山窩だそうです

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281東沢美史
みなさん初めまして。サンカについて異常に興味をもつ者です。

私は口寄せ巫女の神社の敷地に住んでいますが、普段は箕や本来は神具である竹製品
を作り販売しています。皆さんがサンカを異端視し特別視されてるのはイヤな気持ちに
なります。
私は門付け、門%82ゥけという箕や竹細工を実生活の農具、本来の御神具として売り歩く
行商をしています。特に平泉の近辺は一軒残らず訪問して、祖先の
祭祀の場所を探りながら父から教えられて歩いています。箕作りや箕売り、竹細工の
他の東北での門付け、門かけし?4る人達はかなり把握できています。漂流民の
ように思われてる人は一人だけ知っていますが実際は自宅があります。私達は今は
岩手、宮城、秋田、福島県を門付けしてます。

箕作りの仲間とは明後日あって会って笊やスイノウ、籠などについて相談しますが
これらは全て御神意に基づきこしらえるものなんですよ。なにか伝統工芸の技法とか
生活上の便利から「用」の美とか言うものは一つもありません。

そこでこのサンカのボード中で特に重要だと思ったのは金太さんの「アメノ岩戸」
の神話です。私は本来、佐藤なんですがこれらに伝わる
話しで一番重要な部分ですので、アメノウズメ、アマテラスオオミノカミについては
バカにしないで丁寧に聞き取りお願いしたいんです。明治後半の日清・日露戦の頃
はコノ神話とずれた神話を持ったが為にたいへんな弾圧を私の祖先の仲間は受けたので。

よろしくその辺お願いします。またサンカのこと調べづらくなっても、箕を使う信仰
例えば北極星や月に祈願する様を見れば、その民俗学的な意味あいももう少し
わかりそうです。大学で学ばれた方々の教えをお待ちしています。