アイヌ その7

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234天之御名無主
実際には湿地みたいなとこを与えたし、農業のやり方も教えなかった。
そして、狩猟採集で生計を立てていたアイヌから、
和人の地引き網漁船に漁獲を独占させるためにサケ漁を奪った。
江戸時代以来、農耕になじみがない生活を強いられていたアイヌは、
当然その土地を貸してしまったり、生活費の足しとして売り払うことになった。
貸していた土地は、戦後の農地改革によって、和人小作者の手へと下った。
すべてが悪い方へ、悪い方へと転がっていった。