クトゥールー神話

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33azathoth
アザトース
外なる神 万物の主
異形の小神に傅かれる盲目白痴の神という事であるが
このようなものが神々の王だというところに
人間の救われなさがある。
おそらく宇宙の中心、若しくはブラックホールを神格化したものであろう。
そんな事をいったらつまらないだろうか。
二十世紀のシベリアでの2度の爆発事件はアザトースが
地球にぶつかった時にこの地を通りすぎたためである。
34hastur :2000/09/18(月) 19:21
ハストゥール
羊飼いの神 黄衣の王
アルデバラン星系に属する惑星上にある黒い水をたたえる湖にすむ。
本来クトゥルー神話系ではないが
ダーレスがチェンバースなどから拝借してきた存在。
戯曲「the king in yellow」の中に描かれた
荘厳で焦がれるような詩が鏤められ
吐き気をもよおすほどに凍てついた世界の描写は
まさにラヴクラフトの暗黒神話に似つかわしい。
ダーレスはここでも
ハストゥールをただの人間を襲うだけのモンスターに代えてしまった。
35dagon :2000/09/18(月) 19:48
ダゴン
このようなことはまずないだろうが
もしあなたが南太平洋で
ねじくれた海藻と死に絶えた魚の腐敗臭漂う無人島を発見したとしても
上陸しては逝けない。
それは夢見るトゥルゥの禍禍しいアー・ライの上部なのだ。
その神殿の門番がダゴンである。
目をこらしていれば汚臭の霧のその奥の地平から古代人の神々の
戯画のような人影が近づいてくるのが見えるはずだ。
それが近づくにつれて人間ではない事に気づく。
50フィートはある体躯と魚のような上半身。そして腐臭。
かつてはシュメールの神オアネスとして
人間に英知を授けたこともあった。
彼の血につながる人間たちに。