527 :
気違いの息子:
それからの私は級友としゃべることが出来なくなってしまいました。
級友の顔を見ると(こいつはすべて知っている・・・) こちらのほうを見ている
級友と目が合うと(俺が気違いの息子だと思って笑っていやがる・・・)などと
悪いことばかり考えてしまいました。
登校拒否にならなかったのが不思議なくらいですが、当時は学校に行かない
なんていうのは選択肢にはなかったですからねぇ・・・
絶頂から奈落の底に突き落とされた私が、グレてしまうのにそう時間はかかりません
でした。
誰も私が何故豹変してしまったか、判らなかったでしょう。(判る訳ないか・・・)
盗んだ単車で校庭を爆音立てて駆け回り、廊下でシンナーを吸いながらすわりこむ。
朝鮮人系の暴走族にも入って夜な夜な走り廻ったりもしました。
女を知ったのもこの族の集会で。(当然無理やりの輪姦でしたけど・・・)
先生方が何度も私に色々お話をしてくれましたが、私がこうなった理由が
わからないのでオロオロしている先生を見るのが可笑しかったし、腹が立った。
(こいつらも優しい振りして影では、気違いの息子が本性を表した
とか思ってやがる・・・)
私がこうなった原因を作ってくれた女の子もちょっとグレた娘だったので、私が不良
の仲間入りをしたおかげで、お近づきになれました。
ある日の放課後、学校の裏の原っぱに呼び出して思いっきり強姦してやりましたよ。
顔を滅茶苦茶にひっぱたいて傷だらけにしてやりました。
あそこから血が出ていたので多分初めてだったのでしょう。 何故か復讐を遂げた
気分になって清々としました。
(色々悪いことをしたのは反省しておりますが、このことだけは、今でも正しい
ことをしたのだと思っております。世間の常識から外れているのは重々承知して
おりますが・・・)
ひどい話ですが つ づ く