日ユ同祖論が真実ならば・・・。

このエントリーをはてなブックマークに追加
407天之御名無主
>>403
仏教にイエスの復活思想があるというのは無理があるのでは??

まず、大乗経典は紀元前後1世紀の間に生じたと考えられている。この当時、キリスト教にインドにまで影響を与えるほどの勢力は無かっただろう。
景教の東アジア登場以降、仏教にもメシア復活思想がでてくるというのもおかしい。最古の仏教経典と考えられているスッタニパータに弥勒の記述がみられ、阿含経典類には、既に未来仏としての弥勒が説かれている。
また、弥勒信仰の中核となる弥勒下生経は、おそくても3世紀には成立しており、景教が東アジアで盛り上がったという4世紀より100年早い。
ですから、キリスト教の救世主信仰と仏教の弥勒信仰は別々に生じて発展したと考えるのが妥当でしょう

なお、空海の入定信仰は10〜11世紀、つまり彼の死後2〜300年ほどたってから発生したもので、やはり景教との関係はあまりないと思います。

追伸 大昔に聞いた「太陽を神格化している信仰をもつ民族は全部ムー大陸の末裔」説を思い出した。