメアが対抗するのかってのが個人的には燃えてた
謎の少年が水面下で行動をしている時、ブリタニア本国である動きがあった。
「なんだって?本当に皇帝はその様なことをおっしゃったのかい?」
自らの配下である空母アヴァロン内で部下カノンから知らせを受けた第二皇子シュナイゼルは、その内容に驚いた。
「まさか、皇帝陛下は一番してはいけない方法を取ることを選択したようだね」
「シュナイゼル殿下、よろしいのですか?」
頭を抱えるシュナイゼルを、カノンは心配そうに伺う。シュナイゼルの眼は静かな怒りを孕んでいた。
「皇帝陛下の命令ならば従うほかないだろう?さ、私たちは出港するとしよう」
「イエス、ユアハイネス」
カノンが自室から出て行くのを見送り、シュナイゼルは窓の外を見た。雲一つない青空が広がっている。
「また、空も人の希望も黒く染めてしまうおつもりですか……。それは愚かな行為です」

アヴァロン内、枢木スザクの待機室において、スザクにもシュナイゼルと同様の作戦内容が告げられた。
「それはもう、ただの殺戮では!?」
伝えに来たカノンに対し、スザクは怒りを露わにした。
「そう熱くならないで。これは皇帝陛下直々のご命令よ。殿下も承知していることなの」
それを聞き、スザクは拳を強く握りしめて黙るしかなかった。
「その地区は、中華連邦の中でも特に抵抗勢力が少なく、平和な場所だと聞いたことがあります」
今回の作戦命令、それは中華連邦のとある地域に対し、集中的な爆撃及びナイトメアによる殲滅であった。
しかし、作戦対象の地域は中立派が多く、ブリタニアに対しての敵意は少ないという地域だったのだ。
そのため、それを知っていたスザクはどうしても納得がいかなかったのだ。
「スザク君、前回のブラックリベリオンの功績も含め、今回の作戦で功績をあげることができれば貴方の昇進は間違いないと私は思っているわ」
「自分が昇進?」
カノンは静かに頷いた。
「ええ、あのナイトオブラウンズの席が一つ空いたそうよ。そして、我が軍で現在その席に一番近いのは貴方」
「自分が……、ナイトオブラウンズに?」
ナイトオブラウンズ、それは皇帝直属の騎士であり帝国最強の12騎士の名称である。
更に、ナイトオブラウンズの中で唯一地位の高いナイトオブワンには、植民エリアの一つを持つ権限が与えられるのだ。
「それじゃあ、作戦地域に着く前には出撃準備をしておいてね。期待しているわよ」
「……イエス、マイロード」
そう告げるとカノンは部屋を出て行った。残されたスザクは握りしめた拳を見つめる。
「僕の…、俺の手で何が守れるのだろうか……」
スザクは決心した。自分の母国であり、最愛の人が守ろうとしたエリア11を守るために。
「俺は……、迷わない!」
デバイサーを握りしめ、スザクは愛機ランスロットが待つ格納庫へと向かった。
そして場所は戻り、エリア11のトウキョウ租界では、中華連邦に対する出兵式が政庁行われていた。
多くの兵士、貴族が見つめる中、総督であるカラレスが金色の新型ナイトメアに搭乗しながら宣言をした。
「我々、神聖ブリタニア帝国は、この戦争を持って世界を一つにする!」
声を勇ましく張り上げるカラレス。その姿を見て、観衆のテンションも上がっていく。
この姿はグローバルネットで放送され、エリア11全土はもちろん、すべての国に放映されていた。
「そして私もこの新型ナイトメア“ヴィンセント”に乗り殲滅作戦の指揮を執る!これで勝利は確実なものとなる!」
テンションが最高潮となった観衆からは歓声が上がる。
「「「オールハイルブリタニア!オールハイルブリタニア!」」」

そんなカラレス総督の姿を見て、あの少年は口角を上げ笑みを浮かべる。
手にはチェスの駒─キングに似せたスイッチを握りしめている。

「中華連邦など恐るるに足らずよし、我に続け!!」
カラレスはコクピットのハッチを閉じた。

少年はスイッチに指を当てた。そして─
「さあ、僕たちのターンだ」
スイッチを押した。
その瞬間、カラレスの乗るナイトメアのコクピットは大きな爆音をあげて爆発した。
突然の無残な出来事に観衆は逃げまどい兵士たちもどうしたことかと慌てている。
そんな状況の中、租界の各所で地面の一部が崩れ落ち、そこから所属不明の黒いナイトメアが続々と地上に出てきた。
ナイトメアの殆どは依然黒の騎士団が使用していた無頼−改だった。
そして、高みの見物をしていた少年も、用意してあった新型ナイトメア月下に乗り込んだ。
「全機に告げる、目指すは租界の中心に位置する政庁。その中にある特別収容所だ!」
「「「了解!!」」」
気がつけば夜の蚊帳は落ち、月が出ていた。
少年、ロロ・ランぺルージュは、ブリタニアに奪われた兄と妹を救い出すために戦い向かう。
その先に何が待っているのか、この時はまだ、ロロは知らなかった。
1話書いてみたけど、案外長くなりそうなのでところどころ端折って書いてみた
こんな感じでOK?ダメなら即ボツにして誰か新しく1話書いてちょ
42名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/03(水) 03:43:46 ID:n6sJzY9o
>>41
素晴らしい出来です、続けられるなら、そんな感じでお願いします
ロロは本当の身内で身内への愛情全開の設定?かな
飛翔滑走翼やフロートなしで他のR2のKMFも出るのかな? 
軽く設定公開

・ロロ・ランペルージュ(ロロ・ヴィ・ブリタニア)
第○皇子で故・マリアンヌ王妃の第2子
襲撃事件と時同じくして失踪していたが、最近になり発見され、保護された

飛翔滑走翼やフロートに関してはワンオフ設定で何機か出したほうが戦闘的には良いと思う
というか、時期的には既にランスロットやガウェインに搭載されていたので、そのデータを保持するブリタニア軍と黒の騎士団残党が量産試作型を開発していてもおかしくないと思う

そんなわけで、今日は寝オチ
TURN-01 魔人 を 継ぐモノ (続き)

突然の襲撃に、ブリタニア軍の指揮系統はバラバラだった。それを上手く利用し、謎の部隊は着実に政庁に向けて進軍していった。
「コノォォ!ブラックリベリオンの死に損ない共め!」
前方にて待機していた三機のサザーランドから、ロロの乗る月下目掛けてスラッシュハーケンが放たれる。
月下はハーケンが当たる寸前でブーストで上空に飛び上り、それらを回避する。
そして、上空から落下姿勢のまま、眼下でマシンガンを構えようとしているサザーランドたちに向けて速射砲を打ち込んだ。
弾丸が装甲を貫きエナジーフィラーが誘爆し、三機のサザーランドは無残にも吹き飛んだ。
「その世代のKMFごときで、僕とこの月下に勝とうなんて、甘いよ」
ロロは足を止めることなく、モニター越しに近付いてきた政庁へと急いだ。

ロロ・ヴィ・ブリタニア。ルルーシュやナナリーと同じく、マリアンヌ王妃によって誕生した正統な皇子である。
しかし彼は、母親マリアンヌが襲撃されたその日に、何者かによって連れ去られていたのだ。
連れ去られた先には、ブロンドのウェーブかかった髪が足まで伸びた少年が待っていた。
恰好を見るからにロロよりも地位の高そうなその少年は、自分をV.Vと呼んだ。
理由が分からなく混乱するロロをV.Vはなだめ、こう教えた。
「ロロ、君の家族は皇帝─つまり君の父親であるシャルルに殺されちゃったんだ。でも安心して。僕が君の家族となって、守ってあげるから」
こうして、ロロはV.Vの元で暮らすことになった。
暫くしてV.Vからギアスを授かったロロは、いつか皇帝に復讐することを胸に誓い、訓練に励んだ。
兄とは違い身体能力が抜群なロロは、あっという間にKMFを操縦したり様々な体術を身につけていった。
そして、ブラックリベリオンが起きたあの日、V.Vはロロの前から姿を消し、ロロは帝国に戻ることになった。
戻った先でロロを待っていたのは、死んだと聞かされていた妹ナナリーがエリア11という土地で発見されたという知らせだった。
ロロは帝国を抜け出し、最愛の兄妹が生きていることを願いエリア11に急行した。

そして、エリア11に到着した彼を待ち受けていたのは、艶やかな緑髪をした謎の女だった。
「私の名はC.C。お前の協力者だ」
何かを見透かしているような瞳で、女はそう名乗りあげた。
「C.C?V.Vの知り合いですか?」
ロロはギアスをいつでも使えるように身構えながら尋ねた。
その様子を見て、C.Cは鼻を鳴らした。
「ああ、そうだな。あれと私は極めて同じ様な存在だよ。しかし、少なくとも私はお前たちの味方だ」
C.Cは無防備でロロに近付き、狼狽するロロの耳元で呟いた。
「お前の兄は生きているぞ」
それを聞いた途端、ロロの目から涙が滲み出てきた。
正しい情報なのかは分からない。ただ、目の前で悪戯な笑みを浮かべているC.Cの言葉は妙に信用できた。
信用というよりも、最愛の兄の生存しているという希望が、今のロロには救いだったのだ。
「そうか、兄さんも生きているんだね……。よかった」
「安心するのはまだ早いがな」
ロロはその言葉に対し、即座に反応した。
「どういうことですか?」
「あいつは、ルルーシュは今、厄介な奴に監禁されているからな」
「厄介な奴……?それがどんな奴だろうと、僕が必ず兄さんもナナリーも助けてみせる!」
興奮を抑えられないロロを見かねて、C.Cはため息を吐く。
「まあ、立ち話も何だ。私に着いて来い。詳しい話はそこでするとしよう」
「どこに行くんですか?」
ロロの少し前を歩き始めたC.Cが再び足を止め、振り返った。
「お前の兄さんが作り上げた、黒の騎士団とやらに……だ」
ロロとC.Cは、どこをどう通ったのか解らないほど幾つもの複雑な通路を抜け、待機していた車に乗りやってきたのは港に面したどこかの倉庫だった。
その倉庫の中に入り、地下へと続く長い階段を下り終えると、そこには巨大な潜水艦が停泊していた。
驚くロロを尻目に、C.Cは潜水艦の入乗用ハッチを開いた。
「さあ、ここが黒の騎士団のアジト兼母艦の潜水艦だ。話はこの中でしよう」
そう告げると、C.Cはさっさと中に入ってしまった。ロロも慌ててその後を追う。
C.Cに連れられるがまま、艦内の一室にロロは招かれた。
「そこら辺の椅子に、適当に座れ」
無愛想なC.Cの態度に呆れながらも、ロロはソファーに浅く腰かけた。
「貴女に……C.Cに聞きたいことがさっきよりも沢山増えました」
「だろうな」C.Cはニヤリと悪戯な笑みを浮かべる。
そして、C.Cはロロに今までのことを話した。兄ルルーシュのこと、黒の騎士団のこと、もちろん、ギアスのことも。
一通りの過去を聞き終えて、ロロは驚いた様子だった。しかし、どちらかと言えば歓喜も含まれている様子だ。
「そうか、やっぱり僕の兄さんは凄いや!あの皇帝相手に反乱を起こすなんて」
「失敗したがな」C.Cはため息を漏らす。
「でも、それはナナリーの事を考えるとしかたのなかった事だと僕は思います。兄さんは弟妹思いだから」
「指揮官としては失格だ」
C.Cはそばに置いてあったぬいぐるみを手元に寄せ、抱きしめた。
「それで、兄さんとナナリーは今どこに?」
「……ナナリーは多分V.Vの所だろう」
「V.V!?」
ロロは予想外な人物の名前に、目を見開いて驚いた。
「ああ、しかし場所までは判らない。多分どこかに隠れていんだろう」
「なんでV.Vがナナリーを……。それで、兄さんは?」
「ルルーシュは……、あいつは今─」

それから数カ月、特別収容所にて留置されている黒の騎士団幹部達の救助を目的とした作戦がC.Cから発表された。
騎士団のメンバーたちはその作戦を待ち焦がれていたらしく、作戦を聞いた途端に歓声が上がった。
しかしそれはただの名目で、ロロとC.Cの目的はある場所で監禁されているルルーシュの奪還にあった。
そして、今回の作戦の前日に、C.Cがロロの元にやってきた。
「ロロ、明日辺りに計画を実行する」
「そんな、急に!?」
「ああ、明日を逃せば次はいつになるか分からない」
C.Cの無愛想な顔で真意は解らなかったものの、ロロは従うことにした。
「手筈は後でこれを読んでくれ。それと、お前専用に月下を改修しておいたから、それも使ってくれ」
ロロはC.Cから作戦の手順が記されたPDAと通信機、そしてデバイサーを手渡された。
「了解、指揮系統は任せましたよ、C.C」

そして、今回の作戦は実行されたのだった。
ロロの乗る月下の無線機に通信が入る。
『ロロ、そちらの様子はどうだ?』
通信相手はC.Cだった。ロロは度々現れる敵軍KMFを破壊しながら交信に応じる。
「ええ、こちらは至って順調です。月下も予想通りの良い機体ですし」
『そうか、それは良かった。ところで、こちらも予定通り太平洋の日本近海で浮遊航空艦の影をレーダが察知した』
ロロの喉がごくりと鳴る。
「……本当に、予定通りですね。了解しました」
『今、特別収容所に突入した知らせが入った。そっちの撤収が終わり次第、応援を向かわせよう。それまで、持ちこたえてくれ』
「心配しないで。僕にはギアスがあるんだから」
ロロは操縦桿を強く握りしめた。
突然、後方から出現してきたサザーランドに対し、ブースターを上手く使い後ろ向きに空中回転しながら、制動刀を投げてコクピットに突き刺した。
『ロロ、余り使いすぎるなよ』
月下が突き刺さったままの制動刀を引き抜く。隊長機だろうか、カラーリングが普段と違うサザーランドは無残にも崩れ落ちた。
「解ってますよ。そちらも早く収容を終わらせて、速急に援軍の派遣をお願いしますね」
『了解した。それでは頑張ってくれ』
通信が切られた後、ロロは言い知れない興奮状態にあった。
それは、もうすぐ生き別れの兄に会えるためである。
「「「そこまでだ!!!」」」
拡声器による警告に、ロロが乗る月下は立ち止った。
「「「我々はコーネリア皇女殿下所属の部隊、グラストンナイツ!貴様一機の好きにはさせん!」」」
気がつけば、月下は五機のグロースターに囲まれていた。グロースターのランスが一斉に月下へと突き付けられる。
「「「大人しく投降せよ!」」」
絶体絶命の危機、しかしロロは至って冷静だった。
ロロは回線を半径1kmの公開回線に設定し、グラストンナイツに向けて口を開いた。
「お前たちは何のために戦っているんだ?」
ロロのその発言は五機のグロースターに届いた。テロリストからの突然の会話に、グラストンナイツの面々も驚きを隠せない。
「「「何を世迷言を!我々は帝国繁栄、そして己の名誉の為に戦っている!投降する気がないのならば……」」」
グロースター五機が一斉に突進を始めた。ランドスピナーが粉塵を巻き上げ、猛スピードで月下に近づいてくる。
「下らない……、そんなものの為に僕は戦わない!」
ロロは叫んだ。そして彼の右目が赤く輝き、ギアスの紋章が浮かび上がった。
瞬間、突進していたグロースターが一斉に行動を停止した。
「僕は、愛する人の為に戦う!」
月下は制動刀を抜刀した。

「「「な、なんだこれは!?」」」
グラストンナイツの面々が気がついた時には、既に各々の機体が黒煙を上げていた。
「「「一体、何が起きたと言うんだ……。まさか、あの機体の仕業か?」」」
グラストンナイツ達は一斉に自分たちが貫こうとしていた対象を見つけようとした。
しかし、矛の先には既に月下の影は無かった。
ロロはその姿を遠目で見守りながら、残忍な笑みを浮かべる。
「僕の邪魔をする奴らは、みんな死ね」
「「「父上、貴方の無念を晴らすことは叶いませんでし─」」」
グロースター全機は爆音と共に爆発した。それを見届けると、ロロは空を見上げた。
夜空には、月を隠すように雲が出始めていた。
「絶対に、兄さんは僕が」
ロロの誓いと同じタイミングで、月下のレーダーに巨大な機影が入り込んできた。
NEXT TURN 2   囚われ の 魔人

僕は兄さんに憧れていた。
頭も良くて、その上、僕やナナリーに優しくしてくれる兄さんが好きだった。
楽しい時も悲しい時も、兄さんは必ず傍に居てくれた。
僕は兄さんに守られていたんだ。
だから、今度は僕が……。
49CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/03(水) 12:42:21 ID:pYMDmCu1
はい、やっと一話目が終わりましたがいかがだったでしょうか?
いやらしく複線なども混ぜて見ました。続編に関しては9月6〜7日を予定しています
もちろん、もう書くなという意見も承りますので、遠慮しないで言ってください
IDが変わっていますが、深夜に投稿した者と同一人物です…というか、何で日付変わってないのに…。
トリップ付けてみます(;ω;)
50名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/03(水) 15:18:34 ID:b0+SSAkC
>>49
SECONDと題名つけている人ですよね?
面白かったです。ぜひ二話以降もみてみたいです。
51CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/03(水) 16:10:02 ID:ZgUwG3IU
>>50
あざーっす☆
SECONDの人です。自分はR2という題名が放送前からしっくりきてなかった派なんで・・・

それにしても、見返してみると誤字脱字、表現ミスの多さに唖然…
その文法、間違っているぞ!
やっぱり一度wordとかに打ち込んでから校正して、それからうpかぁ・・・
52名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/03(水) 16:32:45 ID:95d+UttB
これは支援せざるをえませんね。
頑張ってください
53名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/03(水) 20:07:31 ID:Hw/Wi8gX
作り直しか 確か種死もシャア板で同じようなことやってたっけか
あっちは主人公の死んだ妹を主役でやってたな
途中で見なくなったからどこまでやったかはしらんが
54名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/03(水) 23:01:46 ID:XbVJYehS
>>49
GJです。
やっぱ、ロロはただのヤンデレじゃなく活躍してほしかったですね。

ただ、1か所だけ指摘させてもらうと「デバイサー」の意味間違えてますよ。
公式サイトの用語辞典によると「デヴァイサー : ランスロットのパイロットのこと。」だそうです。
個人的にはこの説明もあんまりしっくりこないんですけど。

ttp://www.geass.jp/first/world_06.html

55名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/03(水) 23:10:59 ID:XbVJYehS
で、このスレのルールは>>32で、いいですか?
まあ、個々で進めるの前提で作品書き始めてる人も既にいるみたいですけど、
今更ながら>>1はリレー形式を想定してたのかと不安になってきた…

できれば、賛成or反対のレスとか、いろいろ意見とか提案とか
してもらえるといいかな、と。
56名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/04(木) 00:10:27 ID:/7zEwAbh
ロストカラーズのネタを取り入れると、
腐った女の人も呼び込めて一石二鳥ですよ
57名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/04(木) 00:31:53 ID:WLq3te4x
>>55
んー現状ではそれでいいんじゃないかなぁ。
>>53もいってたけど、要するにマユ種ってことだろ?(分かり辛くてスマン
リレー形式でやるには、ちょっとリテイクはしんどすぎるし
規定については何とも言えん。作者によって変わってくるだろうし。
根本的なキャラ設定どうするの?とか、色々あるし
まぁ二期を作り直す≠ニいうのが、このスレの目的なんだから、その辺を守れば良いんじゃないかナーと思う
58名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/04(木) 00:40:42 ID:3+kTtv41
>>1以降音沙汰ないし気にする必要ない
59このスレのルール:2008/09/04(木) 01:32:47 ID:q4LKDXh4
●個々に作品を仕上げて投下する形式です。
  ・なので、長編の場合は、トリップつけてください
●1期本編準拠。
  ・1期のアニメ本編の内容準拠(内容を変更するのはNGだけど、伏線を忘れるのは自由)
  ・R2や、アニメ以外のメディア(小説・ピクドラ・SE・ゲーム等)の設定は、無視しても取り入れてもどちらでもOK

ものすごく簡単に言うと、「2期を作り直す」というスレタイにさえ反しなければなんでもいいよ!

 ※このルールは、スレ住民から意見があった場合は話し合いのうえ変更します。
60名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/04(木) 01:38:00 ID:q4LKDXh4
↑に、今までの意見を踏まえて、スレのルールをまとめました。
本文の最初に「このスレのルール」って書くつもりで忘れたけど…orz
腐った女の人はどうでもいいですが、ゲームの設定は面白いので「アニメ以外のメディア」の例に
ゲームも入れときました。

さて、ナイトメアの陸戦を文章で書けないことに気づいた自分はこれからどうしようかな……
61名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/04(木) 08:20:30 ID:GomoxzQ0
ジェレミアスレでアーニャの中にマリアンヌが潜んでいる事が明らかになった時
ジェレミアがギアスキャンセラーでマリアンヌを除霊する話題で持ちきりだったので
そんな場面を妄想してみました。個人的にあんなマリアンヌでショックだったもので・・・

あらすじ
VVによって暗殺されたマリアンヌは彼らを止めるためにアーニャの中に潜んでいた
そしてルルーシュが彼女の協力を得て皇帝を葬った後のマリアンヌとジェレミアのやりとりの一コマ


「ですが、マリアンヌ様…」
マリアンヌの願いに困惑するジェレミア・ゴットバルト。
「私は本来はここにいてはいけない存在。あの人を止めるためとはいえ、まだ幼いこの子の人生を犠牲にしてしまったわ」
 アーニャ・アールストレイム。たまたまあの場に居合わせたこの子のおかげで私は命を繋ぎとめ、
 結果あの人を止める事ができた。感謝しなくちゃね、この子にも」
「さあ、ジェレミア・ゴットバルト。マリアンヌ・ヴィ・ブリタニアが命じます。貴方の最後の忠誠を私に見せて頂戴」
「イエス・ユア・ハイネス…!」
涙と共にジェレミア卿はその左目に宿ったギアス・キャンセラーを発動させる。
「ジェレミア…あの子を、ルルーシュを頼むわね」
二人を包み込む青い光と共に、彼はかすかにアーニャにマリアンヌの面影を見たような気がした。
「このジェレミア・ゴットバルト、命に換えてでもルルーシュ様をお守り致しますッ…!」
62名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/05(金) 00:36:11 ID:ALh0kwSv
>>61
これ、いいですね〜
マリアンヌにはこれくらいしてほしかった…
6320:2008/09/05(金) 00:54:07 ID:ALh0kwSv
3日くらい前に、1期の謎のまとめ頑張ってみるって言ったんですが…無理orz
今1期見直すと謎と伏線だらけ。
1話でシャルルが「ラグナレクの接続」って言ってるのにはびっくりしすぎて吹きました。

せめてものお詫びに情報提供を。既に知ってる方のほうが多いかとは思いますが。

各話の簡単なあらすじやキャラクター紹介に関しては
BIGLOBEの公式サイトか、「コードギアス用語集@はてな」ってサイトを調べてもらえば
だいたいのことはわかるかと。
「コードギアス用語集@はてな」のほうには、ルルーシュが今まで使ったギアスの一覧表みたいなものもありました。
あと、ニコ動に、1期の謎をまとめた感じの動画があります。ニコ動なんで積極的には勧めませんが…

まとめきれなくて、本当に申し訳ないですm(__)m
64名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/07(日) 12:46:33 ID:k1s14/v3
過疎ってる…

誰かが作品投下してくれるの待ってるだけなのもアレなんで
書いてみようとは思ってるんだけどなかなか難しくて。

とりあえず、少しでも人が集まるようにと願いを込めてageておく。
65名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/07(日) 12:48:47 ID:UKjFahXG
人はいないこともないんだけどね
誰か話題出してくれないと書き込みにくい
66名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/07(日) 13:06:33 ID:k1s14/v3
人がいたw
たしかに話題ないと書き込みにくいね。

じゃあ、誰か作品投下してくれるまで、R2でいちばん不必要だったものは何だったか
話してみる?

自分は、記憶リセットと、スペシャルコンタクトと、KMFが飛べて当たり前という設定のうちの
どれかだと思うんだけど。
67名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/07(日) 14:03:22 ID:2SSAaQlc
記憶リセットそのものというより学園編
まあ結局はリセットが不要と言うことではあるけど

何より集合なんたらの不要さは異常
68名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/07(日) 17:44:08 ID:Cc4I4J4z
誰でもいい
マジで作り直してくれ
これはもう嫁脚本の再来だよ……orz
69名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/07(日) 19:07:27 ID:WVwS+biu
>>68
自分のIDを見て元気を出すんだ
70CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/07(日) 19:21:31 ID:9DhvsniE
コードギアス 反逆のルルーシュ SECOND

TURN-02 囚われ の 魔人

 中華連邦に向かって飛行を続けるアヴァロンに、エリア11のトウキョウ租界から緊急連絡が届いた。
「シュナイゼル殿下、緊急な事態が発生しました」
 自室でクロヴィスの残した研究資料に目を通していたシュナイゼルの元に、深刻な面持ちのカノンがやってきた。
 シュナイゼルは資料を机に置くと、カノンの方を振り返った。
「どうしたんだい、カノン。君らしくもない」
 カノンを茶化すシュナイゼルではあったが、表情は真剣なままだった。
 カノンもそのまま話を続ける。
「たった今、エリア11から緊急回線で連絡が入りました。それによると、カラレス総督が中華連邦への進軍を前に、総督の乗るKMFを何者かに爆破されて亡くなられたそうです」
 それを聞き、シュナイゼルが眉をしかめたのをカノンは気がついた。
「それで、首謀者などの情報は?」
「はい、それが、カラレス総督が亡くなったと同時に、何十機もの所属不明KMFが出現、トウキョウ租界の政庁に向かって目的不明の進撃を始めたとのことです。それらのKMFはどうやら黒の騎士団が使用していた機体と同系統の機体とのことで、考えられる首謀者は─」
「黒の騎士団、か」
 シュナイゼルは立ち上がると、カノンに背を向けた。
「カノン、この艦は今どの辺りに居るんだい?」
「はい、アヴァロンは只今、エリア11から東に200km程離れた位置に居ます。中華連邦の目的地までは後半日もあれば到着するかと」
 シュナイゼルは顎に手を添えると、暫く沈黙した。
 そして、何かを決心したようにカノンの方に向き直した。
「それじゃあ、我々はエリア11に向かい、その謎の部隊を殲滅するとしよう」
71CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/07(日) 19:25:56 ID:9DhvsniE
「な!?殿下、それでは……」
 突然のシュナイゼルの提案に、カノンは思わず聞き返してしまった。
 それは無理もなかった。なぜなら、アヴァロンは今、皇帝の勅命である作戦を遂行中であるため、勝手に作戦内容を変えるということは作戦に反する、言わば皇帝に反すると同じ意味であるのだ。
「所属不明の部隊、もしかしたら黒の騎士団かもしれないのだろう?もしそうだとしたら、彼らの目的は政庁に捕らえられている仲間だ。
残念なことに、カラレス体制の警備では穴も多いだろう。このまま脱走を許してしまうことになれば、またブラックリベリオンのような悲劇が繰り返されるかもしれないからね」
「しかしシュナイゼル殿下、それでは皇帝陛下に背くことになるのでは?」
 シュナイゼルはカノンの不安を和らげるかのように笑みを見せた。
「大丈夫、総督殺しはブリタニアに対する反乱行為だからね。それを抑えに行くのであれば作戦中止の理由には丁度良い」
 シュナイゼルは更に理由を加えた。
「それに、今回の作戦は、私自身が納得の行くものではなかったからね。スザク君には私から話しておくから、君は指揮に当たってくれ」
「イエス、ユアハイネス」
 カノンは憂いが晴れた様子でブリッジに向かっていった。
72CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/07(日) 19:29:46 ID:9DhvsniE
 シュナイゼルはスザクを自室に呼び出した。
 作戦前に直接呼び出されたスザクは、少々戸惑った様子でシュナイゼルの部屋に入ってきた。
 そんなスザクに、シュナイゼルは事の次第を話し、作戦変更を伝えた。
「わかりました。それでは、自分とランスロットが先行して敵KMFを抑えます」
「ああ、そうしてくれ。……それと、今回は彼も出撃させようと思うのだが、どうだろうか?」
 “彼”という言葉をシュナイゼルが発言した途端、場の空気が急に変った。スザクは重苦しい表情でシュナイゼルから目を逸らす。
「彼は……、確かにエクタードの操縦に関してはとても良い結果を出しています。発言や性格に関しても、全く問題ありません。ですが自分は心配です」
 その答えに、シュナイゼルは溜息をついた。
「枢木スザク、君が彼に対して何を心配しているのか私にはわからないが、彼は立派にやっていると思うのだが。少しは信用してあげてはくれないか?」
 シュナイゼルの説得に、スザクは拳を強く握りしめた。
「わかり……ました。それでは、彼と共に出撃します」
「うん、よろしく頼むよ。彼には君から伝えておいてくれ」
「イエス、ユアハイネス」
 スザクはシュナイゼルの部屋を出ると、急いで彼の元に向かった。しかし、彼は自室にはおらず、思い当たる場所を探した末に、やっとのことで彼を格納庫で発見した。
「ここに居たのかい?」
 彼はスザクの呼びかけによって振り向いた。彼は出撃命令もまだ出されていないはずであるのに、なぜかパイロットスーツを装着していた。
「ああ、スザクか。先ほどカノンから作戦変更のことを聞いてね。もしかしたらと思って待機していたのさ」
 スザクは思った、やはり彼は頭が良くて勘が鋭い。やはり彼は、危険であると。
 しかし、今は彼を信じるしかなかった。
「ああ、そのことなんだが─」

 こうして、アヴァロンは進路を変更し、トウキョウ租界へと向かうことになった。
73CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/07(日) 19:33:02 ID:9DhvsniE
 ロロは東の空を睨めつけた。
 遥か向こうに、禍々しく点滅する緑の光がこちらへと向かってくるのがわかる。
「あれが、シュナイゼル兄様のアヴァロン……」
 額から嫌な汗が一筋流れ落ちる。ロロは汗を拭うと、操縦桿を強く握りしめた。
 その時、アヴァロンから2つの光が離れこちらに向かってくるのが見えた。
 急いでレーダーを確認すると、熱源の大きさからしてKMFであるとロロは判断した。
 ロロは最大望遠でその二機を確認する。月下のモニターに映し出された二体のKMFは、片一方が白いKMF、もう片方が黒いKMFだった。
 白いKMFに関しては、ロロも黒の騎士団に残されたデータにより以前から知っていた。
「あれが、兄さんを苦しめた白兜、ランスロットか。もう片方はデータには無いけど、新型か?」
 そんなことをロロが考えていると、ランスロットが急に背中に装備してあったであろう巨大砲台を右肩に構えた。離れた位置からの砲撃発射態勢を見て、ロロに嫌な予感が過る。
「あの距離から……、まさか!?」
 ロロがそう考えた瞬間、ランスロットの構える砲台からハドロン砲に似た巨大粒子ビームが発射された。
 赤い光を纏った黒い閃光が、ロロの乗る月下目掛けて向かってくる。
74CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/07(日) 19:41:07 ID:9DhvsniE
「クソッ!間に合え!」
 ロロは咄嗟にブースターを全開にし、上方に飛び上った。
 ビームは月下の足を掠り、地面に直撃した。巨大な爆発音と共に爆風で辺りの建物が吹き飛んでいく。
 月下はビームの直撃を免れたものの、両足に付属しているランドスピナーにビームが掠り、ランドスピナーは吹き飛んでしまった。
 その反動で、月下はバランスを崩し地面に激突する形で着陸した。
「あっ!くぅ……。掠っただけで破裂するなんて、なんて威力なんだ」
 ロロはモニターに映るランスロットを睨んだ。
 ランドスピナーの破損により機動力は低下。しかも、現在装備している武装では遠くの上空を飛ぶ二機に攻撃は届かない。
 まさに、絶対絶命のピンチにロロは陥っていた。

「すごい、なんて機体なんだ、ランスロット・コンクエスター。ガウェインやアヴァロンのハドロン砲を上回るハドロンブラスターの威力がこれ程だなんて……」
 改修を施された愛機の増強に、スザクは恐怖さえ感じていた。そんなスザクに通信が入る。
『スザク、すごいじゃないか!あの威力があれば一度に多くの機体を破壊することだって不可能ではないな』
「ああ、でもエナジーの消費が酷い。これじゃあもう一度撃ったらランスロットのエナジーが切れてしまう……」
 そう言って、スザクはランスロットのモニターを見る。先ほど狙っていた月下がまだ存在していた。
『心配するな。そうならない為に俺とこのエクタードが居るんじゃないか。このエクタードのエナジーチャージャーなら数分もあれば空のエナジーフィラーを満タンにできるからな」
 しかし、スザクの気持ちは晴れなかった。それは今回の戦いに対する憂いなのか、それとも共に出撃した相手に対してなのだろうか、自分自身がよく解らなかった。
75CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/07(日) 19:46:58 ID:9DhvsniE
「「「そこのKMFを操縦するパイロットに警告する。直ちに活動を停止して投降するんだ」」」
 ランスロットからの警告に、ロロは焦りを感じずにはいられなかった。
 先ほども同じような警告を受けたが、今回は状況が最悪だった。
 物陰に隠れよう物陰を探したが、先ほどの爆風で辺りは焼け野原と化しており、隠れられそうな場所は見つからなかった。
 逃げるにしても、今の機動力では無理だろう。
「「「繰り返す、直ちに投降しない限り砲撃を再開する」」」
「(どうする……。あの距離からまた先ほどのを撃たれたら避けきる自信が無い。こんなに離れた距離だと僕のギアスも届かない)」
 ロロは慌てて回線を開いた。
「C.C!増援はまだなの!?」
『落ち着け、ロロ……。』
 ロロの悲痛な問いに、C.Cの回答する声は暗い。
『そちら状況はこちらでも確認している。しかしな、今やっと囚われていたメンバーを回収したばかりなんだ。あと少しだけ時間がかかるぞ』
「そんな……」
『後、数十分……いや、数分でいいから持ちこたえてくれ』
「……、わかった」
 ロロは考えた。今どうすれば自分が生き残れるかを。そして─。
76CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/07(日) 19:51:37 ID:9DhvsniE
 スザクが見守る中、月下のコクピットからパイロットが出てきた。
 出てきたパイロットはまだ少年の風貌をしており、スザクはショックを受けた。
「あんな幼い子が操縦していたなんて……」
 スザクは再度、ランスロットの通信回線を外部スピーカーに接続した。
「そこのパイロット!投降する意思があるなら直ちにそこから降りて地面に伏せるんだ!」
 スザクがそう警告すると、月下のパイロットは素直にその指示に従った。
 それを見てスザクはランスロットを降下させる。
『待て、スザク!』
 突然、エクタードからの通信が入った。
『相手は黒の騎士団の可能性があるんだろ?ならば何か策があるかもしれない。ランスロットはこの距離からハドロンブラスターを構えていてくれ』
 突然の申し出に、スザクは彼を疑わざるを得なかった。今回の騒動はまさか、彼の仕業ではないのかと。
 しかし、今まで彼を監視をしてきた中でその様な素振りは無く、それはありえない話であるとスザク自身が解っていた。
「しかし、それでは君が危険な目に逢うかも知れない」
『大丈夫、心配するな。俺は実践こそ今日が初めてだが、他人を出し抜く自身はある。それに万が一何かあったとしても、このエクタードの絶対守護領域ならどこからの攻撃でも防げるからな。もし不測の事態が起きれば、スザクがそこから援護してくれ』
 反論できないスザクは、もはや彼を止める言葉を見いだせなかった。
 もう、スザクは彼を信頼するしかなかった。
「解った。それじゃあ君にあのパイロットの確保を頼むよ。でも、もし何かあれば君も一緒に撃たせてもらうからね」
『ハハハ、怖いな。大丈夫、覚悟はある。その時は一思いに頼むぞ』
 そう言って、エクタードは月下に向かい下降していき、ランスロットはそのまま上空に留まることになった。
「(彼を信じる……、今度こそこの信頼に応えてくれ)」
 そう思いながら、スザクは照準をエスタードに合わせた。
77CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/07(日) 19:54:02 ID:9DhvsniE
 地面に伏せていたロロの耳に、KMFが一機だけ地上に着陸する音が聞こえた。
 二機とも地上に降りてくれれば、自身のギアスで何とか対処出来ると考えていたロロの最後の望みは打ち砕かれた。
「おい、そこに伏せているパイロット、今拘束しに向うからそのままで居ろ!下手に動けば撃つぞ」
 相手パイロットの発する足音が段々とロロに近づいてくる。
 ロロからは見えなかったが、きっと銃を構えているだろう。少しでも抵抗すれば命が無い事は明白だった。
 そして、ロロの後頭部に冷たくて硬い物が突き付けられる。それと同時に、両手に手錠が掛けられた。
「おい、顔を上げろ。貴様を今から連行する。大人しくすれば危害は加えない」
 ロロは観念して顔をあげた。
「え……?」
 ロロは自分の頭に銃を突き付けているブリタニア軍のパイロットを見た瞬間、硬直した。
 黒く上品に整えられた髪、紫色の瞳、それらには見覚えがあったのだ。
 目の前に居る人物は、自分が幼き頃に慕っていた兄の面影を持っていた。

「兄……さん?」
78CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/07(日) 19:56:07 ID:9DhvsniE
NEXT TURN 3  騎士団 再結成

兄さんがまさか、ブリタニアの軍人になっていたなんて……。
何者かに操られているの?それとも騎士団を裏切って……。
いや、僕は兄さんを信じる。きっと何か訳があるんだ。
兄さんはブリタニア側に付く人間じゃない、そのことは僕がよく知っている。
きっと何か理由が……。
79CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/07(日) 19:59:33 ID:9DhvsniE
本編見ました。超展開を超えた極展開ですね。
まあ、このスレはそんな展開に関係なく進んでいくはず!はず?
嘆かず様々な案やSSを出していきましょう。
私に対する設定案とかもお待ちしてます(その方が楽なのでwww)
80名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/08(月) 01:45:04 ID:ruIvuGx2
>>79
投下乙です。GJ!
このスレで数少ない作品投下してくれる人なんで期待してます!

けど、ルルーシュそのポジションか…
自分も今一応構想してるんだけど若干ネタかぶったw
ちなみに自分はスザク&ラウンズ大活躍SSを考えてます。
人生初SSでコードギアス2期を作り直すのは無謀だと思いながら。
81名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/10(水) 00:55:21 ID:DgOK+ZO8
本格的に作り直すなら
ゲーム版の主人公であるライも入れたらいいんじゃね
ルルーシュを超えたチート野郎だし
血筋の面でもあらゆる場面で活躍できる
82名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/10(水) 01:34:48 ID:VuHUOllT
>>79
乙です。
ロロ好きとして嬉しいです。
本編も超展開ですが、こちらも予想がつきませんねw
「R-2」はRolo Ramperouge(ホントはLamperougeですが)の略称ってことでおkですか?
このロロなら大丈夫そうな気がしますが、精神の病み具合はどうなのか気になるところです(シャーリーを殺すべきではない…といった判断は付くのか)
あと、学園パートは無くなってしまうのでしょうか?
シリアス展開にほのぼのパートを入れるのは難しいでしょうけれど読んでみたいです。
83CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/10(水) 01:55:39 ID:E7uS1oC4
感想ありがとうございますw
スザク&ラウンズSS>wktk
R‐2について>あれは作戦中でのコードネームで、意味は今のところありません
学園パートについて>物語上必要となれば入れます。R2本編のように不必要なほどは無茶っすね
84名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/10(水) 10:48:41 ID:6OeuSTvZ
>>81
個人的にライはギャルゲの主人公だから許される存在だと思う
本編のキャラと違って選択肢を間違えないし、ルートによって性格も微妙に異なる
SSで多くのキャラの1人として出すと、かなり微妙なキャラになりそう
85名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/10(水) 11:23:44 ID:M0X7DN7L
神根島でゼロは死亡
数か月後、ナイトオブラウンズに枢木スザクの姿が。
そしてアッシュフォードの地下には鎖でつながれた拘束衣のルルーシュが…
―アッシュフォードの地下からルルーシュの反逆が再び始まる。

これで
ラウンズのEU征伐をロボアニメらしく華々しくかっこよく描き
シュナイゼルの知力による中国制圧を描きつつ
相変わらず植民地となっている日本の地下ではゼロが密かに復活していく、
というストーリーで作りなおしてほしい
ついでにアッシュフォードでは地下のルルーシュの影武者(さよこ)が学園ライフやっても可
86名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/11(木) 00:06:22 ID:amqYTvSB
>>85
そのネタ貰った!
ちょっと書いてくる
87名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/15(月) 05:10:57 ID:ixKT0Z82
ギアスに足りないのは咲世子さんだな
88名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/15(月) 18:46:34 ID:TauEmV+m
皇帝による記憶改変はなし。なので、シャーリーの記憶も当然1期のまま。
ゼロ=ルルーシュへの憎悪はある。BRから数日後にアッシュフォード学園を退学する。
ナイトメア操縦法を独学で学び、その後警察からナイトポリスを強奪、疎開でのテロ鎮圧に赴いていた一個師団に加勢(独学なのですぐ撃墜されるが2機のナイトメアを破壊する功績を上げる)
その後、逮捕・拘留されるが、偶然彼女の噂を耳にし、興味を持ったナイト・オブ・テンに助けられ釈放。彼の伝手で軍に入隊。
周囲から白眼視されながらもナイトメア操縦技法を着々と上げ、戦闘での功績からわずか数ヶ月でヴァルキュリエ隊に入隊。
同じ日に大切な人を失ったヴァルキュリエ隊のマリーカ・ソレイシィに出会い、彼女を中心に隊員とも親交を深めてゆき、ゼロの残した憎悪の輪廻を知る。

ええシャーリーとか、テンさんとか、ヴァルキュリエ隊の扱いは不服でしたよ。
おいしい設定の宝庫だったのにもったいないと思った
89名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/15(月) 22:17:43 ID:ugbWzRAL
13話より
シャーリーがスザクを連れてルルーシュと別れる場面

スザクは携帯で呼び出され、その場はルルーシュとシャーリーの2人だけに
シャーリーは自分の記憶が戻った事をルルーシュに告げる
その上で全てを赦し、ルルーシュの支えになりたいと彼女は懇願する
悩みぬいた末、ルルーシュは再度シャーリーにギアスをかける事を決意

その後エリア11の治安悪化に伴い、母親と供にブリタニア本土へ帰国
本国の学校に編入する

記憶が失われるのはつらいけど、死んでしまうよりマシ
生きていればきっと朝は来るよ…
90名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/16(火) 08:16:44 ID:6iykY+z2
一つ疑問に思ったのはラウンズ専用のKMFはブラックリベリオン時にはもう完成してたのかということ。
91名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/16(火) 21:38:30 ID:0BY4LjZH
チラ裏程度に勝手にトゥエルブとフォーの専用KMFを考えてみた。
スレ加速の燃料になる自信は無いっス

ユーウェイン
Uwain
型式番号 不明
分類 ナイトオブラウンズ専用KMF
所属 ナイトオブラウンズ
製造 ブリタニア
生産形態 ナイトオブトゥエルブ専用機
推進機関 ランドスピナー
フロートシステム
動力源 ユグドラシルドライブ
燃料 エナジーフィラー
武装 ライオネルハドロン(ライオンの顔型の胸部から照射される特大ハドロン砲)
ライオネルミーヌ(藤堂専用月下、斬月に装備された衝撃拡散自在繊維と同じ物)
特殊装備 スラッシュファング×2(両拳に装備されたライオンの口型のスラッシュハーケン)
乗員人数 1人
主な搭乗者 モニカ

ベディヴィエール
Bedivere
型式番号 不明
分類 ナイトオブラウンズ専用KMF
所属 ナイトオブラウンズ
製造 ブリタニア
生産形態 ナイトオブトフォー専用機
推進機関 ランドスピナー
フロートシステム
動力源 ユグドラシルドライブ
燃料 エナジーフィラー
武装 アロンダイト×2(エナジーフィールドを刀身に発生させる細身の双剣)
特殊装備 スラッシュハーケン×6(アロンダイトの鍔部分にもそれぞれ2つずつ装備)
ブレイズルミナス
乗員人数 1人
主な搭乗者 ドロテア
92名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/16(火) 23:17:38 ID:V4iAzn5r
しばらく来ない間に書き込み増えてた。
やっぱり2期はねぇ……
シャーリーは、死ぬとしてもあれはないだろうって感じだし、
モニカとドロテアが専用KMF不明のまま死んじゃったのは
衝撃的すぎて笑っちゃったし…orz
93名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 00:04:03 ID:2B3ubqlz
せっかく風呂敷敷いたんだしちょっと書いてくるぜ
94名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 01:09:00 ID:R781KMyz
ナナリーがナイトメア乗って暴れないかな
標準装備がフレイヤで
95名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 02:37:04 ID:WNk0GNfq
まさしくナイトメアナナリーですね
96名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 20:14:51 ID:R781KMyz
そろそろジノはVF-27に乗るべき
97名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/17(水) 23:40:07 ID:kDeEJ+n0
ここって絵もうpっていいのかな・・・?

>>91のユーウェインを描いてみたけど、ヘタなんであしからず
ttp://www-2ch.net:8080/up/download/1221662171970260.6n8RRy
98名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/18(木) 00:51:11 ID:6/B3d2va
>>97
創作発表板だし、このスレもSS限定とは言ってないから
創作したものなら絵でも歌でもポエムでも何でもいいと思う。

にしても、これ… 個人的にはすっごくいいと思うw
「ライオンの口型のスラッシュハーケンってなんだよ?」と思ってたけど
こういうことかと納得。
99名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/18(木) 01:53:14 ID:X/8LVFpE
>>90
ロスカラでノネットさんが、自分の機体持ってくれば良かったって言ってたからあると思う
100名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/18(木) 03:53:12 ID:/41gQarE
なんで一期ではラウンズ出てこなかったんだ?
101名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/18(木) 05:17:29 ID:aM6TIv28
ラウンズは基本、本国待機で
時々戦場に出るんじゃなかったっけ
102名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/18(木) 19:16:15 ID:6/B3d2va
@ラウンズは、植民エリアの一地域で起こったテロなんかには、いちいち出てこない
Aエリア11のテロなんかどうでもいいくらい大変なことがどこかで起こっていたので、ラウンズはそっちに出征中だった
BラウンズはR2をやるにあたって設定されたため、ある意味1期のころは存在してなかった

好きなの選んでください。
103名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/18(木) 20:00:29 ID:0mkvpUJg
>>102
若本皇帝「所詮、戦争なんて戯言よぉ」
104名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 17:32:49 ID:0W/nJcHx
だれかつくりなおして・・・
105名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 17:52:25 ID:2qEtzQ3R
腐った女の人のBL物でよければ、
2期改変はいっぱいあるよ
106名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 18:32:14 ID:lRO0+Epj
現在オリキャラとオリナイトメアが多数登場する長編を企画中。
期待はしない方がいいと思います
107名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 20:47:00 ID:8u7i2L9F
>>102
3かなあ…
さすがにブラックリベリオンクラスの紛争にラウンズ出張んないのはないだろうし
当初は没ネタの一つだったんだろうな
108名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 21:37:10 ID:83ZhIqYo
>>104
あれはもうどうにもならんなww
109名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/21(日) 21:59:38 ID:lRO0+Epj
>>107
独自見解としてはラウンズ専用機体は完成機がまだ少なかったと思い込んでいる。
ハドロン砲が主装備のモルドレッドやBR以前のテクノロジーでは製造自体が難しそうなトリスタンは特に
110 ◆zoEEb4sk1I :2008/09/22(月) 18:57:28 ID:9M7DQPBr
暇だったんでSS投下します。
一応書き溜めてる内の1話だけ投下します。
好評だったら以下順次投下します。
第一期ラストの銃を向け合うシーンからの作り直しです。
111 ◆zoEEb4sk1I :2008/09/22(月) 18:58:36 ID:9M7DQPBr
タン─

破裂音が響く。
放たれた銃弾の音以外何も聞こえない。
静寂が支配する世界。
何も起きない。
空気が凍りついたかのようだ。
命の終わりとはこんな無感情なものなのだろうか。
痛みも何も感じない・・・まるで何も起こらなかったかのように。
そんなくだらないことを数秒思案した後
自分がまだ生きているということを再確認する。

俺はこんなところで死ねない。
世界を変えなければ・・・やさしい世界を。ナナリーが笑って暮らせる世界を作るまでは。
その為には友をも殺す冷酷な殺人者になろう。
悪魔にも魂を売ろう。
そう思ったはずだった。

しかし、俺は覚悟が足りなかったのか・・・
ユフィの死で俺はもう戻れない道を踏み出したはずなのに。立ち止まることだけはしてはいけなかったはずなのに。
スザクに向けた銃口を
最後の最後で逸らしてしまう。

スザクの銃で殺される。
──無念だ。
それは自分への呟きなのか、自分を信じてくれた騎士団への遺憾の念なのか、ナナリーへの想いなのか

しかし自分は血を流すことも無く今もここへ立っている。
この至近距離でスザクが外すわけが無い。
スザクは「外してくれた」のだ。

「・・・何故だ?」
「ルルーシュ、君はいつも嘘をついているね。君はいつも一人で悩み、抱え込んで、誰にも苦しみをわかってもらおうとしない。
もう一度聞く。・・・ルルーシュ、真実を教えてくれ。何故君はユ─」

カッという閃光弾特有の乾いた音と目を開けることを許さないまばゆい光が突如襲い掛かる。
それと同時に一騎のナイトメアが進入してくる。
ナイトメアは俺の体を乱暴に掴む。

「ルルーーーーシュ!!!!」

まだ閃光弾の影響でうっすらとしか見えていないスザクが俺に向かって叫ぶ。
徐々に視界が回復していく。
このナイトフレームは・・・C.C.か。

「ルルーシュ、助けに来てやったぞ。安心しろ、オレンジのやつは海に沈めてきた」
「すまない、助かった」

視界がかなり回復してきた。
俺はスザクに視線を向ける。スザクもこちらを見ている。
その顔には怒りなのかなんなのかよくわからない感情が宿っていた。

「スザク・・・すまない。ユフィを殺したのは俺の罪だ。
だが俺は立ち止まることはできないんだ。いくら俺の手が血で汚れようとも。
・・・スザク。すまなかったな。今できる俺の償いはこれだけだ。──」

スザクが何か叫んでいる。
しかしその声は俺にはもう届かない。
112 ◆zoEEb4sk1I :2008/09/22(月) 18:59:44 ID:9M7DQPBr
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「よかったのか?」
C.C.が尋ねる。
「何がだ?」
「とぼけるな、『そのこと』以外に何があると思ってるんだ」
フフッ。思わず笑いが出てくる。
「俺は何も後悔していない。力は失ったかもしれない。
しかしこの力は俺が動き出すために必要だった力。過分な力は必ず弊害を生む。後悔を生む。
それがユフィという形で表れたんだ。
いつか言ったよな?王の力は俺を孤独にすると。その通りだと思うよ。
そして独りでは大業を成すことが出来ないことを俺は知っている。だから俺は黒の騎士団を作った。
騎士団さえあれば、あの力はもう俺には必要ない。
・・・いや、むしろあの力は──人の自由意思を奪う力は俺が求める世界にはあってはいけないものなんだ」
ふいにC.C.が悲しげな表情を浮かべる。
「だからといって・・・」
心配げな声を出す。C.C.にしては珍しい。明日は雨が降るのだろうかなどと考えてまた苦笑してしまう。
「いいんだよ。ギアスの力はいらない。俺は、俺の力と黒の騎士団の力だけでブリタニアをぶっ壊す。その為に俺はギアスを捨てた。・・・この目とともに!
・・・それにこれはユフィを殺した俺の罪でもあるからな」

ゼロの仮面を被ったルルーシュのマスクの下にある目蓋は二度と開かれることは無いのだろう。その下にある瞳はもう存在しないのだから。

「ならば私はお前の瞳になろう。・・・契約だからな」
113 ◆zoEEb4sk1I :2008/09/22(月) 19:00:57 ID:9M7DQPBr
短いですが以上で1話は終わりです。
ギアスを失う所から物語を再スタートさせようと思って書き始めたものです。
現在5話まで一応作ってます。
それでは。
114名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/22(月) 20:40:02 ID:GNRduyU2
乙ー
コードギアスなのに初っ端から能力なくしてどうするか楽しみだw
115名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/22(月) 23:42:10 ID:ET0BP1go
>>113
久しぶりに投下きた!
乙&GJです!!

このルルーシュ、フツーにいいヤツ…なのかな?
すごく気になるので是非続き書いてほしいです。
ルルーシュがどうするかも気になるが、置き去り状態のスザクも気になる。
2話の投下待ってます。
116勉強男 ◆drwetRDQqY :2008/09/23(火) 08:42:45 ID:km4GQujx
>>113
つまらんカス。死ね。
117名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/23(火) 09:25:41 ID:tixniqH6
118名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/23(火) 11:56:35 ID:gs71Sm+L
某所でギアス一期再構成中。以前考えてた二期の一話案。

ルルーシュ・ランぺルージはここ一年ほどの生活に、時折疑問を感じていた。
たった一人の肉親である、ロロのことや生徒会のメンバーであるシャーリーのことを考える時、
そして親友である枢木スザクがナイトオブラウンズの一員として活躍している
ニュースが流れるのを見ると、首の裏がちりちりと鳴り、思考にノイズが走るのだ。
それは不快感。口には上手く表わせない拭いきれない違和感。
何度か弟にそれを相談する度に、一年前のテロの影響で神経が過敏になっているのだと、
弱い精神安定剤を飲まされ落ち着かされた。

そんなある日、体育教師であるヴィレッタの目をかいくぐり、ロロと共に賭けチェスに向かった。

相手はその世界では名の知れているという黒のキングを名乗る男。
イレブンが虐げられるのに腹を立てたルルーシュは勝負を挑む。
力の差を見せつけ、勝利するものの、風評被害を恐れた男にイカサマだと決めつけられ、
危機に立たされる。

その時、建物が揺れた。

突然のテロ。
男から逃げ、途中、一人下の階層に落ちかけるものの、ロロの手が届いた。

持前の頭脳を生かし、ビルを二人で脱出する。

ロロは学園に帰りヴィレッタに確認すると、目標確保の為にバベルタワーに向かっていた
部隊が全滅したとの報告を受ける。

人員が大幅に減り、監視体制の見直しを迫られる機密情報局。
その隙を狙い、ルルーシュに一通のメールが届けられる。

「思い出せ、お前の罪を。忌わしい力の贖いの為、その頭脳を私に貸せ」

愛する妹に着せられた虐殺皇女の名。
それを晴らすためにコーネリアはギアス嚮団の謎を追っていたのだ。

自らの記憶を取り戻すため、ルルーシュの人知れぬ戦いが再び始まる。
119名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/23(火) 20:01:41 ID:OYX7PdLl
ナイトメアデザインしたい
120名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/23(火) 20:08:28 ID:yVCbo4Mw
>>119
KMFのイラストとか描ける?
描けるんだったら後々頼みたい
121名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/23(火) 20:31:58 ID:c2/ZATFf
>>118 姫様と組むのか・・・その発想は無かった
122CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/24(水) 02:07:16 ID:iiGWR40p
コードギアス 反逆のルルーシュ SECOND

TURN-03 騎士団 再結成

兄と弟、幾年ぶりの再会はとても突然であった。
「兄さんっ!!」
ロロは思わず兄の面影を持つ目の前の男に抱きつこうとした。しかし、腕が背後で拘束されているためバランスを崩してしまった。
「貴様っ、動くなと言っただろ!」
「あぐっ!?」
男はロロの行動を自分に対する反抗だと見なし、ロロの頭を掴むとそのまま地面に叩きつけた。
「に、兄さん……、僕だよ。弟の……ロロだよ……」
ロロは兄が自分に気が付いていないと思い名前を告げた。しかし、男はロロの名前を聞いてもピンと来ていない様子だった。
「兄……さん?貴様、俺のことを兄と呼んだのか?」
「そうだよ、兄さん。僕のことを思い出してよ、ルルーシュ兄さん!」
ロロは男に向かってルルーシュと呼びかけた。それを聞いた男は驚いた様子で目を見開いた。
「貴様、どうして俺の名前を知っている……。お前は俺を知って─」
ルルーシュが話を続けようとしたその時、彼の背後から足もとの地面に向けて一発の銃弾が撃ち込まれた。後ろを振り返ると、数十メートル離れた上空からスザクがコクピットハッチを開けてルルーシュを睨んでいた。スザクの手に握られた銃がルルーシュを捕えている。
「ルルーシュ、何を話しているんだ!そいつを拘束したのなら早くこっちに戻って来るんだ!」
「あ……、ああ。そうだな、今戻る!……お前、ロロと言ったか?さあ立て、話は後でゆっくりと聞かせてもらう」
ルルーシュはロロを立たせると、銃を突き付けたまま自機であるエスタードに連行していく。
そんな中、どんな形であれやっとのことで愛する兄に出逢えたロロの顔は、なぜか浮かない様子だった。
123CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/24(水) 02:11:02 ID:iiGWR40p
「(兄さんは僕のことを忘れている……?いや、そんなことはない。もしかして記憶が……)」
「ここで動かずに待っていろ。今この機体でお前を我らの母艦まで連れて行く」
そう言うと、ルルーシュはエスタードのコクピットに乗り込んでいった。どうやらロロをKMFの手に乗せて運ぶつもりらしい。
エスタードが起動し立ち上がり、そしてその両腕によってロロの体は持ち上げられた。
その様子を見て、緊張していたスザクもなんとか安堵を見せた。

その時だった。

 耳を劈くような轟音と共に、真っ赤に渦巻く熱線がランスロット目掛けて飛んできた。
「危ない!」
 スザクは被弾する寸前でその熱線をかわした。ランスロットのレーダーに複数の機影が映る。識別コードはなく、敵軍であることに間違いなかった。
 カメラでその部隊の姿を確認したスザクは、更に戦慄した。そこには、忘れもしない赤いKMFの姿があったのだ。
「まさか、あれは紅蓮……カレンか!?」
 紅蓮弐式の右腕から先ほどの赤い炎が放たれた。紅蓮弐式は右腕部が改良されており、輻射波動による遠距離からの砲撃も可能となっている。
 その素早い砲撃に、またしてもスザクは辛うじて回避に成功する。
『スザクゥゥ!』
 オープンチャンネルの回線によって、紅蓮から音声のみの通信が入った。その声を聞いただけで、スザクはグレンに乗っているのがカレン・シュタットフェルト─紅月カレンであると解った。
「カレン!?カレンなのか!君はまだそんなことをしているのか!」
『そんなこととはお生憎ね。ブラックリベリオンから数カ月経って、日本人のみんなは以前にも増して苦しい生活を強いられている。そんな状況を黙って見ていられるほどアタシは冷血じゃないのよ!』
124CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/24(水) 02:14:05 ID:iiGWR40p
 ランスロット目掛けて取り巻きのKMFからも沢山の砲撃が放たれる。
 スザクはブレイズルミナスを展開させてそれらを凌ぐと、ランスロットのハドロンブラスターを紅蓮弐式も含めた敵部隊に向けて照準を絞った。
「折角、君の手配だけは取り消せたというのに……。その苦労を無駄にする気なのか?今ならまだ間に合う、投降するんだ」
『苦労?そんなこと、アンタが勝手にしたことじゃない!そういうのって有難迷惑っていうのよ、知ってる?』
 スザクの勧告も空しく、紅蓮弐式たちは銃口を下げることなくランスロットに向かってくる。
「くそっ!それなら……帝国への反逆罪としてこの場で処罰する」
 スザクはハドロンブラスターのトリガーを引こうとした。
『スザク、すまない……。どうやら囲まれたようだ』
「ルルーシュ!?」
 突然、ルルーシュからの通信が入った。スザクは慌てて地上を確認すると、エスタードが四方を無頼・改に囲まれていた。
『不覚だった……。突然の砲撃から捕虜を守ろうとしたら代わりに被弾してしまった。機体ダメージが70%超、これでは絶対守護領域が展開できないどころか機体維持ができない。まさかこんなことでチェックメイトとはな……』
「そんな……」
 スザクはこの緊迫した状況に対しどう対処するべきか悩んだ。
 エスタードのエナジーチャージャーがなければ、エネルギー消費の激しいランスロットの火力は抑えられたも同然である。
 つまり、ルルーシュのチェックメイトは自分自身へのチェックでもあるのだ。
125CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/24(水) 02:19:20 ID:iiGWR40p
 絶対絶命のピンチに立たされたスザクであったが、そんな彼の元にアヴァロンから通信が入った。
『スザク君、ここは一旦引くんだ』
 その通信はアヴァロンで指揮を執るシュナイゼルからだった。
「しかし殿下、それではルルーシュが!」
『心配しなくていいよ。ランスロットの離脱に合わせて、エスタードのコクピットを強制的に上空へ向けて射出する。君はそのコクピットを回収しつつ帰還してくれたまえ』
 ランスロットのモニターに、アヴァロンからエスタードのコクピット射出軌道のシュミレーションが送られてきた。
『離脱のタイミングはアヴァロンがハドロン砲を敵部隊に放ったと同時にだ。どうだい?やってくれるね?』
「イエス、ユアハイネス。なんとしてもルルーシュは連れ返します」
『ああ、頼むよ。でも、もし回収が失敗したら……解ってるね?』
「はい、黒の騎士団の手に渡る前に自分が彼を撃ちます」
『そうだね。それじゃあ始めようか』
 アヴァロンからハドロン砲による高出力の拡散ビームが地上の敵部隊に向けて発射された。
「みんな!紅蓮の傍から離れないで!」
 カレンの号令に周りにいたKMFは一斉に紅蓮弐式の傍に集まり固まった。
「これくらいのビーム、この紅蓮弐式・改なら!」
 紅蓮弐式は右腕を空に掲げると、一気に輻射波動を放出した。輻射波動はドーム型に広がり、味方を守るようにハドロン砲によるビーム粒子を相殺していった。
 しかし、シュナイゼルの目論見通りカレン達は足止めを余儀なくされていた。
 その隙を見て、ランスロットは一気に離脱をした。それと同時にエスタードからコクピットが射出される。
「間に合えぇ!!」
 スザクは叫びながらランスロットの腕を飛んでいくコクピットに向けて伸ばした。
「(ルルーシュ、お前が罪を償うまでは絶対に死なせやしない!)」
 金属がぶつかり合う音とともに、ランスロットは見事にルルーシュの乗るコクピットを受け止めた。
「ルルーシュ、大丈夫かい!?」
『くっ……まったく、いつも強引な奴だよ、お前は』
「それは、お互い様だろ?」
 危機を回避したスザクとルルーシュを乗せたランスロットは、飛行を続けてアヴァロンへと帰還していった。
126CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/24(水) 02:26:31 ID:iiGWR40p
 一瞬の逃走劇に、カレンは唖然としていた。それと同時に嬉しくもあった。今まで苦戦を強いられた相手を、倒せなかったにしろ逃げ出させた。その事実は彼女にとって自身の成長を感じさせる要因となっていた。
 しかし、いつまでも呆けているわけには居られなかった。C.Cからの連絡によって今回の戦場に出てきたカレンには、ロロの救出が最優先だったのだ。
 カレンは紅蓮弐式に乗ったまま破棄されたエスタードに近付くと、その機体の両腕を慎重に持ち上げた。すると、腕の下にうずくまっていたロロを発見した。
「そこのアンタ、大丈夫!?アンタがロロ?」
「う……、助かったのか?……そうだ!!兄さん、兄さんは!?」
 ロロはカレンのことなど眼中にないかのように、エスタードのコクピットを確認した。
「そんな……コクピットが無くなってる」
 膝を地面に落し、呆然とするロロ。そんな彼の元に紅蓮弐式から降りたカレンが近寄ってきた。
「そのコクピットならいきなり射出されて、仲間が回収していったわよ」
「……なんで、なんで逃がしたんだよ!貴女はそれでも隊長ですか!あれには兄さんが、兄さんが乗っていたのにぃぃぃ!!」
 ロロは我を忘れてカレンに八つ当たりをする。カレンは至って冷静に、そんなロロの頬に平手を放った。乾いた音が辺りに虚しく響く。
「アンタ、ちょっと落ち着きなさいよ。私もC.Cから少しだけ経緯を聞いたわ。その様子からして、この機体にはルルーシュが乗っていたのね」
 ロロは涙目になりながら小さく頷いた。その様子を見て、カレンは溜息を吐く。
「しっかしね、なんでルルーシュがブリタニア軍に、しかもスザクなんかと一緒にいるのかしら」
「わかりません。でも、少し話した感じでは、記憶障害かそれに近い何かだと思います」
「ま、今度会ったらとっ捕まえて一発殴ってやらないとね」
「殴るのは……余計です」
 少しリラックスしたのか、ロロは既に平常を取り戻していた。それを見て、カレンはロロに左手を差し出す。
「順番がおかしくなったけど、アタシは紅月カレン。直接会うのは初めてね」
「僕はロロ、ロロ・ヴィ……ロロ・ランペルージです。これからよろしくお願い、したいのですが……」
 ロロは苦笑いして自分の拘束されている腕を見せた。
「これを先に取ってもらえませんか?このままじゃ握手ができなくて」
 このやり取りが可笑しくなったのか、二人とも吹き出すように笑った。そして、カレンはロロの拘束を解くと、改めて握手を交わした。
「それじゃ、この機体の回収は別部隊に任せて、私達は一度アジトに戻りましょ」
 カレンは廃棄されたエスタードの回収を後から追いついた部隊に引き継ぐと、ロロを紅蓮弐式の手に乗せてアジトへと向かうことにした。
 再度破壊されてしまったトウキョウ租界の街を、紅蓮弐式が駆けてゆく。
「(兄さん、次こそは必ず……)」
 ロロはやっと昇ってきた朝日を眺めながら、兄に対する想いを募らせてゆくのだった。
127CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/24(水) 02:30:49 ID:iiGWR40p
 その日の夜、捕まえられていた幹部の解放を祝う席でカレン・扇・藤堂が共に皆の前で宣言をした。
「皆、残り少ない戦力でよく我々を救ってくれた。まずはそのことに感謝をしたい」
 藤堂が拘束されていたメンバーを代表して礼を述べた。
「現在、日本に対するブリタニアの悪政はもはや見過ごせないことになっている。虐殺皇女のおかげで特区日本も夢に終わった今、誰かが日本を救わなければいけない!」
「だからこそ、我々はここに、黒の騎士団の再結成を宣言する!日本を取り戻りたい者は我々について来い!」
「今度こそ、我らの手でブリタニアを倒すのだ!」
 リーダー格の三人が宣言を終えると、ほぼ全ての団員から歓声が上がった。
 しかし、誰かが大声で制止を呼び掛けた。
「おいおい、ちょっと待ってくれよ!ゼロが死んだのにどうやって勝つつもりだよ!」
 声の主は、黒の騎士団初期メンバーの一人、玉城だった。
 “ゼロ”という言葉を聞き、今まで喜んでいた団員達も意気消沈し、所々から不安の声が出てきた。
「確かに、ゼロは居ない。しかし彼はまだ死んでいない!」
「死んでないなんておかしい話じゃねーか!なら、なんでブラックリベリオンの時に俺たちの前から姿を消したんだよ?もしかして一人で逃げたってことか!?俺は、俺はなぁ、アイツを信じてたのによぅ……、親友だと思ってたのによ!」
 ついに玉城は泣き出してしまった。扇と藤堂はその姿を見て頭を抱える。カレンに至っては完全に呆れている。
「バカ者。アイツが逃げる?ならばもっと早く逃げ出していたさ」
 様子を影から窺っていたC.Cが壇上に出てきた。団員の殆どはC.Cの存在を知らないものの、その雰囲気からか誰も口出しをすることはなかった。
「アイツは……ゼロは今、ブリタニアのシュナイゼルによって拘束されていることが今回の作戦で判明した」
「拘束ぅ!?じゃ、じゃあゼロは俺たちを見捨てた訳じゃないん……だな?」
 C.Cの発言を聞いた玉城が、目に大粒の涙を浮かべながら訪ねてきた。
「ああ、だからゼロはお前たちを見捨てたわけではない。そして、次の作戦は……ゼロの救出だ」
 扇もC.Cの後に続く。
「そういうことだ。皆、力を合わせて俺たちのリーダーを、ゼロを助けるんだ!」
 一斉に歓声が上がった。黒の騎士団として生き残っていたメンバーは、全員が今日という日を待ちわびていたのだ。
 今日この瞬間、黒の騎士団は再結成されたのだった。
128CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/24(水) 02:32:20 ID:iiGWR40p
 一方、アヴァロンは中華連邦の領土内上空を飛行していた。
 艦内は戦闘後で慌ただしい中、シュナイゼルの元に、ルルーシュがやってきた。
「失礼します、シュナイゼル殿下」
「おや、どうしたんだい?ルルーシュ」
 ルルーシュは目を伏せて申し訳なさそうに話を続けた。
「先の戦闘では、捕虜を取り逃がすどころか、最新鋭機のエスタードを失うという失態をしてしまい、謝罪する言葉も見当たりません。どうか私に処罰をお与えください」
 彼の言葉を聞き終えたシュナイゼルは、そんなことかと言わんばかりに溜息を吐いた。
「ルルーシュ、君は初陣だったししかたのないことだよ。少なくとも私は君を罰したりはしない」
「しかし……」
「心配しなくていい。エスタードはまた作り直せばいいのだからね。今は君の無事を喜ぶとしよう」
 しかし、ルルーシュはまだ納得していない様子だった。それに気づいたのか、シュナイゼルはまたも溜息をついた。
「本当に君は負けず嫌いだね。ならば、次の戦闘では良い結果を期待するよ。この期待を裏切らないでおくれよ?」
「イエス、ユアハイネス!それでは失礼します」
 ルルーシュが去った後、シュナイゼルは本を閉じると手で目を覆った。
「フッ……。偽りの王子は大変だな。お互いに……ね」
 シュナイゼルの口からは笑みがこぼれた。
129CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/24(水) 02:35:57 ID:iiGWR40p
NEXT TURN 4  大国から の 使者

黒の騎士団が活動を再開した。
これからはブリタニアと本格的な戦いなるだろう。
僕は本国を、父や兄上を敵に回すことになる。
不安はある。でも、進まなければいけないんだ。
兄さんの通ってきた道を、兄さんに辿り着くための道を。
130CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/09/24(水) 02:47:17 ID:iiGWR40p
他のSSの作者さんのアイデアも面白いですねー
失明(眼球消失?)とか、ここからどう話を持っていくのか気になる……
姫様とルルーシュが共闘っていうのも面白そう……
131名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/27(土) 02:00:29 ID:2eujtzd1
>>130
投下乙&GJです。

ロロとカレンの動きはもちろんだけど、
スザクとシュナイゼルがどう動くのかもすごく気になる。
続き待ってます。
132名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/28(日) 19:05:43 ID:z96s9aBZ
もっとたくさん作品投下されること期待してage。

自分も待ってるだけじゃダメだと思って、生まれて初めて書いてみたが
最終回見て、ついさっき全削除してしまった。
さて、最初からやり直すか……orz
133名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/28(日) 19:18:18 ID:fsZhxtGl
全削除とかもったいなすぎる…
134名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/28(日) 21:57:02 ID:B+9fUUKg
>>132
頑張ってください
135名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/29(月) 04:48:52 ID:pcMoLtUV
ラストは収まるべきところに収まったって感じだったな
136名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/29(月) 20:21:16 ID:FkpUGU6a
ほう、面白いスレ発見。
面白いSSもあるし期待しよう。

本編の蜃気楼の弱さはどうにかならなかったか。
137名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/03(金) 22:10:46 ID:nxqiQ5vl
蜃気楼っていうか、ルルーシュKMF壊しすぎだよな。
138名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/05(日) 21:06:51 ID:mt4yeymz
ccのギアスは愛されギアスより全人類に嫌われるギアスの方が良かった
ギアスは人を孤独にするって発言も納得できるし、回想で魔女狩りにあうのにも納得。

あんなSになったのにも納得できる
139名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/05(日) 21:30:23 ID:EOODyS7x
wikiとかつくる?
140名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/05(日) 21:39:44 ID:YD4yZ0R+
>>139
これから次第だと思う。職人は増えるかもしれないし
141名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/06(月) 19:47:57 ID:+QT7IO6p
刺されたけど実はルルーシュ生きててC.C.と旅してるよ!
ってのだと嬉しかった
142名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/07(火) 05:25:53 ID:k7mI1jil
それは死んでると思わせたナナリーとかが可哀想だと思うな
そっちのフォロー入れるならまだしも
143名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/10(金) 08:58:27 ID:qOWizhV/
ルルーシュ生存は、
視力を失うくらいの代償は必要だと思った事がある。
それでも足りんかもしれんけど。
144CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/12(日) 21:12:49 ID:T7MYX4FO
TURN-04 大国から の 使者

トウキョウ租界での襲撃事件後、黒の騎士団の再来を恐れたブリタニア政府は、より一層の対テロ政策を打ち出した。しかし、昨日の今日である突然の襲撃によりエリア11では様々な情報が錯綜し、その為にエリア11内の統制バランスが乱れ始めていた。
それに便乗し、黒の騎士団とは別の組織による日本解放を目的とするテロ活動が日々活発になってきた。再度、エリア11は紛争警戒地域へと様変わりをし始めるのであった。

一方、東シナ海の中華連邦領海内において、待機していた中華連邦軍の空母の前に、漆黒の潜水艦が海中から浮上してきた。
「現れたか、黒の騎士団」
 海面に浮かぶ黒い潜水艦を見ながらそう呟いた男は、中華連邦軍側の総司令官である黎星刻である。20代前半にして中華連邦軍の総司令に任命された才人である彼は、神妙な面持ちでそれを見つめていた。
 今日この日、中華連邦の領内にて中華連邦側と黒の騎士団が接触したのには訳があった。黒の騎士団再結成に際し、ブラックリベリオン失敗の際に身柄を隠すため中華連邦に渡っていた皇神楽耶と、開発のため一時的に祖国に戻っていたラクシャータの身柄引取りであった。
 扇、藤堂、カレンの三人は中華連邦の兵士に連れられ、応接室に通された。そこには既に星刻と共に神楽耶とラクシャータが待っていた。
 護衛の中華連邦兵士達が見守るという物々しい空気の中、早速、中華連邦総司令と黒の騎士団幹部の話し合いが始まった。
「私は黒の騎士団司令の扇だ。今回の中華連邦による協力に対し感謝する」
「中華連邦軍の武官にして総司令、黎星刻と申す。ブリタニアの刑務所から解放されて間もないのに、本日はご足労をかけさせてすまない」
「我々も次の作戦があるため休んでいる訳にもいかないんだ」
 立って話を続ける扇達に対し、星刻はソファーに座るよう促す。
「そうか。お互いに忙しい身、ということだな。しかし、そんな状況と知った上で黒の騎士団に対し頼みがある」
「頼み?」
145CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/12(日) 21:17:45 ID:T7MYX4FO
 星刻はソファーに腰をかけると、深刻な顔つきになった。
「実は先日、我が国の皇帝が崩御なされた」
「なっ!?しかしその様な報告はまだ……」
「当たり前だ!この一大事を世間に知られれば、もはや世界のバランスはブリタニアの方大きく傾いてしまう!」
 悲痛な叫びが部屋に響き渡る。黒の騎士団の面々はあまりの迫力に息を呑み沈黙をするしかなかった。尚も星刻の話は続く。
「更に情けないことに、皇帝死去のすぐ後に大宦官が揃って次代皇帝である天子様をブリタニアに売ると言ってきたのだ……」
「そんな……。そんなことをしては中華連邦はブリタニアのものに……」
 星刻は扇達に対し、今回の経緯を簡潔に話し始めた。
146CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/12(日) 21:33:12 ID:T7MYX4FO
 中華連邦の皇帝綾では、皇帝が死亡したことにより混乱状態にあった。
 そんな中でも、星刻は冷静な対応で物事を進める準備をしていたが、急に現段階で最も権限のある大宦官たちが国の崩壊を恐れ、新皇帝に即座予定の天子の首をブリタニアに献上して同国と同盟をするべきだと主張してきたのだった。
 星刻はすぐさま大宦官達の元へと行き、彼らに向かって真相を確かめた。そして、誤情報であって欲しいと願っていた星刻は、大宦官達によって裏切られる形となる。
「御気は確かですか、大宦官の方々!それでは自国を売る、売国奴ではありませんか!」
「口が過ぎるぞ、星刻」
「まあまあ、よいではないですか。総司令とはいえ、この者もまだまだ小童なのですから」
 必死な訴えをする星刻を見下しながら、大宦官達は話を続ける。
「黎星刻よ、我々はブリタニアと長きに渡って闘ってきた。その戦いの中で、人民、財、国土、失ってきたものは計り知れない。これからもこの様な状況を続けることは、皇帝陛下が居なくなった今では必要なことなのかのぅ」
「まだ天子様が居られます!」
 天子という言葉を聞き、大宦官達はくすくすと笑いを漏らした。星刻は何が可笑しいのかと問いただした。
「天子……のう。あのような小娘の為に、なぜ我々が血を流さなければならないのだ。否、皇帝が死んだ今、もはやこの国は終わりじゃ。ならば、最善の策を取ることが我らの勤めではないか、星刻ぅ?」
 星刻はすぐにでも自らの剣で目の前に居る大宦官達を斬りたい一心だった。しかし、それを予想してか、この部屋には大宦官の他にも沢山の兵士が待機していたため、多勢に無勢は明らかであった。
「わかりました。私は混乱を鎮めるため仕事がまだ残っていますので、これで失礼します」
 星刻は仕方なく、その場を冷静に収めると、大宦官達との会話の後も指揮を執りながら状況の打開策を考えていた。
 大宦官達はああ言っていたものの、結局は自分たちの事しか考えておらず、民のことなどはどうでも良いと考えているだろう。それは、今まで民から血税を横流ししては私腹を肥やしていた彼らだからこそであり、本音は明白だった。
 更に星刻は、個人的に天子に対し自らの命と同じ程の恩を感じているため、なんとしても大宦官の目論見を止める必要があったのだ。
 そんな中、部下からとある報告が入る。
「星刻様、たった今黒の騎士団から連絡が入り、こちらが匿っていた要人を至急受け渡してほしいとのことです」
「黒の騎士団だと?奴ら、まだ生き残りが居たのか……。しかし、こちらはそのような暇など─」
 その時、星刻は好機を見出した。
「星刻様?」
 急に黙ったままの星刻を心配し、部下が声をかける。
「いや、何でもない。その話、私が直接引き受けよう」
 こうして、今回の中華連邦と黒の騎士団の取引に繋がるのだった。
147CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/12(日) 21:37:04 ID:T7MYX4FO
「そういう訳で、貴公等黒の騎士団には、大宦官の野望を打ち砕き、天子様を御救いするために力を貸してもらいたい」
「……クーデターを起こすつもりですか?」
 扇の問いに対し、星刻は静かに頷いた。
「しかし、我々は以前に比べて戦力が減っている。それに、要であったゼロはもう……」
「ゼロのことだが、確かに奇跡を起こすとまで言われた者が不在なのは痛手だ。しかし扇司令、貴公がここにいるということはゼロが居なくともそれなりの実力が伴われている結果だとお見受けするが?」
「それは……しかし!」
 扇たちの煮え切らない態度に対し、星刻の眉間に皺が寄る。
「そうか、ならばこうするしかあるまい」
 星刻が手を挙げて合図をすると、部屋にいた彼の部下たちが神楽耶とラクシャータに向かって槍を突き立てた。
「な、何をするんだ!」
 扇達は止めに入ろうとするが、同じく兵士たちに止められてしまう。
「もちろん、彼女達には人質になってもらう。これで貴公等は私の頼みを聞かざるを得ない」
 星刻は冷徹な面持ちでそう答えた。
「アンタ、最低な男ね!腐ってる!」
 カレンが毒舌を吐くが、星刻は全く動じた様子がない。
「貴女が紅月カレンですね?その若さであの紅蓮のパイロット。しかし、腕はあれど世間をまだ知らないようだ。政治とは機械を動かすのとは訳が違う。
どのように正確に動かそうとしたところで、実際には綻びが生じてしまう。しかも我々は大国と呼ばれた国。袋いっぱいに水を入れたように、
どんなに小さな綻びでも、一旦そこから水が漏れてしまえばやがては大きな穴となってしまう。そうなってからでは遅いのだ」
「ふん、随分偉そうに物を言うのね。結局はあんた達の問題じゃないの」
「その通りだ。だから慈悲でとは言わない。今回の作戦が成功した暁には、私がこの軍の最高指揮官を任されるだろう。その際には君たちの理想に協力することを誓おう」
148CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/12(日) 21:38:17 ID:T7MYX4FO
 最早この場での反論は無駄だと判断した黒の騎士団勢は、星刻が提案するクーデターへの協力を請け負うことに決めた。潜水艦に戻った扇達はその旨を団員に告げた。
「おいおいおい、折角自由になったのに今度は他国のクーデターを手伝うっていうのかよ!?俺は嫌だぜ!今ここで神楽耶様とラクシャータを救出してとんずらしちまおうぜ!」
 催事企画官長、言わば普通の団員に毛が生えた程度の地位である玉城が扇に向かって噛みついた。玉城は黒の騎士団の創立以前からのメンバーであったため、態度だけは大きいのだ。
「あのね、玉城さん……。そんなことをしたら神楽耶様もラクシャータさんも殺されちゃうでしょうが」
「そ、それは……。まあ、今回は人質のこともあるから仕方ねえ!クーデターでも何でもしてやろうぜ!なんてったって俺たちゃ黒の騎士団なんだしよぉ!」
 調子の良い玉城に、諭したカレンは軽い頭痛を感じずにはいられなかった。いつものことながら、何故兄さんとこんな下らない男が友人関係だったのかと自分の兄を疑ってしまう。
「まあ、そういう訳で、我々は星刻総司令の下でクーデターに協力することになった。今後は皆にも作戦に備えて行動をしてほしい」
「「「了解!」」」
「藤堂に四聖剣、それとカレンは後で格納庫に来てほしい。先ほど中華連邦側からKMFの新しいパーツが搬入されたから確認してほしい。ラクシャータが設計したものらしい」
 ブリーフィング後、格納庫では黒の騎士団の戦力である6人が新しい機体を圧巻の表情で眺めていた。
「この月下、これはまさか翼か?」
 月下のバックパックには飛行機の翼を予感させる4つの翼が装着されていた。扇がマニュアルを各メンバーに配りながら説明を始める。
「マニュアルを見てもらえば解ると思うが、どうも飛行用の翼ではないようだ。今までのブースター使用していたエナジー量を軽減させるものらしい。これで活動時間がより増すことになるな」
「なるほど、戦術の幅も広がる」
 藤堂と四聖剣は各々の機体に乗り込むと、早速機体チェックをし始めた。
「カレンはこっちだ」
149CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/12(日) 21:50:54 ID:T7MYX4FO
 扇に連れられて紅蓮の前にやってきたカレンだったが、紅蓮の姿は依然と変わった様子は見受けられなかった。
「扇さん、紅蓮はどこに追加パーツが……?」
 困惑するカレンに、扇は苦笑いしながら答える。
「ああ、今回紅蓮のパーツは例の右腕の完成型のみだったからな。残念だが、特に真新しい変更は無しだ」
「そうなんですが……。べ、別に期待なんかしてませんでしたし!子供じゃないんだから……」
 拗ねているのが目に見えて分かるカレンを見て、扇は内心で安堵していた。
 この数カ月で親友の妹を血なまぐさい戦いに慣れさせてしまった扇は、死んだ親友に対して負い目を感じていた。だからこそ、今カレンが見せたような女の子のしぐさを見ると安心するのだ。
 そう思いつつも、扇はまた彼女を戦場に送らなければいけない。もう、戻ることはできない所まで来てしまったからだ。
「カレン、いつものように頑張ってくれよ」
「任せて扇さん。いつもと違う敵だから変な感じだけど私と紅蓮なら大丈夫よ」
 そう言うと、カレンはまた戦士の顔に戻った。
 こうして日を増すごとに、少女は大人になっていくのだった。

そして、処は変わり潜水艦の別室にて。
 先ほどの作戦内容を聞いたロロは私室に戻ると一人怒りを感じずにはいられない様子で爪を噛んでいた。
 そこにC.Cが訪ねてきた。
「ロロ、少しは落ち着け。みっともないぞ」
 C.Cの指摘に、ロロの表情は余計険しくなる。
「煩いな!C.Cは兄さんのことが心配じゃないの!?こんな茶番みたいなことをやってないで兄さんを助けないと!」
 怒鳴るロロに対し、C.Cは肩をすくめる。
「そうは言っても、私たちだけで助けられるものでもないだろう?この作戦が終われば大国の力も手に入る。それはルルーシュを助け出すのには好条件だと私は思うがな」
 C.Cは厭らしい笑みを浮かべる。彼女はいつも計算高いとロロは内心思っていた。
「それは……そうだけどさ」
 落ち着き始めたロロを横目に、C.Cはベッドに身を投げるようにして横になった。
「焦っては大局を見失う。お前の兄もそれで捕まってしまったのだからな」
 すっかり落ち着いたロロはもう取り乱すこともなく、ベットで寝そべるC.Cの横に座った。
「中華連邦か……この作戦が終わったら精々働いてもらうからね。ボロ雑巾のように!」
 不敵な笑みを漏らすロロを見て、C.Cは溜息を一つ吐いた。

 そして数日後、星刻指示の下、ついにクーデターは敢行された。
150CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/12(日) 22:06:07 ID:T7MYX4FO
NEXT TURN 5  反逆 の 戦争

変えたい世界がある。
だから自国に反旗を翻すことを決めた星刻。
その行動は、僕の兄さんに似ている気がする。
しかたないから、今回は力を貸してあげるよ。
でも、覚えておいて。
この作戦が終わったら、今度は僕たちの為にボロ雑巾の様に働いてもらうからね!
151CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/12(日) 22:09:40 ID:T7MYX4FO
次回はKMFバトルメイン
本当はバトルシーンも含めてTURN4にしようと思ったけど、長くなりそうなので一旦切り
ちなみに、OOが面白いからって需要がなくなっても続けるよ☆
152名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/13(月) 10:31:15 ID:B/bUat2h
>>151
久しぶりに投下きた! 乙&GJです!

星刻きた。
そしてこのロロは、ボロ雑巾にされるほうじゃなくてボロ雑巾にするほうなのか。
続き楽しみ。wktkして待ってます。
ちなみに自分は00見てないから、00がどんなに面白くなっても需要はあるw
153CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 16:14:55 ID:NwZgDo4w
TURN-05 反逆 の 戦争

 大宦官の居る洛陽─朱禁城に向かって、星刻率いるクーデター軍と黒の騎士団を乗せた移動要塞とも言える巨大地上戦艦の竜胆が進行していた。
 しかし、怠慢に腐蝕、大宦官の指揮系統はもはや意味を無くしており、クーデター軍の侵攻に気付いたのはかなり接近された後だった。
 その情報はすぐに大宦官の耳にも入ることとなる。
「大宦官殿に緊急な報せです」
「なんじゃ、騒々しい……」
 朱禁城─玉座の間にて、自分たちの椅子に踏ん反り返っていた大宦官達は、部下の慌てた様子など気にせずに侍女を侍らせていた。しかし、部下の知らせを聞くや否や顔色が一変して青ざめる。
「何だと!?この朱禁城に竜胆が!?一体どこの軍じゃ、我々に対しそんな無礼な行いをするのは」
「は、情報によりますと、主犯格は軍総司令の黎星刻とのことです。進行気付き止めに入った我々の兵が次々と攻撃を受けているところをみると、やはりこれは……」
「星刻ぅぅぅ!涼しい顔の下にやはり虎を飼っておったな!皇帝不在のこんな時期にクーデターを起こすなど、何たる恥知らず!」
「直ちに禁軍を全軍出兵させるのじゃ!いいか、全軍じゃ!この洛陽に近づけてはならぬぞ」
「御意!」

 この命令により、直に禁軍のKMF部隊が次々と竜胆に仕向けられることとなる。
154CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 16:17:47 ID:NwZgDo4w
 一方、クーデター軍の竜胆ブリッジでは星刻と扇が共同で指揮に当たっていた。そこに、オペレーターから禁軍の出撃を確認したとの連絡が入る。
「この数、大宦官達は何を考えているのだ!まさか全兵力を投入してくるとは……やはり愚かだ」
「星刻、これは我々に勝ち目はあるのだろうか」
 禁軍はKMFだけでもクーデター勢の数十倍は存在している。更に戦車などを含めると、圧倒的な戦力差は明らかだった。
 その状況を見て慌てる扇に対し、星刻は意味を含んだ笑いを向ける。
「心配はいらない。我々もただ闇雲に反旗を翻した訳ではない。逆に、これぐらいの戦力差では戦略が物を言う」
「では、策はあると?」
 扇の問いに星刻は力強く頷いた。
「そこで、あなた方の出番だ、黒の騎士団」

 紫禁城まであと数十キロ地点、黄河の支流まで辿り着いたクーデター軍はついに禁軍本隊と衝突する。その戦闘の先陣を任されたのが黒の騎士団であった。
 紅蓮や月下を先頭に、星刻指示の下に陣を敷く。
「案ずるな、向こうは数だけは多いが所詮は旧式の兵器ばかりだ。長距離砲の弾幕は我々に任せ、諸君らは先ほど告げた作戦通りに敵を足止めしてくれ」
「待って。あの作戦は本当に大丈夫なの?人間相手ならともかく、自然相手にそう上手くいくとは思えないんだけど」
 星刻からの通信に、カレンが指摘を入れる。
「彼等は政治とは名ばかりで所詮私利私欲に溺れていただけの俗物。地の利は我らにある。それに、あのゼロもこの様な作戦を何度も成功させたと聞く。ならば私も大国の総司令として奇跡を起こさねばな」
「あんたはゼロじゃない。まあ、いいわ。言っとくけどヤバくなった勝手に離脱するからね」
 通信の途中で、敵軍からの砲撃が始まった。それと共に地上敵KMF隊が進行してくる。
「紅月、話はそこまでにしろ、作戦開始だ。─黒の騎士団員に告ぐ。日本以外の大地で己の屍を晒すな!」
 隊長の藤堂が団員に向けて喝を入れる。
「行くぞ!」
「「「了解!」」」
155CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 16:22:36 ID:NwZgDo4w
 一斉に黒の騎士団が前進する。作戦上のボーダーラインは黄河支流である。そのラインが崩れてしまえば、最早竜胆に逃げ場はない。
 先に飛び出てきた数十機の敵KMFに向かって、紅蓮が右腕を構える。
「その機体、鋼髏って言ったっけ?そんな玩具で戦争なんて笑わせないでよ。雑魚は引っ込んでな、さもないと─」
 カレンがトリガーを引くと、紅蓮の右腕から収縮された輻射波動砲が発射される。換装により威力が増加した輻射波動の紅い光はまるで薙ぎ払うかのように複数のKMFを一度に爆散させていく。
「すごい……、KMFを貫通して背後の機体にも届くなんて、流石ラクターシャさんね。しかもエナジーが全然減ってない。これなら……いける!」
「よし、紅蓮の獲り逃した敵を我々で叩くぞ!」
 爆風の影から次々と現れるKMFを藤堂たちの月下が撃破していく。

 スペックの差からして、黒の騎士団は圧倒的に有利かと思われた。
 しかし、倒しても倒しても永遠と向かってくる敵軍のKMFに、黒の騎士団勢は次第に後退していく。
 更に状況は悪い方向に進みつつあった。
156CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 16:24:46 ID:NwZgDo4w
 それというのも、敵軍側に数機の竜胆が援軍として現れたからだ。
 そしてその背後には際だって巨大な竜胆が不気味に存在していた。
「あれは竜胆二式……。大宦官め、いつの間に完成させていたのだ!」
 星刻は拳を強く握りしめた。竜胆弐式は最新の技術を使うために生産コストが増大し、製造が見送られることになったはずだったのだ。
 そして、敵援軍の竜胆から多くのKMFが出撃してくるとともに、竜胆弐式から一機のKMFが出撃したのが確認された。
「星刻総司令!弐式から未確認のKMFが出てきました!モニターに出します」
 報告と共にブリッジモニターに映し出されたKMFを見て、星刻に戦慄が走った。
 そのKMFは青を基調とされた、まるで大国四千年の歴史に登場する武人を彷彿とさせるデザインのKMFであった。
「あれは神虎……。あれまでも完成していたとは!これは不覚だ……大宦官の力を甘く見すぎていた……」
「シェンフー?あの機体はそれほどに恐ろしいのか?たった一機で……」
 怯えた様子の星刻を案じて、扇が声をかける。
「あれは中華連邦の歴史を変える機体だ。ブリタニアの有名な機体、ランスロットですら操縦技術の差がなければあれには敵わないだろう」
「それほどまでに……」
「あれは戦略すら覆す、もっとも厄介な機体だ」
 モニターに映された神虎は、その両肩に搭載された羽根をプロペラのように回転させると、一気に上空へと浮上した。
157CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 16:27:57 ID:NwZgDo4w
 その様子は黒の騎士団とクーデター軍のKMFにも映像として送られた。
「あのKMFは空を飛ぶというのか!ランスロット同様厄介な……」
 物凄い速さで上空から向かってくる神虎に対し、藤堂の月下が砲撃を放つ。しかし高速な旋回であっさりと回避されてしまう。
 更に、増援で敵軍勢力は勢いを取り戻し、クーデター軍はその勢いに呑まれつつあった。
 地上部隊が乱戦をしている間に、神虎はそこを見向きもせずにクーデター軍の母艦である竜胆に向かってくる。
「これじゃ竜胆に居る扇さんが!」
 助けに向かいたい一心のカレンであったが、ここで主力の紅蓮が離れてしまえば前衛は壊滅するのは必至だった。
 そのため、竜胆を守れるのは後衛の部隊であったが、その後衛に対し神虎は天愕覇王荷電粒子重砲を放ち一掃してしまう。その威力は、紅蓮二式の輻射波動砲に匹敵する威力だった。
「なんだあの威力は!圧倒的ではないか!」
 盾を無くした竜胆は、向かってくる神虎に対し対空砲を何度も放つが、その度に避けられてしまう。星刻の額に汗が滲み出る。
「あれで実力をまだ発揮できていないのだから恐ろしい……」
 実力を発揮できないというのも、神虎はそのスペックから未完成の状態であってもテスト起動時には何名ものパイロットを再起不能にするほどだった。
 その時にやっと操縦できたのは、星刻ともう一人の武官だけであり、それでも神虎の実力を引き出すまでには至っていない。

 神虎から竜胆に映像通信が入る。そこに映し出された顔に星刻は見覚えがあった。
「よう、星刻。貴様はやはりその器じゃなかったなぁ」
「洪古、それに乗っているのはやはり貴様だったか!」
 モニターに映し出された髭を長々と生やした大柄の男、洪古。
 彼は星刻と同期であり、総司令の座を奪いあうほどの豪傑である。そして、神虎テスト起動時にて星刻に次いで操縦することができた人物である。
158CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 16:30:04 ID:NwZgDo4w
 大宦官派である古は、正しく星刻とは正反対の人間だった。
「星刻よぉ、この国で人の上に立つ者としてそれなりの覚悟がないといけねぇ。手前ぇにはその覚悟がねぇからこんな事しかできない。何こそこそしてるのかと思えば、黒の騎士団なんぞの力も借りやがって」
「貴様こそ人民の上に立つ者として、人民を救うという志はないのか!」
 星刻の問いに、古は鼻を鳴らす。
「まだそんな青臭いガキみたいなことを抜かしやがる。数十億いる人民はバラバラにしてちゃ何をするかわからねぇ。だからこそ支配が必要なんじゃねぇか。不要なものは切り捨てる、その覚悟がなければなぁ!」
「その支配で人民を苦しめているものが何を言う!それを悪政というのがまだ解らないか!」
「ケッ!胸糞悪いセリフばかり並べやがる。所詮貴様は何も出来ずにここで終わる。あの天子のようにな!」
「天子!?天子様をどうするつもりだ!」
 その問いに、古の顔がいやらしく歪む。
「なぁに、手前ぇ等をぶち殺した後に今回の反逆を指示した本人としてたっぷり可愛がってやるさ。んでもって殺して、ブリタニアに送ってやるよ。お前の首と共にな!」
 それを聞いて星刻は己の刀を抜くと、それでブリッジの机を木端微塵にしてみせた。
「貴様……、それ以上天子様を侮辱したら、次は貴様を同じ目に遭わせてやる……。いや、既に万死に値する!」
「フン、ぬかせ!その前にこの神虎で吹き飛ばしてやるよ」
 捨て台詞を残し、一方的に通信が遮断された。星刻は怒りに体を震わせながら、ブリッジを出て行こうとした。それを今まで見守っていた扇が止めに入る。
「ま、待ってくれ!どこに行く気だ!」
「……私もナイトメアで出る。あとは頼んだぞ」
 そう言い残し、出て行ってしまう星刻を、扇は見守るしかなかった。
159CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 16:32:45 ID:NwZgDo4w
 格納庫にやってきた星刻は、早速残っていた無頼に乗り込もうとした。
「おい、待て」
 急に呼び止められた星刻は後ろを振り向くと、そこには見たこともない緑髪の女が立っていた。
「何だ女、騎士団の者か?すまないが貴様の相手をしている暇はない」
 無視してコクピットに乗り込もうとした星刻を再度女が呼び止める。
「待てと言っている。あの機体にそんな旧式の機体で出たところでやられるのが関の山だぞ」
「ふん、だとしても私には奴を討たなければならない」
「ならばあれを使え。貴様の力なら使いこなせるだろ?」
 そう言って女は星刻に起動キーを投げ渡した。キーにはGawainの文字が刻まれている。
「あの機体か……。そう言えば先日まで修理をしていたようだが、もういいのか?」
「あとはソフトウェアの問題だったが、ゼロと同様に頭のいいお前なら乗れないことはないと思ったのさ」
 そう言って、女はどこかへと消えていった。
「ふん、魔女みたいな女だ。しかし、この場面ではありがたい。せいぜい使わせてもらうとしよう」 
 星刻は早速、漆黒のKMFのコクピットを開けた。
160CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 16:34:31 ID:NwZgDo4w
 ガウェインの鍵を受け渡したC.Cは、廊下で壁にもたれ、天井を見上げていた。
「そう怒らなくてもいいだろう?大丈夫、忘れてない。ただ、もう少しだけ……」
 C.Cの独り言は無人の廊下に虚しく響いた。
161CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 16:36:22 ID:NwZgDo4w
 コクピットを開けた星刻は驚いた様子だった。元々、ガウェインのコクピットは複座型であり、その後部座席には既に見知らぬ人物が乗っていたからだ。
「こんにちは。このガウェインは特殊なKMFです。なので僕も同乗します」
「なるほど、複座型か。だがこの戦いは最早私闘。貴様はさっさと降りるんだ」
「それはできません。兄さんの乗っていた機体を勝手に壊されたくないですから。それに、貴方がどれほどの人でも、このガウェインは一人では動かせない仕組みです」
 先に乗っていたのはロロであった。ロロは一歩も引かない意思を籠めた瞳で星刻を睨み返す。
「わかった、時間が無い。従うとしよう」
 そう折れると、星刻は前部座席に乗り込んだ。いくらか操作をしていくうちに、星刻自身もこの機体が一人では制御できない仕組みを知る。
「行けるか、貴様」
「貴様じゃありません、ロロです」
「ロロか、了解した。それでは行くぞ、ロロ!」
 ガウェインのエナジーフィラーが高速で始動し、機体が宙に浮く。そして、ハンガーの扉が開くとともに、物凄い速さで外へと飛び出した。

「さぁて、終わりだ星刻。恨むならお人形の天子と貴様の甘さを恨むんだな」
 竜胆の上空に到達した神虎は、胸部にある天愕覇王重粒子砲が展開し、不気味な光を集めだす。
 今まさに、竜胆のブリッジ目掛けて強力な砲撃を放とうとしていた神虎であったが、レーダーが急な熱源を感知した。そのため慌てて回避行動を取る。
「チッ!下か」
 砲撃を一旦止め、下から放たれたハドロン砲を辛うじて避けた神虎の前に、急発進してきたガウェインが立ちはだかった。
『洪古!貴様の狼藉もここまでだ!大人しく投降しろ』
162CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 17:11:52 ID:NwZgDo4w
『その声は……星刻かぁ。手前ぇはいつもいつも俺様の邪魔ばかりしおってぇぇ!』
 神虎は右手に装着されたフーチ型のスラッシュハーケンをガウェイン向けて放つ。ガウェインはそれを避けることはせずにシールドを展開してはじき返す。
「防御は固いようだな……。しかし、そのデカ物でこの神虎の動きについてこれるかぁ!?」
 神虎は高速で移動し背後を取ると、巨大中国刀をガウェインの翼目掛けて振り下ろした。しかし、それも瞬時に展開されるシールドによって防がれてしまう。
何度も攻撃を防がれ、神虎は一旦間合いを取る。
「くそ、どうなってやがる!」
 焦る古の気持ちを知ってか、星刻は笑みを浮かべる。
「なるほど、このガウェインは複座型による可動制御と防御の分担を行えるのか。これは神虎よりも厄介だ」
「星刻、そろそろ操縦方法はわかりましたか?」
「ああ、もう把握は済んでいる。それでは攻撃に転じるとしよう!」
 ガウェインは両型のハドロン砲を拡散させて神虎に放った。数多のビーム粒子が容赦なく神虎を目掛けて飛んでくる。
「小癪なぁ!」
 回避が不可能だと確信した古は、負けじと神虎の天愕覇王重粒子砲を放ちハドロン砲のビームに当てて粒子の殆んどを誘爆させる。
 辺りは爆煙に包まれ、煙により視界を遮られた神虎はハーケンを回転させて煙を晴らす。
 しかし、目の前に居たはずのガウェインはいつの間にか消えていた。
「くそっ!どこに行った!」
 古は急いでガウェインの姿を探したが、その姿を頭上で見つけた時には既に遅く、ガウェインが両手を構えた後だった。
『終わりだ、洪古』
ガウェインの指先から沢山のハーケンが一斉に射出される。それらを神虎が避けられる暇はなく、ハーケンが容赦なく神虎の装甲を貫く。
『星刻ぅぅぅぅぅ!』
 プロペラの部分が破壊されてしまった神虎は、飛行能力を失いそのまま竜胆の甲板に墜落して行った。
163CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 17:14:29 ID:NwZgDo4w
 ガウェインもすぐに甲板に着地すると、起動しなくなった神虎のコクピットから古が出てきた。
「それで勝ったつもりか、星刻!新の武人ならば己の剣で戦ってみせよ」
 それに答えてか、星刻も外に出て剣を構える。
「確かに、貴様の言うことも分からないことはない。しかし、今の貴様に武人を語る資格は無い!」
 星刻はガウェインのコクピットから飛び降りると、剣を構えながら古に向かっていった。
「はぁ!」
 振り下ろされた星刻の剣を、何とか古の剣が受け止める。
「流石……総司令の座に就くだけはあるな。その細身の体のどこからこんな馬鹿力……がぁっ!」
 古は受け止めていた剣を弾き返すと、星刻の足目掛けて薙ぎ払いをかけた。それを星刻は背後に宙返りをして回避する。
 その光景はまるで洗練された演武を見ているかのようだと、ガウェインのモニター越しに見ていたロロは思った。
「す、すごい。これが武人……」
 そんなロロを他所に、二人の戦いは続いていく。
 そして、一瞬の隙をついた星刻が古の剣を弾き飛ばした。重い金属が転がる音と共に、古の剣が主人を無くして地面に横たわった。
「洪古、これで本当に終わりだ」
 窮地に立たされた古であるが、その顔には余裕の笑みが浮かんでいる。
「星刻よ、俺を倒したところでこの戦いはお前たちの負けだ。見ろ、既にもう貴様たちの兵は後退し我々の本軍が押し迫ってきているではないか」
 しかし、逆に星刻も余裕の笑みを返す。
「貴様は知らないだろうが、ここは元々黄河の支流。今は手抜き灌漑政策のせいで治水に失敗し干乾びているが、時折黄河の上流付近で大雨が発生すると……どうなると思う?」
 その時、急に干乾びていた川に水が流れてきた。しかし、その水量はKMFを流してしまう程ではなかった。
「はっはっは!星刻よ、貴様の執った策とはこの程度か。これは笑わせてくれるわ!」
「それはどうかな?」
 星刻はニヤリと微笑んだ。
164CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 17:15:42 ID:NwZgDo4w
この事態に対し、前線で戦っていた黒の騎士団も水の流れに気付く。
「嘘、本当に川の水が……」
「紅月、呆けてないで作戦通り我々は引くぞ!」
ここでクーデター軍は一斉に後退を見せる。
 それを知った竜胆二式で指揮を執る大宦官達は一斉に前進命じた。竜胆二式を除き、すべての禁軍がクーデター軍に向かって進軍し、川に足を踏み入れる形となる。
「さあ、これで終わりだ!」
 星刻がそう宣言するのに応じてか、川に足を踏み入れた禁軍に異変が起こる。突如として、動きが止まってしまったのだ。
 その光景を見て、星刻以外の全員が驚きを見せる。
「な、何故だ……、何をした星刻!」
 その問いに、星刻は静かに答える。
「貴様らが胡坐をかいて手抜きな政策をした結果だ。ここは元々粘土質の土地、言わば湿原。水を得た地面は底なし沼のごとくそこに踏み込んだ者の足を呑みこんでいく。ましてやKMF程の重量があればその効果は計り知れない」
「そんな、馬鹿な!」
 竜胆二式では事態を見た大宦官が揃って慌てていた。しかし、焦ったところで禁軍の兵が動くことはない。
「だめです、完全に殆どの兵が足止めを受けています!中には浸水により行動不能になる機体もあるようで……」
「やってくれたわねぇ、星刻ぅぅ!」
 地団駄を踏む大宦官たち。最早、彼らにできることは、部下を放って自分たちだけ逃げることしかなかった。
 大宦官が逃げ出した後、竜胆二式から直ぐに降伏の合図が出された。
 それを見て、星刻はつまらなそうに鼻を鳴らす。
「ふん、やはり大宦官共は天子様だけでなく、己の部下さえも見捨てたようだな。さて、洪古、お前もこれで終わりだ」
165CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 17:17:21 ID:NwZgDo4w
 星刻が剣を振りかざした。すると、古は急に今までの態度を変え、ぽろぽろと涙を零し始めた。
「ま、待ってくれ!俺は脅されていただけなんだ!」
「貴様……。この期に及んでまだそんなことを」
 信用しない星刻に対し、古は頭を地べたに擦りつけて話を続ける。
「ほ、本当なんだ!地元に残した家族を盾に、大宦官達に脅されていただけなんだ。今回の命令に背きクーデターに加担するような真似をすれば家族を殺すと!」
「……そんなことが。いや、奴等ならそれもあり得る、か。」
 星刻は古の構えていた剣を下ろした。
「すぐにここから立ち去り家族を助けに行け。そうすればここで命を取るような真似はしない」
 そう言って星刻は背後を見せた。しかし、それがいけなかった。何故ならば、古は土下座をする振りをしつつ、己の懐にしまっておいた銃を手に取っていたのだ。
「だから甘いというのだ、黎星刻!今の武人は剣だけではないのだ!」
「くっ──」
 古の構えた拳銃が振り向きざまの星刻を捕らえた。
 しかしその瞬間、この一帯だけ時が止まった。比喩ではなく、実際に。
「結局、ブリタニアにしろ、中華連邦にしろ、汚い人間はいるんだね」
 その原因は、ロロのギアスであった。右目を赤く光らせながらガウェインを降りると、時が止まり静止している二人に近付いていく。
「僕には貴方たちのことなんて関係ないけど、今この人に死なれると困るんだよね」
 そして、ロロは古の構えていた拳銃を手から外させると、代わりにその銃口を古の眉間に押し当てた。
「だから、貴方は死んでください」

 時の止まった空間に、一つの銃声が鳴り響いた。
166CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 17:25:49 ID:NwZgDo4w
「貴様ぁぁ!」
 剣を振りぬこうとした星刻は、途中で異変に気が付き剣を止めた。
 それもそのはず、先ほどまで自分に銃口を向けていた古が、血飛沫を上げて力なく地面に倒れていたのだ。
 星刻は一体何が起こったのか理解できずにいた。しかしいつまでも呆けてはいられない。まだ彼には肝心な役目があった。
 そう、天子の救出である。
 星刻は急いで天子が監禁されている朱禁城へと向うのだった。

 後に残されたロロは一人考えていた。結局の所、星刻も自分の欲で動いていたのではないかと。
 元はと言えば、天子という一人の存在が大国を揺るがす戦いにまで発展した。
 正直なところ、大宦官の執ろうとした方法も間違ってはいないのではないかと。
 しかし、そこまで考えて、ロロは止めにした。
 起こしてしまったことを、これが正しい行動だったかなどと考えるのは不毛だであり、いつかは自分に巡ってくる疑問だからだ。

「だから、僕は僕のやり方で……」
167CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 18:18:39 ID:NwZgDo4w
NEXT TURN 5,5  魔王 が 堕ちた日

神根島で何があったのか、僕もC.Cも知らない。
一体、枢木スザクとの間に何があったのだろう。
兄さんの身に、何があったのだろう。
それは、数か月前のあの日に戻ることができれば、解る事なのに。
168CMDYMD ◆mCrj7B5L/Y :2008/10/13(月) 18:27:14 ID:NwZgDo4w
長いし連投規制を受けた5話……
長い割には話に進展なしっていう
さてさて、次回は進展するかなぁ〜(次回予告的に出オチだけど)
169名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/16(木) 14:07:36 ID:vMd+HV5V
投下乙&GJです。
世界が動きだしたってカンジで、次回も楽しみにしています。

え? 洪古って誰だよって思って公式サイトを調べにいったりなんて、
そんなことしてませんよ?
170名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/26(日) 10:58:24 ID:QYy9ezWQ
age
171名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/26(日) 12:59:39 ID:QYy9ezWQ
しまった!あがってないw
172創る名無しに見る名無し:2008/11/17(月) 19:30:49 ID:BDg3/SBM
もし需要があるなら保管庫を建設しますが如何でしょうか?
173創る名無しに見る名無し:2008/11/17(月) 19:34:53 ID:is3sNS8E
>>172
よし、頼んだ
174創る名無しに見る名無し:2008/11/17(月) 19:36:55 ID:qhsom7F4
もうギアス二次創作スレでもいいんでね?
175創る名無しに見る名無し:2008/11/17(月) 19:39:04 ID:BDg3/SBM
>>173
かしこまりました。本日中には何とか形にしてみせます。
176創る名無しに見る名無し:2008/11/17(月) 20:33:29 ID:BDg3/SBM
一応形にしてみました
http://anime.geocities.jp/codegeass_lostcolors_2ch/0geass/0_0.html
保管数は順次増やしていきます。要望などがあれば遠慮なく仰ってください。
177創る名無しに見る名無し:2008/11/18(火) 02:34:59 ID:NtCIdiIV
ロスカラSSスレの住人が大量流入するもよう

http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gal/1225730237/
178創る名無しに見る名無し:2008/11/18(火) 02:53:24 ID:QwYvrZK4
>>177
ありゃりゃ、先に話が来てる。
創作発表板に移転を考えているのであって、このスレ自体に流入する気は無いのですよ。
179創る名無しに見る名無し:2008/11/18(火) 02:56:50 ID:iZ/0Fvn/
>>178
創発としては是非
ロスカラやってないけど
180創る名無しに見る名無し:2008/11/18(火) 03:16:02 ID:Fi/GHKtG
別に重複になるとかそういうことはないんだから普通にきたらいいのに
板自体の活気も上がりそうだし
181創る名無しに見る名無し:2008/11/18(火) 09:14:10 ID:JXdmhIih
だが向こうさんでは
「移転についての議論しませう」
「移転自体もう決定事項なんだろ。おれに無断で勝手に決めてんじゃねーよ!」
と非生産的な騒ぎになっている模様。
182創る名無しに見る名無し:2008/11/18(火) 09:18:17 ID:NtCIdiIV
不毛な争いだねぇ
どうせ移るのだろうからスレ立てすればいいのに

移転による脱落者とか、もうアホス
183創る名無しに見る名無し:2008/11/18(火) 09:38:50 ID:l0bQZ0fF
向こうさん、何か荒れてるね
184創る名無しに見る名無し:2008/11/18(火) 13:02:11 ID:Qosi47x5
向こうの流れ

一部の職人さん達で別の所で話し合い、ほぼ移転を決める。

それをいきなり本スレで決定事項のように書き込む。

何も知らない他の人々、混乱。

慌てて、多数決とか議論という流れに持っていこうとする。

その行動が、文句を言わせないための行為に思われている感じ。

余計、混乱。

現在
185創る名無しに見る名無し:2008/11/18(火) 14:05:59 ID:ty3I+DQy
疑問なんだけど>>176にある保管庫って
「この板に」じゃなく「このスレに」移転するつもりのロスカラSSスレの人が作ったんだろうか?
186創る名無しに見る名無し:2008/11/18(火) 14:57:16 ID:vXlA6J6k
『だから俺達に新作ガンダムを作らせろよ』スレも、
>>1が板創設時に立て逃げして以来、今はガンダムSS総合スレになってる
このスレは立て逃げではないけど、現状創作板には
コードギアス関連のスレがここしかまだないので
コードギアス全般について創作するスレとして統合しちゃっていいんじゃね
次スレからは「総合」って入れとけば問題茄子
187”管理”人176:2008/11/18(火) 20:22:47 ID:ozhjiH66
>>185
確かに私はロスカラSSスレ住人でもありますが、あくまで私個人が「やりたい」と思ったから提言しただけであり、
少なくとも現時点では向こうとは全く無関係とお考えください。
(当然、移転云々とも全く関係ない)
188創る名無しに見る名無し:2008/11/18(火) 20:35:55 ID:ty3I+DQy
>>187
わかりました。回答ありがとうございます。
189創る名無しに見る名無し:2008/11/18(火) 23:30:05 ID:2x2Z0BWx
「コードギアス・半ケツのルルーシュ」というSSを妄想した

未だかつてないほど頭の悪いルルーシュが、
その場のノリと勢いだけで進んでいく痛快物語
190創る名無しに見る名無し:2008/11/18(火) 23:59:24 ID:MPHj6mN7
>>189
半ケツどころかなにもかもを全裸で解決する剛毅なルルーシュが大活躍するSSがあるよ
……あったよ、かな。VIPでやってた。
ナナリー編と神楽耶編の2つがある
191創る名無しに見る名無し:2008/11/19(水) 00:01:55 ID:2x2Z0BWx
よし、勢いだけで妄想を続けてやるぜ


『STAGE1 馬鹿 が 生まれた日』

ブリタニア人の学校、アッシュフォード学園に通うルルーシュは、
赤点を取ったテストの補習授業から逃走。
その途中、シンジュクゲットーで
テロリストとブリタニア軍の戦いに巻き込まれたり
かつての親友のス枢木ザクと再会したりしている中で、謎の少女と遭遇する。
ブリタニア軍に向かって尻を出して挑発したルルーシュは、
少女もろとも撃たれそうになり、スザクを盾にして逃亡を企てる。
だが、その時……。
192創る名無しに見る名無し:2008/11/19(水) 00:03:50 ID:FAuyAImP
>>190
VIPのは台詞オンリーだし、正直中身はどれも微妙だ
193創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 01:15:05 ID:rV2D6eYv
SECONDすげぇ面白かったです!
続き期待!!
194創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 02:21:13 ID:rYaO8d7l
>>184に明らかに間違っている部分があると思う。
各自見に行ってれば判るだろうけど、皆が皆キチンとログ読みに行ってるとも思えないので訂正。
読みに行ってる人で間違ってると思ったらフォローしてくれ。

一部の職人さんを含む住民達が別の所で話し合い、移転した方が良いという意見が(多分)優勢となる。

それを見た保管庫管理人がスレ立てに際して、経緯や移転場所の提示をしないまま、
スレ末で移転について多数決をとるとテンプレに付随する形で告知。
(前スレのやり取りをみると管理人はスレ立てを弾かれたため、実際にたてたのは別人で
その人は深く考えずにたてた様子。また移転話自体に管理人は参加していなかった←向こうの現行スレ122)

何も知らない他の人々、混乱。
別の場所で話していた当人たちも混乱。
(向こうの前スレ838参照←まだ落ちてないから確認できる)

混乱しつつも向こうの前スレ838=このスレの>>178が議論の流れと創発板について説明し、
改めて議論という流れに持っていこうとして、こっちに書き込んだり、したらばに議論スレたてたり尽力。
(でも、意見が錯綜しているせいか、伺いをたてると言っていた創発自治スレには来ていない様子)

何も知らなかった人たちは不信感に陥ってたり、
とにかくこっちに早く移転したい人が駄々捏ねてる奴なんか切り捨てて
さっさと移転しろと主張したり(一人っぽいし、ひょっとしたら荒らしかも?)、
真面目に議論しようとしている人たちも、別スレ派と合流派、したらばに移転派までいて
意見が錯綜し纏まらない。(明確な反対派はいないか、いても発言していない)↓
議論スレたてた>>178が、意見がまとまってないのを見て、議論を仕切り直そうと試みる←いまココ
195創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 13:35:56 ID:dwdcscE9
本編はラウンズという名がかわいそうだった・・、役職じゃなくて称号にすればよかったんだよ
誰の騎士か関係なく皇帝が認めた最強クラスの戦士って意味で
そんでスザクは最初から・・・シュナイゼルの実質の騎士+ラウンズの称号持ち
ジノアニャ・・・皇帝直属の精鋭(藤堂と同じくらいのレベルで)

でビスマルクとスザク以外のラウンズはルルーシュが「最強の騎士(笑)」のノリでギアスで全員爆殺→時代は量産機へ
そして調子のってビスマルクを捕らえようとしたら未来線使われて100機斬りされる
196創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 19:19:35 ID:PfCpDjvg
ランスロットがひたすら暴れ回る話書きたいけど、装備の知識不足や筆力不足でなぁ
197創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 19:31:12 ID:rH083lb0
>>196
装備面知りたいなら設定資料集が出てるぞー
ガンダムやパトレイバーのに比べれば内容が薄いが、その分値段が安い

それ以外なら、有志がまとめたwikiに
大抵のことは載ってるから、そっち見るのも有り
198創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 20:20:37 ID:eNijEjCq
SECONDの作者です。
リアルが忙しく、なかなか続きが書けないで居ます。
ところで、私は統合について良く解らないのですが、無理に統合に必要はあるのでしょうか?
とりあえず、(できる限り)今月中には続きを投降させていただきます(できれば2〜3話の予定)
199創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 20:27:08 ID:rH083lb0
>>198
お疲れ様

統合だけど、した方がいいと思うよ
理由は過疎ってるからってのが一番大きい
統合にして、2期作り直し以外にも間口を広げるのと
もし他板から移転スレがあった場合に受け入れやすいため

>>171から>>172まで、20日間もレスなかったしね
200創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 20:41:19 ID:GTFCUtkU
ここを「2期作り直し」に限定せず、アニメ本編の2次創作全般のスレにすると言うんだったら
反対しないけど、ロスカラSSスレとの統合はやめた方がいいと思うけどな。
201創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 20:47:03 ID:cSM4QO3V
統合はやめといたほうがいいな。向こうはあくまでロスカラなわけだし
2次創作全般のスレを立ててリンクすればいいと思う
202創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 20:49:15 ID:rH083lb0
>>200
このスレを「コードギアス統合スレ」にすれば
ロスカラもコードギアスの中の1つのジャンルになるから問題ない

アニメとゲームは分けるべきって考えの人は、
ギャルゲ板の方にしかいないんでない?
創発板はフリーダムな板ですよ
203創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 20:55:41 ID:CtWRzWMw
>>200-201
下手すれば半月以上も書き込みのないようなスレで、
更に住人を分けるような真似してどうすんだと。
204創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:01:03 ID:oqvsxJa0
統合はちょっとなあ…
205創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:07:34 ID:vPqOumQq
住人の気質に合うかどうかも気になるな
アニヲタとゲーヲタがヲタとしては同類だとしても趣向は違うのと一緒で
ギアス全般と言ってもあっちはギャルゲー気質のゲームだから
アニメのノリとかが苦手っていうのがあるのかもしれん
そういう事から荒れる元になるかもしれないって懸念があちらにはあるのかもな
206創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:14:38 ID:GTFCUtkU
ロスカラSSスレの住人でアニメの方を全く知らない人は殆どいないだろうけど、
アニメ全話見ててもロスカラなんて全く知らない人は結構いると思うんだ。
ライの存在は揉める原因になりかねないと思う。

それに>>172以降の書き込みって殆どがロスカラSSスレの人たちな気がするんだけど
ロスカラSSスレでもこことの統合はスレ全体の総意じゃないよね?
それに、過疎スレとは言えここにだって住人はいるってことを無視してない?
207創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:18:29 ID:QfMyO0dB
圧縮遠いんだから別にスレ立てれば良いんじゃね?
208創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:19:48 ID:eNijEjCq
もっと書き手が増えると、過疎の心配も統合の必要もなくなるのですがね…
私もアニメしか知らないので、全く知らない人物が主要キャラだと混乱しちゃうかも
ともかく、穏便に問題が解決できると良いですね
209創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:21:50 ID:OLtsTEMD
こっち来んなでFAってことでおk
210創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:24:51 ID:cSM4QO3V
2次創作全般スレを入り口にしてスレ内のリンクから自分に合った趣向のスレに
いく感じがいいかとおもったけど過疎になる事を考えれば統合のほうがいいのかな
211創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:25:18 ID:QfMyO0dB
非常に疑問なんだが、どうして統合したいの?
212創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:25:26 ID:CtWRzWMw
俺はスレができた時からずっとここにいたが、
流れや雰囲気見る限りではライの存在で揉める要素はないと普通に思う

存在を知らないから揉める要素になるって点が訳ワカメ
ドラゴンボールで言えば、アニメ版見てない人は
パイクーハンの存在を知らないから
スレで揉めるとか言ってるのと同レベルかと思う

>>207
だから、それすると過疎が広がる
213創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:27:39 ID:QfMyO0dB
このスレ人いる方だと思うけどな
214創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:30:34 ID:OLtsTEMD
ギャルゲオタの参入とかマジ勘弁してほしいんだが
215創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:32:45 ID:GTFCUtkU
素朴な疑問なんだけど、なんで統合があたかも決定事項のように語られてるの?
216創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:35:33 ID:CtWRzWMw
ちなみに、ギャルゲ板の方のロスカラスレでは
移転させたくない人がずっとネガキャンしてて
このスレにも出張してるみたいね

>>215
別に決定じゃなかろう
そういう方向でスレが進んでて、過疎の問題とか
話題の少なさから誰も統合に反対してないだけだ
詳しくはスレ嫁
217創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:37:34 ID:QfMyO0dB
とりあえず、ロスカラSSスレの意見がまとまってからでしょ
移転と統合は別問題
218創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:42:26 ID:rH083lb0
自分みたいな書き手側から見ればやっぱり反応ほしいんで、
人が増える方向になってくれる方が嬉しいんだけどね

とにかく、創作発表板の住人は
どんな板の方でも貪欲に受け入れますよってことで
219創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 21:45:50 ID:vPqOumQq
それもそうだな、スレ的にも板的にも問題はないんだし
ただ、208の様な人はどうなんだろうな
混乱するだろうし過疎とはいえそれが元で住人同士が荒れるのは勘弁して欲しい所だ
220創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:00:02 ID:eNijEjCq
過疎に関しては申し訳ないです……投降間隔が不定期な私にも問題アリですよね
R2SSとしての統合ならまだ良いのですが、どういった展開か知らないロストカラーの話を持ってこられるとって言うのがあります
それでも、これも住人であり読み手の方々が受け入れるのであれば一書き手の私は何も言うことありませんが
221創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:03:38 ID:QfMyO0dB
とりあえずこれ重要↓
「このスレと統合しなくても移転出来る」
222創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:05:10 ID:rH083lb0
>>220
もし統合になってロスカラSSが投下された場合でも、
こっちはこっちで気にせずやればいいと思うよ
それに、そういうの読んでるうちに
興味が出る→自分もロスカラ買おう→SSも書こう→人が増える
みたいになれば、なお良し
223創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:06:44 ID:vPqOumQq
新設の板というのもあるでしょうし
過疎に関しても個人の誰かに責任がある訳でも無いですから
220さんが非を感じる事は無いと思いますよ
224創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:12:41 ID:m8MKxvMa
議論で伸びすぎだろ
225創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:15:39 ID:GTFCUtkU
このスレの過疎は、書く書くと言い続けておきながら書いてない自分にも責任の一端が……

それはそうと、たしかに>>59にこのスレのルールとして
「R2や、アニメ以外のメディア(小説・ピクドラ・SE・ゲーム等)の設定は、無視しても取り入れてもどちらでもOK」
とあるけど、これって”禁止はしないよ”くらいの意味で書いてました。

今統合すれば、このスレの元の住人よりロスカラスレの住人の方が数は多いだろうから
必然的にライがメインのSSが主流になると思います。
現状では読み専とはいえ、このスレができた時から知ってる自分としては、投下される作品の大半が
ライメインになるという状況は、いくら人が増えると言われてもちょっと抵抗があります。

このスレの「2期を作り直す」は制限が大きすぎる気がしなくもないので
ここを”アニメ本編の2次創作”くらいまで範囲を広げ、ロスカラは別スレにして、
お互いに関連スレとしてリンク貼って共存するっていうんじゃダメなんでしょうか?
その場合、上記に挙げたこのスレのルールから「ゲーム等」は削除するってことで……ダメですか?
226創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:21:25 ID:oqvsxJa0
というか2期限定にせずアニメ本編ものなら1期もOKということでは駄目だろうか?
正直2期限定というのは縛りがきついような気がする。
ただロスカラに関しては移転はともかくこのスレに統合はやめたほうがいい。理由は散々既出
227創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:23:37 ID:QfMyO0dB
簡単に言っちゃえば、

ロスカラSSスレ移転に反対する理由はない
しかし、
このスレと統合するかはこのスレの住民的には微妙

ってことでおk?

>>225
流石にナナナは別かw
228創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:24:42 ID:CtWRzWMw
自分は統合賛成派

というか、スピンオフ作品やら作り直しやらで
1つの作品からの派生を全て単発スレとして認めてたら
バトロワスレみたいに乱立してしまうよ
しまいには、キャラごとにスレが立つ
229創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:29:44 ID:QfMyO0dB
まだ統合の話をする段階じゃないでしょ
ロスカラSSスレの意見がまとまってから、改めて話合えばいいさ

>>228
今回は他板からの移転が絡んでるから話は別じゃね?
230創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:32:33 ID:vPqOumQq
合流の合否は置いておいて
出ている意見をちょっとまとめてみた

・2期限定にせずアニメ本編ものなら1期もOKに変更もアリ
・その場合はゲームの要素(設定等)を入れるのはOKのままでもいける
・合流した場合、ロスカラ一色になりかねないのはよろしくない
・板自体は重複してもいいらしいので移転はしてきても今は問題がない

後はなんかあります?
231創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:33:20 ID:rH083lb0
なぁ、ちょっと考えたんだが
自分が今から『コードギアス総合スレ』を新しく立てて
ロスカラスレはそっちにきてもらって
吸収合体マッスルドッキングするという案はどうだろうか?

仮に合流しなくても、ギアス総合スレはあった方がいいと思うんだ
232創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:37:49 ID:QfMyO0dB
>>231
グレートの中身がカメハメかテリーかで戸惑う可能性があるな
233創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:46:10 ID:QfMyO0dB
>>230
ななn……なんでもない

>>231
>仮に合流しなくても、ギアス総合スレはあった方がいいと思うんだ

同意。スレタイで判断出来るって素晴らしいと思う
だけどこのスレの現状を見て、ロスカラSSスレをそのまま総合で受けると、
中身がほぼロスカラ一色になって、ロスカラじゃないコードギアスのが投下しにくくならね?
234創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:47:02 ID:cSM4QO3V
>>231
立てといてくださいな
あとはここのリンク張ればいいんじゃない
235創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:47:47 ID:gK1PTJZp
流れぶったぎってすまん。ここって投下したSSで誤字とかあったら修正とかしてくれるのかな?
236創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:49:04 ID:cSM4QO3V
するだろうね。気になる人は修正したいだろうし
237創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:49:14 ID:GTFCUtkU
>>230
自分の意見は>>225の通り。
・ここをアニメ本編(1期、2期両方。もちろん今までの2期作り直しも含む)のスレにする。
・ロスカラSSスレとは別スレする。差別化のためにこっちのスレではゲーム要素は入れない。

ロスカラSSスレがこの板に来ること自体に反対なわけじゃない。
メディアがアニメとゲームだから、こことロスカラスレだけなら重複にはならないと思う。
お互いに関連スレとしてリンク貼ればいいんじゃないかな?


>>231
総合スレって、ここやロスカラスレとどう違うの?
238創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 22:52:50 ID:vPqOumQq
・2期限定にせずアニメ本編ものなら1期もOKに変更もアリ
・その場合はゲームの要素(設定等)を入れるのはOKのままでもいける
・合流した場合、ロスカラ一色になりかねないのはよろしくない
・板自体は重複してもいいらしいので移転はしてきても今は問題がない
・このスレとロスカラスレだけだったらマッチョ転じてグラマラス!な漫画版達準拠はどこに投下したらいいのか
・本編準拠の単発SS(キャラスレで投下されるような物?)はこのスレで受け入れるのはどうなのか

順次追加・・・する必要はあるのかな、これ?
239創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 23:02:10 ID:rH083lb0
>>237
このスレ、というか>>237氏や一部の方の懸念しているような
ゲームも含めた全てのコードギアスネタを扱うスレ

当初はロスカラ一色になろうが、別に気にせずにやる
人が増えれば、そのうち相乗効果で他の人もロスカラ以外を書き出すはず


というわけで、立てられるか試してみる
240創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 23:03:52 ID:GTFCUtkU
>>239
それ、その総合スレとこことが重複になるんじゃないの?
241創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 23:05:00 ID:QfMyO0dB
>>239
暴走はギアスだけにしておけ
242創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 23:06:54 ID:oqvsxJa0
>>239
せめてロスカラスレで結論が出るまで待ってみないか?
243創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 23:07:03 ID:vPqOumQq
ちょっと修正するよ

・アニメ本編(1期や2期は問わない。2期作り直しも含む)のスレにする
・ただ、ゲームのSSスレがギャルゲー板に単独で建っているのでゲームに準じるのはそちらへ
 移転してきた場合はリンクを張って誘導する
 これは合流した場合にロスカラ一色になりかねないのでという意見を尊重してですので
 その是非は再度話し合うなりしてもいいと思うので暫定意見です
 板自体は重複してもいいらしいので移転してきても今は問題がない
・このスレとロスカラスレだけだったらマッチョ転じてグラマラス!な漫画版達準拠はどこに投下したらいいのか
・本編準拠の単発SS(キャラスレで投下されるような物?)はこのスレで受け入れるのはどうなのか

ここまで書いておいて遅すぎるんだが
長々議論するならロスカラスレの避難所に
創作発表用の議論スレを建てて借りた方が良くないか?
244創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 23:12:25 ID:rH083lb0
>>240
重複にしたくないなら、ここでロスカラも受け入れればいいじゃない
でもそれが嫌だというようなので、総合スレ立てようかと言っております
今のままだと>>240さんの「ゲームは別スレにしたい」という意見を押し通せば、
総合スレを作らなくても

・コードギアス2期を作り直すスレ
・2期の作り直し以外をメインでするスレ(漫画や1期、ロスカラ以外のゲームの話題等)
・ロスカラスレ

の3つ以上に増えてしまうよ
特に、ギアスのゲームはロスカラ以外も結構あるんだお
このスレでゲーム系禁止にしちゃったら、行き場がなくなる罠
ロスカラスレは「ロスカラ」だけの話題なんだしね


>>241
全力で!
245創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 23:12:42 ID:oqvsxJa0
議論をするなとは言わんが投下を躊躇する人がいそうで心配だなあ
246創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 23:14:34 ID:QfMyO0dB
>>243
長くなってるのは、移転、統合、このスレの在り方と話題がゴチャってるから
議論スレ立てるとしても、ロスカラスレの避難所じゃなくて創発の避難所に立てるべきかと
247創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 23:14:48 ID:GTFCUtkU
>>243
まとめ乙です。

箇条書きになってる4項目のうち、一番上に関しては
ロスカラスレとは関係なくこのスレの住人で結論を出すべきことだから、ここで話し合いでいいと思う。
(と言うか、ロスカラスレの避難所を借りるのはおかしい)

2つ目は別スレのままでいくことが前提の話なので、とりあえずロスカラスレの結論待ち。

3つ目は上2つの結論が出てからの話だと思う。
(こことロスカラが合流する場合としない場合で状況が違うから)

4つ目は……空気読めでいい気がする。
248創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 23:20:48 ID:xrXoi0Bt
どうも、ロスカラSSスレの住人ですけど、こちらのことでここで議論するのは心苦しい
ので此方の避難所の議論スレで続きをしていただけませんか?此方もここの住人の意見も
聞きたいですし。参加していただいたことで、議論に幅が出ると思うのですけど。
統合するにも別スレを立てるにも此方の住人の意見だけでは片手落ちになってしまいます
ので是非御願いいたします。
なお、これは私の個人的な意見なので強制ではないことを明記いたします。
249創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 23:26:43 ID:CtWRzWMw
今の今まで忘れていたが、そういえばDS版のコードギアスとかもあったな
あれはブリタニアからの留学生が主人公だっけ。
このスレでゲームネタ禁止にしてしまうと、確かに受け皿がなくなるな。
250創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 23:32:23 ID:GTFCUtkU
けど、現実問題、DS版とか漫画とかって、仮にスレ立てたとして
需要あるんだろうか?

合流に関しての議論は、したらばへ行った方がいいんだろうけど
それって、こことロスカラスレ、それぞれにスレの総意をまとめてから議論したほうがいいのか
この際だから今から両方のスレの住人みんなで集まって議論したほうがいいのか、どっち?
251248:2008/11/20(木) 23:46:34 ID:xrXoi0Bt
250さんの問いに応えますけど。こちらの意見もまだ纏まってると言いがたいので
両スレのの住人が集まって議論した方がより良い結論がでると思います。
252創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 23:48:31 ID:CtWRzWMw
>>250
ナイトメアナナリーはギアス二次創作で前から人気高いし、
ユーフェミアのギアス開眼とか
DS版をネタに使ってSS書いてる人もネット上では結構いる
その中でも、ロスカラが一番ネタにする人が多いってだけ
理由は主人公がチート性能で動かしやすいから

需要の面は、それら作品を一まとめにすることで保たれるだろうに
ぶっちゃけると「コードギアス2期を作り直すスレ」だけを
特別扱いするような方向性は賛同しかねる

あと、>>248の避難所はもうちょっと意見がまとまってから
行くか行かないか決めればいいと思う
253創る名無しに見る名無し:2008/11/20(木) 23:58:20 ID:GTFCUtkU
>>252
自分としてはナナナやDSの2次創作は、少なくとも2ch内でやってるのは知らない。
今までの意見はあくまでも”こことロスカラスレの問題”として考えてのことで
正直DSとかのことまでは考えてなかった。

こことロスカラスレだけの問題であれば
「アニメとゲーム」ってことで棲み分けすればいいんじゃないかって意見。
ここが特別とは思ってないよ。
254創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 00:08:20 ID:Z69qK5Zy
とりあえず、こことは関係なくロスカラスレは移転するならしてくれば良いさ
その後、スレ間で話し合えば良いよ
スレ保持数は余裕あるんだし
255創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 00:11:24 ID:n2a9IK4O
結局、いつ、どこで、何を話し合えばいいのか、誰か教えてください。
256創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 00:16:44 ID:Z69qK5Zy
このスレ
・さあ?
・ここか創発の避難所で
・このスレの今後(総合スレとして再利用するかとか)を
話し合う

ロスカラスレ
・さあ?
・ロスカラスレの判断で
・移転するか否かを
話し合う

これでおk?
257創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 01:02:53 ID:n2a9IK4O
合流は、今すぐには無いと思っていいのかな?
258創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 01:11:59 ID:Gp+sM5ib

このスレに出てきた意見や提案をまとめて
コンパクトにしてみたので
よく流れが解らない人は参考程度にでもして下さい

・このスレはアニメ本編(1期や2期は問わない。2期作り直しも含む)のスレに変更しよう案

 今のままでは投下する人の窓口が狭いので広げようといった案です
 そこに他の媒体(ゲームや漫画や小説やドラマCD)の設定等を盛り込むもアリだと思われる
 しかし、他の媒体限定キャラ(ゲームの主人公等他多数)や設定は知られていない事も多く
 盛り込むのはいいが読む人は混乱するので出来れば避けて欲しいとの意見もあります
 ですので、下記の意見があります

・ゲームのロスカラをベースにした作品はSSスレがギャルゲー板に単独で建っているので
 ロスカラを盛り込んだ作品は今の所そこに投下した方が無難と思われる
 そしてロスカラスレでは創発板に移転するかどうかを審議しているらしい
 その中でSSスレが移転してきた場合は別スレのまま稼動してもらい
 リンクを張ってお互い誘導して住み分けをしよう案

 これは暫定案ですのでもしかしたら合流するかもしれないそうです
 では、なぜ別スレを建てるのかですが
 主に【ゲームの主人公が話の主軸になる】や【ゲームを知らない人が読むと混乱する】等があり
 投下の絶対数の関係上、このスレが当分ロスカラ一色になる事を防ぐ為です
 ただ合流の是非は双方の住人達が話し合うとは思いますので必ず別になるとも限りません
 ロスカラスレも意思がまとまってなく、移転するから合流させろとも言っておりませんので
 その辺りを勘違いして相手を怒らないように、お互いの迷惑にならない為にもお願いします
 別スレは板のルールに則ると建ててもいいそうなので
 建てていいのかどうかは問題なしなので気にしなくてよいです

・このスレとロスカラスレだけだったらマッチョ転じてグラマラス!な漫画版準拠
 原作準拠のDS版やその他の媒体の二次創作は行き場が無い
 窓口が広くなってもここやロスカラスレはそれに準じる作品だけなので
 いっその事このスレ、または新スレを建てて
 ギアス全般の二次創作総合スレ的な存在にした方がいいかも案

 これだと全てを飲み込めるが上記の項で書いたゲーム限定キャラが登場したり
 漫画限定のキャラが登場したりする作品が狂い咲き乱れて
 スレの中がカオスの権化になるかもしれない上に
 絶対数の関係で当分はロスカラ一色になりかねないので上記と似たような問題を抱えている
 そこで上記と同じ様にロスカラのスレを別に設けるとなると不公平でもある
 打開案とは呼べないが後腐れが一番無いのも事実
 しかし住民の層が各種ごちゃ混ぜになり投下する人同士では無いでしょうが
 住民同士が勝手に喧嘩しかねない危険性大でこれが案外と多いそうです
 勿論ただの荒らしの可能性もありますが疑心暗鬼になりかねない上に
 不快に思い呆れて去る住民も多いらしい
 後腐れは無いが弊害や諸刃な部分が気になるかも?

今はこんな感じでいいのかな?
259創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 01:24:22 ID:Z69qK5Zy
>>258
まとめ乙

あっちの議論スレ見てきたけど、移転したいって意見が多いように見えた
創発としては移転を拒む理由はないし、来るならカモンいらっしゃいませこんにちは

ただし、こっちは統合に関してはいきなりだから、
移転して来る場合、とりあえずは別々のスレでやるってワンクッションを挟んでおきたい
スレ保持数も余裕あるしw

ナナナとかに関してはとりあえず保留でいんじゃね?
260創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 01:30:22 ID:M7sdVqKL
盤上のギアス劇場でSS書こうと思ってた俺は異端なのか
261創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 01:37:36 ID:Z69qK5Zy
やりたいならやってもいいんじゃねーかと思ってるよ
総合スレにするなら、投下前にどのギアス作品の二次創作か書くとかしてさ
262創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 02:00:26 ID:Z69qK5Zy
おっと、>>259は個人的な意見なのにスレの意見みたいな書き方してたな
申し訳ない

まあ、細かいことは適当に順次決めてけばいいとは思うけどね
焦らずやりゃ良いのさ
楽しく創作出来りゃそれが一番だよ
263創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 03:22:30 ID:TDaH/aBf
まぁとにもかくにも現状じゃあ、過疎であることには変わりないから、間口を広げるのは問題無いと思うぜ
要するにそれをどこまで広げるかって話か。ロスカラ住民がどれくらい多いか分からんが、多いようなら別スレ立てればいいんじゃね。
ここはギアス全般にして、ロスカラは別みたいな。>>258の言うようにカオスの権化になったらなったで、その時点で考えればいいような気がする。
今は細かいことは特に決めない方が良いような。楽しく創作!が創発版のモットーだし
264創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 09:59:14 ID:wfVVANru
カオスの権化、素晴らしいではありませんか!
そのカオスを間近に見れるのは滅多に無い機会!
なんたる僥倖! 宿命! 数奇!

おっと、欲望が体の端から滲み出てしまったようだ。

つまりは全てを混ぜ合わせることは素晴らしいと思いますが。
265創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 10:02:39 ID:swVQwHST
>>198
おお、続き待ってます

スレタイを2期改→総合スレにするかはどっちでもかまわん
統合の必要はないと感じる
まぁ俺個人の願望はスレタイの延長で2期が深夜で26話として続く物語だったら〜みたいなのを
過疎でもかまわんからダラダラ語り合う場がいいなとw

いやほんとラウンズに無慈悲にギアス使えばよかったのに(笑)
266創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 13:31:24 ID:nNjhrSdW
過疎っているのは望まれていないから
267創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 14:54:44 ID:n2a9IK4O
ここでも言ってる人いるし、自分もロスカラの避難所確認してきたけど
合流はおろか移転に関してさえ向こうは結論出してないんだから、現状ではここの住人が
ロスカラスレとの合流を議論する必要は無い気がする。
合流の話は、正式にロスカラSSスレの総意として「合流しましょう」って話が来た場合に考えればいいと思う。

今の段階でここで話し合うことがあるとしたら、
このスレを今まで通り「2期を作り直すスレ」として存続させるか
それとも「コードギアスのアニメ(1期・2期含む)の二次創作スレ」くらいまで間口を広げるかといった
このスレの在り方じゃないかな?
268創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 18:42:46 ID:Gevxzz0M
>それとも「コードギアスのアニメ(1期・2期含む)の二次創作スレ」くらいまで間口を広げるかといった
それなら数レス程度の短編ものも許可してほしいかな。何も連載モノのみで縛る必要もないと思う
269創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 19:03:52 ID:+hPoo3iD
向こうさんの保管庫に収められているいくつかのSSを読んできた。
当然ながらゲームの主人公の「ライ」が話の中心点にいるのだけど、ある意味記号として捉えればこれはこれでありかもとおまった。
うまい職人さんも何人かいるし、来てくれる分には歓迎してもいいかもしれない。
270創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 23:56:45 ID:n2a9IK4O
>>268
自分の認識ではそもそも連載モノのみって縛りはないと思うんだけど……
「2期を作り直す」という趣旨のことを、リレー形式ではなく個人でやると
結果的にどうしても長くなるから連載になっちゃうだけで。
仮にアニメの二次創作スレにするなら短編でも問題ないと思う。

まあ、この話し合いの結論は、今までここに投下してくれてた書き手さんの意見なしでは
出せないかなと思ってる。
271創る名無しに見る名無し:2008/11/22(土) 01:40:41 ID:0zy1+WLP
ルルーシュとマオが協力する話R2(まぁ利用なんだけど)が書きたい
新世零番隊で木下(副隊長・穏健)
と影崎(隊長・クール)がケンカする反逆の木下も書きたいw
けど文才ねーwwwwちまちまと鍛えるしかないのか
SS書ける人はすごいわと今思った
272創る名無しに見る名無し:2008/11/22(土) 01:48:15 ID:yoCljRi5
ロボットの戦闘シーンは難しいだろうなぁ。

C.C.のえっちな話でも書くk
273創る名無しに見る名無し:2008/11/22(土) 01:56:04 ID:H4KAZUJX
>>271
騎士団内の話は面白そうだな

参番隊隊長の影崎
参番隊隊長のインディラ・タルール(R2)
伍番隊隊長のアフマド・ハイラッラー(R2)
六番隊隊長のグエン・バン・ニュー(R2)
七番隊隊長のフレデリック・シマノフスキー(R2)

この辺りって本編にも出てきてないから使えるかも
274創る名無しに見る名無し:2008/11/22(土) 05:08:03 ID:UwljhG9e
>>273
真面目に分からん……何にのってるのかkwsk
275創る名無しに見る名無し:2008/11/22(土) 05:54:52 ID:o6aMTPTM
ここは、他作品クロスオーバーさせてR1・R2を作り直せればOKかい
それともギアス単品で直さないと駄目?
ちょっとギアスとガサラキのクロスを妄想したんだが

皇歴2009年

朝霞基地では、豪和インストゥルメンツが軍事用に開発した
T・Aタクティカルアーマー、『雷電』を発表していた。
ブリタニアの二足歩行兵器KMFナイトメアフレーム、『ガニメデ』より
一回り小さく機敏な動きを見せていた。
動き出しが、少しぎこちなく感じるがあっという間に加速していくと人間の様に見えた。
手に装備された25mmチェーンガンが、的に向けられ弾丸が発射。
的の中心が、正確に打ち抜かれていく。
観覧席の枢木ゲンブは、豪和の総代共に満足そうに笑みを浮かべていた。
その隣では、息子のスザクとブリタニアからの賓客として預かった皇子ルルーシュとナナリー。
そのロボットの事をスザクが興奮気味に説明していた。

「なぁスザク、あのKMFは」

「違うよ。ルルーシュあれはT・Aだよ。この前家に挨拶をしに来てた
豪和の息子さんユウシロウさんが、乗っているんだよ」

「あのお人形みたいな人か」

「お兄様それは、失礼です」

ルルーシュは、慌てて否定をし取り繕う。
豪和美鈴は、そのやりとりにクスクスと声を漏らす。


こんな感じなのなんだが・・・
276創る名無しに見る名無し:2008/11/22(土) 06:06:01 ID:MAGGk6zu
>>275
そういや、他作品とのクロスはどうするのかも決まってないな
やっぱり総合スレ立てた方がいいんじゃね?

ロスカラスレが決まってから考えようとか、
結論を先延ばしにしてるよりも、ちゃっちゃと決めた方がいいのに
277創る名無しに見る名無し:2008/11/22(土) 09:20:29 ID:H4KAZUJX
>>274
ttp://file.asagawo.blog.shinobi.jp/080728-codegeas-17.jpg

コードギアス用語集@はてな
ttp://geass.g.hatena.ne.jp/

ギアスの設定はここで調べる
278創る名無しに見る名無し:2008/11/22(土) 10:31:34 ID:0zy1+WLP
>>273
インディラ〜は本当に名前だけだから想像力いるよなw
俺はジノアニャが(ギアスで)仲間になったりして零番隊が最強化して
木下が苦悩する話を妄想してたw
なぜか隊長の影崎「ったくこれだからレジスタンス上がりの甘ちゃんは」
ジノ「しっかりして下さいよ副隊長〜」
アニャ「弱い男は嫌い」

木下「うう・・・」
279創る名無しに見る名無し:2008/11/22(土) 11:33:42 ID:8tGd60lh
>>275
で、続きはいくらですか つ[1000]
280創る名無しに見る名無し:2008/11/22(土) 12:31:23 ID:M1uWW0G4
天子「あなたが扇さんやナナリーを・・」
神楽耶「天子様、私はただ純血派のスキャンダルをばら撒いただけ、
    多くのフレイヤ被害者の遺族・・彼らの背中を押しただけ
    結果的に扇は失脚し、ナナリーは暗殺された・・それだけですわ」
天子「あなたの願いは・・叶えてはいけない・・!」
神楽耶「すでにゼロは私の傀儡、星刻なきあなたに何が出来ると?
    もっとも星刻が生きてても成長したあなたに興味はないでしょうけどね」
天子「神楽耶ァァアアア!!」

コードギアスR3 完
281創る名無しに見る名無し:2008/11/22(土) 16:05:34 ID:fO3iQrqa
>>276
ロスカラスレが決まってから考える、っていうのは統合問題に関してじゃないかな?
統合するしないに関わらず、このスレをどうするかは決めたほうがいいと思う。
今考えられるパターンは、たぶんこれくらい↓

@今まで通り、2期を作り直すスレとしてやっていく。
Aここを、アニメ版のSSスレにする。
Bここを、ギアス総合スレにする。
 (アニメ、小説、ゲーム、ナナナとかの漫画などギアス関連作品全部を対象。現状はロスカラは除外)
282 ◆1kC3aaXjik :2008/11/24(月) 22:24:57 ID:RTKUSZvS
こんばんは。
ギャルゲー板ロスカラSSスレよりお邪魔いたします。

過日よりロスカラSSスレで持ち上がっていました
当スレの創作発表板への移転の問題ですが、
今週末29日(土)、投票にて「移転の是非」を問う運びとなりました。

詳細はロスカラSSスレ告知をご覧ください。
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gal/1226828782/318-320

気になる点やご意見等は以下の外部板へお願いいたします。
コードギアス反逆のルルーシュ LOST COLORS SSスレ避難所(仮):
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12122/

結果が出ましたら、再度報告にあがります。
どうぞよろしくお願いいたします。
失礼いたしました。
283創る名無しに見る名無し:2008/11/25(火) 14:21:34 ID:oScYYMej
盲目の人とSECONDさんの続きマダカーー
284 ◆1kC3aaXjik :2008/11/30(日) 22:15:15 ID:FAMnWXl6
こんばんは。
ギャルゲー板ロスカラSSスレより失礼いたします。

>>282にてお知らせさていただきました
「ロスカラSSスレの創作発表板への移転の是非」投票が終了しました。
集計の結果、賛成多数により
今後ロスカラSSスレは創作発表板に移転することとなりました。
移転のタイミング等は、今後協議の上詰めて参ります。

気になる点やご意見等は以下の外部板へいただければ幸いです。
コードギアス反逆のルルーシュ LOST COLORS SSスレ避難所(仮):
http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12122/

それでは、ご報告までとなりますが、失礼いたします。
285創る名無しに見る名無し:2008/11/30(日) 22:29:45 ID:zfx680CN
>>284
乙でっす
これでこの板にはギアススレが2つになるんだな
賑やかになりそうで楽しみだ
286創る名無しに見る名無し:2008/11/30(日) 22:30:32 ID:WXNY8Xdq
歓迎光臨
287 ◆1kC3aaXjik :2008/12/02(火) 19:24:02 ID:pJgqLGFg
ロスカラSSスレより失礼します。
創作発表板に、ロスカラSSスレを立てました。
ギャルゲー板よりの移転になります。

コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS SSスレ 33
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1228205906/l50

皆さまには、板移転に際してたいへんお世話になりました。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
288 ◆1kC3aaXjik :2008/12/02(火) 19:26:40 ID:pJgqLGFg
お礼がぬけていましたスミマセン。

この度は、本当にありがとうございました!
289創る名無しに見る名無し:2008/12/02(火) 21:18:45 ID:X3T+52g+
>>288
創作発表板にいらっしゃい!
賑やかになってうれしいね
290創る名無しに見る名無し:2008/12/03(水) 01:39:12 ID:OwTTdGtr
このスレもギアス二次創作スレにするか?
291創る名無しに見る名無し:2008/12/03(水) 05:33:01 ID:2y3A6M7Q
不要だ
292創る名無しに見る名無し:2008/12/03(水) 19:06:16 ID:n7FUEo5J
やっぱ26話は負けた主人公にペナルティあたえる展開じゃないといけないと思うんだ
293創る名無しに見る名無し:2008/12/07(日) 20:25:22 ID:bPRbNZlo
携帯厨用エロいコードギアスハケンシマスタ
http://edrfkjh.digi2.jp/CODE_GEASS/CODE_GEASS.htm
294創る名無しに見る名無し:2008/12/16(火) 21:15:29 ID:tByNWN+R
最近ギアスを知ったんだが、アーニャって可愛いな。
295創る名無しに見る名無し:2008/12/17(水) 19:59:45 ID:opTwMejA
アーニャって意外と身長高いんだよね
低いと思って書いてたらビビったことがある
ジノ? 巨人だろ
296創る名無しに見る名無し:2008/12/27(土) 18:49:49 ID:/+jqaH+B
ロスカラスレは1000を超えたと言うのにここときたら
297創る名無しに見る名無し:2009/02/06(金) 20:35:58 ID:mLLTklp1


【他人の労力で】 CLAMPアンチスレ4 【自己讃美】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/iga/1221278965/

【他人の労力で】 CLAMPアンチスレ4 【自己讃美】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/iga/1221278965/126-
.
298創る名無しに見る名無し:2009/03/13(金) 00:48:16 ID:zYTy2Y+8
>>291
やっぱり、このスレもギアス二次創作スレにした方がよくないか?
299創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 00:43:08 ID:k60hBovX
垂れ流しちゃうよ?
300創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 17:49:39 ID:k60hBovX
スレ借ります
余所でやったやつ

C.C.「ナナリーが妹でなかったら大変だな」
301創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 17:51:13 ID:k60hBovX
ルル「ナナリーは俺の妹だ! 今までも、そしてこれからも!」

C.C.「知っているさ。お前の溺愛ぶりを見た感想だ」

ルル「……ナナリーが俺の妹でなかったらなど……想像もつかん」

C.C.「本当にそうか?」

ルル「C.C.。好き好んで自らの世界の終わりを想像する者が居ると思うか?」

C.C.「……そこまでか」
302創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 17:52:11 ID:k60hBovX
ルル「当然だな。ナナリーが居るからこそ、俺は生きていける」

C.C.「……」

ルル「もしもナナリーが妹でなかったらなど……想像しただけで震えが止まらない」ブルブル

C.C.「そうか」

ルル「ナナリーが妹でなかったら、俺とナナリーはどうなる?」

C.C.「いや、私はそれを聞いたんだが」
303創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 17:52:58 ID:k60hBovX
ルル「……そんな状況は考えた事もないな」

C.C.「本当にそうか?」

ルル「? なんだC.C.、その疑うようなまなざしは」

C.C.「さてな」

ルル「C.C.……お前はまさか、俺のナナリーへの愛を甘く見ているのか?」

C.C.「いいや、そんな事は無いさ」

ルル「……まあいい。俺のナナリーへの愛は、とても甘いからな」

C.C.「……相変わらず恐れ入るよ、全く」
304創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 17:53:47 ID:k60hBovX
ルル「俺とナナリーが兄妹でなかったらなど……くだらない」

C.C.「そうか?」

ルル「そうだ。くだらない事を言うなC.C.、時間の無駄だ」

C.C.「くだらない、か」

ルル「ああ、その通りだ」

C.C.「……」

C.C.「そうだな、兄と妹でなければ結婚が出来る位だな」

ルル「!」
305創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 17:54:38 ID:k60hBovX
ルル「結婚……だと?」

C.C.「ふふっ、どうしたルルーシュ。顔色が変わったな」

ルル「俺とナナリーが結婚……」

C.C.「そういう可能性もある、という事だな」

ルル「……」

ルル「C.C.、さすがは俺の共犯者だ」ニヤリ

C.C.「こんな事で褒められても、な。まあいいが」
306創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 17:55:38 ID:k60hBovX
ルル「俺はナナリーの兄であり、ナナリーは俺の妹……。
    その事実は変わる事がなく、変えるまでもない不変の関係だと思っていた」

C.C.「普通は変わるとは思わないだろう」

ルル「くくくっ……C.C.よ、今の状況ならばどうだ?」

C.C.「今の状況、だと?」

ルル「ああ、そうだ。俺は世界を敵に回す男。
   そして、ナナリーは日本を収める総督になっている」

C.C.「それがどうした」

ルル「兄と妹の関係を絶つ、良い機会じゃないか」ニヤリ

C.C.「……ふむ」
307創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 17:56:27 ID:k60hBovX
C.C.「兄と妹の関係を絶ってどうするつもりだ?」

ルル「C.C.、お前ならばもう気付いているだろう?」

C.C.「……残念ながらな」

ルル「正直……ナナリーと兄妹の関係でなくなる事は、
    この身を引き裂かれるよりも辛い、辛すぎる……!」

C.C.「……」

ルル「だが、その痛みの先には素晴らしいものが待っているッ!」

C.C.「本気なのか?」

ルル「C.C.、俺はお前には嘘をつかない」

C.C.「……それが嘘であって欲しいものだな。今だけは」
308創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 17:57:15 ID:k60hBovX
ルル「ナナリーはとても純粋で、そして愛らしさと聡明さも兼ね備えている」

C.C.「ベタ褒めだな」

ルル「これでも言い足りない。そうだろう?」

C.C.「私に同意を求めるな」

ルル「……そのナナリーが俺の花嫁に……!」

C.C.「……」

C.C.「まるでナナリーが結婚を承諾するような言い方だな」
309創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 18:00:16 ID:k60hBovX
ルル「当たり前だ。俺とナナリーの絆はギアスよりも強い」

C.C.「ふむ」

ルル「兄妹でなかったら、結婚しなければおかしい程にな」

C.C.「その発想がおかしい、という事はないか?」

ルル「ないな」

C.C.「……即答、か」
310創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 18:01:14 ID:k60hBovX
ルル「だが、俺から結婚を申し込まなければ状況は変わらんだろう」

C.C.「どういうことだ?」

ルル「ナナリーは奥ゆかしさも兼ね備えている。
    自ら結婚を申し込む事はないと考えていいだろう」

C.C.「結婚を申し込まないのに、
   奥ゆかしさは関係ないと思うぞ」

ルル「?」

C.C.「なに、気にするな」
311創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 18:02:21 ID:k60hBovX
ルル「……魔女。貴様、何が言いたい?」

C.C.「ふふっ、なんでもないさ」

ルル「言いたい事があるのなら言え」

C.C.「ルルーシュ、確かに私とお前は共犯者だ。
   だがな、私が楽しむのを邪魔するのは許していないぞ」

ルル「お前が楽しむ、だと?」

C.C.「そうだ。……人間観察は何時でも楽しいものだ」
312創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 18:05:44 ID:k60hBovX
ルル「……良いだろう。
    お前が俺を見て楽しむというのなら、存分に楽しむと良い」

C.C.「ほう?」

ルル「だがな、何時までも傍観者を気取っていられるとは思わない方が良い」

C.C.「……どういう意味だ」

ルル「くくくっ……!
    ――結婚式のスピーチはお前に任せる、という意味だ!」

C.C.「……」

C.C.「断る」
313創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 18:06:36 ID:k60hBovX
ルル「!? 何故だC.C.! 招待客の代表としては、
    お前が一番の適任だというのに!」

C.C.「それがどうかしたのか?」

ルル「……」

C.C.「何故、私がそんな役目をしなければならないんだ」

ルル「……そうか」

C.C.「わかったのなら良い。そもそも、お前とナナリーがけっk」

ルル「仲人役が望み……か」

C.C.「……」
314創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 18:08:21 ID:k60hBovX
ルル「確かにお前は俺もナナリーも知っているし、
    俺に兄妹関係でなくなった場合の未来を指し示してくれた」

C.C.「待て、そういう意味ではない」

ルル「考えてみれば、お前以上に仲人として適任な人物はいない。
    C.C.よ、お前はそれをはじめからわかっていたな?」

C.C.「……」

ルル「さすがは俺の共犯者だ。
    ――C.C.よ! 仲人役、お前に任せるぞ!」

C.C.「……」

C.C.「まあ、それで良いなら良いさ。
   だがな、現実というのは非常に残酷なものだという事を忘れるなよ?」
315創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 18:09:20 ID:k60hBovX
ルル「確かに現実は残酷なものだ。
    だが、俺とナナリーならばそれを乗り越えていける」

C.C.「……そうか」

ルル「今までも、そして、これからも、な。
    さらに、今の俺には力がある」

C.C.「ギアスに黒の騎士団、か」

ルル「ああ。それに、愛の力がな」

C.C.「……ルルーシュ。私は時々お前が怖くなるよ」
316創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 18:10:22 ID:k60hBovX
ルル「……だが、クリアーすべき問題は多い」

C.C.「だろうな」

ルル「想定されるパターンは48パターン。
    そのどれもが……」

C.C.「黒の騎士団とブリタニアの対立、などの問題か」

ルル「? 何を言っている。今の問題は、
   俺が結婚を申し込んだ時にナナリーが泣いてしまう確率が非常に高いという事だ」

C.C.「……」

ルル「嬉し涙とは言え……ナナリーには、いつも笑っていて欲しいんだ」

C.C.「……お前はいつも私の想像を上回るな」
317創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 19:50:24 ID:k60hBovX
ルル「どのように結婚を申し込んでも、いつもナナリーは涙を流している。
    ……正直、良い手が浮かばん」

C.C.「ルルーシュ。それよりもまず、解決すべき問題があるんじゃないか?」

ルル「ナナリーよりも優先すべきことなど無い!」

C.C.「……そうか」

ルル「くそっ! どうすればナナリーが涙を流さずに済むんだ……!
    ……――いや、ギアスをここで使うのは……ブツブツ……」

C.C.「そういう事にギアスを使うのはどうかと思うぞ、さすがにな」

ルル「……ああ、確かにそれではナナリーの気持ちを無視している事になるな。
   C.C.、気付かせてくれて助かった。礼を言わせてくれ」

C.C.「いらないぞ。むしろ、礼を言われるのは嫌だな」
318創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 19:51:10 ID:k60hBovX
C.C.「とりあえず聞くがなルルーシュ」

ルル「む?」

C.C.「お前は、どうやってナナリーに結婚を申し込むつもりだ?」

ルル「それに関しては複数の状況を想定している。
    だが、泣いてしまうという点においてどれも適しているとは言えないんだ」

C.C.「ふむ」

ルル「俺とナナリーの絆が強すぎるのが問題になるとは、な」

C.C.「例えば、どんな方法を採るんだ?」

ルル「そうだな……」

…ぎゅっ

C.C.「……」

C.C.「えっ?」
319創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 19:51:56 ID:k60hBovX
C.C.「お、おい! いきなり何をする!?」

ルル「――と、こういった具合に突然優しく抱きしめる。
    そうすれば、ナナリーは今のお前のように高い確率で驚くだろう」

C.C.「い、いいから離せ……!」ジタバタ

ルル「――ここで少し暴れられる、というのも想定している。
    確率としては低いが、ありえないとも言い切れんからな」

ぎゅっ!

C.C.「〜〜〜!?」

ルル「そうなった場合は、少し強く抱きしめる。
    そうすれば、このようにナナリーの動きも少しだが止まるだろう」
320創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 19:52:56 ID:k60hBovX
C.C.「なっ、何故私に……!」

ルル「そんな事、聞くまでもないだろう?」

C.C.「そういう意味ではなくてだな……!」

ルル「俺は――」

C.C.「無視をするな、ルルーシュッ!」


パシュン

カレン「紅月カレン、偵察任務より戻ってまいりまし……」


ルル「お前を愛しているからだ。
    ……結婚しよう」


カレン「……た……」

C.C.「……」

C.C.「待て、カレン。これは違うんだ」
321創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 19:53:54 ID:k60hBovX
カレン「あっ……あんた達ってそうだったんだ……」

C.C.「違う! これはルルーシュが勝手にだな――」

カレン「ルルーシュがC.C.に言い寄って結婚を迫ってるって訳ね……」フラリ…

C.C.「……ルルーシュ、お前からもなんとか言え」

ルル「返事を聞かせてくれないか?」

C.C.「……良い、お前は黙っていろ」

カレン「結婚の申し出を受け入れてるじゃない!」

ルル「良い、のか? 嬉しいよ……」

C.C.「……」

C.C.「ああもう」
322創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 19:54:41 ID:k60hBovX
C.C.「とりあえずルルーシュ、一度離せ」

ルル「ああ。もう用件は済んだからな」

C.C.「……良し、これで話し易くなったな」

カレン「……わっ、悪かったわね。
    なんだか邪魔しちゃったみたいで」

C.C.「カレン、お前は勘違いをしている」

カレン「……」

C.C.「私とルルーシュは、そういった関係ではない」

ルル「!? カレン、いつからそこに居たんだ!?」

C.C.「……ルルーシュ、頼むから少し黙っていてくれ」
323創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 19:55:37 ID:k60hBovX
カレン「何? 私が部屋に入って来たのにも気付かなかったってわけ?」

ルル「集中していたからな」

C.C.「おい、カレン! ルルーシュとではなく私と話せ!」

カレン「……ふーん」

ルル「泣き出してしまうと思っていたがそうはならなかったな。
    思っていた以上の結果に満足しているよ」

カレン「へぇ、それは良かったわねぇ」ジロリ

C.C.「……カレン、私を睨むな」
324創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 19:57:29 ID:k60hBovX
C.C.「事情を話す。だから落ち着け、カレン」

カレン「……」

C.C.「いいか? これは一種の遊びのようなものだ」

ルル「遊び? 俺は本気だったぞ」

カレン「……って言ってるけど?」

C.C.「そういう意味ではなくてだな……。
   とにかく、さきほどのは誤解なn」

カレン「あのさあ!」

C.C.「!?」

カレン「C.C.、あんた何様のつもり?」

C.C.「……」

C.C.「……何故、私が怒られているんだ」
325創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 19:58:37 ID:k60hBovX
カレン「さっきのは誤解?
    はっ! 白々しい誤魔化し方もあったものね!」

C.C.「……」

カレン「どう見たって、誤解なんかじゃないってこと位わかるわよ!
     それとも何? 私が今見たのは目の錯覚だって言うのかしら?」

C.C.「いや、それは違うz」

カレン「そうよねぇ! あんたはさっき、ルルーシュに抱きしめられてたもんね!
     見間違えるはずないわよねぇ!……それに、あ、愛してるとか、結婚してくれだとか……!」

C.C.「……」

ルル「C.C.、カレンは何故あんなに怒っているんだ」

C.C.「……どちらも私に言うな」
326創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 20:00:04 ID:k60hBovX
カレン「正直さ、そうなったらそうなったでハッキリ言ってくれない!?
     腹立つのよ、そういうのってさ!」

C.C.「……ほう? 良いのか?」

カレン「……よ、良くないけど……良くないけど良いわよ!」

C.C.「ふふっ、安心しろカレン」

カレン「えっ?」

C.C.「今のはな、ルルーシュがナナリーに結婚を申し込む時の練習だ」

カレン「……」

カレン「……何よそれ?」
327創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 20:01:17 ID:k60hBovX
     ・    ・    ・

C.C.「――という訳だ」

カレン「……そう、良かったわ……」

C.C.「ふふっ、お前の慌てぶりといったらなかったな」

カレン「うっ、うるさいわね!」

ルル「C.C.の言う通りだな。
    冷静に考えてみれば、俺がC.C.に結婚を申し込むなど有り得ないだろう?」

カレン「そうよね! ちょっとビックリしてそこまで頭が回らなかったわ」

C.C.「……」

C.C.「おい、どういう意味だそれは」
328創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 20:02:09 ID:k60hBovX
ルル「? そのままの意味だが」

C.C.「……実の妹に結婚を申し込むつもりはあるのに、
   私とそうなる気はさらさら無い、と」

ルル「当たり前だろうが」

C.C.「……ほう」

ルル「良いかC.C.、俺とお前は共犯者だ。
    人生の伴侶になるなど、俺は今まで一度も考えた事はない」

C.C.「……」
329創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 20:02:55 ID:k60hBovX
C.C.「……」

カレン「――残念だったわね、C.C.」

C.C.「……何?」

カレン「ルルーシュは、あんたと結婚する気はさらさら無いって」ニッコニッコ

C.C.「カレン、その笑いは何に対する笑いなんだ?」

カレン「ああ、悪いわねC.C.。
    なんだかわからないけど、おかしくっておかしくって」ニッコニッコ

C.C.「……」

カレン「あれ? どうして黙っちゃったのかしら?」ニッコニッコ

C.C.「……ふん、いい気になるなよ」
330創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 20:04:03 ID:k60hBovX
カレン「はあっ? 別に私はいい気になってなんかないわ。
    そうね、ちょっと機嫌が良いだけよ」

C.C.「カレン。ルルーシュはお前と結婚するとは言っていない。
   その意味がわかるか?」

カレン「……何よ、それ」

C.C.「ルルーシュはな、お前とも結婚する気がさらさら無い、
   という可能性もあると言うわけだ」

カレン「!」

C.C.「ふふっ、むしろ私よりもルルーシュと遠い関係であるお前には、
   元々関係の無い話だったかもしれないな」

カレン「……」
331創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 20:05:00 ID:k60hBovX
カレン「……ルルーシュッ!」

ルル「どうしたカレン」

カレン「私と緑色の、結婚するならどっち!?」

C.C.「おい、緑色のとは私のことか?」

ルル「ナナr」

カレン「ルルーシュ?」

ルル「……待て、カレン。何故拳を握り締めている」

カレン「さあ? なんのことかしらね」
332創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 20:06:02 ID:k60hBovX
ルル(……くそっ、何故俺がそんな選択を強いられているんだ!)

ルル(状況は不利、ここでどちらと答えても……)

C.C.・カレン「……」

ルル「……」

ルル(俺がどちらかの手にかかるのは確実に思える……!)

ルル(カレンの拳、C.C.の陰湿ないじめ……どちらも致命的)

カレン「ルルーシュ? どっち?」

ルル「そうだな――」

ルル(ええい! 俺はナナリーと結婚をしたいだけなのに、
    何故こんなところでつまずかなければいけないんだ!)
333創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 20:13:40 ID:k60hBovX
ルル(この状況を打破し、生き延びてナナリーに結婚を申し込むには……)

ルル「どちらかと言えば――」

C.C.・カレン「……」

ルル(これしかない!)

ルル「――どちらでもない、な」

カレン「えっ?……ちょっ、それってどういうことよ!?」

ルル「俺は、どちらも選ばないということだ。
    それは、選択する人物が誰であろうと変わらん」
334創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 20:14:22 ID:k60hBovX
ルル「すまないが、俺は選択する側に立てる程の人間ではない」

カレン「でも……こういうのだったらどっちか位選べるんじゃない?」

ルル「こういう問題だからこそ、だ。
    カレン、俺はそこまで器用な人間じゃないんだ」

カレン「……」

ルル「そういうことだ。
    ……なあ、もうこの話はやめにしようじゃないか」

カレン「……そう、ね」

ルル(――ふははははっ! これで俺が生存する条件はクリアーされた!)

C.C.「ふむ、もしも私達とナナリーの三択だったら?」

ルル「ナナリーに決まっているだろうがッ! 考えるまでもない!!」

C.C.・カレン「……」
335創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 20:27:13 ID:k60hBovX
ルル「ナナリーと他の人間を比べる事など出来ん!
    C.C.よ、お前の問いかけは無意味だ!」

C.C.「しかしなルルーシュ。
   ナナリーもいつかはお前の元を離れ、誰かの元へ嫁ぐことになる」

ルル「……何が言いたい」

カレン「いや、妹だからそうなるって話でしょ?」

ルル「だからこそ、俺とナナリーの兄と妹の関係を解消し、
    俺がナナリーをお嫁さんとして迎えると言っているんだろうが!」

C.C.「……お嫁さんと言うな。気色が悪い」

ルル「俺がお婿さんになるのでも構わん!」

カレン「……そういう問題じゃないって」
336創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 20:27:54 ID:k60hBovX
カレン「大体さ、兄妹の関係を解消するって……どうするつもり?」

ルル「それは勿論――」

C.C.「むしろ、お前の口からそんなことを聞かされたら……」

カレン「妹としては、相当悲しいと思うわよ?」

ルル「!?」

ルル「……お、俺と結婚出来るようになるのだから、
    ナナリーは喜びこそすれ悲しむはずなど……」

C.C.「ふふっ、これはお前にとっては最も重要な問題だな、ルルーシュ?」

ルル「おう……ぐ……!」
337創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 20:31:42 ID:DQS8QUFC
-
338創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 21:02:28 ID:k60hBovX
カレン「ねえ、ルルーシュ」

ルル「……なんだカレン」

カレン「あの、さ……もう他の相手を見つけた方が良いと思うわ」

ルル「……ナナリーの代わりなど居ない」

カレン「そうじゃなくって! ああもう、なんて言えばいいのか……!」

ルル「……」

C.C.「ルルーシュ。お前とその伴侶、
    そしてナナリーの三人で仲良く暮らせれば問題はないだろう?」

ルル「!」

カレン「そう! それよ!」
339創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 21:03:09 ID:k60hBovX
ルル「だが……それではナナリーが嫁に行く可能性が残ってしまう。
    そんな状況……考えただけで胸が張り裂けそうだ」

C.C.「……ならば、お前とその伴侶の二人で邪魔をすれば良いだけのこと」

ルル「だが、それは……」

C.C.「そうだろう? 私の共犯者」

ルル「C.C.……お前……」

カレン「えっ、ちょっと待ちなさいよ!? っていうか、
    どうして共犯者って言葉で二人が良い雰囲気になるわけ!?」

C.C.「ふふっ……私とルルーシュは、お前が思っているよりも深い関係ということだ」

カレン「!?」
340創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 21:03:54 ID:k60hBovX
カレン「ねえ!……あんた、そんな気は無かったんじゃないの!?」

C.C.「さて、もう一度聞こうかルルーシュ」

カレン「ちょっと! このタイミングで聞くのは卑怯よ!」

C.C.「ふふっ、悪いなカレン。私にも、女としてのプライドというものがあるんだ。
   ……ルルーシュ、結婚をするなら誰が良い?」

ルル「ナナリーだ」

C.C.「……質問を変える。
   私とカレン、結婚相手としてどちらが魅力的だ?」

ルル「……迷うな」

C.C.「……」

C.C.「えっ?」
341創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 21:05:03 ID:k60hBovX
C.C.「いや、待て。先ほどの話の流れだと答えは決まっているようなものだったろう?」

カレン「……滑稽ね、C.C.!」

C.C.「何だと?」

カレン「自分が有利な立場にいながら、それを利用しても勝者になれない。
    これはもう、水増しがなければ負けてるのと同じだわ!」

C.C.「くっ……おい、ルルーシュ、何故迷う!
   私とカレンならば、私の方が魅力があるだろう?」

カレン「ハッキリ言ってあげなさいよルルーシュ!
     C.C.に魅力が無いからだ、ってね!」

ルル「……いや、どちらも正直、な。
    ナナリーと三人で楽しく過ごすには少し……」

C.C.・カレン「……はっ?」
342創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 21:06:04 ID:k60hBovX
ルル「ナナリーは静かな方が好きな性格だ。
   だから、カレンとの場合だと……」

C.C.「うるさすぎる、か」

カレン「いっ、いつもうるさいわけじゃないでしょ!?
    っていうか、それならC.C.の方が良いってこと!?」

C.C.「ああ、私は静かな生活でも構わないぞ」

ルル「うるさくはないが……ぐうたらだし、
    部屋がピザ臭くなるのはナナリーが嫌がりそうだ。問題外だな」

カレン「……ぷっ」

C.C.「おい、笑うな」

カレン「……とりあえず、私はもう少し静かにすれば問題ないわけね?」

ルル「まあ、そうなるな」

C.C.「私は……」

ルル「色々だな」

C.C.「……」

カレン「とにかく! どちらかと言えば私の方が良いってことでしょ?」

ルル「そういうことになるか。もっとも、比べる相手がC.C.だからな」

C.C.「……」

C.C.「ピザ位……良いだろうが」
343創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 21:07:05 ID:k60hBovX
     ・    ・    ・

C.C.「――それで、これからどうするつもりだ?」

ルル「……ふん、まだまだブリタニアの皇帝になっただけだ」

C.C.「結局、お前は望みを果たせる地位まで上り詰めたが、
   それを果たすことは――」

ルル「C.C.。その話はよせ」

C.C.「……そうだな」

ルル「……ナナリーは、あの日フレイヤの爆発に巻き込まれて……」

prrrrr!prrrrr!

ルル「――通信?」

ピッ!

シュナイゼル『やあ、久しぶりだねルルーシュ』

ルル「兄上……いや、シュナイゼル」

シュナイゼル『ブリタニアの皇帝になって、君は何をするつもりだい?』

ルル「ははは、貴方に代わって世界をより良い方向に導こうとしているd」


ナナリー『――お兄様』


ルル「!!?」

C.C.「……ほう」
344創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 21:07:48 ID:k60hBovX
ルル「ナナリー……!?」

ナナリー『何故、あの優しかったお兄様がこんな真似を……?』

シュナイゼル『ルルーシュ、あまり妹を悲しませるものじゃないよ』

C.C.(……まずいな。死んだと思っていたナナリーがここで現れるとは……)

ルル「……ナナリー」

ナナリー『……なんですか、お兄様』


ルル「結婚しよう」


ナナリー『えっ?』

シュナイゼル『……何だって?』

C.C.「……こうなる、な」
345創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 21:08:33 ID:k60hBovX
ナナリー『なっ、何を言ってるんですかお兄様!?』

ルル「ナナリー、今の俺はブリタニアの皇帝だ」

ナナリー『それは……お兄様がひどいことを……』

ルル「ははは、ブリタニア皇帝の俺なら、
   兄と妹の関係でも結婚を可能にする事など造作もないよ」

ナナリー『そっ、そういう問題ではありません!』

ルル「ナナリーは、俺のことが嫌いかい?」

ナナリー『ですから……!』
346創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 21:09:35 ID:k60hBovX
ナナリー『私は、お兄様を許しません!』

ルル「許してくれと頼んだ覚えは無い。
    俺は今、結婚を申し込んでいるんだ」

ナナリー『〜〜〜っ! お兄様……いえ、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア!』

ルル「なんだい、ナナリー?」

ナナリー『貴方はもう、私のお兄様ではありません!』

ルル「ああ、そうだな! 式の日取りはいつにs」

ナナリー『私は、貴方の敵です!』

ルル「……」

ルル「えっ?」
347創る名無しに見る名無し:2009/03/25(水) 21:10:16 ID:k60hBovX
ルル「敵ということは……ろ、ロミオとジュリエットのような関係が望みなのか?」

ナナリー『違います。完全に敵という意味です』

ルル「かっ、考え直してくれナナリー!
    お願いだ……お願いします……!」

ナナリー『……それでは、次は戦場で会いましょう。
    失礼します』

シュナイゼル『ナナリー。まだ私は話す事が残っていr』

ピッ!

ルル「……」

ルル「ななっ、ナナリーと再び仲良くするのに想定されるのが13パターン!
    そのうち最も条件をクリアーするのに最適なのは……くそっ!」

C.C.「……」


C.C.「ナナリーが妹でなくなったら大変なことになったな」


おわり
348創る名無しに見る名無し:2009/04/03(金) 13:46:18 ID:O/MWZBOD
age
349創る名無しに見る名無し:2009/04/03(金) 20:28:01 ID:CueWks3e
VIPからのコピペ乙
350創る名無しに見る名無し:2009/04/03(金) 20:51:07 ID:HIJ2Rco3
時間かかるからもうやらないです
351創る名無しに見る名無し:2009/05/05(火) 10:41:51 ID:jmTOAvLb
生きてるか?
352創る名無しに見る名無し:2009/05/15(金) 19:29:11 ID:S+clsGCt
age
353創る名無しに見る名無し:2009/05/16(土) 01:38:30 ID:9phVP/ht
今日このスレの存在を知った
354創る名無しに見る名無し:2009/05/23(土) 02:06:50 ID:cKXM+UA0
思いつきにてとても申し訳ないのですが
なんか激しく場違いだと怒られるの承知で話を落とします。

ルルーシュがコードを引き継いで不老不死になったと仮定して。
(この時点でお怒りになられる方がいらっしゃるかも・・許してね。)

60年後
ナナリー最期のとき。
傍らに懐かしい面影を宿した少年がいる。
ナナリーが床に伏せるようになってから、世話を看るように雇われた者だ。
彼女は彼のことがとても好きだ。何故なら大好きなお兄様にとてもよく似ていたから。
だいぶ歳の離れた少年には失礼なのかもしれない。
けれどもナナリーは彼がそばにいることで病による苦しみからも
開放されるような気がしたのだ。

遠い昔、大好きなお兄様をたった一人で逝かせてしまった罪、
お兄様の最期の願いとはいえ、その後もお兄様を非難し続けた罪、
ナナリーはそれらを心の枷にして生きてきたのだ。誰にも悟られないように。
「・・・ありがとう・・」
ナナリーは彼の頬に手をやり、つぶやく。
少年はその手を包み込むように自らの手を重ね、柔らかく微笑んだ。
(ナナリー、愛しているよ)
ふいにお兄様の懐かしい声が聞こえたような気がした。優しくて甘い声。
ナナリーはもう一度少年をみつめ微笑むと、穏やかにその生涯を閉じた。
355創る名無しに見る名無し:2009/05/23(土) 19:01:00 ID:DKB38IjW
>>354
タイタニックか
356創る名無しに見る名無し:2009/07/27(月) 22:02:10 ID:buiz85A2
「……お兄様?」
「ああ」
「お兄様の目的はこのダモクレスの鍵……ですね?」
「……」
「もう……目を背けてはいられないから」

何年ぶりにこの目で見る外の世界。目の前にいるのはこの世で私がもっとも愛したお兄様……ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。
懐かしい人殺しの顔。ギアスを使い大勢の人間を不幸にした愛すべき殺人鬼。しかしその目を見た瞬間、私は思わず息を飲んだ。
……泣いていたから。大粒の涙がお兄様の瞳からとめどなくあふれていた。

「なぜ……?なぜお兄様は泣いているのですか?」
「……俺は。今までナナリーお前の幸せのために生きてきた。俺自身の野望や復讐もあったがそれでも。
 いついかなる時でも一番はお前だったよ……ナナリー」
「ッ!?そ、それがゼロになった理由なのですかっ?そんなこと私は望んで」

次の瞬間。私は焼け付くような熱さを右腕に感じた。
思わず手に持ったダモクレスの鍵を床に落としてしまう。鍵はカラカラと転がって………お兄様の足元に。
見るとお兄様の手には拳銃が……信じられない事。私はお兄様に撃たれた、のだ。

「ど……どうして……?」
「もう俺はナナリーの事だけ考えてればいいなんて許されない。俺は世界の事だけを考え世界のために生きていかなければならない」
「そ、そんな嘘です…あの優しかったお兄様がわ、私を撃つなんて………信じていたのにッ」
「もうそういう次元の話じゃないんだよ。ナナリーはブリタニア皇帝たる俺に反旗を翻した逆賊。黒の騎士団と手を組み
 皇帝たる俺の軍と戦争をして……そして負けた。正確には負けつつある。だから負けた責任はとってもらわなくてはならない」
「ま、負けた……?それはどういう」

お兄様は答えずさらに拳銃を発射した。
至近距離から撃たれた銃弾は外れることがなくすべて命中。私は左肩と右足に銃弾を受けて……
血まみれになった私は車椅子から転げ落ち、無様に床に倒れこんだ。

「敗軍の将としてナナリ―は死ななければならない。戦犯として裁判を受けさせても判決は死刑以外ありえないし、な。
 もう俺にはナナリ―を救うことはできないんだよ。ゼロレクイエムのためにも……どうせ死ぬしかないのなら、せめてこの俺の手で」
「お、お兄様……なぜ……」
「さよならナナリ―。俺もすぐお前の所に逝く……」

決別の言葉。そしてルル―シュは残りの弾丸すべてをナナリ―の身体に撃ちこんだ。
頭部に撃ちこまれた銃弾が決定打となりナナリー・ヴィ・ブリタニア死亡。享年15歳……
しばらくルルーシュはナナリ―の死骸を見つめた後……ダモクレスの鍵を取り、
もはや血まみれの肉隗と化したナナリ―の遺体を担ぎ上げエレベーターへ向かう。
もう、ルル―シュの目に涙はなかった。


「全世界に告げる!私は神聖ブリタニア帝国皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア!シュナイゼルは我が軍門に下った。
 これによってダモクレスもフレイヤもすべて私のものとなった!そう最後まで我が覇道を邪魔したあわれな女も……ほれこの通り」

ルル―シュは足元に転がるナナリ―の死骸を軽く蹴飛ばした。
この瞬間世界中すべての人間が息を飲んだことだろう。実の妹それも年端も行かない少女ですら、自分の邪魔をするとあらば容赦なく殺す。
これでルル―シュの悪名は不動のものとなるに違いない。
そしてその悪名を踏み台にしてゼロが……忠実なる騎士スザクが悪逆皇帝たるルルーシュを殺す。
すべての悪をルル―シュが一手に引き受けて死ぬことで世界は次の段階へと進むだろう。

ルルーシュがゼロと化したスザクに刺されるまで数ヶ月……この期間はルルーシュにとってまさに生き地獄となる。
何故なら彼にとって、もはやこの世に存在すること自体がたえがたい苦痛だからだ。
ユーフェミアなどへの贖罪と、シャルルによってこ歪んだこの世界を少しでも正すという義務感だけで嫌々生き長らえてるにすぎない。
外見は虚勢をはっていても、彼の実際はもはや生きている屍も同然であった。
そう彼にとっての唯一の救い。ただ一つの希望。それは一刻も早く最愛の妹ナナリ―のもとへ逝く事なのだ…………
357創る名無しに見る名無し:2009/07/30(木) 00:59:20 ID:/qbyq9Wm
ここはあれか、ガンダム系のもし〜〜だったらとかと同じような感覚のスレなのか?
358創る名無しに見る名無し:2009/07/30(木) 01:02:24 ID:zKcDF8Qe
IF系で立ったのかな、もう一年前だけど
359 ◆zoEEb4sk1I :2009/08/12(水) 21:46:17 ID:Biu8vrg1
>>111-112の続きを投下したいんだけど
昔すぎて自分のトリ忘れてしまった・・・これだったかな・・・?
360創る名無しに見る名無し:2009/08/13(木) 07:50:41 ID:znCeV/Bb
期待age
361創る名無しに見る名無し:2009/08/17(月) 14:46:36 ID:pcHvUrCT
>>359
まだー?チンチン
362創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 08:28:48 ID:OK3t32uz
>>359
おーーーい?
363創る名無しに見る名無し:2009/08/19(水) 05:30:57 ID:o2JaofpQ
>>359
え?
364創る名無しに見る名無し:2009/08/22(土) 23:11:19 ID:MeCdPNvH
>>359
死亡確認
365創る名無しに見る名無し:2009/08/25(火) 09:22:25 ID:9z9dEWff
>>359
あれ?
366創る名無しに見る名無し:2009/08/28(金) 08:55:37 ID:5L/gkfhT
>>359
声が
367創る名無しに見る名無し:2009/09/01(火) 18:27:33 ID:8kcCyrzk
>>359
遅れて
368創る名無しに見る名無し:2009/09/08(火) 13:54:39 ID:guFG/f0U
>>359
聞こえるよ
369創る名無しに見る名無し:2009/09/10(木) 21:12:04 ID:RezB99Q7
二期はまずスィーツー消して、ヌルが記憶喪失のままであるところから始めようや。

記憶は当然戻らない。
だから悪さも出来ない。
当然死なない。

みんな喜ぶ展開。

うん、スィーツーは無かったことに。

でロスカラのライを主人公でいいや。

ヌルから主人公権を剥奪と。
370創る名無しに見る名無し:2009/09/10(木) 21:18:27 ID:dfBD6ziY
扇とヴィレッタを消して作りなおせ
371創る名無しに見る名無し:2009/09/10(木) 21:49:40 ID:RezB99Q7
要らん奴一覧

2から出た奴全部
スィーツー

ヴィレッタ

ひとまずこうか
372創る名無しに見る名無し:2009/09/14(月) 20:32:17 ID:h+THD7Dz
いや、違うな。
谷口+大河内のコンビだ。
だから全てはこうなんたよ。
みんないい加減気付け。
ある日の谷口。
住み処に帰ってきて、一人酒をあおり続ける。
もはや尋常じゃないほど酔っ払った谷口がふと思う。
『俺はこんなに頑張っているのになんで誰も俺のことを理解してくれないんだ!!
俺は天才なんだ!!俺が100%全て正しいんだ!!世の中の全ての者よ、俺の前に平伏せ!!』
ふと谷口は思い付いた。
『そうだ、どうせアニメだからアニメの世界で俺のこの気持ちを代弁したキャラに暴れさせて、
何もかも破壊させて最後に全ての罪を背負って死ぬってアニメを作ってみよう。何て評価されるかなwktk』
・・・・そうして誕生したのがコードギアスとルルーシュだった・・・・。
問→『ギアスを見てあなたは誰を好きになり誰の行為を支持し誰を憎みましたか?』
第一段階→扇とスザクの生き方を支持し、そして好きになった。嫌いなのはルルーシュとシーツー。
ごくごく正常です。
第2段階→ルルーシュとスザクの両方の存在と生き方が好き。扇死ね。
ちょっとおかしいですが、まだなんとかなるレベルです。もっと色んな人の意見を取り入れましょう。
第三段階→ルルーシュとシーツーが全て!!!!扇死ね!!!!ルルーシュを殺したスザクは大嫌い!!!!
・・・・あなたは病院に行くべきです。既に手遅れです。ご愁傷さまです・・・・。
373創る名無しに見る名無し:2009/09/25(金) 01:17:56 ID:B4u5MMdF
やっぱ裏切りの時に誰かが気が付けたら扇Japanもここまで悪評を得なかっただろう
しかもラストで感慨に浸る視聴者の目の前で、首相就任の上に幸せ街道に邁進しやがったからな・・・
374創る名無しに見る名無し:2009/10/12(月) 09:19:38 ID:h6ngbgQv
>>359
まだー?チンチン
375創る名無しに見る名無し:2009/10/12(月) 12:49:07 ID:M5HP/DZ2
一期見てないせいか、二期は普通に楽しめた。

ただナイトメアのインフレによるスーパーロボット大戦は納得できない。
ので以下オレの妄想
機動力を持ち、尚且つ対艦主砲を放てる兵器としてブリ側にはハドロン砲を残したデザインのギャラハット(乗車はアーニャ)黒側にはジーク。スパロボ化を防ぐため両機とも動きは鈍く描写。
ワンオフ機は無くし、ラウンズ機はヴィンセントのカラバリもしくはマイナーチェンジのカスタム機体に止める。
但しビスマルク機は差別化のため上位機のランスロットを悪のデザイン(コーネリア機よろしくマントを着けるとか)にしたものを用意。

あとガレスも無し。ウォードもしくはグロースターにハドロン砲を撃てる兵器を持たせる。
(そろそろ文字数制限なので一端切ります)
376372:2009/10/12(月) 13:20:31 ID:M5HP/DZ2
(続き)
ランスロットアルビオン、紅蓮聖典八極式は現実のF-22のような位置付けになると思うので残す。

以上。

377創る名無しに見る名無し:2010/01/18(月) 13:20:07 ID:emnVnwxS
>>359
まだ?

>>372
>>だから全てはこうなんたよ。
>>みんないい加減気付け。

お前もいい加減タイプミスに気付けw
378創る名無しに見る名無し:2010/01/18(月) 15:55:11 ID:T+pGnFCo
ワロチww
379創る名無しに見る名無し:2010/01/19(火) 19:26:29 ID:S4Fo+FzB
>>372
>第一段階→扇とスザクの生き方を支持し、そして好きになった。嫌いなのはルルーシュとシーツー。
>ごくごく正常です。
死ねクズ少しでもまともな神経をしている人は扇やスザクの様な性犯罪者の売国奴や人殺しの売国奴の基地害好きに何ねーだよ
犯罪起こす前に死ね
380創る名無しに見る名無し:2010/01/19(火) 19:41:09 ID:CUdlBAVz
スザクや扇については認めないって人は多いけれど、少しでもまともな神経をしている人は、同時にルルーシュやC.C.に対しても嫌悪感感じるんじゃないか?
381創る名無しに見る名無し:2010/01/19(火) 19:45:37 ID:S4Fo+FzB
別にルルーシュやC.C.が正しいとは一言も言っていないわボケ
だけどそれ以上に扇やスザクが屑だと言っているだけ
382創る名無しに見る名無し
久々にのぞいてみたけど、スレが死んでんのな

初期にSS書いたけど反応無かったんで辞めたクチなんだけど、SECONDも自然消滅か
まあネットじゃあ珍しくも無いが・・・ロスカラスレは頑張ってるな