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カオナシは最初は穢れていなかった。
最初、彼が望んでいたのは「千尋を手に入れること」で、その後声を手に入れるために飲んだカエル
の望み(金持ちになり、皆を支配する)が混じり、父役、湯女を飲んだために欲望が肥大化した。
もともとおのれという存在のないカオナシだからこそ、望みまでのっとられてしまったのである。
欲望(カエル、父役、湯女)を吐き出したため、カオナシはまた大人しい無の存在になり、最初の
「千尋のそばにいたい」という願いだけを抱いて銭婆婆のところへ向かったのだ。
という解釈をどっかで見た。元ネタ忘れスマソ。