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IQ5 ◆IyVgwuK56Q :
┻ 〃木 過去ログ倉庫漁ったら「木人28号ネタ」あったでごんす。
( ´ ー´)ノ 『こんなゼペット爺さんはいやだ』だったでごんす。
く(___) ☆ こんなネタ40・50代でしか判らんでごんす。
〈|茶|〉 /
⌒ ''''''''''' ⌒
第二次大戦中、突然ゼペット爺さんに軍の命令がくだった、彼の仕事はピノチオを作ることだった。
そのころ戦争は日本軍が不利になり始めた頃で、起死回生を狙う陸軍の最後の賭けだった。
物資のとぼしい日本にとって木で出来た兵隊の製造は、唯一残された手段だったのかもしれない。
ゼペットは必死でピノチオを作った。1号、2号、3号と、ついに27号までピノチオは出来上がった。
だが、これらのピノチオは頭が悪かったり、性格が悪かったりし、
太平洋の激しい戦闘に耐えられる物ではなかった。
そしてついに今までのピノチオの良い所を集めて設計したピノチオの製作が始まった。
約五ヶ月後ついに28番目のピノチオが完成した。ゼペットはそれを木人28号と名付けた。
しかし、戦争は終わった。涙の中でゼペットは玉音放送を聞いた。
ゼペットは思った、平和が来る。もし、この木人を世に出せば又戦争が始まる。
そしてその戦争は悲惨な戦いになるだろうと。
木人は一度も戦場に出る間も無く、山梨の山中に密かに封印された。
その封印をあのネズミ男が解くのはそれから30年後の事だった...