？？？誓約は結局どっちがかったんだ？？？

　記紀神話の謎の一つ、アマテラスとスサノオの誓約。結局の所、
いったいどっちが勝ったの？　大いに論じてくだされ。

日本書紀
スサノオ「私に汚き心無ければ、必ず男神を生む」と宣言。アマテラス
はスサノオの剣から3人の女神を生むが、スサノオはアマテラスの勾玉
から5人の男神を生む。男神を産んだスサノオの勝ちかと思ったら、ア
マテラスが「5人の男神は私の持ち物から生まれたのだから私の子供で
あり、3人の女神はお前の持ち物から生まれたのだからお前の子供だ」
と言ってアマテラスの勝ち。

日本書紀　別書
スサノオが5人の男神を産み、アマテラスが3人の女神を産む。
スサノオが勝ちを宣言、アマテラスも「そなたの言うとおりだ」と認め
て子供を交換した。よって、スサノオの勝ち。

古事記
アマテラスが5人の男神、スサノオが3人の女神を生む、スサノオが「手
弱女」を生んだから私の勝ちだ、と一方的に宣言してスサノオの勝ち。

なぜこんなに記述が異なっているのか……。気になって仕方ない。

それで生まれた子供らは
天皇につながってくるので
後から都合のいいように
色々いじった説があったな

ウケイはむずかしいよね。
たぶん神代でいちばん煩瑣で、かつ
のめりこむにはあんまりロマンのないくだり…。

マサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミノミコト

マサカツアカツ（正に勝つ）アカチ（我が勝つ）カチハヤヒ（勝ちの
霊験な様子）アメノオシホミミを生んだ方が勝ちと思うので、古事記
の手弱女を生んだからスサノオの勝ちというのは、何かしらの政治意
図があると思う。

これは日本神話の謎の一つである

古事記の手弱女の件はおかしい普通男を生んだ方が勝だからだ
しかし須佐之男が勝ったとすると
天皇家は天照大神の子孫では無く須佐之男の子孫となってしまう
（日本書紀には天照大神が養子にしたみたいに書かれている
異伝があるがこれだと実際の血筋は須佐之男の子孫になってしまう）
私個人は天皇家（大日？貴）と出雲系の誰か（天照国照饒速日命かな？）の代表
として須佐之男を神話製作者が選び日本はその二つの勢力が融合した事で作られたという事の神格化
かもしれない

ああ、近親相姦ね。

重複です。移動願います


神道の世界観について教えて
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/min/1043691271/

日本神話総合-第1話：天地開闢
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/min/1070731657/

誓約の箇所では天照大神が十拳剣を噛み砕き、吹きだした息の霧から
田心姫神、湍津姫神、市杵島姫神が生まれたとあるんだが
この三女神たちは、九州筑紫の海人族、宗像氏の祭神だったわけでそ
なぜ唐突にここで玄界灘の女神たちが登場するのか不思議。
天照大神と素盞嗚尊は元々、玄界灘をはさんだ別の共同体に属する神
だったのではないかと想像してみる。

スサノオの剣を使ってアマテラスが生み出した宗像三女神は
スサノオの子？アマテラスの子？

二人の子

古事記と書記本文およびその別伝における
ウケイのくだりは別伝をふくめ
混乱が逆に目をひくわけだが、絶対的共通項としては
１．いずれにしろ勝利者はスサノヲである
２，いずれにしろ男子ををアマテラスの子とする
くらいに整理されるだろう

日本書紀の異伝には
須佐之男の子供を天照大神が養子にしたみたいに
書かれているのもあるからこの投稿の2はまちがいだ！

真・スレッドストッパー。。。(￣ー￣)ﾆﾔﾘｯ