378 :
天之御名無主:2009/02/20(金) 23:14:30
学研新書の三種の神器を読んだが、おもしろかった。
崇神天皇(神武天皇)というより、
古事記の表記で、初国天皇(ハツクニ スメラミコト)と言ったほうが正確だと思う。
初代天皇の古い時代に、伊勢神宮はなかったらしい。
伊勢神宮は、歴史を改竄している記紀の内容と矛盾しないように新しく作られた神社だし、
じつは、天照大御神という神様だって新しすぎて、
祀神としては、スサノオよりもはるかに格が低い扱いになっている。
明治までの歴代天皇の中で、伊勢神宮を参拝したのは持統天皇しか記録がないぐらい
皇室から軽視されていたらしいから、そこに本物の鏡があると言われても困る。
デタラメな内容が多すぎる記紀が作られる前は、
皇祖神は、天照国照彦天火明櫛玉饒速日命だった痕跡がある。
饒速日は、九州を発って大阪の日下(ひのもと)を経て奈良に入っている。
そのときに、日本(ひのもと)という国名も決まったらしい。
道鏡の皇位継承騒動を見てもまる分りだが、伊勢神宮などまったくアテにされておらず、
饒速日の故郷、九州の宇佐八幡宮の神託が決め手となっているのが、何よりの証拠。
崇神天皇(初国天皇)は、ヤマ(おおぜいの)ト(ひとがいる)都で即位したことになっているが、
大物主神の名で、物部氏の祖神を、大神神社に祀らないと、国が治まらなかったのが実情。
ということは、強引にヤマトから物部氏を追い払って、国を手に入れたということになる。
大物主神なんて名前に変更してごまかしてあるが、これは出雲系の神で、
しかも、出雲に配置換えされる前は、出雲系の神々はじつは北九州のもの。
崇神天皇(初国天皇)は、南九州出身だから、犬猿の仲だったらしい。
三種の神器の由来、たとえば、クサナギの剣を見れば分るが、
スサノオから受け継がれたもので、天照大御神からのものではない。
北九州から出発して神武天皇よりも先にヤマトに入っていたのは、
スサノオの子孫の天照国照彦天火明櫛玉饒速日命。
初国天皇は、饒速日の一族(物部氏)を追い払って、日下の国の都を手に入れたものの、
スサノオから受け継ぐべき三種の神器は、追放された饒速日の一族が持って逃げてしまって、
存在しないから、崇神天皇(初国天皇)自身の手で、新たに鏡を作るしかなかった。
皇祖神 天照大御神は、古い時代は天照国照彦天火明櫛玉饒速日命だったことが、
古い神社の祀神を詳細に見ていけば分る。
インドの太陽崇拝ミトラ教は、日本では大日教でもある。
大日は、吏読(いどう)だと大日(テイル)イコール照(てる)であり、
大日霊女(おおひるめ)尊の別名は、
天照大御神イコール天を照らす祖霊祭祀(オホ)の巫(ミ)神でもある。
奈良の金めっきされた大仏様は、天照神(こう書くときは男神)のお姿。
それを祀る神事を執り行う巫女神イコール日女神(姫神)様が、天照大御神(女性)。
すなわち、天照大御神の宗教イコール神道は、大日(ミトラ)教。
卑弥呼の鬼道(高句麗道教)の祖霊祭祀(オホ)は、
御墓(オボ)イコール古墳信仰であり、
剣、鏡、壷(の代用として、容器の意味を持つ勾玉)を用いて行なうもの。
もちろん、朝鮮語でオボとは、両親のことでもある。
恐山のイタコは、祖先の霊を自らに憑依させる祖霊崇拝信仰が特徴だ。
神道の場合、神社に祀る皇祖神の霊を自らに憑依させる、神憑りによって、
神託を得て国家を動かす、皇祖崇拝信仰になっている。
大日霊女(おおひるめ)は、オボの巫女のこと。
天照大御神は、祖霊祭祀の巫女が神格化した、姫神であり、
現在の、三種の神器を皇祖信仰の証とする形態は、卑弥呼の鬼道を継承している。
383 :
天之御名無主:2009/02/25(水) 14:29:56
384 :
383:2009/02/25(水) 16:11:39
385 :
天之御名無主:2009/02/28(土) 14:10:04
>>191-193の元スレってどこ?
ググっても出るのはコピペとして扱われているのだけだし。
ひょっとしたら元スレなんか存在しないのかもしれない。
オカ板じゃね
387 :
天之御名無主:2009/02/28(土) 17:46:00
確か草薙の剣に関するスレ。スレタイは忘れたな。これを見た直後ある神道サイトで紹介した記憶があるんで。
あのコピペ前後には内容教えろのレスが続いていたよ。
その中には石上神宮の神剣を宮司が酒を貰ったお礼に氏子に見せた、なんてヨタ話も載ってたな。
今から4〜5年前にあった。
それ以降はコピペばかりが残っていったんだ。
388 :
385:2009/02/28(土) 18:56:41
>>387 実在したのか。
なんか名前から察するに神社仏閣板のような気がする。
今から探すのは少し難しそうだな。
389 :
天之御名無主:2009/03/01(日) 23:24:52
あ、少し思い出したわ。
昔宗教板にあった神道・古神道スレだったよ。
1だったか2だったか忘れたが、その中の話だった。
ログ録ってたんだがPC壊れてデータパァになったんで確認不能。
草薙の剣は、大元帥明王法に使うものだって言われてる。
古神道を継承しているとある神社の人に尋ねたら、
詳細に大元帥明王法の原理を説明していただけた。
大元帥明王法は、もともとインドで生まれたもので、
中国では広野鬼神大将とも呼ばれる
鬼神アータヴァカを使役する、とんでもない強力なものらしい。
そして、
アータヴァカの本当の正体は、
なんと、
国境を警備する山岳民族なのだという。
つまり、
本気で鬼神アータヴァカを日本に召喚して使役しようと思ったら、
昔なら、シルクロードを行き来するラクダの編隊、
現代では、召喚する人数分の航空機のチケットが必要になるらしい。
アータヴァカと呼ばれる名を持つ山岳民族のオジサン達を
日本まで呼び寄せることはむろん可能だと思われる。
しかし、
その伝説のオジサン達に実際にできることはというと、
どうやら、
昔ながらの国境の警備や畑仕事と
テレビを見て娯楽に興じる程度のことに限られているらしい。
もちろん、
大元帥明王法を用いた結果、ルーズベルト大統領が脳卒中で死亡したことと、
伝説の鬼神のオジサン達を結び付けるのは、かなり無理があると思われる。
大元帥明王法の正体は、
古代インドで勇猛さを讃えられた山岳民族だった。
つまり鬼神というのは事実誤認の迷信ってことになりそうだな。
どうやら
草薙の剣の使い方を、完全に間違えてる人達がいるみたいだな。
392 :
天之御名無主:2009/03/03(火) 16:23:29
どうして神道のご神体を仏教系の秘術に使うのだろうか?
神仏習合ってやつか。
神仏習合は、望まずになってしまったもの。
現在知られている神道は、
7世紀になって、記紀の辻褄あわせとして建てられた神社と共に誕生した、
歴史が非常に浅いもの。
天照大御神なども、記紀が作り出した新しい名前の神。
百済と倭国は、唐と新羅の連合軍によって滅ぼされてしまい、
終戦処理の結果、日本という新しい国が、唐と新羅の監視の下に作られた。
すでに伝説と化していた、卑弥呼道教を継承する国家神道を再構築して、
日本国を再出発させる計画が練られ、記紀が編纂されたが、
国家神道の定着を待たずに、時の権力者藤原四兄弟が相次いで死んでしまい、
聖徳太子の一族を滅ぼした祟りだ、という認識が生まれて、
仏教方式の怨霊封じを行なう方向に一気に流れてしまった。
そのまま仏教が神道より重要視される国になったことは、
歴代天皇の位牌が、仏式なっているのを見ても明らか。
皇室の神道系の儀式は、天孫降臨の再現を中心としたものに留まっている。
卑弥呼道教の、内丹の気を練って、眉間にある第三の目を開く修業や、
これを用いた重要な神事なども、ほとんど受け継がれていないらしい。
>>393 > 歴代天皇の位牌が、仏式なっているのを見ても明らか。
なっていません
よってあなたの持論は法螺
395 :
天之御名無主:2009/03/04(水) 22:58:57
草薙の剣って、ヤマトタケルがトイレに行く時に桑の木に引っ掛けて、
取ろうと思ったら光り輝いて取れなくなったから持っていけなかったらしい。
396 :
天之御名無主:2009/03/04(水) 23:30:55
俺はイスラム教のホームページを見て涙が出た
なんて慈悲深い平和を愛する奴らなんだ
アメリカ、イスラエルは間違っている!
397 :
天之御名無主:2009/04/03(金) 23:47:27
よく宮中の八咫鏡は、崇神天皇の時代の鏡(破損)と平安時代に新しく鋳直された鏡の
二面あるといわれますが、その根拠は何なのでしょうか。
398 :
天之御名無主:2009/04/04(土) 10:29:30
平安時代の公家の日記及び政事要略や各有職書等の文献内に。
これは宮中の大事だから、公家が万一の為の必須情報として保持する必要があった。
現在は焼損して砕けた破片しかないという。
一緒にあった大刀契、複数の節刀は焼失した。
399 :
天之御名無主:2009/04/04(土) 11:44:58
ありがとうございます。
そこに鏡を鋳直したことも明記されてるんですね?
400 :
天之御名無主:2009/04/04(土) 12:18:58
勿論、全部記録にある。
但し鋳治した鏡も結局焼けて破損。
今は特製の石櫃に破損した鏡二面を納めたのを、更に大きな唐櫃に納めて賢所内々陣に祀っているという。
401 :
天之御名無主:2009/04/04(土) 13:36:35
どうもありがとうございました。
こういったものに宿る"神性"て奴があるとしたら、それを分けて宿らせた時点で複製もオリジナルも"本物"と同じになるんだな
もちろん考古学的な意味での本物の存在は重要だけど、信仰の産物としてみればむしろその依代が古びたら新しいものに代えながら受け継ぐ方が正しいのかな?
404 :
天之御名無主:2009/04/11(土) 00:30:15
>>403 もし神体を「永遠に残す」ならそっちの方が正しいかもしれない。
>>403 分祀の場合でも、本社はあくまで本社、分社はあくまで分社だから、「同じ」ではない。
三種の神器見たら死にますか?禿げますか?
>>405 分祀とは違う。
遷宮と同じようなもの。
>>407 考え方は同じじゃなかった?
遷宮だと元の方には何も残らないことになるぞ。
>>403 どっかでそういう解釈は読んだ事があるな。
日本の神の概念って、万物に霊が宿るっていう考えだから。
物としての三種の神器はあるけど、それはあくまでも依代で
物に宿っている神格こそが本質って考え方でしょ。
だから歴史上で神器が消失しても、新しい神器を造っても問題なしとか。
遷宮は発想としては同じだけど、どっちかと言うと
フレイザーの金枝篇で出てくる王殺しみたいな感じなんじゃないかな。
なぜ王を殺すのか。フレイザーはそれに対して、「魂を守るため」という理由を提示しています。
肉体が衰えると王も衰え、王(神)の魂も衰える。
王が衰え、王(神)の魂が衰え、世界が衰える前に、
前の王を殺し若く健康な肉体を持つ新しい王に魂を移します。
神性を備えた人間が殺されれば、その魂は後継者に移ると「仮定してよいだろう」だそうです。
http://it73.blog37.fc2.com/blog-entry-45.html 新しく作り直す事で依代としての生命力を強めて、神気を高めるって感じか。
実際には建物としての寿命だろうけど。
410 :
天之御名無主:2009/04/24(金) 21:49:24
草なぎの剣
植草の鏡
マーシーの勾玉
412 :
珍米大使:2009/08/20(木) 03:20:14
413 :
天之御名無主:2009/09/07(月) 20:28:59
>>398 >平安時代の公家の日記及び政事要略や各有職書等の文献内
の具体的な文書名を教えていただけませんか。
414 :
天之御名無主:2009/09/09(水) 12:52:58
415 :
天之御名無主:2009/09/09(水) 13:17:09
>>409 伊勢神宮の式年遷宮も似たような考え方じゃないか?
416 :
天之御名無主:2009/09/20(日) 04:17:34
年代鑑定してみろよ
417 :
天之御名無主:2009/09/20(日) 06:38:55
ゼリービーンズ?
418 :
天之御名無主:2010/04/16(金) 14:01:17
現在では八咫鏡は伊勢の神宮の皇大神宮に、
天叢雲剣は熱田神宮に神体として奉斎され、
八尺瓊勾玉は皇居の御所に安置されている。
419 :
天之御名無主:2010/04/16(金) 19:14:26
真経鏡なんだよね。
別名が。そのまんまなんだよね、記紀は隠してはない訳か。
こりゃ今世紀は大変な事になるね。
420 :
天之御名無主:2010/04/16(金) 20:48:59
宮中三殿のマガタマは形代。
本物は記紀にも記されているが、玉壺、
別名は真名井壺。
本物の御神体は伊勢神宮外宮にある。
421 :
天之御名無主:2010/04/17(土) 00:15:05
熱田の劍は御神体か形代かは分からないが、
大平洋戦争中に勅が解かれ、
「御仕の主依」の機密神事が行われている。
この際に熱田の禰宜が神器に触れて即死しているらしい。
この機密神事に加わり後に鎌倉鶴岡八幡宮宮司、神社本庁総長になった故白井氏が、
自らの日記に記しているらしい。
大平洋戦争中はルーズベルト調伏の為に高野山と東寺でも、
大元帥明王法が行われたらしい。
結果かどうか不明だが、ルーズベルトは死んだ。
軍は再度、熱田に機密神事の遂行を頼んだが、死者が出た事を理由に断ったとの事。
422 :
ニコン:2010/04/17(土) 01:05:20
ニコンに付けた、24mm50mm200mm
423 :
天之御名無主:2010/04/17(土) 04:45:16
壇ノ浦に沈んだ剣、今の技術で引き上げられないのかな
425 :
天之御名無主:2010/05/24(月) 14:30:49
3種の神器は歴代天皇によりいくつも造られていて、仁徳天皇も1セット
造らせています。天照時代の神器は伊勢神宮から剣は熱田神宮にいきました。
壇ノ浦に沈んだ神器は形代でオケ?
天武天皇が熱田神宮に剣を戻したのは事実だし
それ以降宮中に戻されたとか平家が熱田神宮まで押しかけた記録はあるの?
427 :
天之御名無主:
三種の神器のひとつは、皇室の中で選ばれた処女が常に警護しているって話なかったっけ