今のとこ1929年に出た藤澤衛彦『妖怪画談全集』に書かれている
「まだ宵の口の燈影にぬらりひょんと訪問する怪物の親玉」
って解説が原典。
人の家に勝手に上がりこむって設定もこれ以降できたもの。
(実は妖怪の総大将って設定のほうが成立が古い?)
ちなみにぬ〜べ〜でぬらりひょんが神だとかいわれてたのは、
白川まり奈『妖怪天国』で聖城怪談録をもとにして、
家に上がってくるぬらりひょんと客人神との考察をしているのがもとになってるらしいけど、
そもそもぬらりひょんは人の家に上がりこむ妖怪じゃなかったわけだから
この考察は意味がない。
しかも聖城怪談録にぬらりひょんは出ていない。