ミトラ崇拝について

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1天之御名無主
教えてください。
2天之御名無主:2008/02/11(月) 22:32:26
おおすばらしいテーマですね。
3天之御名無主:2008/02/11(月) 22:40:35
ミトラ=弥勒
4通りすがり:2008/02/11(月) 23:49:00
日本語で読める文献は、小川英雄の『ミトラス教研究』とキュモン『ミトラの密儀』、フェルマースレン『ミトラス教』
それからキュモン批判として書かれたヴィカンデルの「ミスラスの秘儀研究」(『アーリヤの男性結社』所収)それから
ヴァールブルク学派のザクスル『シンボルの遺産』に収録されているミトラ教美術に関する論考くらいでしょうか。
これらはもはや「古典」の域に属する著書で、最新の研究成果や国際ミトラ学会の動静なども、英語やドイツ語に無知な人間
には知るよしもありません。
しかも上記の文献等は、太古のミスラ崇拝よりも帝政ローマ時代のミトラス教に力点が置かれたものばかりですね。
オリエントのミスラ崇拝に関しては、ゾロアスター教研究関連の著作のなかで、副次的に言及されているものがほとんどです。
「ミトラ(ミトラス)」でググっても、東條某のオカルトサイトで埋め尽くされていて微妙な感じです。

なんだかんだ言って、なかなか詳しい情報を入手するのが困難ですね。
5天之御名無主:2008/02/12(火) 00:02:57
井上文則が2004年ごろ方々の雑誌にミトラス教研究の現在を紹介したエッセイを載せている。
今のところはそれが日本語で読める最新の手がかりだろうか。
6天之御名無主:2008/02/12(火) 00:03:48
>『アーリヤの男性結社』

なんか面白そう。
ミルチャ・エリアーデの本で言及されてた「狼」とか出てくるのかな?
7天之御名無主:2008/02/12(火) 00:08:27
古代のマズダー教のなかの、陶酔的なハオマ儀礼のような
「野蛮な」ミトラ崇拝を批判し、アフラ=マズダを
絶対的な至高神に昇格させ、ミトラ的要素を追放したのが
ゾロアスター教、という認識でおk?


※野蛮な、というのはあくまでもゾロアスターがそのように認識した、という意
8天之御名無主:2008/02/12(火) 00:12:03
>>5
どんな雑誌?
9天之御名無主:2008/02/12(火) 00:15:26
詳しくは知らないけど、最近はキュモンのイラニズム云々の議論よりも
「天文学的解釈」ってのが主流なんでしょ?
でもそれってキュモン以前のスタークス(?)ていう研究者の主張の先祖帰りに過ぎないとか何とか
藤原書店から出てる雑誌(タイトル失念)のヨーロッパ特集号で読んだ。
10:2008/02/12(火) 00:18:39
あ、>>9で言ってる雑誌は>>5の人が言ってるのとは別物です。
藤原書店の雑誌で読んだのは岡田なんとかというゾロアスター研究者の文だったんで…
11天之御名無主:2008/02/12(火) 00:20:45
>>5雑誌のタイトルおせーて!!!
12天之御名無主:2008/02/12(火) 01:37:48
ローマ時代のミトラ像が美青年(美少年)なのはどういう事情からですか?
13天之御名無主:2008/02/12(火) 09:17:26
やっぱ過疎板だからあまりレスがつかないね(・ω・`)

なかなかミトラに関する情報って入手できないね、
怪しげな某サイトはイラネって感じだし
…欧米圈ではそれなりに研究基盤があって論文も豊富なんだろうけど
14天之御名無主:2008/02/12(火) 09:36:18
>>7
それは違う。ハオマ儀礼は戦士階級のものだったから(cf. ヴィカンデル)。
ミトラ要素はアフラ・マズダー&アムシャ・スプンタに吸収されている。

>>9
岡田明憲はイラン系学会でもはぶられ者だからなぁ。微妙。

>>1
CiNiiで検索すればいい
15天之御名無主:2008/02/12(火) 10:18:07
>>14
CiNiiで探してもミトラ関連で無料で読める論文ってほとんど無くない?

なんか料金制になってたりしてややこしいみたいだけど。
まあ無料で読める学術論文もあるけど、ミトラ関連は無さそうなんですが…

結構オリエント宗教の知識がお有りの御方でいらっしゃるのでしょうか?
16天之御名無主:2008/02/13(水) 01:15:37
>>4
ユーリー・ストヤノフ「ヨーロッパ異端の源流」でも触れられてなかったっけ?
17天之御名無主:2008/02/15(金) 10:28:11
>>12
シリアだったかメソポタミアではミトラ(ミフル)神は、
太陽の御者で正義と誓約を司る神だったことから
ギリシア神話のアポロン神に比定されていたんだそうだ。
(太陽神そのものはヘリオス神とフワルシェード神が対応)

ローマ帝国時代あたりのミトラ神像が青年の姿なのもその影響と聞いたことが。

他にもヴリトラグナ神がヘラクレスに比定されていて、世界遺産になってる
イラクのハトラ遺跡で発掘されたばりばりギリシア・ローマ風のヘラクレス神像に
ギリシア語とアラム語の併記碑文が刻まれているものがあるんだけど、アラム語の
碑文面に、この神像がヴリトラグナ神であることが書かれてあって、両者が
同一視されていたことの証拠として知られているんだそうな。
18天之御名無主:2008/02/15(金) 23:40:19
ミトラス神像の美貌はアレクサンドロス大王に由来する、
というのがミトラ教研究者のあいだでは有力な説らしいよ。
19天之御名無主:2008/03/17(月) 03:59:32
age
20天之御名無主:2008/03/23(日) 16:09:01
仏教伝来の弥勒菩薩輸入以前に、日本の弥生時代後期から古墳時代にかけて
ミトラ崇拝の痕跡がある
21天之御名無主:2008/03/26(水) 03:03:07
>>20
ハァァァァ!??(`△´) 嘘こくでねぇコラ!
22天之御名無主:2008/03/26(水) 05:00:28
↑関西人と東北人の子供ですね?


23(*^ー^)ノ ◆42.195kmAM :2008/03/28(金) 20:00:33
24天之御名無主:2008/03/29(土) 12:10:18
世界的宗教であるユダヤ・キリスト教と大乗仏教に影響を与えている「ミトラ教」とは一体何なのでしょうか。
ミトラ教の起源は、古代メソポタミアに遡れます。ミトラ教は太陽を崇拝し、牡牛を犠牲に捧げる祭儀を持ち、
太陽の死と再生の分岐点である冬至はミトラ誕生に相応しい日としているのです。
この冬至の死と再生復活の儀式は、時空を越えて、日本の天皇家の皇位継承である大嘗祭(太陽崇拝の新羅系の
第二代天皇の天武天皇が初めてこの儀式を行ったと言われている。第一代天皇の天智天皇は百済系。)に影響を
与えています。「建前」では、大嘗祭は収穫祭ということになっているようですが、「本音」は新たに位に
つかれた天皇が、皇祖天照大神の寝床の枕もとで、神様に食事をさしあげる儀式で、天皇が一代で一度だけ執り行う、
亡くなられた天皇が新たに再生するという儀式のようです。もし、単なる収穫祭なら何故「秋」に行わないのでしょうか。
陰暦の11月の上巳は冬のまんなか(冬至)の月、つまり「冬」であるわけです。
25天之御名無主:2008/03/29(土) 12:11:40
太陽を崇拝し、牡牛の犠牲を捧げるミトラ教の特徴のひとつは、救世主(メシア)思想と結びついていることです。
この思想は苦難にある民衆を惹きつける力が強いため、ミトラ教の思想はあらゆる宗教に取り入れられていくわけです。
古ミトラ教では、三人の神(アフラ・ミトラ・アバムナバート)を崇拝していたのが、
拝火教のゾロアスター教(古ミトラ教から分離)により、善神アフラマズダと悪神アーリマンの二元論になっていくわけです。
この二元論が、天国(極楽)と地獄の思想を創り出して行くわけです。
しかし、三人の神の三原論は、ユダヤ・キリスト教(父と子と聖霊)や日本の神社(三者祭)に受け継がれていくのです。
ローマ帝国での布教を成功させたミトラ教も、新興宗教であるユダヤ・キリスト教がユスティニアス帝と結びつくことにより、
311年にユダヤ・キリスト教の寛容令が出ることにより、その組織はユダヤ・キリスト教徒達により地上から抹殺されていくわけです。
そして、ミトラ教に替わって、392年にユダヤ・キリスト教はローマの国教となるわけです。
ここに西方におけるミトラ教は歴史から消え去るのです。
しかし、東に向かったミトラ教は、時の勢力のある宗教組織の内部に入り込むことにより生き延びていくわけです。
ミトラ教の特徴を整理すると、太陽崇拝、牡牛を犠牲とする祭儀、救世主思想、秘教占星術、イニシエーションの密儀、
七つの位階、そして火による密儀等です。
東に向かったミトラ教は、紀元前五世紀にインド(シャカ国)でゴーダマ・シッダルタに出会うのです。
26天之御名無主:2008/03/29(土) 12:32:11
イスラエル王国は多神教で、太陽神のシンボル牡牛やバアル神等を祀ったのに対し、
ユダ王国は唯一神ヤハウェであるわけです。旧約聖書では、紀元前722年イスラエル王国が
アッシリア帝国に敗れたのは、異教神を祀り、ヤハウェを祀らなかったからだと述べています。
イスラエル王国を飲み込んだアッシリア帝国も、紀元前625年にはメディア帝国に滅ぼされ、
そのメディア帝国も紀元前550年に、アケメネス朝ペルシャ帝国に滅ぼされてしまうわけです。
石物建設の技術を持ち、そして、太陽神を信仰し漂泊する鍛冶集団のイスラエル民族は、
アッシリア帝国、メディア帝国、そしてアケメネス朝ペルシャ帝国の砂漠に、その歴史と伴に
消えてしまうわけです。
それらの帝国には、共通する神の存在がありました。それは、ミトラ神です。
ミトラ神の起源は定かではありませんが、紀元前19世紀にオリエントで発明されたようです。
考古学的証拠では、紀元前14世紀の古代ヒッタイト帝国の首都ボガズキョイ出土(1907年発掘)
の条約文によりますと、印欧語族の一部がミトラ神を自らの宗教体系に取り入れていたようです。
ミトラとは、「盟約」の意味を含み、崇高な光の世界を支配する陣営にあり、全てを見通す力を持ち、
不正など世界の秩序を乱すあらゆる事柄に対する復讐者でもあるわけです。
ですから、契約者はミトラ神に誓って契約を交わすわけです。
この契約の履行を見守るミトラ神は、国際交易商人と伴に異教の世界に広がっていくわけです。
それがやがてオリエントの土着の宗教儀式を吸収して、太陽崇拝、牡牛を屠る祭儀、救世主思想、
イニシエーションの密議(牛の肉を食べ、生血を飲むこと。)、七つの位階、占星術、
そして火による密議(ゾロアスター教へ導出)などの儀式をおこなうミトラ教となっていくわけです。
27天之御名無主:2008/03/29(土) 21:40:37
ふつうコピペ元のurlぐらいはいっしょに貼るよね。
28天之御名無主:2008/04/03(木) 07:42:40
ミスラ=弥勒であってミトラ=弥勒ではない。西方に伝わってミスラはミトラとなった。
ミスラとはアスラのことだ。つまり阿修羅だ。弥勒様の顔からは想像できないが、光の仏弥勒は暴虐の神、阿修羅族なのだ。
29天之御名無主:2008/04/16(水) 19:50:58
別に阿修羅は暴虐の神じゃないだろ、アスラがインドでウケない神格だから ああなっただけだろ
30天之御名無主:2008/04/29(火) 05:51:03
http://home10.highway.ne.jp/ikko/Japanese/Frame_N_J.html
摩多羅神はどこから来たのか? 

 京都右京区太秦(うずまさ)蜂岡町にある大酒神社(おおさけ)の牛祭は京都三奇祭の一つ。
かつては神社祭であったが、現在は、広隆寺が行っている。
そのため、広隆寺の「牛祭」と広く言われるようになってきている。
十月十日(夜8:00頃)に奇妙なお面をつけて牛に乗った摩多羅神がお出ましになる。
31天之御名無主:2008/04/29(火) 05:56:58
ミトラカーナ大祭 Mithrakana
 太陽が天秤座の中央15度に来た日の前後一週間続くミトラ教最大の祭典。
秋の収穫祭をかねている。通常は十月六日から十三日まで続く。
ミトラカーナ大祭の六日目にタウロクトニー*を行う。ミトラの勝利、つまり、
@ミトラによる世界再生の奇蹟とAミトラとアザゼルの《友情の誓い》を祝う。
アザゼルと六名の大天使たちが再結集を祝ってミトラとともに祝宴を催すと言い伝えられている。
信徒もこの祝宴に招かれ、ともに祝う。高等司祭アディー*の改革によって、このような内容になった。
*タウロクトニー Tauroctony。クルド語ではケバグ Qebag。聖牛の供儀のこと。

32天之御名無主:2008/04/29(火) 06:24:16
>>31
これって東條某の電波臭がハンパないんだけど…
こういう馬鹿馬鹿しい書き込みは自粛して欲しいです
33天之御名無主:2008/04/29(火) 07:22:11
>>32
東條某氏が電波だというなら具体的に教えてください。
>>31は牛の祭儀・北斗七星の関連で引用したまでです。
34天之御名無主:2008/05/08(木) 23:14:12
カルト東條信者キタ━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━!!!!!!!!!!
35天之御名無主:2008/05/08(木) 23:18:54
ウンコがしたい。
36天之御名無主:2008/05/09(金) 13:36:15
>>29
阿修羅は悪鬼だろ。
37天之御名無主:2008/05/10(土) 00:41:54
「密教」とはミトラ教の漢字表記
真言・天台を研究するとミトラに至る。
38天之御名無主:2008/05/10(土) 10:34:17
至らねーよ!!!
39天之御名無主:2008/05/10(土) 13:10:08
摩多羅神

災厄神 マータリカ 

憤怒相の、弁財天 吉祥天 シャチー チャームンダー
     セーナー シュリー ドゥルガー 

及び、閻魔と帝釈天、御者のマータリシュバンから成る
、死病と戦乱の軍団。これを祀って味方にして災厄から
逃れようとするのが摩多羅の祭り。
40天之御名無主:2008/05/10(土) 19:14:51
>>39
んなわけないじゃん。
学術査読誌のソース希望。史学でも考古学でも民俗学でもいい。
41天之御名無主:2008/05/10(土) 19:27:49
>>39

http://wwwsoc.nii.ac.jp/fsj/links/links1.html

私もせめてこの一覧にある学会の査読誌のソースを希望したい。
ここは研究板だから。
42天之御名無主:2008/05/10(土) 21:01:55
おおっすごい、まさか摩多羅神について話が出来るとは。
この説は摩多利祭がインド圏のアプタ・マータリカの祟り
を逃れる祭りに性質が似ている事と伝えたのが中国に渡っ
た僧侶が伝え、天台でも祀られる事から出た説で、ヒンド
ゥー教とインド仏教の本で読んだのだが何かが思い出せん
。民族学の本だけでは解明できないだろうし、また、本に
頼ってる限りは傍証にしかなんないんだよな。そこで、私
も説を出したんだから、マータリー達ではあるわけない、
という反証と強い仮説を示してくれるといい。研究の助け
になる。否定だけじゃ駄目。ここは研究板だから。
43天之御名無主:2008/05/11(日) 00:21:48
思い出せないからといってほっとくかな。
自分ですら出所がうろ覚えなネタについて、
だったら否定できる根拠を出せ、はないだろう。

肯定だけじゃ駄目。ここは研究板だから。
44天之御名無主:2008/05/11(日) 00:34:02
>民族学の本だけでは解明できないだろうし、また、本に
頼ってる限りは傍証にしかなんないんだよな。

学問を侮辱してんじゃねーよ。
45天之御名無主:2008/05/11(日) 09:54:08
摩多羅神=摩怛哩神(七母天)同体説は「摩多羅神私考」(1738 東叡山真如院 覚深)に要諦がある。
関東天台の一角(または出雲の鰐淵寺)で、いつしか摩多羅神と摩怛哩神は習合されるようになる。
46天之御名無主:2008/05/11(日) 10:55:22
いいから研究だの学問だのぬかしたいなら反証
と、より強い仮説をだせっつーの会話にならな
いだろ。本当はそれを示せないオタクだろ、吠
えるなら内容のある事一つでも言えよwwwww
口先の反証も本当は出来ないんだろw
45の方、勉強になりました。ありがとうございます。
47天之御名無主:2008/05/11(日) 17:06:19
>>42
自作自演乙
48天之御名無主:2008/06/07(土) 00:29:58
>>36
アスラは別に悪鬼ではない
デーヴァとは異なる性格をもった神格と言うだけのこと
ゾロアスターが出てくるまでアンリマユも悪神では無かったわけだしな
49天之御名無主:2008/07/16(水) 03:55:22
ゾロアスターはアンチミトラ!
50天之御名無主:2008/08/28(木) 00:00:48
ゾロアスターってのは、マズダー教の改悪者だよ
51天之御名無主:2008/08/29(金) 08:54:25
ねぇ みんなひまなの?
亜細亜板から遊びに来ました(^ε^)
52天之御名無主:2008/08/29(金) 21:21:21
ゾロアスター板なら殺されるような内容だなー
53ハオマ液で酔っ払っちゃったよ ◆S2Dg/SkHT6 :2008/08/30(土) 16:52:18
私はミスラ崇拝者ですので、ゾロアスターという邪悪な存在は私たちミスラ教徒の仇敵です!
54天之御名無主:2008/08/30(土) 17:26:20
でもミトラ教はキリスト教の土台になった偉大な宗教ではあるよな〜
55天之御名無主:2008/08/30(土) 20:25:07
イラン高原における、古代アーリア人の神官階級に最も尊崇されたミスラ神は、
ザラシュストラの宗教改革で最も被害を被った神格ではある。
神官階級の宗教が、一神教的方向に収束していくとするなら、本来
最高神・至高神の最有力候補がミスラ神だった。
56天之御名無主:2008/08/30(土) 21:55:52
ローマ教会が別の場所ではなくミトラ教会の上に建てられ、
ローマ教皇の宝冠がミトラと呼ばれていたのは何故か、
ローマ人は初期においてはミトラと主は同じものではないのかと心配し、
配慮し、どっちにしても最高神を崇拝してる事になるようにしたのではないか?
57天之御名無主:2008/08/30(土) 23:14:27
ほい。
http://www.ceisiwrserith.com/mith/whatmithisnt.htm
ミトラス教がキリスト教に似ているという俗説の論破ページ。
58天之御名無主:2008/08/30(土) 23:55:01
いや普通に似てないと思う
帽子はミトラで地下にミトラ教の遺跡はあるけど・・・
しかも英語で読めないしw
59天之御名無主:2008/08/31(日) 13:33:12
国家神官たちがミスラ崇拝を貶めたゾロアスター教国教時代のペルシアでさえ、
民間レベルではミスラは非常に熱心に崇敬されている神であった。
60天之御名無主:2008/08/31(日) 13:41:21
そりゃゾロアスター教国家のマゴス神官団からすればマズダー教ミスラ派は異端扱いでしょ
61天之御名無主:2008/08/31(日) 15:55:18
>>59-60
いったいどの世界に住んでるの?
東條がソースなら、一度すべてを忘れる必要がある
62天之御名無主:2008/08/31(日) 16:52:52
東條大元帥はゾロアスターもイエスもムハンマドも皆ミトラ信者というスタンスだろうから違うでしょw
63天之御名無主:2008/08/31(日) 17:30:59
それは違う仏陀もミトラ信者だよっ
64天之御名無主:2008/08/31(日) 18:56:36
冠はμιτρα
ミトラスはμιθρας
でつづりが違う。
65天之御名無主:2008/08/31(日) 21:47:25

東條様は日本で唯一のミトラス教の性等後継者 ひれ府しろ!!
66天之御名無主:2008/08/31(日) 22:42:47
てs
67天之御名無主:2008/08/31(日) 23:08:59
ミトラなんて見とらんない
68天之御名無主:2008/09/01(月) 01:54:56
前田耕作監修の『ハイビジョンデジタルでよみがえる 黄金の都バーミヤン』(2006年)というDVDを見たが、
バーミヤン大磨崖の東大仏(=釈迦像)の頭上には
「二輪戦車に乗った不死不滅の太陽神(=sol invictus?)」や
太陽神の足元を照らす「松明奉持者(=カウテス、カウトパテス?)」の壁画が描かれ、
西大仏(=弥勒菩薩像)の天井には絢爛たる兜率天の弥勒上昇思想が描かれていたとのこと。
弥勒(ミトラ)と、その盟約者たる太陽神(の化身としての釈迦)という図像学的組み合わせが
バーミヤンでもあったということだ。ちなみに東大仏の付近には、
この地で仏教と共存していたゾロアスター教徒の遺骨を埋葬した穴がある。
太陽神壁画のある東側が当地のゾロアスター教徒にとっての聖域でもあったらしい。
69天之御名無主:2008/09/01(月) 04:09:06
>>65
もう東條先生くらい御目出度いレベルなら「世界で唯一の」ってことでOK(笑)
70天之御名無主:2008/09/01(月) 05:23:29
アフラ=マズダーの起源・成立の過程
アフラ=マズダーという神名は、「アフラ」と「マズダー」という二つの言葉の合成である。
『アヴェスター』の古層で使われている「アフラ」と「マズダー」という言葉は、、元々まったく別個のものを意味する言葉であった。
アフラは「主」を意味し、ミトラとアパム・ナパート(ヴァルナ)をさしていた。
アフラ=ミトラ=アパム・ナパート(アフラ=ミトラヴァルナ)というのが正式な使い方であった。
一方、マズダーはマンユが音訛したもので、この二神および祭司が使う神力・智慧を意味していた。
これがいつのまにか結び付けられ、アフラ=マズダーという言葉になり、二柱のアフラ神とマンユの全体をさすようになった。
時代が下ると、これがさらに進んで、アフラ=マズダーという神がいると誤解されるようになった。
こうして一柱の神と化したアフラ=マズダーは、しだいにヴァルナ(アパム・ナパート)の権能・性格の大部分をとりこんでいった。
(ボイス『ゾロアスター教史T』)
71天之御名無主:2008/09/01(月) 07:33:04
>>70
細かいことだがBoyceは「ミトラ」ではなく「ミスラ」と書いている
72天之御名無主:2008/09/01(月) 10:09:36
あらボイスでたボイスちゃんは
アパーム・ナパート(水の子)とアパーム・パティ(水の主ヴァルナの異称)
の区別ができない可哀そうな子

「辻 直四郎 ヴェーダ、アヴェスター」 で調べた方がいい
73天之御名無主:2008/09/01(月) 10:12:50
あとアフラにはアリヤマンとか何人かいるしー
ボイスちゃんは東條かっ
74:2008/09/01(月) 11:53:00
人身蛇覆獅子頭のクロノス神ってのは、やはり天文学的・占星術的な寓意があるのだろうか。
これとは別に、明らかに天体・星座をかたどった図像――
山羊の足と若者の顔に蛇が巻き付いた身体を持つクロノス神の有名なレリーフもある。
そしてアッティス神が成長したような青年の姿で現され、
フリュギア帽を被っていることが多い一般的なミトラス神像。

ミトラ教におけるこの三つの偶像的モチーフはどういう関係を持つのかな?
75天之御名無主:2008/09/01(月) 16:45:32
このスレの初期に資料が出てるからそれで調べたほーがいいかもん?

死屍等は最高神で天体の運行に表象される時間を喰う支配者ってことかな?
山羊足は山羊座の25日を境に日照時間が増え始めるので、
ミトラが岩から飛び出した誕生日でありその象徴ってことかな?
ふつーのミトラはゴーシュルワンみたいのを殺すんだけど、
マズダヤスナには無い話だしね
ミトラとクロノスが一緒に出るっつーのはズルヴァニズムの影響かねえ??
76天之御名無主:2008/09/01(月) 21:00:18
>>68
仏教学者の岩本裕(「佛教聖典選・第六巻・大乗経典(四)」)によれば


仏像の光背・光輪(ニンブス)はミトラス神の光栄(フヴァルナ)に由来し
大乗仏教の光明思想も西アジアが起源ではないか

とのことなので、
ミロク(マイトレーヤ)とミトラの関係という前提云々以前に
仏教美術はペルシア伝来の神の影響を受けていたらしい
77天之御名無主:2008/09/01(月) 22:45:19
78天之御名無主:2008/09/01(月) 23:22:46
>>77
日経サイエンスにミトラス教論文なんて載ってたんだ。意外。
79天之御名無主:2008/09/02(火) 17:31:44
帝政ローマ領内のミトラ教徒たちは、ゾロアスター教をどのように考えていたのだろうか
80天之御名無主:2008/09/02(火) 18:19:40
ブラヴァツキー
81自分用メモ:2008/09/07(日) 16:36:40
デイヴィッド・ユランジー(“The Origins of the Mithraic Mysteries”)によれば、
 ミトラ教の基盤は、ヒッパルコスによる春秋分点歳差の再発見(紀元前2世紀)がもたらしたことになる。
この説が正当なものかはともかくとして、黄道十二宮と太陽の位置関係(地球歳差運動による固定黄道座標の移動)
にもとづく天文学的・占星術的なミトラ教解釈は、キュモン以前からスタークスらによって提唱され、
現在まで受け継がれてきた学説である。
 シュメール文明の叡智を受け継いだカルデア人が単純な星図をより数学的に根拠付けられる
黄道十二宮に適応させ、太陽の一年の運行を季節を分ける至点と分点を経由して計算できるようになった頃、
春分点は金牛宮に位置していた(紀元前4000−2000年頃=金牛宮時代)。
「牛を屠るミトラ」のイコンにおける牛とは、当然この金牛宮時代終焉のアレゴリーである。
星座位置的解釈では、牡牛座のすぐ上に位置するペルセウス座(ペルシアの英雄)がミトラ神に擬せられ、
ミトラが天の聖牛を屠ることは、春分点星座が金牛宮の牡牛座から白羊宮の山羊座へ移動することを
表現したものである。羊飼いたちは、12月25日に救世主ミトラの誕生を目撃する。
(白羊宮時代=紀元前2000-西暦元年頃)
つまり、「牛を屠るミトラ」とは、図像学的には天界に対するこのペルシアの英雄神の影響力を象徴することになる。
 しかし、皮肉なことにローマにおいてミトラ教が完全に確立された時代、春分点は白羊宮から双魚宮に移っていた。
ジョスリン・ゴドウィン(『古代密議宗教』)によれば、ローマのミトラ教は
ゾロアスター教の二元論的二元論的視点から救世主(キリスト)の到来を予見することによって
誕生した可能性があるとのことである。キリスト教の東方三博士とは、ペルシアのマズダー教神官のことである。
すなわち白羊宮時代の産物であるペルシア伝来の二元論は、太陽の戦士たるミトラの雄牛刺殺により
金牛宮時代の終焉を宣言し、一方においてイエス・キリストは自分自身を“神の仔羊”として犠牲にすることにより、
双魚宮時代(西暦元年-2000年頃まで)を導いたということである。
82天之御名無主:2008/09/07(日) 16:41:34
ミトラ教と書くやつは信用しないことにしている
83学問板の掟:2008/09/07(日) 17:06:23
中身あること書かないやつは信用しないことにしている
84自分用メモ その2:2008/09/07(日) 19:40:30
ミトラ教のイコノグラフィーにおける最も重要な象徴的存在は、パネスとアイオーンである。
パネスはオルフェウス教創造神話における原初の光の神であり、宇宙の卵を二つに割って誕生する。
ハウステッズ・フォード出土の「宇宙卵から生まれるミトラ」の浮彫のモチーフは、
オルフェウス教の光明神パネス・プロトゴノスを擬したものであろう。
キュモンの邦訳版『ミトラの密儀』の表紙にも採用されているモデナ美術館所蔵の壮麗なレリーフ像――
蛇を体にまとわせ、山羊の脚をもった有翼の美貌の少年神像――を、
キュモンは蛇・翼の共通点からアイオーンと同一視しているが、
アイスラーは原初の卵から生まれた光の神パネスだと解釈している。
確かに、この神像の頭上と足元には、二つに割れた卵の殻とおぼしきものが見られる。
また、ヴァティカンのコルティーレ・デラ・ピーニャにある
アントニヌス・ピウスの円柱に描かれた有翼の美青年のレリーフは、
永遠の時間の象徴と光り輝く美貌を備えた折衷的なミトラ風の光明神であろう。
85自分用メモ その3:2008/09/07(日) 19:42:31
いっぽう、獅子頭と蛇の巻きついた男性の身体に四つの翼を持つアイオーンは
獣帯の内側に示される天体崇拝の対象=諸星神とは異なり、獣帯が取り巻く地球の上に立ち、
黄道十二宮を取り巻く不動の宇宙支配者(コスモクラトール)である。
 ハワード・ジャクソン(“Leontocephaline in Mithraism”)によれば、この
獅子頭神(レオントケファリヌス)は、マズダー教的二元論に盲従するならば
悪神アーリマンのように誤解されてしまうが、「抑圧的な運命の強制力によってではなく、
秘儀伝授によって、肉体の枷から魂を解放するのに手を貸す」のである。
 ミトラの誕生に関する二つのモチーフ――「卵から生まれるミトラ」と「岩から生まれるミトラ」――
について、獣帯の内側における卵からの誕生が宇宙における天体崇拝に基づく諸原理の創造作用
を象徴するならば、岩からの誕生は逆に堅固に構築された創造的物質からの霊の解放を意味するだろう。
 つまりミトラとは宇宙卵=生命の創造を司る存在の擬人化であり、最後には割れた裂け目=
オフルマズドとアーリマンを和解させる、あるいは永遠時間神(ズルヴァーン)の名のもと、
諸天体の王=不敗の太陽との盟約を果たし崇拝者たちを救済する光である。
 したがって、コスモクラトールとしてのアイオーンは高次のミトラであり、
宇宙支配者アイオーンの顕在化した姿がミトラということになり、
さらにミトラの地上的姿として、蛇の化身を成敗するペルシアの英雄=ペルセウスとなる。

 永遠の時間における至高的存在をめぐる宇宙的運動に基づくズルヴァニズムが
ミトラ教発展の契機にあたるならば、この宗教の教義は故地ペルシアに再び名誉ある帰属を
果たすことになったと言える。
ササン朝時代、ゾロアスター教のなかに、永遠時間神を崇拝する一派(ズルヴァーン教)が
出現した。ズルヴァーンの名は『アヴェスタ』に見られるが、ズルヴァーン教の特徴は、
ペルシア二元論の双方の根源であり時間を超越した超宇宙神として措定している点である。
8681=84=85:2008/09/07(日) 19:49:27
>>83
内容が漠然とし過ぎていて内容が空疎だということでしょうか?
しかし、ローマのミトラ教は図像学的にも混乱が多く、なかなか統一的解釈を提示しづらいのですよ。
ヴィカンデルは、あたかもローマのミトラ教とペルシアのミスラ崇拝は全くの別物であるかのごとく
論じていますが、これはアンチ・キュモン的感情から極論を提示したに過ぎないように思えますし、
両者が完全に無関係ということは有り得ないんじゃないかと思います。
87=86:2008/09/07(日) 19:57:53
ちなみに東條真人氏は「コスモクラトール=ミトラ」と言っているようですが、
コスモクラトールはパネスとアイオーンであり、その下位の存在であるミトラを
イコール宇宙支配者(コスモクラトール)と言い切ってしまうのは、
ズルヴァニズムの観点を無視した議論だと思われます。預言者(笑)に対して
こんなことを言うのは失礼なことかもしれませんが。
88天之御名無主:2008/09/07(日) 20:04:45
ミトラ教と書くと東條のように思えてしまうので
ミトラス教と書いてほしい。
89東条教徒:2008/09/07(日) 20:05:11
東条博士を侮辱する奴は、アイオーンとミトラと太陽神が許したとしても、私たちが許さん!!
90天之御名無主:2008/09/07(日) 20:08:49
それにしても“Leontocephaline in Mithraism”を読んでいる人がこの板にいるとは驚いた。
でもジャクソンはマズダー教という用語は使ってないのでは?
91天之御名無主:2008/09/07(日) 20:09:10
>>88
エッ、、、

ミトラス、ミトラス教=学問
ミトラ、ミトラ教=オカルト

みたいな感じなの??
92天之御名無主:2008/09/07(日) 20:16:32
井上文則も小川英雄もザクスルもフェルマースレンの邦訳本もすべて「ミトラス教」。
ギリシアやローマで信仰されていたのだからギリシア語・ラテン語形を使うことになるわけ。

「ミトラ」というのはインドイランの*mitra以来連綿と続くひとつの宗教……という主張が裏にある。

キュモンのが「ミトラ」なのは、確かフランス語読みに従ったからじゃなかったっけ。
93東条教徒:2008/09/07(日) 20:24:51
まあなんだかんだ言って、東条真人先生最強説ってことだなガハハ
94天之御名無主:2008/09/07(日) 21:13:23
83は82に言ってるんだよ 多分
この板に中身のあること書く奴ぁいねえからなw 

ところで教祖の東条って東條じゃなかたっけ?
95天之御名無主:2008/09/07(日) 21:37:43
神智学とか人智学とか、オカルト系の連中がミトラスに心酔して色んな書物出してるから、
ミトラス教研究自体が一部から胡散臭く思われてしまっているという側面も無きにしもあらず
中には色んな資料を集めて論点を補完した見映えのする神智学者の論文もあったけど、
所詮はオカルト信者の駄文ということになって真面目に取り上げるのが憚られたのよね
自称東大卒の東條さんも真面目に研究すればよかったのに、
全力でオカルトに釣られちゃってるからなあ。。。
冷静な研究というよりも、熱烈な信仰のために書いちゃったら完全オカルトだよね
96天之御名無主:2008/09/07(日) 22:00:52
自分から ロー! ミトラ ロー! なんて叫んでるおっさんだで確信犯さね
あんなのがいるからゾロアスターは友情について説いたんですよねっ
なんて訊いてくる厨房がでてくるんだよ・・・

・・・東條様サイコ ー  ロー! ミトラ ロー! ロー! ミトラ ロー!
97天之御名無主:2008/09/07(日) 22:22:49
これまでの話をまとめると

生成原理の至高神パネスと解放原理の至高神アイオーンの側面を引き継ぐ、宇宙支配者の使者たるミトラスが
不敗の太陽神と盟約を結んで悪との戦争を調停終結させる(アフラ=マヅダとアーリマンの二元論)、
という構図を黄道十二宮と太陽の運行の原理にもとづくカルデア人の占星術によって再解釈(意味づけし直し)し、
これを永遠時間(ズルヴァニズム)の名のもとに正当化するというのがローマ的ミトラス教義の主旨なのでしょうか?

・ミトラス→アフラ=マヅダとアーリマンの仲介者、アイオーンの使者

・ズルヴァーンとしての永遠時間を司るアイオーン→アフラ=マヅダとアーリマンの二元論を超越した存在、
あるいは高次のミトラス

かな。
98天之御名無主:2008/09/07(日) 22:26:25
自称東大卒なの?>東條
そんなすぐバレるセコい捏造しないだろ
トンでも論以外の事まで、憶測で陥めてると東條嫌いのアンチも痛い
99天之御名無主:2008/09/07(日) 22:32:24
幸福の科学とかいうノータリン団体の教祖も東大卒を売りにしてるっけ
東條も一応、東大出てても驚くに値しないし
100天之御名無主:2008/09/07(日) 22:34:18
>>98
東條さんは、著書で1985年東京大学大学院博士課程終了、工学博士(情報工学専攻)
と名乗っている。これが事実かどうかは知らないけど。
101天之御名無主:2008/09/07(日) 22:44:06

時代は、今や水瓶座の宝瓶宮時代(アクエリアン・エイジ)に突入!!


アクエリアン・エイジの真の指導者=救世主こそ、誰あろう東條真人師なのですwwwww
102天之御名無主:2008/09/08(月) 09:52:52

その通り! ロー! ミトラ ロー! ロー! ミトラ ロー!
103天之御名無主:2008/12/08(月) 03:37:19
揚げ
104天之御名無主:2009/01/31(土) 13:16:44
お〜ば〜へっどきっくage
105天之御名無主:2009/08/28(金) 21:11:25
ミロクあげ
106天之御名無主:2009/11/05(木) 16:29:30
東條真人
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%A2%9D%E7%9C%9F%E4%BA%BA

批判的記述が一切無いなあ
107天之御名無主:2009/11/05(木) 16:42:42
そもそも記述量が少ない
108天之御名無主:2009/11/09(月) 21:39:47
>>57のサイトのCeisiwr Serith氏の名前は何と読むんだろう。
セイシウル?
109天之御名無主:2010/02/18(木) 03:33:19
東條ちゃんはどこまで信頼できるのか皆目見当つかんから信用しないw
110天之御名無主
月光症候群の名が上がっていないようだな。