地方のマイナーな信仰・風習

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2天之御名無主:2006/02/15(水) 20:53:25
マイナーとなるとなかなかないな。
3求道心:2006/02/15(水) 21:45:39
最近あまり見られなくなった実家周辺の風習。

男の厄年(前厄)にぜんざい及び様々な料理を用意し、来客に振舞う。
尚、厄年にあたるものは、出刃包丁を右側に置き、家の奥座敷の一番の高席にすわり、客が皆帰るまでその座を改めない。どうも、みんなに厄を少しずつ持ち帰ってもらい、厄年の危難を少しでも減らそうとしたのが目的らしい。
なぜ、ぜんざいなのかまでは、もう生き字引的人も亡くなりわからず。
4求道心:2006/02/15(水) 21:54:16
連発すまん。

散髪したての際、他人に「初張り」と称し、頭をはたいてもらう。今まで蓄えていた髪を切ることにより、邪気が入りやすくなるのを防ぐ邪気払いのためのよう。

人と別れる際、「おみやげみっつに蛸みっつ」といって背をたたく。意味は全く不明。昔なにかではやったものなのか、「いもたこなんきん」のような、語呂合わせ的なものなのか、全くわからず。
5天之御名無主:2006/02/15(水) 22:45:28
>>3
ぜんざいイイなぁ・・・
ながいこと食べてない。
6天之御名無主:2006/02/16(木) 07:31:44
店でていくとき、
よく「おきばりやっしゃ」と言われる。
小さいとき「トイレいっといで」と言う意味と思ってた。
7天之御名無主:2006/02/16(木) 21:08:55
徳島のほうに住んでたことがあるんだが
夜に暗い路地裏を歩いていると道端に立っている人が
私のほうをうちわでパタパタあおいでくれます。
なにかのおまじないでしょうか?
8天之御名無主:2006/03/06(月) 15:36:25
初午に商売してる家や厄年の家族がいる家が
お餅やお菓子をその家の屋根や二階からばらまくのってマイナー?
9天之御名無主:2006/03/12(日) 04:01:57
四国に引越してきた。地元に色んな風習があって、面白い。
墓地や、里山に一人で行くのを禁じられる。特に夕方。何で?と聞くと、「魔
風に吹かれるよ」と言われた。異界との境界で出会う「気」のようなものらし
い。吹かれると、体調を崩したり、夢見が悪くなったりするらしい。
他にもいろいろあるけど、この話が私は一番好き。
10天之御名無主:2006/03/12(日) 16:40:07
うちも四国だけど、魔風は言われます。さすがに最近じゃあまり聞かなく
なったけど、しんどそうな人に「体調悪いの?」と聞いたら、普通に
「昨日魔風に吹かれた」と返ってくることが、10年位前までありました。
11天之御名無主:2006/04/04(火) 13:27:51
どこの風習だがわからないけど、10年位前にラジオで言ってたのは、家を建てるとき
大黒柱に、その家の年頃の娘の陰部に墨を塗って紙に写したものを貼らないと、建築
中に事故が起こるっていうやつ。娘が嫌がったので5歳の女の子で代用したら、大工が
一人怪我をしたとか。えっ!?ってすごいびっくりした。女の子のいない家はどうす
るんだろう?
12天之御名無主:2006/04/14(金) 04:06:53
>>7
知ってて言ってるだろ?
まあなんて言うか風習って言うか、伝統って言うか、
昔からの名残って感じなのかな? 
ある意味とても趣のある一角だね。
おれは強力にノスタルジーを感じる。

>>11
面白い! そりゃ年頃の娘はいやがるだろう・・・。
13天之御名無主:2006/04/15(土) 10:05:49
>3
うちの近所にも似た様な風習があるよ。
向こう三軒両隣みたいな感じで形成された組毎に行うんだけれど、その年の当番の家が振る舞い方で組内は呼ばれ方。
振る舞い方の当家に朝一番で氏子になっている神社の神主を迎えに行き、祈祷して貰い、神主に振る舞い膳を出す。
神主に膳が出された頃合いに呼ばれ方が当家に集まって来る。
厄年の男性が上座に座り、高杯に山盛りになった白飯と銘々三の膳と酒と何故か引き出物がつく。
他の呼ばれ方は、一の膳と酒と引き出物がつく。
厄年の人が出された物を食べきるまで他の人達はお暇出来ない。
だから、食べきるまで空いた膳と杯を補充しつつ、際限無く宴は続く。

大概昼前に始まり、22時頃には仕舞いになる。
持ち回りだから、まんべんなく当番になる訳だが、軒数が多い組の振る舞い方になる当家は大変な散財らしい。

因みに善哉は無かったとオモワレ…
14天之御名無主:2006/04/16(日) 21:07:27
実家の話。三陸のほう。
お通夜の時、頭、耳、鼻などかたどった
リアルな団子を供え、後で皆でたべます。
地元団子屋は慣れたもんで、
電話一本で用意してくれます。  
15天之御名無主:2006/04/17(月) 01:09:03
実際にその場に居合わせたこと無いから何ともいえないけど、
俺の地元では葬式後に「仏降ろし」をする。
イタコの口寄せみたいな感じらしく、俺の爺さんの葬式後もやったみたい。
16天之御名無主:2006/04/17(月) 01:17:29
カタミワケ...
17天之御名無主:2006/04/17(月) 04:55:03
友達の嫁ぎ先の風習。

妊婦が臨月になった月が満ちる日の夜に、近所のお婆さん達が家に集まり、妊婦を真ん中に座らせて その周りをお婆さん達が車座に囲み、デカイ数珠を皆で持って何かを唱えながら数珠をずらす様にして伝い廻す【安産祈願】の儀式があるそうだ。
それは嫁いで来た嫁は勿論、他所へ嫁いで出た娘に対しても里帰りさせて行うそうだ。
18天之御名無主:2006/04/17(月) 16:22:16
>>17
うちの実家の方で、葬式の後日にそんな感じのをやりますよ。
中央には誰も座らせませんが、何かを唱えながら数珠を回すのは同じです。
たしか短い言葉を繰り返し唱えていた様な気がします。
祖母の話では女性だけでやるものだそうですが、やっていいよと言われたので、
自分も参加させてもらいました。
名前も聞いたはずなんですが忘れてしまいました。
19天之御名無主:2006/04/17(月) 17:14:26
>>12
教えて!!
すんごい気になるよ。
20天之御名無主:2006/04/17(月) 23:51:06
ねえ、>>7の意味って何なの?
すごく気になる中途半端で終わらせないで。
21天之御名無主:2006/04/24(月) 23:39:36
>>19

>>7のキモヲタ臭がキツ杉で、こっちくんな の意味で手で煽られた。
>>12の言うように、7も自覚してるんだろうから、そっとしといてやりなよ。
22天之御名無主:2006/04/25(火) 21:42:17
>>1
クソスレ立て乙
23天之御名無主:2006/04/27(木) 00:46:21
聞いたことあるのを2つほど。

雷(その地方では『雷様らいさま』と呼んでいた)は、線香の煙を嫌うと言われていて、
実際雷が鳴るといまでも、仏壇などから線香を持ち出し火をつけている。
効果があるかは謎。

靴を購入した場合、買ってすぐには履かずに、玄関(外)に一晩吊るしてから履く。
けがをしない為の呪いとからしいけど、正確なとこは不明。
24天之御名無主:2006/04/27(木) 02:25:52
うちの方では線香は焚かないけど雷のことを小さい子には『らいさま』って言うよ!
大人は『かみなりさま』って言うけど。
あと、新しい履き物をおろす時は午前中に履き出す様にして、地面におろす前に火打ち石を打ってから履くよ。
火打ち石が無い家は靴底をマッチや蝋燭の火に翳すらしいよ。@茨城県
25:2006/06/15(木) 15:27:07
 お通夜の時に数珠をジャラジャラはまだしてますよ。「おねんぶつ」っていいます。
 女性のみと男性のみのがあって、念仏(外から嫁いできた母は適当と言っていた)をぶつぶつ唱えながら
回すんです。その回数はお金を積みながら数えるのですが、たまに「あれ? 間違えた。多かったね」なん
てこともあります。

 通夜以外ではお盆の時に女性だけお寺に集まってジャラジャラやってます。
26求道心:2006/06/18(日) 14:19:49
>>11
邪視を避けるに女性の陰門又はそれを象った指の形を見せるということを南方先生が「邪視について」という小文に論じていた。
それから類推すると、家が魔に魅入られるのを防ぐ魔除けまじないではなかろうかと。
27天之御名無主:2006/06/20(火) 19:32:53
消房の頃、地元の獅子舞をやったんだけど…
登場キャラは獅子(三匹いて太鼓を使う)大黒(うちでの小槌、軍配を持つ)カンカチ(狐の面を被って鉄の棒を叩く)
これってどんな意味を持ってるんですかね?民俗学、土着信仰詳しい人いたら教えてください。

ちなみに自分は大黒役ですた…
28天之御名無主:2006/06/24(土) 17:37:43
あげ
29天之御名無主:2006/06/29(木) 00:33:23
保守
30天之御名無主:2006/07/14(金) 07:28:44
ほしゅ
31天之御名無主:2006/07/17(月) 11:26:42
会津の部落で、川を覗くと龍に呑まれる、とか聞いた
たぶん、危ないから川に近寄るなという意味
32パトリオット ◆dJru1KuoQU :2006/07/17(月) 12:34:30
asaaaa
33天之御名無主:2006/07/18(火) 12:03:32
母親が息子の厄年にできる限り使い切りやすく、なおかつできるだけ高額の小遣いを渡す。
もらった息子は日を措かずに一気に使い切るが、
この時自分のものではなく人にプレゼントするものを買うのが望ましい。
という厄払いがある。>和歌山県高野山近辺

大厄年の正月の朝に外に出て道を歩き、その日初めて向こうから来る人に声をかける。
その人が何でもいいから返事をしたらその年の厄は総落とし完了。
無視されたら失敗。一回限りしか使えないらしいが、相手に厄を乗せかえるものらしい。
ちょっと怖い。
34天之御名無主:2007/02/02(金) 07:53:22
三隣亡
35天之御名無主:2007/02/03(土) 04:55:34
遠州灘沿いに住んでいたが、親の死に目を看取らないと親指を失うという話があった。

俺の母は兵庫の生まれで、実家の父親の死を看取れなかった。
通夜と葬式のために里帰りし、再びこちらに帰ってきたときには親指に包帯をまいていた。
どうやら手伝いで料理を作るときに誤って切ってしまった模様。

さすがにこれはただの偶然だろうけどね。
36天之御名無主:2007/02/23(金) 15:19:02
深海から浮上せよ。
37天之御名無主:2007/02/23(金) 22:32:55
オヤシロサマ
38天之御名無主:2008/06/15(日) 00:57:00
nanntoiu ka
iisure
39天之御名無主:2008/09/21(日) 00:48:54
>>36
ジャックイーン!
40天之御名無主:2008/11/29(土) 00:36:17
つかどこの地方の風習かもかいてよ
41天之御名無主:2008/11/29(土) 00:57:14
まら
42虚空蔵菩薩:2008/12/31(水) 18:01:23
青森県弘前市を中心とした津軽地方に信仰?風習?があります
それは津軽一代様と言うものです
コピペですが
一代様とは、自分の生まれ年の守り神を本尊とする各神社への信仰である。
とくに津軽では藩政時代から「津軽一代様信仰」として、広く信仰されています。 
現在の津軽では、除夜の鐘が鳴ると各家で家族それぞれの一代様へお参りしたり、
干支の絵馬を奉納したり、厄年に参拝するという風習が定着しています。

全国にも似たような風習ありますか?
43天之御名無主:2009/05/09(土) 16:36:52
俺の爺さんの故郷(岐阜の山奥)は俺が生まれる10年くらい前に
何かの理由でみんな里に降りてしまって
俺が小学生の頃にはもう数人しか住んでいないようなとこだった
でも家時代は古臭いのが10数件残ってて廃村みたいな感じのとこ。

そこには神社だか寺だかがよくわかんないのが2件あって、内1件はすっげー山奥の癖に100段以上の石段
の上にあるぼろぼろの神社なんだけど、そこには「うろんぼさん」ってのがいて朝起きたら家の玄関の前
でうろんぼさんの方に向かってお茶を一杯地面に撒く風習?があった。

小学生の頃は毎年お盆付近にいったんだが、里に降りた人が集まって祭りやってたな。
そんで普段住んでない人は神社の1件(集会所みたいになってた)にみんなで泊まるんだけど
朝それぞれに家の前に行ってお茶を撒いてたから風習なんだとおもう。

マイナーすぎるって?いいじゃん別に!
4443:2009/05/09(土) 19:38:33
こんな感じの石段なんだけど
本当は草がすごくて階段が見えないくらいな感じ
ttp://fx.104ban.com/up/src/up1772.jpg

道は砂利が敷いてあるんだけどやっぱ草があちこちから出てて
まぁ手入れされてないようなとこなんだけど「うろんぼさん」 は


45天之御名無主:2009/05/26(火) 07:38:58
俺の田舎愛知県のある町には小学5、6年になると
神社に泊まる「あきばさん」という行事があった。
男子女子共に泊まる。
神社で何をするのか? 「あきばさん」を経験した友達の兄貴
に聞いてみたが何も教えてくれなかった。
俺も5年生になったら分かると思っていたが、「あきばさん」まで
あと2年というところでその行事は無くなってしまった。
なぜか今日小学生の時の夢を見て「あきばさん」を思い出したので
書き込んでしまった。
一体何してたんだろう?
46天之御名無主:2010/01/20(水) 02:32:09
>>45
もっかい誰かに聞いても教えてはくれないもんかな
47天之御名無主:2010/01/26(火) 21:45:12
うちの元の家(今は少し離れたところに住んでる。)の近くに、
石の神様があったな。ちょっと大きいだけの野ざらしの石だった。
謂れはまったくもって不明なんだけれど、ただ、
「麻疹」にかかったときにその石のところに行って、お供えをしてお祈りを
すると病気が治るって言われてた。今は某大企業の施設の工事の時に
ぶっつぶされてどこにあるかもうわからない。

あと、山の上に大蛇の住むって言われた池がある。
水源は湧き水で、高い山の上の藪の中にぽつんとある。
ばーちゃんらの世代(昭和初期)ぐらいまでは雨乞いの儀式が行われて
いたって聞いてる。

雨乞いの儀式は、鉄のやかんを持ってその池のところに行き、
「雨ふらせー雨ふらせー」といいながら沸かしたお湯をその池に注ぎこむ
ってものだったそうだ。大蛇は金気を嫌う、ってことで、嫌がらせをして
「イヤなら雨降らせろよ!!」って脅すっていう、何気にひどい儀式(笑)

曾祖母(108歳ぐらいまで生きた)に直接聞いた話だと、
明治中ごろに、その池に雨乞いに行って「俺が大蛇を脅してやる」みたいな
こと言って池の中で泳ぎまわった若者が、「足にでかいぬるっとしたものが触れた!!」
って叫んで池を飛び出してきて、その後3日3晩寝込んでそのまま亡くなった
ことがあるそうだ。曾祖母がその若者を看病したそうなんだけれど、
朝になると家の周りの草むらに丸太をひきずったように草が倒れてたりして
恐ろしかったと言っていた。

その集落は今はもうなくて、某大企業の施設がたってる。
こんな話を知っているのも、おいらが最後だろうし、その痕跡も多くは
失われて今はもう無い。その施設は自然学校みたいな施設だけど、そこの連中
は、みんなよそ者でこんな話まったく興味が無いし、残ってる話も失われていくんだろうな。
ちょっと寂しい。
48天之御名無主:2010/02/01(月) 10:35:58
面白いねー
よそ者でもそういう話が好きな人はいると思うよ
そういう話を場所や情景、教えてくれた人なども含めて書き留めておいて、保管してたら将来誰かに上げることもあるかもね
無駄になるだけかもしれんけどw
49天之御名無主:2010/02/04(木) 21:26:17
うちの母の田舎では

節分の豆はその夜のうちに家から一番近い四辻に子供が捨てねばならない
しかも家に帰るまで振り返ってはならない

という習慣があった
振り返ったら何が起こるとか、後ろで何が起こってるとか説明は一切ナシ
ただとにかく絶対に振り返っちゃいけないんだって
ちなみに京都府北部
50天之御名無主:2010/04/18(日) 00:04:04
ヨバイとか今も田舎にはある?
51天之御名無主
むしろ田舎のお見合い方式なんじゃないの