血の穢れや妊娠について語ってください

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1天之御名無主
性民俗スレはあるのにこれらについてのスレは
なかったのでたててみました。

血の穢れ=女性差別みたいな論争はご遠慮願います
2天之御名無主:2005/03/26(土) 23:26:31
3天之御名無主:2005/03/26(土) 23:31:10
4天之御名無主:2005/03/27(日) 01:34:01
多分これも血の穢れに関係するんだろうけど、
昔は産湯で使った湯もむやみに捨てれなかったみたいだよ
詳しい理由までは知らないけど、とにかく昔の人って
生理とか出産とか凄く変に畏れていたみたい
5天之御名無主:2005/03/27(日) 22:59:47
生理中は神事関係一切禁止とおばあちゃんがうるさいから、
今年は三が日に初詣に行けなかった
お正月準備も神棚関係は何も手伝わせてもらえず…
こういう家って他にもあるのかな?
6天之御名無主:2005/03/28(月) 01:51:45
うちもそうだよ。生理中、神事はご法度。
鳥居をくぐってはいけません。
でも、それは女性差別ではないよね。
おとことおんなとは本来的に同質のものであるはずがないのだし。
与件だよ。
身内の不幸があったときも神事に触れてはいけないよね。
血も「死」の属性を有しているのかな?
神道において、「死」と「穢れ」とはどちらが本質的な禁忌なのかな?
7天之御名無主:2005/03/28(月) 17:04:32
よく言われてることだけど、古事記なんかだと、
ヤマトタケルがみやず姫の生理の血を見ても、
特に穢れだとか言わないよね。
古事記読むと、
ヤマトタケル「生理なっちゃたねー」
ミヤズ姫「アンタまってると生理なっちゃたよー」
ってぐらいの感じだし、生理中でもセックルしてるみたいだし。
けど、死んだイザナミをモロに見ちゃったり黄泉の国いったイザナギは
「あーキタネー」って禊するし、
アジシキタカヒコネは死んだアマノワカヒコに間違われると激怒してるから、
やっぱり死は最高級のケガレでしょ。
血盆経とかの仏教の女性観から来てるんじゃない?
けど、出産に関しては、古事記でも、イザナミの呪詛に対してイザナギは「1500の産屋たてる」て言ってるし、
コノハナサクヤ姫もトヨタマ姫も産屋で出産してるから、
女性は隔離した小屋で出産してるね。これはケガレから来る措置なのか、
古代女性の恥の概念からくるのか、特別に神聖な空間を用意して出産は行なうべきものだったのか。
わからんね。
乱文スマソ

8天之御名無主:2005/03/29(火) 01:22:46
>>7
ふたりとも月経に歌までうたっていますよねw

思うに「穢れ」と云う思想は、「清い」という思想と表裏を表すものではないでしょうか。
つまり、神道の世界観において主軸となるのが「清」であって、
その「清」を定義するために「〜でない」と云う文脈で「穢れ」が発生したのではないかと。
「清々しき心」と云うのは赤子の心によく比されますが、そもそも生まれたとき赤子は血みどろですよね。
そのときにその血を水で洗い流したところに「清々しい」(「穢れを祓う」)と云う思想が生まれたのではないでしょうか。
あるいは赤子の血を洗い流した時点を赤子の誕生の時点としたのかも・・・。
そして基本を赤子の無垢な(修験道などの習合宗教では垢を落とすことと穢れを祓うこととは同義のようですよ)
心とするわけですから、歳を経ること=即ち死に向かうこと=赤子の無垢な心から遠離すること
、で死の禁忌が生まれたのではないかとも思います。
死の恐怖と云うよりも「清」の喪失として死の禁忌が生まれたのではと。
これは私の意味のない考えで根拠はないです。ごめんなさい。
>>1さんの目的はこういう話ではないかも。ごめんなさい。
ちなみに「清々しい」を泉の思想とするのは皇學館の谷先生が推論されてます。
長文ごめんなさい。
9天之御名無主:2005/03/29(火) 02:35:21
>>7 >>8

とてもおもしろいです。よく考えてみます。
ただ、話をもどしてしまうようですが、
記の「ウジたたれ、こころきて」の下りは
腐敗死体を(覗き)見た者のストレートかつ強烈な恐怖でしかないように
思えてならず、たとえば『「清」の喪失としての死』みたいな感覚以前の
ものがあるようにも思ってしまいます。
10狼?:2005/03/29(火) 10:14:18
かなり個人的でいいかげん?で偏見的?な意見だが、俺は医療技術の発達していなかった昔は、場合にもよるだろうが出血(特に大出血)は死に影響してくるから血も穢れとされたのではないか?と思う。
死を穢れとして捕らえるのであれば、それに関わってくるものも穢れと同列に扱ってもおかしくはないと思うし…
それと、昔の出産は死と隣り合わせで、現在に比べて母体にも子にも負担がかかっていたようだし、実際出産で命を落とす人は少なくなかったみたい。
そういったことから出血や血というのは穢れと定義づけられたのではないかと思う。
伝聞と個人思考の上に組み立てた理論なので、間違いがあれば御容赦ください。
11天之御名無主:2005/03/29(火) 11:18:38
確かに、流血は死につながることから、血穢は死を連想させることから生じたように解することもできる。
けど、血穢には、(特に中世の)動物の死体処理とか、自分が血を流す立場じゃないのも穢れになる。
相手を殺すことも穢れになる。
もちろん、自分が死ぬ場合も殺戮で殺す場合も死という点は同じだけどね。
古代の穢れと中世の穢れはかなり様態を異にするという点を入れて、
血穢は古代以降の産物だと思う。
仏教の伝来。殺生戒。
あと、ある程度社会が発達してくると、職業の分化というか、社会で職種で階層化してくるのも影響してるような希ガス。
神話とはいえ、倭健見たいな皇子が自ら剣を振るって親征(皇子だけど)したり、
大海人皇子や高市皇子が自ら甲冑を着て軍を率いてる時に、やれ血穢だなんだの言わないだろうし、
氏族社会で自らの氏族の内部で狩りをして獲物を捕まえてさばいてる時も穢れだうんぬん言わないだろう。
平城京やら平安京の邸宅に住んで、狩り人が狩猟してきてさばいた肉や革製品が市場で調達できるようになって、
そこに仏教の殺生戒なんかが入ってきて、初めて、上級貴族層から穢れとか言えるんじゃないかな。
血穢に関しては、古代と中世で分けて考える必要があると思う。
12天之御名無主:2005/03/29(火) 18:52:25
牛の血を頭からかぶる呪術が牛崇拝儀式がなかった?
血は栄養だし、たくましい牛を崇拝するのなら血はめでたいものです。
あたりまえといえばあたりまえ、スッポンの血は不浄?
お産は生命が誕生したという古代には大変な喜び、子のための
配慮があったのではないか?血は生命エネルギーならマイナスイメージ
をどこでえたか。経験則からえた衛生思想かよくわからない。
13天之御名無主:2005/03/29(火) 21:21:16
出産といえばお産に纏わる穢れで不思議なのが
初めて産湯につかわす時期
いまは生まれてすぐ産湯で洗うけど、昔は3日後が普通
血=穢れなら、その穢れを早く払いたいと思うんだけどなぜか3日後
父親が子供と対面できるのも穢れ云々で早くても3週間後だったと
いうぐらい穢れに過敏なのに…
なんか不思議
14狼?:2005/03/30(水) 12:26:28
どういう経緯か、理屈かは忘れたけど、身近に穢れを置いて邪気を払うみたいなのがあったと思う…
もしくは穢れに対する免疫みたいなものをつけさせようとするためなのか?
>11
ご意見ありがとうございます
15天之御名無主:2005/03/30(水) 22:15:22
>>14
神道より仏教伝来以降のような感じがする、時代でも伝来した仏教の
各思想の違い。あと、身分地域で風習が大分違いますからね。
16ダンの花:2005/03/30(水) 22:20:52
穢れたものには力が宿るというような思想が実はあるらしいですよ。

民俗習俗では、夏越しの祭りか何かで、穢れを祓った人形か御札を川に流した後、川下の村の人たちがお守りとして回収するって話を新谷先生の本で読んだ気がする。
17天之御名無主:2005/03/31(木) 04:05:37
血は赤い。
なのに何故、血と同じ色の赤が鳥居などに使われるんでしょう?
鳥居の赤は丹の朱色ですから、水銀が尊ばれただけですかね?

あと詳しくは存じませんが、生理の時にわざわざ交わって
『月の神』の力をもらうと言う考え方もあるのだそうです。
18天之御名無主:2005/04/13(水) 23:16:58
昔、生理中は小屋などに1週間ぐらい隔離されていたというけど
その間何してたのかな?
穢れによる隔離だからむやみに他人との接触もないだろうし…
今見たくショーツもなくナプキンもないのに
生理をどう手当てしていたかも気になる、まさかそのままにしていたのかな
19天之御名無主:2005/04/14(木) 02:09:16
小屋の中で出来る仕事とかかな?
機織とか糸紡ぎ?
20天之御名無主:2005/04/14(木) 03:30:12
血そのものが穢れってわけじゃなくて、血が流れることが死を連想させるから穢れなんだそうだ。
21天之御名無主:2005/04/14(木) 05:46:55
血が死を連想させるから穢れと認識されるってのは、
血が穢れに認定されたあとに生まれた後付けの理屈じゃないかな。
仏教伝来以降じゃないかな、血が穢れに認定されていくのは。
ってループしだしたな。


22天之御名無主:2005/04/14(木) 11:08:13
生理という性機能により妊娠が可能になるという事を知らない時代は
生理が不気味だったんじゃない? 男にはないけど、女にだけある生理は
不気味→不浄→穢れ→女人禁制へと結びつく
23天之御名無主:2005/04/14(木) 14:25:42
初潮を祝う風習は世界中にある、
どんな未開の部族にも。
古事記のヤマトタケルの記述をみても、不浄視されてない。
血盆経の影響だろう、やはり。
24天之御名無主:2005/04/18(月) 18:12:56
>>22
生理が妊娠と関係があると言う事は、人類が始まってすぐに分かったと
思うよ。
25天之御名無主:2005/04/18(月) 18:41:19
古代の古墳等は、女性の子宮や産道を模していると言う説がなかったっけ?

女性はヨミの国と身体で繋がってると考えられてたりして。

血のケガレと女性のケガレは実は別個のものだった説に一票。
26天之御名無主A:2005/04/19(火) 04:27:28
え〜不気味  そんなこといったらどっちも気持ち悪〜
女が生理あるのも気持ち悪いが、男が生理無いのも気持ち悪いぜよ
答えてみいぜよ
27天之御名無主:2005/08/01(月) 03:07:23
保守age

穢れといえば、出産も穢れの一つだったそうな
子供が生まれるという祝い事も穢れの一つだったとは、
やはり血が出る行為=穢れって感じだったんではないかな?
28天之御名無主:2005/08/01(月) 04:00:02
>>27
出産の場合は、夫も産婦同様に穢れとみなされるから、一概にそうとは言えないと思う。
お産の穢れは古事記にも産室記述があるから、月水の穢れより古くからあったっぽい。
あと、そういうのに煩そうな平安貴族や武家の記録に子供のへその緒を父親が切ったという
記録もあるから、お産の穢れは血とはあまり関係なさそうにも思う。

ずぶの素人考えなので、詳しい人がいたらフォロー・訂正お願いします。
29天之御名無主:2005/08/04(木) 10:01:34
産火と忌火
30天之御名無主:2005/08/10(水) 16:38:54
>>18
うちの地方では、ばぁさまの時代は土間にゴザひいてそこから
動けなかったらしいよ。
普段は馬車馬のように働かされていたから、よい休暇になったみたい。
31天之御名無主:2005/08/11(木) 23:07:31
>>18
生理の時に小屋に閉じ込めるって、何の本に書いてあったっけ?
32天之御名無主:2005/10/14(金) 22:03:27
胎盤の処理ってどうしてたの?
33天之御名無主:2005/10/20(木) 09:56:13
>18 アイヌにも生理小屋があったと思ったなあ。
そこは確実に不浄部屋だった。
たとえば、人を襲った熊がいて、その熊をしとめたら罰として
その首を不浄部屋に置くというのがあった。
本は忘れちゃった。ごめんなさい。

生理中に熊の生首と一緒なんてやだなあ。
34天之御名無主:2005/10/28(金) 17:00:32
生理の時鳥居をくぐると罰が下るって言われた。
思うに、神道は陽と陰で構成されていて、神社は陽の部分なんでは。
35天之御名無主:2005/11/12(土) 16:23:34
>>32
一部は食べて(今でも食べる人いる)残りは家の下や専用の場所に埋めてた
埋めるときも酒と水できれいにして布にくるんでとかなり大事に扱われた模様
病院で産む人がほとんどになった今でも不要になった胎盤や臍帯は引き取り専用の
業者が引き取りにきて火葬している
36天之御名無主:2005/11/14(月) 11:54:17
血が出る=気が枯れる。「キガレ」で、転じて「穢れ」って
なんかにあったな。

それにしても女であるだけで汚いとされるのはかなわん。
37天之御名無主:2005/11/14(月) 15:25:09
ヤップ島なんかは今でもそうらしいよ
38天之御名無主:2005/11/14(月) 20:19:58
女は汚い傾向が強くなったのは月経盆の影響
39天之御名無主:2005/11/14(月) 23:00:33
胎盤(プラセンタ)はサプリメントや化粧品として、可能姉妹や出美婦人
などセレブにご愛用頂いております。
40天之御名無主:2005/11/15(火) 09:17:14
浄土宗の開祖である法然が『一百四十五箇条問答』の中で
「月の障りのある間に神様に供え物をしたりしてよいのか」
というような問いに対して
「神様とて遠慮はいりませんよ」
といったような回答をしていると聞いたことがあります
仏教側の意見ですが当時の偉大な知恵者である法然の言ですし・・・
当時の知識階級はそういう認識だったのでしょうか
41天之御名無主:2005/11/15(火) 21:59:31
>>40
「後で拙僧が清めますから」などと言ったのでは・・・

以前どこやらの宮司さんが女性の土俵に上がって構いませんよ、後ほど清めます
からと言っていたことがありますよ。
42天之御名無主:2005/11/16(水) 00:21:37
女性の ×
女性も ○
43天之御名無主:2005/11/23(水) 17:39:34
穢れ、大学の同和教育で教わった
44天之御名無主:2005/11/25(金) 03:16:06
ハレの妊娠 ケの出産。
45天之御名無主:2005/11/25(金) 10:47:13
女という生き物は、大体、めんどくさいからシャワーついでに風呂場でシッコもしてて、
腹筋がない上に食物繊維を摂らないから便秘で、ウンコをちゃんと拭かないからパンツにウンスジが付いてて、
パンツはオムツみたいにオールウェイズ汚くて、めこが臭くて、男より足も臭くて、寝起きが別人で、寝起きの息が臭くて、
お菓子、デザートが好きで、グルメに興味があって、男に興味があって、
ドラマ、映画が好きで、化粧、ファッション、髪型、美容に興味があって、
隠し事が好きで、オパーイがデカイと喜んで、オケーツがデカイと悲しんで、
愚痴、陰口、人の噂話が好きで、相談が趣味で、基本的に甘えん坊将軍で、
基本的にMっ気があって、取り扱い危険物で、すぐ不安になるのが好きで、基本的にちょっとアホで、
泣き虫で、寂しがりやで、ムッツリスケベで、変なところで深読み、裏読みして自爆して、
男に振り回されるのが趣味で、一喜一憂するのが好きで、お金が好きで、コレ、カワイイ〜が口癖で、基本的に妄想と発狂が持病で、
ちっこい物とか丸っこい物が好きで、基本的に臆病だけど反面、冒険が好きで、お芋系統が好きで、
男、彼氏、金、肉、体重、流行、ニオイ、モテる、結婚、ブランド、リッチ、セレブ、オシャレ、デート、恋愛、高級、クリスマス(以下ry)という類の
言葉と文字と響きに知覚過敏で、買い物が好きで、男女の集まりでは笑顔の中の鋭い眼差しで物色するのが好きで、
打算、計算、誤算が趣味で、企み、企てをするのが好きで、でも見抜かれるのも好きで、男によく騙されるのが趣味で、
でもそのかわり、化粧と詰め物と補正下着で男を騙すのが趣味で、
ダイエット中らしいのに何故か甘い物とかお菓子食ってて、
イベントごととか行事ごと、記念ごととかが好きで、
Hしたい時は恥ずかしいから基本的に自分からHしたいとは言わず、
Hな下着を装備して、男から言わせたり、誘導したり、モジモジしたりするのが趣味で、
実はよくおならする穢れた生き物です。
46天之御名無主:2005/11/25(金) 11:48:43
良くできました

あなたが女に生まれ変わった時は
そっくりそのまま言ってやろう

ケガレたものからしか生まれられないあなたにね…
47天之御名無主:2005/11/25(金) 23:43:36
大学で同和教育、教職か?
48天之御名無主:2005/11/27(日) 17:53:27
昔の女が、自分はレイプされたことがあると打ち明けてきた。
始めは、おれはそんなのは気にしないよ、などと言っていた。
その女の体に飽きてきた頃に俺は、「汚い体の”穢れた女”とは
もう付き合えない」と言ってやった。
しばらくしたら、その女自殺した。
これに快感をおぼえた俺は、また同じ獲物を今探している。
49天之御名無主:2005/11/30(水) 17:03:53
>32
胎盤は各地で名称が違って
アトザンとかノチザン(後産だな)、エナ(胞衣)とか言われてる。
埋めるところもこれまた違って
人によく踏まれるとこ(床の下)と人に踏まれ無いとこ(山とか墓)があるらしい。
50天之御名無主:2005/12/01(木) 07:08:42
>>49
後産を食べるって言うのはないのか。
今、助産院あたりで自然分娩を希望する妊婦の間に、
「昔は食べてた」「これが自然」みたいな理由で
後産を食べる事に関心が起きてるらしいが・・。
51天之御名無主:2005/12/01(木) 08:36:50
なぜかオカルト板にあったスレ

女って生理のとき風呂どうしてるの?
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1132471139/
52天之御名無主:2005/12/01(木) 10:15:21
>>51
いや、別に生理に興味がある訳ではなく・・。
動物の多くは後産を食べる。
産後に必要な養分が含まれているかららしい。
人間だけが食べない訳だが、「昔は食べてた」と言うからには、
どこかに、そういう習慣が秘かに伝わってたと言う事も考えられると思って。

53天之御名無主:2005/12/03(土) 06:20:44
へその緒は名残らしいです
何かあったらせんじて飲む

胎盤には栄養がたくさんあるから
薬にして保存したらしい
54天之御名無主:2005/12/03(土) 11:13:40
ニホンザルは胎盤を食べてる。
55天之御名無主:2005/12/04(日) 13:01:37
妊娠や生理のときは体力や体調が悪くなるから、それで「ケ」が「枯れる」。
だから、「ケガレ」なんじゃないかなあっと思ってみたり。
56天之御名無主:2005/12/04(日) 17:09:27
>>55
おそらく血が伴うから穢れとされたのでは。
57天之御名無主:2005/12/09(金) 23:53:01
>>53
私の聞いた話でも、胎盤は栄養の塊だから食べるって。
特に次に子供が授かりたい女の人とか。
私が出産した時、自分の胎盤見たかったんだけど、あっという間にどこかに
持ってかれた。
58天之御名無主:2005/12/15(木) 19:28:43
ぬー速+に面白いのがあったので貼っときます。

http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1134541921/

605 :鬱病軍師 ◆pzDKTf/pfc :2005/12/13(火) 23:41:50 ID:fK3mAGVU0
>>604
ソースを出せないのを知ってて、煽ってるんですけどねw
小麦を中心とし、大地母神の神話を持つ欧州と、
米を中心とし、太陽神の日本の神話を持つ日本。

ともに女性は生命を生む神として大切にされてきた歴史があります。

それを被害妄想で貶めるとは、無知にも程が有る。
こんな電波は、ニュー速+とVIPに来させない為にも、痛い目にあわせる必要があるお。


611 :名無しさん@6周年:2005/12/14(水) 05:55:41 ID:fEUnJZJ20
>>605
>小麦を中心とし、大地母神の神話を持つ欧州と、
>米を中心とし、太陽神の日本の神話を持つ日本。
>
>ともに女性は生命を生む神として大切にされてきた歴史があります。

痛いやつだな。祀り上げる神、祀り捨てられた祟り神があるように
崇拝と迫害は同時に行われて来たんだよ。産屋の隔離にもそういう
意味がある。無知はお前、もっと勉強してから出直して来い。
ヒント 「異人」
59続き:2005/12/15(木) 19:30:21
626 :鬱病軍師 ◆pzDKTf/pfc :2005/12/14(水) 20:24:07 ID:b5wdfnVC0
>>623

血の気枯れと、出産の穢れは別物ですよね?
どうして混同してるんですかw

不勉強な俺に教えてください。

あと>>611を読み返したら、
『祭り捨てられた祟り神』という表記が見受けられますが、なんですかそれ?
そんな風習が日本に有るんですか?
蛭子のことをそう呼んでいるのですか?
それとも祭り捨てた神というものが存在するんでしょうか?

珍しいケースなので是非勉強したいです。
ソースを出してください。
627 :鬱病軍師 ◆pzDKTf/pfc :2005/12/14(水) 20:26:34 ID:b5wdfnVC0
>>626
訂正

祭り捨てられた祟り神→祀り捨てられた祟り神

どんな事なんだろう?
とりあえずメモしよう。
60続き:2005/12/15(木) 19:30:50
632 :鬱病軍師 ◆pzDKTf/pfc :2005/12/14(水) 21:22:37 ID:b5wdfnVC0
>>630
http://www.cable-net.ne.jp/user/ryoukakuji/09kougi/takenaka_syoumei05.html

>神事の中で一番忌避されたのが「三不浄」なんです。
>これが「赤不浄・白不浄・黒不浄」だと。この「黒不浄」が死穢なんです。

>この「赤」というのは女の人の生理です。
>「白不浄」というのは、女の人がお産をされる時の産濁をいうわけです。

血に穢れは赤不浄、出産の穢れは白不浄。
あなたが出してきたソースでは、それらが混同されている上に、迫害された証拠はなく推測だけです。
つまり、あなたが出したソースを書いた人間は三不浄を理解して無い推測の文章ですよ?

昔から出産の為の小屋は、出産専用病院&、乳児を守る為の防御聖域として建設されてます。
俺が出したソースがそうなの。判る?

638 :鬱病軍師 ◆pzDKTf/pfc :2005/12/14(水) 21:41:27 ID:b5wdfnVC0
白不浄というのはな、
子供を守る為なら、死神とすら対決するという日本人の祖先の尊い決意だぞ?

子供が神の世界に返らないように、神すら遠ざける結界だぞ?
ふざけた電波で汚すんじゃねえよ。
61天之御名無主:2005/12/16(金) 07:05:47
赤不浄ある女人の身にて神事や祭礼に平気で
参加する不心得な輩が居るのは嘆かわしき限りぢゃて。


62天之御名無主:2005/12/16(金) 13:10:10
神道では、不浄は三不浄といわれる。

血の気枯れ 赤不浄 
死の穢れ  黒不浄
出産の穢れ 白不浄 
63天之御名無主:2005/12/19(月) 17:34:15
鬱病軍師、イタいのがいるもんだ。
民俗のことを知らなければしゃべらなきゃいいのに。
64天之御名無主:2005/12/23(金) 00:37:01
>50
他の人も書き込んでるみたいに食べる地域もある。
外国でもあるとは聞いた。
後産は出産自体より重視されてることもあるし、
胎盤の子どもの埋葬方法と同じ例も確認されてるから
生児の分身として見られてたんじゃないの。
65天之御名無主:2005/12/23(金) 03:34:31
>>64
分身食べんのかよ…
見られていた面もあるってところだろうな。
姿態と同じ方法で処分するなら
胎盤は穢れたものでもあったてことで。
66天之御名無主:2005/12/23(金) 07:54:07
ケガレは本人に責任が無い、
ただ、タブーなだけ。

疾病障害、血が流れるとかは、
異常事態だから、平穏を乱すものと見なされる。

出産という生命の誕生も、
死と隣り合わせだから、普通じゃない、
特別な事態なんだわな。
67天之御名無主:2006/02/18(土) 03:32:44
保守
68天之御名無主:2006/03/14(火) 05:43:00
祖母の時代は生理中の女は風呂に最後に入れとか言われてたと聞いたけど、
なんか不衛生だなー
69天之御名無主:2006/10/08(日) 23:17:56
整理中は髪の毛を洗ってはいけない
70天之御名無主:2006/10/09(月) 06:27:20
沖縄にはマンコという湖がある
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/quiz/1079438082/
71天之御名無主:2007/11/03(土) 21:54:58
>>69
大貫恵美子も、関西の事例を報告していたなぁ。
72天之御名無主:2007/11/04(日) 01:31:36
このスレを偶然見付けてビビってます。
いま生理中なんだけど明日、厄払いの予約取ってある(汗)
どうしよう、でも行くんだろうな私。
73天之御名無主:2007/11/04(日) 10:34:11
神主さんに事実を告げれば、間違いなく、日程変更されるな。
生理の女性が、神前に侍ることは許さないでしょう。

昭和の時代は、天皇に仕える女官も、整理中は、自宅待機だった。
74天之御名無主:2007/11/11(日) 18:34:41
仏教といっても日本に伝わったのは中国式の男尊女卑が強く入った仏教で
その中の「出産の際の出血で地や水を汚し、その罪で女は血の池地獄に落ちる」
という血盆経も中国で作られた思想。
本来の仏教にはなかった思想が日本では正式な教えとして定着してしまっただけ
だから仏教=女性差別ではなく
日本に伝わった中国式仏教=女性差別と考えたほうが良いかも
75天之御名無主:2007/11/12(月) 02:28:36
出血をケガレとみなす考え方は、確か、乞食や日本書紀にもあったはず。
江戸時代に、庶民までに広まったのは、ケツ本経の影響が、大かも知れないが、
仏教以前の日本古代のケガレ観念では?

けれども、仏教の影響が非常に少ない沖縄では、生理はケガレではないんだよなぁ。
ノロは生理中であっても、村落祭祀を取り仕切れるそうな。
76天之御名無主:2008/02/16(土) 21:39:16
沖縄は女の人が祭りを
執り行う文化があるからじゃないか?
77天之御名無主:2008/03/09(日) 19:48:48
>>76です
読み間違えました
78天之御名無主:2008/03/19(水) 19:10:33
>>7
古事記のヤマトタケルとミヤズ姫の生理中同衾の話は
当時は赤不浄を全く気にしてなかったということじゃなくて
「月の障りのある女と交わるとよくない」と言われたのに無視してヤったら
案の定死んじゃいました…っていう教訓エピソードだと思うんだけど。
79天之御名無主:2008/11/29(土) 12:15:53
女人禁制は?
80天之御名無主:2008/12/08(月) 22:34:28
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81天之御名無主:2008/12/10(水) 01:25:33
ふと思ったが、血の臭いが獣や魔物を呼び寄せる説は?海は鮫、野山は山犬や熊とか、嗅覚鋭いし
82天之御名無主:2009/09/04(金) 16:06:42
女は月に一度浄化される。月の満ち欠けに導かれ浄化される。だから女は美しい。不浄などでは決して無い。
男は自然には浄化されない。男は女によってのみ浄化される。
83天之御名無主:2009/09/05(土) 10:01:07
>81
あるかもねー
現代でも生理中山に入ってクマに襲われた女性とかいるらしいし
84天之御名無主:2009/09/11(金) 01:24:29
生理女=ケガレの発想は、当然、男社会の中での男性による主張だろう。

たぶんその理由の一つは、生理中の女性は、(人にもよるが)非常に不快な臭いを発するからじゃないか。

大学生の頃、授業中、隣に座っていた女子学生がたぶん生理中で、血なまぐさいような、何とも言えない不快臭を発していて
1時間中、オレは吐き気に耐えてきた忌々しい思い出がある。
85天之御名無主:2009/09/22(火) 20:01:12
>>18
昔 何かの本で読んだんだが、曾祖母ちゃん位の世代までは
生理の時 月経血を身体でコントロールすることができたので
経血はほとんどトイレの時に流してしまう為、手当てと言っても
簡単な紙を丸めたものや綿花などを当てていただけだったらしい

あとは栄養状態の関係で、周期や量なども少なかったのかもしれない
86はまだゆき:2009/09/24(木) 15:24:38
林田弘子は悪質クレーマー
東京都在中、オレンジ頭、メガネ、手袋
見たら通報、または避難を!
87天之御名無主:2009/09/24(木) 20:10:35
>>85
自分はオニババ化する女たちって本で読んだことがある。
おしっこ、うんこと同じように普段はあそこを締めてて垂れ流しではなかったそうだ。
丸めた物を詰めるといっても栓をしてるのではなくて
意識をあそこに集中させるために添えるだけの役割だったとあった。
88天之御名無主:2009/09/24(木) 21:50:54
産屋に隔離するという習俗は、元は宮に祀る祭事的要素もあったのでは。
新たな生命が無事に生まれる様、宮に篭り神に祈る。
89天之御名無主:2009/09/26(土) 16:09:32
出産をケガレと見なす観念が「元」からあったとすると、その見解は成り立たないな。

なぜなら、「神はケガレを嫌い給ふ」というのは、日本の神観念の根本だから。
90天之御名無主:2009/10/05(月) 20:20:48
自分の勝手な推測では、

血の穢れは衛生観念が転じたもの
出産の穢れは、産婦が出産時に産神にいのる儀式が、仏教の穢土の思想によって歪んだもの、若しくはその儀式(=出産)が司祭者のほかに見られたら、祈祷の効果が無くなる事を、匿秘すべく、穢れの思想を持ち出したもの

だと思いますが違うかもしれませんすみません。
91天之御名無主:2009/10/06(火) 17:55:36
穢れとして遠ざけるには遠ざけるだけの理由が要るんだが
どうもそこら辺がはっきりしてきませんね。

発端はただ気持ち悪いからってだけで穢れ呼ばわりしただけのことだったり。
92天之御名無主:2009/10/07(水) 00:29:14
血の匂いで野生動物ひきよせる→来んじゃねーよ、あっちいけー、
だったりしたらひどすぎる
93天之御名無主:2009/10/07(水) 20:53:39
>>91
ありえる。

というか宗教の禁忌行為はこういうやな感じを理由付けしただけなように思える。

まあ、宗教ものを隠しやすい概念であるということで
94天之御名無主:2009/10/08(木) 14:30:16
逆に血を必要とする習俗もありますね。生贄として神に捧げるという。
大陸でも太古に神託を受ける際には犬を屠って捧げたというし。

思うに、アニミズムとして超自然的な力に訴えを起こすような段階には
血に対して生命としての根源的な力を感じていたと思う。

それを忌避するようになるには>>91さんの言うように、明確な理由が
あるように感じます。
95天之御名無主:2010/01/29(金) 23:18:01
そろそろあげます
96天之御名無主:2010/02/18(木) 17:21:25
もうageてもいいよね?
97天之御名無主:2010/03/08(月) 02:16:01
血いっぱい出る→死ぬ
だから血→ケガレ

生理、出産→血いっぱい出る→ケガレ→でも死なない→すごくね!?

98天之御名無主:2010/03/23(火) 02:41:16
『穢れ』って『体から離れてしまったもの』の事だって聞いたんだけど
汗、垢はもちろん抜けた髪の毛も穢れで、血だけが特別じゃないとかなんとか

99天之御名無主:2010/03/26(金) 17:18:31
up !
100天之御名無主:2010/04/10(土) 17:50:29
ひとまずあげます
101天之御名無主:2010/06/02(水) 20:50:29
血は良くも悪くも強いエネルギーを持っているとされているゆえに、
「穢れ」の強さも半端ないとされているのではないかと思う。
102天之御名無主:2010/06/05(土) 02:26:56
東アジア全域に農耕神に対する生け贄の風習がある。
日本でも神事の際に串に刺した肉を巫女が捧げるが、かつては人肉であったらしい。

農耕神の特徴は死と再生だ。
淫穴や糞尿から食べ物を作り、それを見て汚し(不浄)と怒ったスサノオに殺され、
その死体から数々の作物を生んだ(ハレ)オホケツヒメはその象徴と言える。
これはケガレとハレがかつては表裏一体の物で
死が生を生み、生が死をもたらすという陰陽二極の概念が日本にも根付いていた事を表す。
(この考え方の普及は農耕の普及と大きく関わりがあると考えられる)

つまり血はハレであると同時に穢れであり、
忌むべき物であると同時に祝う物でもあった。
女性の生理は生を産む物であると同時に
黄泉とつながり、魂の黄泉返りを意味する反魂の穢れであった。
臍の緒はその黄泉と繋がっていると考えられ、神と縁が切れる7歳になるまで大切に保管された。
その子が死んだ時に迷わずに黄泉の国に戻れるようにである。

103天之御名無主
あの4つの県は黄泉に近い