瀬戸内海の子守唄、夕日が紅く染まる頃。

昭和のな、37から40年くらいの瀬戸内の海はな、伊勢海老がとれた。
沢蟹、蛤、マテ貝、海蛇（鰻や）、俺、とりに行ったな。
釣り道具なんぞ要らんかった。
山の方もな、甲虫、くわがた、かみきり、亀に蛇、腐る程おった。
俺、貧乏やったさかいな、外で遊ぶ事しか脳がないのやな。
いっつも泥んこ塗れでさ。
遊んで遊んで遊び疲れて日が暮れて、周りがどんより暗なる時、瀬戸内海に沈む夕日が紅々と燃え上がるんよ。
連れの横顔見たら、その紅に照らされて、面がまっかっかになっとんよ。
あん頃の瀬戸内の海は綺麗やったな。
俺、瀬戸の海が毎日見える故郷で育った。
瀬戸内は松。松林や。
海に沿った丘にある曲がりくねった松の大木の上に登って、俺、海を見ながら天下取ったような気いになっとった。
糞餓鬼の頃、俺は一体、何考えとったんろう。
毎日毎日酔っ払いの親父にどっつきまわされ、家飛び出すたんびに、俺、この場所に来たんや。
瀬戸内海が見える、この場所に。
そんな俺も遂に49歳になりました。
遂に50にリーチがかかりよった。

どーしたよ、こんなスレたてて。
なんか寂しくなっちまったのか？

なんか俺と一緒の思い出があるね。
別府から加古川、高砂。素晴らしい白砂と松林。
マテ貝にあさり。海にもぐれば地下水があちこちで湧いていた。
くず肉の干したやつを石と一緒にタコ糸にくくりつけてワタリ蟹
を釣ろうとしたがいつもボウズだったな。

神戸製鋼の進出により今は昔の面影がない。

二代目うららさんの予感。

１は絶対うららMAN

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|.　(,ﾟДﾟ)　　＜ 巨大化した彼らの動き回る様を！
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>>3
そやな、くず肉はてんこちいわしてもたやっちゃ、てんこちや釣り場行ったら速効で釣れよったもんなぁ、勿、竿無しでな。
マテ貝もかんなり大きかったわなぁ、あれ今とれたらかんなりええ商売なんなぁ・・
あさりや捨てよったもん、蛤よ、蛤。
それと、今の季節は祭よ。
10月入ったら、毎日毎夜、囃子や太鼓のええ音が家におっても聞こえてくんのよなぁ・・
腹に染み渡るええ響きなんよ。
あぁ、うちのほうの祭、もう終っとるな、もう何年、見てないんやろう・・

マテ貝は塩で採る。砂浜の穴に塩を一つまみ入れる。
ピュッと穴から出てきたところを親父が採ってたような記憶があるんだけど。
違うかな。

>>8
今も昔もそのやり方だと思います。
潮干狩りに行くと、マテ貝だけはいまだ健在。
あ、はまぐりだ！と思ったらバカ貝（青柳）でした。
アサリとハマグリは有料の潮干狩りエリアでおっさんとバイト学生がせっせと埋めています。
天然モノのアサリは岩場に行くと、いまでもまだ大きなのがいたりします。
ワタリ蟹にチャレンジしていたら、おばさん（もしかしたら年下かも）がバケツ一杯採っていたので
話しかけると、東南アジアの人でした。捕獲法を聞いてそのとおりやったら
面白いほど採れました。ちなみに採り方は、ニンニクが入っているネットに煮干を入れただけのもの
半信半疑でしたが、ネットの網目にハサミが引っかかり、釣り上げたときに逃げられない様子でした。
諸先輩方には、外人なんかに影響されず、日本古来のやり方で採れ！と怒られそうですが・・
人工テトラポットの上から網をたらし、子供たちより大人の方が夢中になって採りました。
周囲の景色は変わったけれど、海を染める真っ赤な夕日だけは昔のままだと思います。

>>8
そや、その通りや、塩使うのや。
けど、当時は塩なんか要らん。
裸足の親指で砂の窪みを探るのやな、それと泡の感触。
そこめがけてシャベルでおもいきんりすくうのや。
そしたら、マテが1〜3本程、シャベルに入っとる訳やな・・
マテのでかさは、今のマテみたいな小指程度のでかさ違たんや。
ちんぽや。大人の勃起したちんぽくらいのでかさがあったんや。
1本で食材として、ナイフとフォーク使わなならんくらいのでかいマテ貝やったんや。
>>9
沢蟹もな、俺らの時代は、手取りや。
岩のあちこちに手え突っ込んで甲羅のど頭を押さえつけて動けんようにしてからとるのや。
東南アジアの人は商売でワタリとりにきとんやろか？
どっかの水産業者のぱしりかなんかやろうか・・
そやな、最近は全部養殖の貝ばっかしやな・・
サラリーマンとか家族団欒で海に来てらっしゃるなぁ
潮干狩り・・
悠長な言葉やな。
昔は、貝や蟹や海蛇なんぞとって、家で喰うとる家庭なんざ貧乏人の家ていう相場に決まっとったんやけどな。

昨夜ふと思たんやけど・・
当時、瀬戸内付近の川の下流には鶴がおった思う。
鶴が何羽もおった。
鶴て日本に生息するんよな、するよな・・
あれ、鶴やった思う。
川の下流も当時、深かったんよなぁ
水飲めたもん。
俺ら肝試しで橋から飛び降りよったもん、連れと。
今、それやったら、又、ポリ公がすっとんでくんな。
あんまり地域限定で喋ったら、どこの人間かわかってまうんで抽象的に喋るけんども、
瀬戸内の人間は口悪いけど、基本的にゃあ優しい奴多いわなぁ
口より先に手がでる、けど、あんまし喧嘩しよっても後には引かんなぁ
まあ、こっちに嫁ごうとか思とる女子がおるんやったら、将来、男に引っ叩かれるんは覚悟しなあかんかもな・・笑

ばか

>>11
いや、鶴とちがって鷺ではないかい。
鶴は渡り鳥だよ。

>>12
ハハハ・・
そやな、俺らの餓鬼の頃はみいんな大馬鹿者の集合体やったな　笑
親も喰うてくのに必死で子の日常なんぞ面倒みてくれんかった。
外行って遊んで来い！
ちゅう感じさ、な。
それはそれであの頃は幸せやったんや。

>>13
そうか！鷺か！
それで姫路城の事を白鷺城言うのやな！
そうかそうか！あれは鷺か！
ありがと！13さん。

いいねぇ、瀬戸内海
以前、山陽をクルマでひとり旅してた時、
瀬戸内海見てたら、訳も無く涙が出てきた…
また行きたいなぁ。

>>9
すんません。そのニンニクは皮をむいて入れるのですか？
それとも皮ついたままですか？
俺もためしにやってみようかと思います。

>>17
あ、違います、違います。説明の仕方が悪かった。
よくスーパーなんかで売っているネットに入った中国産の安いニンニクがありますよね。
使うのはネットのほうだけです。ニンニクは捨ててください（別に捨てなくても・・）
そのネットの中にニボシをたっぶり入れて紐で口を縛りあとは岩陰にたらしておきます。
このニンニクネットのいい所は、丈夫で、しかもワタリガニのハサミが絡まりやすいのです。
ワタリガニは通常、釣り上げるときにカニがハサミを放してしまい
「あ〜〜〜あ〜〜今のスゲーでかかったのに！」
などと周りに悔し紛れの嘘をつくケースが多いのですが、
このネットはよくハサミが引っかかってくれ、そのロスがないのが利点です。是非お試しください。

瀬戸内海も大雨だっぺ。

>>17-18
ほぅ、バイキチさんは詳しいな。
網で蟹とるんやったら、ハサミのかかり具合が勝負やろな・・
>>19
うん・・今日は荒れとるやろな・・
泣きの海の神や。
>>13
連れと昨日別の用事で喋ったんやけんども・・
やっぱし、あれ、鶴らしいわ。
瀬戸内にも渡り鳥の鶴の一群が昔は来よったんやなぁ・・
しかし、鷺っちゅうのはどんな鳥や？
恥ずかしながら区別がようつかん。
最近、台風ばっかしやなぁ・・
商売、あがったりや、ほんま・・
ま、頑張りまっさ。

今日は眩しいくらいええ天気やな・・
西のほうは地震の被害もなくテレビ観とっても呑気なもんや。
こういうんは自分が被害被らんと、萬話の一つにしかならん。
助け合いの基本的な理念を日本という国は壊滅させとるくせして、困った時だけ助け合い助け合いいう社会はエゴにしか思えん。
普段の生活は静かにしておいてくれやと？かまわんといてくれやと？
そやったら困った時も死ぬ覚悟しとけや。
俺、そう思うんや・・
個人主義者はいつでも死ぬ覚悟しとくべきや。
みも知らなん人なんぞは、俺、よう助けん。
身内守るんだけで精一杯なんや。
そういうこっちゃ・・

なあ１さんてウララMANなん？
もしそうやとしたらみずくさいで。
なんや違う気もするんやけど。。。。

１さん…うららさんですよね？ もう一度だけでいいです。40板の救世主になってください!!お願いです。。。

うららさんみ〜っけ！
お元気そうでなによりです。
もう名乗りはったらどうですのん？

おいらも瀬戸内だけど、山奥なので滅多に海には行かないよ。
珍しい話が多いので、もっと聞かせて下さいな。

優しかったウララＭＡＮは本当に優しかったのか？
それとも優しいふりをしていただけのか？
本当に優しいのならこの板への書き込みは無駄な事をしてるようにも思えるし
本当は優しいフリならもう無理するなと思う。
　　　　　

この方も優しい人だろうけど、うらら氏とは違って海の男気質。

バイキチさん。亀ですみません。台風とかでちょっと忙しくなかなか
来れませんでした。

にんにく入りネットはネットだけ使うのですね。了解！

ワタリの大きいのは本当に美味しいですね。蟹の中では一番美味しいと思う
のは私だけかな。

age

>>28
地元の人の料理法を教えて下さい。
これから寒くなる時期でも採れるのかな？

瀬戸内海の夕暮れ。
よくお世話になる。

心が疲れたときには
たまに夕焼けにつつまれてみるといい。

こんな感情、みんな、わかるだろ？