65 :
大人の名無しさん:03/10/05 06:44 ID:QryrhIvs
>>66 その人の話、おもしろいですね。
今日は、ちょっと離れたところにあるブックオフに遠征しましたが、
文学関係では特にこれといった掘り出し物もなく、
100円の『復活』(トルストイ)と『宮本百合子集』を買ってきました。
(マンガで、高野文子の『絶対安全剃刀』と『棒がいっぽん』が
美本で入手できたのはよかったです。)
今日は、大変に珍しいものを手に入れてしまいました。
ドストエフスキーの五大長編のひとつでありながら、
どこの出版社のものも絶版になっていて、図書館で借りるか
古書で手に入れるかしないと読めないという『未成年』です。
たまたま親の実家(現在、住人なし)に入る機会があったので、
押入れの中の古くて汚い本の束をあさってみたら、発見してしまいました。
父親の長兄(故人)の蔵書だったようです。
ネットで検索して、もよりの図書館の蔵書にあるらしいことは
わかっていたので、いずれ(と言ってもかなりの将来に)
借りて読むつもりでいたのですが、こうなってくると、
『悪霊』も読んで五大長編を全部読んでおこうかという空想を
現実のものにしてしまいたくなってきます。
昭和25年発行(初版は15年)の岩波文庫で米川正夫の訳です。
>>68 レス半ばで あ、それ岩波だ、と思い出しました。やはりそうですね。
父親(故人)の本棚にあったのを中学生の頃読んだ記憶だけ(これもだぁ)
あります。非常に読みにくかった思い出だけが甦りました。
たぶん途中で挫折しているはずです。
もう、実家にも存在しないだろうなぁ・・
コロッケ氏推薦の「おしゃべりな映画館」を読んでいるのですが、
ゆっくりビデオを見る時間が今はとれないので
フェリーニなどは老後の楽しみ、よだれや涙や鼻水をたらしながら
快楽に浸る事を夢見ながら、念のため地元のビデオ屋数件をチェックしたらば
なんとフェリーニは「8と1/2」しか無いんですよ。
その他も文芸作品の貧しいこと、暗澹たる気持ちになっていましたが、
ドストエフスキーを読むという楽しみもありましたね。
気温から考えると、夏はガルシア・マルケスも最適です。
『40代これから読みたい(読みなおしたい)本』というスレッドも面白いかもしれないですね
本は漫画しか読まないことに決めている
最寄の図書館で近々、不要になった本の叩き売りをするという情報を得ました。
仕事を抜け出して様子を見に行ってみるべきかどうか・・・
黄粉
なんとなく立ち寄ったブックオフで
また100円の箱入りの本を5冊買ってしまいました。
基本的に最近は拾い読みしかしていない。通読なんぞしてない。
別に私は料理するわけでもないが、資料の写真や図説がすごいぞ。
『日本料理技術選集・・・図説 台所道具の歴史』
大正元年発売のほかの釜の数倍の価格だったアルミ製釜『コゲツカズ』の広告も載ってるし、
自在鉤いろいろ、七輪いろいろ、いつの日にかちくまあたりで文庫化しそうである。
1000円。
と書き込むためにいま少し読んだ。はっはっは。
勢い込んで、夢野久作の大著「ドグラマグラ」を買ってきたのはいいが、
「ドグラマグラ」本編の前の短中編2作の途中で投げ出した。
毎晩挑戦するがいくらも読み進まんうちに寝てしまう。
電車の中で読む本じゃねぇーしなぁ。どうすべー
76 :
大人の名無しさん:03/12/02 13:39 ID:UjOdDQWo
「バカの壁」・・・それは、越えてはならない禁断の壁
ヘミングウェイの「老人と海」・・・ドザエモンになります
>>75 本編から読んじゃったらどうですか?
私はけっこう面白かったです。福岡出身でなじみ深い地名が
出てきたせいかな。
パウロコエーリョの
「べロ二カは死ぬことにした」
なんかのきっかけで読んだが
ちょっと、方向が違うみたいだけど
文化的に面白かったので2冊目を買いました。
好みが分かれそうな感じの本ですが
実は、まだ10ページしか読んでません。
2冊目は
「ピエトラ川のほとりで私は泣いた」
今年読もうと思っている本をメモしておきます。
まず、阿部和重の『ニッポニアニッポン』。
同じ著者の『シンセミア』がかなり評判がいいようで、
そちらも読むつもりでいるのですが、『シンセミア』はかなり長いので、
まずは、『ニッポニアニッポン』の方から。
これは、ネット漬けの引きこもりの少年が主人公のようなのです。
なぜ長編の『シンセミア』から読むのを避けるのかというと、
大西巨人の『深淵』が1月20日頃に発売されることになっているからです。
で、こちらは、発売されたらすぐに読みたいので、『シンセミア』を
読みかけのまま『深淵』が発売されてしまうという事態は避けたいのです。
その他、既に購入してあって、読むつもりでいるのは以下のとおり。
・中央公論社の『日本の歴史』
第23巻 大正デモクラシー
第24巻 ファシズムへの道
・『ママ・グランデの葬儀』ガルシア・マルケス
・『怒りの葡萄』スタインベック
・『武器よさらば』ヘミングウェイ
この他にドストエフスキーの『悪霊』やトルストイの『復活』も
読みたいものだと思っています。
第23巻 大正デモクラシー >今井清一
第24巻 ファシズムへの道 >大内力(兵衛の息子)
『怒りの葡萄』スタインベック
これは、キアヌ・リーブスの映画がそのまんまだった。
わーい、今気がついたので書いておきます。
私は、某大型古書チェーンでハードカバーの100円の本を
買うことが多いのですが、今日は、阿部和重の
『インディヴィジュアル・プロジェクション』
(超美本、紐のしおりを使った形跡なし)を見つけて、
700円でしたが買うことにしました。(定価は1400円)
他にいつものような箱入りの100円の本2冊と一緒にレジに持っていったら、
レジのお姉さんは、どうもよく確かめなかったようで、
100円3冊でレジを打ってくれました。
自分でも、いつも100円の本ばかり買っているので、
お金を払う時には間違いに全然気がつかずにいました。
ま、黙っているのは悪いような気も少しはしますが、
つげ義春の漫画「古本と少女」を思い出して、
あのレジのお姉さんは私に安くてよい本をたくさん読んで欲しいと
思っていて、わざと100円でレジを打ってくれた
ということにしておきましょう。
85 :
大人の名無しさん:04/01/05 17:47 ID:EMrKr+BK
>>83 私も100円の本ばかり買ってます。
100円ならはずしても別に気にならないので嬉しいです。
最近のはずしたのは「浅○隆」かな・・・
昔から100円の古本屋さんがあったら自分はもっと本を読んでいたと
思います by 貧乏
>>85 100円だと、すぐに読む気がなくても、
とりあえず買っておいて、あとで読めればいいや
なんて思って、どんどん買ってしまいますね。
私は、100円の文庫もよく買いますが、それ以上に
文学全集などの100円本は、文庫一冊分以上の中身が入っていたりして、
文庫以上に躊躇なく買ってしまいます。
>>89 表紙もエッチですが、裏表紙も負けないくらいエッチなんですよ。
でも、ネット上にはないようですね。
ちなみに、裏表紙の折り返しには著者の顔写真があります。
91 :
大人の名無しさん:04/01/09 17:26 ID:ZKlBUBiV
今日も100円で買ってしまった。落合信彦しりーず
300円でロマン・ロランの『ジャン・クリストフ』全3巻を揃えました。
まともに売られた様子も読まれた形跡もありません。
93 :
大人の名無しさん:04/01/11 01:29 ID:ZqXIHmiC
94 :
大人の名無しさん:04/01/11 01:53 ID:KXltKCgV
>92
岩波じゃないやつ?
岩波は全4巻
>>94 河出書房版世界文学全集の第34巻〜第36巻です。
訳者は片山敏彦(岩波文庫の『ベートーベンの生涯』の訳者)です。
文学全集などの箱入りハードカバーの本は、文庫版と比べると、
一巻あたりの分量を増やして、巻数が少なくなっている場合がありますよね。
トルストイの『戦争と平和』も文庫で4巻のところを
集英社の全集では全3巻ですし、『アンナ・カレーニナ』では
全1巻になっている版もあります。
96 :
大人の名無しさん:04/01/13 21:25 ID:KcLKabTa
誰か面白い作家を教えてけれ。自分は落合信彦とか
家田荘子だけど・・・
今晩の文学板は、芥川賞祭のようですね。
98 :
大人の名無しさん:04/01/17 00:48 ID:O18+ao7R
>>96 落合信彦の小説は面白いよね。
海外を舞台にした落合信彦の小説が好きなら船戸与一なんかいいと思うよ。
特に「猛き箱舟」がお奨め。
内容は血沸き胸躍るハードボイルド小説。
騙されたと思って読んでみて。後悔はさせないよ。
なんだか文学板はいつまでも芥川賞祭だなぁ、と思っていたら、
なんと、人大杉でスレを読めなくなってしまっています。
大西巨人の新刊『深淵』(上・下)を買ってきました。
併せて、阿部和重の『シンセミア』(上・下)も買いました。
しばらくはこのあたりを読みつづけることになります。
さて、私は本を部屋に探しに行ったのだった。
いくら探しても見つからない。
自慢したかったのに見つからない。
引越しの時に捨てたわけもない。なのにみつからなーい。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
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|:: ,-っ (●) (●) | ,-っ どこにいったんだよっ!
|:: / _) \___/ |(っ)
ヽ \/ ノ
>>101 時空の狭間にでも消えたんだろう。
俺も引越しで貴重な本を紛失した。
あの本があれば考古学史に残る偉大な発見がなされただろうに。
ロンゴロンゴ文字と同じく、永遠に解明されない闇へと葬られた。
ビチ(`3´) ルリン♪
104 :
大人の名無しさん:04/01/27 13:11 ID:MMdHUQ9r
10代後半から20代前半まで、背伸びしまくってかなり渋めの本を読んでいたけど、
30半ばになって、専業主婦でこれからもっと読む!と思ったものの・・・
案外、ハ−ドで進まんわ。
ベットの上にある「罪と罰」はいつまであるか?
もう、芥川賞を手に取る気分にはなれないのじゃよ。
105 :
大人の名無しさん:04/01/27 22:36 ID:dSvKvyVd
ホッブズ「リヴァイアサン」1〜4巻 92年改訂版が岩波文庫から久々の増刷
行きつけ書店では一巻は完売(最後の1冊は俺が買った)
他のは2〜3冊残ってるだけだった。
書店の人はそれぞれ10冊入れたと言ってた。
案外待ち望んでた人多いし、一部の人達にはブームなので
新しいのが欲しい人は早めに買っておく事を勧めます。
前から欲しいと思っていた講談社の『類語大辞典』を
思い切って買ってしまいました。
ここ数日は万年青にかんする書籍ばかり買ってる
次は盆栽になる
109 :
大人の名無しさん:04/02/06 15:12 ID:cI88ENVM
今、目の前にあるのは民事法入門。
最近この手の本ばかり読み始めてる。
けっこうおもしろいよ。
雑誌『小説トリッパー』を買うために書店に行ったら
なかったので、取り寄せてもらうことにしました。
阿部和重『シンセミア』の大西巨人による
書評が載っているとのことなのです。
112 :
ギルー:04/03/30 11:11 ID:sIuMzZbm
>>79ソープさん
数ヶ月ごしの亀レスですが・・
友人が別の小説中のパウロコェーリョの引用に惹かれてまとめて買ったよ〜
というメールをもらい、その引用に私も興味を持ちブックオフで4冊買っちゃいました。
ラテン系の奇想天外を期待した私が悪い。
マルケスやプイグ、カルヴィーノはそう何人もいるわけではないですよね。
一冊100円でなかったら、少し内容を見てからにしたのに・・
”死海文章の謎”というたいそうな本。実は死海文章については、あんまり触れてない。
”シャーロック・ホームズ大全集”という本。実は編集が勝手に話を選んで載せている。本当の意味の全集じゃない。
全集と書かれている本の大半が代表作だけの抜粋で終わっている。
”タロット”という本。タロットの起源からして俗説しか載せてない。3000円もしたのに嘘が書いてある。
2000年問題に関する本の全般に言える事だが、”とてつもない事が起きる”と書いてあるのに、大した問題が発生してない。
114 :
ボルシチョフ ◆RmNH.4SGLY :
ノストラダムス系の本。予言の解読方法が無茶苦茶でこじつけばっかり。
”オカルト大全集”という本。中古本だったのに高かった。世界中の不思議なオカルト系の事柄を詳しく説明している。
星占い、タロット占いまで解説してある。錬金術、魔法、呪いものってる。大全集の名に恥じない内容。