カカシの伝説

このエントリーをはてなブックマークに追加
1
古事記に載っているカカシの記述を読んで、とても興味を持ちました。
全国にあるカカシの伝承や、カカシの祭りなどを教えて下さい。
2天之御名無主:03/03/24 00:19
3天之御名無主:03/03/24 00:41
「案山子 KAKASHI」
http://www.twin2.co.jp/japan/02_ka/kakasi.htm
4天之御名無主:03/03/24 21:50
山田のソホドとかいう神さまですね。あれってなんなんでしょうね?
私も昔読んでさっぱりでした。
5天之御名無主:03/03/24 22:48
吉野裕子さんが案山子は蛇だと指摘してしまたっけ。
それじゃ蛇神? そんな感じはしないんだけどなー。だって愛嬌あるじゃんw
6山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/03/24 22:51
ヤマカガシという蛇(鼠や蛙をよく食べる)も居ますからね。
75:03/03/24 22:53
ひゃー、じゃ、やっぱし蛇なんだ・・・。
知らんかったよ。>ヤマカガシ
8とてた:03/03/24 22:55
たしか「カガシ」って、ヘビの古語の一つでは。
9山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/03/24 23:05
>8
カガ(加賀など)、ハハ、ハミ、ハブといったのもそうです。現在は
方言として残されている。アマノハハキリはヤマタノオロチを仕留め
た剣の名です。
>7
そうと決まったわけでも無いかと。少なくともこれだけという事は無い。
10:03/03/24 23:18
>>9
アマノハハキリってそういう意味だったんですねー。勉強になります。ペコリ
みなさん物知りですねえ。うらやまスィです。

ところで蛇でなかったら、案山子っていったいなんなんでしょうか?
あのよくわかんない姿・・・・わたしにはさっぱりです。
みなさん、どう考えますか?
11:03/03/24 23:19
>>10
あ。間違えました。
別スレで使っていた2がでてしまいました。
わたしは5です。すみません。
12天之御名無主:03/03/24 23:23
あの形に意味なんてあるのか?
ただのヒトガタじゃないのか?
意味があるとすれば、呪術的な意味じゃあないのかな?
13天之御名無主:03/03/24 23:27
マネキンじゃないの?
14山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/03/24 23:38
案山子そのものではありませんが、中世前期の田の神信仰については
「俊頼髄脳」が詳しいですよ。なかなか面白い。
15天之御名無主:03/03/24 23:38
これは神さまじゃないだろう。お賽銭とかやらねえし。藁
誰か案山子信仰なんて見たことあるか?
16山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/03/24 23:45
>15
賽銭と縁の無い神なんて珍しくもありませんが。信仰の意味も狭すぎる。
だいいち賽銭とは「ケガレを取り付かせて除去してもらう為のもの」と
いう説があっていいものとはいい難い。
17天之御名無主:03/03/24 23:48
案山子の語源は「嗅がし」から来てるってのが今の民俗学の定説なんじゃないの〜〜。
日本民俗事典にもそう書いてあるけど。民俗学にしては珍しく説得力のある定説だと思ってたけど(笑)
害獣よけに人の着てたボロを嗅がしたり、色んなモノを焼いて嗅がしたりしたのが始まりだって。
18山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/03/24 23:52
そういえば平安時代にはすでに鹿や蚊除けの「火屋」というものがあ
りましたね。(「古今風体抄」などによる)
19天之御名無主:03/03/24 23:57
嗅がし! 初めて知ったよ!藁
2019:03/03/24 23:58
でも、それがどうして田んぼにつったってんの?
21天之御名無主:03/03/25 00:01
お守りみたいなもんかな?
2217:03/03/25 00:02
>>20
だから17読んでくれ(^^;害獣よけに人の臭いを嗅がせたり、
嫌な臭いの出るモノ(毛髪や魚の頭、獣肉)を焼いたりしたんよ。
節分のイワシの頭とおなじね(あれもヤイガカシって言うモンね)。
田圃だけでなく、畑とかでもしてたらしいしね。
2319:03/03/25 00:07
ああ、そうか。スマソ。
なるほどねえ。ふむふむ。感心感心。
むかしの人はそうやって害虫害鳥害獣から田畑を守ったというわけやね。
別な意味でお守りやね。あんがと。>22
24天之御名無主:03/03/25 00:12
すると、やっぱり神さまとは違うな・・・・
それじゃ古事記に載ってる山田さんとは別物なのか。
25山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/03/25 00:19
記紀では「くえびこ」となっていましたが、「やいかがし」という田
の側で行われていた行事から取られた名が後から定着したとも考えら
れますよ。民俗の起源なんて一つに絞りきれないでしょう。
26天之御名無主:03/03/25 00:20
古事記に載ってる案山子は、たいへん長生きの知恵者とある。
田んぼのは立ってるだけ。
そりゃ違うでしょう?(笑
2717:03/03/25 00:22
>>24
人形型の案山子はけっこう各地方で神格化されてる見たいですけどね〜。
長野では山の神が田に降りてきて案山子になるとか言われてるんだって。
案山子に供え物とかもするらしい。
参考文献は弘文堂「日本民俗事典」縮小版のP132です〜〜。
辞書見て答えてるから俺の知識ではないのだ(笑) 
28山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/03/25 00:25
山の神が一本足で麓に下りて田の神になるという信仰は基本というく
らい各地にありますからね。ダイシと呼ぶところもあり弘法大師と混
同されていることも多い。
29天之御名無主:03/03/25 00:32
あれ? そうなの? 古事記の案山子は「足がない」と記述されているよ。
30山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/03/25 00:37
「足がない」と「この神は足は行かねども、尽く天下の事を知れる神
なり」とでは随分違うのでは。田の神の依代とするのが穏当か。
31天之御名無主:03/03/25 00:48
>>30
わたしが読んだ古事記とは文が違いますね(笑
まあ現代語訳だからでしょう。
ところで、「足は行かねども…」とはいかなる意味でございましょうや?
教えておくなさいまし。
32山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/03/25 00:50
>31
文字通り「足はあっても動けない」という意味でしょう。何故案山子
が物知りとされたのか、これがまた難しい。
33天之御名無主:03/03/25 00:57
足はあったんですか! わー、認識を改めねば!
足のある案山子なんて、これまで全く頭になかった…

回答ありがとうございます。>32
34山野野衾 ◆F6mxNHihgE :03/03/25 08:23
25には「記紀」と書きましたが書記には案山子の出番はありません
でした。訂正させて戴きます。
35天之御名無主:03/03/25 22:00
明石散人さんが「案山子は顔が赤い」といっている本がありました。
最近の案山子コンクールではイベント化して顔を赤くしていないのだとか。
これって本当でしょうか?
案山子は本当は顔が赤いの?
36とてた:03/03/26 00:25
>>17は、「農薬」の元祖と習いました。

まぁ、「やらないよりはマシ?」レベルだと思いますが。
37天之御名無主:03/04/04 13:14
赤い顔のカカシがいたよ
http://times.iwaki.co.jp/Times/index981009.html
38天之御名無主:03/04/04 21:05
山海経に「足だけ」のような形象の山の神がいくつか出ているけど、
それらと関係はないのかな。長靴のような姿で膝のあたりが頭になる。
言葉で表現すれば一本足の神といえないこともない。
39山崎渉:03/04/17 09:23
(^^)
40山崎渉:03/04/20 04:54
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
41天之御名無主:03/04/24 00:51
ヤマカガシって蛇がいたような
確か、ちょっと赤味がかっていたような気がする。
42山崎渉:03/05/28 15:28
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉
43天之御名無主:03/06/03 02:34
44山崎 渉:03/07/15 12:40

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄
45天之御名無主:03/12/13 16:03
>>38
なんか妖怪思い出した・・・
46天之御名無主:03/12/15 23:15
オズの魔法使いのカカシも物知りだったな。
47天之御名無主:03/12/25 13:29
なんか関係あったら面白いなww
48天之御名無主:03/12/25 15:42
>>41 ヤマカガシの「カガシ」は「蛇(カガ)の子(シ)」って意味ですな。
案山子とは関係ないかと。
49天之御名無主:03/12/25 17:49
蛇の子は山や畑を守ったりしませんか、
50天之御名無主:03/12/25 18:46
掛かすじゃないけ?
田んぼや畑には色んなモン掛かってるしw
51天之御名無主:03/12/25 18:56
作物を掛かすことで長く保存出来てやったヤツは知恵者w
52天之御名無主:03/12/25 19:30
かかし 【〈案山子〉/鹿驚】
〔「かがし」とも。「嗅(かが)し」の転か〕
(1)鳥獣が田畑を荒らすのを防ぐために、獣肉・魚の頭・毛髪などを焼いて
串(くし)に刺して立て、その悪臭で追い払うもの。しかおどし。かがせ。
(2)作物を荒らす鳥獣を脅すため、田畑に立てる人形。そおず。[季]秋。
《秋風の動かして行く―かな/蕪村》

三省堂 『大辞林 第二版』


[ 案山子 ]
「関西、北越辺までカガシといふ。関東にてはカカシと清(す)みていふ」

越谷吾山 『物類称呼』
53天之御名無主:03/12/25 19:31
やまかがし 【〈赤楝蛇〉/〈山楝蛇〉】

ヘビの一種。全長60〜120センチメートル。体色には変異が多いが普通、緑色を
帯びた褐色ないし暗褐色で、黒・黄褐・赤色のまだら模様がある。有毒。水田の
周辺に多く、カエルや小魚を食べる。本州以南と朝鮮半島・中国・台湾に分布。

三省堂 「大辞林 第二版」
54天之御名無主:03/12/26 01:26
ヘビ焼いたら特別な臭いとかせんのかな
55あぼーん:あぼーん
あぼーん
56天之御名無主:04/01/18 22:35
>32
トリビア見て思いついたんだけど、案山子って、
木の神様ではないのかなぁ。
木の神様なら、足が有っても動けないというのは分かるし、
人間なんかと比較すると、とてつもなく永く生きているのだから、
物知りなのは、当然のような気がします。

これを書いていたら、昔、「おかあさんといっしょ」というテレビ番組でやってた
「にこにこぷん」のカシの木おじさんを思い出した。
57新参者 ◆EKNnjDCuA2 :04/01/25 19:35
どうしてカカシは、洋の東西を問わず同じ姿をしているのでしょう?
日本製もアメリカ製も同じですね。恥ずかしながら、あとの国は知りませんが……
歴史の浅いアメリカはきっと、欧州からやってきた開拓民が、
祖国から持ち込んだんでしょ? (知りませんけど)
人型のカカシは、シンクロニシティー的に、それぞれの地域で独自に生まれたんでしょうか?
ご存知の方がいらしたら教えてください。
58紙石鹸:04/01/26 00:42
>57
それは僕もシリタイところ。
59新参者 ◆EKNnjDCuA2 :04/01/26 16:41
うお! 紙石鹸じゃあーりませんか。

地元のとある「畑」には、何年も野晒しになった無気味な案山子が立っている。
60匿名希望:04/01/28 16:23
俺も知りたくなった。誰か知恵者頼む。
61天之御名無主:04/01/28 20:24
>>56 木の神様

そういう説も以前みたことがあります。
しかし、「久延毘古(くえびこ)」は「崩彦」の転との説がもっぱらであり、
「崩彦」であれば身体障害者(片足)を意味すると考えるのが合理的かと。
障害者には神秘的な力や智恵が宿るとでも考えられたのでしょうか。

>>57 洋の東西を問わず同じ姿

そうですか?そうとも限らないような・・・。
現代であれば目玉マークの風船のようなものがカラス除けだったり。
プロペラのついた風見鶏式のものがモグラ除けだったり。
いずれにしても、ロボットの行き着く先がキャタピラや四足歩行ではなく、
二足歩行にこだわり続けるのと同じ理由で、案山子も人型が多いのではないでしょうか。
62天之御名無主:04/01/28 23:09
> 洋の東西を問わず同じ姿

人間をモデルにしている以上、似た格好になるのは必然では?
なぜ人間をモデルにしているかといえば、自分達の代わりに見張っていてもらうためでしょう。
63天之御名無主:04/01/28 23:21
>>57
アメリカのカカシって詳しく知らないんだけど、OZの魔法使いのカカシみたいなのが
一般的なの?

カカシ(scarecrow)の原義が「カラスを脅かす者」なのであれば、カラスが警戒するのは
やはり、人間じゃないのかなあ?
64紙石鹸:04/01/29 01:55
英語ではスケアクロウっていうんだっけ?
日本では「雀」の被害から守る為みたいだけど、海外は「カラス」なのかなぁ。
あ、でも仕事がらみで一ヶ月イギリスに行った時カラスは神格化されてて
ビックラこいた!
なんでも「ロンドン塔からカラスがいなくなった時はイギリスは終わり」
だそうだ。  スレ違ったか? スマソ
65天之御名無主:04/01/29 02:10
上野公園からハトがいなくなったらニッポンは終わり
66天之御名無主:04/01/29 02:25
半島から将軍様がいなくなったら北朝鮮は終わり
67紙石鹸:04/01/29 07:59
漫画の話で申し訳ないんだけど、「アフタヌーン」に載ってる『ヒストリエ』
スキタイ人は殺した人間の中身だけ抜いてその皮でヒトガタの旗を作るとゆーのが
あったのだが、、。もし、それが西洋案山子の元だとしたら、ガクブル。
68新参者 ◆EKNnjDCuA2 :04/01/29 13:35
わあ! みなさんカキコありがとうございます!
久しぶりに郵便受けを開けてみたら素敵な手紙がいっぱい入ってたような気分。。。
徹夜でしたのでうまく書けませんが、とにかく、現状ではどうやら
専門家でも明確な答えは見出せていないような気がします。。
あ。ぼくは1ではありませんので念のため。
じつは案山子に関するスレをこの板で立ててみようかなあと思い、
スレタイが重複してないか検索したところ、このスレがヒットした次第でして。
とりあえずageて眠りたいと思います。さらなる期待を込めつつ。。
69天之御名無主:04/01/29 20:55
>>68 専門家でも明確な答えは見出せていないような

専門家がいるとは限らないw
というか、「専門家」の定義はさておいても、ほとんど素人の横好きだろうよ
70新参者 ◆EKNnjDCuA2 :04/01/29 22:05
>>68
重複コメントになりますが、
案山子の源流を探るのって難問なんですね。。。

そもそも、古代の遺跡から案山子が見つかったことってないんでしょうか?
人型にかぎらず、もっと原始的なタイプでも何でも。

古文書等の資料しかないんでしょうか?
あ、いえ、案山子に関する古文書があるのかさえ知らないんですが(汗
71天之御名無主:04/01/29 23:31
古墳に怪しい奴が近づかないよう埴の人形を周囲に配したのはある意味案山子
72天之御名無主:04/08/21 13:24
そういえばバットマンの敵の一人にスケアクロウって奴がいたな。
案山子のかっこをしてるの。

これだけならしょうもない板違いレスだがこのスケアクロウって有能な科学者らしい。
日本でも欧米でも案山子が頭が良い、知恵者であるという共通したイメージがあるのなら面白いね。
73天之御名無主:04/11/25 01:08:56
age
74天之御名無主:04/11/25 01:12:06
>73は 「ハウルの動く城」 を見たのだね。
宮崎駿は民俗学ディレッタントだから、モチーフとしてクエビコの要素も取り入れたかもね?
75天之御名無主:04/11/28 15:52:02
オズの魔法使いで案山子仲間にしてなかったけ?
76天之御名無主:04/12/03 12:53:38
> 洋の東西を問わず同じ姿

オズの魔法使いに出てくるカカシは両足があるので、一本足の日本のカカシとは
少しイメージ異なりますね。

でも、面白いことにオズのカカシはかなりの知恵者です。
古事記の案山子に重なりません?

ちなみにオズのカカシは自分が物凄い知恵者であることに気付かず、
「自分の頭には藁しか詰まっていない。だから馬鹿者だ。
オズの魔法使いに頼んで脳みそを詰めてもらおう」と思い立ち
仲間になります。
77天之御名無主:04/12/03 15:06:44
<#`Д´> アイゴー!アガシと勘違いしたニダ!豚爪は謝罪シル!
78天之御名無主:04/12/04 11:35:47
元気でいるか 町には慣れたか 友達できたか

寂しかないか お金はあるか 今度何時帰る
79天之御名無主:04/12/22 21:56:28
手紙が無理なら 電話でもいい 金頼むの一言でもいい

お前の笑顔を 待ちわびる おふくろにきかせてやってくれ
80天之御名無主:05/01/27 01:07:06
架かっているものは蛇であり人型であり守り神。
鳥害防止は建前の、黙視的、神道文化政策の一品。
田にあることに多くの意味があるし、日本の徴である。
案山子の漢字に意味が込められているが、読みのカカシが何なのかが謎。

このことに気付いた人はどのくらいいるのだろうか、同志求む^^
81天之御名無主:05/01/27 04:27:37
獣の皮などを畑のそばで焼いて
害獣にイヤな臭いを嗅がせる
→嗅がし→かかし

だと思ってた。
82天之御名無主:05/01/28 10:58:52
架死(かかるし)
83天之御名無主:05/02/01 12:56:05
宮崎県に山田町ってあって、そこが案山子の町と名乗っていて
記念館まであったが…今度見てきます。
84天之御名無主:05/03/03 01:20:05
>80
亀だが、カカシの語源は、81の言うように「カガシ」とするのが通説とおもわれ。

>83
むかしの唱歌に、「山田のなかの一本足のかかし〜♪」という歌があった。
それで、山田村が名乗りをあげたのでは?
しかし、この唱歌を知ってる人間ってオレの親父世代だ。記念館も先が短いかも……。
8584:05/03/03 01:31:24
さっそくググってみた。以下HPから引用。

-----
山田町は、古くから自然条件や環境には比較的恵まれてきました。その好条件を利用して
農業が栄えてきましたが、他に類を見ない文化や産業が乏しく、過疎化にずっと悩み続けてきました。
全国はもとより、宮崎県内においても「山田町」の知名度は低く、ともすれば都城市の一部と
とられがちで、ふるさと「山田」をアピールするものをずっと模索しつづけてきました。
「何もない山田から、日本一の山田へ」を合言葉にとにかく山田町を知ってもらおう、来てもらおう、
と言うことで、山田町の田園風景に似合うキャラクターを、童謡「案山子」の歌詞の中の「山田」と
山田町を掛けて「かかし」に決定し、山田町の観光開発基本計画を「かかし村構想」と名づけ
対外的なアピールを始めました。
ttp://town-yamada.jp/gaiyo/aramashi/aramashi.html##kousou
-----

やっぱり、童謡からのダジャレだったか…… orz

しかし、「県内においても知名度は低く」、「ともすれば都城市の一部」
という自虐的なまでの分析になぜかオレのハートは魅かれていたりするw
でも、そう思ったのはオレだけじゃないはずだ。そうだろ?民神板住人諸君?
8684:05/03/03 01:51:59
ゴメンしつこいのは分かってるんだが、HP見てるうちに、山田町から目が離せなくなってきた。以下HP抜粋。

・夏冬の気温の日較差が大きく、雷と霧の発生も多くあり
・積雪はほとんどありませんが霜や霜柱が強いことも多々あり
・年間降水量は2,385mmで、梅雨時期や台風などで災害も多く発生
・人口は約8,500人で昭和30年からすると約3,500人ほど減少
・農業の町としては、第1次産業就業者の高齢化や後継者不足などが今後の不安要因
・(展望台)西に高千穂峰を、他三方を都城盆地すべて見渡せるロケーション抜群の高台
 (↑写真が掲載されてるが、風景をさえぎるような高い建物がないだけなんじゃないかと……)
・畑の中の「かかしの里流れるプール」入場料は、大人300円・小中学生200円・幼児100円と格安
・一時期のエビネブームでマニアや県外業者からの持ち出しが多くなり、自生のエビネ蘭が少なくなった(絶滅寸前)
・基幹産業である農業も(中略)効率的で付加価値の高い生産形態を確立する必要に迫られている

なんか読めばよむほどにキュン!ってなってくるw
87天之御名無主:2005/09/18(日) 17:57:54
■■■■■■■■■■■■■■■■
■                     ■  違う板にコピペすると、四角の枠の中に
■                     ■  メッセージとURLが現れる不思議な絵。
■                     ■
■                     ■  (その仕組みがリンク先に書いてある)
■                     ■
■                     ■  この原理を応用すると、まったく新しい
■                     ■  コピペが作れる予感。
■■■■■■■■■■■■■■■■
88天之御名無主:2006/01/15(日) 02:05:34
NjciUMd63LE
89天之御名無主:2006/01/15(日) 02:11:35
bSJL9VAoJ3I
90天之御名無主:2006/01/15(日) 02:11:39
NRIHM8uzQ5A
91天之御名無主:2006/01/15(日) 02:12:11
nR.I4.Ghoyc
92天之御名無主:2006/01/15(日) 02:12:30
g1ETgyp46JA
93天之御名無主:2006/01/15(日) 02:12:39
INbAX2ol9/o
94天之御名無主:2006/01/15(日) 02:13:23
rqKC0vuX/es
95天之御名無主:2006/01/15(日) 02:13:30
VRIYLqciv46
96天之御名無主:2006/01/15(日) 02:18:33
YRjjYmzFDA2
97天之御名無主:2006/01/15(日) 02:21:01
1eaG1WbUTLE
98天之御名無主:2006/01/15(日) 02:24:17
j73fw7D54SA
99天之御名無主:2006/01/15(日) 02:25:15
0WZN4CtL0Tk
100天之御名無主:2006/01/15(日) 02:26:01
gaSJzkLQh.2
101天之御名無主:2006/01/15(日) 02:26:05
puP27ZEIL/A
102天之御名無主:2006/01/15(日) 02:27:38
Dtasse/pwdE
103天之御名無主:2006/01/15(日) 02:27:46
Zp8d2NAVdOI
104天之御名無主:2006/01/15(日) 02:28:07
ktmvujyS2S2
105天之御名無主:2006/01/15(日) 02:32:57
qXixniupX.s
106天之御名無主:2006/01/15(日) 02:33:03
6XRDnu62Quo
107天之御名無主:2006/01/15(日) 02:38:10
L1kwI2degUo
108天之御名無主:2006/01/15(日) 02:38:15
0WlXnIR3NyU
109天之御名無主:2006/01/15(日) 02:40:02
jAJeheN4CYo
110天之御名無主:2006/01/15(日) 02:42:07
XTD5nQXVmu2
111天之御名無主:2006/01/15(日) 02:49:48
DIqii7s1JSg
112天之御名無主:2006/01/15(日) 02:52:41
9dF/RG6DGUM
113天之御名無主:2006/01/15(日) 02:52:45
a7dyniJFzWE
114天之御名無主:2006/11/24(金) 03:52:40
aMAO9HFuhn
115天之御名無主:2006/11/24(金) 16:58:06
116天之御名無主:2006/11/26(日) 20:20:06
案ずる山の子
田んぼの近くには山が多いから?
117天之御名無主:2006/11/27(月) 21:02:48
一本足(片目)なのは山の神の性質があるかららしい。
案山子は田の神の一代表だが、田の神の仕事が終われば、カカシアゲの祭りで山の神になる。
(関東の10月10日(トウカンヤ)や、関西の亥子祭りなどの秋の収穫行事)
そして春の農繁期になれば、逆に山からお迎えして里の神となる。

スクナビコナの種姓を見あらわした久延毘古(クエヒコ)の「くえ」は崩れる意で
物を崩していく作用をする神ゆえ、水の神でもあり、土を崩し田・畑とするゆえ、田畑の神━━案山子になる。
書記で「この神は足は歩かねども天下の事をことごとに知れる神なり」とあることは
山の神・水の神・土地の神などの習性を含めて、解釈している。
ちなみに山田のそほづの「ソホヅ」とはビショビショに濡れること。
118天之御名無主:2006/11/28(火) 00:23:00
山の神→鍛冶の神に転じると片目片足の神が多いらしい。

片目ー目で火の具合を見るー片目を痛める。
片足ーたたらを踏み続けるー片足を痛める。

みたいな話をえらい昔の講義ノートから見つけた
119天之御名無主:2006/11/28(火) 00:59:36
結局山神って、山(天)も海も里も鍛冶も、殆どすべての神の性質を持ってるということかねえ。
女性神としての山神は、豊饒・出産神だから、かまどや火や家の神にもなるし…。
日本はつくづく山の多い国なんだな。
ってスレチごめん
120天之御名無主:2006/11/29(水) 20:40:25
案山子ってなんかこわいな。
ヒューマンキャッチャー観たからかもしれないけど。
磔で野ざらしされてる人を連想してしまう・・。
121天之御名無主:2007/06/13(水) 21:56:26
122天之御名無主:2007/06/14(木) 15:20:53
案山子の語源は、“臭がし”(カガシ)
煙を臭がせて鳥を追い払うことかきている。
つまりカカシという言葉が人形を指すのは後の話なのだ。
123天之御名無主:2007/06/16(土) 19:27:10
カカシ=蛇神、

こういう説もあるよね。
日本の案山子(カカシ)は蛇神であると。


124天之御名無主:2007/06/16(土) 20:10:47
なるほど
ヤマカガシは山の蛇神という意味なのだな
125天之御名無主:2007/06/18(月) 02:04:17
>>122
126天之御名無主:2007/06/18(月) 14:28:15
最近ナルトデビューしました。
アニメしか見てないんですがカカシのアンブ時代とかシャリンガンの秘密らへんって原作だけですか?
127天之御名無主:2007/06/18(月) 17:16:54
人柱とかの人間の身代わり?
人型からそう連想した
128天之御名無主:2007/07/27(金) 18:38:56
案山子の語源は 「臭がし」から来ている。つまり天香香背男の事
天香香背男=天津箕星
高天原に最後まで抵抗した荒ぶる国津神な訳だ。蛇神としての属性もそこから
きている。
129天之御名無主:2007/12/17(月) 09:46:12
ヘアサロンの使い古し頭の案山子、よく地方で見つけるがあれこええよ・・・
130天之御名無主:2008/04/02(水) 15:57:09
説話「さんせう太夫」に出てくる安寿と厨子王の母は人買い攫われた後
足の腱を切られて田圃で虫や鳥を追う案山子のような労役をやらされる。
ここにヒントがあるように思う。
被征服民の内物知りの高齢者は飼い殺しにしていたのではなかろうか?
131天之御名無主:2008/04/02(水) 16:17:43
蛇をトーテムとするタタラ系集団が王権の支配下となり
高齢で重労働に耐えられぬ者を鳥追いとして使役したという仮説はどう?
132天之御名無主:2008/04/02(水) 16:22:34
豊作の年は案山子を祭ったという事も聞く
不作・飢饉のときはどうされたのであろう?
航海の時の持衰(じさい)を連想する。
133天之御名無主:2008/04/02(水) 18:13:16
おー偶然にも本日のおじゃる丸はカカシとの絡みだった。
134天之御名無主:2008/04/03(木) 15:43:54
勢夜陀多良比売・姫蹈鞴五十鈴姫とは鍛冶職の巫女のことであろう。
神武天皇と姫蹈鞴五十鈴姫の結婚は、三輪山周辺で行なわれていた製鉄技術を、
神武朝廷が吸収していく過程で政略的に行なわれたものと思われる。

ニギハヤヒ
135天之御名無主:2008/04/03(木) 20:52:39
>>134
誤爆ort
136天之御名無主:2008/04/06(日) 02:04:57
吉野裕子の「蛇」を読んでこのスレきたんですけど、、、。

「蛇」は推論に継ぐ推論で、とても面白かったけど、根拠としてはどうかなあ?と
素人の私が思うことがありました。でも、いろいろ面白かったし読みやすかった。

あの本によると、蛇は、山の神であり、ネズミを食べる穀物神でもある。

蛇の古語は「ハハ」「カガ」であり、それは、ヤマタノオロチを切った「アマノハハキリ」
や、ヤマタノオロチの描写「目はアカカガチのようだった」から推測される。
アカカガチとは、ほおづきのことであり、ほおづきの形は、マムシの頭部を連想させる。
ほおづきの語源は、「ほほという虫がつく」と辞書に載っている。そしてホホ=ハハである。

案山子は「山を思う者」=山の神=三輪山の神でもある蛇神の性質がある。
カカシ=蛇のことである。
谷グクがクエビコに聴けばわかる、というが、谷グクはカエルのことである。

「この神は足は行かねども、尽く天下の事を知れる神なり」も、
蛇の描写と酷似している。

大祓の祝詞に、罪を「かか呑む」という描写が数回あるが、
この「カカ」は、獲物を、180度口をあけて丸呑みをする蛇にちなんでいる。
現在でも、「鵜呑み」という言葉があるが、昔は「かか呑み」という言葉があったのではないか。

また、ヤマカカシと言う蛇がいる。

などなど、、、、。
あの本も古いからどうかわからないけど。


137天之御名無主:2008/09/18(木) 21:49:36
>>124 >>136
アオダイショウを、アオカガシと呼ぶ地域もあるのだっけ?
138天之御名無主:2009/02/15(日) 06:15:28
ヤマカガシとか私の地域では普通に言うな
139天之御名無主
1年間もレスか着いて無いお。