( ゜U゜) .。oO オトナのエッセイ

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1名無しさん@お腹いっぱい。
紳士・淑女の皆様方、新世紀初頭をいかがお過ごしでしょうか。
僭越ながら、エッセイを綴るスレを立てさせていただきました。
今までの人生で得た知恵や教訓、日々の雑感、印象深い思い出……
何でも結構でございます。名前欄にお題を入れ、マターリ と語って下さいませ。
2浸透圧:03/11/09 07:30



もはや日常会話として通用している言葉なのでしょうか。
先日、私の勤務先にセールスの電話がかかってきたのですが、
相手は、そのセールストークの中で、「何気に…」と申しておりました。
またその数日前、某牛丼屋で食事中だった私は、隣に居た
若い土木作業員たちが「キモイ」と口走るのを耳にいたしました。
そして2ヶ月ほど前ですが、たまたま聴いたラジオのFM番組において、
CMの中で「 〜でつ 」「 そうなんでつ 」というセリフが交わされておりました。

私のような朴念仁の気付かないところで、新しい言葉がどんどん
世の中に浸透しつつあるようでございます。もっとも、その圧力は
言葉によってマチマチでありましょう。2chに出入りするようになってから、
特に私の口をこじ開けて出て来そうになるのが、「 禿しく 」「 おながいします 」
という言葉。しかし、それらはまだ人口に膾炙するには早いと思われ、
迂闊に口にすれば、それこそ「逝ってよし」と言われかねないでしょう。
3裸の王様:03/11/09 19:21



「 裸の王様 」という童話がございます。誰がどう見ても、違和感があるのに、
誰もそれを指摘しない。それはただ単に、あの童話のごとく
抑圧された状況下にあるからだという以外に、「 王様 」の持つ
崇高な人格がもたらす恩恵だという場合も考えられましょう。

私、仕事のために先日、とある会社を訪問したのですが、そこの社長は
どこをどう見ても一丁前のオカマでした。詳細は申せませんが、声が
永六輔似の舌足らずな人で、とても愛想が良く、社長の器として値するに
十分な人物。私の了見の狭さから何だか不自然な感じがしたのですが、
社内の雰囲気も和気藹々。これは、社長という地位から来る威圧感以外に、
当人のキャラクターに拠るところが大きいようでした。

警官の服やグッズが大好きな映画評論家、ハードなSMプレイを好むマゾの
二枚目俳優も居ることです。これからの世の中、色んな価値観を受け入れて
生きていくことが、肝要なのかもしれません。
4終電の木乃伊:03/11/10 18:48



新社会人になって2年目、ようやく仕事の要領をつかみ、会社の
雰囲気にも慣れてきた頃のことでした。
夜おそくまで同僚と楽しい酒を飲んでいた私は、終電車に乗るべく
地下鉄の駅の階段を降りて行きました。プラットホームには
私以外誰も居りませんでしたが、よく見ると、線路を隔てた向かい側の
プラットホームのベンチに、年の頃は40代前半、ちょうど今の私と
同じぐらいの年恰好をしたサラリーマンらしき男性が、座っております。

プラットホームには私とその中年男性以外、人の姿は見えず、森閑。
その男性、何か悩み事でも有るのか、ひどく思い詰めたような顔で
腕組みをし、なんだかちょっと危なっかしい感じ。もっとも、その時の私は、
かなり酔っていて、そんな風に見えると思い込んでいたきらいが
無きにしも非ず。しかも何かこの人の力になってやれることは無いかと
真剣に考え始め、かと言って、「何かお悩みですかぁ〜〜」と
向こう側のプラットホームへ向かって声をかける勇気など無い。そもそも、
カネもコネも、一人前の人生経験も無い若僧に何かできるわけも無く、
結局できた事と言えば、この中年男性と同じように、ベンチに座って
腕組みをしたまま考え込むことでございました。

まさにミイラ取りがミイラになったという事でありましょうか。
酔いも手伝っていたとは言え、今にして思えば私、なんとおめでたくて
青臭い香具師だったのだろうかと、自己嫌悪に陥っている次第です。
5あだ 名:03/11/12 18:37



あだ名、あだ名と侮るなかれでございます。私が厨房の時、通っていた
学校に赤ら顔ででっぷりと太った男性教諭がいらっしゃいました。その人、
貧乏ゆすりのように、手に持ったチョークを小刻みに振るクセがあり、
クラスメートの一人が「 アル中で手が震えているんじゃないか 」と言ったのが
きっかけとなって、ベタですが「 アル中 」というあだ名が付いてしまいました。
それがたまたま、口さがない父兄の耳に入り、PTAの集まりで
少し問題になったようです。

職員会議の場で本人はアル中疑惑を否定していたようですが、きわめて
灰色に近い白ということで決着が付き、事は玉虫色で解決いたしました。
授業が始まる前に教壇の机にエロ本を積み上げておいて童貞教師を
困惑させたり、教師が板書している最中に「 地震 」と称して大勢で
足を踏み鳴らしたりと、いろいろ先生方を困らせた私たちでしたが、
単なるあだ名でこれほど深刻な事態になるとは、思いも寄りませんでした。
6命名判断:03/11/17 12:38



とある日曜日の朝、コンビニで買い物をした帰り道でのことでございます。
何気なく歩いておりますと、とつぜん背後から老人の叫び声が
轟き渡りました。

「 よ し お 〜 ! オイ、 よ し お 〜 !」

私、「よしお」という名前ではございませんでしたが、その声の大きさから
思わず振り向いてしまいました。見ると、太った御老人の足元に
白いポメラニアンが駆け寄っていくところ。嬉しそうにじゃれ付く犬に、
「どこ行ってたんじゃ、おまえは?」と御老人が声をかけておりました。

もう古い話になりますが、我が子に「悪魔」と命名して物議を醸した方が
居られました。確かに人間にそういった名前を付けるのは考え物でしょうが、
ペットに人間臭い名前を付けるのもどうかと思った次第です。殺伐とした
現代社会において、そのようなペットを放し飼いで散歩させるのは、
無用のトラブルを招きかねません。不用意に発した愛犬への一言が、
事情を知らない第三者の耳朶を打ち、どんな事態をまねく可能性が有るか、
想像に難くないところです。

「 オイ、よしお! フラフラ歩くんじゃない! 」
「 よしお、三遍まわって ワン と言え 」
「 おまえの チンチン、小さいのう… 」
7キレ者:03/11/18 22:12



訳あって私、ただいま禁酒中ですが、以前、蒸留酒に凝っていたことがあり、
ときどき帰宅途中に、行き付けの酒屋でウオッカやラムを購入していました。
で、その酒屋なんですが、いわゆるディスカウントストアではなく、
店主と思われる初老のオヤジと、御用聞きらしき若い男が一人という感じの、
ごく普通の小さな酒屋。お世辞にも繁盛しているとは言いがたく、
いつ行っても私以外の客の姿は見られません。
そんなある日、私がウオッカを買いに行くと、店主のオヤジは電話中。

「 はい…はい…●●は私ですが。 え?…はい…はい…… 」

電話の内容は、お客さんからの注文ではなく、先物取引か融資関係の
セールスだったようで、オヤジさん、話しているうちに顔が曇って
まいりました。やがて相手の慇懃無礼な物言いに カチン と来たのでしょう。

「 うるさいんじゃ! そんなモン、興味あらへん! ほっとけ!」

と声高に言い、ピシャリと受話器を下ろしました。ちょっと ビクーリ した私でしたが、
気を取り直して品定めをしておりますと、しばらくして店の電話が鳴り、
オヤジさんが再び受話器を取りました。

「 はい…え?…………………………うるさいからうるさいって言うたんや!
何が悪いねん! そっちこそ、その言い方は、なんや! やるんかい?!」

思わぬ逆襲にもひるまず、罵声の応酬らしき事を続けるオヤジさんでしたが、
何だか妙に重苦しいものを感じて酒を買うどころではなくなった私は、そのまま
店を出ることにいたしました。それっきり、この酒屋へは行っておりません。

荒んだ世相の一端を垣間見たような気がするヒトトキでございました。
8チック・ダンス:03/11/19 20:08



何年か前、クルマを運転しながらラジオを聞いておりますと、
某番組の中で、とある御婦人の体験談が流れてまいりました。
この人、肩や腰に痛みを覚え、カイロプラクティックの医院に
通っておいでだったのですが、この医院では、医師による
マッサージ治療の前に、患者自らが、低周波治療器を使って
患部に電気をかけることになっていました。その日も、御婦人は
治療用の椅子に腰かけ、いつものように低周波治療器のパッドを
肩と腰にあてていたのですが、どうしたわけか電気による刺激を
感じることができません。電圧が弱いのだろうと思い、
機械のダイヤルを回して徐々に電圧を上げていったのですが、
最大限まで上げてもいっこうに電気的な刺激を感じることが無く、
どうも変だと思って、ふと隣の椅子を見ると、患者の爺さんが
痙攣しながら踊っていたそうです。

なんでも、治療器本体から伸びてパッドとつながっているコードが
もつれてこんがらかり、隣の爺さんのパッドと自分のパッドが
入れ替わってしまっていたとのこと。ラジオでは面白おかしく
語られていましたが、人間関係がこのコードとパッドのようになり、
何回か痙攣しながら踊った経験のある私としては、笑えない話でした。
9ターゲット:03/11/23 17:01



私が工房の頃のことですが、テレビで「蒸発」と銘打った番組が
オンエアされておりました。行方不明になったり家出したりという
一般人を探し当て、スタジオで家族と再会させるお節介な番組でしたが、
当時の私は、その生々しい現実の修羅場を見て圧倒されておりました。
なかでも印象に残っているのが、不倫がらみで家出した妻と再会した
夫のリアクション。スタジオには、妻の不倫相手の男も居合わせており、
この夫、スタジオに入って来るまでは努めて冷静にしておりましたが、
その男に向かって「●●さんですね」とポーカーフェイスで尋ね、
相手の名前を確認するとイキナリ、鋭い右フックをぶち込みました。

幸い、相手に怪我は無かったようですが、それからは妻・夫・間男による
三つ巴の罵倒合戦となり、番組を見終わってからも、非常に後味が
悪うございました。にもかかわらず、私、その夫のことを最近は妙に
スガスガシク 感じております。確かに、相手が間男とはいえ、右フックで
意思表示をするのは野蛮な行為ですし、夫自身にも問題があったようで、
多少なりとも妻の不倫に無理からぬものを感じたのでありますが、
昨今の世相を顧みるに、まだこの夫の方が健全だという気がいたします。

なにしろ、無関係な人間を巻き込んで刃傷沙汰を引き起こし、
「 ムシャクシャ していた 」などとほざく輩が横行する、この御時世。
決して賞賛するわけではございませんが、部外者は巻き込まず、
しかもターゲットを確認した上での蛮行には、まだ救いが
有るのではないでしょうか。
10ディテール:03/11/24 17:36



別に手を抜いているというわけではございませんが、長年、一つの仕事を
やっていると、決まったパターン・合理的な要領というものが見えてきて、
そちらを重視して物事を進めて行く傾向が生じてまいります。仕事に限らず、
遊びや人付き合い、Hの仕方、オナニーのオカズまでそうなることもありましょう。

特に人生半ばを過ぎた私のような中年には、その傾向が顕著ではないかと存じます。
それは、残り少ない人生をいかに有意義に過ごすか、そのためにできるだけ
ディテールを略して単純化や効率化を図り、より多くの人生経験を吸収しようという
無意識の表れだという気がいたします。もっとも私の場合は、ただ単に根っからの
モノグサだということにしか過ぎないのですが。

しかしそれでもディテールにこだわり、寄り道をすることは必要ではないか、
少なくともそういう生き方もアリではないか……先日、とあるオンラインゲームの
画像を見て、そう感じました。ネット世界に星の数ほどあるゲームですが、
それでも決して手を抜かず、この作者はゲームのタイトルにふさわしいものを
作ろうとしてディテールにこだわっております。何か、目から鱗が落ちたような
気がすると同時に、なんと私は小さいのだろうと、恥ずかしくなった次第です。

ttp://ece4co.vis.ne.jp/shockwave8/hadaka.html
11彼地にて:03/12/06 07:08



心配していた事態が、ついに彼地にて勃発いたしました。車に乗っていた
日本の外交官2人と現地人の運転手が何者かの銃撃を受けて死亡したとのこと。
2人の外交官は、それぞれ30代・40代ということで、この事件、何やら
他人事とは思えないような気がいたします。

自衛隊派遣について、やるべきことをやる基本姿勢に変わりはない……
わが国の指導者は、事件についてのコメントの中でこう述べております。
失礼ながら私には、理不尽な暴力に立ち向かうことの本当の怖さ、厳しさ、
難しさをふまえた言葉とは到底、思えませんでした。父親がスパイ組織出身の
大統領を擁する国にドヤされて仕方なく、という態度がミエミエの薄っぺらな
物言いでございます。また以前に、ある政府高官は、他の国が体を張って
貢献しているのに、わが国だけが何もしないというわけにはいかない、
というようなことを某テレビ番組の中で申しておりました。今回の事件、
この政府高官はどう受けとめているのでしょうか。文民が血を流しているのに、
自衛隊が何もしないでいるのは云々、とでも申すつもりでしょうか。超大国が
演出したイイカゲンな大義名分に基づいて自衛隊を動かさなければ
ならなかったのが、多少なりとも追い風が付き、勿怪の幸だと思っているのかも
しれません。

筋が通っていないことを、他から強制されておこなえば、ロクなことにならないのは
火を見るよりも明らかであり、また実際に火を見る羽目になるやもしれません。
終わり良ければすべて良しというのは、終わりがある場合のことでございましょう。
自衛隊派遣について誠心誠意、国民へ説明するとのことですが、この問題について
我々が欲しているのは、懸命な説明ではなく、賢明な選択であります。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031202-00001051-mai-pol
12剛の者:03/12/10 12:35



何年か前ですが、FMのラジオ番組に斉藤和義というミュージシャンが
出演しておりました。番組進行役の谷口キヨコというDJとトークを
することになっていたのですが、このDJ サン、キヨピーという愛称で
呼ばれている、いわゆる キャピキャピ した感じの女性で、対するに
斉藤和義というミュージシャン、無口で無愛想という対照的な人物。
何やら一抹の不安を感じながら、番組を聴いていたのですが、案の定、
キヨピーの「 さっき何をしてました?」という問いに、ノッケから
「 ウンコ してました 」という返答。ちょうど昼食時だった上に、FMの
ラジオ番組で「 ウンコ 」という言葉を聞くことができ、私、非常に
深い感銘を受けました。

今も昔も、こういった型破りな行動をとるミュージシャンや作家の話を
よく聞きます。古い話で恐縮ですが、今も私が印象深く覚えているのは、
土方鉄人という映画監督のインタビュー記事。
「 週刊プレイボーイ 」(by 集英社)に載っていた20年ほど前の
記事なのですが、この人、インタビューをしようとした記者の前で、
「 初対面の挨拶代わりだ 」と言って自分の一物を取り出し、
さも誇らしげに見せ付けたそうです。記者はその一物について
「 さして立派でもない… 」などと評しておりましたが、私にとってその時の
もっぱらの興味は、その記者が礼儀を欠かずに、きちんと同じような
挨拶を返したかどうかということでございました。

まあ、眉をひそめる方も居られましょうが、こういう剛の者が居てこそ、
文化の発展が成り立つのではないかという気がいたします。
不粋にも割り込み申し訳ない。
土方鉄人氏と聞いて、黙っていられなくなりました。
土方氏は強烈な自主製作映画を作っておられました。
私が土方氏に興味を持ったのは、「特攻任侠自衛隊」という破天荒な自主製作映画を見たからです。
土方氏の製作スタッフは騒動社というグループ名でしたが、推定年齢20歳〜60歳の出演者を取りそろえた、
それは見事な16mm映画でした。
「迫力のある戦闘シーンを撮りたい」という、ただそれだけの動機でかなりの制作費を費やして作成されたものです。
(簡単なストーリーは以下のサイトに)
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD18702/index.html

さらに土方氏は石井聰互監督、狂映舎製作の、同じく自主製作映画「突撃!博多愚連隊」にも役者として出演し、
見事な狂いっぷりを披露してくれました。
私は是非とも映画好きの友人達に見て貰いたいと思いましたが、ビデオ機器の発達した今とは異なり、
16mmの映写機とそれだけのスペースが必要です。フィルムを借りて大学で上映会を開くことにしました。
そこで騒動社に電話をしました。

「はい騒動社です」と、電話番らしき青年が出て参りました。
「土方さんはいらっしゃいますでしょうか」と尋ねると
「土方テムジン君は、ただいまクソをしております。
しばらく後にまたお電話ください」
と言われました。
驚きましたが、かけ直すことにしました。
10分後の再度の電話では直接本人が受話器を取りました。
「はい、土方テムジンです。
先ほどは申し訳ありません、クソをしておりました」
と、真面目に謝って下さいました。

土方氏に関しては、その他にも思い出があるのですが、まさに剛の者。
そう思います。

(※ちなみに、土方テツトと読むのが正しいらしい。
また、土方鉄氏とは無関係らしい。)
1412 を書いた四十代:03/12/10 17:57
>13
レスをいただき、恐縮でございます。土方鉄人という映画監督に、これほど
思い入れの有る方が当板にいらっしゃったとは知りませんでした。
失礼なことを書いてしまったかもしれません。何とぞ御容赦のほどを。

もう随分と昔のことなので、プレイボーイの記事の詳しい内容については
忘れてしまいましたが、確か青木義郎や安岡力也、泉谷しげるの出演していた
「戦争の犬たち」という映画に関するインタビュー記事だったと存じます。
記事の中では、氏は「テムジン」と名乗っていたようでした。

土方氏、現在はどうされているのでしょうか。今も健在で、映画関係の
仕事をされているのでしたら、まさにこの時期、果たしてどんな映画を
作るでしょうか。何をかいわんやでございます。
15怨歌:03/12/16 17:40



物事にはタイミングというものがございます。裂肛で苦しんでいる人に、
運動不足解消のためだといって自転車通勤を勧めるのと同様、
禿しく鬱状態にある人間を、無闇と元気付けたり力任せに
鼓舞したりするような行為は、煽りとなんら変わりがありません。
闇金に金を借りてまで貢いだ女に アサーリ と見放され、
追い込みをかけられている時に「 愛は勝つ 」という歌を聞かされるなど、
もってのほかでございます。

私事で恐縮ですが、やることなすこと裏目に出て、何もかも放り出して
蒸発してしまいたいような気分になった時期がございました。
そんなおりもおり、ヒットチャートにジャンプしてきたのが、
大事MANブラザーズバンドの 「 それが大事 」 という歌。その歌詞
「 ♪ 負ケナイ コ ト  投ゲ出サナイ コ ト  逃ゲ出サナイ コ ト  信ジヌクコト 」
は、私の神経をまともに逆撫でいたしました。

さらに、その時の私の精神状態に起因していたのかもしれませんが、
とにかく歌詞や歌声が私にまとわり付いてきて、テレビをつけたら大事マン、
ラジオを聴いても大事マン、CDショップで大事マン、朝から晩まで大事マン、
耳鳴りするほど大事マン、何が何でも大事マン……というような毎日。

挙句に、歌に対する反発から、コンサート中の楽屋へ押し入ってバンドの
メンバーを監禁し、ケツを並べてボーカルから順番に掘っていく妄想にまで
悩まされるようになり、たいへん苦しゅうございました。歌というものが
これほど人間を追い込むことがあるのかと、ある意味、驚嘆した次第であります。

ttp://www2.odn.ne.jp/ccq09380/goodstory/j02song_soregadaiji.html
16名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/16 23:46
オットセイに見えた
171:03/12/16 23:58
>16
お見事にございます……
18ジュース【deuce】:03/12/22 17:49



先日、イラクの元大統領サダム・フセイン氏が米軍によって捕らえられた、
というニュースが世界を駆け巡りました。イラク国内のコンクリートか
キンクリートか、アイスクリームかユースクリームか存じませんが、
どこやらの近くで発見されたとのこと。その証拠映像がTVで公開されましたが、
口内フェチが撮ったプライベートビデオのような映像ながら、フセイン氏、
比較的元気な様子であります。ただし、あくまでもあれが本物のフセイン氏と
仮定してでのことですが。

フセイン氏がアメリカの捕虜となったという報が伝えられても、
彼の支持勢力によると思われるテロ攻撃は、いっかな止む気配がございません。
晒し者のようなあの証拠画像、戦術的には逆効果だったのではありますまいか。
「大統領が生きている! しかもあんなに元気だ!」という事実が
テロリストたちを勢い付かせたという可能性が無きにしも非ずでございます。
かといって、フセイン氏がブッシュ大統領にケツを掘られて
息も絶え絶えになっている映像など流せば、怒り狂ったテロリストたちは
ますます過激な行動に出るでしょう。

状況に変化が無ければ、あの証拠映像の値打ちは勿論、
フセイン氏が生きて捕獲されたということ自体、まったく無意味な出来事に
成り果ててしまいます。テロ攻撃を受けそうな米軍施設にフセイン氏を移送し、
人間の盾にするという使い道も考えられましょうが、それ以外の施設が
危険に晒される事に変わりは無く、また仮に人間の盾にしたところで、
「大統領とともに成仏できるのなら…」と、爆弾を体に巻いて嬉々として
突っ込んでくるような輩も居ることでしょう。

世界最強の軍事力を持つ国が、敵の総大将をひっ捕らえたというのに、
このざまは一体どういうことでありましょうか。
19女傑:03/12/30 10:36



師走も半ばを過ぎた、慌しいさなかに交通事故など起こしたくないものです。
先日、得意先近くのファミレスの窓越しに見かけたのですが、
スーツ姿の中年男が3人、小太りのオバサンにとっちめられておりました。
営業車と思しきライトバンと、国産の乗用車がそばに停まっており、
詳細は分かりませんが、どうも軽い接触事故を起こしてモメているらしい。
といっても、オバサンの方が一方的にまくし立てるだけで、男たち3人は、
ただ伏目がちに黙りこくっているのみ。そのうちの一人が何かモゴモゴと
言おうとするのですが、その度に倍も三倍も言い返される始末。
こういうのを女傑と申すのでしょうか、まるで悪さをした生徒を叱り付ける
小学校の先生のようでございました。

やがて話がついたのか、神妙にうなだれる3人の男を睨み付けてから、
オバサンは自分が乗っていた乗用車の方へ向かいました。てっきり私は、
そのまま行ってしまうのかと思っていましたが、オバサン、おもむろに
助手席のドアを開けて乗り込むと、男たちの方へ向かって何か声をかけました。
すると3人のうちの一人が他の2人へ向かってひとしきり喋った後、
名刺らしきものを受け取り、ペコペコと頭を下げると、
小走りに乗用車の所まで行って運転席に乗り込んだのでございます。

それからまもなく、乗用車もライトバンも走り去っていきました。あくまでも
推測ですが、運転席に乗り込んだのは、オバサンの旦那だったと思われます。
女性が強くなったと言われる昨今ですが、むしろ私には
男性が弱くなったのではないかという気がいたします。
20お客様は神様です:04/01/01 21:33



皆様、新年あけましておめでとうございます。
お正月といえば初詣、初詣といえば神社の参道に並ぶ露天商たち。
綿菓子、射的、甘栗にお面と、様々な売り物で商売をするあきんどです。
で、その露天商にまつわる話でございますが、かなり前、私の知り合いが
正月、友人と一緒に酒を飲み、3、4人連れ立って、とある神社の参道を
散策しておりました。へべれけに酔っ払った彼らは調子に乗り、
たまたま目に留まった露天商に話しかけたのでございます。

「 おっちゃん、たこ焼き、売ってくれへんか 」
「 うちは、たこ焼きはやってへんで 」
「 ええやん、作ってぇな。俺ら、腹減ってんねん。ようけ食べるさかい、
一万個作ってぇや 」
「 はぁ? なんやて? 」
「 10,000個や。いちまんこ! 」

ところがそれを聞いていた付近の露天商たちが、突然ワラワラと集まって来て

「 何ぬかしとんのじゃ 」「 ええかげんにせえよ 」「 なめとんのか 」

と口々に言いながら回りを取り囲んだのでございます。
私の知り合いとその連れたちは、一気に酔いが覚め、あわてて詫びを入れると
ホウホウの態で退散したとのこと。

私どもも商いをやっておりますと、「お客様は神様です」という言葉の意味を
勘違いされている方を、時々お見かけしますが、往々にして御本人は
なかなかそのことに気付かないもの。こちらから指摘する訳にもいかず、
ほとほと困り果てる場合がございます。
21名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/04 18:27



        名 ス レ の 悪 寒 が す る。


22式次第:04/01/14 17:29



先だって、各地で自治体主催の成人式が行なわれましたが、相も変わらず
目を覆うばかりの有様。酒を飲んで騒ぎ、暴力を振るう。式典中の私語や
野次。市長に生クリームをかける。……情けない話ではありますが、
すでに20数年前、私どもの成人式において、式典中の私語の多さには
目に余るものがありました。今日のこの テイタラク、さもありなんでございます。

以前、テレビのドキュメンタリー番組で、どこかの未開地の部族の成人式を
取材したものが流れておりました。小さな腰巻を身に着けただけの、
裸同然の少年たちが一列に並び、その前に太い鞭を持った若者が
立っております。この若者は、すでに何年か前に儀式を終えた、いわゆる
「 先輩 」 にあたる人間で、村の長から成人の儀式の進行役を
仰せつかっていたのでした。乱暴な話ですが、儀式は、先輩による強烈な
鞭の一撃を受けるというもの。

その激痛と恐怖に耐え抜いてこそ、一人前の男として認められるという
儀式なのですが、手加減など微塵も感じられず、素肌をさらした少年の
上半身が容赦無く鞭で打ち据えられておりました。中には打たれた後、
大粒の涙をこぼしている少年も居り、また進行役の先輩も意地が悪く、
少年のうちの一人に、「こわいのか? やめてもいいんだぞ(w 」などと
からかいます。しかしその少年、「大丈夫です。存分に打って下さい」と
挑発的な返答。先輩は、上等だ、とばかりに禿しい一撃を加えます。

乱れきった成人式の現状に喝を入れるべく、わが国もこのような式典を
取り入れてはどうか……と、極端なことを考えた私ですが、複雑怪奇な
現代社会でございます。股間を膨らませ、年齢を偽って何度も成人式を
受けようとする輩が出没する可能性を考えると、それもまた
いかがなものか、と……
23名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/14 21:46
うまいな〜
24ギャップ:04/01/21 22:13



先日、テレビを見ておりますと、往年のテレビアニメ 「 エースをねらえ 」 の
実写ドラマが流れておりました。その出来について、私ごときがエラソーなことを
申すのも何ですが、キャラクターのイメージ、とりわけ 「 お蝶夫人 」 が、
アニメと比べて線が細いような気がいたします。演じられている女優さんが、
一度芸能界を引退した経験のある繊細な人だったせいかもしれませんが、
アニメの 「 お蝶夫人 」 が持つインパクトの強さを、ドラマで表現しようというのが、
どだい無理な話でありましょう。少女漫画のキャラクターとはいえ、
アニメの中で描出されていた、あの堂々たる風格、日本人離れした体格の良さは
テニスラケットよりも一本鞭、スコートよりも網タイツがお似合いでございます。
そして、重量感の有るあのオミアシがピンヒールを履き、男の一物を
踏みにじるさまを想像すると、その姿はまさにテニス・プレーヤーならぬ
ペニス・プレッシャーで……………

失礼いたしました。ともあれ、実写ドラマは実写ドラマなりに、アニメの限界を
補うような何かが有り、またファンの心をくすぐる独特の妙味というものも
ございます。当世風の美男美女が演じるかつての名作アニメも、また
乙なものでございましょう。そしてこの度、あの宗方コーチ役を、某ホラー映画や
トレンディドラマに出演されていた俳優さんが演じておられますが、
しかし私ども、どこか物足りないような雰囲気を感じてしまいます。私にとって
宗方コーチというと、いかなるものも圧倒してしまいそうな不敵な面構えで、
巨像のごとく聳え立つ大男というイメージが強く、テニス部の女子選手は愚か、
筋トレで鍛え上げた中年オヤジでさえ強引に組み伏せ、テニス・ラケットならぬ
ペニス・ロケットを菊座に埋め込んでしまいそうな、あの迫力を表現するには、
少しばかり役不足ではないかと……………

失礼いたしました。要するに、アニメのキャラクターを忠実に実写化するというのは
無理な注文ではないかと、私は申し上げたいわけで……
25愛の言葉:04/01/28 17:55



私の勤務先と取引のあるお得意様で、支払い時に、やたらとサイトの長い
手形を出すところがあります。まあ今までジャンプしたことも焦げたことも
無いのですが、担当の営業マンをもっと困らせているのが、その店の
奥さんがする長話。自営業なので、奥さんが留守番をしながら経理関係を
やっておられるのですが、とにかく話が長い。しかもその大半が、その店の
社長たる旦那についての悪口で、口うるさい、酒癖が悪い、親戚に
イヤな奴が居る、短気で短足、前戯がヘタ、モノが小さい、早い……
中でも一番気に食わないのが稼ぎが悪いということで、毎月の家計の
やりくりが大変だとのこと。

そんなにイヤなら別れてしまえば良いのにと思うのですが、あの男は私が外で
働くことも禁止していて、ここ以外で働いた経験の無い世間知らずの私は、
別れたら路頭に迷ってしまう。ふんだくるほどの慰謝料が有れば良いが、
それもこんな経営状態では望めない……と、奥さんはこぼすのであります。
担当の営業マンに対して何か下心でも有るのではないかと妙な勘繰りをした
私ですが、どうも他の取引先に対しても万事この調子だとか。

しかしよく考えてみると、一つの疑いが湧き上がってまいります。そうやって
旦那の悪口をまくしたて、こちらの資金繰りがいかにキビシイかを匂わせつつ
相手を煙に巻き、サイトの長い手形で支払いを済ませてしまう……
ひょっとするとこの奥さん、本当は旦那のことを愛しているのではありますまいか。
亭主への罵詈雑言が実は、不景気で四苦八苦している夫を支える
援護射撃であり、愛の言葉ではないか……そう考える私は、やはりオメデタイ
懐疑主義者なのでしょうか。



数年前、日米関係について論じる、テレビのディベート番組でのことでした。
出演者の中に、米軍基地や安保条約の問題に関する論客として、
一人のミュージシャンが名を連ねておりました。ところが肝心の討論は、
日米間の経済問題や外交関係についての議論が白熱し、そのミュージシャン、
なかなか発言の機会がございません。ブラウン管に映っていたのも最初の
30分ほどで、あとは他の出演者の喋る姿ばかりが流れていたようでした。

ところが番組も後半を過ぎた頃、なぜかそのミュージシャンの姿が頻繁に
画面へ飛び込んで来るようになりました。しかもその姿をよく見ると、これは
一体どうしたことでございましょう。身体をリズミカルに揺すり、口の中で
何やら ブツブツ 呟いているではありませんか。どうやら、討論の流れが
なかなか自分の方に向いて来ないことに業を煮やし、壊れかけていたようです。

やがてそのミュージシャン、出演者の一人で、ズラが バレバレ の
某経営コンサルタント会社社長へ唐突に話しかけ、曲がりなりにも議論に
参加したまでは良かったのですが、いささかピントのズレた話だったため、
出演者の一人だった或る雑誌編集長が、見かねてフォローをしておりました。
いわく、このミュージシャンの言うことは、理屈や論理の次元で
捉えるべきではない。しみじみと耳を傾けて聞くものである……とのこと。

議論をすべき場で、人の語りにどっぷり漬かれというのは不自然な感じが
いたしましたが、思うにこれは、番組スタッフのキャスティング・ミスだったと
存じます。番組自体、このミュージシャンの持ち味を生かせるものではない上、
その時の討論の議題が、彼には興味の無いものだったのかもしれません。

要するに、乗り気ではなかったのでしょう。このミュージシャンに限らず、
人間誰しも、役者でない限りは、うれしくも悲しくもないのに
「 泣きなさい  笑いなさい 」 と言われても、無理な話でございます。
27人の子:04/02/10 17:31



私が厨房の頃の事でございます。当時、私が通っていた学校は札付きの
DQN中学で、現在は極めてマトモになっているのですが、その頃は
ひどうございました。数え上げるとキリが無いのですが、とりわけ授業中の
お喋りが大変うるさかったのを記憶しております。すべての授業において
そうだというわけではないのですが、生徒になめられている教師の授業では、
とにかく教室内の様子が、休み時間中とさして変わりが無いような有様。
自分で言うのも何ですが、比較的まじめな生徒の部類に属していた私は、
この騒々しさ、何とかならないかと困惑しておりました。

私が特に苦痛だったのは、ある若い男性教師が担当していた授業で、
私語の多さも然ることながら、その先生が突発的に発する「黙れ!」という大声に、
私、いつもビビっておりました。この先生、説教や小言は一切口にしない代わりに、
まるで生徒を脅かして楽しむかのように、抜き打ち的に大声を発するのであります。
しかも最初のうちは大声だけだったのが、やがて床や壁を蹴ったり殴ったり
ということまでやり始め、その突然の大音声や大きな物音に私の神経は
ピリピリと緊張し、ヘトヘトに疲れきってしまうのでありました。

このように、「黙れ!」「うるさい!」「ドスン!」「ガタン!」という声や音に
苦しめられていた私でしたが、思いがけなく、その苦痛から解放されることに
なりました。当の男性教師が体調不良で教職を退いたというのです。私は、これで
あの禿しい緊張感から解放されると思うと小躍りしたくなるような気分でしたが、
件の先生、自分で自分の怒鳴り声に ビクーリ するということが何回か有り、どうやら
それが原因で心臓を悪くしたらしい……という噂を聞き付け、ああ、あの人も
私と同じような思いで授業を続けていたのだと、何やら気の毒な感じがいたしました。

教師も人の子だと私が悟ったのは、この時からであります。
28責務:04/02/17 18:23



とある飲食店で食事中のことでした。ひとめ見て勤務中というような身なりをした
二人連れの男が、料理が運ばれてくるまでの間、世間話をしております。
内容は、勤め先に対する批判めいた話で、要するに「下っ端はつらいよ」
という事なのですが、そんな苦労を理解しない上層部への恨み辛みを滔々と
語っておりました。その仕事柄、かなり厳しい守秘義務が課せられている筈で、
何かとんでもない暴露話を始めるのではないかと、聞いているこちらの方が
ハラハラ してしまいました。

と言いながらも、耳がダンボ、目が杉良になっていた私は、2人の様子を
窺いながら聞き耳を立てていたのですが、結局、キン玉が飛び出るような話は
聞けずじまいで、その点、2人ともよくわきまえていたようです。しかし、
説教臭い話で恐縮ですが、自分の勤め先に対する鬱憤話を衆人環視の中でする
というのは、あまり好ましいことではございません。本人のプロ意識が
疑われますし、もとより、この会社はどういう社員教育をしているのかと、
企業イメージが損なわれてしまいます。そして何より、実際にそうして内部の
末端層に不満が募っているということは、やはり企業として何か
問題があるのではないかという疑問まで生じてまいりましょう。

大手企業の社員だからこそ襟を正すべき、という責務が有ると存じます。
まあ会社名は伏せますが、いわゆる一つの警備会社というやつでございます。
29適正速度:04/02/23 17:45



移動手段や仕事に必要なアイテムとして車を使う者にとっては、
安全運転というのが大事なのは勿論ですが、やはり前の車が
フラフラ・ノロノロ していると頭にくるものでございます。数年前のことですが、
ちょうどすぐ前を走る車がそんな調子で、しかも得意先へ向かう途中だった
私は、良くない事だと思いつつも、ハンドルを握りながら ブツブツ と
毒づいておりました。ところがよく見ると、 トロトロ しているのはその車ではなく、
さらにその前の車だということが分かりました。女性が運転している車で、
のんびりと走りながら、ウインカーも点灯せずに右へ左へと車線変更を
繰り返しており、迂闊に追い越すこともできません。私のすぐ前を走る車の
運転手がどれほど苛立っているか、それは察して余りあるほどで、現に
何度もクラクションを鳴らしていましたが、女性の車は、どこ吹く風といった様子。

やがて、交差点までやって来た女性の車は、信号が赤に変わる直前に、
爺チャリのような速度で ユルユル と交差点を通り抜けていきましたが、
極めて微妙なタイミングで、私のすぐ前の車は交差点へ入ることが出来ずに
急ブレーキをかけ、横断歩道の手前で停止してしまいました。
運転手の男が横断歩道に躍り出たのは、その直後でございます。
その勢いたるや、まるで車のボンネットから飛び出したのではないかと
見紛うほどで、なぜか私、幼少の頃に少年マガジンで見たロボット
「ミサイルマン マミー」を思い出しておりました。そして男は、
去り行く車に向かって「▲※★◆×Э●#Д〜〜!!」と意味不明の
罵声を浴びせた後、すぐに運転席に戻ったのですが、よほど
悔しかったのでしょう。もう一度、横断歩道に出ると、忌々しい車が
去った方向に向かって、ふたたび罵声を轟かせておりました。

私としても何だか納得のいかない出来事でしたが、まあ事故やトラブルに
ならなかっただけ良かったかなと思った次第です。

ttp://www.d3.dion.ne.jp/~gonohon/misairu.htm
30空の贈り物:04/03/11 22:39



往年の特撮ドラマ「ウルトラマン」の第34話だったと記憶しております。
ドラマの終盤で、科学特捜隊員たちが茶会を楽しんでいるシーンが流れ、
隊員の一人、イデの頭に鶯の糞が落ちて参ります。それを見た他の
科学特捜隊員たち、そろって大笑いし、和装で美しく着飾ったフジ隊員の
「春ねえ、もうすぐ……」というセリフでドラマの幕が閉じていくのでありますが、
ただ今、鳥インフルエンザの脅威に曝されている私どもの地元、関西では
そのシーン、笑い事ではございません。京都の養鶏場における鶏の大量死に
端を発した一連の騒ぎに続いて、大阪府茨木市で捕獲されたカラスの死骸から、
鳥インフルエンザのウイルスが見つかったのでございます。このウイルス、
鳥の糞を媒介にして感染が広がるとの事。

常日頃、ゴミ置き場に積まれた生ゴミのポリ袋をズタズタにし、時には女子供を
襲うことも有るカラスが、なおいっそう禍々しい化鳥のように見え、私ども、
頭上を見上げるたびに心穏やかならず。確かに春はもうすぐでございますが、
それよりも何よりも、感染源や感染経路の解明、ワクチンの開発などによる、
鳥インフルエンザの一刻も早い撲滅を願いたいものでございます。
31名無しさん@お腹いっぱい。:04/03/20 11:27
なぜ突然、今頃、流行りだしたのであろうか?
生態系に何らかの作為的な操作があったのではないだろうか?

32悪魔はふたたび:04/03/22 12:32



>31
AIDSというものが初めて世を騒がせた頃、似たような噂が
飛び交ったことがございます。あれは、某大国の
生物化学兵器研究所から漏れ出したウイルスによる
バイオハザードではないかというもので、真偽の程は分かりませんが、
可能性として完全に否定しきれるものでもございません。
昨今の疫病騒ぎ、世の中を覆っていたあの時の戦々恐々たる雰囲気と、
どこか似通っているような気がいたします。また、BC兵器に関しては
貧者の核兵器とも呼ばれているため、国際社会における様々な
政治・経済・外交などの状況に鑑み、一部の厨房集団やDQN国家による
バイオテロを心配する声が出てくるのも無理からぬところでございましょう。

もっとも、鳥インフルエンザは勿論、BSEにしろSARSにしろ、感染経路や予防法、
治療法やワクチンなどの情報に関する不確かな部分の一人歩きによって、
無用なパニックが広がることは避けねばなりません。そのためには、
当局による一刻も早い問題解決と、われわれ一人一人の冷静な対応が
望まれるところでしょう。AIDSについては、こういった騒ぎが元で、ゲイに対する
偏見が助長されたのではないかと危惧する声もございます。
今回においても、鶏をこよなく愛する好事家の方々が、再び同じような
偏見にさらされないことを祈りたいと存じます。
33春風の悪戯 @:04/04/12 22:46



四月になったせいか、暖かい日が多くなってまいりました。
先日、あまりの暖かさに、私、窓を開け放して車を運転していたのですが、
思わずスピッツの「チェリー」を口ずさんでおりました。ちょうどその時、
すぐそばを学生服姿の中学生二人が自転車に乗って通りかかり、
私の歌声を聞き付けてか、ニヤニヤ笑いながら去って行きまして、
私、ちょっと恥ずかしい思いをした次第でございます。
冬場は車の窓を閉め切っているので、外に聞こえる心配が無いからと、
好きな歌や最近の流行歌、即興の鼻歌などを気ままに
口ずさんでいたのですが、これからは気を付けねばなりますまい。

しかし、笑いながら去って行った中学生たちを見送るうちに私は、
自分の厨房時代のある出来事を、唐突に思い出したのでございます。
それは、まさに春風の悪戯とも呼ぶべき出来事でございました。……
34春風の悪戯 A:04/04/12 22:49



それは、春風が柔らかく吹く昼下がりのこと。下校していた私は、
帰り道の途中に有る閑静な住宅地を、一人で歩いておりました。
インターホン付きの比較的大きな一軒家が立ち並び、昼日中でも
人っ子一人、通らないことがある静かな場所でございます。
当時、そのインターホンのボタンを押しては逃げ去るという
悪戯を繰り返していた私でしたが、その時は別に悪さをするつもりも無く、
おとなしく家路に就いておりました。この時も付近に全く人影は無く、
まるでゴーストタウンのような有様だったのですが、私、ふと妙なものを
耳にして立ち止まりました。

何やら歌声のようでございます。耳を澄ましてみると、
ちょっと濁った感じの男声で、ときどきリズムが狂ったり、字余りになったり、
ハミングが混じったりと、どうやら即興の歌を口ずさんでいる模様。
どこからともなく聞こえるその歌声は、だんだん私がいる場所まで
近寄って来て、やがて民謡か童謡のような節回しで、
サビと思しき部分が聞こえてまいりました。
35春風の悪戯 B:04/04/12 22:55




チンチンポロリン チンポロリン
チンチンポロリン チンポロリン ……

何だか、その場に居てはいけないような気がして、
私、立ち去ろうとしたのですが、そんな間も無く、
すぐそばの路地から、作業服を着た胡麻塩頭のオッサンが
自転車に乗って チンポロリン♪ と現れたのでございます。
オッサン、私の顔を見るなり、「チンチン…」と言ったきり
口をつぐんでしまい、私も思わず棒を飲んだように
立ち尽くしてしまいました。しかし次の瞬間、なんとも言えない
妙な気まずさと、オッサンが逆上して襲い掛かってくるのではないか
という不安を感じた私は、慌ててそこから走り去ったのでございます。

まろやかな春の風に浮かれて、オッサン、自然と不思議な即興曲を
口ずさんでしまったのでしょう。春風の悪戯と申しましょうか、
あの時の不思議な歌も、妙な気まずさも、今となっては
懐かしい思い出でございます。
36失政者:04/04/20 22:15



ちょうど一週間前の日の朝、某大国の指導者の記者会見の模様が、
ラジオからLIVEで流れてまいりました。得意先へ向かう途中の車の中、
同時通訳の声を通して聞いたのですが、私にはその男が自らの失政の
言い訳をしているようにしか聞こえず、失笑を禁じえませんでした。
困難な仕事だ、大変な問題だ、重大な局面だと繰り返すばかりで、事態が
悪化しているとは申しません。性格の捻じ曲がっている私は、車を運転しながら、
揚げ足取りや意地の悪いツッコミをして、一人、ほくそえんでいた次第。

そもそも、この男が治める国は、自由と民主主義を旗印にお節介を焼くのが
好きなのですが、皮肉にも記者会見の中で男が触れたように、この国でさえ
自由と民主主義が全うされているわけではないのです。自分のことは
棚に上げておいて、武力を使って他国にそれを押し付けるのは如何なもの
でしょうか。いずれ、そういった独善的な態度が高じて、これ以上、鯨や鮪を
食べ続けるならば、海上封鎖をするぞと我々を脅してくることでしょう。

また、大量破壊兵器の有無について、実際はどうだったのかと突っ込まれると、
それに対する直接的な回答は避け、あの国はそういったものを製造し、
実際に使った前歴がある。それゆえ、将来そういったことが起きる可能性を
断ち切るために、行動を起こす必要があったなどと答えておりました。
……大量破壊兵器を製造し、実際に使った前歴がある。しかも現在も
製造する能力があり、現に保有している国……それがどこなのかは、
われわれ日本人が一番よく知っております。

結局、今の状況が、かつてのベトナムと化しているという言葉は、
その男の口からは聞けずじまいでした。撤退など毛頭考えていないらしく、
必要なら派兵の追加も辞さないとのこと。一体どんな作戦が胸の内に
あるのでしょう。砂漠に枯葉剤でも撒くつもりでしょうか。
37名無しさん@お腹いっぱい。:04/04/21 19:17
砂漠に枯れ葉剤を巻いてもねぇ〜。
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39若さゆえ〜♪ @:04/05/01 22:22
  


若さというものに対して、とみに嫉妬や羨望を感じるようになった
今日この頃でございますが、若さゆえの過ち、若すぎるがゆえの
失敗というものもございましょう。また、若さそのものが罪となる場合も
有るのではないかと存じます。かく言う私も、かつて自分の若さを
呪わしく思ったことがございました。

もう20年も前ですが、上司と一緒に旅館に泊まった時のことで
ございます。一緒に泊まったと申しましても、上司と私が
ホモホモ しい関係だったわけではありません。出張でございます。
泊まったのは、旅館と言うよりかは民宿に近いような、
少し鄙びた感じの宿でございました。で、仕事や用事を済ませ、
食事と入浴を終えた私たち二人は、12時前に寝床にもぐりこんだのですが、
明け方、尿意を催した私は、目を覚ましました。

腕時計を見ると、まだ朝の4時でございます。私は上司を起こさないように、
ソォーッ と寝床から立ち上がると、トイレへ向かうべく部屋の襖を
開けようとしました。ところが襖は、30cm ほど横に動いた後、グッと
つかえてしまったのでございます。ここで私は、昨夜、この部屋の襖の
立て付けが悪く、開け閉めに苦労していたことを思い出しました。
40若さゆえ〜♪ A:04/05/01 22:25
 


ヘタに襖を開けようとすると、ガタガタと音がして上司を起こしてしまうことに
なりましょう。しかし 30cm の隙間を大のオトナが真正面から
通り抜けることなど出来ないため、私は迷わず横向きになり、
即座に通り抜けようとしました。ところが次の瞬間、私の股間から、
鈍痛がトビウオのように駆け上ったのでございます。

恐らくテレビなら、 チ〜〜ン ≠ニいう効果音が流れたことでしょうが、
実際に聞こえた音は、 ガタン ≠ニいう襖の音でした。
賢明なロムラーの方は、もうお分かりかと存じますが、屹立した私の
セガレが立て付けの悪い襖にぶつかったのでございます。当時、
まだ20代前半だった私。健康時は、たとえ尿意を催していても
朝立ちを欠かしたことが有りませんでした。
この時も、旅館の浴衣の間からセガレが突き出ていて、
襖にジャストミートしたのでございます。

上司は、私のセガレが襖とぶつかって立てた物音で目を覚まし、
私は尿意と鈍痛で苦悶する羽目になりました。
まあ上司が腹を立てなかったことが、せめてもの幸いですが、
若さゆえの気遣い、若さゆえの即断、若さゆえの ボッキ が
裏目に出ることを思い知った次第でございます。
41レッドゾーン:04/05/20 22:44



一ヶ月ほど前のことですが、経済問題に関するコメンテーターとして
マスコミによく登場していた大学教授が、痴漢の現行犯で逮捕されました。
年は43、イイ大人であります。一見したところ、とてもそんなことを
するようには見えない人なのですが、やはり内面には何か鬱屈したものを
抱えていたのでしょうか。それとも、本人が申しているとおり、
痴漢というのは濡れ衣なのでしょうか。

先天的にそうなのか、後天的な環境がそうさせるのか、時として人は、
桁外れに現実離れした行動に出ます。それは確かに、その人間の
異常性を示すメルクマールなのですが、本来、アブノーマルな欲望や
危険な妄想というものは、ほとんどの人間にとって、かなり身近なものでは
ないでしょうか。勿論その内容は十人十色、千差万別なのでしょうが、
犯罪行為というレッドゾーンに至る前の段階にまで、ゲージの針が
揺れ動いているのは、想像に難くないところです。

私も昔、某特撮ヒーローが敵怪獣の吐く火炎によって目をドロドロに溶かされ、
視力を失って一方的に痛め付けられている場面を見ながら ボッキ した記憶が
有りますが、このような不思議な経験は誰しも持ち合わせているものでしょう。
その後、私が何をしたかは御想像にお任せしますが、ともあれ、何食わぬ顔で
仕事やレジャーに励んでらっしゃる皆さん、陰では何かヘンなことをして
楽しんでるんとちゃうか〜〜〜?



先日、わが国の首相による二度目の訪朝がおこなわれ、拉致問題解決の
大きな糸口になるのではないかと期待されていたのですが、どうやら
はかばかしい成果は見られず、馬鹿馬鹿しい結果に終わりそうでございます。
詳しいことはよく分かりませんが、この問題、何やらキャスティング・ボートを
向こうが握っているように思えて仕方ありません。投げ銭のような交渉成果と
引き換えに、これからまた、我々のカネやコメが毟り取られていくことに
なるのでしょう。誘拐ビジネス華やかなる今日ではありますが、
もうずっと以前からそれに着手していたあの国は、まさに先見の明が
有ったと言うべきでございます。

むずかしい問題であり、こういったことは事前の交渉や根回しが極めて
重要なのでしょうが、首脳会談の場で、もう少し突っ込んだ交渉は
出来なかったのでしょうか。人攫いをやった側の親玉が、おおそれながらと
馳せ参じるのならともかく、わざわざこちらから出向いて行く以上、
大胆で積極的なスタンスは、当然かつ必要な手法でございます。もっとも、
そういった声に対して、あの御仁、身振り手振りを交えてこう申すでしょう。
「な〜にを言ってるんですか! 相手はゴロツキなんですよ。徒手空拳の
私に何が出来るんですか? 何も出来るわけ無いじゃありませんか!」

一国の首相がそんなことを言っては元も子もありませんし、そもそも
そのような言い方は、ゴロツキというものに対して失礼でございます。
しかしまあ、これ以上ブツブツ言っても詮無い事でしょう。丸投げ宰相と
デブゴリラが、青いワイシャツを着てキャッチボールをする光景を見なかったのが、
せめてもの幸いだったかもしれません。
43オーバーアクション:04/05/30 18:01



ただ今、イネ科の植物の花粉が飛ぶ時期なのですが、その類の花粉に弱い私、
花粉症に苦しんでおります。目のかゆみや鼻水、鼻づまり、そしてクシャミに
悩まされ、陽光と風さわやかなこの季節、悲しいかな鬱状態に陥る始末。

クシャミと言えば、殊更に「ハックショ〜ン!」と大声を出す友人がおります。
本人が申すには、一種のストレス解消だとのこと。「オーバーアクション」ならぬ
「オーバーハクション」といったところでしょうか。まあこういう人は、皆様の
身近によくいらっしゃるのではないかと存じますが、以前、私が勤めていた
会社の上司で、大変ユニークなクシャミをする方がおられました。

この上司、ちょっとお年を召した方なのですが、体格が小柄で軽いせいなのか、
クシャミをする時に体が大きく前のめりに揺れるのでございます。おまけに、
その揺れ方たるや尋常ではなく、歩いている時に、ついうっかり
「ハックション!」とやろうものなら、デングリ返りをしてコケそうになるとのこと。
そしてデスクワークの際は、頭を打つ恐れがあるため、両手で机を押さえ、
踏ん張るようにしてクシャミをしておりました。

当時、某テレビ局の女子アナが、番組中、ADのクシャミの声に笑い転げて
顰蹙を買ったというような話を耳にした事がありましたが、その話を聞いた私、
件の上司のそばで働く女子社員たちの忍耐強さに感心いたしました。
上司が机に両手を当てて踏ん張り、土下座をするような格好で
クシャミをするたびに、彼女たちが失笑を懸命に噛み殺す気配がヒシヒシと
伝わってくるのでございます。「出物腫れ物、所嫌わず」と申しますが、
そのような言葉に甘んじてはいけないと、自戒した次第であります。
44パンドラの箱:04/06/04 07:06



深刻化の一途をたどる感のある少年犯罪ですが、そのせいでしょうか、
先日、長崎県佐世保市で起きた小学生女子による殺人事件のニュースを
見聞きしても、私、さしたるショックは感じられませんでした。次代を担う
子供たちの、この破滅的傾向について何も感じないのか? ナンタルチヤと、
同世代の子どもを持つ親御さんたちから叱られそうですが、もちろん私とて、
少年犯罪に関する状況の悪化、禿しく懸念しております。

少年犯罪というと、当事者が子供だからということで、とかく事件に関する
情報の提供が制限される傾向にあります。そのため世の親御さん方は、
わずかな情報を元にして、自分の子どもを、いかにして犯罪に
巻き込まれないようにするか、犯罪に手を染めないようにさせるか、
そして不幸な出来事を二度と起こさないように、地域や社会、親や学校が
何をすべきか、を考えなければなりません。これは酷というものでしょう。
伝染病が流行しているのに、どんな症状で何が原因かは明確には言えない。
ただし治療法は自分たちで考えろ。……そう申しているのも同然でございます。
そしてこのような理不尽さは、少年犯罪に限ったことではなく、すべての
刑事事件に関して言えるでしょう。

少年犯罪という箱から、事件についてのショッキングでセンセーショナル、
異常かつ不可解な情報が魑魅魍魎のように溢れ出し、そこから生じる
不安や恐怖をいかにして増幅させるかという事に汲々としている。
そして事件の核心に触れる部分は、なぜか箱の底に澱んだまま……
私にはそう見えて仕方ありません。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040602-00000072-nnp-kyu
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040603-00000758-jij-soci
45名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/07 16:46




以前、盆休みを利用して東京へ観光旅行に行ったことがありました。
霞ヶ関や東京タワー、都庁などを見て回る一泊二日の旅行で、
予算が無いために宿はビジネスホテル、しかも男の一人旅という
色気の無いツアーでございます。で、二日目の昼過ぎ、JR東京駅へ
行くために山手線に乗り込んだのですが、電車内の乗客たちの
視線が妙に気になる。なにかオカシナ気配を感じて耳を澄ましてみると、
手に持った旅行鞄の中から、くぐもった音がしております。どうやら
髭を剃るために持参していた電気カミソリのスイッチが入り、動いていた模様。
なんとかしたかったのですが、汚れた下着や靴下、途中で食した菓子類や
ミカンなどのゴミを見られるのが嫌で、かばんを開けるわけにも参りません。
次の停車駅で降りた私はトイレへ向かったのですが、「 ヴィィィィィィィィィィ 〜 」
という音が中から聞こえてくる鞄を提げながら駅のコンコースを歩くのは、
忸怩たるものがありました。

恐らく、鞄の中で電気カミソリが何かの拍子で他の荷物に当たり、
スイッチオン の状態になったのでございましょう。この電気カミソリ、安物で
スイッチが緩く、前々から電源が入り易くなっていたのですが、長年に渡って
使ってきたモノゆえ愛着が湧き、買い換えるのを躊躇していたのでございます。
しかし、よもやこのような憂き目に遭おうとは……飼い犬に手を噛まれると
申しましょうか、電気カミソリに顎を齧られると言った方がいいのでしょうか、
とにかく鬱な体験でございました。
47交通弱者:04/06/20 09:02



先日、車で通勤途中だった私は、世にも恐ろしい光景を目撃いたしました。
車道の端をTシャツ・短パン姿の爺さんが自転車で通行していたのですが、
自転車に乗っていると言うよりかは、一輪車に乗る稽古をしているような有様。
グラグラグラグラ グラグラグラグラ と回転力が弱ってきたコマのように揺れ、
いつ倒れてもおかしくないような状態だったため、そばを通る自動車は、
磁石が反発するかのごとく、大きく弧を描いて迂回しておりました。

どこかのスレでも書いたのですが、何年か前、阪神高速神戸線を
車で走っていた私は、高速道路の端を逆行して来る爺チャリと
遭遇いたしました。幸い事故にはならなかったのですが、それ以来、
多少トラウマになっておりまして、今でも時々、その爺チャリが
夢枕に立つのでございます。車社会が高度に発達した現代の日本
ではありますが、まだまだ改善の余地が存在すると感じた次第。
人と車の共存、なかなか難しゅうございます。
48名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/21 03:58
age
49呪詛:04/06/26 22:50



またしても中学生の少女が引き起こした、異常な事件であります。
東京の新宿区にて、些細なトラブルが原因で、中学二年生の少女が
五歳の幼児を五階建てマンションから突き落として怪我をさせたとのこと。
この前の佐世保市の事件と連鎖的に発生したような印象を受けた私ですが、
今回の場合、事情はかなり異なっているようでございます。

加害者の少女は、いわゆる帰国子女だったらしく、当初、日本での生活に
なじめないことが事件の根底にあるのではないかというような報道も
なされていたようでしたが、実際、それよりもっと遡った時点での原体験に、
更なる因果の源が隠されている可能性が生じてまいりました。
具体的な国名は伏せますが、日本へ来る前に住んでいた母方の祖国で、
小学校に入学してから、かなり深刻なイジメを受けていたようでございます。
第二次大戦当時、日本人によって親族がひどい目に遭ったからと言われ、
同級生は愚か教師でさえからも虐待を受けるという、異常とも思えるような
冷たい仕打ちを受けていたとの事。そして、そうやって心と体に傷を負った
少女が、父方の祖国である日本に来ても学校生活にうまくなじめず、心が荒み、
挙句、中国人の幼児を危めてしまう。……何やら、日本の戦争責任云々という
問題をすべて自虐的に解釈して安心・満足している連中に対する、少女の
呪いの声が聞こえてくるような気がいたしました。

禿しい憤りが湧いて来る事件でございます。加害者の少女を虐待していた、
「教師」と称する人間の顔を見てみたい私でございますが、悲しいかな
金も暇も無いゆえ、今後、マレーシアへ行くことは、残念ながら無いでしょう。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040626-00000003-yom-soci
50名無しさん@お腹いっぱい。:04/06/28 09:29
イジメの連鎖ですね。
51罰当たり:04/06/30 22:10



もう、20年以上も前のことになりましょうか。
最初、そのチラシを見た時、私は、まだ夢の続きを見ているのではないか
と思いました。日曜の朝、午前7時頃だったと思います。
たまたま両親よりも早く目が覚めた私は、新聞受けから朝刊を取り出し、
何気なく間に挟まっているチラシを見ておりました。
その中の一枚に、毒々しい血文字のような赤い活字で、

       仏 壇 の 叩 き 売 り !! 

と銘打った広告を見たのでございます。何かの悪戯かとも思ったのですが、
広告主は大真面目のようで、何割引だとか二つで何万円、三つならいくらと
書かれてあります。当時の私、もうすでに大学生で、ある程度は世の中の
酸いも甘いも噛み分けていたつもりだったのですが、やはりまだ精神的には
コドモだったのでしょうか。見てはいけないものを見てしまったような気がして、
そのチラシを ビリビリ に破り捨てると、人知れず燃してしまったのでございます。

まったく罰当たりな輩も居るものだと憤慨した私でしたが、後日、
某噺家がDJを務めるラジオ番組へ、視聴者の一人が同じチラシを
送って来ておりました。そして、そのチラシをネタに展開する噺家のトークに、
思わず爆笑してしまった私……

本当の罰当たりとは、まさにこういう香具師のことを言うのでしょう。
(・∀・)イイ!!
53異議あり @:04/07/04 14:58



三日前の昼の事でございます。
私、とある喫茶店で食事をしていたのですが、そこに備え付けてある
テレビから、妻と離婚した某俳優「 H 」が記者会見を開いている模様が
流れて参りました。離婚理由については、お決まりの「価値観の相違」
というヤツで、やれやれまたかという感じでございますが、
この会見の少し前に、妻にまつわる不倫報道が出たことについて、
俳優「 H 」、注目すべきコメントを述べておりました。

この俳優「 H 」の妻ですが、某ミュージシャン「 H 」とディープキッスの最中に、
その現場を写真週刊誌にスクープされ、この件に関し、ミュージシャン「 H 」は
「火遊びだった」と釈明、これに俳優「 H 」が噛み付いたのであります。
いわく、かつて自分の妻だった女であり、自分の子の母親でもある女に対し、
たった一枚のファックスで、ファックしたことを詫びるなんて虫が良すぎる。
おまけに「火遊び」だと? ざけんなよ、というわけなのであります。
54異議あり A:04/07/04 15:01



このミュージシャン「 H 」、曲作りの傍ら、俳優として映画・CMに出演。また、
あるバラエティ番組において、レギュラー出演していた変質者が登場する際の
BGMに、この「 H 」の曲が使われたりと、なかなかの才能の持ち主。
しかし私生活はイマイチのようで、同業であるミュージシャンの女性と結婚して
所帯を持っていたのですが、某女優の略奪婚によって離婚し、現在は
その女優と夫婦関係にあります。そして、この度の体たらく……。

元妻との不倫云々よりもむしろ、ミュージシャン「 H 」のだらしなさ自体が、
俳優「 H 」は、同じ男として許せなかったのではありますまいか。
普通、こういった記者会見では、無味無臭・玉虫色の人間模様を
演出しようとするものですが、何やら一味違ったものを感じました。
俳優「 H 」のこの発言、筋違いだとかフェイント臭いとか、あるいは自らの
女性問題に関して、マスコミを煙に巻くための手段ではないかとか
言われておりますが、ファックス一枚、通達一個、決議一回、H一発で、
何もかも淡々・粛々と事が進んでいく今の風潮に一石を投じた発言として、
評価できるのではないでしょうか。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040702-00000024-sph-ent
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040702-00000014-ykf-ent
55武勇談:04/07/10 22:31



血気盛んな若い頃というのは、情念が先走って力任せの行動を取り、
思わぬ活路が開けたり、はたまた救いようの無い後悔に苛まれたりするもので
ございます。情けない話ですが、私にはそのような劇的な体験がございません。
腕力も無く、弁の立たない私は、同僚や友人たちの若き日の貴重な体験談、
中でも武勇談に聞き耳を立てたものでございます。

私が大学に通っていた頃、同じゼミのクラスメートが、一風かわった武勇談を
聞かせてくれました。この男、大学に入学してから間もなくのある夜、
何人かの友達と一緒に繁華街を飲み歩いていたそうで、まあ十九歳かそこらで
酒豪だったというのは、ある意味、武勇談かもしれませんが、
話の内容からすると、どうも武勇談というものとはいささか違う様相を
呈しておりました。なんでも、酔って歩いていたところを後ろから強烈な蹴りを
入れられたそうで、振り返ると、いかにもヤバそうな感じの御仁が、こちらを
にらんで立っていたとのこと。ところがこの御仁、蹴った相手の顔を見るなり、
「スンマヘン、人違いやった」と詫びたのでございます。そればかりか、
何の因果も無いのに、いきなり蹴られてさぞかし腹が立っただろう。ついては、
あんたの気が済むように俺を蹴ってくれないかと、こう仰るのであります。

こちらには友人が数人いて、相手はたった一人。しかも、気が済むように
蹴ってくれたらいいと言われているのですが、どう見たって相手は、
上から読んでもヤクザ屋さん、下から読んでもヤクザ屋さん。酔いが
すっかり醒めてしまった、私のクラスメートは、大汗をかきながら
相手の申し出を辞退し、友人たちと共に逃げるようにして立ち去ったとのこと。

活路も後悔も無い話でしたが、貴重な体験談だなとは思いました。もっとも、
同じ体験をしてみたいかと問われると、返答に窮してしまいますが……
56下衆の勘繰り:04/07/12 23:21



ウイルスが猛威を振るっているようでございます。今年上半期は、
鳥インフルエンザウイルスばかりではなく、コンピューターウイルスも、
かなり暴れまわっていた模様。それに応じて、ウイルス対策ソフトのメーカーも
販売競争に血道を上げております。

しかし、これだけウイルスによる被害が多いと、私どものような
PCの素人としては、下衆の勘繰りの一つもしてみたくなるというもの。
ウイルス VS ウイルス対策ソフトのメーカー ≠ニいう形で繰り広げられる
いたちごっこ、と言うのならまだしも、まさかとは存じますが、
コソーリ とウイルスを作って流す一方、せっせと対策ソフトを売りに出す
というような、マッチポンプがおこなわれているということは無いでしょうか。

下衆の勘繰りついでに言わせてもらえば、昨今の中東情勢、何やら
血生臭い様相を呈しておりまするが、ここでも似たような事がおこなわれては
おりますまいか。 コソーリ と揉め事が起きるように仕向けておき、
双方いきり立っている所へ、恐れながらこのような商品が、これは在庫が
ダブついておりますゆえ格安でございます、こちらは当社自慢の新製品……
などと商いに励んでいる不届き者が跋扈しているような気がするのは、
ひとえに私の妄想癖が高じての事でございましょうか。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040702-00000147-kyodo-bus_all
57等身大 @:04/07/15 22:29



私、不慣れな事は一切やらないというのを信条としておりますが、
ビジネスや近所付き合いなどの場においては、なかなかそうもいかないもの。
で、止む無く心にも無いことを喋ってみたり、顔を引き攣らせながら
下手な愛想笑いを浮かべたりするのでありますが、これ、逆に傍から見ていると、
結構つらいものでございます。

数年前のことでした。私の受け持ちとなっている得意先が東京にあり、私は、
毎日のように電話で連絡を取っておりましたが、ある時、人事異動で
担当者が変わり、連絡相手が、まだ入社してから一年ほどしか経っていない
若い人になりました。で、まあ何卒よろしく、いえ、こちらこそ……と、お互いに
電話で挨拶を交わしたのですが、この ニイチャン、値段交渉や納期の折衝、
クレームなど、まるでどちらがお客様か分からないような低姿勢で話をされる方。
前任者が、口うるさくて気ままな爺さんだったため、シメシメ、楽な相手だなと、
私、内心は喜んでおりました。
58等身大 A:04/07/15 22:30



ところが、でございます。半年ほど過ぎた頃、この ニイチャン の態度が
豹変いたしました。おまえの所は、値段が高い、納期が遅い、品質が悪いと
難癖を付け、何とかしろと文句を言い始めたのであります。しかも、
「 この野郎 」「 ふざけんな 」といった乱暴な言葉を交え、特に多かったのは、
「 バカヤロウ 」という言葉。まるで自動小銃のフルオート射撃のごとく、
「 バカヤロウ 」を連発するのでございます。

もっとも、この ニイチャン、根がイイ人だけに、そういった荒っぽい物言いをしても、
どこか遠慮がちな気配が漂い、一向に迫力がございません。
多分、もっとガンガン言ってやれとか、コワモテのする男になれとか、
上司か先輩に発破をかけられたのでしょう。希少動物のようなオヒトヨシの若者が、
周囲の鼓舞と自らのキャラとの間で葛藤する様子が窺われ、私、何やら
物悲しくなって参りました。
59等身大 B:04/07/15 22:32



やがて、もっとインパクトのある言い方をしろ、相手は大阪の人間なんだから
関西弁を使えと、誰ぞが知恵を授けたのでしょうか。「 バカヤロウ 」という言葉が
「 アホンダラ 」に変わりました。しかし相変わらず、本来のオヒトヨシな雰囲気が
言葉の端々から滲み出ていて、長距離電話の向こうから聞こえて来る
「 アホンダラ、アホンダラ、アホンダラ 」という声は吉本新喜劇の役者、
帯谷孝史 (`∪´) を髣髴とさせておりました。結局、それから2、3ヶ月ほどして、
その ニイチャン、担当を外されてしまい、前任の舅のような爺さんが、
担当として復帰したのであります。

仕事の場で、年下の人間からとやかく言われるのは辛うございます。
そしてそれが、本意ではなく無理をして言っているのだと知るのは、
もっと辛うございます。
60名無しさん@お腹いっぱい。:04/07/17 17:28

アホとちゃうか?
>仕事の場で、年下の人間からとやかく言われるのは辛うございます。
>そしてそれが、本意ではなく無理をして言っているのだと知るのは、
>もっと辛うございます。

その逆の経験もあり、お気持ち解ります。
62等身大の40男:04/07/19 23:31
>61
お心遣い、ありがとうございます。ところで失礼ですが、逆の経験とは、
どのようなものでございましょう。

A.年上の人間からとやかく言われ、それが本心からの言葉でないと知り、
  辛かった。

B.年下の人間からとやかく言われ、本心から言ってるんじゃないだろう
  と思っていたら、実はマジだった。

いずれにせよ、心中、お察しいたします。また、前述させていただきました
私の経験談、今ふと思ったのですが、 本当は B のケースだったのかも。
オヒトヨシの世間知らずは、実は私の方だったのかもしれません。……
63懸念:04/08/05 06:52



女性議長の誕生でございます。扇千景・前国土交通省大臣(71)が、
参議院議長として就任いたしました。参議院においては初めてのことであり、
また衆議院議長の土井たか子氏に次いで、史上2番目の女性議長になるとのこと。

それにしても扇千景氏(71)、果たして議長としての役目を無事、つとめることが
出来るのでしょうか。事務処理能力を疑っているのではございません。
いっぱしの政治家で、経験豊富な国会議員であることは確かですが、
扇千景氏(71)、やはり女性でございます。与野党の駆け引きが熾烈な
法案採決の際、乱闘騒ぎになる場合もありましょう。か弱い女性議長が
粗暴な男性議員にもみくちゃにされ、大ケガをする光景が目に浮かびます。
いや、大ケガだけならともかく、票田の維持やスキャンダル隠しに倦み疲れて
ノイローゼ気味のセンセイ方が逆ギレし、扇千景氏( 71 )をレ●プするに
及ぶかもしれません。国会中継のさなか、万一、そのようなシーンが
国営放送を通じて公共の電波に乗ったらどうなることでしょう。

まあ天下のN■Kがそんなシーンを、みすみす LIVE で放送するとも思えませんが、
なぎらけんいちの「悲惨な戦い」よろしく、扇千景氏( 7 1 )の強▲シーンが
お茶の間に流れたらと想像すると、身の毛もよだつような思いがいたします。

ttp://www.sangiin.go.jp/japanese/frame/aisatsu.htm
64名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/07 14:05
着物きて登院するからねぇ。
裾がほつれて議員が欲情するのではないかと心配しますね。
65名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/07 14:13
しない。
66魔が差す @:04/08/08 23:34



今年の初め、仕事の都合で、夜間に高速道路をライトバンで走ったことが
ございました。山々を貫く道を走る深夜のドライブで、道路照明も少なく、
しかも深夜のハイウェイというと長距離トラックが多くて、10dクラスのトラックや
大型トレーラーが、追い越し車線を猛スピードで走行し、危険な事この上なし。
確か大型車は走行車線を走らなければならないと、道交法が
改正されたように思うのですが、私の勘違いだったのでしょうか。
とにかく眠気も催したため、事故ってはマズイということで、私、手近な
パーキングエリアへ入ったのでございます。

ところがここも駐車場のほとんどを、大型のトラックやトレーラーが
占拠しております。乗用車や小型のトラックが駐車するスペースも
十分に取ってあるのですが、何しろ、停まっている車の大きさや数からすると、
圧倒的な差。パーキングエリアの片隅に追いやられるようにして、
私はライトバンを停めました。

とりあえずトイレへ行き、駐車場の方へ戻った私は、何気なくあたりを見渡しました。
冬の夜のこととて、どの大型車もエンジンをかけてエアコンを利かせ、
運転手は仮眠をむさぼっております。馬鹿でかくて四角い乗り物や
重機を積んだトレーラーが、暗い山肌をバックに、排気ガスを立ち上らせながら
ひしめき合っている有様は、小さな倉庫街か工場施設のようでございます。
67魔が差す A:04/08/08 23:35



突如、山間に出現した奇妙な光景。なんだか異次元空間に迷い込んだような、
不思議な感覚でございました。好奇心に駆られた私は、ずらりと並んだ
トラックの群れの方へ向かってフラフラと歩いて行きました。ひとしきり、
トラックとトラックの間をウロウロと歩き回り、シートのかかったトラックの荷台や、
聳え立つようなウイング式のボディーなどを見て回っていたのですが、
やがて疲労や睡魔からでしょうか、私、方向音痴になってしまいました。
自分の車がどちらの方角に有るのかさえ分からなくなってしまい、
まるで迷路に迷い込んだような気がして、ややパニック状態。とにかく
広い場所に出てみようと、とある某大手運送会社のトラックの角を曲がった途端、
猛スピードで走り抜けた乗用車に、危うく撥ねられそうになりました。

「 魔が差す 」というのはこういうことではなかろうか……
時々、お年寄りの乗った車がパーキングエリアやサービスエリアの
入口と出口を間違えて事故を起こしたというニュースを見聞きしますが、
何やら他人事ではないような気がいたしました。お盆休みの間、
帰省やレジャーなどで高速道路を利用される方もいらっしゃると存じますが、
深夜のハイウェイには、特に危険が満ちております。どうかお気をつけ下さい。
68名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/09 13:50
危なかったですね。
69魔が差す B:04/08/11 00:14



>68
あたたかいお言葉、恐縮に存じます。あの時は危のうございました。
向こうも私と同じく、疲労や眠気で注意力が散漫になっていたのでしょう。
そういった恐ろしいシンクロニシティによって悲惨な人身事故に遭い、
あの世へと召されていたら、今頃はこんな風にPCのキーボードを
叩いてなどいられなかったでしょう。

もっとも、あの世というものがどういうものか、私は存じません。
ひょっとすると、現世と寸分たがわぬ様相を呈していて、命を落とした者も、
生きているのと同然の暮らしをしているのやもしれません。

そこで私は思うわけでございます。こうやってキーボードを叩いている自分は、
果たして生きている人間なのだろうか。もしや、あのパーキングエリアで
私はすでに命を落としてこの世のものではなくなり、いま現在、
死者として掲示板に書き込みをしているのではなかろうか。

そう言えば自分には、あの時より以前の記憶が判然といたしません。
自分がどんな仕事の都合で深夜のドライブをしていたのか、
どこのインターチェンジから高速道路に入ったのか。
何を生業とし、どんな親元に生まれ、これまでの40数年間、
どのような人生を送って来たのか。

そもそも私は一体誰なのでしょう? いや、誰だったのでしょう?
自分の名前も住所も、なぜか思い出せません。分かっているのは
書き込みをする時に使っているハンドル・ネームだけ………
70魔が差す C:04/08/11 00:20



………
失礼いたしました。冗談が過ぎたようでございます。
不謹慎なカキコ、お詫びいたします。
せっかく心配して下さった方に対して、
失礼な真似をしてしまいました。申し訳ございません。



魔が差したのでございます。なにとぞ、平に御容赦を .....

              m(_ _)m
お後がよろしいようで
72フォークロア:04/08/18 22:40



ちょっと不謹慎ですが、都市伝説のネタになりそうなニュースが
届いております。まあ、このニュース自体についての掘り下げた話は措くとして、
幽霊話を始めとする都市伝説の類、実に多いものでございます。
耳たぶから飛び出た視神経の話、人間の体内で繁殖するハサミムシの恐怖、
事故で切断された首が喋ったという目撃談、……ちなみに「都市伝説」という
言葉で検索したところ、ページ数にして6万件以上ヒットしました。
この手の話、怖いものに人気が有るようで、また怖ければ意味不明だとか
必然性が無いとかいったことは、あまり問題になりません。むしろその不可解さが
更に怖さを盛り上げるわけで、ベッドの下に鎌を持った男が隠れている話など、
その典型だと存じます。

いつの時代も、恐怖というものは忌むべき感情でありながら、常習性のある
スパイスのようなものです。昔、夜の10時頃にタレントの浜村●氏が
パーソナリティを務める、関西ローカルのラジオ番組がございました。その冒頭、
「淳ちゃんのコワ〜イ話 ・ オモロイ話」というコーナーがあり、簡単に言えば、
リスナーが投稿した怪談めいた実体験、もしくは思わず吹き出すような
お笑いネタなどを読んで紹介するものだったのですが、初めのうち、怖い話と
オモロイ話を同じ数だけ紹介していたのに、やがてコーナーのタイトルはそのままで、
コワ〜イ話しか紹介しなくなりました。やはり怖い話の方がオモシロイのでございます。
前述のベッドの下の鎌男、ベッドの下にオカマが隠れていたという オチ だったとしたら、
顰蹙を買いこそすれ、人口に膾炙する話とはならなかったでしょう。

真偽のほどはともかく、とにかく怖ければイイ……都市伝説というもの、
本当か嘘かを詮索するというのは野暮な話ですが、逆にまるっきり信用するというのも、
それ以上に野暮な話でございます。言わば大人が楽しむ嗜好品……
酒タバコの類と解釈するのがよろしいでしょう。

ttp://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&id=20040818-00000001-flix-ent
73名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/19 12:50
歳伝説?
74切歯扼腕:04/08/20 17:38



マイケル・ムーア監督の映画「華氏911」が、米国で大ヒットを記録し、
明日から我が国でも全国的に封切られる模様です。賞賛の声が上がる一方、
ブッシュ大統領を揶揄し、アメリカの対イラク政策に強い疑念を提起する
この映画、米国の民主党に利するシンパ作品と受け取られても致し方ありません。
その評価については、賛否両論、喧々囂々たる有様でございます。

ところで、ブッシュ大統領と盟友関係にあると言われる我が国の宰相、
この作品についてコメントを求められると、
「政治的な立場の偏った映画は、あまり見たいとは思わないね」というお言葉。
はっきり言ってガッカリでございます。何かもっと気の利いたジョークをからめたり、
独自の切り口で物を言ったりすることが出来なかったのでしょうか。私、テレビで
その時の様子を見ていたのですが、件の宰相、何か精彩を欠くような印象が
拭えませんでした。きっと「政治家もいろいろ」と言いたかったのでしょうが、
禁じ手として封じられている上、
( 次はオレの番だろうか。オレをダシにして、どっかの馬鹿が X JAPAN か
島倉千代子の歌をBGMとして使い、似たような映画を作って、
こき下ろすんじゃないだろうか )という不安に戦いている様子がありありと
見て取れました。

調子がイイだけの政治家とは、所詮こんなものでございます。
親の遺産を食い尽くすような派手な真似をし、手ひどい失敗をやらかすと
途端に寡黙で無愛想になってしまう。こういった類の気分屋は、
市井のどこにでも見かけるものです。その程度の人間が国の舵取りを
しているようでは、国民は報われないというものでしょう。
75おっとっと……:04/08/22 07:13



その老人たちが、どういう連れ合いなのかは存じません。囲碁クラブの
仲間かも、ゲートボールを通じて知り合った友人同士なのかも、はたまた
同じ会社に勤めていた元同僚だったかもしれません。とにかく和やかに
談笑しながら、数人の爺さんが店内に入ってまいりました。

注文したのは、ありきたりの洋食とビール。オーダーを終えた彼らの
テーブルに小振りのカップが置かれました。スープ・バー用のカップです。
スープ・バーには、「 コーンスープ 」「 ミネストローネ 」「 中華スープ 」と、
3種類の寸胴鍋がございます。爺さんたち、おもむろに立ち上がると、
スープ・バーの方に向かいます。和やかな談笑を続けながら。そのうち
酒も入って談笑はなおさら、かまびすしくなります。ナイフやフォーク、
スプーンや箸を持つ手の動きもおぼつかなくなり、足元もふらつきます。

やがて私は、爺さんのうちの一人が、ふらついた拍子にスープ・バーの
寸胴鍋の中へカップの中身をこぼした瞬間を見る羽目になってしまいました。
「 ミネストローネ 」の鍋でございます。その爺さん、一つのカップに三種類の
スープを注ぎ、「混ぜて飲んだら、美味いぞ♪」と仲間に勧めていましたが、
その ミックススープ が寸胴鍋の中にこぼれ落ちても、「おっとっと……」と
申しただけで、平然としています。しかも仲間の爺さんたち、それを見ても
相変わらず談笑しながら、スープを飲み続けておりました。

折しも、スープ・バー付きのサービスランチを食べていた私は、その
「 コーンスープ入り ミネストローネ 中華風 」の寸胴鍋は勿論のこと、
他の二つの鍋についても不安を感じ、結局それ以上スープを飲むことは
ありませんでした。とあるファミレスで食事をした時の出来事でございます。
腹立たしいとか、あきれ返るとか、そういった感情よりも、むしろ
「おっとっと……」という言葉ですべて片付いてしまいそうな、
爺さん連中の図太さに感服した次第です。
76気合:04/08/24 23:28



この度のオリンピック、日本勢がかなり健闘しているようでございます。
メダル獲得数がロス五輪に並び、金メダルの数は、東京オリンピックに迫る
勢いのこと。うれしい反面、北京オリンピックに出場する選手たちが
プレッシャーを感じはしないかと、余計な心配をしている私でございます。

金メダルには及ばなかったのですが、卓球の福原愛選手、ちょっとした話題に
なっております。もともとテレビでの露出が多かった彼女、今回のオリンピックでは、
プレイ中に発する「サァー!」という掛け声で、お茶の間を賑わせました。本人は、
自分でも何と言っているのか分からないと申しているようですが、
気合を入れるためであるのは、間違いないでしょう。相手選手や審判を
威圧するための手段だという意地の悪い見方もあるようですが、
スポーツに励む少女の甲高い雄叫び、なかなかヨロシイものでございます。

私、スポーツに関しては無知なのですが、こういった掛け声、積極的に活用すべき
ではないかと存じます。幸い、わが国は世界に冠たる特撮文化の国。また現在、
第一線で活躍されている日本選手の監督やコーチの方々、年代的に言えば、
往年の特撮ドラマを見て育った世代が多いのではないでしょうか。そういった
お国柄を生かした指導を受けた選手たちが、かつてのヒーローにあやかって
競技に打ち込む姿を見てみたいものです。「 とおー!」という掛け声とともに
ハンマーを投げ、「 シェア!」と叫んでレスリング。寝技で押さえ込まれたら
「 イギョゥワ〜〜!」と唸って歯を食い縛り、「 リャ〜〜!」と叫んで一本勝ち。
新体操でポーズをキメたら「 デュワ!」と一声がお約束。バレーボールのコートでは、
日本選手たちの間で「 トイヤー!」という声が飛び交い、相手チームも負けじと、
「 イー!」「 ギルッ! ギルッ!」と叫び返す。……

あくまでも、選手たちが納得してくれたらの話ですが……

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040824-00000014-ykf-spo
77名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/25 01:18
剣道でも声を出しますね。
相撲は許されませんが・・・。
78熱闘甲子園 @:04/08/26 12:47



今年の夏の高校野球大会、駒大苫小牧の優勝で幕を閉じることになりました。
連日の猛暑の中、グラウンドで白熱した試合に勤しんだ高校球児たち、
大変お疲れ様でした。坊主頭とおさらばする、三年生諸君、おめでとうございます。
ロン毛にピアス、ナンパに合コン、夢のような毎日が待っていることでしょうが、
まあくれぐれもヤリすぎないように……

春・夏の高校野球大会が開催されるたびに、よく有名な強豪チームや
話題の選手などがマスコミで取り上げられるものですが、取材の矛先は、
そのチームや選手を愛しているファンにまで及びます。もうかなり前の話のため、
記憶が曖昧で恐縮ですが、強豪で有名な箕●高校野球部と、
名前は忘れましたが、インテリが通う高校として有名だった某進学校野球部が
対決することになり、試合前日に、とある放送局がその取材VTRをテレビで
流しておりました。

かたや体育会系を象徴するような泥臭さ・汗臭さが芬々とする野球部、
かたや知的で繊細なイメージの付きまとうお坊ちゃんチームという対比の妙を
演出する目的のビデオでございます。インタビューのマイクは、選手たちや監督、
OB、選手の親兄弟、挙句には、その高校の野球部を応援している
地元のファンにまで向けられておりました。で、そのファンの中の一人に、
箕●高校を応援しているという、熱狂的なファンの老人が居たのであります。
79熱闘甲子園 A:04/08/26 12:50



この御老人、漁師を思わせるような赤銅色の肌を持ち、人の良さと頑固さが
共存しているような顔立ち。要するに素朴なお爺さんという感じの人なのですが、
向けられたマイクに対して、何といっても箕●高校が勝つ。間違いない。
あんな朝から晩まで勉強に明け暮れているような、ひ弱な高校生が集まった
野球チームに、箕●高校が負けるはずが無い。強い。絶対に強い。
我らが箕●高校……と、黄金バットのナレーションに似たようなことを
申したのであります。しかしさすがに言い過ぎたと思ったのでしょうか、
それともこんなコメントでは芸が無いと思ったのでしょうか、その直後、
少し遠慮がちに、「 もやしっ子〜には、負けないよ 」と即興の歌を1フレーズ、
披露して下さいました。

この歌、今も私の耳朶に残っております。先日、暇を持て余していたので、
試しに携帯電話の着メロ自作機能で、メロディを再現してみました。
即興曲に相応しく、音階はたったの二つだけ。五線紙があれば分かり易いのですが、
「 ファ 」よりも「 ド 」の方が、低うございます。一度、お手持ちの携帯電話機で
お試しください。

それにしても、暇な私でございます……





♪ ファ ファ ファ ファ ド ド  ド  ド ファ ファ ファ ファ ファ

   も や し っ 子 〜 に は 負 け な い よ
80名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/26 12:54
昼間から仕事を放り出して高校野球の応援なんて平和ですね。
81ユビキタス:04/09/01 12:52



携帯電話の普及いちじるしい我が国でございます。なんだか老いも若きも
野郎も ネエチャン も、ケータイが必携品となっているような感がありますが、
同じ携帯電話でも、やはり若い女性が持っている姿の方が、なにかしら
色気を感じるものでございます。

この前の日曜日、電車に乗っていた私は、すぐ隣の線路に停まっている
電車を何気なく見ておりました。信号待ちのため、向こうもこちらも
駅に停車中だったのですが、ケータイを持っている女子高生の姿を、
電車の窓ガラス越しに見かけた私は、彼女がメールを打つ様子を
ぼんやりと眺めておりました。

実に素早い指の動きでした。手の平の上に載ったケータイのキーからキーを、
白魚のような指が軽やかに駆け回り、画面に細かい文字が次々と
打ち出されていきます。そしてキーを押す振動によって、携帯電話機が
痙攣しているかの如く小刻みに揺れるのでございますが、それはあたかも、
くすぐり拷問を受けて身悶えする女スパイか、怪しげな性感マッサージに
興奮する有閑マダムのように見え、私、女子高生の姿よりも、むしろ、
その手の平の上で踊っている携帯電話にエレクトし、思わず下車して
駅のトイレに駆け込んでしまいました。

時代はもはや、ここまで来てしまったのか……まさか携帯電話機そのものが
オナネタになるとは思いも寄らず、驚嘆した私でございます。
82名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/01 13:59
駅のトイレに駆け込んでナニをしたんですか?
自分で試してみた。



最近の学校では、授業中に使う視聴覚機器として何を使っているのでしょうか。
最新型のビデオプロジェクターで、臨場感あふれる映像を見ながら
お勉強に励んでいるのかもしれませんが、われわれの世代が授業中に
お世話になったAV機器と言えば、8ミリやスライドでございました。
保健体育の授業などの際、暗幕を張り巡らした教室の中で8ミリ映写機の回る音や
担任教師の説明を聞きながら、赤痢菌に汚染された下痢便とか
梅毒を患って膿の飛び出たチンポなどを見させられたものです。

私にとって、8ミリ映写機を使った授業で思い出深いのは、公衆衛生に関する
啓蒙用の映画を見たことでした。中学か高校の時の保健体育の授業中のことで、
うろ覚えなのですが、映画のタイトルは「 私はバイキンです 」。
夏目漱石の「 我輩は猫である 」をもじったのだろうと存じますが、内容は、
伝染病を引き起こすバイキンに人間が犯されて発症するまでの過程を、
そのバイキンの「 語り 」によって描いたドラマ仕立ての白黒映画でした。
ドラマといっても、色気も何も無い代物で、おまけにバイキンは、
特撮技術か何かによってビジュアル的に表現されているわけではなく、
あくまでもナレーションという形でしか登場しません。とは言え、教師の退屈な話を
聞くよりかはマシだったので、私はおとなしく映画を見ておりました。



冒頭、 ((((( わたしは バイキンです ))))) というダミ声のナレーションとともに、
みすぼらしいアパートが出てまいります。そしてその一室で、独身と思われる
色黒の中年男が、昼間だというのに、夏物の浴衣を着て眠っている姿が映ります。
((((( この男、暑さと疲労でかなり弱っているようです )))))  というバイキンの
ガラガラ声が流れ、額や顔に汗をかき、苦しげな表情を浮かべる男の顔が
アップになります。寝返りを繰り返していた男はやがて目を覚まし、アパートの
共同便所へ向かうと クソ をしました。

便所の個室から出て来た男は、手洗い場で手を洗うのですが、石鹸も使わず、
また指先をほんの少し濡らした程度の洗い方で、しかもその指を、アパートの
住人たちが共同で使っている皺クチャのタオルで拭いてしまいます。
((((( おやぁ、これでは洗ったうちに入りませんなぁ。でも、私にとっては好都合… )))))
バイキンの嬉しそうな声が、真っ暗な教室に響き渡ります。



やがて自室の寝床に戻った男は、バイキンに犯されて熱と腹痛に苦しみ始め、
布団の上で七転八倒いたします。何度も申し上げますが、色気も何も無い映画で、
悶えているのが妙齢の美女か、エロエロ 光線を放射している年増ならイイのですが、
むさくるしいオッサンが身悶えしている姿を見ても得をした気分にはなれません。
女子生徒たちは別の教室で性教育を受けていたため、男子生徒ばかりの
教室は、ブーイングや失笑で、ヤンヤヤンヤの大騒ぎ。もっとも、中にはマジメなのか、
そのケが有るのか、オッサンが ハァハァ 悶える姿を黙って真剣に見つめている
男子生徒もおりました。

結局そのオッサン、アパートの管理人に頼んで救急車を呼んでもらい、
入院する羽目になるのですが、担架の上で死んだように横たわったまま
救急車へ運ばれて行くオッサンの姿に、バイキンのナレーションが重なって、
ドラマはエンディングを迎えます。 ((((( そう〜れ、一丁あがり。ウヒヒヒヒヒヒ〜〜 )))))

オシャレ だとか、洗練されているとかいったイメージからは、程遠い映画でした。
今の子供たちならさしずめ、CGかアニメを使った演出効果満点のカラー映画で、
人体の仕組みや天体の動きなどを勉強しているに違いありません。
お勉強は、もう懲り懲りですが、今、学校で使われている教材用の映画やビデオは、
一度見てみたいものです。
87名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/06 12:20
共同トイレ、手ふき、管理人と今では見かけられない懐かしい風景ですね。

88自分を中心に無知を嘆く:04/09/11 12:36:22



ひどい事件でございました。ロシア南部の北オセチア共和国で起きた学校人質事件、
死者が子供を含めて300人以上という酸鼻を極める大カタストロフィとなったようです。
特殊部隊突入後の映像がテレビで流れていましたが、救出されたばかりの少女たちが、
上半身裸で水を飲んだり体をあおいだりしている様子が映っておりました。いつもなら
ソッコーで股間に手が行くところですが、私、今回ばかりは自主規制いたしました。

その後、事件についてのロシア側の対応や、背景にあるチェチェン問題に関して、
マスコミやネット上で色々と報道され、様々な主張がなされているようであります。
で、私、この事件に関して、チョト気になる意見を、とあるウエブサイトで見かけました。
チェチェン問題に関して、我々はあまりにも無知だ。重要なのは、この問題に関して
目をむけ、耳を傾け、何かを主張するということである。無関心は「 悪 」だ……
というのであります。

ロスケがチェチェンで何をやらかしたのかは存じませんが、人質事件で、子供を含む
300人以上の人間が死亡したというニュースを知れば、まともな神経の持ち主なら、
見ざる・聞かざる・言わざるという状態になるのが、ごく普通の反応でしょう。
また戦争やテロに限らず、あるいは個人的レベルにしろ集団的レベルにしろ、
悲惨な出来事や状況というものは、日本を含めて世界中に存在し、
「戦争」「差別」「民族」「貧困」「病気」などのキーワードを使い、検索をかけて
調べていけば無尽蔵に見つかるはず。そして、それらの当事者たちの誰もが呻吟し、
助けを求めているわけで、更には、そういった話を見聞きする私たち自身でさえ、
何か悲惨な状況に置かれているということもあり得るのです。件の意見は、
無関心というものを非難はするものの、いかにして世の無関心さを取り払うかという、
提案や努力には触れられておりません。

無知を嘆くあまり、押し付けがましさが目立つのはいただけません。
そしてそういった押し付けがましさの最たるものが、重武装した大の大人が、
非力な子供を人質にして学校に立てこもるという行為であります。
89「 間 」で イク:04/09/14 17:45:52



軽蔑の対象として、「 知ったかぶり 」と「 カマトト 」という対照的なものが
ございます。斯く言う私も、知ったかぶりでカキコをして、あとで身の細るような
思いをしたことが何回か有り、まことにお恥ずかしい限り。まぁ、知ったかぶりの
発言や行動など、見聞きすれば不愉快なだけで、面白くも何とも無いのですが、
逆に「 カマトト 」というのは、女性の言動、それも下ネタにまつわるものという
イメージが強いため、私などは禿しく興味をそそられます。もっとも、そんな言動に
リアルで接する機会というのは滅多に無いものですが。

しかし、そういった僅少な機会に巡りあった時、人は珠玉の体験をしたような
喜びに打ち震えるものでございます。2ヶ月ほど前、FM8●2という関西ローカルの
ラジオ局が流している某番組を、私、車を運転しながらカーラジオで聞いておりました。
その番組中、小嶋▲子というDJがリスナーからのメールを読んでいる時、
雨の話が出てまいりました。夏場のこととて、突然の激しい雨のことが話題になり、
「夕方ごろ降るのは夕立っていうけど、朝、いきなり降る雨って、どう呼ぶんだろ?
……うーん、何だろうなぁ。『 通り雨 』?」というようなことを申しておりました。
そして、放送事故というほどではないのですが、少し不自然な間が空いた後、
話題は違う方向へ飛んでいったのでございます。

夕方、急に降り出す雨は何か? → 夕立
朝方、急に降り出す雨は何か? →

小学生でも解けそうな、至極単純な問題でございます。おまけに辞書にも
「 朝立ち(=朝方に降るにわか雨) 」という言葉が載っております。
よもや、知らぬとは言わせません ゾ。

元気の良い女性のDJゆえ、その時の不自然な「 間 」が妙に色っぽうございました。
下手に H な声や イヤラシイ 音を立てるよりも、エロチックに感じられ、
あぁ、こういうことも有るのだと、感心した次第でございます。
90名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/15 10:29:16
昼降る雨は昼立?
先日、とあるショッピングセンターの階段を、幼い子供とその母親が
ジャンケン遊びをしながら降りて行く光景に出くわしました。
グーで勝つと「グリコ」、チョキなら「チヨコレート」、パーなら「パイナツプル」という、
アレでございます。電子仕掛けの玩具が隆盛を極める昨今、まだこういう遊びが
廃れずに語り継がれていると知り、私、甘いノスタルジックな気分になりました。

ジャンケン遊びと言えば、もう一つ思い出すのが「軍艦ジャンケン」。
40代の方なら、よく御存知でしょうが、「軍艦、軍艦、破裂!」などと
掛け声をかけながらジャンケンをして、相手をアイコにさせたら勝ちという
遊びでございます。私どもが厨房の頃、このジャンケンが大流行したことがあり、
「軍艦、軍艦、破裂!」「破裂、沈没、軍艦!」「沈没、沈没、破裂!」……といった
掛け声が学校のそこかしこで聞かれました。
ところでこの掛け声、基本的パターンは、
グーが「 軍艦 」、チョキが「 沈没 」、パーが「 破裂 」でございました。
グーは「軍艦」の「ぐ」というように、それぞれ、最初の文字の発音に対応して
決められているのですが、実際には、イロエロ とバリエーションがございました。
まぁ、こましゃくれたガキどもが考える事ゆえ、あまり上品とは言えませんが、
私の記憶にあるのは、たとえば

グー : 「 握る 」 または 「 ウンコ 」( 形状が似ているから )

チョキ : 「 チンポ 」または「 匂い 」( 「 におい 」の「 に 」は「 2 」=チョキ )

パー : 「 パンツ 」

などで、これに基本的パターンや、更なるバリエーションが加わってアレンジされ、
エロチック、且つシュールな掛け声が飛び交います。

「 ウ ン コ 、 ウ ン コ 、 破 裂 ! 」
「 チ ン ポ 、 チ ン ポ 、 握 る ! 」
「 ウ ン コ 、 ウ ン コ 、 ち び る ! 」
「 パ ン ツ に 、 ウ ン コ の 、 に お い ! 」……
しかし、このような掛け声を当時の先生方が、指をくわえて聞いていたわけでは
ございません。まもなく「 軍艦ジャンケン禁止令 」なるものが発布され、
私たちは、 おクチにチャック ¥態となってしまいました。

それ以後、軍艦ジャンケンをすることは殆ど無くなり、いつしか私の記憶から
消えていったのですが、たまたま見かけた親子の微笑ましい姿を見て、
思い出した次第。何やら、年寄りじみた昔語りをしてしまいました。
申し訳ございません。とは言え、こういったレトロな遊び、今一度、
職場や家庭で復活させては如何でしょうか。世代間コミュニケーションの
一助になると思うのですが……










チンポ、チンポ、破裂!
94名無しさん@お腹いっぱい。:04/09/23 20:50:49
チェス チェス ハワイ
95名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/07 12:49:22
ハワイ、ハワイ、軍艦
96ものの例え:04/10/08 17:32:05



私が以前に勤めていた会社では、朝礼が日課となっておりました。
始業時刻の15分前、部長や課長、係長など上役連中が、毎日交代で
時事問題や仕事上の心得などをからめた簡単なスピーチをした後、
業務連絡をおこない、今日も一日がんばりましょうということで仕事が
始まるのでございます。

このスピーチですが、話し手によって内容も長さも様々で、わずか1分足らずで
終わる人も居れば、始業時刻にまで食い込んでしまうほど話が長引く方も
いらっしゃいました。貿易問題や政治情勢などを語る主任が居たかと思うと、
ギャンブルや女性にまつわる失敗談を話される部長さんもおられました。
まぁ、それぞれ個性豊かな話し手たちが、その会社には居たわけですが、
そんな話し手の中に、典型的なインテリの課長さんがいらっしゃいました。

この人、金箔でも塗ってあろうかと思われるような御立派な学歴の持ち主で、
話の内容もハイレベルで難解なものが多かったと記憶しております。で、この
課長さんがある日の朝礼の時、「 アキレスは亀に追い着けない 」という、
古代ギリシアの哲学者、ゼノンが考え出したパラドックスを引き合いに出して
話をされました。私も今もって、このパラドックスがよく分からないのですが、
件の課長さん、「 出来そうで出来ない 」という事を、このパラドックスに例えて
話をしたのでございます。しかしこれは概ね、聞いていた社員たちからは
不評でございました。「 あのスピーチは、さっぱり意味がわからなかった 」と
ぼやいている声を、私は後ほど、社内のそこかしこで耳にしたのです。

どれほど有意義な話でも、小難しい例え話は如何なものかと存じます。
「 出来そうで出来ない 」という事を例えるなら、他に言いようも有りましょうに。
アキレスが俊足の持ち主であって、曲芸師やヨガの行者でない事ぐらいは、
大方の社員も承知していたでしょう。「 アキレスは亀頭をしゃぶれない 」と
おっしゃれば、即座に合点がいったのではないかと存じます。
97名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/09 12:12:35
朝礼の時間は勤務時間に換算されないのが癪ですね。
98癒しの園 @:04/10/12 12:52:29



私もどうやら老いぼれてしまったようでございます。
若い頃、爺臭い趣味だと思っていた寺社参拝が、
近頃では妙に馴染みのあるものになってしまいました。
休日にちょっと遊びに行こうかという時、特に予定が無ければ、
神社仏閣へお参りに出かける、今日この頃でございます。

といっても、神仏へ祈りを捧げ、国宝や文化財を見学して、
信仰・教養を深めるといった高尚な意図があるわけではなく、
寺や神社の物静かな雰囲気に浸って癒されたいというのが、
本音でございます。つい一ヶ月ほど前にも、観光名所として有名な、
奈良のとある寺へ参ったのでございますが、いかに観光名所とは言え、
本来、宗教的施設としての役割を持つ厳粛な場所。
俗世の垢を洗い落としにやってくるというのも、良うございますが、
目当てがそればかりというのは、本末転倒というべきものでございましょう。

そして、そういった不純な動機で神聖な場所を訪れると、
思わぬ邪念が湧いてくるものでございます。その寺の荘厳な寺院建築と
力強い仏像彫刻を一通り見終わった私は、境内にある池の辺に立ち、
ぼんやりと水面を眺めておりました。するとまもなく、餌でも恵んでくれる
と思ったのか、池の鯉が ウヨウヨ と寄って参りました。
99癒しの園 A:04/10/12 12:53:19



よほど腹が空いているのか、池の鯉たち、水面から口を突き出し、
何か食わせろとばかりに、パクパク と口を開け閉めいたしております。
その様子、よく見ると、口元が ニュウ と伸び、ヌメヌメ とした口内の桃色の肉が
剥き出しとなって見えたかと思うと、伸びた口が元に戻る。そして
再び ニュウ と伸びて、ヌメヌメ とした桃色の肉が見え、また元に戻る……
そんな事の繰り返しでございます。

何やら、えも言われずエロチックで、不埒な妄想が黒雲のごとく立ち昇り、
うまく飼い馴らせば大人のオモチャの極上品として使えるのではないかと
思わず食指が動かされました。されど、つらつら考えるに、やはり相手は
畜生の類。いかな突発事態が起こるやもしれません。
股間から鯉をぶら下げたまま、病院に駆け込むようになっては一大事と、
邪念に終止符を打ちました。

おごそかなるべき場所において、なんというはしたないことを……
癒しを求めて、卑しい気分になった私でございます。
100名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/13 00:41:44
鯉の値段も高そうですから、自宅に持ち帰りたくなりますよね。
101謝恩 age:04/10/17 07:26:46



当スレの 1 でございます。日頃このスレを御愛顧いただいている皆様、
まことにありがとうございます。お蔭様をもちまして、レスの数、
100に至ることと相成りました。厚く御礼申し上げます。引き続き、
更なるレスの伸びを期待しておりますゆえ、age ・ sage 関係なく
奮ってカキコいただくよう、お願い申し上げます。とりあえず、お礼まで。



スレ立て人敬白
102名無しさん@お腹いっぱい:04/10/19 11:57:37
このスレのひそかなファンです。
エッセイのあとの一行コメントもまた良くて・・笑
103懐メロ:04/10/20 12:34:10



一昔前、昼メロには「暗い」というイメージが付き物でした。
ドラマの内容それ自体は勿論、見る側・作る側に、どこか
後ろめたいような意識があったため、そういったイメージが
定着してしまったのではないかと思うのですが、どうも最近は
様子が違うようでございます。昼メロではなく昼ドラと呼ばれ、
ゴールデンタイムにその総集編がオンエアされるような、
一種のトレンディ・ドラマとして扱われているとのこと。

日陰者扱いをされていたものが、一躍脚光を浴びるというのは
めでたい事ではございますが、私などは、H色が以前と比べて
薄れてしまったのではないか、昼のオカズにならないかもしれないと、
勝手な心配をいたしております。思えば厨房や工房の頃、
授業が早く終わる日、中間・期末テストの日、親に隠れて
コソーリ と見ていたあの頃は、よろしゅうございました。
「島」で全裸を披露した北川めぐみ。息子と裸で抱き合う母親役を
熱演した馬渕晴子。「シンデレラの海」で、鞭打たれ、ヌード写真を
撮られていた佐藤友美。そして「犯される」の服部妙子……

昼メロか……何もかもみな懐かしい……
104名無しさん@お腹いっぱい。:04/10/20 12:45:11
夕張メロンはおいしい。
105コンサートの夜:04/10/20 15:21:56
夫婦でコンサートへ出かけた帰り、車中でこんな会話を交わした。

「ホール&オ−ツは歌声もルックスも昔のままね、驚いたわ」
「彼らは夢を売るのが仕事だからね、老けちゃいけないのかもな」

美容整形が一般人にまで浸透しつつある昨今、昔の芸能人達が
タイムスリップしたかのような容姿で舞台に立つのは当たり前
といえば当たり前なのだが、
キラキラと輝く舞台で若き日の姿そのままで歌うホール&オ−ツと
客席で影絵のようにクネクネと揺れ踊るファンの中年体型を見比べながら、
映画“バックトゥザフューチャー”の世界に紛れ込んだような錯覚に陥った。

ふと、夫に「ねぇ、私達、10代の頃はお互いの存在を知らないからデートして
コンサートに行く事もなかったけれど、あの時代の芸能人が若いままなら
40代でコンサートに出かけても10代の気分が味わえるわよね」
「はは、そうか。そういえば俺、若い頃は金も車も無かった…」

夫は続けて言った、若い頃は中年なんてつまらないもんだと思っていたが
実際に中年になってみると生活も安定し欲しい物はある程度手に入るようになった。
まあ、長引く不況で多少の不安はあるが…
これからの若者が安定した生活を手に入れるのはさらに容易ではないないだろう。
思えば、自分が若い頃につまらなそうだと思い込んでいた中年も若者を
(生意気な若造よ、これからが大変だぞ。頑張れよ)と生暖かい気持ちで
眺めていたのかも知れないと・・・

皺と白髪の増えた夫の横顔がヘットライトに照らされ浮かんで消えた。
106遠きにありて:04/10/20 23:37:22



こんな遠くまで、また来てしまった……

工房の頃に読んだ小説に出て来る歌詞でございます。
超小型核兵器の行方を追う主人公が、公安の情報提供者と会うために訪れた酒場で、
偶然聞いた女性歌手の歌でした。もう30年近く前に読んだ小説で、ストーリーも
ボンヤリとしか覚えていないのですが、なぜかこの歌詞だけが、
最近とみに思い出されるようになりました。

過去の過ちを悔やんでも詮無いこと、今ある自分を呪っても虚しいだけ。
されどときおり、ふとしたはずみで、止め処の無い嗚咽のごとく、
胸を突き上げるものが湧いて出ることがございます。果たしてこれは、
若さの断末魔でございましょうか。それとも……身も心も朽ちていく、
老いらくの始まりでございましょうか。

股間を突き上げるものは四六時中、感じる私なのですが……
思えば遠くへ来たもんだ〜
ここでのエッセイ、>>89が良いです。
気に入ってます。ふふ。
109「 間 」で イク 89 の男:04/10/22 12:45:01

>108
もしやあなたは……◆島晶子さんでございましょうか?

ウイークデイの朝、いつも御苦労様ですと、ヒ■ T に
よろしくお伝えくださいまし……
110ふふ:04/10/24 16:24:51
わたくし、実はひそかなふんどしフェチでありまして。。笑
この40板にあるふんどしのスレなんかも
時々見させて頂いているのでございますが。ふふ

ふんどしフェチと言ってもふんどしを実際に購入して恍惚にヒタルとか、
誰かから手に入れて匂いを嗅いだりだとか、
そーいうことではないのでございます。
ただヒマな時にネットなどで検索しまして、
「ほぉ〜」とか「おほっ」とか「およよよ」
なーんて思ったりしてるだけなんでございます。

で、こないだとある褌専門店のサイトを見つけまして、
小躍りしそうに喜んだのでございます。
ありましたありました画像が!しかもその部分アップで!!
しかもふんどしにも色々と種類と名前があることを知りましたのでございます。
「もっこふんどし」なんていかにもじゃぁないですか! ふふ

で、で、よぉーく、よぉーーーく眺めて気付きましたんでございますが、
ありゃりゃ?これは、ひょっとしてひょっとして・・・・マネキン???
ではないかと。。

そーだよねぇー、ふんどし専門のモデルなんていないよねぇーーーー、
なんて独り言いいながらちょっとさみしくなったりもしたのでございました。

今日もまた、ちょっとヒマなものでございますから、
ひそかにお気に入りのふんどし画像を求め、
ネットをさ迷うわたくしなのでございます。ふふ
111感性:04/10/26 12:32:28



>110

褌に対する ふふ 様の情熱、月並みな感性しか持たない私ごときにも、
何となく理解できるような気がいたします。見えざるものに思いを馳せ、
隠す事によって重みを増す……かような日本人独特の感性が、
ふふ 様の情熱のバックボーンとなっているのではないかと、失礼ながら私、
勝手に推測しておる次第でございます。

もっとも、ふふ 様の感性と似たものを持つお人は、結構いらっしゃるようですし、
そういった趣味は、年齢性別に関係無く、生じてくるようでございます。
工房の頃、私の同級生は、全裸の女性よりもビキニの女性に萌える男でした。
その男の自宅へ私が遊びに行った時、彼は自分の部屋の机の引出しから、
細長いピンナップ写真を取り出しました。そこには、アイドル歌手と思しき少女の
ビキニ姿が写っていたのですが、彼は、まるで猟師が撃ち落した獲物を掴むように、
その写真を私に向かって高々とかざし、「 これ一枚で15発は逝ける 」と
誇らしげに豪語したのであります。そして「 裸ばかりが裸じゃない 」と、
何やら哲学的な言葉で私を諭しました。その時の彼の自信に満ちた口調と
色鮮やかな赤いビキニ、今も脳裏に焼き付いております。

なお、蛇足ではございますが、褌のモデルがマネキンだったというのは、
まことに残念でございますな。モデル業界において、「 手タレ 」「 足タレ 」と称する
所謂「パーツ・モデル」なる職業が存在する昨今、PR効果を上げるために
「 チンタレ 」または「 万タレ 」を使うのが、時代の趨勢というもの。
厳しい不況からマネキンを使って経費節減を図ったと存じますが、
なんとも寂しい限りでございます……
112渇望の情熱:04/10/27 01:56:08
>>111

ふふ でございます。。

日本人独特の感性・・・でございますか。
111さまにご指摘され、初めて気づきました次第でございます。
見えざるものとなり、隠されることによってもたらせられる
渇望の情熱と申しましょうか、
たしかにわたくしのふんどしに対する想いはそのようでございます。

現物が目の前に現われてはいけないのであります。
さらしという薄っぺらい布切れではございますが、
簡単に引き剥がせてしまえそうなものでございますが、
決してそれを引き剥がすことをしてはならず、
それは覆われていなくてはいけない・・・のでございます。 ふふ

で、それはこちらへと意識を向けてはいけないものでもございます。
凛とし清らかなるものでなくてはならず、そのためには、
それを眺めるこちら側の穢れた感情が見えてはいけないのでございます。

欲望とはおそろしきものでございまして、
清らかなるものを一瞬にして奪い、
穢れたものに変えてしまうのでございます。

引き剥がしたいという欲望と、
でもそれをしてはいけない=穢してはいけないという
これまたストイックな欲望・・・。

そんな欲望と欲望の鬩(せめ)ぎあいがもたらす渇望の情熱。
まことにふんどしとは罪つくりで素敵なものでございます。。。


今宵もまた、そんな倒錯したこころを抱え、
渇望の情熱を燃やすべく、
ネットをさ迷うのでございます。。。 ふふ
113ふふ
:追伸:

「チンタレ」とはまた・・・

わたくしといたしましてはネットで見ることに意義を感じておりますゆえ、
しろうとさまの画像もよろしくて・・・なーんて思っております。

ただし条件がございまして、
@見る側への意識を感じさせないこと(ま、パーツにこだわって頂ければよろしいかと)
A汚くないこと(お肉がたるんでたり毛が目立ったりするのはちょっと・・・)
B細かく言えばキリがないのでやめときましょう。 ふふ