吉野裕子の「蛇」を読んでこのスレきたんですけど、、、。
「蛇」は推論に継ぐ推論で、とても面白かったけど、根拠としてはどうかなあ?と
素人の私が思うことがありました。でも、いろいろ面白かったし読みやすかった。
あの本によると、蛇は、山の神であり、ネズミを食べる穀物神でもある。
蛇の古語は「ハハ」「カガ」であり、それは、ヤマタノオロチを切った「アマノハハキリ」
や、ヤマタノオロチの描写「目はアカカガチのようだった」から推測される。
アカカガチとは、ほおづきのことであり、ほおづきの形は、マムシの頭部を連想させる。
ほおづきの語源は、「ほほという虫がつく」と辞書に載っている。そしてホホ=ハハである。
案山子は「山を思う者」=山の神=三輪山の神でもある蛇神の性質がある。
カカシ=蛇のことである。
谷グクがクエビコに聴けばわかる、というが、谷グクはカエルのことである。
「この神は足は行かねども、尽く天下の事を知れる神なり」も、
蛇の描写と酷似している。
大祓の祝詞に、罪を「かか呑む」という描写が数回あるが、
この「カカ」は、獲物を、180度口をあけて丸呑みをする蛇にちなんでいる。
現在でも、「鵜呑み」という言葉があるが、昔は「かか呑み」という言葉があったのではないか。
また、ヤマカカシと言う蛇がいる。
などなど、、、、。
あの本も古いからどうかわからないけど。