鏡を扱った日本神話･民話

どんなのがある？

記紀神話

神話以外だと、奈良の「野守の鏡」。
あとは、近世の怪談なんかに出てくるモチーフで
蜘蛛の妖怪を退治したら、その正体は古鏡だった、というのが
あります。

大鏡・今鏡・水鏡・増鏡.

幽霊話でならぼちぼちあるんだけどね。古い蔵にあった鏡をみたら、そ
こに恐ろしい形相の老婆がうつっていたとか。

隠れキリシタンの魔鏡　・・・は関係ないか。うむ。

昔々、ある粗忽な男が初めて都会へ出て、「かゝみや」と言う店を見つけた。
「家にいるかかぁが見られるのか」と勘違いして入り、
鏡を覗くと、男の姿が映っていた（当然）、妻が浮気していると誤解し、
飛んで帰った。
村に戻って間違えて隣家に入り、隣の嫁さんを殴った。
怒られて間違いに気づき、
あわてて自分の家に飛んで帰って自分の嫁さんに謝った。

ごめんね突然雰囲気やわらげて。

でっかい凹面鏡が欲しい。

大塚民俗学会編1998〔1994〕『日本民俗事典』弘文館より

「かがみ　鏡」
（中略）また鏡池・鏡石など、鏡にまつわる地名も多いが、これらはいずれも丸い
鏡の形か、あるいは鏡を投げこんだという伝説をもっている。鏡を水の中に投げ込
む話は、日本の昔話の中にも数多く語られている。猿聟入りの中には、娘が鏡をも
って嫁入りし、池の主の猿や蛇を退治する話になっている。蛇は金属を嫌うという
考え方から、金属の鏡をもってそれを退治した、つまり鏡を池に投げこむことによ
って水の霊を鎮めたというのであるが、金属としての鏡と同時に、鏡が物の形をう
つすということにも、大きな意義があったのであろう（以下省略）。（鎌田久子）

ある男が「昔死んだ父親に会いたい」と願った。
この箱に入っている、一人きりで会うようにと美しい箱をもらった。
中には父親の顔があったので喜んで毎日見ていた。
女房が怪しんでこっそりその箱を覗くと中に女の顔があった。

鏡 民話でヒットしまくったよぉ。
鏡の国のアリスのように、鏡の向こうの世界の話はないんでしょうか。

松浦佐用姫伝説。

10は落語じゃなかった？