グノーシス

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474七草みけ ◆michelB8jU
でもなんか「怒れる女神が復讐する」という発想がどうもしっくりこない。
それってまんまヤハウェが女性化しただけのような。
475天之御名無主:03/08/23 08:32
バーバラ・ウォーカーだね。マトモじゃないです。よくいってファンタジー小説。
一番似ているのは、ナチのゲルマンセントリズムとか、あのあたりですね。
ナチ的世界観の「ゲルマン」を「女性原理」に置換すると、バーバラタンの脳内神話になります。
どちらにせよ「近代の神話」だね。

グノーシスにおける女性崇拝ならカタリ派が有名ですな。
476七草みけ ◆michelB8jU :03/08/27 13:48
なんちゃってお父様と真の父、2人の父がいる。
なんちゃってお父様は旧約聖書の神、真の父は新約聖書の神。
しかしなんちゃってお父様は実は父ではなく息子であった。
それはソピアーが原父への情欲的な憧れと知識欲を抱いたために
孕んでしまった不義の子と言えるだろう。
これが人間の男女のアーキタイプになっている。

地球のほとんどの男性が、マザコンでロリコンの理由。
ロリコンはマザコンの裏返し。女性は大人になるほど元々持っていた
無条件の愛を失ってしまう。それはこの弱肉強食社会では致し方のないこと。
だから男たちは、幼女にその無条件の愛(母性)を求める。

わたしも女性性がファザコン、男性性がロリコンでした。
それが融合すればニュートラルに戻るんでしょうね。
でももうちょっと複雑だったような気がします。父と母と息子が本来の形なんです。
しかし息子が父のふりをして、母が娘のふりをして、ファザコンとロリコンになっていた。
父不在のために互いに自立できずに共依存関係だったのです。
そこへ本物の父が現れ、母(娘)のファザコンを癒し、
さらに正気に戻った母が、息子を癒して懐柔する。という感じ。
父の中に母が内包されていて、母の中に息子が内包されているイメージ。
これが正常な形なんだと思います。