実はアイヌ語?

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1名無しさん
菱の実が「ペカンナッツ」という名前で
売られている事を知り驚きました。
ペカン(ペカム)ってアイヌ語ですよねぇ。

とうことで、一見西洋語に見えるが実はアイヌ語、という
カタカナ言葉を募集します。
2名無しさん:2000/01/11(火) 22:07
オットセイとラッコ。英語だと思ってた。
3>2:2000/01/11(火) 23:29
トナカイもだよん。>アイヌ語
4名無しさん:2000/01/12(水) 00:38
2ちゃんにアイヌ名持ってる人とかいるのかなぁ。
いたら是非名乗りを上げて欲しい。
5>4:2000/01/12(水) 00:46
現在、親からアイヌ名を貰うことはほとんどなくなりました。
ただ、本人が成長して民族意識に目覚めた時、自分で付ける
ことはありますね。
だってもう、祖父母の世代だって和名なんですよ。
65追記:2000/01/12(水) 00:47
自分がアイヌ系だと知らない人も多いです。
7名無しさん:2000/01/12(水) 13:13
「金田一」という姓はアイヌ語起源だそうです。「苫米地」(とまべち)なんていうのもそうでしょうね。
8名無しさん:2000/01/15(土) 04:37
早稲田にアイヌ料理の店があるらしいけど
行った事ある人いる??ア美味いの?
92です:2000/01/15(土) 10:34
伊香保温泉の「伊香保」って実はアイヌ語だって話を
聞いたことがありますが、一体いつ頃まで
アイヌは本州に住んでいたのでしょうかね。
やっぱり混血して消滅したんでしょうか。。。
10で、伊香保って:2000/01/15(土) 14:08
どんな意味なんですか?

なんだか利根とか、上尾なんてのもアイヌ語だという話しも聞いたことがあります。
11さかきのや:2000/01/15(土) 20:34
>8
早稲田のアイヌ料理店は、「レラ・チセ」です。
地下鉄早稲田駅下車、早大文学部校舎正門斜め向かい。
地下にあります。和食の郷土料理にも近い味で、エキゾチシズム
を求める人には拍子抜けかもしれませんが、美味しかったです。
開店までの経緯を書いた『レラ・チセへの道』という本もあります。
12>9:2000/01/16(日) 00:47
司馬遼太郎の『菜の花の沖』では、青森の辺りにアイヌが
住んでいたって話が出てる。ロシア船が日本近海に現れ出した
時期のことだね。
13名無しさん:2000/01/16(日) 02:24
下に出ている山窩(=本州の山岳漂泊民……としておきましょう)と
アイヌ系との関係はどうなんでしょうか?
14右府:2000/01/16(日) 03:27
「代々木」をアイヌ語とする説を聞いたことがある。
その他、関東の地名では「谷」をヤツ、ヤト、ヤチ、ヤと読むが、
これも同様だと。
どっちかというとエミシ語と言ったほうが適切な気もするが?
15名無しさん:2000/01/17(月) 02:16
アイヌ語地名は、山田秀三によると、確実に多く見られるのは
白河の関以北で、関東から先はけっこう眉唾のものが多いそう
です。
アイヌ、又は蝦夷とか縄文とか言うと、それだけで考証は
「何でもあり」な雰囲気になりがちですよね。ヨーロッパの
「ケルト」っていう呪文に通じるものが・・・
16右府:2000/01/17(月) 03:50
>13
勝手な想像ですが、、
中央からの植民で山奥へ圧迫された蝦夷が後に山窩といわれる存在になった、と。
もちろんすべてではないが。
ただ、山の民には製鉄民もいて、これは渡来系が多いといわれている。
製鉄の技能を守るために、あえて山にこもった?
17散歩人:2000/01/18(火) 23:08
 九州の阿蘇山の「阿蘇」はアイヌ語だと地元では信じられています。

 なお、アイヌ人は縄文人でしょう?

18アイヌ語で:2000/01/19(水) 04:10
菱の実はペカンペですね。でも方言もあるからなぁ。
消えてしまった旧書き込みにもありましたが、
ラッコ、オットセイ、トナカイもアイヌ語です。
19ちなみに:2000/01/19(水) 04:20
北方の文化は縄文文化→続縄文文化→擦文(さつもん)文化
と移行します。その間、オホーツク文化という別種の海洋文化も
樺太経由で渡来しており、おそらくは擦文人と対立・融合した
ものと思われます。
擦文人から(民族としての)アイヌへの移行期はだいたい13世紀頃と
言われていますが、いまもって定説はありませんし、擦文人が
ストレートにアイヌ人の祖先であるとも言いきれません。
「蝦夷」は北方の「まつろわぬ民」(大和朝廷から見て)全般を
指す名称で、必ずしもアイヌ民族のみを指す言葉ではないようです。
20なお:2000/01/19(水) 04:25
擦文文化の最南下地域は東北の山形・宮城あたりです。
日本の歴史で言うと奈良時代頃。
2118:2000/01/19(水) 07:13
ああ、ごめんなさい、消えたと思ってたけど、
残ってたんですね、前の書き込み…。
失礼しました。
22名無しさん:2000/01/19(水) 17:16
http://www.marimo.or.jp/~nmcinfo/mugenko/p05/p041_1.htm
ここに出ているアザラシのペンダント、すげー可愛い……。
で、「アザラシ」もアイヌ語なの?
23じょん・どぅ:2000/01/26(水) 14:31
>17
熊本出身だけど初めて聞いた。
それよりも、「山にすむ牛を飼う民」
「件」「石工」「ヒエログラフ」なんかがおもしろいかも。
24オットセイは:2000/01/31(月) 00:41
アイヌ語でウネウ(unew)だと思うが…。
でも方言が多いからなぁ、アイヌ語って。
25>17:2000/01/31(月) 00:50
a-soをアイヌ語で「燃える−底」とするバチュラー説は
間違っていると、知里真志保博士が言ってます〜。
説明は長くなるので省略します〜。失礼しました〜。
(参考:知里真志保著「アイヌ語入門」)
26でも、:2000/02/01(火) 11:40
阿蘇に観光に行ったときにバスガイドさんが
「阿蘇の語源はアイヌ語とされています」
とは言ってました。
「へぇ、なんで九州なのにアイヌなんだろ?」
とは思いましたが、やはり間違いだったか。
27独歩さん:2000/02/01(火) 19:53
「アソ-アサマ」シリーズ、それでは一体なんなんでしょう。
28凡人:2000/02/02(水) 21:57
あっ、そ〜

故、矢切止夫氏が詳しく説いていますね。
しかし、彼の本は入手不可能では?
29利根:2000/02/04(金) 10:31
荒れる川のことです。
800年前は、この辺りがアイヌとの対決の場でした。
30名無しさん:2000/02/05(土) 05:33
え? 800年前って鎌倉幕府成立後でしょ?
奥州藤原氏はエゾだったとは思うけど
どうかんがえても擦文文化圏ではないし……
31勉強中:2000/02/08(火) 04:40
川はアイヌ語でペッ(pet)だと思うんだけどな…。
(幌別とか、登別の「別」がこれ)
谷間の小さい川のことをネイ(ney)と言う地方もあるけど、
利根川は谷川じゃないだろうし…。
こじつけるなら、ティネ(teyne)「濡れている、どろどろ
している」の方がソレっぽい気がするけど。>利根川
32ついでに。:2000/02/08(火) 04:44
1300年代(平泉藤原氏滅亡後)に「エゾの叛乱」が
断続的に続いて鎌倉幕府が討伐軍を出したり、寺社に
戦勝祈願をした事実はあるけど、叛乱の地は津軽・出羽地方
(青森・秋田両県。元々は当地の蝦夷管領安藤氏の内乱)。
これ以前にアイヌと、和人の政権が戦った公式の記録は
今のところありません。(出典「諏訪大明神絵詞」)
9世紀に坂上田村麻呂が戦った「エミシ」は、アイヌ民族そ
のものを指すものではないと言われていますし。
その際、前線基地として置かれた多賀城は宮城県ですから、
利根川付近っていうのはいくらなんでも南下させすぎでは?
29さんの情報の出典が知りたいです、勉強中なので…。
33便乗質問:2000/02/11(金) 04:08
鹿児島の知覧は「坂の多い所」の意だと聞いた記憶があるのですが。
で、反対に「平坦な所」が北海道の室蘭…。そんな説って実在するのでしょうか?
34とりあえず、:2000/02/12(土) 23:56
室蘭の語源はモ・ルエラン「小さい・坂」です。
35と優香:2000/02/17(木) 09:37
私の出身は幌別です。
36歴史上のアイヌの有名人:2000/02/18(金) 00:47
さあ続け

アテルイ
37名無しさん:2000/02/18(金) 07:00
安部なつみ
38んと、:2000/02/18(金) 23:59
シャクシャイン?
39ぢゃ:2000/02/19(土) 00:22
コマシャイン
40あとは:2000/02/20(日) 13:14
ツキノエ、サンキチ、萱野茂くらいで打ち止めか?
金田一先生の嫁さんはなんて名前なんだ?
41見落とすとこだったよ(笑):2000/02/21(月) 03:16
それはコシャマイン(笑)>39
42名無しさん:2000/02/24(木) 23:30
>40
金田一先生の奥さんは和人だった筈。金田一家に居候して
ユーカラとアイヌ語研究を助けた少女は知里幸恵。その弟で
アイヌ語学者となったのは知里真志穂。どっちもアイヌ名が
あったかどうかは、知らない。

あと、歴史上の人物では、江戸時代の反乱の首謀者の一人に、
青森側のアイヌでアシタカっていうのがいた。「もののけ姫」
の主人公の名前はここから
43知里姉弟に:2000/02/26(土) 01:48
アイヌ名はないです。
当時から既に同化政策が取られていたので。
母親、おばさんにはありました。
父親の名前は知里高吉、母親はノアカンテ(和名・金成ナミ)。
知里という名字のルーツは、姉弟の父方の祖父の名前が
チリパ・ハエプトで、和名を知里波ヱ登としたところから。

あと単純な誤字だと思うけど、真志穂ではなく真志保ですね。
44名無しさん:2000/02/27(日) 11:14
阿蘇山の「あそ」ってインドネシア語系の「アピ」(火)と関係があるって話も聞いたことがありますが・・・。
45名無し君:2000/02/28(月) 01:11
あそ-
4629:2000/02/28(月) 01:24
800年頃迄の間違いでした。訂正します。
47>46:2000/03/01(水) 00:30
あぁよかった。
でも、どこかで「利根=タンネッ(意味忘れた)」って説も聞いたような気もします。
48>47:2000/03/01(水) 18:12
「突き出た」とかそういう意味じゃなかったっけ?
49宇屁輔:2000/03/01(水) 20:04
否 意的”長”
50名無しさん:2000/03/17(金) 03:15
有名なところでししゃも。
本州にカムイ御岳?(神)みたいな名のつくスキー場があるが、
これはどうなんだろう?
51>50:2000/03/17(金) 06:00
アイヌ語の「カムイ」は倭語の「カミ」から生まれた言葉です。
この場合逆のようです。
52アイヌ地名:2000/03/22(水) 16:09
エド。岬または「突き出た土地」
53名無しさん:2000/03/24(金) 05:13
北海道に多い「尻」のつく地名もアイヌ語ですか?
54名無しさん:2000/03/25(土) 05:26
>51
そうなの? 宜しければ情報源お教え頂けます?
55oripakEsaman:2000/03/26(日) 14:05
シリが付く地名も、ナイが付くものも、ペツがつくものも、
ほとんど全てアイヌ語の地名です。
ペツとナイは川とか水があるところでしたが、
さて、シリは・・・・忘れました(苦笑)。

いやね、アイヌといってもアイヌ語には詳しくないもので・・・
あと、サッポロは、「乾いた平原」だったような気がします。

http://www.alles.or.jp/~tariq/
に、アイヌ語のページと、アイヌ語の話しをする掲示板、
「neto an mintara」があります。


56名無しさん:2000/03/26(日) 21:34
アス、アソ、は、山を意味するアイヌ語でしたっけ?
57辞書が手元にないので自信がないのですが、:2000/03/28(火) 03:31
「シリ」は、「場所」「様子」といった意味です。
ある目に見える領域をとらえてその全体を指して言うわけです。
地名に付くときは「〜のところ」といった意味だったと思います。
58名無しさん:2000/04/07(金) 02:33
やっぱ、名字の「あべ」さんって、api(火)からきているのですかね?
59名無しさん:2000/04/08(土) 05:10
「シリ」で思い出したけど、知里真志保の「アイヌ語入門」
は面白かった。
スレッドとは関係ない話で、ごめん。
60名無しさん:2000/05/07(日) 11:06
>30
違います。奥州藤原氏は藤原秀郷の血を引いています。いわゆる
「蝦夷」ではありません。
遺体調査からも、「蝦夷」の特徴は出なかった、とされています。
61名無しさん:2000/05/07(日) 11:08
トンネルの落石事故のおきた所。古平トンネル(でしたっけ?)。
アイヌの呼び方で”クルビラ”
”クルビラ”=”崩れやすいところ”の意
合掌
62oripakEsaman:2000/05/13(土) 20:30
注意喚起!
>60
において、「遺体調査からも蝦夷の特徴が出なかった」
との事ですが、この場合の「蝦夷」とはいったいどんな意味でしょうか?

蝦夷とは、大和朝廷が服従しない異民族をそう呼んだ総称であって、
共通の肉体的特徴をもった同一人種グループのことではないので、
ちょっと間違っているのできないかと思います。
今で言うなら「遺体調査から三国人の特徴が出なかった」
といっているに日としてせりふです。
別に「三国人」というのは、ある人種を指す言葉ではないから。

また、「蝦夷」と呼ばれるグループが、
必ずしもすべて縄文的特徴をもった人種でないという点にも注意です。
そしてさらには、縄文人の子孫であるとされるところのアイヌにも、
(混血しているなら、日本人もすべて縄文人の資産のはずですが)
「血が濃い」あるいは「純血」であるはずのかたがたにも、
見た目が案外日本人と大差無い方もおられることをおわすれなく。

アイヌにしろ何人にしろ、
人種特徴(遺伝子)と民族的特徴(文化)の両方が混ざって成立しているのです。
63名無しさん:2000/05/15(月) 01:39
たぶん「仙台≦川内」(センダイ/センナイ?⇔カワウチ?)もアイヌ語なんじゃないかと思うんだけど、
あんまり言われないんだよね。マイナーな都市だから?(そこ出身だけど)
64ちょっとわきみち:2000/05/15(月) 01:49
アイルランドやスコットランドでゲール語復興の運動をやっている
人たちは、必ずしも赤い髪、低い背といったケルト人の特徴を備えては
いなくて、金髪碧眼で背の高い、イメージ的には「ゲルマン人風」の
人も多いそうですね。ヨーロッパでは個人の身体的特徴を民族に
関連づけたりて語ることに相当の注意が払われているとのことです。
アイルランドの歴史の中でも中世以後にゲール語文芸の復興に尽くした
人々の中には、かなりの割合で先祖がイングランドから渡ってきた
Old English と呼ばれる人がいたようです。アイルランド独立後に
そうした人々の多くが追放同然になった事が、彼の国の発展を妨げたと
のこと。人種や人名よりもその文化を慕う者たちの団結の方が重要なの
かも知れませんね。
65名無しさん:2000/05/15(月) 02:13
>63
>「仙台≦川内」(センダイ/センナイ?⇔カワウチ?)
という説があまり取り上げられない理由は、仙台がマイナーな都市
だからではなく(むしろ十分すぎるほどメジャー)、その説がちっとも
「センダイ」をアイヌ語で解いていないからでしょう。「カワウチ」
は和語だし、それと同じ意味なら「センダイ/センナイ」はれっきとした
漢語です。アイヌ語地名の「ナイ」は「うち」ではなく「かわ」に相当
するものなので、それと全然つながらないのです。もし「セン」が
アイヌ語で解けるなら、「○○の川」という意味のアイヌ語で解ける
はずですが。山田秀三は何か言っていないかな?
6665:訂正:2000/05/15(月) 02:17
関連づけたりて→関連づけて
6764〜66:再訂正&補足:2000/05/15(月) 02:27
66の「65:訂正」は、「64:訂正」の誤りです。
なお、64で「人名」云々と書いたのは、土着のアイルランド人と
Old Englishとは特に名前で区別される事が念頭にあります。
もちろん独立後、数百年ぶりにイングランドへと「引き上げ」なかっ
た人々もいるようですが、やや肩身の狭い思いをしているようです。
6863:2000/05/15(月) 03:43
川内(かわうち)は仙台の中心部の町名です 仙台城址のある青葉山のふもとあたり

仙台はむかしは千代とも書かれて 仙台になったのは伊達政宗の時に漢籍から字を選
んだか何かしたものだったはず


だからもしかしたらあの辺りはもともと地名の音が「センダイ(センナイ?)」
だったものを千代(縁起のいい文字を当てた?)とも川内(一部を意訳した?)
とも書いていたのが、それが都市全体の名としては「仙台」になり本来のセン
ダイだった辺りは「川内」で「かわうち」と呼ぶようになったのではないかなぁ、
というシロウトの発想ではあるんですが

何の根拠もないんですけど
いやあんまりアイヌとの関連を言われなさすぎるのも奇妙な気がして
69oripakEsaman:2000/05/16(火) 06:24
訂正62
>といっているに日としてせりふです。
→と言っているに等しいせりふです。

>(混血しているなら、日本人もすべて縄文人の資産のはずですが)
→(混血しているなら、日本人もすべて縄文人の子孫のはずですが)

です、まぁ文脈上意味はわかるとは思いますが・・・

何処のどなたか存じませんが、
64は先住民族、というか民族そのものの意味を考える上で
大変重要な意味を持っていて、見逃すわけにはいかなか書きこみです。

本来、ありとあらゆる人種というのは周辺の人種と混血して成り立っています。
当然、その人種に多い特徴はあるし、沢山おられるからこそ、
そういった人種という概念が存在しうるのですが、その特徴から外れる人もまた、
少数では存在すること、さらには、違う人種、近しい人種の間でも、
人間はその壁を容易に克服し、子供をつくる事が可能です。
社会的な隔たりはいざ知らず、遺伝子的にはなんの隔たりもありません。

ですから、ありとあらゆる人種には、その周辺人種との中間形が常に存在し、
実際、アイヌという文化と人種の両面で特注のある我々にも多く言われることですが、
「混血して薄くなった」という表現は、ある意味根本的な間違いを含んでいます。

ことに、アイヌに関して言えば、昔から主な混血の対象は変わっておりませんし、
(カナダなどの先住民の活動家の方には、青い目の方も割とおられます)
子供に言わせれと、地域によりますが、いわゆる「典型的なアイヌ顔」も、
「なんだ、日本人じゃないか」といわれる程度の違いしかありません。

その人種にある典型的な一般形を抽出して、
それを普遍的なものと思わせ、それ以外を弾圧するというのは、
かのナチスがやった民族政策のようなものです。

あまりアイヌ語に関連する話ではないのですが、
こういった民族関連のものを扱っていると、
えてして陥りやすい間違いなので、あえて書かせていただきました。

http://www.alles.or.jp/~tariq/

70oripakEsaman:2000/05/16(火) 06:39
あと、しきりに言いたがる人がいる、
仙台・東北などとのアイヌとの関連についてですが、
アイヌ語というアプローチから迫るのには無理があると思います。

簡単にいいますと、大きなめで見ると日本列島そのものがアイヌ語、
もしくはアイヌ語系列臭い異言語(あるいは、沖縄語系列臭い)や、
文化の影響を多少残しており、
東北や仙台について、特に他の地域と区別するほど色濃く
何かが残っているわけではないからだと思います。

また、東北なり仙台の方々は、何千年前の先祖の話はいざしらず、
現在すでに独自の文化とテアイデンティティが成立しており、
何も自己の証明の為に、
アイヌから何かをひっぱってくる必要がないためだとも思います。

遠い昔のアイヌが先祖だなんて、言われてもピンとこないでしょうし、
それに、先祖というなら、当然混血しているわけで、
和人だって等しく先祖なわけですし。

アイヌ語を熱心にやってる方には、
結構アイデンティティ探しをしている方も多いと思いますので、
あえて書かせていただきました。

なぉ、このたびアイヌに関する話題を、
実際のアイヌも交えて話のできるMLを立ち上げました、
よろしければご参加ください。
http://www.egroups.co.jp/group/ainu にあります。
71民族の観察者:2000/05/16(火) 12:52
”純粋なケルト人”に近いのは、アイルランド人や
スコットランド人よりもウェールズ人とブルトン人。
それも、あくまで比較論。
7260:2000/06/04(日) 17:03
>60
ひっさしぶりにみて”注意喚起”とあったのには驚きました。
×「蝦夷」
○「アイヌ」
でした。民俗学的なものでなく、生物学的な意味です。30で「エゾ」
と書かれていたので、その流れで書いてしまいました。
しかし60には別の意味で”注意喚起”ですね。
現在差別的であるかどうか論議されている微妙な言葉を、あえて例にあげるのは
どうかと思います。たとえあなたが”差別的な意味はない”と主張されても、現実に
反発されている人たちは大勢います。
本来述べようとした、生物、民族学的な区別を、読む人によっては、次元の低い差別論
にすりかえて反発される恐れがあります。
せっかく立派な説明を読んで、納得した方でも、この行でゆがんで
解釈されては意味ありません。
お互いのレスに影響することなので、的確な例をもって語るべきであったと
考えます。
7360:2000/06/04(日) 17:06
すみません
×>60
○>62
でした。
74名無しさん:2000/06/06(火) 14:03
Pecanって英語でしょ?
てゆか、ここ全部ネタ?
75バブーチャーチャー:2000/06/08(木) 07:01
イクラはどうなんでしょ?

ロシア語で魚の卵全般を表す言葉がикра(イクラ―)なんですが、
アイヌ起源なのかロシア起源なのか?
76名無しさん:2000/06/08(木) 13:11
ロシア語というのが定説です。
77oripakEsaman
アイヌ語では、イクラはチポロといいます。