1 :
花鳥風月:
妖怪の研究を大学でしようと思ったらどうしたらよいのでしょうか?
2 :
天之御名無主:2001/03/14(水) 00:03
中世・近世文学の片手間にやればどうですか。
いまどき明治の「妖怪学」なんて流行らんと思うし。
3 :
ななし:2001/03/14(水) 13:38
民俗学、人類学、構造主義等々理論として確実なものを学習できる環境が必要です。
水木しげるが 好きとか、おもしろいじゃ、研究にはなりません。
4 :
うろぼろす:2001/03/14(水) 15:09
2さんのコメントにも関連するけど、正面から妖怪を取り上げる以外に
も、何かの研究に関係して妖怪を研究するというスタイルでもいいと思
いますよ。
自分の知っている先生で、建築儀礼における人間と自然との関係を研究
するなかで、キジムナーを研究した方がいます。
>3
自分が知っている民俗学の先生で、筑波に入学してから水木しげるのよ
うな世界も学問の対象になるんだと知って、民俗学の道を選んだ先生が
いました。もちろん、こうした問題意識に加えて、学問的な理論をしっ
かり身につけておられるわけですが。
構造主義といえば、奄美かどこかの妖怪を構造主義的に分析した論文
が、『日本民俗学』にありましたねえ。かなり難しかったけど(苦笑)。
5 :
常民さん:2001/03/15(木) 01:06
6 :
花鳥風月:2001/03/15(木) 03:14
自分は妖怪の説話などがどのようにその説話を残した時代の人間と関係するかとかが研究したいんですが・・・
やっぱりもっと幅広い学部を選ぶべきなんでしょうなぁ・・・
みなさん、有り難うございます。
7 :
天之御名無主:2001/03/15(木) 04:07
単に妖怪といっても、網羅的にやろうとしたら、読むべき書は無数にあります。
史書はもちろん、物語、宗教書、謡曲、説話集、伝書の類は第一次資料として
もちろん、神学書や神話学、歴史学、西洋の古典をベースに、比較文化の手法
をまんべんなくやらないと偏ります。もちろん、精神医学、現象学なんかもやっ
といた方が望ましい。博学無比を要求する、とまでは言いませんが、それに準ずる
くらいいろいろと興味持って楽しめる。ある意味、楽しい分野になると思いますよ。
『稲生物怪図録』なんか見て、感想書くだけなら学生でもできますが。
そうそう、イコノロジー(図像学)や古銭学や語源学、それに過去の什器・器物に
ついての知識や地理、習俗についての知識も必須ですよね。
8 :
常民さん:2001/03/16(金) 23:54
ふと思ったのですが、今の大学に民俗学科はあるのでしょうか?
9 :
天之御名無主:2001/03/17(土) 01:44
>>8 そのものずばりの名前(民俗学科)でやってるとこってあるんですかね?
文化論系の学科の中でやってるところが多いような…。
10 :
常民さん:2001/03/17(土) 12:16
>>9 なんだか国際比較文化の類の曖昧な学部に持って行かれました。
しぜん、何をやってもアフリカばかり。
結局ミクロなアフリカ民族・宗教学に過ぎないので捨てましたが、
どこも講義はこんなものなのでしょうか。
民「俗」学に惹かれた方は、俗だか族だかわからないなんとか文化学科より
社会学(都市民俗学)の方が合うと思います。
特に師事したい教官がいれば別として。
11 :
天之御名無主:2001/03/17(土) 15:12
>>10 社会学=都市民俗学とするのはどうかと思いますが…。
都市民俗学が、学として成り立つのかどうかわかんなくって、
どっちかって言うと否定的じゃないんですかね?
倉石さんは楽観的だって皮肉られてるし、宮田さんも亡くなってるし…。
それに、民俗学って学問は、ただでさえ誤解されがちなので、
本当に興味がある人はそれなりに調べないといけないとおもいます。
ここらで語られている事を参考にすることもありですが、それよりもね。
もちろん、ちゃんと知ってて語られている方もいますけどね。
せめて、AERAの『民俗学がわかる』くらいは目を通しておいたほうが良いでしょう。
それから、とりあえず、民俗学自体の流れは、
今は『日本民俗学』が人類学なのか、社会学なのかわからんような論文を
載せているように、方向性自体は見えていないだけどね。
12 :
天之御名無主:2001/03/17(土) 18:26
>>7 妖怪に限らず、文化研究のたぐいはそんなかんじですよね。
全部がつながっているというか、ひとつの疑問がつぎの疑問を
呼ぶというか。
んで各種の領域を横断しつつやってると、
>>11 のように、「民俗学」の方向性や輪郭が曖昧になってくるのも必然
かと。
今「民俗学」に一番近い雰囲気のことをやっているのって、
「日本文化論」を標榜するような場所ではないかと思うんですが…。
なんかスレ違いっぽくてスマソ。
13 :
常民さん:2001/03/18(日) 07:00
社会学(都市民俗学)ではイコールに読めますね。反省。
社会学科で都市民俗学に訂正します。
>都市民俗学が、学として成り立つのかどうかわかんなくって、
>どっちかって言うと否定的じゃないんですかね?
そうなのですか?
どういう理屈で否定的になるのでしょうか。
4年やそこら学ぶだけなら、民俗学業界の流れはそこまで重要でないような…
自分の興味の傾向に従って、比較/文化人類学科、社会学科、日本史学科か国文学科、
大学図書館、角川ホラー文庫、京極堂、あたりから選ぶことになるのでしょうか。
14 :
不動明王:2001/03/18(日) 09:20
俺は妖怪を何人かみたことがある。
あずきとぎ、他
15 :
天之御名無主:2001/03/18(日) 12:50
これから民俗学を学ぶのであれば、
俺としては文化人類学コースに進むことを強くおすすめします。
結局、どの論文を見ても人類学の理論を元に理論を構築していますしね。
16 :
天之御名無主:2001/03/18(日) 21:44
わたしは妖怪です。
なんか用かい?
>>16 sageてやる…末代までsageてやろうぞ…
妖怪って、「何人」って数えるのかな??
神さまは「何柱」だけど。
20 :
11:2001/03/19(月) 12:29
>>13 簡単に言うと、都市を標榜する意義が無いから。
当初は、柳田の民俗学を現代科学と規定した研究姿勢とはかけ離れている、過去を復元するのみに対する批判として、都市民俗学を標榜しものである。
その後、研究が多様化し、現代、近代、国家などを視野に含めた研究に移行していった。
そのために、ことさら都市を標榜する意義が薄れていった。
民俗学なんて学問は無い
>>20 なるほど、取りこんだからわざわざ言う必要はないということですか。
23 :
天之御名無主:2001/03/26(月) 09:27
妖怪ってやっぱアニミズム的なものに基づくのかなあ?
24 :
天之御名無主:2001/03/26(月) 18:09
25 :
11:2001/04/02(月) 13:39
>>22 そうらしいです。
都市民俗学をつかいはじめると、どうしても田舎(農村、漁村など)と対比してしまうという、
狭い意義でしか使われなくなったというのもあるようです。
そして、都市と田舎の対比に果たして意味があるのか?
そもそも対比できるのか?というところにも原因があるようです。
※田舎という言葉は、ちょっと適当な言葉が見つからなかったので、
わかりやすい言葉として使ったものです。
26 :
天之御名無主:2001/04/06(金) 14:29
あ,11さん,「妖怪学新考」読者?
27 :
名無しさん@そうだ選挙にいこう:2001/04/06(金) 22:28
このスレッドの内容を踏まえて、大学選ぶとしたらどこがいいのでしょうか?
文化人類学、民俗学等々をできる充実した大学ってありますか?
28 :
11:2001/04/09(月) 16:36
>>26 残念ながら『妖怪学新考』は読んでいません。
せっかくの機会だから読ませていただこうかと思っていますが…。
感想についてはよんでから述べましょう。
ちなみに、小松さん、僕は結構好きですよ。
29 :
11:2001/04/10(火) 18:08
>>27 このスレッドの内容を踏まえるのですか?
スレの名前は「妖怪の研究って云々」ですが、これを踏まえてなのでしょうか?
そうすると、妖怪の研究ということですか?
30 :
鍵格好のおやじ。:2001/04/18(水) 00:26
今では殆ど妖怪さんがたの方がはなせばわかってくれるひとのみちってか。
31 :
鍵格好のおやじ。:2001/04/18(水) 00:27
今では殆ど妖怪さんがたの方がはなせばわかってくれるひとのみち。
32 :
天之御名無主:2001/04/22(日) 01:47
なんとなくあげてみたり
33 :
日本@名無史さん:2001/04/26(木) 10:53
なんとなく「妖怪辞典」村上健司を読んでみたり
34 :
11:2001/04/28(土) 19:55
>>33 『妖怪事典』面白かったですか、感想希望。
35 :
氏名トルツメ:2001/06/19(火) 11:04
卒論が鬱。
36 :
天之御名無主:2001/07/09(月) 00:51
age
37 :
天之御名無主:2001/07/11(水) 17:49
38 :
天之御名無主:2001/07/11(水) 21:37
妖怪学を専門にしている人がいるかどうか知らんが、
東洋大学の創始者、井上円了の専門は妖怪学。
彼は哲学者・仏教者でもあるらしいが、学問として一番の成果をあげたのは妖怪学。
だから、東洋大学へ行けばいんじゃない。
まあ、学部は文学部、学科はどもでもいいんじゃないの。
だって、自学の創始者、井上円了の研究をするって言えば、学内では誰も文句が言えないだろう。
そんで、実際には自分のしたい妖怪の研究をしてればいい。
ちょいとでますよ・・・
・・・このおやじ。
41 :
天之御名無主:2001/07/12(木) 03:56
何だったか、お茶大の内田という先生が
妖怪の研究してたよん。地理学が本筋らしいけど、
日本民俗学にも投稿して多。
42 :
てへ:2001/07/22(日) 20:28
>>7 >そうそう、イコノロジー(図像学)や古銭学や語源学、それに過去の什器・器物に
>ついての知識や地理、習俗についての知識も必須ですよね。
どういう意味なのでしょうか?
器物とかの知識が必要とは。
僕は今卒論で妖怪とアニミズムをくっつけようとしているんですが、無謀ですかね。
ついでに・・・妖怪と妖精ってどうちがうのでしょう?
43 :
≠7:2001/07/24(火) 18:51
>どういう意味なのでしょうか?
>器物とかの知識が必要とは。
妖怪の姿を見れば判るのでは?
>僕は今卒論で妖怪とアニミズムをくっつけようとしているんですが、無謀ですかね。
つまんない。面白くない。もうちょっと、オリジナルで考えようよ。
44 :
てへ:2001/07/25(水) 11:51
>>43 オリジナリティなくてすみません。
妖怪には姿はなくて基本的には音の存在なのでは?
何人かの人が妖怪を絵にしているだけの話で、想像なのでは?姿かたちは。
妖怪をこの目で見たっていう人はいないと思いますが・・・。
45 :
43:2001/07/25(水) 13:21
>>44 >妖怪には姿はなくて基本的には音の存在なのでは?
>妖怪をこの目で見たっていう人はいないと思いますが・・・。
じゃ、実際に見たことがあるという話を聞いたことがあるのですがそういう場合にはどうすればよいので?
ウソと決めてかかれということですか?
>器物とかの知識が必要
描いてある妖怪については、それが何か判別しなければならない。
判別しただけじゃ意味ないけど。
>妖怪には姿はなくて基本的には音の存在なのでは?
この根拠は?
『稲生物怪録』とかは、どうなんの?
46 :
43:2001/07/25(水) 17:23
>>44 大事なことを忘れていた。
妖怪の定義は?
/ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
/ ▲ ▲ ヽ
/:| ⊂⊃ ⊂⊃ |ヽ
|:::| ■ ■ |:::| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|:::| ▼ ▼ .|::::| <あ、あ …ぁ…イナクなる…ミエナイ…だから…妖…怪…
|:::| |::::ヽ \________________
|:::ヽ ⊂ニ⊃ /::::::::ヽ
|:::::::ヽ____ /::::::::::::::|
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|............::::::::::::::::::.........:::::::.....:::|
48 :
48:2001/07/26(木) 11:52
49 :
43:2001/07/26(木) 12:57
>>48 >ご自分の知識だけで批判されていませんか。
>ほとんどの妖怪研究家はこの説に触れていますよ。
>文献を読んで他人の説をいろいろと知ることが先ですよ。
ええ、知りません。
が、だから、見たことがある人はどうすれば良いんですか?
と言う人については、ウソと決めてかかれという意味になってしまうんですよね。それでは。
>妖怪ー音ー恐怖心ー想像・創造 これは基本だと思いますが。
発生はソレが多いと思いますよ。「小豆洗い」とかですかね。
でも、ヒダルガミとか、音なんですか。イッタンモメンとかって音なんですか?
これは個別に挙げるときりが無いと思うのですが。
50 :
43:2001/07/26(木) 13:09
それから、
>ほとんどの妖怪研究家
これはどういう人たちを指すのでしょうか?
小松和彦?水木しげる?柳田?井上円了?
具体的にあげていただきたい。勉強になりますので、ぜひ。
51 :
てへ:2001/07/26(木) 22:24
>じゃ、実際に見たことがあるという話を聞いたことがあるのですがそういう場合にはどうすればよいので?
>ウソと決めてかかれということですか?
あのー、僕は自分が勉強不足だということを重々承知していますので、僕に聞かれても困ります。スミマセン
どうすれば?と言う問いに対しては、自分なりに答えていいんじゃないですか?
こう答えろ!みたいなものはないと思いますよ。人それぞれじゃあないですかー。
否定するもよし、肯定するもよし、親身になって話しをきいてあげるもよし。
僕は、ウソと決めてかかるというわけではないですよー。
「へー、みたんだ。どんなだった?こわかった?かわいかった?」くらいに思います、たぶん。
それと、僕がアニミズムとくっつけたいと言ったのは、「妖怪」という存在を認識するのは世界共通みたいだから(世界中に精霊はいるから)
人間の精神構造はそうなっているのかなー、と思っただけです。
52 :
てへ:2001/07/26(木) 22:26
>>器物とかの知識が必要
>描いてある妖怪については、それが何か判別しなければならない。
>判別しただけじゃ意味ないけど。
ごめんなさい、やっぱり文章の意味が分かりません。別の言い方で説明していただけませんか?
器物って、僕は文字のままを受け取って味噌汁をつぐようなおわんを想像したのですが、違いますか?
妖怪を絵に描くことで区別をしよう、ということでしょうか。
「名前をつけよう」ということでしょうか。
何か不思議なことが起こった時に、「これはきっと○○のせいだよ」というために、便利だから名前をつけるのでしょうか。
そういうことでしたら、判別するというのは有益なことだと思いますよ。
53 :
てへ:2001/07/26(木) 22:27
>>妖怪には姿はなくて基本的には音の存在なのでは?
>この根拠は?
>『稲生物怪録』とかは、どうなんの?
またまたごめんなさい、『稲生物怪録』はまだ読んだことがないのです。
僕が、妖怪は音といったのは、48さんの言ったような感じなのです。
妖怪は普通の人間の目には映らないから、音で存在をアピールしているんだ、みたいなことを水木しげるさんがおしゃっていました。
たしか、『水木しげるの妖怪談義』みたいなタイトルの本でした。おもしろかったですよ。
エジプト研究をしていらっしゃる吉村作治さんや(漢字まちがってたらごめんなさい)、
ミワアキヒロさん(この人って男なんですか、女なんですか)とかとの対談集でした。
不思議だー、とか説明が合理的にはつけられないことが起こったりすると、人は原因を求めるから、
そういう所から妖怪は生まれてきたのではないでしょうか?
えーと、あなたは初心者さんなんですか?僕は初心者です。いちいち細かい説明をするのは失礼にあたるのでしょうか?
最近小松和彦さんの『異人論』を読んだんですけど、ある家が急にお金持ちになったりすると、周りの人はそれに嫉妬して
「あの家は憑き物が憑いているに違いない、憑き物が魔力で金を運んできているんだ」とか、
「あの家は宿を借りていった旅人を殺して金を奪ったんだ」とか勝手に想像して噂するそうです。
そういうのって、「原因を求めている」っぽいですよな。
そういうところから妖怪なるものが生まれてきたのではー?と思っています。これは僕が考えたのではなく、本の中に書かれていたことなので、
彼らの発想ですよね。この場合は小松和彦さん。僕はこの考えに納得しました。
根拠は、他人の意見ということになりますね。あまり説得力がなくてごめんなさい。
道を歩いていて突然前に進めなくなることがある。きっとぬりかべがいるんだね、と思ったら
そんなに恐くなくなる。何で前に進めないかわからなかったらパニクるかもしれないけど、とりあえずぬりかべがいることにしよう、ってなったら
安心するかも。僕はそういう経験ないからわからないけど、昔の人はそれは恐ろしかったんじゃないんですかね、突然前に進めなくなるっていう現象は。
54 :
てへ:2001/07/26(木) 22:29
>妖怪の定義は?
うーん、なんでしょうね。卒論ができるころには答えられると思います、自分なりの妖怪の定義が。
締め切りは2月なんですけど、それまで待ってもらえませんか。
妖怪と幽霊で区別してる人っていますよね。だれかは忘れました。
精霊はどうなんでしょう。妖精とか。
関係ないですけどムーミンて原作は日本のアニメよりかはおそろしげって知ってましたか?
このあいだ原作者の方が亡くなったのをきっかけにネットで検索していたら原稿の絵が載っていて、
かわいいとは言いがたいものでした。ムーミンって妖精なんだって初めてしってビックリしました。
これはムーミンスレにいったほうが良いですね。ヒトリゴト
あああ、長くなりましたね。ごめんなさい。
スレ変えますか?ここは妖怪の研究の方法をしゃべるところですよね。
55 :
てへ:2001/07/26(木) 22:30
ひとりでたくさんしゃべって申し訳ない。
48さんのおっしゃるように他人の考えをしることが必要なんでしょうね。
妖怪研究をしている方にはどんな方がいるのか僕も知りたいです。
僕はメジャーな人しか知りません。オハズカシイ・・・。
43さんが50で挙げた方々くらいしか、存じ上げません。
ハァー、だめですね、こんなんじゃ。もっと広く広く見ないと。
3>民俗学、人類学、構造主義等々理論として確実なものを学習できる環境が必要です。
いろいろ幅広く見たほうが良いのでしょうね。
7さんはまんべんなくやらないと偏るとおっしゃってますし。
この夏にしっかり勉強します。
最後にお願いなのですが、43さんのものの言い方はグサッときます。
もうすこしお手柔らかに願えませんでしょうか。
もっと妖怪のことはわかるようになってから又来ますね。
ではでは。
56 :
てへ:2001/07/26(木) 22:34
これでほんとに最後ですから(おそらく)、堪忍してくださいね。何回もスミマセン。
>7さんへ
もしまだこのスレを見ていらっしゃるようでしたら、教えていたできたいのですが・・・。
宗教書、説話集、伝書、神学書、比較文化の手法、精神医学や現象学、
イノコロジーなどの本で、初心者にも理解できるような資料を
ご存知でしたら教えていただけないでしょうか?
研究する時代などにもよりますよね・・・。
僕はまだ漠然と「妖怪」とか「古代人」とかしか考えていないので、
答えにくいとは思いますが、
「これはよかったぞ」という資料や「これは読んでおけ」みたいな文献が
ございましたら教えてください。
お願いします。こんな素人相手に、すみません。
正直に言って僕はケツの青いガキです。ネットでしか人と
接触できないくらい臆病です。
なにかご指導いただけるとありがたいです。
57 :
43:2001/07/27(金) 17:32
>>51 >どうすれば?と言う問いに対しては、自分なりに答えていいんじゃないですか?
>こう答えろ!みたいなものはないと思いますよ。人それぞれじゃあないですかー。
ええ、ぼくも、そう思っています。質問の仕方が悪かったですね。
>基本的に音の存在
これは、聴覚によるモノですよね。視覚的な側面はないのか?ということです。
柳田國男監修『民俗学辞典』、大塚民俗学会編『日本民俗事典』を見てもらえば解ると思いますが、「錯覚」によると思われる、というような言い回しがあったと思います。
>それと、僕がアニミズムとくっつけたいと言ったのは、「妖怪」という存在を認識するのは世界共通みたいだから(世界中に精霊はいるから)
>人間の精神構造はそうなっているのかなー、と思っただけです。
否定はしません。というか、それだけの材料は持っていません。
ただ、最初から決めてかからないほうがいいと思います。
ただ、原初の信仰とか、祖型とかを求めるようなことをするのだとしたら…、個人的には、それはどうかな、とも思いますが。
58 :
43:2001/07/27(金) 17:32
>>52 >>器物とかの知識が必要
>器物って、僕は文字のままを受け取って味噌汁をつぐようなおわんを想像したのですが、違いますか?
僕も最初にそれを書いたわけではないので、どこまでそれを含んでいるのか解りませんが、僕の認識は、道具類全てを含みこんで考えていましたが、いかがでしょうか?
>妖怪を絵に描くことで区別をしよう、ということでしょうか。
>「名前をつけよう」ということでしょうか。
>何か不思議なことが起こった時に、「これはきっと○○のせいだよ」というために、便利だから名前をつけるのでしょうか。
>そういうことでしたら、判別するというのは有益なことだと思いますよ。
ちょっと質問意図が読み込めないのですが、まず、
>>7「器物とかの知識が必要」というのは、多分、近世などの絵巻を念頭におかれたからだと思われます。
ですので「絵に描くことで区別」「名前をつけよう」という意味ではなく、絵巻に描かれているものが何かを判別することが必要だということだと思われます。
それから、僕が、それが何かを判別するだけでは意味がないというのは、そのモノがどういう機能でどのように役割を果たしているか、これによってそのモノがどういうものであるかを読みとるための良い材料であるからだと思います。
59 :
43:2001/07/27(金) 17:33
>>53 >不思議だー、とか説明が合理的にはつけられないことが起こったりすると、人は原因を求めるから、
>そういう所から妖怪は生まれてきたのではないでしょうか?
説明原理としてですか?それはそれで良いのですが、それが何故生まれたのか、ってのはどうでしょうか?
>最近小松和彦さんの『異人論』を読んだんですけど、
できれば、中沢新一の「切り殺された異人」も読んでみてください。
>>54 >>妖怪の定義は?
>うーん、なんでしょうね。卒論ができるころには答えられると思います、自分なりの妖怪の定義が。
それは構いませんが、そうなると、論を進める上で苦労しますよ。
辞書のとか、小松のとか、それを語った上で、さらにそれではだめだ(w
というような上で述べていくようにしないと。
>スレ変えますか?ここは妖怪の研究の方法をしゃべるところですよね。
これはこれでいい気がしますが、好きなようになさってください。ちゃんと着いて逝きます、貴方に。
60 :
43:2001/07/27(金) 17:35
>>48 そうだった研究者に宮田登、井之口章次をあげるのを忘れていた。
いかん、いかん。
この2人?
ちょっと違いそうな気がするけど、斉藤純とか?
斉藤純は妖怪やってないっけ?
61 :
43:2001/07/27(金) 17:36
斉藤純は、違いそうな気がしてきた…。
62 :
43:2001/07/28(土) 17:23
>てへさん
これも言い方きつかったですか?
それだったらごめんなさい。
63 :
天之御名無主:2001/07/28(土) 23:12
そういや、『明治妖怪新聞』『地方発明治妖怪ニュース』って微妙だね。
64 :
てへ:2001/07/30(月) 21:50
43さんへ
いろいろとアドバイスありがとうございます。
僕の意見に対して反応してくださってありがとうございます。
僕はまだまだまだまだ∞勉強しなければならないようです。
今回43さんからいただいたアドバイスは、僕にとっては難しかったです。
でも物の言い方は前回より柔らかくなっていて感謝です。
とりあえず今の僕にできることは中沢新一さんの「切り殺された異人」を読むことのようです。
あと、柳田國男監修『民俗学辞典』、大塚民俗学会編『日本民俗事典』をあたってみます。
おもしろいですね、錯覚ですか。だとしたら、現代に生きる僕たちでも妖怪に出会う
可能性があるわけですよね!僕は今までそういう種類の不思議な経験はないので、
いつも、妖怪をみないかなーと注意しているんですが、見ませんね。
そういえば、「もしかしたら目の錯覚で何かが見えるかもしれない」と期待して
冬の夜なんかにドアを閉める瞬間に部屋の向こう側をちらりと見たりするんですが、
ぜんぜん妖怪はやってきてくれませんね。
きっと、「見たい見たい」という構えのようなものがあるから見えないんでしょうね。
「コワいよー、見たくないよー」という恐れの心があったら何かを見てしまうのかも
しれませんね。7さんがおっしゃっていた図像学の知識もあった方が良いというのは
そういう意味だったんですかね。
あー、でもうちの大学にはこの辞典は入っていないような気がします。蔵書が少ないのです。
街の大きな図書館に行ってみようっと・・・。
ほかにも、「これは読んでおけ!」という本がございましたら紹介してください。
夏休みに突入しましたのでがっちり読書に励もうと思います。
65 :
てへ:2001/07/30(月) 21:53
そういえば、昨日、柳田国男の「妖怪談義」に目を通したのですが、
漢字がむずかしーという印象でした。
まだ読み込んでいないのですがね、、、。
今日もこれから勉学にいそしみます。
では。
66 :
43:2001/07/31(火) 22:41
>てへさん
そもそもどういう学問、もしくは立場から妖怪をとらえるのか、ちょっとわかんないんですけど。
大学にその手の辞典がないようなら、民俗とは違うみたいですし。
そしたら、薦め方もちょっと迷ってしまいます。
とりあえず、48さんへのレスで書いた人物の本を適当に見つけ出して、その中の研究史みたいな所から、本を探してみるのも一つの手です。
それから、難しいのはブームなので沢山本があるから、どれを使っていいか、どれが学問的に価値があるか、これを見極められるようにならないとなかなか難しい気がします、はい。
でも、価値がないって思っても、情報がないわけではないし、別の使い道があるかもしれないので、ちょっと微妙…。
67 :
天之御名無主:2001/08/01(水) 06:16
68 :
てへ:2001/08/01(水) 21:07
>>43さん
>そもそもどういう学問、もしくは立場から妖怪をとらえるのか、ちょっとわかんないんですけど。
あ、・・・そうなんですよね!僕自身のなかで固まってないんです。
そろそろやばいということには気がついてきてはいるのですがね・・・。
今のところ、「妖怪のような存在はきっと人間が生きていく上で必要なんだ」くらいに思ってます。
やみくもに本を読む毎日です。こういう時ってまったく関係のない本を読みたくなるから
不思議です。急に経済学の本を読んでみたくなったり・・・。
>大学にその手の辞典がないようなら、民俗とは違うみたいですし。
えーっと、大学は片田舎の小さな大学です。
僕の学科はおまけみたいな感じで、大学自体は教育系の大学なんです。
卒論で妖怪を研究したいといったら担当教員にも「おまえ、この学科で妖怪をやるのか?」
と言われたくらいですから(笑えないです)。
民俗学というよりは心理学みたいなかんじです。人間関係や精神病など。
>とりあえず、48さんへのレスで書いた人物の本を適当に見つけ出して、その中の研究史みたいな所から、
本を探してみるのも一つの手です。
いつもアドバイスをありがとうございます。さっそくあたってみます。
ところで48さんはもうこのスレへは顔をお出しにならないのでしょうか・・・。
>それから、難しいのはブームなので沢山本があるから、どれを使っていいか、どれが学問的に価値がある
か、これを見極められるようにならないとなかなか難しい気がします、はい。
そうなんですよね、なぜか最近(ここ10年くらい?)妖怪ブームらしいですね。
有名な人の著作はあたるべきだよなーと思っているのですが、本当にどの本を読むべきなのか迷います。
たくさんの本を借りても読む時間は限られているわけですし。
そういった意味では、ここで他人の視点を知ることが出来たことは大変有益でした。
>でも、価値がないって思っても、情報がないわけではないし、別の使い道があるかもしれないので、
>ちょっと微妙…。
思わぬところでつながっていたりするんですよね。たしかこのスレでどなたかがおっしゃってましたよね。
それとか、しばらくしてから別の話題で役に立ったりするんですよね。
では。勉学の世界に没頭してきます。
69 :
天之御名無主:2001/08/02(木) 22:57
11の方もあげておられますが、AERAの「民俗学がわかる」の巻末に
民俗学が学べる主な大学・大学院のリストが載っていますよ。他の「わかる」
シリーズ(人類学とか社会学とか)にも載っているはずなので、あわせて
参考にされるのもよいかもしれません。
私は日本文学科を卒業したのですが、結構科目のなかには民俗学と関係の深い
ものもあって、たとえば神話・説話の中にみる「もののけ」「異界」「魔界」
を研究されている先生もいましたね。
一概には分けられませんが、妖怪をどのような視点で研究していくか
(あるいはどこに重きを置くか)民俗学か文学か社会学か美術か等で
大学選び・ゼミ選びも変わってくるかと思いますが・・・。
70 :
43:2001/08/03(金) 20:40
てへさん
>民俗学というよりは心理学みたいなかんじです。人間関係や精神病など。
とのことですが、これで扱うのであれば、ちょっと私には手におえません。その学問での切り口というものがありますから。
どちらかというと編入とかされて、他の大学とかに行ったほうがよいかもしれない、と、個人的には思いますが。
個人的な感想ですのであしからず。
71 :
天之御名無主:2001/08/05(日) 07:03
そうだね。
72 :
てへ:2001/08/05(日) 21:09
>>69 あ、そういえばAERAの話しが出てましたね。ありがとうございます。
さっそく図書館にいって借りてきました。
>私は日本文学科を卒業したのですが、結構科目のなかには民俗学と関係の深い
>ものもあって、たとえば神話・説話の中にみる「もののけ」「異界」「魔界」
>を研究されている先生もいましたね。
そういえばうちの大学にもいます。河童を特に研究していらっしゃる方や、
昔話の中のキャラクターを研究していらっしゃる方が。
構造分析も関係していますかね?僕は詳しくないのでわからないのですが、
日本文学科の友人なんですけど、授業で構造分析の話しが出てきたと言っていました。
いろいろなところでつながっているんですかね。
>妖怪をどのような視点で研究していくか (あるいはどこに重きを置くか)民俗学か
>文学か社会学か美術か等で大学選び・ゼミ選びも変わってくるかと思いますが・・・。
妖怪に興味を持っていたのがもっと早かったら・・・と悔やまれてなりません。
僕はなんとなく「卒論たりーよー」と思いながら2ちゃんねるを覗いていたらこのスレがあって、
お邪魔してみたんです。ゼミ自体はなにをやってもよいぞという雰囲気です。
どちらかと言うと「卒論やらなきゃ。妖怪を研究しようかな」というなまけた意気込みです。すみません。
みなさんの真摯なご意見がありがたいです。おかげで僕も真剣に考えるようになりました。
ありがとうございます。
73 :
てへ:2001/08/05(日) 21:10
>>70 43さんへ
ご意見ありがとうございます。
編入ですか・・・。サマージャンボが当たったら考えるかもしれません。(w
なにせまた大学に行くとなるとお金がかかりますからね。
そして僕が行きたいと思うような大学はきっと一人暮らしをするような所に
あるでしょう。またまたお金が・・・。
大学がタダだったらいいのにと思います。
あと、学生の交通費は激安にして、若いうちにたくさん経験をさせてほしいです。
就職活動なんかでちょっと新幹線に乗ったりしたら、一日で○万円がパァですからね。
どうしても妖怪研究をしたい気持ちを忘れられなかったら、自分でお金を貯めて
大学に行き直すと思います。
僕は今までずーっとぼーっとしていてなんにもしてきませんでした。
もう一度1年生からやり直したいくらいです。トホホ。
74 :
43:2001/08/06(月) 11:57
>てへさん
たしかに、大学行くにも金がかかりますからね。
奨学金とか申請すれば、それなりにもらえますよ。
>就職活動なんかでちょっと新幹線に乗ったりしたら、一日で○万円がパァですからね。
バブルの頃は、交通費支給で何社か受験すると、結構なバイトになったらしいですが。
この前、やっと小松和彦『妖怪学新考』を手に入れました。
多分これが、今、それなりにまとまっていて、読みやすい論考だと思います。
妖怪学の流れも追ってありますし、これをまず読まれてから、その参考文献を手がかりとして
文献をあさっていくと良いのではないでしょうか?
ぱっとしか読んでませんが
なんで京極夏彦さんが出てないの?
あの人が売れなくなったら
線香花火のような妖怪ブームは終了。
真面目にやるなら「在野」じゃないと
食べてけないんじゃ・・・
76 :
43:2001/08/06(月) 20:55
>>75 >なんで京極夏彦さんが出てないの?
>あの人が売れなくなったら
>線香花火のような妖怪ブームは終了。
京極夏彦を何故、出さないといけないのでしょうか?
京極夏彦が売れる以前から、流れからすると、妖怪ブームとしてはあったはずです。
そして、妖怪ブームとは必要なんでしょうか?
研究をしていく上では、やりやすい環境とかになるかもしれませんが、
本気で研究をするのであれば、ブームとは関係なくやっていけると思います。
>真面目にやるなら「在野」じゃないと食べてけないんじゃ・・・
ここで、用いられている「在野」とは何でしょうか?
わざわざカッコつきでかかれている在野とは何でしょうか?
そして、「食べてけないんじゃ」という根拠はなんなのでしょうか?
それから、「在野」でない人は真面目でないという風にも見えますが、どういうことなのでしょうか?
たぶん、文章が硬くなっていると思います、
そして、てへさんにも注意されたのですが、キツイ物言いになっているかもしれませんが、
どうかご容赦ください。
77 :
天之御名無主:2001/08/06(月) 21:37
>75
>76
確かに京極氏をきっかけに妖怪や民俗学に興味を持った方は多い
と思われますが、京極ブームの終了=妖怪ブームの終了ではない
と思いますよ。波はあるかもしれないですけど。
たとえば、いま水木先生や京極作品を好きな中高生が将来研究者
になって新しいブームを作らないとも限らないし(w
いつの時代にも妖怪や怪奇に魅せられる人っていると思います。
>真面目にやるなら「在野」じゃないと食べてけないんじゃ
一般に「妖怪学」ってアカデミックじゃなくてエンターティメント
っていうとらえ方してる人が多いってことかな??
78 :
てへ:2001/08/06(月) 21:47
>>74 43さん
>バブルの頃は交通費支給で何社か受験すると、結構なバイトになったらしいですが。
ええっ、おそるべしバブル。
僕は交通費が支給される段階まで(この不景気では最終面接)進んだことがないです。
多分僕は就職できない人間・・・いや、聞かなかったことにして下さい。
>この前、やっと小松和彦『妖怪学新考』を手に入れました。
>多分これが、今、それなりにまとまっていて、読みやすい論考だと思います。
>妖怪学の流れも追ってありますし、これをまず読まれてから、
>その参考文献を手がかりとして文献をあさっていくと良いのではないでしょうか?
あれ、この本僕読んだことありますよ。分かりやすかったですよね。
さらーっとしか読まなかったので、妖怪学の流れなんてあったけーという感じです。
もう一回読み直してみます。
ムラとマチと都市の区別が印象に残ってます。
本の中に出てきた福田アジオさんって、本名なんですかね?
アジオという名前が強烈でした。
79 :
43:2001/08/06(月) 22:20
>>77 >たとえば、いま水木先生や京極作品を好きな中高生が将来研究者
>になって新しいブームを作らないとも限らないし(w
ちょっといやかも。
>いつの時代にも妖怪や怪奇に魅せられる人っていると思います。
これは、賛同します。
今までだって、色々と楽しいお話が残ってきたんだし、これからもきっと残るのではないでしょうか。
ちょっと楽観的かも…。
80 :
てへ:2001/08/06(月) 22:24
>>77 >いつの時代にも妖怪や怪奇に魅せられる人っていると思います。
激しく同意ですっ!
81 :
43:2001/08/06(月) 22:30
>>78,てへさん
>ええっ、おそるべしバブル。
東京までの飛行機代が何社からもでるけど、一回分しかいらないし…、という状況だったらしいです。
>本の中に出てきた福田アジオさんって、本名なんですかね?
福田アジオの名前の由来はエスペラント語です。
父親がつけたらしいですよ。
兄弟もエスペラント語が由来で付けられてると聞きましたが、そこまで詳しく知りません。
エスペラント語の語尾は、oになるんですよ、たしか。
それで、福田アジオはアジア→アジオになってるんです。
岩手がイーハトーヴォになったように。
福田アジオというのは、民俗学者の中でも少ない(ちょっと語弊が…)理論的なことを書かれる学者だと思います。
現在は、神奈川大学(常民研)にいらっしゃると思いますが。
福田アジオの空間の同心円的構造については、知っておくとよいと思いますよ。
82 :
てへ:2001/08/07(火) 21:34
>>81,43さん
>福田アジオの名前の由来はエスペラント語です。
うぉぉぉぉっ!ありがとうございますっ!感激ですっ。こんな情報をどこから仕入れられたんですか?
有名な話しなんですか?僕はこういうマニアックな話しが大好きです。
しかもエスペラント語とは!
エスペラント語といえば宮沢賢治を思い出します。
僕も一度興味をもちましたが、なぜかスペイン語を勉強しました。
語尾が O(オー) で終わるってことですかね?
他の言語でも女性形とか男性形とかで語尾が変化するのありますよね。
じゃあ、例えばですが イスラエルだったらイスラエロですか?
カナダ→カナド
アフリカ→アフリコ
ルクセンブルク→ルクセンブルコ
アジオさんはアジアさんだったんですね。感激しました。
>岩手がイーハトーヴォになったように。
ん?よく聞いていたこの単語は岩手のことだったんですか!
僕はてっきり楽園とか理想境を表わすことばだと勘違いしていました。
>福田アジオの空間の同心円的構造については、知っておくとよいと思いますよ。
ありがとうございます、勉強します。
このお話でアジオさんにすごく興味をもちました。ステキな名前だあ。
83 :
43:2001/08/08(水) 23:02
>>82,てへさん
エスペラント語については、言語のほうで聞かれたほうが…。
こちらでは、手におえませんので…。
福田アジオについては、
『日本民俗学方法序説』(弘文堂、1984年)
『日本村落の民俗的構造』(弘文堂、1982年)
等が良いと思います。同心円的構造については。
84 :
てへ:2001/08/11(土) 12:04
>>83,43さん
>エスペラント語については、言語のほうで聞かれたほうが…。
あ、いえいえ、ただ語尾がOで終わるっていうのはこういうことかなーと思って聞いただけですから。
正確な単語が知りたかったわけではないので、お気遣いなく。
福田アジオさんの本を大学で探したら見つかりませんでした。よよよ・・・。
これはもう街の図書館に行くしかない、ということでこれから行ってきます。
見つかるといいな。
43さん、いつもありがとうございます。
85 :
43:2001/08/17(金) 17:23
>てへさん
なかなかお役に立てませんで。
そうそう福田アジオのプロフィール見つけてきました。
この前より詳細です。(『神奈川大学評論ブックレット12 民俗学者柳田国男』より一部省略&編集)
1941年三重県四日市市に生まれる。
1963年東京教育大学文学部史学科卒業。
1971年東京教育大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程終了。
1977年東京教育大学大学院文学研究科日本史学専攻博士課程退学。
武蔵大学助教授、国立歴史民俗博物館教授、新潟大学教授を経て、
1998年4月より神奈川大学教授。
主な著書 『時間の民俗学・空間の民俗学』(木耳社)
『可能性としてのムラ社会』(青弓社)
『柳田国男の民俗学』(吉川弘文館)
『番と衆―日本社会の東と西』(吉川弘文館)など。
著書はこの前紹介した分は省きました。
『番と衆―日本社会の東と西』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー)一番手に入れやすそうだ。
そんなところで。
86 :
てへ:2001/08/18(土) 19:37
>43さん
>なかなかお役に立てませんで。
いえいえ、そんなことないですよ。いつもお世話になっていて恐縮です。
ありがとうございます。
『時間の民俗学・空間の民俗学』おもしろそうですね。タイトルに惹かれます。
このあいだ街の図書館に行ったのですが
福田アジオさんの本にはお目にかかれませんでした。
こうなったら大学の図書館にリクエストしようと思います。
そういえば図書館ごとに分類方法が違うので驚きました。
今まではジャンルごとに本の題名か著者名のどちらかをアルファベット順にならべているものと
ばかり思っていたのですが、この間行った所はごちゃ混ぜでした。
あと、いちいち本を見るのに申請書を出さないと触ることすらできない所があるのですが
すっごく不便で困ってます。お堅い所はだいたいそうなんでしょうか?
ぶらぶらしながら本を手にとって借りてみるのが楽しいのに。
87 :
天之御名無主:01/09/22 18:27
age
88 :
天之御名無主 :01/09/24 01:58
簡単に言うと宗教上の問題から
敵の拝める神が退化し、悪とされたのが妖怪
敵の拝める神が退化し、善とされたのが妖精
共にいたずら、子供好き
89 :
天之御名無主:01/09/24 12:32
90 :
天之御名無主 :01/09/25 15:21
>>88,
>>89 よくわかりません。宗教上の問題ってなんですか?
柳田国男の著作にあたればわかりますか?
おしえてください。どのへんをよんだらいいですか?
敵の拝める神とは・・・?
簡単にいうとという前置きがあるにもかかわらずこんなこときいてすまソ。
91 :
天之御名無主:01/10/02 19:54
妖精ってヨーロッパとかじゃ善ってわけでもないと思う。
『妖精』ってタイトルの本で
「地獄に落ちるほどは悪事を働いていない堕天使」が妖精になったという説があった。
キリスト教視点の妖精観だと思う。
これじゃ、妖精と妖怪の違いになってないけど。
>>90 「一つ目小僧その他」か「妖怪談義」のどちらかだったと思います
その中で柳田は、祀られなくなった神が零落し、妖怪になったという論を
展開しています
その後、宮田登氏と小松和彦氏が展開した妖怪論は、柳田の論をさらに
推し進めたもので、神から妖怪になるのとは反対に、妖怪を神として
祀ることがあるとしています
(柳田より先に、こちらから読んだほうがいいかもしれません)
常光徹氏の名前が挙がっていないようなので、挙げておきます
常光氏は学校の怪談に関する研究で有名で、映画「学校の怪談」の
原作者(だったかな?)でもあります
あぼーん
てへさん
がんばっていらっしゃいますでしょうか?
96 :
天之御名無主:02/04/09 02:38
>>93 昨今の妖怪ブームに乗ってどこへ行く、妖怪研究…。
私は文学部国文学科卒ですが、卒論は妖怪っぽいものをやりました。
井原西鶴をやったんですが西鶴諸国ばなしなどは妖怪図鑑みたいですよ。
おもしろいので目を通してみてはどうでしょう?
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
Λ_Λ | 君さぁ こんなスレッド立てるから |
( ´∀`)< 厨房って言われちゃうんだよ |
( ΛΛ つ >―――――――――――――――――――‐<
( ゚Д゚) < おまえのことを必要としてる奴なんて |
/つつ | いないんだからさっさと回線切って首吊れ |
\____________________/
(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
(-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ… (-_-) ハヤクシンデネ…
(∩∩) (∩∩) (∩∩)
99 :
天之御名無主:03/01/05 18:41
消えるかと思ったら、まだ残ってたのねぇ。
(^^)
(^^)
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
106 :
天之御名無主:03/06/26 18:46
a
107 :
天之御名無主:03/06/26 19:21
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
109 :
天之御名無主:03/09/16 22:20
s
110 :
天之御名無主:03/09/17 08:07
とにかく妖怪さんにお会いしてインタビュー
111 :
天之御名無主:03/09/17 20:31
国文系も多いです、妖怪とか怪談やりたい、ほとんどが女の子。大抵は
へんな卒論書いておしまいです
あぼーん
114 :
天之御名無主:04/07/19 16:22
妖怪についての論文が乗っているサイトないですか?
115 :
天之御名無主:04/09/12 00:21:54
116 :
天之御名無主:04/09/12 16:42:35
>>111 最初は妖怪がやりたい!と言っておいて
民具や民話にトーンダウンする人もいたな・・・
その人たちが妖怪研究の本質的無謀さを悟って針路変更したというより
ただ単に荒唐無稽といわれるのを恐れただけにみえるけど。
117 :
天之御名無主:04/09/16 21:31:08
実は僕も妖怪、というか異形にはかなり興味があって、独自で研究もしています。
でも、単に妖怪百科を纏め上げるというのは、それはもう多くの人がやっている筈
ですので、もっと斜視的な角度からの研究、貴方独自の視点からの研究をしなければ
意味はないと考えます。先ずは「妖怪」「異形」の定義に始まりますが。
単なる「お化け 怪物」に留まらず、神仏、妖精、幽霊、マスコット、と 研究対象は
無限にあります。ゴジラみたいなメディアで御馴染みのモンスターと関連付ける事も
一つの方法ですし、極端な話、漫画に登場するキャラクター(ミッキーマウスとか、
目玉の繋がったお巡りさんとか、ウナギ犬とか)も立派な研究対象になり得ます。
基本を学んでおくことは必要ですが、誰かに弟子入りして出来るというものでは
ないと思います。あくまでも、その突破口を含め「貴方自身」が探求するものなのです。
118 :
天之御名無主:04/09/16 21:34:17
妖怪カルチュラルスタディー
119 :
天之御名無主:04/09/16 22:34:47
カルスタ系は今時流行んねぇよ
結局は
>>116みたいなことになる罠
正直好きなだけなら止めとけ
>>117 目玉がつながった警官は妖怪とはなんら
関係ない。作者も人間として描いている。
他はいいんだけど。それだけ。
>>120 も、もしやあなたは、赤塚先生ですか!?
122 :
大阪の中学2年生:04/09/18 00:54:18
初めまして、僕は大阪に住んでいる中学二年生です。
いきなりですが、カッパについて少しお聞きしたいことがあります。
カッパの起源に、中国渡来説があると聞きましたが、僕はカッパは日本の妖怪だと考えています。
そこで、みなさんの考えなどをお聞きしたいのです。
なぜそう考えたのか理由も書いてくれたらありがたいです。
こんなたわいもないことですが、お願いします。
123 :
天之御名無主:04/09/18 01:16:11
石田英一郎の『河童駒引孝』を読むと宜しかろう
124 :
天之御名無主:04/09/18 11:59:33
いや、あれを読んだだけじゃなにもワカランだろ
デビッド・カッパーフィールドはアメリカ人。
俺に言ってやれることは、ただこれだけだ…。
つーか普通に国学院・筑波・成城じゃイカンのか?
128 :
天之御名無主:04/09/27 00:35:35
その並びの意味はなによ
関東の御三家では?
筑波は、民俗学ではあまりいないような気がする。民俗学の概説書か何かに「つき物」を
書いてた先生はいた記憶があるけど、たぶんに社会学的かと
妖怪を日本に限定しないなら、たしかフィジーとかインドとかの精霊みたいなのを
テーマの一部に持ってる先生ならいる
131 :
こうじ:04/09/27 10:10:44
おら、このめ川さ行ってきやんすた。
そすたら、青味泥すたふつ(淵)どごさ渦まいてんのす。
おら、そのフズさひっこまされべどすだもんで、
おっかなぐなって、逃げできやんすた。
あれぁ、きっとニドズ(河童)だったど思っていやんすちゃ。
133 :
天之御名無主:04/11/28 13:12:32
河童見たい奴は渋谷のエスカス(パチ屋)行ってみな。
夜になると渋谷川から這い上がってきてカスに向かう。
そしてバァバァ共に「一万くれぇー」って言ってるから
人間の格好してるがすぐ判るぞ。汚い紺のウインドブレカーで
帽子被ってやがる。
くれぐれも一万あげちゃなんねぇーやるなら胡瓜にしとけ。
前に出てた妖精と妖怪の違いだが、
俺の意見はこうだ。
どちらも人間と接触すると事件が起こるという点では共通しているが
妖精は人間と接触していない時にもその妖精独自の生活を営んでいると考えられているが
妖怪にはそれがない、もしくはあまり考えられていない
ということだと思う。
もちろんこれに当てはまらない妖精、妖怪もあるのも重々承知している。
135 :
天之御名無主:04/11/28 21:43:20
136 :
NTT社員:04/12/02 00:13:08
おれはどんな妖怪よりもドライカッパがこわい
ダークファイバもなー
138 :
天之御名無主:2005/05/15(日) 10:13:08
139 :
オカルトでっかち:2005/05/20(金) 09:56:27
軽く薬と酒をやって、目がうつろうつろしてきたときに始めるのがいい。
すると色んな妖怪が見えてくる。幽霊もしかり。
140 :
天之御名無主:2005/05/20(金) 20:32:51
138>
あそこは本当に出るので、有名なところです。
部屋の予約もう、何年先までいってるか・・・
141 :
天之御名無主:2005/05/22(日) 01:19:40
ぬらりひょんがよくでる民宿ってないのか?
142 :
天之御名無主:2005/05/22(日) 09:01:42
ぬりかべのよくでるホテル希ボンヌ!
143 :
天之御名無主:2005/09/26(月) 06:37:11
河童の事は京極夏彦という人が書いてる
『塗仏の宴…宴の支度』
って本にいろんな文献をまとめた事が理論的に難しくかかれてるよ
おれはこの人の最近映画になった『うぶめの夏』って本読んで妖怪
に興味がでたんだけどみんな読んだことある?
あったとしたら妖怪の事を書いてる本でこの人以上の人いたら教えてください。
>>143 京極本は、参考文献丸写しだつって嫌う人もいるがな。
間違った知識も混入している。
>妖怪の事を書いてる本でこの人以上の人いたら教えてください。
146 :
天之御名無主:2005/09/26(月) 23:25:40
本文でもわからないところははっきりそう言ってるからまともに研
究してる人なんだって思ってたよ
おれは妖怪に関しては素人だからよくわかんないんだけど、いろい
ろ調べて自分なりの結果を出してるのが間違った知識ってこと?
妖怪に詳しい人は間違ってるところとか自分なりの見解を押し通し
て本を書いてるとか判るの?
>>146 参考にしてる文献を読めばわかるだろう。
148 :
天之御名無主:2005/09/27(火) 22:25:25 ID:O
素人っていったじゃん。
それじゃ読んだだけで間違いを指摘できるぐらいの人はあまりいないの?
149 :
天之御名無主:2005/09/28(水) 03:36:38
やはり、水木しげる先生に弟子入りするのが、一番かとおもわれ。
>>148 いや、最近の京極の作品を読んだ訳ではないので、
よくはわからないけれども、
それは可能な人もいるのでは。
『うぶめの夏』は『憑霊信仰論』を丸写しだったのでげんなりした。
さすがに、それなりにメジャーな本なのですぐにわかったし。
オレぐらいでわかるんであれば、きっとそれなりに分かる人は多数いるはず。
151 :
天之御名無主:2005/09/29(木) 19:45:54
なるほど。やっぱ判る人には判るんですね。
憑霊信仰論ですか?メジャーな本というのはちょっと興味あります。
それは初心者がよんでも読めますか?(かなりの教養が
必要なイメージがあるんで)
丸写しとしても妖怪というのは面白いなーって思いましたよ。
妖怪を見る視点にもよるんですかね?
あ、『憑霊信仰論』は妖怪のことについて書いてあるわけではないのでご注意を。
154 :
天之御名無主:2005/09/30(金) 20:31:59
ありがとうございます。
本屋に行って探して見ますね。
『憑霊信仰論』は妖怪発生についての仮説でしょ。
>>155 そうでしたっけ?
もう何年も前に読んでうろ覚えでつ。
補足、ありがとうございます。
どなたか、
「画図百鬼夜行」
「絵本百物語」
「滑稽ばけもの双六」の
現時点での所蔵先わかる方、いませんか?
158 :
天之御名無主:2006/09/20(水) 23:35:39
折れが20年位前、早稲田(法学部)行っていた頃、一般教養で取った科目に
民俗学があって、もろ妖怪の要素もあったよ。東北のオシラ様の事とか…。
詳細は覚えていないけど、そういう講師で来ているような先生の科目で
割とありそうだよ。
159 :
天之御名無主:2006/09/23(土) 12:49:55
妖怪? そんなもん存在しないだろ?
水木みたく自分で創っちゃって研究すれば?
妖怪○○ったって誰、一人知らんぜ
やたら詳しいったって自分で創れば当たり前の話だ
160 :
天之御名無主:2006/09/23(土) 14:26:15
闇に隠れ〜て生きる俺達ゃ妖怪人間なのさ
ベム・ベラ・ベロ
早く人間になりた〜いってか
そんな奴はおらんがなぁ〜
161 :
天之御名無主:2006/09/23(土) 19:48:20
162 :
天之御名無主:2006/09/23(土) 21:07:41
163 :
天之御名無主:2006/09/26(火) 20:31:50
>>161 みたいに民俗学とオカルトの区別がつかないと、
オカルト本詐欺師共の迷路の袋小路に迷い込む事となるねw
165 :
天之御名無主:2006/09/29(金) 23:15:37
うちの研究室では、いけどりにして飼うケースと、殺してから解剖するケースが3割ずつだな
のこりは、観察とインタビュー、つかまえてすぐにがすということだ
166 :
天之御名無主:2006/09/30(土) 23:09:50
>>165 いるわけゃねえだろ! 妖怪なんて! 水木が創ったもんだよ
167 :
天之御名無主:2006/10/04(水) 06:40:28
架空の妖怪(全部架空だろうけどw)を創ってその広まり方を
地方の伝記と重ねてみてみるとかは?
現代でそれをやるんなら
都市伝説を調べたほうが早いんじゃ
や、やばいもうすぐ魔界への穴が開いて
低級妖怪共が(ry
170 :
天之御名無主:2006/10/05(木) 22:23:24
ただのスカイフィッシュじゃないか・・・
171 :
天之御名無主:2006/10/16(月) 15:04:24
映画「妖怪大戦争」は誰が創ったんだ?
172 :
天之御名無主:2006/10/16(月) 19:18:21
173 :
天之御名無主:2006/10/16(月) 19:26:53
174 :
天之御名無主:2006/10/16(月) 23:03:38
妖怪? 学校の先生や同級生の「いじめ」と「保身」の影に魑魅魍魎が潜んで
いるよ。
日本の自殺者数がどんどん増えるのも、この国に潜む魔物達の封印が解かれた
せい。取り殺されてるのさ。
本当の妖怪・魍魎は人の心に住んでいる。人、それを「鬼」という。
175 :
天之御名無主:2006/10/18(水) 00:44:07
176 :
天之御名無主:2007/01/06(土) 21:54:27
177 :
天之御名無主:2007/02/20(火) 14:20:48
あげ
なにこの気持ち悪い馴れ合いスレ
マジで鳥肌立ったわ
馴れ合いってww
181 :
天之御名無主:2007/04/25(水) 10:00:11
「妖怪」で設置してる講座ってあるの?
あるなら教えて
182 :
天之御名無主:2007/05/04(金) 11:52:43
183 :
天之御名無主:2007/08/07(火) 21:15:06
184 :
いよ:2007/08/20(月) 18:43:00
ぬらりひょんだったら二年前に帰りのバスの中で見ましたよ。
185 :
天之御名無主:2008/01/29(火) 10:10:17
>>157 所蔵先については忘れたけど
これに百鬼夜行の論文載ってたよ
國文學52巻11号9月号
怪談
<本書の内容>
落語、芝居、オカルトブーム、幽霊画など、
各界の第一人者たちが「怪談」を斬る!!
執筆;
小松和彦、一柳廣孝、立川談四楼、志村有弘、
末國善己、内田忠賢、野崎充彦、近藤瑞木、北城伸子、
中山喜一朗、大島建彦、村上健司、三津田信三
【特別インタビュー】講談師・一龍斎貞水
【書下ろし小説】東郷隆
186 :
天之御名無主:2008/02/01(金) 17:29:54
お化けにゃ学校も試験も何にもないんじゃなかったのか
188 :
天之御名無主:2008/02/03(日) 10:19:29
そう言ってた水木しげるが世界妖怪学会だかなんだかを作ってるくらいだからねぇ
189 :
天之御名無主:2008/02/03(日) 11:47:44
>>1 正直しないほうがいい。卒論でさえいきづまるテーマ。
190 :
天之御名無主:2008/02/03(日) 22:55:15
世界妖怪学会だと?
だからそういう話は創価公明板でシナさーーーい
191 :
天之御名無主:2008/02/05(火) 00:30:55
193 :
天之御名無主:2008/02/05(火) 09:35:07
>>191 他人の研究をまとめたところの多い本だね。
でも、妖怪本以外の手品とかおもちゃとか、そういうものを掘り起こしてる
のは新しい。
194 :
天之御名無主:2008/02/05(火) 10:11:44
こんなのもある
怪談の解釈学
広坂 朋信
196 :
天之御名無主:2008/02/07(木) 10:23:03
>>187 そのうち妖怪の大学作ろうとか言い出しそうで怖いな
197 :
天之御名無主:2008/05/28(水) 13:47:58
無から有は生まれん
なにかしらモデルなりなんなりがあるはず
妖怪の正体が知りたいとても知りたい
例
雷獣・・・落雷とともに現れる妖怪。またこいつがいるところには雷が落ちる
さらにこいつを直で見ると発狂するがこいつの好物であるトウキビを狂った人に食わせると治る
その正体はS20に国内にいることが発見されたハクビシンだった。にんにく醤油で煮込むとおいしいが伝染病がうつる
龍・・・言わずとしれた幻獣の王様。竜は西洋で敵、龍は東洋で水神様みして皇帝陛下のシンボル男のシンボルザ・ペニス
その正体は首長竜の化石からの古代人の妄想が有力だったが近年は長江近辺に生息して絶滅したマチカネワニであるとされるようになった
かば焼きにして食べると美味しい。バースやスクリューキッドの好物
海坊主・・・伊集院隼人。穏やかだった海が突然盛り上がり現れ船を沈める。大きさは数十メートル。
玉に沈めないで「海は恐ろしいぞ」と説教して帰ることもある。出会ったら徹底無視が基本。味噌とか大事なものを流すと消えてくれたりもする
1971に宮城の漁船がニュージーランド近海で遭遇した(’毎日新聞談)
その正体は海底で噴火した海底火山である。噴火の影響で当然海が盛り上がるのです。水木氏の絵なんか完全に海底火山
もしくは海底に寝そべってるときにエロいこと考えて勃起してしまった巨大綾波レイの乳首
こんな感じでいろいろ出して異論反論オブジェクションしたい
198 :
天之御名無主:2008/05/28(水) 23:07:37
199 :
天之御名無主:2008/05/28(水) 23:36:32
200 :
天之御名無主:2008/05/28(水) 23:43:09
妖怪学ぶために七浪・・・
けっきょく、妖怪の研究なんてやろうと思えばいくらでも方法あるってことだ。
ここは民俗・神話学の板だが、それに限らず、
文化人類学、歴史、言語学、美術学、心理学、商学なんかからでも
妖怪研究はできるだろうし。
205 :
天之御名無主:2008/06/25(水) 16:41:44
>文化人類学、歴史、言語学、美術学、心理学、商学なんかからでも
文化人類学、歴史、美術学、心理学は、見当が付くが、
言語学と商学ってのがよくわからン。
もう少し語ってくれ。
数十年後のフィールドワークでは、水木や何かの創作妖怪の目撃談が収集されたりすんのかね
そうなるとどういう論文が書かれるんだろうw
フィクション中の存在が現実に「目撃された」なんていう事例はいくらでもあるから、
普通の論文が書かれるだけだろ
208 :
天之御名無主:2008/08/09(土) 13:51:10
209 :
天之御名無主:2008/09/29(月) 16:30:24
ふう
210 :
天之御名無主:2008/09/30(火) 19:02:35
うーむ
211 :
天之御名無主:2008/10/06(月) 10:52:55
>>206
元来伝承や妖怪ってのはどれも必ず誰かが言い始めたものなので
(自然発生とはいえ最初の一人はいる。それにオプションが付いていき
話が完成するわけだけど)水木氏が言い始めたもの創作した物も
そうなれば立派な研究対象
いまの妖怪だって古い人たち、ちかいところでは石燕さんたちなどが創作したものもあるし
平安時代の都市伝説が立派な神話や伝承になってる
人類が続く限りいつ誰がつくろうとも語り継ものがいる者は立派な研究対象です
212 :
天之御名無主:2008/10/23(木) 17:48:59
はふう
今日はじめてこのスレッド覗いたんだが、
>>185に自分の先輩がいる。
一線でがんばってるんだな。
214 :
天之御名無主:2008/11/07(金) 12:14:30
んんー
215 :
天之御名無主:2008/11/21(金) 16:59:33
216 :
天之御名無主:2008/12/01(月) 19:24:05
面白そうなスレだけど解決したの?
>>1は立てたことも忘れてるであろう位昔だけど
217 :
天之御名無主:2008/12/03(水) 18:57:24
218 :
天之御名無主:2008/12/16(火) 20:26:43
妖怪の研究で飯食えるの?
219 :
天之御名無主:2008/12/17(水) 00:54:01
無理
220 :
天之御名無主:2008/12/17(水) 16:08:53
小松和彦門下に加わり頭角を現せばおk
221 :
吉備の穴海:2008/12/17(水) 18:12:57
大学にいたころ、夏期講義に小松和彦の講座があった。最初はそんなに有名な男だったとはしらなかった。
後に書店の民俗学コーナーにいってみると、小松和彦の著作多数。早速「異人論」を買ってよんでみた。
その後「憑霊信仰論」「妖怪学新考」と読みすすめてみた。じめじめした夜道。を歩いて
みたい。
222 :
天之御名無主:2008/12/19(金) 19:21:08
どこの大学?
223 :
天之御名無主:2008/12/19(金) 19:48:58
禿げ上がるほど当然だろ。俺らVIPは2chの“力”の集合体。
相手が国ならまだしも、一企業だの一団体だのは屁でもねーだろ。
いつだって俺らは勝ってきたし、VIP×祭りイコール“最強”の回答完了。
この瞬間、世界の中心は間違いなく俺ら。徹底的に叩き潰せ。
224 :
天之御名無主:2008/12/20(土) 10:56:45
小松和彦って60越えてんだな。国立大なので引退寸前か。
ちなみに大学院大学なので院生しか受けられません。
よって
>>220は困難。
225 :
天之御名無主:2008/12/22(月) 21:34:56
好きなことやって生きれたら最高だよね
226 :
天之御名無主:2009/01/05(月) 14:01:41
年明け
227 :
天之御名無主:2009/01/06(火) 03:15:00
座敷ワラシは妖怪か?
川川川川
(=・〜・=)ニヤニヤ
こんな感じか
228 :
天之御名無主:2009/01/07(水) 19:22:36
妖怪だよ
229 :
天之御名無主:2009/01/09(金) 13:29:23
座敷童子うちにも来ねぇかな
来ては欲しいけど、いずれ去られると思うと…
231 :
天之御名無主:2009/01/16(金) 12:28:02
来たら家が豊かになるんだっけ?
232 :
天之御名無主:2009/01/20(火) 05:16:50
公務員やりながら景気に関係がなく定額の一定の収入を一生確保し
確実に休める土日祝日および本人が嫌でもごねても絶対取らされる(らしい)
年数十日以上の企業で言うところの有給(名違うが)休暇を
つかって西に天狗が出たと聞けば西へ行き東で河童が出たといえば東へ行き
プログかなんかで妖怪談義をする
情熱が失せなければ平均数千万円という退職金と在職中にたまった金
(30代前半で独身ならデ3000万ぐらいいくこともあるという)のごく一部を使ってを使って本でも出して見る
老後の生活は共済年金で月数十万遊んでても入ってくるから売れなくとも大丈夫
公務員て趣味でバンドやってたりするじゃん
その形でやる
これが妖怪ネタを一生楽しむ秘けつ
俺はこれ目指して市役所の窓口で住民票など出す仕事をするため公務員試験勉強頑張ってる
25歳以下の人はマジでこれが一番な道だと思う
それ以上の年の人は年齢上限でもう公務員慣れないので残念ぽん
233 :
天之御名無主:2009/01/20(火) 05:43:32
妖怪 水木しげる を
観察すれば
いいのでわ?
234 :
天之御名無主:2009/01/20(火) 17:31:18
そういや水木しげるが妖怪呼ばわりした芸人て誰だっけ
235 :
天之御名無主:2009/02/06(金) 15:54:35
>>233 俺はやなせたかしも人間じゃないと思ってる
236 :
天之御名無主:2009/02/06(金) 20:44:59
ザシキワラシって民俗学的には「去ると家が滅ぶ」っていう機能ばっかりクローズアップされて、憑物の一種とされているのが解せない
237 :
天之御名無主:2009/02/09(月) 21:00:56
俺もそんな風に思ってたけど違うんか
座敷わらしは地元の子供達と遊んでる話があるからね
俺は売買される召子じゃないかと思ってる
座敷わらしがいなくなる→衰退する
じゃなくて
衰退する→雇える金が無いから別の場所に売る
の因果だと思うんだよ
239 :
天之御名無主:2009/04/09(木) 15:19:10
なるほどねー
240 :
天之御名無主:2009/06/10(水) 21:10:19
ただかつみの言ってることって適当じゃね?
242 :
天之御名無主:2009/06/16(火) 22:32:27
百鬼夜行絵巻の謎買ったかね?
【妖怪そうかババア】
「そうか、そうか」とうなずく妖怪
カーネルサンダースを見ると「せんせ〜い!」とすがりつく
244 :
天之御名無主:2009/08/22(土) 09:48:41
日野巌の動物妖怪譚は、なんか微妙な内容だな…
妖怪全般を論じた書籍が少ないだけに、内容がイマイチだともやもやするね
245 :
天之御名無主:2009/09/03(木) 19:19:16
246 :
天之御名無主:2009/11/11(水) 15:01:51
とりあえず、お化け大学とかが研究ではなくジョークだと気づくこと
247 :
天之御名無主:2009/11/23(月) 23:52:59
地道に独学してみるのも良いよね。京都の大学なんかは一般公開講義とかしているし。自分は小松先生の本もちょくちょく読んだりしてる。
>>242 米国では廃棄蛍光ランプは専門の業者が回収を行い、この際、割らずに回収することと定められている。
割れた蛍光灯を回収する場合には高額な回収費用が請求される。
一方、日本では、一般家庭から廃棄される蛍光灯は、一部の自治体が回収を行っているものの、
現在でも多くの地方自治体が燃えないごみに出すように定めており、環境意識の高まりとともに改善を求める声があがっている。
なお、自治体が回収を行っていない地域であっても、一部の家電量販店や電器店・ホームセンターなどが
「蛍光管回収協力店」として店頭で回収している場合があり、個人で持ち込むことができる。
無料で回収している場合、または蛍光灯購入を条件に回収している場合が多いが、
ヤマダ電機など一部の大手家電量販店などでは、
たとえ新しい蛍光灯を同時に購入した場合であっても
廃棄蛍光灯の回収費用を請求している。
日本では蛍光灯の有料回収が定着しているとは言い難く、引き取りを有料とされた場合には
環境問題によほど熱心な者でない限りは自治体の燃えないごみ回収に出してしまうであろうから、
無料で引き取りを行っている店も多いなかでの有料引き取りには「環境問題に積極的ではない」という意見もあるが、
これに対しては「リサイクルにかかる費用を排出者が負担するのは当然。
自治体が蛍光灯回収をしている場合も税金という形で排出者が負担している」という反論がある。
249 :
天之御名無主:2010/02/03(水) 07:31:48
250 :
天之御名無主:2010/02/13(土) 08:36:20
今、放送大学で
「妖怪と日本人」 小松 和彦
やってる。
今はつくも神について話してる。
あ、百鬼夜行絵巻でてきたw
最初から見たかったなあ。