1 :
獅子の子は仔獅子:
できれば日本のもので古代中世がBEST、特に白子と小人。別のこの条件に当てはまらないものでも構いません。
八尾比丘尼伝承の中には比丘尼が白子だったとする説もあるようです。
その他、少彦名命、小子部栖軽から実在の人物まで神話・説話・伝承・貴族の日記など誰でもどんな典拠でも良いのでご存知の方があれば教えてください。
2 :
獅子の子は仔獅子:01/10/12 15:12
上の発言に追加。
それらにそのような記述について論じた書籍で思い当たるものがあれば教えてください。
畸形のことですか
「小人」が登場する説話は、民俗学では「小さ子説話」と呼ばれ、
柳田国男『桃太郎の誕生』、石田英一郎『桃太郎の母』などの
研究があります
中世の「小さ子説話」といえば、代表的なものに御伽草子の
『一寸法師』を挙げることができます
範囲を昔話にも広げれば、もっと多くの話が見つかると思います
(タニシやカエルの姿の子供が生まれてくる話もあります)
5 :
獅子の子は仔獅子:01/10/12 23:25
6 :
我輩は名無しである:01/10/13 03:56
漫画ですが、山田ミネコ『異形列伝』はなかなかに
面白いですよ。
五体不満足って本はど〜よ。
∧ ∧
( ・Д・)∧_∧ __ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ /( ´∀`) \\_\<「御曹子島渡」は凄いよね。
|  ̄) つ/___⊃ ─)へ\ |ヘ \_____
\ 人 /人 |// ̄ \_| |_)
ヘ_(__) ノ/VFRロ=/| ̄/
γ\\(__)|1000/ / | |⌒\
( ([×\/ ┐ ( \| |/ ̄/
\_ノ/__ロ___| ( (*) )
\__ノ
塩見鮮一郎「異形にされた人たち」なんかは?1さんの知りたい事とはあんま関係無さそうだけど。
サンカの事が出ていたような。読んだの昔だから忘れてしまった。いい加減で申し訳無い。
10 :
獅子の子は仔獅子:01/10/15 07:41
皆様レス有難うございます。
>>4
なるほど、「小さ子」というキイワードがあったのですね。
これを手がかりに調べてみたところ、幾つかの文献をを見つけることが出来ました。
柳田国男『桃太郎の誕生』、石田英一郎『桃太郎の母』についても目を通してみようと思います。
「一寸法師」については小人に対するプラスとマイナスのイメージが共存しており、
その両者が移行する時期に成立した過渡的な作品として重要だと思います。
問題はこの伝承が何処まで時代を遡れるかなんですが、、、、それについては唯今調査中。
どなたかそのことに関して記述した文献ご存知無いでしょうか。
>>6
山田ミネコ、初めて知りました。これを機にこの人の出版物を調べてみたところ、
面白そうな作品を沢山描かれているようですね。今度書店で見かけたらチャック
してみます。
>>8
「御曹子島渡」、未チェックでした。有難うございます。
義経は鞍馬天狗を代表とする異界の住人との関わりを述べる逸話がありますが
これもその一つのようですね。
>>9
この文献も知らなかったのですが、レスから察する限りでは桃太郎の鬼のように
権力者側の記述によって異形と認識されるようになった異民族の話ですよね?
仰る通り、今回の調査内容とはちょっとズレるんですが興味の範疇に有ります。
これも機会があれば読んでみたいです。
小人は「小さ子」としていろいろ論じられているようですね。白子に関する記述って
小人に比べ少ないですよね。民俗学ではあまり論じられていないのでしょうか?
11 :
天之御名無主:01/10/15 08:21
白拍子ってのがいるけど、これは白子とは関係ないの?
13 :
天之御名無主:01/10/15 15:33
日本にも、西欧でいうアンブロワズ・パレとかアルドロヴァンディみたいな
異形を集めた図鑑みたいなのないのかな。
/ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄\
( 此島の名は何といふぞ
\_ __/
∧゚∧ アノ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,, ゚Д゚) (´ー`,,) <何といふぞや、冠者は。是こそは隠れも
〜( UUノ (UU )〜\なき、小さ子島とは此所なり。
又菩薩島とも申す也。小さ子島と申すは、
あまりせいの小さき故なり、また菩薩島とは
夜も三度、昼も三度、南方極楽世界より、
廿五の菩薩たち、管弦を奏し影向なり、
異香薫じ花ふり、紫雲殊勝なり。しかる故に
此島を菩薩島とは申す也。人の命も長くして、
八百歳を保つ也。
15 :
獅子の子は仔獅子:01/10/17 04:22
>>11 白拍子はもともと舞楽を無伴奏で踊ること、それが転化して歌舞の名やその踊り手
を指すようになるので、「白」の意味は「素」。せっかくご協力いただいたのに、
申し訳ないのですが恐らく白子とは無関係ではないかと思われます。
>>12
この本、私が行ける範囲にある大学の図書館にあったので昨日ウチの大学で
相互貸借の手続きをしてきました。明日借りに行きます。白子の方が率いる
見世物小屋の話が載っているということで楽しみです。
けれど見世物小屋というと、かなり時代が下ってしまうんです。
引き続き古代中世に関するもの募集中。
16 :
獅子の子は仔獅子:01/10/17 05:09
>>13 有ります。
13さんの挙げてくれた文献は今回はじめて知ったのですが、日本でいえば
『病草紙』『異本病草紙』及び『新撰病草紙』、、、、。畸形奇病図巻です。
怪物は出てきませんが。
『病草紙』は一部であれば京都国立博物館のホームページで見ることが
出来ます。
>>14 義経きこしめし、さては菩薩のましますかや、一日成とも留まり、拝ま
ばやと思召ければ、案の如く廿五の菩薩影向ならせたまひて、管弦音楽
し給ひて、心も言及ばれず。
18 :
天之御名無主:01/10/17 22:07
>>16 あ!『病草紙』がありましたね、すっかり忘れてました(
アンブロワズ・パレは16世紀のフランスのお医者さんです
アルドロヴァンディは・・・忘れました
19 :
天之御名無主:01/10/18 01:22
素朴な意見だけど、白子や小人は
異形とはいわない気がする。
それともイギョウじゃなくてイケイと読むのかな。
20 :
天之御名無主:01/10/18 09:33
異形だと思うけどなあ・・・・
これが異形じゃなければ、どんなのが異形なの?
21 :
天之御名無主:01/10/18 10:29
異類異形って言葉があるけど確かに白子や小人は
そこにふくまれるだろうな。
でも、1のいってるのは異形をかなり限定してるじゃない
異形じゃなくて畸形の方がしっくりこない?
先天的なものに限らず、身体的な異常に霊的なものを見出しているのは
「異形」だと思うんだよね
現代の言葉では「畸形」と言った方が適切でも、伝統的な民俗社会では
しっくりこないのではないかと・・・・
23 :
くしなだ神社@月読 ◆NPN3QJ/U :02/08/24 00:48
以下は、ニュー速+のシャム双生児スレッドの書き込みなのですが、
こういった話がフィクションではなく実際に残っていたら、
教えて下さい。m(_ _)m
187 :名無しさん@3周年 :02/08/13 22:06 ID:kWZqNZGD
>>184 年取った児童文学者とかがたまに本に書いてるネタだよね。
小さい頃「お化けがいるから近寄るな」って言われてたぼろ屋に、肝試しで近づいて
中に入ったらお化けみたいな人がいて、でも心がとても優しい人で、
それからこっそり遊びに行くようになって色々話したとか。
悲しい終わり方ばかりだったような気がするけど。
(^^)
(^^)
テスト,すまん
26 :
天之御名無主:03/04/02 20:20
age
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
32 :
天之御名無主:03/10/22 05:03
顔の異形についてはどうでしょう。
顔に痣のあった女性の民俗学的な記述について
興味があります。
折口信夫も顔の異形の持ち主で、それが理由で民俗学を志したそうです。
額に青痣があったとか。大田母斑?
最近「ユニークフェイス」という顔の異形の人々の
活動が注目されていますね。
NHK「きらっといきる」でも特集されていました。
>>33 折口さんの痣の話、どの本に書かれていたか教えて下さい
あげ
あぼーん
37 :
天之御名無主:04/02/12 23:36
今日本屋で奇形全書という本を見かけましたよ。
写真とか乗ってて見るのにちょっと元気がいりますけど。
古今東西を広く網羅していて、医学的な根拠ものっていたので、
この話のこういう表現はこういう人がいたから出たのかな
という参考になると思います
↑
>>4の方の「カエルの姿の子供」は明らかに「無脳症児」の事ですもんね。
>>38 それは京極堂で得た知識でしょう?
そういうんじゃなくてね、カエル婿だのタニシ婿だのって民話があるのね。
わかるかなぁ、僕ぅ?もっとご本読んで勉強しないとねー。
そんな知ったかぶりしてると、偉い人にはなれないぞぉ。
40 :
天之御名無主:04/03/03 12:02
>>39 そうとも言い切れませんよ。
求めるテーマから外れた発言かもしれませんが、別に大きな勘違いではないわけだし。
相手の顔が分からないネット上でのやり取りであっても…そうであるからこそ、
人をくったような発言は控えたほうがよろしいのでは?
老婆心から。
>>38 の「明らかに」という発言はおかしいだろう、明らかにw
42 :
天之御名無主:04/03/14 02:17
アゲ
44 :
天之御名無主:04/07/21 19:30
カエル婿とタニシ婿の話キボン
ぐぐってもでてきません
>>44 カエルとタニシを漢字に変換してから再トライしてみよう。
46 :
天之御名無主 :04/07/21 21:17
「おてもやん」も明らかだね、異形のものを忌み嫌うのと同時に神様として
崇める文化もあったって事。
47 :
天之御名無主:04/07/21 22:56
ここはかなり専門的なスレみたいで
自分の知ってることじゃダメかもしれませんが、
『宗像教授伝奇考』という漫画にも
ちいさこべのすがる、とかの話出てきましたよ。
問題外だったらごめんなさい。
48 :
天之御名無主:04/07/24 23:45
白子というのは、具体的に何を指すのでしょうか?
日本書紀(だったか?)に出てくる、
白いブチの肌(?)をしたペルシア人のようなものでしょうか。
(何から何までうろ覚えでスマヌ・・・)
偶々このスレに辿り着いたら、思い出したことなのですが。
白子=白化個体(アルビノ)じゃないの?
先天的に色素がないか、ごく薄い。髪も肌も真っ白で瞳が赤い。
色素がないので日光に当たると重度のやけど状態になるとかいう。
50 :
天之御名無主:04/07/30 10:14
叶福助も異形
脳がデカイ
でも福を呼ぶとして商家などで珍重
49様
書き込み有難う御座いました。
私が読んだペルシア人とは関係ないかも。
すみません。
52 :
天之御名無主:04/08/03 06:15
柳田國男の一つ目小僧の話なんかは、どうなんだろ
片目、生け贄、神
そういえば、奇形の「奇」の字は神様の前で踊る片足の人を象った象形文字からできたそうだが
54 :
天之御名無主:04/08/09 22:42
>44
そういえばグリム童話に「蛙の王子」ってあるね?
美しい姫が落とした毬を井戸から拾い上げるかわりに、城に招待した上同じ皿から飯を食わせろ、同じベッドで寝させろと要求。嫌悪のあまり姫が蛙を壁に投げつけると、あら不思議、そこには美しい王子が立っていました。
って。
スレ主さん関係ない話ですんません。
55 :
天之御名無主:04/08/15 14:42
卒論で「畸形の民間信仰」を研究しようとしたら
将来、自分の子供に畸形が生まれるよ!とさんざん脅されて諦めました。
それでもいくつか読んだ本のうち
「刺青・性・死 逆光の日本美」(松田修 著)にあった
「卑賤異端への憧憬」という言葉が
とても印象的でした。
そんだけです。すんません。
>将来、自分の子供に畸形が生まれるよ!とさんざん脅されて諦めました。
これ自体が畸形に対する民間信仰だよな
57 :
天之御名無主:04/08/15 21:53
源氏物語の末摘花も異形にカテゴライズされるんだろうか?
鼻が妙に高くて先っぽが赤いってだけの話だけど。
そういえば今昔物語にも鼻のでかい(長い?)坊さんの話がありますね。
芋粥?
太宰バージョンのは読んだかも
芥川でなく?
61 :
天之御名無主:04/08/16 10:50
芥川の「鼻」だべ。『今昔物語集』(同系の話は『宇治拾遺物語』にもあり)
が元ネタの。あれ、昔は教科書に載ってたらしいけど、今は身体差別っちゅー
ことで載ってない。
シラノ・ド・ベルジュラックなんかも差別になるんかのー
63 :
天之御名無主:04/08/17 11:22
64 :
天之御名無主:04/08/17 12:42
白児=白子?
65 :
天之御名無主:04/08/18 05:56
age
66 :
天之御名無主:04/11/21 01:43:43
件(くだん)について知りたいんだけど、よく時代の境目に生まれると言われてるけど、
これってどうしてなの?
クダンとは身体が牛、頭が人で、牛から産まれるもので、出生の直後に戦争や飢餓等に関する予言を残して間もなく死ぬと言われています。
ところで、最近生まれた私の娘に角のようなモノがあるのだが誰か詳しく知らないだろうか?
地方の豪農はくだん(らしきもの)を祭っているところ多いね
>>67 糖質が結合したものが鎖状につながった、糖鎖という鹿の角のようなもの
69 :
天之御名無主:04/11/22 05:38:01
アンディ・ウォーホルも白子になるのかな?
72 :
天之御名無主:2005/10/07(金) 13:35:14
白子と言う地名があるけれども、有名な白子の人でもいたんですかね?
73 :
天之御名無主:2005/10/07(金) 16:45:36
都怒我阿羅斯等
74 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 02:02:00
件は対で生まれるらしいですね?しかも外れなしの的中率とか…雌が災いを、雄がその回避策をそれぞれ予言するとか。
75 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 02:43:53
日本の中世からは大幅に外れますが。
マリ共和国の著名な音楽家、サリフ・ケイタはアルビノです。
自分の知る限り、ジャケットの写真ははっきりとしたカラーのものがないので、
普通の黒人にしか見えませんが。
古い王家の出なのに肌の色のせいで家を追われ、
グリオ(吟遊詩人)のように放浪し云々、と解説に書いてありました。
70年代に人気のあったブルース・ロックのジョニー・ウインターもそうらしいです。
こちらはカラーで見ても白髪の白人にしか見えません。
76 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 10:24:18
77 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 11:27:31
俺の経験談
俺が高校生の夏休みのとき、叔父に連れられて田舎近辺の山々を巡っていた。
山歩きが好きな叔父には、次男坊でいずれ都会に出る俺に故郷の山々ことや
言い伝えを知っておいて貰いたいという気持ちがあって、オートバイであち
こち巡っていたんだ。
熊本と宮崎の県境付近をうろついて、家が5件くらいの小さい集落(凄い山奥)で休憩した。
叔父の知り合いが居るらしく、集落の人が何人か出てきて、叔父と話をしていたが、集落の
奥から、少女に手引かれたオッサンが出てきた。
見た瞬間、衝撃を受けた。
真っ白! 髪(長髪)も真っ白、髭も真っ白、肌も真っ白。おまけに着ていた
着物も真っ白。風貌はどう見ても白人、とても東洋系ではない。体は調子悪そうだったな。
こんな辺鄙な山奥に外人さんがいるのかと思ったが、しっかり土地の言葉をしゃべってた。
このオッサンのことを叔父に聞いた記憶があるが、忘れてしまった。
いまでは辺鄙な山奥で近親婚を繰り返すと、ああいう突然変異?が生まれるのかな?と思う。
今から25年位前のことだ。場所は・・・秘密。
78 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 16:09:11
Yellowman イエローマン
本名ウィンストン・フォスター、1960年生まれ。
彼は、見たとおりアルビノ(白子)、白い黒人なのだ。
白いと言っても黄色にちかいため、イエローマンと呼ばれる。
しかし、そうしたプレッシャーも吹き飛ばす筋金入りのDJ。
ゆったりと落ち着いた深みのある声で、歌をDJとして扱った
センスあるシンガーDJだ。のどの手術をして以来、声が少し細くなったが、
数々のジャンルを歌いこなし、皆から愛されるDJである。
名曲「スタン・バイ・ミー」を歌っている彼の声は、
あのジョン・レノンだってかなわない。代表作に「ガールズ・ゼム・ペット」、
「ミスター・イエローマン」、「オペレエション・ラディケィション」、
「ブルーベリー・ヒル」などがある。
79 :
天之御名無主:2005/10/08(土) 23:49:36
>>50 それは水頭症の子供、神様バースの息子と同じだよ。
80 :
天之御名無主:2005/10/12(水) 10:12:01
81 :
天之御名無主:2007/02/09(金) 13:58:31
とりあえず保守
82 :
天之御名無主:2007/02/19(月) 06:03:42
ロックミュージシャンのウィンター兄弟の話が出てきていないようだな
70年代後半かな?俺の一番上の兄が持ってたミュージックライフっていう雑誌の写真が印象的だった
兄のジョニー、弟のエドガー共に見事なアルビノ
二人とも真っ白なサラサラのロン毛に真っ白な肌、特別インパクトがあったのは瞳の色が兎の目みたいにピンクがかった赤だったこと
どっちかは不細工だが一方は女にモテそうな顔してたような…
興味あったら調べてみてくれ
83 :
天之御名無主:2007/02/22(木) 03:12:11
今日スタバで勉強してたらまじびっくり。ものすごい色白のおじいちゃんを見ました。あれが俗にいうアルビノなのかな?目の色もなんか違うかったです
卑弥呼も異形というか変わった容姿をしていたという説があるらしい。
普通の人と違う容姿=神に近い存在とされたらしい。
85 :
河豚比礼:2007/03/30(金) 15:02:57
>>84 両面スクナもそうだよな。あり得るタイプだけど、戦いに向くとはとてもじゃないけど言えない。
部族の象徴とされたのかもな。
86 :
天之御名無主:2007/03/30(金) 18:42:30
お薦めの文献
異形者の力 / 松田修. -- 青玄社, 1994.2
異形にされた人たち / 塩見鮮一郎. -- 三一書房, 1997.9
異形の王権 / 網野善彦. -- 平凡社, 1986.9. -- (イメージ・リーディング叢書)
まあ、網野さんは直接には関係ないと思うけど。
116 :天之御名無主 :05/02/15 04:28:57
>>114 112でもないし亀でなおかつほぼ転作なんだけど・・・
中世ルネッサンス以前から、身体的不遇者や狂人なんかは貴族の家や宮廷に置かれていた。
これが愚者。当時の王侯貴族には愚考や奇形の見本を所有していることが一種のステータスだったようだ。
愚者が芸をするとき、たいていは失敗するんだけれど万が一本当に成功したときには
かなりの賞賛が与えられたらしい。
もちろん全部の愚者が宮廷に入れたわけではないので、たいがいは、首から大きな袋をぶら下げて、物乞いをしていたそうだ。
愚者は人から馬鹿にされたり卑下されることはあったけれどもそのかわりに王侯貴族
と一緒の席で食事をしたり、その席で、どんな暴言、罵声を吐いても許されるという特権を持っていた。
そのうち時代が変わって、即興芸や風刺などをやれる頭の切れる愚者が人気を集めるようになってきた。
結局後世には、即興ショーやアクロバット、舞曲など特殊な技術を身につけた愚者、
わざとおどけて人々を楽しませるやつらが生き残った。これが道化。
舞台でも道化役者が出始めて、即興の劇ができた。
イタリアではアルレッキーノ(フランスではアルルカン、イギリスではハーレクィン)
など、巧みな言葉遣いとパントマイムをこなす主役級の道化役まで出てきた。
あんまりアルレッキーノがかっこ良すぎるというんで別なもっと間抜けで愚かな道化
が必要だといことでフランスのほうで出来た道化役がピエロ。
田舎なまりの言葉を話す間抜けという位置づけになった。ただ、ピエロも演じる役者
によっては抜け目ない、それでいて人前ではふざけている全ての感情をコントロール
できるミステリアスな存在にもなった。白塗りの顔、全身真っ白な服などもこのころ定着した。
イギリスでは愚かで田舎ものの道化はクラウンと呼ばれた。
道化時代のようなマダラの衣装ではなく、白塗り、紅を口にさした独特の格好をした
道化で、もとはハーレクィンの従者のだった。そのうちイギリスでサーカスが出来て
メイクも段々とデカくて赤い鼻、デカい口、極太眉毛の現在のような姿になったそうだ。
88 :
河豚比礼:2007/05/18(金) 12:07:59
『日本書紀』天智天皇十年三月に、長尺六寸、此歳十六年。
みたいな記述があるけどこれは? 50cm?
89 :
天之御名無主:2008/07/09(水) 09:59:39
だろうね
Some municipalities may have local laws that are stricter then the state law. ,