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天之御名無主:
昔、ちょっと恐いいわくつきの話を聞いた気がするんだけど、どんなだったかなぁ・・・
■ お地蔵様 (六地蔵)
向かって左から
「天道」…柄香炉(えこうろ)を持つ。
「人間道」…数珠を合掌をせずに保持。
「阿修羅道」…物は持たず、合掌のポーズ。
「畜生道」…幢(とう)を持つ。
「餓鬼道」…施無畏印(せむいいん)のポーズ。
「地獄道」…右手に錫杖、左手に宝珠。
単体(一人)でいる場合は、一番右の「大定智悲」像である場合が多いらしい。
ポスターなんかも、この錫杖を持っているお地蔵様が一人でいらっしゃるのを良く見かける。
そのお地蔵様ですが、「輪廻」という思想のもとに、誰もが必ず巡らなくてはならない「六道」の辻に立ち、その苦しみを救済してくれるという信仰がもとになっているのです。
「輪廻」の考え方では「時間」の感覚がまったくないので、救済の対象は、現在の自分であり、過去の自分であり、未来の自分である。また、過去の先祖であり、未来の先祖であり、過去の子孫であり、未来の子孫でもある。
(この辺、難しいと思ったら飛ばして下さい。)
多階層に同時に存在する全ての「因」を救済してもらうことにより、「果」である現在の自分を守ってもらうという「因果関係」が、お地蔵様のコンセプトなのです。
www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/7037/Trv/TRVdouzin.html