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431有志1
428より

CDの価格が高いのはレコード会社やJASRACの暴利の性だ、
という声が多いみたいですね。
たしかにそれもあると思われます。
でも、ちょっと違和感を感じました。

CD1枚あたりの収益がそれぞれの関係者にどのような割合になるのかを
がんばって演算してみました。
参考にして下さい。↓
432有志1:04/02/06 04:32
メジャー小規模クラス
税抜2500円のアルバム
※あくまで1つのシミュレーションです。多少の誤差あり、概算です。
<設定>
ジャケット控除=税込の15%
出荷控除=20%を加算
アーティスト印税=各控除後の2%
レコード会社の制作費\2,500,000-
レコード会社の宣伝費\1,000,000-
レコード会社の販売促進費\1,000,000-
流通業者掛率=55掛
レコード店掛率=70掛
8000枚限定プレス/印刷、で8000枚完売の場合

業者      1枚収益率 収益単価  8000枚完売合計

JASRAC     (0.36%) =¥9-(\72,000-)※+他からの収益あり。
音楽出版社   (2.82%) =¥70.5-(\564,000-)※+他からの収益あり。
作詞者     (1.41%) =¥35.25-(\282,000-)※+他からの収益あり。
作曲者     (1.41%) =¥35.25-(\282,000-)※+他からの収益あり。
アーティスト  (1.685%) =¥42.125-(\269,600-)※さらにメンバー人数で割る。
プレス工場   (3.6%)  =¥90-(\720,000-)※このCDのみの収益計算。
ジャケ印刷会社 (3.6%)  =¥90-(\720,000-)※このCDのみの収益計算。
REC関係業者   (12.5%)  =¥312.5(\2,500,000-)※固定費 \120,000×20日+マスタリング\100,000。
宣伝媒体各社  (5%)  =¥125(\1,000,000-)※固定費 業者複数の合計(雑誌広告、PV制作、チラシ、グッズetc)
販促(レコ店含)(5%)  =¥125(\1,000,000-)※固定費 業者複数の合計(レコ店協賛金etc→レコ店収益)
レコード会社  (17.952%)=¥448.8(\3,590,400-)※印税条件、宣伝費、販促費などのコストはコントロールできる。
流通業者    (15%)  =¥375(\3,000,000-)※投資リスクは無し。
レコード店   (30%)  =¥750(\6,000,000-)※返品可能。店頭協賛収益は別途あり。在庫コントロール難。

果たして何が原因なのでしょうか。。。