都市に民俗学はあるのか?

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6天之御名無主
江戸は大都市だったのよね。
昔は「都市じゃない。巨大な村落だ、おっきな集落だ」とかマジメに言われてたんだけど(ワラ

江戸が都市だ、ってのは、あれよ。
交易ルートの重要ポイントにあって、それから、定住民のなかで1次産業に従事しない人の割合が多いと「都市」なのよ。

江戸だったら、1次産業でない人、お侍さんがいて、職人さんがいて、商人がいたわけよね。

で、お侍さんの内には、江戸地付きでない人もいたのよね。
職人さんの内には、あちこちから出て来てた季節労働者の人もいたって話しなんだけど。アタシは具体的にどうだったか知らないわ。
地方の造り酒屋さんなんかだと職人さん、季節労働だったりって話を聞くけど。
江戸に出稼ぎに来てた職人さんってどんな職種の人たちがどんな地方から来てたのかしらね?

さて、都市民俗ってのを、江戸を例にして考えてみましょう。
例えば、定住民の人たちの内、職種の違う人たちがどんな民俗で共棲してたか? これって「都市民俗」よね。

それから、江戸だったら、地方から来てた人達と、定住民がどんな民俗で棲みわけてたか? もおもしろいポイントよね。

>>5さんのお話、江戸にたくさんあったって言う「境界」もその線で考えてもおもしろいと思うな。
職種の違う人達や、出自の違う人達が棲み分けと共棲をするための「境界」ね。