なんと呼ぶのですか。また、これについて詳しい方、参考資料も
教えていただければ、幸いです。
図南は、麒麟・竜・鳳凰と同様、中国の想像上の動物である。
馬にのって荒野を旅している人が『この馬が空を飛んでくれたらなあ』
という想像が麒麟や竜を生み出したのだろうが、
それにまつわる説話などで
空をはばたけない孔雀、鶏の「空を飛んでみたい」という願いが、仙人(仏?)
に通じて鳳凰となったのと同様に、鯉が「空を飛びたい」という思いが
「図南」になったという。
そういうはなしを聞いたのですが、詳しい人教えてください。
2 :
二酉:2001/08/20(月) 20:11
となん、と読みます。
荘子・逍遥遊より。
北冥に住む鯤(こん)という巨魚が化した鳥を鵬(ほう)と言って、
この鵬は翼の長さが3千里、9万里上空まで飛翔するとされています。
飛翔した後、南にはばたこうとしたので、ここから遠征を試みる事、
転じて大事業を企てる事を図南というようになりました。
鯤も鵬も想像上の動物です。
>2さん
有難うございます。図南という名の人がいて、聞いてみると「父から鳳凰のことだと
しか聞いてませんので」とのことだったので。図南=鳳凰とその人は言うのですが
確か鯉が空を飛ぶという想像上の動物(1で書いたような)と思ってたので、どっちが
正しいのか不安になったもので。そうですか、鯉ではなくコンですか。鳳凰ではなく、
鵬なのですか。その他、何でも構いませんので、もっと図南について教えてください。
4 :
天之御名無主:2001/08/21(火) 00:29
5 :
二酉:2001/08/21(火) 22:23
鳳凰は鳳(ほう・オス)と凰(おう・メス)のことです。
これは聖徳の天子の兆しとして現れるものなので鵬とは違いますね。
付け足しておくと、古来中国では麒麟・鳳凰・亀・竜を
四瑞として尊んでいるのだそうです。
鳳凰は
「前は麒麟、後ろは鹿、頸は蛇、背は魚、頷(あご)は燕、
嘴(くちばし)は鶏に似、五色絢爛で声は五音にあたり、
梧桐に宿り、秩b実を食べ、醴泉(れいせん)を飲む」
と伝えられています。
巨鳥ってわけではなさそうなので鵬とはやっぱり別物だと思います。
>ニ酉さん
またまた有難うございます。コンも鵬も絵では見れないのでしょうか?コンや鵬も、鳳凰
のように、複合形の姿をしているのでしょうか。
「図南の翼」っつう小説があったな。
8 :
天之御名無主:2001/08/21(火) 23:47
十二国記で知った。
9 :
二酉:2001/08/22(水) 00:00
先月あたり新刊出てましたね>十二国記
絵は探した事が無いのでわかりませんが(汗
鯤も鵬も単数だと思いますよ。
翼を広げて三千里の鳥がそうそうたくさん居るとは(笑)
>>4の訓読文にも言及されてませんし。
多分漢文板の方が詳しい方多いと思います。
10 :
二酉:2001/08/22(水) 00:02
あれ?5しくじった?
>「秩b実を食べ」ではなく「竹実を食べ」です。失礼しましたー。
>9
いえ、複数ではなく、鳳凰は「前は麒麟、後ろは鹿、頸は蛇、背は魚、頷(あご)は燕、
嘴(くちばし)は鶏に似、…」ならば、鯤は「 …」鵬は「… 」という形で説明しうる
のでしょうか?という意味で聞いたんです。いろんな動物等の「容姿の複合形」なのかな?
って思ったんです。で、記述か挿絵にないかなあと思いまして。
12 :
天之御名無主:2001/08/23(木) 16:27
うちの高校の寮が
「鵬雛寮」と「図南寮」だったな・・・
13 :
二酉:2001/08/23(木) 18:57
鯤と鵬が最初に出てきた文が
>>4の荘子なのですが、
それにすら様子しか描かれていないので見つけるのは困難かと思います>記述
挿絵にしても、描いた人のイメージになってしまうでしょうし・・・
中国語のページも見てみましたが、やっぱり飛び立つ際の様子などしかなく、
姿は想像にお任せって感じでした(爆)
お役に立てずすみません〜
>二酉さん
有難うございます。わざわざ、中国語のページまで見ていただいて、感謝いたします。
>12さん
やはり、その寮に描かれてませんでした?
15 :
名無的発言者:02/05/05 18:54
14>>どういたしまして
(^^)
テスト
(^^)