恐ろしや楽しや化け狸スレ!!ぽんぽこ

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1ぽんすけ
宇治拾遺物語より見られる化けたぬきたち!!!萌
2フレイ・アルスター:04/05/20 18:06
2はいただくわ
3天之御名無主:04/05/20 18:31
タヌキぽんぽこ
4天之御名無主:04/05/20 19:59
さいしょに化けたたぬきってなんだ?
5天之御名無主:04/05/24 13:33
NARUTOスレと認定しますた
6天之御名無主:04/05/24 16:20
日露戦争の武勇談もあるね。
7天之御名無主:04/05/25 16:37
狸よりアライグマの方が好きだな。
アライグマの方が人を化かしそうな気がしないでもない。
8天之御名無主:04/05/25 23:37
狸という単語には、アライグマやアナグマの意も包括されてないか?基本として
古今著聞集なんかでは、ムササビのことを狸って言っている雰囲気があるし

ねこ神話スレと若干かぶるところあるかも

9山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/05/25 23:54
>>8
>ムササビのことを狸って言っている雰囲気があるし
と仰いますと例えば?斎藤助康が退治した古狸は、「細声をいだして
ききと泣きけり」とありますが、これだけでは不十分かと。
古池の怪物が毛の禿た狸であったという話は、『宇治拾遺物語』の水無瀬
殿(後鳥羽院離宮)に出たという毛の禿たムササビを連想させますが。
10天之御名無主:04/05/26 00:55
例になるかは分からんが、ウグイスはホーホケキョとは鳴かんぞ。
シーサーは狛犬に似てるが犬でも無いしな。
それっぽい生き物はまとめて「ぽんぽこ」にしとけ、という認識やも。
昔は現代ほど生物学に関心は無かったっぽいしな。
11天之御名無主:04/05/26 01:26
>>9
えっ?宇治拾遺にムササビでてる!?
そんなら以下のことは戯言になるかも

巻十七「庄田頼度、八条殿の変化を捕縛する事」
「頼度がうへをくろき物のつくさきやうなるが走り越えるを、
下よりむずととりとどめてけり。見れば、ふるき狸の毛
もなきにてぞ侍りける。」

鳥類の類のものかなって、捕まえてみたら、どーも狸の毛。
っていうやつ。ムササビと見るのが妥当じゃないかなぁ
12山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/05/26 01:40
>>11
「走り越えた」のですから、梁の上を通ったのでは?
頼度は寝殿の「狐戸」(屋根の破風の下の格子戸)に入って待ち受けて
いたらしい。「つくさき」はみみずくの事だともいい、新潮日本古典集
成本の注に従えば、色や面貌・鼠を獲る性質などから狸と間違えられて
もいいものという事になります。
八条殿の屋内という事であれば狸の方が生活し易いように思えますが。
なお『宇治拾遺物語』巻第十二(流布本)に、「水無瀬殿むささびの事」
があります。
13天之御名無主:04/05/26 01:42
>>9
おっしゃるとおり探してみましたら、確かにありました。
うへー 尊敬いたしまする 生き字引ならぬ生きインデックスですね!!

「水無瀬殿むさゝび事」にはたしかに”むささび”とありますね
夜行性だし、狸に似ているそうなので、生物学的にもムササビかもしれない

叙述が、著聞集のネタじゃないかと思われるかんじもする
旧大系の説話目録を見ていますが、同話類話に指定はされてないなぁ
14山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/05/26 01:49
場所の雰囲気が違いますからね。ただ類話として挙げた例もあります。
中島悦次先生の『宇治拾遺物語 打聞集 全註解』(有精堂)がそれ。
15天之御名無主:04/05/26 01:50
>>12
仰るとおり「つくさき」は、みみずくというのが定説ですが、
それが飛行であると仮定したうえでの逆算で導かれた説であれば
若しくは鳥類ではなくて梁の上かもしれないですね
集成本の「狸と間違えられていいもの」っていうのは納得いかね
でも、”狸”そのものぢゃないんだよねぇ???

宇治は矢で射っているわけだし、手で引き摺り下ろしたというのは
やっぱり梁かな…
16天之御名無主:04/05/26 01:52
>>14
確認してみます ってか尊敬
17山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/05/26 01:57
直接関係はしませんが、『今昔物語集』巻二十五には源頼光が東宮時代
の三条天皇に命じられて屋根の上の狐を射落としたという話があります。
また『中外抄』にも屋根の上の狐に生飯を食わせて鳴かないようにさせ
たという談話が見られますので、屋敷内に狐狸が入り込むというのは割
と多く見られたようです。
『枕草子』では犬の翁丸が折檻されて鳴いた時に、野犬がぞろぞろ集ま
っている。壊れた築地でもあったのか、里内裏でも出入りは出来たよう
です。賊も入っていた事は『紫式部日記』にある通り。
梟の類については、『源氏物語』などにも出て来ますが、こちらは郊外
という印象が強い気がします。もっとも狐も並んで出て来ますし、おそ
らくは『白氏文集』の「凶宅詩」の描写を反映したものなのでしょうが。
18山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/05/26 02:01
追加。ただ狐も郊外やそことの境界線上を好んだ事は、『狐媚記』に
記された怪異が左京をぐるりと取り巻いている事からも分かります。
右京は「池亭記」や『源氏物語』や『枕草子』にある通り、一部を除いて
早くから衰退していましたから。
八条院も四坊を越えればもう郊外(山城)ですからね。梟でもいいか。
でも走ったとあるからには狸を押したいですね。(長々と失礼)
19天之御名無主:04/05/31 00:37
>>1
お前、自分で書いたこのスレタイに恥ずかしさを感じないか?
20天之御名無主:04/05/31 22:50
>>19
ツッコミよりぽんぽこ話を
出しとくれ。
21天之御名無主:04/06/01 14:47
話がややこしくなるから非常にヤなんだけどさぁ
中国(印度)におけるぽんぽこ変化は研究すすんでないよなぁ
22天之御名無主:04/06/01 14:51
http://www.dff.jp/
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23天之御名無主:04/06/01 18:19



  しょ、しょ、処女(ry



24天之御名無主:04/06/02 13:43
佐渡に狐がいないのは、狸との化けくらべに破れたためだそうだ。
25とてた ◆0Ot7ihccMU :04/06/02 22:25
>>24
佐渡は移住妨害で、四国は戦後に追い払ったんでしたっけ。
26山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/02 23:01
四国の狐の頭が伊予の河野氏(松山松平氏とも)の奥方に化け、「奥方が
二人になった」と大騒ぎをさせて追いやられたとか。元ネタは『今昔物語
集』にある二人の乳母の話でしょうが。
この話だと狐が自爆した事になっていますね。
佐渡では大名行列に化けるといって切らせたとか、草鞋に化けさせて海
に放り込んだともいう。大名行列ネタは広島市の「おさん狐」伝説にも見
られますが、ここでは狐狸の立場が逆転している。
27天之御名無主:04/06/03 00:07
↑ 博覧強記
28天之御名無主:04/06/09 16:15
>>24 佐渡には狸の高利貸しがいたとかで、その屋敷跡だという
石垣が残ってるそうですが。
29山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/09 18:24
団三郎ですかね。高利じゃなくて、普通に貸していたのに返さない不心得
者がいたので貸さなくなったという椀貸し淵のような話ならあります。
30天之御名無主:04/06/09 20:18
>>29 多分それだと思います。
31天之御名無主:04/06/10 17:17
ところで狐というのは人を騙すのが優れていて、
逆に狸はどんくさくて人を騙すのにいつも失敗するというのは
いつ頃からの伝承なんでしょうか。
32山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/10 18:05
逆のパターンも多いですよ。狸ばかりの土地や狐優先の土地もあります
から、それこそ近代的なイメージの産物でしょう。
33天之御名無主:04/06/11 00:04
四国は狸の卓越した土地だよ
34天之御名無主:04/06/14 18:14
どんくさ
35天之御名無主:04/06/15 18:09
狸とズレルんですが、狐と油揚げっていつから関係があったんですか?
狐はともかく、油揚げそのものはそう歴史が深くない食べ物と思うんですが。
36天之御名無主:04/06/15 18:24
狐との関係は知らないけど
豆腐は1183年の春日大社の文書に記載が見られるから
油揚げもそもまで新しいわけじゃないんじゃないか。
37山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/15 19:31
狂言「釣狐」で揚げた鼠が出て来た後じゃないかと。
38天之御名無主:04/06/15 19:54
>>37 教えて君も何なので自分でも調べたんですが、山野野衾さんの
言う通りで、調べてくとダーキニーという狐の神を信奉していたインドの修行僧が
食べていたネズミの揚げ物が起源みたいですね。これが中国に渡ってダーキニー
=稲荷(狐)となり、鼠の揚げ物を稲荷に捧げる様になり、日本では殺生を忌避す
る為に油揚げに変わったみたいですね。

39山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM :04/06/15 20:00
>>38
ダーキニーが即稲荷という訳じゃありませんよ。鼠の揚げ物を食べていたと
いう話も怪しいですし、ソースは吟味なさった方が。
40天之御名無主:04/06/15 20:13
>>38 すいません。
41天之御名無主:04/06/20 14:18
今から十年ほど前になるかな。
都市近郊の田舎での話しで
実家に私が住んでいた頃の話。

本家の田んぼをトラクターで鋤きに行ったとき
本家の田んぼの前のT字路に真新しい御幣が
刺さってた。

本家の田んぼでの仕事が終わって田んぼから
道に出る時トラクターのロータリーハローの角で
その御幣を危うくひっかけそうになった。

ってな話を実家で母親にしたら。
その当時の数日前にどこそこの誰某が
狸に化かされて御祓いしてもらっていたんだと。

狐や狸は当時ごくごくたまに見かけていたが
まさか人様を化かす程イカした狐狸だとは
思ってなかったねぇ...。


42天之御名無主:2005/08/24(水) 12:24:30
徳島はたぬき祭りやら狸まんじゅうとかあるけど、なんで?
43天之御名無主:2005/08/24(水) 12:43:42
間違えた、金長まんじゅうだ
44天之御名無主:2005/08/24(水) 20:34:00
四国には狐がおらんで狸ばかりだから、化かすのは狸となっておる。
45天之御名無主:2005/08/25(木) 14:44:01
なるほど。ありがとう>>44
狸話もっと聞きたい!!
46○たこ:2005/08/26(金) 10:44:54
 たいした狸話ではありませんが。香川県高松市浄願寺の、「禿さん狸」なんかは一匹の狸さんにいろいろな
話があってとても面白いです。彼(禿さん)が若い頃、豆腐屋の隙を見て豆腐を隠してしまうのだけれども、
困り果てる豆腐屋の姿を見て自分のしたことに罪を感じ、豆腐を元通りにしておく話から、貧乏な家を助けるために
走り回り、ついには頭がはげてしまう話に…。有名な狸合戦の後、仲の悪かった金長一族と六右衛門の一族を仲直り
させたとかって話があります。それから日露戦争に兵隊に化けて出陣したという、島根県安来市の源太郎狐に似た話があります。
 お望みのようなお話と違っていたらすみません。
47天之御名無主:2005/08/26(金) 12:58:56
>>46ありがとう!狸話って和むから好きなんだよな。
狸に限らず日本の昔話全般好きだけど。
48○たこ:2005/08/26(金) 13:14:41
 良かったです。喜んでいただけて。日本の昔話は素敵ですよね。…今私が知っている
だけで日本の昔話に、「○太郎」とか「○子」などと名前を持った狐狸は、百三十匹以上居ますけれども…
私の知っているモノが少ないだけで、まだまだたくさん居るようです。
49天之御名無主:2005/08/28(日) 12:32:28
金長大名神に行ってみたい
50天之御名無主:2005/08/30(火) 11:32:46
現代の化けタヌキ⇒綿貫民輔
51天之御名無主:2005/08/30(火) 13:13:07
狸に化かされたって人いるのかな?
幽霊とかは信じれるけど狸は童話っぽいもんな
52○たこ:2005/08/30(火) 18:14:39
 さあ…どうでしょうか。新潟県の佐渡島の新聞には昭和初期(調べ不足ですみません)に、
「老婆が狢にバカされた」
なる内容の記事が載ったそうですが…。もうちょっと調べてきます。
53天之御名無主:2005/08/30(火) 22:15:30
愛媛県民ですが、うちの近所では喜左衛門狸が有名です。

讃岐の禿狸と化かし合いをして、本物の大名行列を見せて勝ったとか、
いたずらもするけど、村に病気が早ったら木の葉を小判に変えて薬を買って配ったそう。
一番有名な逸話は、日露戦争に出兵して、小豆に化けて大陸を渡り、
上陸するとすぐ豆をまくようにパラパラと全軍に散ったあと、赤い服を着て戦ったとか。
ロシアの将クロパトキンの手記に
「日本軍の中にはときどき赤い服を着た兵隊が現れて、この兵隊はいくら射撃しても
一向に平気で進んでくる。この兵隊を撃つと目がくらむという。
赤い服には、○に喜の字のしるしがついていた」
という伝説がある素敵ぽんぽこです。

あと松山ではお袖狸って女狸が有名。
狐は殿様&狸に追い出された説もあるけど、弘法大師に悪戯バカりするからと嫌われて
『鉄の橋がかかるまでは戻ってくるな』と追い出された説の方が有名かな?
ちなみに、四国に鉄の橋(しまなみ、瀬戸大橋、明石等)出来て狐がちらほら戻って来てるらしい
54天之御名無主:2005/08/30(火) 23:20:17
狸の神社で一番大きなところってどこでしょう?
やっぱり金長神社?
55天之御名無主:2005/08/31(水) 10:11:00
>>53ロシアの手記に書かれてるんだ?!そりゃ凄いねぇ。
面白い!!
56○たこ:2005/08/31(水) 10:44:41
 ホント素敵な御狸さん。日本の狐狸を集めていながらお袖さんも喜左衛門さんも
知らんかったです。これで日露戦争に参加した狐狸は三匹。まだ居るのでしょかねぇ?
5753:2005/08/31(水) 16:02:38

喜左衛門は愛媛の狸の中でも別格で、四国狸西の横綱だそうですw
西条市(旧東予市)の大気味(おおきみ)神社ってとこに
今は眷属の神さんの一つとして祀られてます

お袖さんは松山城のお堀のとこに、何重にもなった赤い鳥居の神社があって、
伊予の八百八狸の頭領隠神刑部と一緒に祀られてるそう
あと、日露じゃなくて日清戦争ですが梅の木狸って狸が戦争参加したそうです。
狸以外では、天狗(どこのかは失念しましたが、多分喜左衛門の近所だったかな?)が、
日露戦争で兵士を助けて戦ってた際、片方の翼を痛め、片翼になった伝説があるそうです。
(色々調べてた途中に合ったものなので愛媛で無かったらすみません;)
日清、日露は神さんや妖怪、獣達も一緒に戦ってくれたから奇跡の勝利したのかな?と思うと微笑ましいですw


あと、こんなサイトも見つけました↓
ttp://home.e-catv.ne.jp/kaori/tanukikai/tanukikai1.htm
58天之御名無主:2005/09/02(金) 22:41:38
>>51
けっこう現代でもまだいるみたいですよ。化かされた人。
新耳袋という実話怪談本があるんですが、そこによく載ってます。
すごいベタな化かされ話しがあったりして面白いですよ。
59天之御名無主:2005/09/08(木) 13:33:44
高知市の西にある咥内坂を越えるときは
必ずおにぎりとかおまんじゅうとか残しておかないと
むじなに化かされてお腹が減って動けなくなるって
昔話を聞いた事があるけど、
四国の他の狸にくらべると、しょぼい…
60名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 16:58:20
スレ違いですが、四国放送の狸祭りCMで流れてる歌好きです
「ぽっこっぽっこぽっこぽっこぽっこぽ〜阿〜波〜のたーぬきーの話〜で〜す〜」
も一つ、しっとり曲調で「ここは阿波の里〜人形浄瑠璃の〜話など聞い〜て〜」
良い歌ですよね。誰歌ってんだろ。CDありゃ欲しい
ちょっと検索してみます
61○たこ:2005/09/12(月) 09:54:15
 マジですか?四国放送でそんなものが。いいなぁ。私も是非CD欲しいです。
62天之御名無主:2005/09/12(月) 11:28:01
>>61懐かしい感じで良い曲です!でも調べてみてもよくわからんです…
「狸祭りテーマ阿波の里・藍の里」って出たけど
63○たこ:2005/09/15(木) 17:54:05
 おおっ。情報提供有り難う御座います。ちょっとこちらでも頑張って探してみます。
いいですねぇ「狸祭り」…。死ぬまでに一度は…。
64天之御名無主:2005/10/28(金) 16:57:38
動物霊って本当にいるのかな
65天之御名無主:2005/11/08(火) 22:37:07
>>57読んだら涙が出た。
また共存したいね。
66天之御名無主:2005/11/09(水) 14:53:07
>>60-63
http://www.jrt.co.jp/racc-dog/
ここで聴けるよ。
67○たこ:2005/11/09(水) 23:25:24
66様。最高のサイトご紹介、ありがとうございました。最高です。さっそく
お気に入りに追加してしまいました。
68天之御名無主:2006/02/09(木) 12:24:00
いっつでもおまえが〜
69天狗:2006/02/11(土) 17:15:32
狐のヒエラルキーを教えてください
70天之御名無主:2006/02/11(土) 22:22:10
淡路島は、芝居好きで大阪に芝居見物に通って、犬にかみ殺された芝衛門が
神として祭られている。取り壊された中座にも祭られていて、中座から火が
出て法善寺横町まで焼けたのは、芝衛門の祟りだと言われた。
淡路島では、金縛りになる事を狸に腹を押さえられると言う。
狸同士の合戦では、金長たぬきの敵に回っている。
71天之御名無主:2006/02/22(水) 20:22:54
わしゃ、昔フルハタという山へ行って座っとたらね、背に手を掛けてね、
「負んでくれ」ちゅうだ。子供だとばかり思ってね、負んで家へ来たら、それが狸だった。
それが家に居着いてしまってちょっとも行きゃあせん。三年ぐらい飼ったわ。
そのうちに行っちまった。
松谷みよ子の現代民話考11 の中の短い話。具体的な説明はまるでない。
しかしこれを映像で考えてみると面白い。
72天之御名無主:2006/02/26(日) 23:03:27
タヌキというのはひとなつこいのか?

66 :本当にあった怖い名無し :2006/02/25(土) 11:41:28 ID:FE1hKzMZO
小4ぐらいの時、親と喧嘩して家出して、なかなか迎えに来てくれないから
山に作った秘密基地で夜を過ごしたなー。風の音が目茶苦茶怖かったの覚えてる
途中で家に帰ろうとしたんだけど恐怖のあまり体が動かなかった(金縛りとかとはちょっと違って
でもタヌキが基地に入って来てすごい安心した。一緒に寝たよ。臭かったけど。

今思うとタヌキと寝るなんてとんでもない
73天之御名無主:2006/02/27(月) 14:31:54
キツネよりは人懐っこいイメージはある。
実際はどうか知らないけど(友人は北海道に居た時よくキツネが庭に来たらしい)
74天之御名無主:2006/03/13(月) 12:40:32
age
75天之御名無主:2006/04/06(木) 15:44:43
76天之御名無主:2006/04/06(木) 17:31:51
>>70

法善寺横丁


呑み屋街だろがぁ!


祟りなど迷信に過ぎない
77天之御名無主:2006/04/13(木) 21:00:48
狐に比べて昔話の狸って、なんか月夜の晩に踊ったり唄ったりが好きなイメージで
一言で言えば「陽気」なんだよね。あと、ちょっとおっちょこちょいで失敗したり、
それで親しみやすいのかも。
よく陰陽五行で狐は「陰」って言われるけど、陽気な狸はどうなんだろう。。。
「狐狸妖怪」で一くくりにされるから、狐と同じような、笑えない怖い話も
あるんかな。
78天之御名無主:2006/04/15(土) 00:11:30
かちかち山の婆鍋とか…
まぁ「三国に渡り妖異を為し〜」とかほどスゴ味はないけど :P
79天之御名無主:2006/05/04(木) 11:17:46
10前に無くなった親父に20位前に聞いた話。
本四連絡橋の無かった頃、連絡船の売り上げの中にたまに木の葉が
混ざっていて、その枚数だけお札が足らなかった。
関係者は又、狸の仕業かと、なれた様子だったそうだ。
8079:2006/05/04(木) 11:39:33
又また、親父に聞いた話。
俺の親父は愛媛県伊予三島市金砂町の平家落人の子孫なんだが
子供の頃、山里の井戸端で米を研いでいる母親に提灯の明かり
をかざしていると、旅人が道を訪ねてきたので教えたそうだ。
次の日、その男が荷物を人が登れないほど高い木の枝にひっかけて
傍らで寝ていた。話を聞いたら何も覚えていなかった。
たぶん狸に化されたんだろうって言ってた。
81天之御名無主:2006/05/06(土) 02:05:13
>79
ホノボノ・・・
地味にいい話
82天之御名無主:2006/07/19(水) 18:43:06
化けてほしい。
83天之御名無主:2006/07/24(月) 23:58:28
山内家の奥方が狸に祟られたらしい
84天之御名無主:2006/07/25(火) 04:46:15
カチカチ山の狸さん♪
85天之御名無主:2006/08/05(土) 13:49:25
ポンポコ、ポンポコ、ポンポコポン♪

ポンポコ、ポンポコ、ポンポコポン♪
86天之御名無主:2006/08/05(土) 22:24:04
狸の腹鼓というのもいまいち由来がわからないなぁ。
何で腹なんだろう。
87天之御名無主:2006/08/06(日) 17:14:01
>>86  検索してみた。
 
――――――――――――――――――――――――
「狸の腹鼓」ということは、慈鎮和尚の歌にも見える。
昔からあることだ。だが、狸はなぜ腹鼓を打つのだろうか。
人を惑わすためなのか、あるいは、ただ自分の楽しみで鼓を打っているのか。
 こんな議論をしていたところ、ある人が言った。

「いやいや、そのどちらでもありません。
私は以前、箱根の最乗寺に泊まったときに、
狸の鼓打ちというのをこの目で見たので知っています。
あれは狸が一匹でするのではなく、二匹でやります。
寺の者が『滑稽この上ないものですから、
声を立てないよう息を忍んでご覧なさい』と言うので、
月の明るい夜に戸の隙間からそっと窺っていました。
 やがて庭に狸が二匹おどり出て、あちらにこちらにと戯れ遊びます。
これは雌雄の狸で、交合しようとして付いたり離れたり戯れているわけです。
二匹は飛びちがうとき腹と腹を打ち合わせます。
それがポンと鼓のように聞こえまして、何度も何度も打ち合わせるのを離れたところで聞けば、
まさに鼓打ちというべき音の具合なのです。ですから、皆さんがおっしゃるようなことではありません」

―――――――――――――――――――――――――――――
88天之御名無主:2006/08/06(日) 17:39:11
徳島住みです。
去年、夜に家の前の畑を通ると、猫らしき動物がほうれん草の列の間をササッと逃げて行ったんです。
最初は猫かと思ったんですが、今思えばあのもふっとした尻尾はタヌキだったのかも…。
89天之御名無主:2006/10/24(火) 18:36:10
保守
90山野野衾 ◆CXSSL1llHI :2006/10/26(木) 23:12:31
>>87
おそらく、慈鎮(慈円)は寂蓮の間違いですね。
文章は『譚海』の現代語訳です。
91天之御名無主:2006/11/12(日) 13:25:38
ポンポコ狸のお饅頭♪ ポンポコポンポコポコポン♪

ポンポコ狸のお饅頭♪ ポンポコポンポコポコポン♪

ポンポコ狸のお饅頭♪ ポンポコポンポコポコポン♪
92天之御名無主:2006/11/14(火) 10:50:48
平成狸合戦ぽんぽこあげ!!

なかったんだorz
93天之御名無主:2007/07/14(土) 15:22:16
保守
94たぬき:2007/09/27(木) 21:50:29
「狸どんの舟は泥の舟水におぼれてぶっくらぶんのぶん」
95天之御名無主:2007/10/05(金) 19:31:23
松山の名のある狸シリーズ@
■お袖狸
別名:八股大榎のお袖大明神
松山市役所前の松山城東堀端に赤い鳥居が沢山並んでいる。
近づいてみると狸の像が沢山祀られていて可愛かったw
安産と縁結びの利益があるとされ、
松山市内の産婦人科医、安井雅一(後の松山市長)に、
お産の手伝いをさせたという話も残っている。

昭和11年に伊予鉄城南線複線化のためにここの榎を切り倒そうとしたが、
事故が続発し、お袖の祟りと工事関係者に恐れられた。
憲兵隊が出動して警備に当たったがやはり事故が起こる。
結局移転の儀式をして、郊外の天山町にあった喜福寺に榎を移植すると祟りは消えた。
しかし、この榎は枯れてしまう。

昭和12年、現在のJR予讃線大西駅に絶世の美女と眷属が降り立ち、
山桃の大木のある明堂で姿を消すところが目撃され、
お袖が移り住んだとの噂が立つ。
ここでお袖に祈ると体の悪い箇所に赤い斑点ができ、
そこにお灸を据えると病気が治ると評判になり、全国から参拝者が訪れる。
地元は「たぬき景気」という好景気に沸くが、やがて参拝者は訪れなくなった。
現在は元の東堀端に戻っているとされる。

■毘沙門狸
松山城山の毘沙門坂に出没した悪戯好きな狸。
化けることが得意で「♪雨の降らんのに傘さして 毘沙門狸にだまされた」
との歌が当時の子供たちの間で流行った。
明治30年頃、俳人の柳原極堂が深夜に近道をしようと線路を歩いていたところ、
向こうから汽笛を鳴らしながら列車が近づいてくるので、
あわてて避けようとして脇に避けると溝に落ちてしまった。
後で考えてみると列車の通るはずのない深夜であり、
柳原極堂は毘沙門狸に騙されたことに気付いたのであった。
96天之御名無主:2007/10/05(金) 19:37:35
松山の名のある狸シリーズA
■六角堂狸
勝山町の榎の上で髑髏を振り回していたという。

■金平狸
恵原に棲み、文字が読め算盤も得意というインテリ狸。

■俳諧狸
天山町に棲み、俳諧師と句の勝負をしたという。

■正安寺狸
湊町に棲み、お婆さんの餅を食い逃げしたが、そのお詫びにお婆さんを元気にしたという。

■おみつ狸
三津口の辻番所の魚を狙ったが、こたつの松葉にいぶられて正体を露見してしまった。
97天之御名無主:2008/03/02(日) 15:12:12
松山あげ
98天之御名無主:2008/03/04(火) 00:00:36
【不買運動】アウトドアファッションの「パタゴニア」が「捕鯨は残酷的かつ暴力的であり、不必要なものです」と宣言!!!【テロ支援】
アウトドアファッションメーカーの「パタゴニア」が
先日、日本の捕鯨船に対して攻撃を仕掛けた狂信的反捕鯨テロ集団シーシェパードを支援していることが明らかになりました。
「パタゴニア」はこの事実を指摘されて
今後もシーシェパードを支援していくと明言、
捕鯨は残酷的かつ暴力的であり、不必要なものであるとして、
反捕鯨の立場を明確にしました。
日本の捕鯨は長い歴史と伝統の中で
海の恵みに感謝しながら鯨のすべてを利用して
採り尽くさないように環境にも配慮しながら
行われてきたものです。
白人のように鯨の油を取る為だけに
鯨を殺戮した捕鯨とは違います。
パタゴニアはそのような日本の伝統を無視して
「捕鯨は悪」決め付けて白人の一方的な価値観を
日本に押し付けようとしています。
パタゴニアはアウトドア用品などを売って
人間が自然に入り込んで環境を破壊することに加担しておきながら
反捕鯨と言うことで何か環境に良いことをした気分になっている
自己満足の偽善者たちです。

日本文化の破壊を目論む反日テロ支援企業に対する
不買運動と抗議メールの送信にご協力下さい!!!
99天之御名無主:2008/05/21(水) 12:12:58
四国は狸の話が多いねぇ
100天之御名無主:2008/06/11(水) 06:46:23
100get
101天之御名無主:2008/07/23(水) 00:27:34
狸あげ
化けだぬきって妙になごむ…
102天之御名無主:2008/07/24(木) 00:20:41
>>99阿波の藤兵衛狸と広島のおさん狐が化け比べをする話しがあった
103天之御名無主:2008/07/26(土) 03:57:41
狸とお寺って関係が深い気がするけど、どうして?
104天之御名無主:2008/08/20(水) 19:19:11
保守
105天之御名無主:2008/12/17(水) 14:07:51
保守
106天之御名無主:2009/01/05(月) 12:27:32
狸がお寺で、狐は神社って感じはする。
107天之御名無主:2009/05/27(水) 18:29:40
狸を祭った神社ってないのかな?
108天之御名無主:2009/05/28(木) 09:02:03
>107
ぐぐるとたくさん出て来る
109天之御名無主:2009/12/23(水) 01:47:17
保守
110天之御名無主:2009/12/23(水) 05:42:07
たんたんたぬきのきんたまは〜、
かーぜがないのに
ぶーらぶら〜♪
111天之御名無主:2010/03/11(木) 17:19:44
ぽんぽこあげ
112天之御名無主:2010/03/11(木) 19:23:18
『お狸大明神』。『芝衛門大明神』。
日本三大霊狸の筆頭。
語呂合わせ的ですが、
**狸はタヌキ・・・他抜き、多抜き=他に先んじる。
と言うのもあります。

芝衛門狸大明神さまは
舞台演劇、芝居関係者や役者の守護神。
大坂は中座の舞台下の祠に近年まで守護神として御鎮座。
歴代の名だたる名優達に崇敬されていました。

現在は古里の淡路島は洲本市の洲本八幡宮に一宇を設けて厳斉しています。
また、他にも島内には祠が点在しています。

***淡路島の芝衛門狸さまはオツムも賢く化け上手でタヌキの大統領として日の本中に名を轟かせていました。
また無類の芝好きで、ある時、大阪の中座に名優が出演と聞き及び居ても立ってもおられず、
嫁のお増(美人?の誉も高い)や子供達の宥めるのを一蹴して
早速、単身海を越え遠路遙々とやってきました大坂は中座前。
物陰で得意の化け技で恰幅の良い大店(大企業)の紋付き羽織り袴姿の大旦那に早化け。
木戸銭(入場料)は道すがら拾った木の葉をコレもチョチョイノチョイとお手の物でお金に変えて、準備は万端。
悠々と木戸を通り抜けて憧れの名優の演じる大芝居を堪能。溜飲を下げる(これで止めて帰ればよい物を)
味を占めて、もっともっとと連日の観劇。

113天之御名無主:2010/03/11(木) 19:24:46
***
一方、木戸番は連日木戸銭に木の葉が紛れ込むのを訝り、怪しみ、
『コレは、何かキツネやタヌキの仕業に違いない』
と、翌日には大きな犬(土佐犬か秋田犬?)を連れてきて、芝居がハネて出てくる客を観ていると・・・
ある大旦那風の後ろ姿がチョット変なのに気付き、よくよく観て見れば羽織り袴の裾から何やら得体の知れない物が見え隠れ。(笑)
それで犬をけしかけてみれば、件の大旦那、びっくり仰天。不覚にも正体を現してしまい、更には犬に囲まれ攻められ咬み殺されてしまいました。(〜狸汁?)
木戸番と中座の小屋主は溜飲を下げたのも束の間、
それ以後、客足がぱったりと遠のき閑古鳥が鳴く始末。いよいよ進退窮まるような事態に・・・
『コレは、あの時のタヌキを殺生した祟りに違いない。』
と、供養して、祠に手厚くお祀りすると・・・・

途端に千客万来の大賑わい。大入り袋も度々奮発するようになりました。
爾来、中座のみならず舞台、芝居関係者、俳優の守護神。『お狸さま』。『芝衛門狸大明神』さまと広く崇敬されてきました。
因みに、芝衛門狸さまの恋女房、お増す狸さんも化け上手で、こちら様は買い物好き。
よく街に大奥様風で出掛けては買い物を楽しんだと云われます。
当然、代金のお金は木の葉をチョチョイノチョイと変えたもの。
ただ、お増す狸さんに騙されて木の葉を掴まされた店はよく繁盛したと云われ、反対に喜ばれたそうです。
114天之御名無主:2010/06/05(土) 05:23:28
つうか四国のトップは誰なわけ?

隠神?禿?金長?
115天之御名無主
禿だと思う