子供の頃、家が貧乏でトラウマとなった人

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257大人の名無しさん
子供のころ、スーパーカー消しゴムが流行った。
一個20円、駄菓子屋だったら十個100円、それでも俺は買えなかったので
通学路の途中で拾った、たった一個のポルシェを大事にしていた。

当時、それを飛ばすためのボールペンも自前がルールだったため
たまにしか参加させてもらえなかった俺は、ある日魔が差して、
何本も持っていた同級生のそれを一本盗んだ。
しかしすぐに母親に見つかり、こっぴどく叱られ、
母は担任にそのボールペンを渡して、相談した。
担任は何度も頷いて「私に一任して下さい」と言ったという

翌朝の学級会で担任は言った。
「この中で、昨日○○のボールペンを盗んだ人間がいます。
しかし彼は、それを正直に先生に言ってくれました。先生は●●(俺のこと)を立派だと思います!」

俺は全身の血液が逆流した。

そのあと担任は自分に陶酔しきって
延々と正直さと友情について、感涙しながら語っていたが
その日から俺が、みんなから無視され続けたのは言うまでもない