何故狼は悪役と見なされるのか

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1天之御名無主
タイトルの通りです。
「赤ずきんちゃん」や「7匹のこやぎ」のように
外国の童話には大抵狼が悪役として出てくる。
何故だ?何故だろう?
誰か、知ってますか?

即出だったらスマソ
2天之御名無主:02/04/23 23:09
狼は大口真神であります。
めったなことをいってはなりませぬ。
3日本@名無しさん:02/04/24 12:55
近世になって「狂犬病」が流行ったのが、悪役の始まりだな。
それまでは田畑の害獣を退治してくれる「神の使い」扱いだったんだが・・・。
4天之御名無主:02/04/24 13:26
いや、農耕民族にとっての狼と
狩猟民族にとっての狼、牧畜民族にとっての狼は
全然違うものだと思うから
一緒くたに語るべきではないと思われ。
5天之御名無主:02/04/24 16:08
農耕民:農作物を荒す害獣を退治してくれる・・・(・∀・)イイ!
狩猟民:優秀なハンター(競合するほど人間いないし)・・・(・∀・)イイ!
牧畜民:大事な家畜を襲う・・・ヽ(`Д´)ノゴルア!

かと思うと、モンゴルあたりの説明がつかんので、やっぱダメだ。
6天之御名無主:02/04/24 17:01
モンゴルに狼っているの?
7天之御名無主:02/04/24 17:05
チンギスハンの始祖は蒼き狼だよ。
8山野野衾:02/04/24 17:30
悪者扱いといえば主にヨーロッパですが、日本=農耕国、ヨーロッパ諸国=
狩猟国とは言い切れないという事はこの板では既出の事ですから、風土以外
の政治・文化状況に原因がありそうです。
実はヨーロッパでは広い範囲で狼が神聖視されていたらしく、魔女狩りの際
の糾弾も多い。神聖視されていた狼を却ってキリスト教社会が敵視したとい
うのが原因では無いでしょうか。
9天之御名無主:02/04/24 19:28
古代ローマの建国神話において、ロムルスとレムスを育てるのは雌狼!!
10天之御名無主:02/04/24 21:40
ロキの息子のフェンリルも狼だな
11天之御名無主:02/04/26 13:00
ところで、ペローの原作だと
赤ずきんちゃんを襲うのはただの狼じゃなくて
人狼ってことになってるね。

ジェヴォーダンの獣とか、フランスには
狼もしくは狼人間のダーティーなイメージが多そうだ。
12山野野衾:02/04/26 15:53
中世までのイタリアやリトアニアでは素質のある人間が夜中に幽体離脱して
ある者は人狼の姿で、またある者はウイキョウの茎を持った人間の姿で不作
の精を追い払ったそうです。負けると勿論その年は不作になった。
13天之御名無主:02/04/27 02:48
>>12
バンパイア系でもそんな話ありますな。
14山野野衾:02/04/27 06:00
>13
ダンピールは白い羊膜に包まれて生まれて来て吸血鬼と戦うそうですが、彼
らもまた白い羊膜に包まれて生まれて来た者達であったそうです。不作の精
というのは赤い羊膜に包まれて生まれて来た者達だった。
15>12:02/04/27 08:01
カルロ・ギンズブルグの著作からですな。
16山野野衾:02/04/27 18:33
>15
あの本では16世紀の後半になる程取締りが強化されていましたね。宗教改
革の進行が却ってそれまで容認されていたものを否定する方向に働いたので
は無いかと。同時期のリトアニアでは釈放されたそうですから。勿論同じ国
内でも扱いが異なった可能性はありますが。
17名無しさん:02/05/16 07:58

【たぬき】や【きつね】も悪役が多いNA・・・・
18天之御名無主:02/05/16 08:43
狼=遊牧民=悪
という西欧・中華思想的評価方法。
19天之御名無主:02/06/08 02:30
フランスの『狐物語』だったかで、
狼が誇り高さや自由さという側面でキャラ付けされてなかったかな。
ずいぶん昔にさわりだけ読んだだけだからちょい怪しいけど。
20天之御名無主:02/06/08 02:35
狐との対比なら
狼はアウトローヒーローになるな。

狐だって優秀なハンターなんだが
ナゼ卑怯者扱いなんだろうな。
21天之御名無主:02/06/08 13:15
広辞苑に狼=大神の意って載ってたが。
22天之御名無主:02/06/09 18:38
荼枳尼天の従者は狐という事になっているけど、
元は狼だったそうだ。
23天之御名無主:02/06/21 14:59
古代末期のゲルマン法だと、共同態を追放になり
森の内で共同態を離れて暮らすことになった罪人の事を
「人狼」または「狼」と呼んだんだよね。
呼んだだけではなく、人狼とみなした、とも言うけれど。

その辺の関係ではないかな?<外国の童話には大抵狼が悪役として出てくる。(>>1
24天之御名無主:02/06/21 19:48
>>18
>狼=遊牧民=悪という西欧・中華思想的評価方法。

これはちょっとうがちすぎではないかな(?)。

ゲルマン人が半農半牧で、主に牛や豚、それから羊の畜産をしてた関係だと思う。
それと、古代末〜中世のガリア〜ゲルマニアには今から想像もつかないほど森が多かったので、
「狐」や「狼」は恐ろしいものってイメージが固着したんだろうね。
25天之御名無主:02/07/15 23:51
フランスでは戦争が起きてその辺に死体が転がってるのが当たり前、な
世相になると比例するように狼の個体数が増えてたっていう話があるけど、
そんなご時世にどうやって野生の狼の個体数をカウントしてたのかなあ。
26天之御名無主:02/09/19 00:13
ところでライカンスロープってギリシア語だけど
ギリシア神話とかで人狼が出てくる話ってあったっけ?
なんか思い当たらない。

ローマ建国神話の狼は有名だけど、別に人狼じゃないし。
27天之御名無主:02/09/19 09:09
リュカオン
28天之御名無主:02/09/19 14:11
あのう。狼はヨーロッパ最強の肉食獣ですが。
中国や朝鮮で虎が怖れられていたのと同じですよ。
しかもヨーロッパ狼は全長が2b前後ある上集団で行動するから
ただでさえ鬱蒼とした中世ヨーロッパの森で襲われたら…

地域によって悪魔以上に怖れられてたのもむべなるかな。
29天之御名無主:02/09/19 14:26
狼は人間を襲いません。
人間の領域に現れて暴れ出したのは近世以降に広まった
狂犬病のせいです。
30天之御名無主:02/09/19 15:00
>>29
それ襲ってるがw

ちなみに正常なオオカミも人間を襲う事がます。
縄張りに侵入した事に気付かずおくりオオカミに対して
追い払う等の行為に及んだ場合威嚇されたと認識される事があります。
31天之御名無主:02/09/19 15:38
>>28
つうことは人狼は、中国の虎人と同じ?
32天之御名無主:02/09/19 21:52
つまり、人間に媚びず自分の生活と家族を誇り高く守ろうとする
狼は悪
人間に飼いならされキバぬかれ尻尾ふって
人間のために他の動物襲い、ちょっとでも逆らえば殺される
犬は善

でんな。
33天之御名無主:02/09/20 00:49
シートン動物記を読みましょう。
狼王ロボは気高き王。
34天之御名無主:02/09/20 08:20
>>33
文学作品でどう判断しろと?
肝心な部分は結局シートンの主観入りまくりじゃない。

せめて狼の生態の学術調査レポートのソースを出すぐらいのことは汁

35天之御名無主:02/09/22 09:46
33は遁走したか。
お話と現実の区別のつけられない夢見クンのおかげでスレが止まっちまったな。
36天之御名無主 :02/09/22 18:26
誇り高き民俗神話学板において、たかが2日レスがつかなかっただけで「スレが止まった」とは
何事か。あげるぞ。
37天之御名無主:02/09/23 00:03
16と17の間なんか20日くらい空いてないか?

そんな事はどうでもいいが、ヨーロッパ以外で人狼の伝承ってないのかな?
北米大陸やアジアでもトーテムとしては崇拝されてたんだからありそうな
気はするんだけど。



……あー、鍋屋の婆とかがあったか?
38山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/09/23 00:08
>37
「鍛冶屋のかか」ですか・・・?「小池婆」、「新屋の婆」なんてのも
ありますが。それと日本書紀にはアヤシノオマロなる盗賊が大犬に化け
ていたという記事があります。
39天之御名無主:02/09/24 00:35
六部や商人が山道で狼に追われ、木に登ると狼が肩車で梯子を作って
迫ってくるが一頭足りない、そこで「○○の婆を呼んでこい」と狼が
連れてきた最後の一頭に斬りつけると狼達は逃げて行き命が助かる。
翌日通りかかった家で怪我人がいると聞き、奥の間を覗いてみると
そこの家の婆さん(もしくは嫁さん)が昨夜狼に斬りつけた場所と
同じ所を負傷して苦しんでいる……というのが「継ぎ狼」とか「千匹狼」
などの通称で知られる昔話群ですが、タイトルは地方によって
それはもうバラバラのようです。
「鍛冶屋の婆」や「石田の婆」、「七兵衛のおばば」「太郎婆」
「原の藤吉の婆」「五郎太夫婆」など色々あります。
「鍋屋のばばあ」はアニメの「日本むかしばなし」でこの手の話が
取り上げられたときのタイトルだったかと。
40山野野衾 ◆NDQJtGoM :02/09/24 07:53
>39
「鍛冶屋のかか」は土佐、「小池婆」は石見、「新屋の婆」は安芸。
41天之御名無主:02/09/26 04:36
おいお前ら!
微妙に(でもないが)会話が成立してませんよ!?
42天之御名無主:02/10/15 01:53
あー、遅レス極まってて失礼ですが>>27さん、
リュカオンはたしか、神罰で一方的に狼にされただけであって
狼→人の可逆性は持っていないので、
所謂”人狼”として括ってしまうのはちょっとどうかと。
43おおかみ一刀:02/10/16 21:27
家族愛あって風雪にたえ、人間に媚びず誇り高く生きている狼は
獰猛野蛮で殺されてしかるべき動物。
狼からキバ抜いて飼いならし、人間の手先になって他の動物襲い、
人間に尻尾ふってかわいがられ、迫害に耐えかねて手を噛んだら殺される
犬は、人間の永遠の「お友達」
人間間だって似たようなもんさ。
しっぽふっと便利なヤツは可愛い。独立して孤高のヤシは排除される。
44天之御名無主:02/10/17 00:46
まあ、出来ればもうちょっと日本語を推敲してから書き込んで頂きたかったですね。
45天之御名無主:02/10/17 10:30
>>43
妄想を語りたかったら電波板に逝ってね。
多分、自己投影して「僕珍って孤高だZE。カコイイ!!」とか言いたいんだろうけど、
君の場合、単に他人とコミュニケーションが取れないだけでしょ。
46:02/10/17 20:26
いや、犬なんてキバ抜かれたあわれな「負け犬」であり、
それを可愛いなんていう輩は、所詮強いものに媚びて
弱いものに尻尾振られて喜ぶ下司だ、と言いたいのでは?
47天之御名無主:02/10/17 22:58
だから、このスレで誰が「ワンちゃんかわいいですぅ」みたいな趣旨の発言をしたの?

誰も言っていないことに対してレスつけてるから妄想だといわれるの。

  わ か り ま す か ?
48妄想蓄:02/10/18 07:54
ワタシ日本語ワカリマセーン!
49天之御名無主:02/10/26 23:00
いやでも、「だからこそ」好きだったな。
悪役扱いされているがゆえに、格好よく感じられて。
50天之御名無主:02/10/26 23:40
狼には狼の理屈がある。
ただ、狼は必ず殺されるわけでないことを証明してやれ。
てな話が「押井守」の人狼にあった。
51天之御名無主:02/10/27 11:39
狼はイ`、豚は氏ね!
52山崎渉:03/01/11 03:19
(^^)
53天之御名無主:03/01/20 04:23
>>51
安倍なつみ?
54天之御名無主:03/01/20 08:21
なんか無駄に殺伐とさせたいやつがいるな。
さすが狼スレ。
55天之御名無主:03/01/26 18:57

56 ◆RED.UP.yas :03/01/26 19:54
マジヲタ→羊
キモヲタ→GM
キチガイ→狼
57天之御名無主:03/02/08 00:16
ストレェーイェイ〜♪
58天之御名無主:03/02/26 01:43
「一匹狼」って言葉が成立するためには
狼が基本的には群れ単位で活動する動物だって前提が必要なわけだが、
最近そこんとこ勘違いしてる人多いよね。
「狼は孤高であるべきなんだよ」とか言ってんの。もうアホかt(略
59天之御名無主:03/03/04 14:11
日本ではそれほど狼に悪役のイメージなくない?
狼神社(三峰等)もあるし。
それと上のほうで文学を否定してる人がいるが、文学その他が「その民俗上のイメージ」に与える効果は無視できないと想う。
特に民話童話が廃れた近代においては。
児童書としての『シートン(ロボ)』
『ウルフガイブーム(悪役でない人狼)とその二番煎じ群の漫画』
近年、こういったもので「日本民俗における狼像」はかなり善よりになっているように感じるんだが?
60天之御名無主:03/03/04 16:29
なんかの本で読んだんだけど、狼は山の神の使いらしい。
で、信心ぶかい人が山で迷うと、狼が出てきて里まで案内してくれる。
礼を言うと狼は山に帰っていく。
「送り狼」の語源らしい
61あぼーん:あぼーん
あぼーん
62天之御名無主:03/03/05 00:11
そう言えばケモノ偏に「良」で狼だな。
明治期に懸賞金をつけて狼を狩ったのも
廃仏毀釈につながる大きな意味での古い民間信仰の
否定と言う意味もあったんじゃないだろうか。
63 ◆.EDMOUBKE2 :03/03/05 12:01
・・・大神が来たぞー!
64天之御名無主:03/03/05 21:42
>62
まあ「良」は「ou」の発音記号みたいなもんだけどね
65天之御名無主:03/03/06 00:45
多々ある中で「良」という漢字が使われるって事は悪役にはないと思うけどな。
66天之御名無主:03/03/06 01:42
いや、だからね、漢字の部首には「音符」って言って
意味とは関係なく音だけを表す物があるの。
狼の「良」も音符で「ラウ(lang)」の音を表してるだけなの。
まあ漢和辞典でも引いてみなさい。

漢字の本場、中国だと狼は欲深くて無慈悲な獣ってイメージが主。
「豺狼之心」とか「狼子野心」とかネガティブな意味合いの
熟語も多いし。
まあ「腰狼虎体」みたいな言葉もあるから容姿の良さや
戦闘力の面では評価されていたのかもしれないけどね。
67天之御名無主:03/03/06 06:18
>60

自分の縄張りに侵入した人間を、警戒心を抱きながら
縄張りから出るまで監視している狼の行動を
昔の旅人は『守ってくれている』と思ったみたいですね。

人間が縄張り内にいる間は、狼は非常に緊張しているので
ちょっとでも(狼にとって)不審な行動を取れば攻撃してくる
可能性があります。
『送り狼』に尾けられている際に転ぶと喰われる、というのは
恐らくそういった事なんでしょう。

因みに、『一匹狼』というのは
本来、群れで生活するべきなのに(大抵はボスとの喧嘩に負けて)
群れから追い出されてしまった訳で、
実際には『負け犬』に近い状態なんだと思います。とほほ。

6860:03/03/06 10:52
>67
へー、勉強になったよ。(ノ゚д゚)ありがd。
69関連スレ:03/03/06 21:46
70天之御名無主:03/03/06 21:47
日本狼は常に群れで移動しながら生活する。
人を襲わないと言う地方もあるが、山犬と狼の境の認識が不明瞭な話も多く、
確かな事は分からない。
しかし、狼は犬と違い非常に塩分を好む性質で、移動生活をする上で山間に岩塩
などが無い場合も含め、通常鹿や猪、馬などの血液から塩分やミネラルを摂るよ
うだ。
古くは山で炭焼きをする者など、便壺の小便が一夜のうちに無くなると言う話も
狼が飲みに来るからである。
また、群れからはぐれた狼は順列性の厳しい掟に適応出来なかったからだけでな
く、老化により獲物を仕留める力が無くなった事により、若い群れの仲間から共
喰いされる危険があるため抜け出すのである。
狼は知恵が回る生き物なのである。特に老狼は経験値から危険回避の手段に抜け
目がない。体力が落ち、獲物が捕れなく なった老狼は山ブドウなどの果物で飢え
を凌ぎ、自らの体毛も一緒に飲み込む。
当然糞には体毛も混ざって排泄される。若い狼は何時喰い殺そうかと狙っている
が、糞には獲物らしき毛があると錯覚する。こうする事により仲間にまだ獲物を
狩る力があることをアピールし、群れの中に居続ける事ができるとされるのだ。
71天之御名無主:03/03/08 01:07
渋谷の御嶽神社の狛犬は狼。
御嶽神社のお札にも狼の絵が描いてある。

http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~raifuku/special/wolfpics2/wolfpics.html
72天之御名無主:03/03/11 06:04
ヨーロッパオオカミとシベリアオオカミ・アラスカオオカミは性質が
異なるとも言われてますね。ヨーロッパオオカミは遺伝的に気が荒い
と。北海道はシベリアオオカミの系統だったと思うけど、昔話では
クマに次ぐ地上二番手の神格で善玉。しかもかっこいい役が多い。
絶滅したのは残念。
73あぼーん:あぼーん
あぼーん
74山崎渉:03/03/13 12:46
(^^)
75天之御名無主:03/03/15 02:26
あげとく
76天之御名無主:03/03/15 07:34
マカミ マカミ 
77山崎渉:03/04/17 09:36
(^^)
78山崎渉:03/04/20 04:45
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)
79天之御名無主:03/05/12 00:33
ライデン博物館にあるニホンオオカミの剥製は本当はヤマイヌの標本だったって本当?
ていうか本物のオオカミの剥製はどっかいっちゃったの?
80あぼーん:あぼーん
あぼーん
81天之御名無主:03/06/21 21:10
日本語の「オオカミ」は「大神」という意味だが、
「神」という言葉には「災いをもたらすもの」という意味もある。
82天之御名無主:03/06/28 07:19
オオカミたんがかわいそうすぎる…(つД`)
83天之御名無主:03/07/13 01:51
>>79
ヤマイヌの骨格にオオカミの毛皮を被せてしまった、という説を聞いた事がある。

実際のオオカミは非常に高潔な獣なのにね!
84天之御名無主:03/07/16 01:46
動物に高潔とかそういう概念があるかどうかは知らないが
まあ一番高潔さから遠い生き物と言えば人間だから
それ以下って事はあるまいな。
85天之御名無主:03/09/23 09:24
高潔云々は人間の主観だろ。
86乾 巧:03/10/20 04:45
俺もお前らから見れば悪役なのか?

俺も一応狼なんだが・・・・・・・・
87天之御名無主:03/12/27 18:52
はじめまして
ここの住人はファーレイ・モウワット著「オオカミよ、なげくな」を読了してますか?
その有無によって、スレという土俵に上がれるか、
あるいは単に噛み合わないだけの討論になるかと思いますが
88天之御名無主:03/12/29 04:43
モウワットよりも平岩米吉とかバリー・ホルスタン・ロペスとかエリック・ツィーメンとかジル・ラガッシュとか読んどけ。
89天之御名無主:03/12/30 16:22
そのくらい読んでる人ならダイジョブそうだけどね
シートン動物記を読みませうとか、
独立して孤高とかいう平井和正小説限定のヤシが
ひやかしに来てたみたいだったので、
最低ラインとしてモウワットぐらいは読んでおこうと提案したのです
90天之御名無主:03/12/30 21:41
スレタイに対する直接的な回答を入手した
娘が幼稚園で覚えてきたんだが、その内容は以下の通りだ
「おおかみはなぜいじわるするの?
 おなかがすいてるから」
どうだ、これ以上の答えがあるか?
91あぼーん:あぼーん
あぼーん
92天之御名無主:04/01/06 16:36
キリスト教とかユダヤ教では原罪の一つに「大食」を挙げている

狼と大食を強引に結びつける

童話で、オオカミが空腹で人を襲う、と捏造する

狼は主に逆らう悪魔の手先、という図式が子供のうちから刷り込まれる
93天之御名無主:04/02/03 12:58
トルハン族が狼をトーテムにしてるっていう情報をgetしたのでage
どなたか、トルハン族についての詳細よろしく
キーワード
・遊牧民?
・東アジア
・寒冷地
94天之御名無主:04/12/07 02:26:34
保守
95天之御名無主:05/02/26 20:11:40
>93
一年も放置されてるぞ
質問するならageろ
96天之御名無主:05/02/27 04:01:45
2004年のレスは3レスだったのか。すげーw
97天之御名無主:05/02/27 07:49:49
狼を悪者とするのは、狼に家畜を襲われる欧州の考え方だ
日本では狼は明治時代までは、農作物を食う動物を食べてくれると大切にされていた。
98天之御名無主:05/02/27 18:31:36
その意見はけっこう既出
99天之御名無主:05/02/27 19:19:04
しかも本当かどうかかなり怪しい
100天之御名無主:05/02/28 02:25:42
まあまだ100レスも行ってないんだし
ざっと最初から目を通してみるのも諸説の整理になっていいかも

途中に挟まってるマルチやなんか変な電波は専ブラあぼーんすることにして
101天之御名無主:05/02/28 04:56:56
>>93
調べてみよう
102天之御名無主:05/03/17 09:38:54
ほしゅ
103天之御名無主:2005/04/09(土) 00:06:59
>>23
23、28さんが答えを言ってしまってる気がする。
104天之御名無主:2005/04/09(土) 02:29:29
とはいえ狩猟を象徴する月の神とかの従者だったりもする
105天之御名無主:2005/04/10(日) 14:39:29
ワールドメートに注意しましょう! この団体は、
裁判にも9連敗中の、詐欺カルトで「救霊」という祈祷をして
高額なお金を集金します。また、掲示板を見られると困る為、
「パソコン依存の霊が憑く」とか言います。
ホットペッパーにも「アタール」という占い喫茶割引を出してます。
「アタール」=脅迫する変な占い師のいる勧誘所です!!
「たちばな出版」「ペガサス」「みすず学苑」の深見東州が教祖!
これらの団体に引っかからない為に、公開注意をします。この文を
3つコピペでいいので貼り付けましょう。被害拡大許すべからず。

106天之御名無主:2005/10/10(月) 11:29:39
age
107天之御名無主:2005/10/23(日) 16:42:39
だからさぁ、オオカミって人を食うから悪者になったんでしょ?
そういう事件があって怖いなーってことで民話になっていったんじゃないの?
108天之御名無主:2005/10/26(水) 18:12:03
虎やライオンも腹の減ってる時に出会ったら人間食うだろうけど
物語や寓話の中で悪役にされる事は少ないよね

このスレの趣旨ってそういう話じゃないの?
109天之御名無主:2006/07/06(木) 03:04:56
日本の民話ではどうだろう?狐が悪者?
110天之御名無主:2006/07/06(木) 06:44:52
キツネは神の使いだったりもするし
(というかキツネの中に霊的なヒエラルキーがあって人化かす奴は最底辺とかそんなん)

タヌキは人を化かすけど最後には逆襲されてヒドイ目に遭うイメージ

もっと昔の話だと猿や蛇が娘攫ったり食ったりしてるのもあるよな、
あれも神の零落譚ではあるとはいうけれど
111天之御名無主:2006/07/06(木) 18:17:43
>>107
実際は狼って人を襲うことはほとんどないらしい。
以前、テレビで(タイトル失念)狼特集をやっていた。
『野心』って言葉は狼の心、精神を意味する言葉なんだって。
112天之御名無主:2006/07/06(木) 19:56:45
ヨーロッパには虎やライオンがいなかった、だから身近な肉書獣が狼だった。
113天之御名無主:2006/07/06(木) 20:12:26
肉書獣 (;´Д`)ハァハァ
114天之御名無主:2006/07/06(木) 23:02:01
ドイツではヴォルフパックとUボート艦隊を讃えたものだが。
ま、空軍はアドラーターク。陸軍はキングタイガーやタイガエレファント
だからな・・・アニマルな血と鉄軍団だ。
115天之御名無主:2006/07/17(月) 17:24:56
インディアンの間では狼は良き友であり、神的に祀られていたりするけどね。
116天之御名無主:2006/07/17(月) 23:35:09
狼が迫害されたのは家畜を食い殺すから

117天之御名無主:2006/07/24(月) 00:32:02
人間が狼が住むテリトリーに侵入して狼を追い出してしまったからね。
住処を追われた狼は別の場所に移り住む事を余儀なくされた。
しかも、そこでも追われて・・・と言ったぐあいに、追い詰められた。
さらに、狼の食料である獲物も人間によって、ほとんど少なくなり、
生きるために、狼は止むを得ず、家畜を襲うと。
118天之御名無主:2006/07/24(月) 01:56:57
>72
北海道の狼は絶滅したことになってるが、実は同種が北方領土に生存していると言われている。
119名無し職人:2006/07/27(木) 22:20:58
オオカミ大嫌いです。
夢の中出てきた。銃を持って殺そうと……
120天之御名無主:2006/11/22(水) 05:34:58
狼を嫌うのはヨーロッパのアホ共だけ
121天之御名無主:2006/11/22(水) 13:41:35
>>60
送り狼説(昔話?)は他にもあるよ。

狼は獲物の後をつけて、転んだ(力つきた)スキを見計らって、
襲う性質があるから送り狼と呼ぶそうな
ー宿直草よりー

また、ある帰り道、じっとしてうずくまった狼を見かけた。
よく見ると、喉に骨が刺さって動けなかったのを、可哀相に思った男は、
喉に手を突っ込んで取ってやった。
感謝した狼は、それから男の無事を確かめるかのように、
その山道に入ると送ってくれるようになったそうな。


両方とも一歩間違えたら、怖い話でもあるから、恐れと畏敬の念、
頭の良さと、人との攻防戦かな。

あと、日本話の狼は集団が少ないのは何故だろう?
木に登って難を逃れる話ぐらいしか覚えがない感じ。
農耕生活になったから、付き合い数が少ない所為?
122天之御名無主:2006/11/22(水) 13:57:15
>>20
勝手な予想では、
狐は罠をかける、狼は真っ向勝負をするから?
ハンターとして考えると、狐は優秀で効率いいなー。

扱いにくく、忌み嫌らわれるから、ボスクラスの悪役になれるのでは?
>>1
123天之御名無主:2006/11/22(水) 14:39:15
個人的メモ
>>58>>67>>69>>70

>>38-40(>>121最後)、>>88

>>92強引過ぎ。
せいぜい、狼は男性の性欲を表すから、カトリック系の厳格な教えでは
取り締まる対象、というぐらいかな。
>>1の赤ずきんもセクロス話、姥捨話という解釈もあったかな。


今見直すと出てきていないけど、
ギリシャ神話のレト(アポロンとアルテミスの母)も狼だったかと。
124天之御名無主:2006/12/28(木) 05:08:11
オラの飼ってる大事な羊を食べるから狼は悪者だぁ!
125天之御名無主:2006/12/28(木) 22:18:24
大神
126天之御名無主:2006/12/30(土) 00:51:16
風吹裕也は悪役か?
127天之御名無主:2006/12/30(土) 01:24:13
以前、ドキュメントでやってたけど、モンゴル人は、狼の巣を見つけると、
供の狼を一匹だけ残して残りを殺し、全滅はさせない。
128天之御名無主:2006/12/30(土) 01:25:36
訂正:供の狼→子供の狼
129天之御名無主:2007/04/18(水) 16:10:04
狼は日本の生態系の頂点に位置する貴重な動物だろ。
日本の山野の食物連鎖を保つ貴重な存在でもある。
130天之御名無主:2007/04/18(水) 18:20:39
熊とどっちが上位捕食者なんだろう
131天之御名無主:2007/04/19(木) 02:05:01
狼だろ。群れをなして狩るからな
132天之御名無主:2007/04/21(土) 15:38:37
熊じゃないのか?
単独なら熊の方が力関係は上。

ただ、熊は雑食性・狼は純粋な肉食性。
133天之御名無主:2007/04/21(土) 19:43:44
大神
大咬
大上


神の化身として畏怖されてきた
狼の方が上なんだよ!
134河豚比礼:2007/04/21(土) 20:09:22
熊では草食動物の調整が出来ないと思う。
狼を放して、鹿を減らそうって位だから。
よって狼かなぁ。
135天之御名無主:2007/04/21(土) 23:50:22
熊だって山の神だろう

「鹿を調整するために熊を〜」という話が出ないのは
雑食だからすばしこくて掴まえにくい鹿よりもふもとの人里や畑を狙って荒らす
可能性が高い(というか現に荒らしてる)からではないかと
136河豚比礼:2007/04/22(日) 10:07:57
あ、本当だわ。
ま、結局シカにとって脅威とまでは言えないって事かな。

>>26
古代ギリシャの、リュカイコス山で、ゼウスに少年を生け贄に捧げ
てて、その肉を食べた者は九年間、狼になる、って話はガイシュツ
と思ったよ。
137天之御名無主:2007/04/22(日) 19:17:58
ニホンオオカミって柴犬よりも一回り大きいだけなんだろ?
噛む力もヨーロッパの狼よりもかなり弱いらしい。

そんな弱小狼を日本の山に復活させて、本当に鹿などの草食動物の調整ができるのだろうか??
138天之御名無主:2007/04/22(日) 19:31:02
>>137
日本狼は復活できないだろ、常識的に考えて。。。
普通にヨーロッパ系かモンゴルやロシア辺りにいる狼か、狼と犬のハーフ辺りを連れてくる予定じゃないの?
139河豚比礼:2007/04/22(日) 20:59:09
ええっと…在来種より、1サイズ大きい狼で、その事が日本の生態
系に悪影響を与えるんでないか?と言われて、紛糾してるんだった
けなー、と脳が囁く。
140天之御名無主:2007/04/23(月) 13:55:19
小型の狼だと鹿でなく
襲い易い家畜の方に目が行くんじゃないのか?
ニホンオオカミも元々、鹿でなく小動物や家畜を捕食してたらしいし・・・
最後に発見された奈良県吉野でも人里の鶏を襲おうとして撲殺されたんだろ?
人間のエゴで狼を日本に連れてくるのはどうかな・・・?
141河豚比礼:2007/04/23(月) 16:58:16
>>140
よっぽど慎重に、綿密に事を運ばせようとしても、あっ、あ〜あ
って事態になるだろうね。
サラブレッドとか襲われたらどうするのか…
142天之御名無主:2008/07/11(金) 13:23:35
ニホンオオカミは本当に絶滅しているのだろうか
143天之御名無主:2008/07/18(金) 21:15:33
マジレスOK?
キリスト以前の異教で狼は主神オーディンの眷属だった。
死神の職能も持つオーディンにとって戦場の死者を貪り食う狼は似つかわしかったんだろうね。
畏怖の念も併せ持った異教の信仰において恐ろしい狼は眷属たり得たが、異教の神々をことごとく悪魔として排斥したキリスト教徒によって悪の烙印を押されたんだろう。

それと他の人もレスしているが、ヨーロッパには森が多く、野生の狼が多く出没した。
中世の狼に襲われた事件を扱った本を読んだことがある。当時のヨーロッパ人にとって狼はリアルな脅威だったわけだ。
144天之御名無主:2009/02/22(日) 22:50:24
野生の狼ってのは放牧されてる羊の群れとか見つけると
その習性として食えもしないのに一匹残らず殺したりするらしい
放牧が主体の地域ではそんな生物は実際にとんでもない害悪だし
残忍とか破壊的なイメージを持たれるのもたやすいだろ
145天之御名無主
獲物が絶滅するまで狩るような野生動物はいません、人間以外には