1 :
天之御名無主:
ダゴン神(タゴン神)、バアル神(ヴァール神)
などカナンの神々を語るスレです。
ヤハウェは除きます。(ユダヤ、キリスト、イスラムは除きます)
2 :
天之御名無主:2007/06/30(土) 20:52:55
4 :
天之御名無主:2007/07/01(日) 04:11:23
北西セムにヴァなんて発音あるか?
カナン神話総合スレと銘打ってるのに
わざわざ「ヤハウェは除きます」なんて注釈が必要か?
ヤハウェはヘブライ人の間でも、バアル神らと共存並立してた時期もあるし、
カナンの至高神エルの影響もあるし、多少は話題が挙がっても問題ないし、むしろ興味深い。
7 :
天之御名無主:2007/07/01(日) 05:01:07
旧約聖書ヲタを排除するにはそれで充分。
>多少は話題が挙がっても問題ない
いや除くんでしょ
9 :
天之御名無主:2007/07/01(日) 10:11:46
フェニキア人はネルガルやオシリスも信仰してたし
ベスに至ってはかなり人気があった神格だけど、それも除外?
>ヤハウェは除きます。(ユダヤ、キリスト、イスラムは除きます)
とあるから、そいつらはOKじゃねえ?
>ヤハウェは除きます。(ユダヤ、キリスト、イスラムは除きます)
ヤハウェはもともとカナン宗教の遺産とみる学者もいるぞ。
ユダヤ教やキリスト教が信じる神ヤハウェとカナン宗教の遺産であるヤハウェの起源とは
区別して扱ったほうが神話板としてはふさわしんじゃないの?
創世記が例の1冊になった後のヤハウェネタは禁止ってことなんだろな。というか、唯一神だからとか宇宙人だからってのが出てくるの阻止って意味だと解釈したいな。
ウガリト研究なんて資料が山ほど出たのもあるけど、旧約の元ネタとしての興味もあったからだろうしなぁ。
>11の言ってる通りもとはカナンのだと思うし。でもその辺の話題を学術的に持って来れる程暇な香具師はそう出てこないだろうからなぁ
>旧約の元ネタとしての興味
それどころか、
「大抵の場合、彼ら(西セム研究者)は、セム研究を副次的で補足的な研究としか見ていない。
彼らの考え方では、重要で主要な仕事は、聖書の注釈だけである」(『世界神話大事典』206ページ)
14 :
天之御名無主:2007/07/01(日) 21:43:50
>彼ら(西セム研究者)は、セム研究を副次的で補足的な研究としか見ていない
リピンスキやモスカティに謝れwwwww
>>1にはこのスレを盛り上げる責任があると思うのだがどうか。
17 :
天之御名無主:2007/07/02(月) 21:54:45
どう見ても盛り上げるほどのネタを抱えていません
本当にありがとうございました
なんで盛り上げることにこだわるんだ
この板、過疎なんて日常だろ
しかし日本語で読める研究書少なすぎ。
あってもどれもこれも古いし。
まあ、ウガリト神話ですら、心もとないのだから、
望むべくもないか。
確かに和書はそうだねぇ。
アタルガティスの立場の無さについて
22 :
天之御名無主:2007/07/09(月) 11:59:59
ルシファーの元ネタだっけ?
アッタルだか
23 :
天之御名無主:2007/07/24(火) 21:54:44
江戸川カナン
25 :
天之御名無主:2007/08/28(火) 02:56:19
立て逃げかよ
>>1 あんまりメジャーじゃないからもっと語って欲しいんだが・・・
それじゃアナキムについて語るか
27 :
天之御名無主:2007/08/28(火) 22:23:38
♪YHWHさま〜お元気ですか〜〜
夕べー杉のこーずーえーに明るく光る星ひとつ 見つけました〜
ほ
30 :
天之御名無主:2008/01/16(水) 10:07:43
カナン神話の本ってなんであんなに高いの?
31 :
天之御名無主:2008/01/17(木) 02:01:50
「バアルの物語」だろう
3秒ルール3秒ルールゥ
…5秒以内だったらヴァアルをバアルって言い直せヴァいいんだってヴァ
34 :
天之御名無主:2008/01/20(日) 12:43:02
ヤム・ナハルってヤハウエの申し子ってのは本当なの?
ヤム・ナハルって竜だよね?
35 :
天之御名無主:2008/01/20(日) 13:48:50
>>35 ありがとう。上は俺も懐疑的だったけど、竜でもないんだ。
カナン神話っていってもウガリトのものだけなのが惜しい
エルと同じく、バアルの父とも言われるダゴンなんて神話エピソード一つもないし
エルとダゴンの関係も不明(地域によって違うんだろうが)
他の地域(テュロス、ビュブロス、シドンといったフェニキア諸都市)の
神話も何も残ってないし
カルタゴからは神話関係の文書は出土していないの?
39 :
天之御名無主:2008/01/21(月) 02:32:55
少なくとも現存する碑文は全て「記録」であって、神話のような「物語」は遺されていない
ただ、カルタゴ含めたフェニキア社会では神格の機能はしっかり分化してるし
バアルとアスタルテにみられるような配偶関係だけでなく
エシュムン⇔ベスのように明らかな対称関係を持つ神格も存在している
何かしらそれぞれの神様を特徴付けたりくっつけたりするような
エピソードがあった可能性は否定できない
それ以上は情報不足で何ともいえないな
1世紀末のフィロンの記述もフェニキアの神をギリシア的な神々の系譜に対応させただけのものであって
実際の信仰とはだいぶ異なってるんだろうし、ウガリットのバアル神話にしても
ダゴンやエルなんていないかのごとく他の神々を祀ってるフェニキア社会には
そのままの形で受け継がれてはいないんだろうし
もしかしたら個々の神様の逸話に終始してて
一貫した「フェニキア神話」なんてものは存在しなかったかもしれないね
その辺の証拠になりうる何かが発掘されると楽しいんだけど、かなり徹底的に破壊されてる方が
多そうだからなかなか期待は薄いやね。
>かなり徹底的に破壊されてる方が
>多そうだからなかなか期待は薄いやね。
まったくキリスト教徒やイスラム教徒はくずだな。
42 :
天之御名無主:2008/01/23(水) 04:16:01
実は現存してない文献類はローマ人やキリスト教徒による破壊・散逸以上に
自然分解しちゃったやつのが多いとも言われてる
近年、カルタゴやシドンでパピルス書簡用の封泥が大量に発見されてるんだが
その失われたパピルス群の中にただの「記録」でない叙述作品が含まれていた可能性は高い
それらがマゴの農業論のような実用書であったかサンキュニアトンの語る神統記のような物語であったかは分からないけど
いずれエジプトあたりの乾燥地帯からひょっこり出てきたりはしないかなー、と期待してみたりw
ほっとけば自然分解するのは当たり前
ちゃんと保存しておけよ
一神教さえ存在しなければと本当に思う。
44 :
天之御名無主:2008/01/23(水) 15:36:31
一神教関係ない
ギリシャ・ローマ文明は莫大な文書量のあったエジプトやメソポタミアの記録をたいして保存してないし
アレクサンドリア図書館も一神教の到来以前から腐りきってたし
45 :
天之御名無主:2008/01/24(木) 01:56:32
カナン人ってユダヤ人(イスラエル人)と混血したんだよね?
唯一神は、カナン人を絶滅させよ!とイスラエル人に命令した
ものの命令を聞かなかった。でOK?それからカナンの末裔は
ペリシア→フェニキア人と変わり、通商の民として、カルタゴ
・ベニス(ヴェネツィア)で巨万の富を築いて、王侯貴族らの
社交界へと進出していった。(金にものを言わせて)
その子孫って例えば誰?
46 :
天之御名無主:2008/01/24(木) 16:03:37
何その某電波サイトの妄想説
しかもペリシアってなんだよw
47 :
40:2008/01/25(金) 01:18:56
うが〜どっかの馬鹿の巻き添えで入れないうちに一神教きらいちゃんにうまうまと利用されてしもたか。
一神教があろうとなかろうとあの辺り大国の領土争いのまさに渦中なわけで、下手な石碑なんかも次の世代の建築材料に再利用もされただろうし。
どっかにまだ誰も気づいてない何かが埋もれてるとワクテカだけど、期待薄いよねぇ。ってつもりだったのだ。
で、>42サンクス。なるほどねぇ。
で、あの地域になると45みたいなのがものすごく多いというのも分かってかなりへこむなぁ(w
48 :
天之御名無主:2008/01/26(土) 00:46:51
現存しているカナン人の子孫は誰?カナン人ってユダヤ人?
中東〜欧米あたりの人間は多かれ少なかれ、先祖に一人くらいカナン人がいるだろ。
で、基本的な問題はカナン人(南北王国時代のユダヤ人でも、ペリシテ人でもなんでもいいが)の人種がどうで、今はどこにってのが一体神話と何の関係があるんだ?という事で。
そうした話は国際政治がどーのとかそっちの板に行くべきでないか?
きっとそういうネタやらUFOだなんだになりがちだから>1はヤハウェ除外とか書いたんじゃないか?と邪推したくなる(w
52 :
天之御名無主:2008/01/28(月) 18:51:52
アホはスルーしとくとして
>>39 エシュムンとベスって両方とも治癒神ってのは知ってるけど
具体的にどういう繋がりがあるの?
53 :
天之御名無主:2008/01/28(月) 19:45:38
バアルの物語ってなんであんな高いの?
例えば青土社の神話シリーズなんかはせいぜい3000円未満
一つの神話物だけで4200円って設定高すぎ
そんな資料的価値がある、評価が高い良書なのか?
アマゾンレビューもないし、どんな感じの本何だろう
54 :
天之御名無主:2008/01/28(月) 20:05:08
部数が少なけりゃ値段は高くなる
出版は慈善事業じゃないんだから当たり前です
そもそも一般受け狙ったものではなくて大学等に卸す分で採算とるために設定されただけの金額
たいしたこと書いてない薄っぺらな専門書で1万超えるとか珍しくも無いよ
その本の内容の価値や評価に興味があるんだが、
>>54は実際その本読んだのか?
56 :
天之御名無主:2008/01/28(月) 22:09:57
持ってるよ
神話そのものはそれほど長くないし欠損多くて読みにくい
本体よりも聖書との比較考察をしてる後半部分のが面白い
57 :
天之御名無主:2008/01/28(月) 22:11:54
ちなみに値段的にはまあこんなもんで妥当
普段2、3万する本も当たり前に買うからちょっと感覚ずれてるかも知れんがw
一般の感覚でその値段だったら、大修館の世界神話大事典(2万数千)とか、
エジプトの神々に一番詳しい、東洋書林エジプト神々百科(一万数千)
とか物凄く実利的な資料価値のあるものを買える
59 :
天之御名無主:2008/01/28(月) 22:32:03
古代オリエント事典とか大英博物館古代エジプト百科事典とかは持ってっけどね
これ以上はスレ違いになりそうだが個人で出せないなら大学や図書館に買ってもらえば?
いや、利用料は払うから全部電子化してオンラインで閲覧できるようにしてよ
61 :
天之御名無主:2008/01/28(月) 22:39:47
>>58-59 大学院とかで専門に勉強してると所収論文一編読むために数万する論文集買うとかあるからなあ
一般向きでない書籍は対費用効果も一般基準ではないよなw
62 :
天之御名無主:2008/01/28(月) 22:40:45
そういうのは新風社に言え・・・ってもう潰れたかw
>>61 そういうときは一部だけコピーすればいいじゃん
>>62 つぶれたんかいww
まあ末路はそんなもんか
>>63 国内に無くて版元に直接連絡して買わなきゃ手に入らないなんてザラ
科研費も余りまくってるわけじゃないし買うにしても数百万する史料集を優先させるし
国内の図書館からコピーで手に入る文献なんてたかが知れてるよ
そりゃ単に図書館司書の能力が低いか
研究者ネットワークに入れてないかってレベルの話じゃん・・・
つーか、単純にドイツとかに留学しろって話だなw
67 :
天之御名無主:2008/01/29(火) 00:47:30
どうでもいいけど他所でやれ
68 :
天之御名無主:2008/01/29(火) 00:50:34
お前らの懐事情とか知ったこっちゃねーから神話の話をしろよ
はいはい。
70 :
天之御名無主:2008/01/29(火) 00:57:07
で本筋に戻ると話題が無いっていう
71 :
天之御名無主:2008/01/29(火) 00:58:06
でも院生の自慢愚痴も聞き飽きた
とりあえず図書館で版権切れを借りて来てとっととスキャンしてupってくれ>院生(w
とかお願いしたいぞ(w。
InternetArchiveとGoogleBookも当たり外れが多くて、市井の貧乏人にはAmazonと教文館に貢ぐのも限度があってのぉorz
本音は版権切れてな(ry
ひょっとして、イギリス王室ってカナン人の末裔?
74 :
天之御名無主:2008/06/29(日) 18:04:17
アナトって凄い萌えキャラだよね
75 :
天之御名無主:2008/06/29(日) 18:24:47
ヤム・ナハルって何?竜の王?
76 :
天之御名無主:2009/05/16(土) 23:40:51
ym zbl(王子たる海)だがtnn zblではないから王子たる竜ではないな
アシュタルテが出てないね
78 :
天之御名無主:2009/05/24(日) 13:37:37
>>76 ってことは海そのものを指すって事?ドラゴンではない?
誰かウィリアム・F・オルブライトの「ヤハウェとカナアンの神々」読んだことある人いる?(タイトルにヤハウェが含まれてるのは勘弁)
>>78 海と川(の災害面)
竜説はリタンと同一視されたことからみたい
というよりは龍が水神であるということでヤムナハルは龍であるということ
いや碑文じゃ明言されてないって話だろ?
海洋の深淵の神殿とか東洋的な竜宮と共通するものがある
龍の姿の水神か龍が従者の関係にある海の王と解釈が分かれる
バアルの物語、絶板になってた
邦訳でウガリト神話が一番詳しそうだから購入しようとしたのに残念
86 :
天之御名無主:2009/10/16(金) 19:58:55
87 :
天之御名無主:2009/10/16(金) 20:17:31
古代エジプトのアマルナ時代のアマルナ遺跡から、
シャスのヤーウェ
という碑文が残ってるらしいが、これが地名を表す物なのか、神の名なのか
よく判らんらしい。
ヤハウェ(ヤーウェ)無しだってのにすんまそん。
大学でバアルのレポート出したら宗教史の単位落としたwwwwwwwww
悔しいから俺が読んだ本一部晒してくwwwwww
『世界宗教史T』(ミルチア・エリアーデ、1991、筑摩書房)
『オリエント神話と聖書』(S・H・フック、1967、山本書店)
図書館にカナン系の本すくねぇwwwwwww
一番頑張った授業なのにwwwマジで泣きそうwwwwwww
89 :
天之御名無主:2009/10/28(水) 01:09:07
紀元前1400年ごろ、
この時代のカナンの王がエジプトの支配者に書き送ったアマルナの手紙は、
ハビリ(「ヘブル」のことと考えられている)という恐ろしい国民がこの国土を侵略していると語っている。
カナン人の側から見たイスラエルによる攻略の貴重な記録である。
バアルのレポート<聖書大事典のバアルの項をまとめれば落ちなかったのにw
恐ろしい国民<国民というより都市の諸侯が抱えていた無頼の徒だな
ジェリコの戦い
92 :
天之御名無主:2009/10/28(水) 17:37:19
レポート落としたって何を書いたんだ?
まさかバアル→72柱の諸々、みたいな厨房でも書けそうなテーマ論じたんじゃないよな?
意欲的に取り組んだある程度の量のレポートをきちんと提出して、落されるって…
お情けも考慮されないほど要領を得ないお粗末な作文だったんだろうな…
エリアーデの本もフックの本もほとんどウガリト神話のバアルだから
片手落ちだろ。紀元前一千年紀のバアル・シャメムなんて全然触れて
ないよな。最低クレンゲルやマーコウくらい読んでおけば、だな。
95 :
天之御名無主:2009/10/28(水) 23:03:05
マーコウなんて宗教論では役たたんだろ
奴の専門は金属器研究だぞ
まだモスカティでも読んだ方が参考になるわ
>>92 いくら俺が72柱スレ住人でもそれはねーよwwwww
なんでエヴァンゲリオンと聖書とか書いた奴が単位とってなんで俺が落とすんだよwwwwww
意味わからんwwwwwwwwww
理由聞きたいけど非常勤だから居場所がわかんねwwwwwwww
学校も把握してないとか糞仕様wwwwwオワタwwwwwwww
悔しいから来年取りなおすwwwwwwおまえら本教えてくださいwwwwwwwww
とりあえず今スレに出てるの探すwwwwww
なんか思い出して涙出てきたwwwwwww
レポートの提出先を間違った、期限を過ぎていた、
間違って別のレポートを提出していた、とか
別の要因じゃないのか
98 :
天之御名無主:2009/11/03(火) 05:33:56
講師がエヴァオタだった
カナン人の腋臭って黒人と変わらなさそう
ん?
ハム系人種はアフリカ黒人に近いから
腋臭も強いだろうってこと?
101 :
天之御名無主:2009/11/09(月) 15:57:44
なんじゃそら
102 :
天之御名無主:2009/11/11(水) 23:04:39
こらこら
私以外に神はいない。
腋臭のバアル神
>>100 ひとくちに黒人と言っても、非常に民族が細かく分かれるの知らないの?
黒人のワキガ率はほぼ100%
ウガリット神話について何か詳しい本ってある?
ググってもなんか内容が浅いとこしかみつからなくてよくわからない
日本語だったら谷川政美『バアルの物語』一択だろうな。
谷川本って品切れ中?絶版?になってたよね?
図書館にあるだろ
なるほど
明日探してみよう
テスト
ʾIlū Ṣapuni
ʾIluʾibī
ʾIlu
Dagon
Baʿlu Ṣapuni
Baʿluma
ʾArṣu-wa-Ṧamūma
Kôṯarātu
Yariḫu
Ṣapunu
Kôṯaru
Pidray
ʿAṯtaru
>>58 世界神話大事典を「物凄く実利的な資料価値のあるもの」なんて言う奴がいることにビックリ
あれほど電波な本もないだろうに
著者のことをもうちょっと調べろ