あんたにジャストミートした本は?

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1大人の名無しさん
映画版スレがあるので、本スレを立ててみました。
こちらも参考までに。
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi?bbs=middle&key=983537224

ちなみに、アタシは
『アルジャーノンに花束を』
『ライ麦畑でつかまえて』
2(・∀・):2001/07/20(金) 15:06
夢枕獏「餓狼伝」

小説で格闘技を本格的に描く、という難しい命題に(おそらく)日本で初めて挑戦して、
そして見事に成功している秀作。まだ連載中。
3大人の名無しさん:2001/07/20(金) 15:14
「24人のビリー・ミリガン」(上下巻)
「ビリー・ミリガンと23の棺」
  ……実在するビリー・ミリガンの物語
一気に読めた、犯罪者であると同時に哀れな被害者の物語…
時々 嗚咽しながら読んだ

治療中などにかなりの量、ビデオ録画されているハズの
ビリーの姿、NHKか何かで何時の日か見せて欲しい…
4大人の名無しさん:2001/07/20(金) 15:23
>>1
アルジャーノン・・・は漏れも泣きました。
少年時代、映画監督になって坂本龍一が主人公でレヴェル42が音楽と
いう映画を作りたいなんて夢を見たことがあります。

でも、坂本「教授」では、やはり音楽も任さないと・・・ですよね。
5大人の名無しさん:2001/07/20(金) 15:24
『アルジャーノンに花束を』ダニエルキースだっけ
中学時代・高校時代・社会人(大学時代は読んでない
それぞれ感じ方が変わったが
心の乾きを促進させるのは変わってなかった
いろいろな区切りごとで心に残った本を読み返しています。
そうすると感覚・完成の変化が気づけてよいと思います。

個人的には「銀河鉄道の夜」「春と修羅」
PFドラッカー「マネージメント」「プロフェッショナルの条件」
6大人の名無しさん:2001/07/20(金) 15:27
鮎川哲也「りら荘事件」

古き良き時代の探偵小説っぽい雰囲気がよい。
トリックも、小技がてんこ盛りされていて、読んでいて飽きない。
最近の若いミステリ作家と違い、人物描写もきちんとされている。
再読、三読に耐えうるミステリ。
7大人の名無しさん:2001/07/20(金) 15:28
サラリーマン金太郎
8大人の名無しさん:2001/07/20(金) 15:32
『階級(クラス)−平等社会アメリカのタブー』
ポール・ファッセル著、板坂元訳

ド・トックヴィルやヴェブレンなどを引き合いに出し、社会学的見地
から中流以下の階級の惨めさを看破した、イヤらしいけど面白い本です。
9大人の名無しさん:2001/07/20(金) 16:27
「ものぐさ精神分析」岸田秀
目からウロコ…。とにかくものの見方が変わった。
10大人でもアソコは子供の名無しさん:2001/07/20(金) 16:30
沢木耕太郎「一瞬の夏」
11:2001/07/20(金) 16:34
>>4 アルジャーノンは、映画になりましたよね

ところで、スレ違いで御免なさい!
どなたか、動くビリー・ミリガンを見た方、いませんか?
本人が以前にNHKのインタビューを受けた経験があると判りました
あれを読んでから、ビリーのVを見たくて仕方ないのですが…

因みに今現在のビリーは、また新しい人格を内に秘め身内も居所を知らず
行方不明だそうですね
‘パスポートを持っている’ので、NHKインタビューの時好印象だった
日本に来ている可能性もあるらしいです
(↑日本に来ているかも、というのは宇多田との対談時に、著者キースが
言ってました)きっと今の本人は、整形等施して別の顔で生きているから
判別できないでしょうけれど…
12大人の名無しさん:2001/07/20(金) 17:25
>因みに今現在のビリーは、また新しい人格を内に秘め
>身内も居所を知らず行方不明だそうですね
↑日本に来てる可能性?って・・・コレ本気で恐い事では?
13大人の名無しさん:2001/07/20(金) 18:00
ねじ式。
14大人の名無しさん:2001/07/20(金) 18:48
「ツシマ」N・プリボイ
日本海海戦をロシア側から捉えた大作。
司馬遼の「坂の上の雲」と合わせてどうぞ。
15大人の名無しさん:2001/07/20(金) 21:37
「永遠の仔」
16大人の名無しさん:2001/07/20(金) 21:42
>>15
いいトコ突くね〜。俺も一票。
17大人の名無しさん:2001/07/20(金) 21:49
ベタですまんが、吉川英治「三国志」全八巻。

高校時代から、もう10回以上、通読してるよ。
読むたびに新しい発見と感動がある。
死んだハズの武将が後ろの方でまたひょっこり出てきたりというのは、ご愛敬。
18草むしり:2001/07/20(金) 22:38
「センス・オブ・ワンダー」レイチェル・カーソン。
「沈黙の春」の著者の最後の作品です。
自然に触れて、あー不思議だなーと思える感性
(センス・オブ・ワンダー)の大切さを、
わかりやすく、短く、詩的に、まとめてある一冊。
子育て中の人、これから子育てする人にはぜひ読んでほしいなぁ。
19てもちぶたさん:2001/07/21(土) 01:56
色々あるけど、まず一つ。
大槻ケンヂ「グミ・チョコレート・パイン」
美甘子は私だ! ・・・とか思った若かりし頃。
20大人の名無しさん:2001/07/21(土) 02:57
有栖川有栖「双頭の悪魔」

有栖川ミステリの最高傑作。江神シリーズ、もっと書いてくれ。 > 有栖川
21大人の名無しさん:2001/07/21(土) 03:03
夢見通りの人々・・宮本輝は30代には良いよ〜
22大人の名無しさん:2001/07/21(土) 03:07
小室直樹『新戦争論』

約20年前、サヨ教育の洗脳を解くきっかけとなってくれた本。
その後この作者自身もかなりの電波であることが分かったが。
23大人の名無しさん:2001/07/21(土) 03:08
異邦人・・カミュ この時期になるとまた読みたくなるなぁ・・
24大人の名無しさん:2001/07/21(土) 03:11
>>23
人殺すなよ。
25無頼派:2001/07/21(土) 04:18
坂口安吾『桜の森の満開の下』『暗い青春』
そしてもちろん『堕落論』
安吾は高校から大学時代にかけてむさぼるように読んだなぁ。
26てもちぶたさん:2001/07/21(土) 08:36
倉橋由美子「聖少女」
ヒリヒリした青春。30年以上前の物語とは思えない。 
27気合いっす:2001/07/21(土) 11:17
大崎善生「将棋の子」
将棋の奨励会から脱落していった人の人生が描かれている。
泣ける!まじで泣けてしまいます。
28大人の名無しさん:2001/07/21(土) 12:02
「タイガーと呼ばれた子」トリイ・ヘイデン著
被虐待児の傷の深さに愕然とし打ちのめされると同時に
セラピストの粘り強い関わりによって
たくましく生きて行く姿に心打たれます
‘永遠の仔’同様、知っておくべき世界だと思えました
これをきっかけにトリイ・ヘイデンをむさぼるように読破しました
29大人の名無しさん:2001/07/21(土) 12:12
矢沢永吉「成り上がり」
30大人の名無しさん:2001/07/21(土) 12:15
国際ジャーナリスト・落合信彦著「男たちのバラード」。

アメリカ留学時代は175回の喧嘩をやり全戦全勝。
元・全米ランキングボクサーさえも失神させるほどの実力。
今は亡きブルース・リーは僅か2秒でKO。

大学卒業後はオイル界に転じ、世界をまたにビジネス戦争をくぐりぬけた。
その破天荒で壮大な人生は、若者に深い感動と勇気を与えるだろう。
31えなりかずあきの母ですが・・・:2001/07/21(土) 13:13
>>30
落合信彦ぉ〜(プ
サンキュー30過ぎてもまだあれが電波・ネタだって理解できない人がいることが
わかって有意義な三連休だよ。
32某固定ハンドル:2001/07/21(土) 13:24
>>1
>『アルジャーノンに花束を』
>>4
>でも、坂本「教授」では、やはり音楽も任さないと・・・ですよね。

↑激しく同意
ちなみに、、、
難波ヒロユキのアルバム「センサー・オブ・ワンダー」に
『アルジャーノンに花束を』が収録されてます。
こちらも良いですよ。

ついでに、同アルバムの収録曲で、
タイムパラドックスものの秀作『夏への扉』にも一票!
(↑ロリコンものの秀作ともいう(おぃ))
こちらの曲は山下達郎ですが、、、
小説の原作は、ロバート・A・ハインラインです。
33名無しさん:2001/07/21(土) 13:27
太宰治 人間失格
34大人の名無しさん:2001/07/21(土) 13:33
赤井英和 人間・失格
35大人の名無しさん:2001/07/21(土) 14:40
>>31
馬鹿はオマエだよ。
俺は20代だ。カスが!
36大人の名無しさん:2001/07/21(土) 14:42
>有意義な三連休だよ。
落合のカキコを読んで有意義とはおめでたい野郎だな(ww
37大人の名無しさん:2001/07/21(土) 14:56
マターリと逝こうぜ、マターリと。

漏れは「華麗なるギャツビー」かな。
38大人の名無しさん:2001/07/21(土) 18:36
>>37
太陽がいっぱいの原作でしたっけ?

わたしはいとうせいこうサンの「解体屋外伝」。
ほとばしる才能、ってヤツを感じました。
あと、山手樹一郎さんの時代物は全て良い。
特に「お紺からす堂」。マターリできますよ。
39大人の名無しさん:2001/07/21(土) 20:31
>>35-36は
30代になって吐いた言葉と支持する本に赤面するのに300モナー

それすら理解できないDQNであることに1000ギル(w
40大人の名無しさん:2001/07/21(土) 21:31
>>39
もはや読解不能。だれかこの電波語を通訳してくれ。
41大人の名無しさん:2001/07/21(土) 21:55
村上龍
「限りなく透明に近いブルー」
高校時代に呼んで、進学/上京後に真っ先に福生に逝った
思い出がある。
龍はこの一冊で充分。
42大人の名無しさん:2001/07/21(土) 21:58
そもそも>>31のように、人の趣味にイチャモンつけるのが失礼な行い。
何にジャストミートしようが人それぞれ。たとえドキュソ本でも、読み方
ひとつで役に立つもの。
しかし、>>35は20代らしいので、この板に参加するのが疑問。
43大人の名無しさん:2001/07/21(土) 22:10
>>39は人の趣味に土足で入り込み価値観を押し付けるので
二度とこないでほしい。
>>35さん30歳超えてからお越しください。


駄レスですまんが>>39の言いたいことが理解できる私も
逝って良しなのだろうか・・・

ちなみに私は「戦争論」と「孫子」
44大人の名無しさん:2001/07/21(土) 22:19
>>39
少なくとも日本語力は三十代では無いな。
4543:2001/07/21(土) 22:31
はいはい>>35さん粘着しなくて良いんだって。
ある程度の知識・見識を持ってる人にとっては勝負はあったんだから。
なんだったら私があなたの趣味のドキュソぶりを論破してあげようか。
(もちろんこのスレッドの趣旨から逸脱するから止めときますが。
それ以前に「戦争論」と「孫子」をとりあえず読んでごらん
より高い見地から物事が見れるから。
そういって自分も趣味を押し付けてますね。
46大人の名無しさん:2001/07/21(土) 22:34
トマス・ピンチョン「重力の虹」・・・とか書いてみたりなんかする。

ははははは、もちろん読んでませんて。
47大人の名無しさん:2001/07/21(土) 22:37
おいおいマターリマターリしようぜ
粘着厨房は放置でいいって
厨房論破しても大人げないだけ。
48大人の名無しさん:2001/07/21(土) 22:38
村上春樹 アンダーグラウンド

もう地下鉄サリン事件を忘れてしまった人たちにはぜひ読んで欲しい。
まだまだPTSDに苦しむ人たちがたくさんいます。
49大人の名無しさん:2001/07/21(土) 22:39
>>43
「戦争論」って誰の?
50孫子引き合いに出したらクラウゼヴィッツに決まってるだろ(w:2001/07/21(土) 22:46
小林よしのり
51大人の名無しさん:2001/07/21(土) 23:17
>>45
「ある程度の知識・見識を持ってる人」から見ると、あんたも>>35も同レベルだよ。
理由は以下の通り。

○自分で否定したはずの「趣味の押しつけ」をしている(自分でツッコめば許されるわけでもあるまい)
○本を読む人間にしては日本語がメチャクチャ
 ・「論破」の使い方がおかしい
 ・ら抜き言葉を恥ずかしげもなく使っている
 ・必要な位置に句点が無い
 ・閉じ括弧が無い

もう少し大人になれよ。
45です
>○自分で否定したはずの「趣味の押しつけ」をしている(自分でツッコめば許されるわけでもあるまい)
おっしゃられるとおりです、何の反論もございません。
枝葉に対する反論はございますが総論では>>51様の言われることが
正しと思いますのでここは陳謝いたします。
53大人の名無しさん:2001/07/21(土) 23:47
島田荘司「占星術殺人事件」

後頭部を鈍器でぶったたかれたような衝撃を受けたミステリ。
その後に多数世に出てきた新本格派の作家たちに影響を与えた
(と思われる)島田のデビュー作。
もしこれから読む人がいたら、くれぐれも最後の方のページを
パラパラめくってみたりしないでね。トリック解明に重要な
図面が描かれてるから。一部の出版社は、この部分を袋とじにしてたけど。
54てもちぶたさん:2001/07/21(土) 23:56
稲垣足穂「一千一秒物語」
大正時代に書かれたことが奇跡のよう。
寝る前に1話ずつ読むと、不思議な夢が見られます(笑
著者をひとことで言うと・・・んー、いろんな意味で「hip」な人、ですね。
55大人の名無しさん:2001/07/22(日) 00:02
春樹「羊をめぐる冒険」もヨカタですね。

北海道の小さな町まで羊を追っていく主人公。
羊男の登場のシーンとか背筋カキーンでしたね。
春樹って短い言葉で「・・・した。」とかいきなりその章終わって次の章へ。
うまいんだよな〜。読み手のこと考えてます。
それと擬音(音のセンス)が面白いと思います。

ックルーズシャャャャャタル・ッッッッックルーズムムムス、とそれは聞こえる。
カールスパムク・ダブ・カールスパムク・ダブック・カールスパムク・クブ、とそれは聞こえる。
(TVピープル)

こんなん考えてる彼の姿を想像すると、どう考えても狂気・ダーク。
そのくせ写真で見る表情はいつも穏やか。
そのへんのギャップがいいです。
長くなりまして失礼。
56大人の名無しさん:2001/07/22(日) 01:05
司馬遼太郎の「坂の上の雲」
日露戦争における秋山兄弟などの活躍を描いた名作。
これを読むと、乃木ぎらいになる人が多いかも。
57大人の名無しさん:2001/07/22(日) 09:17
柳田邦男「マッハの恐怖」
航空機事故のノンフィクション物
臨場感にあふれ、人間ドラマもおりまぜてある。
この本を読んでから、物事を捕らえる視点が変わった。
58大人の名無しさん:2001/07/22(日) 17:53
「お世話になったAV女優」よりあがらんのがかなしいね、このすれ。

メジャーすぎるが、宮部みゆき。
女流はあまり好きじゃなかったけど、この人は別格。
どれ読んでもハズレなし。
この1冊なら・・・「火車」。
59大人の名無しさん:2001/07/22(日) 18:02
『太陽の西、国境の南』
主人公と同年代になって読むとまた良い。
60大人の名無しさん:2001/07/23(月) 02:16
>>58
オレもこの人を読むようになってから女流だとか
推理小説だとかあまり考えずに読めるようになった
↑この言い方が既に古いか?

かしゃもいいが「蒲生邸事件」もよい。
61大人の名無しさん:2001/07/23(月) 02:26
>>54
え?

>大正時代に書かれたことが奇跡のよう。

知りませんでした。
稲垣足穂の本を何冊か読みましたが
びっくりしました。
ついでに感想を。
稲垣足穂の「少年愛の美学」は面白かった。
いえ,私自身はホモではありません。
念のため。
62てもちぶたさん:2001/07/23(月) 08:59
>>61
私の持ってる「一千一秒物語」は「ちくま日本文学全集」に収録してる分ですが
巻末の年譜によると初版は大正12年(1923年)となってますね。
ちなみに私もホモぢゃないですが「RちゃんとSの話」好きです。
なんか可愛くって。
63大人の名無しさん:2001/07/23(月) 17:34
>>60
蒲生亭事件、買ってきてからほったらかしだ・・・
こんなことしてる暇有ったら読めよ>わし
64大人の名無しさん:2001/07/25(水) 20:45
検死官シリーズ。
最近のはちょっとあれだが。
65大人の名無しさん:2001/07/27(金) 23:17
「神々の山嶺」 夢枕獏

登山なんて知識も興味も全くない自分が、これほどのめり込めるとは思わなかった。
あの筆力は圧巻。
66大人の名無しさん:2001/07/27(金) 23:46
久世光彦の本が多い。
特に「怖い絵」昭和幻燈館」

小林秀雄にははまった。
考えるヒントとか本居さんとか難しい人だけど、
本は難しいけど、カセット読本「小林秀雄講演・文学の雑感」はいい。
もう亡くなって随分経つけど、落語家のようなしゃべりが楽しかった。
67大人の名無しさん:2001/07/27(金) 23:53
リチャード・バック「イリュージョン」
アラン・シリトー「漁船の絵」
村上春樹「最後の午後の芝生」
太宰治「トカトントン」
68大人の名無しさん:2001/08/01(水) 19:06
すぐさがるな、このスレ。
みんな本読まないのかな…。

とりあえず、倉知淳「星降り山荘の殺人」。
本格ファンの人は読みましょう。こんな騙され方があったのか、と驚くよ。
69大人の名無しさん:2001/08/01(水) 20:57
>>68
ホント、すぐ下がりますね。みんな本読む暇がないんですかね。

ってことで、小林信彦「オヨヨ大統領」シリーズに1票。
楽しめます。
70大人の名無しさん:2001/08/05(日) 21:02
本をもっと読もうぜ。
ということで、小野不由美の「屍鬼」。

関係ないけど、小野不由美が綾辻行人のヨメさんだって、こないだ初めて知ったよ。
71大人の名無しさん:2001/08/05(日) 21:14
「アルジャーノン」人気だけど、スタインベックの「二十日ねずみと人間」も
ぐっとくる。たぶん「アルジャーノン」はこの本にインスパイヤーされたのでは?
72大人の名無しさん:2001/08/05(日) 21:15
スタインベック大好き。でも、ヘミングウェイの方がもーっと好きです。
73大人の名無しさん:2001/08/05(日) 21:27
小林秀雄スキ!!
百年のヒント買ったけど、マダ読んでない。
74大人の名無しさん:2001/08/05(日) 21:36
ミヒャエル エンデ「モモ」。
高校生のときに先輩に紹介されて読んだが、良く判らなかったんですよ、
正直言って。社会に出てから読み直して、唸ってしまいました。

「羊をめぐる冒険」は、好きだなぁ。ああいう「シンプル」な人生。
75大人の名無しさん:2001/08/05(日) 21:45
「荒野のおおかみ」ヘルマン・ヘッセ

高校生以来、文庫本何回も買っちゃってる。
76大人の名無しさん:2001/08/05(日) 23:39
属国日本論
77てもちぶたさん:2001/08/05(日) 23:58
ジョン・ファロウズ 「コレクター」
誘拐者と誘拐された少女の対比がスリリングっす。
78さき:2001/08/06(月) 11:26
風と共に,去りぬ.映画も,5回見た。
79大人の名無しさん:2001/08/06(月) 12:01
>>23,26,75
高校生の時、狂ったように新潮や岩波の翻訳物、それに倉橋由美子、安部公房な
ど読み漁った。特に岩波の4分冊の「魔の山」はむさぼるように読んだなあ。
カミュは特に短編集の「転落と追放」が、カフカは「城」が好きだった。
80大人の名無しさん:2001/08/06(月) 18:40
貴志祐介「青の炎」は泣けるぞ。
倒叙推理小説であり、犯罪小説であり、青春小説であり、そして純文学でもある。
81てもちぶたさん:2001/08/07(火) 03:56
>>77
ジョン・ファウルズ
でした… あ゛あ゛あ゛鬱。
82大人の名無しさん:2001/08/07(火) 19:32
ねじ式
83大人の名無しさん:2001/08/08(水) 18:28
罪と罰
84大人の名無しさん:2001/08/08(水) 20:35
そろそろ盆休みなのでアゲときます。
なかなか参考になります。
85n:2001/08/08(水) 21:11
かもめのジョナソン
86名無し姐さん:2001/08/10(金) 00:17
遠藤周作「白い人・黄色い人」
同じく「海と毒薬」
レマルク「西部戦線異状なし」
筒井康隆「着想の技術」
87大人の名無しさん:2001/08/11(土) 19:58
なんでAVとかストロング金剛(!)とかが上がって
このスレ沈みっぱなしになるのかな。変な板。
88大人の名無しさん:2001/08/11(土) 20:22
そういうもんだよ、世の中って。
89大人の名無しさん:2001/08/11(土) 20:28
一方的に自己主張するのが2ちゃんだから(藁
オバさん同志の会話みたい
90大人の名無しさん:2001/08/11(土) 20:31
2ちゃんにおいても聞き上手でありたい
91大人の名無しさん:2001/08/11(土) 20:34
そういうスレ立ててみる?(W
92大人の名無しさん:2001/08/11(土) 20:38
「破壊裁判」高木彬光

ジャンルは何になるのかな・・・
法廷ミステリーですかね。
お約束のどんでん返しがすごいっすよ。
これを読んでから続けて藤村の「破壊」も読みました。
ミステリーはあまり読まないんですけど、
出会えて良かった一冊です。
93大人の名無しさん:2001/08/11(土) 21:01
「戦う猛獣の記録」小原秀雄

本書は筆者が小学生の時に図書館で見つけ、
あまりの面白さにわざわざ書店で買い求め、
何度も繰り返し読みふけった本である。

著者の小原秀雄氏は玉川学園の総長という
要職にありながら、専門の動物学の知識を活かし、
自身の体験と有識者およびアジアアフリカ地域の
住民への取材とを織り交ぜて、本書を非専門家にも
興味を持たせるよう一級品の読み物として仕上げた。

内容は、ライオン対ヒョウ、ジャガー対アナコンダ
といった主な動物の野生環境における対決を
綴ったものである。本書の優れた点は、
綿密な取材に基づく単なる野生動物の対決の描写に
とどまらず、地上最強の動物を人間であるとして、
その過度の狩猟活動による生態系の壊滅に対し、
強い警鐘を鳴らしている点である。

当時小学生であった筆者は、それぞれの対決シーンを
想像し、わくわくしながらページをめくったものである。
特に、1対1では常にトラの被食者であるスイギュウが、
群れを成してトラを殺してしまったという事例には、
思わず心の中で快哉を叫んだ記憶がある。
94大人の名無しさん :2001/08/11(土) 21:05
尾崎士郎「人生劇場」
日本大衆文学の頂点ってことで。
吉良常と飛車角、男だぜ。
どうだまいったか。
95大人の名無しさん:2001/08/11(土) 21:06
??筆者って… 93のこと??
96てぃむぽう:2001/08/12(日) 02:16
純文学はあまり読まなくなってしまった。
 レディ・ジョーカー,マークスの山/高村薫
 OUT/桐野夏生
 落日萌ゆ,男子の本懐/城山三郎
 井上成美/阿川弘之
 萌えよ剣,竜馬がゆく,坂の上の雲,etc/司馬遼太郎
あー、まだまだあって、まとまらない。スマソ
宮部は量産しすぎじゃない?
97大人の名無しさん:2001/08/12(日) 02:20
>>93さん失礼ですが「私」でイイのでは?
筆者が拙者みたいに響くんだケド…
98やだわ:2001/08/12(日) 11:01
29番だけって寂しくないですか、成り上がり?
9918才の芸能人:2001/08/12(日) 11:06
100名無し姐さん:2001/08/14(火) 18:07
以前参加したのですが追加いたします
岸田 秀「ものぐさ精神分析」
101大人の名無しさん:2001/08/15(水) 20:24
馳星周「漂流街」
ピカレスク小説の逸品
102大人の名無しさん:2001/08/15(水) 20:32
島田雅彦
「優しいサヨクのための嬉遊曲」

 ★顔が好きでファンに
103大人の名無しさん:2001/08/15(水) 20:57
誰も知らないか、軒上泊「ディセンバー13」
少年院教官だった主人公(筆者の実像とダブる)が、別れた元妻の依頼で、
神戸の街で事件の解決に動く。
主人公になりきりたくて、アーミージャケットに咥え煙草で、
南京街をよく歩いたりした。

20歳の頃、ハードボイルド小説に傾倒し、読み倒したが、一冊選ぶならこれ。
104大人の名無しさん:2001/08/15(水) 21:28
ケッチャム「隣の家の少女」

ブルーな日に読めば、もっとブルー入ること請け合い。
105大人の名無しさん:2001/08/15(水) 21:29
>>1

良い本はいろいろあるけど,人を元気づけるのに
一番よく使っているのは
「ご冗談でしょう,ファインマンさん」
106大人の名無しさん:2001/08/16(木) 04:57
みんな、それなりにマトモな本にジャストミートしてんのね・・・

悲しいかな、俺の場合「漫画 大快楽」と「エロトピア」なのよ。(;o;)
小学生の下校時に鉄工所の裏の空き地でジャストミートして、そんでまた、
ぴっちぴちのジーパン履いてたもんだからマトモに歩けん歩けん!
107俺の友だちが見たら一発で俺が誰だかバレるね:2001/08/16(木) 05:25
「レディ・ジョーカー」にもう一票。

あと、「ブライト・ライツ、ビッグ・シティ」って誰かいないの?
108大人の名無しさん:2001/08/16(木) 05:40
小林信彦のオヨヨ大統領シリーズ
消防のころ読んで大笑いした
109音無の名無しさん:2001/08/16(木) 06:20
リプレイ
ケン・グリムウッド

30代以上板にぴつたりの小説じゃないのかな。
110大人の名無しさん:2001/08/18(土) 07:39
マクリーン「女王陛下のユリシーズ号」

海洋冒険小説の秀作
111大人の名無しさん:2001/08/18(土) 08:37
逢坂剛「カディスの赤い星」

浪人してるときに読んだ本は、どれも懐かしい
112大人の名無しさん:2001/08/18(土) 08:43
意外と、折原みとだったりする
113てもちぶたさん:2001/08/18(土) 09:27
「たんぽぽのお酒」レイ・ブラッドベリ
再読中っす。ゆく夏をおしみつつ。
114大人の名無しさん:2001/08/18(土) 10:30
>>108
アレは、オトナが読んでも楽しめますね。
神野推理氏しりーずもおすすめ!
115大人の名無しさん:2001/08/18(土) 10:49
ゴールディング『蝿の王』
116大人の名無しさん:2001/08/18(土) 11:50
服部真澄の「龍の契り」を今読んでる。長編だが盆休み中には読み終えそう。
117大人の名無しさん:2001/08/18(土) 11:52
ゲーテの世界
118大人の名無しさん:2001/08/18(土) 12:11
トールキンの "The Load of the Rings"。
10代でハマり、今でも思い出したように書棚から取り出します。
過去にアニメ化でコケて続編が出なかったけれど、今度は実写版で
映画化挑戦とのこと。
自分なりのイメージがあるので、観に行くかどうか思案中です。
119大人の名無しさん:2001/08/18(土) 12:12
「ドンファンの教え」 カルロス・カスタネダ 著
120大人の名無しさん:2001/08/18(土) 12:13
ジェフリー・アーチャ−「ケインとアベル」
何十回もくりかえし読んでる。
121大人の名無しさん:2001/08/18(土) 12:16
宮本輝の「錦繍」
登場人物に悪人が登場しない良心的な小説。
手紙の対話形式になっているので手紙の書き方
の参考にもなりました。
122大人の名無しさん:2001/08/18(土) 12:26
蘇東坡、手にとってごらん。
「病中遊祖塔院」なんか、夏の暑さを一時忘れますよ。
123大人の名無しさん:2001/08/18(土) 12:47
ユリウス・カエサルの「ガリア戦記」。
塩野七生がベタ誉めしているから、読む気になった。
多方面の天才って、やっぱり存在するんだなあ。
124大人の名無しさん:2001/08/23(木) 18:52 ID:???
吉川三国志でしょ、やっぱ。

血湧き肉踊る興奮も、自分の生き方を貫く男達のもたらす深い感動も…
いろんなものを与えてくれる。
125大人の名無しさん:2001/08/23(木) 18:56 ID:sHF5qtpo
ステーブ・エリクソン
遅まきながらここ数年の個人的大ヒット。
しかし不評な最新作が怖くて読めない(苦笑
126大人の名無しさん:2001/08/23(木) 19:12 ID:???
30代の女性は渡辺淳一先生でしょう。
127大人の名無しさん:01/08/26 21:50 ID:bnEYht9I
みんないい本あげてるなぁ。
そんな中だとチト恥ずかしいが、あえてあげてしまおう。
日本一科学に弱いSF作家、新井素子の「いつか猫になる日まで」
悩みの淵にはまったとき、主人公の根拠レス(?)な前向きの姿が元気づけてくれる
ので、今でも時々読んでいます。
128てもちぶたさん:01/08/27 22:52 ID:3gSeEo7k
>>127
新井素子、大好きでした。
「ひとめあなたに…」から始まって、「扉を開けて」「星へ行く船」シリーズとか…
「いつか猫になる日まで」も、あのラストが好きで、なんだかよく分からない高揚感に
胸を熱くしていた中学時代でした。
最近、「おしまいの日」で久々の新井素子ワールドに接しました。
風味は昔のまま、それだけに怖いサイコなお話で、なかなかヨカタです。
129大人の名無しさん:01/08/27 23:58 ID:Clu6uOm6
坂井三郎「大空のサムライ」
勝つため、生きるための努力を絶えず怠らない。
不撓不屈の精神・・・


おいらには皆無だ・・・
130大人の名無しさん:01/08/28 06:13 ID:oWZdlnBs
「絶句…」をラジオドラマでやったとき、拓の声を男が当てていた。
ただのオカマホステスみたいになっていた。
設定は男だけど、あれは女にやらせるべきだろ。

吾妻ひでおの可愛いイラストなどを見ていただけに、よけいショックがでかかった。
131大人の名無しさん:01/08/28 06:17 ID:oWZdlnBs
今で言えば、「こち亀」のマリアの声を男がやるようなもの。
132大人の名無しさん:01/08/31 18:38 ID:Uk.YelZ2
「まるまる新井素子」&「わくわく谷山浩子」
133大人の名無しさん:01/08/31 18:48 ID:IYfQL24Y
貨物列車に飛び込み自殺した二十歳の立命館生
高野悦子の日記を本にした「二十歳の原点」。
新潮社よりロングセラー。
私も自殺現場の京都の踏み切りに、何度も行きました。
134大人の名無しさん:01/09/04 00:14 ID:K4.cQVrU
志水辰夫「裂けて海峡」娯楽本読んで初めて泣いた。
135103:01/09/04 04:33 ID:UcB/0uFQ
>>134
最後の締めくくりの、志水節とも呼べる鮮やかさがたまらないね。
「背いて故郷」読みました? ラストはこみ上げてくるものがある。
136大人の名無しさん:01/09/04 04:40 ID:on/D3mgg
「シミタツを読まずに死ねるか!」by内藤陳

「行きずりの街」なんかもよかったね。
137大人の名無しさん:01/09/04 06:11 ID:s4D/U8HE
船戸与一も忘れるな!
南米三部作なんか最高ですぜ。
138大人の名無しさん:01/09/04 17:50 ID:O0kkoKqg
「服部半蔵」戸部新十郎
有名な割によく知らない人だから、興味を持って読んでみた。
しょせん、著者の想像によるところが多いのだが、読みやすいし、
半蔵という人物にものすごく共感できた。

>>137
今読み直してみるとすごく青臭いのですが、十代の頃に
「猛き箱舟」を読んで泣きました。とくに、シャヒーナの
心臓を食うあたり。あれは、青春の一冊だったな。懐かしい。
船戸の前は、大薮だったな。藁
139大人の名無しさん:01/09/04 20:55 ID:4ZguIwOQ
クライムノベルなら、馳星周もなかなか。
「不夜城」シリーズもいいけど、「漂流街」のエロさと
「雪月夜」の人物設定も捨てがたい。
140大人の名無しさん:01/09/04 21:04 ID:ww.Jb3Ds
中場利一の「岸和田少年愚連隊」。文章へただけど最後まで一気読み。
141大人の名無しさん:01/09/04 23:39 ID:fospG9i.
これだけレスがついていて
筒井康隆を上げたのが1人だけというのは
正直なところ驚き。
リアル厨房の頃、おなーに猿のようによんだものだったが。

もしかすると「ジャストミート」という定義には適合せんのか?
142大人の名無しさん:01/09/05 05:54 ID:kRnSlvNQ
「敵」は?

「ミラーマンの時間」もあるが(藁
143大人の名無しさん:01/09/05 19:46 ID:zUpL382I
七瀬シリーズは好きだった。
144クジラのベーコン ◆5aoi8gEM :01/09/05 20:04 ID:N.HGJ2t6
声優のスレが盛り上がってますけど、、、

とりみき著
「やっぱりTV洋画は吹き替えに限る!」(ってな感じのタイトル)
を見つけた時、目からウロコでした。
書店で一気に立ち読みしてしまった。(笑)
145広川太一郎ファン:01/09/05 21:21 ID:.6pXcfmE
赤い本?だったりなんかして

感動したとかそういうんじゃなくて、大概の人のストライクゾーン
外してるんだけど、自分にとっちゃ絶好球?てな本てことで。
ワシのバヤイは
ドナルドEウエストレイクの「ドートマンダー」シリーズっす。
レッドフォードで映画にもなった「ホットロック」とか、最近映画化
された「最高の悪運」とか。天才的な泥棒なんだけど、なぜかいつも
ツイてない。ホットロックでは同じ宝石を5回も盗むはめになる。
導入部、ドートマンダーが刑務所から出所してくるあたりで笑える人って、
楽しく酒が飲める人だ。と思う。たぶん。
(話は変わるが、ワシもリプレイは30代以上板にぴったりだと思う)
146>109イイネ!:01/09/05 21:49 ID:Nj7g/EGY
ダン・シモンズ「ハイペリオン」(シリーズ)
・・・SF嫌いだったんだけどね。
ディーン・R・クーンツ「ウォッチャー」
・・・ミステリー嫌いだったんだけどね。
ダニエル・デフォー「イギリス経済の構図」
・・・有名な人の経済本です。
147マラブンタ:01/09/05 22:08 ID:iQQV4Exc
はてしない物語=ネバーエンディング・ストーリー原作
ゴーストバスターズ
バットマン(マイケル・キートン版映画の小説)
西遊記
水滸伝

コナンドイルの「失われた世界」
http://www.gutenberg21.co.jp/lostWD.htm

トリフィドの日
http://www.ethics.bun.kyoto-u.ac.jp/~kodama/literature/triffids.html

子供っぽいのばっかり…
148大人の名無しさん:01/09/05 22:16 ID:B1RedfLc
ノストラダムスの大予言

28歳で死ぬのはいやだと思った。
まだみんな生きてる。よかった。
149大人の名無しさん:01/09/05 22:34 ID:qybVDsF.
>>148
うんうん。
そうしてみんな、こうしてマターリしてる。
150大人の名無しさん:01/09/06 19:28 ID:W6jZJ5fk
ハマッタといえば・・・

平井和正「ウルフガイ」「アダルト・ウルフガイ」シリーズ
(青や赤の斜め縞のやつ)

初めて触れたのは中1?の頃、「狼のレクイエム」が出版された直後だったか?
ありゃーはまった。
「幻魔大戦」あたりからは読む気もせんが。
151大人の名無しさん:01/09/06 20:37 ID:Kbdya5EM
虎4萌え!

でも嫁さんにするなら、虎2かな(藁
152大人の名無しさん:01/09/06 21:51 ID:xd6A/Brw
高校生の時に読んだ
田中英光「オリンポスの果実」。新潮文庫。
最後のページを開いて
目に入ってきた最後の一行。
頭がひっぱたかれたような気がした。

30代以上板の人たちなら
きっと共感してくれるものと思う。
153大人の名無しさん:01/09/06 22:43 ID:???
ドストエフスキー 『罪と罰』
154大人の名無しさん:01/09/06 23:26 ID:???
車谷長吉「赤目四十八滝心中未遂」
155 :01/09/06 23:43 ID:uhKvDr.c
シャーロックホームズだな。リアル厨房の頃。
156大人の名無しさん:01/09/06 23:53 ID:xd6A/Brw
>>155
ぼくも。ミステリー読むようになったきっかけ。
いろんな出版社から様々なジュブナイル版が
でていたけど、
消防〜厨房時代、図書館に通って
あらゆるシリーズを読みあさった。
うん。なつかしい。
157大人の名無しさん:01/09/07 00:03 ID:Myni4K8w
「青年は荒野をめざす」五木寛之
158大人の名無しさん:01/09/07 00:06 ID:199FoH2o
地球幼年期の終わり/アーサー・クラーク
2001よりこっちのがわかりやすくておもろかった。
159大人の名無しさん:01/09/07 00:18 ID:MY4Zc5Vw
>>141
筒井は好きだった。昔はね。
最近の作品はつまらん
160大人の名無しさん:01/09/07 00:22 ID:5fqvx4R.
エロトピア
161大人の名無しさん:01/09/07 01:08 ID:MM4fSstg
>>120
『ケインとアベル』に1票。これはすごく面白い。
私も何度も読みました。
2年位まえにNHK衛星でドラマもやってましたね。
同じく映像になった『マディソン郡の橋』も良かったです。
吉井妙子の『帰らざる季節』も何度も読みました。 
162金玉 ◆fqtxUMhY :01/09/07 01:11 ID:sFKax.Kw
『地下室の手記』(ドストエフスキー )
163大人の名無しさん:01/09/07 02:03 ID:HUOCEuQ.
漫画ですが、柳沢きみおの漫画は結構シリアスで好きです。
大市民とか。
164( ・∀・)y-~~+J:01/09/07 03:03 ID:yOJ5jAxI
星新一『声の網』
片岡義男『彼のオートバイ、彼女の島』
山上たつひこ『喜劇新思想大系』
165大人の名無しさん:01/09/07 12:37 ID:S/Eg7GBU
>>141
高校の頃読んだよ。夜通し本を読んだのは筒井さんが初めてだったな。
読んだ本は「俗物図鑑」。真夜中に声を出して笑ったよ。

>>150
ウルフガイも全巻読んだ。でも平井はあれだけだったね。ウルフガイだけ。
あれで全エネルギー使い切ったんだろうね。版元と喧嘩ばっかししてるし。

今読んでるのは、みやべーの「模倣犯」。面白いぜ、いまんとこはな。
166UMAっ子:01/09/07 13:22 ID:PBhnt7i.
『きょうりゅうのなぞ』
『世界の怪奇スリラーシリーズ全六巻』
が今でも好きだわ
167大人の名無しさん:01/09/07 15:11 ID:DaCOJN8M
小学生のころ親父が持っていた阿佐田哲也の『麻雀放浪記』、なんとなくドキドキしながら読んでた。
最近購入して改めて読んだが、こりゃやっぱり名作だと思う。
偏ったジャンルなので敬遠されがちだが、その完成度は更なる評価を得ていい。
168大人の名無しさん:01/09/07 16:22 ID:XX5j59C6
>>167
シブいところを突きますな〜。
私は麻雀を打つのでそっちの方から入っていったんだけど、
確かに「麻雀放浪記」って、すごく質のいい青春小説になってるんですよね。
169大人の名無しさん:01/09/08 00:20 ID:BvvyBH82
「ドサ健ばくち地獄」も名作だよっ!
170167:01/09/08 00:43 ID:XX5j59C6
おお、ありがとう。
次どれ読むか迷ってたんだ。早速探してみるな。
171大人の名無しさん:01/09/08 00:50 ID:???
>>169
どさ健、て、鹿賀?
172大人の名無しさん:01/09/08 00:53 ID:BvvyBH82
映画では鹿賀が演じてたけど・・・、本のイメージとは全然違うよ。
173大人の名無しさん:01/09/08 00:55 ID:???
>>172
きっと「まーじゃんほうろうき」(西原理恵子)とも違うよね。
(てか、どさ健なんて出てないし)(笑)
174コービー博士 ◆Dr.KBY0M :01/09/08 00:56 ID:???
>>167さん >>168さん >>169さん
『麻雀放浪記』『ドサ健ばくち地獄』
(・∀・)イイ!!ですね〜「親父が持っていた」には・・・ですが・・

『黄金の腕』『新麻雀放浪記』もお薦めします。
175大人の名無しさん:01/09/08 01:02 ID:???
「東一局五十二本場」短編集だがこれも傑作。
176( ・∀・)y-~~+J:01/09/08 01:25 ID:yOJ5jAxI
>>141
『アフリカの爆弾』は好きだった。
>>166
>『世界の怪奇スリラーシリーズ全六巻』
おー!小学校の頃、持っていたぞ。
写真やイラストが恐くて、
開けないページがあったよ。
177アポロ:01/09/08 04:44 ID:r.EqND96
何回も読み直してます。ストーリーテラーとして一押し。

・池波正太郎
『鬼平,梅安,剣客商売』
・(初期の)宮本輝
『錦繍,青が散る,優駿』
ここしばらく???ばかりなので,流転の海シリーズがとても心配。
・フレデリック フォーサイス
『戦争の犬たち,神の拳』
あとがきが意味深でした。
178大人の名無しさん:01/09/08 07:26 ID:BqbKgTm.
>>173
ちなみにサイバラは、麻雀超初心者の頃に、名作「麻雀放浪記」の存在を知らずに
あのタイトルをつけたとのこと。で、それを編集者に持っていったらえらく怒られたとか(藁

サイバラが描いている本はほとんど買ってるけど、鴨ちゃん(サイバラのダンナ)の
文章はひどくて、ちょっと読む気にならない。「アジア パー伝」はなんとか読んだけど、
「どこまでもアジア パー伝」は結局サイバラのマンガ部分だけ読んだよ。
179大人の名無しさん:01/09/09 00:24 ID:yKhxMtkw
>>177
梅安は読んだよ。
池波作品って、出てくる食い物が異常にウマそうに思えるんだよね〜。
180            :01/09/09 23:57 ID:713zwrPk
>>179
池波さんゆかりの食べ物屋を巡り歩いた事あります
古地図片手に。
181左腕のあばた:01/09/10 00:02 ID:hGhbI49c
サイバラのお友達でもある、ゲッツ板谷の「バカの瞬発力」
も〜、わろ〜た、わろ〜た。
182大人の名無しさん:01/09/10 15:20 ID:seJfOwLI
ギャビン・ライアルの初期4作
『深夜プラス1』
『最も危険なゲーム』
『ちがった空』
『本番台本』

30〜40代には主人公みたいになってるだろう。
なんて、厨房の頃は妄想していた。
幸せな頭の中身をしてたんだな(w
183大人の名無しさん:01/09/10 19:22 ID:r3KS9.5Q
そういえばシミタツが、「深夜プラス1」のパロ(というか翻案?)を書いてたね。
読んだけど、題名忘れたよ。
184大人の名無しさん:01/09/10 19:33 ID:nZw7XOho
シバレンの剣豪小説の主人公は、どれも同じようなタイプだけど、
俺にはジャストミートだった。
185大人の名無しさん:01/09/10 20:32 ID:eP7j04yU
>181 同じゲッツの「板谷バカ三代」のほうがもひとつおもしろいぞ。
186182:01/09/10 21:22 ID:seJfOwLI
>>183
ありましたね
ライアルの原作(?)にハマってた自分にとっては
読む事が辛くなる出来で3分の1で投げ出した。
今も家のどこかに埋まってるはず。
187大人の名無しさん:01/09/10 21:58 ID:ndavV.WU
「深夜ふたたび」では?
188大人の名無しさん :01/09/10 22:35 ID:LeOAi2wY
筒井康隆なら「我が良きウルフ」が好き。
読後、なぜだか涙がでた。
怖かったのは「黒い家」。映画より怖い。
あとは、
ジェフリー・アチャー「100万ドルを取り返せ!」その他短編集。
宮部みゆき「蒲生邸事件」「怪」。
小学生の頃、読んで爆涙したのは「ありがとうチモシー」
189大人の名無しさん:01/09/10 23:08 ID:lzjQuRgM
同意。>筒井康隆なら「我が良きウルフ」が好き。

宿敵同士の心の交流がジーンと来たね。
全体のトーンがこの板に合ってる気がする。(w
190大人の名無しさん:01/09/11 01:06 ID:4hwmpc/I
ぼくも同意。>筒井康隆なら「我が良きウルフ」が好き。
老いたルピナスキッドを残して
去って行く主人公。
中学生のぼくにも、とてもほろ苦いラストシーンでした。
191大人の名無しさん:01/09/11 09:31 ID:SG0.tuAY
ん?ウルフを残して去ってゆくキッドではなかった?

キッドの名を呼び必死で追い掛けるウルフの姿を
ミラー越しに見つけ、目頭を熱くするキッド...
192188:01/09/11 20:40 ID:aLVKBHYk
>>191
そうそう、久しぶりに街に帰ってきたキッドが、
懐かしい人々の出会って行くと、
落ちぶれたウルフが、昔と同じ口調で、キッドを挑発するの。

昔の経緯とか、ぜんぜん知らない筈なのに、なぜか懐かしさがこみ上げてくる。
筒井康隆の「懐かし系」作品、物凄いノスタルジー掻きたてられる。
「美藝公」とか。
(これは横尾忠則のアートもよかった)
193大人の名無しさん:01/09/11 21:23 ID:KDVnMtas
ウルフは白内障かなんかで目もよく見えず、
というかんじだったよね。
194大人の名無しさん:01/09/11 21:24 ID:l5/.KMxI
「我が良きウルフ」 コテハン キャスティング
  キッドの宿敵ウルフ    ・・・  ケンカ十段、フェラチ王  ← ダブルキャスティング
  キッドの恋人ラビット嬢  ・・・  クルパー
  タクシー運転手フロッグ  ・・・  血祭邪脳
  主人公キッド        ・・・  該当者なし(w イメージキャラならブラピ

看板職人さ〜ん、2作目の上映はこんなんど〜でっか?
195大人の名無しさん:01/09/13 06:41 ID:ZKzLrryc
「我が名は狼」…とは違うか(藁
196大人の名無しさん:01/09/13 20:55 ID:BHWgVHTU
ばく「神々の山嶺」
197大人の名無しさん:01/09/15 14:46 ID:QppyevCE
デズモント・バグリイの「高い砦」はどう?
198大人の名無しさん:01/09/16 07:55 ID:nC/K2bMg
坂口安吾「堕落論」
河合隼雄「母性社会日本の病理」
本田勝一「殺す側の論理殺される側の論理」
未だに俺の脳みそを縛っている。(笑
199大人の名無しさん:01/09/16 21:24 ID:qgt82OXw
有栖川有栖「双頭の悪魔」

江神シリーズの最高傑作。
っつーか、いいかげんにこれ以上の作品を書け(藁 >有栖川
200199ではないけど:01/09/16 21:54 ID:D8fiPg5.
綾辻行人「時計館の殺人」

館シリーズの最高傑作。だと思ってる。
っつーか、いいかげんに次回作品を書け(藁 >綾辻
201大人の名無しさん:01/09/16 22:03 ID:4xrm8uQ.
島田荘司「占星術殺人事件」

御手洗シリーズの最高傑作。
っつーか、いいかげんにこれ以上の作品を書け(藁 >島田

これ、デビュー作だしなあ…。そろそろ何か書いて欲しい。
202199ではないけど :01/09/16 22:13 ID:D8fiPg5.
>>201
島田荘司といえばどれも、ヨシ。
占星術、もちろんヨシ。
でもぼくは
「異邦の騎士」がいちばんせつなくて
すきだにゃ〜。
203文学ファン:01/09/16 22:46 ID:aYsuFmi.
太宰治、小学校から高校まで散々夢中でしたが、大人(?)になってから再読したら
また、違った味がありました。今の方が落ち着いて読めます。あと、トム・ピーターズ
の「ブランド人になれ!」サラリーマン大逆襲作戦1、がここ2年くらいのヒットです。
忘れちゃならないのが、佐藤愛子、「血脈」。サトウ八ロー嫌いになりました(単純
なんです)。佐藤愛子って、本当にコメディーを書く才能がありますね。この本は
ノンフィクションですが、自分や自分の家族なんかを、本当に客観的にみつめています。
ここまで、客観的になれるって言うのは、天性なのでしょうか?コメディーって、人間を
客観的にみるクールな目が必要なんですよね。すごい。
204大人の名無しさん:01/09/17 22:08 ID:gratIILI
ハヤカワから出てるペレケーノス(だったかな)って作家いいよ。あんまり評判に
ならないんだけど・・・。
205鬱35歳:01/09/17 22:22 ID:j5SQB2UU
「ポップ吉村のバイクスピリッツ」17年位前に読んで少し泣いた。
「原潜ポチョムキン撃沈」13年位前に読んで大泣きした。
206大人の名無しさん:01/09/18 16:07 ID:5V0V0yx.
なぜディック・フランシスが出ない?
207大人の名無しさん:01/09/18 22:28 ID:vhhpI6bo
確かに何故フランシスが出ないんだ?「利腕」最高。訳者のせいか?
208大人の名無しさん
海外の(クラシックじゃない)ミステリなら、
  デアンドリア「ホッグ連続殺人」
  スラデック「見えないグリーン」
がいい。

どちらも「意外な犯行動機」に分類される本格ミステリ。
読んで衝撃を受けろ!