民族神話板へようこそ【初心者用スレッド】

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789天之御名無主
鍛治の神が隻眼だったり片足なのは、鍛治屋が火を長い間見つめているから片目がつぶれ、
ふいごを踏んでばかりいるので片足が萎えるから、というのをよく目にしますが、
ほんとに鍛治にはこのような職業病があるんでしょうか。
790天之御名無主:02/03/29 21:49
アイヌの「ユーカラ」とフィンランドの「カレワラ」は
ひびきがなんとなく似ているのですが、何か関係あるのでしょうか?
791>789:02/03/29 23:35
鍛冶屋(タタラ師)は、火の色の微妙な変化で炉内の鉄の状態を
見極めるのです。
そのとき、炉の小さな覗き穴から、片目を凝らしてみるので
片目がつぶれてしまうのだそうで、まさしく職業病です。
ちなみに一つ目小僧も製鉄関係の妖怪です。
792天之御名無主:02/03/29 23:40
>>791
柳田は一つ目小僧は生贄にされるために目を潰された人って書いてなかったっけ??
793天之御名無主:02/03/30 10:38
サイクロプスも片目だし、製鉄の神が片目なのは
世界的な傾向だといわれているが…
794天之御名無主:02/03/30 20:08
>>791
そこなんですよ。本当にそんな職業病があったのかどうか、疑問なんです
795山野野衾:02/03/30 22:34
>794
火の色を見るのに片目をつぶって集中したことから大抵六十過ぎには片目が
見えなくなったそうです。
私は即物的過ぎるのでこれで全てが解決出来るという意見には疑問がありま
すが。なお「芦田」という地名には片目の鍛冶神の話が多く伝承されている
様です。
片目を「固め」、芦田を「足駄」と見る意見もあります。
796天之御名無主:02/03/30 23:04
>>795
なるほど。そういった記録があるんでしょうか。
だけど古代は60歳まで生きる人なんて稀ですよね・・。
ところで現代でもそういう職業病はあるんでしょうか。

>私は即物的過ぎるのでこれで全てが解決出来るという意見には疑問がありますが。
同意です
797山野野衾:02/03/30 23:15
>796
一昔前の記録です。今の鍛冶屋さんでも火の色を御覧になられるのには変り
がありませんから。
ただ鍛冶と関係が無くても一つ目神は樹木や男根の連想などで祀られてもお
かしく無いものと思われます。