本 日 の 日 経 新 聞 (5版)

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414釜洞礼 切痔郎
おとといのニュースですが・・・

「ゴルゴ13」でお馴染みのさいとう・たかを先生、紫綬褒章を受賞される!
「ゴルゴ13」や「無用ノ介」などで漫画界に「劇画」というジャンルを確立した、
さいとう・たかを(斉藤隆夫、67)先生が紫綬褒章を受賞された。先生は受賞の知
らせに「年齢的には引き時ですが、まだ頑張らねばと責任を感じます」と語る。
1968(昭和43)年に連載を始めた「ゴルゴ13」はこれまでに500話を超え、単行本が
130巻、販売部数は計約1億冊にも上る。史実や社会情勢を踏まえた上で、脚本や
作画を映画のように分けた独自の分業システムを構築、肉厚な物語を次々と生み出
してきた。長く読み継がれてきた「時代の常識や善悪に振り回されなかったからで
は」と分析する。最近の若手の作品について「私生活を扱ったものが多く娯楽性が
失われている。今回の受章が、綿密な調査をした上での娯楽性という"劇画の原点"
を見直す契機になってくれればうれしい」。(2003.11.2)

国際的に活躍する超A級スナイパーを描いた超ロングラン連載、「ゴルゴ13」
で知られるさいとう・たかを先生が紫綬褒章を受賞されました。
(──┬──__──┬──)じぃぃぃぃぃん…
ゴルゴ13はどの作品もおもしろく、まずはずれがないってのがいいっす。
そのなかでも名作をあえて挙げれば、
黄金の犬(130巻、リイド社)
すべて人民のもの(81巻)
白龍昇り立つ(119巻)
世紀末ハリウッド(120巻)
AT PINHOLE!(7巻)
などなど、きりがないっす。

・・・しかし、ゴルゴ13は国際的テロリスト。個々人の銃の携帯が自由で、銃を使った
犯罪が横行している、銃社会のアメリカで「ゴルゴ13」が描かれていたとしたら、
果たして日本ほど人気を博したかどうか・・・。リアルすぎて受け入れられないかも
・・・なんて思ってしまいました。