真面目に語り合いましょう。
古今東西、未開の地から都市に至るまで。
便所のことだね。厠(かわや)。
日本の場合やはり貝塚まで遡るべきか?
>2
実を申せば、スレタイを「厠(かわや)」にしようか迷ったのです。
しかしながら、あえて最も地味と思われるものにしてみました。
実際の話、野糞からお洒落なトイレまで、民俗学板にふさわしいお話を皆様よろしくお願いします。
>3
原始時代まで遡っても全然いいです。むしろそれを望みます。
すいません。
無論、神話にまつわるトイレの話も是非お教えください。
ここは民俗学・神話学板ですものね。失礼しました。
初めてスレを立てたので、慣れぬ事で緊張しております。。
7 :
紙石鹸 ◆fP8/p/c8pk :04/05/23 21:00
「厠」って最初は川に流してたからそう呼ばれるようになったって話しを本で
読んだ事あるけど、、。「御手洗い」「御手水」など『御』の字が付くって事は
神聖なものなんだろうね。
いやいや、かまわんよ!
むしろ良スレとしてスタートしているよ。
ところで神話、というか神や悪魔が排泄を行うの
だろうか?トイレの神とか
アンカー付け忘れた。スマソ
>>1への応援。
>5 長期的・広角的に観れば、最新科学や未来予想図も民俗学の範疇に入ると思いますし、
そういうことを語るのもよろしいかと思っています。
>6
そのようですね。最初は川の上に排泄所を設けていたところから、厠と呼ばれるようになったと
わたくしも辞書で読んだことがあります。
「御」がつくようになったのは、やはり糞尿が貴重な肥料だったせいもあるのでしょうか。
新鮮なもの≠ヘ作物にとって有害らしいですが、肥溜めで熟成期間をおけば、一種の財産になるわけです。
うまく言えませんが、感謝と畏敬の念(厄介者が宝に変わる不思議さに対して)を込めて、
「御」が付くようになったんじゃないかと思ったりもします。
あんまり関係ない話ですが、夢の世界では、糞尿は富の象徴だったりしますよね。
>8
悪魔や神の排泄は知らないですが、えーと、便所に御札を貼ったりはしますよね。
応援ありがとうございます。。。
ただ、そもそもわたくしは厠についての知識が乏しく、それゆえ皆様にいろいろお教えいただこうと思い、
スレを立てた者です。ですから、あまり気の効いたレスをする自信もありません。
こんな頼りない1ですが、気が向いたときだけでも結構ですので、よろしくお願いします。
ああ・・すいません。>6じゃなくて>7でした。。
いちおうトリップつけてみたいと思います。
>>7 横レス失礼。
「御手洗」「御手水」は、もともとは神社のそばにあって、参拝者が神域に入る際に、
手や口,身を洗い清めるところや流れのことですよ。
後世、混同されるようになったのは、禅宗などで隠喩として用いるようになってから
だと思いますが。
13 :
天之御名無主:04/05/23 22:41
>>○○
↑
半角記入
一応>とか<<とかは別の使い方してるし、
そんなに控え目にならなくてもいいよ。
◆キャップ?偉い!マターリとガンガレ!
14 :
紙石鹸 ◆fP8/p/c8pk :04/05/24 06:21
>>12 教えて頂きありがとうございます。
一言で「厠」といっても 中々奥深いですね。
そういえば「雪隠」という言い方もありますがこの由来はどこから
きたのでしょう? 教えて君で申し訳ありませんが興味そそるテーマなので
もしご存じの方がいましたら宜しくお願いいたします。
>>14 お早う御座います。すぐに参加したいのですが
昨日は祭りやら削依やらで寝てないので
今日は少し寝ますね。
dat落ちしない程度にマターリ進行・で・・(。 。)snooze…
>>14 禅宗寺院で、諸役僧を東と西の両班に分け、
法堂で東側に並ぶ知事を「東序」と呼び、西側に並ぶ頭首を「西序」と呼びます。
東序に属している僧が用いる便所のことを「東司(とうす)」とか「東浄(とうちん)」、
西序に属している僧が用いる便所のことを「西浄(せいちん、せいじょう)」としていました。
それが後に、寺院の東側にある便所が「東司」、西側にあるものが「西浄」なのだから
ということで、拡大解釈されるようになり、南側にあるものを「登司(とうす)」とし、北側に
あるものを「雪隠(せっちん)」と呼ぶようになりました。
南の「登司(とうす)」は音を東の「東司(とうす)」に倣い、
北の「雪隠(せっちん)」は西の「西浄(せいちん)」の転だといいます。
これとは別に、中国・浙江にある霊隠寺の雪竇(せっちょう)という徳のある禅僧が、
厠を掃除する役職についていたところからだとも、
中国・福建にある霊隠寺の雪峰(せっぽう)という禅僧が、厠を掃除していて悟りを
得たからだとも、複数の説があります。
雪隠詰、雪隠詣、雪隠大工など、「北側にあるトイレ」から生まれた成語が多いのは
一般家屋では北側にトイレを設けることが多かったことも理由の一つでしょう。
2ちゃんの平均年齢(精神年齢ではなく…)を思うと、世代的にこういった事例を収拾する
のは難しいかもしれないですね。事実、わたしの同級生でも水洗やウォシュレットがない
とトイレに行けない人が少なからずいますから。 orz
厠神、大小便を手で受ける。つば・たんは受けるとこがないのでやむ得ず口で受ける。ゆえに厠神はつば・たんを嫌う。
実家の方はいまだ汲み取り式が多いので、よく便所につばを禁ずと書かれてあった。最近は簡易水洗が普及しているので、
あまりみなくなったが、やはり厠神に対する畏敬の念からきたんやろなと思う。
甲陽軍艦を読むに、武田信玄はよく厠で軍略を練ったらしい。
便所は一人の空間なので、なぜか落ち着く感じがするのは、私だけではなかったようで安心。
厠というのは、すなわち川屋で、川の上で垂れ流す天然の水洗便所w
神話では、この「川屋」で用を足していた女性の陰部に、上流から流れてきた
矢(実は神の化身)が刺さって、それで感精して神の子ができる、なんて話があります。
川(又は厠)は、異界との接点という機能を持っていて、だからこそ神が
流れてきたりするんですね。そして、そういう上古の信仰があったからこそ
川から離れても、「トイレには神様がいる」、という信仰につながっていくの
だと思います。
糞便を尻(肛門)からこそげとる手段は、現在ではトイレットペーパーが一般的であるが、ここで質問。
1. 日本の各時代、各階級においてどのようなものが使われたか?
2. 現代の世界において、どのような道具が使われているか?
3. その道具のふき取り具合はいかがなものか?
なお参考までに一例。
永平寺の雲水はトイレ(東司)では、箆(ヘラ)をつかうそうだ。
ふき取り具合であるが、基本が草食であるためウサギの糞のような
小粒で乾燥した糞便を常態とするため、ヘラ一本でも問題ないらしい。
腹くだしなどしたときにはどうしているのかが気になるところだ……。
20 :
天之御名無主:04/05/25 00:00
雲水は桶に一杯の水と手かけ柄杓の様な
道具も使ってた希ガス
手を洗う為だったかな?
トイレットペーパーが普及する前は、新聞紙が一般的でした。
新聞以前は、フキやクワの葉を使ったそうです。
ヘラを使うこともあったようです。
そのさらに前?
・・・ロープ使っていたらしいw
23 :
紙石鹸 ◆fP8/p/c8pk :04/05/25 02:29
>>15 気を使わせて申し訳ありません。
>>16 丁寧な回答 ありがとうございます。
つくづく奥が深いテーマで更なる好気心が芽生えております。
>>19 話は違うけど永平寺って便所でノックの代わりに
指パッチン(正しくはなんて言うのだろう?)をするとか。
>>24 指パッチン
「弾指」(たんじ) ですね。
これはノックの代わりにするのではありません。一種の清めです。
大小便の前後に便器にむかって黙って三度指を鳴らすのです。
(小便の場合は便器というより、溝です)
では、個室に先客がいるかどうかはどうやって確かめるのか?
これは普通に扉をノックするのでした(w
26 :
天之御名無主:04/05/26 23:37
中国では、便所のことを今でも「厠所」と書きます。
ちなみに北京語では「ツォースオ」と発音。
また厠の語源は、广→建物、則→側 。
厠という言葉が中国から伝わってきたことは、おそらく間違いないでしょう。
いつ頃日本に入ってきたのか、そこまでは知らないんですが....
厠(かわや)という言葉、日本でも昭和20年以前は広く使われていたそうですね。
日本軍においては公式の用語であった、とか。
27 :
紙石鹸 ◆fP8/p/c8pk :04/06/01 17:11
>>26 田舎のほうでは今だに建物の側にありますよね。
「肥」として使う場合は大を使っても紙は屑篭みたいな所にいれて
小をしたい時は隣の厠に行かなければならないという少し面倒くさい地域も
あるようです。
「肥」を利用するわけでなくても「住む家」と厠を分ける「理由」は
何か他にあるのでしょうかね?
>>27 まあ要するに衛生面の問題なのでは。
母屋から分離している便所ってまず水洗じゃない、じゃないですか。
俗に言う「ぼっとん便所」。
こういう便所はどうしても臭いがするし蝿もわきやすい。
だから分離独立させたのでしょう。
臭いと虫の屋内侵入を遮断する為に。
便所は建築技術の進歩とともにだんだん屋内に組み込まれていったのですね。
容姿の整った子供を生みたいときは、妊娠中に便所掃除して、清潔に保つとよいという迷信がある。
30 :
紙石鹸 ◆fP8/p/c8pk :04/06/01 22:44
>>29 求道心さんが言われた「言い伝え」僕も聞いた事あります。
実際にお腹の大きい妊婦さんは四つん這いになってたほうが楽みたいですね。
無理に仰向けになったり背伸びをしたりすると逆子になりやすいとか?
それを考えると便所掃除は衛生面と安産を考慮に入れた昔の方が考え出した
知恵袋みたいな感じですね。
トイレは風水ではお金の出入りに例えられてます。
戸やフタが開きっぱなし、不衛生、方角が悪い、
といったのは金運が下がるそうです。得に水周りの
状態が悪いと寿命にまで影響を与えるとされてます。
なので中国ではトイレの配置はかなり気を使うみたいです。
>>22 川の中にロープを張ってその上に
またがって処理、水流と川の生物を
使って後始末をさせる方法ですね。
33 :
天之御名無主:04/06/07 04:03
トイレットペーパーのかわりに藁を使ったりもしたようだ。
どうやって手を汚さずに上手く使ったのか、なかなか想像できんのだが。
ほんと我々は恵まれてるよな。
イザナギの尿(ゆばり)から生まれたミズハノメという女の神様がいます。
水の井戸の神様なのですが、昔の人は井戸の神様は子供を抱いているというイメージがあったそうです。
なのでミズハノメは安産の神様にもなったそうです
弥都波能売(ミズハノメ)神はイザナミからじゃない?
教えてほしいのですが・・・
先日「塵袋」を読んでいると郭公(ほととぎす)についてのところで、
厠で郭公の声を聞くことを忌むとの記述があったが、
理由を知ってる人おらへんかな?
塵袋によると日本だけではなく、中国も同様で、
犬の鳴きまねをしてまじないすると大観本草からの引用でした。
もともと中国から渡った迷信?
37 :
天之御名無主:04/07/14 21:45
沖縄ではフールという便所の神がいる。琉球以来、祖霊・自然信仰が根強い沖縄において、
フール神はもっとも身近な神のひとつであり、汚物を扱うがゆえに偉い神様とされている。
沖縄ではひどく驚いたときに「マブイを落とす=魂が抜ける」という概念があるが、
そういう場合はこのフール神にお願いして無くしたマブイのありかを探してもらったり、
マブイグミ(真振い込め=魂込め)、つまり肉体に魂を戻してもらうという。
ちなみに沖縄の古式の便所は豚小屋と一体で、排泄物は豚に食べさせて豚を養っていた。
39 :
1 ◆EKNnjDCuA2 :04/08/06 13:12
うちの田舎は、けっこう山奥にあります。
昔、祖父は、近くの渓流で釣ったアマゴの内臓などを便所に捨てていたそうです。
当時はまだ、人糞を肥料にしていましたので、食用に適さない部位を有効活用していたわけですね。
新鮮な内臓を畑にまけば、野鳥や獣に食べられる恐れがあります。
糞尿に混ぜて腐らせることで、それを防ぐ意図があったのでしょう。
もちろん腐敗・分解しているほうが、肥料としての効果も高いでしょうし。
まあ人糞に比べれば微々たる量にすぎませんが、ゴミとして捨てるよりは、はるかに良いですね。
昔の便所は生ゴミから肥料を作る場所でもあった、という話でした。
江戸時代泉州岸和田の大富豪であった泉州の飯といわれた弥三郎は、祖先が厠におちていた飯粒を押し頂いて、食べたところ、その後どんどん幸運が打ち続き、三井家と並び称される大商人となったとのこと。その弥三郎の後はちょっとわからへん。知ってる人、いてはるかな?
41 :
天之御名無主:05/01/01 18:18:19
44 :
求道心:05/01/11 21:32:04
オカルトな話
先日、五雑組を手に入れ、読んでいたところ、厠神を祭って、蟻の言葉を解した人がいたらしい。著者である謝肇せつ(さんずいへんに制)は、明らかにうそで語るまでもないと。
>>44 「ご不浄の清掃も進んで引き受け、虫の命も大事にする」
という生活態度の比喩表現なのでは。あるいは
厠の周りで蟻の観察をしていた昆虫学者の話かもしれん。
どこかの新書の『江戸のおトイレ』。
とっても詳しくいろんな話が網羅されています。
47 :
ヨガン:05/02/22 07:10:05
李朝の両班は,尿壷(ヨガン)を室内において用を足していた。
尿壷は、下人(ハイン)が掃除。
今 韓国人女性に人間尿壷として,ご使用されている。
中国の昔話で、姑にいじめられて
耐え切れなくなって、トイレで首をつった女性が
トイレの神様になったという話を聞いたことがあります。
実際道教にそんな神様がいるのかどうかはしりませんが、
神様になって後も、姑を怖がっていてずっとこもりっきりなので
命日に当たる日には、お供え物をして
「お姑さんはいらっしゃいませんので、どうぞ出てきてください」
というと出てくるということらしいです。
紫姑のことだね。
かわやの神様。
へえ中国の神様の事は知らなかったー
ググってみたら「自殺説」と「他殺説」とがあるけど厠でお亡くなりになったのは
本当みたい
以下コピペ↓
紫姑神(しこしん)
中国におけるトイレの女神。紫姑とは、山東省に生まれた実在の女性の名で、
山西省の寿陽県の知事の妾となるが、正妻の曹氏にねたまれ、正月の15日にトイレで殺害される。
天の神は紫姑を哀れみ、曹氏を罰すると共に紫姑をトイレの女神とした。
が、元々気弱な性格なのか、紫姑は女神になっても曹氏を恐れているらしい。
【参考文献】
『道教の本』ブックスエソテリカシリーズ4 より
紫姑神は民衆に広く信仰されている神である。言い伝えによるとある人の妾だったという。
本妻に嫉妬され、いつも汚い仕事ばかりさせられていたが、あまりの辛さに耐えかねて
正月の十五日に自ら死んでしまった。この薄命を哀れんだ人々は正月十五日になると人形を作り、
妾の魂を呼び出す。これが紫姑神である。
まず、人形を持って厠(かわや)や豚小屋のそばに行く。
妾は生前、厠や豚小屋の掃除をさせられていた。そして、次のようなまじないを唱える。
「子胥(ししょ)はお留守」
子胥とは妾の主人の名前である。
「曹姑(そうこ)も里帰り」
これは本妻の名である。
「小姑さん、いらっしゃい」
こう呼びかけると、人形が重く感じられる。人形に神が宿ったしるしである。
そこで、酒や果物を供えると、人形の顔が輝き、飛び跳ねて止まらなくなる。
諸事の吉凶や、耕作、養蚕の豊凶を占うのはこの時である。また、この神は射的が得意である。
機嫌のよい時は盛んに飛び跳ねるが、そうでない時は仰向けに転がったままでうんともすんとも
言わない。
平昌の孟という人はこの神のことを信じていなかった。
ある時、自分で試しに人形を作って神を呼び出してみた。すると、人形は勢いよく跳ね上がり、
そのまま屋根を突き抜けて飛び去ってしまった。どこへ行ってしまったのかはいまだにわからない。
(六朝『異苑』)より
紫姑神は「三姑神」とも呼ばれるトイレの守り神です。
中国では、トイレの取り組み口のそばに、銀の簪を入れたゴミ取りをおいて紫姑の御神体としたり、
トイレの壁に彼女の肖像を貼って無病息災を願っていました。
紫姑はもともとは人間の女性で、唐の時代に山東省に生まれ、姓を何、名を媚、字を麗喞といいました。
何媚は小さい頃から学問を好み、また大変な美人であったため、山西省寿陽県の県知事に見始められ、
その妾となったのです。
しかし県知事があまりにも彼女を愛したので県知事の正妻である曹夫人は激しい嫉妬を抱きました。
そして正月の15日、何媚は知事が留守の間にトイレで殺されたのです。
天帝は殺された彼女を哀れに思い、トイレの守護神、紫姑としました。
中国の家庭では、何媚の命日つまり正月の15日を紫姑神のお祭りの日としています。
祭りのときには、トイレから紫姑神の御神体を持ってきて紫姑を呼び出し「こっくりさん」のような方法で
お告げを聞いたそうです。
ちなみに、紫姑は神となった今でも曹夫人を怖がっているとされており、
お祭りのときには「曹奥さんはいませんよ」と声をかけるならわしになっています。
紫姑神(中国神話)より
厠の神様が「射的が得意」とは、、、
女の人がトイレ掃除すると可愛い子供が生まれるっていうけど
男の場合はダーツが上手くなったりとかあるのかなあ。。。
55 :
天之御名無主:2005/04/20(水) 21:47:12
面白そうだな。
あげてみる。
56 :
求道心:2005/04/23(土) 11:41:26
有徳公(徳川吉宗)が紀州時代行っていたという話。
一木・二火・三庭・四竹・五升・六井・七客・八陰・九茄・十糞。
一の日は木を切らず。
二の日は火を慎む。
三の日は庭の土を動かすべからず。
四の日は竹を切るべからず。
五の日は斗升をもて量るものは戸に入るべからず。
六の日は井を清めよ。
七の日は初めての客は入るべからず。
八の日は内は入るべからず。
九の日は茄子を必ず食う。
十の日は厠を潔うせよ、糞を動かすべからず。
これを3年行えば、富貴を得べし。
やはりトイレは清潔に。
57 :
天之御名無主:2005/04/26(火) 14:02:53
外便所の利点は
汲み取りがしやすいこと、
農作業中も土足で入れること、
日光により糞尿の発酵が進むこと、
うーん、農業最優先だな。
58 :
天之御名無主:2005/06/27(月) 03:29:30
肥料として重宝されてたなら日本の便所神は豊作の神か?
59 :
天之御名無主:2005/08/04(木) 12:37:27
そうでもない気がする
むしろ便所の「境界性」が重視されて
お産の神になったりしている
ちなみに箒神が産の神なのも、
汚れを集めて払う境界的性質から。
箒のほうは物集高音民俗学ミステリ(?)「赤きマント」に
便所神のほうは飯島吉晴「竈神と厠神」にでてた。
60 :
天之御名無主:2005/08/04(木) 13:37:29
水洗トイレといえば、西洋からきたというイメージが
あったが、西洋のイナカのトイレはやはりぽっとん式
なのかな。それから中近東等のトイレ事情にも詳しい人
いない?
61 :
紙石鹸 ◆fP8/p/c8pk :2005/09/02(金) 11:24:52
国によってでも土地柄と貧富の差でトイレ状況はかなり違いそうだね
お金があってもベルサイユ宮殿にトイレが無いってのは有名な話しだけど
初めて聞いた時は驚いた
どこの国でも基本形はやっぱり川に流すってやつなのかな?
ある意味「水洗」ではある
62 :
天之御名無主:2005/09/02(金) 11:50:40
弥生時代の遺跡では、土に穴掘ってそこにするというものだったと思う。
いっぱいになったらそのまま埋めて新たに穴を掘るというもの。
有機肥料の有効活用という点でみるとあまり好ましくないのかな?
>>10 新鮮なフンが作物に有害というのは初めて聞きました。
理由をお聞かせください。
63 :
天之御名無主:2005/09/02(金) 11:54:49
62です。自己レス
アルカリ性のアンモニアのせいかもしれませんね、
時間をおくと細菌が分解し中和もされるので無害化するのかも
しれません。
64 :
トンテジ:2005/09/07(水) 02:48:04
韓国人女性が トンテジ(糞豚)と呼んで私の口に排泄物を注ぎ込みます。
済州島や沖縄では、便所の床下に豚を飼って餌は落下してくる人間の排泄物
だそうです。資源の有効再利用です。
65 :
天之御名無主:2005/09/08(木) 14:27:28
沖縄の豚便所跡は重要文化財指定。
資源(?)の再利用ですな。
ビルの地下に牛を飼って、オフィスの糞尿で育てる、
ということを考えた博士もいるらしい。
66 :
トンテジ:2005/09/08(木) 17:25:12
洪水で避難所の食糧補給が途絶えても、食糧は韓国人女性様に召しあがって戴いて
トンテジは、韓国人女性様の排泄物を頂戴して生き抜きます。
67 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/10(土) 20:48:50
アイヌのトイレは確かオッカヨルとメノコルっていうんですよね。
アイヌはアミニズムだからトイレにも神がいると信じてるわけっす
68 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 09:11:03
なんだかオカルト形の話にもって言ってすまないのだが、
トイレに出るという「ムラサキババア」、
あれは紫姑神が民間伝承で日本にも伝わってきたうちに、
子供たちの手によって神から妖怪へと変わった姿なのかもな。
それと
>>36の「厠で郭公の声を聞くことを忌む」というので思い出したのは便所入道の話。
用を足してるときに便所入道に睨まれたら糞詰まりになるという伝説?怪談?で、
それを避けるには「便所入道ホトトギス」ととなえるのだとか。
さくらももこさんが単行本の空きページに書いてたな。
以上、あんまり関係ないが、古代から現代に残った便所の伝説でした。
69 :
天之御名無主:2005/10/05(水) 11:53:15
アイヌの便所神はミンダルカムイというって。
あと、あげあしとるようで悪いけどアニミズムな。
アイヌに限らず日本人もそうじゃん。
ムラサキババアと紫姑神を結びつけるのははじめて聞いた。
面白いと思う。けどムラサキババアって便所に出たっけ?
70 :
天之御名無主:2005/10/05(水) 12:19:24
kawaya(日本語) と Käymälä(フィンランド語)
字面だけ何だか似てる
71 :
天之御名無主:2005/10/05(水) 12:42:41
>ムラサキババアと紫姑神を結びつけるのははじめて聞いた。
学校の怪談研究では結構ポピュラーな説らしい。
72 :
天之御名無主:2005/10/05(水) 22:16:32
便所で豚を飼うのはよく聞く話だけど、その豚の糞はどうするのだろう。
結局糞が出るのは一緒なわけで・・・
73 :
求道心:2005/10/07(金) 21:37:33
>>68 喜多川信節の嬉遊笑覧を読むと、武蔵国の小児の呪いとして、
「除夜に厠にてがっぱり入道ほととぎす」を紹介。
ほととぎすを忌んでがっぱり(眼張)入道と眼の大きな恐ろしげな妖怪じみたものでホトトギスを脅そうとしたらしい。
糞詰まりになるとは書いてなかったが、同じ入道つながりで・・・
74 :
天之御名無主:2005/10/13(木) 11:21:46
アラビアンナイトでも、便所の神様いたなあ。
魔人にさらわれただかしたお姫さまが、便所にこもってお祈りすると
便所の女神さまが出てきて助けてくれる。
それも彼女を背に乗せて遠い海まで連れてってくれるというような
けっこうな神通力の持ち主だった。
妹尾河童の本にヨーロッパの古城の空中トイレなんていうのもあったな。
断崖絶壁に立つ古城の塔にちょっと張り出した部分があり、そこがトイレ。
大きな穴がありその下は何十メートルという断崖。
命がけのぼっとんトイレだけど、臭いはしないという。
1回やってみたいな。
75 :
紙石鹸 ◆fP8/p/c8pk :2005/11/24(木) 21:10:24
>>74 こ、こわ〜
落ちたら確実にアウトだねえ
確かに臭いはしないだろうが、、、。
おしっこなら何とかできるだろうが またげなさそう
恐ろしくてそこでうんちとか出来ないなあ。。てか出なさそうな気がする。。。
紫姑って『シコ』と読んで良いのか? オシッコの語源っポ(6 ̄  ̄)
77 :
天之御名無主:2005/12/11(日) 05:28:21
>>76 なあああるほどー
そういえば便だもんなあ大と小に分かれてはいるが
オシッコってのはそこら辺からきてるのかも知れんな
そうなるとウンチってのはどこから来たんだろうな
78 :
天之御名無主:2005/12/11(日) 06:08:45
醜女(しこめ)のしこはどうだろう。
79 :
76:2005/12/12(月) 14:29:29
>>77 実際には音が名前の由来なんでしょうけどね。そんなこと考えてみるのも楽しいかなってね。w
小便の迸る擬音や大を気張る声みたいなのに、ワンコだのドジョッコ鮒ッコみたいな愛称のコが付いたんだろうけど…ウンチのチってなんだろ?
みんな痔だから血ってもんでもなかろうしw
80 :
紙石鹸 ◆fP8/p/c8pk :2005/12/12(月) 22:59:41
電話で最初に「もしもし」っていうじゃない
あれって昔は用件を伝える時に「申す申す」って言ってたのがだんだんryされてなったっての
聞いた事あるけど「うんち」とかも何かがryされてるのかなあ
古典を読んでると出てくる「いばり(尿)」って言葉はどうして消えていったんかな?
82 :
紙石鹸 ◆fP8/p/c8pk :2005/12/26(月) 07:27:12
>>81 いばり(尿)をする時のポーズから偉ぶる人の事を「えばる」「いばる」ってなったのかな。。。
昔は着物だったしねえ パッと裾を両手で腰に持って行って 腹突き出して用をたしてたんじゃない?
そうなると違う意味あいになってしまったけど『言葉』としては残ってるっていう特殊パターンかも
83 :
天之御名無主:2005/12/26(月) 08:18:37
>>82 韓国人女性さまから,立ちションスタイルで,尿を顔に浴びせられたり、
口に注ぎ込まれたりしています。
床に零れた尿は、四つ這いで、舐め取らせられます。
舐めている後頭部を踏み付けられます。
偉ぶったり、威張ったりされています。
84 :
紙石鹸 ◆fP8/p/c8pk :2006/01/05(木) 19:49:18
>>83 嬉しそうだねえ(笑
そういうお方は今年は厠の神様を特に祀るといいよ
紫姑神様からのご加護があるかもねえ
85 :
天之御名無主:2006/01/09(月) 21:43:47
嬉しい・
86 :
天之御名無主:2006/01/13(金) 07:13:17
87 :
天之御名無主:2006/01/26(木) 22:22:42
イヌネコの脱糞を観察すると、彼らは脱糞の際に直腸が肛門の外にめくれ出て、
用便で肛門周辺が汚れないことが分かる。
大変便利だと思うが、人間はそうではない。
人間は肛門が真下を向いているため、引力による垂れ流しを防ぐべく
括約筋が発達し、脱糞時に直腸が飛び出ることがなく、
肛門周辺に用便がついてしまうのだという。
言わば人類が尻を拭くのは、二足歩行の宿命である。
現在我らの尻はトイレットペーパーで拭かれているが、
紙が登場する以前は、何で尻を拭いていたのだろうか。
日本の民俗に限って言えば斉藤たまの「落とし紙以前」という本に詳しい。
その中の事例を見ると藁、木の葉、縄、藻とさまざまなもので拭いていたことが 分かる。
諸外国でも紙以前は水や石、木の葉、藁、藻、綿、ボロなどが用いられた。
16世紀にラブレーによって書かれた「ガルガンチュワ物語」の確か第11章では、
主人公のガルガンチュワがさまざまなもので尻を拭く描写がある。
ビロード、帽子、襟巻き、寝巻き、さまざまな木の葉、まぐさ、麦くず、頭巾、
枕、紙、水、靴といった身の回りにある柔らかそうな全てのもの、
さらには猫、にわとり、羊の毛、牛の皮、ハト、鵜といったとんでもないもので まで
ガルガンチュアは尻を拭いた。第一級の奇書、変態のわざといっていい。
ちなみに、中でも一番心地よかったのはガチョウで、
ガチョウの子の首をまたぐらに挟んで拭くことは、
柔らかくて暖かくて実にすばらしいものだそうだ。
オレはともすると痔が切れるのでウォシュレットが一番いい。
つーか、猫で尻を拭くな!
88 :
天之御名無主:2006/01/27(金) 00:15:32
ガチョウならいいのかw
89 :
紙石鹸 ◆fP8/p/c8pk :2006/02/07(火) 22:59:18
小咄思い出したな 熊とウサギの会話
熊「うんこする時にさあ 自分の毛にうんこ付いたりしちゃわない?」
うさぎ「いや、付かないよ」
それを聞いた熊はうさぎで自分のケツ拭きましたとさぁ
90 :
天之御名無主:2006/02/16(木) 07:15:46
私の女ご主人様は、下僕の舌をトイレットペーパー代わりに
ご使用になられます。
91 :
求道心:2006/03/18(土) 00:53:18
ふと思い出して、色々調べたところ、宗凜の荊楚歳時記にこんな話が・・・
昔、区明という商人がいて、彭沢湖を過ぎると、馬車に乗った青湖君と名乗る人物がその区明を家に招待し、何がほしいと尋ねた。
区明は如願を乞えと以前、人に教えられたとおり、求めたところ、如願をはなはだ惜しむが、結局、青湖君は折れてしまい、区明に如願を与えた。如願は小さな奴婢で、望めば何でも得られると青湖君は区明に教えた。
区明はそのおかげで、大いに富を得たが、正月、如願が寝坊したので、杖で打ったところ、如願は、頭から糞土に突っ込み、出てこなくなった。それ以降、区明は日増しに貧乏になった。
そこで、糞を打つ風習が云々〜
ここにでてくる、如願も厠神の一種か?
92 :
天之御名無主:2006/04/11(火) 13:32:06
大学の便所にあったラクガキ。カッコ内は俺のメモ。
「夢も希望もなくなったピカチュウ そして涙も枯れ果てたライチュウ」
「なー、今フと思ったんやけどよー女子便にも同じような落書てあんのかなー?
教えて! えらい人!! ポンキッキーズ…あれウゴ2ルーガ??…?
やのーて掃除のオバちゃんに聞けばえーんか。そーか。」
「何が僕にとってリアルなのかはわからない。
けど、この痛みはリアルだ。いたい。」(痔でしょうか?)
「今の歴史の教科書が自虐史観に立ちすぎだと。学者たちよ
今までに行ってきた日本の悪行を反省し、
二度と練り返さぬがために書かれた自虐史はそんなにみっともないだろうか?」
(「繰り返し」が「練り返し」に!「自虐」は書けたのに!)
「一学のメシはヒドイと思う」
「そーゆーことは全代会で言おう」
「そんなくそ業者追放してマックを入れたらいい」
「業者の苦労も少しはわかれ クソ学生 親のスネかじってるクソ学生のゆーことじゃない」
「クソクソ言うな!!便意を催してきたぢゃないか…。」
(じゃあここですれば?)
「おれはエースになる」
(投球に大事な足腰を和式便所で鍛えるのが彼のやり方)
「青菜に塩→あ、オナニしよ」
(あ、どうぞ…)
93 :
天之御名無主:2006/08/19(土) 17:18:46
age
94 :
天之御名無主:2006/11/12(日) 00:56:00
>92
今君の手の中には人類の未来が握られている。
って書いてきて。
95 :
天之御名無主:2006/12/05(火) 11:28:28
↑「うんこしてるやつがえらそーに!」
96 :
天之御名無主:
http://www.asahi.com/life/update/1212/OSK200712120051.html 男性の半数は「座りション派」 8年前の3倍超
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朝日新聞〜2007年12月12日18時42分
男性の半数は「座りション派」――。松下電工は12日、30〜50代の夫婦約500組に聞いたところ、夫の半数は座って小用を足していたという調査結果を公表した。
8年前と比べ、3倍以上に増えているという。
同社は「座った方が水はねもなく、トイレ掃除もしやすいことが浸透しつつあるのではないか」と分析。今後も「座りション派」は増えるとみている。
調査は今年6月、関東と関西在住の夫婦にインターネットで実施。男性には「用を足す時のスタイル」を、女性には「夫が用を足す時のスタイル」をそれぞれ尋ねた。
その結果、夫本人、または妻が、「夫は座ってしている」と答えたのは全体の49%に達した。
同社が99年に実施した同様の調査では、「座りション派」は15%、04年調査では30%だった。
ただ男女別の結果をみると夫婦の意識の食い違いもうかがえる。
女性の半数以上は「いつも座って」(53%)と思っているのに対し、「いつも座って」と答えた男性は27%。
「たまに座って」と答えた13%をあわせても4割程度しかなかった。