>矢口先生の作品はほとんどが古過ぎて一般向けではないような。
平成版が売れているこの現状を
>>102は民俗学的に
考察せよ。
北欧・ケルト系のモチーフを多用している中山星香というのもあるが。
ただ、あくまでモチーフを使っているだけで、神話としてはオリジナルなので、
情報源にするつもりなら不適当。
131 :
天之御名無主:03/02/18 21:08
柏木ハルコの『花園メリーゴーランド』。
「ムラ」が分かる…。
132 :
天之御名無主:03/02/21 12:54
133 :
天之御名無主:03/03/02 15:54
小説なら氷室冴子『銀の海 金の大地』
古事記をもとにした3世紀くらいの少女小説だけど、
昔の生活が生き生きと書かれていて、古代を身近に感じられるよ。
古代の世界観を感じるにはいいかも。
(^^)
135 :
天之御名無主:03/03/31 20:23
諸星大二郎は殆ど民俗学系。
あまりによく勉強して調べているので
かえって信じ切ってしまうとヤバイかも。
あくまでもエンターテイメントだよ。
「海神記」「海竜祭りの夜」など濃厚です。
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
140 :
天之御名無主:03/05/31 17:59
>>1 でも、漫画とかじゃ間違った印象を受けるから、出来れば専門書を・・・
やっぱり無理?
かんき出版『手に取るように民俗学がわかる』なんてのは読みやすくてオススメ。
141 :
天之御名無主:03/06/09 07:16
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
143 :
天之御名無主:03/10/02 11:59
>>133 四世紀前半だよ。
古代の生活や世界観なら、
佐向真歩『沫子 信太流れ海伝説』のほうがずっとイイ。
144 :
天之御名無主:03/10/04 22:23
世界の神話・伝説の解説が記されている書籍はありますか?
自分は日本神話に興味があったんだけど、世界の神話・伝説はどのようなものだろう?っておもって。
お勧めの書籍がありましたら教えてください。
145 :
天之御名無主:03/10/04 23:16
少年王者舘。今年は終わったがな。
朝霧の巫女とか
Xenogearsが中古で安くなってるので神話学ベースということで如何。
グノーシス的なエピソードがあちらこちらで楽しめます。
さきに「ユングとオカルト」あたり読んでおくとかなり楽。
あぼーん
>>19 >>147にもあるけど朝霧の巫女
『山』を重要視させているっぽい。今後『山』をどのようにうまく活用していくのか期待。
あと、みなぎ作品が出てないのが不思議でならない。
(「足洗邸の住人たち」・「大復活祭」・「いろは双紙」)
化け物などをいい感じに昇華して書いていると思うのだが。
151 :
天之御名無主:04/03/22 22:12
カムイ伝
152 :
天之御名無主:04/03/25 05:07
坂東真砂子はだめなのか?
死国は終わりで腰が砕けたけど、神祭は好きだった。
153 :
天之御名無主:04/03/28 14:15
ニライカナイ
それって岡田のアレだよなあ。
いや、ここは民神板だし何も言うまい。
“蝦夷地別件”。新潮社だったかな?
二重影といい、戦国〜江戸の間のハナシが好きな漏れ。
神話というか、民俗学に近いね〜。
少女漫画ですが「八雲立つ」 樹なつみ
古代から連綿と続く祭祀を行う出雲の名家の後継者である高校生と
鍛冶師ミカチヒコの血統の大学生が主人公。
最初は全国各地で神剣を集めてますが基本的に巫覡の話。
現代の話なんだけど“キツネ憑き”と呼ばれ村で迫害されている少女も
出てきます。
kamunagara
角川ホラーでスマソだが、今邑 彩の、
「蛇神」「翼ある蛇」「 暗黒祭」シリーズは、
日本の蛇神信仰、三輪山、諏訪神社などの話でおもしろかった。
159 :
天之御名無主:2005/11/26(土) 21:58:39
恐怖の人食い大観音。
それは、天保の飢饉に喘ぐ貧村に突如として現れた。
カラーン!カラーン!乾いた鐘の音と共に、
身の丈、三十丈はあろうか、ゆっくりと歩む青銅の観音。
おお!有り難い事じゃ!観音様が現れなさった!
おおーい!村の者、広場に出るのじゃあ!
ざわざわ・・、おお、観音様じゃ!観音様がこっちにいらしゃるぞ!どうかわしらを救って下され!
手に印を結び、どこか狂おしい笑みをたたえた大観音が、ゆっくりと地面を滑るように村人に接近する。
カラーン!カラーン!とうとう、村人の所までやってきた。
ありがたや、南無〜。地にひれ伏す村人達。
ぎぎぎっ、観音は身をかがめると、フフゥ〜とやさしく村人達に息を吹きかけた。
グエ、グフッ!たちまち強烈な腐臭と死臭があたりにたちこめる。
動転する村人、その瞬間、観音の巨大な手が目にも止まらぬ速さで、村人を掴む!
ブチッ!ブシュー!ギャッ、ギャーッ!次々と手にかかりその狂った笑みをたたえた口で、思い切り貪り食う。
あたりは、血と飛び散った臓器の海、悲鳴と絶叫がこだました。
とうとう一人残さず食べ尽くすと、鐘の音と共に観音はいず方へと去って行った。
160 :
天之御名無主:2005/11/26(土) 23:46:34
おこりんぼう星人、あばれんぼう星人の千手観音だな。復活するから
気をつけろ。
アフタヌーンの『もっけ』とかどうですか?
電撃文庫の『天国に涙はいらない』佐藤ケイ(シリーズもの
萌え系だけど、キリスト教、神道、古神道、仏教、修験道、陰陽道なんかが微妙にでてくるような感じ。
あとオカルトものだけど、
CLANPの『東京BABYRON』
162 :
天之御名無主:2006/10/08(日) 23:23:22
保守
163 :
天之御名無主:2006/10/24(火) 02:22:55
今日から蒼の皇子を読む。
もとネタがインド神話らすぃ。ワクワク。
164 :
天之御名無主:2006/11/13(月) 20:06:08
ライトノベルだけど
『Missing』/甲田学人・電撃
京極ほどの蘊蓄はないけれど、所々に民話の情報(末子神聖視とか)が
あったりして、興味を持つきっかけになった。
今は授業で遠野物語採ってたりする。(日文だけど)
オカルト要素込みなので、多少のグロあり。
京極が読める人は大丈夫だと思う。
165 :
天之御名無主:2006/11/13(月) 20:30:44
豊田有恒「神々の黄昏 オリンポス・ウォーズ」
ギリシャ神話と日本神話を中心にうんちくも満載。
166 :
天之御名無主:2006/11/14(火) 06:47:46
『宗像教授伝記考』が出ているのに『ヤマタイカ』が
出てこないのはいったいどういう訳だおまいら。
168 :
天之御名無主:2008/07/19(土) 20:27:02
インドの神々
金糸篇なんかは?
170 :
天之御名無主:2008/07/28(月) 06:04:44
民俗学ベースではなく歴史小説ですが、隆慶一郎作品はいかがでしょう?
作品中で戦国末期〜江戸初期の山窩や「道々の輩」などについても詳しく描かれていますので。
ただ、作者が急逝なさったので未完のものもありますが・・・
部数も出回っているので、古本屋でもさくっと手に入るところも魅力です。
171 :
天之御名無主:2009/07/04(土) 12:25:27
こっちのスレで初心者用の各分野の教科書の一覧を作成してみたいんだけどスレ違いかな?
・グローランサ年代記/グレッグ・スタッフォード
ゲーム中の現在の架空神話について書かれた複数の文献を後代(つまりゲーム中からは未来)に
纏めたものだが、同じ神話に関して相矛盾する記述などもあり、儀典の可能性が指摘されている。
これは原典とされるテクストに北方本と南方本の二つが存在するせいでもあるが、
「神は人間の信仰から力を得るが、人間は神話を改竄して伝える事により信仰の力の
流れを変えることが出来る。」というゲームシステム上の思想があるから。
ある意味、為政者の都合により編纂された記紀のような本。
173 :
天之御名無主:2009/08/24(月) 00:39:28
古神道とお伽噺
大宮 司朗 (著)
ここまでSIRENシリーズ無し。
諸星大二郎モデルにしまくってるから好きな人は楽しめると思う。
ただし超難易度のホラーゲーム。
池上永一の「風車祭」かじまやー
沖縄、石垣島の風俗、死生観などをいきいきと書いてます
引用されてる祭りの謡も、島言葉のルビとかふってあって雰囲気が出てる
普通に小説としても面白い
自分はこれから沖縄、八重山諸島に興味を持った
大学でも学んだ。ちょっとだけ。
漫画もあるけど、小説がやっぱり面白いと思いますな
176 :
天之御名無主:2010/03/27(土) 12:51:11
霊界物語ってどうなの?
読んでみたいけどまだ手が出ない。長すぎ。
演劇だとリバーダンスだな
谷崎潤一郎「吉野葛」
小説のネタを探しつつ友人のルーツを探る話だけど、民俗学のフィールドワークっぽい