ユダヤ人

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80徒然草
 禍害なるかな、偽善なる学者パリサイ人よ、汝等は人の前にて天国を閉ざして、
自ら入らんとする人の入るも許さぬなり。
                 (マタイによる福音書/第23章13節)

 イエス、エルサレムに上らんとなしたまうとき、ひそかに12弟子を近づけて、
途すがら言いたまう。「神よ、我らエルサレムに上る。人の子は祭司長、学者等
に付されん。彼らこれを死に定め、また嘲弄し、鞭打ち、十字架につけんために
異邦人に付さん」。かくして彼(人の子イエスを意味する)は三日めに蘇るべし。
               (マタイによる福音書/第20章17〜19節)
※祭司長、学者はパリサイ派と同義語

イエスは福音書の中で、パリサイ派のことを立法に忠実なる人とは、一度たりとも
言ってはいないと思います。
また、シェークスピアの小説でも有名なベニスの商人とは、フェニキア人のことで
あり、ベニスを拠点に世界との交易を通して膨大な利益を獲得し、金の力によって
ヨーロッパの王家や貴族階級と婚姻関係を結びました。彼らのルーツを辿ると、旧
約に記された“カナンの呪い”にまで遡り、このカナンの末裔こそが“パリサイ派”
即ち“黒い貴族”ということなのです。