日ユ同祖論が真実ならば・・・。

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161天之御名無主
縄文人は北方系と南方系に大別されるが、北方系はバイカル湖畔のブリヤート人に
遺伝的にちかい。つまりアルタイ語系。あとから船に乗ってきた南方系縄文人は、
恐らく中国大陸南部から渡来したのだろうが、問題は彼らの人種ではなく言語。
インド南部住民やオーストラリアのアボリジニー、ニューギニア、太平洋の島々の
住民は黒人系のオーストラロイド。インド南部のドラヴィダ人は海洋発展性に富み
船に乗って外洋へどんどん進出していった。太平洋の島々ではモンゴロイドと混血
し、オーストラロイド・モンゴロイドを形成。また、ベトナム人など、東南アジア
人にはオーストラロイドの血が流れていると考えられている。もし南方系縄文人が
ドラヴィダ語系の言語を話したなら、ドラヴィダ語による縄文語のクレオール化に
よって、言語構造はアルタイ語系、語彙はドラヴィダ系の日本語が形成されたとす
る大野晋氏の研究が証明されることになる。今日の言語学では日本語の基盤は縄文
時代既に完成していたと考えられいる。そこで見逃せないのがシュメール語。
シュメール語は日本語と似た構造を持ち、発音も近い。最も注目すべきはシュメー
ル語にはドラヴィダ語からの借用語が異常に多い点である。こうなると縄文人の1
部がシュメール人になったという仮説が現実味を帯びてくる。