★★40代が考える憲法・2★★

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43明鏡止水
今日は予備海上自衛官さんのレスをコピーさせてもらいます。
無断借用お許し下さい。よくまとまってるし、俺の脳内コピペに加えさせて
もらいます。

908 :予備海上自衛官 :04/06/14 23:25
荒れてますね。
ビール片手にヨタ話しを一つ。
まず、軍事力のみで国家を防衛し平和を維持することは出来ません。
前大戦を顧みても、明らかに枢軸側は思想面ですでに敗北しています。
では武力無しで外患を排除できるかと言えば、これも非現実的。
そもそも国力が充実し国内が安定していれば、そう簡単に侵略を許すことはないでしょう。
その国力の重要な要素の一つとして軍事力があるわけであって、
他の要素である例えば経済力等とバランスをとる必要があります。
どっかの国の様に軍事力だけが突出しているのはまともではない。
逆に、それなりの国が軍事力を保持しないと言うのも首を傾げざるをえません。
現実的には軍事力の負担は大きく一国で全てに対処するのは不可能でしょうから、
集団安全保障体制の構築は不可欠でしょうし、その枠内での集団的自衛権の行使は認められるべきかと考えます。
これだけ世界が狭くなれば、一国平和主義・非武装中立は夢物語でしかないでしょう。
日本のように力のある国が軍事力を放棄するのは、かえって地域情勢の不安定化を招くと思います。
個人的にはそれ有りかもとは思いますけどね、国民の総意なら。
軍事力を廃棄し、国連の敵国規定とやらの削除も求めず、国際社会の異物として振舞うのもw
侵略をさせないということは、日本の一切を敵国に利用させないということです。
非武装中立なら万が一の有事には、徹底した焦土作戦を実施する必要があるというわけです。
その辺のことはきっちりさせといた方がいいでしょうね、反戦平和派の皆さんは。

932 :予備海上自衛官 :04/06/15 23:17
与太話〜第二夜〜
自衛隊が戦力か実力かはひとまず置いておいて、あれだけの武装集団が憲法の規定に無いのは不健全。
法治主義の根本に関わることであって、放置は将来に禍根を残すことでしょう。
事実上自衛隊は国際的には軍隊と認識されているわけですが、政府見解に従って自衛のための実力としても、
それでは結局一体何を守っているのか? 国土? 国民? 理念? 主権?
自衛隊にはアイデンティティがない。その方がはるかに危険。
大本に手をつけず、拡大解釈・既成事実化・現状追認では戦前と何ら変わらない。
現政権の問題も現状と条文の乖離から生じている。核心にメスを入れるべき。
憲法を変えればメデタシなのではなく、ダイナミックな変革を厭うことこそが最大の癌。