937 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/13(木) 14:10:43 ID:weqp86dk
求ム。極悪三兄弟ガ一人、「チンチン・トゲピ」ノ首ヲ捕ル物
夕刻5時より 桟橋亭カウンター端にて待つ
担当者 啜り泣くスカーフェイス
938 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/14(金) 05:12:05 ID:v5k7Q7ay
「??!」
目を疑った。まさか自分以外にもあの探偵に殺意を抱く者が居たとは。
一通り妄想にふけった後、冷静になった私はサイバー警察へ通報した。
さすがに今のご時世にネット上で殺人依頼する不用意な連中とは関わりたくはない。
939 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/14(金) 10:49:34 ID:sAGrb5wQ
>>938 「残念。あなたはすでに関わってしまっているのだ。」
突然、声がして、驚いて振り替えるとクロゼットの中から銀髪の若者が現れた。
「な…なんですかあなたは!人の家に無断で!警察を呼びますよ!」
若者はフッ…と笑い、煙草に火をつけるとおもむろにバスローブを脱ぎ始めた。
940 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/14(金) 15:17:09 ID:Gt3fcwlT
首から下は鈍い銀色に光る。 流線型のアバラが呼吸のリズムに合わせて開く。
ロダンの彫刻を彷彿とさせる細やかな造詣は多間接人形の要素をも孕み、
凝ったおもちゃのようにも見える。
サイボーグ男の口が緩んだ。
私の名前は笑う伊右衛門。担当の者に遣わされてね。
941 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/14(金) 17:06:13 ID:sAGrb5wQ
「あの男は手クセが悪くてね…。我々の研究室から【書類】を持ち出したまま、行方をくらましたのだよ。」
私の脳裏に、エレベータの床に散らばった資料が浮かぶ。
「あなたがあの男と一緒にいるところを見たとの情報が入り、悪いが勝手に部屋を調べさせてもらったよ。
ちなみに今、あなたのPCはネットに繋がってはいない。あなたの見たサイトは全てダミーだ。」
そういえばケーブルがPCの裏から伸び…男の股間に挿さっている。
942 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/16(日) 01:55:18 ID:El3kod7p
私は事の成り行きに抗えないまま外に連れ出されてしまった。
やっこさんならもうすぐ来るぜ。
移動中は何を聞いても無言を通した銀髪男は居酒屋に着くなりそう言った。
恐らく、啜り泣くスカーフェイスの事だろう。大体、謎なのは笑う伊右衛門と名乗るこの男。
引き摺ったままのパソコンに気が付いているのだろうか?
ふと思いつき、USBをPCに差し込みウィルスを注入してみる。
「なにをする!よせ!」
なるほど、アンチウィルスソフトを入れるのを忘れているらしい
意識部分は正常な動作を保っているようだが体は、ウィルスに侵されてしまったようだ。
男は口汚くののしりながら、コサックダンスを踊り始めた
944 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/17(月) 03:20:05 ID:tWAgDEtn
「ペレストロイカ!ぺ!ペレストロ!ペレ!…」
完全に動作が不能になり、銀髪男は残念そうな表情を浮かべたまま沈黙してしまう。
座敷の入り口で倒れた男の体を容赦なくけとばしながら、店員がシーフードサラダを運んで来た。
美容のために菜食を徹底している私にとって、サラダに乗せられたエビは余計だ。
指でつまみ上げ、力任せに店員の鼻の穴にねじ込んでみた。
「んっ・・・はぁぁ・・・・」
どうやらこの店員の性感帯は鼻の穴らしい。
良く見ればかわいい顔をしている。店員の物欲しそうな視線。
私は我慢できなくなり店員のズボンとパンツを一気にずり下ろした。
そして、そそり立つソーセージを猛然としゃぶり始めた。
946 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/17(月) 21:31:33 ID:tWAgDEtn
口中でみるみる硬度を増し、苦みばしった味が舌を刺激する。
歯を立てぬよう注意しながら、根本から先端へとしごくように愛撫してみた。
店員の内ももに痙攣が走り、いきり立ったその先端より溢れでた栗の花の精達が私の顔にかかる。
上気し、息を荒げながら私を見下ろす店員の鼻の穴から、粘液まみれの剥きエビが糸を引いて垂れ下がってきた。
私は舌先でそれを受け止めると、目を閉じて口移しで店員の半開きの唇へと運んだ。
947 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 04:21:25 ID:vil2wZvr
「やめろッ!」
先ほどまで快楽にふけっていた男の顔は恐怖に引き攣っていた。
「貴様‥‥‥やはり油断ならんな‥‥さっきの口淫で俺が甲殻類アレルギーだと見切ったな?あまつさえそれを利用し暗殺を試みるとは恐れいった。やはり適任はお前のようだ」
まったくもって言い掛かりだ。
しかし股間からイチモツとコードをぶら下げた男の間抜けな姿と真剣な表情に、私は笑いを隠せずにいた。
「その笑い方‥‥やはりお前は殺し屋のようだな」
だから言い掛かりだ。
はっと気付きは、私は衝撃を受けた。
「いつ入れ替わった?」
いつの間にか、店員と銀髪男が入れ替わっていたのだ。
「私は、どこにでも存在する」
この男、ただのサイボーグではないらしい
「例えばこんな事も可能だ。」
銀髪男は体を水銀のように変質させ、座敷入口ののれんと同化してみせた。
紺地に白で書かれた「黒木屋」の文字が銀白色に発光する。
感嘆する私の様子を見て気をよくしたのか、彼は次々といろんな物に同化してみせた。
座布団、掛け軸、電球、テーブルの上の青リンゴサワー…
950 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 13:32:57 ID:vil2wZvr
私は童話にある山婆を思い出した。
山婆はその妖力を用い、自在にその姿を変えたという。
そして山婆は訪れた旅人に豆に変化させられ、餅に挟まれ食べられてしまった。
私は思い立つまま、りんごサワーに変身したサイボーグを一気に飲み干した。
してやったり…そう思ったのもつかの間、腹部に鈍痛が走る。
痛みは苦痛というほどではなく、さながら、熱い吐息を注がれながら耳たぶをあま噛みされるような快感に似ていた。
うごめくモノは私の体内を、下腹部からさらに下って行き、棒状に変化した。
棒が激しく私をかきまぜる。視界が霞み、全身から力が抜けそうな快楽に襲われ、今にも獣のように大声であえいでしまいそうだ。
めくれ上がったスカートから覗く下着に銀色のシミが浮かび、私をあざ笑うようにゆっくり明滅している。
952 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/21(金) 02:03:47 ID:bJKk+7SF
ずるり、と股間から何かが抜け出す感覚と、腰が抜けそうな快感に頭の中が真っ白になった。
どれほどの時が経ったのか、私は居酒屋の座敷で独りほうけて天井の電球を見つめていた。
「おめでとう。」
どこかから銀髪の男の声がする。
戸惑う私の体をあっという間に抱き上げると、目を閉じて唇を重ねてきた。
男の口からは糞の香りと、昨日食べたバナナの味がした。
「おえええぇぇっぇぇぇっぇぇえ」
私は、男の口の中に大量の吐瀉物を流し込んだ。そして警察に連絡した。
10分後、警察が到着し糞の香りがするサイボーグは射殺された。
そして、私とホモ結社との人類の存亡をかけた戦いが は じ ま っ た。
954 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/23(日) 01:45:37 ID:C3rnKQri
入り口の扉には「ウェルカム・マイ・バックドアマン」と書かれた金縁のプレートがかかっている。
玄関外に捨てられた大量の坐薬用のブリスターケースと、ローションらしき液体の付着した巨大な薬きょうが、中で行われている凄惨な場面を想像させる。
なぜ戦うのか?
考えても始まらない。
理由なんていつだって後からついてくるものなのだ。
ホモ結社ごときが人類の存亡を握っているなどとは、私も夢想だにしなかった。「人類バラ色計画」のことを知るまでは。
人類バラ色計画とは、哺乳類をゲイに変えるウィルスをばら撒く無差別テロ計画のことだ。ウィルスが捲かれたら世界が終る。
あのサイボーグは、終わった後の世界に住むことになる新しい人類の試作品だそうだ。
この計画を阻止するためには、ウィルスのサンプルを入手し、ワクチンを作り、奴らより先にワクチンを散布するよりほかない。
ウィルスは既に完成したようで、地下研究所を有する「ウェルカム・マイ・バックドアマン」では、ホモの宴が開かれていた。
宴が終わるにつれ、延長するか幹事と相談した。コンパニオンを減らすという事で折り合いがついたが、、、
「…うん。じゃそういう事で。…お待たせしました。こちらでございます。」
受付の男は電話を切り上げ、私を宴の間へと案内した。
そこは小規模の劇場めいていて、席に付けない者が通路に溢れる程の繁盛ぶり…。
銀幕のステージ上では、屈強そうな大男が全裸の小男の肛門に弾丸を挿入している。
苦渋と快感の入り混じった表情を浮かべながら、小男が肛門より薬きょうを吐き出すと、場内に歓声が沸き起こった。
み な ご ろ し だ。
私はサリンの入ったポリ袋を小男のケツの穴に突っ込んだ。
袋が破裂した。
5分後、ゲイの天国は地獄と化していた。
このとき私は神に会った。いや、言い換えよう。神は私だったのだ。
959 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/26(水) 00:18:56 ID:sS7C8rSI
「…さて神様とやら、その実力を見せていただこうか。」
いち早くガスマスクを装着した者らが私の周りを取り囲んでいる。
ここがホモ結社の本部であり、単なるショーパブなどではない事を忘れていた自分の迂濶さを呪ったが、遅かった。
屈強そうな男が、直径20cm、全長80cmはありそうな巨大な弾丸を、ローションを含ませたウェスで磨きながら近付いてきた。
「・・・・うっ」
目が覚めた。ここは・・・・病室?窓からの光が眩しい。
よく見ると窓には格子が取り付けられている。恐らくドアには鍵が掛かっているのだろう。
そうだ。思いだした。私は神だ。そして、神を信じない者たちの手によって精神病院に押し込まれたのだ。
そろそろ、世界に神の降臨を知らしめる時だ。さて、どうやろうかな↓
とりあえず、演説でもするか。
962 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/30(日) 00:56:59 ID:Mf3HrZfE
粉雪の舞い散る八甲田山に、朗々とした調子で響き渡る、次期政権獲得へ向けての公約発表の演説。
聞いている者は皆無。
静けさを孕んだブナやクヌギの雑木林は、ただ沈黙してその声を飲み込み、人の世の醜い権力争いに辟易、むしろうすら笑いさえ浮かべているようであった。
それでも私は訴えるのだ。
清き一票を私に!
違法献金。
隠し子。
愛人。
殺人。
過去の悪事を週刊誌にすっぱ抜かれ、私は自殺を決意した。死に場所は
京都しかないな。
私はニヤリと笑い、電柱に貼られた政治家のポスターを引っ剥がし、駅へ向かった。
新幹線の自由席は全て埋まっていたので床に寝そべり、ビール片手に歌を歌う。
いい旅だ。落選による心の傷が音を立てて塞がってゆくようだ。
…おっと、つまみが欲しくなってきたぞよ。
コンビニにでも行くか。
私は酒を飲みつつコンビニへ向かった。
死ぬのはつまみを買ってからでもいいだろう。
しかし、コンビニの前でふと気づいた。
「やべ、財布忘れた。」
金がなけりゃ、奪えばいい。もう、失うものなどないのだから。
何か武器になるものはないかとポケットを探る。
すると、護身用に買った太刀に手が触れた。
よし、こいつで無双だ。1000人切りを目指すぞ。
そう決意し、私は太刀を構えて、コンビニの中へと入って行った。
967 :
創る名無しに見る名無し:2009/09/01(火) 02:01:07 ID:eUN8466r
コンビニの長い廊下を軋ませながら乾きものコーナーへ向かう。
ビールに合うのは…おっと、寒鯖の水煮を発見した。
ビールはやめて冷酒にしよう。私は酒を求めてほふく前進で酒コーナーへ移動する。
…と、私の行く手を遮るかのように警官の格好をした男が立ちはだかった。
男はジーンズのベルトを外し、ムチのようにピシャンピシャンと床を打ち鳴らすと、嗜虐の笑みを浮かべて近付いてきた。
一目で確信した。この警官も私と等しく、迷い人であろうことを。
大方、行き場のない惑乱と、やり場のない憤慨を抱え、それを晴らせる相手を探していたのだろう。
けれども決して同族ではない。同一でもない。
極めて近い何かを持ちながら、極めて遠い、対極に立っている相手なのだ。
現に私の行く手は警官によって塞がれている。ならば取るべき手立ても――ひとつしかない。
「・・・どうぞ」
私はズボンをおろし、四つん這いになって警官に自分の尻を差し出した。
警官はニヤリと口を歪めると、手に持ったベルトで私のケツを打ち始めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どれくらい時間が経っただろうか。
どうやら私は気絶してしまい、そのすきにこの場所に運び込まれたらしい。ここは・・・
「…倉庫」
私はそうつぶやいた。
ふと眼をやると、警官が下半身を露出させてニヤニヤ笑っている。
あぁ…もう駄目……意識がまた…遠…のいて・・・・イ・・・ク・・・
「おらぁあああああ!!!!!警官のクズめぇえええ!!!!」
声の主はいつの間にか忘れ去られた男“ジョナサン”だった。
「よい子は連投しちゃいけないって!?俺はよい子じゃないからそんなの関係ねー!」
意味不明な独り言を大声で叫びながらバズーカを構えて警官に近づく。
「その女は国の重要機密を握ったジャイアン2号だ。悪いがとりあえずクタバレイピカイエ!」
・・・人違いよ。私の名前は酒井…「おおっと!5行オーバーはインテリ優男(28歳)に怒られる」
972 :
創る名無しに見る名無し:2009/09/02(水) 00:22:39 ID:2qaT9e8G
「案ずるな、心のままにな」
声がして振り返ると白髭のホームレス老人が白いウサギを抱いて立っていた。
「そのウサギも食糧か?少しは命を大切にしたらどうだ。」
老人の肩に手ならぬ触手をかけ、たしなめたのは熊殺しの異名をとる動物愛護団体の会長だ。「ほっほっほ…人に説教とは偉くなったもんだな〜〜ッ」
一方その頃―
フジカワ、マツウラ、タムラの3人のネットウヨがいた。
自分たちが応援した与党が惨敗し、在日認定を繰り返す荒れた毎日を送るようになった。
ある時彼らはTSUTAYAギャレンの力を得た。
その力を悪用し、在日と思われる人間を片っ端から襲うようになった。
今日も彼らは「日本を守る」というゆがんだ信念を胸に町をさまようのであった。
974 :
創る名無しに見る名無し:2009/09/02(水) 21:59:37 ID:2qaT9e8G
最初に精神に破綻をきたしたのはタムラであった。
「木下」という言葉に執着、過敏になるあまりに、部屋から外に出られなくなってしまったのだ。
1日中PCにかじりついては、煙草が切れると母親に当たり散らす。
そんな生活態度を見かねた母親は、とあるクリニックへとタムラを強制収容させた。
「こんにちは。今日から君のカウンセリングを担当する、ペニス 一郎です。よろしく。」
,,..‐-- ..,,
,,-''" "'‐、
./ ,,. .ノ''ノ "''ノ"''ノ,,.. ヽ
/ ノ ノヽ
,' ) サムスン ノ、
|. iiillllllii iilllllliii ヽノ
| -=・=- ヽ / -=・=- | |^i
|  ̄ l  ̄ ` |ノ /
\ l し'
|∴\ ∨ 、/ . )
| ∴ i ´ー===- i ∴ |
\∴!  ̄ !∴/
 ̄\_ /:| ̄ よろしく、さっそくだけど、僕の運勢を占ってくだしんw
〕;;;;;;;_/
/ ̄ ̄ ̄ ̄/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |\
/ / | | \
/ / | 露 出 狂 | \
 ̄ ̄ | ̄ ̄ | | ̄ ̄ ̄
|ソフトバンク |___________|
| _|_
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/ / /
/ | /
/ /レ'
(  ̄)
977 :
創る名無しに見る名無し:2009/09/04(金) 03:26:16 ID:ujZpfOXv
木下はペニス一郎とは目を合わせようともせず、テーブルの下でしきりに自分の指の爪のささくれを気にしている。
いつしか夕暮れになり、窓から差し込む西日が、木下の端正な横顔をコハク色に染めた。
木下の耳もとに触れたペニス一郎の指が頬をなめ、唇へと到達する。
驚いた魚のように唇を震わせ、潤んだ目で見上げる木下に、ペニス一郎は告げた。
「
978 :
創る名無しに見る名無し:2009/09/04(金) 08:29:19 ID:g0fJdfMl
おれの尻を叩いてくれないか」
木下は、窓から飛び降りた。
979 :
創る名無しに見る名無し:2009/09/05(土) 15:05:40 ID:cxIiRQ2C
タムラは精神病棟に収監された。
だが、フジカワが在日の陰謀認定をし病棟に怒鳴りこんできた。
さらに、マツウラは「天才ドチンピラEX」を自称しテロ組織を結成する。
980 :
創る名無しに見る名無し:2009/09/07(月) 04:43:43 ID:OXzFLQPH
タムラとフジカワが情交を深めあっている頃、時同じくしてマツウラもまた、秘書のクミコとの熱い情事に耽っていた。
なまめかしく艶めく若い肌に、名残惜しげな視線を落としつつマツウラは一旦体を離し、衣服を脱ぎ始めた。
コンドームの箱を口許に当てて、上目使いのクミコの仕草に心が急いてしまい、ボタンがうまく外せない。
額にたっぷりと汗の玉を浮かべながらようやく全裸になり、おもむろに体を重ねようとしたその時、部屋のドアがノックされた。
「ようマツウラ。ぶち殺してやるから、出て来いや。」
マツウラはせっかくの雰囲気をぶち壊され感情が爆発した。
「誰だこのチンカスが!ぶっ殺すよ!?」と暴言を扉の向こうの人間に連発した。
「おいおい…レディの目の前で暴言を連発か?品がないなユトリーはこれだから…」
あきれた口調で扉の向こうの男は話を続ける「確か“タムラ”だったかな?あいつに白い薬をプレゼントした。特注品だから即死だろうな」
「さて、次は君の番だ。ハチの巣になるかい…?最後に教えてやる。俺の名はジョナサン」
982 :
創る名無しに見る名無し:2009/09/08(火) 00:51:28 ID:DIR91ZA1
マツウラの表情がミルミルうちに不動明王のようなド迫力フェイスに変貌し、筋肉が隆起する。
扉の向こうの男がレバーハンドルに手を掛けた瞬間、扉は内側からぶち破られた。
マツウラの髪は金色に逆立ち、前進から光のオーラが発散されている。
怒りがマックスを越えたのだ。まさにMAXマツウラ。
壁際に倒れたジョナサンと名乗る痩せぎすの男を睥睨しながら、マツウラはゆっくりと息を吐き出し、次の瞬間……!
マツウラの頭の血管が破裂した。
ジョナサンは朦朧とする意識の中呟いた。
「スーパーサ●ヤ人になろうとするからだ。言わんこっちゃないぜ。」
ジョナサンはフラフラと立ち上がろうとした瞬間、マツウラが立ち上がった。
「俺の楽しみを邪魔しやがって…!ぶっ殺す!ぶっ殺す!ぶっころぉおおす!」
「ぶっ殺されるのはお前だ」直後、マツウラの頭が粉々に吹き飛んだ。
「情けないぞジョナサン」声の主はインテリ優男だった。
呆然とするジョナサンに優男は続ける。
「フジカワとタムラは病棟ごと吹き飛ばした。薬なんてまどろっこしいことするなよ」
ジョナサンに説教する優男の背後に凶悪犯ヤマ=キタとヤマ乃ウエが立っていた。
「優男!危ねえ?」
「え?」優男は後ろを振り返ろうとするのと、ヤマ=キタが銃を抜き、放つのは同時かと思えた。
もうダメだ、と目をギュッと瞑る。
…がしばらく経っても銃声は聞こえなかった。
恐る恐る目を開けると、5mほど先にいる優男には何も変化はなかったが、その後ろ、銃を打っている筈のヤマ=キタの首が180度回転していた。
彼はそのままドスっと倒れる。
何が起きたか把握する事ができずに、視線を横に移すと、ヤマ=キタから3m離れた横の所に、長身の男が立っていた。
髪は少し暗めの金髪でオールバック。
サングラスを掛けおり、服装は全身黒色で、肌に密着し体が引き締まっていることが分かるものだった。
腰にはナイフとサムライエッジと英語で刻まれた拳銃がさされている。
「ダメだな‥全然ダメだ」彼は呆れるようにクビを横に振り、サングラスを掛け直す。
気のせいだったろうか、その時見えた彼の目の瞳は赤色だった。
986 :
創る名無しに見る名無し:
するとヤマ乃ウエが我に返ったように睨みつける。
「てめぇら!よくも俺のダチをこんな目にあわせてくれたな!」
ヤマ乃ウエの目が充血し体中からオーラに包まれ始めた。
「8年前のことを忘れたとは言わせんぞ!」
ジョナサンと優男を再度睨み、言葉を吐き捨てそして・・・