山の民について知ってる方

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150名無しさん
『サンカ社会の研究』が再発された理由は、ほかでもなく、三角寛の遺族が経済的に逼迫しているからでしょう。すこしでもお金(印税)が欲しかった。

三角は、朝日新聞を辞めて著述業に転進しますが、太平洋戦争後、著述も辞めて「人世坐(人生坐)」の経営に専念するようになった、ということは知られています。ここが立てた映画館が「文芸坐」(池袋ビックカメラ裏)です。
(三角が生きていた頃に人世坐は閉館し、)三角の死後は三浦大四郎氏(三浦寛子の夫。ということは三角家の婿)が「文芸坐」の経営にあたります。
http://members.tripod.co.jp/Accord/BIGLOBE/SANKA/nip08382.htm
(『マージナル』1号4ページ以下参照)
が、(マージナルの発売以後ですが)「文芸坐」と「三浦氏」は以下のような運命をたどるのです。

1997年3月6〜7日 「文芸坐」が休館
         土地建物を在日韓国人の企業(MARUHAN CORPOLATION)に売却
1997年9月9日  三浦寛子死亡
1997年10月20日 三角寛の遺産「文芸坐」倒産
2000年     三浦大四郎逮捕
2001年03月15日  三浦大四郎に有罪判決。懲役1年、罰金2200万円(執行猶予つき)
http://saki.2ch.net/news/kako/963/963396377.html
逮捕の理由は「脱税」。文芸坐の土地建物をMARUHANに売ったときの所得を脱税したというものですが。
この際に「脱税工作」を指示していた税理士もどき(もぐりの無資格税理士)のグループが「ネオギルド」というグループで、政界・官界・芸能界を巻き込む大スキャンダルに発展しました。
http://www.kinyuu.co.jp/news/uwasin0004.htm
(わかっているだけでも、ネオギルドは、複数の自民党議員秘書に計3400万円を渡したほか、大蔵省幹部にも200万円の資金を提供していた)
(また、ネオギルドの客には「鈴木あみ所属の芸能事務所」もあり、この社長も三浦大四郎とともに逮捕されています。社長逮捕が、「鈴木あみ引退・芸能界追放?」の直接の原因となっています)
http://216.218.132.100/news/kako/983/983989313.html

ちなみにネオギルドの社長の苗字は「木下」。そしてネオギルドは日本の支配層に見えない裏のネットワークを張り巡らせていたこと。また、三浦氏は(日本ではマジョリティではない)韓国企業に土地建物を売ってお金を調達したことなど、三角のバックボーンを考える上で非常に示唆的だと思います(なお、MARUHAN自体は非常に良い会社です。渋谷のone-oh-nineの有名なオシャレなパチンコ屋さんがMARUHANです)。
とすると、三角の子である三浦大四郎・三浦寛子両氏が三角の著作の復刊に反対しつづけたのはやっぱり自身のルーツをあからさまにされるのを避けたいと思っていたからかも…。上で書いたことと矛盾しますが。